指原莉乃、卒業需要で露出増加も将来に不安……「オヤジころがし」スキルが通用するのは今だけ?

 4月28日に横浜スタジアムで開催された『指原莉乃 卒業コンサート ~さよなら、指原莉乃~』でHKT48を卒業した指原莉乃。この“卒業需要”も相まって、近頃テレビ出演がまた増加している。

「もともとレギュラー番組も多い指原ですが、アイドル人生に区切りを迎えたことで、いろいろなバラエティー番組に出演し、いま一度その存在感を発揮しています。HKT48を卒業すると今まで以上に1人でのタレント仕事に割く時間が増えるわけで、今後に向けたさらなるアピールという意味合いもあるでしょう」(バラエティー番組関係者)

 日本のバラエティー界を代表するほどの人気者である指原だが、必ずしも支持する声ばかりではない。ネットでは「指原顔怖いんだが」「指原顔変わりすぎて喋るまで誰かわからんかった」「指原顔変わりすぎじゃない?」といった意見も。

「卒業するタイミングでメイクを変えたのか、はたまた何らかの施術をしたのか、真相はわかりませんが、確かに顔の雰囲気は変わっていますね。アイドルっぽい雰囲気から、年相応の大人っぽい雰囲気にシフトしたはいいが、視聴者に違和感を与えているのも事実。本人が思っている以上に、顔の印象が変わりすぎてしまっているようです」(女性週刊誌記者)

 また、ここ最近の“大物感”については、こんな声も聞こえてくる。

「卒業を発表した時くらいから、それまで以上に“いい女アピール“が強まっている印象があります。後輩たちも慕っているし、“いいお手本”になろうとしているのかもしれませんが、かつて“ヘタレキャラ”で売っていた指原さんなので、やはり違和感はあります。親しみやすさが魅力だったはずなのに、ここにきてほんのり大物感を出されても、なんだか鼻についてしまいますね……」(テレビ局関係者)

 しかし、業界内での指原の評判は、決して悪いものではない。制作会社関係者はこう話す。

「天性の“オヤジころがし”スキルのおかげもあってか、大物タレントに可愛がられているのはもちろん、プロデューサーなどの番組のスタッフとも上手くやっています。礼儀がちゃんとしているし、それでいて大人に対してうまく冗談を言えるし、指原さんを気に入る人も多いです」

 一方で、正反対の声もある。

「お偉いさんとは仲良くやっている指原さんですが、下っ端のスタッフからは、あまりいい評判は聞こえてこないですね。“大物感があって怖い”とか、“気軽に話しかけるなオーラが出ている”とか、そういった印象を持つスタッフもいます」(前出・テレビ局関係者)

 大物タレントに若いスタッフが萎縮してしまうことはよくあるが、それがその後のタレント人生に大きく影響する場合もある。

「今は決定権があるスタッフとうまくやっているからいいんですが、数年後、現場の若手スタッフが決定権のある立場になった時、指原さんによくない印象を持ったままだったら、間違いなく仕事は減ってしまうでしょう。HKT48という母体を離れて、1人で活動していくなら、現場スタッフと良好な関係を築いていくことこそが重要でしょうね」(同)

 これまで“オヤジころがし”でのし上がってきた指原だが、そのスキルもどんどん通用しなくなっていくということ。指原の正念場は数年後にやってきそうだ。

指原莉乃「リーゼ」CMに大ブーイング!? 「石原さとみとは月とスッポン」

 花王がヘアスタイリングブランド「リーゼ」のイメージキャラクターに指原莉乃を起用。4月29日から新TVCMが全国でオンエアされている。

 CMでは指原が「リーゼ」を使ってさまざまな髪形を披露しているが、商品を愛用していた女性たちからはブーイングが飛び交っているようだ。

「『リーゼ』のCMキャラクターは、これまで、石原さとみ、佐々木希、波瑠などキレイ系タレントが起用されてきました。そのためネット上では、『指原はキレイ枠ではないよ。バラエティ汚れ枠なんだから美容系のCMに使わないで!』『リーゼが指原? 石原さとみとの格差が凄いな。月とスッポン』『リーゼの指原酷くない? このCM見て買おうとか思う人いるの?』といった“キャスティングミス”を指摘するコメントが飛び交い、中には『もうリーゼは買わない!』と不買宣言をする人もいるほど。美容系の商品の場合、多くの女性たちはイメージキャラクターを見て『私もああなりたい!』と憧れをもって買うものであって、『指原でもそれなりになるのだから、私もそれ使う!』とはなりにくい。花王は、そのあたりを読み違えた可能性がありそうです」(女性誌編集者)

 実際、指原といえば、過去の番組では「汚れたパンツを何週間も洗わずに放っておく」と“汚ドル”であることを告白。4月28日に行われた卒業公演では、自身のアイドル人生を振り返って「清潔なアイドルではなかった。下品だし、クリーンな感じはしません」と採点している。

「指原は制汗シートのCMを本田翼から受け継いだこともあるが、その後、女優の浜辺美波に交代しています」(芸能ライター)

 視聴者からの不評を耳にして、「リーゼ」のイメージキャラクターも再び「キレイ系」に戻るのだろうか?

ファン歴11年の指ヲタが語る、異端児アイドル・指原莉乃が48Gトップに成り上がるまで~【後編】

 4月28日をもってグループを卒業するHKT48・指原莉乃。今や平成のアイドル史に名を残す存在となった彼女の「卒業」に、長年応援してきたファンは、いったい何を思うのか――。

 日刊サイゾーでは、ファン歴11年の“古参オタク”こうずさんに寄稿いただきました。後編では、「女王」と呼ばれるまでになった総選挙での快挙から昨年12月の卒業発表までを振り返っていただきます。

*【前編】はこちらから‎

 

2013年 総選挙1位

 スキャンダル翌年、莉乃ちゃんは『32ndシングル 選抜総選挙~夢は一人じゃ見られない~』で1位になります。前年に4位にまで上り詰めた段階で彼女の活動に魅力を感じるファンが増えていました。ブログの更新であったり、テレビで扱われる「へたれキャラ」「いじられキャラ」 で愛される存在になっていた中で、スキャンダルを機に「ガチ恋」系のファンはほぼ全滅し、より莉乃ちゃんの魅力に惹かれたファンが彼女を押し上げようという気持ちにさせたと分析しています。

 デビュー当時から知るファンとしては、「あの莉乃ちゃんが、あっちゃん(前田敦子)と同じ総選挙1位か……」と感じるくらいすごいことだと思うと同時に、年々規模感が増していっていた総選挙というイベントでも、いわゆる“AKB村(48G内のコミュニティ)”以外をきっかけとしたファンを多く彼女はゲットできていたんだと思わされます。

 

外部からファンを引き込んだ、バラエティ力

 最近、莉乃ちゃんのおかげ(「SHOWROOM」や劇場公演やコンサートなどで私が名指しされることがあるので)で、イベントや握手会場などの現場で私も指原ファンの方から声をかけていただくことがあってお話しするんですが、やはりいろんなきっかけで彼女のファンになった方がいて。AKB村以外の活動がきっかけでファンになったという方がいるところを見ると、活躍はもちろん喜ばしいことですが、バラエティで活躍することがそれまで48Gへ興味がなかった人の興味関心を集めることに繋がっている、繋げているというところがすごいなぁと感じています。なかなか難しいと思うんですよ、外仕事から48Gにファンを引き込むのって。

