東京新聞の望月衣塑子記者、ドキュメント映画が好評で菅官房長官の選挙区から出馬が現実味

 当サイトで対談記事を掲載した森達也監督のドキュメンタリー映画『i 新聞記者ドキュメント』が好評だ。

 菅義偉官房長官への鋭い質問で名を馳せた東京新聞の望月衣塑子記者をカメラで追ったもので、『ぴあ』映画初日満足度ランキングでは第1位に。

 映画を見たという同業者の全国紙記者が語る。

「私は平日昼間に行ったのですが、なかなかの客の入り。年配の人が多かったですね。望月さんの飾らない性格もあって、映像が嫌味じゃないし、突撃取材のシーンからは本気度が伝わり、こういうジャーナリストは日本に必要だと感じさせた。小柄な女性が強いものに立ち向かっていく姿は、映画を見た後、すがすがしい気分になります。正直、同僚にいたらやっかいですが(苦笑)」

「桜を見る会」で窮地に立たされ安倍政権が「お花見解散」に踏み切るのではとの観測がある中、野党、とりわけ立憲民主党が彼女の人気ぶりに熱視線を送っているという。

 実は望月記者、この夏の参院選で立憲から出馬する寸前まで話が進んでいた。

「端正な顔立ち、演劇で鍛えた通る声、空気を読まない腹の座り方や面の皮の厚さは、紛れもなく政治家向きです。東京選挙区か全国比例区を提示し、本人の了解は得ていたのですが、他社の全国紙に務める夫に強硬に反対されたため、あえなく断念しました」(立憲民主党の関係者)

 ただこの映画の成功を踏まえ、立憲幹部は再アプローチをする方針だ。

「実際のところは、彼女の著書が原作の映画『新聞記者』が、参院選前から公開されたため、契約上、出馬できなかったという理由もあるようです。その続編ともいえる今回の作品の上映が終われば、そうした契約問題はクリアされるはず。彼女も自身の”賞味期限”はわかっているでしょうから、出馬に気持ちが傾くのではないか」(同前)

『ーードキュメント』では、東京新聞社内にもカメラが入り、望月記者が上司とやりあう姿まで収められているが、これには会社側の思惑もあるのでは、と東京新聞社員は解説する。

「望月記者は社内で『M問題』と呼ばれ、社員は彼女に関する取材は一切受けないよう指令が出ています。発信力が大きくなりすぎていて、東京新聞とすれば、彼女を広告塔に使いつつも、グリップが効かない状態となっています。キャップや地方の支局長になる年齢ですが、マネジメント職には不向きで、なかなか次にあてがうポストがない。『これだけ映画に全面協力したんだから、とっとと会社を辞めて政治家にでもなってくれ』というのが本社の本音でしょう」

 そこで、いよいよ望月記者の出馬が現実味を帯びてくるというわけだ。

「立憲は参院選で元モーニング娘。の市井紗耶香や弁護士の亀石倫子氏ら、タレント性のある女性を擁立したものの軒並み落選。手持ちのコマが出尽くした感のある中、望月記者の出馬は確実に台風の目になります。共産党支持層からの人気も高く、野党共闘は苦にならないでしょう」(前出の関係者)

 ではどの選挙区から出馬をするのか。ズバリ、望月貴社の”天敵”ともいえる菅官房長官が1996年初当選から無敗を誇る神奈川2区である。

「安倍総理のおひざ元でも盛り上がりますが、さすがに山口の田舎で支持拡大は難しい。その点神奈川2区は、横浜駅もある横浜市西区・南区・港南区で、浮動票が多い。望月記者は東京育ちで、横浜支局に赴任していましたから、地元へのアピールもできる。全国の望月ファンが選挙ボランティアで集まって、与野党が戦う象徴的な選挙区になれば、菅氏もかなり焦るはずです。菅氏の70歳という年齢を考えれば、引退後は望月氏の牙城にできるので、彼女にとっても旨味のある選挙区となる」(同前)

