イモトアヤコの“クレバス転落”だけじゃない! 芸能界“死にかけた”体験列伝

 お笑い芸人のイモトアヤコが、2月18日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のスペシャル番組に出演し、クレバスに落ちていたと公表した。

 クレバスとは、氷河や雪渓にできる氷の裂け目であり、最大で数百メートルの深さになる。横幅が狭いため、落ちた場合は救出が極めて困難となるケースも。大ケガを負うばかりでなく、最悪の場合は死亡することもある。

 イモトは、南極大陸の最高峰ヴィンソン・マシフ登山に備えて、スイスで合宿をしていたところ、クレバスに落ちてしまった。だが、前後のカメラマンにロープでつながれていたため、大事には至らなかった。イモトのように大自然の脅威にさらされ、死にかけた芸能人は多い。

「同じ日本テレビ系の番組では『進め!電波少年』の企画が知られていますね。松村邦洋は、1990年代に南北アメリカ大陸横断ヒッチハイクをしていたドロンズのゴールゲートをアラスカに設置しようとしますが、移動中に吹雪に遭い顔に凍傷を負いました。一方、UAE(アラブ首長国連邦)では、砂漠を移動中に車が故障。なかなか助けが来なかったため、自力で移動をはじめ砂漠で遭難していまいます。水も尽きてしまい絶体絶命となった時に、ヘリコプターからの捜索で発見され救助に至りました」(放送作家)

 さらに、大自然の脅威にさらされるばかりではなく、動物に襲撃された芸能人もいる。

「女優の松島トモ子は1986年に『TIME21』(日本テレビ系)の撮影でアフリカのケニアを訪れた時に、10日の間にライオンとヒョウに立て続けに襲われました。ともに首にかみつかれており、1ミリ位置がずれていたら命を落としていたと言われています。先ごろ『坂上探検隊』(フジテレビ系)において狩野英孝が、着ぐるみ姿でアフリカを訪れチーターににかまれる企画が放送され話題となりましたが、これはかなり危険な行為といえるでしょう」(同)

 結果的に助かったから良かったものの、場合によっては番組打ち切りなどの大問題にもなりかねない。過激な企画の氾濫は考えものだろう。
(文=平田宏利)

ダイエット番組に見るテレ東と日テレの違い……テレ東は、お家芸だった「参加者への負荷」手法を捨てた!?

 いつの世も「痩せたい」と願う人は後を絶たない。肥満体型になると見た目が気になるし、健康的にもリスクが出てきがちだ。

 でも、そう簡単には痩せられない。中には、生活習慣そのものから改善を図るダイエット合宿に臨む人もいるだろう。

 これを、そのまま番組にする手法がテレビ界にはある。厳しいトレーナーが目を光らせ、参加者に負荷(食事制限やトレーニング)をかけ、ダイエットの成功を目指す。バラエティとして鉄板の内容である。

 

■徹底的な負荷の反動で感動を呼ぶ日テレの手法

 

 日本テレビで不定期放送されている特番『ダイエット・ヴィレッジ』は、その典型だ。昨年11月に放送された第6弾には、個性豊かな面々が合宿に参加した。動きに支障があるため日常生活でマジックハンドが手放せない者。1日に唐揚げを48個食べる者。弱った肝機能がアンモニアを処理しきれず、酸っぱい臭いの汗が出てしまう者。肥満が原因で流産してしまった者。

 合宿が進むにつれ、期待通りの展開が訪れる。トレーナーの厳しい指導にキレて参加者が逃げ出そうとしたり、やる気のない仲間にブチキレて殴りかかる者が現れたり、トレーニングをさぼる仲間の監視を買って出る“リーダー気取り”が空気を悪くしたり……。

 こうしたギスギスの末に目標を達成するから、視聴者は感動する。日々のゴタゴタを覗き見するハウスショー的な要素と感動のエンディング、一気に両者が楽しめる魅力的なプログラムだ。

 

■『ASAYAN』が本家だった、負荷を楽しむ手法

 

 そして、2月19日に放送された『ダイエットJAPAN』(テレビ東京系)。どうにも期待してしまう。合宿で参加者に強烈な負荷をかけ、人間模様を楽しむのは同局のお家芸だからだ。『ASAYAN』(テレビ東京系)でのモーニング娘。オーディション合宿と、この手のバラエティの楽しみ方は、ほぼイコールの関係にある。

 しかし、今回はどうやら毛色が違ったよう。まず、参加者が日本人ではない。脂ギトギトの食生活が一般的なサモア、糖質まみれのメニューが人気の南アフリカから4人のおデブちゃんをスカウトし、日本で合宿させるのだ。

 番組は、彼らをどうしようというのか? 厳しいトレーニングを課したら、国際問題になりかねない。……大丈夫である。ダイエットの手段は「和食」であった。

 我々からすると、なんの変哲もない鯖の塩焼きや、かけそば、湯豆腐を食して「たまらない!」と驚愕する異国のおデブちゃんたち。普段よりも明らかにボリュームは少ないはずだが、箸で食べるのでスピードがゆっくりになり、満腹中枢が刺激されて量が抑えられる。ただでさえ低カロリーの和食に“スピード”“少量”“美味しさ”といった要素を加え、減量とモチベーションに拍車をかけている。

 もちろん、ハウスショー的な要素も盛り込んである。今回の合宿に参加した男性フリーカメラマンのパバロ(25歳)は、南アフリカの良家で育った問題児だ。街へ繰り出すや、ロケ中にオーストラリア人女性を勝手にナンパし始める自由っぷり。貴乃花考案のエクササイズ「シコアサイズ」をやり終えるや、窓を開けて「タカノハナ、見てるかー!」と絶叫する不遜っぷり。

