「男のムダ毛」は処理するべき? 外専女子が見た「日本男子」と「欧米男子」のヘア比較

 私が「外専女子」になるはるか前、大学生の頃に付き合っていた日本人男性は濃い顔立ちのイケメンで、体毛も濃いタイプでした。

 ある夏の暑い日、短パンを履いた彼と電車に乗っていた時のこと。前に座っていた同年代の20歳くらいの女の子が、彼の脚を見て目をまん丸にして固まっていました。そう、彼はスネ毛ももれなくボーボーで、ほとんど肌が見えないくらい真っ黒い毛が生い茂っていたのです。 

前回はこちら

昔の彼の「彼のスネ毛」がトラウマに

9-1-600 「やっぱりね、やっぱりそうだよね!」

 私は以前から彼のスネ毛に対し「ちょっとモジャ過ぎるんじゃないの」と疑問を抱いており、お向かいの彼女の驚いた顔を見て心の中で同調しました。いくら濃い顔のイケメンでも、スネ毛がスーパーナチュラル(生まれたまんまの状態)だともう台無し。でも彼に「スネ毛剃ってよ」とも言えず、かといって全部剃ったとしても不自然だし、短パンを履くなとも言えず。夏の間だけのガマンだと思ってやり過ごすことに。

 スネ毛もさることながらアソコの毛も濃く長く、毛で「モノ」が隠れてしまってすごくかっこ悪いし、Hの時はジャマだし、ほんと良いことないなあと思っていました。

 その後付き合った日本人男性も皆「スーパーナチュラル」で、顔のヒゲ以外は生やしっぱなし。スネ毛も、そしてアソコの毛も伸びっぱなし、くたびれたトランクスから伸びるスネ毛ボーボーの脚を見ては、はあ、とため息……。

 そして私は「外専女子」になり、あるドイツ人男性と新宿の路上で恋に落ちるのです。

 彼は世界的な有名企業に勤務するエリートで、黒髪に美しい緑の瞳の超絶イケメン。
(※細かいなりゆきは、ぶんか社コミックス刊「イケメン外国人とベッドで異文化交流した結果。」参照)

 そんなハイスペックな彼といよいよベッドインする時がやってきて、彼がシャツを脱ぐと、そこにはソフトマッチョな胸板に、短くカットされた胸毛が……‼︎

 

ドルガバの白ブリーフ+整えられた「アソコの毛」

 次にズボンを脱いだら「ドルチェ&ガッバーナ」の白いブリーフが現れ、褐色の肌にサンサンと輝いているではないですか‼︎ その非日常的な光景に思わず放心、「これ本当に私の目の前にあるもの?」と疑問さえ感じたのでした。

 そしてブリーフの中身はというと……やはり1〜1.5センチほどに美しく整えられた毛が。

 今まで、伸びきっただらしない男性の「アソコの毛」しか見たことのなかった私にとって、彼の毛並みは神々しいまでの輝きを放ち、これ以上ないセクシーさ。常に人から見られることを意識して手入れを怠らなかったのでしょう。とにかく美意識がぶっちぎりで高い感じ。

 彼とお別れした後に出会った外国人男性もムダ毛をきちんと処理していて、私の知る限り、欧米では「ムダ毛の処理」はエチケットとして常識のようです。

 そんな男性を見ているうち、私の中で「男性の『スーパーナチュラル』はあり得ない」という認識になっていました、が……。

9-2-600
 時は過ぎ、めっきり外国人男性との出会いもなくなりつつあるここ最近、ふと、ある男性が気になりました。

 テレビ番組で知った在日アメリカ人タレント、マシュー・チョジックさん。

 ハーバード大学大学院卒で、小説を執筆されたり多方面で活躍されているとのことで、気になってインターネットでマシューさんの画像を見ていたら、シャツの胸元から胸毛がチラッ。

 「ぎゃっ! 『スーパーナチュラル』だ! イカン!」と、以前であれば思うところですが……マシューさんの胸毛に対しては、不思議とそんなことはありませんでした。

 むしろ、「全然オッケー。こっちの方が良い!」と感じたのです。

 そんな感情の変化に自分でも驚き、なぜなのかと深く考えてみると、そこには私の外専女子としての「経験」が、大きく影響しているようでした。

 私の理想の男性は、確かに「イケメンの外国人男性」。しかし、多くの経験を積んだ結果、「女性の目を意識してツルツルピカピカな男性」よりも、「毛の処理に時間をかけるんだったら、本を読んだり音楽を聴いたりして過ごす男性」の方が、魅力的に思えるようになっていたのです。

 つまり、外見を磨くよりも、内面を磨く男性――私がイメージするマシューさんは、まさにそんなタイプの方。さらに猫好きで本好きで私のツボをグイグイと押して来て、今では理想の男性第1位。

 「スーパーナチュラル」な胸毛でも、愛があればくすぐったくて気持ちの良い芝生に思える! ボーボーだろうがモジャだろうが、それがそのひとならそれで良い!
 
 ……外見だけで飛びついてツルツルの遊び人に引っかかっていたあの頃より成長した自分を、外国人男性の体毛によって知るのでした。

 毛のあるなしより、人間性です。

 

(隔週火曜日・次回は7月31日更新)


<著者プロフィール>

音咲椿(おとさき・つばき)
男性向けグラビア誌編集長を経て、ポット出版社刊「女の子×女の子のためのエロチックブック・Carmilla」にてイラスト・漫画家デビュー。
単行本「イケメン外国人たちとベッドで異文化交流した結果。」(ぶんか社刊)好評発売・配信中。テレビ出演多数。


 

「夏のパイパン問題」に最終結論! 外専女子が導き出した、欧米男性が好む「おまたの毛」

 さて、季節はいよいよ夏本番……この頃になると肌の露出が一気に増えて「ムダ毛の処理」に悩まされる女性、多いのではないでしょうか。

 この連載の第2話で私が感じた疑問――「Hな雰囲気になった時、“アソコの毛”はどうしておくべきか」。当時は知識もなく、外専女子の友達も周りにいなかったので、漠然と「欧米の女性のあそこはツルツルである」と思っていました。

前回はこちら

アンダーヘアは「自然体」or「ツルツル」? 

