山尾志桜里議員、不倫騒動が“泥沼化”へ!? 「永田町ではせせら笑われていますよ」

 かつて“政界のジャンヌダルク”といわれた山尾志桜里衆議院議員が、窮地に陥っている。不倫疑惑の相手、倉持麟太郎弁護士の元妻・Xさんから説明や謝罪を求められているからだという。Xさんは慰謝料を請求する訴えを起こす見込みで、その場合、泥沼の裁判の末に、これまでの経緯が明るみになるのは避けられないといわれている。

 山尾議員といえば昨年9月に、既婚の倉持弁護士との不倫疑惑が「週刊文春」(文藝春秋)に報じられた。記事では、新幹線のグリーン車に仲睦まじく乗車する様子や、東京・品川の高級ホテルの36階のダブルルームで一夜をともにしていたとスクープされ、大きな話題となった。

 山尾議員はその後、内定していた民進党史上初の女性幹事長職を外され、党を離れた。

 ところが10月の衆議院選挙には無所属で出馬、説明責任は果たさなかったが、当選したことで民意を得たと強弁。12月には立憲民主党に入った。

「永田町で山尾議員は、せせら笑われていますよ。財務省の福田事務次官のセクハラ問題で永田町の女性議員が怪気炎を上げていますが、本来こういう場に一番お似合いの山尾議員は静かに身を隠したまま。反セクハラを訴えることによって自分のもとにブーメランとして跳ね返ってくることを恐れているようです」(政界関係者)

 不倫疑惑は新たな局面を迎え、予断を許さない状況になっているという。

「山尾議員はXさん側がどの程度の証拠を持っているか、様子を見ているようです。決定的なものを突きつけられれば、水面下で話し合いに応じて和解せざるを得ません。また山尾、倉持サイドとしては、これ以上Xさんが週刊誌などにベラベラと話をしてしまうと、山尾議員のイメージにもキズがつく。なんとかダマらせたいということを考えていますよ。前回衆議院選挙ではうまく逃げ切りましたが、このままいったら、次の選挙での落選は目に見えています。世論の批判や不満は、山尾議員を当選させた愛知7区の選挙区民にも向けられており、地元の選挙区民もこれ以上見過ごすわけにはいかないでしょう」(同)

 果たして、どういった結末が待っているのか。

「このハゲー」音源でボロ儲け!今度は福田淳一事務次官のセクハラテープを公開した新潮の皮算用

 森友学園の決裁文書改ざん問題の渦中、財務省トップである福田淳一事務次官にセクハラ醜聞が飛び出した。12日発売の「週刊新潮」(新潮社)が報じた。福田氏は1982年に大蔵省(当時)に入省し、主計局長などを経て、昨年から事務次官を務めている。改ざん問題の“キーマン”佐川宣寿前国税庁長官とは同期。新潮によると、福田氏は財務省担当の複数の女性記者を飲みに誘っては、「ホテル行こう」「彼氏はいるの」などと口説きまくっているという。

 新潮は13日夜、女性との音声テープをYouTube上で公開。福田氏が「抱きしめていい?」「予算通ったら浮気するか」「手を縛ってあげる。胸触っていい?」などと、女性に卑猥な言葉を浴びせている様子がうかがえる。

 このパターンで思い出されるのは「このハゲー!」の音源で一躍有名になった豊田真由子前衆院議員だ。豊田氏の時もYouTube上で音声が公開されて火が点き、テレビ各局がこぞって新潮から録音データを購入。一説には新潮はそれで1,000万円以上を荒稼ぎしたという。

「今回も各局から音声データ購入の話が殺到しているそうです。豊田前議員の時もそうですが、新潮は無名の人間をスターダムに押し上げるのは非常にうまい(笑)。今回も音声データありきのネタで、お茶の間ウケすると確信しているそうです」とはスポーツ紙記者。新潮の“発掘力”には頭が下がる。

 福田氏は醜聞を受け、麻生太郎財務相から厳重注意処分を受けた。財務省はこのやり取りを否定し「弁護士を立てて(新潮を)訴える!」と息巻いているという。公人なのだから、それも無駄なあがきだとは思うが……。

岸田政調会長と“記念撮影”の元暴力団幹部は関西キックボクシング界の「重鎮」だった! 関係者に広がる不安

 次期総理とも目される自民党の岸田文雄政調会長が、山口組系の元暴力団幹部と3月2日、大阪のホテルで開かれたイベントで記念撮影していたことで、脇の甘さが指摘されている。

