前戯ゼロ、ガンガン突きすぎ、イッたふり……“セックス不満”の女性がぶっちゃけ座談会

 「実はイったことがない」「彼がAVの真似をしてきて痛い」「フェラの仕方がわからない」……人には言いづらいけれど、実は誰もが持っている“セックスの悩み”。ネットで調べてみても、どれが正しい情報なのか見極められず、なんだかセックスが億劫になってしまう――なんて人も多いようです。

そんな中、AV出演数1万本、経験人数1万人超えのカリスマAV男優しみけんが、豊富な経験をもとにセックステクニックをレクチャーしたセックスHow To本を発売したとか。『しみけん式「超」SEXメソッド 本物とはつねにシンプルである』(笠倉出版社)は、細かな解説に加え、豊富なイラストで読みやすさと実用性を兼ね備えた1冊となっているそうなのですが、実際“使える”ハウツーなのでしょうか? そこで今回は、セックスに悩みを持つアラサー女子3人に集まってもらい、座談会を開催! 顔出しがないからこそぶっちゃけられる赤裸々トーク満載で、素直な感想を話してもらいました。

<座談会メンバー>
A子:女性経験が少ない男性と結婚。そのせいか旦那さんはセックス上手とは言えず、誘いを断ることもしばしば。レス気味。
B子:仕事が楽しくて恋愛は二の次。現在は彼氏を作る気がなく、あと腐れのないワンナイトを楽しんでいる。
C子:彼氏が絶えたことはないが、自他ともに認めるダメンズ“ホイホイ”。現在の彼氏はヒモ状態で、セックスだけはうまいらしい。

――皆さんは、セックスについて悩みはありますか?

A子 もちろんありますよ! ママ友には相談できないし、誰にも言えないからSNSで鍵付きアカウントを作って日々愚痴ってます(笑)。一番は、やっぱり旦那さんとのセックスレスですかね。セックスがうまくないので、つい断っちゃって……。

B子 「うまくない」って相手に言うの、ハードル高いですよね。私はその日限りの人が多いので、言わずにオサラバしちゃいますけど、結婚していたらそうはいかないでしょうし。

A子 そうなんですよね。B子さんは、どんな悩みがあるんですか?

B子 私は最近感じにくくなったのか、あまり濡れなくて悩んでます。セックスの最中にどうしても仕事のことを考えちゃって、なんだか集中できないんですよね~。

C子 え~!! 私は逆で、すごく濡れちゃって悩んでます……。どれくらいが普通なのかわからないから、病気とかを疑っちゃったりして。

B子 確かに、セックス関係のことって基準がわからないですよね。

C子 あと、男性を気持ちよくさせるテクニックが上達していない気がして、でもネットはサイトによって書いてあることが違うし、結局よくわからないままです。

A子 それは私もよくわかってないかも……。

前戯ゼロ、性の勉強に消極的な男とはしたくない

――では、セックスをしていて、「嫌だな」と思った経験はありますか?

B子 めちゃめちゃありますね~。特に、私はセックスしてから付き合う派なので、相手のことをあまり知らない状態でヤッてしまうこともあって。意地でもゴムをつけたがらない男とか、前戯ゼロの男とか、本当に嫌です。

A子 私は旦那さんが単純に経験値不足で、もともと性欲が少ないのか、AVもあまり見ていないようですし、性の勉強にも消極的で……。そんな感じだから、セックスしてもあまり気持ち良くなくて、嫌だな~って思うようになってしまってます……。

C子 今の彼とのセックスは満足しているんですが、歴代の元彼はフェラを強要してきたり、セックスしたらすぐに帰っちゃったり。セックスだけじゃなく、その前後も意外と大事ですよね。

B子 セックスが終わった後のピロートークでその人の性格がわかりますよね!

――悩みは尽きませんよね。『しみけん式「超」SEXメソッド 本物とはつねにシンプルである』を読んでみてどうでしたか?

B子 面白かったです! 内容ももちろんですけど、まず表紙がシンプルなのが良い! 変なやらしさがないから、男女とともに堂々と買えそうだなって思いました。

C子 わかります! 表紙を見た彼氏に「筋トレの本?」って言われました(笑)

A子 この手の男性が書いたセックスHow To本って、男性本位で的外れなことが書かれているイメージだったんですけど、さすがはカリスマAV男優さんだな……と。本っ当にタメになることばかりでした。

B子 ですね。構成も、STEP1は下準備、2は前戯、3はセックス、4はアフターケアとなっていて、順を追って学べるのでわかりやすいです。しかも、すごく詳しく書いてあるのに、説教臭くない。

C子 私は目次を見た時点で、「あ、これ読み終わったら彼氏にも読ませよう」って思ったくらいです。彼氏だけじゃなく、全人類に読んでほしい(笑)。

A子 全人類(笑)!? でも確かに、こんなに具体的にセックスについて学べることってないですよね。学校でも教えてくれないし、社会に出たからって教えてもらえるわけでもないし。

B子 だからこそ、こういう経験に基づいたHow To本、もっと広まってほしい!

一人よがりなセックス、イッたふりのセックス

――特に、ためになったテクニックはありましたか?

B子 体位については全体的に勉強になりました。絵が多めで、「どこに手を置くべきか?」とか「体位のスムーズな変え方」とかまで書いてくれているから、かなり実践的!

C子 私はフェラのやり方が細かく解説されていて、うれしかったです(笑)。女性誌でもたまにそういう特集ってありますけど、しみけんさんだと説得力が違いますね。今日から試せそうだなって。

A子 私はフィニッシュの部分の、「『イッたふり』は 終わりの始まり」っていうワードにドキっとしました。「相手に『この人はこうすればイクんだ』という、誤った概念を与えてしまい、そうなると付き合っている限りはずっと嘘をつき続けなければいけなくなります。嘘をつく関係は長くは続きません」――もう、確かに! その通りすぎて、反省しました。旦那さんのセックスが上達しないのは、私のせいでもあったんだなって。

C子 しみけんさんも書いてますけど、二人で一緒に模索して、どうすればお互い気持ちよくなれるか? 愛し合えるか? を話し合える関係性が理想ですよね。そうなれるよう、ちゃんと気持ちを言葉にしていかないとなって私も考えさせられました。

――お互い、一人よがりなセックスにならないようにしたいですね。

B子 AVばかり見てそれを鵜呑みにしている人って、まさに一人よがりなセックスをするイメージです。ナカに指をいれてガシガシ動かしたり、乱暴に突いたり……「痛い! アンタAVの見過ぎだから!」ってフったこと、あります(笑)。

A子 「本当に気持ちのいい手マン、セックスというのは『動きが最小限』 なのです」って書いてある通り! ガンガン突けばいいってもんじゃないの、わかってない男性って多いですよね。

C子 そういう人にこそ読んでほしいですね!

B子 あと、「『生』にこだわる男はクズ」ってハッキリ言ってるのがスッキリする! 「理由は『考え方の中心が自分』だからです」って、その通りですよね。つい押し切られて生でやっちゃいがちな友達に教えてあげたいです。

性のテクニックを知るのは恥ずかしいことじゃない

――では、意外だったテクニックなどはありましたか?

B子 フェラについての「実は気持ち良くないNGパターン」が意外でしたね。フェラのときに喉の奥まで入れると良いって勝手に思い込んでいましたけど、「のどの奥は硬いため、実はそんなに気持ち良くはない」って書いてあって驚きました。

C子 私は会陰部という部分(蟻の戸渡り:肛門と睾丸の間)が気持ちいいっていうのは知らなかったです!

A子 私も~! どこかで「性的なテクニックのことを積極的に知るのは恥ずかしい」って思いがあったのかも。調べようと思ったことすらなかったです。

B子 テクニックを知ると、セックスがもっと楽しくなりそうですね。好きな相手に喜んでもらえるって、純粋にうれしいことでもありますし!

――皆さん、熟読されている様子ですね(笑)。

C子 目次の項目を見ると内容が多かったので、読み切れるかな? って思ったんですけど、毎回解説の絵が入ってて読みやすいので、夢中になってるうちに読み終わりました(笑)!

B子 絵があると、文章も入ってきやすいですよね。男性が見ても女性が見ても参考になる超具体的なセックスHow To本って今まで出会ったことがなかったので、これは愛読書になりそうです(笑)。

A子 現役AV男優で、セックス経験1万人のしみけんさんだからこその説得力でした。相手のことを思いやる心も学べて、本当に参考になりましたね。勇気を出して、旦那さんと一緒に読みながら、二人で話し合おうかなって思いました。

C子 相手がいる方も、いない方も、まだセックスをしたことがないって人にもおススメできます。冒頭に書いてありますけど、「知っている状態で本番に向かうのと、知らないで向かうのとでは雲泥の差」でしょうから。

(取材・文=ヨコシマリンコ)

『しみけん式「超」SEXメソッド 本物とはつねにシンプルである』

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前戯ゼロ、ガンガン突きすぎ、イッたふり……“セックス不満”の女性がぶっちゃけ座談会

 「実はイったことがない」「彼がAVの真似をしてきて痛い」「フェラの仕方がわからない」……人には言いづらいけれど、実は誰もが持っている“セックスの悩み”。ネットで調べてみても、どれが正しい情報なのか見極められず、なんだかセックスが億劫になってしまう――なんて人も多いようです。

そんな中、AV出演数1万本、経験人数1万人超えのカリスマAV男優しみけんが、豊富な経験をもとにセックステクニックをレクチャーしたセックスHow To本を発売したとか。『しみけん式「超」SEXメソッド 本物とはつねにシンプルである』(笠倉出版社)は、細かな解説に加え、豊富なイラストで読みやすさと実用性を兼ね備えた1冊となっているそうなのですが、実際“使える”ハウツーなのでしょうか? そこで今回は、セックスに悩みを持つアラサー女子3人に集まってもらい、座談会を開催! 顔出しがないからこそぶっちゃけられる赤裸々トーク満載で、素直な感想を話してもらいました。

<座談会メンバー>
A子:女性経験が少ない男性と結婚。そのせいか旦那さんはセックス上手とは言えず、誘いを断ることもしばしば。レス気味。
B子:仕事が楽しくて恋愛は二の次。現在は彼氏を作る気がなく、あと腐れのないワンナイトを楽しんでいる。
C子:彼氏が絶えたことはないが、自他ともに認めるダメンズ“ホイホイ”。現在の彼氏はヒモ状態で、セックスだけはうまいらしい。

――皆さんは、セックスについて悩みはありますか?