8-1-600

 だからといって「じゃあ自分もブラジリアンワックスに行こう!」という気にはなれませんでした。なぜなら、アダルトビデオのジャンルに「毛あり日本人女性」というのがあるくらいだし、生やしておいたほうが欧米人は喜ぶに違いない! と信じていたから。

 わざわざ欧米人女性をマネてつるつるにするなど愚の骨頂と思っていたし、大事なところをスッカスカにしておくのはなんとなくマヌケな感じ。「隠しておくのがエロくていいのではないの?」と日本人らしく(?)「恥の文化」を尊重し、スーパーナチュラル(生まれたまんまの姿)を貫き通していました。
 
 そう考えてからしばらくたち、外専女子の女友達もできた私。

 彼女には、イタリア人と付き合っている友人・C子がいるそうなのですが、C子の彼が、あるとき急遽イタリアに戻ることになったのだそう。日本に残されたC子は数カ月後、彼を追いかけてイタリアへ渡り、無事再会。

 久しぶりの再会に盛り上がり、さあやることヤろう! となりパンツを脱いだC子ですが、パッカーンとご開帳するや否や、彼から脚を閉じられて「絶対、無理‼︎」と叫ばれ、おまたをお返しされたという……。

 C子は彼と会っていない間、おまたの毛の処理をしておらず、生えかけのワイルドヘアーがコンニチハ状態になっていたらしいのです。

 私はその話を聞いて、「え〜、そんなんでHできないの? その彼氏、過剰反応すぎない? 愛があれば毛なんてどうでもいいじゃん。理解できないな〜」と思ったのでした。

 そんなやりとりも忘れかけたある日、ふとテレビに目をやると……そこには黒々とした「アソコの毛」が映っているではないですかー‼︎ 

8-2-600

 ……もちろんそんなわけはなく、「アソコの毛」だと錯覚したのは、体操の内村航平選手のワキ毛。確実にお手入れしていなさそうな、のび放題の、凶暴さすら感じる黒々としたワキ毛……。そのビジュアルは、完全に私のおまたと一致しています。

 こんなワサワサなおまたを外国人男性に見せていたのか、私! グロい! キモい! 恥ずかしい! 

 頭を抱え、じだんだ踏んで今までのいろんなHシーンを思い浮かべては恥ずかしさでギャアアと叫んで卒倒しそうになり、いてもたってもいられずブラジリアンワックスサロンに突撃。

 いろんな脱毛のデザインを見せていただきましたが、内村選手のワキ毛が脳裏に焼き付いた私は迷うことなく「つるつるで!」とオーダーし、あの「ズウ~~ン」としたなんとも言えない痛みにうなりながら耐えて、つるっつるのおまたにしていただきました‼︎ 

 抜きたてのおまたを見ていると、毛で隠しているより、丸見えの方がはるかにエロいと感じます。

 まる見えおまたを好きな相手に見られるのは相当恥ずかしいし、日本の「恥の文化」って奥が深いんだなあと、感慨深い気持ちにすらさせられました。

 古い角質も取れてスベスベして手触りもいいし、衛生的(特に生理の時とか)だし、どんな形のパンツをはこうが毛がはみ出ないし、良いことづくし。

 私の経験から、欧米外国人男性はステディな関係以外ではクンニをなかなかしないんですが、私に限ってはアソコの毛がボーボーだったことも一因としてあるだろうと確信。愛とか恋とかの前に、私の黒々とした毛は、彼らに恐怖心さえ与えていたに違いない……‼︎ 「スーパーナチュラル」のせいで、だいぶ損をしてきたのでは……と愕然としました。

 晴れてボーボーを卒業し、「愛されおまた」を手に入れましたが、なぜかその後から全っ然外国人男性とめぐり会えず、一度もHしてません。もしかしたら毛と一緒に男運もなくしてしまったのかも……。

 

(隔週火曜日・次回は7月17日更新)


<著者プロフィール>

音咲椿(おとさき・つばき)
男性向けグラビア誌編集長を経て、ポット出版社刊「女の子×女の子のためのエロチックブック・Carmilla」にてイラスト・漫画家デビュー。
単行本「イケメン外国人たちとベッドで異文化交流した結果。」(ぶんか社刊)好評発売・配信中。テレビ出演多数。


 

「夏のパイパン問題」に最終結論! 外専女子が導き出した、欧米男性が好む「おまたの毛」

 さて、季節はいよいよ夏本番……この頃になると肌の露出が一気に増えて「ムダ毛の処理」に悩まされる女性、多いのではないでしょうか。

 この連載の第2話で私が感じた疑問――「Hな雰囲気になった時、“アソコの毛”はどうしておくべきか」。当時は知識もなく、外専女子の友達も周りにいなかったので、漠然と「欧米の女性のあそこはツルツルである」と思っていました。

前回はこちら

アンダーヘアは「自然体」or「ツルツル」? 

8-1-600

 だからといって「じゃあ自分もブラジリアンワックスに行こう!」という気にはなれませんでした。なぜなら、アダルトビデオのジャンルに「毛あり日本人女性」というのがあるくらいだし、生やしておいたほうが欧米人は喜ぶに違いない! と信じていたから。

 わざわざ欧米人女性をマネてつるつるにするなど愚の骨頂と思っていたし、大事なところをスッカスカにしておくのはなんとなくマヌケな感じ。「隠しておくのがエロくていいのではないの?」と日本人らしく(?)「恥の文化」を尊重し、スーパーナチュラル(生まれたまんまの姿)を貫き通していました。
 
 そう考えてからしばらくたち、外専女子の女友達もできた私。

 彼女には、イタリア人と付き合っている友人・C子がいるそうなのですが、C子の彼が、あるとき急遽イタリアに戻ることになったのだそう。日本に残されたC子は数カ月後、彼を追いかけてイタリアへ渡り、無事再会。

 久しぶりの再会に盛り上がり、さあやることヤろう! となりパンツを脱いだC子ですが、パッカーンとご開帳するや否や、彼から脚を閉じられて「絶対、無理‼︎」と叫ばれ、おまたをお返しされたという……。

 C子は彼と会っていない間、おまたの毛の処理をしておらず、生えかけのワイルドヘアーがコンニチハ状態になっていたらしいのです。

 私はその話を聞いて、「え〜、そんなんでHできないの? その彼氏、過剰反応すぎない? 愛があれば毛なんてどうでもいいじゃん。理解できないな〜」と思ったのでした。

 そんなやりとりも忘れかけたある日、ふとテレビに目をやると……そこには黒々とした「アソコの毛」が映っているではないですかー‼︎ 

8-2-600

 ……もちろんそんなわけはなく、「アソコの毛」だと錯覚したのは、体操の内村航平選手のワキ毛。確実にお手入れしていなさそうな、のび放題の、凶暴さすら感じる黒々としたワキ毛……。そのビジュアルは、完全に私のおまたと一致しています。

 こんなワサワサなおまたを外国人男性に見せていたのか、私! グロい! キモい! 恥ずかしい! 

