セ・リーグ逆転優勝に向けて後がないプロ野球・広島東洋カープ。だが身内の“恥部”が晒されたことで、雑音に足を引っ張られかねない状態だという。
8月3日発売の「週刊文春」(文藝春秋社)が、若手の松本竜也投手の“女遊び”と離婚危機について赤裸々に報じた。
「2021年ドラフト5位で入団した松本はプロ2年目。150キロを超える速球を武器に、将来は抑え候補としても首脳陣…
セ・リーグ逆転優勝に向けて後がないプロ野球・広島東洋カープ。だが身内の“恥部”が晒されたことで、雑音に足を引っ張られかねない状態だという。
8月3日発売の「週刊文春」(文藝春秋社)が、若手の松本竜也投手の“女遊び”と離婚危機について赤裸々に報じた。
「2021年ドラフト5位で入団した松本はプロ2年目。150キロを超える速球を武器に、将来は抑え候補としても首脳陣…
とうとう虎を抜き去った。プロ野球・広島東洋カープは7月27日の東京ヤクルトスワローズ戦に4対1で勝利してオールスターゲームを挟んで10連勝。阪神タイガースが敗れたため、4月17日以来、今シーズン2度目の首位浮上を果たした。
7月12日の巨人戦から負け知らずの鯉が、セ・リーグトップに上がってきた。チームが10連勝を記録したのはリーグ3連覇で赤ヘル旋風を起こした2018年の翌年…
広島カープの主砲・鈴木誠也が、元・新体操日本代表でスポーツキャスターの畠山愛理との結婚を発表。カープファンからは、“これで移籍は決まり”とため息が漏れている。
2012年にドラフト2位で二松学舎大学附属高から広島に入団した鈴木は、3年目に頭角を現し、翌年にはレギュラーの座を獲得。今季は初の個人タイトルとなる首位打者と最高出塁率に加え、4年連続ベストナインに輝き、11月に行われた野球の国際大会「プレミア12」では全試合で日本代表チームの4番を任されるなど、押しも押されもせぬスター選手へと上り詰めた。畠山との交際は今年8月に週刊誌で報じられ、本人も「隠すつもりはない」と、堂々と交際宣言。だが、実はその月の17日に婚姻届を提出していた。週刊誌のスポーツ担当記者は言う。
「畠山愛理は中学時代から新体操の日本トップレベルの選手として活躍する一方、その美貌も有名で、2015年にはミス日本で特別表彰を受けています。過去にはバレー選手とのラブラブなプリクラ画像が流出したこともありましたが、関係者の話によれば、基本的に超真面目。畠山にはNHKのレギュラーもあり、とりあえずは遠距離婚になるようです」(スポーツ担当記者)
かたや日本代表の4番、かたやオリンピックに2回出場の美人アスリートと、まさに誰もが羨む理想のカップル。しかしカープファンからは、諦めにも似た嘆きの声が上がっている。カープファンのスポーツライターはいう。
「本来なら主砲の結婚を祝うべきですが、こうなると一気に現実味が増すのが、鈴木の巨人移籍です。鈴木は東京出身で、幼少期から熱烈な巨人ファンだったことを明かしており、オールスターで巨人の帽子をかぶって談笑する姿が目撃されたこともあります。しかも広島は財布の紐が堅く、鈴木の今季の年俸は1.6億円(推定)。昨年まで3年連続ベストナインの選手でこの額は、いくらなんでも安すぎます。
鈴木のFA取得は2022年オフですが、巨人は間違いなく声を掛けるはず。巨人は、カープの主軸だった丸佳浩に4.5億円を提示して引き抜きましたが、鈴木には同等かそれ以上の額を提示してくるでしょう。その時、妻が生粋の広島っ子で、熱狂的なカープファンならチームにとどまる理由もありますが、鈴木も畠山も東京生まれ・東京育ちですし、妻の仕事も考えれば、巨人のオファーを断るという選択肢はあり得ません」(スポーツライター)