A子 もちろんありますよ! ママ友には相談できないし、誰にも言えないからSNSで鍵付きアカウントを作って日々愚痴ってます(笑)。一番は、やっぱり旦那さんとのセックスレスですかね。セックスがうまくないので、つい断っちゃって……。

B子 「うまくない」って相手に言うの、ハードル高いですよね。私はその日限りの人が多いので、言わずにオサラバしちゃいますけど、結婚していたらそうはいかないでしょうし。

A子 そうなんですよね。B子さんは、どんな悩みがあるんですか?

B子 私は最近感じにくくなったのか、あまり濡れなくて悩んでます。セックスの最中にどうしても仕事のことを考えちゃって、なんだか集中できないんですよね~。

C子 え~!! 私は逆で、すごく濡れちゃって悩んでます……。どれくらいが普通なのかわからないから、病気とかを疑っちゃったりして。

B子 確かに、セックス関係のことって基準がわからないですよね。

C子 あと、男性を気持ちよくさせるテクニックが上達していない気がして、でもネットはサイトによって書いてあることが違うし、結局よくわからないままです。

A子 それは私もよくわかってないかも……。

前戯ゼロ、性の勉強に消極的な男とはしたくない

――では、セックスをしていて、「嫌だな」と思った経験はありますか?

B子 めちゃめちゃありますね~。特に、私はセックスしてから付き合う派なので、相手のことをあまり知らない状態でヤッてしまうこともあって。意地でもゴムをつけたがらない男とか、前戯ゼロの男とか、本当に嫌です。

A子 私は旦那さんが単純に経験値不足で、もともと性欲が少ないのか、AVもあまり見ていないようですし、性の勉強にも消極的で……。そんな感じだから、セックスしてもあまり気持ち良くなくて、嫌だな~って思うようになってしまってます……。

C子 今の彼とのセックスは満足しているんですが、歴代の元彼はフェラを強要してきたり、セックスしたらすぐに帰っちゃったり。セックスだけじゃなく、その前後も意外と大事ですよね。

B子 セックスが終わった後のピロートークでその人の性格がわかりますよね!

――悩みは尽きませんよね。『しみけん式「超」SEXメソッド 本物とはつねにシンプルである』を読んでみてどうでしたか?

B子 面白かったです! 内容ももちろんですけど、まず表紙がシンプルなのが良い! 変なやらしさがないから、男女とともに堂々と買えそうだなって思いました。

C子 わかります! 表紙を見た彼氏に「筋トレの本?」って言われました(笑)

A子 この手の男性が書いたセックスHow To本って、男性本位で的外れなことが書かれているイメージだったんですけど、さすがはカリスマAV男優さんだな……と。本っ当にタメになることばかりでした。

B子 ですね。構成も、STEP1は下準備、2は前戯、3はセックス、4はアフターケアとなっていて、順を追って学べるのでわかりやすいです。しかも、すごく詳しく書いてあるのに、説教臭くない。

C子 私は目次を見た時点で、「あ、これ読み終わったら彼氏にも読ませよう」って思ったくらいです。彼氏だけじゃなく、全人類に読んでほしい(笑)。

A子 全人類(笑)!? でも確かに、こんなに具体的にセックスについて学べることってないですよね。学校でも教えてくれないし、社会に出たからって教えてもらえるわけでもないし。

B子 だからこそ、こういう経験に基づいたHow To本、もっと広まってほしい!

一人よがりなセックス、イッたふりのセックス

――特に、ためになったテクニックはありましたか?

B子 体位については全体的に勉強になりました。絵が多めで、「どこに手を置くべきか?」とか「体位のスムーズな変え方」とかまで書いてくれているから、かなり実践的!

C子 私はフェラのやり方が細かく解説されていて、うれしかったです(笑)。女性誌でもたまにそういう特集ってありますけど、しみけんさんだと説得力が違いますね。今日から試せそうだなって。

A子 私はフィニッシュの部分の、「『イッたふり』は 終わりの始まり」っていうワードにドキっとしました。「相手に『この人はこうすればイクんだ』という、誤った概念を与えてしまい、そうなると付き合っている限りはずっと嘘をつき続けなければいけなくなります。嘘をつく関係は長くは続きません」――もう、確かに! その通りすぎて、反省しました。旦那さんのセックスが上達しないのは、私のせいでもあったんだなって。

C子 しみけんさんも書いてますけど、二人で一緒に模索して、どうすればお互い気持ちよくなれるか? 愛し合えるか? を話し合える関係性が理想ですよね。そうなれるよう、ちゃんと気持ちを言葉にしていかないとなって私も考えさせられました。

――お互い、一人よがりなセックスにならないようにしたいですね。

B子 AVばかり見てそれを鵜呑みにしている人って、まさに一人よがりなセックスをするイメージです。ナカに指をいれてガシガシ動かしたり、乱暴に突いたり……「痛い! アンタAVの見過ぎだから!」ってフったこと、あります(笑)。

A子 「本当に気持ちのいい手マン、セックスというのは『動きが最小限』 なのです」って書いてある通り! ガンガン突けばいいってもんじゃないの、わかってない男性って多いですよね。

C子 そういう人にこそ読んでほしいですね!

B子 あと、「『生』にこだわる男はクズ」ってハッキリ言ってるのがスッキリする! 「理由は『考え方の中心が自分』だからです」って、その通りですよね。つい押し切られて生でやっちゃいがちな友達に教えてあげたいです。

性のテクニックを知るのは恥ずかしいことじゃない

――では、意外だったテクニックなどはありましたか?

B子 フェラについての「実は気持ち良くないNGパターン」が意外でしたね。フェラのときに喉の奥まで入れると良いって勝手に思い込んでいましたけど、「のどの奥は硬いため、実はそんなに気持ち良くはない」って書いてあって驚きました。

C子 私は会陰部という部分(蟻の戸渡り:肛門と睾丸の間)が気持ちいいっていうのは知らなかったです!

A子 私も~! どこかで「性的なテクニックのことを積極的に知るのは恥ずかしい」って思いがあったのかも。調べようと思ったことすらなかったです。

B子 テクニックを知ると、セックスがもっと楽しくなりそうですね。好きな相手に喜んでもらえるって、純粋にうれしいことでもありますし!

――皆さん、熟読されている様子ですね(笑)。

C子 目次の項目を見ると内容が多かったので、読み切れるかな? って思ったんですけど、毎回解説の絵が入ってて読みやすいので、夢中になってるうちに読み終わりました(笑)!

B子 絵があると、文章も入ってきやすいですよね。男性が見ても女性が見ても参考になる超具体的なセックスHow To本って今まで出会ったことがなかったので、これは愛読書になりそうです(笑)。

A子 現役AV男優で、セックス経験1万人のしみけんさんだからこその説得力でした。相手のことを思いやる心も学べて、本当に参考になりましたね。勇気を出して、旦那さんと一緒に読みながら、二人で話し合おうかなって思いました。

C子 相手がいる方も、いない方も、まだセックスをしたことがないって人にもおススメできます。冒頭に書いてありますけど、「知っている状態で本番に向かうのと、知らないで向かうのとでは雲泥の差」でしょうから。

(取材・文=ヨコシマリンコ)

『しみけん式「超」SEXメソッド 本物とはつねにシンプルである』

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性欲があっても友人関係にはなれると思う。『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』花田菜々子さんインタビュー

 出会い系サイトで会った人に本をすすめる――いささか奇矯に思えるこの試みを、1年間続けた書店員がいる。「ヴィレッジヴァンガード」に勤め、本を愛してやまなかった花田菜々子さんは、仕事にも家庭にも行き詰まっていた2013年から1年、マッチングサービスを利用してさまざまな人に出会い、おすすめの本を紹介し続けた。

 花田さんはその経験を記した『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(河出書房新社)を上梓。マッチングサービスには、多様な人がいる。「出会い系」というとどうしても恋愛やセックスを前提にした世界のように感じるが、案外そうではない世界もそこには広がっているようだ。現在は「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」の店長を務める花田さんに話を聞いた。

 

――書籍のタイトル『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(河出書房新社)では「出会い系」とありますが、実際に本を読むと、フェイスブックを利用したマッチングサービスの一種ですよね。最近では「Tinder」などマッチングアプリで一般化しつつありますが、花田さんが使われていた2013年当時はまだそんなに広まってはいなかったように思います。なぜ「出会い系」を使ってみようと思ったんですか?

「ひとつには、海外旅行に行ったときに、現地の人や日本人の人と『どこ泊まってるの?』とか話してご飯を食べに行くようなことが楽しくて好きだったんです。ベタベタ仲良くなるんじゃなくて、ご飯だけ食べて少し話して『じゃあね』って別れるような付き合い方が海外ならできるのに、なんで日本ではできないんだろう? と思っていました。日本で同じお店でご飯食べてる知らない人に『これからどこ行くの?』って絶対言わないじゃないですか。自分もそうやって話しかけられたら『怖っ』って思いますし。その不自由さはなぜなんだろう、と」

――使ったサイトはどうやって見つけたんですか?

