Koki,台湾初上陸も、母・静香に完全に食われる……ショッピングではツバメの巣25万円分お買い上げ!

 今月13日、モデルとして活躍するKoki,(16)が、母である工藤静香とともに台湾の松山空港に姿を現し、地元ファンの熱烈歓迎を受けた。

 今回の訪台は、台北市で開催中のブルガリの新作ハイジュエリーコレクション「ワイルドポップ(Wild Pop)」のPRイベントに特別ゲストとしてKoki,が招かれたことによるもの。

 しかし、より注目を集めたのは、主役であるはずのKoki,ではなく、あくまで付き添いにすぎないステージママの静香のほうであった。

 台湾にも多くファンがいる静香だが、地元メディアによると今回の訪台は1993年に台北で行われたコンサート以来26年ぶりとのこと。空港に母娘を出迎えた群衆の中には、当時のコンサートチケットを手に静香の名前を叫ぶ熱狂的ファンの姿も見られた。Koki,にとっては、母・静香に完全に食われる結果となってしまった。

 これに静香もすっかり気を良くし、ファンが差し出す色紙にサインをするなど神対応を見せた。

 その後、koki,はブルガリが主催するイベント会場に、胸元が大胆に開いたセクシーな黒いドレス姿で登場。記者の質問に流暢な英語で受け答えし、「台湾では台湾スイーツなどの甘い物を食べてみたい」などと笑顔で語り、現地ファンを喜ばせた。気になる台湾での他の予定だが、2人は台湾に到着後、台北市内の人気観光地、迪化街や101台北タワーなどでショッピングを楽しむ姿が目撃されている。そこでは、美容効果が期待できるといわれている高級食材“ツバメの巣”25万円分を静香が購入したと地元メディアが報じている。

 一方、Koki,の父・木村拓哉も台湾では「男神」と呼ばれるほどのスターであり、昨年末には台湾のファッションショーにサプライズ出演をしたり、台湾観光協会のCMに出演したりと活躍中だ。Twitter上には「次は親子3人の共演が見たい」という台湾ファンからの期待の声も上がっている。

 親の七光という言葉があるが、親の輝きが強烈すぎるのも本人にとっては複雑な心境かもしれない。

(文=青山大樹)

SNSへのラブラブ投稿もアンチ増殖を加速中……夫は台湾代表落ちで、福原愛に”サゲマン疑惑”浮上

 卓球元日本代表の福原愛が、夫で台湾の卓球選手・江宏傑の30歳を祝うメッセージをSNSに投稿し、話題となっている。

 福原は、Twitterと微博に「パンや肉まんは真ん中の美味しい所を私に全部くれて自分は味のない所を食べる旦那さん。映画館でも背の低い私を気にして見やすい自分の席と交換してくれる旦那さん。プレゼント何がいいと聞いたら愛が休んでくれることが一番のプレゼントだよと言ってくれる旦那さん。30歳のお誕生日おめでとう」とそれぞれ日本語と中国語でつづり、夫婦で行ったというディズニーランドでの写真や愛娘の動画をアップした。

 誕生日当日、江は試合のため日本にいたようで、自身のTwitterにて「台湾にいる愛ちゃんからさぷらいずでけーきがとどきました」と報告。家族3人の写真がプリントされたバースデーケーキの画像を投稿している。

 幸せに満ちあふれた一連の投稿に対し、中華圏のファンからは「幸せな2人を見ていると、こっちも幸せな気持ちになる! おめでとう!」「愛ちゃんは、どんどんかわいくなっていくね! 愛ちゃんに愛されている江がうらやましい」「末永く幸せに過ごしてほしい」など、2人を祝福するコメントが寄せられている。

 しかし一方で、これまでに見られなかった批判的な投稿も目立ち始めている。

「はいはい、おなかいっぱい。もう勝手にイチャイチャしててくれよ」「前にテレビでブチュブチュしてるの見てから、気持ち悪いと思ってしまう」「子どもの写真をSNSで公開してるけど、プライバシーとか大丈夫なの?」と、疑問を投げかける声も見受けられた。

