中条あやみ&水川あさみ『白衣の戦士!』2ケタ発進も酷評の嵐「全体的にサムすぎ」「三浦大知の無駄使い」

 連ドラ初主演を務める中条あやみと水川あさみのW主演作『白衣の戦士!』(日本テレビ系)が4月10日にスタート。初回視聴率は10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、2ケタ発進を切ったものの、1話目にしてすでに先行き不安な内容でした……。

 その理由も含め、まずはあらすじから振り返っていきたいと思います。

 

まんま『ナースのお仕事』

 物語の主人公は、元ヤン新米ナースの立花はるか(中条)。四季総合病院・外科病棟で働くことになった彼女は、やる気と度胸だけはあるものの、初日から失敗しまくりで指導係の先輩ナース・三原夏美(水川)に叱られっぱなし。しっかり者の同期・斎藤光(小瀧望/ジャニーズWEST)とは差がつく一方です。

 そんなはるかが点滴交換を担当した患者がしばらくして急変。三原から「ナース失格」と叱られてひどく落ち込み患者も元へ謝罪に行くものの、実は、自分で点滴の速度を速めていたことを打ち明けられ、「あなたは悪くない」とフォローされます。しかしはるかは「このまま私のせいにしちゃいましょう!」「その代わりにもうやっちゃダメですよ!」と患者を気使い、場を和ませるのでした。

 はるかのもうひとりの担当患者は、超生意気な高校生・細川潤也(鈴木仁)。腸閉塞で入院中の彼は未成年なのにタバコを吸おうとしたり、ドクターから止められていた固形物を食べようとしたりと、超問題児で、元ヤンのはるかが厳しく注意しても何のその。ついに病院を抜け出してしまい、彼を探しにはるかは病院を飛び出します。

 仲間とハンバーガーを食べた後、彼が向かったのは母・智子(富田靖子)が働く居酒屋でした。見舞いに来ない智子に「見捨てられた」と思っていた潤也ですが、夫が家を出ていって以来、入院費を工面するため働き詰めで病院に行きたくても行けない状況だったことをはるかから聞き、せっせと働く母の姿をひっそりと見守りに来たのです。親子が久々の再会を果たしたとき、潤也が倒れてしまいます。

 その場に居合わせたはるかは、救急車が来るまでの間、泣きそうになりながらも電話越しの三原の指示を頼りに応急処置を施し、無事病院に運ばれた潤也は手術を乗り越え一件落着。

 その後、「三原さんが指示してくれなかったら何もできなかった」「本当、ナース失格ですよね」と自分の不甲斐なさを反省するはるかに、「立花さんのミスじゃなかったのにひどいこと言っちゃって」「あんたはちゃんとナースだった」と三原がきちんと謝り、2人は和解(?)――というのが1話のあらすじでした。

“新人ナース×先輩ナース”という組み合わせや、“病院を舞台にしたドタバタコメディ”という既視感アリアリな物語は、まるで1996~2002年に観月ありさ&松下由樹がタッグを組んだ『ナースのお仕事』シリーズ(フジテレビ系)そのもの。

 脇を固める役者陣も、

・研修医で観月ありさの相手役だった藤木直人=新米ナース役の小瀧望

・看護部長役の吉行和子=看護師長役の沢村一樹

・松下由樹のライバル役の伊藤かずえ+婦長役の野際陽子=主任ナース役の片瀬奈々

・ドクター役の石原良純+外科部長役の長塚京三を足して2で割ったのが外科医役の安田顕

 と、キャラクターや立ち位置がかなり似ています。

 言わずもがな、9頭身という抜群のスタイルを持つ中条あやみちゃんは観月ありさと被るし、「立花さぁ〜ん!」と声を荒らげていた水川あさみの姿は、「朝倉ぁ〜!」と怒鳴り散らしていた松下由樹まんま。製作が発表された時点で「『ナースのお仕事』のパクリ」とネット上でささやかれていましたが、案の定、第1話を観ても、その二番煎じ感は拭えませんでした。

 違うのは、はるかが「元ヤン」だったということくらいでしょうか。演じる中条あやみちゃんはというと、眉間にシワを寄せたりして変顔を連発、低音ボイスでドスを効かせて頑張ってはいたものの、元々が綺麗系の華やかなお顔立ちなので、その可憐さが残っていて凄味がなく、どうしても“無理やり感”がありました。