「もともと私はテクノロジーにすごく疎くて、ツイッターもフェイスブックも『なんか怖い』と思ってやっていませんでした。でもあるとき、社会起業家の方の新書を読んでいたら『これからはこういうサービスが台頭して社会が変わっていく』とそのサイトが紹介されていて、『見てみよう』と思って登録しました」

――最初から、出会った人に本をすすめる目的で始められたんですよね。

「本が大好きで、人にすすめるのももともと好きだったんです。友達にも『君はこういう人だから、この本が面白いと思う』『こういうことで悩んでるって言ってたから、あの本を読んでみたら』とか、よくおすすめしてました。それをもっといろんな人にやりたいという気持ちはありました。それでちょうどプライベートでしんどかった時期にサービスの存在を知って、『じゃあせっかくだから登録して、ここでやってみようかな』と」

◎「男が買い手/女が売り手」ではない、互いにジャッジする世界

 花田さんが使っていたサービスは、「知らない人と30分だけ会って話してみる」ことをコンセプトにしたもの。プロフィールを登録したあと、日時とだいたいの場所にメッセージを添えてアップすると、それに興味を持った人から連絡が届く。目的は異性との“出会い”に限らず、仕事や趣味の話をする前提でOKとされていた。

 とはいえ、花田さんが一人目、二人目にマッチングした人は、なんとかセックスの話に持ち込もうとする男性だった。そして4人目に出会った男性に、花田さんは思わぬ指摘をされる。「プロフィールをすごく変わった感じで書いているけど、あれはヤバいやつに見えるから変えたほうがいい」。職業欄には、「セクシー書店員」と書いていた。

――奇をてらったプロフィールを書いていたというあたり、たしかにインターネットをあまり使ってこなかった方なんだろうな、と思いました。

「そうそう、インターネット音痴で。何か目立つことを書いたほうがいいと思ってやっていました。そのときに会った人に言われたのが、『興味本位で会いに来る人もいると思うけど、正直自分も「変なやつが来たらどうしよう」と思ってちょっと怖かった』と。ふざけていたつもりが怖さを与えていた(笑)。サイトを見ていても、女性からの募集はすぐに埋まって、男性からのはなかなか埋まっていないようだったので、『女性ってラッキーだな』『それだったら結構やりやすいぞ』と思っていたんですが、そうでもなかった。男が買い手で女が売り手という市場ではなくて、お互いが試されているし見られている。ジャッジするのは自分だけじゃないんだ、と知りました」

――私はマッチングサービスや出会い系を使ったことがないので、花田さんの本を読んで、同性同士で会うのもOKだったり、このサービス自体をひとつのコミュニティと捉えて、ユーザー同士で横のつながりを持って自治的なことをしようとしている人がいたりすることに驚きました。

「すごく開かれた出会い系という感じでしたね。実際に会ったあとにお互いを評価するシステムがあって、そこでずっと高い評価をつけられ続けている人と会うのは安心だし、何回かマッチングが成立しているはずなのに誰からも評価を書かれていないのはヤバい人なんじゃないか、とかって判断ができたんです。要は、500人くらいのグループが、みんなで相手を変えていろんな人と会っているので、『この人はやめたほうがいい』とか『この人はすごく良い人だったからぜひ会ってほしい』みたいな情報は、わりと頻繁にやりとりされていました」

◎「結局男は下心があるんだよ」性欲ポリスのうざったさ

 プロフィールを修正した花田さんは、さまざまな人と出会う。初対面でなんとなく気があって、一晩飲み明かして雑魚寝した男性、コーチングを学んでいる女性、会ったあとに自分たち2人を主人公にした官能小説を送りつけてくる男性……。気が合った人たちとはその後も交流が続き、そこからまた人を紹介されて、と友人関係が広がっていく。そこには男性もたくさんいた。

――「出会い系」といったときに、どうしても連想されるのは恋愛やセックスを前提にした関係だと思うのですが、花田さんの本を読むと、そうでもないことも多いですよね。1年間使ってみて、異性間の関係性のバリエーションが増えたという感じはありますか?

「うーん、そこはもともと性格として、『付き合う・付き合わない』しかない考え方の人が苦手というか、男女の関係はそれだけじゃないだろうという考え方をするタイプだったので。『男女が一晩同じ部屋にいたらセックスするのが当たり前だ』みたいな考え方はしないほうでした。だから男友達も普通に若い頃からいたし、この1年でより強くそう思うようになりました。でも、みんながみんなそうではなくて、性的な関係性でしか捉えない人もいるし、こちらがそういうつもりじゃなくても性欲を出してくる人もいる。多様だなぁ、と思いましたね」

――私も「男女が一緒にいたら即ち性的な関係につながる」みたいな考えはない側なんですが、そうではない人も多いですよね。どちらかというと、今は「一緒にいたら何かあるのが当然だ」みたいな考え方をする人のほうが多いような気すらします。

「ツイッターとかでそういう声がうるさくなったように見えるってだけじゃないですか?(笑) まさにそれでおすすめしたいのが、千早茜さんの『男ともだち』(文春文庫)です。男女が恋愛や性欲以外でつながることを描いた小説で、主人公の女の子は不倫をしているんですが、恋人は心の支えにはならないし、利用されている感じもある。一方で、彼女には男友達がいて、その彼もいろんな女の子が出入りしているんだけど、2人は一度もそういう関係になったことがない。一緒に過ごしてもそうはならないんだけど、ずっとお互いを見ていて励まし合う、ある種唯一無二の関係なんだ、ということを描いています。これは私は『すごいわかる』と。セックスしていない友達としか築けない関係や頼れないことってあると思うんです。でもこういう話をすると『いやいや、そんなわけないじゃん。結局男は下心があるんだよ』って言ってくる人がいるんですよね。あれ、なんなんでしょうね」

――わかります。ほんとになんなんでしょうね。

「『下心があるんだからね』って必殺技のように言ってくるんですけど、あったらなんなの? と。まず『お前はそうだとしても、こっちに強制してくるな』っていうのもありますし。下心があったって別にいいじゃないですか。こっちだって、相手の持っているものに魅力を感じて親しくなることはありますし、それが満たされなかったからって離れるわけじゃない。男の人が『隙きあらばヤラせてほしいな、でもヤラせてくれないな』と思いながらでも、友情は築けるじゃないですか。そこにすごくこだわる人っていますよね」

――男友達相手でも「この人、顔がいいな」とか思いますしね。だからといってそれだけではないし、即恋愛になるわけでもない。関係性のグラデーションがない人と接するのはしんどいな、と思います。

「『性欲入った、はいダメ!』みたいな、性欲ポリスがいますよね」

――性欲ポリス(笑)。あったとしても、直接ぶつけてくるわけじゃないなら普通に付き合えるだろう、っていう。

「無理やり迫ってくるとか、隙きあらばそういう言葉を投げかけてくるんだったら面倒ですけど、そうでもないならお互いもうちょっと大らかに、いろんな関係があっていいでしょう、と思います」

◎自分を開示することが、寄ってくる人を選別するフィルターになる

――今、『男ともだち』という本を紹介してくださったみたいに、花田さんは出会った人に本を紹介されてきたわけですが、70人におすすめして、読んでくれた割合はどれくらいですか?

「半々くらいだと思います。悪くない数字だと思ってます。本に興味がなくてとりあえず会いたいって思ってる人もいるかもしれないし、私自身誰かに本をすすめられて『面白そうですね』って言ったけど結局買わないことも結構ありますから。だから買うところまでいってくれていたら大勝利ですよね」

――1年間のその経験は、その後の書店員としてのお仕事に影響を与えたところはありますか?

「お客さんに聞かれたときに、前よりは自信を持ってすすめられるようになりました。『こういうふうに聞いてくる人には、どういう本がいいんだろう?』というのが、ある程度経験値として積み上がっているからだと思います。それと、職場も変わったのでこの経験の影響かどうかはわからないんですが、お客さんを人として見られるようになりました。今までは、例えば客数が1日100人だったら、『100人』という塊でしか見れていなかった。その人たち一人ひとりが何かを考えて生きているということが、わかってはいてもリアルに受け止められてはいなかったと思います。それが、お客さんとしゃべって『この本は違う』『こういうのが読みたかった』という言葉を持っている人間なんだ、と体感として理解した感じはあります」

――お店に立っているだけだと、なかなか得られない実感ですよね、きっと。

「あとは、見える世界が変わってきました。『出会い系』をやる前は、『転職したいけど行く場所なんかない。大したキャリアじゃないから、やれることなんかない』って堂々巡りの中にずっといたんです。周りの人も同じようなことを言っていたから、それが事実だと思いこんでいたけれど、いろんな人に会う中で『そうでもないな』と思えるようになりました。唯一無二だと思っていた職場への執着も薄れていったし、『どうとでもなる』もしくは『どうにもならなくても別の楽しさが存在する』と知っていった気がします」

――長く働いて思い入れがあると、なかなか踏ん切りがつかないですよね。「会社の人が嫌いなわけじゃないし」という。

「そうなんですよ。『こういうところは嫌だけど、こういう楽しい部分もある』『社内に友達もいっぱいいるし』って、何かと理由をつけて限界値まで頑張ってしまうんですよね」

――そういうときに、全然関係ない人と会って話をするのは有効そうですね。出会い系やマッチングサービスを使って人と出会うときに、より楽しむためにできる工夫って何だと思いますか?

