12月3日公開予定のアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』の炎上騒動が起きた。90年代に放送されていたテレビアニメ版『スラムダンク』から「声優が総入れ替え」となり、そのファンから激烈な批判意見が続出したのである。
声優の交代そのものが炎上の理由ではない
見誤ってはならないのは、声優の交代そのものが炎上の理由ではないと…
12月3日公開予定のアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』の炎上騒動が起きた。90年代に放送されていたテレビアニメ版『スラムダンク』から「声優が総入れ替え」となり、そのファンから激烈な批判意見が続出したのである。
見誤ってはならないのは、声優の交代そのものが炎上の理由ではないと…
映画は基本的にフィクションの世界であり、脚本や演出に基づいて、俳優は架空のキャラクターを演じてみせる。だが、観客はしばしば、スクリーン上に映し出されたキャラクターと演じている俳優とを重ねて観てしまう。どんなに巧妙に演じられているキャラクターであっても、演じている役の仮面が外れる瞬間があり、俳優の素顔が見えてしまうことがあるからだ。ある意味、すべての映画はドキュメンタリー的な側面があるとも言…
2022年11月11日より『ドント・ウォーリー・ダーリン』が劇場公開されている。
初めに断言しておくと、本作は「何も予備知識を入れずに劇場に足を運ぶのがいちばん良い」。もちろん、公式サイトのあらすじや、予告編で示される情報は知って観ても問題ないのだが、…
週末のお楽しみ、日本テレビ系『金曜ロードショー』が今回放送するのは、2019年の本屋大賞受賞作品を映像化した2021年公開作品『そして、バトンは渡された』が地上波初放送です。
友達想いの小学生「みぃたん」(稲垣来泉)はシングルファーザーの父親、水戸秀平(大森南朋)に育てられている。泣き虫っこでいつもみぃみぃ泣いていることからこんな風に呼ばれるようになった。母親がいないことを…
仮想現実を舞台に繰り広げられる命懸けのデスゲームの様相を描いた大ヒット小説『ソードアート・オンライン』シリーズ(KADOKAWA)。そのリブート版をアニメ化した『劇場版 ソードアート・オンライン–プログレッシブ–冥き夕闇のスケルツォ』が、全国の映画館動員ランキング(興行通信社調べ、10月22日~10月28日)で1位に輝いた。
同作は物語の原点にあたる“アインクラッド編”をヒロイン・アスナの視点で再構築する完全新作アニメーション映画シリーズの第2弾。前作に引き続き河野亜矢子がメガホンをとる。
公開から9日間(+IMAX先行)で興収は6億306万円、動員は39万人を記録。この大ヒットを記念し、原作者・川原礫氏書き下ろしの「原作:川原 礫書き下ろし特典小説『七日目』」が11月5日から劇場で配布されるなど、入場特典やイベントも多く、話題性も高いことから、当分は動員を伸ばし続けるだろう。
2位には橋本環奈、眞栄田郷敦、山本舞香らが出演するホラー映画『カラダ探し』が入った。ウェルザードの同名人気ホラー小説を映画化した同作は、ある日突然、「殺されて終わる一日」が繰り返される死のループに巻き込まれた6人の高校生たちが、同じ一日から抜け出すために、力を合わせて恐怖に立ち向かっていくさまをスリリングに描く。10月30日までの動員は57万人、興収も6億9500万円と、7億円間近のヒットを記録している。
続いて3位は、人気テレビアニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)の劇場版第15弾『ONE PIECE FILM RED』。同作の興収は累計(10月24日現在)で約173億5600万円、観客動員数も約1250万人を記録。歴代興行収入ランキングでは『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年)を上回り歴代9位にランクインする快挙を成し遂げている。8月6日に公開され、すでに約3カ月が経過しているが、10月29日、30日の土日興収ランキングでも1位に返り咲くなど、その勢いはクリスマスシーズンまで続くかもしれない。
4位は横浜流星と清原果耶が共演する『線は、僕を描く』がランクイン。水墨画の世界をモチーフにした砥上裕將氏の同名ベストセラー小説(講談社)を映画化した同作は、悲しい過去から立ち直れずにいる青年が、ひょんなことから水墨画という未知の世界に足を踏み入れ、さまざまな人との出会いの中で、過去を乗り越え成長していくストーリーだ。
