田中圭、『あなたの番です』の“ぶりっ子おじさん”演技が賛否両論! 今後のキャリアに影響も!?

 2クール放送が話題の原田知世と田中圭がダブル主演を務める日本テレビ系ドラマ『あなたの番です』が、苦境に追いやられている。4月14日放送の第1話の平均視聴率は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったが、4月21日放送の第2話では平均視聴率6.5%と大幅に下落したのだ。

「マンションで巻き起こる『交換殺人ゲーム』を題材としたサスペンスですが、全体的に醸し出す雰囲気が地上波ドラマにしてはちょっと怖すぎるというか、気持ち悪すぎるといった印象。第1話を見て、そのあたりを嫌悪して脱落してしまった視聴者も多かったと思います」(テレビ誌記者)

 同作品で注目を集めているのが、田中圭の演技だ。田中が演じるのは、明るくて天真爛漫なスポーツジムインストラクター・手塚翔太という人物。原田知世演じる手塚菜奈の15歳年下の夫という役どころだ。

「年下夫という設定ということもあって、妻に甘える感じの演技が多いんですよ。『カッコいい』というイメージではなく、『かわいい』というイメージです」(同)

 そんな田中の演技については、賛否両論となっている。

「普段は見せることのないデレデレしたかわいい田中を存分に楽しめるということで、喜んでいる女性ファンは多いようです。しかし、ちょっと過剰な甘えた演技に対しては、『ぶりっ子おじさん』と厳しい声が聞こえてくるのも事実。10代のジャニーズ系アイドルが甘えた演技をするのであればいいのでしょうが、田中圭のような30代半ばの俳優の演技としては、たしかにちょっと……という部分もあるのでしょう」(同)

『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)をきっかけにブレークを果たした田中圭だが、今回の『あなたの番です』が大きなターニングポイントになりそうだという意見もある。

「プライベートの田中圭は、決して『ぶりっ子』ではなく、むしろやんちゃなタイプ。そういう意味では、今回の『ぶりっ子おじさん』は新境地でもあり、俳優としての可能性を広げるものでしょう。ただ、半年間も『ぶりっ子おじさん』が放送され続けることで、このイメージが定着してしまう可能性もある。そうなったら田中圭としては、逆にいろいろな役をしづらくなってしまう。年齢的に考えると『ぶりっ子おじさん』を演じることよりも、ほかの役を演じることのほうが多いわけで、あんまり『ぶりっ子おじさん』で注目され過ぎないほうがいいと思っているかもしれません」(テレビ局関係者)

 今後のキャリアを考えると、『あなたの番です』が、むしろヒットしない方がいいのかも?

毎分の視聴率データで判明! ドラマ『あなたの番です』のV字回復があり得ないワケ

 悠長なことを言っている場合ではなさそうだ。

 4月22日、日本テレビが定例の社長会見を開き、低空スタートとなっている日曜ドラマ『あなたの番です』への質問が飛び交った。

 同枠では『今日から俺は!!』『3年A組-今から皆さんは、人質です-』が立て続けにヒットするも、今作は初回視聴率8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と2ケタ割れスタートから、2話で6.5%とさらに急落となっている。

 日本テレビ関係者が内情を語る。

「会見で福田博之編成局長は『まだ、たった2回のところですので』とこのままブレずに制作していく決意を示していましたが、実際は相当ヤバイです。局内では毎分の視聴率で分析しているのですが、仮に平行線をたどってラストで下がるのならまだマシ。『あな番』の場合は始まってすぐに急落しているので、内容がつまらないと即判断されてしまっているわけです。このままだと、次週には4~5%台にまで低下するのは確実。4話あたりで3%台の打ち切り水準に突入する雲行きです。やはりネットで言われている通り、主演の原田知世に華がまったくなく、何より脚本レベルが低いことが致命的です」

 この作品は2クール続くことが発表されているため、爆死となれば大ダメージは免れない。

「半年というのはかなり長いです。その間に『今日俺』『3年A組』でつかんだ20~40代の視聴者はすべて逃げていってしまう。そうなればスポンサーがつかなくなり、日曜ドラマ自体の存続の危機になる可能性もある。もっとも、“公開処刑”のような低視聴率が続けば、企画・原案の秋元康氏の評判にも影響が出ますね」(同)

 2クール目は日テレ傘下の「Hulu」での配信になるかも?