 また、夫の江の選手としての成績が振るわないことについて「家庭が幸せすぎると男は仕事がおろそかになるというが、その典型だな」「愛ちゃん、いい嫁すぎて男をダメにするパターンか」といった「サゲマン説」も浮上している。

 事実、沖縄の琉球アスティーダでダブルスを組んでいる江は、今シーズン1勝5敗と惨憺たる成績。さらに昨年末には、卓球台湾代表からも落選している。

 そんな中、福原は25日にインスタグラムを開設。早くもフォロワーは3万に迫る勢いで、今後はこちらにもラブラブ写真が投稿されるようだ。幸せな結婚生活を逐一報告するのはいいが、サゲマンという不名誉な称号を払拭するためにも、夫には選手として活躍してもらわないと困る!?

(文=青山大樹)

睡眠薬を飲んでSEXしたら……丸一日”勃起しっぱななし”で緊急入院!

 年を取ったオッサンには、もうそんなことは起こらないだろうが、若いうちはちょっとした刺激でもすぐに勃 ってしまう下半身。とはいえ、ヌイてすっきりすれば、とりあえずは収まってくれるものである。

 ところが、射精した後も勃起が収まらず、そのまま24時間以上勃ちっぱなしになるという、恐ろしい症状が発生することもある。

 台湾南部の高雄市に住む21歳の青年が、先月末に彼女とSEXしたところ、それから24時間近くたっても勃起が収まらず、病院に駆け込んだ。

 医師の診断によると、これは持続勃起症と呼ばれる陰茎の障害で、治療が遅れていたら一生勃起しなくなる恐れもあったという。

 持続勃起症とは、 その名の通り、勃起状態が長時間続くもので、血液系の病気 や外傷、炎症などにより陰茎の海綿体で血液が循環しなくなることによって起こる静脈性と、海綿体内の動脈が破れたことによって起こる動脈性がある。特に静脈性のほうが危険で、放っておくと海綿体の組織が壊死して、勃起不全に至ることもある。

 一方、青年の場合はこのところよく眠れず、睡眠薬を服用していたといい、これが原因だったとみられる。一般的に睡眠薬を飲むと勃起しにくくなるといわれているが、青年の場合は、なんらかの理由で、それが逆の形に作用したものと思われる。

 1日に何回も勃起してしまうことは珍しくないが、もし数時間も勃起しっぱなしの状態が続いたら、すぐにでも病院に駆け込んだほうがよさそうだ。

(文=佐久間賢三)

エバー航空にパワハラ疑惑、自社CAに「売春」「AV出演」の濡れ衣着せる

 日系航空会社では乗務前後のパイロットやCAからアルコールが検出される不祥事が相次いでいるが、台湾の航空会社はCAにあらぬ疑いをかけて謝罪に追い込まれる事態となった。

 現地メディア「漢豊網」(2月4日付)によると、台湾のエバー航空に勤務するCAに、売春行為および、わいせつ動画への出演疑惑がかけられ、会社側とトラブルになっているという。

 事の発端は昨年12月18日、エバー航空に寄せられた一件の匿名メールだった。このメールには、同社のCAが、勤務で訪れたオランダで売春行為を行っており、さらにその様子を撮影したアダルトビデオ(AV)をネットに公開していると、名指しで書かれていたという。

 会社側は、この情報の真偽を確かめるため、問題のCAと面談を行うことに。ところが、この面談をめぐり、CAと会社側は大きく衝突することとなってしまった。3時間以上に及ぶ面談の中、会社の担当者はCAに対し、これまでの男性関係や疑いのかけられている案件について自白を強要するなどの、セクハラ、パワハラ行為を行ったというのだ。

