8月18日放送『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)は、「2021年夏!ナゼ?激変した人生SP」と題した3時間半の拡大版。単純計算すると通常放送の3.5倍の尺だ。どれだけ家について行くのか?
プロポーズした記憶がまったくない
2015年4月、新宿のおひとり様専用カラオケボックスで番組スタッフが声をかけたのは28歳の女…
8月18日放送『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)は、「2021年夏!ナゼ?激変した人生SP」と題した3時間半の拡大版。単純計算すると通常放送の3.5倍の尺だ。どれだけ家について行くのか?
2015年4月、新宿のおひとり様専用カラオケボックスで番組スタッフが声をかけたのは28歳の女…
7月21日放送『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)は、題して「逆境を乗り越えろSP」。逆境の中で立ち上がり、過去を振り切って今を生きる人たちが登場した今回のVTRを見て、勇気をもらうことができた。
夜の高円寺で番組スタッフが声を掛けたのは28歳の女性で、日本とアメリカ…
6月23日放送『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)に、2組の夫婦が登場した。その生活ぶりはかなり対照的なのだが、共通しているのは幸せを謳歌しているところ。今回は、題して「波乱の人生謳歌する人SP」である。
足立区の激安スーパーで番組が声を掛けたのは、72歳の男性。「…
6月16日放送『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)は、題して「ワケあり人生……前を向く人SP」。今回は、取材した全てのご家庭に病気を抱え、かつ明るく頑張って生きる人の姿があった。大変なことがあったとしても、気持ち次第で人生を楽しくすることはできる。それを強く実感した回だった。
…
16日放送の『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)に、最愛の妻をがんで亡くした男性と、甲状腺がんを宣告され全財産を失った料理人の男性が登場。がんによって人生を翻弄された2人の生きざまとは――。
大宮駅でスタッフが声をかけた堀江さん(55)はトラック運転手。妻の病気が発覚したことをきっかけに、15年ほど前に転職したのだという。前職はホテルの営業で、家に帰れるのは年に3分の1と多忙だったが、現職は地場が多く、毎日家に帰れるため、転職を決めた。
取引先の会社で働いていた妻と知り合い、1年後に結婚。一男一女に恵まれ、幸せいっぱいのさなか、突然の悲劇が一家を襲う。当時32歳だった妻が、乳がんを宣告されたのだ。すでにステージ4。長女はまだ2歳で、「なんとか生き延びたい」と抗がん剤と放射線治療を続け、寛解するも、36歳の時に再発。10年間投薬治療を続けたが、46歳の時に亡くなった。銀婚式を迎える半年前、2017年6月のことだった。
新婚旅行先のオーストラリアで買ったという使い古された鍋つかみや、柄がボロボロになった包丁、手作りのティッシュケースなど、家の中にはまだ妻の思い出の品があふれていた。
「捨てられないんだよね、汚いんだけど」
「亡くなったからって、新しいものに一新というのはなかなか……」
「古くなっても汚くなっても構わない」
とこぼす堀江さん。4年前に神社でもらったという家族全員分のお札も、返せずにいる。
「一緒に住んでいたから、全部捨てると妻がいなくなっちゃうんじゃないかなって。妻が生きていた時のものを残しておきたいんだよね」
妻の死後、慣れないながらも家事をこなす堀江さん。キッチンにはプリントアウトされたレシピの束が置かれていたが、「この際だから」と言ってスタッフに見せてくれたのは、堀江家オリジナルのおせちのレシピ。偶然、パソコンに残されていたものを見つけたのだという。2度挑戦したが、栗きんとんは火の加減がうまくいかず、上手にできなかったと笑う。
そんな中、大学生の長女が帰宅。おせちにまつわる母との約束を明かした。
「『毎年1個でもいいからママのレシピをはるか(長女)がやるんだよ』って、亡くなる前くらいに言われたけど、その時は実感がなくて、いつもママが作ってくれるのが当たり前だったから、一人で作るのがまだ怖くて作れてない」
大切な人の死を悼む方法は人それぞれだろう。ただ静かに心の中で想ったり、誰かと思い出を語り合ったり、堀江さんのように故人の思い出の味を再現したり。長女が母親のおせちを完全に再現できたとき、家族は本当の意味で大切な人の死を乗り越えられるのかもしれない。