鈴木は結婚後、SNSに『噂になっていますが東京にマンションは買っておりません』と書き込んだが、カープファンからは「賃貸なのね」「川崎に買ったんだ」と、諦めの声が次々と登場する始末。畠山は“フェアリージャパン”の一員として活躍したが、カープファンにとってはとんだ“妖精”だったようだ。
広島カープの主砲・鈴木誠也が、元・新体操日本代表でスポーツキャスターの畠山愛理との結婚を発表。カープファンからは、“これで移籍は決まり”とため息が漏れている。
2012年にドラフト2位で二松学舎大学附属高から広島に入団した鈴木は、3年目に頭角を現し、翌年にはレギュラーの座を獲得。今季は初の個人タイトルとなる首位打者と最高出塁率に加え、4年連続ベストナインに輝き、11月に行われた野球の国際大会「プレミア12」では全試合で日本代表チームの4番を任されるなど、押しも押されもせぬスター選手へと上り詰めた。畠山との交際は今年8月に週刊誌で報じられ、本人も「隠すつもりはない」と、堂々と交際宣言。だが、実はその月の17日に婚姻届を提出していた。週刊誌のスポーツ担当記者は言う。
「畠山愛理は中学時代から新体操の日本トップレベルの選手として活躍する一方、その美貌も有名で、2015年にはミス日本で特別表彰を受けています。過去にはバレー選手とのラブラブなプリクラ画像が流出したこともありましたが、関係者の話によれば、基本的に超真面目。畠山にはNHKのレギュラーもあり、とりあえずは遠距離婚になるようです」(スポーツ担当記者)
かたや日本代表の4番、かたやオリンピックに2回出場の美人アスリートと、まさに誰もが羨む理想のカップル。しかしカープファンからは、諦めにも似た嘆きの声が上がっている。カープファンのスポーツライターはいう。
「本来なら主砲の結婚を祝うべきですが、こうなると一気に現実味が増すのが、鈴木の巨人移籍です。鈴木は東京出身で、幼少期から熱烈な巨人ファンだったことを明かしており、オールスターで巨人の帽子をかぶって談笑する姿が目撃されたこともあります。しかも広島は財布の紐が堅く、鈴木の今季の年俸は1.6億円(推定)。昨年まで3年連続ベストナインの選手でこの額は、いくらなんでも安すぎます。
鈴木のFA取得は2022年オフですが、巨人は間違いなく声を掛けるはず。巨人は、カープの主軸だった丸佳浩に4.5億円を提示して引き抜きましたが、鈴木には同等かそれ以上の額を提示してくるでしょう。その時、妻が生粋の広島っ子で、熱狂的なカープファンならチームにとどまる理由もありますが、鈴木も畠山も東京生まれ・東京育ちですし、妻の仕事も考えれば、巨人のオファーを断るという選択肢はあり得ません」(スポーツライター)
鈴木は結婚後、SNSに『噂になっていますが東京にマンションは買っておりません』と書き込んだが、カープファンからは「賃貸なのね」「川崎に買ったんだ」と、諦めの声が次々と登場する始末。畠山は“フェアリージャパン”の一員として活躍したが、カープファンにとってはとんだ“妖精”だったようだ。
広島カープの主砲・バティスタ外野手が、ドーピング検査に引っかかり、リーグ4連覇を目指すチームに嫌な噂が流れている。
バティスタは2016年にカープに育成契約で入団し、17年から1軍で活躍。昨年は25本塁打、今シーズンもここまで26本塁打と、チームに欠かせない存在だが、6月に行った検査で陽性反応が検出され、再度の検査でも陽性だったため、17日に1軍登録を抹消された。週刊誌のスポーツ担当記者がいう。
「日本のプロ野球界ではここ数年、外国人選手がドーピング検査で引っかかる例が相次いでいます。18年には、楽天のアマダーがドーピング違反でシーズン途中に戦列を離れたほか、今年6月にもオリックスのメネセスが検査に引っかかってクビになっており、これまで処分を受けた7選手のうち6人が外国人です。この中には発毛剤や目の治療薬など、不注意で処分を受けた選手もいますが、アマダーは筋肉増強剤を排出する利尿剤、メネセスは筋肉増強剤が検出されたので、完全にアウトです」(スポーツ担当記者)
