吉田豪が紗倉まなの本質に迫る2万字インタビュー。あぶり出される“愛想笑いの深い闇”

 トップAV女優として第一線を走りつつ、映画にラジオ、執筆活動と、多方面にて才能を遺憾なく発揮している紗倉まな。“AV女優”という男性をターゲットにした職業でありながら、女性ファンも多いという稀有な存在です。一体、紗倉まなの何か多くの女性を魅了するのでしょうか。

 その答えを探るべく、紗倉まなの素顔を紐解いたスタイルブック『MANA』(小社刊)。紗倉まなの私服&下着スナップ&ヘアメイク解説や、ファンの間で話題を呼んだ直筆絵画、芸人・ケンドーコバヤシとの「僕たちのめんどくささを確かめ合う」対談や、プロインタビュアー吉田豪が“紗倉まな”の本質に迫るロングインタビューなど盛りだくさんの構成に、カメラマン・米原康正&佐野方美が本書のために録り下ろした全47ページにも及ぶグラビアなど……まだ知られていない、新しい紗倉まなの魅力が詰まった一冊です。

 その中から、吉田豪によるインタビューをほんの少しだけご紹介します。本人いわく「ここまで心をほじくり出したのも初めて」「あまりにも取り繕っていないので、心して読んでもらえたらありがたいです^ – ^」とのこと。

■ケンドーコバヤシ対談はこちら
【ケンドーコバヤシ×紗倉まな・気持ち悪さの共鳴対談!「まなちゃんが男に生まれてたら、高円寺あたりに住む売れないバンドマン」】

――デビュー直後くらいから、ずっと追わせてもらってますけど、最初に写真で見たイメージだとか高専出身だとかの情報で抱いたイメージと、あとからインタビューとか読んで見えてくる中身が全然違ったことに驚いたんですよ。

紗倉 それは、私の“のんべえ説”とかそういうグダグダなところが垣間見えちゃって?

――そっち?(笑) いや、もっと明るい人だと思ったってことですね。

紗倉 ああ……(溜息)。わりと、初めて会う人に「……こういう感じなんですね」って言われることがあって、それがいい意味なのか悪い意味なのかすごい気になって。

――答え合わせしたくなりますね。

紗倉 そうそう、それで「どういう意味ですか!?」って食い気味に聞くとみんなドン引きして帰っちゃうんで、なるべく聞かないようにしてます。

――そういうところがネガティブだと思われるんだ、ってことで?

紗倉 そうですそうです。なんかちょっと……この子って……(引)みたいな。

――「気にする人」ですよね?

紗倉 「気にする人」。いやでも、昔はすごい、他人にどう見られるか気にしてたんですけど、最近はどうでも良くなってきて。なんか飽きちゃって。

――気にすることに飽きちゃった?

紗倉 気にすることに。デビューしてすぐくらいの時期は、すごく陽の気を持ってる女性マネージャー(Oさん)がずっとついてくれてて。彼女がラテン系っていうかパリピみたいな人なので、だんだん影響されてきました。

――「悩んでてもしょうがないよ~」みたいな?

紗倉 そうです。だから根暗要素が薄くなってたんですよ、一時期。けど、その後、マネージャーがいろいろ入れ替わったりとかしてて、Oさんと一緒にいる時間が少なくなって……そうするとまたちょっと暗くなって、性格が。で、また最近、Oさんが現場に来てくれて一緒にいる時間が増えて、心持ちが明るくなってきたというか。

――周囲から受ける影響がめちゃくちゃ大きい人なんですね。

紗倉 いや、すごい影響されます。

――そのマネージャーさんの名前よく出してますけど、それだけ紗倉さんにとって存在が大きいんだろうなって。

紗倉 そうですね。何かと言えばOさん、みたいな。

――紗倉さん自身は、基本は暗い人なんですか?

紗倉 私、基本的にはそうですね。特に数年前まではめちゃ暗かったなと思います。

――それはもう、こういう仕事を始める前から?

紗倉 そうですね。このお仕事を始める前が一番暗かったと思います。やっぱりいろんな人と出会う機会が増えたので、悩みを共有できたりだとか、あと意外と気にすることでもないんだなとわかってきて、ちょっとずつ、多分ですけど、変わってきた部分もあるのかなって。

――子供の頃から、他人にどう思われるか常に気にしてたんですか?

紗倉 子供の時は何も考えてなかった。親から「火事があってもあんたはひとり逃げ遅れそう」と言われたことがありますね。トロいし、のんびりしすぎてて。今よりもっと喋り方もペース遅かったし、人の話を聞くときも言われたことを口ポカンとあけて「そうなんだ~そうなんだ~」って聞くだけみたいな感じで。悩むっていうよりは本当に何も考えてない感じでした。

「何言ってるかわかんないし、なんかもう人と話したくないっていうか」

――「会話が苦手だ」って、前にどこかのインタビューで言ってたじゃないですか。耳が悪いのと、相手が何を言ってるのか理解するのが不得意だとか。

紗倉 あ、そうなんですよ。未だにそうで、複数人で集まって話してると言葉の意図を汲みとれなかったり。大勢いる場所ではいつも、何の話なのかよくわからなくなってますね。で、一緒に会話に打ち解けられればきっとすごい楽しいことなのに、打ち解けられないから楽しくなくなっちゃって、話すの嫌だなと思って。あと、実際すごい耳が悪くて。

――それは病のレベルくらいの?

紗倉 うーん、診断されたことないんですよ。今、豪さんと話してるくらいの、これくらいの至近距離で会話するなら大丈夫なんですけど、ちょっと離れた距離から声をかけられるとほんとに2~3回は『えっ?』って聞き返さないと何を言われたかわからない。でも、何度も聞き直すのは相手に失礼じゃないですか。それで、つい『あ、うんうん』みたいな生返事をしちゃう。だからなんかもう、人と話すこと自体めんどくさいのでコミュ障ということでやりすごしています。

――聞き返したら多分、気を悪くする人もいるでしょうからね。

紗倉 いますよね。

――なんとなく理解したふりして、やり過ごす?

紗倉 そうなんです。あと、正確に聞き取れないから、冗談を寒くしちゃうんですよね。誰かがその場の流れで「~~なーんちゃって」って冗談で話したことを、私は聞こえなくて「えっ?」って聞き直しちゃうから、「……いや、今のはこういう意味だよ」と説明させちゃってみんな興ざめ……みたいな。

――最悪ですよね、それ(笑)。

紗倉 そうなんですよ、必殺ギャグ潰し。ちょっと“空気崩し”をしすぎちゃってて。でも最近は、みんなが楽しそうだったらよくわかんなくても一緒に笑っちゃうみたいな。それでいて「まなちゃん言ってることわかる?」とツッコまれたら「わかんないです(笑)」って言えるようになったんですけどね。

――それがわかってくれてる人たちの中なら、なんとかなります?

紗倉 なりますね。それに、なんか自分が中心になって話したりとかは、別にしなくていいや。

――それだと学生生活は、大変じゃなかったですか?

紗倉 大変でしたね。でも、高専の時はまだ一個一個の試験や課題があって勉強しなきゃいけなかったんで、ひとりで作業する時間があったから良かった。別に勉強してればいいやみたいな感じで。ただ、チームで実験とかしないといけない時間はすごく嫌いで、話せないし、みんなが冗談を言っててもよくわかんなくて、なんとなくやりすごしてきた感じでした。

――よく高専を進学先に選びましたよね。それこそチームで色々やらなきゃいけない世界じゃないですか。

紗倉 ほんとですよね。何も考えてなかったんですよ。コンクリートを作るの楽しそうだなぁとか、寮に住めるから親元から離れられるし、いいなぁ、息抜きできそう! ってだけで入っちゃって。入ったらみんな個性的でしたよ。パソコンを組み立ててる子もいるし、ゲームを作ってる子もいるし、すげーヤンキーもいるし。まあ全然打ち解けられる人はいないんですけど(笑)。

――高専出身っていうと、まずヤンキーってイメージありますよ。

紗倉 そうなんですか。ヤンキーの子って、でもやっぱり留年していきますね。1年生の時はヤンキーがクラスを荒らしてたけど、そのまま留年しちゃうから2年、3年になるとクラスが平和になっていった(笑)。

「実際その収録現場にいた私は、全然笑うところとかわかんなかったんですよ」

――こういう仕事をしていると、耳が聞こえにくいとか、人の話してることを理解しにくいとかがマイナスになることも多々あったんじゃないですか?

紗倉 ありますね。バラエティとかイベントのお仕事だと特に……やっちまったなって思う失敗は今までいっぱいあって。でも、「あの時、全然聞き取れなかったし理解できなかった」って私が落ち込んでた仕事でも、周りのスタッフに聞くと「え、何で? 上手く話せてたよ」って言われたりして。気を遣ってくれてるのかもしれないけど、どうやら自分で認識してた自分と周りが見ている自分って全然違うんだなってだんだん思うようになって、少しずつ安心できるようになりましたね。ただ、ラジオとかバラエティ番組とかで自分にトークを振られた時に、ちゃんと上手く機転をきかせてコメントする能力は未だになさすぎる。昔からテレビを全然見なかったしラジオも聞かなかったんで、笑いのお約束みたいな知識もなかったし、雑学も全然知らない。何も言えることがないみたいな。そういうのはすごくコンプレックスっていうか、どうにかしなきゃと……。

――オンエアでみんなが盛り上がって笑いが起こってるシーンを見ても、意味がわかんないことが多々あるわけですか?

紗倉 それが不思議なんですけど、テレビって普通に画面で見ると面白い部分だけ編集されてて、絶対誰が見てもわかるようになってるし、ちゃんとコメントがワイプ越しに出てたりとか……。

――親切に説明してくれますもんね、テレビは。

紗倉 説明もしてくれたり、文字とかもちゃんとテロップとして起こされてるじゃないですか! だから、後から見ると理解できるんですよ。編集ってすごい。だって同じ内容なのに、実際その収録現場にいた私は、全然笑うところとかわかんなかったんですよ。何が面白いんだろみたいな。でも、後から編集された番組をオンエアで見ると、うわ~こんな面白かったんだ、ってわかる。説明されて、あ、超面白いみたいな。あの時くそつまんねーって思ってたのにやばいな、ってことはありました。

――いや、紗倉さん……この仕事、超大変じゃないですか!

紗倉 ほんと嫌ですね。出たばかりの頃は愛想笑いで生きてく感じでした。みんな笑ってるから笑う、でもワンテンポ遅れてる、みたいな。

――空気を読む能力は高まりそうですけどね。

紗倉 どうなんですかね。AV出るだけじゃなくていろんな仕事をやらせてもらってるんですよね、イベントでずっとトークしてたりとか。あれもいつも思うんですけど、私は表に立って何か表現するの、ほんっと苦手だなと。楽しいんですけど、イベントが始まる直前には無茶苦茶「あああ~↓↓↓」ってなるんですよ。

――プレッシャー?