「自分を開示しないと、いいつながりはできないと思います。自己紹介の仕方として『28歳女子です、都内に住んでます』だと引っかかりは何もないですよね。確かに自分のことを言うのは怖いから、せいぜい『趣味は読書です』『犬を飼ってます』くらいに留めてしまう。だけど、自分が思っていることや、『これが自分らしさだ』っていうプロフィールを書けたら、それに反応した人だけが応答してくれて、会いたい人にスムーズに会えるんじゃないでしょうか。例えば『漫☆画太郎が好きです』って書いたら、同じものが好きな男子からは反応があるだろうし、『漫☆画太郎が好きだなんて、気持ち悪い女だな』って思う人はいなくなっていくじゃないですか。そういうフィルターとしても有効だと思います。ダサい言い方ですけど、まずは自分を知って、自分がいちばん伝わることを具体的に書いていくことが大事なんじゃないでしょうか」

花田菜々子(はなだ・ななこ)
1979年、東京都生まれ。書籍と雑貨の店「ヴィレッジヴァンガード」に12年ほど勤めたのち、「二子玉川蔦屋家電」ブックコンシェルジュ、「パン屋の本屋」店長を経て、現在は「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」の店長を務める。編著書に『まだまだ知らない 夢の本屋ガイド』(朝日出版社)がある。

(取材・構成/斎藤岬)

「結婚できるセックス特集」炎上、「ちんぽ」ブーム……2017年のセックスカルチャー5大ニュース

 2017年の性にまつわるニュースといえば、性犯罪に関する刑法改正や「#MeToo」といった、女性の“性の尊厳”に関わるものが多かった印象です。深く考えさせられることが多くなると、性とは本来楽しくて気持ちいいものというのを忘れがち……になりますが、今年もあります、明るくオープンなセックスカルチャー・ニュース! ここでは17年を彩ったニュースのうち、筆者が選んだ5大ニュースをご紹介します。各事象を俯瞰すると、いま女性が置かれている性の現在地が垣間見えるようです。

■日本初のセクシュアルアメニティブランド「bda ORGANIC」誕生

 2017年秋、日本初のセクシュアルアメニティブランド「bda ORGANIC」が誕生しました。ラインナップされているのは、ローションやマウスウォッシュなど、男女間だけでなく男性同士、女性同士を含む全て人のセックスを安全で愉しいものにするためのアイテム4点。

 スタイリッシュなパッケージデザイン、粘膜に触れるものだけに素材は全てオーガニック。香りやフレイバーにも上質感が漂い……と、この商品の魅力をアピールする以前に、日本では「なぜこうしたものを使わなければいけないのか?」を啓発することから始めなければならないのが実情でしょう。

 性器周辺や口腔内に傷ができると、性感染症のリスクが高まります。セックス前のお口ケアは粘膜を傷つけやすい歯ブラシではなくマウスウォッシュで。ローションは日本ではいまだ「濡れない女性が仕方なく使うもの」といったイメージを持つ人がほとんどですが、性器や肛門の粘膜を守るためのもの。全て自分とパートーナーの健康と安全のためである、ということがもっと知られることを願います。せっかく、こんなに素敵なブランドができたのですから! 最も気持ちのいいセックスは、望まない妊娠や感染症のリスクがない状態で心と体を開放できるセックスです。

■レズビアン、バイセクシャルカルチャーの広がり

 タレントの最上もがさんが、バイセクシャルであり女性とキスした経験もあるとカミングアウトし、韓国映画『お嬢さん』では(筆者の独断と偏見ですが)映画史上に残ること間違いなしの美しくも濃厚なレズビアンセックスシーンが展開された17年。女性×女性の恋愛を描く“百合モノ”のコミックやアニメも増えているといいます。16年には『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』(永田カビ著、イースト・プレス)が大ヒットし、17年も引き続き話題を呼びました。

 レズビアンやバイセクシャルといった性的指向とはまた別の、女性がこれまでひそかに抱いていた“同性同士の方が傷つけられることなく、安心して恋愛感情も性的満足感も共有できるのではないか”という思いが表面化したため、このような流れが生まれていると感じます。

 『さびしすぎて~』の舞台となった大阪のレズ風俗店でも、利用者の多くは異性愛者(ヘテロセクシャル)の女性だといいます。そこにきて女性同士でおしゃべりをし、ときに悩みを打ち明け、人肌を触れ合わせ、気持ちいいことをして癒やされる……こうして明日を生きる活力を得るのにセクシャリティは関係ないのかもしれません。

■「with」の「結婚できるSEX」特集が炎上

 今年は複数の女性誌がセックス特集を組みましたが、なかでも話題を集めた、というか炎上したのが「with」(講談社)の「結婚できるSEX」特集です。

 結婚後はその相手を唯一のセックスパートナーとするのが日本の“決まり”で、それを破れば犯罪者のごとく叩かれる昨今。しかし一方で結婚相手に求める条件として「セックスの相性」を挙げる人は少ないように見えます。確かに結婚とセックスは切り離せないものですが、「大切かつ丁寧なSEXが結婚への近道」とはセックスに過大な期待をしすぎでは?

「色仕掛けで妻の座を得るということではなく、恋愛と結婚の介在するセックスを『本気で向き合う』ことの重要性を探る」のが企画主旨だといいながら、指南されるのは「下着は清純な印象を与える白がベスト」とか「フェラは膝から始めるべし」とか……えーと、それが“本気で向き合う”ということ? そんなセックスでコミュニケーションが深まる相手との結婚生活は、前途多難だとしか思えません。

 17年にベストセラーを記録した私小説『夫のちんぽが入らない』(こだま著、扶桑社)は、結婚前も後も夫を性的に受け入れることができない著者の20年間がつづられています。

 タイトルに、ほとんどの女性が口にしにくいであろう「ちんぽ」という語が含まれていることから、メディアでもセンセーショナルに取り上げられました。周囲の女性やSNSなどの反応を見ると、なんてことのないように「ちんぽ」と言ってみせる人、その語を口にできず「おとちん」と略していう人、タイトルには関心がないかのように振る舞う人……と、さまざまでした。

 無理に性交しようとしては肉体的に傷を負い、そのことにとらわれまいとしながら心にずっしり澱を募らせていく著者の心情は、ペニスというドライな語でも、オチンチンやチンコという愛嬌を感じる語でもなく、ちんぽぐらいインパクトのある語でないと表わせなかったのでしょうか。女性が自主的にこの語を使うには、そのぐらいの"意味"が必要なのだとも感じられます。

 しかし人は口にするのが憚られると思っていた語も、頻繁に発するうちに必ず慣れます。同作は来年、実写化・漫画化も予定されているといいます。世の女性たちが「ちんぽ」を話題にし続け、次第に慣れ、そのうち平気で口にするようになる日がいつか来る……かも!?

■クリトリス吸引グッズが大ブレーク

 一大「ちんぽ」ブームをよそに、17年のラブグッズ界は「クリ吸引」ブームに席巻されていました。クリトリスに振動を与えながら、キューッと吸い上げるための道具です。

 ドイツで「ウーマナイザー」というグッズが発売されたのは15年。美容機器のような“オモチャらしからぬ”ルックスも功を奏し、日本も含む世界中の女性に大歓迎されたのです。17年にはその後継機となる「ウーマナイザー2GO」が発売されたほか、他ブランドも追いつけ追い越せとばかりに類似品をリリースしました。

 バイブレーターを挿入するよりもクリトリスを吸われる方が実は気持ちいい……というのは、世界の女性たちが出したアンサーなのでしょうか。多くの女性がこれに慣れると、「俺のちんぽでイカせてやる」という挿入至上主義男性はうっとうしがられるようになりそうです。それより適度な力で淡々とクリトリスを吸ってくれる男性がもてはやされる時代が来る可能性も……? 18年もこのブーム、続きそうです!

*   *   *

 「ちんぽ」と言える人もいれば、言えない人もいて。性的なものも含まれる女性同士のつながりに希望を感じる人もいれば、そうでない人もいて。どちらかが正しくてもう一方は間違っているということではなく、自分と性との距離感、それにまつわる言動に関しては自分で決めていいのだと、あらためて思い知らされる事象が多かったと感じています。

 18年はどんなことが起きるのでしょうか。女性にとって楽しくハッピーな話題が多い1年となることを祈っています。
(三浦ゆえ)

風俗で本指名してもらうのは美人でも難しい? “普通の女の子”はリピーターを獲得できるのか

 「風俗は指名を取ると売り上げアップにつながる」ことはわりと知られていますが、その“指名”にはいくつか種類があります。店によって名称は異なりますが、女の子選びを店任せにする「フリー指名」、HPや店頭の写真を見て指名する「ネット(写真)指名」、そして気に入った女の子をリピートして指名する「本指名」があります。

 フリー指名は指名料がかからないことがほとんどですが、ネット指名・本指名は指名料(1000~2000円ほど)が発生し、その分、女の子のバック(給料)もアップします。また、リピーターを一定数獲得しておくと、安定した給料を得られるというメリットもあります。なので、よっぽど意識が低くない限り、風俗嬢はリピーター獲得に努めます。

 「本指名客は精神の安定にもつながる」と話すのはイメクラ店(ホテヘル)で働くさくらさん(21歳/仮名)。「閑散期でも本指のお客さんがいれば、さほど収入も減らないし、毎月助かっている」そうです。

 さくらさんは「毎月来てくれる人を数人抱えている。毎週来るお客さんもいる」そう。素人意見ですが、本指名のお客さんを取るのって、実は結構スゴいことなのでは。彼氏彼女でもないのに、毎月数万円使って会いに来てくれる人を数人抱えるって“普通の女の子”にできることなのでしょうか。明石家さんまさんが言うところの“アイドル”みたいなものじゃないですか。

◎自分磨きも必要だけど、リピートしてくれるお客さんは案外いる

 その疑問をさくらさんにぶつけてみると、「私も最初はそう思っていました。でも自分磨きを怠らず、地雷接客をしていなければ、自然と自分を気に入ってくれるお客さんが現れると思う」。簡単そうで難しそうです。

「可愛いかったり、スタイルがいい子には、やはり飛びつくお客さんが多いです。でも地雷接客をしていたりすると、どんなに美人でも本指名は取れない。新規は多いけどリピーターは少ない美人嬢、結構います。容姿も重要だけど、お客さんが求めているのはそれだけじゃないんでしょうね。むしろ雰囲気や性格、接客内容のほうが重要なのでは、と感じています」

 さくらさんの容姿は「至ってフツー」(本人談、私もそう思います)ですが、それでも本指名のお客さんを何人か抱えています。彼女の場合、どんな理由でリピーターを獲得できているのでしょうか。

「本指名のお客さんがなぜ通い続けてくれているのか、私も詳細は正直わかりません(笑)。容姿はもちろん、女の子によって接客や営業も違うので、自分のスタイルとお客さんの好みが当てはまったら、リピートしてくれるのかなと。私はお客さんの年代問わず、フレンドリーに接しているので、『一緒にいると気が楽』『話しやすい』とはよく言ってもらえます。もちろんプレイはしますが、リピーターさんとは会話している時間も長いです。愚痴を聞いてもらいたい、というリピーターさんもいます」

 さくらさんには「1年以上通ってくれているリピーターさんもいる」そう。もちろん、リピーターを取るための努力として、太らないようにしたり、男性ウケしそうなメイク・髪型にしているそうですが、それはお客さんに第一印象でガッカリされないための基本的な身だしなみ。彼女の話を聞く限り、接客態度や雰囲気が大きく関係していそうです。どんなお客さんでもフレンドリーに接するのって、簡単にはできません。

 ちなみに、お客さんの中には「万年フリー客」もいるとか。特にお気に入りの風俗嬢を作ろうと思っていなかったり、指名料をケチっているお客さんです。「楽しそうにしているけど『リピートしない人だな』って接客中にわかります。決まった特徴はないんですが、風俗嬢の勘みたいなものか、すぐわかりますね」とさくらさん。「だからといって手を抜くことはできないから、フリー客は『面倒くさい』と思う子も多い」そうです。

膣キュンが止まらない!? カプセルタイプのプレミアムローションが気になる

 女性の膣に入れたり陰部に塗ったりする潤滑剤(ゼリー)は、愛液が足りない方や性交痛の予防として使用するもの、と思っている方はいませんか~? それだけじゃありませんよ~! 「快感を得るため」「最高のオーガズムを感じたい!」と、性感を高めるグッズもたくさん登場しています。

 膣内に使用するものから、クリに塗るものまで、クリーム・ジェル、冷感タイプ・温感タイプなど様々。飲んだり食べたりすることで“エロくなる”なんて言われている俗に言う“媚薬”と聞くとちょっと危険に感じてしまいますし、安易に手を出さない方がいいと思います。

 今回は、デリケートな膣に使用するものとして作られているものなので、安心して使用できるアイテムをご紹介したいと思います。マンネリセックスに悩む方や、今まで経験したことのないオーガズムを期待したい方は、お試しください(使用方法はきっちり確認してください)!