白石麻衣「デカチン」は余裕? 過去には“あの禁断ワード”まで!

 まさか“まいやん”の口から、あんなワードが飛び出すなんて!

 4月20日に放送された古田新太主演のドラマ『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)にて乃木坂46・白石麻衣が放ったセリフが大反響となった。

「今作は私立・豪林館学園高校に赴任してきた古田演じる主人公・ゲイで女装家の原田のぶおが、歯に衣着せぬ物言いとハンパない行動力とあふれる愛で奮闘する痛快学園エンターテインメントドラマ。話題となったのは、新任の原田のために教師たちが開いた歓迎会のシーン。白石が古田に『ポコチンはどうしているんですか?』と突然質問。古田が『デカイわよ!』と答えると、白石は『デカチンかぁ~!』としみじみした口調でつぶやくのです」(テレビ誌ライター)

 これにはネット上で「よく台本にOK出したな」「なかなかのセリフ」「めちゃくちゃ振り切ってる!」「まいやんに下ネタ連発させるなんて!」と男性たちが歓喜する一方、女性たちは「スタッフがキモい」「こんなこと言わされて可哀想」「公開セクハラじゃないの?」と眉を潜めるなど大きなインパクトを残し、Twitterで「デカチン」がトレンド入りしたほどだった。

 乃木坂きってのビジュアルクイーンの白石だが、意外にも「下ネタ」への抵抗は少ないという。アイドル誌ライターが言う。

「2018年のドラマ『やれたかも委員会』(TBS系)では、白石の口から『童貞』や『セックス』というワードが飛び出し、視聴者を興奮させました。ファンの反響が大きかったのは16年に放送された競馬情報バラエティ番組『うまズキッ!』(フジテレビ系)でのこと。2択のクイズで『A=マーチンコウ』『B=ホーケイヨシダ』という選択肢で白石はBを選び、みずからそれを音読。途中で耐えられなくなってしまい、目の前の机に顔を伏せて爆笑したことから、白石が『ホーケイ』に反応していたのは明らか。しっかり意味がわかっていたようです」

『俺スカ』で、さらなる過激ワードが飛び出すのか、ファンはチェックが欠かせなくなりそうだ。

『白衣の戦士!』中条あやみが変顔連発もだだスベり 一部シーンに「不潔」の声もリアルナースは「日常茶飯事」

 中条あやみと水川あさみがW主演を務めるナースコメディ『白衣の戦士!』(日本テレビ系)。17日放送の第2話の視聴率は9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回より1.0ポイントダウンしてしまいました。1話を見たところでは、“日テレ版『ナースのお仕事』”という前評判通りでしたので、正直もう少し落ちるかと思いましたが、意外にも頑張っているなぁという印象です。

 肝心の内容はというと、ありきたりすぎる展開で退屈な印象も……。ということで、まずはあらすじから振り返ります。

(前回までのレビューはこちらから)

 

どこかで見たような“読めすぎる”展開

 四季総合病院の外科病棟で働き始めて1週間。教育係の先輩ナース・三原夏美(水川)に叱られっぱなしの立花はるか(中条)とは違って、仕事のできる同期の斎藤光(小瀧望/ジャニーズWEST)は先輩からの評価も上々。

 ますます敵意をむき出しにするはるかですが、仕事帰りにスーパーで斎藤に遭遇。2人は同じ寮に住んでいることから、料理が苦手なはるかは斎藤の部屋に強引に転がり込み、料理上手らしい斎藤のお手製鍋をご馳走になることに。お酒も進み、そのまま朝チュン。

 そんな中、病院に斎藤の元カノ・真理子(堀田真由)が胃潰瘍で入院してきて、はるかと夏美が担当することに。大手銀行に就職した真理子は仕事へのプレッシャーから、治って仕事に戻りたくないからと薬だけでなく行員証までゴミ箱へポイ。

 お泊まり以来、斎藤のことを意識してしまい、真理子との関係も気になって仕方がないはるかでしたが、そんな真理子のことを知って、山のように積まれたゴミの中からやっとのことで行員証を発見。はるかと一緒になってゴミを漁った夏美は、真理子と同じように看護師証を捨てた過去を明かし、2人に励まされた真理子は治療に前向きになるのでした。