紗倉 プレッシャーていうか、「はー、絶対に面白いこと話せる気しない」みたいな。実際にイベントが始まったら楽しくて言葉も湧き出てくるんですけど、始まる前のあの絶望感がいつもすごくて。一言も喋れないかも、みたいな。

――なんか異常に自分に自信ない人ですね。

紗倉 そうなんです。自信……。

――この仕事を始めたのもコンプレックス由来で……みたいな発言も読んだことがあって。

紗倉 そうですね。コンプレックスだけで生きてきたようなところが……。

 自身のコンプレックスやmessy連載でもたびたび話題となる「激しい嫉妬心」の根源、両親との関係、AV女優という女の世界ゆえの戦いなど、紗倉まながもがき続けている苦悩や葛藤があぶり出されていきます。数多の“奇妙な人”をインタビューしてきた吉田豪に「わかりやすく病んでるじゃないですか」と言わせた紗倉まなの心情とは……。ぜひ『MANA』にてお楽しみください。

■『MANA』の詳細はこちら☆
【AV女優・紗倉まなのサイン会開催決定! 彼女はなぜ女性人気が高くて、どうしてそんなに頑張れるのか】

吉田豪が紗倉まなの本質に迫る2万字インタビュー。あぶり出される“愛想笑いの深い闇”

 トップAV女優として第一線を走りつつ、映画にラジオ、執筆活動と、多方面にて才能を遺憾なく発揮している紗倉まな。“AV女優”という男性をターゲットにした職業でありながら、女性ファンも多いという稀有な存在です。一体、紗倉まなの何か多くの女性を魅了するのでしょうか。

 その答えを探るべく、紗倉まなの素顔を紐解いたスタイルブック『MANA』(小社刊)。紗倉まなの私服&下着スナップ&ヘアメイク解説や、ファンの間で話題を呼んだ直筆絵画、芸人・ケンドーコバヤシとの「僕たちのめんどくささを確かめ合う」対談や、プロインタビュアー吉田豪が“紗倉まな”の本質に迫るロングインタビューなど盛りだくさんの構成に、カメラマン・米原康正&佐野方美が本書のために録り下ろした全47ページにも及ぶグラビアなど……まだ知られていない、新しい紗倉まなの魅力が詰まった一冊です。

 その中から、吉田豪によるインタビューをほんの少しだけご紹介します。本人いわく「ここまで心をほじくり出したのも初めて」「あまりにも取り繕っていないので、心して読んでもらえたらありがたいです^ – ^」とのこと。

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――デビュー直後くらいから、ずっと追わせてもらってますけど、最初に写真で見たイメージだとか高専出身だとかの情報で抱いたイメージと、あとからインタビューとか読んで見えてくる中身が全然違ったことに驚いたんですよ。

紗倉 それは、私の“のんべえ説”とかそういうグダグダなところが垣間見えちゃって?

――そっち?(笑) いや、もっと明るい人だと思ったってことですね。

紗倉 ああ……(溜息)。わりと、初めて会う人に「……こういう感じなんですね」って言われることがあって、それがいい意味なのか悪い意味なのかすごい気になって。

――答え合わせしたくなりますね。

紗倉 そうそう、それで「どういう意味ですか!?」って食い気味に聞くとみんなドン引きして帰っちゃうんで、なるべく聞かないようにしてます。

――そういうところがネガティブだと思われるんだ、ってことで?

紗倉 そうですそうです。なんかちょっと……この子って……(引)みたいな。

――「気にする人」ですよね?

紗倉 「気にする人」。いやでも、昔はすごい、他人にどう見られるか気にしてたんですけど、最近はどうでも良くなってきて。なんか飽きちゃって。

――気にすることに飽きちゃった?

紗倉 気にすることに。デビューしてすぐくらいの時期は、すごく陽の気を持ってる女性マネージャー(Oさん)がずっとついてくれてて。彼女がラテン系っていうかパリピみたいな人なので、だんだん影響されてきました。

――「悩んでてもしょうがないよ~」みたいな?

紗倉 そうです。だから根暗要素が薄くなってたんですよ、一時期。けど、その後、マネージャーがいろいろ入れ替わったりとかしてて、Oさんと一緒にいる時間が少なくなって……そうするとまたちょっと暗くなって、性格が。で、また最近、Oさんが現場に来てくれて一緒にいる時間が増えて、心持ちが明るくなってきたというか。

――周囲から受ける影響がめちゃくちゃ大きい人なんですね。

紗倉 いや、すごい影響されます。

――そのマネージャーさんの名前よく出してますけど、それだけ紗倉さんにとって存在が大きいんだろうなって。

紗倉 そうですね。何かと言えばOさん、みたいな。

――紗倉さん自身は、基本は暗い人なんですか?

紗倉 私、基本的にはそうですね。特に数年前まではめちゃ暗かったなと思います。

――それはもう、こういう仕事を始める前から?

紗倉 そうですね。このお仕事を始める前が一番暗かったと思います。やっぱりいろんな人と出会う機会が増えたので、悩みを共有できたりだとか、あと意外と気にすることでもないんだなとわかってきて、ちょっとずつ、多分ですけど、変わってきた部分もあるのかなって。

――子供の頃から、他人にどう思われるか常に気にしてたんですか?

紗倉 子供の時は何も考えてなかった。親から「火事があってもあんたはひとり逃げ遅れそう」と言われたことがありますね。トロいし、のんびりしすぎてて。今よりもっと喋り方もペース遅かったし、人の話を聞くときも言われたことを口ポカンとあけて「そうなんだ~そうなんだ~」って聞くだけみたいな感じで。悩むっていうよりは本当に何も考えてない感じでした。

「何言ってるかわかんないし、なんかもう人と話したくないっていうか」

――「会話が苦手だ」って、前にどこかのインタビューで言ってたじゃないですか。耳が悪いのと、相手が何を言ってるのか理解するのが不得意だとか。

紗倉 あ、そうなんですよ。未だにそうで、複数人で集まって話してると言葉の意図を汲みとれなかったり。大勢いる場所ではいつも、何の話なのかよくわからなくなってますね。で、一緒に会話に打ち解けられればきっとすごい楽しいことなのに、打ち解けられないから楽しくなくなっちゃって、話すの嫌だなと思って。あと、実際すごい耳が悪くて。

――それは病のレベルくらいの?

紗倉 うーん、診断されたことないんですよ。今、豪さんと話してるくらいの、これくらいの至近距離で会話するなら大丈夫なんですけど、ちょっと離れた距離から声をかけられるとほんとに2~3回は『えっ?』って聞き返さないと何を言われたかわからない。でも、何度も聞き直すのは相手に失礼じゃないですか。それで、つい『あ、うんうん』みたいな生返事をしちゃう。だからなんかもう、人と話すこと自体めんどくさいのでコミュ障ということでやりすごしています。

――聞き返したら多分、気を悪くする人もいるでしょうからね。

紗倉 いますよね。

――なんとなく理解したふりして、やり過ごす?

紗倉 そうなんです。あと、正確に聞き取れないから、冗談を寒くしちゃうんですよね。誰かがその場の流れで「~~なーんちゃって」って冗談で話したことを、私は聞こえなくて「えっ?」って聞き直しちゃうから、「……いや、今のはこういう意味だよ」と説明させちゃってみんな興ざめ……みたいな。

――最悪ですよね、それ(笑)。

紗倉 そうなんですよ、必殺ギャグ潰し。ちょっと“空気崩し”をしすぎちゃってて。でも最近は、みんなが楽しそうだったらよくわかんなくても一緒に笑っちゃうみたいな。それでいて「まなちゃん言ってることわかる?」とツッコまれたら「わかんないです(笑)」って言えるようになったんですけどね。

――それがわかってくれてる人たちの中なら、なんとかなります?

紗倉 なりますね。それに、なんか自分が中心になって話したりとかは、別にしなくていいや。

――それだと学生生活は、大変じゃなかったですか?

紗倉 大変でしたね。でも、高専の時はまだ一個一個の試験や課題があって勉強しなきゃいけなかったんで、ひとりで作業する時間があったから良かった。別に勉強してればいいやみたいな感じで。ただ、チームで実験とかしないといけない時間はすごく嫌いで、話せないし、みんなが冗談を言っててもよくわかんなくて、なんとなくやりすごしてきた感じでした。

――よく高専を進学先に選びましたよね。それこそチームで色々やらなきゃいけない世界じゃないですか。

紗倉 ほんとですよね。何も考えてなかったんですよ。コンクリートを作るの楽しそうだなぁとか、寮に住めるから親元から離れられるし、いいなぁ、息抜きできそう! ってだけで入っちゃって。入ったらみんな個性的でしたよ。パソコンを組み立ててる子もいるし、ゲームを作ってる子もいるし、すげーヤンキーもいるし。まあ全然打ち解けられる人はいないんですけど(笑)。

――高専出身っていうと、まずヤンキーってイメージありますよ。

紗倉 そうなんですか。ヤンキーの子って、でもやっぱり留年していきますね。1年生の時はヤンキーがクラスを荒らしてたけど、そのまま留年しちゃうから2年、3年になるとクラスが平和になっていった(笑)。

「実際その収録現場にいた私は、全然笑うところとかわかんなかったんですよ」

――こういう仕事をしていると、耳が聞こえにくいとか、人の話してることを理解しにくいとかがマイナスになることも多々あったんじゃないですか?

紗倉 ありますね。バラエティとかイベントのお仕事だと特に……やっちまったなって思う失敗は今までいっぱいあって。でも、「あの時、全然聞き取れなかったし理解できなかった」って私が落ち込んでた仕事でも、周りのスタッフに聞くと「え、何で? 上手く話せてたよ」って言われたりして。気を遣ってくれてるのかもしれないけど、どうやら自分で認識してた自分と周りが見ている自分って全然違うんだなってだんだん思うようになって、少しずつ安心できるようになりましたね。ただ、ラジオとかバラエティ番組とかで自分にトークを振られた時に、ちゃんと上手く機転をきかせてコメントする能力は未だになさすぎる。昔からテレビを全然見なかったしラジオも聞かなかったんで、笑いのお約束みたいな知識もなかったし、雑学も全然知らない。何も言えることがないみたいな。そういうのはすごくコンプレックスっていうか、どうにかしなきゃと……。

――オンエアでみんなが盛り上がって笑いが起こってるシーンを見ても、意味がわかんないことが多々あるわけですか?

紗倉 それが不思議なんですけど、テレビって普通に画面で見ると面白い部分だけ編集されてて、絶対誰が見てもわかるようになってるし、ちゃんとコメントがワイプ越しに出てたりとか……。

――親切に説明してくれますもんね、テレビは。

紗倉 説明もしてくれたり、文字とかもちゃんとテロップとして起こされてるじゃないですか! だから、後から見ると理解できるんですよ。編集ってすごい。だって同じ内容なのに、実際その収録現場にいた私は、全然笑うところとかわかんなかったんですよ。何が面白いんだろみたいな。でも、後から編集された番組をオンエアで見ると、うわ~こんな面白かったんだ、ってわかる。説明されて、あ、超面白いみたいな。あの時くそつまんねーって思ってたのにやばいな、ってことはありました。

――いや、紗倉さん……この仕事、超大変じゃないですか!

紗倉 ほんと嫌ですね。出たばかりの頃は愛想笑いで生きてく感じでした。みんな笑ってるから笑う、でもワンテンポ遅れてる、みたいな。

――空気を読む能力は高まりそうですけどね。

紗倉 どうなんですかね。AV出るだけじゃなくていろんな仕事をやらせてもらってるんですよね、イベントでずっとトークしてたりとか。あれもいつも思うんですけど、私は表に立って何か表現するの、ほんっと苦手だなと。楽しいんですけど、イベントが始まる直前には無茶苦茶「あああ~↓↓↓」ってなるんですよ。

――プレッシャー?

