『科捜研の女 劇場版』で未知なる細菌との闘い!放送22年目を迎える沢口靖子主演作の味わい

 科捜研の女vs.マッドサイエンティスト。テレビシリーズに続いて、沢口靖子が法医学研究員を演じる『科捜研の女 劇場版』(9月3日公開)は、シリーズ史上最強の敵となる天才科学者役の佐々木蔵之介と対決するスリリングな内容となっている。長年のファンだけでなく、テレビシリーズを観ていない人でも充分に楽しめる明快なミステリー作品だ。<…

続きを読む

三池崇史監督『妖怪大戦争 ガーディアンズ』7位スタート、公開3週目の菅田将暉『キネマの神様』は「共感できない」!? 映画動員ランク

 全国の映画館動員ランキング(興行通信社調べ、8月14日~8月20日)が発表され、映画『ワイルド・スピード ジェットブレイク』が、2週連続の1位を獲得した。

 同作は『ワイルド・スピード』の第9作シリーズで、第3作から第6作まで監督を務めたジャスティン・リンが復帰。ロサンゼルスを拠点にトラック強盗団を率いていた主人公のドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)が、かつての敵・サイファーと手を組んだ実弟・ジェイコブ(ジョン・シナ)の計画を阻止するため、再び戦いへと身を投じる様をど迫力のカーアクションで描く。動員数は公開から17日間で累計181万7795人、興収も27億5815万を記録するなど、人気シリーズとして貫禄の違いを見せつけた。

 続く2位は、細田守監督の長編オリジナル作品第6作『竜とそばかすの姫』がランクイン。幅広い層に支持される内容で、ネット上には「家族で見に行った」という書き込みも見受けられる。また、8月20日放送の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で7分48秒の“超重要シーン”がテレビ初公開され、これがSNS上で大きな話題になるなど、まだまだロングランが続きそうだ。

 3位には、人気コミックのアニメ劇場版3作目『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』で、観客動員数は累計で158万人、興行収入も20.6億円を記録するなど、過去2作を超えるヒットとなっている。ハリウッドでの実写化も決まっているが、8月17日には『アイアムアヒーロー』(2015年)でメガホンをとった佐藤信介氏が監督を務めるとのニュースが舞い込むなど、こちらも話題が豊富。『竜とそばかすの姫』同様、ロングランが期待される。

 4位も同じくアニメ『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』、5位には公開7週目の『東京リベンジャーズ』がランクインし、上位をキープしている。

 6〜8位は新作が続々とランクインした。まず6位は、公開2週目の『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』。本作は、DCコミックスの“悪役”たちで結成された「ザ・スーサイド・スクワッド」が、巨大な敵に立ち向かう姿を描くアクションエンターテインメントだ。公開以後、「dTV」で2016年公開の『スーサイド・スクワッド』の8月視聴数が「前月比約546倍に増加した」という驚きのニュースもあり、映画ファンの期待度の高さがうかがえる。

 7位は三池崇史監督最新作で、寺田心主演の邦画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』がランクイン。同作は、寺田演じる少年・ケイと多彩な妖怪が大冒険を繰り広げる様を描くファンタジーで、杉咲花、赤楚衛二ら人気キャストの出演も話題となっている。ネット上には「脚本が崩壊している」などの厳しい声や、「子どもと一緒に楽しめた」「娘の付き添いだったが、最後まで飽きずに見た」といった大人の感想も上がっており、賛否両論のよう。

 8位はライアン・レイノルズ主演のSFアクションコメディ『フリー・ガイ』。ルール無用のオンラインアクションゲーム「フリー・シティ」の世界を舞台に、プレイヤーたちに強盗されてばかりの銀行で窓口係を務める主人公の活躍を描く。全米での興収も良く、配給のディズニーは早くも続編の制作を決定したとか。ネット上でも「想像以上に面白かった!」「ゲーム好きとマーベル好きにおすすめ」「こんなに高揚したの久しぶり」など評価が高く、口コミによって動員を増やしそうだ。

 9位には、公開3週目の山田洋次監督最新作『キネマの神様』がランクイン。沢田研二、菅田将暉、永野芽郁ら人気キャストが名を連ねるも、ネット上では「登場人物の誰にも共感できなかった」「演出や台詞回しが古くさく感じる」といった声が多く、「なかなかストーリーに入り込めない」という感想が目立った。

 ドウェイン・ジョンソン主演の『ジャングル・クルーズ』も公開4週目を迎えたが、前週7位からギリギリ10位に踏みとどまった。北米での成績が良く、早くも続編の制作がウワサされているようだが、ネット上では「期待を裏切られてつまらなかった」「ディズニー映画ならば、何度も見たいと思えるような作品を作ってほしかった」など、ネガティブな感想も。続編が作られたとしても、日本でのヒットは難しいかもしれない。

