SMAP・木村拓哉“映像削除騒動”の顛末……「新しい地図」合流への布石か!?

 SMAPファンが騒然となっている。先月18日に放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の中で「10代に聞いた 親から教えてもらった好きなドラマ主題歌ランキング」が発表されたが、そこで木村拓哉の存在が不自然に消されていたと話題になっているのだ。

 同ランキングで2位になったのは、木村と山口智子が主演した1996年のフジテレビドラマ『ロングバケーション』の主題歌「LA・LA・LA LOVE SONG」。VTRでは当時のドラマ映像が使われたが、山口をはじめ竹野内豊、りょうなどの主要人物の場面は使われていたものの、なぜか主演の木村だけが一切登場しなかった。

 これにファンは「なぜ木村君だけがいないの?」「何かあった?」と騒然。一部で木村がジャニーズ事務所を退社し、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾のいる「新しい地図」に合流するのでは? とも報じられたが……。

 ジャニーズに近い関係者は、次のように証言する。

「一連のSMAPの解散騒動により、キムタクのイメージは大幅に悪化。いまだに裏切り者扱いする電話が事務所にかかってくるほどです。下手に映像を使えば、またネットで何を書かれるかわからない。それほどジャニーズは“炎上”を恐れているんです。今年8月と来年1月に主演映画の公開を控えていることもあり、波風を立てないようにしているのでしょう」

 ジャニーズ事務所への残留をいち早く発表した木村は、将来の幹部候補。メリー喜多川副社長からは「中居(正広)はどうでもいいけど、木村は絶対に守りなさい!」とスタッフに号令をかけているという。その一環が今回の措置といえそうだが、かえって不自然さを残す結果となったようだ。

中居正広と香取慎吾の会食記事が、なぜかネット配信されず……中居の「新しい地図」合流説が再燃中!

 6月は、元SMAP周辺がざわつく季節。稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人がジャニーズ事務所退所の意思を示したのが、昨年の6月だった。

「元SMAPのメンバーたちとジャニーズ事務所との契約は毎年9月で満期を迎えるのですが、その3カ月前となる6月までに、契約を更新するかどうかの意思を伝えなければならないというルールになっているんです。だから、もしも中居正広や木村拓哉がジャニーズ事務所を退所するならば、この6月までに意思表示がなされるわけです」(芸能ライター)

 そんな6月を目前にして、5月24日発売の「女性セブン」(小学館)6月7日号に『中居正広「決断の6月」に激震発言!』というタイトルの記事が掲載された。

 記事では、中居と香取が都内で食事をしていたという情報に言及。さらに、中居が自身のラジオで、稲垣、草なぎ、香取の新曲をオンエアーしたことなどに触れ、元SMAPメンバーたちの“心のつながり”を強調している。

「ジャニーズ事務所内では、退所した3人は完全にタブーとなっていますが、中居だけは特別。特にSMAP解散報道以降は、中居と香取の距離が縮まっており、ここにきて会食をしたとなれば、中居がこの9月にジャニーズを退所して、『新しい地図』に合流するというシナリオも、可能性はゼロではないでしょう」(同)

「女性セブン」の記事では、中居の知人が「3人に合流したいと考えているわけではないでしょう」とコメントしており、すぐさま「中居退所」ということではなさそうだ。しかし、この記事をめぐっては、こんな見方も。マスコミ関係者はこう話す。

「『女性セブン』の芸能スクープ系記事は、ほぼすべて雑誌発売から3日以内にWeb上の『NEWSポストセブン』に配信されるのですが、今回の中居さんの記事に関しては、雑誌発売から3日たってもネットで配信されていない。周辺では“ジャニーズ事務所のほうから、ネットでは配信しないように、働きかけがあったのではないか……?”とウワサされていますね。ジャニーズとしては、ネットで拡散してほしくない情報が、この記事にあったのかもしれません」

 2016年12月のSMAP解散のころから、ネット上ではSMAPファンが積極的に動いている。ジャニーズ事務所を批判する投稿も多く、SMAPファンとジャニーズ事務所の間に深い溝があるのは紛れもない事実である。

