窪田正孝が、帰ってくる――。独自のゾーンを持つ人気実力派俳優の新作を、待ち望んでいた方も多かったことだろう。実は2021年はここまで、映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』での回想出演くらいしか、窪田の出演作がなかった。2020年はNHK連続テレビ小説『エール』に映画『ファンシー』『初恋』『映画 えんとつ町のプペル』と出演作ラッシュだったため、ファンは…
「映画」カテゴリーアーカイブ
ガラパゴス化した“もうひとつの日本”の実話! 南洋の孤島で戦い続けた最後の日本兵『ONODA』
日本における終戦記念日は1945年8月15日だが、海外の前線に送られた兵隊の中にはかなり遅れて日本の無条件降伏を知った者も少なくなかった。フィリピンのルバング島に配属された小野田寛郎陸軍元少尉も、その一人だった。彼が日本の敗戦を受け入れたのは、1974年3月10日だった。それまではジャングルに潜み、約30年間にわたって知られざる戦争を続けていた。日本だけでなく、世界を驚かせたこの事件を映画…
『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』が実話を『セブン』のように描くホラー映画になった理由
2021年10月1日より、映画『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』が公開される。
本作は「死霊館ユニバース」の第8作目。つまり、スーパーヒーロー映画のような「同一の世界観の共有」をホラーでやってのけているシリーズだ。とはいえ、ストーリーの連続性は比較的控えめであるため、今回も含めそれぞれが単体の作品として、予備知識がなくても楽しめる内容になっている。
今回の目…
木村拓哉&長澤まさみ『マスカレード・ナイト』公開2週目で1位、『科捜研の女 -劇場版-』は4週連続トップ10入り! 映画動員ランク
全国の映画館動員ランキング(興行通信社調べ、9月18〜24日)が発表され、木村拓哉と長澤まさみが出演する『マスカレード・ナイト』が公開2週目で首位に輝いた。
同作は、東野圭吾の小説を原作とする2019年公開の映画『マスカレード・ホテル』の続編。木村演じる刑事・新田浩介が、大みそかのカウントダウン・パーティーに現れる殺人犯を逮捕するために「ホテル・コルテシア東京」に潜入し、長澤演じるホテリエ・山岸尚美と事件解決に奔走する様を描く。
9月17日に公開されてから4日間で、動員は累計67万8,000人、興収収入9億4000万円を突破する大ヒットスタートで、その人気の高さがうかがえる。ネット上には「長澤まさみさんは、どんな役でも演技が素晴らしい」「長澤まさみの熱演に、思わず息を飲んだ」「すごく品のいい女優さんだなと思った。次回作があれば、ぜひもっと出番を!」といった声が多数寄せられており、長澤の評価が特に高いようだった。
2位は細田守監督の長編オリジナル作品第6作『竜とそばかすの姫』、続く3位は、同じくアニメ映画『劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編』が初めてランクインした。夢に向かって泳ぎ続ける青年たちの成長を描く大ヒットアニメ『Free!』シリーズ(TOKYO MXほか)の最終章となる劇場版2部作の前編で、ネット上では「早く後編が見たい!」「後編が気になりすぎる」など、早くも多くのファンが期待感を高めているようだ。
4位はマーベル・スタジオの最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』。日本での好評ぶりもさることながら、全米では累計興行収入が1億7,000万ドル(約195億円、Box Office Mojo調べ)を突破するほどの大ヒットとなっている。
主演のシム・リウをはじめ、アジア系の出演者がほとんどのため、公開前は「欧米を中心とする地域では動員が伸びないのでは?」との声もあったものの、“どこ吹く風”の快進撃を見せている。映画レビューサイトなどでも、「もう、最高すぎ! 私の中ではマーベル映画の歴代1位」「予告の時点では半信半疑だったけど、見て本当によかった!」といった絶賛が続出しており、ロングランも期待できそうだ。
5位はヒュー・ジャックマン主演の近未来SFサスペンス映画『レミニセンス』が初ランクイン。多くの都市が水没して水に覆われた世界の中で、人の記憶に潜入して、それを“時空間映像”として再現する「記憶潜入(レミニセンス)エージェント」を、ヒュー・ジャックマンが演じた。
CGを多用したSF大作ではあるものの、映画レビューサイトには「期待しすぎたのか、正直微妙な仕上がりだった」「なんだか中途半端な印象。予告が一番面白かった」「予算はかかってそうなのに、あまりにもつまらない」など、辛口のコメントが目立っていた。
6位は、堀越耕平氏の人気漫画『僕のヒーローアカデミア』(集英社)を原作とした劇場版アニメの第3弾『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』、続く7位には、King&Prince・平野紫耀、橋本環奈出演の邦画『かぐや様は告らせたい −天才たちの恋愛頭脳戦− ファイナル』がランクインした。