 48Gのシステムって結構独特で、特に握手会や公演などは専用のサイトに登録をしてさらに当選をしないといけないし、6カ月先の握手会の申し込みとかも平気であるので、「今すぐ会いたい!」という人はもどかしさを感じたり、熱量が下がってしまうこともあると思っています。それでも会いに来てくれるファン、会いに来れなくてもCDを買って継続して応援してくれるファンを掴んでいることはすごいことだと思います。

 また、AKBのファンは48Gで活躍したメンバーが外仕事でも活躍している姿を見るのが嬉しいって方がマジョリティだと思うので、そのどちらのファンも喜ばせている莉乃ちゃんの活躍は異例だとも思います。

 

2015~2017年 総選挙3連覇

 14年の『37thシングル 選抜総選挙 夢の現在地~ライバルはどこだ?~』は、まゆゆこと渡辺麻友に次いで惜しくも2位でしたが、2015年からは3連覇。

 個人的には私が新潟出身ということもあり、新潟開催だった16年の『45thシングル 選抜総選挙~僕たちは誰について行けばいい?~』はよく覚えています。新潟開催が決まった時に握手会で「(こうずさんの)地元じゃん! 見に来てよ! 会場票は私に入れて!」と言われたり、その後の握手会でも「地元で莉乃ちゃんが1位になったのを見れて良かった!」って伝えたら笑ってくれてました。

 17年には246,376票で1位。2位とは約10万票の差がつきました。選挙での圧倒的な強さはやはり、彼女が1人で1,000票入れるファンよりも1票入れるファンを1,000人獲得したと見るのが妥当だと思います。テレビで見る機会も増え、48Gのイベントでも存在感があるので貴重な存在です。

 同年、自身がプロデュースするアイドルグループ「=LOVE」(イコールラブ)が発足。また、STU48との兼任もありました(後に解除)。

 

 そして、18年12月15日。TOKYO DOME CITY HALLにて行われたHKT48の単独コンサート『HKT48コンサート in 東京ドームシティホール~今こそ団結!ガンガン行くぜ8年目!~』にて卒業発表をします。個人的には、チケットが当たっていたので楽しみにしていたのですが、セットリストも何も知らないのに急に1週間前くらいから「辞めるんじゃないか?」と胸騒ぎがしていました。「長年推してると勘まで冴えるのか……良いことだけの勘が冴えてほしいなぁ」と、今さらながら思いますが……。

 莉乃ちゃんが卒業発表をする前、アンコールの1曲目「早送りカレンダー」を歌う彼女が涙ぐんでいるように見えた私は「本当に卒業発表があるかもしれないな……」とそこで確信してしまいました。

 そしてアンコール2曲目が終わった後、卒業発表。

 いつもコンサートでは涙ぐみながら「私、指原莉乃は……卒業……しませーん(笑)」なんて言ってドッキリをするのですが、今回はきちんと「卒業します」と言い切ったこともあり、メンバーは号泣したり呆然としたり……。ファンは「いつもの冗談だろう……」という雰囲気から「いやいや、本当に卒業するのか!?」という感じで、卒業発表の瞬間は数秒間、会場全体の時間が止まったような感覚でした。あくまで個人的な感覚ですが、卒業発表後のステージに掛け声を送るファンは他のメンバーの卒業発表時よりは少なかったように感じています。ただ、沈黙。悲しみから黙って泣いているようなファンの方が多かったような印象です。もしかしたら「いつか来るその時=莉乃ちゃんの卒業」というのがついに来てしまったということで受け入れる覚悟だったり予想だったりをしていた方が多かったのかもしれません……。

 コンサート後の握手会で松岡はなちゃん(莉乃ちゃんのことが特に好きなHKTメンバー)と話したときに、私が「メンバーはセトリ知ってたんでしょ? 『引っ越しました(曲名)』と『草原の奇跡(曲名)』で気づかなかった?」と聞いたら、はなちゃんが「そう、気づいたの! だからさっしーさんに『卒業しないですよね?』ってLINEしたんだけど、はぐらかして否定しなかったから変だと思ったの」と教えてくれました。

「ジワるDAYS」というシングル曲が、AKB48としての彼女のラストシングルになります。歌い出しの、

「ホントは今でもそばにいて欲しいよ だけど君を引き止められない」

 これがファンやメンバーの総意だと、個人的には思っています。それだけ存在感も大きかった中、メンバーとして今まで十二分に努力してきてくれたことも理解しています。

 

指原莉乃がグループに与えた影響

 彼女は後輩たちに「強くて優しい人思いの女性でいてください」というメッセージを残しています。

 48Gのイベントなどで問題が起こった時に、現役のメンバーにもかかわらずズバッと物事が言える貴重な存在としての面も、莉乃ちゃんは持ち合わせていました。自身がプロデュースしている=LOVEの運営にも、改善に前向きに取り組む姿勢を見せてくれています。

 ファンが何を望んでいるか、逆にどういうことで悲しむのか、彼女はよく理解しているんだと思います。元々ハロヲタ(「ハロー!プロジェクト」のファン)としてアイドルになる前はコンサートなどに通っていたことももあって、ファンの気持ちがわかるのでしょう。

 彼女が卒業した後にどのメンバーがどのようにして48GやHKTを引っ張っていくのかはわかりませんが、予定調和がないところが48Gの良さでもあるので、心配になる反面、楽しみも持ち合わせています。きっと彼女もグループに対する寂しさよりもそういった期待のほうが大きいのではないでしょうか。

 莉乃ちゃんのファンになってよかったと思うことは、11年という長い間通い続けましたが、毎回のヲタ活で楽しかった思い出の方が勝ち越しているところです。もちろんお互い人間なので感情の浮き沈みがその場のタイミングによってある(私の気分が上がっていないときや莉乃ちゃんのテンションがいまいちな時なども)ので、毎回どのイベントも楽しかったか? と言ったら嘘になってしまいますが、莉乃ちゃんが出ているイベントは楽しい気持ちで参加できたイベントがたくさんあったと思います。これって長くヲタクしていけばしていくほど(いい意味でも悪い意味でもいろんなメンバーを見てきてしまう分)難しいもので、そういう楽しい気持ちにさせてくれるメンバーというのは貴重です。

 直近で言えば、昨年の夏『KBCふくやスペシャル・博多祇園山笠 追い山中継「走れ!山笠」』の生中継に出演したときに、自分のカメラで莉乃ちゃんを撮ることができたことがとてもうれしかったです。私に気づいてくれて目線をくれるだけではなく、私の撮った写真を莉乃ちゃんが自身のツイッターで使ってくれたときは感激しました。

 彼女の最大の魅力はそういうファンを楽しませてくれるというところ。先ほどは私の例で書きましたが、バラエティ番組でもキャラがしっかりしていますから見ていて楽しいですし、コンサートやイベントなどでもMCやパフォーマンスで楽しませてくれたり、ファンが喜びそうなセットリストを考えるのも上手なのでコンサートそのものを楽しみにできたりと、いろんなファン層の満足度を満たせているところは素晴らしいなぁと思います。何よりも彼女が経験した栄光と挫折をファンはそばで見ることができて一緒に共感し進んでいくことができるというところに48Gらしい楽しみの醍醐味が詰まっているのではないでしょうか。