「ジャニーズとしては、SMAPファンがネット上でジャニーズ批判を繰り返すことを快く思っていないわけです。SMAP騒動以降“ジャニーズ=悪”“ジャニーズ=ブラック企業”というイメージもついていますからね。そういう事情もあって、SMAPファンを刺激したくないという気持ちは強いでしょう。ジャニーズが『炎上しそうな記事はネットには出さないで』と週刊誌に要請する理由は、十分にあると思います」(同)

 さらに、今回の記事がネット配信されなかったことで、「中居退所」の可能性が高まったとの声もある。

「もしも中居退所の可能性がゼロならば、記事がネット上で拡散されたところで、ジャニーズ事務所としても特に影響はないはず。もしも、ジャニーズサイドの意向でネット配信が取りやめになったというのであれば、むしろ中居退所の可能性が高いということなのかもしれない。もちろん、ジャニーズの意向でもなんでもなく、編集部サイドの事情でネット配信されていないだけかもしれませんが、どうも気になってしまいますね」(同)

 運命の6月に、中居がどう動くのか──。芸能界に、再び激震が走るかもしれない。

中居正広の“新しい地図新曲放送”で改めて浮き彫りになった、ジャニーズ事務所の苦しい社内事情

 今秋にも合流か――!?

 4月7日、中居正広が自身のラジオ番組『中居正広ON&ON AIR』(ニッポン放送)で、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が歌う新曲「雨あがりのステップ」をオンエアしたことが、さまざまな憶測を呼んでいる。

「あのなんつうんだろう……こう、かすれ声とか、もうちょっと雑な声が入っていないと……これは売れないですね……ふっふっふ」

 フル尺での曲が流れ終わると、中居は、自身の“最低レベル”の歌唱力をネタに、トボけたダメ出しをして、ファンを喜ばせた。

「3人への愛情を感じさせる言動に、中居が今秋にも3人に合流するのではという見方も出てきています。今年も、6月の契約更改交渉が注目されそうです」(芸能記者)

 だが、あるテレビ関係者はこう話す。

「3人のレギュラー番組が、段階的に地上波から消えつつあります。司会者として余人に変えがたい力をつけている中居といえど、ジャニーズ事務所をやめれば無傷ではいられないでしょう。それがわかっている中での退社の可能性は低そうです」

 それよりも、ここで注目すべきは、ジャニーズがこの中居の行動を許していることだろう。

「中居のラジオは生放送ではありませんから、どうにでもなったはずですが、あえてOKを出している。これは、やはり16年の解散騒動後の、“公開処刑”とも言われた生謝罪と、そこまでさせながら解散を回避できなかった事務所へのファンの怒りが尾を引いているのでしょう」(同)

 あまり大きくは報じられていないが、あの当時、事務所へのファンの抗議は凄まじかったという。

「電話やメールばかりではなく、事務所周辺での迷惑行為などもかなりあったんです。実は、事務所の前に汚物が撒き散らされたこともあったそうで、これ以上、ファンを刺激し“ブラック企業”というイメージが広がってはたまらないと、ジャニーズ事務所は元SMAPの3人の扱いに、非常に慎重になっているんです。昨年9月の退社後、レギュラー番組をすぐに終了させようとしていたテレビ各局に、むしろ、『すぐは辞めないで』と進言し、しばらく存続させたほど。政府が『働き方改革』でブラック企業対策に力を入れている折に、目をつけられることにでもなれば、一族経営の体制維持にも影響が出かねないからです」(同)

 昨年11月に放送された『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)のフィナーレ「72曲ホンネライブ」で、3人がSMAPの曲を歌わなかったことが、ジャニーズの圧力かとも囁かれたが、「実際は、ジャニーズ事務所から3人への圧力は何もなかったそうです」(同)というから、中居がラジオで3人の曲をかけることも、ジャニーズは黙認するしかなかったのだろう。

「むしろ、3人への圧力がないこと、ブラック企業ではないことのアピールになる。相次ぐ、ジャニーズタレントの結婚も“ポジティブ・キャンペーン”の一環かもしれません」(同)

 年齢的にも、メリー&ジャニー喜多川の創業姉弟の退陣は近い。アイドル帝国の一強時代は、やはり終わりの始まりを迎えているようだ。ならば、中居の合流も、まったくあり得ない話ではないような気もしてくるが……。

中居正広の“秘めたる想い”──元SMAP3人の新曲をリクエストした「真意」は、やっぱり合流?

