弟子が暴力沙汰の加害者に……貴乃花親方、イライラの原因は“溺愛する娘の海外留学”だった?

 大阪で春場所開催中の大相撲に、またしても激震が走っている。

 18日、騒動の渦中にある貴乃花親方(元横綱)の弟子・貴公俊(たかよしとし=東十両14枚目)が、取組後の支度部屋で付け人の顔面を拳で複数回殴り、流血騒ぎを起こしていたことがわかった。貴乃花親方も貴公俊の暴力行為を認めており、9日目となる19日から春場所を休場させるという。

 元横綱による貴ノ岩への傷害事件をきっかけに、日本相撲協会と貴乃花親方の関係が冷え切っている中でのこの騒動。相撲関係者は「アマ(元日馬富士)の件であれだけ騒いでおいて、自分の部屋から暴力力士を出すとは笑止千万。ひとまず(貴公俊を)千秋楽まで休場させるようだが、今後の対応を誤れば角界内外から総スカンを食らうことになる」と眉をひそめる。

 そもそも、春場所は土俵での取組よりも、貴乃花親方の動向に注目が集まっていた。大きなミソがついたのは、場所前の3月9日。貴乃花親方が元日馬富士関の暴行問題をめぐって、日本相撲協会の対応を糾弾する内容の告発状を内閣府に、いきなり提出。場所が開幕してからも貴乃花親方は、仕事場であるはずのエディオンアリーナ大阪へ足を運ばず、欠勤を4日間続け、5日目からは顔だけ会場に出す超短時間滞在を決行。日本相撲協会執行部との全面的な対決姿勢を強めていた。そうした反抗的な態度を重ねたことにより、角界内では孤立無援、四面楚歌状態となっている貴乃花親方だが、プライベートにも大きな変化が起き、それが大きなストレスを招いていたという。

「有名私立高校に通う長女が、海外に留学することが決まり、家を出たというのです。溺愛する娘が家庭を離れることとなり、イライラを募らせる結果となってしまったようなんです。さらに、靴職人兼タレントとして活動している長男の花田優一が、なかなか仕事に恵まれず俳優転身を模索しているようで、それも気苦労となっているみたいです。そこに追い打ちをかけるように、先日は元婚約者の宮沢りえさんがV6の森田剛さんと結婚。各紙での報道で過去をほじくり返されることとなり、気が立っています。協会との関係にとどまらず家庭や報道への怒りやイラ立ちで気持ちを乱され、暴走気味になっているところに今回の弟子の暴力事件。さすがに親方の精神面が心配になりますよ」(別の相撲部屋関係者)

 あまりに不可解な行動を連発する貴乃花親方だが、その一方で相撲界の外、一般社会では根強い支援者も多いというが……。

「貴乃花部屋が春場所期間中に宿舎を構える京都府内の神社には、米や肉などの差し入れが例年の2倍以上届けられているようです。やはり相撲界のスーパースターだけに、これだけの騒動があっても、共感する人は多く、支援も広がっていました。それが部屋を支え、大きな力添えになっているのは確かです。ここにきて暴走気味の貴乃花親方から少しずつ世論も離れていっていましたが、まだまだ応援する人もかなりの数がいるんですが……。貴公俊の件は確かに痛手で、次の一手で世論を引き寄せられるかどうか、そこがポイントになる。いろんなストレスから感情的にならず、冷静に弁護士などの指示に従って行動してほしいものです」(同)

 暴行傷害事件の被害者から一転、加害者を出してしまった貴乃花親方。この土俵際で、どんな踏ん張りを見せるだろうか?

ついに火の粉は横審に? 大相撲「鶴竜復活&稀勢の里休場」という最悪のシナリオ

 日馬富士の暴行騒動に端を発する大相撲界の騒動は、横綱・白鵬や被害者の親方の貴乃花など、多方面に波及。初場所後に行われる理事選もひと波乱ありそうな異常事態となっている。そんな中で始まった初場所だが、このままの展開では、稀勢の里を横綱に推挙した横綱審議委員会が矢面に立つことになりそうだ。

 いろいろな意味で非常に注目が集まっている大相撲初場所。騒動とは無関係に満員御礼が続いているが、土俵を引っ張る3横綱はいずれも問題だらけだ。白鵬は、「かち上げ」や「張り手」を横審に問題視され、鶴竜は昨年6場所で途中休場が3回、全休が2回となっており、引退は目前。ただ1人の日本人横綱の稀勢の里も、「負けが込んで途中休場」というパターンが続いている。しかしどうやら、3横綱は三者三様に明暗が分かれそうだ。週刊誌記者が語る。

「すっかり悪役となった白鵬ですが、場所前の稽古総見では盤石の強さを見せ、本場所でも批判が殺到したかち上げや張り差しを封印しています。なので、初日と4日目の取組で古傷を痛めての休場は、無念というほかないでしょう。一方、引退は必至かと思われた鶴竜も総見では動きが非常に良く、勢いそのままに序盤戦はまずまずのスタートを切っています。これに対して苦しいのが稀勢の里です。総見でもまるで良いところがなく、状態を不安視されていましたが、案の定初日からつまずき、立て続けに金星を配給しました。このまま15日間相撲を取れるかどうか非常に怪しいところです」