 頭を抱え、じだんだ踏んで今までのいろんなHシーンを思い浮かべては恥ずかしさでギャアアと叫んで卒倒しそうになり、いてもたってもいられずブラジリアンワックスサロンに突撃。

 いろんな脱毛のデザインを見せていただきましたが、内村選手のワキ毛が脳裏に焼き付いた私は迷うことなく「つるつるで!」とオーダーし、あの「ズウ~~ン」としたなんとも言えない痛みにうなりながら耐えて、つるっつるのおまたにしていただきました‼︎ 

 抜きたてのおまたを見ていると、毛で隠しているより、丸見えの方がはるかにエロいと感じます。

 まる見えおまたを好きな相手に見られるのは相当恥ずかしいし、日本の「恥の文化」って奥が深いんだなあと、感慨深い気持ちにすらさせられました。

 古い角質も取れてスベスベして手触りもいいし、衛生的(特に生理の時とか)だし、どんな形のパンツをはこうが毛がはみ出ないし、良いことづくし。

 私の経験から、欧米外国人男性はステディな関係以外ではクンニをなかなかしないんですが、私に限ってはアソコの毛がボーボーだったことも一因としてあるだろうと確信。愛とか恋とかの前に、私の黒々とした毛は、彼らに恐怖心さえ与えていたに違いない……‼︎ 「スーパーナチュラル」のせいで、だいぶ損をしてきたのでは……と愕然としました。

 晴れてボーボーを卒業し、「愛されおまた」を手に入れましたが、なぜかその後から全っ然外国人男性とめぐり会えず、一度もHしてません。もしかしたら毛と一緒に男運もなくしてしまったのかも……。

 

(隔週火曜日・次回は7月17日更新)


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音咲椿(おとさき・つばき)
男性向けグラビア誌編集長を経て、ポット出版社刊「女の子×女の子のためのエロチックブック・Carmilla」にてイラスト・漫画家デビュー。
単行本「イケメン外国人たちとベッドで異文化交流した結果。」(ぶんか社刊)好評発売・配信中。テレビ出演多数。


 

「外国人シェアハウス」ってどんな場所!? 男4女1が暮らす都内マンションに外専女子が潜入!

「外専女子初心者」にありがちな、どんな外国人もかっこよく見えてしまうマジックにかかっていた私。

 数カ月前にナンパしたオーストラリア人男子・エリックを奇跡のイケメンと錯覚し、夢にまで見た再会を果たしたところ、目の前に現れたのはただのブサメンでありました。さらにブサメンエリックは泥酔しており、タクシーで自宅に帰らせようとするも、私のよくわからない意地が発動し、エリックについていくことになり……。

前回はこちら

ここだけ異国!? ”異常に汚い”シェアハウスの内部

7-1

 エリックの住まいは5DKのマンションの一室、いわゆる「シェアハウス」。外国人の集うシェアハウスってどんなん!? と、ちょっとわくわくしながら到着。

 ドアを開けて玄関に入ると「グニョッ」。何か踏んだ――! 

 踏んだのは、くたくたになった外国人サイズのでっかいスニーカー。パンプスやサンダルなんかもごちゃごちゃと、重なり合って放置してある。私は、日本人専用のシェアハウスには何度かおじゃましたことがあって、そこの玄関もまあ散らかっているけど、どこかしら整理整頓しようとした痕跡はみられる。しかし、この散らかり方はさすが個人を重んじる外国人、って感じ! 東京だけどここは異国だと確信。

 ダイニングキッチンには夜中だからか、住人は誰もいない。電気をつけると、真ん中に大きなテーブルがある。住人共通で使うのだろう、テーブルの上には外国語で書かれたメモや手紙、お菓子、そして私たちはめったに目にすることのない在日外国人向けのフリーペーパーのようなものが雑に置かれている。ここには男性4人、女性1人が住んでいるらしいのだけど、男女ごちゃまぜって、「そういうこと」にならないんだろうか!? あとからエリックに聞いてみたら、「彼女はブスだから」って。おまえが言うな。

 床には母国から届いたであろう、異国情緒たっぷりの食品がつまった段ボール。どの国もそうなんだな、こうやって食料送ってくれるんだな〜と感心。

 ほかの住人に見つからないよう、そそくさとヤツの部屋に入ると、思わずため息の出る光景が……。

むき出しのマットレスでムリヤリ添い寝

 6畳1間のフローリングの部屋にはこじゃれた小物ひとつなく、白熱灯のランプがひとつだけ灯っていて、床には開いたまんまの大きいスーツケースにシャツや下着がだらしなくあふれており、家具は備え付けの勉強机と椅子、そしてむき出しのマットレス。色気もくそもない上、ヤツは早々とマットレスで寝てしまった。

 私はすることもなく、ヤツの横で寝てみることに。

……何も起こらない……。

「本当に寝たの!? 女が横にいるのに!!」私は悔しくなり、着ていたニットを脱ぎ、キャミ姿になってエリックを起こしてみる。「ねえ、暇なんだけど」と言うと、「う〜ん」と私をちらりと見て寝返りを打ち、また寝始めた。今度は背中を向けて横になっていると、彼の腕が私の体をまさぐり始めた!

 しめしめ、と思うも「やだ!」と振り払うと、その後まさぐってくることはなく……。ふつふつと「1回拒否っただけであきらめるのかよ!! ブサイクのくせに!!」という不条理な怒りがこみ上げてきた私。

「こいつどんなちんこしてるんだろう、ものすごいテクニックを持ってるかもしれん」「隣の部屋に人がいるとか、コーフンするかも」「ここまできてなんかもったいない」というヤル気が湧いて、半分意識のないヤツのボクサーブリーフをペロン! からの、ポロリ!

7-2

 わあ、これは……!! 見事なフツチン。

 例えるなら、市販のサラダドレッシングの大きさで、青白い。「ん〜、まあ、入れてみるか……」と、手で大きくしてはみたけど、酔っているので完全に硬くはない。「ねえ、ゴムある?」と聞くとヤツは起き上がって、机の引き出しからそれを出してきてくれたものの、私は心の中で「ええ!? あなたに日本でセックスチャンスがあったの……!?」と叫びました。我ながらなんという矛盾の数々。

 ゴムを装着して、ヤツをまたいで、いざ、フツチン挿入! 

 デカい外チン特有の激痛もなく、フツー。騎乗位で動いてみたものの、エリックは8割がた眠っているようで、口をパカーと半開きにして超マヌケ顔でウトウト。はだけたシャツからのぞく、これまた青白く引き締まっていないやや霜降りボディ! あの悪夢(デヴィット)を彷彿とさせる……。時折、意識が戻ってきたのか、下から2、3回弱く突かれて、止まる、の繰り返し。

 まさに、壊れかけた外国人ダッ○ワイフならぬ、ダッ○ハズバンドじゃないか!!

