無秩序に積まれた皿とビール缶……“中年男性”の貫禄漂う30女の棚が“清楚女子”に変貌!

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋"を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩001-4】皿も郵便物も一緒くた……来るもの拒まずの「無秩序ラック」を改心(Aさん・35歳)

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 ひきつづき、第1回目のクライアント・東京都23区内の2Kに住むAさん(35歳)のお部屋を片付けていきます。

 写真のように、かなりスッキリしました。

VOL.1:流行遅れのルクエ、芽の出たイモ……「モノに支配された」30代女子キッチンの現実
VOL.2:30女の“汚キッチン”に宿るは、雑念と虫の気配……心の余裕のなさは、水場に現れていた!?
VOL.3:30女の可愛いセンスが「汚シンク」を構築!? “色と汚れ”の氾濫を一挙解決する方法

 

 絵的にはこれがゴールですが、Aさんの暮らしには「使いやすさ」が必要なので、新たに「キッチンカウンター」を設置します。

 Aさんのキッチンには、食器棚がないことに加え「カフェタイムを楽しみたい」という夢があったので、あちこちに散らばっていたコーヒーを煎れるアイテムをひとまとめにして「カフェコーナー」を用意します。また、ゴミ箱もなかったので、「100円で作れるゴミ箱」の作り方をご紹介します。

 目的は、キッチンでの作業が楽になること!


001-4-03-500 無秩序にモノが山積みとなっていたレンジラックを排除し、代わりにカラーボックス2つを連結。コーヒーを煎れる時間が楽しくなる「キッチンカウンター」を設置しました。
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 カラーボックスを選ぶなら、ニトリのカラーボックス(1,102円/税抜/ライター調べ)をおすすめします。棚板の高さ調節に加え、棚板追加も可能で、暮らしに合わせたカスタマイズができるように作られています。

 カラーボックスの中には、【VOL.3】で問題だった、シンク周りに転がる食器やカフェグッズ、茶葉類のストックを収めました。ペットボトルや缶を分別できるゴミ箱(100円×2/税抜)も設置しています。(合計 2,404円/税抜)

 この先、引っ越しをするかもしれないひとり暮らしに、大きなゴミ箱は不要です。手放す時に、お金と時間がかかるモノだからです。でも、レジ袋をぶら下げているのも生活臭が出て悲しい感じ……。

 そこでおすすめしたいのが、セリアのランドリーバッグです。
001-4-04-600 近所のスーパーでいただいたペットボトル用のダンボールは、ランドリーバックにピッタリのサイズ。ダンボールのフチはガムテープで補強しましょう。(合計100円/税抜)

 「キッチンカウンター」と「バッグinゴミ箱」を追加して、機能的なキッチンへと生まれ変わりました。
001-4-02-500 ビフォーの写真を見ると、焼酎の瓶やプロテインが散らばっているので“中年男性が住んでいる”ような印象でしたが、白の効果で女性らしさがアップしています。
001-4-02a-500 「白は汚れやすい」と避ける方も多いのですが、本当は「白は維持しやすい」のです。汚れや不要なモノが目につきやすく、注意を払うように心が働くからです。

 また、暗い部屋を明るく広く見せる効果もあり、清潔感を印象づけてくれます。

 まとめ

 モノを減らせばスッキリしますが、暮らしを楽にするためには「使い心地」を考えなければなりません。料理がしやすいキッチンなら、Aさんの料理好きな長所を伸ばすことができます! また、キッチンにこびりついた汚れを一掃したことで、淀んだ空気も消え去りました。神聖な水回りもピカピカです。

VOL.4 のキッチンカウンターに使用した合計金額は、2,504円(税抜)です。

VOL.1からVOL.4までのキッチン改造にかかった総計は、6,204円(税抜)になります。

★before
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★after
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 写真(アフター)の右手にある茶色の棚は、大きな下駄箱です。Aさんは、この場所で郵便物の整理やマスクを装着する習慣がありました。これまで何年も築いてきた動線を崩さずに、「散らかりにくいキッチン」へと片付けました。戻す場所がわかれば、掃除が苦手なAさんでも散らかりません。

