シリアスなトーンと泉ピン子の『渡鬼』感が同居する、『天誅 闇の仕置人』の殺伐感

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『天誅 闇の仕置人』(フジテレビ系)公式サイトより

 どう評価していいのか戸惑う、圧倒的に変な作品だった。それがフジテレビの金曜午後8時に放送されていた『天誅 闇の仕置人』に対する一貫した印象だ。

 時は戦国時代。女忍者のサナ(小野ゆり子)は、任務の最中、大爆発に巻き込まれる。気がつくとそこは現代。気を失って倒れていたところを村田正子(泉ピン子)に助けられる。事態を飲み込めないサナは、現代での暮らしに戸惑うものの、正子の温情に触れて主従関係を交わし、一緒に暮らすようになる。そしてサナは困っている人たちを助けるため、正子の命を受けて悪党たちに戦いを挑むことになる。