 是非、2人の熱い選挙戦を見てみたいものである。

「桜を見る会」はギャラ飲みだった⁉ 招待著名人への出演料支払い疑惑が浮上

 在職日数が歴代トップとなった安倍晋三首相が窮地に立たされている。首相が主催する「桜を見る会」について、安倍首相の後援会関係者が多数招待され、与党自民党の「枠」が大量に設けられていたことが発覚。参加費5,000円という破格の値段で名門ホテルのニューオータニで飲み食いできるという「前夜祭」の内容も問題視され、公職選挙法違反の疑いも指摘されているのだ。

「『桜を見る会』については、政府関係者以外に、私人である昭恵夫人の推薦枠まであることも明らかになり、首相の身内びいきの体質がもろに出た格好。野党は、安倍首相が自身の支持者への接待や政権の力を誇示する場と化していた会の実態を今後も徹底追及する構えで、問題はさらに長引きそうな気配だ」(大手紙記者)

 20日には、参院本会議での答弁で安倍首相がこれまで否定していた招待客の人選への関与を認めた。推薦枠は1,000人規模に達していたとされ、「私物化」の構図がさらに浮き彫りになった。

 そんな中、この会をめぐって、さらなる疑惑が取り沙汰されている。

「そもそもこの問題が注目されるようになったのは、会の予算が安倍政権になった2014年以降に急増していたことが問題視されたのがきっかけ。従来は2,000万円未満だった予算が来年度要求額で5,000万円超にまで膨れ上がったのに至り、ついに大炎上した。その原因として一部で取り沙汰されているのが、招待された芸能人にギャラが支払われていたのではないか、という疑惑です」(週刊誌記者)

 安倍政権になってから、「桜を見る会」に多くの芸能人が登場し、安倍首相と和気あいあいとした雰囲気で写真に収まるのが恒例行事のようになっているのは、衆目の一致するところだ。

 そのメンツの中には、AKB48やももいろクローバーZといったアイドルの姿もあるが、人気者が参加する背景に「出演料」が介在している疑いがあるというのだ。

「永田町界隈で、自民党系の外郭団体に、芸能人の手配を請け負う人物がいるという話が拡散している。芸能人にもランクがあり、その人気などに応じて『ギャラなし』と『ギャラあり』とで分けられているという話です。官邸側からオーダーを受けて芸能人を手配することもあるとされ、このギャラの支払いが膨れ上がったために予算がオーバーしたのではないかというのです」(同)

 現在、この疑惑は複数の週刊誌が追っているといわれ、新たな問題に発展する可能性をはらんでいる。今後の展開からますます目が離せなくなりそうだ。

(文=木島洋三)

「桜を見る会」はギャラ飲みだった⁉ 招待著名人への出演料支払い疑惑が浮上

 在職日数が歴代トップとなった安倍晋三首相が窮地に立たされている。首相が主催する「桜を見る会」について、安倍首相の後援会関係者が多数招待され、与党自民党の「枠」が大量に設けられていたことが発覚。参加費5,000円という破格の値段で名門ホテルのニューオータニで飲み食いできるという「前夜祭」の内容も問題視され、公職選挙法違反の疑いも指摘されているのだ。

「『桜を見る会』については、政府関係者以外に、私人である昭恵夫人の推薦枠まであることも明らかになり、首相の身内びいきの体質がもろに出た格好。野党は、安倍首相が自身の支持者への接待や政権の力を誇示する場と化していた会の実態を今後も徹底追及する構えで、問題はさらに長引きそうな気配だ」(大手紙記者)

 20日には、参院本会議での答弁で安倍首相がこれまで否定していた招待客の人選への関与を認めた。推薦枠は1,000人規模に達していたとされ、「私物化」の構図がさらに浮き彫りになった。