派手さはないものの作品の評価はうなぎのぼりで、ネット上では「久しぶりに良い作品と出会えた」「横浜流星と清原果耶が美しすぎてうっとりした」「原作もまた読み直したい」「地味だけど良い映画だった」といった声が相次いでいる。
5位は清野菜名、松坂桃李、山田裕貴らが出演する『耳をすませば』が入った。1995年にスタジオジブリが、同名タイトルのアニメ映画を公開しているが、本作はアニメ版で描かれた中学時代だけでなく、完全オリジナルで10年後の物語を加えて実写映画化している。ジブリの名作を実写化したとあって見る人の目も厳しいのか、ネット上での評判はイマイチ。キャスティングへの苦言も噴出している状態だ。
6位は幸福の科学の総裁・大川隆法が製作総指揮・原作を務める『呪い返し師−塩子誕生』。同作の興収は公開24日間で動員50万人、興収6億2133万円を記録。女子校のオカルト研究会の部員が行った儀式によって呼び出された“呪い返し師”塩子が、呪いに苦しむ人々を救おうと奔走するファンタジー・ホラー・サスペンス映画だが、小規模上映映画としてはまずまずの成績を収めている。
7位には福山雅治主演の『沈黙のパレード』が入った。同作は、東野圭吾氏原作の人気ドラマ『ガリレオ』シリーズ(フジテレビ系)の劇場版第3弾。天才物理学者・湯川学が不可解な未解決事件に挑む様を描く。公開45日間で動員204万4070人、興収28億1496万円を記録しており、評価は上々。シリーズの興収は、08年に公開された第1弾『容疑者Xの献身』の49.2億円が最高で、この数字にどれだけ迫れるかが引き続き注目される。
8位は、人気ドラマシリーズ『七人の秘書』(テレビ朝日系)の劇場版となる『七人の秘書 THE MOVIE』。弱者を助け、悪人たちを懲らしめる“影の軍団”として暗躍する7人の秘書たちの活躍を描いた作品で、こちらは公開24日間で動員46万9443人、興収6億179万円を記録している。
そして、9位と10位にはアニメ作品がランクイン。9位は恋愛アドベンチャーゲームを原作とする大人気アニメ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE』(TOKYO MX)シリーズ劇場版第2弾『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』。10位は公開29週目の『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が入った。
『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』は10月28日から実施されたハロウィン期間のスペシャル上映が大好評で、30日までの累計興行収入は94億円を突破。『名探偵コナン』劇場版シリーズ歴代1位の記録を塗り替えている。
【全国映画動員ランキングトップ10(10月22日~10月28日 、興行通信社調べ)】
1位 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ
2位 カラダ探し
3位 ONE PIECE FILM RED
4位 線は、僕を描く
5位 耳をすませば
6位 呪い返し師−塩子誕生
7位 沈黙のパレード
8位 七人の秘書 THE MOVIE
9位 劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ
10位 名探偵コナン ハロウィンの花嫁
大地震、大火災、大水害、人喰いザメ、巨大隕石の落下、謎のウイルスの感染爆発……。さまざまな災害が人類を襲うパニック映画が、これまで数多くつくられてきた。韓国では実話系マッドマックス『モガディシュ 脱出までの14日間』(21)に続く、2021年の年間興収第2位の大ヒットを記録した『奈落のマイホーム』(英題『SINKHOLE』)は新種のパニック映画となっている。「シンクホール」と呼ばれる都市型…
人気テレビアニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)の劇場版第15弾『ONE PIECE FILM RED』が全国の映画館動員ランキング(興行通信社調べ、10月8日~10月14日)で前週に続いて1位に輝いた。同作は公開72日間で興収171億円を達成。興収200億の大台も視野に入ってきた。