 「何やってんの、私……」

 今まで味わったことのないむなしさが私の体を突き上げ、ソッコーでフツチンを抜いて、無駄にヤル気でメラメラしている勝負下着を見ないようにしてつけ直し、服を着てダッシュでその部屋を去り、シェアハウスを脱出。チャリをこいで自宅にかけこみ布団にもぐったのでした。

 これから外専女子デビューする方、初期の“イケメン誤認”にはくれぐれもお気をつけくださいね。

(隔週火曜日・次回は7月3日更新)


<著者プロフィール>

音咲椿(おとさき・つばき)
男性向けグラビア誌編集長を経て、ポット出版社刊「女の子×女の子のためのエロチックブック・Carmilla」にてイラスト・漫画家デビュー。
単行本「イケメン外国人たちとベッドで異文化交流した結果。」(ぶんか社刊)好評発売・配信中。テレビ出演多数。


 

イケメンはどこに消えた!? 場末のスナックで泥酔する“小太りオージー”と悪夢の一夜

 「山芋ちんこ」を乗り越え、やっと出会えた運命の人――。

 それは、外国人バーにて捨て身の「生け捕り作戦」(=ナンパ)でゲットした、アレックス・ペティファー似の奇跡のイケメンオーストラリア男子、エリックであります!

前回はこちら:「外国人バー」で捨て身のナンパ大作戦!? オーストラリアの英語講師とカラオケで運命の出会い

奇跡のイケメンと待望の再会! 場末スナックで待つ彼は……

 帰りの電車の中で、別れ際にハグされた時の彼の甘い香りを反すうしつつ「昨日は楽しかった。また会いたい」とメールすると、彼からは「僕もだよ! 次に会えるのを楽しみにしている」という返事。

 ああ、これから恋が始まるんだなあ、とうきうきしながら眠りについたのですが、しかし、その後エリックにメールを送っても返事はこず……。そりゃそうか、あんな上玉、そんな簡単に落ちないよなあ、と半ば諦め、気持ちを切り替えつつ新たな出会いを求めて、地道に外国人出会い系サイトを流す日々を過ごしていました。

 それから数カ月たったある冬の日の夜、なんと突然、エリックからメールが!

 「今から君に会いたい」と、言うではありませんか!!

 友人と飲んでいた帰りで、今ひとりでいるんだけど、一緒に飲まないか……というお誘い。場所はどこかと尋ねると、なんと私の自宅からチャリで行ける距離なので「すぐ行く!」と返事をしつつ、風呂へ。だって、「そういう流れ」になってもおかしくないし……! 

 あの奇跡のイケメンに会える! と胸を高鳴らせて念入りに化粧をし、勝負下着をつけ、首筋に香水をふり、チャリで彼のもとに向かったのです。

 彼が「寒いので先にお店に入ってる」と言うのでその場所を探してみると、そこはオバちゃんママがカウンターにいる、いわゆる「スナック」。

「えええ!? 近くにバーもあるのに、なんでまた……。外国人イケメンが昭和風スナックなんて笑える〜」なんて、ちょっとズレてるところも微笑ましく思いながら、お店のカウンターに座っている彼を見つけ、声をかけました。

 彼がこちらを振り向いた瞬間……

「誰!? このブサメン!!!!!」

6イラスト-600

 そこには、アレックス・ペティファーのかけらもない、ちょい小太りブサ外国人が。しかもネクタイやシャツをだらしなくゆるめ、ベロベロに酔っている!!  わ、私、コレと待ち合わせてたのか。コレのために、ソッコーで風呂とか入ってお化粧して……? アレックス・ペティファーはいずこに……?

 絶望しかない頭を絞って考えました。いったい何が起こっているのか……。

 そうか! エリックに出会った頃は、山芋デヴィットくらいしか、まともに外国人男子の顔を見たことがなかった! 

 出会い系サイトを流しているうちに目が肥えて、今の私にはエリックがブサメンにしかみえなくなってしまった? ……いや、エリックは最初からブサメンだったのに、私の“外専女子”として未熟だった審美眼が、イケメンと判断してしまったのか……。

 我に返れば、場末感漂うスナックに、ブサメンと2人。

 60代くらいのオバちゃんママはニヤニヤして「お友達?」と聞いてくるし、恥ずかしいやら、悲しいやら、自己嫌悪やら。もう……とにかくこの場を去りたい!! と思い、エリックに会計させて店外へ出たのでした。

 そうはしたものの、季節は冬。夜は寒いし、道端にエリックを放ってもおけないので、やっぱり酔いを覚まさせてから帰そうと、近くの小さなダーツバーへ寄ることに。千鳥足気味のエリックを連れていき、2人でカウンターに座ると、なんとヤツはそのまま眠り始めたではないですか。

 「ちょっと、起きてよ、寝るんだったらもう帰ろうよ」と言いながら何度も体をゆするけど、起きない……。周りの若者客の「なにあの女? ガイジン酔わせてアレしようってか」的な視線がキツく、泣きそうになる。

 あまりにもつらいので、もう家に帰そう、と外に出てタクシーに乗せると、奴は「君も来てよ」と言ってきた。

 「はあ!?」と思いつつも、ここまできたんだからただでは帰れん、と自分でもよくわからない意地でついていくことに。

 エリックの住まいは5DKのマンションの一室、いわゆる「シェアハウス」――。

 いったいこれからどうなるんだ、そして私はどうしたいんだと、車内で悶々としながら向かったのでした。

(隔週火曜日・次回は6月19日更新)


<著者プロフィール>

音咲椿(おとさき・つばき)
男性向けグラビア誌編集長を経て、ポット出版社刊「女の子×女の子のためのエロチックブック・Carmilla」にてイラスト・漫画家デビュー。
単行本「イケメン外国人たちとベッドで異文化交流した結果。」(ぶんか社刊)好評発売・配信中。テレビ出演多数。


 

イケメンはどこに消えた!? 場末のスナックで泥酔する“小太りオージー”と悪夢の一夜

 「山芋ちんこ」を乗り越え、やっと出会えた運命の人――。

 それは、外国人バーにて捨て身の「生け捕り作戦」(=ナンパ)でゲットした、アレックス・ペティファー似の奇跡のイケメンオーストラリア男子、エリックであります!