 元暴力団幹部は9年前にヤクザの世界から抜けている「カタギ」の人間だというのだが、その名を轟かせた幹部時代の影響力が現在もあると見る大阪府警関係者もいるという。これを伝えた写真誌「FRIDAY」(講談社)では元幹部が、分裂した山口組間で移籍した組織の裏工作に関与しているという話も紹介された。森友問題で揺れる与党だけに、これにも野党が注目しているようだが、一方で格闘技界でもこの話が飛び火している。

 何しろ問題の元幹部は現在、名前を変えて大阪のキックボクシング団体「競拳インターナショナル」の代表理事を務めていることがわかっており、「代表者が元暴力団幹部」ということを初めて知った格闘技関係者らも衝撃を受けているのだ。

「私は、まったく知りませんでした。関係者からご本人を紹介されたとき、実業家の方だと聞いていましたし、元ヤクザだということは一度も耳にしてません」

「たくさん少年選手を育てている若獅子会館の館長ということで通っていたので、元暴力団だと聞いてビックリです」

 これらは、元幹部が関わったキックボクシングイベントに接した人々から聞かれたものだ。今後について聞くと、それぞれ「どうすることもないですが、正直、怖い」「子どもを道場に通わせているので不安は多い」と答えている。

 また、別のキック団体を運営する関係者は「更生されている方なら問題はないはずですが、キック界のイメージダウンは大きい」と話す。

「何しろキックは、暴力団と長く縁の切れない世界だったことが競技のメジャー化を邪魔してきたんです。昔、老舗団体の全日本キックボクシング連盟では、トップの会長が暴力団と組んでの偽装結婚で逮捕されていたり、歌舞伎町の有名な暴力団組長が後ろ盾になったりしていました。ほかにも、不良キャラで知られる人気選手がトラブルになった相手に知人組員の実名を出したこともありますし、ある大阪のキックボクサーは、暴力団傘下のドラッグディーラーが本業だったということもありました。そういう密接な関係をたびたびさらしてきたので、離れていったスポンサー企業も多かったんです」(同・団体関係者)

 最近でも、ジム経営者が暴力団と組んでの療養費詐欺で逮捕されたり、暴力団の影がウワサされる詐欺グループのメンバーとして現役キック王者が逮捕されたこともあった。また、先日、大規模な振り込め詐欺事件で逮捕されたグループのリーダー格も、裏社会との関係がウワサされていた人物だったという。

「元ボクシングの亀田興毅や、キック王者の梅野源治の後援をしていた人で、キックボクシングジムの運営者としても知られていました。ヤクザとの関係はハッキリしていなくても、振り込め詐欺のリーダー格が堂々と運営側になれるなんていうことが業界をダメにしているのでは」(同)

 そんな揺れるキック界で、またも浮かび上がってきたヤクザとの接点。もちろん元幹部であっても、組を脱退後、目安として5年経過すれば社会的には一般人と同じ扱いをされるのだが、それでも「怖い」という声が聞こえてしまうのが実情だ。

「実際、暴力団対策法逃れのための偽装離脱も多いので、更生したから大丈夫です、という話を鵜呑みにしにくいのは仕方ないです。過去、元ヤクザのキック関係者が、組員時代の人間関係を商売に利用していたということもありましたし」(同)

 逆に「元ヤクザ」という肩書きに、嫌がらせをするアウトローもいるという話だ。

 実際、件の元幹部にも2年ほど前から自身のFacebookなどのSNSで偽アカウントが複数出現。うちひとつは「元山口組です」と書かれており、過去の素性を知る人物による嫌がらせに見えたところもあった。本人と思われるFacebookの方は、なぜか元ボクシング世界王者でタレントの、具志堅用高とのツーショット写真が使われていて、今回の事態について「15年前に空手道若獅子会 10年前にキックボクシング若獅子会館を設立 その間暴力団には1度も所属した事は無く四六時中 格闘技振興に精進してまいりました。(中略)私はまさに風評被害者です」と書いている。

 長い間、興行の世界にヤクザは付き物といわれてきただけに、疑心暗鬼からなる偏見は消えそうにない。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

“リメンバーゲス不倫”の山尾志桜里議員が四面楚歌! 立憲民主党からも離党秒読み!