 また、結婚相談所の紹介で出会った男性と順調だった夏美は、相手の希望通り、結婚したらナースをやめるつもりだったものの、「事故に遭った親友と自分を励ましてくれた看護師さんのように、誰かの力になりたい」とナースを目指したはるかの、患者さんに真っ直ぐ向き合う姿に感化され、初心を取り戻し、せっかくの縁談を断ることに。これまで通り、はるかの教育係としてビシビシやりながら、婚活を続けるのでした。

 1話では、個人情報の保護が叫ばれているこのご時世に、勝手に入院患者の家族に会いに行くというあり得ない行動をとったはるかに疑問の声が上がっていましたが、今話では、真理子のためにナース服のままゴミ山を漁るはるかと夏美に対して、視聴者から疑問の声が続出。

「白衣でゴミ(しかも病院の)漁るのどうなん!?」「白衣着てごみあさりって衛生的にダメでしょ?」「そのまま患者と触れるの衛生的にやば」「不潔だし汚い」と、嫌悪感を抱く人が多かったもようです。

 一方で、リアルナースからは「ナースのゴミ漁りって日常茶飯事よね」「使用済みの輸血パック(終了認証し忘れ)と入れ歯を探してやったことあります」「体温計や鑷子の数が足りない!!!っていうときには、こんな風にゴミ箱まで大捜索することがあります」「患者さんの義歯(入れ歯)はよく探すなー」との声も。着替えをするのか・しないのかはさておき、ゴミをあさることは“あるある”なようです。

 あくまでもコメディドラマなので、誰もこのドラマで描かれることがすべてだとは思わないでしょうが、非現実的な物語の中にも毎話、リアルな “あるあるネタ”を織り交ぜていけば、少しは医療従事者からの支持を得られるかもしれません。

 

中条あやみ、変顔連発もだだスベり

 元ヤンのはるかがキレるシーンでは、風がブワっと吹いて中条あやみちゃんのしかめっ面がアップになったりと、前回同様、今回もお寒い演出は健在でした。それも、面白かったらいいんですが、やればやるほど彼女が損をするだけなんじゃ……と心配になるくらいスベっています。もちろん、「かわいい」との声もあるのですが、ネット上では「変顔のオンパレードで疲れる」といった否定的な声のほうが目立つ状態です。

 アニメやマンガの実写化作品によく見られるような大げさな演出に徹するという意味では、力が入れられているし、凝っているな~とも思うので、原作がないオリジナル作品ではありますが、何かの“実写版ドラマ”として見れば、多少スベっていても少しくらいは許せそうな気がします。はい。

 

早々、キャラが薄まる水川あさみ

 ストーリーとしては、真理子の登場により、はるかと斎藤の関係の変化もありつつ、結婚したらナースを辞めてもいいと思っていた夏美が仕事への情熱を取り戻すといった、どこかで見たようなありふれたもので、何の真新しさも感じませんし、「話の展開がベタすぎ」「先が読めすぎてつまらない」「デジャヴ感が否めない」という声が上がるのも無理はないかと。

 それに、はるかはまだあの病院で働き始めて1週間のペーペーだし、当然夏美ともそこまでの関係性を築けていないはずなのですが、そんな新人のがむしゃらな姿に感化された夏美が「あなたが何かやらかしたら指導係の私の責任になるの」なんて言ってはるかを手伝うなど、早くも“厳しい先輩”の仮面が剥がれはじめるという展開の早さ。

 そして、それがきっかけで結婚したら辞めてもいいと思っていたナースという仕事への情熱をサクッと取り戻したり……、なんか薄っぺらいと思うんですよね。ストーリーとしても、キャラクターとしても。

 そもそも、水川あさみ演じる夏美は「結婚退職を目標に婚活中」という役柄。なのに2話目にしてその設定を剥ぎ取ってしまったわけです。沢村一樹演じる看護師長・本城は夏美に気があるようなので、今回縁談を断ったのにはそのフラグを回収するためなんだと思いますが、すでにブレはじめている夏美のキャラがさらに薄くならないか心配です。水川さんがお芝居でカバーしてくれるといいんですけど。

 以上、2話のレビューでした。

 今夜放送の3話では、夏美に本城がアプローチを開始!? さらに、財前直見が余命わずかの元ナースとしてゲスト出演するとか。コメディの雰囲気から一変して“感動回”となるか、期待半分で放送を楽しみたいと思います。

(文=どらまっ子TAROちゃん)

怖すぎて離脱者続出……『あなたの番です』は、“VS秋元康”の姿勢で臨む連続殺人ミステリー?