◎膣でカプセルが溶けだしたら愛液がノンストップ!「インサイドアイ」

 女性の膣に挿入すると3~5分でカプセルが溶け出しことで膣内が熱くなり感度が高まります。気になるカプセルの中身を調べてみましたが、動物性脂肪や植物油に多く含まれている脂肪酸「オレイン酸」、動物性・植物性脂肪で最も多く含まれる飽和脂肪酸「ステアリン酸」、美容クリームでも使用される保温効果のある「パニリルブチル」、ビタミンA、ビタミンE、ゼラチンなどが配合されたオイル。膣内の潤いと温熱持続成分により血管が拡張され敏感になり、感度が高まるんですね。

 同時に全身も興奮で火照りはじめ、あらゆる刺激に敏感になるようです。膣内の刺激だけでなく乳首もいつも以上に感じやすくなっているはずです。化粧品認可を取得している安全性の高い商品ですし、使用方法も“手を汚さず入れるだけ”なので、初めての方でも安心して使用できます。

◎締め付け効果で男性も悶絶!冷感クリーム「レディースセラン」

 濡れにくい女性のために「オーガズムクリーム」として作られた商品です。<アメリカ食品医薬品局>の認可を受けている商品の処方をもとに、日本国内で製造した商品なので安全です。ジェルのようなサラッとした質感も使いやすく人気です。アダルトグッズは大きいサイズや、パッケージからして怪しげなものって持ち歩くのに躊躇してしまいますよね~。これは衛生的にも嬉しい、個包装された使いきりタイプなので、ポーチに忍ばせるのにも最適です。

 性機能障害改善でも注目されている媚薬成分「アルギニン」と「メントール」を配合しているため、膣口・膣内に塗り込んだ瞬間はスースーとした爽快感、徐々にじんわりと火照ってきて膣は敏感な状態……。少しの刺激でも強烈な絶頂感を得ることができます。膣の締めつけ効果が高まっているため、男性側も膣に挿入することでいつも以上に元気になっているはず!

◎クリへピンポイントの刺激を与える温感ジェル!「ぺろぺろ豆いぢり」

 ド直球な商品名でお分かりの通り、クリに塗る性感アイテムです。配合されている成分は「ガラナエキス」。夏に赤い実をつけるガラナの種子には栄養素が含有されているため、原住民族(ブラジル・アマゾン)の間では食用のほか、興奮剤・解熱剤・頭痛薬など薬としても重宝されてきたものですが、日本でも、ガラナエキスは主に滋養強壮剤として、チョコレート・飲料・ガムなどに幅広く利用されています。ダイエットのサプリメントや栄養ドリンクに配合されている印象が強いですね。

 そんな興奮成分であるガラナエキス配合の温感ジェルを、シリコン製のハケで直接クリに“ぺろぺろ”っと塗り込むと……、カラダの中からジンジンと熱くなり「クリがおっきくなっちゃった♪」状態になるんです。これもまた、リップグロスのような見ためとコンパクトサイズなので、セックス前にトイレで軽く仕込ませておくのにちょうどいいですね!

 ふと思ったのは、カプセルも温感も冷感も、挿入した際のペニスへ与える刺激は女性同様に快感を得るかもしれませんが、塗った場所を舐めたりしない方がいいんじゃないかなぁ~と思います(成分はわかっていても、相手の舌に違和感を感じる可能性アリ)。内緒で仕込むよりも、相手に塗ってもらうもよし、一緒に楽しむようにしましょう。セックス時に使用する前に、オナニーでどれほどの刺激なのか確認してみたほうがいいと思います。

恋愛経験少なめセックス多めのヤリマンが、レンタル恋人にハマりかけた話

不特定多数とセックスをしまくっていた頃。

股は開くけど、恋人はいらないと宣言して、やりたいだけなのよ、とアピールをしていた。でも、ふとした瞬間、不安になることがあった。

わたし、このままちんこしか愛せない女になったらどうしよう……。

あの頃のわたしは荒れていた。 道を歩くカップルをみては心の中で「けっ!」と悪態をついたり、ひどい時はカップルのそばですかしっぺをかまして、オナラの匂いだけ残して逃げたこともあった。

世の中のカップルすべてが敵のように思えた。

でも、わたしも恋したい。キュンキュンしたい、と思っていた。

しかし、現実はクラブやバーで出会ったヤリ目の男性とセックスして終わるだけ。後にセフレに発展することはあっても恋人なんてありえない。 私も彼も、ヤったらお腹いっぱいなので、はなから恋愛対象ではないのだ。

男性との出会いがクラブやバーしかなかったわたしが、唯一キュンキュンする瞬間は、少女漫画を読んでいる時だけだ。

もうわたしは生身の男性を愛せないかもしれない。そう本気で思い悩んだ時、“恋人”をレンタルできるサービスが存在することを知った。

レンタルすると1時間単位で数千円の利用料が発生し、交通費やデート中にかかる費用もすべてこちらが支払うが、その代わりに、イケメンが彼氏のふりをしてデートしてくれるのだという。いわば特別な時間をお金で買うのだ。

恋人をレンタルできるサイトをしばらく見つめて、わたしはとうとう決意してしまった。

恋人をレンタルしてドキドキを手に入れよう、と。

三年前の秋のことである。

メールだけで胸キュン
守秘義務があるらしいので、利用したお店やレンタルした恋人の名前はふせるが、わたしが実際に「レンタル恋人」を利用した時の体験談を書こうと思う。

まず、レンタル恋人を利用するにあたって、レンタルしたい恋人を選び、デートをする日を決めなければならなかった。業務的に言うと〈予約〉である。

わたしは、黒髪でモデル風のイケメンA氏を選択。

そして予約完了後、しばらくすると指名したA氏からメールが届いた。

まるで恋愛シュミレーションゲームの始まりである。ときメモでドキドキしまくっていたわたしにはたまらない。

クラブで出会ったセフレとぐだぐだ連絡をとるのは面倒だったのでシカトしていたけど、会ったことのないイケメンとのメールのやりとりは純粋に楽しかった。

もうこの時からレンタル恋人との“なんちゃって恋愛”は始まっていたのだ。

わたしが休日は何をするのかとか、趣味を聞かれるだけでテンションが上がった。

相手は仕事で聞いているだけなのに、自分に興味がある? と本気で錯覚してしまったり。プロだからメールの文章もどこか心惹かれるものなのだ。メールのやりとりをすればするほど、私はA氏に心をわしづかみにされた。

ああ、ドキドキする……。

会う前からドキドキしっぱなしのわたしだったが、とうとうデート当日を迎えた。

レンタルした恋人に壁ドンをおねだり
はりきりすぎて、待ち合わせの駅に一時間前に到着。わたしは極度の緊張屋なので、とりあえず……駅の売店で購入したワインを一気飲み! この状況、酔わなきゃやってられない!

事前に彼とのメールのやり取りで「緊張するのでお酒を飲んでから行ってもいいですか?」と聞いたのだけど、その一文だけは完全にスルーされていた。無言で飲むなって圧力をかけられたのかもしれない。

それでも飲まずにはいられない。酔っ払わないと、これから来るイケメンがまぶしすぎて直視できない!

その想いだけでワインがすすみ、ほどよく酔いがまわった頃だった。

「お待たせ」

待ち合わせの15時より三分早く現れたレンタル恋人のA氏。 ホームページに載せている写真どおりのさわやかイケメンである。

「待った?」

A氏が聞く。初対面とは思えない気さくな聞き方で。そう、この瞬間から“恋人ごっこ”は始まっているのだ。

「いえ、待ってないですよ」

気さくなA氏に反し、目も合わせられず、おどおどと答えるわたし。

(怪しー……、絶対私怪しい……)

わたしは、事前にA氏とのメールのやりとりで恋愛経験が少ないことを伝えていた。

実際は、恋愛した経験は少ないが、ヤった男は数え切れないくらい多いヤリマンであったがそれは伏せておいた。 恋愛経験人数が少ないのは、滅多に人を好きにならないからだ。

わたしはおどおどしていたが、A氏は変わり者の女性にも慣れているのか、動じず優しく接してくれた。

わたしの希望で、デートコースは美術館。 最初に美術館を一緒にまわった。この時、わたしが緊張しすぎて、変にA氏と距離をとってしまった……。デートにも関わらず、「一人でゆっくり見るのが好きなんです」風な女を演じて別行動をしてしまったのだ(A氏は無理に近づいてこず、わたしに任せる様子だった)。

この時、正直ちょっとだけレンタル恋人を利用したことを後悔していた。

だって……だって……

やっぱり緊張するんだものー!(涙)

会う直前に飲んだワインの酔いはすぐにさめて、デートを楽しむ余裕もないくらい緊張して地に足がつかない状態のわたし。

そんなわたしと彼の間には、ぽっかり深い溝があるまま時間が過ぎていった。でも、A氏が予約してくれていたオシャレな個室居酒屋に入ると、お酒のおかげでいい感じに酔っぱらっていた。

でも、ちょっと度が過ぎてしまった。

「あー壁ドンしてくれない?」

先ほどまでおどおどしていたわたしではないみたいだ。

壁ドンは、漫画や映画で見て、実はずっと憧れていた。しかし、壁ドンしてよ、なんてお金を払っていたとしても断られるだろうって思っていた。

「いいよ」

A氏はあっさりOKしてくれた。

ドンッ!

