募集停止は『たまたま女子大だった』と考えるべき…数多の “危険”な大学たち

 女子大学が苦境に立たされている。2023年3月22日、東京都多摩市の恵泉女学園大学が24年度以降の入学者の募集停止を発表。4月17日には神戸海星女子学院大学も学生募集を停止すると発表した。その背景には、加速度的に進む少子化、さらに共学志向から女子大を志望する学生の母数自体が減少していることがあるとされる。

 恵泉女学園大学が募集停止にあたって出した声明が象徴的だ。

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「東京科学大学」新大学名で思い出される伝説の珍事「日本科学大学事件」とは

 日本を代表する名門大学2校が統合することになり、新大学名が決定。ところが、その名称が波紋を呼んでいる。

 統合が決まっているのは、東京工業大学と東京医科歯科大学の2校。かたや理工系国立大学の雄、かたや国立医歯系大学の最高峰と、互いに統合相手としては申し分のない相手だが、問題は名称だ。

 統合に際して歴史ある大学名が消えるのは仕方ないが、2024年に設立予定とし…

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「円安」は受験業界にも影響大 留学費用が大幅UPで語学、国際系学部離れの傾向も?

 止まる気配がない、円安。アメリカの中間選挙で共和党が勝てば円安は一段落するという見通しもあるが、年初に1ドル100円台半ばだったレートは現在140円台後半で推移しており、日本中が大きなダメージを受けている。

 資源、資材、食糧など円安の影響は多岐にわたるが、ダイレクトに影響を受けているのが留学生たち。円が急落したことで、留学生たちの懐は火の車だ。

「コロナ禍で約…

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箱根駅伝に「MARCH」が勢揃い 立教大学の走りが受験戦争の勢力図を変える?

 お正月を大いに盛り上げる箱根駅伝に来年、久々の大学が帰ってくる。

 15日に行われた予選会で立教大学が6位に入り、55年ぶりの本戦出場が決定。受験校選びで並ぶ「MARCH(明治・青山学院・立教・中央・明治)」が、半世紀以上ぶりに揃うことになった。

「立教は戦後、強豪校として鳴らし、1957年の大会では総合3位に入りましたが、1968年大会を最後に出場がストップ。…

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デジタルハリウッド大学が有名校おさえて大学発ベンチャーで存在感発揮

 新型コロナウイルスが感染拡大を続け、多くの企業が影響を受ける中、20年度の大学ベンチャー企業数は過去最高の伸びを示した。経済産業省が5月17日の発表した「令和3年度大学発ベンチャー実態等調査」で明らかになった。
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ジリ貧日本を救うか? 大学の大型研究が増加中 東大、京大、阪大などで研究費も増額

 民間企業から大学への受入額が1000万円を超える大型共同研究の2019年度の件数が、前年度比17.6%増加し1451件に上ったことが、9月2日に文部科学省、経済産業省、日本経済団体連合会が公表した「産学官共同研究におけるマッチング促進のための大学ファクトブック」で明らかになった。

 政府は、「2025年までに大学・研究開発法人等に対する企業の投資額を2014年の3倍にする」目…

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”八王子のマチュピチュ”中央大学「1限の開始時間繰り上げ」で最寄駅が地獄絵図に……

 東京・八王子市にある中央大学が、今年度から1コマの授業時間を90分から100分にし、1限の開始時間を20分早め、9時スタートにしたが、これに学生たちから不満の声が上がっている。

 前期の授業開始日となった10日の朝8時すぎ、多摩モノレール多摩センター駅と高幡不動駅では入場制限がかかり、学生たちであふれ返った。ただでさえ車両の少ない多摩モノレールだが、近隣の明星大学や帝京大学と1限開始時間がかぶったため、このような状況に陥ってしまったようだ。

 Twitterでは「#もとの時間割に戻せ中央大学」がトレンド入りし、「あんなマチュピチュにたどり着けるのモノレールか徒歩かバスなんだから時間割ぐらい余裕持たせてくれよ」「なんでわざわざ変えてまで周りと被せるんだよ」「学生運動もネットで行う時代か 」「地獄……」といった嘆きの声が噴出している。

「中大は僻地にあって、最寄り駅は多摩モノレールの中央大学・明星大学駅か、京王線の“多摩動”こと多摩動物公園駅。モノレールは運賃が高いため、多摩動を利用する学生が多いんですが、そこからは山道を20分弱登らなければならない。開始時間が早まったことで多摩動からモノレールに変えた人も多いようですが、こんなに混雑するなんて……。これでは1限の単位を落とすのも時間の問題。どうにかしてほしいです」(現役学生)

 多摩モノレールによると、もともと8:00~9:00の高幡不動駅~中央大学・明星大学駅区間の混雑率は120%で、今回の“改悪”によって、今後、さらにアップするものとみられる。

 学生たちからは非難轟々の新時間割だが、ここには大学側の事情もあるようだ。

「ここ数年、1コマ90分15回授業から100分14回授業に変更する大学が増えています。明治大学や立教大学に加え、今年度から上智大学や法政大学も導入を始めました。この背景のひとつに挙げられるのがハッピーマンデー対策で、祝日は授業を行わないのが通常ですが、15週確保のためには、どうしても祝日の月曜日に授業を実施せざるを得ない状況となっている。今回の変更で中大 では7限が廃止されましたが、もし1限が9時20分スタートのままだったら、6限の終了は21時近くになってしまう。大学としても、致し方なく、といったところでしょうが、このあたりは大学が密集しているわりに交通の便が悪いので、もう少し他大学と調整するべきだったのでは?」(大学関係者)

 首都圏の私立大学では都心回帰の動きが強まっており、交通の便がいい23区内にキャンパスを移すことで、少子化のなか、少しでも学生を集めようと躍起になっている。中央大学でも2023年に法学部を文京区に移転させることが決まっているが、ほかの学部も早急に対策を講じないと、学生離れが加速するかも!?