一方、千駄ヶ谷駅で声をかけたフレンチ料理人の男性・すみさん(46)は、交通費を節約するため、勤務先の広尾から初台の自宅まで8kmの距離を歩いて帰る途中だという。スタッフの質問にたどたどしく答えるすみさんだが、それには理由があった。
約2年前、甲状腺のがん見つかり、その治療費で500万円あった貯金もゼロになってしまったという。手術の後遺症でしゃべりづらくなり、人間関係もギクシャク。前の職場を退社したが、そんなすみさんには夢があるという。
「人参のサラダとか、お総菜店やデパ地下みたいな形で売ってみたいなって」
「こたつにみかんがあるように、文化として日本に根付くようなものが作りたい」
「特別な日に食べるもの」「大人になったらやっと食べられるもの」と敷居が高いと思っていたフランス料理だが、新宿のカジュアルなフレンチレストランに感銘を受け、シェフを目指したすみさんらしい決意だった。
するとすみさん、「ちょっと待っていてください」とスタッフを部屋に残し、ひとり夜の街へ出かけてしまった。10分後、帰ってきたすみさんの手にはレジ袋が。中身は人参とレモン。なんとスタッフのために、人参のサラダをはじめ、前菜3種盛りを即席で作ってもてなしてくれたのだ。エシャロットや、キャラウェイシードといった調味料が冷蔵庫から出てくるのは、さすがフレンチシェフといったところ。スタッフがペロリと平らげると、この日一番の笑顔を見せたすみさんだった。
自分に余裕がなくなるとなかなか他人に優しくできないものだが、すみさんの振る舞いは、彼にとってシェフが天職であることを感じさせるものだった。
堀江さんの妻は宣告から14年、「小学校卒業まで……」「中学卒業まで…」と、子どもの成長を励みに闘病を続けた。すみさんも治療の末、職場復帰を果たしている。働きながらがんと闘う人も少なくない昨今、自分や大切な家族が大病を患ったとき、自分はどう向き合い、生きていくのか――。そんなことを考えさせられる放送回だった。
7月3日に放送された『家、ついて行ってイイですか?』が、またしても衝撃回として話題になっている。
「【ロケ3000回…奇跡の瞬間】6連発SP」と題されたこの日の放送の中でも、とりわけ視聴者の反響が大きかったのは、スタッフが新宿で声をかけた宅建士のえりかさん(38歳)だ。
「テレビのゴミ屋敷なんて、私に言わせれば甘い」「生ゴミもあるから相当ヤバい」と笑うえりかさんの自宅へついていくと、家の中は洋服やゴミであふれ返り、冷蔵庫の中は賞味期限切れの腐った食品ばかり、生活空間はベッドの上のみ、という期待を裏切らない汚部屋だったのだが、スタッフが写真立てに飾られた青年の写真について聞いたところ、話は思いもよらぬ方向へ。
写真に写る青年はえりかさんの元カレで、今から7年ほど前に亡くなったというのだ。
「なんで飾っているかっていうと、死んじゃったんですよ。死んじゃってるから忘れられず、飾ってるんです。たまに花を飾ったり……ちょっとした仏壇です」
友達の彼氏の親友で、湘南乃風の「純恋歌」の歌詞のような出会いだった。2年付き合い、同棲していたという。スタッフが別れの原因を訪ねると、えりかさんはこう切り返した。
「同じ年で、同じ地元で、同じ誕生日ですよ? これ、なんだと思います?」
「運命だな、偶然だなって、最初は思いますよね。私たちも最初は浮かれてたんです。でも、なんていうのかな……血縁」
実は2人は双子で、生まれてすぐに彼は子どものいない夫婦に引き取られたというのだ。2人がこのことに気づくのに、そう時間はかからなかった。
ある日、彼がえりかさんの実家に遊びにやって来た。えりかさんの育ての父親とすっかり仲良くなり、「こんな家に生まれたかった」とうらやましそうに話す彼に、実は両親は彼女が1歳の時に離婚しており、本当の父親ではないと明かすと、彼の表情が一変 。もともと自分の両親から双子の子がいると聞かされていたこともあり、えりかさんの境遇を聞いて生き別れたきょうだいに違いないと、確信したようだ。
「びっくりしたけど、あぁ、やっぱりなぁって思いましたね。彼氏としても好きだったけど、自分のことを好きなように、相手を好きだったんで。やっぱり離れられなかったですよ。戸籍上は問題ないかもしれないけど、倫理上は問題あるので。しょうがないよね、みたいな。それが苦で(彼は)自殺しました」
双子は他人にはわからない不思議な絆で結ばれているとはよくいわれるが、それが2人を恋人という形で結び付けてしまったとは残酷すぎる。当時はつらかったと目を伏せるえりかさんだが、だんたんと時間が癒やしてくれたという。
「いま幸せか?」とスタッフから尋ねられたえりかさんは、こう答えた。
「はい、幸せですよ。彼のことも悲しいかも しれないけど、その(彼と過ごした)2年があるからこそ私は世界一幸せかなと思うし、一生分の幸せをもらっちゃったかなって 」
