日本テレビ系『金曜ロードショー』、2023年のスタートはジブリから! ということで新年初回の放送を飾るのは2004年公開、宮崎駿監督の『ハウルの動く城』。当時の邦画歴代最高のオープニング記録を達成し、最終興行成績は196億円に到達。自身が監督した『千と千尋の神隠し』に次ぐ、スタジオジブリ歴代2位の記録を誇る大ヒット作だ。『金ロー』初放送時の視聴率は32.9%! 主役のハウルは、声優を木村拓…
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ハリウッドタブーを暴く『SHE SAID/シー・セッド』 「裸の王様」が裁かれるとき
一本のネット記事が口火となり、#MeToo運動が世界に広まることになった。2017年10月、ハリウッドの大物プロデューサーだったハーヴェイ・ワインスタインは長年にわたる性犯罪を告発され、その結果、2020年に23年の禁固刑が下されている。この記事を取材・執筆したのが、「ニューヨーク・タイムズ」の女性記者ミーガン・トゥーイーとジョディ・カンターだ。2人を主人公にした実録映画『SHE SAID…
高橋一生『岸辺露伴は動かない』映画化で思い出される、もう一つの『ジョジョ』実写版“幻の続編”
高橋一生が主演を務めるドラマ『岸辺露伴は動かない』(NHK総合)シリーズの劇場版『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が、5月26日に公開されると発表された。原作は漫画家・荒木飛呂彦氏の人気作品『ジョジョの奇妙な冒険』(集英社、以下『ジョジョ』)の第4部「ダイヤモンドは砕けない」の登場キャラクター・岸辺露伴を主人公としたスピンオフ作品だが、ネット上には「山崎賢人主演の実写版はどうなった?」と疑問が出ている。
高橋の主演ドラマ『岸辺露伴は動かない』シリーズは、露伴が遭遇する奇妙な事件に、特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を使って挑む姿を描く。2020年12月に第1期(第1話~第3話)、21年12月に第2期(第4話~第6話)、22年12月に第3期(第7話~第8話)が放送され、毎回ネット上で大反響となった。
「『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』はフランス・パリのルーヴル美術館が舞台で、露伴は『この世で最も黒く、邪悪な絵』の謎を追うといい、撮影も日本だけでなく実際にパリで行っているそうです。ドラマシリーズから楽しんでいたネットユーザーの多くが、映画の情報解禁を受けて喜びの声を上げています」(芸能ライター)
『ジョジョ』の実写映画といえば、17年に『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』も公開されており、こちらは山崎が主人公・東方仗助を演じていた。
「実写版『ダイヤモンドは砕けない』は全国325スクリーンで大規模公開されましたが、興行通信社発表の映画ランキングトップ10では、公開2週目で圏外へ。記録的な大コケとなりました。ネット上の『ジョジョ』ファンにも不評で、『第一章』を掲げていたものの『第二章』の発表はいまだなく、すっかり“幻の続編”扱いされています」(同)
そんな中、高橋が主演した『岸辺露伴は動かない』シリーズが好評を博し、映画化もされることになったため、ネット上には「これほど期待値が高い『ジョジョ』映画は初めて」「『ジョジョ』の実写で、まさかスピンオフのほうがはやるとは」といった皮肉も寄せられている。
「ただ、一部ネットユーザーからは『山崎賢人の「ジョジョ」、酷評されてたけど結構好きだったから、続編待ってるよ』『漫画と分けて考えると、実写の「ダイヤモンドは砕けない」も面白かったと思う』という好意的な声も出ています」(同)
高橋の『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が成功した暁には、満を持して山崎の『ダイヤモンドは砕けない』の続編も制作されるだろうか。もしかすると、すでに同作は“なかったこと”にされているかもしれないが――。
『メタモルフォーゼの縁側』がBEST1!映画ライター・ヒナタカの2022年映画ベスト10
2022年もあっという間にすぎ、迎えた2023年。映画ファンにとっては、ああでもないこうでもないと、迷いながら決めた「年間ベスト10」がウェブなどで公開されている時期だ。
そもそも映画に順位などつけるものではない、という意見ももっともなのだが、やはり好きな作品を振り返るのは楽しく、他の誰かのベスト10も「その人らしさ」がわかるので面白く、他の誰かにとっては観る映画の参考にも…
坂ノ上茜、ガチンコアクション映画で肉弾戦演じるカノジョのガチ酒活・肉活トーク!
