中条あやみ、『白衣の戦士!』主演も「ゴリ押しエグい」「『ナースのお仕事』パクリ」と批判

 中条あやみが、4月から放送される新ドラマ『白衣の戦士!』(日本テレビ系)で、水川あさみとダブル主演を務めることがわかった。昨年は2本の映画で主演を張り、現在も三代目J Soul Brothers・登坂広臣とダブル主演で映画『雪の華』が公開中の中条だが、ネット上では早くも「爆死ばっかりなのにドラマ主演とか無理」「モデルだけやってればいいのに」という声が上がっている。

「『白衣の戦士!』の内容は、中条演じる“元ヤンの新人ナース”と、水川演じる34歳婚活中の“がけっぷちナース”の2人による、笑いあり涙ありの痛快ナースコメディだそう。演技力が評価されている水川に対して、中条は主演映画で爆死続き。昨年、Sexy Zoneの中島健人とダブル主演を務めた『ニセコイ』でも『変顔ばっかりで演技力はない』『可愛いけど演技がヘタ』などの声が多数上がっており、今回も『モデルだけやってればいいのに』『演技がアレなのに、ゴリ押しがエグい』『女優向いてないよ』との指摘が集まっています」(芸能ライター)

 さらに“新人ナースと先輩ナースの痛快コメディ”という内容から、観月ありさと松下由樹のコンビで1996~2002年の間でシリーズ4まで制作された人気ドラマ『ナースのお仕事』(フジテレビ系)を思い出した人も多かったよう。14年にはスペシャル版も放送された大ヒット作だ。

「『ナースのお仕事』は、ドジの新人ナース・朝倉いずみ(観月)が、さまざまな騒動を起こしつつも、教育係の尾崎翔子(松下)に厳しく指導されて、仕事も恋も成長していくというコメディでした。今回の『白衣の戦士!』も新人ナース×教育係というコンビなので、設定は確かに似ています。それに加え、恋愛要素も入ってくることから『キャラクターもストーリーもまんま「ナースのお仕事」』『まるパクリじゃん』『似すぎ!』と非難の声が上がっているんです」(同)

 そんな今回のドラマ脚本を担当するのは、梅田みか氏。実は、過去に書いたドラマ脚本が「人気漫画のセリフと酷似している」と“パクリ騒動”を起こしたこともある人物だ。

「問題が指摘されたのは、95年放送の連続ドラマ『終らない夏』(同)。これの設定や劇中のセリフが、紡木たく氏の人気漫画『ホットロード』(集英社)と酷似しているとして、当時“盗作疑惑”が持ち上がることに。その後、ドラマは最後まで放送されましたが、最終回終了後に日テレは盗作を認めて謝罪し、いわくつきのドラマとなってしまいました。」(同)

 早くも、不穏な気配が立ちこめ始めた様子の『白衣の戦士!』だが、批判を跳ね除ける内容に期待したい。

『ザ!鉄腕!DASH!!』キムタクに続き、イノッチの“助っ人”で高視聴率獲得! もうTOKIOの番組をやめたら?

 山口達也が不祥事により、TOKIOを脱退して以降、視聴率が低迷していた『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)が、ここに来て巻き返しを見せている。

 昨年5月12日放送回から山口抜きで再スタートを切った『DASH!!』だが、視聴率はグングン下降線をたどっていき、同12月2日には12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)まで落ち込んでしまった。

 しかし、今年初の放送となった1月20日には、木村拓哉が「0円食堂」で初登場し、18.6%の高視聴率をマーク。前週の27日の番組内容は、「初モノ奪取!あの3億円マグロの裏側に城島の野望が…」で、大きな目玉はなかったが、それでも16.4%を記録。そして、2月3日放送回は16.7%とアップさせ、3週連続で16%超えを果たす好調ぶりだ。

 その3日放送回は、前半は「俺たちのDASHカレー」で、長瀬智也、国分太一、城島茂が出演。後半は「出張DASH村」で、国分と“助っ人参戦”のV6・井ノ原快彦が、千葉・松戸のネギ農家を訪問。収穫を手伝い、さまざまなネギ料理に舌鼓を打っていた。

「長らく低迷していた『DASH!!』に、改めて注目を集めさせたという点では、木村を投入した効果が十分にあったといえそうです。昨年8月19日に、嵐・二宮和也が出演した回も、15.5%と高視聴率を上げていますし、今回はイノッチで16%台後半を弾き出しました。この際、高い数字をキープするために、TOKIOメンバーに限定せず、積極的に人気ジャニタレを投入していくのも、ひとつの手じゃないでしょうか」(テレビ誌関係者)

 それぞれ、個々の活動もあるため、なかなかメンバーが揃わず、城島のみの出演回も少なくない現状を鑑みれば、“TOKIOの番組”という枠組みを外して、TOKIOを中心とした人気ジャニタレが集結する番組に転換するのも一考に値するのでは?
(文=田中七男)

日本テレビとフジテレビが連日会議……「嵐」冠番組の後任は?