沢口靖子主演の『科捜研の女 -劇場版-』は、公開4週目も8位とトップ10入りをキープ。同作は、科学の力で難事件を解決する科学捜査研究所の法医担当・榊マリコ(沢口)の活躍を描く連続ドラマ『科捜研の女』シリーズ(テレビ朝日系)初の劇場版で、マリコは科学者の世界同時多発不審死に挑む。内藤剛志や佐々木蔵之介ら、脇を固める俳優も豪華だ。
長寿ドラマの劇場版とあって、もともと同作をテレビで視聴しているファンも映画館に足を運んでいるようだが、ネット上には「まったくの予備知識なしでしたが、説明セリフが多く、とてもわかりやすい」「ドラマ版を見てなくても、劇場版を楽しめた」といった声もチラホラ。映画から入ってドラマを見始める、といった選択もアリかもしれない。
9位には、公開12週目に突入した『東京リベンジャーズ』がランクイン。9月27日には、同作の興行収入が『るろうに剣心 最終章 The Final』(4月23日公開)の43.5億円を超えて、本年度の実写映画トップを記録したことが明らかに。9月26日までの観客動員は約328万8,000人、興行収入は43億8082万円を記録する大ヒットとなった。
また、10位にも公開8週目の『ワイルド・スピード ジェットブレイク』が登場。『劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編』『レミニセンス』がトップ10に初ランクインする中、ロングランを続ける2作が、あらためて人気の高さを見せつけたようだ。
【全国映画動員ランキングトップ10(9月18〜24日、興行通信社調べ)】
1位 マスカレード・ナイト
2位 竜とそばかすの姫
3位 劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編
4位 シャン・チー/テン・リングスの伝説
5位 レミニセンス
6位 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション
7位 かぐや様は告らせたい −天才たちの恋愛頭脳戦− ファイナル
8位 科捜研の女 -劇場版-
9位 東京リベンジャーズ
10位 ワイルド・スピード ジェットブレイク
トムクルーズもついに参戦!? 「東西冷戦」を描き切ったトンデモ(?)U-NEXT配信映画3本!
トム・クルーズが主演予定の次回作で初の宇宙空間での映画撮影に挑むという。15年以上にもわたる人気作『ミッション・インポッシブル』シリーズは、還暦を目前に控えたトムが前人未踏のアクションに挑むところが毎回の話題だが、それを上回り、宇宙空間で初めて映画を撮影した男となる! まさにミッション・インポッシブル!
ところが、ロシアで企画された映画がトムに先んじて宇宙空間で撮影される…
佐藤健、阿部寛と共演で打倒キムタク!新作映画で注目される「撮影中の苦境」とは?
鬼気迫る演技の“裏側”にも注目が集まりそうだ。
俳優の佐藤健が主演を務め、阿部寛と共演する映画『護(まも)られなかった者たちへ』の公開が10月1日に迫っている。
本作は「このミステリーがすごい!」受賞作家の中山七里のミステリー小説を実写化。東日本大震災から10年目の宮城・仙台で起きた不可解な連続殺人事件の裏に隠された真実が描かれるという。
「生…
アニメ映画『カラミティ』が描く「女らしさ」「男らしさ」からの解放
2021年9月23日より、フランス・デンマーク合作のアニメ映画『カラミティ』が公開されている。
本作は実在の女性ガンマンであるカラミティ・ジェーンの子ども時代を描いた作品だ。その波乱万丈の生涯は過去にも映画化されており、最近ではゲーム『Fate/Grand Order』のキャラクターとしても登場するなど、時代を超えて語り継がれる存在となっている。
今回のアニ…
実話ホラー『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』 1980年代の米国で開かれたオカルト裁判の顛末
超常現象の研究家として知られた米国人夫婦ロレイン&エド・ウォーレンを主人公にした「死霊館」シリーズは、実録ホラー映画として人気が高い。ジェームズ・ワン監督が手掛けた『死霊館』(13)、『死霊館 エンフィールド事件』(16)は世界各国で大ヒットを記録した。ジェームズ・ワンがプロデュースに回ったシリーズ第3弾『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(原題『THE CONJURING:THE DEVI…
松坂桃李と古田新太の男泣きで魅せる! 狂った運命の歯車が突き刺さる映画『空白』
俳優・松坂桃李の役作りは、最近ますます凄みを増している。
そう感じさせるのには役の幅広さの中に、ある共通する魅力があるからだ。しかもそれがすべて同じ演技に見えるというわけではなくて、全く異なるキャラクターの中に(松坂の本質にあると思われる)人間らしさを感じとることができる点だ。
例えば、現在公開中の『孤狼の血 LEVEL2』では、主人公・日岡を演じている。前…
荒井晴彦監督『火口のふたり』 なぜ映画はヌードを撮るのか? モラルや常識を剥ぎ取り映し出すむき出しの〝生〟
皆さんこんばんは、宮下かな子です。
100冊に絞るとまではいきませんが、順調に、家にある本の整理が進んでいます。
改めて再読してみたり、手放すものもあったり。高校生の頃から読了本を記録しているサイトがあるのでその時の感想の記録と比較してみると、かなり変化があって面白い。そのサイトの記録によると、私は8年間で約600冊の本を読んできたらしいです。マンガも含まれ…