 4月14日よりスタートしたドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)。このドラマの企画・原案を担当しているのは秋元康だ。

 初回を見てまず思ったのは「秋元康らしいネタだな」ということ。ドラマのホームページには過激な文言が躍っている。

「とあるマンションに引っ越してきた一組の新婚夫婦。(中略)マンションの周囲で次々と人が死んでいく…!」

 秋元氏に対する色眼鏡だろうか。一体、何をすれば世にウケるのか? という山っ気が透けて見えてくる気がする。

そもそも原田知世と田中圭の夫婦が怪しい

 本作は、手塚菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)の新婚夫婦が、購入した引っ越し先のマンションで、住民同士の“交換殺人ゲーム”に巻き込まれていくというストーリー。毎週1人が死ぬという。

 言ってしまうと、そもそも主役の2人が怪しかった。

 まず、田中の芝居である。あまりにも『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)のはるたんだった。いや、はるたんより過剰に見える。わざととしか思えないほどあざとい。率先してかわいいと思われようとしている。翔太が、このままぶりっ子で終わるとは思えない。あのセルフパロディっぷりは、何かを隠すためな気がする。裏があると勘繰ってしまう。

 菜奈と翔太は15歳違いの年の差夫婦だ。この設定も臭う。なぜ、そんな夫婦にする必要があったのか。しかもこの夫婦、マンションを購入しているのに、まだ婚姻届を出していない。菜奈が何かと理由をつけ、提出を渋っているのだ。マンションの住人は全員が一癖あるが、この夫婦だってどこか不穏だ。菜奈は翔太に打ち明けていた。

「翔太君の存在を出会ったときよりもどんどん近くに感じてて。でも、年の差だけは埋まらないじゃない? これからもず~っと、15年分埋まらない事実があるっていうのが、何か怖い」

 うがった見方をすれば、これだけで殺人の動機になり得る。翔太が菜奈を殺せば、年の差が縮んでいくからだ。ほかにも、いくらでも勘繰ることができる。それこそ引っ越しの最中に翔太が菜奈のパズルを誤ってバラバラにしたくだりだって、菜奈が翔太を殺す動機になる。

 でも、本当にこの夫婦が殺意を抱き合っていたら、視聴者からは「やっぱり」なんて声が上がるに違いない。イージーだ。そんなわかりやすい予想を立てていると、「秋元康の罠にハマッているんじゃないか?」と不安になったりもする。……なんか、“vs秋元康”みたいなコンセプトのドラマに思えてきた。

 今作はミステリーだ。さて、初回ではどんな伏線が張られただろう?

 このドラマ、すべての人の言動が意味ありげに作られており、伏線らしきシーンはメチャクチャある。その中でも主だったものを以下に列挙したいと思う。

・引っ越しの最中に翔太が菜奈のパズルを壊した。

・現状確認で手塚夫婦の部屋に上がった管理人・床島比呂志(竹中直人)が、天井を指し「気色の悪いシミが2つある」と指摘した。

・菜奈を無視して翔太にばかり話しかけていた301号室の尾野幹葉(奈緒)。

・佐野豪(安藤政信)が履いていた長靴。

・黒島沙和(西野七瀬)が胸に貼っていた湿布。

・住民会での久住譲(袴田吉彦)の発言「殺したい人は知り合いじゃない」。

・住民会で“殺したい人”を書く際、わざわざ田宮淳一郎(生瀬勝久)からボールペンを借りた赤池美里(峯村リエ)。

・菜奈が引いた紙に書いてあった「こうのたかふみ」という人名。

・マンションのゴミ捨て場にひどい状態で捨てられていたクマのぬいぐるみ。

・菜奈を尾行していた細川朝男(野間口徹)。

・サングラスとマスクで顔を隠し、マンションから出て行った久住。

・倒れたままにしてあった車椅子。ちなみに、赤池幸子(大方斐紗子)は車椅子生活。

 振り返ると、異常なほどの怪しいキャラ祭りである。あと、初回から登場人物が多すぎて全然覚えきれない。「面白い」とか「つまらない」とか感想を抱けるほど、まだ作品の輪郭がつかめないのが事実だ。

