
『キネマ旬報 』2007年 4/1号(キネ
マ旬報社)
編集M 3月8日に行われた日本アカデミー賞授賞式で、樹木希林が「全身がんなので、来年の仕事の約束ができないんですよ」と衝撃のスピーチをしたことがマスコミで話題となっているね。
しいちゃん 樹木希林は、2004年に乳がんが発覚して以来がんと闘っているのよね。05年に右乳房を切除、07年に再発、リンパ、骨、副腎など全身13カ所にがんが転移し、3カ月に1回程度、鹿児島県にある「UASオンコロジーセンター」で放射線治療を行っているの。昨年9月、樹木は「女性セブン」(小学館)のインタビューで、「がんで死ぬっていちばんいいんです。死ぬまでの準備ができるじゃないですか」と語ってる。すでに亡くなった後のことを娘婿の本木雅弘に託していて、「遺影は映画『東京タワー』の時のものを使う」「棺の中には物を入れないでほしい」「葬儀に来てほしい人も指定したい」「死んだ後は、あんまり思い出してくれなくていい」といった内容の遺書を書いて、本を処分するなど死の準備を整えているそう。樹木希林らしいかっこいい生き方だわ……。