小室圭さん、眞子さま、雅子さまの次は“紀子さまバッシング”へ──週刊誌の異様な執着

今週の注目記事・第1位
「世界的人権派ジャーナリストの性暴力を告発する」(「週刊文春」1/3・10号)

同・第2位
「貴乃花全激白10時間『長男優一に花田を名乗る資格なし』」(「週刊文春」1/3・10号)

同・第3位
「朝礼から職員が逃げ出して『紀子さま』朝令暮改の度が過ぎます」(「週刊新潮」1/3・10号)

同・第4位
「『貴ノ岩』が腹を割って本音4時間!『貴乃花親方に見届けてほしかった』」(「週刊新潮」12/27号)

同・第5位
「ハレンチ大臣 外務省美人官僚と100万円瀬戸内不倫クルーズ撮った」(「週刊文春」1/3・10号)

同・第6位
「工藤静香“娘ゴリ押し”でキムタク『家庭内独居』」(「週刊文春」1/3・10号)

同・第7位
「爪に火をともして『南青山』住人が『児童相談所』反対の言い分」(「週刊新潮」1/3・10号)

同・第8位
「告発続々 アパマン社長『罵声ノルマ』」(「週刊文春」1/3・10号)

同・第9位
「かるた永世クイーン(54)披露宴から新郎棋士(32)が逃げ出した」(「週刊文春」12/27号)

同・第10位
「貴乃花の遺産『貴景勝』美人母の『芦屋ビル』『大豪邸』が競売にかけられるまで」(「週刊新潮」1/3・10号)

同・第11位
「山口百恵 苦境の長男に『いい日旅立ち』カラオケ歌唱指導」(「週刊文春」12/27号)

同・第12位
「貴乃花一家離別を招いた河野景子(54)・優一(23)異様な『母子密着』」(「週刊文春」12/27号)

同・第13位
「『島田紳助』『M-1上沼騒動』を叱る」(「週刊新潮」12/27号)

同・第14位
「雅子さま(55)V字快復 愛子さま東大より学習院大進学へ」(「週刊文春」12/27号)

同・第15位
「死闘になった『ゴーン』VS.『特捜部』7つの謎」(「週刊新潮」1/3・10号)

同・第16位
「業者告白! 『私が「串カツ田中」更衣室に盗撮カメラを仕掛けた理由』」(「週刊新潮」1/3・10号)

同・第17位
「『自動運転』ベンチャー企業が銀座ホステスに訴えられた『下半身暴走』」(「週刊文春」1/3・10号)

同・第18位
「全336社『大きくなっている会社』『小さくなっている会社』」(「週刊現代」1/5・12号)

同・第19位
「いよいよ始まったAI医療診断」(「週刊ポスト」1/1・4号)

同・第20位
「ついに無冠 棋士仲間が見た羽生善治の“震え”と“衰え”」(「週刊文春」1/3・10号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は、文春と新潮が2号分。よって情報量はたっぷりある。年末年始はこれで楽しんでほしい。

 羽生善治(48)がおかしい。27年ぶりに無冠になってしまった。確かに、将棋でも囲碁でも、棋士は若いほど有利だし、50歳近くまでトップであり続けるのは奇跡なのだろうが、羽生にはそれができる、そう思っていたのだが。

 大山康晴15世名人は、49歳で無冠になったが、56歳の時、王将位を得たそうだから、今一度、羽生にも頑張ってもらいたいものである。

 ポストから。AIが病気の早期発見に使われていることは知られている。胃がんの疑いを検出するのに、AIなら0.02秒ででき、発見率90%以上だという。

 ほくろの画像を取り込むだけで、皮膚がんになる悪性かどうかの判定はたった15秒でできる。その上、専門医の識別率は85%なのに、AIは92%だそうだ。

 この記事の中に、歩く速さをGPSで計測すれば、認知症リスクがすぐにわかるというアプリのことが載っている。無料のアプリで「チャミー」という。AIのGPS情報分析に加えて、スマホに内蔵されているセンサーを使って分速1メートル単位で出せるそうだ。

 歩く速度が落ちてくると、表示マークが黄色、赤と変化し、赤が出たら認知症の初期症状が出ている可能性があり、早めに医師と相談した方がいいという。早速入れてみた。

 居酒屋で飲んでいる時、2時間以上座っていると、アラームが鳴るようにしてくれるといいな。河岸を変えれば少しは歩くから、カラダにいいはずだが、深酒すれば同じだがね。

 現代が「2025年に大きくなっている会社、小さくなっている会社 実名366社」という特集をやっている。

 自動車業界の中では、トヨタ自動車が11点という高い評価を受けているが、日産は三菱と共にゼロである。ちなみにホンダ、マツダ、スズキ、SUBARUは2点。

 ゴーン事件がさらに日産の将来を暗くしたことは間違いない。

 自動運転時代になれば、グーグルにはトヨタでさえ太刀打ちできない。自動車だけではなく、あらゆる業界で、GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)と呼ばれる巨大企業が既成の企業を飲み込んでいく。