 私の今の率直な思いとしては「もう少し48Gの莉乃ちゃんのヲタクをさせてほしかったなぁ」という寂しい思いと、「今まで11年間好きでい続けられてよかった」という感謝の気持ちがあります。4月28日に予定している卒業コンサートではきっと彼女の集大成のような素晴らしいセットリストと構成だと信じているので、とても楽しみにしています。おそらく終盤が近づくにつれて涙腺が崩壊してしまうかもしれないので、コンサートの中に一眼レフカメラもOKな撮影タイムでも作ってもらって気持ちを紛らわせたいなぁというのが個人的な希望です(笑)

 2008年から応援し続けてきた莉乃ちゃんがいったい最後にどの曲を選ぶのか? 逆にどの曲で始まるのか? 予想をしながら当日を迎えたいと思います。素敵な卒業コンサートになりますように。

(文=こうず)

ファン歴11年の指ヲタが語る、異端児アイドル・指原莉乃が48Gトップに成り上がるまで~【後編】

 4月28日をもってグループを卒業するHKT48・指原莉乃。今や平成のアイドル史に名を残す存在となった彼女の「卒業」に、長年応援してきたファンは、いったい何を思うのか――。

 日刊サイゾーでは、ファン歴11年の“古参オタク”こうずさんに寄稿いただきました。後編では、「女王」と呼ばれるまでになった総選挙での快挙から昨年12月の卒業発表までを振り返っていただきます。

*【前編】はこちらから‎

 

2013年 総選挙1位

 スキャンダル翌年、莉乃ちゃんは『32ndシングル 選抜総選挙~夢は一人じゃ見られない~』で1位になります。前年に4位にまで上り詰めた段階で彼女の活動に魅力を感じるファンが増えていました。ブログの更新であったり、テレビで扱われる「へたれキャラ」「いじられキャラ」 で愛される存在になっていた中で、スキャンダルを機に「ガチ恋」系のファンはほぼ全滅し、より莉乃ちゃんの魅力に惹かれたファンが彼女を押し上げようという気持ちにさせたと分析しています。

 デビュー当時から知るファンとしては、「あの莉乃ちゃんが、あっちゃん(前田敦子)と同じ総選挙1位か……」と感じるくらいすごいことだと思うと同時に、年々規模感が増していっていた総選挙というイベントでも、いわゆる“AKB村(48G内のコミュニティ)”以外をきっかけとしたファンを多く彼女はゲットできていたんだと思わされます。

 

外部からファンを引き込んだ、バラエティ力

 最近、莉乃ちゃんのおかげ(「SHOWROOM」や劇場公演やコンサートなどで私が名指しされることがあるので)で、イベントや握手会場などの現場で私も指原ファンの方から声をかけていただくことがあってお話しするんですが、やはりいろんなきっかけで彼女のファンになった方がいて。AKB村以外の活動がきっかけでファンになったという方がいるところを見ると、活躍はもちろん喜ばしいことですが、バラエティで活躍することがそれまで48Gへ興味がなかった人の興味関心を集めることに繋がっている、繋げているというところがすごいなぁと感じています。なかなか難しいと思うんですよ、外仕事から48Gにファンを引き込むのって。

 48Gのシステムって結構独特で、特に握手会や公演などは専用のサイトに登録をしてさらに当選をしないといけないし、6カ月先の握手会の申し込みとかも平気であるので、「今すぐ会いたい!」という人はもどかしさを感じたり、熱量が下がってしまうこともあると思っています。それでも会いに来てくれるファン、会いに来れなくてもCDを買って継続して応援してくれるファンを掴んでいることはすごいことだと思います。

 また、AKBのファンは48Gで活躍したメンバーが外仕事でも活躍している姿を見るのが嬉しいって方がマジョリティだと思うので、そのどちらのファンも喜ばせている莉乃ちゃんの活躍は異例だとも思います。

 

2015~2017年 総選挙3連覇

 14年の『37thシングル 選抜総選挙 夢の現在地~ライバルはどこだ?~』は、まゆゆこと渡辺麻友に次いで惜しくも2位でしたが、2015年からは3連覇。

 個人的には私が新潟出身ということもあり、新潟開催だった16年の『45thシングル 選抜総選挙~僕たちは誰について行けばいい?~』はよく覚えています。新潟開催が決まった時に握手会で「(こうずさんの)地元じゃん! 見に来てよ! 会場票は私に入れて!」と言われたり、その後の握手会でも「地元で莉乃ちゃんが1位になったのを見れて良かった!」って伝えたら笑ってくれてました。

 17年には246,376票で1位。2位とは約10万票の差がつきました。選挙での圧倒的な強さはやはり、彼女が1人で1,000票入れるファンよりも1票入れるファンを1,000人獲得したと見るのが妥当だと思います。テレビで見る機会も増え、48Gのイベントでも存在感があるので貴重な存在です。

 同年、自身がプロデュースするアイドルグループ「=LOVE」(イコールラブ)が発足。また、STU48との兼任もありました(後に解除)。

 

 そして、18年12月15日。TOKYO DOME CITY HALLにて行われたHKT48の単独コンサート『HKT48コンサート in 東京ドームシティホール~今こそ団結!ガンガン行くぜ8年目!~』にて卒業発表をします。個人的には、チケットが当たっていたので楽しみにしていたのですが、セットリストも何も知らないのに急に1週間前くらいから「辞めるんじゃないか?」と胸騒ぎがしていました。「長年推してると勘まで冴えるのか……良いことだけの勘が冴えてほしいなぁ」と、今さらながら思いますが……。

 莉乃ちゃんが卒業発表をする前、アンコールの1曲目「早送りカレンダー」を歌う彼女が涙ぐんでいるように見えた私は「本当に卒業発表があるかもしれないな……」とそこで確信してしまいました。

 そしてアンコール2曲目が終わった後、卒業発表。

 いつもコンサートでは涙ぐみながら「私、指原莉乃は……卒業……しませーん(笑)」なんて言ってドッキリをするのですが、今回はきちんと「卒業します」と言い切ったこともあり、メンバーは号泣したり呆然としたり……。ファンは「いつもの冗談だろう……」という雰囲気から「いやいや、本当に卒業するのか!?」という感じで、卒業発表の瞬間は数秒間、会場全体の時間が止まったような感覚でした。あくまで個人的な感覚ですが、卒業発表後のステージに掛け声を送るファンは他のメンバーの卒業発表時よりは少なかったように感じています。ただ、沈黙。悲しみから黙って泣いているようなファンの方が多かったような印象です。もしかしたら「いつか来るその時=莉乃ちゃんの卒業」というのがついに来てしまったということで受け入れる覚悟だったり予想だったりをしていた方が多かったのかもしれません……。

 コンサート後の握手会で松岡はなちゃん(莉乃ちゃんのことが特に好きなHKTメンバー)と話したときに、私が「メンバーはセトリ知ってたんでしょ? 『引っ越しました(曲名)』と『草原の奇跡(曲名)』で気づかなかった?」と聞いたら、はなちゃんが「そう、気づいたの! だからさっしーさんに『卒業しないですよね?』ってLINEしたんだけど、はぐらかして否定しなかったから変だと思ったの」と教えてくれました。

