今週の注目記事・第1位
「ろくでもない『財務事務次官』のセクハラ音源」(「週刊新潮」4/19号)
同・第2位
「ジャニーズ事務所大激震/渋谷すばる『関ジャニ∞』脱退へ-何が起きたのか」(「フライデー」4/27号)
同・第3位
「フジテレビなぜだ! 最後の砦『プライムニュース』に2大醜聞」(「週刊文春」4/19号)
同・第4位
「『みなさまの声』より『官邸の声』という『NHK報道局長』」(「週刊新潮」4/19号)
同・第5位
「『順天堂大学』隠ぺいのカルテ」(「週刊新潮」4/19号)
同・第6位
「『捏造の首相』安倍晋三」(「週刊文春」4/19号)
同・第7位
「浅田舞・ワンオクTaka『深夜個室スパ&お泊り』(「週刊文春」4/19号)
同・第8位
「野村克則、日テレ美人Dとバンキシャ不倫-サッチー亡くなってわずか4カ月」(「フライデー」4/27号)
同・第9位
「『GINZA SIX』のワンフロアをまるごとお買い上げ250億円!お弁当屋さんの正体」(「週刊現代」4/28号)
同・第10位
「ハリル電撃解任を仕掛けた『更迭直訴状』と『リエージュの夜闘』全真相」(「週刊ポスト」4/27号)
同・第11位
「囲碁依田紀基元名人妻が『お金返して!』」(「週刊文春」4/19号)
同・第12位
「たけしに森社長を斬らせた『側女』の正体」(「週刊新潮」4/19号)
同・第13位
「『夜と霧』が鋼のメンタルを作った『村田諒太』の読書力」(「週刊新潮」4/19号)
同・第14位
「19歳巡査 元高校球児の意外な『素顔』」(「週刊現代」4/28号)
同・第15位
「それでも女人禁制を貫く伝統スポットの主張を聞いてみた」(「週刊ポスト」4/27号)
同・第16位
「実名で発表!『会社番付』」(「週刊現代」4/28号)
同・第17位
「寿命は『体温』で決まる」(「週刊現代」4/28号)
同・第18位
「その痛みの先にある厄介な病気」(「週刊ポスト」4/27号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
今週は数が多いから、さっそくいこう。
まずはポストの健康ものから。痛みが病気の前触れということは昔から知られている。
ポストによれば、腰や背中のビリビリ痛むのは膵臓がんや十二指腸潰瘍を疑えという。肩をギュッと締め付ける痛みは心筋梗塞や狭心症、足の裏のジンジンした痺れは、脳梗塞、間欠性跛行、閉塞性動脈硬化症を疑えという。
だが、痛みが出るくらいなら、症状が相当進んでいるということだから、検査してもらっても、いい結果が出ることはないだろう。
同じ健康もの特集。現代は寿命は体温で決まるといっている。私の平温は少し高くて、だいたい36度6~7分である。
だが、平熱は低い方が長生きするというのだ。体温が高いのは、たくさんの燃料をどんどん使って走っている機関車のようなもので、大量のススが出てくるが、これが人間では活性化炭素に当たり、DNAを傷つけたり、疾患のリスクを高めているそうだ。
105歳まで生きた日野原重明さんは、起床時には35度あるかないかだといっていたという。
高い人は、食事制限をしてカロリーを少なくするといいそうだが、そこまでやっても、110歳まで生きるわけじゃないだろうからな。
お次は現代のいい会社の「番付」特集。指標に使ったのは、「年度株価推移」で、スプリングキャピタルに協力してもらって作成したという。
2017年度の株価推移を計算して、上昇率、下落率の高い方から選んだという。ということは、株を上場していない出版やメディアは入ってこないということか。
ワーストの1位はユニチカ、2位は日本ガイシ、3位が日本ハムになっているが、出版、新聞などが入ってきたら、ダントツのワースト1位になるのではないか。
