TOKIO山口達也騒動に、ニンマリのフジテレビ、大混乱の日テレ……民放各局“忖度”の現状

 事件発覚も“最小限の影響”に済んだことが大きかったようだ。先月発覚したTOKIO・山口達也による、女子高校生への強制わいせつ容疑。その後、起訴猶予処分となり、ジャニーズが山口に契約解除処分を与えたことで一応の収束を見たが、今回の一件はジャニーズ事務所タレントにべったりの地上波テレビ局にも大きな打撃を与えている。

 山口1人の会見はもちろん、ほかの4人のメンバーによる会見はNHK、民放問わず各局で生中継放送され、大きな反響を呼んだ。その中でもひときわ目立っていたのが近年、視聴率低下で寂しい話しか聞かないフジテレビだ。

「フジは朝の『とくダネ!』から夕方の『プライムニュース イブニング』まで、生放送の情報番組が続いており、瞬時の対応が可能。また、内容は近年のセクハラ、パワハラに対する世間の目の厳しさを軸にして、山口を徹底的に糾弾した内容が多かった」(在京ワイドショー関係者)

 対照的なのは、山口が出演していた朝の情報番組『ZIP!』をはじめ、夕方、夜とジャニーズ事務所所属のタレントを入れていた日本テレビだ。

「大きく扱いたいのですが、どうしても彼らが出演していることもあり“忖度”してしまう。局内は編成、営業を中心に連休中も対応に追われており局内の空気もかなり悪くなっている」(別のテレビ制作スタッフ)

 もっとも近年、日本テレビは視聴率で1位に輝くことが多く、まさに“無双”状態に入っていた。それだけに、今回は思わぬ形で足下をすくわれかねない。

 これに、つけいるスキをうかがっているのがフジテレビだ。

「自局でも、グループそろって出演している冠番組を再編集する必要が生じるなど影響を受けましたが、ライバルの日テレに比べたら、そこまで大きくない。フジの場合もいくつかのジャニーズがメーンとなった番組はあるが、報道や情報番組に帯でキャスティングされていないのが大きい。報道側とすれば“忖度”なくやれる状況ですから、これを機に現場は俄然、やる気を出しています」

 ちなみに、2009年4月から14年末まではTOKIOの国分太一が『すぽると!』の土曜日版の編集長としてレギュラー出演。「もし、まだ続いていたら、影響は避けられなかった」というのだから、フジにも先見の明はあったのかもしれない。

TOKIO山口達也騒動に、ニンマリのフジテレビ、大混乱の日テレ……民放各局“忖度”の現状

 事件発覚も“最小限の影響”に済んだことが大きかったようだ。先月発覚したTOKIO・山口達也による、女子高校生への強制わいせつ容疑。その後、起訴猶予処分となり、ジャニーズが山口に契約解除処分を与えたことで一応の収束を見たが、今回の一件はジャニーズ事務所タレントにべったりの地上波テレビ局にも大きな打撃を与えている。

 山口1人の会見はもちろん、ほかの4人のメンバーによる会見はNHK、民放問わず各局で生中継放送され、大きな反響を呼んだ。その中でもひときわ目立っていたのが近年、視聴率低下で寂しい話しか聞かないフジテレビだ。

「フジは朝の『とくダネ!』から夕方の『プライムニュース イブニング』まで、生放送の情報番組が続いており、瞬時の対応が可能。また、内容は近年のセクハラ、パワハラに対する世間の目の厳しさを軸にして、山口を徹底的に糾弾した内容が多かった」(在京ワイドショー関係者)

 対照的なのは、山口が出演していた朝の情報番組『ZIP!』をはじめ、夕方、夜とジャニーズ事務所所属のタレントを入れていた日本テレビだ。

「大きく扱いたいのですが、どうしても彼らが出演していることもあり“忖度”してしまう。局内は編成、営業を中心に連休中も対応に追われており局内の空気もかなり悪くなっている」(別のテレビ制作スタッフ)

 もっとも近年、日本テレビは視聴率で1位に輝くことが多く、まさに“無双”状態に入っていた。それだけに、今回は思わぬ形で足下をすくわれかねない。

 これに、つけいるスキをうかがっているのがフジテレビだ。

「自局でも、グループそろって出演している冠番組を再編集する必要が生じるなど影響を受けましたが、ライバルの日テレに比べたら、そこまで大きくない。フジの場合もいくつかのジャニーズがメーンとなった番組はあるが、報道や情報番組に帯でキャスティングされていないのが大きい。報道側とすれば“忖度”なくやれる状況ですから、これを機に現場は俄然、やる気を出しています」