 アイドルグループ・嵐が、2020年末に活動休止することを発表。レギュラー番組『嵐にしやがれ』『VS嵐』を抱える日本テレビとフジテレビでは、すでに連日対策会議が開かれているという。

「活動休止まで2年ほどあるため、各局は十分な対策を練る時間がある。とはいえ、国民的アイドルグループ冠番組の後だけに、視聴率を急落させないためにも、それ相応のビッグネームが必要となってくる。実際、フジテレビは『SMAP×SMAP』の後番組が苦戦続き。『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?』『世界の村のどエライさん』が立て続けに打ち切りとなり、昨年10月から始まった『新説!所JAPAN』も視聴率は5%程度(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と惨敗気配です。たっぷり時間をかけて大爆死では目も当てられませんから、逆にプレッシャーでしょう」(テレビ誌ライター)

 そんな中、2月2日に明石家さんまが自身のラジオ番組で嵐について言及。活動休止のニュースを聞いたさんまは、「瞬間的にテレビ局の、あの枠とあの枠空くなっていう……オファー来たらな」と、“ビジネスチャンス”だと感じたようだ。

「あの枠とあの枠というのは、当然、嵐が持つ2つの冠番組のことでしょう。世間や芸能人たちの多くが、『残念』『お疲れ様』というコメント一色。2年後には65歳となっているさんまですが、それでも自分の番組を持てるチャンスだと、“瞬間的に”頭をよぎる感覚こそ、さんまがテレビ界の帝王の座に就いているゆえんでしょう」(テレビ関係者)

 実際、さんまにはそのチャンスがあると語るのは、民放プロデューサーだ。

「フジテレビを主戦場としているさんまだけに、『VS嵐』の枠を担当することは十分考えられる。その場合、今後ジャニーズが主力に据えるKing & Princeとの共演の線が有力ではないでしょうか。『嵐にしやがれ』のほうは、現在、日曜昼に放送され、Hey! Say! JUMPの山田涼介、知念侑李、八乙女光、SixTONES・高地優吾が出演している『スクール革命!』をスライドさせる案が検討されているようです」

 嵐の活動休止報道が落ち着いた後は、壮絶な椅子取りゲームが始まりそうだ。

『3年A組』菅田将暉と片寄涼太が殴り合い! 「明日と戦え。抗え!」のメッセージの裏に、迫る死期?

 1月27日に放送された、『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)の第4話。

 今回の柊一颯(ひいらぎ・いぶき/菅田将暉)による“魂の授業”の目的は、里見海斗(鈴木仁)に景山澪奈(上白石萌歌)の動画を盗撮させた犯人の特定である。すると、甲斐隼人(片寄涼太)があっさりと手を挙げ、里見への指示を認めた。しかし、誰が動画を加工したのかは不明のまま。その正体を甲斐が明らかにしなければ、今日の授業は終わらない。

 甲斐が澪奈の動画を欲していたのには理由がある。母子家庭の甲斐は、母親が不慮の事故に遭い、代わりに家族を支えなければならなくなった。プロダンサーの夢をあきらめ、働いて家計を支える日々だ。そんな時、半グレ集団「べルムズ」リーダーの喜志正臣(栄信)から「景山澪奈が二度と泳げなくなるネタが欲しい」と言われ、報酬20万円と引き換えに里見に撮らせた動画を提供していたのだ。

 家庭の事情も含め、甲斐が隠していた背景に驚くクラスメイトたち。一方、柊は甲斐の秘密を知っていた様子である。甲斐だけではない。里見、茅野さくら(永野芽郁)、宇佐美香帆(川栄李奈)など、今までフィーチャーされた者の秘密も知っていた。つまり、柊が生徒を人質に取った目的は“黒幕”の特定ではないということになる。

 柊の目的は、すでに第1話で発表済み。泣きながら生徒全員を怒鳴った初日の熱弁に込められている。

「自分が助かれば、他人がどうなっても構わない。イカれてるね~。どうしてそんな、貧しい考えが生まれるのか。モラルの欠如、アイデンティティの拡散。要は、中身が空っぽなんだよ!」

「過去の自分が、今の自分を作る! だから、過去から逃げてるお前も、お前も、お前も、極めて幼稚なガキのまま成長が止まってるってわけだ。そんな奴らが、一体何から卒業するっていうんだよ!」