 番組は、次第に彼へフォーカスし始める。

 起こるトラブルの種類は、日本人も外国人もそう変わらない。なぜかパバロ、合宿中に体重が増加することがあるのだ。確かにダイエットに停滞期はつきものだが、パバロは他の3人に比べ体重が減らなすぎる。

 探偵を雇って追跡すると、なんのことはない。隙を見て彼はコンビニに行き、小遣いでスイーツ(ハーゲンダッツやスニッカーズ、アルフォートなど)を購入していた。さすがは、お金持ち……。「ウォーキングだよ」とバレバレのウソをつき、部屋からコンビニのレシートやスニッカーズの袋が見つかる脇の甘さからも、両親に溺愛された甘えん坊気質が表れている。

■「負荷」にこだわる日テレと、いち早く「負荷」を捨てた本家・テレ東

 

 番組は、参加者4人を積極的に日本文化に触れさせている。冬服を求めSHIBUYA109へ繰り出したり、京都の旅館で大浴場を初体験させたり、凧揚げで走り回らせたり。

 なるほど、『ダイエットJAPAN』とは言い得て妙。この番組は、賛否両論ある「日本上げ」(外国人に「日本はスゴい!」と言わせる)に「ダイエット」をかけ合わせたコンセプトのようだ。

 そして、クライマックス。和食生活を貫くことで、おデブちゃんたちはダイエットに成功したのか? パバロが体重計に乗ると、2カ月前は180.7kgだった体重が153.7kgに落ちていた。なんと、マイナス27.0キログラム!

「買い食いをやめてから一気に追い上げたんだよ!」(パバロ)

 もっとスゴい奴がいる。来日時は182.9kgあった元柔道サモア代表のデレックは、34.6kg減の148.3kgになっていた。参加者4人が2カ月で落とした合計体重は、105.3kg!

 ついに、別れの時がやって来た。空港の発着口で別れを惜しみ涙する、参加者とスタッフたち。もはや、訳がわからない。“ダイエットもの”なのか“ハウスショー”なのか“日本上げ”なのか“感動ドキュメント”なのか。過多な情報を詰め込み、ごった煮することで、番組をむりやり面白く仕上げている。

 そして、このごった煮から“負荷”の要素は外してあった。

「参加者にハードな負荷をかける」という手法を、“本家”とも言えるテレ東がいち早く捨てた事実は興味深い。昨年11月『ダイエット・ヴィレッジ』での日テレの方法論が未だ印象に残っているので、差異は余計に鮮明だった。
(文=寺西ジャジューカ)

ダイエット番組に見るテレ東と日テレの違い……テレ東は、お家芸だった「参加者への負荷」手法を捨てた!?

 いつの世も「痩せたい」と願う人は後を絶たない。肥満体型になると見た目が気になるし、健康的にもリスクが出てきがちだ。

 でも、そう簡単には痩せられない。中には、生活習慣そのものから改善を図るダイエット合宿に臨む人もいるだろう。

 これを、そのまま番組にする手法がテレビ界にはある。厳しいトレーナーが目を光らせ、参加者に負荷(食事制限やトレーニング)をかけ、ダイエットの成功を目指す。バラエティとして鉄板の内容である。

 

■徹底的な負荷の反動で感動を呼ぶ日テレの手法

 

 日本テレビで不定期放送されている特番『ダイエット・ヴィレッジ』は、その典型だ。昨年11月に放送された第6弾には、個性豊かな面々が合宿に参加した。動きに支障があるため日常生活でマジックハンドが手放せない者。1日に唐揚げを48個食べる者。弱った肝機能がアンモニアを処理しきれず、酸っぱい臭いの汗が出てしまう者。肥満が原因で流産してしまった者。

 合宿が進むにつれ、期待通りの展開が訪れる。トレーナーの厳しい指導にキレて参加者が逃げ出そうとしたり、やる気のない仲間にブチキレて殴りかかる者が現れたり、トレーニングをさぼる仲間の監視を買って出る“リーダー気取り”が空気を悪くしたり……。

 こうしたギスギスの末に目標を達成するから、視聴者は感動する。日々のゴタゴタを覗き見するハウスショー的な要素と感動のエンディング、一気に両者が楽しめる魅力的なプログラムだ。

 

■『ASAYAN』が本家だった、負荷を楽しむ手法

 

 そして、2月19日に放送された『ダイエットJAPAN』(テレビ東京系)。どうにも期待してしまう。合宿で参加者に強烈な負荷をかけ、人間模様を楽しむのは同局のお家芸だからだ。『ASAYAN』(テレビ東京系)でのモーニング娘。オーディション合宿と、この手のバラエティの楽しみ方は、ほぼイコールの関係にある。

 しかし、今回はどうやら毛色が違ったよう。まず、参加者が日本人ではない。脂ギトギトの食生活が一般的なサモア、糖質まみれのメニューが人気の南アフリカから4人のおデブちゃんをスカウトし、日本で合宿させるのだ。

 番組は、彼らをどうしようというのか? 厳しいトレーニングを課したら、国際問題になりかねない。……大丈夫である。ダイエットの手段は「和食」であった。

 我々からすると、なんの変哲もない鯖の塩焼きや、かけそば、湯豆腐を食して「たまらない!」と驚愕する異国のおデブちゃんたち。普段よりも明らかにボリュームは少ないはずだが、箸で食べるのでスピードがゆっくりになり、満腹中枢が刺激されて量が抑えられる。ただでさえ低カロリーの和食に“スピード”“少量”“美味しさ”といった要素を加え、減量とモチベーションに拍車をかけている。

 もちろん、ハウスショー的な要素も盛り込んである。今回の合宿に参加した男性フリーカメラマンのパバロ(25歳)は、南アフリカの良家で育った問題児だ。街へ繰り出すや、ロケ中にオーストラリア人女性を勝手にナンパし始める自由っぷり。貴乃花考案のエクササイズ「シコアサイズ」をやり終えるや、窓を開けて「タカノハナ、見てるかー!」と絶叫する不遜っぷり。