 CAは労働組合の協力のもと、1月29日に記者会見を開き、潔白を訴えた。

「会社の担当者は、AVに映っていた相手の男性が外国人でタトゥーがあったことを挙げ、『これまでAVに出演したことがあるか?』『外国人の彼氏がいたことがあるか?』などと聞いてきました。私が『これまでAVに出演したことなどない』と否定しても、『それなら、証明しろ』と言われました。とても悔しく、泣き崩れてしまいました」

 その後、メディアの取材で会社側に寄せられた匿名のメールの内容は虚偽の可能性が高く、このCAであるとされていたのは、SukiSukiGirlというタイ人AV女優であることがわかっている。これを受け、会社側は公式に声明を発表し「今回の出来事で、本人の名誉を大きく傷つけてしまい申し訳ありません」と、謝罪の言葉を述べている。

 一方、売春とAV出演の疑惑をかけられ、会社側から理不尽な圧力を受けたCAはPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症、業務に復帰できない状況が続いているという。

 エバー航空では先月、白人の搭乗客に無理やりトイレの世話をさせられたCAがこの件を告発するも、会社側は何も対策を講じなかったことが問題視されたばかりだった(参照記事)。問題が噴出するエバー航空、現場のCAが安心して働ける日は来るのだろうか?

(文=青山大樹)

 

福原愛夫婦、人気ファッション誌の表紙に再登場! 相変わらずのおのろけに「夫の本業はどうした!?」の声も……

 昨年10月、卓球界からの引退を表明した福原愛だが、その人気は中国や台湾などの中華圏ではいまだ健在だ。このところ、夫・江宏傑と共に中国のバラエティ番組などに出演することも多いが、このたび人気女性ファッション誌「ELLE」台湾版2月号の表紙を飾り、話題となっている。

 2人は、同誌の12月号にも登場しており、短期間でのスピード再登場は、前回の反響がよほど大きかったものと思われる。

 今回は結婚当時についてのインタビューも掲載されており、福原は夫から付き合ってほしいと告白された際、「もし結婚することになったら、台湾に住まなければいけなくなるので、時間をかけてしっかり考えなきゃと思った。簡単に答えを出すわけにはいかなかったの」と、相当悩んでいたことを明らかにした。そのため、この頃の福原は、江からのSNSメッセージを2週間も既読スルーすることもあったという。そんな中、交際に至った理由について、「私の心の中にある不安を、すべて彼にぶつけたの。彼は一つひとつ丁寧に一緒に考えてくれた。結婚前なのに家まで買ってしまって、両親にも紹介されて……」と、プロポーズのプレゼントが家の鍵であったという、江の愛の深さが伝わってくるエピソードも明かした。

 結婚生活については、「他人がどのように自分たちを見ているのか、まったく気にしないようにしています。私たちの幸せは、私たちで決めていきます。男と女が一緒に暮らすのは決して簡単なことではないし、それに私たちは日本人と台湾人で、生活の環境も全然違うところで育ってきたから。だから、とにかくなんでも話すことが大切だと思います」と、夫婦円満の秘訣を語っている。

 YouTubeでは撮影のメイキング映像も公開され、相変わらずのラブラブぶりを見せつけているが、中華圏のネット民は「相変わらずのおしどり夫婦ぶりでほほえましい」「愛ちゃんが結婚するって聞いた時は、自分の娘を取られたような気分だったけど、幸せそうで、江に嫁いで本当に良かった」と、おおむね好意的な反応を見せている。

 ただ、夫の江は昨年10月に開幕した日本初の卓球リーグ「Tリーグ」に参戦するも、5戦5敗と振るわず。「幸せすぎて卓球への集中力が薄れてしまったのでは?」「本業のほうも頑張ってほしい」といった厳しい声も一部で上がっている。

 12月号では第二子妊娠が判明した当時のことを振り返り、空港で一緒に妊娠検査薬を確認したエピソードを明かした2人。その際にも「仲むつまじいのはわかるけど、子作りの話までしなくてもいいのに……」などと話題になっていた。

 賛否を呼びつつ、今年も何かとラブラブぶりを見せつけてくれそうだ。

(文=青山大樹)

コンパニオンがセクキャバ並みのサービス!? 台湾の忘年会がハレンチすぎ!