「なぜ、景山澪奈は死ななければならなかったのか? これから、彼女の生きざまを通して、お前らの考えがいかにもろく、弱いものなのか、思い知らせてやる」

「変わるんだ。悪にまみれたナイフで、汚れなき弱者を傷付けないように、変わるんだよ! ……変わってくれ」

 不幸な境遇から抜け出すため、澪奈が犠牲になることも厭わなかった甲斐。「自分が助かれば、他人がどうなっても構わない」という意識を持っていたからだ。澪奈に行っていた仕打ちを隠し、開き直っていた香帆。まさに、過去から逃げていた。澪奈が自殺に至った理由をたどることで、汚れなき弱者を傷付けていた事実と向き合う生徒たち。柊による“魂の授業”は、生徒が変わることこそが目的である。

■柊の体調と授業内容にも関係が?

 薬を常用し、体調の悪さをうかがわせる柊。第4話のエンディングではついに耐え切れず、教壇で倒れてしまった。

 柊の体調の悪さを鑑みると、彼を異常な授業に踏み切らせた理由が見えてくる。「もう、遅せえんだよ……」とプロダンサーになる夢をあきらめる甲斐に、柊はこう言った。

「甘えてんじゃねえぞ。お前は景山の人生を狂わせた1人なんだ。遅いなんて言わせない。景山のためにも真実を明かして、明日と戦え。抗え! もがいてつかめ! 生きてるお前には、それができるんだよ」

 命を落とした澪奈だけではない。柊の死期が近づいていると仮定すれば、「生きてるお前にはそれができる」の檄が、より深く響いてくる。

 第3話で柊は里見に「明日を生きる活力」を説いた。そして今回は、こんなメッセージを甲斐に送っている。

「明日と戦え。抗え! もがいてつかめ! 生きてるお前には、それができるんだよ」

「変わるなら今だ! お前のその手で道を切り開け」

 病を抱えているからこそ、生きていることの重要性を訴え続ける。柊の体調の悪さと“魂の授業”の内容には、関連性がある気がする。

■「ブッキー」ではなく「先生」と呼ぶようになった生徒たち

 このドラマは、先の展開を予想することが不可能。伏線が張り巡らされる割に、いきなり半グレ集団が登場するなど、伏線と関係ない事柄が話の主軸になったりするからだ。(第1話で椎名桔平扮する郡司真人が逃げる喜志をKOするという伏線はあったが)

 ただ、柊の真のターゲットが学校の外にいることは明らか。警視庁理事官・五十嵐徹(大友康平)との連携が、別の巨大な存在との対峙を連想させるのだ。

 今まで、生徒を“恐怖”で支配していた柊。しかし、第4話エンディングで生徒たちは柊の元に駆け寄っている。信頼関係ができつつある。「柊と人質」から「教師と生徒」という関係性へ次第に形を変え、予想もつかない存在との対峙へと話は進んでいく。そんな気がしてならない。

 当初、A組の生徒は柊のことを「ブッキー」と呼んでいたが、今では多くの者が彼を「先生」と呼んでいる。ザ・クロマニヨンズの曲が楽しさを喚起するスタッフロールとドラマの内容にギャップを感じていたのに、その違和感もだんだんと薄れてきた。“魂の授業”によって、3年A組が確実に変わりつつある。

(文=寺西ジャジューカ)

 

 

『家売るオンナの逆襲』“昭和VS平成生まれ”がテーマも、ゆとり世代をアホに描きすぎ?

 1月30日、北川景子が不動産業界のスーパー営業ウーマンを演じるドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)の第4話が放送され、平均視聴率10.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.7ポイントダウンとなってしまいました。

(前回までのレビューはこちらから)

 今年4月から施行予定の『働き方改革関連法』への対応策として、テーコー不動産では1カ月の総労働時間を190時間に抑えるプレ期間を設定。売り上げアップ&労働時間の削減を達成するため、屋代大(仲村トオル)は営業成績の悪い新人社員・鍵村洋一(超特急・草川拓弥)の教育係として庭野聖司(工藤阿須加)を任命します。

 ところが鍵村から、“なんのために仕事をするのか?”と問い詰められた庭野は答えに窮し、落ち込んでしまいます。それを見かねた屋代は、鍵村を三軒家万智(北川)に託すのでした。

 その万智が今回担当することになったのは、定年を間近に控えた山路功夫(佐野史郎)と朱美夫婦。娘の花(北原里英)と娘婿の健太郎(田村健太郎)の家購入のために資金を援助するとのことで、万智はすぐさま3つの物件を用意します。