 収納とダイエットは、よく似ているといわれます。せっかくスリムになっても、リバウンドしたら意味がないと……。
 
 Aさんは、自分の体型管理がしっかりできているので「ずぼら」や「だらしない」が理由ではありません。Aさんは、不得意なだけです。これをきっかけに、片付けの興味が湧き「スッキリしたい」と夢を膨らませていくはずです。

 片付けから2週間後、Aさんに感想を聞きました。


★Aさんのコメント

 モノの場所が決まっているので、すべての作業が楽です。これまでは食器類をカゴに積み上げっぱなしだったので、移動するたびに、何枚のお皿やグラスが割れていたか……。そのたびに、悲しい思いで片付けていました。不潔だけじゃなくて不吉なキッチンでしたね〜。あとは「こんなに食品のストックを持っていたのか!」と自分でもびっくりしました。これを機に、キレイを維持しようと思います。掃除はやっぱり嫌いなので、定期的にシルバーセンターにお願いしようかなって思ってます!

 

 

→次回
【VOL.5】ホコリまみれの収納ラック・ビフォーアフター

(毎週月曜更新・次回は5月28日予定)

<プロフィール>
ito maki
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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<片付けに悩む[30代・ひとり暮らしの女性]を大募集>

自分のお部屋を片付けたい、都内近郊在住の30代女性を募集。収納ライターのito makiさんが、30代女性・ひとり暮らしの「煩悩部屋」を一掃いたします。URL先の応募要項をご一読の上、ふるってご応募ください!

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30女の可愛いセンスが「汚シンク」を構築!? “色と汚れ”の氾濫を一挙解決する「解決法」 

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30 代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋"を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩001-3】色と文字の洪水…シンク回りが”繁華街の路地裏”のよう? (Aさん・35歳)

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 第1回目のクライアント・東京都23区内の2Kに住むAさん(35歳)のお部屋。VOL.3では、シンク回りを片付けていきます。

VOL.1:流行遅れのルクエ、芽の出たイモ……「モノに支配された」30代女子キッチンの現実
VOL.2:30女の“汚キッチン”に宿るは、雑念と虫の気配……心の余裕のなさは、水場に現れていた!?

 キッチンがどことなく“昭和っぽい”と悩むAさんですが、これは、アパートの築年数が古いからだけではありません。ゴチャゴチャ溢れるモノと「色」が原因です。

 まるで繁華街のネオンのような情報量を感じませんか?


 写真のように、騒がしい印象を与える「色」を排除すると?

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 例えば、キッチンはステンレス(銀)や人工大理石(白)を使うことが多いので、この2色(銀と白)をベースカラーと決めるだけで、落ち着いた印象になります。しかも白は、清潔感・神聖・品性などのイメージを持つので、キッチンにぴったりの色。

 最近では、包装を1枚剥がすだけで白ボトルになる商品も多くあります。

 この2色だけではクール過ぎると思うなら、お好みの1色をアクセントカラーとして選んでください。「キッチンに入れる色は、3色まで!」とルールを持つだけで「予定外の買い物」を減らす効果もあります。

1-003-10b-600  上の写真(ビフォー)をご覧ください。

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 シンク周りに散らばるモノと色を整理すると、スッキリ広くみえます。何がどこにあるかもひと目でわかると思います。これで使いやすく、汚れにくくなります。

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 窓際に散らかる歯磨きや洗剤なども、各グループにわけてコーナーを作ります。

 ラック上から、①土野菜コーナー、②炊飯器コーナー(100円)、③洗面台&グラスコーナー(200円)、④お菓子コーナー(300円)、⑤掃除道具コーナー(家にあったもの)、⑥ゴミ袋コーナー(100円)、ウォールポケットで目隠し(100円)です。

 ついでに、洗面台のミラーラック(100円)も設置しました。(合計900円)

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 水が飛び散りやすいシンクのため、ラックはサビだらけ……。ラックの上段にあるワイングラスは、割ってばかり……。炊飯器からこぼれたご飯が、ラック下段でゴキブリのエサに……。

 問題だらけのスチールラックも、100円の「プラダン」を2枚置くだけで、機能性の高い収納棚へと生まれ変わります。(合計200円)

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 使うモノは、グループに分けて収納スペースに置きましょう。作業スペースの上には、何も置かないように心がけましょう。これだけで、探しものがなくなり動線もスムーズになります。また、モノを直置きしないほど掃除が楽になります! これで、ゴキブリさんも徘徊する理由が無くなります。

VOL.3のシンクまわりに使用した合計金額は、1,100円です。

 

→次回
【VOL.4】キッチンのビフォーアフター(カウンター編)

 

(毎週月曜更新・次回は5月21日予定)

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ito maki
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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30女の“汚キッチン”に宿るは、雑念と虫の気配……心の余裕のなさは、水場に現れていた!?