バティスタについては、検出された薬物の内容は明らかになっていないが、2度の検査がいずれも陽性だったため、契約解除の可能性が濃厚だ。広島としては主砲の離脱は痛いが、“チームぐるみ”との嫌疑も浮上している。フリーのスポーツライターがいう。
「メジャーリーグでは、A・ロドリゲスらが処分を受けた2013年の大スキャンダル『バイオジェネシス・スキャンダル』により、薬物違反への処分が厳しくなりましたが、元・広島のシアーホルツが、帰国後にドーピングで処分を受けています。
広島退団後のことですから、広島は批判を受ける立場ではありませんが、バティスタの件について、球団幹部が『残念だ』、緒方孝市監督が『現場としては痛い』と、まるで被害者のようなコメントを発表しており、チームとして薬物使用への問題意識が欠けているのは明白です。
このためネットでは、筋肉ムキムキの主砲・鈴木誠也にまで、ドーピングの疑いの目が向けられており、1回目の検査後もバティスタを使い続けていたことに対するペナルティを求める声も上がっています(編注:バティスタを起用したことは、ルール上は問題なし)」(スポーツライター)
“カープ女子”という単語に代表されるように、ここ数年、一大ムーブメントとなった広島だが、ネットでは、チーム名とかけて「投与カープ」との陰口も登場。緒方監督は今季、暴力問題も取り沙汰されており、ダーティーイメージの払拭には時間がかかりそうだ。
女のためならチームは二の次?
8月9日の写真週刊誌『フラーデー』にて、広島の鈴木誠也外野手とロンドン、リオデジャネイロ五輪の新体操日本代表で、現在はスポーツキャスターとして活躍する畠山愛理が都内でデートしている様子を掲載。新宿の高級タワーマンションに2人で姿を消したという。
「同誌によると、昨年夏に共通の知人を介して食事をしたことがきっかけで交際をスタート。実は昨年からネット上では畠山が鈴木の応援に球場を訪れる姿が目撃されており、2人のSNSを見ると食事中に同じ机の画像を投稿し合っていました。交際を隠す気はなかったようで、鈴木も報道を受けて真剣交際宣言しています」(週刊誌記者)
とはいえ、広島ファンは手離しに喜んでもいられない状況子のようだ。鈴木は東京出身でデート現場も新宿のマンションだったことから「これ、絶対東京帰るじゃん」「完全に結婚を見据えている」「あぁ、鈴木誠也も結局巨人か」「カープのいい選手みんな巨人行っちゃう」と、昨年の丸佳浩に続いて巨人に移籍するのではと心配の声が上がっている。
一方、悔しがっているのは畠山のファン。週刊誌記者が言う。
「彼女は身長170センチで体重は40キロ台という驚異のスレンダーボディの持ち主。アイドル顔負けの美貌でタレントやキャスターとして活躍しています。何より、ネット上では彼女の軟体ボディが注目の的。6月に札幌ドームでの始球式に登場した際には、そのアクロバティックすぎる投球フォームで球場を沸かせたものでした。投球モーションに入った彼女はまずは真上に右足を上げ、そのまま地面に着いた右足を軸に体を回転させ、勢いをつけてボールをリリース。一塁方向に大きく逸れる“大暴投”となりましたが、選手や報道陣は彼女の股間にクギ付けになっていた。鈴木が新宿のタワマンでどこまでも開脚できそうな彼女を相手に自慢のバットをフルスイングしたとなれば、ファンのショックは甚大でしょう」
このボディを遠距離のまま放置できる男はいなさそうなだけに、鈴木の移籍は秒読みかもしれない。もし畠山が鈴木と結婚すれば、名前は「鈴木愛理」に。今度はアイドルファンからのツッコミが入りそう?