 ところが、花はそれらの物件を「ダサい」と一蹴し、若者向けのオシャレな物件を探してくれと要望するのです。

 そしてその夜、同僚の床嶋ゆかり(長井短)とバーで飲んでいた鍵村は、花と健太郎に遭遇。「もっとオシャレな物件を」という花からのリクエストに対して、その場で適当にスマホ検索したマンションを提案し、翌朝の内見の約束を取り付けるのでした。

 この物件を花が大いに気に入ったため、その場で購入が決定。鍵村は鼻高々となり営業所へ戻るのですが、勝手にマンション購入を決めたことに怒り心頭となった功夫が怒鳴り込んできた結果、契約はご破算となってしまうのです。

 一方、万智が新たに見つけ出した家には、朱美の長年の夢だったという喫茶店を経営するためのスペースがあり、娘夫婦のためではなく自分たちのために資金を使うべきだと提案するのでした。

 これに不満を漏らす花に対して、万智はオシャレにリノベーションした団地を紹介。花は大感激し、商談成立……と思いきや、そこへフリーランスの不動産屋・留守堂謙治(松田翔太)が現れ、その部屋が354号室で、以前、健太郎が浮気した“ミヨコ”という女性の名前と語呂合わせで一緒だと指摘したことで、花の気持が萎えてしまうのです。

 その花に対して留守堂は、夫婦が揃って好きな歌手・矢沢永吉にちなんだ、同じ団地の“830(ヤザワ)号室”を提供。矢沢グッズだらけの室内を見た花たちは購入を即決し、顧客を横取りされた万智が「負けた……」と呟き、敗北宣言したところで今回は終了となりました。

 不動産売買を通じて世間の問題を炙り出す、というのがこのドラマの真骨頂ですが、今回は『昭和のがむしゃら企業戦士VS経済成長を知らない平成世代』という構図が描かれました。

 一方は、“24時間戦えますか?”的な流行語のもと、会社のため身を粉にして働くことを善しとして生きてきた世代。一方は、それまでのシステマティックな教育ではなく、自由な発想や多様な価値観を奨励され育った世代です。

 今回でいえば、前者が山路夫妻と屋代、後者は鍵村&ゆかりと花&健太郎でした。生まれ育った時代に合ったそれぞれの考え方や価値観があって当然なのですから、本来であればドラマ上であえて甲乙をつける必要はないハズです。

 しかし、脚本家の大石静氏が60代ということもあるのでしょうか、なんとなくゆとり世代が悪しざまに描かれていたように思えてなりません。矢沢グッズで占められた部屋の購入を花が即決したのなんて、アホそのもの。エレベーターのない団地で、しかもそれまでワガママ三昧だった花が、4階ではなく8階の部屋を喜々として購入というのは不自然でした。

 また、ゆとり世代の権化のように描かれた鍵村とゆかり、特に鍵村のやる気のなさ、己の特性を把握せず、また知ろうとする努力もしないくせに、“俺らしく生きる”と豪語する口ばっかりのキャラ設定は、フェアじゃないように感じました。

 いうまでもありませんが、どの世代の人も性格や生き方は千差万別。このドラマに限らず、“ゆとり”という語感だけでやる気のないキャラ付けをするのは、そろそろやめにした方がいいのではないでしょうか。

 そんな世代間の対立とは無縁とばかり、今回もひたすら家売ることに奔走した万智ですが、前回に引き続き留守堂に顧客を横取りされてしまい、相当にショックを受けた様子でした。しかも何やら過去に因縁があるらしきこともニオわせていましたから、また次回の展開が気になるところです。
(文=大羽鴨乃)

有働由美子『news zero』視聴率4.5%→10.7%に爆増!“反則技”での数字アップに未来はあるのか?

 有働由美子がメインキャスターを務める、日本テレビ系の報道番組『news zero』の28日(月曜)放送回の視聴率が10.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークし、久しぶりに2ケタ台に乗せた。

 前回(25日金曜)の視聴率は4.5%で、実に6.2ポイントもの大幅アップ。同じ月曜で見ると、前週(21日)の9.2%から1.5ポイント上昇した。裏のテレビ朝日系が28日午後10時55分から『サッカーAFCアジアカップ2019 準決勝 日本×イラン』をオンエアし、この時間帯では異例といえる15.5%の高視聴率を獲得したことを考慮すれば、『zero』の2ケタ突破は大健闘といえるだろう。

 28日放送の『zero』が高い視聴率をマークしたのは、いうまでもなく、嵐・櫻井翔が出演したからだ。27日に嵐が2020年いっぱいでの活動休止を発表して以降、初めて櫻井が生番組に出演するとあって、注目を集めたのだ。