 現代があげた366社のうちで、10点以上を獲得しているのは、トヨタ以外では、アイリスオーヤマ、ヤフー、セブン-イレブン・ジャパン、グーグル(日本)、アマゾンジャパン、ユー・エス・ジェイ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)、ちなみにオリエンタルランドは9点。

 12月25日、東京株式市場は1,000円超も急落し、2万円を割ってしまった。アメリカがクシャミをすれば日本が悪性のインフルエンザに罹るという構造は、ますます強くなっているようだ。

 安倍政権の悪行はいくつもあるが、ひとつだけといわれれば、私は、アメリカの属国化をますます強めたことだと思う。これだけでも万死に値する。

 新潮に、自動車のベンチャー企業「ZMP」の谷口恒社長(54)が、銀座のクラブのホステスに、ドレスの裾から手を入れ陰部を触れる、覆いかぶさるなどのわいせつ行為をして、そのホステスから訴えられたという記事がある。

 これが事実なら、バカなことをしたものだ。

 私のいる早稲田の近くにも「串カツ田中」はある。さほどうまいとは思わないが、安さもあって結構人はいる。

 そんな田中の神奈川県内の4店舗で、盗撮が行われていたというのである。

 カメラを設置した業者が、知り合いに、彼が運営する田中の店の更衣室の天井にカメラをつけてくれといわれたというのだ。

 他の店で盗難があったため、防犯用だといわれたが、抵抗感はあったが取り付けたという。

 他の3店にも取り付けた。この事実を知った新潮は、その知り合いという人間を直撃したが、疑惑を全否定するだけ。

 串カツ田中の本社に取材を申し込むと、更衣室にカメラを取り付けたことは認めたが、あくまで防犯のためだといい募ったという。

 防犯なら、従業員に知らせるべきなのに、なぜしなかったのか。逃げられないと思ったのか、この盗撮の件を発表したのだが、こうしたことをやる店が、まさかトイレの盗撮などしてはいないだろうな。

 さて、ゴーン前日産会長は新年を東京拘置所で迎えるようだが、拘置所でもクリスマスや新年は特別メニューが出るそうだ。

 新潮で、512日間を拘置所で過ごした元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が、クリスマスの夜はヘーゼルナッツ入りのチョコレートケーキが出たし、大みそかには年越しそば、元日の朝は、おせちの折詰が出たといっている。そんなものゴーン容疑者にはうれしくもないだろうが。

 東京地検特捜部があわてて追加した特別背任容疑は、無理筋だ、否、もともとこれでやろうとしていたのだから、そうとう自信があるはずだと、意見が分かれている。

 新潮によると、特別背任は2つの事案があり、ひとつは10年前にリーマンショックの煽りを受けて、新生銀行で運用していた金融派生商品の取引で18億円の損失が出て、それを日産に付け替えた件。今ひとつは、信用保証に協力した知人のサウジアラビア人の資産家に、謝礼として日産子会社から16億円を支払った件だ。

 ゴーン側は、付け替えたことは認めているが、取締役会に諮っているし、損失も与えていないから問題はない。資産家への謝礼は、現地の子会社が抱えていたトラブル解決を依頼したロビー活動費だったと説明しているという。

 さらに、ゴーンが長女に指示して、リオデジャネイロのマンションから持ち出したのは、ゴーンの犯罪を裏付ける重要書類ではなかったかと、日産関係者は見ているようだ。

 この事件は、安倍首相とフランス・マクロン大統領との関係にまで発展し、G20の際、マクロン氏が会談を求めてきたのを、安倍は忙しいことを理由に、立ち話であしらったと、週刊文春が報じている。

 新潮によると、日産側は特捜部に対して、会社を食い物にしているゴーンの銭ゲバぶりを暴くために、ゴーンが住んでいた海外の豪邸を調査してほしかったのに、それには手をつけず、また、ゴーンの調査報告書を一刻も早く公表したいのに、特捜部がストップをかけていることに不満が噴出しているという。

 さらに日産側が一番恐れているのは、年明けに釈放されるとゴーンが、外国人特派員協会などで世界へ発信する「反撃会見」を開き、「業績を回復した途端、無実の罪を着せて私を追い出そうとする卑怯な裏切り者め」と、日産のこれまでの“悪事”をバラすこともやりかねないことだ。

 それに、ゴーンは今も取締役だから、西川社長の解任動議を提出すると、1人の寝返りで、通ってしまうことになる。そのキーマンは、ゴーンチルドレンの代表といわれる志賀俊之取締役だそうである。