低視聴率でも半年間続けなければならない

 初回では管理人の床島が殺害された。当然、マンションには警察の捜査が入る。このドラマは2クールあると予告されている。警察が入るのに、2クールもの長期にわたって連続殺人が行われるというのか? 正直、リアリティという面で心配になる。ミステリードラマにとってリアリティは、クオリティと直結すると言っても過言ではない。

『あなたの番です』の初回視聴率は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。もちろん、作品への評価を下すのはまだ早い。でも、今のような低調が続いたとして、それでも2クール引っ張るというのか?

 そういえば、前期に同枠で放送されていたドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』の最終回の視聴率は15.4%だった。繰り返すが、このドラマは2クールある。半年だ。

(文=寺西ジャジューカ)

怖すぎて離脱者続出……『あなたの番です』は、“VS秋元康”の姿勢で臨む連続殺人ミステリー?

 4月14日よりスタートしたドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)。このドラマの企画・原案を担当しているのは秋元康だ。

 初回を見てまず思ったのは「秋元康らしいネタだな」ということ。ドラマのホームページには過激な文言が躍っている。

「とあるマンションに引っ越してきた一組の新婚夫婦。(中略)マンションの周囲で次々と人が死んでいく…!」

 秋元氏に対する色眼鏡だろうか。一体、何をすれば世にウケるのか? という山っ気が透けて見えてくる気がする。

そもそも原田知世と田中圭の夫婦が怪しい

 本作は、手塚菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)の新婚夫婦が、購入した引っ越し先のマンションで、住民同士の“交換殺人ゲーム”に巻き込まれていくというストーリー。毎週1人が死ぬという。

 言ってしまうと、そもそも主役の2人が怪しかった。

 まず、田中の芝居である。あまりにも『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)のはるたんだった。いや、はるたんより過剰に見える。わざととしか思えないほどあざとい。率先してかわいいと思われようとしている。翔太が、このままぶりっ子で終わるとは思えない。あのセルフパロディっぷりは、何かを隠すためな気がする。裏があると勘繰ってしまう。

 菜奈と翔太は15歳違いの年の差夫婦だ。この設定も臭う。なぜ、そんな夫婦にする必要があったのか。しかもこの夫婦、マンションを購入しているのに、まだ婚姻届を出していない。菜奈が何かと理由をつけ、提出を渋っているのだ。マンションの住人は全員が一癖あるが、この夫婦だってどこか不穏だ。菜奈は翔太に打ち明けていた。

「翔太君の存在を出会ったときよりもどんどん近くに感じてて。でも、年の差だけは埋まらないじゃない? これからもず~っと、15年分埋まらない事実があるっていうのが、何か怖い」

 うがった見方をすれば、これだけで殺人の動機になり得る。翔太が菜奈を殺せば、年の差が縮んでいくからだ。ほかにも、いくらでも勘繰ることができる。それこそ引っ越しの最中に翔太が菜奈のパズルを誤ってバラバラにしたくだりだって、菜奈が翔太を殺す動機になる。

 でも、本当にこの夫婦が殺意を抱き合っていたら、視聴者からは「やっぱり」なんて声が上がるに違いない。イージーだ。そんなわかりやすい予想を立てていると、「秋元康の罠にハマッているんじゃないか?」と不安になったりもする。……なんか、“vs秋元康”みたいなコンセプトのドラマに思えてきた。

 今作はミステリーだ。さて、初回ではどんな伏線が張られただろう?

