今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。
「入れ墨をした男性が撃たれています」
11月27日、神戸山口組(六代目山口組を離脱した側です)の幹部・三代目古川組の古川恵一総裁が兵庫県尼崎市の路上で射殺されましたね。報道などによると、逮捕されたヒットマンは「自動小銃で30発くらい撃った」と話しているそうです。古川総裁は顔も撃たれていて、マフィア映画みたいな「蜂の巣」状態でした。
私はさすがに銃は触ったことないんですが、「顔に当てる」って相当タイヘンらしいですよ。小さいから。「まずは脚を狙って動けなくする」とか「いちばん当たりやすい腹を狙う」とか、撃ち方(?)にもいろいろあるようですが、それはさておき、街中はまずかったですね。
「60代ぐらいの入れ墨の入った人が腕を撃たれて倒れていて意識がない」と通行人が通報したそうですから、普通に人が通っているところです。「やっぱり暴力団は怖い」「出ていけ」という住民感情が高まると、地元警察だけではなくて警察庁が動く可能性もあります。となると、工藤會のようにトップが逮捕される事態も想定されます。
以前から何度も襲撃されていた
亡くなった古川総裁は、初代古川組・古川雅章組長の実子で、2005年に二代目古川組を継承しています。博徒系で実子が継ぐのは珍しく、育ちのよさで嫉妬を買うこともあったようですが、ヤクザに限らず組織はそんなもんですね。
二代目時代の15年12月に六代目山口組が分裂して結成された「神戸山口組」に移籍、この時にもモメたようです。山口組の分裂は8月なので、それよりちょっと後の移籍となったのは、六代目山口組側が慰留や切り崩し工作をしていた最中だったからでしょうか。
また、神戸山口組への移籍後、さらに一部が任侠山口組に移籍していて、こちらも「二代目古川組」を名乗っています。で、神戸山口組の二代目古川組は代替わりして「三代目古川組」となって、古川組長は総裁職に就いたんですね。
そういう流れの中で古川総裁は何回か襲撃されてもいて、けっこうなケガもしています。18年3月と19年7月に六代目山口組関係者からバットなどで暴行を受けて、どちらも全治1カ月と報道されました。
こういうヤクザ同士の切った張ったはありがちとしても、「街中で銃をぶっぱなす」という事態には関係者も驚いています。これは、今後も波紋を呼びそうです。
報道などによると、ヒットマンはもともと六代目山口組の傘下組織の組員で、覚醒剤の使用で破門処分を受けているようです。今年8月に覚せい剤取締法違反で岐阜地検に起訴されて保釈中で、判決言い渡し予定日は11月29日だったそうです。言い渡しの直前の事件だったのですね。
さて、気になるのは今後です。トップから直接盃をもらっている、いわゆる「直系組長」の射殺事件は今回が初めてだそうですから、神戸山口組も黙ってはいないでしょう。「破門した覚醒剤中毒者がやったこと」というのは、あまり通用しない気もします。
今後は壮絶なカエシ(報復)が繰り返され、街中での銃撃戦など大抗争に発展……することはまずないと思うのですが、何回かは音が鳴る(銃撃が起こる)かもしれません。そうなると、警察による暴力団壊滅がさらに進むことになります。今後の展開が気になりますね。
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