 ちなみに、2009年4月から14年末まではTOKIOの国分太一が『すぽると!』の土曜日版の編集長としてレギュラー出演。「もし、まだ続いていたら、影響は避けられなかった」というのだから、フジにも先見の明はあったのかもしれない。

岩田剛典『崖っぷちホテル!』人の性根に根差した“いい話”連発も、低空飛行は続く……

 日曜夜のほっこり低視聴率ドラマ『崖っぷちホテル!』(日本テレビ系)も第3話。視聴率は6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、やや戻しましたが低空飛行が続きます。とはいえ、今回もフツーに面白いです。

 というか、過去2回は「ユルいし雑だけど、優しい出来で、まあいいじゃない」という印象でしたが、今回はちょっとピリッとした緊張感もありましたし、主人公の宇海くん(岩田剛典)の可愛げの中に不気味さが見え始めたりしてて、回を重ねるごとに、ちょい深みが増してよい感じになってきてると思いました。

 そんなわけで振り返りです。

(前回までのレビューはこちらから)

■基本、みんな性根がいい。

 老舗ホテルの再建を目指す総支配人・桜井佐那(戸田恵梨香)と、いろいろあって副支配人になった宇海くん。前回までに、元副支配人の時貞(渡辺いっけい)と元総料理長・江口(中村倫也)を、それぞれ降格させたことから、ホテル内には不穏な空気が満ち始めています。

 ガマンならない時貞&江口の降格コンビに対し、宇海くんは「新規顧客獲得のための企画勝負」を提案。勝った方を、改めて役職に戻す約束をします。勝ち負けの基準は「お客様に喜んでいただけたかどうか」、そして、最終審判は支配人である佐那に委ねられました。

 このように、何もかもを勝手に進めつつ、最後には佐那に「あなたが総支配人じゃないですか!」と厳しい判断をほっぽり投げてくる宇海くんですが、その自信満々でマイペースなニッコリ笑顔にはなぜか説得力があるようで、従業員たちも、ついつい言うことを聞いてしまいます。

 今回も、

「そんなことやってられるか!」

「誰がおまえの指図に乗って企画なんて考えると思ってるんだ!」

 などと、駄々をこねるかと思いきや、意外にもすんなり新企画を考えてきた時貞&江口。

 元副支配人の時貞は、これぞ老舗ホテルのサービス! という究極のセレブ体験をしていただくという、なかなかの名案。1泊20万円だか30万円だかの最高級スイートにお泊まりいただき、超一流のおもてなしでお客様を迎えるというものでした。

 一方の元料理長・江口は、一流フレンチの調理体験という提案。ホテルと提携している地元の「高橋ファーム」なる畑(たぶん一流なのでしょう)での収穫から、お客様と一緒に行い、採れた野菜で「俺と一緒にフレンチを」と、これまた、至極まともな企画です。

 さらに、客室係の長吉(宮川大輔)が、「そういうことなら、やってみたい企画が!」と、プロのベッドメイクを体験してもらう企画を提案しました。特にきっかけとかなくて、やる気のない人として登場した長吉でしたが、なんだか、急にモチベーションがグングン上昇したみたい。

 このあたり、みんなゴネつつ実に性根がいいというか、都合よく宇海くんの話にノリすぎというか、要するにご都合主義満載なんですが、脚本家自身の「だって、いい人なんだからしょうがないじゃん」といった心持ちが伝わってくるので、これはこれで気持ちのいいご都合主義だなあなどと感じ入ります。なんだかあんまり、文句を言う気にならないんです。

■渡辺いっけいのサンドバッグぶり

 対決企画とはいえ同じホテルの中ですから、お互い邪魔をしないという約束事はあります。ところが、どうしても副支配人に返り咲きたい時貞は、江口のお客さんである小汚い親子によからぬ態度を取ります。

 この、いかにも良心的なドラマの“よごれ”を一手に背負うのが、時貞を演じる渡辺いっけい。同じ降格組でも、江口は「新人のハル(浜辺美波)にはまだ知識が不足している」「食材の見極めもできない」という、まっとうな理由で人事を戻すよう要求しますが、時貞のほうは、メインバンクから不正に金を引っ張っているのがバレたらヤバいという、身勝手を通り越して犯罪の隠ぺいのためという極悪人です。

 しかし、渡辺いっけいが演じると、極悪人に見えない。自分の客が蔑ろにされた江口と取っ組み合いのケンカになっても、なんか弱いし、「年の差考えろ」とか子どもじみたことしか言わない。対決はなんだかんだとてもいい話があって時貞が負けるわけですが、まあ見事に短絡的で惨めな負けっぷりを見せてくれます。引き立て役、脇役という仕事の重要性というものを感じさせるお芝居でした。今回、みんながみんな時貞の振る舞いにカウンターを当てることで株を上げてる。サンドバッグとして、打たれ強くて丈夫なキャラクターを成立させているのは渡辺いっけいの嫌みのない悪役ぶりのおかげです。