「俺のことどう思ってるの?」

少女漫画のような壁ドンを本当にしてくれて、真剣な眼差しで聞いてきた。まさかのセリフ付き&超至近距離である。

酔っ払うまではまぶしすぎて直視できなかったイケメンA氏の顔が、わたしのすぐ目の前に……!!

人生初の壁ドンは予想以上の威力だった。

やべードキドキする(°_°) ときめく!!

その後、個室では何度もわたしの声が響いた。

「もう一回壁ドン!」

「もう一回!」

「もう一回!」

おかわりを求めても嫌な顔を一切せず要望に応えてくれたA氏。セリフまでちゃんと変えてくれる(「他の男もう見るなよ」とか「好きだよ」とか)。

初めてレンタル恋人を利用した日の感想は……。

素晴らしい! 素晴らしすぎる!!

レンタル恋人本当に素晴らしい!!

生きてるって最高!! ときめくって最高!!!!!!!

わたしはこれまでに味わったことのない高揚感を経験した。

でも、これで終わりにすべきだった。夢は夢のままで。

本性を見せたA氏にドン引き
数週間後、A氏の壁ドンが忘れられず、2回目のデートを予約したのだが、結果的にしなければよかったと後悔することになる。

二度目はデート中にA氏の嫌な面が見えてしまい、A氏に魅力を一切感じなくなってしまったのだ。料金もそれなりに高いのに……。

A氏はたまたま機嫌が悪かったのか、その日はあまり笑顔も少なく、自分の客の悪口を延々とわたしに言ってきた。何でお金を払ってまで、人の悪口を聞かなければならないのだろう……。しかも、その悪口の相手が、なかなかの有名人で、A氏が悪口を言えば言うほど彼の口の軽さと器の小ささを感じた。「あのババア、俺のこと指名してくれるんだけど、大嫌いなんだよ。本当あいつ嫌」と愚痴るA氏にわたしはげんなりして、はぁ……と頷くしかなかった。

それでも気を取り直して前回同様、壁ドンをしてもらったが……。

あれ、まったくときめかねー(汗)。

ドキドキしたくて恋人をレンタルしているのに……。

きわめつきは帰り際。事前にレンタル料金と一緒にデート費用も渡していたのだが、お釣りが一万円近くあったのに、「余ったお金で今度プレゼント買ってくるね♫」と勝手に自分の財布へ。前回は「デート費用が余ってもチップとして受けとることはない。あげるって言われても必ず返すようにしている」と誠実さを押し売るように語っていたのに。いや、お釣り返してよ……。わたしのお金勝手に持ち帰って買ったプレゼントって何?

最初で終わりにすべきだった。

大金をはたいて恋人をレンタルしたのに、相手にドキドキする瞬間が一秒もなくなり、ただひたすら客の悪口を聞かされていたわたし。

愚痴りたいなら友達に言え。わたしはあくまで客だ。

A氏にさめた理由がもう一つあった。A氏をサイトの写真を毒舌な友人に見せると

「えっ、馬面やん。どこがイケメンなん?」

そう言われた瞬間、不思議なことにA氏のことをイケメンと思えなくなり、本当に馬面に見えてきてしまったのだ(人は顔じゃない! 顔じゃないけど……)。

友人の毒舌は止まらない。

「はっきり言って、このA氏って人なら、緑丘が前クラブで捕まえてた美容師の子の方が百倍イケメンやで」

ま、まじか……。友人の言葉は時々魔法のような不思議な現象が起こる。 例えば、クラブで「あの人イケメンじゃない?」と自分のイケメンセンサーが反応しても友人が「そうか? 全然やで、よく見てみ」と言うと本当に全然に見えるのだ。

同じ現象で、A氏が馬にしか見えなくなり、正直お金を払うのがばかばかしくなったのもあってリピートするのはやめた。脳内でヒヒーンと馬がむなしく鳴いている。

その後もA氏は営業メールを何度もくれたがすべて無視(ごめんA氏……)。 無視するとそのうち、「僕はまこちゃんが困ってるなら支えてあげたい。まこちゃんには笑顔でいてほしいんだ」と熱いポエムのようなメールが届いたが、感動するどころか背筋が凍った。

そもそもこれ以上レンタルするお金がなかった。しかし、はまっていたらきっとレンタルする費用を稼ぐべく、バイトをいくつもかけもちしていただろう。ホストに貢ぐホス狂いみたいに。

わたしは友人の言葉に左右されて情けないとも思ったが、その反面、感謝もしていた。

これでもうレンタル恋人に大金をつかわなくて済む!!

ひとつ言えるのは、レンタル恋人ではなく、本当に本気で恋した相手なら誰に貶されようが、毒を吐かれようが好きという気持ちは変わらないだろう。たとえ友人の言葉の威力にも負けないだろう。 そして大好きで仕方ない今の彼氏、サトル君がもし醜くなっても、私の気持ちは変わらない。絶対に。

ハマる人はハマりそうな恋人レンタル
ここまで書くと、レンタル恋人のサービスを全否定しているように見えるかもしれないが、全体的な感想として、(二度目のデートは後悔したが)このサービスを利用したこと自体はよかったとは思える。

初めて壁ドンをされた時のときめきは本物だったし、一瞬でも久々に男性と疑似恋愛できて楽しかった。

ハマる人はハマるだろうな、と思う。

お金を払えば若いイケメンと恋人のようにデートできるのだから、夢のようなサービスだろう。

ただ、わたしのようにリピートしない客もいるだろう。相手はコンピューターではなく生身の人間で相性が合う・合わないがあるのだから。

わたしは時々思い出す。

人生で初めて壁ドンをしてもらった時のA氏がわたしを見つめる眼差しも、恋人のふりをして優しく笑いかけてくれたA氏の笑顔も。

思い出の中のA氏は輝いている。

わたしは一瞬でも、あの瞬間A氏に心を奪われのだ。

恋愛経験少なめセックス多めのヤリマンが、レンタル恋人にハマりかけた話

不特定多数とセックスをしまくっていた頃。

股は開くけど、恋人はいらないと宣言して、やりたいだけなのよ、とアピールをしていた。でも、ふとした瞬間、不安になることがあった。

わたし、このままちんこしか愛せない女になったらどうしよう……。

あの頃のわたしは荒れていた。 道を歩くカップルをみては心の中で「けっ!」と悪態をついたり、ひどい時はカップルのそばですかしっぺをかまして、オナラの匂いだけ残して逃げたこともあった。

世の中のカップルすべてが敵のように思えた。

でも、わたしも恋したい。キュンキュンしたい、と思っていた。

しかし、現実はクラブやバーで出会ったヤリ目の男性とセックスして終わるだけ。後にセフレに発展することはあっても恋人なんてありえない。 私も彼も、ヤったらお腹いっぱいなので、はなから恋愛対象ではないのだ。

男性との出会いがクラブやバーしかなかったわたしが、唯一キュンキュンする瞬間は、少女漫画を読んでいる時だけだ。

もうわたしは生身の男性を愛せないかもしれない。そう本気で思い悩んだ時、“恋人”をレンタルできるサービスが存在することを知った。

レンタルすると1時間単位で数千円の利用料が発生し、交通費やデート中にかかる費用もすべてこちらが支払うが、その代わりに、イケメンが彼氏のふりをしてデートしてくれるのだという。いわば特別な時間をお金で買うのだ。

恋人をレンタルできるサイトをしばらく見つめて、わたしはとうとう決意してしまった。

恋人をレンタルしてドキドキを手に入れよう、と。

三年前の秋のことである。

メールだけで胸キュン
守秘義務があるらしいので、利用したお店やレンタルした恋人の名前はふせるが、わたしが実際に「レンタル恋人」を利用した時の体験談を書こうと思う。

まず、レンタル恋人を利用するにあたって、レンタルしたい恋人を選び、デートをする日を決めなければならなかった。業務的に言うと〈予約〉である。

わたしは、黒髪でモデル風のイケメンA氏を選択。

そして予約完了後、しばらくすると指名したA氏からメールが届いた。

まるで恋愛シュミレーションゲームの始まりである。ときメモでドキドキしまくっていたわたしにはたまらない。

クラブで出会ったセフレとぐだぐだ連絡をとるのは面倒だったのでシカトしていたけど、会ったことのないイケメンとのメールのやりとりは純粋に楽しかった。

もうこの時からレンタル恋人との“なんちゃって恋愛”は始まっていたのだ。

わたしが休日は何をするのかとか、趣味を聞かれるだけでテンションが上がった。

相手は仕事で聞いているだけなのに、自分に興味がある? と本気で錯覚してしまったり。プロだからメールの文章もどこか心惹かれるものなのだ。メールのやりとりをすればするほど、私はA氏に心をわしづかみにされた。

ああ、ドキドキする……。

会う前からドキドキしっぱなしのわたしだったが、とうとうデート当日を迎えた。

レンタルした恋人に壁ドンをおねだり
はりきりすぎて、待ち合わせの駅に一時間前に到着。わたしは極度の緊張屋なので、とりあえず……駅の売店で購入したワインを一気飲み! この状況、酔わなきゃやってられない!

事前に彼とのメールのやり取りで「緊張するのでお酒を飲んでから行ってもいいですか?」と聞いたのだけど、その一文だけは完全にスルーされていた。無言で飲むなって圧力をかけられたのかもしれない。

それでも飲まずにはいられない。酔っ払わないと、これから来るイケメンがまぶしすぎて直視できない!