紗倉 プレッシャーていうか、「はー、絶対に面白いこと話せる気しない」みたいな。実際にイベントが始まったら楽しくて言葉も湧き出てくるんですけど、始まる前のあの絶望感がいつもすごくて。一言も喋れないかも、みたいな。

――なんか異常に自分に自信ない人ですね。

紗倉 そうなんです。自信……。

――この仕事を始めたのもコンプレックス由来で……みたいな発言も読んだことがあって。

紗倉 そうですね。コンプレックスだけで生きてきたようなところが……。

 自身のコンプレックスやmessy連載でもたびたび話題となる「激しい嫉妬心」の根源、両親との関係、AV女優という女の世界ゆえの戦いなど、紗倉まながもがき続けている苦悩や葛藤があぶり出されていきます。数多の“奇妙な人”をインタビューしてきた吉田豪に「わかりやすく病んでるじゃないですか」と言わせた紗倉まなの心情とは……。ぜひ『MANA』にてお楽しみください。

■『MANA』の詳細はこちら☆
【AV女優・紗倉まなのサイン会開催決定! 彼女はなぜ女性人気が高くて、どうしてそんなに頑張れるのか】

ケンドーコバヤシ×紗倉まな・気持ち悪さの共鳴対談!「まなちゃんが男に生まれてたら、高円寺あたりに住む売れないバンドマン」

 トップAV女優として第一線を走りつつ、映画にラジオ、執筆活動と、多方面にて才能を遺憾なく発揮している紗倉まな。“AV女優”という男性をターゲットにした職業でありながら、女性ファンも多いという稀有な存在です。一体、紗倉まなの何か多くの女性を魅了するのでしょうか。

 その答えを探るべく、紗倉まなの素顔を紐解いたスタイルブック『MANA』(小社刊)。紗倉まなの私服&下着スナップ&ヘアメイク解説や、ファンの間で話題を呼んだ直筆絵画、芸人・ケンドーコバヤシとの「僕たちのめんどくささを確かめ合う」対談や、プロインタビュアー吉田豪が“紗倉まな”の本質に迫るロングインタビューなど盛りだくさんの構成に、カメラマン・米原康正&佐野方美が本書のために録り下ろした全47ページにも及ぶグラビアなど……まだ知られていない、新しい紗倉まなの魅力が詰まった一冊です。

 その中から、ラジオ番組で長く共演し、旧知の仲である芸人・ケンドーコバヤシとの対談をほんの少しだけ、ご紹介します。紗倉まなから見たケンコバさんは「頼れる大先輩兄貴」ですが、ケンコバさんから見た紗倉まなは「えらくめんどくさい女」だったそうで……。

ケンコバ 会うの、2週間ぶりくらい?

紗倉 すごい会う頻度が高くなってきましたね。

ケンコバ まだ会いたくなかったんだけどね、俺は。

紗倉 えっ、なんでですか!?

ケンコバ 個人的な問題。

紗倉 ???

ケンコバ このあいだ、仕事の都合でヒゲ剃ったって言ったやん? 3日前くらいか、その仕事が終わって、やっと今ヒゲを伸ばし始めてるんやけど、まだやっぱちょっと、自分では人前に出るコンディションじゃないというか。

紗倉 (笑)そうか、気にされてましたもんね。

ケンコバ 気にしてる。ちゃんとヒゲ生えてから会いたいのよ。

紗倉 よっほどヒゲに対しての思い入れが強いんですね。

ケンコバ いや、思い入れないねん、別に。ポリシーもないし思い入れもないんやけど、ただ単にヒゲない顔がホンマに「カリ無しペニス顔」なのよ。

紗倉 カリのない亀頭って! めっちゃ名言。

ケンコバ ほんまそういう顔してるやろ?

紗倉 いや~、でも、無くても幼い感じで可愛いですけどね。

ケンコバ そんなことない。俺、世の中で唯一って言われてるのよ、「ヒゲある方が幼くなる男」。ヒゲ生やした方が可愛い顔になるという、変わった人なのよ。

紗倉 ヒゲがチャームポイントみたいな。

ケンコバ 可愛く思われたいっていうのが、どうしてもあるから。

紗倉 カッコいいより可愛いって言われたいんですもんね、コバさんは。私も実はヒゲ生えるんですけど。

ケンコバ まなちゃんのヒゲなんて、産毛でしょ? 午前中の太陽光線浴びたら金色に光るやつでしょ?

紗倉 ふふふふふ、光るかな?

ケンコバ 俺は午前中の女子の顔見るの好きやったけどね、学生時代。午前中ってまだ太陽に角度あるやんか、横打ちの太陽。だから女の子の顔が金色に光っているのよ。それを見て俺はいつも笑ってたね。

紗倉 そこ見てる人、多分コバさんくらいしかいない(笑)。

ケンコバ そう、「何で笑ってんの?」ってみんな。通信簿には「いつも笑っている子でいいですね」って書いてもらってたよ。

紗倉 何でも笑いを見出せるのは、コバさんの素晴らしいところ。コバさんの青春時代ってなんか濃そうですよね。私なんか特に何も気にせず生きてきたから、コバさんと話してると「そんなところ気にしてる人いるんだー」ってビックリしますもん、毎回。

ケンコバ 確かに、人より気にしぃかもしれんね。まなちゃんは最近、気になる人とかおらんの? 公私関係なく。

紗倉 最近、マネージャーをすごい見ちゃうんですけど。この業界のマネージャーさんてすぐ辞める人多いじゃないですか。3日とか1週間で辞める人もいて……それを試すのがすごく好きで。

ケンコバ 試す!?

紗倉 いつ辞めるんだろう、と思って・・・…。

ケンコバ 今でしょ、って?

紗倉 うふふ。それで、最近入ってきた新しいマネージャーがいるんですけど、すっごい変な人で、その人に対しては興味深々でめっちゃ見てます。

ケンコバ 辞めると睨んでんの?

紗倉 辞めると睨んじゃってる。

ケンコバ いつごろやろうな、っていうのを予測立てながら観察してるっていうことやね。わかるわかる、好き好き、俺もそういうの。

紗倉 この人、どこで嫌がるのかなとか、何を考えてるのかなとか。昨日、移動車に乗ってた時に、私が後部座席左側で、助手席にそのマネージャー、もう長く一緒にいるマネージャーが運転してたんですけど、すごい、助手席の椅子がめっちゃ後ろに下がってたんで、「もし良かったら、少し前にいっていただけるとありがたいです」ってお願いしたんです。「わかりました」って椅子が前にいった後、また思いっきりガンって後ろに戻ってきたんですよ。それで、うわぁーやばーいと思って、ちょっとどうしようみたいな、そういう発見を楽しんでます。

ケンコバ イスのあれは、わかるけどね。ロックする場所がわからんというか、うまいことロックできないんよ。前に戻してロックかけたつもりで背もたれに寄りかかると、ロックできてないからまた後ろにガンッて戻るっていう……まあ気まずいやつやね。俺もね、気になる人おって、近所のおばちゃんなんやけど。自主的に近所の掃除をしてるのよ。掃除するってすごいいいことだけど、汚れてもないのにホウキとちり取り持って立ってて、汚れを待ってるみたいな。そのおばちゃんが、道を通る中学生とかにめちゃくちゃイライラしてんねん、見てたらわかるのよ。

紗倉 怖くないですか?

ケンコバ その人が爆発するのを待ってんの。導火線の音はいつも聞こえているから。でも得てして、爆発の瞬間ってのは見られへんねんな。見れたらいいなぁーと思ってるんやけど。

ケンコバ「まなちゃんの第一印象は、高円寺のバンドマン」

――2人の出会いは3年前。ケンコバさんのラジオ番組に、まなちゃんがゲスト出演して「気持ち悪い妄想話」を語ったことにある。

ケンコバ この人はほんまに・・・・ある意味不器用というか。すごく共感できる女の子だなって思った。たとえ敵を増やすことになっても、嫌われることがあっても、何か言いたいことを言っちゃう人なんやろうなぁ、みたいな。他の女優さんたちと大きく違うのは、そこ。まなちゃんには、自分をよく見せることを恥ずかしいと思ってる、荒削りのミュージシャンみたいな印象がある。この子はこのままだったら、大きな損をするかもしれないと心配した覚えはありますね。ちょっと危うい子やなって。

紗倉 私そんなに危うかったですか?

ケンコバ そうよ。これが男の子に生まれてたら、高円寺あたりに住む売れないバンドマンやったんやろうなと思うね。

紗倉 えええ。バンドの担当パートは?

ケンコバ ボーカルで拡声器持って歌うような。

紗倉 待ってください、それ完全にセカオワと被りました。

ケンコバ いやいや結構昔からおるのよ、パンクバンドとかで拡声器振り回すようなの。僕だって本当に、そういう節ありましたからね。調和を嫌うというか、今は調和しか愛さないですけど。

紗倉 だいぶ変わりましたね(笑)。すごい、ラブ&ピース。その尖ってたコバさんを見てみたいなって思う。

ケンコバ 見てみたい? 見ない方がいいと思うよ、ほんまに尖ってたから。目つきも悪かったし。

紗倉 丸くなったキッカケは?

ケンコバ まぁ、仕事がゼロになったからかなぁ。

紗倉 え!? そんな事あったんですか? 信じられないです。尖りすぎたせいで?

ケンコバ 色んな要素はもちろんね、ありましたけど、まぁ、一番は尖ってたからやね。

紗倉 それはどれくらい前の話なんですか?

ケンコバ 20年近く前かな。

紗倉 コバさんが20代の頃ってことですか?

ケンコバ そうそう、20代の時の自分を今見たらもう、怒りしか覚えないね。だから、そんな俺がまなちゃんに共感を覚えてるっていう(笑)。まなちゃんは、20代で仕事失う芸人と似てるってことやね。

紗倉 やばい、やばい、これはちょっとだいぶ改善しないと。

ケンコバ ラジオのレギュラーを一緒にやるようになってからさ、まなちゃんが「チンカス舐め取る」話をして、スタジオがドン引きしたの覚えてる?

紗倉 ああ~覚えてます。私が「溜まったチンカスが好きだ」って話をして。そういうの全然大丈夫な場だと思ってたんですけど、空気が一気に冷たくなったので、あ、失敗したなって。その後リスナーの人からも「あれまじで気持ち悪かったよ」ってすっごい言われて、「わ~過ちー!」って。そういう私にコバさんは……共感?

ケンコバ 共感というか、まなちゃんはものすごくチンカスのことを援護してる節があるけど、あんなもんただの老廃物やからね。老廃物を好きっていうなんて、ダニとかと一緒やから。

紗倉 えーやだー。

ケンコバ でもさ、まなちゃんはガス抜きを見つけて良かったと思ってる。物を書く仕事が増えてるやろ。だいぶガス抜いてんちゃうかなと思って、あれ。

紗倉 そうですね、やっぱり闇深い時とか、何も発散しないと……

ケンコバ そう、ダウンな日はね、ペン持って机に向かってほしいわ、もう。

 この後2人は、恋愛、セックス、結婚、離婚とテーマが深くなるに連れ、面倒臭さを包み隠すことなく赤裸々に打ち明けていきます。お互いを「サイコパス」と呼び合う2人が目指す終着点とは……。ぜひ『MANA』にてお楽しみください。

■『MANA』の詳細はこちら☆
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男の生殖―男が女をセックスに誘って、女が妊娠出産を決断してくれないと、生殖が叶わない。/ジュンペイさんvol.3

家族観インタビューCASE2・ジュンペイさんの第3話です。初回は、「男と女が惹かれあい、告白して付き合って愛し合う」現象がさも自明のこととされ、規範として強制されている社会への違和感について。第2話では、そのヘテロ社会(強制異性愛社会)を破壊し、男性の存在を脅かす装置になり得る無性生殖を、ジュンペイさんが「良いことだ」と前向きに捉えている理由を話してきました。最終話となる本稿では、「産まない」性である男性が、生殖をどう捉えているのか考えます。

「Family? CASE2 セックスをしなくても生殖はできる。レズビアンカップルに精子提供を試みるジュンペイさん」~最終章~(取材日:2013年10月)

▼前編/「“異性”を好きになって当然だ、お前はどの“異性”が好きなのだ」と当然のように問う社会のおかしさ
▼中編/「性愛の結果」ではない生殖は、強制異性愛社会からの解放だ

性の三角形(セックス・ジェンダー・セクシュアリティ)からの解放のその先

――セックスと生殖が切り離されるのを目の当たりにすることで、ジュンペイさんの中でヘテロのセックスが今までの社会的な意味を失う、という話をここまでしてきました。社会的な意味を失い、友愛としてのそれが可能になるかもしれない。言い換えると、それこそが“解放”であり、そうなることで、性愛やセックスに対してさらに別の意味合いが出てくるかもしれないというのがジュンペイさんの見立てでしょうか。

J うん。そうだね。今はあまり元気がなくて、なんか受動的で、性的なことに欲望を燃やせないっていうか、楽しめてないなって思う。それが精子提供という行為によって「生殖」に自分が関われるかもしれないとなった今、少し前向きな感覚になってきたような気がする。だけど、これで解決するような気がするっていうのも確信ではなくて、なんとなくの感覚というか、なんとなく突き動かされてやってるだけだから、そんなに上手く説明とかもできなくて、あとあとになって辻褄が合うとか説明ができればいいなって思ってやってる。でもさぁ、ヒラマツさんは元々あまり恋愛体質じゃないみたいだけど、「生殖」じゃなくて「恋愛」(好きな人を愛すること/愛されること)を生きるモチベーションにする人だっているわけじゃん。恋愛に欲望を燃やしたり生きる意味を見出したりしてる人を、ヒラマツさんはどう見てるの?