 気がつけば、モンゴル出身力士がトップを走り平幕が追うここ数年の展開が繰り返されそうな状態。横審は、モンゴル出身横綱の取り口や立ち居振る舞いを問題視することで、稀勢の里への批判を交わしてきたきらいがあるが、このままでは横審への批判は避けらそうにない。

「横審は稀勢の里について、場所前に『初場所が全休でも進退を問わない』という見解を示しました。しかし似たような状況の鶴竜には、引退勧告こそしなかったものの、進退を問うような発言が幾度となく飛び出しています。同じように休場を重ねても、かたや進退は不問、かたや進退を問うのはどう考えてもえこひいきです。一方、白鵬のかち上げや張り差しへの批判ですが、これは過去の横綱もやってきたことです。朝青龍もやりましたし、大鵬や北の湖もやっています。ファンから『見苦しい』という意見が寄せられていることを横審は理由に挙げますが、金星を気前良く配給する横綱のほうがよほど見苦しいでしょう。いずれにせよ、もしこのまま休場が続いた鶴竜が2ケタ以上勝って優勝したり、横綱の義務を果たすようなら、稀勢の里への“贔屓の引き倒し”をしてきた横審こそ、その品格が問われることになります。そういった意味でも、今場所のモンゴル勢筆頭となった鶴竜が勝ち星を重ね、稀勢の里の負けが込む、あるいは休場といった展開は、横審にとって最悪のシナリオでしょう」(同)

 土俵際まで押し込まれた横審は“うっちゃり”を繰り出せるのだろうか。

ついに火の粉は横審に? 大相撲「鶴竜復活&稀勢の里休場」という最悪のシナリオ

 日馬富士の暴行騒動に端を発する大相撲界の騒動は、横綱・白鵬や被害者の親方の貴乃花など、多方面に波及。初場所後に行われる理事選もひと波乱ありそうな異常事態となっている。そんな中で始まった初場所だが、このままの展開では、稀勢の里を横綱に推挙した横綱審議委員会が矢面に立つことになりそうだ。

 いろいろな意味で非常に注目が集まっている大相撲初場所。騒動とは無関係に満員御礼が続いているが、土俵を引っ張る3横綱はいずれも問題だらけだ。白鵬は、「かち上げ」や「張り手」を横審に問題視され、鶴竜は昨年6場所で途中休場が3回、全休が2回となっており、引退は目前。ただ1人の日本人横綱の稀勢の里も、「負けが込んで途中休場」というパターンが続いている。しかしどうやら、3横綱は三者三様に明暗が分かれそうだ。週刊誌記者が語る。

「すっかり悪役となった白鵬ですが、場所前の稽古総見では盤石の強さを見せ、本場所でも批判が殺到したかち上げや張り差しを封印しています。なので、初日と4日目の取組で古傷を痛めての休場は、無念というほかないでしょう。一方、引退は必至かと思われた鶴竜も総見では動きが非常に良く、勢いそのままに序盤戦はまずまずのスタートを切っています。これに対して苦しいのが稀勢の里です。総見でもまるで良いところがなく、状態を不安視されていましたが、案の定初日からつまずき、立て続けに金星を配給しました。このまま15日間相撲を取れるかどうか非常に怪しいところです」

 気がつけば、モンゴル出身力士がトップを走り平幕が追うここ数年の展開が繰り返されそうな状態。横審は、モンゴル出身横綱の取り口や立ち居振る舞いを問題視することで、稀勢の里への批判を交わしてきたきらいがあるが、このままでは横審への批判は避けらそうにない。

「横審は稀勢の里について、場所前に『初場所が全休でも進退を問わない』という見解を示しました。しかし似たような状況の鶴竜には、引退勧告こそしなかったものの、進退を問うような発言が幾度となく飛び出しています。同じように休場を重ねても、かたや進退は不問、かたや進退を問うのはどう考えてもえこひいきです。一方、白鵬のかち上げや張り差しへの批判ですが、これは過去の横綱もやってきたことです。朝青龍もやりましたし、大鵬や北の湖もやっています。ファンから『見苦しい』という意見が寄せられていることを横審は理由に挙げますが、金星を気前良く配給する横綱のほうがよほど見苦しいでしょう。いずれにせよ、もしこのまま休場が続いた鶴竜が2ケタ以上勝って優勝したり、横綱の義務を果たすようなら、稀勢の里への“贔屓の引き倒し”をしてきた横審こそ、その品格が問われることになります。そういった意味でも、今場所のモンゴル勢筆頭となった鶴竜が勝ち星を重ね、稀勢の里の負けが込む、あるいは休場といった展開は、横審にとって最悪のシナリオでしょう」(同)

 土俵際まで押し込まれた横審は“うっちゃり”を繰り出せるのだろうか。

日馬富士の暴行事件に、とんねるずや中居正広も悲鳴!?「年末年始の特番に相撲取りが使えない……」

 日本中を揺るがした、横綱・日馬富士による暴行事件。いまだ全容の解明には至っていないが、その影響は角界のみならず、テレビ界にも波及していた。

 テレビ関係者が内情を明かす。

「この暴行事件により、日本相撲協会は、年末年始のテレビ番組への力士の出演を自粛することを決定。白鵬をはじめ、出演が内定していた力士も多かったが、テレビ局側と交渉し、ほとんどがキャンセルとなりました」