 そんな中、この会をめぐって、さらなる疑惑が取り沙汰されている。

「そもそもこの問題が注目されるようになったのは、会の予算が安倍政権になった2014年以降に急増していたことが問題視されたのがきっかけ。従来は2,000万円未満だった予算が来年度要求額で5,000万円超にまで膨れ上がったのに至り、ついに大炎上した。その原因として一部で取り沙汰されているのが、招待された芸能人にギャラが支払われていたのではないか、という疑惑です」(週刊誌記者)

 安倍政権になってから、「桜を見る会」に多くの芸能人が登場し、安倍首相と和気あいあいとした雰囲気で写真に収まるのが恒例行事のようになっているのは、衆目の一致するところだ。

 そのメンツの中には、AKB48やももいろクローバーZといったアイドルの姿もあるが、人気者が参加する背景に「出演料」が介在している疑いがあるというのだ。

「永田町界隈で、自民党系の外郭団体に、芸能人の手配を請け負う人物がいるという話が拡散している。芸能人にもランクがあり、その人気などに応じて『ギャラなし』と『ギャラあり』とで分けられているという話です。官邸側からオーダーを受けて芸能人を手配することもあるとされ、このギャラの支払いが膨れ上がったために予算がオーバーしたのではないかというのです」(同)

 現在、この疑惑は複数の週刊誌が追っているといわれ、新たな問題に発展する可能性をはらんでいる。今後の展開からますます目が離せなくなりそうだ。

(文=木島洋三)

沖縄・首里城再建で、安室奈美恵vs.小渕優子の代理戦争が勃発のキナ臭さ

 10月31日の火災で正殿などが焼失した首里城。2週間が過ぎ、那覇市のクラウドファンディングで5億円以上の寄付が集まるなど、「沖縄のシンボル」再建は国民の悲願といえるだろう。こうした中、水面下では政治家の暗闘が繰り広げられている。

 再建の「旗振り役」として沖縄が誇る歌姫・安室奈美恵の名が挙がっていることは当サイトでも紹介した(参照記事)が、これが明るみになった経緯が何ともキナ臭い。

「この案を口にしたのは沖縄選出の日本維新の会・下地幹郎衆院議員です。下地氏は11月5日、謝花喜一郎・沖縄県副知事に提言を手渡す際、安室さんに音楽を作ってもらい、販売することで予算を確保することを盛り込んでいます。下地氏が安室さんとパイプがあるとも思えず、ニュースになるのを見越したパフォーマンスですね」

 そう地元記者は一刀両断するが、その真意をこう解説する。

「下地氏の選挙区は沖縄1区(那覇市や島尻郡)で、毎回熾烈な争いを繰り広げている相手が自民党の国場幸之助議員。2017年衆院選では共産党の赤嶺政賢氏が勝ち、下地・国場両氏は比例復活当選で、1つの区に3人現職議員が誕生した激戦区となっています。国場氏といえば18年5月、県連会長でありながら、酒に酔って傷害容疑で書類送検されたり、その後不倫で提訴されるなど、政治家としての資質に疑問符が付く御仁。下地氏は元自民党議員ということもあり、国場氏の次期選挙での公認取り消しを画策しているのです。安室さんの名を出したのは、いち早く沖縄選出議員として存在感を示したかったからでしょう」

 だが、そうは問屋が卸さなかった。自民党の沖縄振興調査会(会長・小渕優子元経産相)は11月13日、「首里城再建に関する委員会」設置を発表。その事務局長に国場氏が就任したのである。

 19日に開かれる自民党総務会で、党所属国会議員の歳費から1万円差し引き、トータル400万円程度を集める見込みだが、その寄付金を、小渕氏や国場氏が党を代表して沖縄に出向き、手渡すことになっているのだ。