――どう見てるって……なんか上からな感じですね(笑)。別に対象が違うだけだな、って思ってます。「愛されたい」とかはよく分からないけれど、「守りたい他者」みたいな存在が生に覇気を与えるというのは非常に意味が分かる。ただ、私は恋人やパートナーがその「大切な、守りたい、寄り添う他者」に当てはまるような経験は今のところなくて、その対象となるのは子供って存在しかイメージできなかったというか。それもさっき話したみたいに、“大きな意味での次世代”の中に、特に自分に責任感や活力をもたらす存在としての“子供”がいたらいいなぁっていう考え。私にとって恋人やパートナーみたいな存在は、生きる原動力としては説得力に欠けるんですよね、今のところ。そもそも、そういう特定の相手を作ろうって気もあまりないわけですし。友人たちがカップルになっていくのを、いつもただ見てるだけって感じ。自分はそっち側に行くことってないんだろうなぁって。自分が「誰かとつがいになりたい」と思えないことに、寂しさみたいな感情はあるんだけど、羨ましいとは思わないんです。

まあ、今現在の私の恋愛観が、自分にとっての完成形ってこともないんだろうと思っているので、むしろ、ようやく自分が欲しかった生活(子供)を手に入れたから、これから私の恋愛観というのは作られるのかもしれない。そういう意味で、ジュンペイさんの言っていたことにはすごく共感します。生殖を叶えたから、やっと落ち着いて性愛に向き合えるっていうか。私の場合、まだ性愛についてはそんなに積極的に考えるつもりはないけど、そういう可能性は感じていなくもないです。

“生殖”に対峙する男性の立場の弱さ。産物として立ちはだかる“責任”

J 僕は初めてヒラマツさんと話したとき、「同じようなこと考えてる人いた! しかも、もうすでに実現しかけてるし!」って思ったんだよね(笑)。でも、「パートナーは欲しくない、子供だけ産みたい」という欲望を叶えることのハードルは、女性のほうが低くて実現しやすい。僕が男として生きてきて感じるのは、やっぱり男が女をセックスに誘って、女が妊娠出産を決断してくれないと、生殖が叶わないのがヘテロ社会の文化であり仕組みだということ。それだと、僕が触発されるような女の人が妊娠出産をする気になってくれない限り、僕にとって生殖が遠い存在のままなんだよね。それに、鬱になってから、誘うのがしんどいと思うようになった。誘うってすごいエネルギーが要る。

――そうですよね。私も妊娠してから、生殖に向き合う立場としての男の人ってすごく可哀想だなと思ってしまう場面がありました。というのも、私の場合、タイミングは不意だったにしても、結果として念願の子供ができたわけで、でもこの子の生物学上の父親にとってはすべてが不意でしかない。だから彼はすごい罪悪感に打ちひしがれていて、「全部僕の責任だ」って言ってたの。でも、絶対そんなわけないじゃないですか? 全部なわけない。普通に考えて私にも絶対に責任がある。ただ、私はこの子を産んで育てることで責任を果たすという風に考えることもできるけど、彼は結婚もできなくて、お金が出せなかったら責任をどうすることもできないって感じているんだと思う。それで、「責任の話をするなら、二人ともに責任があるのだから、全部だなんて言わないで」ってことと、「そもそも責任うんぬんはさて置いて、現実的にあなたにできることやあなたがしたいことをすればいい。それは何なのかを考えてほしい」という2つのことを私は彼に話しているつもりなんだけど、なかなか伝わっていない感覚があるんです。今は「全部自分が悪いんだ」フィルターがかかってしまっているのかな。だから、とにかくなるべく責めないように、「あなたは悪くないよ」オーラを出して話してるつもりなんですけど、まぁそこまでするのもよく考えたらおかしいですね(笑)。けど、そうしないことには話が進まないから。で、どんなに「あなたは悪くないよ」オーラで接しても、それでも彼の「僕のせいだ」フィルターは無くならない。それくらい、男の人にとっては、生殖というシーンでの女の人に対する引け目が大きいのかなぁって思った。その一方で、はなから責任を一切負おうとしない男性もいるんだろうけど。

J 今の異性愛社会で男性が抱いている主流な幻想や責任感では、男性にとっての生殖への献身の内実というのは、夫として妻や子供を経済的に支えることや、一家の大黒柱として仕事に差し障りのない範囲で育児を手伝う、ということになっているんだよね。妊娠に至るセックスだけで生殖への関わりが終わり、とはならなくて、むしろセックスが生殖への献身の始まりとしてイメージされてる。だからヒラマツさんの子供の父親の人は、経済的にも家族制度的にもその負債を返済できそうになくて、罪責感にさいなまれているのかもね。

生殖・出産・育児に対する社会保障が、やはり手薄なのでは?

J 今回の僕が精子提供したカップルの場合は、僕は基本的には精子提供だけ、という関わりになっている。そのカップルは経済力があるから。でも、先ほどの「夫が大黒柱」という観念に基づいて社会が設計されていて、産後の女性が労働力として軽んじられたり、女性が経済的に自立しにくいという土台があるから、シングルマザーの貧困なんかの問題が絶えないよね。離婚や未婚や精子提供によるシングルマザーは、社会全体でしっかり支えるべきだと思う。ましてや、子供を増やしたいなら、そこに税金ももっと投入していいと思う。シングルファザーの事例については詳しくないけれど、そもそも見聞きする機会が少ないのは、やはり労働に関するこのジェンダー差が大きく関わっていると思う。もしかしたら、それが更には、祖母(シングルファザーの母親)の助けを手厚く借りやすいというところまで、関係しているかもしれないね。男女の平均賃金格差とかも、同じく問題なんだけどね……。

――うーん。精子提供の場合は、何かしら経済的な目途が立っていないと踏み切れないような気はするけど。でもほんとにその通りで、基本的には、孕んだ人がその意思で「産める」「産みたい」と決断可能な保障があってしかるべきだと私も思います。私は幸い、産前産後は実家に少しの間世話になることができるけど、それがなかったら仕事とか選べないし、「なんとか生きるだけ」みたいなギリギリの生活で精一杯というのが現実だっただろうと。それすら、「できる」と言い切れない感じだよね、やる前の私には。

でも、よく考えたら、「産んでもなんとかなる!」「子供と一緒に、最低限人間らしい生活を送れることは保証されてる」と思えたら、産むことに専念できるっていうか、かなりあらゆるプレッシャーやストレスから解放されるし、そういう社会こそが「産みやすい」社会だよね。しかし、現実は、私のような「子供は産みたい。でも子供の父親と結婚や同居をしたいとは思わない」みたいなヤツには、国や社会は厳しい。既に言われたこともあるけど、この先も間違いなく「そういうことは稼いでから言え」ってなる。けど、私自身も、今の世の中ではそれが当然というか、限界というか……(苦笑)だと思うし、世話になっている両親へもショックを与えたことや、自慢の娘になりきれなかった後ろめたさみたいな、申し訳ない思いがあるから、恥ずかしいこととは思わないけどシングルであることは大手を振っては言えない。私がシングルになりたくてなったのは私の“わがまま”ということにする以外の選択肢がない。

ただ、それでも私に稼ぎがちゃんとある状況でこういう事態になっていたら、理解はされなくても文句を言われることはないですよね。本当はそれが理想だったなぁ。でも、順序が逆転しても何でも、子供を授かった人が「産んでも育てられる」と思える制度や保障が無いのは、よく考えたら絶対おかしい。あと、少し状況は違うけど、夫婦じゃないと里親になれないのとかも変だよね。新たな子供の誕生を阻むどころか、既に生まれている子供の成長や生活さえ阻んでいる印象を持ってしまう。なんでそこに「まずは結婚」「家族の形成は夫婦が前提」みたいなオカシなハードルを設けるのか……。人身売買防止とか、色んな問題が絡んでいるのは察するけど、でも逆に夫婦だったらそういう非人道的なことしにくいと思われてるってのも、理解不能だわぁ。あー、怖い。何が少子化対策だよ……。「まずは結婚」「結婚してから、子供」「結婚せずに(or離婚して)子供育てて、お金に困るのは自業自得」って。少なくともこの国には、子供を増やす気なんて1ミリもないね(笑)。

J 「そういうことは稼いでから言え」と言う人がいるって話だけど、妊娠・出産・子育ては社会のために働いているのに等しいという議論もあるよね。妊娠・出産・子育ては、人類社会の根本を支える営みなので、それに相応しい敬意と対価を社会は支払うべきだと思うね。

男の生殖―男が女をセックスに誘って、女が妊娠出産を決断してくれないと、生殖が叶わない。/ジュンペイさんvol.3

家族観インタビューCASE2・ジュンペイさんの第3話です。初回は、「男と女が惹かれあい、告白して付き合って愛し合う」現象がさも自明のこととされ、規範として強制されている社会への違和感について。第2話では、そのヘテロ社会(強制異性愛社会)を破壊し、男性の存在を脅かす装置になり得る無性生殖を、ジュンペイさんが「良いことだ」と前向きに捉えている理由を話してきました。最終話となる本稿では、「産まない」性である男性が、生殖をどう捉えているのか考えます。

「Family? CASE2 セックスをしなくても生殖はできる。レズビアンカップルに精子提供を試みるジュンペイさん」~最終章~(取材日:2013年10月)

▼前編/「“異性”を好きになって当然だ、お前はどの“異性”が好きなのだ」と当然のように問う社会のおかしさ
▼中編/「性愛の結果」ではない生殖は、強制異性愛社会からの解放だ

性の三角形(セックス・ジェンダー・セクシュアリティ)からの解放のその先

――セックスと生殖が切り離されるのを目の当たりにすることで、ジュンペイさんの中でヘテロのセックスが今までの社会的な意味を失う、という話をここまでしてきました。社会的な意味を失い、友愛としてのそれが可能になるかもしれない。言い換えると、それこそが“解放”であり、そうなることで、性愛やセックスに対してさらに別の意味合いが出てくるかもしれないというのがジュンペイさんの見立てでしょうか。

J うん。そうだね。今はあまり元気がなくて、なんか受動的で、性的なことに欲望を燃やせないっていうか、楽しめてないなって思う。それが精子提供という行為によって「生殖」に自分が関われるかもしれないとなった今、少し前向きな感覚になってきたような気がする。だけど、これで解決するような気がするっていうのも確信ではなくて、なんとなくの感覚というか、なんとなく突き動かされてやってるだけだから、そんなに上手く説明とかもできなくて、あとあとになって辻褄が合うとか説明ができればいいなって思ってやってる。でもさぁ、ヒラマツさんは元々あまり恋愛体質じゃないみたいだけど、「生殖」じゃなくて「恋愛」(好きな人を愛すること/愛されること)を生きるモチベーションにする人だっているわけじゃん。恋愛に欲望を燃やしたり生きる意味を見出したりしてる人を、ヒラマツさんはどう見てるの?

