2023年5月26日に全米で公開予定(日本では同年初夏公開予定)の実写映画版『リトル・マーメイド』のティーザー予告編が公開され、その総再生回数は1億回を超えている。だが、その話題の多くは、ポリティカル・コレクトネスに配慮しすぎだといった批判や、またその批判が人種差別的であるなどの論争だった。
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映画『マスク』当時、度肝を抜かれたのはVFXよりもジムキャリーの顔芸
今週の金曜ロードショーは視聴者から寄せられた「もう一度見たい」映画のリクエストにお応えする「金曜リクエストロードショー」。前回は5月に放送された『ショーシャンクの空に』で好評を博したこの企画、今回は1994年公開のコメディ映画『マスク』を放送。
冴えなく気弱で運の悪い銀行員の男が偶然拾った謎の仮面の力で超人に変身。これまでの自分とは正反対の性格になってしまった男はあちこちで…
『川っぺりムコリッタ』、一見スローライフ映画から漂う死の香り
※本記事は2P以降に、多少のネタバレがあります。
『かもめ食堂』が嫌だった
荻上直子監督作と言えば、『かもめ食堂』(06)を思い起こす方も多いだろう。筆者もそのひとりだ。
フィンランドの小さな日本食レストランを…
警察は暴力を許された職業なのか? SNS上の動画が訴える『暴力をめぐる対話』
無抵抗の市民を警棒で何度も殴りつける警官たち、車の中で怯えている市民を窓ガラスを叩き割って引き摺り出す警官たち、歩道にたたずむ市民に向かって手榴弾を投げる警官もいる……。どれもフランス各地で撮影された、フランス警察のリアルな姿だ。市民を守るはずの警察官たちが、平然と市民に暴力をふるっている。フランス映画『暴力をめぐる対話』(英題『The Monopoly of Violence』)は、世界…
のん主演映画『さかなのこ』“不思議なヒット”で唯一無二の存在感
能年玲奈ことのんの主演映画『さかなのこ』(9月1日公開)が各所で話題を呼び、じわじわと口コミで人気が広がっている。
「タレントのさかなクンの半生を描いた作品で、さかなクンに見立てた主人公の“ミー坊”をのんが演じています。さかなクン本人も“ギョギョおじさん”という役で出演していて、ある種のパラレルワールドとでも言いましょうか。監督の沖田修一氏は『横道世之介』など作家性の高い作品…
松居大悟、白石晃士、金子修介監督が新感覚ポルノに挑む「ロマンポルノ・ナウ」
「ロマンポルノ」といえば、映画会社の日活が1971年から始めた当時の映倫規定による成人映画の伝統あるレーベルだ。1988年までの18年間に約1100本もの作品が公開された。白川和子、谷ナオミ、宮下順子、美保純といったスター女優が活躍し、神代辰巳、藤田敏八、小沼勝、田中登、石井隆ら作家性の強い監督たちが数々の名作を残している。
そんな「ロマンポルノ」が令和時代に復活を遂げた。…
『るろうに剣心』原作ファンも納得の実写化成功例、唯一の穴「強引な脚本処理シーン」
今日の金曜ロードショーは2週連続『るろうに剣心』の後編、『るろうに剣心 伝説の最期編』を放送します。
前回のラスト、甲鉄船「煉獄」から突き落とされた薫(武井咲)を救うために荒れる海に飛び込んだ剣心(佐藤健)はそのまま波にさらわれ海岸に打ち捨てられたところを謎の男(福山雅治)に助けられる。この男こそ幼少の剣心に剣術と名前を授けた師匠の比古清十郎だった……。<…
極限状態に放り込まれるエンタメ盛り盛り映画『人質』と『ビースト』の魅力
9月9日より映画『人質 韓国トップスター誘拐事件』と『ビースト』が公開されている。この2作は「一手を間違えば死ぬ極限状態に放り込まれる」「上映時間が90分台とタイト」「エンタメ盛り盛りでずっ…
実録ミステリー『空気殺人』 大企業と国家が隠蔽しようとした家庭内大量殺人
恐怖は目には見えない形でやってくる。そんな可視化できない殺人鬼によって、幼児や妊婦たちが次々と犠牲となる痛ましい事件が起きた。さらに恐ろしいことに、その姿の見えない連続殺人鬼を野に放ったのは、大企業と国家だった。映画『空気殺人~TOXIC~』(英題『TOXIC』)は韓国映画が得意とする、実話をベースにした社会派ミステリーだ。
本作が題材にしているのは、韓国で起きた「加湿器殺…
窪田正孝の“主演映画”に周囲は警戒… 妻・水川あさみの洗脳、陰謀論報道の行く末
俳優の窪田正孝が、オムニバス映画『MIRRORLIAR FILMS Season4』(9月2日公開)内の『おとこのことを』で主演する。本作の監督は窪田の妻・水川あさみ。水川はこれが監督初挑戦で、公私ともに仲のよい夫婦の姿が垣間見られる作品となったが、窪田の関係者の間では“微妙な空気”が流れているという。
「窪田が水川と表立って仕事をしたり、水川のSNSに登場したりするのをよく…