 元SMAP・中居正広がとった“サプライズ行動”が臆測を呼んでいる。

 7日、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)で、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が歌う新曲「雨あがりのステップ」を選曲したのだ。

 中居は1曲目に同曲を流し、CM明けに、こう言い放った。

「なんだ? この歌は……。これは売れないな」

「なんていうんだろ、こう、かすれ声とか、もうちょっと雑な声が入っていないと……。これは売れないですね」

 中居はSMAP解散後、3人と行動を共にするとみられていたが、土壇場で翻意し、ジャニーズ事務所に残留。一部では「中居も(木村拓哉と同様に)裏切った」と批判の声が上がったが、ラジオでの言動を見る限り、3人とは現在も良好な関係であることがうかがえる。

 事情を知る関係者の話。

「中居さんが残留したのは、3人を“守る”ため。中居さんまで合流すると、ジャニーズ事務所がいずれつぶしにかかると思ったのでしょう。ワンマン経営で知られるジャニーズでも、中居さんの影響力は無視できない。いわば防波堤になったわけです」

 再び前出の発言を読み解くと、将来的な合流を匂わすものとなっている。稲垣ら3人は昨年6月中旬、契約が切れる同9月8日をもって独立を発表した。中居も今年6月に1年遅れで追随の意思を表明するのだろうか?

 代理店関係者は「それはさすがにないでしょう。中居さんはすでに年末までスケジュールが組まれています。彼がジャニーズを出る時は……トップがいなくなった時だと思いますね」と話す。

 さらに同関係者は「あくまで憶測ですが」と前置きした上で、「残るメンバーの木村拓哉さんも、将来的なSMAP再結成を諦めていないといいます。現時点ではメンバーにも感情的な部分があるので難しいですが、時が経てば、お互いが歩み寄ることも考えられます」と明かす。

 ファンの願いは通じるか――。

「新人のジャニーズたちにも負けてる……」 YouTuber草なぎ剛の“動画の再生回数”が微妙すぎ!

 3月17日、元SMAPの草なぎ剛が自身のYouTubeチャンネルで新しいゲーム実況動画を投稿。相変わらずYouTuberとして活動しているようだが、ネット上では「ネームバリューに対して再生回数が微妙」と話題になっている。

 今回草なぎが投稿したのは、スーパーファミコン用ソフト『スーパーマリオカート』をプレイしながら、その様子を自ら実況するという動画。タイトルは「【マリオカート】事故連発!? フラワーカップが激ムズな件!」というもので、草なぎの「どうもみなさん! こんばんわかおはようかこんにちはか、それぞれの時間だと思いますけどね」という挨拶で始まる。

 本人いわく『スーパーマリオカート』の腕前には相当自信があるようで、「マリオカートの神とも言われました」とコメント。その後は終始同ゲームに興じる草なぎの姿が映されるのだが、コンピューターの敵と戦った結果最下位に。これには草なぎも「テレレーン……鼻から豆乳~」と落胆を隠しきれない様子だった。

「この動画の再生数は9万2,070回再生(3月19日時点/以下同)。元SMAPというスターが投稿する動画としては、確かに低い数字でしょう。ちなみに他の動画と比較すると、よゐこの2人がYouTubeの任天堂公式アカウントで公開したゲーム実況動画『よゐこのマイクラでサバイバル生活 第1回』は578万8,118回再生。そしてヒカキンの最新動画『【世界初!?】プロユーチューバーになりました!【プロYouTuber】』は163万7,925回再生を記録しています。また『ジャニーズJr.チャンネル』の動画のほとんどが、今回投稿された草なぎの動画の再生数を上回っていることから、『新人のジャニーズたちにも負けてる……』といった声も上がっていました」(芸能ライター)