 視聴者からも、「見た目は可愛いけど演技が残念」「男前な表情作りが思いのほか東出昌大」「まだ橋本環奈のヤンキー役のが見れたね 変顔しても可愛かったし」「広瀬アリスならうまくやりそう」と辛辣な声が……。

 主人公の元ヤン設定で本家との差別化を図りたかったのでしょうが、1話を見た限りでは失敗に終わっている感がプンプン。どちらかというと、中条あやみを純粋で頑張り屋の田舎娘とかにして、水川あさみや片瀬那奈を元ヤンにしたほうが、ハマっていたのでは?

 なお、今作で脚本を担当している梅田みかさんは、『花咲舞が黙ってない』『正義のセ』(ともに日本テレビ系)や『37.5℃の涙』(TBS系)などを手がけ、“闘う女性”を描くことには定評がある人物だけに、この先、どのようにして現代のお仕事ドラマへと仕上げていくのか期待したいところです。

 

古くてサムすぎる演出

 冒頭、はるかが元ヤンなのではないかと夏美が疑うシーンで、セリフと同じ字幕テロップがでかでかと画面を占拠したり、はるかがドジをすれば、吉本新喜劇ばりに全員がズッコケたり……、パヤパヤしたBGMも含めて全体的に古臭い印象を受けました。

 演出面でも本家をオマージュしているのかもしれませんが、実際にネット上を見ても「ダサすぎ」「演出が古くさくて全然笑えん」「信じがたいくらいサムい」との声が上がっているように、今の視聴者には受け入れ難いようです。

 特に近頃の医療ドラマは専門的な技術や知識を織り交ぜ、リアリティを重視する傾向にあるだけに、コメディタッチのストーリーは気軽に見れる分内容が薄く、軽薄に感じてしまいます。この作品にリアリティを求める人は誰もいないかとは思いますが、コメディをやるにしても、演出を含めて20年前と同じものをそのままそっくり持ってきただけでは、時流を読めていないにもほどがありますし、過去と比較されてしまうのは当然でしょう。

 権利の関係とか大人の事情がいろいろあるのでしょうが、いっそのこと、思い切って「リメイク版」と謳ってしまったほうがまだ傷は浅く済んだように思います。

 

三浦大知の無駄使い

 クライマックスで流れ出たのは、三浦大知による挿入歌「片隅」。木村拓哉&工藤静香夫妻の次女でモデルのKoki,による楽曲提供が発表されるやいなや、彼女のアンチからは「またゴリ推し」「三浦大知を利用するな」といった厳しい声が寄せられていましたが、三浦大知ファンからは「新鮮。 癒やされる」「正統派ですごくステキな旋律」「すごく良い曲」などと意外にも好評だったようす。

 ただ、病院を抜け出した潤也が、「お母さんはアンタに早く元気になってほしくて、その一心で頑張ってんだよ」というはるかの言葉を思い出し、仲間の誘いを断る——―という、クライマックスにしてはやや早めのタイミングで流れ出したため、「挿入歌のタイミングが変」「曲がドラマに合ってない」との声も。

 ドラマのために書き下ろされたものではないため、曲自体は良くても、切なげな詞の世界観とコメディ色の強いドラマの内容にギャップが生まれてしまったようです。まぁ、回を重ねるについて、馴染んでくるのかもしれませんが……。

 なお、今夜放送の第2話では、早速はるかが光とラブ展開に……? 三浦大知の歌声にも注目しつつ、生暖かい目で見守りたいと思います。

(文=どらまっ子TAROちゃん)

タモリ、古舘伊知郎、有働由美子……民放各局にNHKは『平成紅白』で対抗! 「令和」特番狂想曲

 新元号の「令和」が5月1日午前0時に施行される。4月30日に天皇陛下が退位され、皇太子さまが新天皇に即位される。皇位継承前の新元号公表、天皇退位の実現は日本近現代史上初ということもあり、お祝いムードも高まり各業界が特需に沸いている。そんな中、テレビ業界もその恩恵にあずかることとなりそうだという。

