昔はテレクラ、今はLINE SEX・エロイプ! 流行のバーチャルセックスはこう楽しむ

◎懐かしいテレクラブーム
先月、新宿・歌舞伎町に残る「最後の1店舗」だったテレクラが閉店しました。1980年代後半から1990年代前半までに流行ったテレクラ。電話を介して異性と会話を楽しんだり、実際に会う約束を取り付ける人たちもいました。かつては路上に設置された電話ボックス前を通ると、テレクラのチラシで溢れていましたねぇ~。

今や“出会い系”もネット上の掲示板やスマホのアプリが主流になっているので、まだ新宿にこんな店舗が存在していたことに驚きました。受話器を通して声だけのやりとりで約束を取り付けるなんて、とてもリスクの高い行為ですよね(ネットでもリスクが高いことに変わりはないですが)。

◎テレクラが火付け役になったテレフォンセックス
テレクラと同じ年代、電話越しに指示や命令をして聴覚と想像力でお互いにオナニーをする「テレフォンセックス」(電話エッチ、テレセとも呼ぶらしい)もブームになっていました。電話が広く普及したんですよね。

最初は遠距離恋愛中のカップルや単身赴任中の夫婦が楽しんでいた「テレセ」ですが、見ず知らずの相手と電話越しのバーチャルセックスを楽しむ人が増えたのは、テレクラが火付け役となったと言われています。

私は現在30代、テレクラを利用していた世代ではありませんが、「テレクラ」や「テレフォンセックス」というワード自体には妙な懐かしさを覚えます。平成、って感じ。ちなみに現在でもスマホでテレフォンセックス相手を探せる専門サイトがあったりするので、今でも電話越しの遊びにも一定のファンがいるんだなぁ。

◎テレフォンセックスの進化形が「LINE SEX」

さて、スマホ利用者ならほとんど活用しているであろう無料アプリ「LINE」。今、LINEを利用してバーチャルセックス「LINE SEX」を楽しんでいるカップルもいるようです。

声だけで興奮していたテレフォンセックスとの大きな違いは、相手の姿を見て楽しめる、ということ。つまりLINEのビデオ通話を活用するのです。顔が見えて声が聞こえる……声だけで楽しむのではなく、視覚的興奮も満たしてくれるのでしょう。1度LINE SEXをしてみたら、想像以上に興奮してクセになった、というカップルもいるようです。

今のカップルがLINE SEXを選ぶ1番の理由は「無料だから」。バーチャルセックスを楽しんだあと、お互いに寝落ちしてしまう人もいるようですが、「電話代(通話料)を気にしなくていい」ということで気軽に試してみるカップルもいるのかもしれません。

個人的には、寝落ちしてしまったために莫大な電話代の請求がキター! なんていうのも、反省になったり、「あの時の電話越しのセックスだ……」と思い出して興奮するのも学びになる気はするんですけども。

◎危険なのに人気。パソコン越しのセックス「エロイプ」

パソコン利用者ならお馴染み「スカイプ」。世界中どこにいる相手とでも通話料無料でビデオ通話や音声通話が可能なソフトウェアです。

LINEだけでなく、スカイプを使って相互オナニーなどエロいことをする「エロイプ」を楽しむ人も多いようです。

しかし信頼しているカップル同士で楽しむのではなく、エロ掲示板や出会い系サイトなどで知り合った見ず知らずの相手とのエロイプは、高いリスクを伴うということを知っておいてください。

というのも、1台のスマホにひとつのアカウントしか所持できないLINEとは違い、スカイプでは簡単にアカウントをいくつでも作れます。性別すら偽ることが簡単なんです。匿名性が高すぎるゆえに、悪いことを企む人には最適な遊び道具と化します。相手が女性だと思って喜んでビデオ通話をはじめたら、ネット配信で自分の顔を晒された挙句、相手は女性でもなく、人を騙して高笑いをする男性だった……なんていう事態も発生しているので、充分に注意が必要です。

◎リベンジポルノの危険性
LINE SEXもエロイプも、「私がバーチャルセックスを楽しむ相手は、彼氏だから大丈夫♪」と思っている方もいるでしょう。しかし! LINEもスカイプも、もしも勝手にビデオ通話が録画されていたら? 別れたあとに流出する可能性、ネットで拡散される可能性はゼロではありません。付き合っているときはラブラブで信頼関係を築いていても、別れた時に人が変わってしまう相手もいます。逆恨みされていることだってあります。

▼1カ月に100件以上のリベンジポルノ相談 悪いのは被写体じゃない

カップルのコミュニケーション方法は色々な形があっていいと思いますし、ビデオ通話でバーチャルセックスを楽しむのだって納得して利用しているのであれば、アリだと思います。が、彼にセクシーな写真を送ってほしいと頼まれたり、セックス中のハメ撮りなど、少しでも気が引けることを依頼されたら、雰囲気に流されて承諾するのではなく、冷静に判断することを忘れないようにしましょう。

(大根 蘭)

昔はテレクラ、今はLINE SEX・エロイプ! 流行のバーチャルセックスはこう楽しむ

◎懐かしいテレクラブーム
先月、新宿・歌舞伎町に残る「最後の1店舗」だったテレクラが閉店しました。1980年代後半から1990年代前半までに流行ったテレクラ。電話を介して異性と会話を楽しんだり、実際に会う約束を取り付ける人たちもいました。かつては路上に設置された電話ボックス前を通ると、テレクラのチラシで溢れていましたねぇ~。

今や“出会い系”もネット上の掲示板やスマホのアプリが主流になっているので、まだ新宿にこんな店舗が存在していたことに驚きました。受話器を通して声だけのやりとりで約束を取り付けるなんて、とてもリスクの高い行為ですよね(ネットでもリスクが高いことに変わりはないですが)。

◎テレクラが火付け役になったテレフォンセックス
テレクラと同じ年代、電話越しに指示や命令をして聴覚と想像力でお互いにオナニーをする「テレフォンセックス」(電話エッチ、テレセとも呼ぶらしい)もブームになっていました。電話が広く普及したんですよね。

最初は遠距離恋愛中のカップルや単身赴任中の夫婦が楽しんでいた「テレセ」ですが、見ず知らずの相手と電話越しのバーチャルセックスを楽しむ人が増えたのは、テレクラが火付け役となったと言われています。

私は現在30代、テレクラを利用していた世代ではありませんが、「テレクラ」や「テレフォンセックス」というワード自体には妙な懐かしさを覚えます。平成、って感じ。ちなみに現在でもスマホでテレフォンセックス相手を探せる専門サイトがあったりするので、今でも電話越しの遊びにも一定のファンがいるんだなぁ。

◎テレフォンセックスの進化形が「LINE SEX」

さて、スマホ利用者ならほとんど活用しているであろう無料アプリ「LINE」。今、LINEを利用してバーチャルセックス「LINE SEX」を楽しんでいるカップルもいるようです。

声だけで興奮していたテレフォンセックスとの大きな違いは、相手の姿を見て楽しめる、ということ。つまりLINEのビデオ通話を活用するのです。顔が見えて声が聞こえる……声だけで楽しむのではなく、視覚的興奮も満たしてくれるのでしょう。1度LINE SEXをしてみたら、想像以上に興奮してクセになった、というカップルもいるようです。

今のカップルがLINE SEXを選ぶ1番の理由は「無料だから」。バーチャルセックスを楽しんだあと、お互いに寝落ちしてしまう人もいるようですが、「電話代(通話料)を気にしなくていい」ということで気軽に試してみるカップルもいるのかもしれません。

個人的には、寝落ちしてしまったために莫大な電話代の請求がキター! なんていうのも、反省になったり、「あの時の電話越しのセックスだ……」と思い出して興奮するのも学びになる気はするんですけども。

◎危険なのに人気。パソコン越しのセックス「エロイプ」

パソコン利用者ならお馴染み「スカイプ」。世界中どこにいる相手とでも通話料無料でビデオ通話や音声通話が可能なソフトウェアです。

LINEだけでなく、スカイプを使って相互オナニーなどエロいことをする「エロイプ」を楽しむ人も多いようです。

しかし信頼しているカップル同士で楽しむのではなく、エロ掲示板や出会い系サイトなどで知り合った見ず知らずの相手とのエロイプは、高いリスクを伴うということを知っておいてください。

というのも、1台のスマホにひとつのアカウントしか所持できないLINEとは違い、スカイプでは簡単にアカウントをいくつでも作れます。性別すら偽ることが簡単なんです。匿名性が高すぎるゆえに、悪いことを企む人には最適な遊び道具と化します。相手が女性だと思って喜んでビデオ通話をはじめたら、ネット配信で自分の顔を晒された挙句、相手は女性でもなく、人を騙して高笑いをする男性だった……なんていう事態も発生しているので、充分に注意が必要です。

◎リベンジポルノの危険性
LINE SEXもエロイプも、「私がバーチャルセックスを楽しむ相手は、彼氏だから大丈夫♪」と思っている方もいるでしょう。しかし! LINEもスカイプも、もしも勝手にビデオ通話が録画されていたら? 別れたあとに流出する可能性、ネットで拡散される可能性はゼロではありません。付き合っているときはラブラブで信頼関係を築いていても、別れた時に人が変わってしまう相手もいます。逆恨みされていることだってあります。