 今夜放送の第4話では、事務責任者の丹沢(鈴木浩介)が辞めると言い出すようです。こちらも、時貞と同様“反・宇海くん”側の人間ですので、どう丸め込まれるのか、楽しみに待ちたいと思います。このまま、フツーにいい話ばかりで終わってほしいと思うし、そういうドラマがあってもいいと思うんですが、まあ数字が、ねえ。どうなるんでしょう。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

『Missデビル』の狙いは『ドクターX』路線? 菜々緒のお仕置きハイキック、今週も炸裂!

 9頭身を誇る絶世の美女・菜々緒が、“悪魔”と称される冷徹な人事コンサルタント役を演じるドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)の第3話が28日に放送され、平均視聴率8.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.7ポイントアップとなりました。

前回までのレビューはこちらから

 共亜火災保険の人材活用ラボという部署に所属された新入社員・斉藤博史(Sexy Zone・佐藤勝利)は、上司の椿眞子(菜々緒)に命じられ、前回から対外的には新人研修というカタチで、リストラ候補探しのため各部署を回ることに。今回は、損害サービス部の“お荷物”を探すよう指令を受けます。

 同部署では、部長の尾上(おかやまはじめ)が音頭を取り、働き方改革を推進中なのですが、尾上は口先ばかりでロクにスケジュール調整をせず、仕事は部下に丸投げ状態。また、若手社員の吉田(前田公輝)は、パワハラで訴えるとほのめかし、上司からの命令をはねつける。その結果、中間管理職である課長の簑島(金子貴俊)が割を食い、大幅な残業を強いられてしまっているのです。

 このままでは簑島がつぶれてしまう。危機感を募らせた博史は、楽な仕事ばかりを選ぶ吉田をリストラ候補に挙げ、眞子に訴えます。

 しかし眞子は、このリストラ案を却下。簑島に同情を寄せるあまり、吉田を色眼鏡で見ていると指摘するのです。

 もしやと簑島の自殺を懸念した博史は、退社後、簑島を尾行することに。すると案の定、簑島は歩道橋の上で立ち止まり、今にも飛び降りそうな気配。博史は慌てて止めようとするのですが、その時ちょうど、吉田がすぐ近くを通りかかります。

 実は簑島は、吉田を襲うために待ち伏せていたのです。吉田の背後から近づき、ナイフを振りかざす。と、そこへ、眞子の美脚が画面外から現れ、簑島の襲撃を阻止。突然の登場に驚く吉田と博史をヨソに、眞子は簑島にハイキックを食らわせ、ノックアウトしてしまいます。

 眞子と博史はそのまま、簑島を人材活用ラボへ連行。そこで眞子は、簑島が営業部に所属していた当時、成績を上げるために契約書を不正に書き換えていたことを指摘し、退職を迫ります。

 その一方で眞子は、吉田へのお仕置きも忘れません。吉田がSNSの裏アカウントを用いて書き込んでいる、会社への誹謗中傷メッセージや経費のチョロまかし暴露投稿を、社内中のパソコンに一斉配信してしまうのです。

 その後の顛末は明かされませんでしたが、恐らく何らかの懲罰は下されたことでしょう。一方、簑島はというと、以前から夢だった料理の世界へ飛び込み、苦労しつつも充実した日々を送る結果オーライな幕引きとなりました。

 さて感想ですが、精神的に追い詰められた社員に退職を迫り、明らかに言動に問題のある社員を眞子が裏で成敗、という展開は、前回とまったく同じでした。

 その前回からなんとなく、このドラマが目指しているのは、米倉涼子・主演の大ヒットシリーズ『ドクターX』(テレビ朝日系)路線なのではないかと思っていたのですが、今回の放送でますますそう感じるようになりました。

『ドクターX』で米倉が演じるのは、海外で豊富な経験を積んだフリーランスの天才外科医・大門未知子役。毎回、抜群のスタイルを見せびらかすようなミニスカート&ハイヒール姿で登場し、自分の利害のみを優先する大学病院の教授たちと対立しては、正義のメスでぎゃふんといわせるという水戸黄門的な勧善懲悪ストーリーに終始するんですね。

