<p> NPO法人「しあわせなみだ」の副理事長、卜沢彩子(うらさわ あやこ)さんは自身も性暴力サバイバーであり、その体験をもとに現在は同じサバイバー女性のサポートと、性暴力ゼロを目指す啓蒙活動に力を入れている。講演会やメディアの取材などで性暴力被害について話すと、必ず次のような反応があるという。<br /> </p>
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これ以上、性犯罪被害者を出さないために 加害者の治療と家族の役割
<p> 昨今、有名人が相次いで逮捕されたり、痴漢抑止バッジが作成されたりと、性犯罪に関する話題が盛んに報道されているが、性犯罪において、女性は主に「被害者」である。たとえば、「犯罪白書」※によると、平成26年の強制わいせつ認知件数の男女比は、約34:1。男性から女性に加えられる理不尽このうえない暴力であり、被害者に与えるダメージは甚大で、「魂の殺人」ともいわれる性犯罪。その発生件数を少しでも減らしたいとは誰もが願うところだが、性犯罪は「未然に防ぎにくい」という側面がある。逮捕されるまで、家族を含む周囲の誰もが気づかない。本人も自分を止められない。そうして犯行は繰り返され、被害者が増えていく。</p>