(前編はこちら)
■成宮寛貴、引退劇その後
A もう一般人なので、こうやって取り上げることにも賛否はあると思いますが……「フライデー」(講談社)にコカイン使用疑惑を報じられ、成宮寛貴が即座に芸能界を引退したのは衝撃的でした。
C 事務所を辞めた途端、擁護モードだった各マスコミが、一斉に報道合戦を展開。「絶対に知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされ」という引退理由についても、テレビがガンガン取り上げる事態となりました。
B 最初は勇気のある週刊誌しか後追いはしなかったけど(笑)。スポーツ紙が成宮について取り上げだしてからは、全メディア一斉で報道を解禁したよね。
A 僕らスポーツ紙は最初、事務所を通して発表された引退コメントをおさらいするのが限界でした。
B その後、成宮の事務所の親会社スタッフが、親しいマスコミ関係者に成宮のネタをバンバン流すようになったじゃん。その辺はAさんが一番詳しいと思うけど。
A ……僕の口からは何も言えません(笑)。
B つまり、事務所から成宮に対しての「もう芸能界には戻ってくるな」っていう圧力だよね。自ら引退を強行したわけだから、ある意味仕方がないことかもしれないけど。
■闇に葬り去られた夏目三久結婚・妊娠騒動の裏側
B 2016年一番“芸能界の闇”が垣間見えたのは、夏目三久と有吉弘行の結婚報道だと思います。一般の人も、「報道規制がかけられている」と感づいていたのではないでしょうか。しかも、真相は闇に葬られたままです。
C 「日刊スポーツ」が“スクープ”したわけですが、その後謝罪記事を出したことで一件落着……なんでしょうか?
A かなり触れづらい話ですよね(笑)。「日刊」が記事を出した日の早朝、夏目が所属する田辺エージェンシー・田邊昭知社長が、テレビ各局の編成に直接電話をして、「この記事を取り上げるな」と通達したのは確かです。まごうことなき“圧力”ですね。
B なぜかフジテレビの『めざましアクア』だけは放送したんだよね。
A これは120%、フジの“うっかり”でしょう(笑)。
B その後、田辺エージェンシー関係者から「事実ではない」というコメントをもらえたスポーツ紙だけが、否定記事を出すという展開に。夏目本人がハッキリ否定したのは、騒動スタートから1週間後、「スポーツニッポン」の独占インタビューでした。本当に誤報なら、事務所がすぐに否定コメントを一斉リリースすればいいのにさ。絶対おかしいでしょ。
A 有吉の事務所も、事実無根と宣言しただけでした。ただ2人が交際していたのは、事実だと聞いています。
C つまり結婚はガセだけど、妊娠は本当だったということでしょうか?
A それも「日刊」の謝罪記事で否定されました。当事者がこう言っている以上、僕らはどこをどう取材しても、真相はわからないんですよ。
B 全て「事実無根」のガセネタだと主張しながら、なぜ田辺エージェンシーはマスコミに圧力をかけたのか? だからこそ“芸能界の闇”なんだよ。
■夏目騒動の裏で“ドンVSドン”が勃発?
C さらにツッコミたいんですが。「週刊文春」(文藝春秋)は、夏目と田邊社長の関係について非常にモヤっとした記事を出しましたよね。夏目は田邊社長に寵愛されている、2人がシティホテルで一緒にいるところを複数回目撃されている……という。また「週刊新潮」(新潮社)は、田邊社長が都内の裏カジノに出入りしているという記事を展開しました。
B 「新潮」の記事は、もはや本筋とは関係ない(笑)。でも面白いのは、田邊社長を“芸能界のドン”と報じている社が多いこと。ここ何年、“ドン”といえばバーニングプロダクション・周防郁雄社長のことだと思ってたけど。
A 力関係でいうと、年齢が上となる田邊社長を“ドン”とする声も多いです。
B でもさ、田邊社長を“ドン”として批判する記事を出している媒体は、ほとんどがバーニングの息がかかったところらしいよ。
A どういうことですか?
B 周防社長と田邊社長の関係が、ここ最近悪くなってるって話は聞いてるでしょ? 「文春」も書いてたけど、夏目の妊娠説に太鼓判を押したのは、ほかならぬ周防社長だったと。で、メディアのインタビューになんか登場しなかった周防社長が、突然「週刊現代」(講談社)に登場してきた。これはもう、周防社長が、田邊社長を攻撃したがってるとしか思えないんだけど。
A 確かに“バーニング派”と呼ばれた事務所が、田辺エージェンシー側に近くなっているという話は聞きます。それも、周防社長と田邊社長の溝が深まっている証拠かもしれません。
B 能年玲奈(現・のん)のところなんか、そうじゃない? 能年の事務所は、元々バーニング派として有名だけど、田邊派に寄っていると。
C それはテレビ局の人も言っていました。事務所は、あの手この手で、勝手に独立した能年の活動を阻止しているけど、紙媒体に関しては、周防社長や小泉今日子が後ろ盾についてるから、防ぎきれないと。それに業を煮やして、田邊派に近づいているのかもしれません。
B 実は17年も、田邊社長のスキャンダルを出す予定の週刊誌があるって聞いた。これも周防社長の差し金だと思うな。
A 週刊誌は、“ドン”同士の代理戦争状態ですね。それに巻き込まれてしまうタレントは、たまったもんじゃないでしょうが。