映画製作をデザインする。そんなユニークなコンセプトから生まれたのが、映画『アイスクリームフィーバー』だ。芥川賞作家・川上未映子の短編小説「アイスクリーム熱」を原案に、吉岡里帆、モトーラ世理奈、松本まりか、詩羽(水曜日のカンパネラ)といった旬のキャストを迎え、ノンジャンルな映画として完成した。
本作を企画したのは、広告、企業ブランディング、CDジャケット、装丁、テレビドラマな…
映画製作をデザインする。そんなユニークなコンセプトから生まれたのが、映画『アイスクリームフィーバー』だ。芥川賞作家・川上未映子の短編小説「アイスクリーム熱」を原案に、吉岡里帆、モトーラ世理奈、松本まりか、詩羽(水曜日のカンパネラ)といった旬のキャストを迎え、ノンジャンルな映画として完成した。
本作を企画したのは、広告、企業ブランディング、CDジャケット、装丁、テレビドラマな…
3月10日の授賞式で各部門の最優秀賞が発表される『第46回日本アカデミー賞』の優秀賞が23日、発表された。
妻夫木聡が主演した『ある男』が優秀賞の最多受賞で、12部門で13の優秀賞を受賞。大泉洋主演の『月の満ち欠け』が10部門11賞、そして吉岡里帆主演の『ハケンアニメ!』が10部門10賞と続いている。
「直木賞作家・辻村深月の小説を映画化した『ハケンアニメ!』…
辻村深月の小説を原作とした映画『ハケンアニメ!』のBlu-ray&DVDが発売中、そして各種配信サービスでレンタル配信中だ。
本作は劇場公開当初、ライバル作品が多いこともあって興行的に苦戦したものの、絶賛に次ぐ絶賛の口コミが相次ぎ、公開から1カ月以上経ってからは首都圏の劇場では満席が続出、上映期間の延長や拡大公開もされるという、異例のロングランを記録した。
…女優・吉岡里帆が出演する『日清のどん兵衛』の人気CM「どんぎつね」シリーズが、契約満了により公式サイトなどで非公開となり、ファンからは悲鳴が相次いでいる。
日本が代表するコンテンツのひとつであるアニメ。そんなアニメ業界の中で奮闘する人々のそれぞれの想いと葛藤が交差する群像劇でありながら、まさに娯楽映画といえるスピーディーな展開。
そして、最前線で活躍するクリエイターたちによって生み出された、劇中で展開されるオリジナル・アニメパートのクオリティの高さも魅力のひとつ。吉岡里帆が28歳の新人アニメ監督役を演じる『ハケンアニメ!』が、…
「AGCを知ってるかい? AGCを知ってるかい?」
ボンゴのリズムに乗って、広瀬すずが微笑みながら踊る企業CM。テレビやYouTubeなどでご覧になったかたは多いだろう。
ネット上では、広瀬すずのニヤけっぷりに「なんだこれw」「ムカつく」などの批判的な声もあがる一方で、2021年3月前期のCM好感度ランキングで総合1位に輝くなど、シンプルながらもクセになる世…
こんにちは。ラジオ書き起こし職人のみやーんZZです。いつも聞きまくっているラジオの中から興味深かったエピソードを紹介する連載の第28回目。
今回は2021年8月7日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』の中から、ゲストの吉岡里帆さんが自身のインスタグラムアカウントを謎のトルコ人男性に乗っ取られてしまった話をしていた部分です。
ゲストコーナーの終盤、…
今クールの連続ドラマが次々と最終回を迎えているが、個人的に最も楽しく観ていたのが『時効警察はじめました』(テレビ朝日系)だ。
本作は1話完結のミステリードラマで、物語は総武署時効管理課の捜査資料管理を担当する警察官・霧山修一朗(オダギリジョー)と交通課課長補佐の三日月しずか(麻生久美子)が、時効が成立した事件を趣味で捜査するというもの。
2006年に第1作が、07年に続編となる『帰ってきた時効警察』が放送され、今回の『時効警察はじめました』は12年ぶりの続編となる。
本作がミステリードラマとして異色なのは、謎を解いても犯人を逮捕しないことだ。霧山は趣味で事件を捜査しており、毎回、犯人に「誰にも言いませんよカード」を渡すのだが、基本的に最初に起きた(すでに時効を迎えている)事件以外では殺人が起こらない。
だから、ミステリードラマには付き物のはずの、血なまぐさい愛憎劇がごっそり削られている。その結果、物語はふわふわとしたつかみどころのないものとなっており、その隙間を埋めるように俳優や演出家の悪ノリと、淡々とした空気が漂っている。