 再び“ゲス不倫”が蒸し返され、窮地に陥っているのが、立憲民主党の山尾志桜里衆院議員だ。

 22日発売の「週刊文春」(文芸春秋)が、不倫相手といわれる倉持麟太郎弁護士の元妻Aさんの告白記事を掲載。一連の騒動で、Aさんは昨年末に倉持氏と離婚。長男の親権を同氏に奪われ、途方に暮れているという内容だ。Aさんは同誌の中で「私は山尾さんのせいで、全てを失いました。家庭、愛する夫、かけがえのない息子、全部失ったのです」と訴え、慰謝料請求の準備を進めているという。

 ワイドショーでも大々的に報じられるなど、再び世間の関心は高まる一方だが、肝心の山尾氏と倉持氏は、いまだノーコメント。マスコミの問い合わせに、山尾氏は「事務所を通してください」と言うが、その事務所が機能不全に陥っているのだから、どうにもならない。

「山尾氏の元から人が離れていっているのです。昨年10月の総選挙で勝利したことで、彼女は国民の信任を得たと勘違い。周囲の警告に耳を貸さず、倉持氏を政策ブレーンに抜擢するなど、暴走していた。そしてトドメとなる今回の“文春砲”。後援会の関係者も三くだり半を突きつけたといいます」(永田町関係者)

 山尾氏にとって悩ましいのは、慰謝料請求に応じれば、その瞬間に不倫を認めたことになる点だ。かと言って、無視し続ければ法廷闘争となり、マスコミの格好のエジキになってしまう。

「はっきり言って、詰んでいます。進むも地獄、戻るも地獄。現在は財務省の決裁文書改ざん問題ばかりに注目が集まっていますが、ほとぼりが冷めれば、“山尾叩き”が始まるでしょう。彼女を引き受けた立憲民主党内からは、ことが大きくなる前に『離党を促すべきだ』という声も上がっています」(政治担当記者)

 こじれにこじれて、現役代議士の“セックス裁判”となれば前代未聞。山尾氏の政治家生命は、風前の灯だ。

佐川宣寿氏の国税庁長官辞任で「財務省vs政治家」の全面戦争が始まる!? パナマ文書が“爆弾”に……

 財務省の決裁文書改ざん問題で、国税庁長官を辞任した佐川宣寿氏への追及が強まっている。野党が求めてきた国会での証人喚問には長く政権与党は拒否姿勢を見せてきたが、それも一転。自民党と公明党の国対委員長が、それぞれ証人喚問を検討する考えを示した。ただ、これには財務省から「佐川を呼べば潰される政治家が出てくる」と不気味な予言も聞かれるのだ。

「この件は、そもそも政治家サイドの忖度で起きた問題なのに、そこを虚偽答弁までして守ろうとした佐川さんをひとり悪者にしているのは許されない。省内には『佐川さんを見捨てるなら、こっちも政治家を見捨てる』と言う人もいます。タックスヘイブンの件をはじめ、隠してきたものをリークするだけで連中はひっくり返るはず、とね」(同)

 こう話すのは財務省勤務の男性で、政治家の生命線につながる危ない話を財務省が握っているというのである。

 そのキーワードとして出てきた「タックスヘイブン」といえば、2年前に国際ジャーナリストの組織が公表した「パナマ文書」が有名だ。過去40年にわたり世界各国の企業や要人らがパナマの法律事務所経由でペーパーカンパニーを作り、租税回避や資産隠しをしていたと思われるもので、法人21万件の中には伊藤忠や丸紅、イオン、電通、ソフトバンクなどのほか、三木谷浩史(楽天)、柳井正(ユニクロ)、安田隆夫(ドン・キホーテ)といった個人名もあり、大きな疑念を渦巻かせた。

「この件の調査を強く進めていたのが佐川さんなんですよ。といっても、該当者を追及するためではなく、弱みを握るため。パナマ文書には、財務省の事務次官や主計局長などそうそうたる面々が関与していて、安倍(晋三)首相が大抜擢した秘書官もそのひとりです。カネの出所は大半が紐付いてる大企業ですから、そこを押さえておけば『政治家の金玉を握るようなもの』なんです。安倍さんのお友達である財界人も痛いところを握られているので、もしこのまま佐川さんがひとり悪者にされる方向に進めば、ひと波乱起きてもおかしくはないですよ」(同)