「平成が終わる4月30日は各局特番を打って、時代の締めくくりをお茶の間に届けることになりそうです。ご祝儀相場で、スポンサーから多くのCM料が入るということもあり、年末年始並みの豪華な番組づくりができそうです」(大手広告代理店社員)

 多大な予算を抱えている各テレビ局は、大物タレントにオファーをかけ、4月30日に向けて準備を進めている。

「フジテレビはタモリを総合司会に起用し、6時間半をブチ抜く長時間生放送番組を計画しています。TBSは古舘伊知郎を起用。各地に中継車を出し、生中継します。日本テレビは有働由美子、嵐の櫻井翔が出演する『news zero』を拡大する予定、テレビ朝日は羽鳥慎一がワイドショーのテイストを取り入れて放送します。テレビ東京は満を持して池上彰を出演させ、すでに収録部分のロケを各地で行っています」(テレビ局スタッフ)

 CMスポンサー料の増加で攻勢をかける民放に対し、NHKも負けてはいないという。

「嵐の櫻井翔が第1部のMCを務め、内村光良が第2部を担当する振り返り番組『平成紅白歌合戦』を29日に放送する予定です。また退位、即位に関する当日の動きはニュース番組を特別編成して対応するようで、報道に重きを置くNHKだけあって、分厚い取材態勢をとることから高視聴率が見込まれています」(同)

 日本中が注目する「平成」の終了と、新元号「令和」の始まり。当日は特番が目白押しでテレビから目が離せなくなりそうだ。

“高視聴率女優”杏が4年ぶりに連ドラ主演! 不振の日テレ「水曜ドラマ」枠の救世主になるか?

 2015年1月に東出昌大と結婚し、3児をもうけた杏が4年ぶりに連ドラ主演することが決まり、ファンから歓喜の声が上がっている。

 杏は16年5月に双子女児、17年11月に男児を出産。子どもが生まれてからはナレーション、イベント出演、アニメ映画の吹き替えなどをこなしていたが、ドラマ出演は15年7月期に主演した『花咲舞が黙ってない』第2シリーズ(日本テレビ系)以来とあって、ファンの期待感も膨らんでいるようだ。

 来る7月期に杏が主演するのは、『花咲舞』と同じ、日テレ「水曜ドラマ」枠で、タイトルは『偽装不倫』。同作は『東京タラレバ娘』『海月姫』などで知られる東村アキコ氏の同名漫画が原作。杏が演じる主人公・濱鐘子は派遣社員で32歳、独身、彼氏なしの“おひとり様女子”。一人旅に出かけた飛行機の中で、年下のイケメンと出会い、“既婚者”とウソをついて、“偽装不倫”へと発展するラブストーリーだ。

 13年後期のNHK連続ドラマ小説『ごちそうさん』でヒロインを務めた杏は、同作をきっかけに大ブレーク。その後、主演した連ドラは、14年4月期の『花咲舞』第1シリーズが平均16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、15年1月期『デート~恋とはどんなものかしら~』(フジテレビ系)が12.5%、同7月期『花咲舞』第2シリーズが14.5%と高視聴率を連発。同2月に放送された単発ドラマ『クロハ~機捜の女性捜査官~』(テレビ朝日系)も2ケタを獲得するなど、すべての主演ドラマで結果を出し、各局からオファーが殺到していた。しかし、第1子・第2子の妊娠を機に、ドラマ出演を控えていた。

 4年ぶりとなる杏の連ドラ主演に、ネット上でも「杏が主演というだけで、ドラマを見ようという気になる」「シリアスからコメディまで幅広く演じられる杏のドラマは楽しみ」「原作もおもしろいし、杏が演じてくれるなら見たいけど、相手役が気になる」などとして、期待の声が多数聞かれる。

 二世タレントながら、父・渡辺謙の名を利用せず、実力でのし上がってきた杏だけに、“親の七光”のイメージはなく、好感度も高い。

 かつて、日テレの「水曜ドラマ」は“看板ドラマ”枠として、高い数字をマークしていたが、昨年は広瀬すず、吉高由里子、石原さとみ、新垣結衣といったそうそうたるメンバーを主演に据えながら、全ドラマとも1ケタ台で爆死。1月期の北川景子主演『家売るオンナの逆襲』こそ、人気ドラマの続編とあって、11.5%を記録したが、今期の『白衣の戦士!』(中条あやみ、水川あさみ主演)は初回2ケタ発進も苦戦を強いられそうな気配。同枠が不振を極めているだけに、同局の杏への期待は高い。