――どう見てるって……なんか上からな感じですね(笑)。別に対象が違うだけだな、って思ってます。「愛されたい」とかはよく分からないけれど、「守りたい他者」みたいな存在が生に覇気を与えるというのは非常に意味が分かる。ただ、私は恋人やパートナーがその「大切な、守りたい、寄り添う他者」に当てはまるような経験は今のところなくて、その対象となるのは子供って存在しかイメージできなかったというか。それもさっき話したみたいに、“大きな意味での次世代”の中に、特に自分に責任感や活力をもたらす存在としての“子供”がいたらいいなぁっていう考え。私にとって恋人やパートナーみたいな存在は、生きる原動力としては説得力に欠けるんですよね、今のところ。そもそも、そういう特定の相手を作ろうって気もあまりないわけですし。友人たちがカップルになっていくのを、いつもただ見てるだけって感じ。自分はそっち側に行くことってないんだろうなぁって。自分が「誰かとつがいになりたい」と思えないことに、寂しさみたいな感情はあるんだけど、羨ましいとは思わないんです。

まあ、今現在の私の恋愛観が、自分にとっての完成形ってこともないんだろうと思っているので、むしろ、ようやく自分が欲しかった生活(子供)を手に入れたから、これから私の恋愛観というのは作られるのかもしれない。そういう意味で、ジュンペイさんの言っていたことにはすごく共感します。生殖を叶えたから、やっと落ち着いて性愛に向き合えるっていうか。私の場合、まだ性愛についてはそんなに積極的に考えるつもりはないけど、そういう可能性は感じていなくもないです。

“生殖”に対峙する男性の立場の弱さ。産物として立ちはだかる“責任”

J 僕は初めてヒラマツさんと話したとき、「同じようなこと考えてる人いた! しかも、もうすでに実現しかけてるし!」って思ったんだよね(笑)。でも、「パートナーは欲しくない、子供だけ産みたい」という欲望を叶えることのハードルは、女性のほうが低くて実現しやすい。僕が男として生きてきて感じるのは、やっぱり男が女をセックスに誘って、女が妊娠出産を決断してくれないと、生殖が叶わないのがヘテロ社会の文化であり仕組みだということ。それだと、僕が触発されるような女の人が妊娠出産をする気になってくれない限り、僕にとって生殖が遠い存在のままなんだよね。それに、鬱になってから、誘うのがしんどいと思うようになった。誘うってすごいエネルギーが要る。

――そうですよね。私も妊娠してから、生殖に向き合う立場としての男の人ってすごく可哀想だなと思ってしまう場面がありました。というのも、私の場合、タイミングは不意だったにしても、結果として念願の子供ができたわけで、でもこの子の生物学上の父親にとってはすべてが不意でしかない。だから彼はすごい罪悪感に打ちひしがれていて、「全部僕の責任だ」って言ってたの。でも、絶対そんなわけないじゃないですか? 全部なわけない。普通に考えて私にも絶対に責任がある。ただ、私はこの子を産んで育てることで責任を果たすという風に考えることもできるけど、彼は結婚もできなくて、お金が出せなかったら責任をどうすることもできないって感じているんだと思う。それで、「責任の話をするなら、二人ともに責任があるのだから、全部だなんて言わないで」ってことと、「そもそも責任うんぬんはさて置いて、現実的にあなたにできることやあなたがしたいことをすればいい。それは何なのかを考えてほしい」という2つのことを私は彼に話しているつもりなんだけど、なかなか伝わっていない感覚があるんです。今は「全部自分が悪いんだ」フィルターがかかってしまっているのかな。だから、とにかくなるべく責めないように、「あなたは悪くないよ」オーラを出して話してるつもりなんですけど、まぁそこまでするのもよく考えたらおかしいですね(笑)。けど、そうしないことには話が進まないから。で、どんなに「あなたは悪くないよ」オーラで接しても、それでも彼の「僕のせいだ」フィルターは無くならない。それくらい、男の人にとっては、生殖というシーンでの女の人に対する引け目が大きいのかなぁって思った。その一方で、はなから責任を一切負おうとしない男性もいるんだろうけど。

J 今の異性愛社会で男性が抱いている主流な幻想や責任感では、男性にとっての生殖への献身の内実というのは、夫として妻や子供を経済的に支えることや、一家の大黒柱として仕事に差し障りのない範囲で育児を手伝う、ということになっているんだよね。妊娠に至るセックスだけで生殖への関わりが終わり、とはならなくて、むしろセックスが生殖への献身の始まりとしてイメージされてる。だからヒラマツさんの子供の父親の人は、経済的にも家族制度的にもその負債を返済できそうになくて、罪責感にさいなまれているのかもね。

生殖・出産・育児に対する社会保障が、やはり手薄なのでは?

J 今回の僕が精子提供したカップルの場合は、僕は基本的には精子提供だけ、という関わりになっている。そのカップルは経済力があるから。でも、先ほどの「夫が大黒柱」という観念に基づいて社会が設計されていて、産後の女性が労働力として軽んじられたり、女性が経済的に自立しにくいという土台があるから、シングルマザーの貧困なんかの問題が絶えないよね。離婚や未婚や精子提供によるシングルマザーは、社会全体でしっかり支えるべきだと思う。ましてや、子供を増やしたいなら、そこに税金ももっと投入していいと思う。シングルファザーの事例については詳しくないけれど、そもそも見聞きする機会が少ないのは、やはり労働に関するこのジェンダー差が大きく関わっていると思う。もしかしたら、それが更には、祖母(シングルファザーの母親)の助けを手厚く借りやすいというところまで、関係しているかもしれないね。男女の平均賃金格差とかも、同じく問題なんだけどね……。

――うーん。精子提供の場合は、何かしら経済的な目途が立っていないと踏み切れないような気はするけど。でもほんとにその通りで、基本的には、孕んだ人がその意思で「産める」「産みたい」と決断可能な保障があってしかるべきだと私も思います。私は幸い、産前産後は実家に少しの間世話になることができるけど、それがなかったら仕事とか選べないし、「なんとか生きるだけ」みたいなギリギリの生活で精一杯というのが現実だっただろうと。それすら、「できる」と言い切れない感じだよね、やる前の私には。

でも、よく考えたら、「産んでもなんとかなる!」「子供と一緒に、最低限人間らしい生活を送れることは保証されてる」と思えたら、産むことに専念できるっていうか、かなりあらゆるプレッシャーやストレスから解放されるし、そういう社会こそが「産みやすい」社会だよね。しかし、現実は、私のような「子供は産みたい。でも子供の父親と結婚や同居をしたいとは思わない」みたいなヤツには、国や社会は厳しい。既に言われたこともあるけど、この先も間違いなく「そういうことは稼いでから言え」ってなる。けど、私自身も、今の世の中ではそれが当然というか、限界というか……(苦笑)だと思うし、世話になっている両親へもショックを与えたことや、自慢の娘になりきれなかった後ろめたさみたいな、申し訳ない思いがあるから、恥ずかしいこととは思わないけどシングルであることは大手を振っては言えない。私がシングルになりたくてなったのは私の“わがまま”ということにする以外の選択肢がない。

ただ、それでも私に稼ぎがちゃんとある状況でこういう事態になっていたら、理解はされなくても文句を言われることはないですよね。本当はそれが理想だったなぁ。でも、順序が逆転しても何でも、子供を授かった人が「産んでも育てられる」と思える制度や保障が無いのは、よく考えたら絶対おかしい。あと、少し状況は違うけど、夫婦じゃないと里親になれないのとかも変だよね。新たな子供の誕生を阻むどころか、既に生まれている子供の成長や生活さえ阻んでいる印象を持ってしまう。なんでそこに「まずは結婚」「家族の形成は夫婦が前提」みたいなオカシなハードルを設けるのか……。人身売買防止とか、色んな問題が絡んでいるのは察するけど、でも逆に夫婦だったらそういう非人道的なことしにくいと思われてるってのも、理解不能だわぁ。あー、怖い。何が少子化対策だよ……。「まずは結婚」「結婚してから、子供」「結婚せずに(or離婚して)子供育てて、お金に困るのは自業自得」って。少なくともこの国には、子供を増やす気なんて1ミリもないね(笑)。

J 「そういうことは稼いでから言え」と言う人がいるって話だけど、妊娠・出産・子育ては社会のために働いているのに等しいという議論もあるよね。妊娠・出産・子育ては、人類社会の根本を支える営みなので、それに相応しい敬意と対価を社会は支払うべきだと思うね。

タワマンパーティにリベンジするも、あわや強姦!! 餌は「等身大フィギュア見た?」

みなさんこんにちは、みほたんです。いやぁ、2017年がスタートしましたね。お正月は気になる男の子からのあけおめメール・LINEなんて一通も来なくて、来るのは全く嬉しくないあけおめザオラルメッセージのみ。女友達ですら、クリスマスに一緒に合コンしたメンバーからしか来ませんでしたよ……! 「今年こそ幸せになりましょうね」とみんなで誓いを立てました。

さて、新年早々友人に誘われて六本木のタワーマンションで行われるパーティに参加してきました。タワマンパーティは二度目ですが、前回のお部屋を上回る豪華さで、カラオケはあるわDJブースはあるわ……お店みたいな部屋でした! ご飯もケータリングではなくカウンターに座ってキッチンから出てくる料理をいただきました。カウンター内には鉄板があって、メインは目の前で焼かれたお肉でしたからね……! 炎あがってましたよ……!

同行した友人からは、マンションに着く前に「ほぼ全員が独身で、みんな30代~40代で結婚相手探してるから頑張ってね!」と言われ、「うお~! このタワマンに住むぞ~!」とか意気込んできました。が、実際始まってみると、男性陣は出会った瞬間にハグ、ことあるごとに肩に手を回してきたりと基本的な距離が近すぎるし、まともそうな人はひとりもいませんでした。名前もプロフィールも何回言っても覚えてもらえないし、まともな人がいないというより、まともに見てくれる人がいなかったんでしょうね。

始まって数時間経ち、各自でカラオケしたりカウンターやキッチンでお喋りしたりとバラバラになって楽しみ始めた頃、ひとりの男性が「あっちの部屋に等身大のフィギュアあるの見た?」と話しかけてきました。手をひかれてリビングから離れて他の部屋に行くと、ホテル並みの洗面台の横に私と同じ背丈の美少女フィギュアが鎮座していました。せっかくなので記念撮影などしていると、誘ってきた男性が飛びついてきました。はいはい。まぁここまでは想定内。

そのあっさりさも遊び慣れている感……。この後、友達とこそこそと部屋を抜け出して、深夜の六本木の街に繰り出しましたが、特に収穫なし。虚しい夜となりました。いや私、なんか六本木来るたび虚しい思いしてる!!