その想いだけでワインがすすみ、ほどよく酔いがまわった頃だった。

「お待たせ」

待ち合わせの15時より三分早く現れたレンタル恋人のA氏。 ホームページに載せている写真どおりのさわやかイケメンである。

「待った?」

A氏が聞く。初対面とは思えない気さくな聞き方で。そう、この瞬間から“恋人ごっこ”は始まっているのだ。

「いえ、待ってないですよ」

気さくなA氏に反し、目も合わせられず、おどおどと答えるわたし。

(怪しー……、絶対私怪しい……)

わたしは、事前にA氏とのメールのやりとりで恋愛経験が少ないことを伝えていた。

実際は、恋愛した経験は少ないが、ヤった男は数え切れないくらい多いヤリマンであったがそれは伏せておいた。 恋愛経験人数が少ないのは、滅多に人を好きにならないからだ。

わたしはおどおどしていたが、A氏は変わり者の女性にも慣れているのか、動じず優しく接してくれた。

わたしの希望で、デートコースは美術館。 最初に美術館を一緒にまわった。この時、わたしが緊張しすぎて、変にA氏と距離をとってしまった……。デートにも関わらず、「一人でゆっくり見るのが好きなんです」風な女を演じて別行動をしてしまったのだ(A氏は無理に近づいてこず、わたしに任せる様子だった)。

この時、正直ちょっとだけレンタル恋人を利用したことを後悔していた。

だって……だって……

やっぱり緊張するんだものー!(涙)

会う直前に飲んだワインの酔いはすぐにさめて、デートを楽しむ余裕もないくらい緊張して地に足がつかない状態のわたし。

そんなわたしと彼の間には、ぽっかり深い溝があるまま時間が過ぎていった。でも、A氏が予約してくれていたオシャレな個室居酒屋に入ると、お酒のおかげでいい感じに酔っぱらっていた。

でも、ちょっと度が過ぎてしまった。

「あー壁ドンしてくれない?」

先ほどまでおどおどしていたわたしではないみたいだ。

壁ドンは、漫画や映画で見て、実はずっと憧れていた。しかし、壁ドンしてよ、なんてお金を払っていたとしても断られるだろうって思っていた。

「いいよ」

A氏はあっさりOKしてくれた。

ドンッ!

「俺のことどう思ってるの?」

少女漫画のような壁ドンを本当にしてくれて、真剣な眼差しで聞いてきた。まさかのセリフ付き&超至近距離である。

酔っ払うまではまぶしすぎて直視できなかったイケメンA氏の顔が、わたしのすぐ目の前に……!!

人生初の壁ドンは予想以上の威力だった。

やべードキドキする(°_°) ときめく!!

その後、個室では何度もわたしの声が響いた。

「もう一回壁ドン!」

「もう一回!」

「もう一回!」

おかわりを求めても嫌な顔を一切せず要望に応えてくれたA氏。セリフまでちゃんと変えてくれる(「他の男もう見るなよ」とか「好きだよ」とか)。

初めてレンタル恋人を利用した日の感想は……。

素晴らしい! 素晴らしすぎる!!

レンタル恋人本当に素晴らしい!!

生きてるって最高!! ときめくって最高!!!!!!!

わたしはこれまでに味わったことのない高揚感を経験した。

でも、これで終わりにすべきだった。夢は夢のままで。

本性を見せたA氏にドン引き
数週間後、A氏の壁ドンが忘れられず、2回目のデートを予約したのだが、結果的にしなければよかったと後悔することになる。

二度目はデート中にA氏の嫌な面が見えてしまい、A氏に魅力を一切感じなくなってしまったのだ。料金もそれなりに高いのに……。

A氏はたまたま機嫌が悪かったのか、その日はあまり笑顔も少なく、自分の客の悪口を延々とわたしに言ってきた。何でお金を払ってまで、人の悪口を聞かなければならないのだろう……。しかも、その悪口の相手が、なかなかの有名人で、A氏が悪口を言えば言うほど彼の口の軽さと器の小ささを感じた。「あのババア、俺のこと指名してくれるんだけど、大嫌いなんだよ。本当あいつ嫌」と愚痴るA氏にわたしはげんなりして、はぁ……と頷くしかなかった。

それでも気を取り直して前回同様、壁ドンをしてもらったが……。

あれ、まったくときめかねー(汗)。

ドキドキしたくて恋人をレンタルしているのに……。

きわめつきは帰り際。事前にレンタル料金と一緒にデート費用も渡していたのだが、お釣りが一万円近くあったのに、「余ったお金で今度プレゼント買ってくるね♫」と勝手に自分の財布へ。前回は「デート費用が余ってもチップとして受けとることはない。あげるって言われても必ず返すようにしている」と誠実さを押し売るように語っていたのに。いや、お釣り返してよ……。わたしのお金勝手に持ち帰って買ったプレゼントって何?

最初で終わりにすべきだった。

大金をはたいて恋人をレンタルしたのに、相手にドキドキする瞬間が一秒もなくなり、ただひたすら客の悪口を聞かされていたわたし。

愚痴りたいなら友達に言え。わたしはあくまで客だ。

A氏にさめた理由がもう一つあった。A氏をサイトの写真を毒舌な友人に見せると

「えっ、馬面やん。どこがイケメンなん?」

そう言われた瞬間、不思議なことにA氏のことをイケメンと思えなくなり、本当に馬面に見えてきてしまったのだ(人は顔じゃない! 顔じゃないけど……)。

友人の毒舌は止まらない。

「はっきり言って、このA氏って人なら、緑丘が前クラブで捕まえてた美容師の子の方が百倍イケメンやで」

ま、まじか……。友人の言葉は時々魔法のような不思議な現象が起こる。 例えば、クラブで「あの人イケメンじゃない?」と自分のイケメンセンサーが反応しても友人が「そうか? 全然やで、よく見てみ」と言うと本当に全然に見えるのだ。

同じ現象で、A氏が馬にしか見えなくなり、正直お金を払うのがばかばかしくなったのもあってリピートするのはやめた。脳内でヒヒーンと馬がむなしく鳴いている。

その後もA氏は営業メールを何度もくれたがすべて無視(ごめんA氏……)。 無視するとそのうち、「僕はまこちゃんが困ってるなら支えてあげたい。まこちゃんには笑顔でいてほしいんだ」と熱いポエムのようなメールが届いたが、感動するどころか背筋が凍った。

そもそもこれ以上レンタルするお金がなかった。しかし、はまっていたらきっとレンタルする費用を稼ぐべく、バイトをいくつもかけもちしていただろう。ホストに貢ぐホス狂いみたいに。

わたしは友人の言葉に左右されて情けないとも思ったが、その反面、感謝もしていた。

これでもうレンタル恋人に大金をつかわなくて済む!!

ひとつ言えるのは、レンタル恋人ではなく、本当に本気で恋した相手なら誰に貶されようが、毒を吐かれようが好きという気持ちは変わらないだろう。たとえ友人の言葉の威力にも負けないだろう。 そして大好きで仕方ない今の彼氏、サトル君がもし醜くなっても、私の気持ちは変わらない。絶対に。

ハマる人はハマりそうな恋人レンタル
ここまで書くと、レンタル恋人のサービスを全否定しているように見えるかもしれないが、全体的な感想として、(二度目のデートは後悔したが)このサービスを利用したこと自体はよかったとは思える。

初めて壁ドンをされた時のときめきは本物だったし、一瞬でも久々に男性と疑似恋愛できて楽しかった。

ハマる人はハマるだろうな、と思う。

お金を払えば若いイケメンと恋人のようにデートできるのだから、夢のようなサービスだろう。

ただ、わたしのようにリピートしない客もいるだろう。相手はコンピューターではなく生身の人間で相性が合う・合わないがあるのだから。

わたしは時々思い出す。

人生で初めて壁ドンをしてもらった時のA氏がわたしを見つめる眼差しも、恋人のふりをして優しく笑いかけてくれたA氏の笑顔も。

思い出の中のA氏は輝いている。

わたしは一瞬でも、あの瞬間A氏に心を奪われのだ。

疲れを癒やすまったりイチャつき体位3選!前戯はリラックス、挿入は一体感、後戯は余韻を…

12月も下旬ですね~。会社にお勤めの方は来週には仕事納めの方が多いのではないでしょうか。重なる忘年会、片付けなければいけない仕事……。本当に師走って心身ともに疲れちゃいますね。せめてセックスくらいは、ゆっくりまったりイチャイチャしていたい、そして癒されたい。そんな歳末です。

 はい、それならセックスで癒し癒されればいいじゃない! というわけで「密着度高め」をポイントに、前戯・挿入中・セックス後の余韻(後戯)に最適な、テクニックいらずのまったりイチャイチャ体位をお伝えします!

◎鶯の谷(うぐいすのたに)渡り

 まずはこの体位は、挿入前の前戯にピッタリ! 仰向けに寝た女性のカラダに男性が覆いかぶさり、手を使わずに口と唇だけで愛撫する体位です。 名前のとおり、うぐいす(鳥)になったつもりでチュンチュンと移動しながら全身を刺激しましょう。セックス前のこのイチャつきは、密着度が高くリラックスすることができますし、快感を高めるにもグー!

 唇だけで相手の耳や口に小鳥キス、舌全体を使って首筋を舐め上げるのも、舌先をとがらせて乳輪から乳首を責めるのもイイですね~。個人的には首筋や乳首の甘噛みや、歯をこすって刺激するのは気持ちいいので是非、歯も有効活用していただきたいと思います! 男性から愛撫を受けた後は同じように女性から男性へチュンチュン返しをして、お互いに興奮を高めていきましょう!

▼“ハムハム挟み”から、先っぽ“甘噛み”まで! 快感アップの甘噛み4選

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◎ゆりかご座位

 挿入中のまったりイチャつきにおすすめの体位です。男性の上に女性が跨って座る「対面座位」が基本の体勢となります。通常の対面座位はゆっくりと腰を動かす前後のピストン運動でお馴染みですが「ゆりかご座位」の場合は、より一層まったり空間に没頭しましょう。対面座位で抱き合ったら、結合部分を軸にして前後にゆっくりとゆりかごのように揺れます。腰を前後に動かすことはせず、繋がっている一体感を感じることがポイントです。

 男性は両手で女性の腰やお尻を支えている状態ですが、女性は男性の首に手を回したり、頭や顔を撫でたり、背中を撫でながらキスをしながら会話をして、軽いブレイクタイムかつ濃厚なコミュニケーションの時間を楽しみましょう。このとき、男性の腰に両脚を絡めて軽くホールドするのもオススメです!