 森友問題は、大阪府豊中市の国有地を約8億円値引きして売却した“特例”取引の経緯を隠ぺいしたものだが、証拠となる決済文書の改ざんでは、政治家の名前など約280カ所が書き替えられたり削除されたりしているという。そんな中、本件を担当した近畿財務局の末端職員が責任を押し付けられる状況で自殺。これには、当初は隠ぺい姿勢に同調していた省内の風向きも変わったという。

「仲間がハラキリさせられたことは道理を超えてあまりにつらい話。佐川さんの件に関係なく、独断でいろいろ暴露に走る職員が出てきてもおかしくはないですし、実際に朝日新聞にリークしたと思われる職員もいますからね。いま信頼が落ちまくっている財務省としても、もしパナマ文書とかタックスヘイブンを追及する動きが強まれば一気にイメージ回復できるので好都合」(同)

 一説には、第二次安倍政権の中で不審死を遂げた内閣関係者にまつわる重要な話を知る財務官僚もいるというが、佐川氏を証人喚問する可能性が高まっている与党の姿勢が、財務省から見て“裏切り”と映れば、今後どんな危ない話が出てきてもおかしくはないだろう。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

佐川宣寿氏の国税庁長官辞任で「財務省vs政治家」の全面戦争が始まる!? パナマ文書が“爆弾”に……

 財務省の決裁文書改ざん問題で、国税庁長官を辞任した佐川宣寿氏への追及が強まっている。野党が求めてきた国会での証人喚問には長く政権与党は拒否姿勢を見せてきたが、それも一転。自民党と公明党の国対委員長が、それぞれ証人喚問を検討する考えを示した。ただ、これには財務省から「佐川を呼べば潰される政治家が出てくる」と不気味な予言も聞かれるのだ。

「この件は、そもそも政治家サイドの忖度で起きた問題なのに、そこを虚偽答弁までして守ろうとした佐川さんをひとり悪者にしているのは許されない。省内には『佐川さんを見捨てるなら、こっちも政治家を見捨てる』と言う人もいます。タックスヘイブンの件をはじめ、隠してきたものをリークするだけで連中はひっくり返るはず、とね」(同)

 こう話すのは財務省勤務の男性で、政治家の生命線につながる危ない話を財務省が握っているというのである。

 そのキーワードとして出てきた「タックスヘイブン」といえば、2年前に国際ジャーナリストの組織が公表した「パナマ文書」が有名だ。過去40年にわたり世界各国の企業や要人らがパナマの法律事務所経由でペーパーカンパニーを作り、租税回避や資産隠しをしていたと思われるもので、法人21万件の中には伊藤忠や丸紅、イオン、電通、ソフトバンクなどのほか、三木谷浩史(楽天)、柳井正(ユニクロ)、安田隆夫(ドン・キホーテ)といった個人名もあり、大きな疑念を渦巻かせた。

「この件の調査を強く進めていたのが佐川さんなんですよ。といっても、該当者を追及するためではなく、弱みを握るため。パナマ文書には、財務省の事務次官や主計局長などそうそうたる面々が関与していて、安倍(晋三)首相が大抜擢した秘書官もそのひとりです。カネの出所は大半が紐付いてる大企業ですから、そこを押さえておけば『政治家の金玉を握るようなもの』なんです。安倍さんのお友達である財界人も痛いところを握られているので、もしこのまま佐川さんがひとり悪者にされる方向に進めば、ひと波乱起きてもおかしくはないですよ」(同)

 森友問題は、大阪府豊中市の国有地を約8億円値引きして売却した“特例”取引の経緯を隠ぺいしたものだが、証拠となる決済文書の改ざんでは、政治家の名前など約280カ所が書き替えられたり削除されたりしているという。そんな中、本件を担当した近畿財務局の末端職員が責任を押し付けられる状況で自殺。これには、当初は隠ぺい姿勢に同調していた省内の風向きも変わったという。

「仲間がハラキリさせられたことは道理を超えてあまりにつらい話。佐川さんの件に関係なく、独断でいろいろ暴露に走る職員が出てきてもおかしくはないですし、実際に朝日新聞にリークしたと思われる職員もいますからね。いま信頼が落ちまくっている財務省としても、もしパナマ文書とかタックスヘイブンを追及する動きが強まれば一気にイメージ回復できるので好都合」(同)

 一説には、第二次安倍政権の中で不審死を遂げた内閣関係者にまつわる重要な話を知る財務官僚もいるというが、佐川氏を証人喚問する可能性が高まっている与党の姿勢が、財務省から見て“裏切り”と映れば、今後どんな危ない話が出てきてもおかしくはないだろう。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