トップ3は、東海カーボン、資生堂、昭和電工。東海は鉄スクラップを溶かす電炉で使われる「黒鉛電極」という製品を作っているところだそうだが、中国で、ものすごく売れているという。
ここは昨年冬のボーナスが前年比で約1.5倍になったそうだ。うらやましいことだ。
さて、土俵に女を上げない相撲界のしきたりが女性差別ではないかと話題になっているが、ポストによれば、淡路島北部の山間にある石上神社には、舟木石神座と呼ばれる磐座があり、ここは女人禁制。
石川県の石仏山は潔界山といわれ、14歳以上の女性は立ち入り禁止である。
女人禁制とされる修験道発祥の地、奈良県の大峰山には、99年に性差別反対を訴える女性たちが強行登山して話題になった。
だが、こうした伝統を守ることは大事だというところが多いようだ。
大相撲も、確かに、女性総理が誕生したら、女人禁制を守るのか、一時的な措置として認めるのか、難しい判断になることは間違いない。
いっても詮無いが、こうしたことを今のうちに相撲協会は考えておく必要があるはずだ。
滋賀県警・彦根署で起きた19歳の巡査が、41歳の巡査部長を拳銃で射殺した事件には驚いた。
アメリカではよくあるのだろうが、日本で起きるとは……。現代は、この未成年の巡査の顔写真と実名を出している。
その理由として、「法治国家にあるまじき事態の深刻さに鑑み、未成年ではあるが、容疑者の写真と実名」を出すことにしたというのである。
この是非はひとまず置くとして、彼は、高校球児で、3年連続で県の大会に出場しているという。
真面目で、大学で野球をやったらどうかと監督からも進学を進められたが、「自分は警察官になる」という意志が強く、「交番や生活安全課で働き、市民の身近な存在になりたい」といっていたそうである。
勤務態度も真面目で、問題ない人間がなぜ? 動機はわからないままだが、相当な行き違いがあったのであろう。
実名や写真を出すことについてだが、読む限り、すごい凶悪犯というわけでもないようだから、私だったら出さないだろうと思う。
ところで昨夜、WBAミドル級王者決定戦があり、村田諒太(32=帝拳)が同級6位のエマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)を8回TKOで下して初の防衛戦に成功した。
だが、私が見た限り、あまり褒められた内容ではなかった。
初防衛の相手には、テレビ局側の意向もあって、勝てる相手を選ぶというのは常識である。
今回のブランダムラは、年も38だし、対戦成績も29戦して27勝2敗でKOは5回だけ。しかも村田より背が低い。
明らかに噛ませ犬として選ばれたのであろう。その相手に、8回まで粘られた。
それもガードを開けて、殴り放題。こんなことをもっとパンチ力のある相手とやったら、必ず打ち込まれること間違いない。
村田は試合後、秋にはラスベガスで2度目の防衛戦をやった後に、最強の王者、ゲンナジー・ゴロフキンに挑戦したいと語った。
だが、ゴロフキンの強さは何度も見ているが半端ではない。38戦のうち33がKO勝ち。拳がコンクリの塊のようで、軽く当たっただけでも効くといわれる。
いまのままでは、いくら最盛期を過ぎようとしているゴロフキンでも勝てはしないだろう。
しっかりガードを固めることと、パンチ力をもっとつけることだ。そう焦ることはない。
村田は、これまでのボクサーとは一味違って、魅力的な男である。
何しろ、愛読書がニーチェやオイゲン・ヘリゲルなどの哲学書で、印象に残ったのが、ユダヤ人の心理学者で、奇跡的に強制収容所から生還したヴィクトール・フランクルの書いた『夜と霧』だというのだから。
昨日の「皐月賞」は大荒れだったが、ビートたけしの名付けたキタノコマンドールは、最後にいい脚で伸びて来て5着に入った。