 一方の眞子も、アメリカで輝かしいキャリアを積んだフリーの人事コンサルタントという設定で、毎回セクシーな衣装で登場。悪を成敗するのがオチという点も似通っています。

 また、眞子は誰かに反論された際、「おだまり!」と吠えるのが口癖になっていますが、これは未知子が意に沿わない仕事を押し付けられた時の「いたしません」や、困難なオペに対しての「私、失敗しないので」などのように、我の強いキャラクターを表す決めセリフとして定着させたい、という脚本家の意図が薄っすら感じられます。

 さらに付け加えると、大学病院の院長役として出演し、未知子と口論を繰り広げる西田敏行が、『Missデビル』では共亜火災保険の会長として登場。眞子とは対立しているわけではありませんが、会長室で向き合うサマは、院長室で未知子と対峙するシーンを彷彿とさせるのです。

 ただ、眞子以外のキャラが弱いため、魑魅魍魎が巣くう大学病院内部を描いた『ドクターX』にはとても敵わない。佐藤勝利の演技がダイコンなだけに、新人研修で各部署を渡り歩く流れにも見応えがありません。

 しかし今回、眞子が何らかの復讐心を抱き、共亜火災保険に潜り込んだことをほのめかす場面があったため、その背景次第では今後、面白い展開になっていくかもしれません。平均視聴率20%を超えるようなモンスタードラマになることを期待しつつ、次回を楽しみにしたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

TOKIO・山口達也の“強制わいせつ”書類送検で、象徴番組『ザ!鉄腕!DASH!!』はどうなる?

 自宅に呼び出した女子高校生に無理やりキスなどしたとして、警視庁から強制わいせつ容疑で書類送検されていたTOKIO・山口達也について、東京地検は1日、不起訴とした。同地検は、山口が送検容疑を認め、相手女性側と示談が成立しており、無期限謹慎処分で社会的制裁を受けていることを考慮し、起訴猶予にしたとみられる。

 山口、TOKIO、ジャニーズ事務所にとって、起訴されなかったのは幸いだったが、国民的アイドルグループのメンバーが、事実上の性犯罪を起こしたのは致命的で、イメージダウンは免れない。

 謝罪会見で、山口が「まだTOKIOに席があるなら戻りたい」と発言したことで、リーダー・城島茂や国分太一は不快感を示し、2日に行われた山口以外の4人のメンバーによる謝罪会見でも、厳しい言葉が並んだ。

 そんな中、気になるのは、TOKIOにとって、グループイメージをつくる象徴的な番組である『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の先行きだ。同番組は1995年11月に深夜枠で前身番組がスタートした長寿番組。98年4月にゴールデン帯に昇格してから、ちょうど20周年を迎えた。多くの人にとって、TOKIOイコール『DASH』のイメージが強いだけに、山口の不祥事によるダメージは大きい。

「『DASH』は、子どもから、お年寄りまで、あらゆる年代層の視聴者に愛されてきた番組で、家族で見ているケースが多いのです。だからこそ、わいせつ行為は絶対、御法度。当面、山口抜きのメンバーで回していくことになりますが、イメージダウンで一時的に見なくなる人が出てくることも予想されます。視聴者層を考慮すると、山口が『DASH』に復帰するのは難しいでしょうね」(テレビ誌関係者)

『DASH』は、ほとんどの回で視聴率15%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)超えを果たしている超優良コンテンツだ。今年に入ってからの視聴率を見ると、スペシャルを含む11回の放送で15%を割り込んだのは、わずか2回だけ。その2回も14%台で、常に高い数字をマークしている。

 この人気が、後番組『世界の経てまでイッテQ!』の高視聴率につながっているのは、いうまでもなく、『DASH』の視聴率が下がれば、負の連鎖で、『イッテQ』の視聴率も落ちる可能性がある。それは、日テレにとって、由々しき問題となる。

「一時的に、イメージダウンにより、ファンの“視聴ボイコット”はあるかもしれません。しかし、山口がいなくても成立する番組ですし、『日7枠』は、なんせ他の民放局が弱すぎます。従って、長い目で見れば、『DASH』の視聴率は、それほど影響は受けないと思われます。むしろ、興味本位や、山口以外のメンバーへの同情票で、逆に視聴率がアップするかもしれません」(同)

 子どものみならず、大人にも夢を売ってきた『DASH』だけに、メンバーの山口が、わいせつ行為をはたらいたのは、かぎりなく痛い。しかし、その人気はちょっとやそっとでは揺るがないだろう。
(文=田中七男)

TOKIO・山口達也“わいせつ謹慎”で辞表提出も、リーダーが保留……出演番組休止続く日テレは不幸中の幸い!?