▼1カ月に100件以上のリベンジポルノ相談 悪いのは被写体じゃない

カップルのコミュニケーション方法は色々な形があっていいと思いますし、ビデオ通話でバーチャルセックスを楽しむのだって納得して利用しているのであれば、アリだと思います。が、彼にセクシーな写真を送ってほしいと頼まれたり、セックス中のハメ撮りなど、少しでも気が引けることを依頼されたら、雰囲気に流されて承諾するのではなく、冷静に判断することを忘れないようにしましょう。

(大根 蘭)

ウリ専と格安店の人気ソープ嬢、どっちが稼げてる? メンタルも粘膜もきついお仕事の給料事情

こんにちは。ウリ専のいちごうです。先日、ソープ嬢の友人の伝手で、ソープで働いている女性たちとお話をする機会をいただきました。

 ウリ専とソープ。どちらも男性に体を売るというお仕事ですが、“女性が接客するソープ”と“男性が接客するウリ専”とでは当たり前ですが、業務内容などに違いがあります。それでも共通点は多く、“セックスワーカーあるある”なんかで話が盛り上がり、楽しい時間を過ごさせていただきました。

 ということで、今回はソープ嬢と話していて感じた、「収入の違い」「業務内容の違い」「待機時間の過ごし方の違い」の3本に分けて、ウリ専とソープ嬢の差について書いていこうと思います。

 なお、ウリ専にしろソープにしろ、お店や地域ひいては個人個人で、システムやお客様の雰囲気、収入や大変だと感じる点も異なってきますのであしからず。あくまで私の身の回りのお話です。

◎身体を売って、いくら稼いでいるのか

 いきなりですが、お金のお話です。ウリ専と風俗嬢の間で、どれくらいの収入の差があるのでしょうか。風俗には本番ナシのヘルスにピンサロとさまざまな業種がありますが、できるだけ近いお仕事を……ということで、ウリ専と同じく「本番行為」、つまりはちんこをおクチ以外の穴に挿入する行為ありのお仕事である、ソープ嬢に絞ってお話をさせていただきます。

 ウリ専インタビューでもお話させていただいたように、ウリ専とソープ嬢では、お仕事1本あたりの手取りと、1日に入る指名の本数に差があります。比較しやすいように、ウリ専と同価格帯の格安ソープでお話をさせていただきます。ちなみにウリ専のお値段は、格安風俗店よりもちょっと安いくらいが一般的なのです。

 例えばお客様がお支払いするのが1万5,000円程度だとすると、ウリ専がもらえるのは7,000円~8,000円くらい。格安店のソープ嬢だと1万円くらいになります。ソープ嬢はお客様が支払った料金の三分の二を手取りとして得られるんですね。【注:ソープは格安店、大衆店、高級店とランク分けされていて、ランクに応じて料金が違うので1本あたりの給料にも大きな差があります。格安店は少ないバックで本数をこなして稼ぐ。高級店は1本あたりのバックが高く(3~5万円)、接客時間も長いので、格安店ほど本数をこなさないらしいです】。

 あとは、ウリ専はお客様が社会的に少数派なので、そもそも店自体の来店数が少ないのと、フリー指名(女の子や男の子を選べない代わりにちょっと安くなるシステム)がないので、1日当たりの本数がソープ嬢よりも少なくなります。

 では、ざっくりと数字で出してしまいます。”たくさん”出勤したら、月にどれくらい稼げるのでしょうか。

ウリ専→約50万円
格安店のソープ嬢→約100万円

 こんな感じでした。

 ウリ専の数字は私の周囲を参考にしました。極端に売れているわけでもなく、かといって暇そうにしているでもない、いわゆる中堅の収入ですね。売れていない子だと、月収20万円程度だったり。ソープ嬢の収入は、話してくれた女の子たちの収入から割り出したものですので、少ないデータからやってきたものだということをご了承ください。

◎稼げるほどきつい

これだけを見ると、ソープ嬢すげえ! って思ってしまいそうですね。

 でも、決して勘違いしないでください。

 稼げる=1日の指名本数が多い=それだけきっっっつい。

 セックスのお仕事って、やっぱり楽ではないんです。

 指名が1本増えるごとに、肉体的にも精神的にも、あと粘膜的にも疲労が跳ね上がっていくんです。大体の会社で毎月25日あたりが給料日に設定されていると思いますが、給料日あとの土曜日なんかはめっちゃお客さんが来ます。1日で6本とか入ると、疲れすぎてゾンビみたいな顔になります。性器は痛むし、精魂尽き果てるし、空の明るさに死にたくなります。私なんかは青空滅びろって気分になります。

 つまり、ウリ専よりもずっと稼げるソープ嬢は、それだけきっついってことなんですよ。

 私も体験入店時は、出勤から上がりまで休みなく指名が詰まっているような時期がありました。あの時のキツさを思うと、それをずっとこなしているソープ嬢の皆さんには、素直に脱帽します。ただ、私は稼ぎたいので、その忙しさが少し羨ましいと思うところもありますけど。

 お話を聞かせてくれた子たちは、そのお金でホストに通っているそうです。稼げるからこそ、お金のかかるところに行ってしまうっていうケースもあるのかもしれませんね。もしくは、お金がかかる趣味があるから稼げるお仕事を始めたのかもしれません。

 ウリ専は稼ぎがそこまで良くないので、そもそもお金が派手にかかる遊びは避ける人が多いです。というか、遊んでいる子自体、かなり少数派である気がします。キャバクラに誘い合って行くことや、ゲイバーでシャンパンをおろすことがあっても、たまーにしてみる贅沢って感じでしょうか。まあ、20代前半で中年のサラリーマンと同じくらい稼いでいるので、金銭感覚がおかしくなる感覚は多少なりともありますけどね。でも月収50万って、パーッと派手にお金を使えるほどの高額所得ではないです。

 私は学費、積み立て、年金、税金、生活費その他諸々の入金に追われているので、遊びに使えるお金はありません。が、そういった「支払わなければいけないお金」が少ない男の子だと、ウリ専を始めた直後にお金の失敗をするのも見かけることがあります。

 それまでは、高校生のアルバイト程度の収入で遊んできた子が、1日で数万稼げちゃったりして、びっくりするんですよね。そこで、金銭感覚が狂ってしまう。「今日これだけ使っても、明日稼げばいいや」と思うらしいです。せっかくその日稼いだお金を歌舞伎町で使い切っては、翌日またその日の稼ぎを持って歌舞伎町に行く……って感じですね。日払いで、かつ“若い男の子にしては”大きなお金が手に入るからこその浪費かもしれません。

 たいていは、1カ月もしないうちに体力なり稼ぎなりが限界を迎えたり、仕事を増やすためにする脱毛やジム等、自分を磨くためのお金が足りないことに気付いて、一気に大人しくなります。

 もちろん、ウリ専もソープ嬢も、働く理由やお金の使い道は十人十色。重たい過去がある人がいれば、未来に向けて貯金している人もいれば、夢を追うための資金にしている人がいれば、好きな遊びを思いっきり楽しむためって人もいます。ただ、お仕事柄そうなりがちなのかもしれませんが、「癒し」にお金をかける傾向は強い気がします。

 私は休みをとって、コーヒーショップでパソコンをいじるのが何よりの癒しです。ただ、脳内で「今日働かなかったってことは、つまり2万の出費ってことだよなあ?」とカネの悪魔が囁くので、もしかしたら癒されていないのかも……?

 それでは。

 ちょっと今からカマグラ(勃起薬)食べてくる。

ウリ専と格安店の人気ソープ嬢、どっちが稼げてる? メンタルも粘膜もきついお仕事の給料事情

こんにちは。ウリ専のいちごうです。先日、ソープ嬢の友人の伝手で、ソープで働いている女性たちとお話をする機会をいただきました。

 ウリ専とソープ。どちらも男性に体を売るというお仕事ですが、“女性が接客するソープ”と“男性が接客するウリ専”とでは当たり前ですが、業務内容などに違いがあります。それでも共通点は多く、“セックスワーカーあるある”なんかで話が盛り上がり、楽しい時間を過ごさせていただきました。

 ということで、今回はソープ嬢と話していて感じた、「収入の違い」「業務内容の違い」「待機時間の過ごし方の違い」の3本に分けて、ウリ専とソープ嬢の差について書いていこうと思います。

 なお、ウリ専にしろソープにしろ、お店や地域ひいては個人個人で、システムやお客様の雰囲気、収入や大変だと感じる点も異なってきますのであしからず。あくまで私の身の回りのお話です。

◎身体を売って、いくら稼いでいるのか

 いきなりですが、お金のお話です。ウリ専と風俗嬢の間で、どれくらいの収入の差があるのでしょうか。風俗には本番ナシのヘルスにピンサロとさまざまな業種がありますが、できるだけ近いお仕事を……ということで、ウリ専と同じく「本番行為」、つまりはちんこをおクチ以外の穴に挿入する行為ありのお仕事である、ソープ嬢に絞ってお話をさせていただきます。

 ウリ専インタビューでもお話させていただいたように、ウリ専とソープ嬢では、お仕事1本あたりの手取りと、1日に入る指名の本数に差があります。比較しやすいように、ウリ専と同価格帯の格安ソープでお話をさせていただきます。ちなみにウリ専のお値段は、格安風俗店よりもちょっと安いくらいが一般的なのです。