これで「ダービー」が楽しみになったが、たけしと「北野オフィス」森社長とのトラブルは、まだ収まらない。
今週の新潮では、再び森社長側に立ち、オフィス北野の社員とたけし軍団とのやりとりを公開して、いかに軍団が居丈高で威圧的だったかを批判している。
その上、たけしと一緒に暮らしている50代前半の愛人の過去も明らかにし、再び、彼女にたけしは洗脳されているのだ、彼女が軍団を嫌っているのだという主張を繰り返している。
森社長が、一応騒動の終息宣言を発表し、たけしと再び手を携えていくことで合意したようだが、火種はくすぶり続けているようだ。
数日前に会った、この件に詳しい映画関係者は、たけしは森社長を絶対許さないだろうから、そのうち森を追い出し、軍団とともにオフィス北野へ戻るつもりだと話していた。
表に出ていない漆黒の闇が、2人の間にはあるようだ。
さて、囲碁や将棋指しには、変わった人が多いようだ。だが文春で報じている依田紀基元囲碁名人のような人間は珍しいのではないか。
依田は九段で、タイトル獲得35期を誇る囲碁界の超大物で、無頼派だという。妻も、4段の原幸子。
いい時は年収1億円もあったというが、無類の酒好きで博打好き。子どもの学費ために貯めていたカネまでも持ち出し、多額の借金をつくって、妻子を顧みないと、妻が告白している。
私も、無頼派の将棋指したちと付き合った。酒に博打に女と三拍子そろったツワモノもいたが、最低限の妻子の面倒は見ていた。
だが依田は、文春に対して、「僕は天に向かって恥じるようなやましい事は何もしていません。ただ、やり方はまずいところがあったなとは思います」と答えている。
妻を泣かせ、子どもたちから詰られるようなことをしておいて、恥じるところはないとよくいえたものである。
こういうのを「人間失格」というのであろう。
サッカー日本代表監督・ハリルホジッチの突然の解任は、主力選手たちが、ハリルのやり方に危機感を覚え、話し合おうとしたが、ハリルがこれを拒否したことがきっかけになったとポストが報じている。
本田や香川がその中心らしいが、その背景には、代表選手の魅力がなくなり、スポンサー離れがあり、サッカー協会側は危機感を抱いていたそうだ。
それにしても遅すぎるのではないか。ポストによれば、現行の38チーム制となった98年のフランスW杯以降、W杯イヤーに監督を代えた国は、すべてグループリーグで敗退しているという。
それに、ハリルを代えて西野朗を監督にしたが、とてもW杯を闘える体制ではない。いっそのこと辞退して、4年後に備えたらどうか。
銀座の松坂屋跡にできた「GINZA SIX」は、私も時々覗くが、個性的な店が多いような気がする。
その「GINZA SIX」の8階ワンフロアを「お弁当屋さん」が買ったと現代が報じている。
この買い占め料金は250億円だそうだ。とてつもない金額を出して買ったのは、持ち帰り弁当店の「ほっともっと」(国内2,748店)や定食屋「やよい軒」(554店)をチェーン展開しているプレナスの社長、塩井辰男(54)だそうだ。
業界トップだというが、よくそんなカネがあったものだ。現代によれば、銀行から240億円を借り入れしているそうだが、4月の決算発表では、経常利益は31%減だという。
入れ替わりの激しい業界でやっていくのは大変だろう。もっとも、ここを売れば、何十億かの利益が出るそうだから、心配いらないか。
フライデーが、野村克也元監督の息子でヤクルトの二軍コーチの野村克則(44)が、こともあろうに日テレのディレクターで、巨人担当の20代後半の女性と不倫関係にあると報じている。
私も出席したが、克則は、01年に有紀子と豪華な結婚式を挙げている。彼女は姑のサッチーこと野村沙知代と仲が良く、「日本一勇気のある嫁」といわれたこともある。