 TOKIO・山口達也が強制わいせつ容疑で書類送検されたことが4月25日に明らかにになった。翌26日には、本人が会見し、2月12日に番組で共演した女子高校生を自宅に呼び出し、酒を飲ませた上、無理やりキスしたことが判明。所属するジャニーズ事務所は、山口を無期限謹慎処分とした。

 これを受けて2日、山口を除くTOKIOメンバー4人は都内で謝罪会見を開き、山口自身から退職願が提出されたこと、またリーダーである城島茂がその退職願を預かり扱いとし、グループの存続や山口の進退も含め、とりあえず保留状態とすることを明かした。

 この日会見した4人は、改めて「今できることに全力を尽くす」として、これまで通り仕事をこなすことを強調したが、いずれにしろ山口を起用していた局は、大迷惑を被ることになる。

 NHK Eテレの『Rの法則』は、山口が司会という重要な立場であったため、事件が明るみに出た4月25日より、当面の間、同番組の放送を休止する事態に陥った。

 フジテレビ系『TOKIOカケル』は、収録済みの分は、山口の出演シーンを編集して放送すると発表し、今後については未定としている。

 問題なのは、ジャニーズとベッタリの日本テレビだ。同局には、山口がレギュラー出演する番組が3つもあるだけに、その処理は非常に面倒だ。

 会見を受けて、同27日、月・水曜のパーソナリティーを務めていた朝の情報番組『ZIP!』では、その出演を当面見送ると発表し、番組公式サイトから、山口の名前と写真を削除した。不祥事の性質からして、事実上、“降板”とみていい。厄介なのは、TOKIOとして出演する『ザ!鉄腕!DASH!!』と、司会を務める『幸せ!ボンビーガール』の対応だ。

「『ZIP!』は生放送なので、出演を取りやめれば済みますが、問題なのは収録番組の2つ。すでに収録分があった場合、『TOKIOカケル』のように、山口の出演シーンをカットするか、撮り直し、あるいはお蔵入りさせるしかありません。『DASH』は頻繁に山口の出番がありますし、ましてや『ボンビーガール』は司会ですから、出演シーンを編集するなど無理でしょう。日テレにとっては、大迷惑な話です」(スポーツ紙記者)

 日テレとして、“不幸中の幸い”なのは、両番組とも、しばらく番組自体の放送予定がない点だ。『DASH』は特番編成のため、同29日は休止。翌週5月6日は、『世界の果てまでイッテQ!』のスペシャルにより、オンエアがなく、次回の放送予定は同13日だ。

『ボンビーガール』も、同1日は、『ザ!世界仰天ニュース』のスペシャルのため休止。このように、当面、山口がレギュラー出演する番組が放送されないのはラッキーというしかない。

 とはいえ、山口の不祥事で、ジャニーズは日テレに大きな“借り”をつくることになる。もともと両者の関係は“どっぷり”だが、ジャニーズ側は、日テレになんらかの形で、その“借り”を返す必要に迫られそうだ。
(文=田中七男)

“セクハラ加害疑惑”の社員を、日テレが強制個人研修中!「セクハラBOX」復活で……

 財務省の福田淳一前事務次官のセクハラ問題を受け、テレビ各局で「セクハラ対策」が急加速している。

 4月23日に行われた日本テレビの定例社長会見では、大久保好男社長がこの話題に触れ、社内にガイドラインを設けていることを明石、「どういう行為は許されないというのは箇条書きに書かれています。他人に不快感を与える言動など、9項目について書いてあります」と語り、毅然とした対応を取っていくことを強調した。

「福田前次官の報道ですっかりかき消されていますが、先月、日テレ系列の熊本県民テレビの梅原幹社長が、セクハラ&パワハラを理由に解任されています。日テレ時代の梅原氏は『ザ!鉄腕!DASH!!』『伊東家の食卓』『行列のできる法律相談所』などを手掛けた敏腕プロデューサーで、『愛人は10人作れ』が口癖。16年に熊本に“天下り”していますが、秘書部の女性に卑猥な言葉を発する、スカートの中に手を入れる、太ももを触るなど、やりたい放題。お金で解決できなかったといいますから、よほどヤバいことをしていたのでしょう」(スポーツ紙記者)

 それもあってか、日テレでは「セクハラBOX」が復活したという。

「日テレ社内にはセクハラやパワハラをメールで告発できるシステムがあったのですが、有名無実化していました。今回の騒動を機に、これが復活。過去に名前が挙がったことのある人が個人指名され、『セクハラ研修』『パワハラ研修』が実施されることとなった。両方とも受けることになった人は『二冠王』と、後ろ指をさされていますよ」(日テレ局員)