 番組は、次第に彼へフォーカスし始める。

 起こるトラブルの種類は、日本人も外国人もそう変わらない。なぜかパバロ、合宿中に体重が増加することがあるのだ。確かにダイエットに停滞期はつきものだが、パバロは他の3人に比べ体重が減らなすぎる。

 探偵を雇って追跡すると、なんのことはない。隙を見て彼はコンビニに行き、小遣いでスイーツ(ハーゲンダッツやスニッカーズ、アルフォートなど)を購入していた。さすがは、お金持ち……。「ウォーキングだよ」とバレバレのウソをつき、部屋からコンビニのレシートやスニッカーズの袋が見つかる脇の甘さからも、両親に溺愛された甘えん坊気質が表れている。

■「負荷」にこだわる日テレと、いち早く「負荷」を捨てた本家・テレ東

 

 番組は、参加者4人を積極的に日本文化に触れさせている。冬服を求めSHIBUYA109へ繰り出したり、京都の旅館で大浴場を初体験させたり、凧揚げで走り回らせたり。

 なるほど、『ダイエットJAPAN』とは言い得て妙。この番組は、賛否両論ある「日本上げ」(外国人に「日本はスゴい!」と言わせる)に「ダイエット」をかけ合わせたコンセプトのようだ。

 そして、クライマックス。和食生活を貫くことで、おデブちゃんたちはダイエットに成功したのか? パバロが体重計に乗ると、2カ月前は180.7kgだった体重が153.7kgに落ちていた。なんと、マイナス27.0キログラム!

「買い食いをやめてから一気に追い上げたんだよ!」(パバロ)

 もっとスゴい奴がいる。来日時は182.9kgあった元柔道サモア代表のデレックは、34.6kg減の148.3kgになっていた。参加者4人が2カ月で落とした合計体重は、105.3kg!

 ついに、別れの時がやって来た。空港の発着口で別れを惜しみ涙する、参加者とスタッフたち。もはや、訳がわからない。“ダイエットもの”なのか“ハウスショー”なのか“日本上げ”なのか“感動ドキュメント”なのか。過多な情報を詰め込み、ごった煮することで、番組をむりやり面白く仕上げている。

 そして、このごった煮から“負荷”の要素は外してあった。

「参加者にハードな負荷をかける」という手法を、“本家”とも言えるテレ東がいち早く捨てた事実は興味深い。昨年11月『ダイエット・ヴィレッジ』での日テレの方法論が未だ印象に残っているので、差異は余計に鮮明だった。
(文=寺西ジャジューカ)

実写版『天才バカボン』第3弾が進行中……あの男が「ウナギイヌ」で登場する!?

 ついに、あの男の出番がやってくる!? 故・赤塚不二夫の国民的ギャグマンガ『天才バカボン』実写ドラマ第3弾の企画が進行中だという。

『バカボン』を実写化したスペシャルドラマは、2016年3月に日本テレビ系で放送され、平均視聴率12.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、17年1月に放送された第2弾は9.5%を、それぞれ記録している。

「第2弾の視聴率は下落したものの、日テレ内での評価は上々。第3弾の放送予定は、今年のゴールデンウィークが濃厚のようです。しかも、その結果いかんでは10月以降の連ドラ化の可能性もあるといいます」(テレビ関係者)

 同作では、くりぃむしちゅーの上田晋也がバカボンのパパを演じ、息子のバカボンはおかずクラブのオカリナ、バカボンのママは松下奈緒、レレレのおじさんを小日向文世が演じている。主演の上田はハマリ役と称賛されたが、一方で相方である有田哲平の登場がないことを残念がった視聴者も多かった。

「そんな待望論に応える形で、どうやら第3弾では有田が『ウナギイヌ』にキャスティングされるようです。ウナギイヌはアニメ版に登場したキャラで、イヌの父とウナギの母との間に生まれたハーフ。黒いウナギの胴体にイヌの4本足を備えており、言葉遣いがていねいで、語尾には『ワンワン』をつけるのが特徴です。イメージだけでいえば上田にも負けないハマり具合なだけに、架空の生物を有田がどう演じるか楽しみですね」(同)

 バカボン一家の脇を固める名物キャラクターに有田が加われば、前2作をしのぐ高視聴率が期待できそうだが……。

実写版『天才バカボン』第3弾が進行中……あの男が「ウナギイヌ」で登場する!?

 ついに、あの男の出番がやってくる!? 故・赤塚不二夫の国民的ギャグマンガ『天才バカボン』実写ドラマ第3弾の企画が進行中だという。

『バカボン』を実写化したスペシャルドラマは、2016年3月に日本テレビ系で放送され、平均視聴率12.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、17年1月に放送された第2弾は9.5%を、それぞれ記録している。

「第2弾の視聴率は下落したものの、日テレ内での評価は上々。第3弾の放送予定は、今年のゴールデンウィークが濃厚のようです。しかも、その結果いかんでは10月以降の連ドラ化の可能性もあるといいます」(テレビ関係者)

 同作では、くりぃむしちゅーの上田晋也がバカボンのパパを演じ、息子のバカボンはおかずクラブのオカリナ、バカボンのママは松下奈緒、レレレのおじさんを小日向文世が演じている。主演の上田はハマリ役と称賛されたが、一方で相方である有田哲平の登場がないことを残念がった視聴者も多かった。

「そんな待望論に応える形で、どうやら第3弾では有田が『ウナギイヌ』にキャスティングされるようです。ウナギイヌはアニメ版に登場したキャラで、イヌの父とウナギの母との間に生まれたハーフ。黒いウナギの胴体にイヌの4本足を備えており、言葉遣いがていねいで、語尾には『ワンワン』をつけるのが特徴です。イメージだけでいえば上田にも負けないハマり具合なだけに、架空の生物を有田がどう演じるか楽しみですね」(同)