【全国映画動員ランキングトップ10(8月14日~8月20日、興行通信社調べ)】

1位 ワイルド・スピード ジェットブレイク
2位 竜とそばかすの姫
3位 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション
4位 映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園
5位 東京リベンジャーズ
6位 ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結
7位 妖怪大戦争 ガーディアンズ 
8位 フリー・ガイ
9位 キネマの神様
10位  ジャングル・クルーズ

芦田愛菜の名演に「凄み」を感じたアニメ映画『岬のマヨイガ』がコロナ禍の悩みにも効く理由

 2021年8月27日よりアニメ映画『岬のマヨイガ』が公開される。

 本作は子どもから大人まで楽しめる良質な作品であり、後述する理由によりコロナ禍でさまざまな悩みを抱えた人にこそおすすめできる内容だった。そして、国民的な女優である芦田愛菜の声の演技の上手さが、本職の声優と全く引けを取らないこと、その「切実さ」が伝わることも重要だった。以下より解説していこう。

続きを読む

50年ぶりに発掘された歴史的な野外フェス!黒いウッドストック『サマー・オブ・ソウル』

 もうひとつのウッドストックをご存知だろうか? “愛と平和と音楽の祭典”と謳われた伝説のロックフェス「ウッドストック ・フェスティバル」が開かれたのが1969年の8月だった。40万人を超える観客がニューヨーク州郊外の避暑地に押し寄せた一大野外フェスとしてロックファンに記憶されているが、ほぼ同時期に注目すべき音楽の祭典が同じニューヨーク州のニューヨーク市内でも行われていた。同年6月29日から8…

続きを読む

村上春樹原作の映画『ドライブ・マイ・カー』約3時間があっという間だった理由

 2021年8月20日より『ドライブ・マイ・カー』が公開されている。本作は第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、日本映画では初となる脚本賞を受賞、ほか3部門にも輝く快挙を成し遂げた。

 本編は、文芸作品と呼ぶにふさわしいアート性があると共に、娯楽映画として存分に楽しめる内容だった。何しろ、上映時間が179分と長いにも関わらず、誇張抜きで(もちろん個人差はあるだ…

続きを読む

唐田えりか、宣材写真を一新して再始動!? 復帰作は先輩・有村架純の大ヒット映画の続編?

 東出昌大との不倫騒動で芸能活動を休止していた唐田えりかに、活動再開の動きが見えるという。

 注目されたのは、8月7日に更新された所属事務所のインスタグラム。ビルの非常階段と思われる場所でさまざまな表情を見せる唐田の姿が収められていたのだが……。

「唐田は昨年1月に東出との約3年にわたる不倫が発覚したことで、自身のインスタグラムのアカウントを削除するなど、以降は表…

続きを読む

北村匠海『東京リベンジャーズ』リピーター多数で大ヒット、Snow Man・ラウール『ハニレモ』ロングヒット中も賛否両論!? 映画動員ランク

 全国の映画館動員ランキング(興行通信社調べ、7月31日~8月6日)が発表され、7月16日公開のアニメーション映画『竜とそばかすの姫』が、4週連続で1位を獲得。公開から10日間で169万人を動員、興行収入24億円を記録する大ヒットとなっている。

 細田守監督の長編オリジナル作品第6作目となる本作は、心に傷を抱え自分を見失った17歳の女子高生が、巨大インターネット空間の仮想世界で未知の存在と遭遇し、成長していく様を描く。内容に関しては、公開時から賛否両論を巻き起こしていたが、細田作品で歴代興行収入1位を記録した2015年公開の映画『バケモノの子』の58億円を抜く日も近そうだ。

 続く2位は『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』が2週連続でTOP10にランクインした。劇場版29作目となる今回は、超エリート校の「天カス学園」に体験入学したしんのすけたちが、学園内で多発する謎の“吸ケツ鬼”事件を解決すべく、謎解きに挑む青春学園ミステリー。各映画レビューサイトでも大好評を得ていて、「大人でも泣ける」「こんなに感動するとは思わなかった」といった感想が多く、口コミで引き続き動員を伸ばしそうだ。

 3位は北村匠海主演の話題作『東京リベンジャーズ』が5週目のランクイン。公開から1カ月が過ぎ、観客動員240万人、興行収入32億円を突破する大ヒット作となった。ネット上には「もう一度見にいく!」「何度見ても面白い」などの書き込みも見受けられ、リピーターも映画館に足を運んでいるよう。どこまで記録を伸ばせるか、今後も注目が集まるだろう。