 旧正月が間近に迫る1月は、中華圏においては忘年会シーズンだが、成人式で暴れる日本の若者のように、酔っぱらいの暴走がこの時期の風物詩になっている。

「新頭殼」(1月24日付)などによると、台湾人がFacebookに投稿した忘年会の動画が話題になっている。その動画とは、キャミソール姿のセクシー女性が男性のヒザの上にまたがって首の後ろに手を回し、男性の顔を自らの胸に押しつけているというもの。酔っ払っている男性もまんざらではない様子で、顔を女性の胸の谷間にうずめながら手で乳房をモミモミし、応戦していた。まるでセクキャバのようだが、食事する円卓があり、中華料理店かホテルの宴会場とみられる。どうやらこの女性は、忘年会を盛り上げるために派遣されたコンパニオンのようだ。男性は既婚者だったが、この投稿によって妻の知るところとなり、家に3日間入れてもらえなかったという。

 一方、新北市では、忘年会に派遣された女性ダンサーが男たちにセクハラされる事件が起きた。「鏡傳媒」(1月24日付)などによると、同市三重区で行われたある企業の忘年会で、女性が15分間のパフォーマンスを終え、舞台から立ち去ろうとすると、司会者から客と交流するよう促された。女性はたちまち酔った10名の男たちに担がれ、一人の男性の元に連れていかれた。そして、酔った別の男がその男の頭を押さえつけると、女性ダンサーの胸に何度も強く押し付けたのだ。

 翌日、女性は胸が痛くて呼吸がうまくできないほどだったため、病院に行くと、胸部挫傷で全治3~6カ月と診断された。イベント会社に謝罪と賠償を求めたが、会社側は「負傷したことをその場で言わず、次の日にFacebookに投稿するというのはどうなんだ?」「チップはあっさりもらっておいて、後になって騒いでいる」などと、対決の姿勢を示している。

 日本でもかつて、セクシーコンパニオンを呼んでの忘年会が盛大に行われていたが、今の時代、そんな忘年会など開こうものなら「セクハラ」や「コンプライアンス」の名のもとに一刀両断されるのが関の山だろう。

(文=中山介石)

「オレのケツを拭きな!」白人巨漢男が機内でトンデモ要求、CAはPTSD発症か!?

 台湾の旅客機内で、アメリカ人男性が女性CAに対し、信じられない要求をしたと話題になっている。

「ET today新聞雲」(1月21日付)によると、事件はバンコク行きのエバー航空機内で起こった。離陸後、アメリカ国籍の白人男性が女性CAに「トイレに行きたい」と申し出た。この男性、体重200kgを超える超巨漢で、CAは男性の体を支え、トイレまで案内したのだが、男性はトイレの中の呼び出しボタンを押すと、CAに「ズボンを下ろしてくれ」とトンデモないことを言いだしたのだ。

 CAがトイレのドアを開けると、超巨漢男性はズボンを半分ほどしか下ろすことができない様子で、男性器は丸見え。CAがこの要求を拒否すると、男性は「これでどうやって用を足せるんだ!? 早く手伝え!」と、厳しい口調でまくし立てたのである。勢いに圧倒されたCAは、仕方なく男性の要求に従った。しかし、信じられない要求はまだ続く。男性は用を足すと再びCAを呼び出し、お尻を拭くように要求した。当然ながら、拒否したCAに対し、再び「俺は尻に手が届かない! お前が尻を拭いてくれないなら、俺はずっとトイレにいなくちゃいけなくなる! 早く尻を拭いてくれ!」とまくし立て、CAは泣く泣くビニール手袋を手にはめ、要求に従った。