「小渕氏は、父の故・恵三元総理が沖縄サミット開催の道筋をつけたことから沖縄と深い縁で結ばれているのですが、彼女も国場氏と同様、トラブルに見舞われてきた。経産相だった14年、政治資金を巡る疑惑で大臣を辞任。東京地検特捜部の家宅捜索まで発展し、その際、隠蔽工作を図るため、パソコンを電動ドリルで破壊されていたことがわかり『ドリル優子』なる汚名を着せられるハメに。以来、不遇をかこつ小渕氏としては、父の名誉のためにも、ここで一役買っておきたいわけです」(前出の記者)

 世界遺産を低レベルな政争の具に利用するのは御免被りたいものだ。

沖縄・首里城再建で、安室奈美恵vs.小渕優子の代理戦争が勃発のキナ臭さ

 10月31日の火災で正殿などが焼失した首里城。2週間が過ぎ、那覇市のクラウドファンディングで5億円以上の寄付が集まるなど、「沖縄のシンボル」再建は国民の悲願といえるだろう。こうした中、水面下では政治家の暗闘が繰り広げられている。

 再建の「旗振り役」として沖縄が誇る歌姫・安室奈美恵の名が挙がっていることは当サイトでも紹介した(参照記事)が、これが明るみになった経緯が何ともキナ臭い。

「この案を口にしたのは沖縄選出の日本維新の会・下地幹郎衆院議員です。下地氏は11月5日、謝花喜一郎・沖縄県副知事に提言を手渡す際、安室さんに音楽を作ってもらい、販売することで予算を確保することを盛り込んでいます。下地氏が安室さんとパイプがあるとも思えず、ニュースになるのを見越したパフォーマンスですね」

 そう地元記者は一刀両断するが、その真意をこう解説する。

「下地氏の選挙区は沖縄1区(那覇市や島尻郡)で、毎回熾烈な争いを繰り広げている相手が自民党の国場幸之助議員。2017年衆院選では共産党の赤嶺政賢氏が勝ち、下地・国場両氏は比例復活当選で、1つの区に3人現職議員が誕生した激戦区となっています。国場氏といえば18年5月、県連会長でありながら、酒に酔って傷害容疑で書類送検されたり、その後不倫で提訴されるなど、政治家としての資質に疑問符が付く御仁。下地氏は元自民党議員ということもあり、国場氏の次期選挙での公認取り消しを画策しているのです。安室さんの名を出したのは、いち早く沖縄選出議員として存在感を示したかったからでしょう」

 だが、そうは問屋が卸さなかった。自民党の沖縄振興調査会(会長・小渕優子元経産相)は11月13日、「首里城再建に関する委員会」設置を発表。その事務局長に国場氏が就任したのである。

 19日に開かれる自民党総務会で、党所属国会議員の歳費から1万円差し引き、トータル400万円程度を集める見込みだが、その寄付金を、小渕氏や国場氏が党を代表して沖縄に出向き、手渡すことになっているのだ。

「小渕氏は、父の故・恵三元総理が沖縄サミット開催の道筋をつけたことから沖縄と深い縁で結ばれているのですが、彼女も国場氏と同様、トラブルに見舞われてきた。経産相だった14年、政治資金を巡る疑惑で大臣を辞任。東京地検特捜部の家宅捜索まで発展し、その際、隠蔽工作を図るため、パソコンを電動ドリルで破壊されていたことがわかり『ドリル優子』なる汚名を着せられるハメに。以来、不遇をかこつ小渕氏としては、父の名誉のためにも、ここで一役買っておきたいわけです」(前出の記者)

 世界遺産を低レベルな政争の具に利用するのは御免被りたいものだ。

神秘のベールに包まれた大嘗祭では何が行なわれていたのか? 「議論なき前例踏襲」に静岡福祉大学名誉教授・小田部雄次氏の見解は

 天皇の即位に伴い、天皇一代につき一回限りの儀式「大嘗祭」の中核儀式である「大嘗宮の儀」が、11月14日午後6時半ごろから、翌15日午前3時頃にかけて行なわれた。

 皇居・東御苑に、今回の儀式のためだけに建てられた「大嘗宮」で行なわれる儀式では、コメやアワビなどの供え物を天皇が天照大神に捧げ、天皇も同じものを食べる。神殿の内部では天皇が「御座」に座り、「神座」の神と向かい合い、その傍らには寝床としての「寝座」が用意されているとされるが、その内部で何が行なわれているかは、秘儀であるとして、完全には明かされていない。