2人は夕食を取って、そのあとシティホテルに入った。
フライデーの直撃に、ノラリクラリと交わした克則だが、父親は何といったのか。
「彼は彼の人生、楽しんだらいいんじゃない」
それで、記者が帰ろうとすると、「俺、独身だけど、誰か紹介してくれ」と宣ったそうだ。やはりこの父親、タダものではない。
浅田舞(29)といえば、浅田真央の姉貴で、妹と違ってなかなかの発展家であるようだ。今回文春が報じたのは、森進一・昌子の間に生まれたロック界の大スターTaka(29)との深夜個室スパ&お泊りだ。
舞には結婚したいという思いはあるようだが、Takaのほうは「結婚できるんだったら、とっくにしてます」とインスタの動画でいっているそうだから、この恋、成就とはいかないようだ。
さて、「捏造の宰相」(文春)安倍晋三も進退窮まったようだ。森友学園との国有地払い下げについての公文書を改ざんしていたことだけでも大変なのに、イラクへ派遣していた自衛隊PKO部隊の日報が、当時の稲田大臣が「ない」と答弁していたものが次々に見つかり、政府に都合の悪いものを隠蔽していたことが明るみに出てしまった。
その上、愛媛県の中村時広知事が、愛媛県職員が加計学園の獣医学部新設の件で東京へ出張して、当時の柳瀬唯夫首席秘書官と面談した際、柳瀬が「本件は首相案件となっている」と発言したと、職員の報告メモにあったと、会見を開いて発表したのである。
「安倍官邸に都合の悪い文書は破棄もしくは非開示、さらには隠蔽、改ざんされる」(文春)
民主主義の根幹である、公文書の情報公開を通して国民が権力をチェックするという機能を、この政権は奪って恥じることがない。片山善博が「世界」5月号で、「これまでの安倍政権を振り返ってみると、こうした民主主義における権力の腐敗防止装置が一つ一つ取り外されていることに気付かされる」と批判し、重要法案でも数の倫理で最初から結論が決まっているため「国会が無力化」されてしまっていると指摘している。
こうした状態に危機感を覚えた心ある官僚や、地方自治体の首長たちが反乱を起こし、安倍政権へ「ノー」を突きつけているのだ。もはや死に体になった安倍首相は、早ければトランプ米大統領との首脳会談を終えた後、退陣するのではないだろうか。
現代も、安倍は6月に退陣すると読んでいるようだ。どちらにしても支持率が30%を切りそうな政権では、長持ちするわけがない。
先週も紹介した順天堂大学の「新生児取り違え事件」だが、50年前に取り違えられた小林義之(仮名・51)が、新潮に告白することを決意した。
そして、順天堂大学もホームページに、こういうことがあったことを認める「お知らせ」を出したが、「50年以上経過後にお知らせすることによって、現在の平穏な生活を乱し、取り返しのつかないことになるのではないかと考え、お知らせしないことといたしました」と書いたため、小林は、「誠意がないばかりか、偽りが多い」から、私が話すしかないと心を決めたという。
彼が順天堂側と話し合ったのは16年の3月3日。その対応はひどく、彼と母親に一度も頭を下げなかったそうだ。
母親は彼が小学校に入る時、血液検査で、この子は自分の子ではないと知ったそうだ。
彼女は順天堂に何度も行き、取り違えがあったのではないかと相談したのに、「だったら訴えろ」と追い返されたという。
彼女は亭主から「浮気した」と詰られ、離婚されてしまった。
3月3日にようやく「どうやら事実だ」と告げられたが、順天堂側は公表はしないと決めてしまった。
それは先の「お知らせ」にもあった理由だが、小林は「本当の親が知りたい。それだけなんです。知る怖さはあるけど、知らないでいるほうが幸せだなんてことは絶対にない。(中略)母だって本当の子供に会いたいはずです。私は最後の親孝行に、母の本当の息子も探したいんです」。