前回はこちら:「外国人バー」で捨て身のナンパ大作戦!? オーストラリアの英語講師とカラオケで運命の出会い

奇跡のイケメンと待望の再会! 場末スナックで待つ彼は……

 帰りの電車の中で、別れ際にハグされた時の彼の甘い香りを反すうしつつ「昨日は楽しかった。また会いたい」とメールすると、彼からは「僕もだよ! 次に会えるのを楽しみにしている」という返事。

 ああ、これから恋が始まるんだなあ、とうきうきしながら眠りについたのですが、しかし、その後エリックにメールを送っても返事はこず……。そりゃそうか、あんな上玉、そんな簡単に落ちないよなあ、と半ば諦め、気持ちを切り替えつつ新たな出会いを求めて、地道に外国人出会い系サイトを流す日々を過ごしていました。

 それから数カ月たったある冬の日の夜、なんと突然、エリックからメールが!

 「今から君に会いたい」と、言うではありませんか!!

 友人と飲んでいた帰りで、今ひとりでいるんだけど、一緒に飲まないか……というお誘い。場所はどこかと尋ねると、なんと私の自宅からチャリで行ける距離なので「すぐ行く!」と返事をしつつ、風呂へ。だって、「そういう流れ」になってもおかしくないし……! 

 あの奇跡のイケメンに会える! と胸を高鳴らせて念入りに化粧をし、勝負下着をつけ、首筋に香水をふり、チャリで彼のもとに向かったのです。

 彼が「寒いので先にお店に入ってる」と言うのでその場所を探してみると、そこはオバちゃんママがカウンターにいる、いわゆる「スナック」。

「えええ!? 近くにバーもあるのに、なんでまた……。外国人イケメンが昭和風スナックなんて笑える〜」なんて、ちょっとズレてるところも微笑ましく思いながら、お店のカウンターに座っている彼を見つけ、声をかけました。

 彼がこちらを振り向いた瞬間……

「誰!? このブサメン!!!!!」

6イラスト-600

 そこには、アレックス・ペティファーのかけらもない、ちょい小太りブサ外国人が。しかもネクタイやシャツをだらしなくゆるめ、ベロベロに酔っている!!  わ、私、コレと待ち合わせてたのか。コレのために、ソッコーで風呂とか入ってお化粧して……? アレックス・ペティファーはいずこに……?

 絶望しかない頭を絞って考えました。いったい何が起こっているのか……。

 そうか! エリックに出会った頃は、山芋デヴィットくらいしか、まともに外国人男子の顔を見たことがなかった! 

 出会い系サイトを流しているうちに目が肥えて、今の私にはエリックがブサメンにしかみえなくなってしまった? ……いや、エリックは最初からブサメンだったのに、私の“外専女子”として未熟だった審美眼が、イケメンと判断してしまったのか……。

 我に返れば、場末感漂うスナックに、ブサメンと2人。

 60代くらいのオバちゃんママはニヤニヤして「お友達?」と聞いてくるし、恥ずかしいやら、悲しいやら、自己嫌悪やら。もう……とにかくこの場を去りたい!! と思い、エリックに会計させて店外へ出たのでした。

 そうはしたものの、季節は冬。夜は寒いし、道端にエリックを放ってもおけないので、やっぱり酔いを覚まさせてから帰そうと、近くの小さなダーツバーへ寄ることに。千鳥足気味のエリックを連れていき、2人でカウンターに座ると、なんとヤツはそのまま眠り始めたではないですか。

 「ちょっと、起きてよ、寝るんだったらもう帰ろうよ」と言いながら何度も体をゆするけど、起きない……。周りの若者客の「なにあの女? ガイジン酔わせてアレしようってか」的な視線がキツく、泣きそうになる。

 あまりにもつらいので、もう家に帰そう、と外に出てタクシーに乗せると、奴は「君も来てよ」と言ってきた。

 「はあ!?」と思いつつも、ここまできたんだからただでは帰れん、と自分でもよくわからない意地でついていくことに。

 エリックの住まいは5DKのマンションの一室、いわゆる「シェアハウス」――。

 いったいこれからどうなるんだ、そして私はどうしたいんだと、車内で悶々としながら向かったのでした。

(隔週火曜日・次回は6月19日更新)


<著者プロフィール>

音咲椿(おとさき・つばき)
男性向けグラビア誌編集長を経て、ポット出版社刊「女の子×女の子のためのエロチックブック・Carmilla」にてイラスト・漫画家デビュー。
単行本「イケメン外国人たちとベッドで異文化交流した結果。」(ぶんか社刊)好評発売・配信中。テレビ出演多数。


 

「外国人バー」で捨て身のナンパ大作戦!? オーストラリアの英語講師とカラオケで運命の出会い

 前回の「出会い系で山芋ちんこ事件」で、少々しぼんだ私。

 正直、ショックすぎた……。

 しょっぱなからあんな珍物件を引き当ててしまった、しかもセカンド扱いされそうになった、さらには目に焼きついて離れない迫り来るあの霜降りボディー、愛もロマンのかけらもない、獣としてるようなH。私にはこんな物件しか巡ってこないのか……と。

出会い系がだめなら“生け捕り作戦”!? 気になる「外国人バー」に突撃!

5-600前回はこちら:こぶし大のチンコがボロリ!? 碧眼イケメンの“逆サプライズ”に失神寸前の「肉弾バトル」)

 当時は外専女子が私の周りにいなかったので、包茎とか、脱いだら異常な霜降り体系なんてよくあることなのか? ということすらわからず。唯一、外国人数人と付き合った経験があるという友人に“山芋ちんこ”のことを話してみたものの「宗教の都合で皮かぶってる、っていうのは聞いたことがあるけど……」という回答しか得られず。ちなみにその友人ですら、“山芋ちんこ”にはまだお目にかかった事がないそう。

 新宿はゴールデン街にある、友人の働く飲み屋「A」(仮)に集う友人たちからは、こぞって「出会い系サイトに良い人なんているわけないじゃん」という意見をいただきました。そりゃそうだ。だけどそんなサイトでも使わないと外国人に出会うチャンスがない。もしかしたら、万が一、いや、億が一、運命の人に巡り合えるかもしれないじゃないか……! そう心の中で抵抗しつつも、いったん作戦を変更して、「生け捕り」作戦に切り替える事にしました。要するにナンパです。もうそれしかほかに方法が見当たらない!