「日テレは16年にも、『花咲舞』第3シリーズの放送をプランしていましたが、杏の妊娠、出産で流れてしまいました。今回、『花咲舞』続編も議題には上がったようですが、主人公の父親役だった大杉漣さんが亡くなってしまったこともあり、回避したようです。いずれ、父親役を代えて、第3シリーズのオンエアもあるかもしれません。東村作品は人気がありますが、『海月姫』のように映画もドラマもコケたケースもありますので、視聴率を取れるかどうかは脚本、キャストによるでしょう。脚本は波瑠が主演した『サバイバル・ウェディング』(日テレ系)の衛藤凛氏ですが、近年ヒット作が出ていないのが不安点ですね」(テレビ誌関係者)

 4年ぶりの杏主演作とあって、ドラマファンの期待値はかなり高いようだが、果たして、杏は低迷する日テレ「水曜ドラマ」枠の救世主になれるだろうか?
(文=田中七男)

“高視聴率女優”杏が4年ぶりに連ドラ主演! 不振の日テレ「水曜ドラマ」枠の救世主になるか?

 2015年1月に東出昌大と結婚し、3児をもうけた杏が4年ぶりに連ドラ主演することが決まり、ファンから歓喜の声が上がっている。

 杏は16年5月に双子女児、17年11月に男児を出産。子どもが生まれてからはナレーション、イベント出演、アニメ映画の吹き替えなどをこなしていたが、ドラマ出演は15年7月期に主演した『花咲舞が黙ってない』第2シリーズ(日本テレビ系)以来とあって、ファンの期待感も膨らんでいるようだ。

 来る7月期に杏が主演するのは、『花咲舞』と同じ、日テレ「水曜ドラマ」枠で、タイトルは『偽装不倫』。同作は『東京タラレバ娘』『海月姫』などで知られる東村アキコ氏の同名漫画が原作。杏が演じる主人公・濱鐘子は派遣社員で32歳、独身、彼氏なしの“おひとり様女子”。一人旅に出かけた飛行機の中で、年下のイケメンと出会い、“既婚者”とウソをついて、“偽装不倫”へと発展するラブストーリーだ。

 13年後期のNHK連続ドラマ小説『ごちそうさん』でヒロインを務めた杏は、同作をきっかけに大ブレーク。その後、主演した連ドラは、14年4月期の『花咲舞』第1シリーズが平均16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、15年1月期『デート~恋とはどんなものかしら~』(フジテレビ系)が12.5%、同7月期『花咲舞』第2シリーズが14.5%と高視聴率を連発。同2月に放送された単発ドラマ『クロハ~機捜の女性捜査官~』(テレビ朝日系)も2ケタを獲得するなど、すべての主演ドラマで結果を出し、各局からオファーが殺到していた。しかし、第1子・第2子の妊娠を機に、ドラマ出演を控えていた。

 4年ぶりとなる杏の連ドラ主演に、ネット上でも「杏が主演というだけで、ドラマを見ようという気になる」「シリアスからコメディまで幅広く演じられる杏のドラマは楽しみ」「原作もおもしろいし、杏が演じてくれるなら見たいけど、相手役が気になる」などとして、期待の声が多数聞かれる。

 二世タレントながら、父・渡辺謙の名を利用せず、実力でのし上がってきた杏だけに、“親の七光”のイメージはなく、好感度も高い。

 かつて、日テレの「水曜ドラマ」は“看板ドラマ”枠として、高い数字をマークしていたが、昨年は広瀬すず、吉高由里子、石原さとみ、新垣結衣といったそうそうたるメンバーを主演に据えながら、全ドラマとも1ケタ台で爆死。1月期の北川景子主演『家売るオンナの逆襲』こそ、人気ドラマの続編とあって、11.5%を記録したが、今期の『白衣の戦士!』(中条あやみ、水川あさみ主演)は初回2ケタ発進も苦戦を強いられそうな気配。同枠が不振を極めているだけに、同局の杏への期待は高い。