 この大嘗祭にかかる費用24億円は、公費である宮廷費から出されている。これについて、秋篠宮様は昨年11月の誕生日会見で、「宗教色が強いものを国費で賄うのは適当かどうか。規模を縮小し、皇室の私的なお金である内廷費で負担するべきではないか」と提案したが、その意向は反映されなかった。行なわれるようになったのは7世紀の天武天皇の時代まで遡るとされ、いまも神秘のベールに包まれた大嘗祭。しかし、その在り方は、21世紀にふさわしいものだったのだろうか? 静岡福祉大学名誉教授で皇室制度に詳しい小田部雄次氏に見解を聞いた。

「11月10日の即位パレードとともに、お祝いムードのなか行なわれた大嘗祭ですが、やはりもっと議論がなされるべきであったと思います。内廷費で行なわれるのなら、皇室の私的な行事ということでその内容が秘密であってもいいと思うのですが、国民の公費である宮廷費で賄われる以上、秘儀であるから内容は明かせないというのは、やはりおかしい。

宮廷費を使う以上は、中で何をやっているのかきちんと明らかにして、お金もどこにいくらかかったのかとい明細をきちんと国民に公開するべきだと思うのです。庭積机代物(にわづみのつくえしろもの)という各都道府県の特産物は献上ではなく買い上げになりましたが、何をどんな基準でいくらにしたのか不明です。また従来、式後は埋めていたのですが食品ロスの考えから利用することになったようですが、誰がどう利用したのかも不明です。公金なので明確にすべきでしょう。

悠紀田や主基田も、亀の甲羅のひびで占う亀占(きぼく)でどこの場所か決めてそこの新米を取り寄せたというのですが、この亀占もどういうふうに占っているのかは秘密ということになっていて、なんだか怪しいですよね。

前回の平成になったときの大嘗祭のときは、政教分離に違反するのではないかという訴訟や反対運動もあったのに対し、今回はそれほど反対の声も広がらず、前回を踏襲する形で行なわれてしまいましたが、台風などの災害が続くなかで24億円も使ったことも含めて、本当に令和の大嘗祭はこれでよかったのか。この次の大嘗祭が何十年後になるのか分かりませんが、そのときまでには今度こそきちんと議論して、いまの時代にふさわしい大嘗祭の在り方というのを検証してほしいです」

戦前には、民俗学者の折口信夫(おりぐちしのぶ)によって、天皇霊が天皇の身体に入る儀式、という説も唱えられたという大嘗祭。毎年勤労感謝の日に行なわれる新嘗祭(にいなめさい)が、天皇の代替わりの年だけに特別な形になり、新しい天皇が国と国民の安寧と五穀豊穣を祈るとされるのが大嘗祭だが、今回も核心部分は国民には謎のままだった。

 小田部氏の言う通り、国民の税金を使う以上、秘儀のベールに包まれたままでよかったのかという問題提起は、もっとなされるべきだったのではないだろうか。なお、11月の22日、23日には、天皇が伊勢神宮へ大嘗祭の儀について報告のため参拝する予定になっている。

三原じゅん子、総理主催「桜を見る会」逆ギレツイートでまさかの”次期入閣確定”か

 ”文春砲”などの報道におんぶに抱っこだった野党が、痛快なスクープを飛ばした。

 共産党・田村智子参院議員が11月8日の参院予算委員会で、毎年4月に新宿御苑で開かれる内閣総理大臣が主催する「桜を見る会」が近年、安倍晋三総理に私物化されているのではないかと追及した問題だ。