「ジワるDAYS」というシングル曲が、AKB48としての彼女のラストシングルになります。歌い出しの、

「ホントは今でもそばにいて欲しいよ だけど君を引き止められない」

 これがファンやメンバーの総意だと、個人的には思っています。それだけ存在感も大きかった中、メンバーとして今まで十二分に努力してきてくれたことも理解しています。

 

指原莉乃がグループに与えた影響

 彼女は後輩たちに「強くて優しい人思いの女性でいてください」というメッセージを残しています。

 48Gのイベントなどで問題が起こった時に、現役のメンバーにもかかわらずズバッと物事が言える貴重な存在としての面も、莉乃ちゃんは持ち合わせていました。自身がプロデュースしている=LOVEの運営にも、改善に前向きに取り組む姿勢を見せてくれています。

 ファンが何を望んでいるか、逆にどういうことで悲しむのか、彼女はよく理解しているんだと思います。元々ハロヲタ(「ハロー!プロジェクト」のファン)としてアイドルになる前はコンサートなどに通っていたことももあって、ファンの気持ちがわかるのでしょう。

 彼女が卒業した後にどのメンバーがどのようにして48GやHKTを引っ張っていくのかはわかりませんが、予定調和がないところが48Gの良さでもあるので、心配になる反面、楽しみも持ち合わせています。きっと彼女もグループに対する寂しさよりもそういった期待のほうが大きいのではないでしょうか。

 莉乃ちゃんのファンになってよかったと思うことは、11年という長い間通い続けましたが、毎回のヲタ活で楽しかった思い出の方が勝ち越しているところです。もちろんお互い人間なので感情の浮き沈みがその場のタイミングによってある(私の気分が上がっていないときや莉乃ちゃんのテンションがいまいちな時なども)ので、毎回どのイベントも楽しかったか? と言ったら嘘になってしまいますが、莉乃ちゃんが出ているイベントは楽しい気持ちで参加できたイベントがたくさんあったと思います。これって長くヲタクしていけばしていくほど(いい意味でも悪い意味でもいろんなメンバーを見てきてしまう分)難しいもので、そういう楽しい気持ちにさせてくれるメンバーというのは貴重です。

 直近で言えば、昨年の夏『KBCふくやスペシャル・博多祇園山笠 追い山中継「走れ!山笠」』の生中継に出演したときに、自分のカメラで莉乃ちゃんを撮ることができたことがとてもうれしかったです。私に気づいてくれて目線をくれるだけではなく、私の撮った写真を莉乃ちゃんが自身のツイッターで使ってくれたときは感激しました。

 彼女の最大の魅力はそういうファンを楽しませてくれるというところ。先ほどは私の例で書きましたが、バラエティ番組でもキャラがしっかりしていますから見ていて楽しいですし、コンサートやイベントなどでもMCやパフォーマンスで楽しませてくれたり、ファンが喜びそうなセットリストを考えるのも上手なのでコンサートそのものを楽しみにできたりと、いろんなファン層の満足度を満たせているところは素晴らしいなぁと思います。何よりも彼女が経験した栄光と挫折をファンはそばで見ることができて一緒に共感し進んでいくことができるというところに48Gらしい楽しみの醍醐味が詰まっているのではないでしょうか。

 私の今の率直な思いとしては「もう少し48Gの莉乃ちゃんのヲタクをさせてほしかったなぁ」という寂しい思いと、「今まで11年間好きでい続けられてよかった」という感謝の気持ちがあります。4月28日に予定している卒業コンサートではきっと彼女の集大成のような素晴らしいセットリストと構成だと信じているので、とても楽しみにしています。おそらく終盤が近づくにつれて涙腺が崩壊してしまうかもしれないので、コンサートの中に一眼レフカメラもOKな撮影タイムでも作ってもらって気持ちを紛らわせたいなぁというのが個人的な希望です(笑)

 2008年から応援し続けてきた莉乃ちゃんがいったい最後にどの曲を選ぶのか? 逆にどの曲で始まるのか? 予想をしながら当日を迎えたいと思います。素敵な卒業コンサートになりますように。

(文=こうず)

ファン歴11年の指ヲタが語る、異端児アイドル・指原莉乃が48Gトップに成り上がるまで~【前編】

 4月28日をもってグループを卒業するHKT48・指原莉乃。バラエティタレントとしても活動し、近年は自らアイドルグループのプロデュースを行うなどその活躍ぶりは今や48グループにとどまらず、芸能界でも唯一無二の存在に。平成のアイドル史に名を残す存在となった彼女のアイドル卒業に、長年応援してきたファンは、いったい何を思うのか――。日刊サイゾーでは、ファン歴11年の“古参オタク”こうずさんに寄稿いただきました。

2007年~2011年 研究生からチームB、チームA時代

 AKB48の5期研究生としてオーディションに合格し、大分から上京してきた莉乃ちゃんは、2008年3月からAKB48劇場で行われていたチームB『パジャマドライブ』公演で、「純情主義」という楽曲のバックダンサーとして初めてステージに立ちました。

 かくいう私はその「純情主義」の莉乃ちゃんに一目ぼれして今の今まで彼女のヲタクとして応援し続けてきました。

 当時、AKB48として初となる研究生公演も、ちょうどその莉乃ちゃんを含めた5期研究生が中心となって行われており、ファンからも好評だったことを覚えています。

 今思えば特に5期生には莉乃ちゃん以外にも北原里英や宮崎美穂、仁藤萌乃などが名を連ね、のちにAKB全盛期での中堅~選抜的な立ち位置を任せられるキーマンが多くいたように感じます。48グループ至上まだ1度しか発生していない「アンコール無し公演」を経験したのも5期研究生公演での出来事でした。

 さまざまな経験をした研究生時代もあっという間に過ぎ、08年8月にはチームBへの昇格が発表されます。スキャンダルで卒業した菊地彩香(現・菊地あやか)のポジションにそのまま入る形になりました。そして同年10月にはメジャー10作目のシングル「大声ダイヤモンド」で初選抜に選ばれて、デビュー初年度に大きく躍進しました。

 当時はいわゆる「ガチ恋」と呼ばれるファンが多く、莉乃ちゃんも「たくさん会いに来て!」とか「私以外(握手に)行っちゃダメ!」などと言ってファンをとにかく釣っていた記憶があります。

 プレゼントを渡すと洋服であれば着てくれた写真をモバメ(メール形式の個人ブログみたいなサービス)に載せてくれたり、当時から話が上手だったので握手会での会話もよく弾みましたし、公演でのMCも面白かった記憶があります。

 09年、チームB『アイドルの夜明け』公演にて自身がセンターのユニット曲「愛しきナターシャ」をもらうことになります。初年度で選抜メンバーまで上り詰めたのである意味妥当ではあるのですが、公演ユニット曲のセンターを務めるまでに至ります。

 同年の『13thシングル 選抜総選挙「神様に誓ってガチです」』では27位でアンダーガールズ入り。そして10年からは、『読売新聞創刊135周年記念コンサート AKB104選抜メンバー組閣祭り』でチームAに異動。『17thシングル 選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」』では19位で選抜入りを果たします。

2012年 スキャンダル発覚、HKT48に移籍

 11年の『22ndシングル 選抜総選挙「今年もガチです」』では9位に躍進し、メディア選抜へ。そして12年の『27thシングル 選抜総選挙~ファンが選ぶ64議席~』では4位にまで上り詰めます。しかし、その後スキャンダルが発覚、HKT48へ移籍することになります。