 例えばお客様がお支払いするのが1万5,000円程度だとすると、ウリ専がもらえるのは7,000円~8,000円くらい。格安店のソープ嬢だと1万円くらいになります。ソープ嬢はお客様が支払った料金の三分の二を手取りとして得られるんですね。【注:ソープは格安店、大衆店、高級店とランク分けされていて、ランクに応じて料金が違うので1本あたりの給料にも大きな差があります。格安店は少ないバックで本数をこなして稼ぐ。高級店は1本あたりのバックが高く(3~5万円)、接客時間も長いので、格安店ほど本数をこなさないらしいです】。

 あとは、ウリ専はお客様が社会的に少数派なので、そもそも店自体の来店数が少ないのと、フリー指名(女の子や男の子を選べない代わりにちょっと安くなるシステム)がないので、1日当たりの本数がソープ嬢よりも少なくなります。

 では、ざっくりと数字で出してしまいます。”たくさん”出勤したら、月にどれくらい稼げるのでしょうか。

ウリ専→約50万円
格安店のソープ嬢→約100万円

 こんな感じでした。

 ウリ専の数字は私の周囲を参考にしました。極端に売れているわけでもなく、かといって暇そうにしているでもない、いわゆる中堅の収入ですね。売れていない子だと、月収20万円程度だったり。ソープ嬢の収入は、話してくれた女の子たちの収入から割り出したものですので、少ないデータからやってきたものだということをご了承ください。

◎稼げるほどきつい

これだけを見ると、ソープ嬢すげえ! って思ってしまいそうですね。

 でも、決して勘違いしないでください。

 稼げる=1日の指名本数が多い=それだけきっっっつい。

 セックスのお仕事って、やっぱり楽ではないんです。

 指名が1本増えるごとに、肉体的にも精神的にも、あと粘膜的にも疲労が跳ね上がっていくんです。大体の会社で毎月25日あたりが給料日に設定されていると思いますが、給料日あとの土曜日なんかはめっちゃお客さんが来ます。1日で6本とか入ると、疲れすぎてゾンビみたいな顔になります。性器は痛むし、精魂尽き果てるし、空の明るさに死にたくなります。私なんかは青空滅びろって気分になります。

 つまり、ウリ専よりもずっと稼げるソープ嬢は、それだけきっついってことなんですよ。

 私も体験入店時は、出勤から上がりまで休みなく指名が詰まっているような時期がありました。あの時のキツさを思うと、それをずっとこなしているソープ嬢の皆さんには、素直に脱帽します。ただ、私は稼ぎたいので、その忙しさが少し羨ましいと思うところもありますけど。

 お話を聞かせてくれた子たちは、そのお金でホストに通っているそうです。稼げるからこそ、お金のかかるところに行ってしまうっていうケースもあるのかもしれませんね。もしくは、お金がかかる趣味があるから稼げるお仕事を始めたのかもしれません。

 ウリ専は稼ぎがそこまで良くないので、そもそもお金が派手にかかる遊びは避ける人が多いです。というか、遊んでいる子自体、かなり少数派である気がします。キャバクラに誘い合って行くことや、ゲイバーでシャンパンをおろすことがあっても、たまーにしてみる贅沢って感じでしょうか。まあ、20代前半で中年のサラリーマンと同じくらい稼いでいるので、金銭感覚がおかしくなる感覚は多少なりともありますけどね。でも月収50万って、パーッと派手にお金を使えるほどの高額所得ではないです。

 私は学費、積み立て、年金、税金、生活費その他諸々の入金に追われているので、遊びに使えるお金はありません。が、そういった「支払わなければいけないお金」が少ない男の子だと、ウリ専を始めた直後にお金の失敗をするのも見かけることがあります。

 それまでは、高校生のアルバイト程度の収入で遊んできた子が、1日で数万稼げちゃったりして、びっくりするんですよね。そこで、金銭感覚が狂ってしまう。「今日これだけ使っても、明日稼げばいいや」と思うらしいです。せっかくその日稼いだお金を歌舞伎町で使い切っては、翌日またその日の稼ぎを持って歌舞伎町に行く……って感じですね。日払いで、かつ“若い男の子にしては”大きなお金が手に入るからこその浪費かもしれません。

 たいていは、1カ月もしないうちに体力なり稼ぎなりが限界を迎えたり、仕事を増やすためにする脱毛やジム等、自分を磨くためのお金が足りないことに気付いて、一気に大人しくなります。

 もちろん、ウリ専もソープ嬢も、働く理由やお金の使い道は十人十色。重たい過去がある人がいれば、未来に向けて貯金している人もいれば、夢を追うための資金にしている人がいれば、好きな遊びを思いっきり楽しむためって人もいます。ただ、お仕事柄そうなりがちなのかもしれませんが、「癒し」にお金をかける傾向は強い気がします。

 私は休みをとって、コーヒーショップでパソコンをいじるのが何よりの癒しです。ただ、脳内で「今日働かなかったってことは、つまり2万の出費ってことだよなあ?」とカネの悪魔が囁くので、もしかしたら癒されていないのかも……?

 それでは。

 ちょっと今からカマグラ(勃起薬)食べてくる。

警戒! 座席シートで腕組みスタイルや肘を使って、犯行に及ぶ痴漢の形態

こんにちは。冷やし中華、はじまりましたか? 街中でまだ看板を見かけていない大根 蘭です。

満員電車では特に、隣や前後の人とカラダが触れる、カバンがカラダに当たってしまうことは仕方のないことだと思います。しかし、この「仕方のないこと」を利用して痴漢行為をする人間がいるのです。悲しいかな、これほど痴漢被害、および痴漢冤罪の報道がされているのに、自分の欲望のままに痴漢行為を行う人間は未だはびこっています。

そのうえ、上記のように「痴漢というのは満員電車で起こるものだ」という認識が一般的ではありますが、空いている車内で痴漢被害に遭うときの絶望感といったらありません。痴漢はわざわざその被害者をターゲットとして狙いを定め、つきまとっているわけで、下手に拒否したら逆上されたり、降車後に襲われたりする可能性すらあるかもしれない……そのような恐怖心が発動し、身動きとれなくなってしまう女性は少なくありません。

ただでさえ「普通、他人の体に触らない」というルールで私たちは生きているのに、そのルールを破り個人の領域を侵してくる痴漢は、本当に恐ろしいものです。

座席に座っている場合でも例外ではありません。私は最近、シートに座っているにもかかわらず、痴漢被害に遭いました。

被害者側に非はないのですが、このような性犯罪者が身近にいる限り、防御をする必要も出てきます。被害経験を振り返り、シートに座っているときの痴漢防御策について考えてみたいと思います。

車内の座席に座るときに意識して(注意して)ほしいこと
膝の上に荷物を置いて座っているとき、荷物を抱え込む体勢になると、腕と脇の間に隙間が出来ます。そこを狙って触ってくる痴漢がいます。

今回お伝えする痴漢の手口は、脇の隙間を利用した加害行為が多いです。

◎間隔を詰めてくる人

ぎゅうぎゅう詰めになっていないのにもかかわらず、太もも同士が触れるほど距離を詰めて座ってくる相手、明らかにおかしいです。痴漢の傾向としては、最初は通常の感覚で座りますが、座りなおすふりをして、徐々に距離を詰めてくることが多いです。

太ももが離れていても、腕を膝の上に置かず太ももの横に置き、手の甲でさすってくる痴漢がいます。非常に気持ち悪い行為です。

◎胸を狙う腕組み痴漢

「腕組んでるだけです」を醸し出しながら、脇の下から手を伸ばして隣の女性を触る痴漢もいます。この手口、相当不自然なのに、立っている時も結構います。

◎肘を使ってくる痴漢
腕を組み、肘で、女性の腕と脇の間をスリスリしはじめる人もいます。膝の上に置いたカバンの持ち方が不自然な人も、肘を使ってくることがあります。

カバンの中をゴソゴソと探しものをしているのかな、と思いきや、肘を使って痴漢してくる人もいます。というか、肘、当てるのやめてください。気持ち悪いうえに痛いですからね。

◎「痴漢です」「やめてください」は勇気がでなくても…

座席で痴漢に遭った方がSNSで体験談を書いていました。太ももがピッタリくっつけられ貧乏ゆすりのようにして擦ってきた痴漢男性。恐怖心で叫べない状態の中、どうにかして撃退できないか……と考えた結果、「少し近いので、もう少し向こう側へズレていただけますか?」と大きめの声で言ったそうです。すると停車と同時にダッシュで下車していったそうです。

私自身が最近遭遇した痴漢は、スマホを操作している肘を使ってきました。最初は「隣の男性の肘が私の二の腕にたまたま当たってしまっている」と感じていた私ですが、腕と脇の間を擦っている状態が少し長く感じたので「スマホ操作にこんなに腕全体が動くものか?」と隣の人の画面を見てみると……おかしい。画面をひたすらスクロールしているだけなんです。というか、それ、やたらと腕を動かす操作ではありません。大きめに舌打ちするとその人は慌てて立ち上がり、車両を移動していきました。