「本来、朝日新聞や東京新聞あたりが調査報道するべき話ですが」と、社会部記者が嫉妬まじりに解説する。

「2014年に1万3,700人だった参加者数は毎年増え続け19年は約1万8,200人に。支出額は14年の3,005万円から19年は5,518万円に急増。しかも政府は来春の開催に向け約5,700万円を要求しています。田村氏はそこに目をつけ、安倍総理が今年、地元・山口県の後援会員850人を招いた事実を関係者のブログなどで丹念に拾った上、共産党機関紙の『赤旗』記者の取材を加え、じりじりと安倍総理を追い詰めたのです。その30分に渡る質疑は法廷ドラマを地で行くやり取りで、動画が一気に拡散。野党は合同で追及チームを始動させました」

 そもそも「桜を見る会」の参加者枠に「政治家枠」があることは、野党議員とて自明のこと。政権中枢に近い国会議員ほど多くの「枠」が割り振られ、民主党政権時は民主党員も恩恵に授かってきた。

「有名人ばかり来るとあって、家族や後援者を呼べば喜びますしね。ここだけの話、懇意のホステスを呼ぶ議員もいますよ。といってもせいぜい数人~数十人といったところで、安倍総理の850人は常軌を逸している。自身の後援会活動のために公金を投入しているとの批判は的を射ています」(ベテラン秘書)

 問題をややこしくしているのは、招待者は皇族、大使、国会議員、都道府県知事といった公人の他に「各界の代表者」がおり、建前上、それらは各省庁からの意見を踏まえて、内閣府、内閣官房が取りまとめているという点。芸能人が招かれるのはそのためだが、国会議員の後援者を「各界の代表者」とくくるには無理がある。

 安倍氏は「私が取りまとめたことはない」「PTA役員の人もおり、後援会の方と重複する場合もある」と子ども騙しの答弁をする一方、政府参考人の内閣府官房長が「招待者名簿は廃棄した」と述べたものだから、森友学園問題を彷彿とさせる展開に。関係者がブログなどの投稿を次々と削除する事態になっている。

 こうした中、逆ギレ気味に”参戦”してきたのが、三原じゅん子参院議員である。

「この件は内閣府のルールに則って、招待された人が出席したまでです。しかしながら番組での二人の母への発言は許しがたい侮辱発言だと思います。厳重に抗議します!」

 こうツイートしたのは、11月12日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)でコメンテーターの玉川徹氏が「(三原氏の母や叔母が会に参加していたことに触れ)三原じゅん子さんのお母さんにどういう功労があるの」と述べた、というネット記事に対してだった。

 政治部記者が指摘する。

「政治家が親族のことで抗議するのは、情に訴えるための常とう手段ですが、これには『どうして「侮辱」になるんでしょうか?』と書き込まれるなど、ピントがずれている。番組が三原事務所から『回答がなかった』とした点について、三原氏は『昨夜に私の事務所に別人の議員宛ての文書が届いていていた』と応戦、『内閣府のルールに則り招待されたまでです』と三原氏がさらに書き込むと、『そのルールが知りたいのですが』と突っ込まれ、炎上騒ぎとなっています」

 三原氏といえば、今年6月の参院本会議で「愚か者の所業とのそしりは免れません。恥を知りなさい」と野党を野太い声でこき下ろし、『3年B組金八先生』(TBS系)での「顔はやばいよ、ボディーやりな」もかくやの存在感を示した。

「丸川珠代参院議員は野党時代、『この愚か者めが』と委員会質疑で叫んだことがクローズアップされ、政権復帰後に入閣を果たしています。要はこうした”武闘派”の女性が安倍総理に重用される傾向があり、三原氏もその波に乗ろうとしているのでしょう。今回、防戦一方の安倍氏を、三原氏が火だるまになって援護射撃していることからは、入閣への野心が透けて見えます」