 ネット上では草なぎの動画の“問題点”を指摘する声も続出。元SMAPでありながら再生数が伸びない点について、「ゲーム実況が草なぎくんのファン層に合ってないんじゃない?」「サムネイルが悪い。興味がそそられない」「やるんなら毎日投稿しないとすぐに飽きられるでしょ」といった意見が寄せられている。その他「正直YouTuber舐めてる」といった厳しめな声も。

「彼はこれまでにもさまざまなゲーム実況動画を投稿してきましたが、どの層に需要があるのかは謎です。恐らくファン層のほとんどを占める30代~40代の女性たちが、ゲーム実況というジャンルを求めているのかは疑問で、また取り上げるゲームもひと昔前のものばかり。そのため既存のファンのみならず、若年層の新たな視聴者も取り込めないのではないでしょうか。なお、これまで彼が投稿してきた数ある動画の中で一番再生数が多いのは、草なぎが香取慎吾、稲垣吾郎とマクドナルドで食事をするという動画。この事実だけでも世間が“何を見たいのか”は明白だと思うのですが……」(同)

 とはいえ、スター草なぎもYouTuberとしてはまだまだ新人。今後投稿される動画では、新境地を切り拓いてくれるかもしれない。

『「ぷっ」すま』終了に『ゴロデラ』も6月で……民放地上波完全消滅も「勝つのはCULEN」と関係者が明かす勝算とは?

 1月末に、一部スポーツ紙が報じていた通り、元SMAP・草なぎ剛のレギュラー番組『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)が3月末を持って終了することが、3月8日に行われたテレビ朝日の「18年4月改編説明会」正式に発表された。

「編成部長によると、『改革の一貫として、20年目の1つの区切りとして、役目を十分に果たしていただいのではないかと判断した』とのことでしたが、視聴率も安定している中の終了は、言うまでもなくジャニーズ事務所への忖度でしょう。来年は嵐がデビュー20周年ということで大プロジェクトが控えており、再来年の2020年には東京五輪が待っている。プロモーションに嵐やTOKIOをはじめとするジャニーズタレントは欠かせませんからね」(番組関係者)

 これによって、SMAPの育ての親と言われる、元チーフマネジャー・飯島三智女史による新事務所「CULEN」所属の稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎのうち、民放地上波にレギュラー番組をもつのは、TBS系深夜放送の『ゴロウ・デラックス』がある、稲垣のみとなってしまったが、

「『ゴロウデラックス』も、6月終了が内定していると聞いています。これで、3人のレギュラーは、草なぎが『ブラタモリ』(NHK総合)のナレーションを務めているのみとなり、その姿は完全にテレビから消えることになりました」(芸能記者)

 始まったばかりの、ジャニーズ VS CULENの戦いに、早くも決着がついたようにも見えるが、果たしてそうだろうか?

「この対立は、“テレビ対ネット”の戦いといってもいい。一時的に、元SMAPの3人の存在感は薄まるかもしれないが、最終的には勝つのはネット戦略で大きく先行するCULENであることは、疑うべくもありません」

 とは大手芸能プロ幹部。さらに、こう話すのだ。

「スマホの普及で、現在、視聴者のテレビ離れは急激に進んでおり、テレビの敗北は決定的。すでに各メーカーの開発の中心は、スマホ後にやってくるAIガジェットとなっている時代に、まだビジネス基盤をテレビに置いているジャニーズのネット対応、グローバル展開の遅れは深刻です。対して飯島女史は中国企業傘下のラオックスと手を組んで新事務所を立ち上げ、中国市場への太いパイプも築いていることがわかっており、しっかりと時代の流れが読めているように見える。さらに、ここへきて、元々飯島担当タレントであった山下智久のCULEN合流がウワサになっていますが、これが実現すれば、元飯島派をはじめとする多くのタレントが、一気にCULENになだれ込んでくる可能性もある。そうなれば、中国市場のうま味を有する飯島女史に、さらに人、カネ、物が集まりだすのでは?」