 ちょうどスキャンダル後の私との握手会レポが残っていたので見返してみたら、いたって本人は(スキャンダル云々を引きずることなく)あっさりした様子だったことと、「博多に来てよ!」としきりに言っていたと書いてありました。莉乃ちゃんは賢いとよく言われていますが、それって自分の立ち位置を客観的に見ることが得意だからなんだと思います。今回の移籍も、HKTに移籍した自分の立ち位置を理解して行動するイメージがすでにその時できていたのではないかなと思います。

 他の知り合いの指原ファンの中には、スキャンダルがきっかけでファンを辞めた人もいます。スキャンダルが報じられる前に一部のファンの間では、莉乃ちゃんの男関係の噂が流れていたこともあって、そのタイミングでファンを辞めたという人もいます。実際、研究生時代を知るファンの中でスキャンダル以降も彼女と定期的に握手会などに通うファンは、マイノリティなはずです。

 やはり彼女を押し上げた原動力は、彼女のキャラクターに気づいてハマっていったファン。主に2011年前後に彼女のファンになった層の存在が大きいのではないかと思います。

 HKTに移籍してからの莉乃ちゃんとも引き続き握手会などでは話をしていたのですが、“莉乃ちゃんが移籍したからHKTを見に行くということを私はあまりしてこなかった(グループを推すというよりも莉乃ちゃん個人を推すという感じだった)”ので、当時どういう状況だったのかは事実に基づいて推測することしかできませんが、初めて会う別グループの後輩とどうやって馴染むか、彼女なりに考えたんだと思います。

 プライドの高いメンバーでなくとも、総選挙で結果を出して、AKBのシングルでも選抜常連になっていた彼女がこれからのグループでこれからのメンバーを引っ張っていくにあたって、いろいろと悩んだことでしょう。

 例えば、当時チームHの公演は「手をつなぎながら」という姉妹グループSKE48のオリジナル公演をやる、いわば“おさがり公演”でした。自らオリジナル公演でのユニット曲を持っていて、ましてやセンターポジションを務めていた莉乃ちゃんが後輩グループの公演をやるということは、端から見れば「禊の一部」とも取れてしまいますが、おそらく莉乃ちゃんはそういう感情よりも、HKTというフィールドで今後どうしていこうか? どう盛り上げていこうか? ということを第一に考えていたのではないでしょうか。

 その頃の握手会でもなかなかHKTの現場に行かない私に対して「HKTおいでよ! 楽しいよ!」って誘ってきていたことも当時のレポに残っていたので、HKTでの活動にも自信はあったんだと思います。

 決してダンスが得意なわけでも、歌が得意なわけでもなかったのでHKTのメンバーに対して「姿勢」を見せることにきっと苦労した場面もあったかもしれないですが、莉乃ちゃんは基本的に優しいので、たとえメンバーに怒ることや指摘することがあったとしても相手が理解してくれるように伝えられていたはずです。

 そのような積み重ねがあってHKTのメンバーからの信頼を得るに至ったのではないかなぁと個人的には分析しています。握手会でも感じるくらい昔から人たらしな面が良い意味であるので、そういうところもプラスに働いたと思います。

 今の彼女のHKTでの存在感は、その頃からの積み重ねで得た努力や行動の賜物であって、自身の当時置かれていた立ち位置からその後の展望を考えることができていたからこその「今」だとも思うわけです。

*後編へつづく

(文=こうず)

『有吉大反省会』で露見した指原莉乃と島崎遥香の“超絶不仲”

 あまりにも露骨な「共演NG」対応に、視聴者も2人の不仲説を認めざるを得なかったようだ。

 元AKB48の島崎遥香が4月3日放送の『有吉大反省会2時間SP嘘つき26人集結VS大吉バカリ指原』(日本テレビ系)に出演。過去にウーマンラッシュアワーの村本大輔から食事に誘われたことを告白した。

「2人きりでお寿司を食べようと言われ、プロデューサーの秋元康氏に相談したところ、『村本なら大丈夫じゃない?』と太鼓判を押されたことで、食事に行ったそうです。しかし、なぜか“反省見届け人”のHKT48指原莉乃は、島崎が登場しているときだけ不在。AKBつながりの2人が絡めば村本に口説かれたという暴露話はさらに面白く料理されたはずですから、指原がいないことにネット上は『なぜ?』の声が飛び交いました」(テレビ誌ライター)

「実は、指原と島崎は犬猿の仲なんです」と語るのは、アイドル誌ライターだ。

「2015年11月に、島崎がアルバイト求人情報サイト『バイトル』の企画として『ぱるる選抜』をプロデュースしたことがありました。その会見で、彼女は選考基準について『顔重視』と答え、具体例として指原のことを『不合格』と言い切ったのです。16年にAKB総選挙の上位8名が水着で雑誌の表紙を飾った際に、島崎一人だけチェック柄のワンピースだったことに指原が苦言を呈したところ、島崎はこれを無視。関係は修復不可能となったといいます。昨年5月に行われた秋元氏の還暦バースデーパーティーで島崎が投稿した写真には、わざわざ指原だけを切り取る加工が施されていたことも話題となりました」(同)

 いまだ2人の遺恨は続いていたようである。

「AV強要」「JKビジネス」啓発運動 指原莉乃起用でツッコミの嵐

 AKBグループを今月末に卒業する指原莉乃が、政府が推進するアダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題の啓発運動に起用され、微妙な人選に戸惑いの声が上がっている。

 この啓発運動は内閣府が2017年から行っているものだ。週刊誌記者がいう。

「2016年にNPO団体がAVへの強制出演の実態を告発する会見を行い、人気AV女優が実名告発したことで一気に社会問題化しました。それ以降、毎年4月が『AV出演強要・JKビジネス等被害防止月間』に設定されており、政府を中心に取り組みが進められています」

 女性がAV出演を強要されるようなことは、もちろん許されるはずがない。ただ、指原が所属するAKBグループは、AV業界と非常に関係が深いのもこれまた事実だ。AV業界の動向に詳しいフリーライターは語る。

「2008年に芸能人専門のアダルトレーベル『MUTEKI』が誕生して以来、AV業界を席巻しているのが“元芸能人”ですが、その中でも突出した売り上げを誇るのが“元AKB”という肩書を持つ女優たちです。AV業界ではDVDが1万枚売れれば大ヒットですが、AKB48の1期生だったやまぐちりこ(アイドル時代は中西里菜)のデビュー作のDVDは10万枚近く売れましたし、元SKE48の三上悠亜(同「鬼頭桃菜」)はこれまで50本近くの作品を発売していて、稼いだギャラは1億円を下らないでしょう。この他にも何人ものOGがAV女優としてデビューしています」(フリーライター)

 さらに「JKビジネス」を問題視することについては、「ヤブヘビだ」という意見もある。

「“会いに行けるアイドル”として誕生したAKBの人気を絶対的なものにしたのが握手会ビジネスです。CDに付いている握手会参加券を手に入れれば憧れのアイドルと握手できるという手法は大成功し、人気低下が囁かれる今でも、CDの売り上げは100万枚を楽々突破します。啓発活動では、女子高生とおしゃべりしたり散歩をする『JKリフレ』や『JKお散歩』を例に挙げ、『JKは売りものなんかじゃない』と訴えていますが、制服姿で歌うアイドルとの握手会は『JKビジネスそのもの』という声は以前からありました。総選挙で何度も1位に立った指原は、いわばその象徴です。指原の起用を知った関係者からは口々に『悪い冗談だ』『皮肉にしても酷い』といった感想が漏れました」(前出・週刊誌記者)

 それとも、「私はもう卒業するから、グループがどうなっても構わない」という意思表示なのだろうか。

指原莉乃、間もなく卒業……「AKB出身者は仕事減」の法則を打ち破れるのか? そして「ポスト指原」は

 いよいよHKT48からの卒業が近づいてきた指原莉乃。4月28日に横浜スタジアムで卒業コンサートを開催し、ここでグループを卒業。5月28日にはHKT48の地元であるマリンメッセ福岡にて「指原莉乃大感謝祭」を開催する予定だ。

 AKB48グループに限った話ではないが、女性アイドルグループのメンバーというと、卒業後に仕事が激減してしまうケースが多い。指原の場合はどうなのだろうか?