◎なぜか責められる、被害者

いつも悔しくて悲しい気持ちになることがあります。痴漢被害の話を聞いて、「痴漢される側にも、なにか非があったんじゃないの?」と言う人っているんですよ。「無防備な姿で寝てたんじゃないの?」と言われることもあります。確かに危機感を持たず、寝ていたときもあったかもしれません。しかし、無防備に寝ていたら「触ってもいい」「触られても仕方ない」「自業自得」なのでしょうか。答えはNOです。セックスに限らず、カラダに触れる行為は、同意がなければしていはいけないことです。

▼セックスをするための同意はシンプル。イエスと言わない限りは全てNOである

◎目撃者にお願い。動画を撮影して、証人になってほしい

私自身、目撃者として声をあげることは出来ても、自分が被害に遭ったほとんどは、声をあげられぬまま屈辱・侮辱されたことにショックと怒りに苛まれるだけでした。見知らぬ人に触られている恐怖感、声をあげても周囲の人間が助けてくれるのかという不安、相手に言い負かされるのではないかと思うと勇気が出ないものです。例え、声をあげても被害者ひとりでは太刀打ちできません。証人となる目撃者が必要です。

もし、座席で怪しい動きをしている人間に気付いたら、注目してください。座った状態で痴漢をはたらく人の動きは、確実に不自然なはずです。現場を目撃したら、動画を撮影してください。本来、一般の方を無断で撮影することは損害賠償の対象になり得ます。しかし相手は性犯罪者。大きな証拠となる動画は、被害者が長時間に渡り拘束される時間を救う材料にもなります。

▼痴漢現場をスルーしてはいけない。電車内痴漢行為と逮捕の一部始終

(大根 蘭)

7割が願望アリ!「お金持ちと愛人契約を結びたいと思いますか?」調査、結果発表

お金をもらってデートやセックスをする「愛人」。愛人関係を結びたい男女を紹介する「愛人クラブ」は検索すればわんさか出てきますし、“パパ活”という言葉を耳にすることが増えたりと、愛人は一昔前よりも身近に感じるようになりました。しかし、愛人に対する価値観は人それぞれ……。そこで、先週より募集した「お金持ちと愛人契約を結びたいと思いますか?」調査。今回もたくさんのご意見を誠にありがとうございます! 早速開票です。

【お金持ちと愛人契約を結びたいと思いますか?】

・はい:73.9%

・いいえ:26.1%

【「はい」と答えた方の理由】

・心の寂しさを埋めたい(47歳)

・恋人もいないし楽しく過ごせればいいかなと思います(35歳)

・美味しいものを食べて、欲しいものを買ってもらえて、お小遣いがもらえるならいいなと思う!(24歳)

・有識者であれば、行動力もあるし、振る舞い方を知っている。私も勉強出来るし、相手側も自分では出来ない世論調査だと思っているようです(46歳)

・結婚も出産も願望がないし、期間や場所を決めての契約なら結びたい(33歳)

・お小遣いを貰いたい。今、パートでちまちま働いていて、それはそれで続けていたいんだけど、女として見てくれる人がいて欲しいから(44歳)

・人のお金で贅沢したいから(30歳)

・セックスしてお金をもらえるのは嬉しい(62歳)

・刺激(37歳)

・単純ですが、お金と刺激が欲しい。さらに、ある程度年上なら割り切りやすそう(22歳)

・デリよりはいいかなぁ……(48歳)

・身体の関係だけというものに抵抗がない。実際30歳くらい年上の既婚者と愛人関係に近いことをしていて、お金目的じゃなかったけど現金をもらった時は嬉しかったから(28歳)

・自分の身体なんかでお金が貰えて、その上気持ちも良いんだったら結ばない理由がない(20歳)

・普段の生活と違う世界に浸りたい(47歳)

・結婚を求められないし、同居しなくてもいい。たまに愛でられて収入も増えるなら性に合っていると思う(30歳)

・「この人、お金を払ってまで私と一緒にいるんだ」と思うと興奮する(32歳)

などなど……

【「いいえ」と答えた方の理由】

・そもそもこの年齢に愛人の需要があるとは思えない。仮にあったとしても性格的に割り切った関係は無理、絶対に気持ちが入っちゃう。辛くなるのは嫌だから(34歳)

・気持ち悪い(35歳)

・プロとして誰かを接待し続けるのは私には難しそう……(26歳)

・恋人の悲しむ顔が浮かんでしまい、申し訳なくなるので(31歳)

・精神的に無理(37歳)

・両親や友達に負い目を感じるようなお金の稼ぎ方は出来ればしたくない(26歳)

・愛人してる人って顔がもう愛人顔。あの顔にはなりたくない(34歳)

・見た目だったり、会話だったり、エッチだったり、何かと相性が良ければ良いけど、どこか気になるとか全部無理な人とかだったら、いくらお金持ちでも無理です。キャバ嬢や風俗嬢って本当にすごいと思います(41歳)

・多分、好きになっちゃいます。性格的に、ある程度の距離を保った関係って、もっと独占したくなっちゃうし、相手にももっと私を求めてほしい、ってストレスが溜まるのが目に見えています(35歳)

などなど……

 7割が「願望あり」とは! 愛人探しサイトが増加するのも頷けますね。きっと、この先も廃れることのない文化なのでしょう。

少年少女マンガ誌に共通の描写について~裸かどうかではなく、女性キャラの反応はどうかを見る「エロコード」問題

『週刊少年ジャンプ』(集英社)のエロ表現問題がTwitterで集中的に議論されている。発売中の『ジャンプ』(2017年7月17日号/第50巻第28号)巻頭に掲載されているイラストおよび連載作品の描写について、あるユーザーが問題提起したことが議論の発端だ。

 2016年より同誌で連載中のラブコメ作品、ミウラタダヒロの『ゆらぎ荘の幽奈さん』。主人公で霊能力を持つ冬空コガラシが、訳あり温泉宿「ゆらぎ荘」に住むことになり、ヒロインで地縛霊の湯ノ花幽奈をはじめとする個性的な女たちと共に共同生活を送る……というストーリーだ。発売中の号の巻頭見開きカラーページで、同作品のキャラクター人気投票の結果が発表されており、なぜか水着が脱げてしまい、素っ裸(乳首および股間はうまいこと隠されている)で焦ったり赤面したり涙目になったりしている女性キャラたちが描かれている。

 このマンガ、舞台が温泉宿だけあって入浴シーンは頻繁で、女性のバストトップが露出していたり、三次元なら着エロの部類である際どい水着を着ているシーンも少なくない。とりあえず<肌の露出面積は広い>。露出だけでなく、性交渉全般を連想させるシーンも多い。連載開始してまだ間もない2016年5月には、表現が「あまりにもエロすぎる」ため編集部からアウトを下され描き直したことがあったという。また、2017年4月の巻頭カラーでは、ヒロイン幽奈をはじめとする女性キャラ9人が全員裸(露天風呂にいる模様)、バストトップや陰部は桜の花びらや本人の手で覆っている、という表現もあった。

 少年誌ではおなじみの、男性主人公に大勢の可愛い女性たちが群がるハーレムものラブコメとしてはいわば「あるある」の表現なのかもしれないし、古い世代は高橋留美子のマンガ作品も同じ系譜だと見るだろう。しかも高橋が描いた作品では乳首描写もあったわけで。ただ、高橋作品と『ゆらぎ荘の幽奈さん』で大きな違いがあるとすれば、女性キャラの描かれ方ではないだろうか。

 高橋作品の女性キャラたちは、水着が脱げてしまっても、赤面したり涙目になったりして「いやぁ~」とか「やめてください~~」と内股になったりしない。ラッキースケベだったとしても男性キャラに怒りを向けて殴る蹴る「ちゅどーん」である。他方、『ゆらぎ荘の幽奈さん』、また今回の議論で同列に並べられている『ToLOVEる』の女性キャラなどは、赤面・涙目系の反応をするのだ。

 ここで論じたいのは、過激なエロ描写自体の是非ではなく、日本におけるエロ描写のパターンのほとんどが<嫌がったり、拒んだり、恥ずかしがったり、涙目になっていたりする女性>という“エロコード”を含んでいることだ。嫌がったり拒んだりしながらも女性の答えはNO……ではなくYES、嫌よ嫌よも好きのうちがまかり通り、肯定されているように読めてしまう、ここに問題の核心があるのではないか。つまり、ここ日本のカルチャーにおいては、肌の露出面積が広いかどうかではなく、そうした女性側の反応込みで“エロ”が成立しているように見える。

◎少女マンガのエロはどうなのか
 実はこれは、少年マンガに限った話ではない。たとえば90年代に絶大な人気を誇った少女漫画誌『りぼん』(集英社)。私はその時代、同誌の愛読者だった。

 当時の『りぼん』は、中高生男女(ヒロイン&ヒーロー)が何らかの事情でひとつ屋根の下で暮らす、あるいはお隣同士など、とにかく<物理的距離が著しく近い状況>で恋に落ちる、というストーリーの作品が結構あった(吉住渉『ママレード・ボーイ』、矢沢あい『ご近所物語』、椎名あゆみ『ベイビイ☆LOVE』、など)。