 ただ、この『zero』の高視聴率獲得には称賛ばかりではなく、批判の声も多いようだ。問題となったのは、その番組内容。櫻井は同番組で月曜キャスターを務めており、立場的にはあくまでもゲスト出演者ではない。そして、いうまでもなく同番組は“報道番組”だ。

 番組は冒頭から、およそ30分間にわたって、有働アナが嵐活動休止に関して、櫻井にインタビュー。その後も、Twitterで寄せられた視聴者からの声に櫻井が答える時間が設けられたため、番組のほとんどが嵐活動休止問題に終始。ニュースに割かれた時間はわずかで、すっかりワイドショー化してしまった。

「もともと月曜は櫻井のファンがよく見ていることもあり、制作陣が視聴率を取るために、嵐問題に多くの時間を割いたのは当然のこと。しかし、『zero』はあくまでも報道番組であって、芸能ニュース番組ではありません。あまりにも今回はやりすぎでした。櫻井へのインタビューなど、15分も流せば十分でしょう。ただでさえ、『zero』は、有働アナがMCになってからワイドショーのノリで、肝心のニュースの部分が薄っぺらいため、既存の視聴者から大不評を買っています。それが、視聴率が伸びない要因となっているのです。であるにもかかわらず、こんな芸能ニュース番組的な内容に終始してしまっては、視聴者はどんどん離れていってしまいますよ。いわば“反則技”ともいえるやり方で、目先の数字しか考えていない対応では、未来はないでしょう」(テレビ制作関係者)

 これに味を占めた制作陣は、今後も当面櫻井が出演する月曜は、“嵐ネタ”に時間を割く作戦に出るだろう。櫻井はあくまでも“キャスター”の立場で出演している。度が過ぎると、嵐ファンではない視聴者はソッポを向いてしまうことになりかねない。

(文=田中七男)

『3年A組』「種明かし→新たな伏線」で視聴者をロックオンも、いまだ明かされぬ菅田将暉の”真の目的”

 1月20日に放送された『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)の第3話。

 このドラマには、犯人探し→説教→改心という流れがひとつのフォーマットとしてある。今回の柊一颯(菅田将暉)の授業の内容は、景山澪奈(上白石萌歌)を陥れたフェイク動画を撮影した生徒は誰なのか? というもの。結果、犯人は澪奈にフラれたことを根に持つ里見海斗(鈴木仁)だと判明した。

 澪奈を独占できないことを逆恨みしてフェイク動画を拡散した宇佐美香帆(川栄李奈)といい、生徒たちの攻撃の動機が一様にショボすぎる。こんなことが原因でひとつの命が失われたのかと思うと、ゾッとする。里見なんて、告ってフラれただけである。

 気になることがある。澪奈が、あまりにも多くの人から恨まれすぎではないだろうか? 敵が多すぎるのだ。さすがにこの毎日は、生きているのがつらくなるかもしれない。毎回、彼女の生活の中で起こっていた災難が明かされるのだから。

 そう、犯人は1人ではない。犯人かと思ったら、その背後に黒幕がいて、その黒幕を別の黒幕が操っていて……と、まるで数珠つなぎである。つまり、数人の生徒が別々の事情を抱え、それが偶然的に連鎖して関わった結果、澪奈は自殺してしまった。

 柊が3年A組に強いた軟禁生活には、生徒に贖罪の意識を持たせる目的がある。同調の空気を作っていたクラス全体が対象だし、特定すべき犯人も1人ではない。やはり、10日間が必要だった。

 今回は、郡司真人刑事(椎名桔平)が犯人の特定を外したため、柊の宣言通り5人の生徒が犠牲になった。自ら名乗り出た里見以外で柊が指名したのは、瀬尾雄大(望月歩)、堀部瑠奈(森七菜)、西崎颯真(今井悠貴)、結城美咲(箭内夢菜)の4人。なぜ、このメンツが選ばれたのだろう?

 多くの視聴者の予想通り、柊は生徒を殺していなかった。恐らく、澪奈の自殺と関連性の薄い生徒を教室から間引いている。無関係な生徒を除外し、引き続き教育を行うべき生徒は教室に残しておく。前回のレビューで言った通り、このドラマは熱血教師の物語である。

■柊の目的は、A組への“命懸けの授業”だけではない?