「日テレは16年にも、『花咲舞』第3シリーズの放送をプランしていましたが、杏の妊娠、出産で流れてしまいました。今回、『花咲舞』続編も議題には上がったようですが、主人公の父親役だった大杉漣さんが亡くなってしまったこともあり、回避したようです。いずれ、父親役を代えて、第3シリーズのオンエアもあるかもしれません。東村作品は人気がありますが、『海月姫』のように映画もドラマもコケたケースもありますので、視聴率を取れるかどうかは脚本、キャストによるでしょう。脚本は波瑠が主演した『サバイバル・ウェディング』(日テレ系)の衛藤凛氏ですが、近年ヒット作が出ていないのが不安点ですね」(テレビ誌関係者)

 4年ぶりの杏主演作とあって、ドラマファンの期待値はかなり高いようだが、果たして、杏は低迷する日テレ「水曜ドラマ」枠の救世主になれるだろうか?
(文=田中七男)

日テレの日曜ゴールデン帯がヤバすぎ!! 人気番組が寄ってかかっても『ポツンと一軒家』に惨敗……

 鉄壁を誇ってきた日本テレビの日曜ゴールデン帯に、大きなひずみが見えている。

 7日、同局は同時間帯で『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり日テレ系人気番組No.1決定戦2019』を午後7時から4時間枠で放送。同番組は例年、改編期の4月と10月にオンエアされており、日曜ゴールデン帯の『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』と、月曜の『しゃべくり007』のレギュラー陣とゲストが集結し、それぞれの番組をアピールしながら競演するもの。

 今回は『豪華芸能人100人が「DASHクイズ」「Qtube動画」「変人エピソード」で夢の共演!新ドラマ主演女優が真剣バトル!男をオトすガチ告白にしゃべくりメンバー撃沈』のサブタイトルでオンエアされ、視聴率は14.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。昨年4月1日放送回の15.5%は下回ったものの、同10月7日放送回の12.9%は上回り、面目は保った。

 だが、14%台では、ただいま絶好調の『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)には勝てるわけがなかった。午後8時台にレギュラーの1時間枠でオンエアされた同番組は、番組史上最高の17.6%の高視聴率を獲得。日テレ特番は4時間枠であるため、一概に単純比較はできないものの、日テレに3.2ポイントもの大差をつけて完勝した。

 同日の番組内容は、長野県と島根県の“ポツンと一軒家”を捜索。長野は民家ではなく、地元住民のための憩いの場で、島根は農業を営む侍の子孫が暮らす古民家で、それぞれの暮らしを紹介した。

『一軒家』は前週まで、『イッテQ!』に3連勝を飾っていたが、これで、対日テレで4連勝。こうなると、もはや『一軒家』の快進撃は“実力”で、日テレの人気番組が寄ってかかっても勝てなかったことになる。

 日テレは午後9時台の『行列』こそ、ここしばらくは好調に推移しているが、これはTBS日曜劇場の視聴率に左右される。従って、4月期の福山雅治主演『集団左遷!!』がヒットすれば、劣勢を強いられるだろう。午後7時台の『DASH!!』は、今年に入って、一時は巻き返したものの、再び下落傾向にある。

 これまで、まさに盤石で、他局の追随を許してこなかった日テレの日曜ゴールデン帯だが、本腰を入れててこ入れを図らないと、本当にヤバくなってきそうだ。
(文=田中七男)

日テレの日曜ゴールデン帯がヤバすぎ!! 人気番組が寄ってかかっても『ポツンと一軒家』に惨敗……

 鉄壁を誇ってきた日本テレビの日曜ゴールデン帯に、大きなひずみが見えている。

 7日、同局は同時間帯で『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり日テレ系人気番組No.1決定戦2019』を午後7時から4時間枠で放送。同番組は例年、改編期の4月と10月にオンエアされており、日曜ゴールデン帯の『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』と、月曜の『しゃべくり007』のレギュラー陣とゲストが集結し、それぞれの番組をアピールしながら競演するもの。

 今回は『豪華芸能人100人が「DASHクイズ」「Qtube動画」「変人エピソード」で夢の共演!新ドラマ主演女優が真剣バトル!男をオトすガチ告白にしゃべくりメンバー撃沈』のサブタイトルでオンエアされ、視聴率は14.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。昨年4月1日放送回の15.5%は下回ったものの、同10月7日放送回の12.9%は上回り、面目は保った。