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30 代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋"を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

 【煩悩001-2】視界にはモノだらけ! 収納を持て余す”雑念キッチン”(Aさん・35歳)

 
 前回に引き続き、第1回目のクライアント・東京都23区内の2Kに住むAさん(35歳)のキッチンを片付けていきます。過去のトレンドやお買い得アイテムのストックなど、一人暮らしには多すぎる量の“モノ”に囚われた、Aさんの「煩悩」を払っていきましょう。

VOL.1はこちら:流行遅れのルクエ、芽の出たイモ……「モノに支配された」30代女子キッチンの現実


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 VOL.2では、キッチンの「戸棚と引き出し」の片付け方を紹介したいと思います。
 
 Aさんのキッチンまわりには、モノが溢れています。意識してほしいのは「テーブルや作業台の上に、モノを置かないこと」。視界に入るモノが減るほど、心に「余裕」が生まれます。お寺やホテルへ行くと、心が洗われる気持ちになるのは「余白」によるものです。

 上下に収納戸棚がたくさんあるにもかかわらず、使いこなしていないAさん。どうやって収納したらいいのか、以下より解説します。

実はとても便利! 「上・戸棚」を活かす収納法とは?

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 キッチンに転がる色やモノは、戸棚の中へ収めましょう。Aさんの「上・戸棚」のビフォーを見ると、空間が残っています。

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 使っていないモノを処分して(VOL.1を参照)、上の段に「使用頻度の低いモノ」を置きます。下の段には、100円のファイルボックスを9つ(合計900円/税抜)置きました。

 これでAさんの多すぎる食品ストックも、在庫管理ができます。ちなみに、収納棚いっぱいにモノを詰めようとしないでください。収納棚に入りきれないモノは、処分するルールも必要です。

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 床上やシンク付近に散乱していたアルコール類や調味料、調理器具類を、足元の戸棚にすべて収めました。

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 Aさん宅でもともと使用されていた収納グッズを流用して、100円のワイヤーネット2枚とファイルボックス3点(合計500円/税抜)を追加。空間を区切ることで、これまで入らなかったモノもすべて収まります。

100円のワイヤーネットと突っ張り棒で、「空間を区切る」方法

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 100円のワイヤーネットを、テーブルなどの硬い板に置いて力を入れて曲げるだけで、L字型になります。曲げた2つのワイヤーネット(合計200円/税抜)を結束バンドで固定すれば、写真右側にみえる「コの字ラック」の完成です。

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 ガスコンロ下の収納にも、折り曲げたワイヤーネットでフライパンの定位置を作りました。不安定な鍋蓋も、2本の突っ張り棒を使って置く場所を用意。(合計300円/税抜)

 
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 ビフォー写真の手前に、ゴキブリの糞のようなモノが見えます。掃除するのが怖いですよね……。清潔感をキープするためにも、100円のアルミシートを敷いてください。アルミには、ゴキブリの忌避効果があります。調味料による汚れの心配もなくなり、掃除の量も激減します。だって、汚れてもアルミシート(合計300円/税抜)を変えるだけですから!

掘り出すように探していた、「引き出し収納」のイライラを解消

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 ビフォーでは、モノを探しながら出すので、ストレスや手間が増え、もとに戻す作業も面倒になります。アフターのように、調理器具やカトラリーの定位置を決めれば、スッキリ整います。シンプルなカタチの、セリアのキッチントレーなら仕切り付きなので、サイズ調整も簡単です。カトラリートレーは一体型よりも、組み合わせ型のほうが応用も利くのでおすすめです。(合計300円/税抜)

 

 キッチンの戸棚に、モノを収めるだけでこんなにスッキリします。定期的な掃除が苦手な方は、アルミシートを敷くだけで手間が減ります。在庫管理が苦手な方は、見える収納ボックスで一目瞭然にしましょう。調理時間の動作をスムーズにしたい方は、モノの定位置を決めましょう。すべては、100円ショップの商品だけで叶います。VOL.2の戸棚まわりに使用した合計金額は、2,500円(税抜)です。

→次回
【VOL.3】キッチンのビフォーアフター(シンク周り編)

(毎週月曜更新・次回は5月14日予定)

<プロフィール>
ito maki
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30 代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された"汚部屋"を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う”悟り部屋”に変えていきます!

