椎名桔平と原田知世「交際時期」に“調整”あった? 熱愛報道に不穏な裏側…

 世間の風向きが大きく変わることになるかも?

 6月18日発売の「フライデー」(講談社)で報じられた椎名桔平と原田知世の焼肉デート報道は、ネット上でも珍しいほど好意的なコメントで埋め尽くされ、多くの人から祝福を受けている。

「椎名は2019年10月に山本未來と、原田は13年12月にイラストレーターのエドツワキさんとそれぞれ離婚しています。同じ熟年カップルでは小泉今…

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『あなたの番です』を総括! 裏テーマは「アイドルに翻弄されるヲタクの物語」だった?

 2クールにわたって放送された『あなたの番です』(日本テレビ系)が9月8日に完結した。本作は、とあるマンションで起きた連鎖殺人を題材にしたミステリードラマだ。

 物語は、年の差の離れた夫婦、手塚菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)がマンションに引っ越してくるところから始まる。菜奈は住民会での歓談をきっかけに、「それぞれが殺してほしい人」の名前を紙に書いて交換し合う「交換殺人ゲーム」に参加する。

 これはその場限りのジョークだったはずだった。しかし、マンションの管理人・床島比呂志(竹中直人)が何者かに屋上から突き落とされて命を落とす。床島の死をきっかけに、交換殺人ゲームに参加した人物たちが書いた“殺したい人”や、ゲームに関わった人物が次々と殺される。菜奈は、翔太たちと共に捜査を開始するのだが……。

 物語としては安易な展開だが、そこは企画・原案の秋元康ならではの企画力というべきか。話の節々に仕込まれた恐怖と笑いの間を綱渡りするような展開から、目が離せなくなっていく。

 最初に引きつけられたのは、「俳優・袴田吉彦」が殺される場面だ。名前を書いたマンションの住人・久住譲は学生時代から袴田に似ていると言われてうんざりしていたのだが、久住を演じているのは言うまでもなく袴田本人だ。自身の不倫スキャンダルもセリフに盛り込むという小ネタが披露されたが、まったく関係ない芸能人が殺されるという理不尽な展開は予想外で、続きがとても気になった。

 ほかにもチェッカーズの「ジュリアに傷心」がなぜか殺人場面で流れたりと、細かいネタを散りばめながらドラマは進んでいくのだが、主人公の一人だった菜奈が殺されることで、第2部の「反撃編」へと急展開する。

 物語は翔太と、新たにマンションに引っ越してきた住人・二階堂忍(横浜流星)のバディモノへと変化するのだ。二階堂がAIの研究をしている大学院生と知った翔太は、犯人を探すために協力してほしいと頼む。

 人とのコミュニケーションが苦手な二階堂の部屋を、毎日手料理を持って訪ねてくる翔太。2人の交流は、田中の出世作となった『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)を思わせるようなニヤニヤさせられる場面で、翔太と犯人探しをするうちに人の心を理解して変化していく二階堂の姿は、まさにAIが人間の心を学習していく過程をなぞっているかのようだった。

 一方、翔太は二階堂との犯人探しにのめり込むことで、菜奈の死を乗り越えていく。ゲーム的な犯人探しに目が行きがちだが、実は話の節々で丁寧な人間ドラマが展開されているのも本作の魅力で、このあたりは脚本家・福原充則の功績だといえよう。

『反撃編』からは視聴率も上昇し、最終話の平均視聴率は19.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得した。台風が直撃し、自宅にいる人が多かったことを踏まえたとしても、この数字は多くの視聴者が本作に注目していたことの証明だろう。

 ただ、最終話に関しては批判が多く、放送終了後に抗議の電話が殺到したという。いわゆるミステリーとして、謎解きが強引で、伏線が回収されていないことに対する不満が多かったようだが、最大の不満は殺人ゲームを裏で操っていた犯人・黒島沙和(西野七瀬)が、殺人衝動を抱えたシリアルキラーだったことだろう。