奈良県の“元暴力団市議”問題に地元記者は及び腰「報じたら自分や家族が危ない……」

 日本維新の会公認の奈良県香芝市議・鈴木篤志議員が、山健組の元暴力団組員だと報じられたが、地元紙の記者は「この話を追うと地元ヤクザを敵に回すってウワサがあって、怖くて後追いできない」と言っている。

「全国的な暴力団追放キャンペーンでヤクザが街から消えたって言いますけど、それは都市部の話ですよ。地方だと、警察や政治家、地元企業までそういう連中を黙認して、昔と変わらないつながりが残ってるところが、まだまだあります。香芝は“山口組”が幅を利かせてきたテリトリーで、実際に事務所もありますし、過去に手榴弾が爆発する事件や、詐欺事件なんかも起こしてます。でも、ヤクザがらみの話を追及するのはタブーなんです。万一にも敵意を持たれたら、ヤクザだけじゃなく地元の権力者や有力者からも睨まれる可能性があるので、一切触れられないです。元ヤクザ議員もその類いの匂いがプンプンします」(同)

 実際、ヤクザ議員のニュースを後追いする記者は、異様に少なかった。維新の会の本拠地・大阪では2月16日、松井一郎府知事の定例会見があったが、本件について質問した記者はひとりだけで、これに松井知事が「僕は会ったこともない」「その人の過去の問題について聞かれても、答えを出せるような状況ではない」と、まるで他人事の回答だったのに、記者らは結託して「本件はノータッチ」と決めたかのように追及しなかった。

 問題の鈴木市議は、暴力団関係者が「組員だった」と証言し、当時の写真まで掲載されている。2013年に破門となっているが、市の暴力団排除条例では、脱退後5年間は暴力団員扱いされると定められており、これは全国でもおおよそ一般的な目安だ。問題は鈴木議員がこれを隠して17年の選挙で当選していることで、「週刊新潮」(新潮社)の記事では、当人は市議会から聴取を受けても暴力団の経歴を否定したという。こうなると「隠していた」のみならず「ウソをついていた」ことになる。「過去の経歴なんか知らない」で済まされる話ではないだろう。

 鈴木市議は、立候補時の公式プロフィールに学歴「奈良大学付属高校卒業」、現職「県議秘書・会社役員」、家族「妻・3女・2男の7人家族」、尊敬人物「本田宗一郎」と書いてはいたが、過去の経歴については一切触れていない。子育て支援や議員報酬2割減の公約を列記しても、これは維新の会の候補者全員が共通で記していたもので、何者かよくわからない人物だった。

 ポスターには松井知事と写真を大きく並べたものもあり、そのあたりいろいろ突っ込めそうな話があるはずだが、「これを報じた週刊誌は東京の方々だからやれたんでしょう。関西じゃ追及するの怖いですよ」と前出記者。

「破門となった元暴力団組員であれば、更生して再チャレンジするということ自体は否定できませんけど、何しろヤクザが普通に存在する世界でのこと。裏社会の動きに精通しているなら、アウトローな人間が絡みたがる公共事業などにも暗躍できます。ちょうど香芝だと、ゴミ処理事業に怪しい金の動きがあって、そういうところでヤクザが暗躍することだってあり得ます。元ヤンキーみたいな市の職員がまったく出勤してなくても1年ぐらい給料をもらえていたりもしましたし、そんなことがあったのもアウトロー絡みの匂いがしました。でも、そんなの追求したら自分や家族が危険に晒されますよ」(同)

 ひと昔前までは政治家と反社会勢力が裏でつながっているという話は当たり前だった。関西では入れ墨をした元アウトローの職員が多数いることが話題になったこともある。前回の市長選(16年)が無投票で決まった香芝市だが、ヤクザ市議を野放しにしているのは、裏社会の存在を気にして波風を立てない地方の町にありがちな“空気感”ということなのか、はたまた……。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

奈良県の“元暴力団市議”問題に地元記者は及び腰「報じたら自分や家族が危ない……」

 日本維新の会公認の奈良県香芝市議・鈴木篤志議員が、山健組の元暴力団組員だと報じられたが、地元紙の記者は「この話を追うと地元ヤクザを敵に回すってウワサがあって、怖くて後追いできない」と言っている。