 春日野広報部長も「番組づくりが始まっていて、どうしても断ることができないケースもあるが、チャラチャラした番組には極力出さない」と話していたが、その結果、力士の出演が内定していた『全日本歌唱力選手権 歌唱王』『中居正広のスポーツ10番勝負(仮)』(日本テレビ系)、『とんねるずのスポーツ王は俺だ(仮)』(テレビ朝日系)、『演歌の花道 のど自慢SP(仮)』(テレビ東京系)は、企画とキャスティングが見直されることとなったようだ。

「テレビ出演は力士たちにとって直接ギャラを受け取れる、貴重な小遣い稼ぎの場。特に新春特番は各局とも奮発して、横綱なら1本200万円、大関で150万円、そのほかの幕内力士で50万円が相場となっています」(前出・テレビ関係者)

 騒動の時期と年末年始特番の収録時期が重なったのは、不運というしかない。バラエティ番組スタッフも、こう言って残念がる。

「太っている人はそれだけで面白いので、数字を持っている。テレビ界には“困ったときはデブキャラを使え”という格言があるほどです。マツコ・デラックスが体調不良でフル稼働できないことに加え、相撲ブームの勢いもあって、今年は例年以上に力士需要が高まっていた。普段見られない力士の歌唱シーンなどは、かなりの高視聴率が期待できたはずですから、番組スタッフはさぞかし無念だったでしょう。とはいえ、いまだ騒動は尾を引いたままで、のんきに歌なんか歌っていたら、局や相撲部屋に抗議電話が殺到していたでしょうね」

 来年末には、デンモクで頭を叩くコントができるくらい雰囲気が改善しているといいのだが……。

あの錦糸町飲み会で……大手メディアがひた隠す“貴ノ岩暴行事件”の「核心部分」

 一向に収束する気配がない大相撲の元横綱・日馬富士の貴ノ岩への暴行事件。時間の経過とともに、これが単なる酒の席でのケンカではなく、横綱・白鵬を中心とした“モンゴル力士会”と「ガチンコ」を提唱する貴乃花部屋の確執が背景にあることもわかってきた。

 そんな中、ある角界関係者が「マスコミは肝心な部分を隠している」と重大証言する。

 同氏が挙げたのは、暴行のあった酒席からさかのぼること1カ月前に開かれた、錦糸町での飲み会で起きたある“出来事”だ。

 東京・墨田区錦糸町のバーで、酒に酔った貴ノ岩は、モンゴル出身の若い衆に対して説教。声を荒らげるなどヒートアップしたため、同席していたモンゴル出身の元幕内力士、元十両力士らが「ほかにお客さんもいる。力士が大声出したら怖がられるから、やめなさい」などと、なだめようとした。これに貴ノ岩が反発し「俺は白鵬に勝った!」「あなたたちの時代は終わった」と口にしたことが、後に白鵬に伝わり、暴行事件の伏線になったと言われている。

 だが、前出の関係者によると、一連の貴ノ岩の発言に関する報道には、肝心な部分が抜けているという。

「『俺は白鵬に勝った』ではなく、厳密に言うと『俺は“ガチンコ”で白鵬に勝った』です。さらに『あなたたちの時代は終わった』も、私が聞いているのはニュアンスが違っていて『そういう時代は終わった』という言葉だったと聞いています。一聴すると大差がないように思うかもしれませんが、意図するところは全然違う。特に後者の『そういう時代』は、白鵬・日馬富士・鶴竜のモンゴル3横綱の時代が終わったということではなく、星の貸し借り、つまり『これからはガチンコ相撲ですよ』という主旨が含まれる。年下の若造にそこまで言われて、白鵬が黙っていられるはずがない」

 一部で白鵬を「八百長横綱」と批判する週刊誌もあるが、真偽はわからない。それよりも前出関係者は「マスコミはなぜ、最も肝心な部分を隠すのか? 相撲協会に忖度しているのか」と首を傾げている。

 騒動は、大相撲の根幹を揺るがす大スキャンダルに発展する可能性もある。

 

日馬富士引退会見で“力不足”露呈の『報ステ』富川悠太アナに厳しい声「今度こそ更迭か」

 横綱・日馬富士の引退会見で、「力不足」を露呈したのがテレビ朝日『報道ステーション』のキャスターを務める富川悠太アナウンサーだ。

 日馬富士に質問をしたが、同席した師匠・伊勢ヶ浜親方に「その質問はおかしい」とダメ出しされ、それでも食い下がったが、番組用のパフォーマンスにしか見えなかったため、リアルタイム視聴していた人々から「不快」の声が相次いだ。さらにこの失態は各局の番組スタッフの間でも笑い話にされており、たびたび降板のウワサもささやかれている富川アナには「今度こそ更迭か」なんて声も聞かれる。