新潮は、こうしたケースにあった人たちに聞いて回っているが、知らない方がよかったと思ったことはないと答えている。
久しぶりに新潮の力の入った記事を読ませてもらった。順天堂側は、これに答えなくてはいけないはずだ。
文春が、皆様の声より官邸の声を優先するNHK報道局長がいると報じている。この御仁、政治部出身の小池英夫局長。
NHKの報道局幹部が「小池さんの官邸への忖度が問題視されているんです。朝の『おはよう日本』や夜の『ニュース7』、『ニュースウオッチ9』といった番組のニュースが、小池さんの横槍で別のモノに変えられてしまうんですから」と嘆いている。
彼が直接やりとりしているのは、安倍の懐刀で影の総理と呼ばれる今井尚哉秘書官だという。
「森友絡みだと、安倍昭恵夫人の“いい土地なので前に進めてください”との発言が文書から消されたと昼に報じてたのに、ニュース7では局長の指示で昭恵発言がばっさり削られた。自殺した近畿財務局職員が残したメモのスクープも、トップニュースに持ってこないよう圧がかかりました」(NHK職員)
まだこんなことをやっているのか、NHKは。安倍政権はもうすぐ終わる。時代の空気が読めなくては、ジャーナリスト失格といってもいいだろう。
財務省事務次官のセクハラ発言が話題になっているが、当然ながらセクハラは財務省だけではない。
文春が、フジテレビが社運をかけて始めた報道番組『プライム』の中でも、旗艦番組と位置付けられる『イブニング』ニュースのメインキャスター、反町理(53)に、社内外の女性を巡るパワハラ疑惑が浮上し、社内で極秘調査が行われていると報じている。
反町キャスターは官邸キャップや政治部長など、政治部が長い。現在30代のA子は、官邸キャップだった時代に反町に狙われたという。
休日にドライブデートに誘われ、断れずについていくと、夜景の見えるバーに誘われた。それを断ると、政治部記者で共有するメモが、彼女にだけ届かない、一斉メールで「A子は全然政治がわかっていない」と罵倒された。
2人目のB子も政治部で似たようなパワハラの被害に遭っていたそうだ。
文春は2人に話を聞いた。A子は「ご協力できることがあればよいのですが、さすがに私もまだ社員なので……」、B子は「私は立場上話せないです。だけど記事が出るんだったら頑張ってください、と思います。正直……」。
それ以外にも、約6年前に、番組スタッフのC子の彼氏がフジテレビの正面玄関で、「反町出て来い!」と大声を出し、警官が出動する騒ぎがあったそうだ。
BSフジの『プライムニュース』のメインキャスターに就任した松山俊行(49)の元愛人が、彼が結婚しているのを隠して、私と付き合っていたと告白している。
フジテレビは呪われているとしか思えない。視聴率は低迷する、キャスターたちにスキャンダルが続出する。早くお祓いでもしてもらったほうがいいのでは。
フライデーが「関ジャニ∞」の人気者、渋谷すばるが脱退するというスクープをものにした。なんでも、ボーカリストとして独り立ちしたいというのだ。
「嵐」に次ぐ人気グループだけに、もし脱退されたらと、ジャニーズ事務所は大騒ぎだそうだ。
こちらもSMAP解散以後、ツキが落ちてきているようである。
デイリースポーツ(4月16日付)がこう伝えている。
「渋谷が『海外を拠点に生活していきたいので、事務所を辞めたい』と意志を事務所に伝えたのは今年の2月15日。今年8月からCDデビュー15年目に入るタイミングでの事態にメンバー、スタッフは戸惑いを隠せず、説得のためメンバー全員で2回協議した。
4月上旬まで話し合いは続き、4月10日を最終的な話し合いの期限に設定したが、結果的に『海外で音楽を学びたい』という思いに変わりはなく、他のメンバー6人も受け入れた。