 昨年は「不倫=万死に値する」といった風潮が出来上がっていたが、今年は「セクハラ」についても、同様の空気になりつつある。戦々恐々となっているのは官僚だけでなく、テレビ局員も同じのようだ。

“セクハラ加害疑惑”の社員を、日テレが強制個人研修中!「セクハラBOX」復活で……

 財務省の福田淳一前事務次官のセクハラ問題を受け、テレビ各局で「セクハラ対策」が急加速している。

 4月23日に行われた日本テレビの定例社長会見では、大久保好男社長がこの話題に触れ、社内にガイドラインを設けていることを明石、「どういう行為は許されないというのは箇条書きに書かれています。他人に不快感を与える言動など、9項目について書いてあります」と語り、毅然とした対応を取っていくことを強調した。

「福田前次官の報道ですっかりかき消されていますが、先月、日テレ系列の熊本県民テレビの梅原幹社長が、セクハラ&パワハラを理由に解任されています。日テレ時代の梅原氏は『ザ!鉄腕!DASH!!』『伊東家の食卓』『行列のできる法律相談所』などを手掛けた敏腕プロデューサーで、『愛人は10人作れ』が口癖。16年に熊本に“天下り”していますが、秘書部の女性に卑猥な言葉を発する、スカートの中に手を入れる、太ももを触るなど、やりたい放題。お金で解決できなかったといいますから、よほどヤバいことをしていたのでしょう」(スポーツ紙記者)

 それもあってか、日テレでは「セクハラBOX」が復活したという。

「日テレ社内にはセクハラやパワハラをメールで告発できるシステムがあったのですが、有名無実化していました。今回の騒動を機に、これが復活。過去に名前が挙がったことのある人が個人指名され、『セクハラ研修』『パワハラ研修』が実施されることとなった。両方とも受けることになった人は『二冠王』と、後ろ指をさされていますよ」(日テレ局員)

 昨年は「不倫=万死に値する」といった風潮が出来上がっていたが、今年は「セクハラ」についても、同様の空気になりつつある。戦々恐々となっているのは官僚だけでなく、テレビ局員も同じのようだ。

岩田剛典『崖っぷちホテル!』視聴率ほぼ半減ショック! 「フツーに面白いドラマ」は、もういらない!?

「岩ちゃん」こと岩田剛典がブリブリな笑顔を振りまきつつ、老舗ホテルの再建を目指すドラマ『崖っぷちホテル!』(日本テレビ系)。第2話の視聴率は、なんと初回からほぼ半減となる6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)まで下げました。近年、稀にみる垂直落下ぶりですが、そんなに悪かったかなぁ。悪くないと思うんだけどなぁ。というわけで、今回も振り返ってみます。

(前回までのレビューはこちらから)

 

 新米支配人の佐那(戸田恵梨香)にお願いされ、ホテル・グランデ・インヴルサを再建するために名門バリストンホテルから衝撃の転職を果たした宇海くん(岩田)。前回までに、このホテルの問題点はだいたい洗い出せていたようで、さっそく大ナタを振るいます。

 まずは、やる気がないくせにプライドだけは高い副支配人・時貞(渡辺いっけい)と料理長・江口(中村倫也)を降格処分に。時貞は「宿泊部の主任」という新たな肩書を気に入るわけもなく、ブーブー言ってます。新人パティシエ・ハルちゃん(浜辺美波)に料理長の座を奪われた江口もイジケまくっていますが、宇海くんは相変わらずニコニコで気にも留めません。

 自ら副支配人となった宇海くんは、従業員一同に「ホテルの宝物である顧客名簿を読め」と命令。10年ほど前に、たくさんの客が「ケーキ美味い」と感想を寄せていたことが明らかになると、「このケーキを再現してケーキフェアをやろう」という企画を打ち出しました。

 で、ケーキフェアは概ね大成功。両親を事故で亡くした女子高生を盛大なおもてなしで感動させました。宇海くんの鮮やかな仕事ぶりに、最初は苦々しく思っていたバーマスター・梢さん(りょう)や元料理長・江口も、少しずつ心を許してきたようです。

 

■今回は「チャド・マレーン回」でした

 

 今回、大きくフィーチャーされたのは、見た目が完全に外国人なのに英語がしゃべれないベルボーイのピエール田中(チャド・マレーン)。

 ホテル上層部の人事をバッサバサに斬りまくる宇海の姿を見て、仕事に自信のないピエールは「ぼくはクビになる」とガクブル状態。そんなこんなで大事なケーキを踏んづけてしまうなどミスを重ね、宇海くんに呼び出しを食らいます。