「顔面凶器」「Vシネマの帝王」の異名を持つ俳優・小沢仁志の還暦記念映画として、その生き様のすべてをぶつけた渾身のアクション映画『BAD CITY』(園村健介監督)が、1月20日より全国でロードショーされる。
犯罪都市・開港市を舞台に、地元ヤクザと韓国マフィア、巨大財閥の関係性を追う特捜班に“紅一点”配属される新人刑事・野原…
宗教二世の苦悩『REVOLUTION +1』ほか 2022年に話題となった日本映画たち
2022年の国内最大のニュースといえば、7月8日に奈良市で起きた安倍晋三元首相射殺事件に尽きるだろう。安倍元首相を自作した銃で襲った山上徹也容疑者の供述がきっかけで、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と安倍元首相をはじめとする政治家たちとの繋がりが明るみとなった。憲政史上最長となる政権を握った安倍元首相が襲撃された瞬間の映像は、テレビやネットで繰り返し流された。
この衝撃的…
映画『ホイットニー・ヒューストン』あまりにもったいない“注目されなさ”
『ホーム・アローン2』に潜む“問題場面”で抗議が勃発
世間はいよいよクリスマスシーズン。日本テレビ系「金曜ロードショー」の、4週連続「クリスマスに見たい映画」特集のオーラスを飾るのは、王道のクリスマス映画『ホーム・アローン2』を放送。地上波放送では12回目となり、クリスマスシーズンの放送は6回目の定番作品だ。
去年のクリスマスは自宅に置いてけぼりにされ、ホーム・アローン(自宅にひとりぼっち)にされたケビン(マコーレー・カルキン…
骨董品の世界を舞台にした地獄めぐり 映画『餓鬼が笑う』クリエイターズ対談
ガラクタ同然と思っていたものが数十万円や数百万円で売買されることもあれば、大金を払って手に入れたお宝が偽物であることもありえる。素人の目には、うさん臭くてヤバい人たちが潜むように感じられるのが骨董品業界だ。そんな骨董品の奥深き世界に魅了された餓鬼たちの姿を描いた映画『餓鬼が笑う』が、12月24日(土)より劇場公開される。
大金が飛び交う闇の競り市の様子がリアリティーたっぷり…
『THE FIRST SLAM DUNK』1位も“失速”の理由、Snow Man・目黒蓮のラブシーンが話題の『月の満ち欠け』は3位――映画館動員ランク
1990年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、93年にはテレビアニメ化もされた井上雄彦氏の大人気コミック『SLAM DUNK』を、新たな視点で描く新作劇場アニメーション映画『THE FIRST SLAM DUNK』が、全国の映画館動員ランキング(興行通信社調べ、12月3日~12月9日)で1位に輝いた。
原作者の井上氏が脚本と監督を務め、セルルックのCGを駆使した同作は、公開まであらすじなどを一切明かさないプロモーションが話題に。公開するやいなや大ヒットし、公開9日間で興収30億円を突破。観客動員数も約202万人を記録し、関係者の間では「100億突破も夢ではないのでは」との声も上がっているという。
だが一方で、初動のすさまじさに反して、日を追うごとに動員数が減っていっているとの指摘も。ネット掲示板では「初動型だった模様」「ファンは公開されてすぐ見に行くから、失速も仕方ない」「せいぜい40億くらいだと思う」など、興収はそこまで伸びないと予想する人も少なくないようだ。
2位には新海誠監督のファンタジー長編アニメーション『すずめの戸締まり』が入った。こちらは公開から31日で動員約636万人、興収85億円を突破。配給元の東宝は100億円どころか興収150億円を見込んでいるとの報道も出ている。公開初週だった『THE FIRST SLAM DUNK』に押されての2位となったが、まだまだ人気の衰えは感じない。冬休みシーズンを考えれば、今後もロングランを続ける可能性は高いだろう。
3位には大泉洋、有村架純、Snow Man・目黒蓮が出演する『月の満ち欠け』がランクイン。同作は人気作家・佐藤正午氏による直木賞受賞の同名小説(岩波書店)を映画化したミステリアス・ラブストーリー。生まれ変わりという不思議な奇跡によって、時空を超えて紡がれる切なくも数奇な愛の物語を描く。
ジャニーズファンを中心に、SNS上では目黒のラブシーンが話題になっており、「目黒くんの色気に惚れた」といった感想も。公開10日間で動員約49万人、興収6億円を突破。話題性の高さから、今後の展開にも期待が持てそうだ。
4位は人気WEB小説『転生したらスライムだった件』初の劇場版アニメ『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』が入った。
5位はドウェイン・ジョンソン主演の『ブラックアダム』。同作はDCコミックスを代表するアンチヒーローの一人である“ブラックアダム”を初の実写映画化したアクション・エンタテインメント。現代に甦った破壊神“ブラックアダム”と、彼を人類の脅威とみなすスーパーヒーロー・チーム“JSA(ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ)”の対決の行方を描く。興収面では10日間で動員約21万人、興収約3億円。
6位には嵐・二宮和也主演の『ラーゲリより愛を込めて』がランクインした。第二次世界大戦終了後にシベリアに抑留され、極限状況の中で懸命に生きた山本幡男氏の実話を描いた作品。原作は、辺見じゅん氏のベストセラー『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(文藝春秋)だ。監督は瀬々敬久氏で、共演に北川景子、松坂桃李、Sexy Zone・中島健人、寺尾聰ら豪華メンバーが名を連ねる。
7位には公開19日間で動員39万人超、興収約5億円を記録中の戸田恵梨香、永野芽郁出演のミステリー作品『母性』が入った。こちらも豪華キャストが話題だが、映画の出来に対しては辛辣な感想が多く、ネット上では「単純につまらない」「毒にも薬にもならない凡作」などの批判が散見される。
8位はロングラン中の『ONE PIECE FILM RED』、9位は妻夫木聡主演の『ある男』がランクイン。公開24日間で動員約36万人、興収は4億突破と、興収は『母性』を下回るが、SNS上での評判は良く、「上質なミステリーでとにかく引き込まれた」などと高評価の声が目立つ。
そして、マーベル原作アクション超大作「ブラックパンサー」の続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が10位だった。
【全国映画動員ランキングトップ10(12月3日~12月9日 、興行通信社調べ)】
1位 THE FIRST SLAM DUNK
2位 すずめの戸締まり
3位 月の満ち欠け
4位 劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編
5位 ブラックアダム
6位 ラーゲリより愛を込めて
7位 母性
8位 ONE PIECE FILM RED
9位 ある男
10位 ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