「新入幕を決めたのも、大関昇進を決めたのも、同じ九州場所でした。ここで引退を決めた心境は?」というのが富川アナの最初の質問だった。

 騒動の核心とはまるで無関係な、いかにもテレビリポーター的な質問だが、こうした注目会見では、番組名を声高に名乗って番組宣伝を兼ねようとするのがテレビのお家芸。

「当然、報ステのものと思われるテレビカメラが、席上ではなく富川アナの方を向いていましたから、まさに仕事アピールの画作りが狙いだったんでしょうね」(現場にいた他局のテレビ関係者)

 日馬富士は「大宰府の神様、心から信じています」と九州への思いを答えたが、富川アナは想定した回答と違っていたからだろうか、すぐ同じ質問を繰り返した。

「この九州場所で引退を決意したことをお伺いします」

 これに日馬富士は戸惑った風で言葉をなくしていると、親方が「そういう風になったということじゃないですか」と代弁した。選んで九州場所での引退となったわけではないのだから、これは当然の回答だろう。さらに親方は「いま言っているんだから、その質問はちょっとおかしいんじゃないですか」と付け加えたが、富川アナはまたも「どの段階で決意したんでしょうか」と食い下がった。

「だから、それもさっき述べたじゃないですか。同じ質問を繰り返さないでください」と親方。その話を遮って、なお質問をしようとした富川アナには「もっとみなさん聞きたいことがあると思うので、代わってください。ひとりひとつで」とまで言った。すると富川アナは「今後も相撲に関わっていきたい思いはありますか」と質問。こうなると、質疑応答というより意地の張り合いのようにも見えた。

「会見は伊勢ケ浜部屋の宿舎がある福岡県で行われたので、日帰り出張となった富川アナは、何か“手柄”のようなものを持って帰りたかったんでしょうね」(前出関係者)

 結局、不穏な空気に日馬富士は無言のままで、親方が「他の人の質問にして」とマイクを譲らせた。その模様は一部で「親方の逆ギレ」とも伝えられたが、それまでNHK記者らによる長い代表質問には、日馬富士も親方もキッチリ答えていたから、その見方はおかしいだろう。

 一方の富川アナは当夜、このお粗末な展開を隠すように、「私は最前列にいて、どのタイミングで引退を決めたか質問をしたんですが、横綱は無言でした」と、異なるニュアンスで伝えてごまかした。さらに、会見での日馬富士の手の握り方など、これまた本題と無関係な話をする始末だった。

 これにはネット上で「他人が聞いて答えた話を自分が聞いたかのように話していた」、「事実を伝えるニュース番組の体を成してない」、「目立ちたいだけの粘着仕事」、「なんでもかんでもポエム的にしかできないのか」と散々だ。同業者である他局のアナウンサーもこんな厳しい話をしている。

「番組を見ていると、富川さんは相手の話を聞いていないことが多い。政治家との対談でも、用意しておいた質問を投げることに集中してしまい、相手の回答に突っ込みを入れるようなアドリブの会話ができていません。これは新人アナがやってしまうレベルのことですが、富川アナは通常ニュースでも分析はすべて解説者任せということも多く、自分でモノを考えない習慣がついているのでは。司会者というより、まるでナレーターとか街角リポーターみたいな感じです。テレ朝はもっと優秀な局アナがいるのに、なぜ彼らを起用しないのかと思ってしまいます」

 富川アナはこれ以前にも「力不足」と言われる失態が多々あった。昨年、安倍晋三首相へのインタビューでは「憲法改正を発議する前に国民の信を問うことはしないのか?」と聞いたが、これは順序が逆で、発議があって国民投票があるため、安倍首相に「法律と憲法をごっちゃにされていますね」と笑われてしまったのである。このとき富川アナは横の解説者に「後藤(謙次)さんどうでしょう?」と逃げる始末だった。

「首相相手との議論は大変な仕事ですから、まだ仕方ないと思えますけど、スポーツ選手の会見取材もまともにこなせないとなると、根本的に仕事を学び直した方がいいと思いますよ」(前出アナ)

 爽やかなルックスで若々しさには定評があり、昨年、古舘伊知郎の後任となったことには、出演料の高額なフリーアナではない局アナの起用が、局内でも歓迎ムードだった。しかし、このままでは「やっぱり外部から」の声が聞こえてしまいそうである。
(文=李銀珠)

日馬富士引退会見で“力不足”露呈の『報ステ』富川悠太アナに厳しい声「今度こそ更迭か」

 横綱・日馬富士の引退会見で、「力不足」を露呈したのがテレビ朝日『報道ステーション』のキャスターを務める富川悠太アナウンサーだ。

 日馬富士に質問をしたが、同席した師匠・伊勢ヶ浜親方に「その質問はおかしい」とダメ出しされ、それでも食い下がったが、番組用のパフォーマンスにしか見えなかったため、リアルタイム視聴していた人々から「不快」の声が相次いだ。さらにこの失態は各局の番組スタッフの間でも笑い話にされており、たびたび降板のウワサもささやかれている富川アナには「今度こそ更迭か」なんて声も聞かれる。

「新入幕を決めたのも、大関昇進を決めたのも、同じ九州場所でした。ここで引退を決めた心境は?」というのが富川アナの最初の質問だった。

 騒動の核心とはまるで無関係な、いかにもテレビリポーター的な質問だが、こうした注目会見では、番組名を声高に名乗って番組宣伝を兼ねようとするのがテレビのお家芸。

「当然、報ステのものと思われるテレビカメラが、席上ではなく富川アナの方を向いていましたから、まさに仕事アピールの画作りが狙いだったんでしょうね」(現場にいた他局のテレビ関係者)