 また、訳あって高校生が親元離れてひとり暮らしをしているなど、通常に比べて<保護者の目が行き届かない暮らし>をしている設定も多々見受けられた(小花美穂『この手をはなさない』、矢沢あい『天使なんかじゃない』、椎名あゆみ『あなたとスキャンダル』、種村有菜『神風怪盗ジャンヌ』、槙ようこ『愛してるぜベイベ★★』)。

 高須賀由枝の『グッドモーニング・コール』に至っては、中学生男女が保護者なしでひとつ屋根の下に暮らしていたから、<物理的距離が近くて、保護者の目が行き届かない>状況。小学生だった連載当時は自由で羨ましいと思ったものだが……。女子小学生向けの少女漫画とあって、ヒロイン&ヒーローの関係性は相思相愛で真剣度が高く、10代にしてお互い“自分にこれ以上の相手はいない”と思っている。

 そうした真剣交際という前提での性交渉を連想させるシーンは、『りぼん』でも少なからずあった。それを読者にはっきり伝える描写があったのは、矢沢あい『ご近所物語』、槙ようこ『愛してるぜベイベ★★』ぐらいで、他の作品はそこはぼかして(あるいは巧みにかわして)終わっていた。やろうと思えばやれるし、そういうシーンが出ないだけでもしかしたらやっているのかもしれないけれど、そこははっきりしないまま、といった格好だ。その代わりキスシーンは多くて、キスをと~っても大切な愛情表現として扱い、ファーストキスの相手(=運命の相手)とくっつく結末がほとんど。“性的欲求”については触れる描写はなくもないがごく少量。時々、性知識があれば遠回しに何を意味するのか察しがつく台詞はあるのだが、小学校低学年の頃は、これどういうこと、何のことを言っているんだろうと不思議に思う(なぜ旅館で同じ部屋に泊まっちゃマズいのか。天ないの修学旅行合流直前の1泊をなぜ友達がツッコむのか、などなど)。ヒロインたちの親たちの過去が明かされるシーンを読めば、結婚しなくても妊娠するんだってことなんかははっきり認識できるが。

 そんな中で対称的なのは、種村有菜の『神風怪盗ジャンヌ』(1998~2000年)と、槙ようこの『愛してるぜベイベ★★』(2002~2005年)だ。

◎好きすぎて押し倒しちゃう男子と、恥ずかしがりながら受け入れたい女子

 『神風怪盗ジャンヌ』は、物語自体はセカイ系戦闘モノでアニメ化されるなど低学年女児にも人気だったが、それでいて二次元的なエロさを追求した作品だ。ヒロイン・まろんがうっかり下着姿でベランダに出てしまい、隣室に住むヒーロー・稚空(ちあき)と遭遇……というエロがかった描写は頻繁に挿入される。まろんと稚空が距離を縮めていき、元はチャラ男だったイケメン稚空がまろんのことを一途に愛するようになる。稚空はまろんが好きすぎてかわいくてたまらなくて、まろんに触りたくてたまらない。

 稚空は<好きだから、強引に>まろんを抱く、キスをする、胸を触る。<強引>なのは、強引なのは性欲とか支配欲とか征服欲ではなくて、あくまでまろんのことが好きでたまらないから。必ず<強引>と<愛情>はセット扱いされている。そしてそんな稚空のことを、まろんは表情を赤らめ「やんやんっ」しながらも喜んで受け入れる。

 私が自分でも驚いたのは、まろんの反応を「すごくエロい」、と感じたことだ。まろんは顔を赤らめ、涙目になり、「やんやんっ」と言いながら、愛(性交渉)を受け入れる。種村の描写は、前出の“エロコード”を取り入れている。ゆえに読者は、「エロい」と感じるのだ。

 すると読者は、こういったエロコードを、「エロ」だと認識し、また同時に「愛されセックスのお作法」と認識する。彼が強引なのは、私のことをかわいいと思っているから、だから押し倒してもらえたんだ、と思ったりもするかもしれない。女性側にもすでにこの“エロコード”は内面化されているのだ。

 また、同作品でまろんは、稚空だけでなく、他の男性キャラからも強引に迫られているのだが(キスされたり、レイプされそうになったり)、それらも全部、彼らは<まろんのことが好きすぎて、まろんに迫ってしまう>。性暴力を肯定しているわけではないのだが、相手の了承を得ずに強引に迫ることを否定しきってはいない。

◎小学館『Sho-Comi』のエロコード

 種村がこれを『りぼん』で描いたからインパクトは強大だったが、同様の傾向は小学館の『Sho-Comi』(ショウコミ、当時は少女コミック)では以前からむしろ一般的だった。セックスシーンが堂々と描かれることから、しばしば「ローティーン向けなのに過激すぎる!」と槍玉に上がってきた同誌だが、現在もその路線は変わっていない。現在発売中の第52巻第17号には、夏の風物詩である「あまい初体験BOOK」が付録としてついてくる。

 そこに収録されている『幼なじみちゃんと爆モテDK 俺がぜんぶ教えてあげる』(桃井すみれ)では、爆発的にモテるイケメン男子高校生・ハル(屋上で4Pのシーンから物語はスタート)が、幼馴染の大人しい女子高生・雨芽(処女)に「女子なら誰でもいいんでしょ!? なら私ともエッエッ…チしてよ!!」と詰められ、押し倒してペッティングしているうちに雨芽のことを好きな自分に気付いて「性欲が抑えられない なんていつものことだけど 全然足りねー もっと欲しい」と彼女を強くハグ、「ずっとこうしてたい 離れらんねー こんな気持ち初めてだ」と恋愛感情を意識しながらつながる。雨芽はエッチの最中、終始、赤面・涙目である。

 このような具合に、「好き同士ゆえの、抑えられないセックス」が描かれるのが少女マンガの特徴だが(もちろん性行為を描かない少女マンガのほうが断然数は多い、ということは知っていてほしい。少年マンガも同様だろう)、「あまい初体験BOOK」に収録されている他作品も、本誌収録の連載作品も、やはり件の“エロコード”は踏襲している。好きな男子から抱きつかれたり舐められたりして、赤面涙目で「やんやんっ」しつつ受け入れる女子が、かわいく、エロいものとして描かれていく。

 また、少年マンガのラブコメにありがちなラッキースケベを登場させている作品もある。新連載『キスしちゃダメって本当ですか!?』(とりの綾華)には、ヒロインが更衣室で着替え中、年下彼氏が間違って入室してしまい、他の生徒に見つからないよう二人で狭いロッカーに隠れるシーンが。これはラッキースケベが少女読者にとってもサービスシーンとして機能するものだということを示している。

◎性交渉を描いてもエロじゃない

 さて、種村有菜と対称的な性描写をしたのが、槙ようこの『愛してるぜベイベ★★』(2002~2005年)だ。こちらの作品では、高校のクラスメートである結平と心が校内でいちゃついて頻繁にキス、修学旅行中にセックスに及んだということが明確にわかるよう描かれている。ただし、その描き方はライトなものだった。どういうことかというと、恋人同士のふたりが密着してスキンシップを重ねていても、結平は興奮せず、心は恥ずかしそうに顔を赤らめたりしない。楽しんではいると思うが、お互いの快感反応自体を、おそらく敢えて描かないようにしている。だから読んでいて「エロ」を感じない。赤面・涙目なしの性的なスキンシップは、どれだけ描かれてもエロ描写と呼べるものにはならないのではないか、と思わせる。

 セックスに及ぶシーンについては、お互いの真剣度が伝わるようになっているし、後の妊娠疑惑に発展するなど<セックスには責任がついてまわる>ことも描かれる。その一方で、心に片想いする男子生徒が心に対して強引にキスを迫り、心が恐怖を感じる描写、それがトラウマになりかねないことを示すシーンもある。<好きだからこそ、強引に>迫ることは、性暴力と表裏一体であることを、に伝えているし、性暴力を(いわゆる強姦じゃなくても)はっきり否定しているともいえる。特に教育的な大義名分を掲げた作品ではまったくないのだが、作者がエロコードを踏襲せず、「女子がイヤがっていたらそれはNOなのだ」とはっきり突きつけている作品だ。

◎どんな表現に“エロ”を感じるか

 マンガに性行為を含む性的な描写を持ち込むことそれ自体が問題なのではなく、その際に使われる、<強引な男子に女子が迫られる><女子は、恥ずかしがりつつもそれを受け入れる>というコードに問題があるのではないかと私は考えている。

 肌の露出面積や、登場人物の言動を基準に、その作品が過激か否か、青少年にふさわしいかどうかの線引きをすることは無意味ではないか。何が作品を“エロ”たらしめるかは、バストトップの露出どうこうではなく、男女の別なく刷り込まれてきた“エロコード”にあるのではないか。私たちが何をもってマンガ表現に“エロ”を感じるのか、そもそも現実的には性暴力になりかねない表現を“エロ”と一括りにする現状に歪みがないか。現実の性暴力や性交渉における合意についての共通認識がなされていない中で、こうした表現を肯定的に提示してかまわないものなのか。今一度、見直すときが来ていると思う。

■中崎亜衣
1987年生まれの未婚シングルマザー。お金はないけどしがらみもないのをいいことに、自由にゆる~く娘と暮らしている。90年代りぼん、邦画、小説、古着、カフェが好き。