 だが、14%台では、ただいま絶好調の『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)には勝てるわけがなかった。午後8時台にレギュラーの1時間枠でオンエアされた同番組は、番組史上最高の17.6%の高視聴率を獲得。日テレ特番は4時間枠であるため、一概に単純比較はできないものの、日テレに3.2ポイントもの大差をつけて完勝した。

 同日の番組内容は、長野県と島根県の“ポツンと一軒家”を捜索。長野は民家ではなく、地元住民のための憩いの場で、島根は農業を営む侍の子孫が暮らす古民家で、それぞれの暮らしを紹介した。

『一軒家』は前週まで、『イッテQ!』に3連勝を飾っていたが、これで、対日テレで4連勝。こうなると、もはや『一軒家』の快進撃は“実力”で、日テレの人気番組が寄ってかかっても勝てなかったことになる。

 日テレは午後9時台の『行列』こそ、ここしばらくは好調に推移しているが、これはTBS日曜劇場の視聴率に左右される。従って、4月期の福山雅治主演『集団左遷!!』がヒットすれば、劣勢を強いられるだろう。午後7時台の『DASH!!』は、今年に入って、一時は巻き返したものの、再び下落傾向にある。

 これまで、まさに盤石で、他局の追随を許してこなかった日テレの日曜ゴールデン帯だが、本腰を入れててこ入れを図らないと、本当にヤバくなってきそうだ。
(文=田中七男)

日テレ『ZIP!』、首位独走から3位転落――波紋が広がる4つのリニューアルポイント

 「今日という日が、皆さんにとってよりよい一日でありますように」――毎朝、日本テレビから聞こえてくるお決まりのフレーズだ。見ている視聴者はもちろんご存じであろう、朝の生情報ワイド番組『ZIP!』エンディングの挨拶である。

 この4月に放送9年目を迎えた同番組は、4月1日からリニューアル。だが、視聴者の中からは「改悪」といった声も漏れ聞こえてくる。視聴率は現在、『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)と『めざましテレビ』(フジテレビ系)の後塵を拝して民放3位。2016年には、年間平均視聴率で同時間帯トップを誇っていただけに、この状況は歯がゆいものがあるだろう。

 リニューアルした中で、最も大胆に変えたのはキャスティング。これまで月曜から金曜まで、桝太一アナウンサーと総合司会を務めていた川島海荷が降板。代わって、徳島えりかアナウンサーがその穴を埋めることになり、桝・徳島という局アナコンビが仕切る番組となった。これまで女性総合司会者にタレントを立ててきた同番組では、初めての試みだ。

 しかし、川島の降板以上に『ZIP!』ファンを驚かせたのが、「MOCO’Sキッチン」を担当していた速水もこみちの卒業。

「もこみちに関しては、昨年8月時点でコーナーの人気は低迷していました。同10月には、コーナーのリニューアルを図り、『もてなしMOCO』をスタート。ゲストを招いて、料理でもてなすという内容でしたが、この路線変更が視聴者をさらに遠ざける結果に。まず『MOCO’Sキッチン』は、『料理をするカッコイイもこみちを見る料理ショー』といった発想でスタートしたため、リニューアルによって意図がブレてしまったのです」(放送作家)

 ちなみに、4月1日から「MOCO’Sキッチン」に代わり、イケメンのハーフ男性・マーティンが47都道府県の朝ごはんを食べ歩く「日本全国朝ごはんジャーニー」が放送されている。

 川島の卒業、速水もこみちの卒業ときて3つ目の痛手が、11年の番組開始当初から金曜パーソリティーを務めていた鈴木杏樹の降板だ。

「鈴木は、桝アナを除けばスタート当時からいる唯一のメンバー。その雰囲気で癒やしをもたらしていただけに、今回の卒業による視聴者のショックも大きいようです。しかも、新たな金曜の顔になったのは、鈴木と正反対のキャラクターといえる吉田沙保里。視聴者離れに拍車をかける危険性もあります」(同)

 4つめは、「non・non」(集英社)専属モデルの貴島明日香が務めるお天気コーナーの変更だ。

「4月から、気象予報士・小林正寿と2人で気象解説するようになりました。彼女ももちろん、これまで通りお天気キャスターとして出ているのですが、役割が半減。彼女見たさにチャンネルを合わせるファンも多いため、ネット上では『男なんていらねえ』『明日香ちゃんの存在意義がない』などと、もこみち卒業を超える勢いで批判が上がっています」(同)

 これらのほかにも、リニューアルポイントはあるのだろうか?

