<p> 45歳になった。なってしまった。</p> <p>「ついに人生の半分まで来てしまった」と、なんだかしみじみそう思った。そして何故か、赤ん坊の時、自分がどうだったのか、目を閉じて、深くふかーく考えてしまった。「私、どっから来たんだろ?」とか、なんだかもう胎児レベルにまでさかのぼってみたりして。うちの母親いわく「アンタは予定日過ぎてもなかなか出てこなくて、結局2週間くらいたってから生まれた」のだそうである。ふぅん、である。0歳から44歳までの私の頭の中は、「生きること」とか「成長すること」で一杯だった。雑草がぐんぐん上に向かって伸びようとするみたいな、なんだかそういう感じだった。けれど。それが45歳になってみたら、これがどうしたわけか。誕生日の日に、私は何故か「死」について考えていた。</p>
「安彦麻理絵「ブスと女と人生と」」カテゴリーアーカイブ
かつて恋愛至上主義だった女が、「恋と男」以外の燃料でキレイになるには……
<p> 女優の坂井真紀、といえばあの、TBCのCMである。「絶対キレイになってやる!!」という、あの名ゼリフ。お若い方々からしてみれば、ハッキリ言って「何のこっちゃ?」かもしれないが、その昔……調べてみたら1992年、今から17年も前にこんなCMがあったのである。一体どんな内容のCMだったかというと。「もう、今にもくじけそう……!!」と言わんばかりの、泣きそうな顔をした若い女(坂井真紀)が、ひとり、洗面所の鏡を見つめている。BGMは竹内まりやの「元気を出して」……絶妙の選曲である。そんな竹内まりやの、餅のようにネッチリとよく伸びる歌声の中、意を決したような強い眼差しで坂井真紀が一言つぶやく……そのキメゼリフが「絶対キレイになってやる!!」なのである。この一言で「ああ、この子は失恋したんだな」という事が痛い程に伝わってくる。</p>
母親がドレスアップしちゃ“罪”なの? 「入学式にふさわしい服」のネット声に驚愕
<p> 4月。ぽかぽか陽気で春たけなわ、といった感じ。犬も、伸び切ったパンツのゴムのように、ズベロ~ンと脱力しきって昼寝している。ところでついこの間、4月7日は長男の小学校入学式であった。この日、私は約10年ぶりくらいに、久々に着物なんか着てみたりした。なぜ急に、着付け代だの、その他もろもろのレンタル料金を支払ってまで着物を着る気になったかというと、実は3月の保育園卒園式の時に、韓国人のお母さんで「チマチョゴリ」を着てた人がいたのである。おごそかで華やかで、まさに「正装!!」といった風情のその姿を見て、「……ああ、やっぱり民族衣装っつうのはいいもんだなぁ……!!」と、この時私はしみじみ思った。(ちなみに私自身のこの日の服装は、マーガレット・ハウエルの紺のワンピースにベビーパールのネックレスという、だいぶ地味めな装いであった)<br /> </p>
ブス本界に燦然と輝く、ドリフ「もしもコント」風味の“なったつもり”ダイエットの底力
(C)安彦麻理絵 「ビューティライフスタイリスト」という少々謎な肩書きを持つ、神崎恵さんの本が、なんだかすごい。書店の、女性向けモテ指南本コーナーで、きっと皆さんも一度は目にした事があるのではないだろうか? 『読むだけで思わず二度見される美人になれる』……あからさますぎるタイト...
女44歳、生理がこない……絶不調の気分で進む、いざ更年期の旅路へ
<p> 絶不調である。いきなりブチかますのもなんだが、ぜっっっっっっふちょう。どうしたものかと日々、頭を抱えて悶絶……してるうちに、日が暮れて。保育園から子どもらが3人、道中、だんじり祭りのような騒ぎで帰ってくるわけである。そして、嵐のような、暴力的なまでのすさまじい「子どものエネルギー」に、きりもみ状態で振り回されて1日が終わってしまう……、本当に、あっという間に。</p>
四十女の“愛されキャラ”小細工の破壊力に考える、四十女の正しい靴選び
<p> ミポリン主演の映画『新しい靴を買わなくちゃ』。これを見たという大久保ニュー姐さん、電話の向こうで激しく悶絶している。「……もう!! ……ホントに『もう!!』って感じなの!!!!」。点数をつけるとすれば、ストーリー5点、ホラー度120点、との事である。一体何がホラーで、100点すっ飛び抜けたのかと思ったら、案の定。ホラーの火種は、美穂の「四十(しじゅう)過ぎた女のドヤ芝居」だった。「なんかね!! いちいち細かいとこで『あたし、まだまだイケてる☆』みたいな芝居すんのよ!! 階段降りるシーンとかでも、最後の一段を『ぴょん』とかさ!!」……四十過ぎた女の「ぴょん」……まるで豪快な握りっ屁を、無理矢理顔面に押し付けられたかのような苦渋である。そんな果てしない、ネバーエンディング状態の「連続握りっ屁」に、ニュー姐は大体5分おきくらいに映像をストップしながら、最後まで根性で見続けたという。</p>
女四十代、「ブラジリアンワックス」で己の股間に喝を入れる
<p> 「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」と、ハムレットは言ってたようだが、さて。<br /> それならば、我々「女」は、どうだろうか? 「抜くべきか剃るべきか、それともレーザーをあてるべきか……それが問題だわ」……人生の中で、思春期に突入したあたりから、我々女を悩ませる「体毛問題」。あなたは一体どんなふうに対処してるだろうか?</p>
『あまちゃん』ブームに反抗を続けた中年女が味わった、屈辱と敗北
<p> 今さらなのだが『あまちゃん』(NHK)……気が付いたら終わってた。結局、全然見ないうちに放送が終了してた。いや、正確に言えば、全然見てなかったわけではない。半年の放送期間中、トータル「5分」くらいは見ただろうか? 半年で5分。短い。あれだけ人気のあった番組なのに、私は、『あまちゃん』に背を向けるような日々を送っていた。なぜか。今さら言うのも何なのだが、キョンキョン……「キョンキョンの芝居が、私にはキツかった」……キツかったのである、どうにもこうにも。</p>
高田馬場のババンヌのブス魂をドス黒く刺激する、「コマザワンヌの素敵なワンコ生活」
<p> 柴犬の太郎がうちに来て、2カ月以上がたった。最初の頃は、それなりにまぁ手を焼いた。甘噛みがひどいとか、床の上にオシッコジャ~とか。しかし、子犬ではないので、気が付けばあっという間に、それほど手がかからなくなっていた。</p>
顔面崩壊で「ツレがブスになりまして」!? 過換気症候群に陥った恐怖の夏
<p> 暦の上ではもう秋……といいたいところだが、まだまだ残暑がしぶとくて、イライラしっぱなしの私。読者の皆さんはこの夏を、一体どんなふうに過ごされたであろうか?</p>