◎さらに複雑な気持ちになった“神頼み”

そんな感じで年明けから幸先悪く、そもそも2016年も元彼の言動に振り回されたり、好きな人にLINEブロックされたり、推してるバンドマンとは全然繋がれなかったり……いや、もうここには書けないようなことも色々あったんですけど! お正月からテンションだだ下がりになっている私に心優しい友人が素敵な情報を教えてくれました。

「東京大神宮は縁結びに行ったら本当にご利益あるよ!」

いやいや、これまで京都の地主神社も島根の出雲大社も行ったことあるし、そんな話山ほどあるじゃないですか……。と疑っていたのですが、友人いわく「恋人と大喧嘩した翌日に『新しい人に切り替えよう』と御守りを買いに行って携帯に付けた瞬間、謝罪の連絡が来て仲直りしたっていう嘘みたいな話だけど本当なんだって!」と。そもそも恋人おる人の話やんけ……。と思ったのですが、他にも「女4人で東京大神宮に参拝に行ったら、それまでみんな男運が全然なかったのに全員彼氏ができた!」なんて話も聞いたので、これだけ身の回りに実例があるなら行ってみて損はない! とりあえずやっとけ神頼み! というわけで行ってきました。

東京大神宮は、東京でも伊勢神宮にお参りが出来るように、と明治13年に創設された「遥拝殿」です。もともとは日比谷にあり「日比谷大神宮」と呼ばれていた神社ですが、戦後から「東京大神宮」と名前を変えて現在に至るそうです。

伊勢神宮といえば内宮の天照皇大神と外宮の豊受大神ですが、東京大神宮にはさらに造化の三神と呼ばれる天之御中主神・高御産巣日神・神産巣日神が祀られていて、この造化の三神が「結び」に強い働きがあるとされていることと、一般向けの神前結婚式を最初に行った神社であることから、縁結びにご利益のある神社といえばココ! と言われているそうです。

仕事始めのサラリーマンのおじさまたちもちらほらいましたが、やはり圧倒的に女子が多い! 特に御守りの列は女子女子女子。鈴蘭の御守りが可愛いことで有名で、中には10個くらいまとめ買いしていく女の子も!! たまに男性が並んでいてもお土産用らしく「どれを買えば……」と悩んでいる姿も見受けられました。

御守りの他にも、神様に手紙を書く「願い文」や、2つ1組の木札に名前を書いてひとつは納めてひとつは御守りとして持ち帰る「結び札」などがあり、一言で表わすと「女子が喜びそうなポイントが盛りだくさん!」でした。

参拝して御守りを無事ゲットして、少し怖い気もするけどおみくじを……! これまた縁結びのおみくじも可愛らしく、花の絵と香り付きです! 小吉という微妙な結果でしたが「想っている相手に会える」という嬉しい内容だったので良しです。

さらに、縁結びのおみくじだけでは物足りず、恋のお相手となる人の血液型や方角が書かれているという「恋みくじ」も引いたのですが、結果は末吉……! いやいや、まぁ確かに今は残念だから……まぁ後に良くなるならいいよね……? ね? 信じていいよね?

しかし気になるのは、渡される時に助勤巫女さんの手からするんっと私のおみくじが床に落ちていったのを目撃してしまったこと……。もちろん新しいものを渡してくれましたが、何だかあの手からこぼれ落ちる感じが自分の行く末を見ているかのようで……!

パッとしない結果でしたが、運命は自分の手で切り開くものでございます(結局)。今年も頑張りますので、応援よろしくお願いします!

2017年はバイブ初心者だけでなく、中級者に向けても積極的に発信します!

 新年あけましておめでとうございます。年末年始は実家で過ごし、初詣では親のとなりで「2017年も充実した性生活を遅れますように」と祈ってまいりました。おみくじを引いたら、吉でした。「願いごと」の項目には「早くすれば他人の助けありて調(ととの)う」とありました。待ちの姿勢じゃダメってことですね。今年もアグレッシブにバイブを試していきます!

 そしてその使用感も発信していくわけですが、どうやら一度立ち止まって考える時期に来ているようです。おみくじは早くしろといいますが、急がばまわれですね。「これまでの伝え方でいいのだろうか?」ーーこう考えるようになったきっかけは、2015年、2016年末の企画です。

【2015年末】
女性だけのショップを訪問。今年、女性に支持されたラブグッズを教えて!

【2016年末】
秋葉原のメガ・アダルトショップに聞く「2016年に売れた女性用グッズ」!

◎バイブコレクターも驚きのハード路線

 前者の「エムズ」さんは海外からの観光客も大勢押し寄せるオープンな大型ショップですし、後者のラブピースクラブさんは女性による、女性のためのショップ。客層はかなり違うのですが、どちらでもドイツ発のバイブブランド「ファンファクトリー」のピストンバイブが売れているのが、非常に気になるのです。

 ファンファクトリーはサイズやフォルムのバリエーションが豊かなら、価格の幅も広くて、いろんな人に手にとってもらいやすいブランドです。そのなかでも、歴代ピストンバイブはハイエンドモデル。しかも実にハードなんです!

 何がハードって、まず「大きい」んですよ。巨根感がスゴイんです。私、思うんですけど、ドイツの男性はそもそもサイズが大きいんじゃないですかね。

 同社は男性用のグッズも販売していて、一度それを手にとってみたことがあるのですが、挿入部がやはり大きいんですよ。で、バイブに目を移すと、先述したとおりサイズのバリエーションが豊富なのですが、大きいものはかなり大きい。ほかの欧米ブランドとくらべても大きい。ということで私がたどり着いた結論は、ゲルマン民族=ビッグサイズです。

そのうえピストンバイブというからには、「突き」の動作があるわけです。バイブが伸び縮みするわけではなく、内蔵された磁石を上下に反発させることで「突く」動きを再現しているのですが、全体的に重量があるため、ひと突きひと突きが重いのです。子宮口を力強くノックされる感じ。

 ここまで読まれたバイブ未経験の女性は「私には無理!」と思われると思います。そうなんです、この手のバイブはラブグッズビギナーの女性にはオススメできません。まあ、時間をかければ挿入もできますし、ピストンをキモチイイと感じることもあるとは思いますが、その可能性が高いと思えないのです。いきなり超ハード級のバイブを試して「こんなのツラすぎ!」と思い、バイブ自体への苦手意識を強められては、私としては悲しすぎます。

 一方、こうしたバイブが売れているということは、「ハードなバイブを求める女性も、増えてきた」と解釈してもいいように思うのです。これまではラブグッズユーザーを増やしたくて、その入口を広げるべくビギナー向けグッズを推してきました。でも、すでに中級者に移行している女性たちが、思っている以上に多いのかもしれない……。

◎区分の基準は、選バイブ眼

 私はこれまで、「ビギナー向け」「中級者向け」といった言葉をボヤ~ンと使っていました。なんの定義もなく、ただ感覚で。でも、こうした背景を鑑みるに、一度その区分をはっきりしたうえで発信する段階に来ているのかもしれないと思った次第です。

 以上を踏まえて整理すると……

【初心者】
バイブを使ったことがない、もしくは自分で選んだことがない。自分で選んだ場合も、何を基準に選んでいいかがわからず、使ってみたけどイマイチだった……という経験がある人も含む。

【中級者】
バイブを使って気持ちよくなれることを知っていて、もっと気持ちよくなりたいので自分で選んで購入する意志がある。。安全に使うための条件(素材など)や使い勝手の条件(防水性や、充電式/電池式など)といった、自分の求めるポイントを抑えたうえで選択できる。

【上級者】
自分の好きなフォルムや質感、苦手なフォルムや質感などがはっきりしているため、購入時にハズシが少ない。ブランド、メーカーなどの特色を知り、そのうえで自分に合ったものを選択できる。

 ……こんな感じでしょうか。上級者女子がどれほどいるかはわかりませんが(笑)。己のバイブ道を極めていただければと思います! そして2017年、「中級者向け」のバイブも意識的に発掘し、発信していくつもりです。本年もどうぞよろしくお願いいたします!

■ 桃子
オトナのオモチャ約200種を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。

姫始めにオススメ、めでたいけれど難易度高いセックス体位5選!

大晦日・三が日とゆっくりのんびり過ごせましたか? そんな時こそ大忙しの職業の方もいらっしゃるんでしょうね。おつかれさまです、大根 蘭です。

 2017年「酉年」ということで、四十八手の中から鳥を連想させた体位を紹介しようと思い探してみましたが、意外にも多いこと。「椋鳥(むくどり)」「ひよどり」などなど、数多くありました。さらに探しているうちに気付いたのです。おめでたい名称がついているものもあることに。ということで、新年にピッタリなおめでたい名前のついた体位5体位をご紹介! その中でもいつもと違うセックスを楽しめるような、ちょっとアクロバティックなセックス体位を手書き感満載のわかりやすいイラストとともにお届けします! (クリスマス・イブにしこしこと描きましたよ……)

◎番い鳥(つがいどり)

まずは干支にちなんで、「鳥」のつく代表的なラブラブ体位をご紹介しましょう。男性も女性も両腕を絡ませて、男女が互いにしっかり抱き合うこの体位。数多くの体位の中で、1番シンプルかつ、1番お互いのぬくもりを感じる体位ではないでしょうか。今年もよろしく、と抱きしめ合っちゃえばいいじゃない。

 ぬくもりだけではなく、この体位はティンコを膣の奥まで挿入できます。さらに男性は女性の背中に手を回すことで、女性がカラダを大きく反らせることも可能。より深くまで挿入できてお互いに最高の気持ちよさが期待できますね。男性はガッチリと支えないといけないので、腕力を鍛えといてほしいものです。

◎石清水(いわしみず)

新年の初詣・初日の出を拝みにいく人が多い、京都・岩清水八幡宮がありますね。男性の顔の真上に女性がまたがり、クンニしてもらう体位。顔面にしたたる女性の愛液を口で受け止めることから「石清水」……本当に昔の方の名付けは想像力の豊かさに頭が下がります。

 騎乗位とはいえ、乗る場所が違うだけで結構恥ずかしい体位ではありますが、クンニするのもされるのも大好きなカップルなら、この上ない体位! またがってしまえば恥ずかしさは脱ぎ捨てて、自分から腰を動かすと快感もひとしお。しかーし! いつもと違ったクンニで興奮できる体位ではありますが、この体位で1番重要なのは……相手のクンニテクニック。確かに、上に向かって頑張るわけで、仰向け状態の女性にクンニするのとは別物なのかもしれません。通常のクンニなら任せろっと自負している男性でも難易度は高いので、舌を鍛えて臨まないと苦しいでしょう。訓練しておかないと舌がつっちゃいますよ。

◎宝船(たからぶね)

七福神が乗る宝船を積み込んだ帆船でお馴染みの名称。騎乗位の一種であるこの体位は、男性が仰向けに寝ながら片足を上げます。女性は男性の上がった片足を抱え、その足を自分の両足で挟み横向きに乗ります。(この時、右膝をつく)そして挿入! これで「宝船」の完成! なんともめでたい体位ですね。言葉で説明すると難しそうですね。ちょっぴり難易度が高いですが、男性はあまり自由が利かない体位。新年早々、女性主導のこの体位ではじめちゃいましょうか。

 この体位は、足を開いて交差させることで通常の騎乗位とは違った挿入感と、クリへの刺激が味わえるそうですよ。若干の挿入の甘さを感じたら、仰向けになっている男性が下から腰の位置をずらしてみたりとサポートすることでべスポジを見つけましょう。

◎獅子舞(ししまい)

 正月にはどこかしらで見かけることも多いですね。高い締め付けを味わえるという対面座位のひとつであり、高難易度体位。まずは、男性と女性が座って向き合った、通常の対面座位の状態で挿入。その後女性が足を高くあげて、男性の肩に乗せる。オーゥ、アクロバティック! この体位は、足を高く上げることで膣がギュっとしまり、深い挿入感も得ることができます。

 女性は後ろで手をついてバランスを取ることが必須ですが、それだけだとまだアンバランス。ひっくり返るほど恥ずかしいものはないですね。ちゃんと腰と背中の中間あたりを彼に支えてもらいましょう。この体位は、女性側のカラダの柔らかさが求められるので、この体位のためにストレッチに励みましょう。

◎立ち松葉

 今や自宅玄関の前に松葉を飾っている光景はあまり見なくなった気がします。最後に紹介するのは、四十八手で1番“おバカ体位”といわれる体位。たまには、快感よりも2人でおバカチャレンジするのも楽しい時間になるはず!

