日本は今も鎖国状態が続いている。そう言うと、あなたは笑うだろうか。「江戸時代じゃあるまいし。東京オリンピックも始まるじゃないか」と否定するだろうか。もちろん、大手メディアは世界各国から選ばれた五輪選手たちの活躍を、連日にわたって伝えるに違いない。だが、その一方では日本の難民申請に対する法務省の難民認定率は0.53%(2020年)に過ぎず、入管こと出入国在留管理庁の収容所に入れられた外国人た…
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横浜流星の主演で『嘘喰い』実写映画化! 原作ファンが危惧する「ヒロイン・白石麻衣」と「ベッドシーン」報道
シリーズ累計880万部突破のギャンブル系人気バトル漫画『嘘喰い』の実写映画化が決定し、横浜流星が主演を務めることが2日に発表された。初の実写化にファンの期待が高まる一方、これに先立って一部で報じられていた「ヒロインの女組長役に白石麻衣」「ベッドのシーンがある」という内容に不安の声も集まっているようだ。
同映画は、迫稔雄氏が2006年から2018年にかけて「週刊ヤングジャンプ…
『おおかみこどもの雨と雪』は「理想化された母親像」を押し付けてはいない
2021年7月2日に『おおかみこどもの雨と雪』が金曜ロードショーで地上波放送される。細田守監督は今や国民的なアニメ作家だが、その作品群は往々にして毀誉褒貶が激しく、熱狂的な支持を得る一方で、激烈なまでの否定的な声もよく聞く。その中でも、『おおかみこどもの雨と雪』の「極端な母親像を理想化し押し付けられるようで嫌だ」という意見はとても切実なものだ。
作品に対して、そこまでの「嫌…
これぞ娯楽映画の王道! 往年の香港映画アクション&ボケと冴えない父親の哀愁が織り交ざる『ヒットマン エージェント:ジュン』
──劇場か、配信か。 映画の公開形態はこのどちらかに偏りつつあるが、その中間が存在していることを忘れてはならない。YouTubeやVODで見られる劇場未公開、あるいはひっそりと公開が終わってしまった傑作を加藤よしきが熱烈レビュー!
金がない。これ以上の…
“愛に生きる女”高岡早紀が連続殺人鬼を怪演!! 劇場版『リカ 自称28歳の純愛モンスター』
「雨宮リカ、28歳です」
高岡早紀が笑顔でその台詞を口にするたびに、死体の数は増えていった。東海テレビ制作、フジテレビ系列で2019年に放映された深夜ドラマ『リカ』は、連続殺人鬼役の高岡早紀の怪演ぶりが話題を呼んだ。自称28歳、独身の元看護師・雨宮リカが新しい愛を求める劇場版『リカ 自称28歳の純愛モンスター』が全国の映画館で公開中だ。TV版以上に、よりグロテスクに、よりおか…
『ヒノマルソウル』はオリンピック賛美のプロパガンダ映画ではない!その理由を解説
映画『ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち』が公開中だ。実は、本作の予告編を観た一部の人からは、その倫理観を疑う声が聞こえていた。
岡田准一じゃイメージが違う?『ザ・ファブル』原作ファンが導き出した「ピッタリな顔」はまさかのあの人!
漫画原作の実写化に違和感は付きものだが……。
南勝久氏の人気マンガ原作にした劇場版『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が6月18日に公開。同日には19年公開の『ザ・ファブル』が『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で地上波初放送となった。
主演のV6・岡田准一がノースタントでアクションシーンを演じた『ザ・ファブル』は興収17.7億円のヒットとなったが、原作ファンか…
映画『るろうに剣心』最新作、「あまりにも不運」と同情されるワケ! 「公開延期が裏目に」「これまでも山あり谷あり」
映画『るろうに剣心 最終章 The Final』が4月23日に公開され、映画ランキング(興行通信社調べ)で、2週目の『名探偵コナン 緋色の弾丸』に次ぐ、初登場第2位を記録したが、マスコミ関係者の間では「あまりにも不運」と同情されているという。
和月伸宏氏の人気漫画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』(集英社)を原作とした本作は、佐藤健を主人公・緋村剣心役に抜てきし、2012〜14年までに3作が制作され、いずれも大ヒットを記録。昨年、第4、5作目となる最終章2部作『The Final』と『The Beginning』がそれぞれ7月3日、8月7日より連続公開される予定だったが、コロナ禍の影響により、公開延期となっていた。
「そんな中、満を持して、今年4月23日から『The Final』が公開されたのですが、まさかの2日後、25日から、東京、大阪、京都、兵庫で緊急事態宣言が発令。該当地域の大手シネコンは休業を余儀なくされている状況だけに、興行的に大ダメージを食らっているといえるでしょう。以前は、『The Final』『The Beginning』2作で100億超えも夢ではないと騒がれていましたが、今の状況だと、おそらく予想を下回る結果になりそうです。公開を延期したのに、それが裏目に出たとは、本当に運が悪いとしか言いようがありません」(芸能記者)