少年少女マンガ誌に共通の描写について~裸かどうかではなく、女性キャラの反応はどうかを見る「エロコード」問題

『週刊少年ジャンプ』(集英社)のエロ表現問題がTwitterで集中的に議論されている。発売中の『ジャンプ』(2017年7月17日号/第50巻第28号)巻頭に掲載されているイラストおよび連載作品の描写について、あるユーザーが問題提起したことが議論の発端だ。

 2016年より同誌で連載中のラブコメ作品、ミウラタダヒロの『ゆらぎ荘の幽奈さん』。主人公で霊能力を持つ冬空コガラシが、訳あり温泉宿「ゆらぎ荘」に住むことになり、ヒロインで地縛霊の湯ノ花幽奈をはじめとする個性的な女たちと共に共同生活を送る……というストーリーだ。発売中の号の巻頭見開きカラーページで、同作品のキャラクター人気投票の結果が発表されており、なぜか水着が脱げてしまい、素っ裸(乳首および股間はうまいこと隠されている)で焦ったり赤面したり涙目になったりしている女性キャラたちが描かれている。

 このマンガ、舞台が温泉宿だけあって入浴シーンは頻繁で、女性のバストトップが露出していたり、三次元なら着エロの部類である際どい水着を着ているシーンも少なくない。とりあえず<肌の露出面積は広い>。露出だけでなく、性交渉全般を連想させるシーンも多い。連載開始してまだ間もない2016年5月には、表現が「あまりにもエロすぎる」ため編集部からアウトを下され描き直したことがあったという。また、2017年4月の巻頭カラーでは、ヒロイン幽奈をはじめとする女性キャラ9人が全員裸(露天風呂にいる模様)、バストトップや陰部は桜の花びらや本人の手で覆っている、という表現もあった。

 少年誌ではおなじみの、男性主人公に大勢の可愛い女性たちが群がるハーレムものラブコメとしてはいわば「あるある」の表現なのかもしれないし、古い世代は高橋留美子のマンガ作品も同じ系譜だと見るだろう。しかも高橋が描いた作品では乳首描写もあったわけで。ただ、高橋作品と『ゆらぎ荘の幽奈さん』で大きな違いがあるとすれば、女性キャラの描かれ方ではないだろうか。

 高橋作品の女性キャラたちは、水着が脱げてしまっても、赤面したり涙目になったりして「いやぁ~」とか「やめてください~~」と内股になったりしない。ラッキースケベだったとしても男性キャラに怒りを向けて殴る蹴る「ちゅどーん」である。他方、『ゆらぎ荘の幽奈さん』、また今回の議論で同列に並べられている『ToLOVEる』の女性キャラなどは、赤面・涙目系の反応をするのだ。

 ここで論じたいのは、過激なエロ描写自体の是非ではなく、日本におけるエロ描写のパターンのほとんどが<嫌がったり、拒んだり、恥ずかしがったり、涙目になっていたりする女性>という“エロコード”を含んでいることだ。嫌がったり拒んだりしながらも女性の答えはNO……ではなくYES、嫌よ嫌よも好きのうちがまかり通り、肯定されているように読めてしまう、ここに問題の核心があるのではないか。つまり、ここ日本のカルチャーにおいては、肌の露出面積が広いかどうかではなく、そうした女性側の反応込みで“エロ”が成立しているように見える。

◎少女マンガのエロはどうなのか
 実はこれは、少年マンガに限った話ではない。たとえば90年代に絶大な人気を誇った少女漫画誌『りぼん』(集英社)。私はその時代、同誌の愛読者だった。

 当時の『りぼん』は、中高生男女(ヒロイン&ヒーロー)が何らかの事情でひとつ屋根の下で暮らす、あるいはお隣同士など、とにかく<物理的距離が著しく近い状況>で恋に落ちる、というストーリーの作品が結構あった(吉住渉『ママレード・ボーイ』、矢沢あい『ご近所物語』、椎名あゆみ『ベイビイ☆LOVE』、など)。

 また、訳あって高校生が親元離れてひとり暮らしをしているなど、通常に比べて<保護者の目が行き届かない暮らし>をしている設定も多々見受けられた(小花美穂『この手をはなさない』、矢沢あい『天使なんかじゃない』、椎名あゆみ『あなたとスキャンダル』、種村有菜『神風怪盗ジャンヌ』、槙ようこ『愛してるぜベイベ★★』)。

 高須賀由枝の『グッドモーニング・コール』に至っては、中学生男女が保護者なしでひとつ屋根の下に暮らしていたから、<物理的距離が近くて、保護者の目が行き届かない>状況。小学生だった連載当時は自由で羨ましいと思ったものだが……。女子小学生向けの少女漫画とあって、ヒロイン&ヒーローの関係性は相思相愛で真剣度が高く、10代にしてお互い“自分にこれ以上の相手はいない”と思っている。

 そうした真剣交際という前提での性交渉を連想させるシーンは、『りぼん』でも少なからずあった。それを読者にはっきり伝える描写があったのは、矢沢あい『ご近所物語』、槙ようこ『愛してるぜベイベ★★』ぐらいで、他の作品はそこはぼかして(あるいは巧みにかわして)終わっていた。やろうと思えばやれるし、そういうシーンが出ないだけでもしかしたらやっているのかもしれないけれど、そこははっきりしないまま、といった格好だ。その代わりキスシーンは多くて、キスをと~っても大切な愛情表現として扱い、ファーストキスの相手(=運命の相手)とくっつく結末がほとんど。“性的欲求”については触れる描写はなくもないがごく少量。時々、性知識があれば遠回しに何を意味するのか察しがつく台詞はあるのだが、小学校低学年の頃は、これどういうこと、何のことを言っているんだろうと不思議に思う(なぜ旅館で同じ部屋に泊まっちゃマズいのか。天ないの修学旅行合流直前の1泊をなぜ友達がツッコむのか、などなど)。ヒロインたちの親たちの過去が明かされるシーンを読めば、結婚しなくても妊娠するんだってことなんかははっきり認識できるが。

 そんな中で対称的なのは、種村有菜の『神風怪盗ジャンヌ』(1998~2000年)と、槙ようこの『愛してるぜベイベ★★』(2002~2005年)だ。

◎好きすぎて押し倒しちゃう男子と、恥ずかしがりながら受け入れたい女子

 『神風怪盗ジャンヌ』は、物語自体はセカイ系戦闘モノでアニメ化されるなど低学年女児にも人気だったが、それでいて二次元的なエロさを追求した作品だ。ヒロイン・まろんがうっかり下着姿でベランダに出てしまい、隣室に住むヒーロー・稚空(ちあき)と遭遇……というエロがかった描写は頻繁に挿入される。まろんと稚空が距離を縮めていき、元はチャラ男だったイケメン稚空がまろんのことを一途に愛するようになる。稚空はまろんが好きすぎてかわいくてたまらなくて、まろんに触りたくてたまらない。

 稚空は<好きだから、強引に>まろんを抱く、キスをする、胸を触る。<強引>なのは、強引なのは性欲とか支配欲とか征服欲ではなくて、あくまでまろんのことが好きでたまらないから。必ず<強引>と<愛情>はセット扱いされている。そしてそんな稚空のことを、まろんは表情を赤らめ「やんやんっ」しながらも喜んで受け入れる。

 私が自分でも驚いたのは、まろんの反応を「すごくエロい」、と感じたことだ。まろんは顔を赤らめ、涙目になり、「やんやんっ」と言いながら、愛(性交渉)を受け入れる。種村の描写は、前出の“エロコード”を取り入れている。ゆえに読者は、「エロい」と感じるのだ。

 すると読者は、こういったエロコードを、「エロ」だと認識し、また同時に「愛されセックスのお作法」と認識する。彼が強引なのは、私のことをかわいいと思っているから、だから押し倒してもらえたんだ、と思ったりもするかもしれない。女性側にもすでにこの“エロコード”は内面化されているのだ。

 また、同作品でまろんは、稚空だけでなく、他の男性キャラからも強引に迫られているのだが(キスされたり、レイプされそうになったり)、それらも全部、彼らは<まろんのことが好きすぎて、まろんに迫ってしまう>。性暴力を肯定しているわけではないのだが、相手の了承を得ずに強引に迫ることを否定しきってはいない。

◎小学館『Sho-Comi』のエロコード

 種村がこれを『りぼん』で描いたからインパクトは強大だったが、同様の傾向は小学館の『Sho-Comi』(ショウコミ、当時は少女コミック)では以前からむしろ一般的だった。セックスシーンが堂々と描かれることから、しばしば「ローティーン向けなのに過激すぎる!」と槍玉に上がってきた同誌だが、現在もその路線は変わっていない。現在発売中の第52巻第17号には、夏の風物詩である「あまい初体験BOOK」が付録としてついてくる。

 そこに収録されている『幼なじみちゃんと爆モテDK 俺がぜんぶ教えてあげる』(桃井すみれ)では、爆発的にモテるイケメン男子高校生・ハル(屋上で4Pのシーンから物語はスタート)が、幼馴染の大人しい女子高生・雨芽(処女)に「女子なら誰でもいいんでしょ!? なら私ともエッエッ…チしてよ!!」と詰められ、押し倒してペッティングしているうちに雨芽のことを好きな自分に気付いて「性欲が抑えられない なんていつものことだけど 全然足りねー もっと欲しい」と彼女を強くハグ、「ずっとこうしてたい 離れらんねー こんな気持ち初めてだ」と恋愛感情を意識しながらつながる。雨芽はエッチの最中、終始、赤面・涙目である。