 夏休み期間中ということもあってか、4位以降もファミリー向け作品が目立つ。劇場版第3作となるアニメーション映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』は、初登場4位にランクイン。公開から4日間で動員72万人、興行収入9億4000万円を記録し、過去2作の初週売り上げを大幅に更新した。

 同作では、人口の約8割が超常能力“個性”を持つ世界で、全世界からヒーローが集結し「世界選抜ヒーローチーム」を結成。“個性”保持者のせん滅をもくろむ謎の集団から世界を救うため、戦いを挑むといった内容だ。なお、ゲスト声優として俳優・吉沢亮が参加している。

 5位はディズニーランドの人気アトラクションを実写映画化した、ドウェイン・ジョンソン主演のスペクタクルアドベンチャー『ジャングル・クルーズ』が2週目のランクイン。日本語吹き替え声優には、女優の木村佳乃、お笑いコンビ・ジャングルポケットの斉藤慎二が抜てきされ、話題を集めていた。北米での成績が良く、早くも続編の制作がウワサされているようだ。

 6位は『ワイルド・スピード』シリーズの第9作となる『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が35万人を動員、5億5300万円の興行収入を上げて初登場。同作は、シリーズ第3作から第6作まで監督を務めたジャスティン・リンが復帰し、ロサンゼルスを拠点にトラック強盗団を率いていた主人公のドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)が、かつての敵・サイファーと手を組んだ実弟・ジェイコブ(ジョン・シナ)の計画を阻止するため、再び戦いへと身を投じる様を、ド迫力のカーアクションで描く。

 当初は2020年に公開が予定されていたが、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い延期に。興行面での成功も一時は不安視されたものの、貫禄のTOP10入りとなった。ネット上でも「ここ最近の『ワイスピ』と比べても面白かった」「本来の『ワイスピ』の良さに戻り、見応えがあった」などと好評で、この夏、目玉作品の一つとなりそうだ。

 なお、7位にはアニメ映画『Fate/Grand Order 終局特異点 冠位時間神殿ソロモン』、10位には特撮ヒーロー映画『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』がランクインしている。

 8位はSnow Man・ラウールが初主演を務めた映画『ハニーレモンソーダ』。7月9日に公開され、今回で5週目のTOP10入りというロングヒットとなっている。同作は、村田真優氏による人気同名コミック(集英社)の実写版で、内気なヒロイン・石森羽花(吉川愛)と、クールな性格ながら、本当は優しい“レモンソーダ男子”の三浦界(ラウール)の恋模様を描いた青春ラブストーリー。

 制作発表時は「実写化してほしくない」といった原作ファンの声も多かったが、公開後は「原作の良い要素が美しくまとまっていて、傑作レベル」「最近の少女マンガ原作の映画の中でも最高級なのでは?」などと高評価されているよう。一方で、原作ファンからはやはり「原作が好きだから見たけど、主演は演技力がない」「キャストのファンなら楽しめると思う、原作ファンにはおすすめできない」といった厳しい意見も見られた。ラウールはこれが初主演となるため、今後の作品に期待したいところだ。

 9位は、08年にブロードウェイで上演され、トニー賞で作品賞を含む4冠に輝いた大ヒットブロードウェイミュージカルの映画化『イン・ザ・ハイツ』がランクイン。ニューヨーク・マンハッタンの“ワシントン・ハイツ”を舞台に、逆境を乗り越て夢に向かって突き進む若者たちの姿を、パワフルな歌とダンスで描く。16年公開の『ラ・ラ・ランド』をはじめ、近年は日本でもミュージカル映画のヒットが見られるが、同作も続くことはできるだろうか。

【全国映画動員ランキングトップ10(7月31日~8月6日、興行通信社調べ)】

1位 竜とそばかすの姫
2位 映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園
3位 東京リベンジャーズ
4位 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション
5位 ジャングル・クルーズ
6位 ワイルド・スピード ジェットブレイク
7位 Fate/Grand Order 終局特異点 冠位時間神殿ソロモン
8位 ハニーレモンソーダ
9位 イン・ザ・ハイツ
10位 セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記

2つの国の溝への葛藤をユーモラスに、爽快感抜群な演出で楽しませてくれる『パッチギ!』

 皆さんこんばんは、宮下かな子です。危険を感じてしまう程の猛暑日が続いていますが、皆さんご無事でしょうか?

 オリンピックも無事幕を閉じ、次はパラリンピックが始まりますね。普段スポーツを観る機会のない私ですが、オリンピック開催期間中は自宅にいれば何かしら競技を観戦していました。柔道阿部兄妹の金メダルも、混合ダブルス水谷伊藤ペアの逆転勝利も白熱の試合でしたし、新競技のスケートボー…

続きを読む