そして、2位は福山雅治主演の『沈黙のパレード』。同作は、人気ドラマ『ガリレオ』シリーズ(フジテレビ系)の劇場版第3弾。天才物理学者・湯川学が不可解な未解決事件に挑む様を描く。こちらは公開31日間で動員186万人、興収25億円を突破。今後は、08年に公開された同シリーズ第1弾『容疑者Xの献身』の興収49.2億円を超えられるかが注目だ。
3位は公開2週目の『七人の秘書 THE MOVIE』がランクインした。同作はテレビ朝日系人気テレビシリーズ『七人の秘書』の劇場版。弱者を助け、悪人たちを懲らしめる“影の軍団”として暗躍する7人の秘書たちの物語だ。木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋、江口洋介らのドラマ版レギュラー陣に加え、劇場版には玉木宏、濱田岳、吉瀬美智子、笑福亭鶴瓶らがゲスト出演している。特に木村と菜々緒の演技が好評のようだ。
興収も公開10日間で4億、動員31万人を突破。SNSなどでは、木村と菜々緒の演技が好評で、今後も動員を伸ばしそうだ。一方、同作に関しては、広瀬が10月17日に都内で行われた舞台あいさつ中、発汗を理由に一時舞台を降りるハプニングがあった。広瀬は過去にも発汗で舞台あいさつを途中降壇したことがあり、体調面を心配する声も聞かれる。
4位は、幸福の科学総裁・大川隆法氏が製作総指揮・原作を務める『呪い返し師−塩子誕生』。同作は、女子校のオカルト研究会の部員が行った儀式によって呼び出された“呪い返し師”塩子が、呪いに苦しむ人々を救おうと奔走するファンタジー・ホラー・サスペンス映画だ。
また、AKB48及びSNH48の元メンバー・鈴木まりやが出演していることも話題になっているが、同教団の多くの映画で主演を務めてきた千眼美子は今回は出ておらず、SNSでは彼女の近況を案じる声も出ていた。
5位は作家・アーロン・ブレイビーによるベストセラー児童書シリーズをアニメ映画化した『バッドガイズ』がランクイン。同作はスリの天才ミスター・ウルフ率いるコワモテ個性派怪盗集団“バッドガイズ”の活躍を描く。
6位はテレビシリーズ『デリシャスパーティ・プリキュア』(テレビ朝日系)の劇場版で、公開4週目となる『映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢みる・お子さまランチ!』が入った。
続いて、7位は中田秀夫監督、嵐・相葉雅紀主演の『“それ”がいる森』。同作は、妻と離婚し、田舎町で農業を営む主人公と、突然訪ねて来た小学生の息子が、森で起こる不可解な怪現象に巻き込まれるホラー・エンターテインメント。ホラー映画のヒットメーカー・中田監督の作品で、かつ相葉主演とあって期待されていたものの、SNS上では「B級映画」「脚本、演出がひどい」「ツッコミどころが満載」といった声もあり、賛否が分かれている。
8位から10位はアニメ作品が入った。8位は恋愛アドベンチャーゲームを原作とする大人気アニメ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE』(TOKYO MX)シリーズ劇場版第2弾『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』がランクイン。
9位と10位には、並行世界で同時に進む2つのラブストーリーを描く『君を愛したひとりの僕へ』『僕が愛したすべての君へ』がそれぞれランクインした。2作品どちらにも宮沢氷魚、蒔田彩珠、橋本愛がヴォイスキャストを務めている。
「並行世界の理屈がよくわかんない」など賛否はあるものの、見る順番によって結末が大きく異なるといった試みは斬新だ。制作側は「どちらから見てもいい」と説明しているが、ネット上のファンの間では、その順番が議論されており、話題性が高まればロングランを記録する可能性もありそう。
【全国映画動員ランキングトップ10(10月8日~10月14日 、興行通信社調べ)】
1位 ONE PIECE FILM RED
2位 沈黙のパレード
3位 七人の秘書 THE MOVIE
4位 呪い返し師−塩子誕生
5位 バッドガイズ
6位 映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢みる・お子さまランチ!
7位 “それ”がいる森
8位 劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ
9位 君を愛したひとりの僕へ
10位 僕が愛したすべての君へ
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