「今はもう死語になりつつある『アンチ巨人』を作りたいんです。今、言われないですよね。それは絶対に復活させたい」
これは、今月からプロ野球・読売巨人軍の新社長に就任した今村司氏の就任インタビューでのもの(※スポーツ報知より)。今村氏は元日本テレビの敏腕制作マンで、『ザ!鉄腕!DASH!!』の「DASH村」や『家政婦のミタ』などのヒット企画を連発した人物だという。
そんな新社長の就任を見越してのことなのか、はたまた偶然か、今春から古巣の日本テレビでは、まさに「アンチ巨人」をテーマにした番組がスタートしている。その名も『有吉×巨人』だ。
芸能界でも指折りの広島カープファン・有吉弘行を番組MCに起用し、「アンチ巨人による、巨人ファンのためのジャイアンツ応援番組」としてプロ野球開幕直前の3月29日に放送開始。以降、深夜1時35分からの隔週ペース、というなかなか認知されにくい放送枠でありながら、さすがの有吉というべきか、すでに強烈なインパクトを残している。
見どころは、アンチ巨人の有吉を巨人ファンに導くため、あの手この手で巨人の魅力をプレゼンしていく芸能界巨人ファンたちの人選にある。
初回と第2回は、巨人ファン歴44年のレッド吉田が登場。どんなに懸命に巨人の魅力をアピールしても、そのすべてを痛烈なセンター返しのように切り返していく有吉、という構図は、さながら連打が止まらないカープ打線のようで安心感があった。
第3回と第4回は、原辰徳監督に扮した神奈月と、スペシャルゲストとしてX JAPANのギタリストPATAがサプライズ出演。「ひとりでバラエティに出るのは初めて」と当初は緊張していたPATAだったが、いざ巨人の話題となれば、その舌は軽やか。「本業は巨人ファン。副業のX JAPANで稼いだお金でグッズを買ったり、球場に行ったり……」と語り、本番中にもかかわらずビールをあおる自由人っぷり。
そして、5月24日に放送された最新第5回では、巨人ファン筆頭格ともいえるナイツの塙宣之が登場し、助っ人として兄のはなわを招集。まさかのはなわ兄弟共演が無駄に豪華だ。滑りっぱなしだったレッド吉田とは打って変わって、太田プロと揉める山田邦子ネタで有吉を慌てさせたりと、塙らしい話術でいい勝負を演じていた。
もちろん、NHK『球辞苑』レギュラーを務める塙だからこそ、野球に関するマニアックトークも充実。たとえば、原監督の代名詞「グータッチ」が今年は封印されている謎について、「原監督は球界のジャニー喜多川。演出家だからこそ、グータッチしないのには何か意図があるはず」と推察し、「おそらく、阿部慎之助が400号を打ったら解禁するんじゃないか」という塙予言を展開した。
果たして、この予言が放送された1週間後の6月1日、阿部が通算400号を達成した試合でグータッチは見事に解禁、という的中ぶり。ただの居酒屋トークではない、深い洞察力も堪能できた。
そして、大本営・日本テレビだけあって、他局ではまず見られない巨人レギュラー陣のインタビューも充実。選手の魅力紹介についても、ときには技術論、ときにはキャラクター紹介と、ストライクゾーンが幅広い。お笑い好きも野球好きも、その両方を納得させる作りになっているのは見事だ。
この番組を通して改めて気づかされるのは、巨人ファンという存在の捉えどころのなさ。母体が大きく、それでいて「巨人ファンらしさ」を定義しにくいことが、結果的に有吉視点ではツッコミどころにもなっている。
昨年出版された、巨人ファンをテーマにした野球本『巨人ファンはどこへ行ったのか?』(菊地高弘・著/イースト・プレス)でもこの巨人ファンの捉えどころのなさ、実態の希薄さについて言及されているのだが、この本では「巨人ファンの隠れキリシタン化」と評していたことを思い出した。
ナベツネ元オーナーの傍若無人ぶりのせいか、はたまた球界バランスを崩しかねない巨大戦力のせいか、巨人ファンの中には大手を振って「自分は巨人ファンである」と宣言できない(しない)人が意外に多い。それと対比するかのように、番組内で有吉は自身のカープファン度について「自分は改宗しない」「敬虔なカープファンである」と、これまた宗教的に語っているのが興味深い。
交流戦が始まり、普段よりも少しだけ他球団のファンを意識することが増えるこの時期。「野球ファンとは何か」を考える上でも、『有吉×巨人』はなかなか示唆に富む番組ではないだろうか。
いずれにせよ、有吉が巨人ファンに寝返ることは100%ないだろうし、この番組で巨人ファンが増えることもあまり期待できないが、アンチ巨人の顕在化には一役買うかもしれない。でも、それこそがまさに、巨人の球団新社長が望んでいること。野球人気活性化にもつながることを大いに期待したい。