 【煩悩001】ルクエ、鉄スキ……かつての流行が”ゴミ化”した部屋(Aさん・35歳)


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  第1回目のクライアントは、東京都23区内に住むAさん(35歳)。一人暮らし・独身、仕事はWeb編集。2K・68000円の賃貸アパートにお住まいです。最初に取り掛かるのは、昭和のようにカラフルなキッチン。この先、キッチンを(A:戸棚編/B:シンク周り編/C: カウンター編)の3記事に分けて、片付け方を案内していきます。

 ◎部屋に関する悩み・願望
買ったモノが捨てられない。必要なモノと不要なモノの区別がつかない。自分ではキレイにしているはずなのに、部屋がなんだか雑然としている。収納スペースがなく、食器がよく割れるので、もっと効率的な配置にしたい。キッチン兼洗面所なので、動線を楽にしたい。

 ◎苦手なこと
掃除全般。肌荒れするため、洗剤を使った掃除が苦手。ワイパーや掃除機をかける程度で、拭き掃除をしたことがない。そもそも掃除の仕方がよくわからない。

 Aさんの悩みや希望を確認した後は、整理収納におけるファーストステップ「モノと向き合う作業」から入ります。 

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 この「モノの量」と向き合うことで、いろいろな問題点が浮き出てきます。まずは、じっくりと検証しながら「本当に必要なモノか?」を確認しましょう。

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 Aさんは、お菓子、プロテイン、アルコール、調味料などを置く場所がないという理由でアチコチに「とりあえず置き」をしていました。また、ストックがないと不安になるとのことで「お買い得品」の大量購入が目立ちます。トレンドにも敏感で、スチーム調理器、鉄スキなど話題になった調理器具もそろえています。

「5つ購入すれば、お買い得!」

「コレを使えば、料理が楽になる!」

「週末は、グランピングがオシャレ!」

 商品のキャッチコピーの魅力に飛びついた結果「使っていないモノ」ばかりが増え、管理できていない状態です。これでは、いくら頑張っても「永遠に片付けられない」のは当然です。だって、モノが多すぎますから……。

グループに分けて、本当に「必要なモノか?」を考える

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 食器類、調理器具とグループ別に分けます。次に、適正量を考えます。はじめに、使用頻度別(①毎日使う/②2〜3日に1回使う/③週1回使う/④月1回使う/⑤年 1 回使う/⑥年 1 回も使わない/⑦思い出のあるモノ)に考えます。特に、⑦のようなモノは、作業を停止する力を持つので処分を検討する必要がないモノです。ただし、1年後に見直してその気持ちが薄れるか見直しをしてください。他のモノ(使っていない、気に入らない、不完全なカタチ、壊れている)は、処分しましょう。

 処分したゴミからは異臭が……。ガスコンロ下には、食品カスとカビがびっしり! カビやホコリをエサにする虫が、うじゃうじゃ育っていました。また、掃除用具には、ホコリがこびりついています。掃除が苦手な人ほど死角や裏側を視界にいれないようにするため、このような惨状になりがちです。公共のトイレでも、汚れが目立つ場所は人が寄り付かないように……。放置しておくと、淀んだ空間を作ることにつながるので定期的な掃除を心掛けましょう!

5年前のラー油、ジャガイモから芽……1万円以上の食品ロス

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 処分した食品ストックの山です。推定金額は、10,000円分ほど! 5年前の賞味期限切れのラー油をはじめ、使わない調味料や加工食品が目立ちます。芽の出たジャガイモからは、小さな虫も発見。まさに、カオス! Aさん自身も「この空気を毎日吸っていたの!?」と、ショックを隠せない様子……。

 次回は、この煩悩にまみれたキッチンを、片付けやすくて清潔感のある”悟りキッチン”に変えていきましょう!

→次回
【VOL.2】キッチンのビフォーアフター(戸棚編)

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(毎週月曜更新・次回は5月7日予定)

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収納ライター・兼・整理収納アドバイザー。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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