 ふつうの人たちが、交換殺人ゲームに巻き込まれて否応なく殺人を犯してしまうという物語かと思っていたのに、平気で殺人を犯せる人間が混ざっていたのでは、交換殺人という設定の意味がない。

 看護師の桜木るり(筧美和子)にしても同様で、平気で殺人を実行できるアサシン(暗殺者)タイプの人間が複数いるため、これだったら「なんでもあり」じゃないかと思ってしまう。

 思わせぶりなだけのキャラクターも多く、良くも悪くも視聴者の関心を引っ張ることしか考えていない安易なミステリードラマだった、というのが本作に対する妥当な評価だろう。

 しかし、企画・原案がAKB48や乃木坂46といったアイドルをプロデュースする秋元康だったことを踏まえると、実はファム・ファタール(運命の女)=アイドルに翻弄される男=ヲタクたちの物語だったのではないかと邪推したくなる。

 放送終了後、Huluでは「番外編」として黒島の過去を描いた「過去の扉・前編」が配信された。ドラマとしてはこちらのほうが面白いのだが、殺人衝動を抱えた少女の苦悩という題材のため、地上波では放送できない内容だろう。

 黒島を演じた西野は終始「私、なんでこんなことやってるんだろう?」という表情をしていた。その所在のなさが、人を死にいざなう暗い色気につながっていた。

 秋元が西野に何を託したのか――。本編が終わった後だからこそ、じっくり考えてみたい。

(文=成馬零一)

『あなたの番です』を総括! 裏テーマは「アイドルに翻弄されるヲタクの物語」だった?

 2クールにわたって放送された『あなたの番です』(日本テレビ系)が9月8日に完結した。本作は、とあるマンションで起きた連鎖殺人を題材にしたミステリードラマだ。

 物語は、年の差の離れた夫婦、手塚菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)がマンションに引っ越してくるところから始まる。菜奈は住民会での歓談をきっかけに、「それぞれが殺してほしい人」の名前を紙に書いて交換し合う「交換殺人ゲーム」に参加する。

 これはその場限りのジョークだったはずだった。しかし、マンションの管理人・床島比呂志(竹中直人)が何者かに屋上から突き落とされて命を落とす。床島の死をきっかけに、交換殺人ゲームに参加した人物たちが書いた“殺したい人”や、ゲームに関わった人物が次々と殺される。菜奈は、翔太たちと共に捜査を開始するのだが……。

 物語としては安易な展開だが、そこは企画・原案の秋元康ならではの企画力というべきか。話の節々に仕込まれた恐怖と笑いの間を綱渡りするような展開から、目が離せなくなっていく。

 最初に引きつけられたのは、「俳優・袴田吉彦」が殺される場面だ。名前を書いたマンションの住人・久住譲は学生時代から袴田に似ていると言われてうんざりしていたのだが、久住を演じているのは言うまでもなく袴田本人だ。自身の不倫スキャンダルもセリフに盛り込むという小ネタが披露されたが、まったく関係ない芸能人が殺されるという理不尽な展開は予想外で、続きがとても気になった。

 ほかにもチェッカーズの「ジュリアに傷心」がなぜか殺人場面で流れたりと、細かいネタを散りばめながらドラマは進んでいくのだが、主人公の一人だった菜奈が殺されることで、第2部の「反撃編」へと急展開する。

 物語は翔太と、新たにマンションに引っ越してきた住人・二階堂忍(横浜流星)のバディモノへと変化するのだ。二階堂がAIの研究をしている大学院生と知った翔太は、犯人を探すために協力してほしいと頼む。

 人とのコミュニケーションが苦手な二階堂の部屋を、毎日手料理を持って訪ねてくる翔太。2人の交流は、田中の出世作となった『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)を思わせるようなニヤニヤさせられる場面で、翔太と犯人探しをするうちに人の心を理解して変化していく二階堂の姿は、まさにAIが人間の心を学習していく過程をなぞっているかのようだった。