 クビになる覚悟を決めたピエールでしたが、宇海くんは「一緒に、いい方法を考えましょう」と、優しく語りかけます。そしてもう一度、顧客名簿を総ざらい。さらに、バーマスター梢さんの助言で、佐那の父が大事にしていた顧客からのお礼状もすべてひっくり返して読み返すことに。

 そんなこんなで、踏んづけたケーキをご所望だった女子高生が何者だったかを探し当て、無事にご満足をいただくことができました。

 やる気のない従業員に、さらなるミスを重ねさせてドン底にまで追い込み、宇海くんの器量の良さと本人の努力によって回復する。ピエールは宇海くんを信頼することになり、やる気を取り戻す。このドラマのフォーマットになるのは、こうして1人ひとりを回復させる流れなのでしょう。全員が宇海くんを中心にひとつになったとき、ホテルも復活を果たす、というクライマックスが見えてきます。

 

■浜辺美波のコメディエンヌぶりがまぶしいよ

 

 今回は、若き天才パティシエ・ハルちゃんを演じる浜辺美波が気を吐きました。イジけ腐った(元)上司の江口を「ツンデレなのね」と気にも介せず、自分のやるべきことを天真爛漫な笑顔でこなす姿は、実に健気で愛さずにはいられません。それにしても、17歳。永野芽郁もそうですが、新しい世代の女優さんがどんどん育ってる感じがして素敵です。

 また、ここまでスーパーポジティブなハルちゃんにも今後、波乱が訪れるとすれば、それは物語の大きな振り幅になると思います。中盤の盛り上がりを支えるのは、もしかしたらハルちゃんかもしれません。

■エピソードは弱い、弱いけど優しい

 

 見ていて気になるのは、各エピソードの弱さです。ピエールが「クビになる~」と恐れ慄く原因になったのも、「外国人客から逃げたのを宇海に見られた」「ケーキ踏んじゃった」だけなので、少し不自然に感じます。その宇海くんには「ネクタイ締められない」「20分締めたら3日も寝込んだ」という設定が与えられていますが、これもバリストンホテルとやらの副支配人にまでのし上がった人物としては、いかにも不自然。後半でバリッとスーツで決めるシーンがあって、それに対するギャップなのでしょうけど、ちょっと納得しかねる部分でもあります。

 また、ハルちゃんが食べたこともない「幻のケーキ」を完全に再現できちゃったのも安易だと思いますし、そのケーキを求めてやってきた女子高生の動機が、第1話と同じ「死んだ家族との思い出を求めて」というパターンだったことも、物足りないっちゃ物足りない部分です。

 ただ、こうした弱さもひっくるめて、優しい出来になっていると思うんですよねえ。第1話のレビューにも書きましたが、基本的には岩ちゃんファン向けのアイドルドラマなので、そもそもの岩ちゃんのパブリックイメージに、よく似合う作風だと思う。で、弱いといっても、退屈なわけではない。フツーに面白い、といえるくらいにはまとまってる。

 そういう、それなりによくできたドラマがここまで数字を下げるというのは、第2話を見終えた後でも、ちょっと不思議だなぁという印象が残ります。岩ちゃんの求心力が、まあこんなもんなのもあるけど、なんかフツーに面白いドラマって、もうあんまり視聴者に求められてないのかもしれませんね。ホント、悪くないし、マジメに作ってると思うんだけど。うーむむ。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

岩田剛典『崖っぷちホテル!』視聴率ほぼ半減ショック! 「フツーに面白いドラマ」は、もういらない!?

「岩ちゃん」こと岩田剛典がブリブリな笑顔を振りまきつつ、老舗ホテルの再建を目指すドラマ『崖っぷちホテル!』(日本テレビ系)。第2話の視聴率は、なんと初回からほぼ半減となる6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)まで下げました。近年、稀にみる垂直落下ぶりですが、そんなに悪かったかなぁ。悪くないと思うんだけどなぁ。というわけで、今回も振り返ってみます。

(前回までのレビューはこちらから)

 

 新米支配人の佐那(戸田恵梨香)にお願いされ、ホテル・グランデ・インヴルサを再建するために名門バリストンホテルから衝撃の転職を果たした宇海くん(岩田)。前回までに、このホテルの問題点はだいたい洗い出せていたようで、さっそく大ナタを振るいます。

 まずは、やる気がないくせにプライドだけは高い副支配人・時貞(渡辺いっけい)と料理長・江口(中村倫也)を降格処分に。時貞は「宿泊部の主任」という新たな肩書を気に入るわけもなく、ブーブー言ってます。新人パティシエ・ハルちゃん(浜辺美波)に料理長の座を奪われた江口もイジケまくっていますが、宇海くんは相変わらずニコニコで気にも留めません。