 このドラマ、すべての人の言動が意味ありげに作られており、伏線らしきシーンはメチャクチャある。その中でも主だったものを以下に列挙したいと思う。

・引っ越しの最中に翔太が菜奈のパズルを壊した。

・現状確認で手塚夫婦の部屋に上がった管理人・床島比呂志(竹中直人)が、天井を指し「気色の悪いシミが2つある」と指摘した。

・菜奈を無視して翔太にばかり話しかけていた301号室の尾野幹葉(奈緒)。

・佐野豪(安藤政信)が履いていた長靴。

・黒島沙和(西野七瀬)が胸に貼っていた湿布。

・住民会での久住譲(袴田吉彦)の発言「殺したい人は知り合いじゃない」。

・住民会で“殺したい人”を書く際、わざわざ田宮淳一郎(生瀬勝久)からボールペンを借りた赤池美里(峯村リエ)。

・菜奈が引いた紙に書いてあった「こうのたかふみ」という人名。

・マンションのゴミ捨て場にひどい状態で捨てられていたクマのぬいぐるみ。

・菜奈を尾行していた細川朝男(野間口徹)。

・サングラスとマスクで顔を隠し、マンションから出て行った久住。

・倒れたままにしてあった車椅子。ちなみに、赤池幸子(大方斐紗子)は車椅子生活。

 振り返ると、異常なほどの怪しいキャラ祭りである。あと、初回から登場人物が多すぎて全然覚えきれない。「面白い」とか「つまらない」とか感想を抱けるほど、まだ作品の輪郭がつかめないのが事実だ。

低視聴率でも半年間続けなければならない

 初回では管理人の床島が殺害された。当然、マンションには警察の捜査が入る。このドラマは2クールあると予告されている。警察が入るのに、2クールもの長期にわたって連続殺人が行われるというのか? 正直、リアリティという面で心配になる。ミステリードラマにとってリアリティは、クオリティと直結すると言っても過言ではない。

『あなたの番です』の初回視聴率は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。もちろん、作品への評価を下すのはまだ早い。でも、今のような低調が続いたとして、それでも2クール引っ張るというのか?

 そういえば、前期に同枠で放送されていたドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』の最終回の視聴率は15.4%だった。繰り返すが、このドラマは2クールある。半年だ。

(文=寺西ジャジューカ)

『24時間テレビ』メイン、来年も嵐で内定……日テレとジャニーズ“癒着の証明”

 日本テレビの夏の恒例企画『24時間テレビ42 愛は地球を救う』。このメインパーソナリティーを、2020年12月で活動休止する嵐が務めることが決まった。

 今年1月に活動休止を発表した嵐について、ジャニーズ事務所は当初、公平性を保つため、特定のテレビ局のみを優遇することはしないと公言していた。だが、日テレから再三に渡り出演オファーを受けた事務所は、結局これを受諾。新元号「令和」での初の『24時間テレビ』メインパーソナリティーに起用されたことで、改めて日テレとジャニーズの“癒着”が証明されたといっても過言ではない。

 というのも、今回の『24時間テレビ』の“裏キーワード”は“2年連続”。実は局内では、来年も嵐が2年連続でパーソナリティを務めることが内定しているというのだ。

 そのため、今夏の『24時間テレビ』では、嵐のメンバーに、今年だけでは完結しない困難で大規模な企画にチャレンジさせる予定で、具体的には、松潤こと松本潤が、恵まれない世界の子どもを訪ね歩き、来年の東京五輪に招待する“サプライズ”を企画しているという。来年の『24時間テレビ』は、東京五輪開催の真っ只中に放送されるが、既に五輪関係の仕事でも引っ張りだこ状態の嵐に、『24時間テレビ』の盛り上げ役も任じたいというわけだ。

 日テレは、2年連続の大型番企画という位置づけで、『24時間テレビ』の制作費を既に20億円計上したとも伝えられている。“チャリティ”と謳いながらも、『24時間テレビ』には出演者への高額なギャラが発生していることは今や周知の事実だが、2年20億円といわれる制作費の中には、当然ながら嵐のギャラも含まれる。ウワサによれば、嵐の1日当たりのギャラは、メンバー1人に対し1,000万円。これまでの嵐のバラエティやドラマ、櫻井がレギュラー出演する報道番組のギャラと比べても破格だ。ウワサが事実だとすると、日テレの嵐に対する条件は常軌を逸しているとしか思えないが、高額ギャラで嵐を釣ったとされる日テレに対しては、他局からも怨嗟の声が上がっている。