 日馬富士は「大宰府の神様、心から信じています」と九州への思いを答えたが、富川アナは想定した回答と違っていたからだろうか、すぐ同じ質問を繰り返した。

「この九州場所で引退を決意したことをお伺いします」

 これに日馬富士は戸惑った風で言葉をなくしていると、親方が「そういう風になったということじゃないですか」と代弁した。選んで九州場所での引退となったわけではないのだから、これは当然の回答だろう。さらに親方は「いま言っているんだから、その質問はちょっとおかしいんじゃないですか」と付け加えたが、富川アナはまたも「どの段階で決意したんでしょうか」と食い下がった。

「だから、それもさっき述べたじゃないですか。同じ質問を繰り返さないでください」と親方。その話を遮って、なお質問をしようとした富川アナには「もっとみなさん聞きたいことがあると思うので、代わってください。ひとりひとつで」とまで言った。すると富川アナは「今後も相撲に関わっていきたい思いはありますか」と質問。こうなると、質疑応答というより意地の張り合いのようにも見えた。

「会見は伊勢ケ浜部屋の宿舎がある福岡県で行われたので、日帰り出張となった富川アナは、何か“手柄”のようなものを持って帰りたかったんでしょうね」(前出関係者)

 結局、不穏な空気に日馬富士は無言のままで、親方が「他の人の質問にして」とマイクを譲らせた。その模様は一部で「親方の逆ギレ」とも伝えられたが、それまでNHK記者らによる長い代表質問には、日馬富士も親方もキッチリ答えていたから、その見方はおかしいだろう。

 一方の富川アナは当夜、このお粗末な展開を隠すように、「私は最前列にいて、どのタイミングで引退を決めたか質問をしたんですが、横綱は無言でした」と、異なるニュアンスで伝えてごまかした。さらに、会見での日馬富士の手の握り方など、これまた本題と無関係な話をする始末だった。

 これにはネット上で「他人が聞いて答えた話を自分が聞いたかのように話していた」、「事実を伝えるニュース番組の体を成してない」、「目立ちたいだけの粘着仕事」、「なんでもかんでもポエム的にしかできないのか」と散々だ。同業者である他局のアナウンサーもこんな厳しい話をしている。

「番組を見ていると、富川さんは相手の話を聞いていないことが多い。政治家との対談でも、用意しておいた質問を投げることに集中してしまい、相手の回答に突っ込みを入れるようなアドリブの会話ができていません。これは新人アナがやってしまうレベルのことですが、富川アナは通常ニュースでも分析はすべて解説者任せということも多く、自分でモノを考えない習慣がついているのでは。司会者というより、まるでナレーターとか街角リポーターみたいな感じです。テレ朝はもっと優秀な局アナがいるのに、なぜ彼らを起用しないのかと思ってしまいます」

 富川アナはこれ以前にも「力不足」と言われる失態が多々あった。昨年、安倍晋三首相へのインタビューでは「憲法改正を発議する前に国民の信を問うことはしないのか?」と聞いたが、これは順序が逆で、発議があって国民投票があるため、安倍首相に「法律と憲法をごっちゃにされていますね」と笑われてしまったのである。このとき富川アナは横の解説者に「後藤(謙次)さんどうでしょう?」と逃げる始末だった。

「首相相手との議論は大変な仕事ですから、まだ仕方ないと思えますけど、スポーツ選手の会見取材もまともにこなせないとなると、根本的に仕事を学び直した方がいいと思いますよ」(前出アナ)

 爽やかなルックスで若々しさには定評があり、昨年、古舘伊知郎の後任となったことには、出演料の高額なフリーアナではない局アナの起用が、局内でも歓迎ムードだった。しかし、このままでは「やっぱり外部から」の声が聞こえてしまいそうである。
(文=李銀珠)

日馬富士の親方はなぜキレた? ヒルクライム、冬はムショへ? 『みなさん』終了否定の裏側……週末芸能ニュース雑話

■日馬富士の親方は『報ステ』富川アナに、なぜキレた?

デスクT あどでぇ~、ボクでぇ~、はるまふじをゆどぅせだいどぉ~。

記者H ゆどぅせだい? 許せない?

デスクT そう、よくわかったね。

記者H どうでもいいですけど、よく「貴乃花の子どもの頃のマネをするバナナマン日村のマネ」なんて、恥ずかしげもなくできますね。

デスクT いやーもう、いろいろ胡散臭すぎてさぁ、「貴乃花の子どもの頃のマネをするバナナマン日村のマネ」でもしなきゃ、やってられないよ。

記者H 確かに、いろんな思惑が渦巻いてる感じはしますね。1日放送の『ビビット』(TBS系)では、貴乃花と電話したという男性が「理事会はたくさんの知らない人もいて、しゃべる機会も与えてもらえない」とか「日馬富士は引退する必要はなかった」「何かの陰謀で辞めざるを得なかった。圧力があったのでは」とか言ってたと証言してました。

デスクT なんかこの件って、「極めて近しい関係者」とか「現場をよく知る人物」とか「旭鷲山」とか、正体不明の証言者がたくさん出てくるよね。

記者H まあ旭鷲山はいちおう正体不明ではないですけど、今回はかなり混乱の元になっているようですね。当の日馬富士の引退会見も、いろいろ物議を醸しました。

デスクT なんか親方がキレてたみたいだけど、記者の質問ってそんなにおかしかったの?