 バカボン一家の脇を固める名物キャラクターに有田が加われば、前2作をしのぐ高視聴率が期待できそうだが……。

広瀬すず『anone』視聴率低迷でバッシングの的も、現場では「かなり好評」の意外な声

 初回から文字通りの“右肩下がり”を記録している、広瀬すず主演の連続ドラマ『anone』(日本テレビ系)。視聴率は第1話の9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)から一度も上昇せず、最新の第6話では5.5%まで数字を落としている。ネット上では、視聴率低迷の一因が、主役を演じる広瀬にあるとしてバッシングする向きもあるが、現場での広瀬の評価は“かなり好評”なのだという。

 ネットカフェ暮らしのフリーター・辻沢ハリカを演じる広瀬をはじめ、複雑な背景を抱えた人物が多く登場する『anone』。前評判は上々だったものの、難解なストーリーが展開されているため、脱落者が多いようで、視聴率は回を追うごとに下降し、現にネット上では“脱落”報告も相次いでいる。

「スタート時点では、日テレ系の水曜午後10時という“勝負枠”の作品ということもあり、局としても、最終平均2ケタを狙っていた。にもかかわらず初回から1ケタスタートという状況は、広瀬の『潜在視聴率』が追いついていなかったことの表れとされ、局内でも、広瀬に少なからず失望する声が出ています」(日テレ関係者)

 しかし一方で、そもそも作品の構成が「連ドラ向きではない」という声も聞かれる。

「高視聴率をマークしている木村拓哉の『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)などが良い例ですが、今数字が取れるのは、主に“1話完結モノ”。『anone』のように初回から続けて見ていないと、ストーリーに追いつけない作品は、どうしても数字が伸びなくなっている。起承転結の“起”だけに3話分もかける『anone』の構成は、どう考えても時代に逆行しています」(同)

 打ち切り圏内と呼ばれる4%台も目前に迫る現在、広瀬を交えた撮影現場では、さぞかし重苦しい雰囲気に包まれているかと思いきや「現場は、かなり熱のこもった状況」(制作会社関係者)なのだとか。

「これまでは、天真爛漫な役が多かった広瀬ですが、今回の役は、無口で無表情を保ったまま感情を雰囲気で伝える必要があり、難しい役柄でありながら、見事に演じ続けています。『anone』が連続ドラマではなく、映画や舞台のような長尺で見せる作品であれば、ここまでの酷評は受けていないでしょう。現場では、現在の低視聴率も意に介すことなく『数年後も評価される作品になっていることは間違いない』と、熱気を帯びた状態が続いています」(同)

 とはいえ現場から離れたところでは、やはり連ドラという舞台を選んだ以上、数字が追いつかなければ話にならないという声も根強いという。

「この内容での放送にOKを出した、日テレ側の責任も大きい。作品がどれだけ良かろうと、広瀬にとって10代最後となる主演ドラマが“大爆死”では、局との今後の関係にも影響がしますから」(同)

 終盤に向けて視聴率を見据えた“テコ入れ”に走るのか、このまま“難解”な路線で押し通すのか。『anone』の後半戦に注目したい。

ついに5%台! 視聴率大爆死の『トドメの接吻』、山崎賢人に“救い”はあるのか……?

 12日放送の第6話の視聴率は、なんと、5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、1.4ポイントの大幅ダウン。初の5%台を記録してしまいました。同時間帯には、NHK総合で9日から開幕した平昌冬季オリンピックの「フリースタイル・女子モーグル決勝」の中継と、「デイリーハイライト」が放送されていたため、その影響を受けたとも考えられますが、元々が“アレ”なだけに、余計に視聴率の低さが目立つ結果に。

 ドラマも折り返し地点を過ぎ、残り4話。まぁ確かに、序盤はイケメン俳優・山崎賢人くんや新田真剣佑がキスをしまくる、ただの“ファン媚びドラマ”かと思いましたけど、回を重ねるごとにストーリーが面白くなっているので、なんだか残念です。

 前回(参照記事)、美尊ちゃん(新木優子)と尊氏(新田真剣佑)の婚約披露パーティーをぶち壊すかのように、参加者たちが見ている前で堂々と美尊ちゃんとキスをしてみせた旺太郎(山崎賢人)。ブチ切れ寸前の尊氏&尊氏の忠犬・布袋(宮沢氷魚)に何かされないか心配ですが、果たして……。

*これまでのレビューはこちらから

■クズ(尊氏)の親は、やっぱりクズ

 

尊氏の叔父である郡次(小市慢太郎)から奪ったテープに映っていた少年は尊氏であり、12年前の海難事故が起きた原因を作ったのは、尊氏だったことに気がついた旺太郎。結局テープは尊氏によって焼かれてしまいましたが、どこかにコピーがあるはずだと、テープの捜索を開始します。

 興信所の根津(岡田義徳)によれば、並樹グループの前社長・尊(山田明郷)が息子である尊氏の罪を隠蔽するために、クルーズ船の運営会社に手を回したそう。根津からの情報を頼りに、服役後に姿を消した父・旺(光石研)がいるであろう香港を訪れた旺太郎は、父の仕事仲間から、父もテープのコピーを探していたこと、父を貶めるよう嘘の証言をしたのが、クルーズ船の運営会社に務めていた長谷部くん(佐野勇斗)の父だったという情報を掴みました。

 旺太郎は電話越しに「尊氏と一緒にお前の親父も潰してやる」だの「もしテープのコピーを見つけられなかったら、お前に地獄を見せてやる」だのと長谷部くんを脅迫。しかし、旺太郎が帰国すると、なんと長谷部が死んだとのニュースが! なぜ彼は死んだのか、死の原因を探り長谷部を助けるべく(内心は長谷部が見つけていたテープのコピーを手にするべく)、旺太郎は宰子とキスをするのですが、過去にタイムリープしても結局、長谷部くんは死んでしまいました。