 このドラマに、予想外の展開はあまり起きない。柊に殺されたと思った生徒たちが生きていたのも、予想通りだった。この事実を、3話にしてあっさりネタバレさせる今作。こんなことに重きを置くドラマではないのだ。だから、生徒存命の事実を長く引っ張って隠さなかった。

 ひとつの伏線はわかりやすいが種明かしが早く、次から次に謎の事実が登場する展開の速さ。今後、もっと核心に迫る予想外の展開が待ち受けているに違いない。

 では、現時点でどんな謎、伏線が残されているかを振り返りたい。

 第3話で登場したのは、郡司の前職が教師だったという過去だ。柊は郡司のことをよく知っている。

「ある日、1人の生徒が集団暴行を受けて亡くなった。男は教え子を救えなかった自分を責めたが、その怒りと悲しみを犯罪そのものに向けた。弱者を傷つける犯罪を横行しない世の中にする! そして男は、刑事になった。その男は自分が味わった負の感情を跳ね返して、明日を生きる活力に変えたんだ!」

 その後、監視カメラを通じて郡司と会話した柊は、笑みを浮かべて「やっぱり有能な刑事さんだ」とつぶやいた。

 郡司の記憶にはないが、2人の間には関係性がある。そして、柊は郡司に悪感情を抱いていない。そんなことが柊の様子からうかがい知れる。

 そして、もうひとつ。第3話の終盤で、柊がかつて交際していた相良文香(土村芳)の父・孝彦(矢島健一)のスマホが一瞬、映し出された。何者かとのチャット画面で、孝彦のアカウント名は「とある魁皇生」になっていた。ということは、孝彦が3年A組の教室にいるテイの内通者ということ!? 郡司とやりとりしていたのも孝彦だし、悪く言っていたはずの柊とも通じているということか……。

 郡司や孝彦を巻き込んでいるならば、澪奈が自殺に至った原因をあぶり出し、命懸けの授業を行うことのみが柊の目的ではないということになる。彼の目的はA組の外部とも関連する問題だ。次回予告で、文香が「私のためにこんなことをしているならやめて」と必死に諭していたのも気になる。

 柊が3年A組を人質に取った目的は何か? それが、このドラマを読み解く焦点。

「すべてを打ち明けよう」

 第4話の予告を観ると、柊は生徒たちに口を開く模様。ここで、柊の真の目的が明かされる。

(文=寺西ジャジューカ)

『家売るオンナの逆襲』LGBT問題を詰め込みすぎて雑な展開に! 腐女子狙いのボーイズラブ演出をプッシュ?

 北川景子が営業マシーンのごとく不動産を売りまくるドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)の第3話が放送され、平均視聴率11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前回から1.5ポイントダウンとなってしまいました。

(前回までのレビューはこちらから)

 今回、テーコー不動産は売却が困難とされる3つの物件を集中して現地販売するキャンペーンを実施。狭い道の奥に家が建つ、竿についた旗のような形をした“旗竿地”と、スキャンダルで相撲界を追放された“元力士の家”、天井に照明用のバトンがついた“元画家のアトリエ”を、三軒家万智(北川)の統括のもと、3チームに分かれて売り出すことになります。

 その中で最初に売却に成功したのは、庭野聖司(工藤阿須加)が担当した元画家のアトリエだったのですが、その顧客がゲイだったため、テーコー不動産ではLGBT問題について議論を交わすこととなります。

 そんな中、真島みどり(沢井美優)と車田智代(芳野友美)の女性客2人に内見案内をしていた足立聡(千葉雄大)は、彼女たちがレズビアン・カップルであり、それを知った家主が激怒してしまう、という騒動に直面してしまいます。

 一方、庭野は、夫・剛史(池田鉄洋)と娘の三人で住む家を探しているというキャリアウーマンの木村真奈美(佐藤仁美)を担当することに。真奈美は仕事で忙しい剛史から物件選びを託されているとのことですが、それを傍で聞いていた万智は違和感を覚え、終業後に庭野を引き連れ剛史が勤務する会社を訪れます。

 退社後の剛史を尾行したところ、自宅とは別にマンションを借り、そこでスーツから着物に着替えて、“きょうこ”という女性として過ごす時間を設けていることが発覚します。剛史はトランスジェンダーだったのです。

 剛史が女性として生きていきたいと願う気持ちや苦悩を真奈美は理解するものの、思春期の娘への影響を気遣い、家では“男”であることを強要していたのです。そのことを知った万智は、ある秘策を考えつきます。

 その妙案とは、庭野ら男性社員たちに女装させ、木村夫妻を“元力士の家”へ案内すること。この奇妙な内見案内に木村夫妻は眉をひそめ、自分たちの苦しみは他人にはわからないと憤るのですが、そこへ万智があらかじめ呼んでいた娘が姿を現し、父親のありのままの姿をすんなり受け入れたことで問題は解決。家を売却することに成功するのでした。

