――「キツイ」「汚い」「男臭い」……なんとなく近寄りがたいイメージのある“日雇労働”。その、実態はどのようなものなのか? 日雇い労働を生業とするアラサー・柿ノ種まきこが、日雇いの日々と人間模様を紹介します。
今回は1〜7話をまとめ読みでお送りいたします。
第1話 『アラサー女。基本、日雇いで生きてます。』

はじめまして! 稼業の農家をしつつ、日雇い労働に勤しむ柿ノ種まきこ(アラサー)と申します。面白不思議な日雇いワールドを漫画でご紹介していきますので、よろしくお願いします!
第2話 『野菜袋詰めで“きゅうりハイ”』

野菜倉庫での作業はひたすら、きゅうり、人参、キャベツとかを袋詰めしたり、箱詰めしたり、箱詰めしたり……。
ずーっと同じ野菜で作業してると、なんかトランス状態になってくるんですよね。ゾーンに入るっていうか。でも、せっかく作業も早くなって楽しくなってくる頃にはだいたい終了時刻に。
ちなみに、たくさんの野菜に囲まれていると気がつくのですが、けっこう野菜の匂いって強烈ですよね。きゅうりをひたすら袋詰めした日はしばらくきゅうりを食べたくなくなりました……。
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化粧品工場での作業は、化粧水をボトルに充填したり、ラベルを貼ったり、箱詰めしたりします。ボトルは化粧水を充填する前に、中にチリやホコリが入らないように風で吹き飛ばします。これがエアー作業です。
個人作業で黙々とできて楽しいのですが、一人の作業だからって調子にのっちゃだめですね。監視カメラでしっかり見られてました……。
ちなみに化粧品工場は、やっぱり化粧品の香りがすごいです。デパートの化粧品売り場の匂いを“凝縮”した感じ。苦手な方も多い現場かもしれません〜。
第4話 『サマージョブ~アラサーを襲う熱中症~』

倉庫現場では、トラックが出入りするような場所でほぼ外と同じ気温の中、作業することもあります。この季節だと暑くてなかなか大変……。
扇風機をまわしてくれていたり、たまに優しい現場にあたると麦茶を用意してくれたりしますが、やっぱり自分でこまめに水分補給するのが大切ですね!
水筒を持参して、現場責任者の方には気軽に水分補給を申し出ましょう。

日雇いの持ち物で「必ず用意してきて!」と言われるのが、お弁当。
日雇いは、現場に行って初めて作業内容を知らされることもあり、中には予想外にハードな作業にあたったりすることも……。そのため、お昼ごはんを抜くのは危険です!
現場で適当に買おう……と思っていると、近くにお店がまったく無くて、お昼を食べられなくなることがあるので要注意。
でも、暑くなってくると衛生面が不安ですよね。初めて行く現場でどんな状況かわからない……そんなとき、私は菓子パンを買っちゃいます! 常温でも品質が変わりにくいので安心です。
いざ現場に行ってみたら、自由に使える冷蔵庫や冷暗所にカバン置き場があったりすることもあるので、そういう時は、次回また作業しにいくときに手作りのお弁当でも大丈夫だと思います。
暑い日も体調に気をつけてレッツ日雇い☆
第6話 『ダメ。ゼッタイ! 倉庫作業のご法度行為』

日雇い作業で多いのがピッキング。電子部品やアパレルなどピッキングする商品もさまざま。
倉庫内で行いますが、気になるのが積み上げられた商品の棚。IK◯Aやコス◯コのような高い棚に囲まれると、ふと怖くなってしまうこともあります……。
余計なこと考えてないで働こ〜!
※ちなみに、もしものためにきちんと対策している現場がほとんどです。ご安心を。もし、気になることがある場合は日雇い派遣会社さんに伝えてみるのもアリだとおもいます!

倉庫はその広さゆえにいろいろとハプニングが起こりがち……。
倉庫内の作業って冷えるんですよね。夏なのにひんやりしている現場もあります。そうなるとトイレも近くなるわけで……。
でもギリギリまで我慢しちゃいけません! 倉庫のトイレって、たまに気が遠くなるくらい離れた場所にあるんです。
そして現場によっては、10分休憩などを作業の合間に挟んでくれるところもあるのですが、倉庫が広すぎて休憩の合図が聞こえないんですよね。うっかり聞き逃すと“休憩難民”になってしまうことも……。
始業前にトイレの場所や休憩時間はしっかり確認しておきましょう!
――最新話は毎週、木曜日更新。お楽しみに!
柿ノ種まきこ/@kakinotane_makiko
日雇いをしながらマンガを描くアラサー。過去には、「iVERY」にて婚活マンガ『女もつらいよ』を連載。現在はインスタグラムにて、マンガを不定期投稿。
https://www.instagram.com/kakinotane_makiko/