 2度目のタイムリープで、長谷部くんが死ぬ前に会っていたのが尊氏だということがわかったものの、旺太郎の努力もむなしく、何度タイムリープしても長谷部くんは死んでしまうのです。

 

■健気すぎる宰子が完全に「恋する乙女」

 

 前回、旺太郎と美尊ちゃんがキスしているところを見てしまった宰子は、いくら契約を結んだからといって、旺太郎が美尊ちゃんに本気なら「キスしたら悪い」と、旺太郎を気遣ってみせます。

 ほかにも、旺太郎に「この間(唇が)がガサガサしてたぞ」と言われたのを気にして、「今、ガサガサ……」と拒否したり(「キス」は嫌じゃない様子)、旺太郎からの香港土産に目を輝かせたり。

 さらには、ストリートミュージシャンの春海(菅田将暉)から、旺太郎がキス女のことを「不気味で陰気な女」と言っていたと聞いてしょぼくれたり、夜な夜な鏡の前で笑顔の練習&赤いリップを手にメイクを研究したり……いや~、もう完全に「恋する乙女」状態です。

 “恋をすると女の子は綺麗になる”とはよく言いますが、宰子もまさにソレ。回を追うごとにどんどん可愛くなっています。そんな乙女モード全開の宰子に「こんなこと話して自慢できんの宰子だけだからさぁ」とかヘラヘラ笑顔を向ける旺太郎。無自覚ツンデレほど、破壊力が強いことを彼は知らないのでしょうか? そんな2人を見ているからこそ、今話では、悲しく、切ないシーンがありました。

■旺太郎のつらい過去とすれ違う2人

 

 どうすれば長谷部の死を食い止めることができるのか、宰子の部屋で計画を練っていたとき、彼女が弟・光太の靴を持っていることに気がついた旺太郎。沈黙の末、2人はようやくお互いが12年前にあの船で出会った少年・少女だったことに気が付きました。

 自分だけが助かってしまったと自分を責めて生きてきた宰子は、「生きてた……あなたは生きててくれた……よかった……」と涙ぐみますが、「お前を助けたばっかりに」「あのときお前を助けたりしなかったら(光太は助かったかもしれない)……」と、旺太郎は彼女を激しく責めます。

“海難事故を起こした船長の遺族”として世間から冷たい視線を浴びせられながらも、父が負った3億円もの事故の賠償金を支払うため、仕方なくホストの道を選び、がむしゃらに働いてきた旺太郎。散々つらい目に遭ってきたこれまでの間、「よかった」なんて思った瞬間は一度もありませんでした。

「俺たちが出会ったのは偶然じゃなかった」「お前は光太に命をもらったんだよ」「償え」

 旺太郎に「幸せになっていい」と言われたことで、自分を縛っていた過去から抜け出して前を向き、旺太郎にも恋心のようなものも抱き始めていた宰子にとって、この旺太郎の言葉は、あまりにも残酷です。皮肉なことに、過去が繋がったことで、2人の間に大きな隔たりが生まれてしまいました。

 春海が言った「何度も同じ時間を繰り替えすと、元の出来事が抵抗して自分に振りかかってくる」という言葉から旺太郎の身を心配する宰子は必死に抵抗しますが、男の力に敵うはずも無く、無理やりキスされてしまいます。

 前回(参照記事)は、まるでお互いの想いが通じあったかのような、ベストキスシーンを見せてくれた2人ですが、今話ではうってかわって、『ドメキス』始まって以来の一番悲しいキスシーンでした。このとき、裏で春海こと菅田くんが歌う主題歌「さよならエレジー」がBGMとして流れるのですが、これがまたイイ。そのまま過去へと時間が遡り、春海がアコギを抱えて路上で歌うシーンへと繋がるのですが、ニクイ演出でした。

 

■そしてネタバレ通り、「旺太郎、死す」!?

 

 タイムリープした先で目を覚まし、涙をポロポロ流す宰子。一方、長谷部くんの上着のポケットに入っていた馬のエサから、彼は並樹乗馬倶楽部で死んだと推理する旺太郎は、やりきれない思いを押し殺すようにして拳をギュッと握り、長谷部くんがいるであろう並樹乗馬倶楽部に急ぎます。

 そして案の定、そこには長谷部くんと揉み合う黒ずくめの男が。旺太郎が助けに入りますが、ハンマーを片手に殴りかかってくる男に対抗できません。そこに、宰子が駆けつけ男の前に立ちはだかりますが、彼女をかばった旺太郎が犠牲に。男はテープを奪い去っていきました。

 頭から血を流し、呼びかけにも応じない旺太郎に宰子はキスをしますが、何も起こりません。「戻ろうよ? ねぇ……お願い……」と、涙を流しながら何度もキスをしますがタイムリープすることはできず、長谷部の「もう………死んでるよ」という言葉に泣き崩れます。

 2人を襲ったのは、並樹乗馬倶楽部の部員で尊氏ラブの忠犬・布袋でした。いくら尊氏ラブだからって、主のために殺しまでする布袋もヤバいですし、布袋からの報告の電話に、「そこまでしてくれなくても良かったのに……そう、ありがとう」と満面の笑みを浮かべる尊氏もいよいよヤバい気がします。“ブラック”どころの話ではありません。

 そういえば、旺太郎が2度目のタイムリープをしたとき、「これで本当のお開きだよ」と意味深な言葉を残していました。もしかして、長谷部くんの上着に馬のエサを仕込んでわざと旺太郎に気付かせて、乗馬倶楽部におびきよせたの? なんて、深読みしすぎでしょうか……?