「指原さんの場合、アイドルファンにとってはHKT48のメンバーという認識でしょうが、世間一般的には、むしろバラエティー番組に出ている女性タレントといった印象が強い。そういう意味では、卒業後もそこまでは変わらないと思います。ただ、バラエティータレントとしてはブレークから時間もたっていて、必ずしも勢いがあるわけではない。次なる人気者が登場したならば、その座を奪われてしまう可能性もあるとは思います」(テレビ局関係者)

 卒業後の指原の運命は、「ポスト指原」が出てくるかどうかにかかっているということだ。しかし、その「ポスト指原」がなかなか出てこない現実がある。

「指原さんよりもルックスが良いアイドルなんて山ほどいるし、トークスキルが高いアイドルだって決して珍しいわけではない。でも、そういったアイドルたちが指原さんのように世間から注目されるかというと、まったくそうではないんです」(エンタメライター)

 つまり、グループの中で人気者になりそうなアイドルはいくらでもいるかもしれないが、バラエティーで売れるアイドルはまた別だというのだ。

「バラエティーで売れるには、“人間そのもの”に興味を持ってもらわなければならない。そこまで持っていくのは、努力だけではどうにもなりませんからね。指原さんの場合は、選抜総選挙に対する世間的な注目度がマックスだった時に自身のスキャンダルが発覚し、それをうまく人気につなげることができた。そういったハプニング的要素がないと、ポスト指原にはなれないと思いますね」(同)

 もはや指原以外のアイドルたちに、バラエティーで売れるチャンスはないのだろうか?

「アイドルブームの中で“現役アイドルのバラエティータレント”が求められ、指原さんがその椅子に座ることとなったのは間違いないでしょう。でも、その椅子に指原さんが座った途端、世間は“現役アイドルのバラエティータレント”ではなく、“指原莉乃”を求めるようになったわけです。すでにアイドルブームは過ぎ去って、世の中は別に“現役アイドルのバラエティータレント”を求めているわけでもない。そういう意味では、結局指原さんが先駆者特権を独占している状況であって、ほかのアイドルにはチャンスは回ってこない可能性も高い。仮に指原さんを脅かす存在が出てくるならば、アイドルでもなんでもない、まったく異なるジャンルのタレントだと思います」(同)

 いつの間にか、ライバルが出にくい状況を作り出していたともいえる指原莉乃。アイドル卒業後も存在感を発揮し続けそうだ。

野村佑香、家族で胎盤食……法律違反か、Koki,本当は160㎝台か……週末芸能ニュース雑話

■野村佑香、家族で胎盤食! 法律違反か

デスクT 今週は後半にベッキーの結婚が飛び込んできて、このネタ一色だったね。

記者H そうですね。読売巨人軍・片岡治大2軍コーチと交際8カ月のスピード婚ですしね。みんないろいろ言いたいことあったと思いますしね(笑)。

デスクT う~ん。そっかあ。じゃあこのネタはもういいか(笑)。ほかに何か面白いネタあった?

記者H そうですね~。あ! これはどうでしょう!? あっ、でもグロい系のネタって大丈夫ですか? 免疫ありますか?

デスクT グロい系? どれぐらいかわからないから、なんとも言えないけど。多分……大丈夫(笑)!

記者H そしたら……、元祖チャイドルで有名な野村佑香が2月5日に次女を出産したんですが、7日に更新したブログで「出産後に胎盤を家族で食べた」と明かし、ネットが驚愕していたんですよ。

デスクT た、胎盤を!? 食べたの? 何で? えっ? 何のために!?

記者H まあ、動揺しちゃいますよね~(笑)。

デスクT そりゃそうだよ! 猫とか犬とか動物だったら胎盤を食べるの知ってるけど。人間でしょ? それも家族でって(苦笑)。怖いよ。

記者H ちなみに、胎盤って処方薬や美容サプリメントでよく聞くプラセンタの素になるもので、美容サプリメント系は動物の胎盤を使い、処方薬に関しては人の胎盤で作られているそうですよ。だから、知らずに口にしている人もいるかと。

デスクT いやいや、そういわれてもね(笑)。

記者H 野村のブログには、生で、生姜醤油をつけて、おいしく頂いたそうで。長女は「おかわり!」といったとか。

デスクT おかわりって……。レバーと一緒にしないで欲しいわ!

記者H でも、マンガの『東京大学物語』(小学館)では、自宅出産したヒロインが胎盤を刺身で食べているシーンがありますよ。

デスクT それな。でも嫌だ。

記者H もお~、頑なですね~。

デスクT てか、これさ、カニバリズムってやつ?

記者H 野村の場合は自分の胎盤なんで「オートカニバリズム」ってやつですね!

デスクT どっちでもいいわ。病気にならないのかな?

記者H まあ、生ですからね。感染症になるリスクはあるでしょうし。あと、クールー病とかもありそう。海外では感染した胎盤が原因で敗血症になったなんて事例もあるそうですよ。

デスクT それなのに、彼女と家族はしたのね……。

記者H ちなみに、この胎盤食、あまり健康上のメリットはないという専門家もいるそうです。

デスクT なおさら、なぜ喰ったのか!? それに、胎盤って医療行為で出たものだし、法律で廃棄しないといけないんじゃないの?

記者H それなんですけど、自治体によって違うらしくって。一部地域では「感染症性廃棄物」で処分が義務付けられているところもあります。ただ、野村がどこにある病院で産んだのかはわからないので、なんともいえないですけど……。

デスクT そっか、わからないのか。でも、食べるのはやめたほうがいいかもね。

記者H そうですね。野村もこの胎盤食のくだりを削除しましたからね。胎盤を提供した病院にも迷惑掛けるかもと思って消したんでしょうね。

デスクT もう、この人。今度見たら、そういう目で見ちゃうよね(笑)。カニバの人だって(笑)。まあ、それが好きな人からは好かれそうだけど(苦笑)。今後もちょっと注目してみておこうね(笑)。

■Koki,が163㎝のハリウッドセレブと同じ身長……!?

デスクT モデルのKoki,がコーチのショーに行ってたらしいじゃん。ブルガリ、シャネルに続き、今度はコーチの広告塔になるのかな?