記者H 伊勢ヶ濱親方が「質問者、変わってください」と声を荒らげた相手は、『報道ステーション』(テレビ朝日系)の富川悠太アナでした。確かに、質問内容的には、重複していたような気がしますね。あの場面だけは、親方の気持ちもわからないではないです。

デスクT なんで富川アナは、そんな質問をしたの?

記者H 富川アナの質問って、やけに情緒的だったんですよ。引退を決めた九州場所は、過去に新入幕も、大関昇進も、横綱としての初土俵も九州場所でしたが……とか、情感たっぷりに問いかけていたんです。たぶん、このシーンを『報ステ』で使いたかったんだろうし、日馬富士を泣かせようとしてたんだと思いますよ。引退会見って、画作り的に涙があったほうがいいじゃないですか。いかにもテレビマン的な思惑が見えて、ちょっと気味が悪かったですね。

■ヒルクライム、今年の冬はムショへ行く?

 

デスクT ところでさ、君は今年の冬はどこ行くの?

記者H なんですか、藪から棒に。

デスクT ♪ことし~の冬はどこ行こ~か~?

記者H ああ、その話ですね。ヒルクライムのDJ KATSUさんが、1日に大麻所持で逮捕されました。ネット上では、みなさん「♪ことし~の冬はムショ行こ~か~?」って大合唱してますよ。

デスクT うまいこと言う! で、DJ KATSUさんっていうのは、どっち? グラサンのほう?

記者H 両方グラサンです。歌ってないほうですよ。

デスクT なんでメンバー全員グラサンなの? 少年院でラグビーを教えて花園を目指すことになったの?

記者H それは『スクールウォーズ2』(TBS系/1990~91)じゃないですか。教える側の滝沢先生(山下真司)は別にグラサンかけてないし、そもそも『2』のことなんて誰も覚えてないですよ。

デスクT 確かに、ボクもオープニングでグラサンにラグビージャージの集団が入場してくる珍妙なシーンしか覚えてないや。『1』のほうは覚えてるけど。「悔しいです!」とか「相模一高に勝ちたいです!」とか「これから俺はおまえたちを殴る!」とか白馬に乗ってる伊藤かずえとか。イソップとか。和田アキ子とか。

記者H その話、長いです?

デスクT もう飲み行く?

記者H また今度にします。

デスクT でもさ、「今年の冬はどこ行こうか」の歌って、もうずいぶん昔だよね。まだ活動してたんだ、ヒルクライム。

記者H 「春夏秋冬」(UNIVERSAL MUSIC)は2009年の発売ですから、もう9年前ですね。一発屋のようにも見えますが、その後もタイアップはたくさんありますし、今年の春には、その「春夏秋冬」をモチーフにした『春夏秋冬物語』って映画も公開されてます。これ、予告編。

デスクT へえー。これは葉山奨之くんと……ヒロインは、阪神の藤浪晋太郎かな?

記者H 山崎紘菜です。似てますけど。

 

■『みなさん』終了否定は日枝前会長への“忖度”?

 

デスクT フジテレビが『みなさんのおかげでした』の来年3月終了を公式に否定したね。

記者H 1日の定例会見で、宮内正喜社長とともに出席した石原隆編成統括局長が、番組の終了について「事実ではございません。仮の話ですので、現時点では何も決まっていません」と発言しました。各スポーツ紙が「終了」報道を打ったのが11月3日ですから、まるまる1カ月たってますね。世間的にはもう「終わる」イメージしかないので「何を今さら……」って感じですけど。

デスクT なんか微妙な時期の否定だよね。事実じゃないなら、即否定したほうがいいのに。

記者H 確かに、報道後初の定例会見ですから然るべきタイミングではあるんですが、遅きに失した感はあります。それほど、フジテレビ内で『みなさん』の取り扱いが難しくなっているってことでしょう。

デスクT なんでそんなに難しいの? 一緒に報じられた『めちゃイケ』なんてもう卒業モードに入ってるのに。

記者H とんねるずは、フジテレビの日枝久前会長と昵懇なんです。日枝氏は現在は相談役に退いていますが、ここまで対応が後手後手に回っているのを見ると、いまだに影響力があるんでしょうね。それにフジテレビには、じゃあ『めちゃイケ』と『みなさん』を一緒に切っちゃって、その後番組はどうなるの? という深刻な悩みもあります。バラエティもドラマも、何をやってもダメなのが今のフジテレビですから、当たる新企画が生まれる可能性は超低いですよ。

デスクT そうだねえ。『いいとも!』も『ごきげんよう』も『SMAP×SMAP』も終わって、『めちゃイケ』と『みなさん』が消えたら、もうフジテレビに知ってる番組がなくなっちゃうよ。見るテレビが何もないよ。

記者H ニュースとか見ないんですか? NHKとか。

デスクT うん。

記者H えー、デスクなのに!