脱退と退所を漠然と考え始めたのは『35歳を過ぎたぐらいから。人生半分ぐらい来たのかなとぼんやり考え始めたのが最初』だといい、意志が固まったのは『今年の1月あたり』だと振り返った。脱退後は海外で、音楽の学校に通うことを考えており、『英語を取得したい』という思いから英語圏での活動を想定しているという。事務所やグループに在籍しながらそうした活動はできないのかとの質問に『自分だけの責任でどこまでやれるかということに今後の人生をかけてみたいということです』と言い切った。また、こうした質問はメンバーからの説得でもぶつけられたが、渋谷の意志は変わらなかった。また、バラエティー番組の出演を嫌ったという点には『責任を持って否定させていただきます』と笑顔で語った」
もはや、ジャニーズ事務所の天下ではなくなった。事務所にペコペコへつらっていたテレビ局はどうするのだろう。
一斉にジャニーズ事務所離れをするのだろうか。
今週の第1位は財務省のトップ、事務次官のセクハラ発言をスクープした新潮の記事だ。
だが、財務省はいつからこんなろくでもない役所になってしまったのか。新潮の「財務事務次官のセクハラ音源」を読みながらそう考えた。
福田淳一次官は、1982年に東大法学部を卒業して大蔵省へ入っている。同じ入省年度には、森友学園問題で追及されている迫田英典、佐川宣寿がおり、98年に大蔵省汚職で逮捕された榊原隆(証券局総務課課長補佐・当時)もいる。
榊原は、大蔵・財務の歴史を通じて、戦後、唯一逮捕されたキャリア職員である。明らかに人材のいない年であったようだ。
新潮によると、福田は入省時点ではトップの評価を受けていなかったという。だが、よくいわれるように、次官になるのは、バリバリ仕事をやる人間ではなく、仕事はそつなくこなすが目立たない、マイナス点のつかない平々凡々とした人間が漁夫の利を得ることが多い。
この福田氏、麻雀で培った動物的な勝負感で、危機を察知し回避して生き残ってきた人物のようである。
だが困ったことに、この福田なる人物、取材に来る女性記者に対してセクハラ的言動がひどくて、「被害者の会ができるんじゃないですか」(財務省職員)といわれているのだ。
大手紙の記者は、彼氏はいるのかと聞かれ、いると答えると、どれくらいセックスをしているのかといわれた。
テレビ局の記者は、深夜に電話があって、ネチネチ過去の男のことを聞かれた。別の大手紙の記者は、キスしていい? は当たり前で、ホテルへ行こうといわれた記者もいると話す。
呆れ果てた言動だが、女性の側も我慢ばかりはしていない。財務省担当の30代の女性記者が、福田に呼び出され、彼の自宅近くのバーでのやりとりを「録音」していたのである。一部を紹介しよう。
記者 財務省と森友学園、どうなんですかね。
福田 今日ね、今日ね……抱きしめていい?
記者 ダメですよ。
福田 いいじゃん。(中略)
記者 福田さんは引責辞任はないですよね?
福田 もちろんやめないよ。だから浮気しようね。
記者 今回の森友案件で、一番大変だったことってなんですか?
福田 いろいろ大変だったけど、これからがうんこだから。胸触っていい?
記者 ダメですよ。
福田 手しばっていい?
記者 そういうことホントやめてください。
セクハラ発言が接続語のように用いられ、ついには、
「キスしたいんですけど。すごく好きになっちゃったんだけど……おっぱい触らせて。綺麗だ、綺麗だ、綺麗だ」
と、畳みかける。新潮は、4月9日、福田が愛犬と家を出てきたところを直撃している。
記者が、夜な夜な女性と飲んでいる時に、「おっぱい触っていい?」「キスしたい」などと発言していると聞くが、と問うと、
福田 何を失礼なことを言っているんだ。誰がそんなことを言っているんだよ!