記者H それは、“プロデューサー”の工藤静香しかわからないかと思います。でも、来ていたことは確かですよ。自分のInstagramに、同じくショーに来ていたハリウッド女優のクロエ・グレース・モレッツとの2ショットを公開してましたからね。

デスクT うわ~、自慢げに投稿したんだろうね。Koki,じゃなくて、しーちゃんが(笑)。てか、Koki,ってモデルデビューしたとき170㎝あるって言ってたけど、クロエちゃんも170㎝あるんだね。子役から知ってるから、てっきり身長小さいと思ってた。

記者H いや、163㎝らしいですよ。

デスクT ん? じゃあ、何で170㎝のKoki,と同じ身長なの? えっ? まさか!?

記者H あっ、今「身長詐称した?」って思ったでしょ!? ネットでも同じこと言われましたよ。

デスクT あ、心の中を読んだね(笑)。まあ、「あれ? おかしいな~」と思うよね。そっか、また身長詐称か。そういうところはお父さんと一緒だね。キムタクと(笑)。

記者H でも、多分デビュー時に、しーちゃんが「170㎝あるって書いて。まだ伸びてるとも書いて! ハイブランドモデルにさせたいの。だからおねがい!」って言ったのかも。

デスクT それ本当だったら、子どものためにと思ってしたのに、逆に子どもの首絞めちゃってるよね(苦笑)。本当、かわいそうKoki,ちゃん。

記者H まあ、僕の推測ですからね。わからない。

デスクT てか、また、9頭身写真上げたんだね。ほら、これ。

記者H これ、足元なんかおかしくないですか? 脚がやたらでかいような。

デスクT でかいについては思ったけど、遠近法とかあるし、加工かどうかわからないね。ただ、身長も脚も不自然にでかい(笑)。

記者H まあ、これに関してはなんともいえないので、この辺でやめときましょ! 「Koki,をいじめるな!」ってしーちゃんにインスタでいわれたら困っちゃいますからね。こちらとしては、指摘しただけですけど(笑)。

デスクT そうだね。じゃあ、次のネタ行こう!

記者H そうそう、今週、HKT48 の指原莉乃が、Twitterで驚く行動をしていましたよ!

デスクT ほお~さっしーが!? なになに?

記者H 「整形後の腫れを抑える薬」を紹介するツイートに「いいね」を押しちゃったんですよ!

デスクT ……それは……え~っと、いいの……かな?

記者H いや、結構やばいと思います(笑)。さっしー本人も、いいね押しちゃったのは携帯の故障が原因だって。「体調よくなったのに…また携帯がビュンビュン勝手に動くやつになっちゃった〜 誤フォロー誤いいねしちゃうと思います すみません… もうやだこれ…なんなの… なったことある人いますか…」って嘆いていましたよ。

デスクT あら~、ん~、でもなんか、ちょっと無理あるような……。

記者H でも、さっしーだし! きっと、これは本当ですよ! ビュンビュンなっちゃったんですよ!

デスクT う~ん、信じたいんだけどね、信じられない自分がいるんだよね。

記者H ネットでは「携帯会社謝れ!」「マジかよ、iPhone使うのやめます」「ネタですね!」なんて声が聞こえてますよ!

デスクT 携帯会社に落ち度はないような……。まあ、アレだね! さっしーだからご愛嬌でってことだね!

記者H そうですよ!

デスクT でも、さっしーのこういうところ好きだわ~。次回はもっと面白いのを期待してます!

■剛力彩芽ZOZO面接参加! ドッキリ撮影か!?

記者H 今週発売の「週刊新潮」(新潮社)で、剛力彩芽が前澤友作が社長を務める株式会社ZOZOの最終面接で、彼氏の前澤氏とともに面接官を務めたという報道がされ、現在話題になっています。

デスクT それさ~、面白すぎるよね! 速攻でZOZOの広報担当者は「事実無根の内容です」って否定したらしいけどさ。まあ、わかんないよね。だって、その直前に剛力ちゃんは「自分を愛するってどういうこと?」ってちょい鬱モードのツイートしてたじゃん。面接記事出るのがわかって、事務所から怒られて、ちょい鬱ツイートしちゃったなんて考えられるだろうし。正直、うそかどうかはわからないよね~(笑)。

記者H そうですね。ネットの反応は「公私混同しすぎ」「剛力にあえて辞退させないようにしたのか?」なんていわれており、批判がほとんど。本当は最終面接参加したけど、批判が多いから否定して隠したなんてこともありそうですけどね。「いいな~」って賞賛の声ばかりだったら「そうです~! だから、募集に応募してきてください~!」って言ってたかも(苦笑)。

デスクT うわ~。そんな会社嫌だわ(笑)。でも、それは君の想像だからね。本当ではないもんね(笑)。

記者H そうですよ。想像ですから、本当ではありません。ですが、仮に本当だとしたら、ドッキリかと思いますよね~。面接される側は(笑)。

デスクT 『人間観察バラエティ モニタリング』(TBS系)の撮影かと思っちゃいそう(笑)。

記者H でも面白そう。そういう面接あってもいいかも。最終面接に芸能人が参加して、どういう反応をみせるのかを見るって面接(笑)。

デスクT え~、嫌でしょ。だって最終だよ。もうすぐ終わりって気合入ってるのにさ。そこでドッキリレベルの仕掛けって。怖いよ(笑)。

記者H それもそうですね。じゃあ、もう芸能人が最終面接参加するのは禁止で(笑)!

デスクT 禁止の前にどこもやらないから(笑)。

記者H そうですね(笑)。まあ、前澤さんはTwitterお休み中で、さらに有名ブランドが次々にZOZOTOWNから撤退して会社がヤバイ状況。そんな最中に、このネタは結構厳しかったかも!? 今後の2人の関係がどうなるのか、さらに注目ですね!

正直者みやぞんとウソつきクロちゃんと、指原莉乃のパラドックス

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(1月20~26日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。

■松本人志「こういうときに消火器を持って駆けつけてくれる人がよくわかるしね」

 何が本当で何がウソなのかを見分けるのは簡単ではない。たとえば、以前ある番組で指原莉乃が、「インタビューでウソつくんですよ、すぐ」というようなことを話していた。「好きな男性のタイプは?」みたいな質問に対して、媒体ごとに全部違った回答をするのだと。

 では、指原は本当にウソつきなのか? それなら、この発言自体、ウソである可能性が高いので、指原は実は正直者だということになる。だが、正直者ならば、この発言は本当である可能性が高いので、指原は確かによくウソをつくということになる。

 正直者ならばウソつきであり、ウソつきならば正直者――。有名な「クレタ人のパラドックス」ならぬ、「指原のパラドックス」。指原がウソつきなのか正直者なのかは、どこまで行っても答えは出ない。

 というか、答えが出ないことが重要なのかもしれない。答えが出ないということは、指原の言葉の真意をめぐって、何かと話題になり続けるということだから。

 そしてそれは、『ワイドナショー』(フジテレビ系)での、松本人志の「お得意の体を使って……」発言に対しての指原のTwitterでのつぶやき、「松本さんが干されますように!!!」に対しても言えることかもしれない。このツイートは、松本に対して批判的な人にとっては、「松本を批判している」ように見える。けれど、それ以外の人にとっては、「周囲の喧騒をいなしている」ように見える。