 実は私には、以前から気になっているお店がありました。ゴールデン街が外国人向けのガイドブックに取り上げられはじめたことで、外国人の姿をちらほら見かけるようになっていたのですが、「A」の近くに、外国人がひときわたむろしているお店が……。

 私は「A」を抜け出し、まずはそこへ偵察に行くことに。

 お店を覗いてみると、カラオケがメーンのバーのようで、お客さんの8割が外国人。薄暗い店内ではガンガンカラオケを流していて、外にも人があふれている。外国人がうようよしている光景に胸が高鳴り、「ここはやっぱり“狩り場”だ!」と確信。

……が、しかし、ほろ酔いでナンパできる根性は当時なかったので、「A」に戻ってもう一杯ひっかけ。改めて「狩りに行ってくる!」と宣言し、準備万端で小走りしながらその店に向かったのでした。

 
 店内を見回すと、べろんべろんに酔った、Tシャツがピタピタの太った外国人おっさんたちが目立つ……。しかし諦めずに目を凝らして見渡すと、スーツ姿の外国人男性2人組が! そろっと近づいてお顔を拝見すると、2人のうち片方は、ブロンドにブルーアイ、若い頃のアレックス・ペティファーに似た奇跡的なかわいい系イケメンではないか!

 「よし、狩るぞ!」と、酒を手にしてタイミングを見計らう私。「なんだ、お前?」とか言われないか内心ドッキドキ、それでも勢いにまかせて「かんぱ〜い!!」なんて言いながらその2人の中に入っていくと、彼らはノリノリで「イエーイ!」と応えてくれたのです! やっぱり外国人はノリがいい……!!

 聞くと、2人は日本で、英会話の講師として働いているという。狙い通り! 私がスーツ姿の外国人を選んだのは、スーツ好きってワケじゃありません。日本で働いている(=日本に暮らしている)確率が高いと踏んだからなのです。私の狙った彼の名はエリック、オーストラリア出身。私より3歳くらい年下……年下なんて新鮮!

 カラオケ歌おうよ、と誘われ「私は恥ずかしくて歌えないから、あなた歌ってよ」と言うと「いいよ、何がいい?」なんて答えるので、私の大好きなベタベタのラブソングをリクエスト。私が外専女子になったきっかけであるBON JOVIの、メジャーでもない曲をしっかりと歌い上げた彼は、酔いも手伝ってか、とてつもなくイケている。まさしく私の運命の人かもしれない……。

そんな気持ちで、彼の横顔をうっとりと眺めていました。

 さて、ひとしきりカラオケを楽しんだ後、思い切って「またあなたに会いたいから、メアドと電話番号教えてくれる?」と言うと、快くメアド交換。よかった、今夜一回きりの飲み仲間で終わらないんだ! 

「じゃあ帰るね」とその場を離れようとすると、エリックは「またね」とハグしてくれた。若いフレッシュな香水と少しの汗が混じったなんとも言えない甘い香りがその瞬間、ふわっと私を包み……。「狩り成功、あの山芋の悪夢はエリックが洗い流してくるんだわ!」と確信して、浮かれ足で家路についたのでした。

 つづく。

(隔週火曜日・次回は6月5日更新)


<著者プロフィール>

音咲椿(おとさき・つばき)
男性向けグラビア誌編集長を経て、ポット出版社刊「女の子×女の子のためのエロチックブック・Carmilla」にてイラスト・漫画家デビュー。
単行本「イケメン外国人たちとベッドで異文化交流した結果。」(ぶんか社刊)好評発売・配信中。テレビ出演多数。


 

こぶし大のチンコがボロリ!? 碧眼イケメンの“逆サプライズ”に失神寸前の「肉弾バトル」

 某・「日本人女性と外国人男性のための出会い系サイト」で知り合った、イケメンかつエリートの卵であるデヴィットと2回目のデート。帰り際、彼を離したくないあまり「私のうちに来ない?」と言ったらなんと、「いいよ」という答えが……! これは、もう……‼︎

イケメン欧米人のTシャツ、脱がせてみたら「まさかの展開」!?

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前回はこちら:新宿のミスドに「ジャックバウアー似」が登場! 出会い系で見つかる外人オトコの質は?)

 私のマンションに向かう道中、おそらく彼も予測していなかったお誘いだったのでしょう、なんとなくぎこちなく、手を握るわけでも腕を組むわけでもなく、なんだか淡々とした雰囲気に。私の方は、そんな雰囲気に合わせながらも、心中は不安と期待でドッキドキ。

「自分で誘っておきながらなんてこと言っちまったんだ」

「でも言わなかったら後悔していただろう」

「いや、これでいいのだ」

 と、自分に言い聞かせ……。

 とうとう自宅に着き、6畳1間の狭い部屋で、私とデヴィットが2人きりに。私たちは横並びでベッドを背もたれに座った。すぐ後ろにはベッド(しかも無駄にでかい、セミダブルサイズ)があるなんともアレな状態……。もう、する事はひとつだ、いてまえ‼︎ という感じでキスを迫ってみる……あ! 逃げない……デヴィットが私の肩を抱き、私もしがみつくように腕を回すと、あら、ベッドの上。

幼い頃からの憧れだった外国人とのHを、とうとう今からいたすのか……感慨深いな……などと思い、同時に、愛されるんだ、事実婚破綻でショックだったけどまた相思相愛の男性が現れたんだ、と幸せに浸っていました。

 日本人男性とは経験のない情熱的なキス――ベロッベロ、チューチューと激しく口を吸い合い、激しい息づかいで服の上から互いの身体をまさぐり、時折「oh……」「ah……」など囁く、まさに洋画でよく観る、憧れの「ラブシーン」と同じ。これこそが私の求めていたHです。いよいよ彼は自分の着ているシャツのボタンを外し、はらりと脱ぎ捨てると……そこにはソフトマッチョなイイ身体がある……はずだった‼︎

 私の目の前には色白い、ダル〜〜〜〜〜ンとたるんだお相撲さん的おっぱい2つ。きれいなピンクのでっかいちくび、無限の腹毛&胸毛、極め付けはでべそ‼︎‼︎ 

 えっ、ええ⁉︎ あのイケメン顔で、この身体!? シャツの中から、なんでこんなモノが出てくるの⁉︎ パニックに陥る私をよそに、デヴィットは続けてさっさとズボンも脱ぎ捨てる(外国人は服を一気に脱ぎ捨てる人が多いと思う)。そこはボクサーパンツでいてほしかった私の一縷の望みも打ち砕く、チェックのヨレヨレトランクス姿……。そのがっかりトランクスを突き破らんばかりに、ギンギンになっているアレ……。ちょっと見たことないデカさ&勃ちっぷりに、私はややドン引き。しかしデヴィットは「俺の、スゲエだろ」と言わんばかりにニヤニヤしている……。