 大きな節目となるのは、メリー&ジャニー喜多川姉弟の健康問題と、20年の東京五輪だろうと言われている。

「メリーは91歳、ジャニーも86歳で、健康不安もささやかれて久しいですから、現実的に2人が現場に影響力を及ぼせるのも、20年前後となるでしょう。いまから“2020年問題”が危惧されているように、東京五輪後、日本の経済構造、政治情勢、我々の生活をとりまく環境は大きく変わっていく。そんな中、時代の変化に迅速に対応しスムーズな世代交代が成功するとはとても思えません。時代を読み違えているのはテレビ各局も同じこと。ジャニーズはそんなテレビとともに滅びの道を歩んでいるように見えますね」(同前)

 ユーチューバーとなった草なぎのYouTube動画は、面白いかどうかはさておき、ネットでも思ったほどの話題にはなっていないながらも、毎回、安定して50~60万の再生回数を記録している。中には十数分の動画にテレビ並みの予算をかけている企画もあり、資金的なバックアップ体制をもうかがわせる。テレビから姿を消す3人が、やけにイキイキしているように見えるのも納得である。

テレビ関係者がホンネで語る『72時間テレビ』評! 「視聴率換算で5%」「亀田より低い」

 11月2~5日まで、インターネットテレビ「Abema TV」で放送された『稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます「72時間ホンネテレビ」』。放送後、多くの識者が論じるほど話題となったこの番組は、テレビ関係者の目にはどう映ったのだろうか? それぞれ気になったことを挙げてもらおう。

まずは、セールスポイントでもあった3日間のぶち抜き生放送の72時間という放送尺について。

「72時間もいらなかったですね。最後の72曲の熱唱も、歌う前の意気込みを語るインタビューでかなり引っ張ったことで、SNS上では『いつ始まるんだ?』という声も少なくなかった。そういう手法は、地上波の悪いところで、それを学んでいないのは残念でしたね。また、それまで見ていなかった視聴者のためでもあるかとは思いますが、名場面を振り返るダイジェストシーンもかなり多かった。そう考えると、48時間、多くても60時間くらいでよかったのではないでしょうか」(某局ディレクター)

 具体的な番組内容についてはどうだろうか? 「カラオケ72点で72万円」「バズるTwitter講座」「堺正章とホンネトーク」などいくつもの企画が放送されたが……。

「全てが面白いかというとそうではなく、『カラオケで72点出す』など地上波でもよく見る企画も多かった。ネットテレビだからこその醍醐味を見せてほしかったですね。もちろん面白い場面もいくつかありました。ちょこちょこ見ていた限りでは、草なぎ剛のプロレスデビュー、4日の早朝運動会で最下位になったチームリーダー・稲垣吾郎が格闘家に『吊り天井』固めをさせられるシーン、堺正章との対談、1996年にSMAPを脱退してオートレーサーに転身した森且行との再会などは、もしDVD化されるのであれば是非入れてほしいですね。ただ、アメリカのドナルド・トランプ大統領の来日に合わせて香取が“カトルド・トランプ”に扮していましたが、おそらくこれをフジテレビで放送したら『くだらない』『やりすぎ』『不謹慎』と叩かれているはず(笑)」(日テレ関係者)

 一方、今回の放送内容について、「番組企画者のサイバーエージェント代表取締役・藤田晋氏が望んだ形だったのかはわからない」という意見もある。どういうことなのだろうか?