 ここ10年来、『24時間テレビ』のパーソナリティはジャニタレに独占され、今年も当初は、嵐の後輩であるKing&Princeが予定されていたという。ところが、活動休止が発表されたことで、急きょ、嵐に差し替えられたといわれている。まるで、チャリティ番組の私物化で、“ジャニーズ祭り”の様相を呈している。

 せめて新元号「令和」に変わってからは、真のチャリティ番組に立ち返ることを期待したいものだが、既に走り出した日テレを止めることはできないのか。嵐も含め、タレントがノーギャラで出演し、莫大な制作費を抑えて浮いた分を寄付すれば、新時代に相応しいチャリティ番組になると思うのだが……。

TOKIO・国分太一『ビビット』打ち切りで、日テレ『鉄腕DASH!!』は大迷惑!?

 TOKIO・国分太一がメインキャスターを務めるTBS系の朝の情報番組『ビビット』の9月打ち切り説が、まことしやかに流れている。

 14日付の「日刊ゲンダイDIGITAL」によると、同局は『ビビット』の代わりに、10月から、落語家・立川志らくが司会を務める新番組がスタートし、国分には深夜枠に別の番組を用意するというのだ。

 同局では、2014年春から、国分がMCに起用された情報番組『いっぷく!』を放送開始したが、低視聴率のため、わずか1年で番組は終了。リニューアルを敢行し、15年春から、国分と女優・真矢ミキが司会を務める『白熱ライブ ビビット』(現『ビビット』)をスタートさせた。

 しかし、視聴率は同時間帯でオンエアされている、NHK総合『あさイチ』、テレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』、フジテレビ系『情報プレゼンター とくダネ!』、日本テレビ系『スッキリ』の後塵を拝するどころか、背中すら見えない状況で、3%前後(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をウロウロ。

 17年4月からは、TBS系『Nスタ』のMCをクビになった堀尾正明アナウンサーを、“ニュース雑学おじさん”として投入し、てこ入れを図ったが、視聴率は一向に上向かず。同局では、ジャニーズへの忖度で、なかなか番組を終了させることができなかったが、『いっぷく!』時代から5年半の月日をへて、ついに『ビビット』打ち切りの断を下したのだという。

 もし、『ビビット』が本当に終了した場合、国分はTOKIOの番組である日テレ系『ザ!鉄腕!DASH!!』への出演機会が増えるとみられるが、同番組的に、この事態はどのような影響を与えるのだろうか?

「『DASH!!』は山口達也が脱退して以降、人手不足に陥り、リーダーで、いちばん仕事量が少ない城島茂が孤軍奮闘している状況です。2番目に出演回数が多いのが長瀬智也で、帯番組を持っている国分と、俳優業で多忙な松岡昌宏の出番は少ないのです。しかし、国分は帯番組がなくなると、暇になりますので、『DASH!!』への出演が大幅に増えるでしょう。ただ、国分が出たところで、あまり役に立ちませんし、数字が上がるとは思えません。日テレとしては、支払わなければならない出演料がかえって増えるだけ。従って、『ビビット』が打ち切られると、『DASH!!』的には、ある意味迷惑といえるかもしれませんね」(テレビ関係者)

 TBSにとって、国分の『ビビット』での出演料は1本100万円ともいわれ、低視聴率を考慮するとかなりの負担になっている。いい加減“決断”を下す必要に迫られたということか……。
(文=田中七男)

日テレ新ドラマ『あなたの番です』がヤバすぎる……記録的爆死に一直線?