 おそらく7話では、宰子が他の誰かとキスをして旺太郎を助けるでしょう。その相手は一体誰なのか……。きっと、旺太郎が殺されるところを見ており、自分自身も襲われた長谷部くんでしょう。宰子とキスをすれば、長谷部くんは未来の出来事を知ったまま過去に戻ることができる。つまり、乗馬倶楽部で自分と旺太郎が襲われることを旺太郎に話せば、2人ともそれを回避できるし、全てを仕組んだ尊氏を2人で追い詰めることが可能になります。間違っていたらごめんなさい。

 ともあれ、宰子の奮闘ぶりに期待しつつ、今夜の放送に備えたいと思います。
(文=どらまっ子TAROちゃん)

 

ついに5%台! 視聴率大爆死の『トドメの接吻』、山崎賢人に“救い”はあるのか……?

 12日放送の第6話の視聴率は、なんと、5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、1.4ポイントの大幅ダウン。初の5%台を記録してしまいました。同時間帯には、NHK総合で9日から開幕した平昌冬季オリンピックの「フリースタイル・女子モーグル決勝」の中継と、「デイリーハイライト」が放送されていたため、その影響を受けたとも考えられますが、元々が“アレ”なだけに、余計に視聴率の低さが目立つ結果に。

 ドラマも折り返し地点を過ぎ、残り4話。まぁ確かに、序盤はイケメン俳優・山崎賢人くんや新田真剣佑がキスをしまくる、ただの“ファン媚びドラマ”かと思いましたけど、回を重ねるごとにストーリーが面白くなっているので、なんだか残念です。

 前回(参照記事)、美尊ちゃん(新木優子)と尊氏(新田真剣佑)の婚約披露パーティーをぶち壊すかのように、参加者たちが見ている前で堂々と美尊ちゃんとキスをしてみせた旺太郎(山崎賢人)。ブチ切れ寸前の尊氏&尊氏の忠犬・布袋(宮沢氷魚)に何かされないか心配ですが、果たして……。

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■クズ(尊氏)の親は、やっぱりクズ

 

尊氏の叔父である郡次(小市慢太郎)から奪ったテープに映っていた少年は尊氏であり、12年前の海難事故が起きた原因を作ったのは、尊氏だったことに気がついた旺太郎。結局テープは尊氏によって焼かれてしまいましたが、どこかにコピーがあるはずだと、テープの捜索を開始します。

 興信所の根津(岡田義徳)によれば、並樹グループの前社長・尊(山田明郷)が息子である尊氏の罪を隠蔽するために、クルーズ船の運営会社に手を回したそう。根津からの情報を頼りに、服役後に姿を消した父・旺(光石研)がいるであろう香港を訪れた旺太郎は、父の仕事仲間から、父もテープのコピーを探していたこと、父を貶めるよう嘘の証言をしたのが、クルーズ船の運営会社に務めていた長谷部くん(佐野勇斗)の父だったという情報を掴みました。

 旺太郎は電話越しに「尊氏と一緒にお前の親父も潰してやる」だの「もしテープのコピーを見つけられなかったら、お前に地獄を見せてやる」だのと長谷部くんを脅迫。しかし、旺太郎が帰国すると、なんと長谷部が死んだとのニュースが! なぜ彼は死んだのか、死の原因を探り長谷部を助けるべく(内心は長谷部が見つけていたテープのコピーを手にするべく)、旺太郎は宰子とキスをするのですが、過去にタイムリープしても結局、長谷部くんは死んでしまいました。

 2度目のタイムリープで、長谷部くんが死ぬ前に会っていたのが尊氏だということがわかったものの、旺太郎の努力もむなしく、何度タイムリープしても長谷部くんは死んでしまうのです。

 

■健気すぎる宰子が完全に「恋する乙女」

 

 前回、旺太郎と美尊ちゃんがキスしているところを見てしまった宰子は、いくら契約を結んだからといって、旺太郎が美尊ちゃんに本気なら「キスしたら悪い」と、旺太郎を気遣ってみせます。

 ほかにも、旺太郎に「この間(唇が)がガサガサしてたぞ」と言われたのを気にして、「今、ガサガサ……」と拒否したり(「キス」は嫌じゃない様子)、旺太郎からの香港土産に目を輝かせたり。

 さらには、ストリートミュージシャンの春海(菅田将暉)から、旺太郎がキス女のことを「不気味で陰気な女」と言っていたと聞いてしょぼくれたり、夜な夜な鏡の前で笑顔の練習&赤いリップを手にメイクを研究したり……いや~、もう完全に「恋する乙女」状態です。

 “恋をすると女の子は綺麗になる”とはよく言いますが、宰子もまさにソレ。回を追うごとにどんどん可愛くなっています。そんな乙女モード全開の宰子に「こんなこと話して自慢できんの宰子だけだからさぁ」とかヘラヘラ笑顔を向ける旺太郎。無自覚ツンデレほど、破壊力が強いことを彼は知らないのでしょうか? そんな2人を見ているからこそ、今話では、悲しく、切ないシーンがありました。

■旺太郎のつらい過去とすれ違う2人

 

 どうすれば長谷部の死を食い止めることができるのか、宰子の部屋で計画を練っていたとき、彼女が弟・光太の靴を持っていることに気がついた旺太郎。沈黙の末、2人はようやくお互いが12年前にあの船で出会った少年・少女だったことに気が付きました。

 自分だけが助かってしまったと自分を責めて生きてきた宰子は、「生きてた……あなたは生きててくれた……よかった……」と涙ぐみますが、「お前を助けたばっかりに」「あのときお前を助けたりしなかったら(光太は助かったかもしれない)……」と、旺太郎は彼女を激しく責めます。

“海難事故を起こした船長の遺族”として世間から冷たい視線を浴びせられながらも、父が負った3億円もの事故の賠償金を支払うため、仕方なくホストの道を選び、がむしゃらに働いてきた旺太郎。散々つらい目に遭ってきたこれまでの間、「よかった」なんて思った瞬間は一度もありませんでした。