 仰向けに寝転んだ女性は、腰から(背中から)足を高くあげます。そこに立った体勢の男性が、女性の両足をちゃんと掴みながら、足を交差させるようにしてティンコを挿入。挿入後、男性は女性の太ももやふくらはぎを掴んでバランスを取りながら、膝と腰を使ってピストン運動! ただしこの体位、かなり難易度が高く、お互いの負担もなかなかなもので、出来ただけでもスゴイというレベルのわりには、ピストン運動も行いやすいとはいえず、深い挿入感というのも難しいようですが。いいんですよ、気持ちよさよりも出来たときの達成感を味わえば、新年の幸先がいいじゃありませんか!

少しずつ難度が高くなる順番に紹介してみました。これをコンプしたら、中国雑技団への道も夢じゃありません。

(大根 蘭)

姫始めにオススメ、めでたいけれど難易度高いセックス体位5選!

大晦日・三が日とゆっくりのんびり過ごせましたか? そんな時こそ大忙しの職業の方もいらっしゃるんでしょうね。おつかれさまです、大根 蘭です。

 2017年「酉年」ということで、四十八手の中から鳥を連想させた体位を紹介しようと思い探してみましたが、意外にも多いこと。「椋鳥(むくどり)」「ひよどり」などなど、数多くありました。さらに探しているうちに気付いたのです。おめでたい名称がついているものもあることに。ということで、新年にピッタリなおめでたい名前のついた体位5体位をご紹介! その中でもいつもと違うセックスを楽しめるような、ちょっとアクロバティックなセックス体位を手書き感満載のわかりやすいイラストとともにお届けします! (クリスマス・イブにしこしこと描きましたよ……)

◎番い鳥(つがいどり)

まずは干支にちなんで、「鳥」のつく代表的なラブラブ体位をご紹介しましょう。男性も女性も両腕を絡ませて、男女が互いにしっかり抱き合うこの体位。数多くの体位の中で、1番シンプルかつ、1番お互いのぬくもりを感じる体位ではないでしょうか。今年もよろしく、と抱きしめ合っちゃえばいいじゃない。

 ぬくもりだけではなく、この体位はティンコを膣の奥まで挿入できます。さらに男性は女性の背中に手を回すことで、女性がカラダを大きく反らせることも可能。より深くまで挿入できてお互いに最高の気持ちよさが期待できますね。男性はガッチリと支えないといけないので、腕力を鍛えといてほしいものです。

◎石清水(いわしみず)

新年の初詣・初日の出を拝みにいく人が多い、京都・岩清水八幡宮がありますね。男性の顔の真上に女性がまたがり、クンニしてもらう体位。顔面にしたたる女性の愛液を口で受け止めることから「石清水」……本当に昔の方の名付けは想像力の豊かさに頭が下がります。

 騎乗位とはいえ、乗る場所が違うだけで結構恥ずかしい体位ではありますが、クンニするのもされるのも大好きなカップルなら、この上ない体位! またがってしまえば恥ずかしさは脱ぎ捨てて、自分から腰を動かすと快感もひとしお。しかーし! いつもと違ったクンニで興奮できる体位ではありますが、この体位で1番重要なのは……相手のクンニテクニック。確かに、上に向かって頑張るわけで、仰向け状態の女性にクンニするのとは別物なのかもしれません。通常のクンニなら任せろっと自負している男性でも難易度は高いので、舌を鍛えて臨まないと苦しいでしょう。訓練しておかないと舌がつっちゃいますよ。

◎宝船(たからぶね)

七福神が乗る宝船を積み込んだ帆船でお馴染みの名称。騎乗位の一種であるこの体位は、男性が仰向けに寝ながら片足を上げます。女性は男性の上がった片足を抱え、その足を自分の両足で挟み横向きに乗ります。(この時、右膝をつく)そして挿入! これで「宝船」の完成! なんともめでたい体位ですね。言葉で説明すると難しそうですね。ちょっぴり難易度が高いですが、男性はあまり自由が利かない体位。新年早々、女性主導のこの体位ではじめちゃいましょうか。

 この体位は、足を開いて交差させることで通常の騎乗位とは違った挿入感と、クリへの刺激が味わえるそうですよ。若干の挿入の甘さを感じたら、仰向けになっている男性が下から腰の位置をずらしてみたりとサポートすることでべスポジを見つけましょう。

◎獅子舞(ししまい)

 正月にはどこかしらで見かけることも多いですね。高い締め付けを味わえるという対面座位のひとつであり、高難易度体位。まずは、男性と女性が座って向き合った、通常の対面座位の状態で挿入。その後女性が足を高くあげて、男性の肩に乗せる。オーゥ、アクロバティック! この体位は、足を高く上げることで膣がギュっとしまり、深い挿入感も得ることができます。

 女性は後ろで手をついてバランスを取ることが必須ですが、それだけだとまだアンバランス。ひっくり返るほど恥ずかしいものはないですね。ちゃんと腰と背中の中間あたりを彼に支えてもらいましょう。この体位は、女性側のカラダの柔らかさが求められるので、この体位のためにストレッチに励みましょう。

◎立ち松葉

 今や自宅玄関の前に松葉を飾っている光景はあまり見なくなった気がします。最後に紹介するのは、四十八手で1番“おバカ体位”といわれる体位。たまには、快感よりも2人でおバカチャレンジするのも楽しい時間になるはず!

 仰向けに寝転んだ女性は、腰から(背中から)足を高くあげます。そこに立った体勢の男性が、女性の両足をちゃんと掴みながら、足を交差させるようにしてティンコを挿入。挿入後、男性は女性の太ももやふくらはぎを掴んでバランスを取りながら、膝と腰を使ってピストン運動! ただしこの体位、かなり難易度が高く、お互いの負担もなかなかなもので、出来ただけでもスゴイというレベルのわりには、ピストン運動も行いやすいとはいえず、深い挿入感というのも難しいようですが。いいんですよ、気持ちよさよりも出来たときの達成感を味わえば、新年の幸先がいいじゃありませんか!

少しずつ難度が高くなる順番に紹介してみました。これをコンプしたら、中国雑技団への道も夢じゃありません。

(大根 蘭)

トップ男優・大島丈の性の変遷に肉迫!「濡れた花芯が…肉壷を…」東スポで鍛えられたエロ連想パワー/大島丈さんインタビュー【01】

 紳士的な振る舞いと驚異のファンサービス精神で、ベテランながらここ最近注目度を急激に上昇させているAV男優<大島丈>をお前ら知ってるキュウ?

 坂口杏里のデビュー作品でもエッロい絡みをしていた丈さん。渋い声と甘いマスクの丈さん。何がすごいって、Twitterのリプめっちゃ返してるし、ファンの子の顔と名前と生年月日を完璧に記憶しているらしいキュウ。地下アイドルからてっぺんまで駆け上がるタイプキュウ~~~~!!!!

 今のうちにお目にかかっておく必要があるキュウ、ということで根掘り葉掘り丈さんのプライベートに迫るインタビュー敢行! 終わる頃には身も心も子宮もとろけているかも……? <インタビュー記事は全三回に分けてお届けします!>

▼ダンディボイスで囁く言葉責め…じっくり&ねっとりした“大人のセックス”
▼女性向けじゃ物足りない夜に! 大人気ベテラン男優・大島丈さんのパワフルセックス
▼大島丈さんのクンニにうっとり…極上テクが凝縮された「愛撫総集編」!
▼焦らしの大島丈&がむしゃらな森林原人! ベテラン男優の“キステク”/女性向けAV
▼「ケツが汚い」ばかり話題の坂口杏里AVデビュー作をレビュー、納得の布陣だった!

大島丈さんの精通と自慰

大島丈さん
「初めましてキュウ」
大島丈さん
「あん…ソフトリー!!」
ーー初めまして、子宮の妖精のしQちゃんキュウ~。今まで数多のエロ動画を観てきたあたしだから、もちろん大島丈キュンのあられもない姿、何度も何度も拝見してるキュウ。濃厚な愛撫が印象的な男キュウ~! 原人ちゃん(森林原人)がしょっちゅう「大島丈さんはマジですごいんですよ!」と称賛しているので、お会いしてみたいと思っていたのキュウ。

丈「なにもすごくないですよ(笑)。僕は森林くんやしみけんみたいにネタの宝庫ではないんで、面白い話とかできないんですけど大丈夫ですか?」

ーーベテラン男優なのに腰が低い男キュウ~~あたしが丈の心に土足で踏み込んでいくから大丈夫キュウ~~!

丈「分かったキュウ☆」

ーー⁉︎ 早速しQ語を使ってくるとは吸収早すぎキュウ! AV男優として26年、超ベテラン組の大島丈キュンだけど、遡って性の目覚めはいつだったか覚えてるキュウ?

丈「記憶もまばらですけど、小学校に上がる前、テレビで『キューティーハニー』のアニメを見たことじゃないかなぁ。変身のとき、ハニーの衣装になる前に一瞬、服が破けて裸になるじゃないですか。リアルな絵ではなかったけど、あの女体の曲線が幼心にドキッとしたことは覚えていますねえ。あれがエッチだっていう概念もなかったんですけど『あれ? 女の人が裸だ』みたいな。小学校に進学してからも永井豪さんの漫画を立ち読みして『おっぱいだ……』って思ったりしてました」

ーー二次元のまん丸おっぱいが初期にインプットされたキュウね! リアルな女体は身近になかったキュウ?

丈「いえいえ、9歳上、6歳上、4歳上と3人の姉がいるんですけどね。でも僕は姉ちゃんたちには女を見出してはいなかったですね(苦笑)。あくまで家族なので」

ーー丈さんが初めてチンチンを触って気持ちいいと思ったときのことって覚えてるキュウ?

丈「具体的な時期は覚えてないですけど、オナニーを初めてしたのは小学生高学年だったかな。っていうか、その前に夢精してましたね。パンツがガビガビになって。あれ?っていう。それが小学校5年のときだったと思いますね。僕、当時は身体がデカかったんで若干早い方なのかな?」

ーー自分が「夢精」してるっていう自覚はあったキュウ?

丈「夢精とはわからなかったですね。これはなんだ?って。ただ母ちゃんにも相談できないし。」

ーー母ちゃんに相談はできない…っていう意識はあったのキュウね!

丈「そう、こんなに汚しちゃって、ヤバイなぁって思って自分で洗ってから洗濯機に放り込んで乗り切りましたね」

ーー朝起きたらパンツがガビガビでさ~!とか同級生に話したりするものなのキュウ?

丈「それはなかったですね。ただ、オナニーを覚えてからは、小学校の同級生に『チンチンいじると何か出るんだよ』みたいな、目の前でやったことありますね」

ーーキュキュウ……! 友達の目の前でオナニー実演したのキュウ……!!??(生唾)

丈「はい(笑)、友達の目の前でガーッとしごいてピュッと出るまでやりました(笑)」

ーー今それやったら女たちから金取れるキュウ、大島丈の生ナニーSHOW!!! チンチンをこすったら気持ちいいってことはどうやって知ったのキュウ?