「全国的な暴力団追放キャンペーンでヤクザが街から消えたって言いますけど、それは都市部の話ですよ。地方だと、警察や政治家、地元企業までそういう連中を黙認して、昔と変わらないつながりが残ってるところが、まだまだあります。香芝は“山口組”が幅を利かせてきたテリトリーで、実際に事務所もありますし、過去に手榴弾が爆発する事件や、詐欺事件なんかも起こしてます。でも、ヤクザがらみの話を追及するのはタブーなんです。万一にも敵意を持たれたら、ヤクザだけじゃなく地元の権力者や有力者からも睨まれる可能性があるので、一切触れられないです。元ヤクザ議員もその類いの匂いがプンプンします」(同)

 実際、ヤクザ議員のニュースを後追いする記者は、異様に少なかった。維新の会の本拠地・大阪では2月16日、松井一郎府知事の定例会見があったが、本件について質問した記者はひとりだけで、これに松井知事が「僕は会ったこともない」「その人の過去の問題について聞かれても、答えを出せるような状況ではない」と、まるで他人事の回答だったのに、記者らは結託して「本件はノータッチ」と決めたかのように追及しなかった。

 問題の鈴木市議は、暴力団関係者が「組員だった」と証言し、当時の写真まで掲載されている。2013年に破門となっているが、市の暴力団排除条例では、脱退後5年間は暴力団員扱いされると定められており、これは全国でもおおよそ一般的な目安だ。問題は鈴木議員がこれを隠して17年の選挙で当選していることで、「週刊新潮」(新潮社)の記事では、当人は市議会から聴取を受けても暴力団の経歴を否定したという。こうなると「隠していた」のみならず「ウソをついていた」ことになる。「過去の経歴なんか知らない」で済まされる話ではないだろう。

 鈴木市議は、立候補時の公式プロフィールに学歴「奈良大学付属高校卒業」、現職「県議秘書・会社役員」、家族「妻・3女・2男の7人家族」、尊敬人物「本田宗一郎」と書いてはいたが、過去の経歴については一切触れていない。子育て支援や議員報酬2割減の公約を列記しても、これは維新の会の候補者全員が共通で記していたもので、何者かよくわからない人物だった。

 ポスターには松井知事と写真を大きく並べたものもあり、そのあたりいろいろ突っ込めそうな話があるはずだが、「これを報じた週刊誌は東京の方々だからやれたんでしょう。関西じゃ追及するの怖いですよ」と前出記者。

「破門となった元暴力団組員であれば、更生して再チャレンジするということ自体は否定できませんけど、何しろヤクザが普通に存在する世界でのこと。裏社会の動きに精通しているなら、アウトローな人間が絡みたがる公共事業などにも暗躍できます。ちょうど香芝だと、ゴミ処理事業に怪しい金の動きがあって、そういうところでヤクザが暗躍することだってあり得ます。元ヤンキーみたいな市の職員がまったく出勤してなくても1年ぐらい給料をもらえていたりもしましたし、そんなことがあったのもアウトロー絡みの匂いがしました。でも、そんなの追求したら自分や家族が危険に晒されますよ」(同)

 ひと昔前までは政治家と反社会勢力が裏でつながっているという話は当たり前だった。関西では入れ墨をした元アウトローの職員が多数いることが話題になったこともある。前回の市長選(16年)が無投票で決まった香芝市だが、ヤクザ市議を野放しにしているのは、裏社会の存在を気にして波風を立てない地方の町にありがちな“空気感”ということなのか、はたまた……。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

普天間の辺野古移設に揺れる「名護市長選」の行方に、プロ野球・北海道日本ハムが「気をもんでいる」ワケ

 プロ野球・北海道日本ハムファイターズのキャンプ地で、大きな論争が起きている。

 沖縄県名護市長選(2月4日投開票)が28日に告示され、新人で元市議の渡具知武豊氏(56)=自民、公明、維新推薦=と、現職で3選を狙う稲嶺進氏(72)=民進、共産、自由、社民推薦、立憲民主支持=の無所属2人が立候補し、一騎打ちとなった。一番の争点は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設についてで、その是非が問われているのだが……。