 まさしく、安倍長期政権のボディーに入った一撃で、「桜疑惑」は当分続きそうだ。

タッパー持参で料理のお持ち帰りも!? 渦中の首相主催「桜を見る会」、金がかかるのも納得の“食べ物争奪戦”

 季節外れの「花見」の話題が世間を賑わせている。毎春開催される首相主催の「桜を見る会」について、「税金の私物化ではないか」との指摘が登場。野党が攻勢を強めている。

 桜を見る会は毎年4月、桜の名所として有名な新宿御苑(東京都新宿区)で開催されているものだ。しかし、共産党の田村智子議員が8日の参院予算委員会で、安倍政権になってから参加者数と支出額が急増していること、さらに後援会員を多数招いていることなどを指摘。与党内からも批判の声が上がっており、安倍首相は説明を迫られる事態になっている。週刊誌の政治担当記者が言う。

「桜を見る会自体は歴史があり、民主党政権時代の鳩山首相のときにも開催されています。“税金で花見なんて”という声はかねてよりありましたが、各国の大使や皇族なども招かれるイベントで、政府は“必要な公式行事である”とのスタンスを崩していません。毎年、旬な人物が招かれるため、芸能人としては1つのステータスになっており、ワイドショーなどでもその様子は取り上げられますが、数年前にキャバ嬢が招かれたことが話題になるなど、人選に関しては疑問点も多く、論争は簡単には収まらないでしょう」(政治担当記者)

 花見と言っても、今年度の参加者は約1万8,000人で、費用は5,700万円以上。公金の使い方として適切かどうか、国民が納得する説明をする必要はありそうだが、かつて桜を見る会に実際に出席したOさん(60代・女性)は、これだけお金がかかる理由の一端を見たという。Oさんは夫が地元の政治家と懇意であり、夫婦揃って招かれている。

「私が会に出席したのは数年前のことです。会場では、紅白に出場するような歌手や五輪のメダリストなども見かけましたが、印象に残っているのは食事です。会場には日本酒やビール、お団子、いなり寿司、焼き鳥、サンドウィッチ、洋菓子、和菓子などが用意されていました。しかしほぼ取り放題なので、お菓子類などは早いもの勝ちで、お饅頭のパックを20個以上もカバンに詰め込んだり、料理を詰めるタッパーを持参してきている“プロ”もいました。きっとお土産にするのでしょう。今回の騒動を見て、『確かにあれならお金がかかるはず』と、思い出しました」(Oさん)

 バイキングの料理を持ち帰るのは庶民のささやかな願望だが、基本的にはマナー違反であるのも事実。まさかそれが首相主催のパーティーで行われていたとは……。やはり野党が指摘するように、招待客の人選はしっかり考えたほうが良さそうだ。

タッパー持参で料理のお持ち帰りも!? 渦中の首相主催「桜を見る会」、金がかかるのも納得の“食べ物争奪戦”

 季節外れの「花見」の話題が世間を賑わせている。毎春開催される首相主催の「桜を見る会」について、「税金の私物化ではないか」との指摘が登場。野党が攻勢を強めている。

 桜を見る会は毎年4月、桜の名所として有名な新宿御苑(東京都新宿区)で開催されているものだ。しかし、共産党の田村智子議員が8日の参院予算委員会で、安倍政権になってから参加者数と支出額が急増していること、さらに後援会員を多数招いていることなどを指摘。与党内からも批判の声が上がっており、安倍首相は説明を迫られる事態になっている。週刊誌の政治担当記者が言う。

「桜を見る会自体は歴史があり、民主党政権時代の鳩山首相のときにも開催されています。“税金で花見なんて”という声はかねてよりありましたが、各国の大使や皇族なども招かれるイベントで、政府は“必要な公式行事である”とのスタンスを崩していません。毎年、旬な人物が招かれるため、芸能人としては1つのステータスになっており、ワイドショーなどでもその様子は取り上げられますが、数年前にキャバ嬢が招かれたことが話題になるなど、人選に関しては疑問点も多く、論争は簡単には収まらないでしょう」(政治担当記者)