 記者会見で被害を訴えたCAは、「拭くのを手伝っているとき、男性はあえぎ声を発していて気持ち悪かった。今までで最低な出来事だった。あまりにショックで、機内で体調を崩し、嘔吐してしまった。退職を考えるほどつらかった」と語っている。実はこの男性、これまでも何度かエバー航空を利用しており、そのたびにCAに対し、同様の行為を要求していたことがわかっている。また、座席上で失禁したり、持参したし瓶をCAに洗わそうとしたこともあったという。

 エバー航空は、これまでの男性の常軌を逸した行動について、アメリカの弁護士に相談し、対処していくと発表。また、被害に遭ったCAには、心療内科などで心のケアが行われることになっている。もはや迷惑行為の域を超え、性犯罪や強要罪などに該当する男性の悪行の数々、犯罪者として厳しく裁かれるべきだろう。

(文=青山大樹)

4股交際に、テレフォンセックス、ぶっかけ兵士…… 台湾軍部で性的スキャンダルが続発中!

 中国の習近平政権が台湾統一に向け軍事的圧力を強めるなか、まさに兜の緒を締めなければならないはずの台湾軍部で、まったく緊張感のないスキャンダルが多発している。

 台湾「アップルデイリー」(1月7日付)によると、同国の陸軍航空特戦指揮部に所属する大尉クラスの幹部が、軍内部で4人の女性隊員たちとドロドロの男女関係を持っていたことが明らかになり、波紋を呼んでいる。

 この男性幹部は2013年頃から、空軍部隊に所属する女性隊員Aさんと交際を始めたという。その後、 17年頃から同時進行で別の部隊に所属するBさんを二度にわたり妊娠させ、中絶に追い込んでいたほか、Bさんの妊娠中には、Cさんという別の部隊に所属するシングルマザーと交際を始めていた。幹部は、Cさんとの交際を理由にAさんとBさんに別れを告げたため、彼女たちの反感を買い、メディアに暴露されてしまったのだ。なお、同じ部隊に所属するDさんとは 夜な夜な宿舎で男女の関係を持っており、いわばセックスフレンド状態だったという。男性幹部は、空軍、海軍 、陸軍の3つの軍隊を股にかけ、4股していたというから驚きだ。台湾当局は、軍部の規律に違反するとして、現在調査を行っている。

 モラルの低下が指摘される台湾の軍部では、ほかにもわいせつ行為を理由に処罰される関係者が相次いでいる。昨年、台湾国防部は情報部門に所属する25歳の男性職員が、施設内でスマホのテレビ電話機能を利用し、知人女性とわいせつな行為を繰り返し見せ合ったりしていたことがわかった 。国防部では、職員の施設内へのスマホの持ち込みなどを禁止しており、厳罰に処されたという。また昨年8月には、台湾の現役軍人が地下鉄のエスカレーターで自慰行為をし、通行人の女性のスカートに精液をかける事件も発生している。

 台湾にとって本当の危機は、中国による軍事侵攻よりも、軍内部の風紀の乱れかもしれない。

(文=青山大樹)

 

セクシービキニ登山家が滑落死!「危険で自然への冒涜」と非難されてもビキニで登り続けた理由とは

 台湾のネットで“セクシービキニ登山者”として知られる女性が、登山中に死亡した。

「ETtoday」(1月23日付)によると、ビキニ姿で登山を行うことで知られている呉季芸(Gigi Wu)さん(36)が、台湾南投県に位置する標高3,785メートルの馬博拉斯山を登山中に滑落し、死亡した。