(文=オグマナオト)
夫と同じ空間にいる中で、ウンコをしたことがない――。
そんな恥ずかしい性癖を暴露されたのが、元TBSアナウンサーで現在フリーの“マスパン”こと枡田絵理奈だ。
枡田は6日放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に、元日本テレビの永井美奈子、TBS時代に後輩だった吉田明世という、同じ成城大学出身の2人のフリーアナとともに出演。番組の中で、吉田は「(枡田は)旦那さんが同じ空間にいる中で大便をしたことがない」と発言。夫婦が同じ部屋にいて便意を催した際には、枡田はコンビニのトイレなどを利用するのだという。
「才色兼備の女子アナでも、プライベートではそんな下世話な話をしているのかと思うと、ちょっと興奮しませんか(笑)。ましてや、あのマスパンとなるとね。枡田の夫は広島東洋カープの堂林翔太選手ですが、二子をもうけた結婚5年目の現在でも『好き過ぎてツラい』などと、ラブラブぶりをアピールしていました。しかし、ここのところのマスパンは、メディアへの露出がずいぶん多い印象があります」(スポーツ紙記者)
枡田は広島在住である上、2度の出産もあったためか、これまでテレビへの出演は月に数本程度だった。ところが今年に入ってから、2月は19日放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)に始まり、6本に出演。3月に至っては3日放送の『林先生が驚く 初耳学』(TBS系)など、公式サイト上では11日の時点ですでに4本の出演が発表されている。
「明らかに、これまでにないハイペースですね。枡田との結婚以来、堂林はパッとしない成績で、今シーズンの成績次第では戦力外になってもおかしくありません。そのときに備えて、自分が家計を支えていくんだということではないでしょうか。TBS時代のマスパンは地味な同局の女子アナにあって、絶大な人気を誇っていたので、露出増は男性視聴者にとっても大歓迎のはず」(同)
とはいえ、その日の同番組で場を盛り上げ、最も笑いを取っていたのは、後輩の吉田だった。“TBSの元エース”という過去の栄光だけでは、競争が熾烈なフリーアナ業界を渡っていけないのは言うまでもない。
2018年日本シリーズは、ソフトバンクが通算4勝1敗1分けで2年連続9度目の日本一に輝いた。セ・リーグ3連覇を果たし、2年ぶりの日本シリーズ出場となった広島だが、34年ぶりの日本一はかなわなかった。
今年こそは日本一にと闘志を燃やしていた広島であったが、シリーズ開幕から暗雲が立ちこめていた。マツダスタジアムで始まった第1戦が、引き分けに終わったのだ。第1戦でのいきなりのドローは、広島が日本一を逃した1986年以来のこと。翌日の第2戦は勝利したものの、ヤフオク!ドームに移ってからは、まさかの3連敗。第5戦に至っては一進一退の攻防が続き、広島が1点リードしたのもつかの間。ソフトバンクが終盤7回に同点に追いついたかと思いきや、今シリーズ2度目の延長戦に突入。10回裏でソフトバンクの主砲・柳田にサヨナラ弾を打たれた。
元来、広島ファンである筆者。仕事の都合もあったので広島の友人知人とLINEをしながら自宅で観戦していたのだが、広島弁で怒号すら飛ぶ状況。その熱気にあてられて、こちらもテーブルを叩いたりしながらの観戦に……。
結局、ホームであるマツダスタジアムで敗北し優勝を逃してしまった広島。ファンの落胆の声と共に、あちこちから聞こえたのが「ソフトバンクを解約する」の声である。
古くから広島ファンは、巨人に対しては敵愾(てきがい)心を抱きながらも、パリーグの所属球団には、それほどでもないと思われていたが、今回ばかりはそうではない様子。
「勝てそうな試合でも逆転されてしまったり、今年は情けない。もちろん、ソフトバンクに恨みがあるわけではありませんが、そうでもしないと悔しさが拭えないじゃないですか」(ある広島ファン……実際には広島弁だったので一部聞き取れず)
実際、最終戦当日はあちこちから聞こえてきた「ソフトバンクを解約する」の声。ただ、実際にはどれくらいの人が実行に移したのかは不明。いずれにしても、この悔しさを胸に、来年こそは日本一を目指して頑張ってほしいものだ。
(文=ピーラー・ホラ)
「鉄人」と呼ばれ、連続試合出場の世界記録(当時)を作った元・広島東洋カープの衣笠祥雄氏が23日、71歳で亡くなった。衣笠氏といえば、山本浩二氏と共に赤ヘルカープを牽引し、国民栄誉賞も授与された野球界のレジェンド。米球界でもその名が知られるスーパースターだが、なぜ一度も監督やコーチとしてユニフォームを着なかったのか?