 一方、足立が担当するレズビアン・カップルは、同性愛を隠さずに堂々と振る舞いたいという智代に対して、なるべくひっそり暮らしたいというみどりの意見が噛み合わず、なかなか物件が見つかりません。

 困った足立は、趣味のフェンシング・クラブで知り合ったフリーランスの不動産屋・留守堂謙治(松田翔太)に相談します。すると留守堂は、智代とみどりに“旗竿地”を紹介し、その特異な立地柄から2人の関係性をオープンにするも閉鎖的に暮らすも自由だと半ば強引に説得し、売却に成功。この様子を盗み聞きしていた万智が、留守堂に対して猛烈な対抗意識を抱いたところで今回は終了となりました。

 初回はYouTuber、前回はネットカフェ難民と、社会問題に真っ向から挑む同ドラマですが、今回はLGBT問題を取り上げ、課長の屋代大(仲村トオル)がホワイトボードを使って新人社員の鍵村洋一(超特急・草川拓弥)にレクチャーする場面なんかもありました。

 その際、同性愛者や異性愛者も含まれるトランスジェンダーの複雑性に頭を抱えた鍵村に対して万智が、「この世に生まれ出た者の命はみな同じ重さです。天才的不動産屋の私の命も足りない頭でやる気もない売買仲介営業課のお荷物・鍵村の命も同じ重さであるように」と、軽く毒を吐く場面があったのですが、万智と鍵村のキャラを踏まえたセリフで笑いを誘いつつ、メッセージ性の強い言葉を際立たせるという、脚本の妙が光った場面でした。

 さらに、「人の気持ちなぞ理解できなくて当然だ。理解し合えると思うことこそ傲慢である」と万智が言う場面もあったのですが、LGBT問題が過剰に取り沙汰されることによって逆に息苦しい世の中になってしまう、という警鐘を鳴らしたセリフだったように思います。

 一見すると“家売るマシーン”のような万智ですが、営業成績が優れているのは人心を読む力が抜群に高いためであり、だからこそどんな近しい関係であっても完全に理解し合うのは無理だと達観している。けれど、努力して寄り添うことはできるハズだ、との信念や願いを抱いているように感じました。

 ただ、1話だけでゲイ、レズビアン・カップル、トランスジェンダーの問題を抱えた家族を描くのは、さすがに盛り込みすぎだったのではないでしょうか。木村夫妻の娘に勝手に父親の秘密をバラし、娘がそれをあっさり受け入れるという展開は、あまりに強引かつ雑すぎだったように思います。

 また、それらに加えて足立と留守堂のボーイズラブ風の演出もあり、同性愛についてかなり濃い内容の回となりました。足立の方が回を追うごとに熱を上げている様子ですが、この先、腐女子を狙った演出をプッシュしていくつもりなんですかね。

 その一方で留守堂は、万智のことを嗅ぎ回るため足立に近づいているとニオわせるシーンがあり、真の狙いが気になるところ。次週は『団塊VSゆとり』のジェネレーションギャップがテーマとのことで楽しみに待ちたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

「ゴチ」新メンバー・土屋太鳳の“アドリブ力”に不安「真面目すぎて事前予習がないと何もできない……」

 日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン』の人気コーナー「グルメチキンレース・ゴチになります!」の新レギュラーとなった土屋太鳳。まさに旬の女優の登場だが、ネット上では賛否両論となっている。

「男性からはそれなりに支持されている土屋ですが、一部の女性ネットユーザーから猛烈に嫌われている。あまりかわいくないだとか、ブリッ子すぎるとか、結構ひどい言われようですね……」(メディア関係者)

 数々の映画やドラマに出演し、好感度も高いはずの土屋。ネット上での批判の声はいささか理不尽なものも多く、ある種の“嫉妬”にも見えなくもない。そういう意味では、ふびんな気もする土屋だが、業界内からは、さらに異なる評判が聞こえてきた。制作会社幹部はこう話す。

「土屋さんは、とにかく真面目。仕事に対する向き合い方がまっすぐで、何事にも全力で取り組んでくれると評判です。ただ、その一方で、必ずしもアドリブが得意なわけではない。演技をするにしても、完全に台本を覚えて、しっかりプランを固めてから本番に挑むタイプ。それは、インタビューなんかでもそう。事前に質問事項を教えてもらって、何を話すか先に決めておいてから取材を受けるそうです。そうしないと、質問にどう答えていいか、じっくり考え込んでしまって、時間が足りなくなるのだそう。そんな真面目すぎる土屋さんが、まさかバラエティー番組のレギュラーになるとは、かなり心配です」

 バラエティー番組は基本的にアドリブがすべて。しかも、「ゴチ」は料理の値段を当てるゲームであり、予習をしてしまっては、面白くならない。事前のリサーチが必要な土屋にとっては、なかなか難しい仕事といえるのだ。

「番組的には“きれいどころ”枠であって、そこまで面白いトークを期待しているわけではないので、アドリブができなくてもそう問題はないとは思うのですが、残念ながら適任かどうかと言われれば微妙なところ。番組では、ただただ料理を食べて、にっこり笑って値段を予想するだけの演者になってしまうかもしれません」(同)

 なんとも不安なゴチ新メンバー・土屋太鳳。まったくの期待外れとならなければいいが……。

日テレ・水卜麻美&NHK・桑子真帆“2強”女子アナの退社・フリー宣言「Xデー」迫る!?