 呉さんは今月11日に入山し、数日かけ馬博拉斯山の登頂及び下山を目指していたという。呉さんの登山ルートは3つの山を経由する難易度の高いルートで、危険の伴う登山であった。そんな中、無事登頂を果たし、下山中の19日に事故は起こった。呉さんは足を滑らせ、30メートル下の谷間に滑落してしまったのだ。下半身を負傷し、動けなくなってしまった呉さんは衛星電話で知人に連絡し、救助を要請した。地元の消防隊がすぐにヘリで捜索を開始し、21日にようやく呉さんを発見。しかし、すでに呉さんは死亡しており、死因は凍死であった。

 呉さんは5年ほど前から登山活動を開始し、山頂でビキニ姿の写真を撮り、SNSなどにアップしてきた。これまで多くの難山を攻略してきたという。山頂でビキニ姿の写真を撮影する呉さんに対しては、ネット上でも賛否両論があり、「危険な行動で自然への冒涜だ」「ケガしたり低体温症になるかもしれないのに、話題作りのためにこんなことするべきではない」などと厳しい声も寄せられていた。一方で、呉さんの最後の書き込みとなった馬博拉斯山登頂後のFacebookには、多くのネットユーザーから「あなたの勇気に感動した」「あなたの残してくれた美しい写真に感謝します」と、追悼のコメントが寄せられている。

 呉さんは台湾百岳と呼ばれる台湾国内にある3,000メートル級の100峰の登頂を目指しており、目標達成まで残りわずかであった。実は山の清掃活動にも力を入れる美化運動家としての顔も持っており、批判されながらも続けたビキニ登山は、美化活動を広めるための話題作りだったのだ。

 崇高な使命感のため殉じた彼女の冥福を祈りたい。

(文=青山大樹)

靖国放火犯 中国共産党も手を焼く”プロ活動家”だった

 12月12日、靖国神社の境内で紙のようなものを燃やしたとして、放火の疑いで香港人の男女2人が逮捕された。郭紹傑容疑者(55)と嚴敏華容疑者(26)は、尖閣諸島の中国領有を主張し、2012年に一部のメンバーが同地に上陸したことでも知られる保釣行動委員会に所属していたとされる。

 同会はFacebookの公式ページで、今回の事件を撮影した動画を公開。郭容疑者が神門前で「南京大虐殺を忘れるな、日本の虐殺の責任を追及する」と書かれた白い布を掲げ、目の前では東條英機と書かれた札が燃やされている。早朝のため、周囲にはほとんど人がいなかったが、異変に気づいた警備員によって郭容疑者は取り押さえられた。嚴容疑者は、その一部始終を撮影していた。

 事件を受け、中国版Twitter「微博」はお祭り騒ぎになっているかと思いきや、意外な反応も多かった。確かに事件をめぐる政府系メディアの投稿に対しては、2人を称賛する書き込みが殺到したが、一般メディアの投稿には「中日関係を壊そうとしているのでは」「香港独立の畜生」「カネをもらってパフォーマンスしてるだけだろ」などと2人を痛烈に批判するコメントが多数見受けられる。その理由は、2人が香港独立派と見なされているからだ。

 郭容疑者は14年9月に始まった民主化要求運動「雨傘革命」で、金鐘地区のリーダーを務 めていた。また、嚴容疑者は、12年7月1日に香港の民主化を訴えて行われたデモに参加した際、女性警察官にかみつき有罪判決を受けたほか、14年6月には、香港政府が進める新界東北発展計画に反対する抗議運動に参加して逮捕されている。その影響か、嚴容疑者は同年11月、中国に入国しようとして拒否されたことがある。いわば2人は抗議活動のプロで、中国政府に目をつけられているといっていいだろう。

 そのためか、今回の事件に対する中国政府の反応も淡白だ。中国外交部の陸慷報道官は「日本側が適切に処理し、関係者の合法的権益を確保するよう促す」と発言するとともに、日本に歴史を反省するよう求めているが、いかにも常套句といった趣だ。香港メディア「東網」は、わざわざ動画付きで事件を報じたが、なぜかその記事はすぐに削除された。日中関係を重視する中国共産党からの圧力があったのかもしれない。

(文=大橋史彦)