その意味でコントバラエティに近く、クスクスと笑ってしまうくすぐりが延々と続く不思議な作品だが、深夜にダラダラと観るには実にちょうどいい作品だった。
そして、もうひとつ、このドラマを楽しみにしていた理由がある。それは、新たにレギュラーに加わった吉岡里帆の存在だ。
吉岡が演じるのは刑事課の新人刑事・彩雲真空(あやくも まそら)。熱血刑事で、霧山が趣味で捜査する時効事件に興味を持って一緒に捜査するのだが、霧山が犯人に真相を問い詰める瞬間になると、上司の十文字疾風(豊原功補)に呼び出されて立ち会えないというのがお約束になっている。いてもいなくてもいいマスコット的存在だが、微妙にズレたダサい格好とリアクションがかわいいため、ついつい目がいってしまう。こういう脇役を演じさせると、吉岡は最高のポテンシャルを発揮する。
吉岡が大きく注目されたのは、NHK連続テレビ小説『あさが来た』で演じた、のぶちゃんこと田村宜だ。のぶちゃんはヒロインの白岡あさ(波瑠)の娘・千代(小芝風花)の友人で、後にあさの秘書見習いとなる。特に重要な役というわけではないのだが、着物にメガネというルックスが妙に印象に残り、画面の端っこに映っていても本編そっちのけで気になる存在となっていた。
その後、吉岡は『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)や『メディカルチーム レディ・ダ・ビンチの診断』(フジテレビ系)などに出演し、“脇で目立つ女優”という謎のポジションを確立。そして、坂元裕二脚本の連続ドラマ『カルテット』(TBS系)で演じた有朱ちゃんこと来生有朱役で、吉岡の魅力は臨界点を迎える。
有朱ちゃんは元地下アイドルで今はレストランでアルバイト店員として働いているのだが、なんともいえない壮絶なキャラクターの女性で、あだ名は淀君。過去にクラスを学級崩壊に追い込み、付き合う男を片っ端からダメにするという人の心を弄ぶ計算高い(しかし思慮が浅い)悪女だ。
脇役だったが、アイドル的なかわいらしいルックスに隠された悪魔的な性格というギャップが視聴者を魅了し、吉岡のイメージは有朱ちゃんによって完成してしまったといえる。
いまや吉岡は人気女優の仲間入りを果たし、映画、ドラマで主演に引っぱりだこだが、脇で必死に爪痕を残そうとしていた時に比べると、イマイチ精彩に欠ける。また、主演として正統派ヒロイン風の役をやろうとすると、どうしても有朱ちゃんのイメージが頭から離れず、“実は腹黒いのではないか”と、うがった見方をしてしまう。
「正統派に見えて実は邪道」というのが吉岡の持ち味だが、ど真ん中に置かれると、邪道な隠し味を殺してしまうのだ。
しかし、『時効警察はじめました』の吉岡は水を得た魚のように生き生きとしている。これは、彼女が演じる彩雲が正ヒロインではなく三番手だったことも大きいが、何より『時効警察』の芯を外した作りが彼女の演技とうまくハマったからだろう。
途中から彩雲の出番は明らかに増えており、“誰が一番、吉岡で遊べるか”という勝負の場にドラマが変質していったことが見ていてわかる。
中でも映画『勝手にふるえてろ』でエキセントリックな女性の内面をコミカルに描いた大九明子が監督を務めた5・6話が素晴らしく、吉岡の魅力を最も引き出していた。
その意味でも『時効警察はじめました』への出演は吉岡にとって幸運だったが、こういう作品はあくまで例外である。
今後も吉岡は、アウェーである主演級の役柄に挑み続けるのか、それともこのまま名脇役として、おいしい立ち位置を確立するのか。個人的には後者のほうが幸せだと思うのだが、若手女優として人気が高いため、しばらくそれは許してもらえないのだろう。
主演でありながら、彼女の邪道な演技が生きる役と出会えればいいのだが……。
今クールの連続ドラマが次々と最終回を迎えているが、個人的に最も楽しく観ていたのが『時効警察はじめました』(テレビ朝日系)だ。
本作は1話完結のミステリードラマで、物語は総武署時効管理課の捜査資料管理を担当する警察官・霧山修一朗(オダギリジョー)と交通課課長補佐の三日月しずか(麻生久美子)が、時効が成立した事件を趣味で捜査するというもの。
2006年に第1作が、07年に続編となる『帰ってきた時効警察』が放送され、今回の『時効警察はじめました』は12年ぶりの続編となる。