 他方、この選挙の行方にプロ野球・北海道日本ハムの関係者が気をもんでいるというのだ。

「1979年から名護市をキャンプ地としている日ハムですが、使用する名護市営球場が老朽化。球団は、再三にわたって市に改修を求めてきましたが、なかなか進展が見込めず、2016年からアメリカのアリゾナ州で1次キャンプを行っています。市営球場は、ようやく改修が決まり、2年後の20年キャンプから新球場となる予定ですが、サブグラウンドや投球練習場、クラブハウスの改修、新設は未定です。経済振興を掲げる新人候補が当選すれば、スムーズに事が進む可能性がありますが、これまで早期改善を見送ってきた現職が当選となると、施設の全面的なリニューアルとはいかない可能性が高くなるのではないか、とささやかれています。そうすると、しばらくはアメリカでのキャンプを続けていかざるを得なくなりそうなんです」(プロ野球関係者)

 とはいえ、アメリカでのキャンプ実施には莫大な渡航費・滞在費がかかる。前出の関係者は「費用的に、アメリカでのキャンプ実施は長く続けられない。球団は名護市でのキャンプ開催を諦めて、日本国内の他の市町村で実施することも検討しているようです」と語る。

 名護市では「キャンプ期間は1年の中で、たった1カ月だけ。そのためだけに、市が整備費用を出すのか」という意見がある一方「プロ野球のキャンプは経済効果を生み出す。早く施設を整えるべき」との意見もあり、真っ二つに割れているという。

 日ハムのキャンプは、来季以降どこで行うことになるのか、選挙の結果によって大きく変わってくるのかもしれない。

安倍晋三首相の「3選」を“熱狂的AKBファン”が後押し!? 「地方振興予算がAKBイベントに降ってくる……

 安倍晋三首相の3選が有力視される今年9月の自民党総裁選に、対抗馬として河野太郎外務大臣の出馬が取り沙汰されている。しかし、この動きに意外な人々が反発している。なんとAKB48の熱狂的ファンである自民党支持者が「反・河野」を掲げているというのだ。

 安倍首相が昨年の内閣改造で麻生太郎副総理の派閥から大臣枠を減らしたことで、麻生副総理が次期総裁に推していると見られるのが河野外相。しかし、これにAKB48ファンが反発しているというのは、一体どういうことか。

「理由は単純。河野さんが、アイドル支援の費用削減を打ち出したからですよ。昨年、沖縄で開かれたAKB48のイベント『選抜総選挙』には、政府の沖縄振興予算から数千万円の補助を出していました。その沖縄振興予算は、県が自主的に使えるものが千数百億円もありますからね。県は『観光の閑散期に誘致できる』という名目でAKBに会場費などの助成をしたんですが、これを問題視したのが河野さん。『実際の効果は低い』と、支出の見直しを指摘したんです。でも、今年も継続なら2億円規模のAKB予算が出ると見込まれているので、AKBファンとしては、なんとしてもこれを推したいわけですよ」(政治ジャーナリスト)

 AKBの熱狂的ファンの中には、人気投票の投票券や握手イベントの参加券が入るCDを大量買いするそこそこ裕福な個人層もいるが、一部で知られているのは、自民党にも献金をする企業の経営者など富裕層の支持者だ。昨年のAKB48選抜総選挙に数千万円を注ぎ込んで目当てのメンバーを応援したと言われている実業家たちは「影のAKBスポンサー」とまで呼ばれるほどだが、中には自民党の支持者がいて、そうした風向きが沖縄のみならず各地の観光予算をAKBグループに出させるロビー活動につながったというのである。

「そういう政治にも強いAKBファンからすれば、河野さんの指摘は邪魔以外の何物でもなく、そんな河野さんが次期首相候補となるならば、何がなんでも阻止すべきだとなるんです」(同)

 ただ、実際のところ、現在の自民党主流派は安倍3選を強く推している。麻生副総理と対立関係にあるといわれる菅義偉官房長官がその筆頭で、1月15日のテレビ番組出演で、河野外相の出馬について「水を得た魚のような形で全力でやっているので、外相に専念したいのではないか」と釘を刺すような発言をし、安倍首相3選が望ましいかと聞かれ「はい」と明言した。

 そのほか、総裁選には野田聖子総務相や石破茂元幹事長が出馬に意欲を示しているといわれ、岸田文雄政調会長を推す勢力もあるが、有力AKBファンからすれば、地方の振興予算がAKBのイベントに降ってくる現在の流れを推進してくれる政治家を応援したいところ。こうなってくると、逆に今後アイドルファンに媚びる政治家が出てきてもおかしくはなさそうだ。

 前出ジャーナリストは「不倫でイメージダウンした今井絵理子が、アイドル予算の増額に動きたがっているというウワサがある」と言っているが……。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)