 今月末でTBSを退社することが明らかになった吉田明世アナに続き、今年3月いっぱいでテレビ朝日を去る宇賀なつみアナや、同じく今春の退社意向が報じられたTBSの宇垣美里アナなど、女子アナの退社報道が相次いでいるが、他局の看板アナにも、フリー転身がウワサされている。

 まず、日本テレビの水卜麻美アナだ。水卜アナといえば、2015年に『ヒルナンデス!』で共演していた関ジャニ∞・横山裕との熱愛が発覚。2人の交際は横山が所属するジャニーズ事務所だけでなく、日テレの上層部も反対したというが、この時期の水卜アナは、仕事量の多さに対して給料が安かったこともあって、何度か局にフリー転身を直訴したものの、K専務に引き留められ退社を断念したという。

 その後、17年10月、朝の情報番組『スッキリ』のMCに就任。“日テレの顔”と呼ばれるようになったこともあり、もはやフリー転身は立ち消えになったと思われたが、昨年3月、NHKを電撃退局した有働由美子が『news zero』(日本テレビ系)のメインキャスターに就任することが明らかになると、「私はもういらないわよね」と周囲に愚痴っていたという話が、まことしやかに伝えられた。

 以降、フリー転身話が再燃し、退社後は、日テレの先輩・羽鳥慎一がいる「テイクオフ」に所属する予定、というウワサも根強い。一部では、フジテレビが今年4月からの『プライムニュース』のキャスター就任を打診したという情報も流れた。

 もっとも、日テレ内の人事の関係から、早くても今秋までの退社はないようだが、今後、有働アナのような電撃退社はあるのか注目だ。

 他方、水卜アナよりフリー転身話が現実味を帯びてきているのが、水卜アナと同じ10年にNHKに入局した桑子真帆アナだ。

 桑子アナは、『ブラタモリ』の3代目アシスタントに起用された際、タモリが「(桑子は)物おじしないどころか、突っ込みを入れてくるタレント性も持ち合わせている。この子は化けるよ」と絶賛。そこから芸能プロダクションによる争奪戦が勃発し、タモリや夏目三久アナが所属する「田辺エージェンシー」に移籍するのではないかという情報が流れた。

 その後、報道番組『ニュースウオッチ9』のメインキャスターに大抜擢されたのみならず、2年連続で『NHK紅白歌合戦』の総合司会に起用されたが、これらは、彼女のフリー転身を恐れたNHKが、“ポスト有働由美子”として桑子アナへの大いなる期待を示したものとみられていた。

 しかし、昨年2月の平昌冬季五輪の際、桑子アナが開会式の生中継で「閉会式」と言い間違えてしまったことに局の上層部が激怒。さらに五輪開会後、しばらくお茶の間に姿を見せず、一部スポーツ紙が「桑子アナはどこへ?」と報じたところ、俳優の和田正人が、桑子アナとのツーショット写真と共に「ここにいますよー。」とツイートしたことで、さらなる怒りを買ってしまったという。

「桑子アナはフジテレビの谷岡慎一アナと、和田はタレントの吉木りさとそれぞれ前年に結婚したばかり。家族ぐるみの関係だそうですが、一般には知られていませんし、何よりツーショット写真の2人の親密そうな様子を見れば、どういう関係なのか疑問を抱くのが普通でしょう」(マスコミ関係者)

 その後、『ニュースウオッチ9』に復帰した桑子アナは、番組冒頭に「遅めの冬休みをいただいておりました」と釈明したが、局からプライベートにまで干渉されたことで、ますますフリー転身の思いを強めたという。

 極めつきは、尊敬する有働アナの電撃退社だともいわれているが、紅白の司会を2年連続で務め、NHKでやり残したことは、もはやないともいえる。

 プライベートでは谷岡アナとの“スピード離婚”が話題になった桑子アナだが、仕事でも新たな一歩を踏み出すのか? 水卜アナと共に、10年目という節目の1年の決断に注目したい。

(文=本多圭)