タレントとは一線を画し、テレビでは一歩引いた存在であるべきといわれる女子アナだが、彼女たちのプライベート事情に興味を示す人は大勢いる。2016年も、数多くの女子アナの熱愛や結婚、離婚などが話題をさらった。今回は、女子アナをウォッチし続けてきたライター・仁科友里氏が、今年“プライベートで注目を浴びた女子アナ”の中から、女心をざわつかせた人物ベスト3を選出。報道やテレビで明かしたトークにより、“バレちゃった”彼女たちの素顔を考察する。
第1位:田中萌(テレビ朝日)
「共演中の先輩アナと不倫」ご法度をやらかした田中アナ
「週刊文春」(文藝春秋)に、共演中の先輩アナウンサー・加藤泰平との不倫をバラされちゃった田中アナだが、女子アナの不倫というのは実は珍しいことではない。
例えば、フリーの安藤優子は2回の結婚歴があるが(一度目は広告代理店勤務の男性、二度目はフジテレビのプロデューサー)、どちらも安藤のマンションに男性が通う姿を写真週刊誌に激写されており、その際、男性は既婚者だった。元TBSの有村かおりも、既婚者である外交官との不倫路上キスが写真週刊誌に載ったものの、この男性と略奪婚を果たした。つまり不倫関係からの結婚という可能性は否定できない。
このほかにも、元フジテレビの有賀さつきは、フリー転身直後、所属事務所社長との不倫を写真週刊誌に撮られ、「彼を愛している」「彼の子どもを産みたい」と発言、激しいバッシングにさらされ、一時テレビから消えた。さらに元TBSの青木裕子も同局ディレクターとの不倫をすっぱ抜かれたことがある。フリーの山本モナに至っては、民主党の代議士・細野豪志との京都旅行と路上キスを写真週刊誌に、読売巨人軍の二岡智宏選手とラブホテルに入っていく姿を女性週刊誌に撮られ、番組を降板している。
ざっと思い出すだけで、これだけある不倫話だが、今回のケースが稀なのは、「同じ番組に出ていたアナウンサーが相手である点」と「LINEのやりとりといった不倫関係をダメ押しする細かい証拠が記事になっている点」である。週刊誌は、基本的に情報元を明かさないので、まったくの推測だが、状況から考えると、両アナウンサーに近い人物がタレこんだと考えるのが自然だろう。新人ながら、エースの呼び声高かった田中アナへの嫉妬なのか、それとも既婚者でありながら、田中アナの心と体を都合よく使っていた加藤アナへの怒りからなのかはわからないが、バレちゃったのは不倫関係ではなく、どちらかまたは2人の人望のなさであろう。
第2位:伊藤綾子(フリー)
嵐・二宮和也との交際を“匂わせ”まくっていた伊藤アナ
「女性セブン」(小学館)で、嵐・二宮和也との熱愛が報じられた伊藤アナ。きっかけは番組共演だそうだが、いただけないのは、伊藤アナが自らのブログで“彼氏”の存在をほのめかしていることである。交際を匂わせる女子アナといえば、元NHKの神田愛花を思い出す。交際相手であるバナナマン・日村勇紀が食べたものを時間差でTwitterにアップしていた。日村の相方・設楽統は、『バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)で、日村に「もう(世間に交際を)知らしめたかったんだ」「ちょっと(神田に)、言った方がいいよ、全部出すんじゃねえって」と忠告していたが、これが一般的な男性の感想だろう。知的で清楚な美貌がウリの伊藤アナだったが、中身は案外ドロッとしてることがバレてしまった。
第3位:松村未央(フジテレビ)
陣内智則に番組内でナメられ続ける松村アナ
お笑い芸人・陣内智則と交際中の松村アナ。『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で、松本人志に「そこまで可愛くない女子アナ」呼ばわりされていたが、陣内は特にフォローをしていなかったし、HKT48・指原莉乃に「すごい可愛い彼女さんですね」と話しかけられても、「可愛いとかそういうんじゃなくて、エエ娘やねん」と答えたという。なぜそんなに、松村アナを「可愛い」と言うことを拒むのか疑問である。フジテレビの女子アナが可愛くないなんてことがあるはずもないのに。きっと陣内は、松村アナをナメているのだろう。その原因は、松村アナに、「好きな女子アナランキング」に入るような実績がないからではないだろうか。
陣内は『ダウンタウンDX』で、「結婚はちゃんと考えている」としつつも、「タイミングがわからない」と、どこか煮え切らない発言をしていた。ナメられた関係での結婚は、個人的にはおすすめしたくないと思っていたが、『ボクらの時代』(フジテレビ系)において、松村アナが結婚を“妥協”と考えているのが、バレたように思う。フリーアナウンサー・田中みな実、上田まりえとの鼎談にのぞんだ松村アナは、プライベートについて「明日にでもママになりたい」など、結婚や出産願望を語った一方、仕事については、フリーにならない理由を「厳しい世界だから」とし、「後輩たちが帯の仕事とか、やりたい仕事を勝ち取っていく」「スポーツは後輩がやってるけど、私は『スポーツやバラエティ番組がやりたい』と言い続けている」と、後輩に追い抜かれる現状を語っていた。仕事がうまくいかないと、結婚に逃げようとする女性がいるが、松村アナも同じ考えで、積極的に妥協をしているのではないだろうか。
【総論】
女子アナの恋愛や不倫のややこしいところは、ペナルティーがケースバイケースなところである。例えば、不倫が露見しても、青木裕子や安藤優子は番組を降りなかったが、山本モナは降板に追い込まれた。ジャニーズとの恋愛なら、日本テレビ・水卜麻美アナが関ジャニ∞・横山裕と経験しているものの、特におとがめはない。フリーと正社員の違いや芸能界特有の力学もあるだろうが、結局、数字を持っている女子アナ、交際(不倫)相手がビッグネームな女子アナは切られにくいということではないだろうか。
だとしたら、田中アナは落ち込むことはない。テレビ朝日の先輩、徳永有美アナはかつてウッチャンナンチャン・内村光良と不倫が発覚し、バッシングを浴びて退社に追い込まれたが、内村の再ブレークもあって、来年1月AbemaTVに復帰することが決まった。加藤とは別の大物のオトコをつかまえるのが、復帰への第一歩である。
伊藤アナは、どうしても結婚したいのであれば、プロ彼女の代表格であるロンドンブーツ1号2号・田村淳の妻にもとに日参して、教えを乞うことを勧める。
松村アナは、仕事で結果を出すことが脱・ナメられにつながる。バラエティやスポーツ番組をずっとやりたいと言い続けて芽が出ないのであれば、違う分野に挑戦する方が賢明だろう。もしくは陣内利権を使って、『バイキング』(フジテレビ系)あたりに無理やり入れてもらうくらいのしたたかさを発揮してほしい。
なぜなら、「地獄の沙汰も金次第」という諺があるが、女子アナの場合、「地獄の沙汰も人気次第」なのだから。
仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、最新刊は『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
ブログ「もさ子の女たるもの」