 一方、翔太は二階堂との犯人探しにのめり込むことで、菜奈の死を乗り越えていく。ゲーム的な犯人探しに目が行きがちだが、実は話の節々で丁寧な人間ドラマが展開されているのも本作の魅力で、このあたりは脚本家・福原充則の功績だといえよう。

『反撃編』からは視聴率も上昇し、最終話の平均視聴率は19.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得した。台風が直撃し、自宅にいる人が多かったことを踏まえたとしても、この数字は多くの視聴者が本作に注目していたことの証明だろう。

 ただ、最終話に関しては批判が多く、放送終了後に抗議の電話が殺到したという。いわゆるミステリーとして、謎解きが強引で、伏線が回収されていないことに対する不満が多かったようだが、最大の不満は殺人ゲームを裏で操っていた犯人・黒島沙和(西野七瀬)が、殺人衝動を抱えたシリアルキラーだったことだろう。

 ふつうの人たちが、交換殺人ゲームに巻き込まれて否応なく殺人を犯してしまうという物語かと思っていたのに、平気で殺人を犯せる人間が混ざっていたのでは、交換殺人という設定の意味がない。

 看護師の桜木るり(筧美和子)にしても同様で、平気で殺人を実行できるアサシン(暗殺者)タイプの人間が複数いるため、これだったら「なんでもあり」じゃないかと思ってしまう。

 思わせぶりなだけのキャラクターも多く、良くも悪くも視聴者の関心を引っ張ることしか考えていない安易なミステリードラマだった、というのが本作に対する妥当な評価だろう。

 しかし、企画・原案がAKB48や乃木坂46といったアイドルをプロデュースする秋元康だったことを踏まえると、実はファム・ファタール(運命の女)=アイドルに翻弄される男=ヲタクたちの物語だったのではないかと邪推したくなる。

 放送終了後、Huluでは「番外編」として黒島の過去を描いた「過去の扉・前編」が配信された。ドラマとしてはこちらのほうが面白いのだが、殺人衝動を抱えた少女の苦悩という題材のため、地上波では放送できない内容だろう。

 黒島を演じた西野は終始「私、なんでこんなことやってるんだろう?」という表情をしていた。その所在のなさが、人を死にいざなう暗い色気につながっていた。

 秋元が西野に何を託したのか――。本編が終わった後だからこそ、じっくり考えてみたい。

(文=成馬零一)

原田知世、『あな番』最終回の報告に絶賛の声が相次ぐ「透明感、演技力の高さは凄かった」

 原田知世がインスタグラムで、ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)の最終回を報告した。原田は『あなたの番です』で、在宅デザイナーの手塚菜奈を熱演。田中圭とともにW主演を務めていた。

 原田は『あなたの番です』最終回が放送された8日にインスタグラムを更新し、「『あなたの番です』毎週楽しみに観て下さった皆さま、本当にありがとうございました」コメントしつつ、田中と撮影した写真を投稿。写真の中で原田はウエディングドレスを着用しており、田中は白のタキシード。ふたりが幻の結婚式を挙げた際のショットとなっていた。

 この投稿に原田のインスタグラムには、「可愛すぎます!」「本当にお似合いの夫婦です」という声が殺到。また、ネットからも、「ナナちゃんだけが唯一の癒しでした」「前編は良かった!原田知世に癒された」「知世さんの透明感、演技力の高さは凄かった」といった声が寄せられていた。

「原田は第一章終幕時に黒幕によって殺されてしまい、AIとして音声のみの登場がほとんどとなっていたが、菜奈の夫・翔太を演じた田中と、夫婦らしいツーショットとなっていた。16年振りの連ドラ出演となった原田でしたが、確かな演技力を見せつけました。『あな番』の成功で今後のオファーも増えそうな気配です」(テレビ誌ライター)

 最終回の視聴率は19.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という驚きの数字をたたき出した『あな番』。原田演じる菜奈の役割も大きかったようだ。