「今まで立ったままMCをしていたのが、着席スタイルで臨むようになっています。しかし、これが番組にどんな好影響をもたらすのかはわかりません。また毎日の企画として、『ZIP!バースデー』という、その日生まれた有名人を祝うコーナーもスタートしています。数人をナレーションで紹介しつつ、パーソナリティとゆかりのある人物にまわつるトークをするというものですが、人気コーナーに育つとは思えません」(同)

 そのほか、エンタメコーナーのブラッシュアップや、コーナーの終了などさまざまな努力を図っているようだが、気になる一発目、4月1日の視聴率は『グッド!モーニング』午前7時台が10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、『めざましテレビ』午前6時10分~8時が9.2%に対し、『ZIP!』は8.2%と3位。一時期は首位を独走していた同番組は、果たして視聴者を取り戻すことができるのだろうか?
(村上春虎)

日本テレビ、不祥事続きで局アナと有名人を“接触NG”に……「連絡先の交換もNG」

 長年、視聴率3冠王に輝くなど好調だった日本テレビ。だが、ここにきて陰りが出始めているのは周知の事実だ。さらに、そこへ追い打ちをかける“お達し”が出回り、関係者の間で話題となっている。

「今、うちはアナウンサーと有名人と会食はおろか、連絡先の交換さえ事実上、NGが出ている」(日本テレビ関係者)

 聞けば、こんなお触れが上層部から出たのは、2人のアナウンサーの影響が大きいのだという。

「まずは昨年6月、ラルフ鈴木アナウンサーが『週刊文春』(文藝春秋)の記事で人気グループのNEWS・手越祐也らと六本木でコンパをしている一部始終をスクープされた。ラルフアナは野球番組で共演するKAT-TUNの亀梨和也とも親密な仲で、夜な夜な歓楽街に繰り出していたのは、関係者の間では有名な話。手越の現場では飲酒できるお店に未成年者と一緒にいたため、局内で大問題に発展しました」(同)

 それ以前にも、上重聡アナウンサーが2015年に靴販売大手チェーン店の会長から無利子でお金を借りたり、会社名義の高級外車を与えられて乗り回すなど、さまざまな「利益供与」がスクープされている。当時、上重アナはレギュラー出演していた情報番組を事実上、降板する事態となった。

 当時以上に現在は、どのテレビ局も法令遵守しなければ一気に会社が傾く状況。これだけ自局社員が何度もスキャンダルを起こした日テレ上層部は見逃せなかったようだ。

「現在はタレントはもちろん、取材対象者となるアスリートとも、食事や旅行はもちろん、LINEや携帯の連絡先交換も原則、NGになりました。周囲のスタッフは『時には接待ツールにもなったり、私たちが聞けない話を持ってきたりと、仕事上では何かとアナウンサーを重宝することはあったが、今は厳しい……』と頭を抱えています」(同)

 日テレは、このまま転落の一途をたどってしまうのか。

『イッテQ!』、特番対決でも『ポツンと一軒家』に敗北! 『鉄腕DASH!!』の完全復活に期待するしかない!?

 日本テレビきっての人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』が、ライバル番組『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)にどうしても勝てなくなってきた。

 3月31日、『イッテQ!』は午後7時から2時間スペシャルを放送し、視聴率は16.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。かたや、『一軒家』は6時半から2時間半スペシャルをオンエアし、19時から20時54分の間で16.8%を獲得し、『イッテQ!』を0.4ポイント上回った。