「同番組は、藤田社長が、『これまで一切インターネットに出ていなかった3人がネットで本音を語ったら面白いのでは』という狙いのもと、9月上旬に彼らのもとを訪ねてオファーしたことが始まりだったといいます。番組タイトルも藤田氏が決めたそうですが、実際彼らがどこまで“ホンネ”発言をしていたでしょうか? 結果的には“発言しなかった”というより、“できなかった”と言う方が正しいのでしょうが、しがらみのないと言われていたネットの世界でもそれができなかったとなれば、タイトルは過大すぎたんじゃないかと思います。オンエア前、『Twitterのトレンド世界1位を獲得することをめざす』という企画にすり替えられているのを知って、『ホンネ』はどこ行ったんだ? と拍子抜けしました」(同)

 また今回、総視聴数が7,400万超と、「AbemaTV」の過去最高視聴数を記録したというが、これについても、「数字のマジックに惑わされている」と指摘する声もある。

「誤解している人も意外に多いのですが、この7,400万という数字は人数ではなく、視聴回数であること。つまり、仮に1人あたり15回チェックしていたら、視聴者数は480万人。異論もあるものの、視聴率1%を100万人と置き換えた場合、せいぜい5%です。また今年5月7日に同じ『AbemaTV』で放送されたチャレンジ企画『亀田興毅に勝ったら1,000万円』は、5時間の生放送で視聴数が1,420万でした。今回、2日午後9時からスタートした『72時間ホンネテレビ』が、この亀田の視聴数を超えたのは翌3日の午後1時過ぎ。つまり開始から15時間後のことで、亀田の番組より視聴スピードが遅いのです。最終的に7,400万という記録を樹立しましたが、3日間もやっていればそうなるのはある程度予想できたこと。また、人々はいつも聞きなれている『視聴率』ではなく、初めて触れる『視聴回数』という指標に少し踊らされている印象がある。冷静に考えなければならないところはあります」(放送作家)

 さて今回、縦横無尽に企画に挑戦した3人の将来についてはどうだろう?

「もちろん本人たちもどうなるのかわかっていないでしょう。ただ、SMAP時代、ファンに飢餓感を与え、ニーズがあっても100%は売らないという戦略を通してきたアイドルが、視聴者との距離感をいきなり縮め、SNSを始めたり、気さくに写真撮影に応じる姿勢が、果たしてタレントとしての寿命を延ばすことにつながるのかが気になります。彼らに対するファンの意識が薄れないよう、新しい魅力をどんどん身に着け、新機軸を打ち出していってほしいですね」(芸能プロ関係者)

 さらに、こう続ける。「『模擬結婚式』にしろカトルド・トランプにしろ、『吊り天井』固めにしろ、これが、彼らが退所してまでやりたかったことなのかと、若干違和感を覚えます。ファンは彼らの笑顔が見られればそれで良いのでしょうが……。もっとジャニーズ時代とはまったく違った姿を見せてほしかった。今やそれができる環境にあるわけですから。あわよくば、SMAPが昨年解散した大みそかにまたAbemaTVで暴れてほしいですね」(同)

 いずれにしても、道なき道をゆく彼らの今後に期待したい。

テレビ関係者がホンネで語る『72時間テレビ』評! 「視聴率換算で5%」「亀田より低い」

 11月2~5日まで、インターネットテレビ「Abema TV」で放送された『稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます「72時間ホンネテレビ」』。放送後、多くの識者が論じるほど話題となったこの番組は、テレビ関係者の目にはどう映ったのだろうか? それぞれ気になったことを挙げてもらおう。

まずは、セールスポイントでもあった3日間のぶち抜き生放送の72時間という放送尺について。

「72時間もいらなかったですね。最後の72曲の熱唱も、歌う前の意気込みを語るインタビューでかなり引っ張ったことで、SNS上では『いつ始まるんだ?』という声も少なくなかった。そういう手法は、地上波の悪いところで、それを学んでいないのは残念でしたね。また、それまで見ていなかった視聴者のためでもあるかとは思いますが、名場面を振り返るダイジェストシーンもかなり多かった。そう考えると、48時間、多くても60時間くらいでよかったのではないでしょうか」(某局ディレクター)