◎寄り添い

 セックス(挿入)が終わり、その後もコミュニケ―ションには大切な時間。そこでオススメしたいのはこの体位(前戯で行ってもいいと思います)! 男性は仰向けになった女性の隣で添うだけなので、テクニックや注意すべきことは特にありません。男性は「賢者タイム」に負けないで行うように心がけてほしい! ということくらいでしょうか。

 リラックスが必要なのは、セックス前だけではなくセックス後にも必要なんです。男性の肩腕は腕枕にして、一方の手で髪を撫でたりカラダを撫でるようにしましょう。もしくは軽いキスを唇や首筋にすれば、女性は最高の余韻に浸れます。このあとにご飯に食べにいくなら、「何食べに行く?」なんて会話でもOK! セックス後にお互いの体温を感じているだけでリラックスし、相手に対しての安心感を得られるものなんです。

 セックスの体位で語られる「四十八手」は、「挿入」だけではないんですよねぇ~。確かに、挿入しているときよりも前戯や後戯で感じた気持ちよさを「気持ちいいセックスだった~」と思い出し膣キュンすることがあるくらいですもの。ふたりでベッドにいるときくらいは、慌しい日常生活から離れてイチャイチャゆった~り(現実逃避)できるとうれしいですね。

AVは興奮要素を詰め込んだエンタメ作品!真似しないでほしいプレイ一覧

 セックスのやり方って、誰も教えてくれないけれど、人はどうやって学んでいくのでしょう。エロ本やAVから無意識に「ここの愛撫はこうやるんだぁ~」とインプットしてしまっていること……多くないですか。私が学生の頃は、『an・an』が年に1回、夏に発売される「SEX特集」を女子同士でキャッキャ言いながら読んでいました。今の若い女子もそうなんでしょうか。人それぞれですよね。

 しかし、“彼が喜ぶテク”的なものを学んでも、当たり前のことですが全ての男性に当てはまるわけではなく、基礎情報を収集したら実践の際は自分で応用することが大事。元カレが好きだったフェラのやり方が、次の彼にも当てはまるわけでもないですし。

 かくいう私も、日頃messyでセックスのテクニックやら、気持ちよくなれる方法などをお伝えしていますが、こればっかりは【正解】というものはありません。自分自身のカラダだってそうですよね。経験上「手マンは苦手」と思っていたのに、ある男性の手マンを受けたら超絶気持ちよく感じたり、逆もまた然り。レズ風俗で開発してもらった、という女性だっていると思います。

 あの数千人の女性の相手をしてきたAV界のレジェント・加藤鷹さんでさえ「セックスは前例がない。日々、勉強」と話していたくらいで、こればっかりは経験と体感の繰り返しなのだと思います。だから………声を大にして言いたい。

◎AVはセックスの指南書ではありません

 男女ともにオナニーのおかずナンバーワンであるAV。AVはあくまでも設定、カメラワーク、時間配分、フィニッシュまで緻密に(大雑把な現場も多いでしょうけど)演出された作品であり、セックスのお手本ではありません。エンタメです。ヤクザ映画がヤクザのお手本なわけじゃないし、ラブコメドラマが恋愛のお手本なわけでもなく、あくまでもエンタメで虚構だってことは皆さんわかってますよね。AVもそうです。「そんなこと、わかってるわい!」という声が聞こえてきそうですが、実際はどうでしょう。女性から聞く愚痴・悩みでは「彼がAVの影響受けすぎ!」という声が結構多いですよ~。また、女性自身も「AVみたいにやらなきゃ」と思い込んでいたりします。

 AVのようなセックスがお互いの気持ちを盛り上げる興奮材料となればいいですが、男性が目の前の女性が気持ちいいか、痛みを与えていないかの確認もせずに「AVでは女優さんが、あんなに気持ちよさそうに喘いでたし! 気持ちいいはず!」と突き進んだ結果、女性を不快にさせたり心身ともに傷つけていることもあるんです。

 「膣が濡れていれば感じている」「潮吹き=イッている」「ちんこはデカイほど女性は喜ぶ」など、いまだに「ちーがーうーだーろー!」と叫びたくなるほど、誤解は蔓延、氾濫しております。今回は、ほんの一部ではありますが、実際に「AVじゃないんだから……」と感じたこと、周りから聞いたプレイに関することをおお伝えしたいと思います。

▼濡れているのは、感じている証拠」は大きな誤解! 膣内は常に濡れている…!?「

▼女性の潮吹きは「オーガズム」「イク」ではない 

▼バービーちゃんいわく「外国人と日本人、何も変わらない」。ちんこサイズを比較したがる男性諸君に伝えたい、サイズよりも大切なこと

◎激しくむさぼり、激しくピストン「痛いだけ!」

 おっぱいを鷲掴みにして揉みしだき、ベッドに押し倒したあとは乳首を噛んで伸ばしてチュッパチュッパ、膣に手が伸びてきたと思ったらクリをグリグリ舌ではベロンベロン、指を挿れたら力強く出し入れ。ペニス挿入後は高速ピストン……。これ全部、AVではよくあります。AVでは“強引なプレイに感じちゃう女性”が描かれますが、これ、演技をする必要のない一般の女性の感想はひとつ、「痛い!」。これに尽きます。全然気持ちよくないですよ。

 そういえば洋服や下着を脱がすときに妙に力強くグイグイ引っ張って脱がせようとする男性がいたんですが、洋服の摩擦も痛いし「この下着、高いんだけど!?」という憤りも生まれ、キレましたし、冷めました。

 基本的には、男性もリラックスして力を抜いて優しい愛撫を心がけるようにしてもらいたいものです。全ての愛撫に言えることですが、ソフトタッチ、ゆっくりな愛撫からスタートすることがベスト。膣の中に指を挿れてガシガシ動かす「手マン」は、本っ当~~~~に高等テクニックが必要な行為です。雑で乱暴な手マンやピストンのせいで膣内が傷つき婦人科に駆け込んでいる女性もいることを覚えておいてください。

▼セックスの「ピストン運動」、正解はあるの? ペニスも膣も感じる“運動”を覚える

◎顔に射精する顔射「不快」「大変」「危険」

 男友達に聞くと「言い出せないけど、してみたいプレイ」として挙がることが多いんです、「顔射プレイ」って。普段はキレイにメイクをしている女子の顔を汚すことに興奮を覚える方も多いようです。まさにmessyなのかな。

 でも、この顔射が誕生した理由は、AVで「お腹に出すとお腹しか映らない。女の子が、最後にどんな顔をしているのかわからない。でも、顔だけ映していても、男がイッたかどうかわからない。そこで、両方をフォローする方法として考えられた」という演出のため。顔面に付着した精液は、拭き取ってもペタペタ、パリパリして洗い流すのもひと苦労なので、顔射をすることを承諾しても、実際に顔射された後は不快に感じたという女性意見もあります(想像以上に顔面が精液まみれになるんですよね)。

 そもそも、顔射はとても危険な行為だということを知らない方も多いです。精液が目に入ってしまったら、失明のおそれがあることはご存知でしょうか。

▼顔射プレイは好きですか? 女性にとってはリスキーすぎるプレイだった

 「彼の精液を顔で受け止めたい!」という女性もいないことはないと思いますが、その際も顔いっぱいにかけるのではなく、口元~胸元あたりに出してリスク回避しましょう。

◎頻繁な体位変更「落ち着かない」

 AVの男優・女優さんが頻繁に体位を変更するのは、AVを観ているユーザーを飽きさせず、様々な角度から女優さんのカラダや結合部を見せるためですからね。実際のセックスでは、挿入して快感を得ているときに一旦ペニスを抜かれることで快感が途切れたりしますし、がちゃがちゃ忙しく体位を変えなくてOK。もちろん個人差がありますので、積極的に色々な体位を楽しみたい女性と男性の組み合わせならいいんでしょうが、気持ちいい体位のままずっと抱き合っていたい女性も多いです。

 すべてのセックスは、相手とコミュニケ―ションを取りながら! 個人的には体位変更は嫌いではありませんが、そのときの体位からかけ離れた体位に移行するのは面倒くさいです(たとえば、仰向けで寝ている正常位から、立ちバックへの移行とか)。スムーズでありスマートな体位変更なら、アリかもしれません。

▼正常位からはじめる、スムーズな体位変更の流れを教えちゃいます

◎お尻を叩く・アナルを刺激する「気持ちよくない」

 「理解できない」「こちらは気持ちよくないのですが」という意見多数のお尻まわりに関するプレイ。四つん這いのバック体位の際、スパンキングを受けたことがあります。相手にとっては、お尻を叩いているという行為と叩いた部分がほんのり赤くなることに興奮を覚えていたそうですが。軽~いものだったので痛みを感じることはなかったですが、興奮状態から冷めるわ、笑いそうになるわで痛くもなければ気持ちよくもない「え、なになに?」の心境になる女性多数!

 アナルを触る男性に対しても同じく、快感を得るわけではない女性からしたら「理解できない」という意見が多数です。セックス中の行為すべてに意味がほしいわけではありませんが、相手だけが興奮している状況って冷静になってしまうんですよねぇ~。

▼前戯・挿入中・まどろみ中…「彼がアナルを触ってくる」のはなぜ?

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 AVの真似をしないでほしいプレイについてお伝えしましたが、AVは演出だとわかっていても鑑賞していると「やってみたい!」という願望(欲望)が生まれてしまうこともあるでしょう。欲望自体はなんにも悪くないけれど、それを他者に「ぶつける」ことは冷静になってください。セックスって、相手が居ることなんです。相手って、他人なんです。人間です。だからセックスで一番大事なことは、「目の前の相手」をよく見る、聞く、話す、つまりコミュニケーション。脳内の誰かとセックスしないでくださいね。