 自ら副支配人となった宇海くんは、従業員一同に「ホテルの宝物である顧客名簿を読め」と命令。10年ほど前に、たくさんの客が「ケーキ美味い」と感想を寄せていたことが明らかになると、「このケーキを再現してケーキフェアをやろう」という企画を打ち出しました。

 で、ケーキフェアは概ね大成功。両親を事故で亡くした女子高生を盛大なおもてなしで感動させました。宇海くんの鮮やかな仕事ぶりに、最初は苦々しく思っていたバーマスター・梢さん(りょう)や元料理長・江口も、少しずつ心を許してきたようです。

 

■今回は「チャド・マレーン回」でした

 

 今回、大きくフィーチャーされたのは、見た目が完全に外国人なのに英語がしゃべれないベルボーイのピエール田中(チャド・マレーン)。

 ホテル上層部の人事をバッサバサに斬りまくる宇海の姿を見て、仕事に自信のないピエールは「ぼくはクビになる」とガクブル状態。そんなこんなで大事なケーキを踏んづけてしまうなどミスを重ね、宇海くんに呼び出しを食らいます。

 クビになる覚悟を決めたピエールでしたが、宇海くんは「一緒に、いい方法を考えましょう」と、優しく語りかけます。そしてもう一度、顧客名簿を総ざらい。さらに、バーマスター梢さんの助言で、佐那の父が大事にしていた顧客からのお礼状もすべてひっくり返して読み返すことに。

 そんなこんなで、踏んづけたケーキをご所望だった女子高生が何者だったかを探し当て、無事にご満足をいただくことができました。

 やる気のない従業員に、さらなるミスを重ねさせてドン底にまで追い込み、宇海くんの器量の良さと本人の努力によって回復する。ピエールは宇海くんを信頼することになり、やる気を取り戻す。このドラマのフォーマットになるのは、こうして1人ひとりを回復させる流れなのでしょう。全員が宇海くんを中心にひとつになったとき、ホテルも復活を果たす、というクライマックスが見えてきます。

 

■浜辺美波のコメディエンヌぶりがまぶしいよ

 

 今回は、若き天才パティシエ・ハルちゃんを演じる浜辺美波が気を吐きました。イジけ腐った(元)上司の江口を「ツンデレなのね」と気にも介せず、自分のやるべきことを天真爛漫な笑顔でこなす姿は、実に健気で愛さずにはいられません。それにしても、17歳。永野芽郁もそうですが、新しい世代の女優さんがどんどん育ってる感じがして素敵です。

 また、ここまでスーパーポジティブなハルちゃんにも今後、波乱が訪れるとすれば、それは物語の大きな振り幅になると思います。中盤の盛り上がりを支えるのは、もしかしたらハルちゃんかもしれません。

■エピソードは弱い、弱いけど優しい

 

 見ていて気になるのは、各エピソードの弱さです。ピエールが「クビになる~」と恐れ慄く原因になったのも、「外国人客から逃げたのを宇海に見られた」「ケーキ踏んじゃった」だけなので、少し不自然に感じます。その宇海くんには「ネクタイ締められない」「20分締めたら3日も寝込んだ」という設定が与えられていますが、これもバリストンホテルとやらの副支配人にまでのし上がった人物としては、いかにも不自然。後半でバリッとスーツで決めるシーンがあって、それに対するギャップなのでしょうけど、ちょっと納得しかねる部分でもあります。

 また、ハルちゃんが食べたこともない「幻のケーキ」を完全に再現できちゃったのも安易だと思いますし、そのケーキを求めてやってきた女子高生の動機が、第1話と同じ「死んだ家族との思い出を求めて」というパターンだったことも、物足りないっちゃ物足りない部分です。

 ただ、こうした弱さもひっくるめて、優しい出来になっていると思うんですよねえ。第1話のレビューにも書きましたが、基本的には岩ちゃんファン向けのアイドルドラマなので、そもそもの岩ちゃんのパブリックイメージに、よく似合う作風だと思う。で、弱いといっても、退屈なわけではない。フツーに面白い、といえるくらいにはまとまってる。

 そういう、それなりによくできたドラマがここまで数字を下げるというのは、第2話を見終えた後でも、ちょっと不思議だなぁという印象が残ります。岩ちゃんの求心力が、まあこんなもんなのもあるけど、なんかフツーに面白いドラマって、もうあんまり視聴者に求められてないのかもしれませんね。ホント、悪くないし、マジメに作ってると思うんだけど。うーむむ。
(文=どらまっ子AKIちゃん)