 原田知世と田中圭が主演を務めるドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)が14日にスタートしたが、初回の視聴率が8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)に終わり、関係者から早くも番組の行く末を危惧する声が上がっている。

『あなたの番です』は、あるマンションに引っ越してきた原田と田中演じる新婚夫婦が、住民たちの“交換殺人ゲーム”に巻き込まれるというミステリードラマ。同作が放送される日曜22時半の『日曜ドラマ』枠は、日本テレビが大きな期待をかける時間帯だ。週刊誌のエンタメ担当記者が語る。

「日テレが2015年に始めた『日曜ドラマ』は、なかなかヒット作が生まれませんでしたが、前々作の『今日から俺は!!』と、前作の『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』が、いずれも最終回で最高視聴率を獲得し、大事に育てたドラマ枠がようやく花開きました。『あなたの番です』は、同局として実に25年ぶりとなる2クール作品ですから、日テレがかける期待は並々ならぬものがあるはずです」

 ドラマのヒット作がなかなか生まれない昨今、2作連続のスマッシュヒットは快挙だ。日曜日の日テレといえば、17時台の『笑点』から『真相報道 バンキシャ!』→『ザ!鉄腕!DASH!!』→『世界の果てまでイッテQ!』→『行列のできる法律相談所』→『おしゃれイズム』と、高視聴率番組が並んでおり、まさに鉄壁の布陣だが、新ドラマの評判がどうにも芳しくない。テレビ情報誌のライターが語る。

「番組HPや初回の放送を見ると、とにかく不気味。ネット上には『日曜の夜に見るのはつらい』といった声が次々と寄せられています。しかも、ストーリーが1話完結ではないので、第1話の視聴率が大変重要でしたが、前作『3年A組』の最終回からほぼ半減してしまいました(15.4%→8.3%)。登場人物も多いので、途中からの参入も期待できなさそうです。また、キャスティングの問題も指摘されています。『3年A組』も前々作の『今日俺』も主役およびヒロインは20代でしたが、今作は一気に年齢が上がりました。主演の原田を『知らない』という10〜20代の意見も寄せられており、せっかく獲得した視聴者を切り捨てた形になっています。これは半年続くわけですから、記録的な低視聴率になる可能性も十分あるでしょう」

 2クールということは、当たれば大きいが、外した時のダメージも甚大だということ。テレビ業界では長らくフジテレビの不振が続いている。次は日本テレビが“あなたの番です”ということにならなければいいが……。

日テレ『あなたの番です』、怖すぎて視聴者大量脱落? 大幅テコ入れで路線変更の可能性も

 原田知世と田中圭が主演を務める日本テレビ系ドラマ『あなたの番です』(毎週日曜22時30分)が4月14日にスタートした。初回の平均視聴率は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

「日テレとしては25年ぶりの2クールドラマということで注目もされていましたが、初回の視聴率は“大コケ”とまではいかないにしても、物足りない数字。ここから巻き返していければいいんですが、それはちょっと難しそうだという声が多いです」(テレビ局関係者)

 本作は、マンションに引っ越してきた原田と田中が演じる新婚夫婦が「交換殺人ゲーム」に巻き込まれていくミステリー。企画・原案は秋元康だ。

「初回のラストに竹中直人演じるマンション管理人が転落死するという展開を含め、全体を通してちょっと不気味な雰囲気が漂っています。恐怖を煽るような演出も多く、地上波の連続ドラマで見るには、多少ハードルは高め。初回を見て、『怖すぎる』と脱落してしまう視聴者は多いと思います。そういう意味では、初回の8.3%がピークとなってしまう可能性は高いでしょう」(テレビ誌記者)

 怖すぎるがゆえの不人気で、今後2クールかけて低空飛行を続けるとなれば、日本テレビとしても無視できないはずだ。

「ミステリー作品だと銘打っているので、この路線を崩すことは難しいでしょうが、テコ入れは十分に考えられます。しかも、1クールのドラマであれば、スタートした時点で撮影がほとんど終わっているということはありますが、今回は2クールなので多少余裕があるはず。初回放送以降に撮影する部分については、脚本の差し替えも可能だと思います」(前出・テレビ局関係者)

 仮にテコ入れされるのであれば、どんな内容になっていくのだろうか?

「ホラー的要素を残しつつ、アクションシーンを増やすなどして、全体のテンションを高めにするとか、あるいは音楽を変えたり、編集のテンポを速めたりして、あまり怖くなりすぎないようにするかもしれません。また、田中の女性人気が高いということがあるので、恋愛要素を足していく可能性も高そう。不倫要素なども、ウケるかもしれません」(前出・テレビ誌記者)

 海外マーケットを視野に入れたがゆえに2クールとなったという『あなたの番です』。海外に持ち出す前に、日本国内で大コケとならなければいいが……。