丈「みんなそうだと思うんですが、教わるとかじゃなくて本当に自然に発見した感じですね。いつの間にか自分の勃起してる姿があって、いつの間にか覚えてたって感じですよね。興奮したらチンコがでかくなるって自然に学習して、この勃ったままのチンコを、こうやって触ったら気持ちいいなって自然と知っていって。で、そのままこすってたらなんか出たという感じですね。だから知識としては僕はわかってなかったと思うんですよ。全て体験ありき。今でもそうなんですけど、知識を仕入れてからじゃなくて、とりあえずやってみて後から知識がついてくるっていうタイプですね」

ーー当時のおかずは何だったキュウ? 興奮材料教えてキュウ☆

丈「今はネットとか当たり前ですけど、当時は極端にそういう情報が少ない時代だったんですよね。小学6年以降はエロ本を拾ったりもしていました。落ちてるんですよ、やっぱり、道端や河原に。あとは、親父が東スポを買ってたんで、それもオカズに。東スポにいやらしいページがあるから、親父が読み終わって捨てたやつをひとりで見てました(笑)。それでも当時の東スポは写真が少なくて、挿絵やエロ小説が主流だったんです。エロ小説の言葉一つ一つに興奮できましたね~! 森林くんとも話したことがあるんですけど、官能小説には【オマンコ】とは書かれてなくて、【濡れた花芯が~】とか【花弁が~】とか、文学的な言葉で表現されてて、それで想像できるんですよね」

ーー想像力が鍛えらるキュウ~~!! ネットですぐオマンコ無修正画像見れちゃう時代の今のメンズには無い脳の発達の仕方してそうキュウ~。

丈「鍛えられたと思いますよ。『肉壷ってなに?』みたいな。肉壷っていうワードからどんどんエッチな連想をできるんですよね。それだけでヌケちゃうんですよ」

ーーあたしも焼肉屋に行くと【壷カルビ】って文字面に、いっっつもやらしいこと考えちゃうキュウ~~!! 一緒キュウ~♡

丈「やっぱり、そういう想像力って大事かなって。目で見える動画とかのストレートな情報だと、あんまり想像力って働かないじゃないですか。僕はそういうところから入ってきて、よかったのかなって今でも思いますね。」

ーーオナニー始めたてのとき、丈さんは自宅に個室があったキュウ?

丈「なかったですね。中1で4畳半以下のちっちゃい部屋を与えられてからは1人部屋でしたけど。上の姉ちゃんが独立したりとかで徐々に繰り上がっていったりしていきました。オナニーは基本、トイレでしてましたよ。お風呂も試したことはありますけど、長風呂は怪しまれるんで(笑)。一応そういう計算は働くんですよ。トイレは長くても『長いウンコだな』って思われるくらいでそんなに怪しくないじゃないですか。部屋でやるリスクはおかさなかったですね。やっぱり家族に見られるのは、いやだなっていう意識はありましたよね」

ーートイレだったら紙もあるキュウもんね~。

丈「っていうか、便器にそのままピュって出してました(笑)。それで拭いて終わり!」

「オマンコが大好きだけど、誰でもいいわけではありません」

ーー丈キュンはどんな子供だったキュウ?

丈「小学校の時は野球ばっかりやってた普通の男の子ですよ。軟式ですけど、地元の少年野球チームに入ってました。最終的には6年生でキャプテンやって、そこそこ活躍はしたのかな? キャッチャーをやってて、4番打たせてもらったりしてましたね」

ーーモテてた? モテてたんだろキュウ~~!!

丈「でも、坊主だったんでね~~(苦笑)。その頃は、身長が高かったんですよ。成長速度が速かったというか、ほぼ今とそんなに変わらない。小学6年生で170センチくらいあったんですね。だから将来野球選手になれるかな? とか思ってたんですけど、中1で酒とタバコを覚えちゃって(笑)。タバコ吸い出したらピタッと背の伸びが止まっちゃいましたね。関連性あるかわからないけど」

ーーそそそ早熟!!!!!! それってグレちゃったってことキュウ?

丈「ヤンキーとか不良という感じでもないと思いますけど、単純に中学に入ってそういう風に……。野球やってた頃の坊主の反動で、中1でパーマもかけたりして」

ーー中1deパーマ、色気づくの早ぇキュウ~。原人が中2の頃の写真見たけど、坊やって感じだったキュウよ。少年野球チームで活躍していた丈キュンだけど、中学では野球部入ったのキュウ?

丈「入ったんですけど、坊主にしろって言われて辞めました(笑)。パーマかけてたから。せっかくかけたのに坊主にするの嫌だなって。中2のときにギターの凄く上手い友達が出来て、僕もやりたいなと思ってギターをやり始めました」

ーー中2で既に酒飲みながらタバコ噴かしてギター鳴らしてたってわけキュウ……?

丈「情報と記号だけで見るとそうなっちゃいますけど、自分としては特別グレてるわけでもないと思ってましたね」

ーー中学生ってワルな奴がモテたりするから、その頃ってバレンタインチョコもらったり、女子から結構モテてたでキュ?

丈「分からないですね(笑)。中学校のときは、もう彼女がいたんでね……」

ーーなぬっ。イケイケ(死語)じゃねぇかキュウ! 今30代の男優ってモテない青春送ったルサンチマン抱えてるやつも多い印象あるけど、丈さんはそういうのなさそうキュウ。

丈「たまたま、いい巡り合わせがあって。バレンタインは、1番多く貰ったのは高校のときですかね。バンドやってて、文化祭のステージに出てたりしたから後輩にはモテました。同じ学年の女子はそうでもなかったですけど。でもそれはよくある『せんぱ~い♡』みたいなミーハーな感じなのでモテとは違うかな」

ーーいやいや、それはモテに入るキュウ! ミーハー心の半分はマジ恋っちゅーもんキュウ! っていうか、中学のときに彼女がいたっていうことは初体験は何歳キュウ???

丈「14歳、中学2年のときですね。当時の彼女の家で。彼女のお宅が自営業で、お店が終わるまではご両親が部屋に上がってこないとわかっていたので、まあ」

ーーコトはスムーズにいったキュウ?

丈「うん、わりとスムーズだったと思います。オマンコがどうしても見たくて見たくて(笑)。一応それ以前に、友達からブルーフィルム(短編の猥褻映画。8ミリフィルムが用いられる)を見せてもらったりとかしていたので、なんとなくオマンコの形状は分かってたんですけど、どうしても直で見たくて、彼女のパンツを脱がせてからとりあえずは眺めましたよね。今とあんまり変わらないですね(笑)」

ーーっそうそうそうそう!!!丈さんはAVでも女優のおまんまんをジーーーーーーーーーッと見てるキュウ!!!!

丈「自分の持ってないモノですからね。自分が持ってたらそこまで見ないと思うんですけど、ものすごく興味というか好奇心があったので、最初のときはもう『感動!』と思ってジッと見ましたね~」

ーー彼女も初体験だったキュウ?

丈「そうですね、お互い初めて」

ーー初体験でマンコをそんなにガン見されるとは……。

丈「今思えば、よく見せてくれましたよね(笑)」

ーーその彼女はセックス=マンコじっくり見られるって認識しちゃってそうキュウ~~☆ 生マンコを見てグロいとか思わなかったキュウ??

丈「いや、それは全然なかったですね、大感動で。これが恋焦がれてたマンコだよ!と。あ、すいません、オマコオマンコって(笑)」

ーーあんたと喋ってるのは子宮の妖精だからそういうこと気にしなくていいキュウ~~!!!

ーー男優になって毎日のように新規マンコを拝むような生活をしてる丈キュンだけど、今でも感動あるのキュウ?

丈「飽きないですよね。ありがたいことに色んな女性と絡ませていただいてますけど、一人一人違う、その人のオマンコだからいいんですよ」

ーー十人十色で一人一人やっぱり違うもんキュウ??

丈「違うと思いますよ。チンチンだって違うじゃないですか。そこは人間ですから。僕は、オマンコのパーツが好きというよりも……その人の持つオマンコだからそれぞれに新しい感動があるのかなって気はしますよね。普段おおっぴらに見せるところじゃないので、それを仕事とはいえ自分に見せてくれる。で、オマンコを通してその人が見えることに感動するのかなぁと思います。普通だったら見せてくれないところを見せてくれてるんだなぁってところにグッとくるというか」

ーーウンチ単体が好きではなく、女性のウンチだから好きと言っていたヌリ・ゲラーと通ずるものがあるキュね~! 中2で初体験をして、その後は彼女とセックス漬けの毎日を過ごしたキュウ?

丈「そうでもないですねぇ、セックスが全てじゃないんで、僕。毎日のように学校から待ち合わせて帰ってたりはしたんですけど、普通に手を繋いで彼女の家まで歩く瞬間が好きだったんですよね」

ーーひゅーひゅー!!! リア充~!

丈「普通に手を繋いでるだけで勃起してましたけど(笑)バレないようポジション直して。でもそういう瞬間が好きでしたね、何気なくしゃべってるのも好きでしたし。ま、その子が好きでしたから。本音を言えばセックスをしなくてもよかったぐらいで。チュウとかでも良かったんですよね。とりあえず1回オマンコ見れるっていうミッションは達成できたんで(笑)。あとは、そういう雰囲気になればもちろんしましたけど、ただそれが全てではなかったですね、心の中では」

ーー雰囲気とか関係なしに、ただただヤリたいみたいな話もよく聞くから、今まさに子宮の心が洗われたキュウ。

丈「大晦日に江ノ島だったかな? 初日の出を見に行ったりとかもしましたし、普通に公園で遊んだりとかもしてましたね。う~ん、なんだろう……やりたかったですけど、でもそれが全てじゃなかったっていう感じです」

ーーうらやましQ~~。その彼女とは、そのぐらい続いたキュウ~?

丈「2年未満かなぁ。そこそこ長かったですね。高校も一緒のところに行きたくて猛勉強しましたね~。僕、勉強できなかったんで、都立の高校入るには頭足りないから、その時は必死に勉強しましたよね。中3の夏休みから本格的にやり始めて、受験までの4カ月は人生はじめての猛勉強。タバコもやめて(笑)。で、500点満点だったんですけど、400点取りました。ただ、それ以降はまた一切勉強しなくなりましたね」

ーータバコもやめてってところに本気度を感じるキュウ。その彼女とめでたく一緒に入学、おめでたい話キュウ~~~。

丈「高校入ってから別れちゃいましたけどね……」

ーーま!そんなこともあるキュよね~~!環境もガラッと変わったしさ! 高校では、どんな生活してたキュウ~??

丈「バンドかバイトしてましたね。バイトは一番最初にしたのが、長崎ちゃんぽんのリンガーハット。高校が決まった中学3年の3月頃から始めて。そのあとは焼肉屋もやったし喫茶店もやりましたね」

ーー飲食経験が豊富キュウね。親に頼らず自分で稼ぐことを15歳からしていた丈キュン、えらいキュウ~。バンドではエレキギター担当で、どんな音楽やってたキュウ???

丈「う~んとね~、高校のときは文化祭バンドだったんでウケそうなやつやってましたね。ラウドネスとかボウイを」

ーーすぐ新しい彼女できたキュウ?

丈「すぐでもなかった気が…………あ、やっぱすぐだったかな(笑)。でもね、僕は街でナンパするようなタイプではなかったんで、そういうのきっかけではないですよ!」

ーー丈キュンの世代の男性って「ナンパ文化」あるキュよね? 未だに積極的にナンパしてくるのって、だいたい中年以降の人が多いし、キュウ(若い男はだいたいスカウトキュウ)

丈「僕はナンパ嫌い。ディスコ嫌い、今はクラブか。チャラチャラした奴、大っ嫌いだったんです。自分で硬派っていうのもどうかと思うんですけど、どちらかというと硬派な派閥だったので。街でナンパする奴みたいに女性をとっかえひっかえではなくて、僕は1度好きになったら長いんですよ。ナンパとか、とっかえひっかえの何が楽しいかが分からないですね」

ーー「女なら誰でもいい!穴があればそれだけでいい!」というタイプではないキュウね、ちみは。その人ありきの恋愛をしてきたのキュウね。

丈「だと思いますね。誰とでもいいってわけじゃなかったですね」

ーーでも、そういう人がAV男優をやっているというのが、不思議なのキュウ……。

丈「僕も不思議です(笑)」

ーーそんなハートフルな丈キュンがAV男優になったきっかけについて、次回(12/30更新予定)、伺っていくキュウ~!

大島丈さん
中篇もご期待ください!
つづキュウ!