衣笠氏は1965年に平安高校(現・龍谷大平安)からカープに入団し、4年目にレギュラーに定着。70年秋から続いた連続試合出場(2,215試合)は、カル・リプケンに抜かれるまで世界記録だったほか、通算安打2,543本(歴代5位)、504本塁打(同7位)、MVP・打点王(84年)、盗塁王(76年)など、輝かしい記録を残している。
そんな衣笠氏にまつわる“球界七不思議”が、彼が引退後に一度もユニフォームを着なかったことだ。古参のスポーツ記者はいう。
「カープのフロントは、1975年の初優勝時の立役者で、その後も主力として何度も優勝に貢献した衣笠さんを『いずれは監督に』と思っていたはずです。生え抜きの選手ですし、人気も抜群でしたから。ただ、衣笠さんが引退したのは87年でしたが、前の年には山本浩二さんが引退しています。フロントとしては、地元出身で『ミスター赤ヘル』と呼ばれた山本浩二さんのほうが優先順位は上です。実際、阿南監督が87年、88年と2年連続で優勝を逃すと、89年からは山本浩二さんが監督になりました。そうなることは既定路線だったので、広島はしっかり衣笠さんに地元放送局の解説というポジションを用意した。しかし土壇場で衣笠さんが、キー局であるTBSの解説者を選んだため、フロントが激怒した──という話を当時、TBSの系列局の人間から聞きました」
とはいえ、国民栄誉賞をもらった英雄に「地方局の解説者」という仕事は、いかにも不釣り合い。この件で衣笠氏を責めることはできないだろう。
「ただ、結果的にはそれで良かったんじゃないでしょうか。衣笠さんは、デッドボールをぶつけた相手チームの投手に『気にするな』と声を掛けたというほどの、球界きっての人格者。解説を聞いていても『とにかく選手の良い部分を見ていこう』という人です。監督というのは叱る・怒鳴る・突き放すのも仕事のうち。そういう意味では、衣笠さんに監督が務まったかと言えば、難しかったかもしれません。本当は2軍で若手と向き合うのがピッタリだったのでしょうが、『国民栄誉賞』という肩書は、2軍には重すぎますしね」
結果的にどのチームのユニフォームを着ることもなく、鬼籍に入った衣笠氏。現役時代はガッツあふれるプレーで他チームのファンからも愛されたが、氏の健康状態は関係者の間でも話題になっていたという。週刊誌のスポーツ記者が語る。
「今シーズンが始まる直前の3月末に、NHK(BSプレミアム)の『アナザーストーリーズ』というドキュメンタリー番組で、カープ初優勝が取り上げられました。その年は、カープがチーム史上初となる外国人のルーツ監督を招き大改革、創設以来Bクラス続きだったチームがリーグ優勝した年です。番組には、山本浩二やホプキンス、外木場義郎といった当時の主力選手に混ざって、衣笠さんのインタビューも紹介されたのですが、彼の話し方が、喉が締め付けられているかのような、苦しそうな話し方だったので、スポーツ記者の間で、『一気に老けたよね』『大丈夫かな』と、ひとしきり話題になったところだったんです。それがまさか、こんなことになるとは……」
今季も現在、首位を走るカープだが、衣笠氏へ優勝を捧げられるか――。
Ad Plugin made by Free Wordpress Themes