「俺たちが出会ったのは偶然じゃなかった」「お前は光太に命をもらったんだよ」「償え」

 旺太郎に「幸せになっていい」と言われたことで、自分を縛っていた過去から抜け出して前を向き、旺太郎にも恋心のようなものも抱き始めていた宰子にとって、この旺太郎の言葉は、あまりにも残酷です。皮肉なことに、過去が繋がったことで、2人の間に大きな隔たりが生まれてしまいました。

 春海が言った「何度も同じ時間を繰り替えすと、元の出来事が抵抗して自分に振りかかってくる」という言葉から旺太郎の身を心配する宰子は必死に抵抗しますが、男の力に敵うはずも無く、無理やりキスされてしまいます。

 前回(参照記事)は、まるでお互いの想いが通じあったかのような、ベストキスシーンを見せてくれた2人ですが、今話ではうってかわって、『ドメキス』始まって以来の一番悲しいキスシーンでした。このとき、裏で春海こと菅田くんが歌う主題歌「さよならエレジー」がBGMとして流れるのですが、これがまたイイ。そのまま過去へと時間が遡り、春海がアコギを抱えて路上で歌うシーンへと繋がるのですが、ニクイ演出でした。

 

■そしてネタバレ通り、「旺太郎、死す」!?

 

 タイムリープした先で目を覚まし、涙をポロポロ流す宰子。一方、長谷部くんの上着のポケットに入っていた馬のエサから、彼は並樹乗馬倶楽部で死んだと推理する旺太郎は、やりきれない思いを押し殺すようにして拳をギュッと握り、長谷部くんがいるであろう並樹乗馬倶楽部に急ぎます。

 そして案の定、そこには長谷部くんと揉み合う黒ずくめの男が。旺太郎が助けに入りますが、ハンマーを片手に殴りかかってくる男に対抗できません。そこに、宰子が駆けつけ男の前に立ちはだかりますが、彼女をかばった旺太郎が犠牲に。男はテープを奪い去っていきました。

 頭から血を流し、呼びかけにも応じない旺太郎に宰子はキスをしますが、何も起こりません。「戻ろうよ? ねぇ……お願い……」と、涙を流しながら何度もキスをしますがタイムリープすることはできず、長谷部の「もう………死んでるよ」という言葉に泣き崩れます。

 2人を襲ったのは、並樹乗馬倶楽部の部員で尊氏ラブの忠犬・布袋でした。いくら尊氏ラブだからって、主のために殺しまでする布袋もヤバいですし、布袋からの報告の電話に、「そこまでしてくれなくても良かったのに……そう、ありがとう」と満面の笑みを浮かべる尊氏もいよいよヤバい気がします。“ブラック”どころの話ではありません。

 そういえば、旺太郎が2度目のタイムリープをしたとき、「これで本当のお開きだよ」と意味深な言葉を残していました。もしかして、長谷部くんの上着に馬のエサを仕込んでわざと旺太郎に気付かせて、乗馬倶楽部におびきよせたの? なんて、深読みしすぎでしょうか……?

 おそらく7話では、宰子が他の誰かとキスをして旺太郎を助けるでしょう。その相手は一体誰なのか……。きっと、旺太郎が殺されるところを見ており、自分自身も襲われた長谷部くんでしょう。宰子とキスをすれば、長谷部くんは未来の出来事を知ったまま過去に戻ることができる。つまり、乗馬倶楽部で自分と旺太郎が襲われることを旺太郎に話せば、2人ともそれを回避できるし、全てを仕組んだ尊氏を2人で追い詰めることが可能になります。間違っていたらごめんなさい。

 ともあれ、宰子の奮闘ぶりに期待しつつ、今夜の放送に備えたいと思います。
(文=どらまっ子TAROちゃん)

 

Hey!Say!JUMP新曲、3万枚売り上げダウン! ドラマ&映画に露出増も懸念される「実力」

 2月14日にニューシングル「マエヲムケ」をリリースしたHey!Say!JUMP。オリコンデイリーシングルランキング(13日付)では、初登場首位を獲得したが、初日の売り上げは昨年12月発売の「White Love」を、やや下回るスタートを切ってしまった。

 新曲「マエヲムケ」は、山田涼介主演の1月期ドラマ『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)のエンディングテーマ。初日は14万568枚を売り上げて堂々の1位になったものの、前作「White Love」のデイリー記録(約16.7万枚)よりも2.6万枚ダウンした。

 Hey!Say!JUMPといえば、昨年はCDデビュー10周年のメモリアルイヤーを迎え、大みそかの『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たすなど飛躍の1年に。しかし、2018年の第1弾シングルは前作の初日記録を超えられなかったどころか、昨年2月発売の「OVER THE TOP」(約14.7万枚)や、同7月発売の「Precious Girl / Are You There?」(約14.3万枚)のデイリー売り上げを上回ることができなかった。

「『マエヲムケ』は、前作の『White Love』と同じく3種販売だった上に、ドラマのタイアップの楽曲にもかかわらず、意外にも出足が悪いという印象です。発売2日目のランキング(14日付)の5万4,100枚を加算しても、2日で約19.5万枚。『White Love』は2日目の時点で23.2万枚に届いていましたから、週末に向けて伸びない限り、初週売り上げは前作割れする可能性が高いでしょう。メンバーは現在、山田に加えて高木もKAT-TUN・亀梨和也主演の連ドラ『FINAL CUT』(フジテレビ系)に出演中。また、3月10日には知念侑李がメインの役どころで出演する映画『坂道のアポロン』が公開になります。ここへ来てCDのセールスが低下傾向になるようでは、グループの人気継続も危ぶまれますね」(ジャニーズに詳しい記者)