そして、ヨレヨレトレンクスを脱ぎ捨て、自信満々にご開帳〜。

今でも目に焼き付いている、「コレハ山芋デスカー⁉︎」と問いたくなる、真性包茎のでっかいそれ。真性包茎も初めて見たし、未知と遭遇しすぎて頭の中が逆に冷静。

そうか、これとHするのか……。

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 なぜかここで優しさを発揮してしまい、それを口で愛撫。太さが小さめのこぶしくらいかな、顎がつらいし、まあ、汚いところなんで、鼻を突くようなニオイするし。ロマンチックなムードは完全に消えました……。

 しばらく無の境地で舐めていると、今度は彼が愛撫の番なのか、私の胸の谷間に服も脱がさず顔をうずめ、「フガフガ」としたらいきなりパンツを脱がせてきた。ガサゴソと自分のカバンからコンドームを取り出し(母国から持ってきたであろう洋モノのコンドーム)、せっせとつけると、ためらいもなく全然濡れていないアソコにその山芋的なものをガツン‼

「ちょっとまって! 濡れてないから! まず指入れて」などと指示すると、人差し指を2、3回ピストンさせて、また山芋ズドーン。

「早く挿れたい!」と言うので、もう私も何も期待せず、我慢。

 とにかく痛い、無理やり押し広げられる感じで、ほぼ処女喪失と同じ痛みを歯を食いしばって耐えました。そんな中、デヴィットは「ガルルルルルル」と猛獣のようにうなり、なぜか私の顔を両手でガッとおさえてヒーヒー言い始める……情熱的じゃない、これじゃない、と思っていたら「ウッ」という声が聞こえ、終了。

 ……まあしかし、山芋でもイケメンだし、Hなんてこれから2人で開発していけばいいんだし、身体のたるみも愛があればかわいく見えてくるさ。なにより恋人ができたことがうれしくて、たばこを吹かす彼に寄り添ってイチャイチャしていたら、彼がこんな提案をしてきた。

 「あのさ、僕は中国に彼女がいるんだ。だから君は、セカンドってことでどう?」

 ……まさに私は、天国と地獄をいったりきたり。当然私は怒って、

 「何言ってんの!? 無理に決まってるでしょ!  あんたみたいな不誠実な人、ついていけない!」

 するとデヴィットは悪びれもせず、

 「僕は誠実だよ。ちゃんとこうやって話したし」

 (後日述べたいと思いますが、外国人の言う「誠実」は独特の“外国人基準”があります)

 「じゃあHする前に言えばいいのに」

 「誘ったのは君の方からだろう」

 このクズっぷり。完全に冷めた私は、

 「じゃあもう帰ってくれない? 明日友達と会う用事があるし」

 「友達って、男?」

 「そうよ。ドイツ人」(1、2話目に登場するフリードリヒ先生。ふられたけどお友達)

 すると、デヴィットはドイツ人のことをdisりはじめ、ブロンドで目が青い自分の方がうんと魅力的だとのたまった。「そんな山芋とおっぱいぶら下げて、どの口がそんなことを言うんじゃ‼︎」……とは言いませんでしたが、私は静かにキレてさっさと彼を追い出し、強めのシャワーを浴びたのでした。

 外国人との初めてのHが悲惨すぎて、もう次にいけないんじゃないかと心配してくれる読者の方もいらっしゃるかもしれませんが……。いえいえ、全然大丈夫。ちょっとヘンなのに当たっちゃったな程度で、その夜からまた出会い系サイトで次の王子様を探し始めましたよ。次回につづく! 

 

(隔週火曜日・次回は5月15日更新)


<著者プロフィール>

音咲椿(おとさき・つばき)
男性向けグラビア誌編集長を経て、ポット出版社刊「女の子×女の子のためのエロチックブック・Carmilla」にてイラスト・漫画家デビュー。
単行本「イケメン外国人たちとベッドで異文化交流した結果。」(ぶんか社刊)好評発売・配信中。テレビ出演多数。


 

新宿のミスドに「ジャックバウアー似」が登場! 出会い系で見つかる外人オトコの質は?

 

出会い系でまさかの「エリートの卵」を一発ゲット!?

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前回はこちら:アソコの毛は「全剃り」すべき? ドイツ語講師のフリードリヒと初デートで起きた“障壁”)

 

 直接対面するのは初めてとなる、外国人男性とデートの日。私は、新宿の待ち合わせ場所へドキドキしながら早歩きで向かっていました。

 私が“外専女子”を始めた約8年ほど前には、「Tinder」のような出会い系アプリなど皆無。外専女子がナンパ以外の手段で外国人男性と出会うには、某・「外国人男性と日本人女性のための出会い系サイト」しかなかったのです。このサイトのことは後日説明するとして……。使いはじめてすぐに理想の男性とマッチし、デートの運びとなりました。

 彼の名はデヴィット(仮名)、29歳。身長は183センチ、アイスランド出身で母国の国立大学に籍を置き、日本の某・頭いい大学院に交換留学生として来日中。4カ国語を操り、将来は教授か学者の道を約束された、エリートの卵なのです。プロフィール画像を見ると、子どもの頃好きだった俳優のキーファー・サザーランドに似ている! ブロンドに青い目、そしてシャクレ好きの私にはたまらない、ちょいシャクレイケメン。そんな相手が本当に現れるのか……?

 一抹の不安を抱えながら、待ち合わせ場所のミスタードーナツ周辺を見渡すと……いました。そこに1人だけ、キラキラしたオーラをまとった外国人男性が! 「あの、デヴィットさん?」と訊くと、流暢な日本語で「やあ、ツバキ! 会えてうれしいよ」って。顔もプロフィールに偽りなし、さらに、ちょいロン毛という私にはうれしすぎるオプションまで(笑)。服装は開襟シャツにチノパンにスニーカーという、日本人男性が着るとなんともビミョ〜な組み合わせだけど、イケメン外国人だとぜんっぜん大丈夫。身長も私より約30センチ(私は152センチ)高く、頭ひとつ分彼の背が高いのがいろんな妄想をかき立てる……。キスする時はどうなるの、手はつなげるかな、腕組んだ方がいいのかな、そして……ムフフ。

 私は、デート中の気まずい沈黙を防ぐため、あらかじめ目をつけておいたとあるバーに行かないかと勧め、お店へと歩き出すことに。その途中、人通りの多い歩道では建物側に私を歩かせ、人にぶつからないよう守りながら歩いてくれるデヴィット。こんな気遣い、日本人男性にはな〜い! 感激! これぞ、外専女子が一番最初に感動する、外国人男性による「レディを大事にする攻撃」。さらに、彼は歩いている時も、ときおり私の目をじっと見つめてニコっとほほ笑んでくれるのでした。