 このような具合に、「好き同士ゆえの、抑えられないセックス」が描かれるのが少女マンガの特徴だが(もちろん性行為を描かない少女マンガのほうが断然数は多い、ということは知っていてほしい。少年マンガも同様だろう)、「あまい初体験BOOK」に収録されている他作品も、本誌収録の連載作品も、やはり件の“エロコード”は踏襲している。好きな男子から抱きつかれたり舐められたりして、赤面涙目で「やんやんっ」しつつ受け入れる女子が、かわいく、エロいものとして描かれていく。

 また、少年マンガのラブコメにありがちなラッキースケベを登場させている作品もある。新連載『キスしちゃダメって本当ですか!?』(とりの綾華)には、ヒロインが更衣室で着替え中、年下彼氏が間違って入室してしまい、他の生徒に見つからないよう二人で狭いロッカーに隠れるシーンが。これはラッキースケベが少女読者にとってもサービスシーンとして機能するものだということを示している。

◎性交渉を描いてもエロじゃない

 さて、種村有菜と対称的な性描写をしたのが、槙ようこの『愛してるぜベイベ★★』(2002~2005年)だ。こちらの作品では、高校のクラスメートである結平と心が校内でいちゃついて頻繁にキス、修学旅行中にセックスに及んだということが明確にわかるよう描かれている。ただし、その描き方はライトなものだった。どういうことかというと、恋人同士のふたりが密着してスキンシップを重ねていても、結平は興奮せず、心は恥ずかしそうに顔を赤らめたりしない。楽しんではいると思うが、お互いの快感反応自体を、おそらく敢えて描かないようにしている。だから読んでいて「エロ」を感じない。赤面・涙目なしの性的なスキンシップは、どれだけ描かれてもエロ描写と呼べるものにはならないのではないか、と思わせる。

 セックスに及ぶシーンについては、お互いの真剣度が伝わるようになっているし、後の妊娠疑惑に発展するなど<セックスには責任がついてまわる>ことも描かれる。その一方で、心に片想いする男子生徒が心に対して強引にキスを迫り、心が恐怖を感じる描写、それがトラウマになりかねないことを示すシーンもある。<好きだからこそ、強引に>迫ることは、性暴力と表裏一体であることを、に伝えているし、性暴力を(いわゆる強姦じゃなくても)はっきり否定しているともいえる。特に教育的な大義名分を掲げた作品ではまったくないのだが、作者がエロコードを踏襲せず、「女子がイヤがっていたらそれはNOなのだ」とはっきり突きつけている作品だ。

◎どんな表現に“エロ”を感じるか

 マンガに性行為を含む性的な描写を持ち込むことそれ自体が問題なのではなく、その際に使われる、<強引な男子に女子が迫られる><女子は、恥ずかしがりつつもそれを受け入れる>というコードに問題があるのではないかと私は考えている。

 肌の露出面積や、登場人物の言動を基準に、その作品が過激か否か、青少年にふさわしいかどうかの線引きをすることは無意味ではないか。何が作品を“エロ”たらしめるかは、バストトップの露出どうこうではなく、男女の別なく刷り込まれてきた“エロコード”にあるのではないか。私たちが何をもってマンガ表現に“エロ”を感じるのか、そもそも現実的には性暴力になりかねない表現を“エロ”と一括りにする現状に歪みがないか。現実の性暴力や性交渉における合意についての共通認識がなされていない中で、こうした表現を肯定的に提示してかまわないものなのか。今一度、見直すときが来ていると思う。

■中崎亜衣
1987年生まれの未婚シングルマザー。お金はないけどしがらみもないのをいいことに、自由にゆる~く娘と暮らしている。90年代りぼん、邦画、小説、古着、カフェが好き。

トランプ『女性キャスター「知能が低く」「クレイジー」「整形手術で出血」』ツイートに寄せられた二種類の批判

 アメリカ合衆国第45代大統領のドナルド・トランプが、またもやツイッターで女性を侮辱した。今回のターゲットはMSNBCの朝のニュース番組「モーニング・ジョー」のキャスター、ミカ・ブレジンスキーだ。

 以下はトランプが6月29日の8:52am, 8:58amにおこなった連投ツイート。

「視聴率低迷の『モーニング・ジョー』がオレの悪口を言ったと聞いた(あの番組はもう観ていない。)だったらなぜ知能が低くてクレイジーなミカが、アタマのおかしいジョーと一緒に」「大晦日のあたりにマールアラーゴに3夜連続でやってきて、オレと一緒に過ごそうとしつこかったんだ。彼女はフェイスリフト(整形手術)でひどく出血していた。オレはノー!と断った」

※原文には時制が正しくない部分があり、意味が通るように訳した

 あまりにも唐突な内容で当初はまるで意味不明であったが、多くの政治家や識者が党派も性別も超えて怒り、呆れ、そして憂い、さまざまなコメントを発した。以下はそのごく一部である。

ナンシー・ペロシ院内総務(民主党)
「性差別主義者、報道の自由への暴行、そして、すべての女性への侮辱です」「あのような振る舞いは米国大統領の品位に叶うものでなく、大変に悲しく思いました」「共和党員が(トランプの振る舞いの)ほぼすべてに耐えられることが理解できません」

ポール・ライアン下院議長(共和党)
「明らかに、ふさわしいコメントには思えません。我々は今、社会的規範とディベートのトーンを向上させようとしているのに(大統領のツイートは)それに貢献しません」

ベン・サッセ上院議員(共和党)
「どうか止めてください。(あのツイートは)普通ではなく、大統領の品位に欠けています」

アナ・ナヴァロ(共和党ストラテジスト、CNNコメンテイター)
「この最低な男はアメリカ合衆国大統領」「以下は共和党員へ。私は『落胆した』『困惑している』『イラつかせられる』『彼がこんなことをしなければと願う』といった言葉にうんざり!」「(共和党議員はテレビで)『よく聞け、このクレイジーで頭のおかしい70歳の赤ん坊。止めろ!お前は今、アメリカ合衆国大統領なんだ、最高司令官なんだ』と言うべき」「(こんな状態では)税金や医療保険について語ることもできない」

「小さな手(子供)のために作られています」(朝食シリアル、チェリオの箱)

※選挙選中よりトランプは話すときに手をヒラヒラさせること、その手が小さいことが定番ジョークとなっている。写真はトランプの「小さな手」と「子供っぽさ」の二重の意味と思われる

【ミカ・ブレジンスキー】テレビジャーナリスト。1967年、ニューヨーク生まれ。1990年にテレビジャーナリストとしてのキャリアを始め、2007年よりMSNBC「モーニング・ジョー」のキャスターとなる。元共和党議員である同番組のメイン・キャスター、ジョー・スカーボロと民主党のミカの絶妙なトークが人気。今年5月4日、ミカとジョーは婚約。娘の婚約の22日後に他界した父、ズビグネフ・ブレジンスキーは1960年代にL・ジョンソン大統領顧問、1970年代はカーター政権の国家安全保障問題担当大統領補佐官を務めた政治学者。兄のマーク・ブレジンスキーはオバマ政権下でのスイス大使。

◎トランプ、雑誌の表紙はフェイク

 トランプが唐突に「モーニング・ジョー」を攻撃したのは、その2日前にワシントン・ポスト紙が報じた「タイム誌のフェイク表紙」が理由と思われる。世界中に散らばるトランプ経営のゴルフ場のうち、少なくとも5カ所にトランプが表紙となった雑誌『タイム』が額縁に納められて飾られているが、その表紙が「フェイク」であるというすっぱ抜きだった。飾られている表紙にはトランプの写真と、トランプのテレビ番組「アプレンティス」を褒め称えるフレーズが書かれているが、タイム誌はワシントン・ポスト紙の取材に対し、「その表紙の号は発行していない」と明言した。

 この件を「モーニング・ジョー」も報じた。同番組を放映しているMSNBCはリベラルな局として知られ、キャスターのジョーとミカは大統領選中より厳しいトランプ批判を続けていた。批判に対してトランプはミカを「神経症」と呼ぶなど、両者の仲はそもそも険悪だった。そして今回のフェイク表紙報道でトランプは再度激怒し、上記のツイッター乱行と相成ったものと推測される。

 この件を受け、ジョーとミカはトランプのツイート翌日にワシントン・ポスト紙に事態を説明する記事を寄稿し、さらにその翌日には休暇を返上して「モーニング・ジョー」に出演し、トランプのツイートの内容こそが「フェイク」であることを語った。

 ツイッターでトランプが持ち出した「マールアラーゴ」はフロリダ州にあるトランプの別荘だ。トランプは11月の大統領当選後、1月の就任式後もほぼ週末ごとに訪れており、以後、ちまたでは「ウィンター・ホワイトハウス」と呼ばれている。