『るろ剣』の映画版は、「これまでも山あり谷ありだった」(同)という。
「17年には、和月氏が児童ポルノ動画を所持していたことが発覚し、書類送検されるという事件が起こりました。また昨年5月には、『The Final』『The Beginning』に雪代縁役で出演する新田真剣佑が、緊急事態宣言下で沖縄旅行に訪れて大バッシングが吹き荒れ、さらに同年9月には、第2作以降の主要キャストの一人である四乃森蒼紫役・伊勢谷友介が、覚醒剤取締法違反で逮捕されています」(同)
こうした幾多のトラブルを乗り越えようやく公開にこぎ着けただけに、本シリーズのファンはSNSで、『The Final』『The Beginning』に温かいエールを送っているようだ。
「先に公開された『The Final』に対しては『アクションがすごい』『意外な展開が多くてドキドキした』『剣心、かっこよかった!』などの声が上がっています。特に真剣佑の殺陣シーンは大好評のようで、『さすが世界的アクションスター・千葉真一の息子』という声が多く聞かれますね。また、緊急事態宣言によって興行成績が低迷することを気にしているファンからは、『地方勢、頼んだ』といった声援も飛んでいます」(同)
3回目となる今回の緊急事態宣言は5月11日までとされているが、6月に『The Beginning』が公開される際、まさかの“4回目”とならないことを祈りたい。
『鬼滅の刃』歴史的大ヒットで存在感ゼロ!? 同時期公開の“不運すぎる”邦画4作品
アニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の大ヒットが続いている。東宝・アニプレックスの共同配給で昨年10月16日に公開となった同作は、全国365館+iMAX38館という大規模上映を展開し、累計動員2644万人、興収は361億円(1月19日時点)を突破。国内歴代1位の記録を更新中だ。
コロナ禍のエンタメ界にとって、久々に希望をもたらす明るいニュースとなった一方、鬼滅ブームに追いやられ、存在感を失った同時期公開の邦画も多く存在する。業界関係者が「鬼滅にやられた……!」と嘆く作品とは――?
まず挙げられたのは、吉高由里子と横浜流星がダブル主演を務めた『きみの瞳(め)が問いかけている』(昨年10月20日公開、配給:ギャガ)だ。
「普段であれば一定の動員が見込める、泣ける純愛モノ。吉高が不慮の事故で視力と家族を失ったヒロイン、横浜はある罪を犯して夢を諦めた元天才キックボクサーという役どころでした。韓国映画『ただ君だけ』のリメークで、“胸キュン映画の達人”と呼ばれる三木孝浩が監督。公開規模も全国346館と力が入れられていましたが、初週土日の動員で、公開2週目の『鬼滅』に200万人以上の差をつけられ、話題にならないままフェードアウトしてしまいました」(芸能ライター)
続いては、星野源と小栗旬がダブル主演の『罪の声』(昨年10月30日公開、配給:東宝)。
「作家・塩田武士のミステリー小説『罪の声』(講談社)の実写化で、グリコ・森永事件をモチーフとした骨太のストーリー。脚本をドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)などで知られる野木亜紀子氏が務めていることや、星野と小栗の初共演などで注目度は高く、全国344館で上映がスタートしたのですが、こちらも『鬼滅』と公開時期がかぶったために初週1位を逃して2位止まり。その後、徐々にランキングを下げていきました。同作は鑑賞者の評判がかなり高かったため、制作サイドも悔しい思いをしたでしょうね」(同)
綾野剛主演の『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』(昨年11月13日公開、配給:ワーナーブラザーズ)も同様で、全国347館の大規模上映ながら、世間の印象にはさほど残っていない。
「こちらは作家・中山七里氏の小説『ドクター・デスの遺産』(KADOKAWA)が原作。闇サイトで安楽死を請け負う連続殺人犯“ドクター・デス”を追うクライムサスペンスでした。刑事役の綾野の相棒となるのは、北川景子。うまくいけば、新たなバディものとしてシリーズ化も見込めたかもしれませんが、やはり『鬼滅』にやられて日の目を見ずに終わった印象です」(同)
最後は大泉洋主演の『新解釈・三國志』(昨年12月11日公開、配給:東宝)。『今日から俺は!!』や『銀魂』シリーズなどのコメディー作品で知られる福田雄一が監督を務めた。
「大泉をはじめ、福田組と呼ばれるムロツヨシ、山田孝之、佐藤二朗、賀来賢人、橋本環奈、小栗旬ら豪華俳優陣が出演し、全国348館で上映を展開しましたが、初週でも『鬼滅』から1位を奪うことは叶わず……。大泉は昨年末の『第71回紅白歌合戦』(NHK)で司会を務めましたが、『鬼滅』主題歌を歌うLiSAの紹介中、『おかげで三國志っていう映画のヒットが目立たない』と恨み節をこぼす場面もありました」(同)
各作品とも力の入れようは伝わるが、歴代1位の“鬼”と出くわしたのは不運としかいいようがない。
役所広司、綾野剛、舘ひろし……イケメンが演じる令和の「ヤクザ映画」は抗争よりも人間を描く
今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。