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 そうしてバーに着き、いい感じで横並びで座っておしゃべり。気さくな彼が祖国アイスランドの話をしてくれたり、お互いの話をしたりであっという間に数時間。いい感じに盛り上がったところで、彼は時計を見て「もうこんな時間だ。帰ってレポートしなきゃいけないんだ」と言うではないですか。そんなに遅い時間でもないので、ああ、私のことが気に入らなかったんだなと思い、せめて露骨にがっかり感が顔に出てしまわないよう、にこやかに「じゃ、送っていくね」と言い、私たちは駅へ。

 「こんなイケメン、簡単には振り向いてくれないよな」と思いながら駅に着き、じゃあね、で終わると思ってたら彼が「ところでツバキは今週末、暇?」と訊いてきた! 絶対ないと思っていた2度目のお誘いに、ふたつ返事でデートの約束をしたのでした。さらには彼が「おやすみ。楽しい夜を」と言い、スッと腰をかがめて背の低い私の唇にキスしてきたではないですか!! その時の、地獄からドーンと天国へ打ち上げられた感は今でも忘れられません。

 週末。昼過ぎに私と彼は待ち合わせし、彼の希望で猫カフェにいくことに。このチョイスも、猫を3匹飼っている猫好きな私には大ヒット。彼は猫を優しく撫でながら「猫は自立していて美しい生き物だよね……」と言うので、彼の美しい横顔にみとれながら「自立して日本に住んでいるあなたも美しいよ」と言うと「そうだね」と返してきた。おお、さすがイケメンエリートの卵、自信があって当たり前。日本人だと「そんなことないよ」と思ってもない謙遜しちゃうんだけど、外国人は基本お世辞や社交辞令がないので、私のような行間とか読めない鈍い人間にとって付き合っていて楽なのです。

 さて、制限時間が過ぎて、私たちは外へ。飲みに行くにはまだ日は高いし、デヴィットも帰りたそうではない。どうしようかと2人で話していたところ、普段なら公園や美術館など思い当たるのに、ドキドキしてなにも浮かばない私の目を彼はその青い目で優しく覗き込み「どうする?」と言ってきた。その時の私は「もうなにがなんでもこのイケメンのデヴィットを離したくない!」という気持ちで頭がいっぱい、ポンと口から出たのが「ねえ、ウチにこない?」でした……。

すると、彼は「いいよ」と返事! 突然の誘いに嫌なそぶりも見せず、だけど手をつなぐわけでもなく、腕を組むわけでもなく……。淡々とした雰囲気のまま、2人で家に向かうことに。一体これはどういう状態なのか? 次回につづく!

 

(隔週火曜日・次回は5月8日更新)


<著者プロフィール>

音咲椿(おとさき・つばき)
男性向けグラビア誌編集長を経て、ポット出版社刊「女の子×女の子のためのエロチックブック・Carmilla」にてイラスト・漫画家デビュー。
単行本「イケメン外国人たちとベッドで異文化交流した結果。」(ぶんか社刊)好評発売・配信中。テレビ出演多数。


 

来日ベトナム人犯罪が中国人を抜いてトップに……その“劣悪”すぎる環境が生む悲劇

 昨年、全国の警察が摘発した来日外国人の犯罪1万7,000件うち、ベトナム人による事件が5,000件以上を占め、約3割となっていることが警察庁の統計(「平成29年における組織犯罪の情勢」)により判明。前年まで最多だった中国人を400件以上も上回ったことで、日本での外国人犯罪者はベトナム人がトップとなった。

 これにショックを受けているのは、来日ベトナム人の技能研修を支援するボランティア団体の女性だ。過去にベトナムで5年間暮らした経験がきっかけで、5年ほど前から来日ベトナム人に日本語やマナーを教えているほか、技能研修を受け入れる企業との橋渡し役などを行ってきた。

「日本では低賃金で雇用できる労働力として重宝されていますが、それを悪用して日本行きを誘い、大きな手数料を借金させる悪質なベトナム人ブローカーがいるので、真面目に働きたいベトナム人も、きつい返済のために犯罪に手を貸す人が出ています。さらに受け入れる日本側もひどいもので、技能実習生を扱う日本の監理団体が役目を果たさず、職場で虐待やセクハラ、労災があっても放置され、異常な重労働の末、給料未払いも日常茶飯事。ブラック企業よりひどいありさまです。耐えられなくった実習生が職場から逃亡して、不法滞在のまま犯罪に走るケースが見られます」(同ボランティア女性)

 数年前まで在留ベトナム人は5万人程度だったが、昨年は26万人を超えた。最近はその劣悪な労働環境が表面化することもあり、一部企業がベトナム人に誓約させた内容に「日本人との恋愛禁止」、「県外への外出禁止」といった奴隷さながらの条項の存在が明るみになったりしたほど。そんな中、ボランティア女性が知った「もうひとつ」のショックがあったという。

「最近の若いベトナム人は、日本とベトナムの友好の歴史をほとんど知らないんです」(同)

 というのも、かつてベトナムはフランスに植民地化され、抵抗したベトナム人が1万人以上もギロチンで処刑された時代、憧れの対象となったのが明治維新で活躍した日本の若い志士たちだったのだ。

 ベトナムで国際情勢を研究する者たちは、新政府を樹立して近代化を目指した日本に強く触発され、日本に留学した者たちが「日本に学べ」と独立運動の輪を広げていったのである。

 これにフランスが、留学生たちの家族を人質にとって帰国を迫るなど日本政府に圧力をかけて運動を終わらせたが、犬養毅首相が暗殺されるまで彼らを援助したのは有名な話。その後、日本軍はベトナム復興同盟軍を支援し、ベトナム北部に進駐。フランス軍との戦いでも共闘し、その勝利がベトナム人の士気を大いに上げたのである。

 その渦中で日本の実業家がベトナムで起業し、現地の人々をたくさん雇用した事実もある。戦時となれば、そんなイイ話ばかりではないが、そうした話が口々に伝えられたことから、ベトナムでは日本に対する良いイメージが拡散し、友好の背景になった経緯がある。

「ただ、最近の若者はそうした話に興味ないのか、そんな歴史について話をしても『初めて知った』という人が結構、多いんです。だから以前は『日本人は優しい』という人が多かったのに、最近は『日本は経済的に豊か』としか思わない人も増えていて、お金のために来て実際には過酷な環境だったりすると、日本を逆恨みするような若者もいます。こういうこともベトナム人の犯罪の増えた一因ではないでしょうか」(同)

 人口減少による労働力不足は避けられない日本では昨年、外国人労働者の数が100万人を突破した。ベトナム人の労働力も貴重な経済の下支えになっているのだから、受け入れ環境をもっと整えるべきで、できれば訪日ベトナム人には友好の歴史も学んでもらいたいところだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)