ももクロ・有安杏果の脱退は“実質的な独立”か? スターダストとの契約更改交渉に応じず……

 アイドルグループ・ももいろクローバーZの有安杏果が、急きょグループを脱退することが発表され、ファンを騒然とさせた。

 1月15日に公式サイトで発表され、その1週間後の21日に行われるライブをもって活動を終了するという。近年、アイドルグループからのメンバー脱退は、早めに発表して「卒業ビジネス」につなげるケースが多かったが、今回は、そんな余地はほとんどない。

 所属事務所のスターダストプロモーションは「本人の“普通の女の子の生活を送りたい”という想いを尊重し、同日、弊社との専属マネジメント契約も終了することといたしました」と報告したが、同時に「突然のご報告となりまして誠に申し訳ございません」と、異例の謝罪文を添えた。有安の脱退は事務所にとっても不本意な結果だったことがうかがえるが、実際に事務所関係者から「契約更改の交渉に応じてもらえなかった」という無念の声も聞かれた。

 有安は幼少のころからタレント活動を始め、2009年に、ももクロに中途加入。昨年、メンバー初のソロアルバムを発売し、日本武道館での単独公演を開催する人気メンバーだった。

 しかし、グループ卒業後は芸能活動から離れるとしており、メンバー全員が契約していたキングレコードとのアーティスト契約も終了する。芸能マネジメントに詳しい関係者によると「契約上、昨日辞めると言って今日辞められる世界ではないので、早くから辞める話があったはず」だという。

「通常、契約中に更改時より先の仕事予定も入れていくので、どんどん先の予定が決まっている中で、急に辞めると言えば問題も出てくる。でも、今回そうしたトラブルは一切、耳にしないので、有安さんはかなり早くから事務所サイドに契約更改の意思がないことを伝えていたはずです。それに対して、事務所側は長く引き留めの交渉をしていたものの実らず、ギリギリの発表になってしまったのでは? 本来、有安さんの意思が固いとわかっていたら、もっと早く発表させればよかったんですが、グループ全体で入れたい仕事もあったんだと思います。例えばCM契約などは、5人だから成立していたものもありますからね。おそらくは急な発表というのは事務所サイドの意向であって、有安さん本人がそうしたかったわけではないのでは」

 一部メディアによると、本人は脱退を2年前から考え、昨年3月の大学卒業後に決心したという。メンバーに伝えたのは昨年12月だったというが、常識的に考えれば、この時点ですでに事務所には辞める意向を伝えていたはずだ。メンバーの中には「急な報告で混乱した」(佐々木彩夏)と明かす者もいたが、今後は残された4名で活動を継続する。

 気になるのは、有安が「芸能活動を離れる」とは言っているものの、引退自体は否定していることだ。一部メディアに「引退と取る方はいると思いますけど、私は卒業と言っています」「音楽自体は好きなので、これからも勉強することはある」と話している。

「ひょっとするとソロ活動などを通じて、グループとは別に活動したくなったのかもしれません。そのために脱退となると事務所との関係も険悪になりがちなので、『今後はあくまで白紙』として、まず辞めるという選択をした可能性も。上手な形の独立という気もします」(前出関係者)

 本人は「何も予定のない日々を人生で一度くらい過ごしてみたい」としているが、休養期間を経た後の動きにも注目だ。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

ももクロ・有安杏果に“卒業の予兆”はあったのか? マジメすぎるがゆえの「気難しさ」に関係者も困惑

 ももいろクローバーZの有安杏果が15日、グループを卒業し、芸能界を引退することを発表した。21日に幕張メッセで行われるライブが最後のステージとなり、発表から1週間で引退という異例の事態となった。

 引退後は「普通の女の子」になりたいという有安。引退については、ずっと考えていたとのことで、昨年末にメンバーたちに打ち明けたという。

 寝耳に水の電撃引退となったが、その予兆は少なからずあったようだ。音楽業界関係者はこう話す。

「テレビやラジオの収録の合間に、有安以外の4人のメンバーはワチャワチャはしゃいでいるのに、有安だけが無口になっているという場面は何度か目撃しています。“ちょっと疲れているのかな?”くらいに思っていたスタッフも多かったようですが、もしかしたら、ももクロとしての活動に疑問を持っていたのかもしれませんね」

 別の関係者はこんなエピソードを明かす。

「ある収録の時、待ち時間が結構長かったんです。ちょっと広めの控室と、着替えなんかをする楽屋が用意されていて、有安以外の4人は広い控室のほうで、スタッフを交えて談笑していたんですが、有安は楽屋に1人でこもっていました。どうやら仮眠を取っていたようですが、いざ収録が始まるタイミングになっても、まったく出てこない。スタッフが呼びに行っても、なかなか返答がなく、結局出てくるまで30分くらいかかったんじゃないでしょうか。純粋にぐっすり寝てしまっていただけなのかもしれませんが、現場はヒヤヒヤでした」

 ももクロのメンバーたちといえば、常に明るくサービス精神も旺盛。マスコミ関係者の間での評判も上々だ。しかし、有安については「気難しい」というイメージもあったようだ。

「例えば高城れになんかは、取材時に答えにくい質問をされても、冗談を交えて面白おかしくネタにしてくれるんですが、有安は答えたくない質問には答えないし、リップサービスもほとんどない。すごくマジメで、ウソをつけない性格であるがゆえの、有安なりの誠実さなのだと思いますが、気難しいと感じていた関係者は少なくなかったようですね」(前出・音楽業界関係者)

 どうやら4人との間に性格的なギャップもあったといえそうな有安。そういったストレスの積み重ねが、引退への決断を後押ししたのかもしれない。