原田知世、『あな番』最終回の報告に絶賛の声が相次ぐ「透明感、演技力の高さは凄かった」

 原田知世がインスタグラムで、ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)の最終回を報告した。原田は『あなたの番です』で、在宅デザイナーの手塚菜奈を熱演。田中圭とともにW主演を務めていた。

 原田は『あなたの番です』最終回が放送された8日にインスタグラムを更新し、「『あなたの番です』毎週楽しみに観て下さった皆さま、本当にありがとうございました」コメントしつつ、田中と撮影した写真を投稿。写真の中で原田はウエディングドレスを着用しており、田中は白のタキシード。ふたりが幻の結婚式を挙げた際のショットとなっていた。

 この投稿に原田のインスタグラムには、「可愛すぎます!」「本当にお似合いの夫婦です」という声が殺到。また、ネットからも、「ナナちゃんだけが唯一の癒しでした」「前編は良かった!原田知世に癒された」「知世さんの透明感、演技力の高さは凄かった」といった声が寄せられていた。

「原田は第一章終幕時に黒幕によって殺されてしまい、AIとして音声のみの登場がほとんどとなっていたが、菜奈の夫・翔太を演じた田中と、夫婦らしいツーショットとなっていた。16年振りの連ドラ出演となった原田でしたが、確かな演技力を見せつけました。『あな番』の成功で今後のオファーも増えそうな気配です」(テレビ誌ライター)

 最終回の視聴率は19.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という驚きの数字をたたき出した『あな番』。原田演じる菜奈の役割も大きかったようだ。

衝撃的なラストに大盛り上がり!『あなたの番です』原田知世の死を予言していた“隠しアイテム”とは? 


 番組のテーマを、“あのアイテム”が表していたのだろうか。

 6月16日に放送された原田知世と田中圭のW主演ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)第10話の視聴率が7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。同ドラマは2クールにわたって放送され、今回で第1章が終了となったが、衝撃的なラストにSNSは大盛り上がりとなっている。

「第1章は、原田演じる菜奈の死体が発見されるというショッキングなシーンで幕を閉じました。まだドラマの半分が終わったばかりで主演が亡くなるという展開には、『これは予想外』『新しいパターン』と驚きの声が上がり、ツイッターでトレンド入りしたほど話題を呼んでいます。ここまで田中の出番がそれほど多くなかったことから、『第2章は田中圭メインになる』と言われていましたが、まさか原田が死ぬとは誰も思っていなかったはずです」(テレビ誌ライター)

 6月30日からの第2章は『反撃編』として、田中が西野七瀬や横浜流星とともに菜奈を殺した犯人を捜し出すべく奔走するという。

 そんななか、第1話から菜奈が身に着けていたネックレスが注目されている。

「ドラマファンが調べたところ、このネックレスは『CASUCA』のデザイナー、安野ともこさんが今年の新作として発表された『hiyasins(ヒヤシンス)』というシリーズとのこと。このシリーズ名は花のヒヤシンスから由来しているそうで、その花言葉は『悲しみを超えた愛』。劇中では、田中演じる翔太が菜奈に惚れ抜いている様子が過剰なまでに強調されていました。最初からドラマのテーマを象徴する“隠しアイテム”として使われていたのかもしれません」(女性誌ライター)

 悲しみを乗り越えた翔太が、どんな反撃をするのか楽しみだ。

『相棒』のせいだった! 爆死ドラマ『あなたの番です』が「2クール放送」となった裏事情

 原田知世と田中圭がW主演を務めるドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)が危機的状況になりつつある。

 ドラマは原田と田中が演じる新婚夫婦が引っ越してきたマンションで、住民たちの交換殺人ゲームに巻き込まれるノンストップミステリー。しかし、初回平均視聴率8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)から第2話では6.5%に急落。早晩、打ち切り水準の5%割れとなる可能性もありそうだ。

「主演の原田知世に華がまったくないのと、脚本レベルが低いという指摘が多いですね」(テレビ誌ライター)