日馬富士の親方はなぜキレた? ヒルクライム、冬はムショへ? 『みなさん』終了否定の裏側……週末芸能ニュース雑話

■日馬富士の親方は『報ステ』富川アナに、なぜキレた?

デスクT あどでぇ~、ボクでぇ~、はるまふじをゆどぅせだいどぉ~。

記者H ゆどぅせだい? 許せない?

デスクT そう、よくわかったね。

記者H どうでもいいですけど、よく「貴乃花の子どもの頃のマネをするバナナマン日村のマネ」なんて、恥ずかしげもなくできますね。

デスクT いやーもう、いろいろ胡散臭すぎてさぁ、「貴乃花の子どもの頃のマネをするバナナマン日村のマネ」でもしなきゃ、やってられないよ。

記者H 確かに、いろんな思惑が渦巻いてる感じはしますね。1日放送の『ビビット』(TBS系)では、貴乃花と電話したという男性が「理事会はたくさんの知らない人もいて、しゃべる機会も与えてもらえない」とか「日馬富士は引退する必要はなかった」「何かの陰謀で辞めざるを得なかった。圧力があったのでは」とか言ってたと証言してました。

デスクT なんかこの件って、「極めて近しい関係者」とか「現場をよく知る人物」とか「旭鷲山」とか、正体不明の証言者がたくさん出てくるよね。

記者H まあ旭鷲山はいちおう正体不明ではないですけど、今回はかなり混乱の元になっているようですね。当の日馬富士の引退会見も、いろいろ物議を醸しました。

デスクT なんか親方がキレてたみたいだけど、記者の質問ってそんなにおかしかったの?

記者H 伊勢ヶ濱親方が「質問者、変わってください」と声を荒らげた相手は、『報道ステーション』(テレビ朝日系)の富川悠太アナでした。確かに、質問内容的には、重複していたような気がしますね。あの場面だけは、親方の気持ちもわからないではないです。

デスクT なんで富川アナは、そんな質問をしたの?

記者H 富川アナの質問って、やけに情緒的だったんですよ。引退を決めた九州場所は、過去に新入幕も、大関昇進も、横綱としての初土俵も九州場所でしたが……とか、情感たっぷりに問いかけていたんです。たぶん、このシーンを『報ステ』で使いたかったんだろうし、日馬富士を泣かせようとしてたんだと思いますよ。引退会見って、画作り的に涙があったほうがいいじゃないですか。いかにもテレビマン的な思惑が見えて、ちょっと気味が悪かったですね。

■ヒルクライム、今年の冬はムショへ行く?

 

デスクT ところでさ、君は今年の冬はどこ行くの?

記者H なんですか、藪から棒に。

デスクT ♪ことし~の冬はどこ行こ~か~?

記者H ああ、その話ですね。ヒルクライムのDJ KATSUさんが、1日に大麻所持で逮捕されました。ネット上では、みなさん「♪ことし~の冬はムショ行こ~か~?」って大合唱してますよ。

デスクT うまいこと言う! で、DJ KATSUさんっていうのは、どっち? グラサンのほう?

記者H 両方グラサンです。歌ってないほうですよ。

デスクT なんでメンバー全員グラサンなの? 少年院でラグビーを教えて花園を目指すことになったの?

記者H それは『スクールウォーズ2』(TBS系/1990~91)じゃないですか。教える側の滝沢先生(山下真司)は別にグラサンかけてないし、そもそも『2』のことなんて誰も覚えてないですよ。

デスクT 確かに、ボクもオープニングでグラサンにラグビージャージの集団が入場してくる珍妙なシーンしか覚えてないや。『1』のほうは覚えてるけど。「悔しいです!」とか「相模一高に勝ちたいです!」とか「これから俺はおまえたちを殴る!」とか白馬に乗ってる伊藤かずえとか。イソップとか。和田アキ子とか。

記者H その話、長いです?

デスクT もう飲み行く?

記者H また今度にします。

デスクT でもさ、「今年の冬はどこ行こうか」の歌って、もうずいぶん昔だよね。まだ活動してたんだ、ヒルクライム。

記者H 「春夏秋冬」(UNIVERSAL MUSIC)は2009年の発売ですから、もう9年前ですね。一発屋のようにも見えますが、その後もタイアップはたくさんありますし、今年の春には、その「春夏秋冬」をモチーフにした『春夏秋冬物語』って映画も公開されてます。これ、予告編。

デスクT へえー。これは葉山奨之くんと……ヒロインは、阪神の藤浪晋太郎かな?

記者H 山崎紘菜です。似てますけど。

 

■『みなさん』終了否定は日枝前会長への“忖度”?