市井の人の日常を切り取るのがこの番組のコンセプトだが、3000回ロケしてもなおマンネリ化しないのは、私たちは誰ひとり、同じ人生を歩んでいないということの証しでもあるだろう。だからこそ、赤の他人の人生をのぞき見するというエンタメが成立するということでもある。
「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」とはチャップリンの有名な言葉だが、まだまだ当分の間、この番組の人気は衰えそうにない。
高齢ドライバーによる暴走事故が相次いでいる中、15日放送の『家、ついて行ってイイですか? 【今夜は特別編】予想外の結末…最後に衝撃告白SP』(テレビ東京系)が話題になっている。
ロケ隊が大宮駅で声をかけたのは、47歳の男性。職業は板前だが、“ある事情”で店は閉めてしまったという。ほろ酔いということもあってか、ルー大柴並みのオヤジギャグを連発しながら気さくな様子で取材に応じていた男性だが、ロケ隊が玄関先にかけてあったスーツについて尋ねると、表情が一変。「きょう着たの。娘の裁判」と、仏壇を指さした。
実は3年前、男性は当時高校1年生だった長女(享年15)を交通事故で亡くしているという。横断歩道を渡り終え、駅に向かって歩いていたところ、後ろから80歳の男性が運転する車が突っ込んだのだった。
「そのまま壁に向かってうちの娘を押し当てて、5分も6分も10分も降りてこない。本人は。周りの人間がダーンと窓叩いて、それでも降りてこない。『何やってんだ! お前、早く降りろ! バックしろ!』。それでもアクセル踏み潰してた」
周辺のマンションの3~4階まで、長女が「ギャー!」と叫ぶ声が響き渡っていたという。長女は救急車で病院に運ばれたが、その時点で心肺停止。開胸して心臓マッサージも行われたものの、帰らぬ人となった。
その日はたまたま学校が休みで、RADWIMPSのライブに行く途中だった。誕生日まであと2日の、2016年12月23日のことだった。
刑事裁判では禁錮1年6カ月で、民事裁判の判決は今秋くらいに出る予定だというが、実はこの日の裁判で、加害者がすでに死亡していたことが明かされたという。
「ただ、その加害者、きょう裁判所行ったら、2月7日に死にましたっつうね。ふざけんなって話だよな。オレ、どこに誰に、何を言えばいいの? それで判決出た、出ない? 冗談じゃないよね。お金払う、払わない。そういう問題じゃないよ。納得なんていくわけないのに、納得いかされちゃうんだから、判決として」
男性は悔しさをにじませ、「何もしてあげられなかった。抱きしめたいよ……。抱きしめたいよ……。抱きしめたいですよ……」と遺影を見つめながら涙したのだった。
放送後、ネット上には、「泣きすぎた。苦しい。こんなことあってはいけない」「ニュースで見ても胸が締め付けられる気持ちがしたけど、お父さんの口から聞くと本当に辛い」「あんなにはっきりした描写状況が聞ける機会、ニュースはないし、全国の運転するご老人は見た方がいいと思う」「やっぱり高齢者には免許返納を義務付けるべき」といった感想が多数上がり、時勢も相まって、大反響となっている。
「ロケ日は4月18日となっていましたが、くしくも翌日、池袋の暴走事件が発生。自転車に乗った母子が亡くなりました。昨今多発する高齢者ドライバーの暴走事故を受け、免許の返納を義務付けるべきだという議論が盛んになっていますが、現行の免許返納は自己判断に委ねられる部分が多く、警視庁の発表によると、2008年の75歳以上の返納率は5.18%にとどまっています。また、『自分の運転テクニックなら十分危険回避できる』と考える割合は64歳以下では2割に満たないものの、65~69歳で29%、70~74歳で46%、75歳以上で53%と、年齢が高いほど高くなる傾向があります(国民生活センター『国民生活』2016年11月より)。こういったこともあり、家族が返納を勧めても、なかなか受け入れられない現状がある。多くの自治体では、バスや電車といった公共交通機関やタクシーなどの運賃割引といった施策を設けていますが、地方部ではそもそも公共交通機関が充実していないですし、車がないと生活が不便なことには変わりありません。法整備だけでなく、車に代わる安全な移動手段の確保が早急に求められています」(社会部記者)
くだんの事件後、長女の友人たちは高齢者の免許更新制度の改正や、返納後の交通手段確保などを求め、ネット上で署名活動を開始。現在までに賛同者は2万5,000人を超えているという。また、母親もたびたびメディアに登場し、高齢ドライバーの問題提起を行っているが、ドライバーたちには今一度、運転について考えてほしいものだ。
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