 受け取る者によって意味が変わってしまう指原の言葉。話題にする周囲の声が大きくなるほど、指原の真意は見えなくなっていく。ただ、ひとつだけ確かなのは、どちらにしても最終的に「さっしーすごい」に行き着くことだ。一方で、芸能界の大物にも物怖じしない「さっしーすごい」。他方で、大人な対応で松本をフォローする「さっしーすごい」。

 そして、この記事もまた、絶妙な発言で自身の真意を簡単にはわからせない「さっしーすごい」という話に行き着こうとしている。

 20日の『ワイドナショー』で松本は、自身の「お得意の体を使って……」発言について次のように語った。

「炎上はねぇ、この先もボクはしていくと思うんです。これもうしょうがない。炎上で得られるものもあるし。なるほどなって。こんな大火事になるんや。大火事になったときに、ホントに大切なものが見えてくるし。持ち出して逃げなあかんものが何なのかもわかるし。こういうときに消火器を持って駆けつけてくれる人がよくわかるしね」

 東野の「消火器持ってきてくれたのは指原さんっていうことでよろしいんですか?」との問いかけに、「指原もそうでしょうし、高須(克弥)先生とか」と答える松本。

 近々、指原が『ワイドナショー』に出演するそうだ。今回の騒動の話にもなるだろう。ツイートの真意を語ることがあるかもしれない。そのとき、指原が手にしているのは、消火器なのだろうか? はたまた、新たな着火剤なのだろうか? いずれにしても、こちらは「さっしーすごい」と言う準備ができている。

■みやぞん「天国みたいな生き方してるか、地獄みたいな生き方してるかの違いだと思いますけどね」

 ウソか本当かよくわからないことを言う人、というのは以前からテレビによく出ていた。たとえば、叶姉妹とか、テレンス・リーとか、湯浅卓とか。ただ、最近はそういう虚実混交な人よりも、ウソがまったくないように見える無垢な人か、あからさまなウソつきに見える人か、どちらか極端な人にスポットライトが当たりやすくなっているような気もする。

 前者の代表格はみやぞんだろう。『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の初登場時から注目を集め、その後は『世界の果てまでイッテQ!』など、日本テレビ系の番組に多く出演。いわゆる「お茶の間の人気者」の座に駆け上がった。

 そんな『イッテQ!』で20日、みやぞんが14日間かけてイタリア各地を自転車でめぐる旅が放送されていた。旅の4日目、フィレンツェに到着したみやぞんは、世界遺産に登録されているサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂を訪れる。そこでは多くの観光客が列を作っていたのが、大聖堂の天井に描かれた「最後の審判」。16世紀の作品で、キリストが死者を裁き、天国に行く者と地獄に行く者を選別する場面が描かれている。

 みやぞんは天井を見上げ、絵に込められたメッセージを読み解こうとする。もしかすると、天国に近い場所を天井に描くことで、生きている人間がいる地上、この世は地獄ということを表現しているのではないか。そんな自説を述べるものの、その後、思い直したようにみやぞんはつぶやく。

「でも結局、地獄っていう場所とか、天国っていう場所っていうよりも、天国みたいな生き方してるか、地獄みたいな生き方してるかの違いだと思いますけどね」

 みやぞんは、唐突にこういった含蓄のあることを言う。以前、別の番組で「絶対音感あるの?」と聞かれたみやぞんが、「違います。世の中に絶対はないと思ってます」と答えていたこともあった。

 この日の『イッテQ!』では、こんなエピソードトークも披露していた。

「面白いことっていうのは、実際そんな起きないわけですよ。こないだですね、家に帰りました。ピンポーン。ま、自分ちなんですけどピンポン押しまして、まぁ押さなくていいんですけど。それで家に帰りまして、ガサガサッ、ガサガサッ、て音がするなと思ったんです。ひとり暮らしですよ。あれっ、なんで? なんで? もしかして、お母さんかなと思ったんですよ。で、パッて見たらですね、誰がいたと思います? そう、お母さんだったんです」

 家に帰って物音がしたのでお母さんかなと思ったらお母さんだった、という話。多くの芸人が自分のトークに何かしらオチをつける中、「こんな感じで、あんまり面白いことっていうのは起きないわけです」と、オチではなく、深く読み取ろうと思えば読み取れるような訓示を残して終わるみやぞんのトーク。

 ウソがないみやぞんのトークにオチはない。天国か地獄かという人生最後のオチが重要ではないように。

■クロちゃん「(ZOZOTOWNの)前澤さんに100万円もらった夢」

 対して、あからさまなウソつきに見える人の急先鋒は、クロちゃんだ。『水曜日のダウンタウン』(TBS系)でその虚言癖が白日の下にさらされてから、他の番組でも「ウソつき」としての出演機会が増えている。

 そんなクロちゃんが、21日放送の『名医のTHE太鼓判!』(同)に出演していた。過去に同番組の検査で脳動脈瘤、つまり脳内の血管のコブが発見され、余命3年と宣告されたクロちゃん。この日の放送では、その動脈瘤を取り除くための手術を受ける様子が伝えられた。

 4日前から入院し、手術に備えていたクロちゃん。誰もお見舞いに来ず、寂しい気持ちを吐露するといった場面もあった。しかし、手術当日、両親がやってくる。広島の実家からわざわざ上京した両親を前に、クロちゃんは自身のふがいなさを口にする。

「それこそ温泉旅行とかさ、旅行でさ、親孝行でどっか連れてくみたいな感じでね、東京来てもらうんだったらいいけどさ、オレが入院してさ、来てもらうって……(泣)」

 自身の親不孝ぶりを涙ながらに語るクロちゃん。それはまるで、これまでの素行を懺悔しているようにも見えた。

 けれど、そんな息子の言葉を聞いた母親は即、次のように言い放つ。

「演技うまい」

 母親に続き、父親もまた「ウソつきじゃけ」と追い打ちをかける。「ホントに涙出てるのに!」と訴えるも、両親からも演技だ、ウソつきだと指弾されるクロちゃん。その姿を見て、こちらも思わず涙が出そうになった。ウソだけど。

 さて、「親よりも先に死んじゃダメだと思うから」「絶対元気になるから」という言葉を残してクロちゃんは手術に向かう。およそ2時間に及んだ手術は無事終了し、動脈瘤は破裂の危険が遠のいた。

 クロちゃんは手術台の上で目を覚ます。夢を見ていたらしい。どんな夢だったのか。そう聞かれたクロちゃんは、麻酔の影響で口調もおぼつかない中、次のように答えた。

「(ZOZOTOWNの)前澤さんに100万円もらった夢」

 余命3年をなんとかするための手術直後に、お金の話。しかも、降って湧いたお金がもらえるという。朦朧としたクロちゃんの顔を捉えるカメラ。そして入るナレーション。

「脳に異常はないようです」

 手術直後にちゃんと会話ができたことをもって、「脳に異常はない」ということなのだろう。けれど、何か別の異常さを感じずにはいられなかった。というかこのナレーションも、医療・健康番組として番組を見たい人には「脳に異常はない」とストレートに聞こえるように、クロちゃんを面白がりたい人には「別のところに異常がある」あるいは「まだ脳に異常があるんじゃないか」と邪推させるようになっていて巧妙。

 話は最初に戻って。指原の件で、「さっしーすごい」というようなことを書いた。さて、これは私の本心でしょうか? それともウソでしょうか?

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)