 具体的な番組内容についてはどうだろうか? 「カラオケ72点で72万円」「バズるTwitter講座」「堺正章とホンネトーク」などいくつもの企画が放送されたが……。

「全てが面白いかというとそうではなく、『カラオケで72点出す』など地上波でもよく見る企画も多かった。ネットテレビだからこその醍醐味を見せてほしかったですね。もちろん面白い場面もいくつかありました。ちょこちょこ見ていた限りでは、草なぎ剛のプロレスデビュー、4日の早朝運動会で最下位になったチームリーダー・稲垣吾郎が格闘家に『吊り天井』固めをさせられるシーン、堺正章との対談、1996年にSMAPを脱退してオートレーサーに転身した森且行との再会などは、もしDVD化されるのであれば是非入れてほしいですね。ただ、アメリカのドナルド・トランプ大統領の来日に合わせて香取が“カトルド・トランプ”に扮していましたが、おそらくこれをフジテレビで放送したら『くだらない』『やりすぎ』『不謹慎』と叩かれているはず(笑)」(日テレ関係者)

 一方、今回の放送内容について、「番組企画者のサイバーエージェント代表取締役・藤田晋氏が望んだ形だったのかはわからない」という意見もある。どういうことなのだろうか?

「同番組は、藤田社長が、『これまで一切インターネットに出ていなかった3人がネットで本音を語ったら面白いのでは』という狙いのもと、9月上旬に彼らのもとを訪ねてオファーしたことが始まりだったといいます。番組タイトルも藤田氏が決めたそうですが、実際彼らがどこまで“ホンネ”発言をしていたでしょうか? 結果的には“発言しなかった”というより、“できなかった”と言う方が正しいのでしょうが、しがらみのないと言われていたネットの世界でもそれができなかったとなれば、タイトルは過大すぎたんじゃないかと思います。オンエア前、『Twitterのトレンド世界1位を獲得することをめざす』という企画にすり替えられているのを知って、『ホンネ』はどこ行ったんだ? と拍子抜けしました」(同)

 また今回、総視聴数が7,400万超と、「AbemaTV」の過去最高視聴数を記録したというが、これについても、「数字のマジックに惑わされている」と指摘する声もある。

「誤解している人も意外に多いのですが、この7,400万という数字は人数ではなく、視聴回数であること。つまり、仮に1人あたり15回チェックしていたら、視聴者数は480万人。異論もあるものの、視聴率1%を100万人と置き換えた場合、せいぜい5%です。また今年5月7日に同じ『AbemaTV』で放送されたチャレンジ企画『亀田興毅に勝ったら1,000万円』は、5時間の生放送で視聴数が1,420万でした。今回、2日午後9時からスタートした『72時間ホンネテレビ』が、この亀田の視聴数を超えたのは翌3日の午後1時過ぎ。つまり開始から15時間後のことで、亀田の番組より視聴スピードが遅いのです。最終的に7,400万という記録を樹立しましたが、3日間もやっていればそうなるのはある程度予想できたこと。また、人々はいつも聞きなれている『視聴率』ではなく、初めて触れる『視聴回数』という指標に少し踊らされている印象がある。冷静に考えなければならないところはあります」(放送作家)

 さて今回、縦横無尽に企画に挑戦した3人の将来についてはどうだろう?

「もちろん本人たちもどうなるのかわかっていないでしょう。ただ、SMAP時代、ファンに飢餓感を与え、ニーズがあっても100%は売らないという戦略を通してきたアイドルが、視聴者との距離感をいきなり縮め、SNSを始めたり、気さくに写真撮影に応じる姿勢が、果たしてタレントとしての寿命を延ばすことにつながるのかが気になります。彼らに対するファンの意識が薄れないよう、新しい魅力をどんどん身に着け、新機軸を打ち出していってほしいですね」(芸能プロ関係者)

 さらに、こう続ける。「『模擬結婚式』にしろカトルド・トランプにしろ、『吊り天井』固めにしろ、これが、彼らが退所してまでやりたかったことなのかと、若干違和感を覚えます。ファンは彼らの笑顔が見られればそれで良いのでしょうが……。もっとジャニーズ時代とはまったく違った姿を見せてほしかった。今やそれができる環境にあるわけですから。あわよくば、SMAPが昨年解散した大みそかにまたAbemaTVで暴れてほしいですね」(同)

 いずれにしても、道なき道をゆく彼らの今後に期待したい。