 

デスクT フジテレビが『みなさんのおかげでした』の来年3月終了を公式に否定したね。

記者H 1日の定例会見で、宮内正喜社長とともに出席した石原隆編成統括局長が、番組の終了について「事実ではございません。仮の話ですので、現時点では何も決まっていません」と発言しました。各スポーツ紙が「終了」報道を打ったのが11月3日ですから、まるまる1カ月たってますね。世間的にはもう「終わる」イメージしかないので「何を今さら……」って感じですけど。

デスクT なんか微妙な時期の否定だよね。事実じゃないなら、即否定したほうがいいのに。

記者H 確かに、報道後初の定例会見ですから然るべきタイミングではあるんですが、遅きに失した感はあります。それほど、フジテレビ内で『みなさん』の取り扱いが難しくなっているってことでしょう。

デスクT なんでそんなに難しいの? 一緒に報じられた『めちゃイケ』なんてもう卒業モードに入ってるのに。

記者H とんねるずは、フジテレビの日枝久前会長と昵懇なんです。日枝氏は現在は相談役に退いていますが、ここまで対応が後手後手に回っているのを見ると、いまだに影響力があるんでしょうね。それにフジテレビには、じゃあ『めちゃイケ』と『みなさん』を一緒に切っちゃって、その後番組はどうなるの? という深刻な悩みもあります。バラエティもドラマも、何をやってもダメなのが今のフジテレビですから、当たる新企画が生まれる可能性は超低いですよ。

デスクT そうだねえ。『いいとも!』も『ごきげんよう』も『SMAP×SMAP』も終わって、『めちゃイケ』と『みなさん』が消えたら、もうフジテレビに知ってる番組がなくなっちゃうよ。見るテレビが何もないよ。

記者H ニュースとか見ないんですか? NHKとか。

デスクT うん。

記者H えー、デスクなのに!

【日馬富士引退問題】元・旭鷲山、信用ガタ落ちで“モンゴル窓口”の仕事もなくなる?

 横綱・日馬富士の暴行騒動でマスコミに情報を流しまくっていた元小結の旭鷲山(本名ダバー・バトバヤル)が、大ヒンシュクを買っている。

 日馬富士に殴られた貴ノ岩の被害を誇張して話していたことがわかり、「日馬富士とも連絡を取っていた」という話がウソだったとまで指摘され、テレビやスポーツ紙の記者らが、続々背を向けているのだ。

 旭鷲山は長くマスコミ向けの仕事をしてきたことから“失業”の危機も出てきた。

 旭鷲山は、事件直後からテレビの情報番組などに多数出演、貴ノ岩から電話で聞いた話として「40~50回殴られた」などの話をしていたが、これは後に貴乃花親方も否定。貴ノ岩の負傷部分の縫合写真などを公開して、一定の情報力があったことは示した形だが、元横綱の朝青龍から「あの人は事実と違うことをしゃべってる」といった旨の指摘もされてもいた。

 ある角界関係者によると「旭鷲山は相撲協会の理事長選で、貴乃花親方を推すために暗躍していた過去があると疑われた人。そのためのウラ金集めにも奔走し、暴力団との関係も取り沙汰された。何かと、そういうキナ臭い動きをすると思われているから、話の信用度は低い」という。

 ただ、多くのテレビや新聞のマスコミは、その旭鷲山をモンゴル取材の窓口として使ってきた面もあった。

 かつて現役時代の朝青龍が巡業をサボってモンゴルに戻り、サッカーをしていたことが大きな批判を浴びていた頃、多数のメディアがモンゴルに渡航。朝青龍と険悪な関係だった旭鷲山は、ここぞとばかりにマスコミに朝青龍の情報を流し、現地取材の案内役を務めていたのである。

 以来、特にテレビの情報番組などでは、プロデューサーやディレクターが旭鷲山の携帯電話に直接、電話をしてモンゴル取材の段取りを手助けしてもらう流れができ上がっていた。こうした関係があったことも今回、旭鷲山のメディア露出を増やした一因だ。

 しかし、今回の騒動で旭鷲山は火に油を注ぐように誇張や虚偽の話を伝え、角界はもちろん、メディアを右往左往させてしまったと見られている。事実、ある情報番組のプロデューサーは「ウチはもう旭鷲山は2度と使わない。相撲に関係ないモンゴル取材でも一切、連絡を取るなとスタッフに伝えた」ということを明かしている。

「ディレクターに『他に話していない、すごい話がある』として出演を取り付けながら、他局でも似た話をするなど“マナー違反”もあった」

 急増した電話出演などで荒稼ぎしていたと見られる旭鷲山は、11月21日に急きょ来日。さらに出演を増やしてメディアの人気者となり、25日の福岡入りでは、空港に50人以上の報道陣が集まる大盛況だった。

 しかし、その信用性に陰りが見られると、報道陣は一斉に消え、翌日の帰国時になるとテレビ3局と新聞1紙に激減していた。貴ノ岩サイドを後押しするように振る舞っていた旭鷲山だが、当の貴乃花親方には面会すら拒否される始末だった。

 あるテレビディレクターは「明らかにウソの話を流したとなれば、相撲界との折り合いも悪くなる」と話していた。

「旭鷲山はある記者に『事実と違うのでは』と問い詰められ、『モンゴル語が間違って訳された』とか苦しい言い訳をしていたと聞きます」(同)

 渦中の「事情通」から事態を混乱に陥れた「問題人物」として信用を落とした旭鷲山。今後もしモンゴル力士が何か問題を起こしたとしても、今回ほどの引っ張りダコにはならないかもしれない。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)