 2月24日、『一軒家』が16.4%をマークし、16.3%の『イッテQ!』に初勝利を挙げた。3月3日は『イッテQ!』が18.8%と高視聴率を獲得し、15.9%の『一軒家』に雪辱。同10日は、『一軒家』が番組最高の17.0%を挙げ、16.5%の『イッテQ!』に2度目の勝利。同17日は両番組共休止で、同24日は『一軒家』が16.1%で、16.0%の『イッテQ!』に連勝していた。同31日も『一軒家』が制して、これで3連勝。ここ5回の直接対決で、『イッテQ!』は1勝4敗と負けが込み、もはや『一軒家』が勝つのが当たり前の情勢になってきた。

 同31日の放送内容は、『イッテQ!』が「珍獣ハンターイモトワールドツアー in 南アフリカ」「パパラッチ出川 in アメリカ」「イッテQ遠泳部 in フィリピン」。『一軒家』は群馬県、愛媛県の一軒家を訪ねた後、熊本県を捜索すると、同じ集落に5軒の一軒家があり、元村長と元区長の案内を得て、そのすべてを訪問。それぞれの家庭のドラマに迫り、まさにスペシャルにふさわしい濃い内容だった。

 こうなってくると、番組内容がどうであれ、今後も『イッテQ!』は劣勢を強いられることになりそう。そうなると、王座に返り咲くためには、前番組の視聴率も非常に重要になるだろう。昨年10月、『一軒家』と共にスタートしたテレ朝の『ナニコレ珍百景』(日曜午後6時半)はコンスタントに2ケタをマークし、『一軒家』にいい流れをつくっている。一方、『イッテQ!』の前番組『ザ!鉄腕!DSAH!!』は今年に入って、上昇傾向で、1月20日に木村拓哉が助っ人参戦した際には18.6%の高視聴率をマークした。だが、ハイレベルな数字はなかなか維持できず、直近の3月24日は13.0%まで落ち込んだ。

 現状、『DASH!!』は『珍百景』に上回っているとはいえ、『珍百景』も健闘しており、大差はついていない。この先、『イッテQ!』が『一軒家』との激しい戦いを制していくためには、『DASH!!』が完全復活して、チャンネルを日テレから替えさせないようにする努力も必要になってきそうだ。
(文=田中七男)

日テレ『ZIP!』沈没か? 速水もこみち降板、吉田沙保里起用で見る人がいなくなる!?

 日本テレビ系の朝の情報番組『ZIP!』が、沈没の危機に瀕してしまいそうだ。

 同番組では3月いっぱいで総合司会の川島海荷、金曜メインパーソナリティーの鈴木杏樹、「MOCO’Sキッチン」担当の速水もこみちが降板する。川島の後任には徳島えりかアナ、鈴木の後任には女子レスリング五輪3連覇を果たし、先に現役を引退した吉田沙保里が起用されることが明らかになったが、「もう見ない!」といった声が続出しているという。

「そもそも、『ZIP!』は圧倒的に女性視聴者、特に主婦層に支えられています。それは、イケメンで高学歴、好感度も高い総合司会の桝太一アナに加え、ジャニーズの風間俊介、山下健二郎(三代目J Soul Brothers)、工藤阿須加らが曜日ごとのメインパーソナリティーを務め、速水の料理コーナーがあるからです。速水のコーナーがなくなるだけでも、女性ファンはショックを受けているのに、金曜だけとはいえ、吉田の起用には首をかしげている視聴者が多いようです。吉田は五輪の金メダリストにしては好感度がイマイチで、男性に対してはガツガツ系で知られています。そんな吉田がレギュラー加入するようなら、『金曜は見ない!』と断言する人も出ています」(芸能ライター)

 総合司会が川島から局アナの徳島アナに交代するのは、“経費節減”と見てとれなくもないが、吉田の起用はいちかばちかの冒険。「忙しい朝から吉田なんか見たくない」との声も噴出している。とかく帯番組は視聴習慣に左右されるだけに、金曜だけ他局の番組を見ていれば、そのうち、ほかの曜日も見なくなってしまうのは自明の理だ。

 かつて、民放横並びのトップに立っていた『ZIP!』だが、気がつけば、『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)に抜かれ、『めざましテレビ』(フジテレビ系)の再浮上を許し、現在、民放の同時間帯で3番手に落ちてしまった。こんなことをしていたら、後に続く『あさチャン!』(TBS系)にも逆転される日が来るかもしれない。

(文=田中七男)