記者は何度も、仮に証言や証拠が出て来たらどうしますか? と問いつめ、それが出て来たら責任を取るのかと迫る。
福田 ないものは責任取りようがないだろう。ないんだから。ないんだって、ないんだって言ってるだろう! いい加減にしろよ、ホントに。
この報道について聞かれた麻生財務相は、明らかにセクハラ発言だといいながら、処分はしないといい張った。
だが一聞は百読にしかず。デジタル版の「デイリー新潮」で音声を流したから、ワイドショーなども含めて、このセクハラ音声が日本中に流れたのである。
毎日新聞も4月14日の「社説」でこう書いた。
「安倍政権が掲げる『すべての女性が輝く社会づくり』に、泥を塗るような疑惑ではないか。
財務省の福田淳一事務次官が女性記者にセクハラ発言を繰り返していたと、週刊新潮が報じた。森友問題に関し質問する記者に、『浮気しよう』『触っていい?』などと露骨な性的表現を度々使ったという。被害者は複数いるとも伝えられる。
麻生氏の国会での答弁によると、福田氏は『私的な立場でいろいろな相手と会話し、一つ一つのやりとりは定かではない』と釈明したという。果たしてそうだろうか。(中略)
記者が福田氏と会って話すのは、それが仕事だからだ。政治家を除けば省内で最高位の事務次官に取材するのは私的なやりとりではない。
麻生氏は記者会見で『(週刊誌の記事には)いつ、誰がということを一切書いていないし、合成して作っている可能性も十分にあり得る』と疑問を投げかけた。しかし、だからこそ、徹底した調査が必要なのではないか。麻生氏は一方で、『(報道が)事実ならセクハラという意味でアウト』とも述べているのである」
財務省もこう発表したと、朝日新聞DIGITAL(4月16日13時33分)が報じている。
「財務省は16日、福田氏からの聞き取り調査の結果を発表した。福田氏は『女性記者との間でこのようなやりとりをしたことはない』と事実関係を否定している。辞任しない考えも示した。財務省は外部の弁護士に委託し、調査を続ける方針も発表。記者クラブの加盟各社に対し、各社の女性記者の調査への協力を要請した」
麻生や福田は恥の上塗りをしているということがわからない。
福田は、これは事実無根の記事であるとして、新潮を提訴する準備を進めていると語っている。
だが、こうしたセクハラのやりとり、この記者だけではないことは記事を読めばわかる。さらなる証言を新潮は次号で発表するに違いない。
また、女性記者が名乗り出るかもしれない。そうなれば、福田も麻生も同罪である。
引き際が潔くないのは、安倍と似ている。「不徳の致すところ」といって、さっさと辞めたほうが身のためだと思うのだが、この発言の真贋問題、どちらのいい分が正しいのか、まだまだ余震は続きそうである。
【巻末付録】
今週は、現代の袋とじ、「解散翌年に撮影された門外不出の写真を独占入手! ピンク・レディ MIE 24歳の秘蔵ヌード」に尽きる。
私もMIEのファンだった。彼女のセクシー&ボイッシュな魅力に魅せられて、テレビを見ていた。
この写真集、露出度はさほどではないが、発売されたときは飛んで買いに行ったものだった。
彼女のバストトップが透けて見えるのに、ドキドキしたものである。
月日はあっという間に過ぎ、彼女も還暦になるという。
7月6日には、東京目黒の「BLUES ALLEY JAPAN」でライブをやるそうである。
これは見に行かなくてはなるまい。
ポストの袋とじは「一般女性100人のヘアヌード」。これは25年前に五味彬という写真家が撮影し、発表された写真集で『Yellows 2.0』と名付けられた。
確かにこれがヘア・ヌードのきっかけになった。私もこれを見て、すごいものが出たと思ったものだった。
五味は、ヘアの処理をこうしたといっている。
「印刷過程でモザイクを入れるのも野暮ったくて不本意なので、自分でプリントした写真のヘア部分に白いポスターカラーを塗り、粗いスクラッチのような処理を施しました」
あの時代に、こういうものが出版されたことに驚き、感激したものだ。
まさにヘアに歴史ありだ。だが今週は現代のMIEが最高。現代の勝ちだ。
(文=元木昌彦)