 マールアラーゴはリゾートホテルとして一般客室も持つ。ゴルフ場もあり、今年2月に安倍首相がホワイトハウスで日米首脳会談を行なったのち、ふたりでマールアラーゴに赴き、ゴルフを楽しんでいる。このゴルフ場のクラブハウスにも先のフェイクの表紙が飾られていたと報じられている。

 トランプのツイッターでの主張は、すでに大統領選に勝利していたトランプがマールアラーゴで主催した昨年の大晦日パーティに二人が招待してくれとせがんできたが断ったというものだ。

 一方、ワシントン・ポストの寄稿記事の内容は、トランプが二人を12月30日のマールアラーゴでのディナーに招待したがミカは断り、ジョーだけが参加。ディナーの席でトランプがミカを連れてくるようジョーに依頼したため、翌日は二人でマールアラーゴを訪れるも、その夜の大晦日パーティへの度重なる招待は丁重に断り、短時間でマールアラーゴを後にしたという内容だ。ミカの整形手術についても、受けたことはないと書かれている。

 記事中に「決して終わらないトランプ氏の女性の血に対する妄想」というフレーズがある。これは大統領選中、フォックスニュース局の女性キャスター、ミーガン・ケリーに対して「どこであれ出血している」と、ケリーが生理中で気が立っていたことを意味する発言を行い、物議を醸したことを指している。

◎女性差別よりも、国政を憂う

 女性への生々しい侮辱を続けるトランプだが、今回の件についての抗議は男女も党派も問わず、「セクシスト(性差別者)」「ミソジニスト(女性嫌悪)」であることへの批判よりも、「大統領としてあるまじき行為」「政治を行え」「精神状態を憂う」といった内容となっている。先に挙げたコメントでもナヴァロ共和党ストラテジストは富裕層への減税問題や医療保険(オバマケア廃止)問題こそ今、語るべきであると激怒している。ライアン下院議長の「社会的規範」は、6月に起こった事件を指している。ワシントンD.C.近郊で共和党の議員や職員による野球チームが翌日の試合に向けて練習をおこなっていた際、男が乱射を始め、議員1名が亡くなり、男は警官に射殺された。犯人は偏執的な反トランプ派であり、大統領選中は民主党候補のひとり、サンダース上院議員のボランティアを努めていた。

 ミカ本人も「(ツイートの件は)私についてよりも、私たちの国についての、もっと大きな問題を提示しています」と語っている。トランプの発言内容そのものより、大統領がテレビばかり観(本人は観ていないとツイートしているが)、気に障る報道があるたびにメディアへの怒りを拙い言葉で爆発させていることを深く憂慮しているのだ。メディアの中にはトランプの精神状態が「メルトダウン」しているとするものもあった。

 そもそもトランプ政権は、過去の政権の習慣と伝統であったホワイトハウスでの記者会見を極度に制限している。記者会見を仕切るはずの報道官が記者の質問に答えられずに感情的になることが続き、その様子が度々パロディにされた。それもあり、特定のメディアを記者会見から締め出す、記者会見にテレビカメラを持ち込ませず、一般市民には音声だけを提供させるといったことを続けており、アメリカが掲げる表現の自由、報道の自由の侵害だとしてメディアの怒りは限界に近づきつつある。そうした中、トランプ自らによって、テレビジャーナリストへの常識では考えられないレベルの個人攻撃が発せられたのである。

 それでもやはり、整形手術を持ち出すなどトランプの女性差別の問題も無視できない。ミカはトランプ政権上層部の女性が声を上げることを望んでいる。しかし、報道官のサラ・ハカビー・サンダースはトランプ擁護を続けている。トランプの長女で、大統領補佐官として女性の労働環境問題に取り組んでいるはずのイヴァンカ・トランプは沈黙。ファーストレディとして「インターネットでの虐め問題」に取り組むと宣言したメラニア・トランプも、やはり沈黙している。

 トランプ自身は先のツイートが激しく批判された直後、7月1日に以下のツイートをおこなっている。

「クレイジーなジョー・スカーボロと、石ころみたいにマヌケなミカは悪い人間じゃない。だが、彼らの低視聴率番組はNBCの上層部によって支えられている。なんてこった!」

 攻撃の矛先を微妙にミカとジョーから局の上層部に移し、同時に再度CNNを「フェイク」「マスゴミ」と呼んで新たな攻撃ツイートを連投。翌2日には、トランプ自身がプロレスの場外で「CNN」を叩きのめすパロディ・ビデオをツイッター上でにアップしている。

(堂本かおる)

フェラチオ体位5選「いつものフェラチオに飽きたら」体位チェンジでマンネリ打破! 仁王立ちからアクロバティックまで

こんにちは。ガリガリ君を両手持ちで嬉しそうに食べている外国人を見ました。美味しいですよね。こんにちは、大根 蘭です。

フェラチオ中の舌の動きや吸引必須バキュームフェラなど、フェラチオテクニックにはいろいろありますね。

▼フェラチオ中の舌の動きがわかる! タテ・ヨコ・グルリ…舌使い基礎4選

▼バキュームフェラ、意外とやれる。ジュボボボボ…吸引と圧迫が肝心!

そこで、ふと思ったのです。フェラチオといえば、相手のちんこを舐めたり吸ったり、口の動きだけに気を取られがち。しかし、フェラの体位も色々あるんだろうなぁ~、と。基本というか定番体位は、仰向けの男性の両脚の間に女性が入り込むポージング。仰向けの男性の顔に跨って“お互いに舐める”パターンのシックスナインも定番ではなくとも有名なフェラ体位のひとつと言えますね。

▼「シックスナイン」は舐め合いっこが醍醐味の体位! 動きすぎ、動かなすぎ…双方同時の愛撫は配慮が肝心

ということで本日は、いつもとは違うけど取り入れやすいものから、体の柔軟な男性には是非トライしていただきたいユニークな体位まで、新たな興奮で楽しめるフェラ体位を5選をご紹介したいと思います。

◎支配欲を満たす「仁王立ちフェラ」

見下ろしてますね~。征服欲、満たされたいのね
この体位は経験のある方も少なくないのでは? 足を開いて立った男性の股の間に膝立ちのスタイル。男性側はフェラ姿を見下ろすことができ、女性は服従ポーズでマゾヒズムをくすぐられます。仁王立ちといっても、男性は膝立ちの女性に合わせて膝を少し曲げる協力が必要になるので、意外と足腰の筋力が必要。興奮した男性が頭を押さえたり腰を振ってしまうと、ちんこが喉の奥を突くイラマチオになってしまう場合もあります。苦しいと感じたらストップしていいんですよ!

▼「イラマチオ」は 本格SMプレイでありフェラチオの延長じゃない!

◎定番フェラの延長でできる「ちんぐりフェラ」

丸見え~♪ 絶景ですな
仰向けの男性の両脚に挟まれた体勢の定番フェラの流れで彼の太ももの裏を持ち上げるようにする体位です。腰が持ち上がる体勢になるので、玉袋や蟻の門渡り、アナル舐めをしたい女性には丸見えで愛撫しやすい体位です。足を持ち上げたままだと両手が塞がってしまい自由が利かないので、男性に自分で太ももを支えてもらうよう促しましょう。両足を顔側に押しすぎると相手が息苦しい体勢になってしまうので気をつけてください。

◎横並びに座った流れで「座りながらフェラ」

この体位でウエスト絞れればいいんだけども
セックス前やセックスの休憩中、ベッドやソファで横並びに座りながらフェラに移行しやすい体位ですね。男性の腕は余裕で女性の頭に届く距離なので、フェラ中にナデナデしてもらうのもイイ(押さえ込むのはダメ)! 上半身を横に倒す体勢は結構しんどいので、前戯をはじめる“きっかけフェラ”として短時間、するくらいがいいと思います。

さて、ここからは「他の人がしたことのない体位でフェラをしたいの!」と冒険心が強い方は是非チャレンジしていただきたいインパクト大のフェラ体位です。

◎上半身を落として「ずり落ちフェラ」

そのまま落ちないように気をつけてっ!
「座りながらフェラ」の流れで試せる体位です。ベッドの端やソファに座り、男性は両脚を女性の太ももに乗せたままうしろに反り返り、両肩を床につけます(高さのあるベッドやソファは危険)。女性は彼の太ももに沿って前かがみになりフェラをします。男性がフェラされている姿を見上げる体位も新鮮ですね。彼の両手が届くようなら、おっぱい愛撫をしてもらいましょう。

◎体力勝負「倒立フェラ」

プルプルしてきたら、限界の合図ですね
究極の女性主導の体位です。実際に経験のある方は少数派でしょうが、AV作品で視聴した記憶があります。壁がない状態で倒立が出来る男性は少ないと思うので、壁を利用して倒立! 男性は足を開くも閉じるも楽な方をチョイスしてもらいましょう。男性はバランスを取るための辛抱と女性の支えも必要になりますので協力し合うフェラで一体感を得られますね。見ためのインパクトだけでなく、この体位は女性が深く長くフェラできる体位のようです。シックスナインもちんこを逆から咥える体位ではありますが、この体位はクンニをされるわけではないので、フェラに集中できることもメリット。ただ、いわずもがな長時間の倒立は頭に血がのぼってしまいますし、男性は「この姿勢で深く長くフェラされてもツライ」だけかもしれません。

(大根 蘭)