 山田主演作『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』は、初回から13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と高視聴率を獲得し、以降も4話まで11%台をキープしていた。しかし、2月10日放送の第5話は、初の1ケタを記録。同時間帯にNHKで『2018平昌冬季オリンピック』の男子ジャンプ・ノーマルヒル決勝が中継されていた影響もあったのか、『もみ消して冬~』は7.1%に下降してしまった。17日放送の第6話で再び2ケタに回復できるのか、注目が集まっている。

「ファンの報告によれば、Hey!Say!JUMPのファンクラブ会員数は2月上旬の段階で48万台に突入していたとか。一部では、ジャニーズ事務所の“イチ推し”がHey!Say!JUMPから後輩のSexy Zoneに移ったと言われています。Sexy Zoneは今夏の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーに抜擢され、1月から中島健人が『ぐるぐるナインティナイン』(日テレ系)の人気コーナー『グルメチキンレース ゴチになります!』のレギュラーに加入しました。Hey!Say!JUMPも14年頃に本格的な売り込みがスタートし、16年~17年にかけて急成長。事務所がSexy Zoneを後押しする体制に入ったのならば、デビュー11年目のHey!Say!JUMPは、ここからが実力勝負の世界になるのかもしれません」(同)

 ジャニーズ内のCD売り上げでは、今や嵐、関ジャニ∞に次いで3番手のポジションになっているHey!Say!JUMP。彼らにとって、今年が踏ん張りどころなのかもしれない。

広瀬すず、主演ドラマ『anone』が視聴率5%台の惨状! 来年の朝ドラに向け、黄信号が点灯

“CMクイーン”広瀬すずが主演する連続ドラマ『anone』(日本テレビ系)の視聴率が、とんでもないことになっている。

 初回は9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で発進したが、その後、7.2%→6.6%→6.4%と推移し、7日放送の第5話では5.9%まで降下。見事なまでの右肩下がりで、初回から3.3ポイントもの大幅ダウンとなった。

 日テレのプライム帯の連ドラの中では、“死に枠”とも称される「日曜ドラマ」でこそ、低視聴率を連発しているが、「水曜ドラマ」は、ほぼ毎クール、2ケタ台をマークしている優良な“看板枠”。その枠で、5%台を記録したのは、2013年10月期『ダンダリン 労働基準監督官』(竹内結子主演)第8話の5.6%以来、4年3カ月ぶりの大惨事なのだ。

『anone』は、同枠で放送された『Mother』(10年)、『Woman』(13年)に続く、日テレと人気脚本家・坂元裕二氏による3作目。先の2作は高視聴率をマークしており、同局の期待も、視聴者の前評判も高かった。ところが、始まってみれば、必要以上に手の込んだ難解なストーリーで、視聴者がついていけず、脱落者が続出。気がつけば、深夜ドラマ並みの低視聴率に沈んでしまっている状況だ。

 そんな中、光明がないわけではない。直近の第5話は、比較的スッキリした展開となり、廃業した印刷所の2階に住む亜乃音(田中裕子)の自宅で、天涯孤独の主人公・ハリカ(広瀬)、死に場所を探していたるい子(小林聡美)、余命宣告を受けたカレー屋店主・舵(阿部サダヲ)が、奇妙な共同生活を始めたのだ。そして、舵が使われなくなった印刷機を使って印刷屋を再開するというアイデアを出し、印刷機の使い方を聞くために元従業員の理市(瑛太)を呼び出す。理市は、亜乃音の亡き夫・京介(木場勝己)と偽札を造っていたことを告げ、亜乃音たちに偽札製造の協力を求めたところで終了。

 5話にも及ぶ複雑なストーリー展開の末、第6話以降ががぜんおもしろくなりそうな気配になってきたのだ。理市は妻子がいながら、消息を絶っていた亜乃音の義理の娘・玲(江口のりこ)と不倫しているが、次回では、それを亜乃音が知り、その問題でも紛糾することになりそうだ。

 だからといって、それだけで視聴率アップにつながるとは言いがたい状況がある。

「このドラマは1話完結モノではなく、1話ごとに奥深くつくられているため、初回から見続けていないと全体像が見えず、途中からでは、なかなか入っていけません。一度脱落した人、初めて見る人が第6話から視聴しても、そのおもしろさが伝わりづらく、定着させるのは難しいのではないでしょうか。従って、これ以上、大きく視聴率がダウンする可能性は低くなりましたが、逆に大きくアップさせるのも難しいと思われます。ようやくおもしろくなってきたのに、『時すでに遅し』といった印象です。あまりにも難解すぎた初回の展開をなんとかしていれば、もう少し視聴率低下に歯止めがかけられたかもしれませんね」(テレビ誌関係者)

 第6話から視聴率が持ち直したとしても、もはや2ケタに乗せるのは至難のワザ。最終的に、同ドラマは、日テレの「水曜ドラマ」史上、まれに見る爆死で終わってしまうことが濃厚。

 この数年、映画やCMに出演しまくって顔を売ってきた広瀬だが、連ドラ主演は15年1月期『学校のカイダン』(同)以来、3年ぶりのこと。同ドラマも平均視聴率は9.2%で、2ケタに届かなかっただけに、『anone』では高視聴率を獲得し、“ドラマ女優”としてランクアップを図りたかったはずだ。

 広瀬は、ヒロインを務めるNHK連続ドラマ小説『夏空-なつぞら-』が来年4月にスタートする。それまでに、映画でなく、お茶の間での人気を確固たるものにしておきたかったわけだが、『anone』の思わぬ低迷で歯車が狂い、黄信号がともってしまった。

 現在、“格下”の姉・広瀬アリスは、朝ドラ『わろてんか』で脇役ながら、存在感を発揮し、評価を高めている。このままでは、“お茶の間評”で、アリスとの立場が逆転しかねないだろう。
(文=田中七男)