 深刻なのは、ドラマが2クール放送されるということ。半年も低視聴率ドラマを流し続けるダメージは大きなものとなりそうだが、なぜ日本テレビはこれほどリスキーな勝負に出たのだろうか。

 その理由を日テレ関係者が解説する。

「海外に向けて積極的にコンテンツを売っていきたい局側の思惑が大きかった。日本のドラマが海外で売れないのは海外のドラマ枠が2クールなのに対して、日本は1クールが基本となっているから。実際、2クールで放送されているテレビ朝日系の『相棒』や、4月に2クールどころか1年間のロングラン放送をスタートさせた『科捜研の女』はバイヤーに好まれ海外に輸出されています。若者の“テレビ離れ”が叫ばれるなか、テレビ各局は海外に新たな収入源を求めてきている。その実験的な意味合いもあったのですが、『今日から俺は!!』『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』が連続ヒットした後でこれほどの不人気となったのは大誤算でした」

 果たして、『あな番』が海外で放送される日は来るのだろうか。

毎分の視聴率データで判明! ドラマ『あなたの番です』のV字回復があり得ないワケ

 悠長なことを言っている場合ではなさそうだ。

 4月22日、日本テレビが定例の社長会見を開き、低空スタートとなっている日曜ドラマ『あなたの番です』への質問が飛び交った。

 同枠では『今日から俺は!!』『3年A組-今から皆さんは、人質です-』が立て続けにヒットするも、今作は初回視聴率8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と2ケタ割れスタートから、2話で6.5%とさらに急落となっている。

 日本テレビ関係者が内情を語る。

「会見で福田博之編成局長は『まだ、たった2回のところですので』とこのままブレずに制作していく決意を示していましたが、実際は相当ヤバイです。局内では毎分の視聴率で分析しているのですが、仮に平行線をたどってラストで下がるのならまだマシ。『あな番』の場合は始まってすぐに急落しているので、内容がつまらないと即判断されてしまっているわけです。このままだと、次週には4~5%台にまで低下するのは確実。4話あたりで3%台の打ち切り水準に突入する雲行きです。やはりネットで言われている通り、主演の原田知世に華がまったくなく、何より脚本レベルが低いことが致命的です」

 この作品は2クール続くことが発表されているため、爆死となれば大ダメージは免れない。

「半年というのはかなり長いです。その間に『今日俺』『3年A組』でつかんだ20~40代の視聴者はすべて逃げていってしまう。そうなればスポンサーがつかなくなり、日曜ドラマ自体の存続の危機になる可能性もある。もっとも、“公開処刑”のような低視聴率が続けば、企画・原案の秋元康氏の評判にも影響が出ますね」(同)

 2クール目は日テレ傘下の「Hulu」での配信になるかも?

『紙の月』に浮かぶ、金と男に溺れる毒婦が求めた「存在する意味」の罪

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『紙の月』公式サイトより

 NHKで火曜午後10時から放送されているドラマ『紙の月』は、41歳の主婦・梅澤梨花(原田知世)の転落劇だ。物語冒頭、彼女はタイの国境にいる。同じ頃、梨花の母校・聖マティアス女子学院の同窓会では、梨花が銀行で顧客の金を1億円横領して逃亡したことが話題になっていた。うわさによると男に貢いだということだが、真相はわからない。果たして彼女はなぜ、罪を犯したのか。物語は、梨花が犯罪に手を染める経緯を時系列で見せていく一方で、彼女の友達だった岡崎木綿子(水野真紀)と中条亜紀(西田尚美)の視点から、梨花が失踪した理由を推理していく。

 銀行でパートタイムの営業職として働く梨花は、丁寧な応対でお年寄りの顧客から絶大な信頼を得ていた。日常的に100万円単位のお金に触れる生活の中で、お金に関する感覚が麻痺していったのか、無神経な夫の振る舞いに嫌気がさしたのか、それとも、大学生の男との恋が彼女の人生を狂わせたのか――。