 花見と言っても、今年度の参加者は約1万8,000人で、費用は5,700万円以上。公金の使い方として適切かどうか、国民が納得する説明をする必要はありそうだが、かつて桜を見る会に実際に出席したOさん(60代・女性)は、これだけお金がかかる理由の一端を見たという。Oさんは夫が地元の政治家と懇意であり、夫婦揃って招かれている。

「私が会に出席したのは数年前のことです。会場では、紅白に出場するような歌手や五輪のメダリストなども見かけましたが、印象に残っているのは食事です。会場には日本酒やビール、お団子、いなり寿司、焼き鳥、サンドウィッチ、洋菓子、和菓子などが用意されていました。しかしほぼ取り放題なので、お菓子類などは早いもの勝ちで、お饅頭のパックを20個以上もカバンに詰め込んだり、料理を詰めるタッパーを持参してきている“プロ”もいました。きっとお土産にするのでしょう。今回の騒動を見て、『確かにあれならお金がかかるはず』と、思い出しました」(Oさん)

 バイキングの料理を持ち帰るのは庶民のささやかな願望だが、基本的にはマナー違反であるのも事実。まさかそれが首相主催のパーティーで行われていたとは……。やはり野党が指摘するように、招待客の人選はしっかり考えたほうが良さそうだ。

誰が決めた!? 天皇陛下ご即位の「国民祭典」で芦田愛菜、嵐が大役を任された裏事情

 なぜこの人たちが選ばれたのかか……。

 11月9日に開かれた天皇陛下のご即位を祝う「国民祭典」では、花を添えた芸能人にも注目が集まった。約2分間にわたり「お祝いの言葉」を詠んだのは、天才子役かられっきとした女優に成長した芦田愛菜。

「謹んで申し上げます。天皇陛下御即位にあたり、心よりお祝いを申し上げます」と切り出し「古くから日本に伝わる文化を大切にしつつ、あたらしい日本へと躍進していく、そんな時代になっていくことを、せつに願っております」などと、15歳とは思えない堂々としたふるまいで重役を完遂した。

 祝賀式典の司会を務めたのは俳優の谷原章介と、元NHKアナウンサーの有働由美子。谷原は今年の正月に一般参賀で皇居を訪れ、午前1時から同8時まで7時間並んだことを振り返り、「前から3列目くらいでお二人に手を振らせていただいたのが、良い思い出になっています」。有働も両陛下について「とにかく話す方の目をじっとご覧になって、質問もお上手で。名インタビュアーでいらっしゃるなぁと。大変勉強になりました」と振り返った。

 クライマックスの奉祝曲を披露したのは人気ジャニーズグループの嵐だ。

 全盲ピアニスト・辻井伸行氏の演奏をバックに奉祝曲第三楽章「Journey to Harmony」を熱唱。5人の歌に感極まる雅子皇后の姿はニュースで幾度となく流された。それにしても、どのようにしてキャスティングは決まったのか。

「これはもう業界の力学でしかない。芦田愛菜は子役事務所に属しているが、後ろ盾は”芸能界のドン”がいるバーニングプロダクション。ドンが彼女を孫のようにかわいがっているのは有名な話。ドンが『芦田だ』と言えば、その時点で競合はゼロです。谷原はカトパン(加藤綾子)も所属する『ジャパン・ミュージックエンターテインメント』の看板タレントで、こちらも大手事務所をバックにしている。有働はマツコ・デラックスのいる『ナチュラルエイト』で、ここ数年メキメキと力をつけている。一番の大役を務めた嵐は言わずと知れたジャニーズ事務所。EXILEらを擁するLDHも奉祝曲には関心があったようですが、ジャニーズの本気度を見て撤退したそうです」(代理店関係者)

 ようは芸能界の縮図がそのまま表れた形。業界パワーのキャスティングに、日本中が酔いしれたということか?