「戸棚の中がグチャグチャ」「クローゼットがすぐ散らかる」「デッドスペースを活用したい」「トイレに収納がない」など、 “片付かない”ちょっとした悩みはありませんか? 収納ライターの伊藤まきが、イライラする“収納の悩み”を“簡単で安く”解決するコツを提案します!
■今週の相談者>>>S・Tさん(33歳)千葉県在住
「食材ストックを置くキッチンカウンターが欲しい」
[お悩みの全体写真]

URのマンションで、夫婦2人で暮らしています。子どもが生まれたら、夫の実家を改築して引き継ぐ予定です。そのため、独身時代の家具を持ち寄ったまま生活しています。問題は、キッチンワゴンです。黒カビが生えているし、収納力も少なく使えないので買い替えたいと思っています。
このキッチンワゴンには、揚げ物用の新聞紙、乾燥麺類、インスタント食品、保冷袋、キッチン小物が入っています。
空いているスペースには、100均で買った食器用ラックを重ねて食品ストックを置いています。本当は、キッチンカウンターが欲しいのですが、いつかは不要になる家具かもしれないので迷っています。低予算で何か良い解決案はありませんか?
【伊藤まきの回答】
「子ども用家具にも生まれ変わる“カラボ”がオススメです!」
「本当は、キッチンカウンターが欲しい」というお悩みを、千葉県在住のS・Tさんから受け取りました。Sさんの希望をまとめると、[1]コンロ裏のスペース(W130×D44×H90cm)に収納力があるキッチンカウンターを置きたいという内容です。
キッチンで使うモノの種類は多いので、整理収納の「5W1H」もしっかり確認しました。

Sさんいわく、「ゴミ箱、電子レンジ、コーヒーメーカーなどはスチールラックに置いているので大丈夫です。ここには、分別ゴミ、食品ストック、お弁当グッズ、お茶類を置きたいです。あと、調理した鍋の一時置き場が欲しいです」とのこと。キッチンカウンターといっても、ダストボックス付き、レンジラック付き、食器棚付きなど目的によって選ぶアイテムも異なります。まず、「何を収納したいか、どんな作業をしたいか」などの「5W1H」をまとめておきましょう。
一方で、「いつか不要になるかもと思うと難しい」と悩む気持ちも拭えません。そんなSさんに、キッチンカウンターの後にも「再利用」できて「低価格」の「カラーボックス」を提案します。
カラーボックスなら、絶対「ニトリ」がオススメです!
「ニトリのカラーボックス」は、一般的なカラーボックスに比べて、使用目的にあわせて棚の高さを自由に変えられるのが魅力です。棚板を増やして、ゴミ箱を入れる空間も作ることができます。必要なモノのサイズに合わせて、カスタムができるのが最大の魅力です。
ニトリのカラボは、整理収納マストアイテムでもあります。過去にもセリアのゴミ箱で、分別ゴミコーナーを作りました(コチラの記事)。カラボさえあれば、ほかは100均の収納箱や無料の段ボール(コチラの記事)で間に合います。
しかも、「子ども用の家具」として使い切ることができます。例えば、赤ちゃん用クローゼット、絵本棚、おもちゃ収納、おままごとキッチン、小学校のランドセルラックなどを作れることが知られています。カラボなら、アイデア次第で無限に楽しみちゃいます。買ったことで後悔する確率が極めて少ない、万能家具なのです。
キッチンカウンターの設計プランをたてる!
Sさんの希望をまとめて、コンロ裏のスペース(W130×D44×H90cm)に、どのように置くかを設計図にまとめてみました。

ニトリのカラーボックスは1つ1,190円なので、2つ購入すれば、2,380円(税込/ライター調べ)です。サイズは、W41.9×D29.8×H87.8cmなので3つ置くこともできます。また、ホームセンターで棚板をカットして天板を作れば「調理した鍋を置くスペース」の完成です。カラボのアレンジ幅はとても広く、「キッチンカウンター カラーボックス」で画像検索すると理想のカタチが見えてきます。
【まとめ】
Sさん、「ニトリのカラーボックス」で作る「キッチンカウンター」はいかがでしたか? カラボなら予算も2,000円程度ですし、未来へも繋げることができます。Sさんのように、長期的な買い物への投資と、一時的に必要なモノの買い方を丁寧に検討するのは、「モノに支配されない生活」の基本です。とても慎重に考えていて、素敵だなと感じました。もしカラボと決めたら、床にマスキングテープで貼ってサイズシュミレーションを忘れないでくださいね!
――「お片付けSOS相談」は次回、2月18日(月)に更新!
<プロフィール>
伊藤まき(ito maki)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
<Instagramはこちらから>
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収納ボックスの、大きな取っ手が邪魔です。戸棚がきちんと閉まらず、化粧瓶も倒れます。黄色の袋は、出し入れをするたびに崩れるのでストレスを感じます。どうにかしたいと思いながらも、排水口が邪魔で何から手をつけるべきか悩みます。








[捨て方] 存在すら忘れていたなら、感謝の気持ちを込めて紙袋へ入れ、処分します。どうしても気になる方は、最寄りの人形供養を調べてみてください。もう一度愛したいという人は、お洗濯してあげて!
[捨て方] モノを「使わなかった理由」をよく考えて、処分しましょう。その後の「モノの買い方」を改めることで、未来のもったいない(消費や物欲)が減ります。

[捨て方] 保管しているだけなら、新年から普段使いに下ろしましょう。1年以上放置しているなら、今後も使うことはありません。写真を撮って手放します。
[捨て方] 試しに黒のボールペンを集めてください。紙に書いて、書きにくいとストレスを感じたら処分。ポジティブな感情を持つモノを、適量だけ残します。
[捨て方] すでに、デザインも流行遅れで色褪せています。いさぎよく断捨離を! 捨てる覚悟が身につくので、他のアイテムも捨てやすくなります。
[捨て方] 定数や枠を決めて、それよりあふれたモノを処分します。ホテルの備品や無料のモノは、今後持ち帰らないポリシーを!
[捨て方]「思い出ボックス」という箱※に入れて、期限を設定して、保管します。期限が来た時、再度向き合って判断しましょう。いつしか、簡単に手放せる時が来ます。
玄関は、上記の「3つのルール」を心がけたい「パワースポット」です。