本作がミステリードラマとして異色なのは、謎を解いても犯人を逮捕しないことだ。霧山は趣味で事件を捜査しており、毎回、犯人に「誰にも言いませんよカード」を渡すのだが、基本的に最初に起きた(すでに時効を迎えている)事件以外では殺人が起こらない。
だから、ミステリードラマには付き物のはずの、血なまぐさい愛憎劇がごっそり削られている。その結果、物語はふわふわとしたつかみどころのないものとなっており、その隙間を埋めるように俳優や演出家の悪ノリと、淡々とした空気が漂っている。
その意味でコントバラエティに近く、クスクスと笑ってしまうくすぐりが延々と続く不思議な作品だが、深夜にダラダラと観るには実にちょうどいい作品だった。
そして、もうひとつ、このドラマを楽しみにしていた理由がある。それは、新たにレギュラーに加わった吉岡里帆の存在だ。
吉岡が演じるのは刑事課の新人刑事・彩雲真空(あやくも まそら)。熱血刑事で、霧山が趣味で捜査する時効事件に興味を持って一緒に捜査するのだが、霧山が犯人に真相を問い詰める瞬間になると、上司の十文字疾風(豊原功補)に呼び出されて立ち会えないというのがお約束になっている。いてもいなくてもいいマスコット的存在だが、微妙にズレたダサい格好とリアクションがかわいいため、ついつい目がいってしまう。こういう脇役を演じさせると、吉岡は最高のポテンシャルを発揮する。
吉岡が大きく注目されたのは、NHK連続テレビ小説『あさが来た』で演じた、のぶちゃんこと田村宜だ。のぶちゃんはヒロインの白岡あさ(波瑠)の娘・千代(小芝風花)の友人で、後にあさの秘書見習いとなる。特に重要な役というわけではないのだが、着物にメガネというルックスが妙に印象に残り、画面の端っこに映っていても本編そっちのけで気になる存在となっていた。
その後、吉岡は『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)や『メディカルチーム レディ・ダ・ビンチの診断』(フジテレビ系)などに出演し、“脇で目立つ女優”という謎のポジションを確立。そして、坂元裕二脚本の連続ドラマ『カルテット』(TBS系)で演じた有朱ちゃんこと来生有朱役で、吉岡の魅力は臨界点を迎える。
有朱ちゃんは元地下アイドルで今はレストランでアルバイト店員として働いているのだが、なんともいえない壮絶なキャラクターの女性で、あだ名は淀君。過去にクラスを学級崩壊に追い込み、付き合う男を片っ端からダメにするという人の心を弄ぶ計算高い(しかし思慮が浅い)悪女だ。
脇役だったが、アイドル的なかわいらしいルックスに隠された悪魔的な性格というギャップが視聴者を魅了し、吉岡のイメージは有朱ちゃんによって完成してしまったといえる。
いまや吉岡は人気女優の仲間入りを果たし、映画、ドラマで主演に引っぱりだこだが、脇で必死に爪痕を残そうとしていた時に比べると、イマイチ精彩に欠ける。また、主演として正統派ヒロイン風の役をやろうとすると、どうしても有朱ちゃんのイメージが頭から離れず、“実は腹黒いのではないか”と、うがった見方をしてしまう。
「正統派に見えて実は邪道」というのが吉岡の持ち味だが、ど真ん中に置かれると、邪道な隠し味を殺してしまうのだ。
しかし、『時効警察はじめました』の吉岡は水を得た魚のように生き生きとしている。これは、彼女が演じる彩雲が正ヒロインではなく三番手だったことも大きいが、何より『時効警察』の芯を外した作りが彼女の演技とうまくハマったからだろう。
途中から彩雲の出番は明らかに増えており、“誰が一番、吉岡で遊べるか”という勝負の場にドラマが変質していったことが見ていてわかる。
中でも映画『勝手にふるえてろ』でエキセントリックな女性の内面をコミカルに描いた大九明子が監督を務めた5・6話が素晴らしく、吉岡の魅力を最も引き出していた。
その意味でも『時効警察はじめました』への出演は吉岡にとって幸運だったが、こういう作品はあくまで例外である。
今後も吉岡は、アウェーである主演級の役柄に挑み続けるのか、それともこのまま名脇役として、おいしい立ち位置を確立するのか。個人的には後者のほうが幸せだと思うのだが、若手女優として人気が高いため、しばらくそれは許してもらえないのだろう。
主演でありながら、彼女の邪道な演技が生きる役と出会えればいいのだが……。
Ad Plugin made by Free Wordpress Themes