 日仏政府を巻き込んだゴーン逮捕事件の着地点は、まだまだ見えない。

 文春に、業界一の雅子妃ウオッチャー・友納尚子氏が、「雅子さまの病状がV字回復している」と寄稿している。

 それは、11月9日に開かれた秋の園遊会への出席でよくわかったという。

 春の園遊会と同じように着付けなどに時間のかかる和装で出席したことや、約2,000人の招待客という不特定多数の人たちと過ごしたのは、療養生活が始まって以来初めてだったそうだ。

 皇室にとって最も忙しい年末を迎えるが、雅子妃は年明けの一般参賀、読書始めの儀などの諸行事もこなすことを目標にしているという。

 東宮職の一人が、「最近はストレッチを欠かさず、オリーブオイルやアマニ油、えごま油なども飲まれているそうですよ」と話している。

 皇太子と結婚して25年。皇太子へ綴った文書にはこうあったそうだ。

「沢山の喜びも悲しみもありましたが、皇太子殿下には、いつも傍らで私を支えて下さいました」

 沢山の悲しみを味わった雅子妃だが、それは決して失われた時間ではなく、彼女をより強く、より優しくするために必要な時間だったと思う。

 新潮に、引退して7年が経つ、島田紳助(62)がインタビューに答えている。内容は何かと思えば、上沼恵美子(63)騒動についてである。

 紳助は、上沼が海原千里万理という漫才をやっていた時、漫才をカセットに録音して、全部セリフを書きだして勉強していたという。

「当時、上沼さんはまだ17歳やったから、『なんでこんなん若いのに、おもしろいことできるんやろ』って。たくさんのテクニックは使ってないんです。ただ、キーがまったくぶれない。笑いってキーなんですよ。(中略)キーは声の上げ下げですけど、上沼さんは、生まれながらの天才的な声のキーを持っていました」

 今回騒動になった舞台の『M-1グランプリ』を企画し、大会委員長として審査員も務めてきたのが紳助だった。

 その理由を、こう話している。

「芸人を辞めなあかんやつは辞めなあかんってこと。10年やって決勝に上げれんやつは、辞めなあかんのです。芸能界で一番不幸なのは、才能のないのに辞めない子。そんな子らに見切りをつけてもらうためにも、こういう大会が必要だろうと。だから、『3回戦通らんやつにはギャラやるな』と、オレは言ってましたよ。逆に、3回戦通ったら、お笑いのプロライセンスを発行してもええなって、相談してました」

 だが審査員探しには苦労したという。公開で採点するため、リスクを負うがギャラは少ない。上沼には紳助が頼んで入ってもらった。

 点数が出演者から見えるから、その後若手たちが飲んで、審査員の悪口をいうのは「全然オッケーやねん」。「ただ、それは陰で言えって話やろ。SNSにアップするってことは、面と向かって言っているのと同じことやから、明らかにケンカ売ってるわけでしょ」。

 悠々自適、ストレスは全然ないという紳助は、上沼に会ったら、「(芸能界を)辞めたほうがいいっすよ」といいたいそうだ。

 尖った物いいでお笑い界をリードしてきた紳助だが、7年も離れていると、いうことが当たり前で、ちっとも面白くない。もはやお笑い界復帰はないということは、これを読んでもよくわかる。

 ところで、私の好きなローラが、政治的な発言をしたと話題のようだ。LITERA(12月19日)はこう書いている。

「ローラは18日の朝、インスタグラム内のストーリーにこう投稿した。
〈We the people Okinawa で検索してみて。美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの。名前とアドレスを登録するだけでできちゃうから、ホワイトハウスにこの声を届けよう〉
ローラのインスタグラムのフォロワーは520万人で、国内では渡辺直美に次ぐ発信力をもっている。そんなローラが署名を呼びかけたことの影響は計り知れず、実際、18日15時ごろに署名はホワイトハウスが対応することになっている10万を突破。本日20時時点で12万8000を超え、いま現在も増え続けている」

 このところプラスティックを減らそうなどと発言して存在感を示してきたローラだが、やってくれたね。アメリカで暮らし始めて意識が変わってきたのだろう。

 ネットなどで、芸能界から干される、CMに出られなくなるなどのコメントが出ているようだが、いらぬお世話だ。日本の外から沖縄を見れば、おかしいと思わない方がおかしい。

 もっとおかしいのは、沖縄以外に住んでいる日本人が、沖縄の現状に何も異議を申し立てないことだ。トランプによる、日本の属国化はますますひどくなる。今後5年間で防衛予算総額を27兆円台にするそうだが、アメリカに脅されていらぬ装備を次々に買うから歯止めがきかない。世界から見れば、一番戦争を起こしそうな危険な国は日本ではないのか。ローラに続く、俳優、女優、お笑い芸人たちよ出て来い!

 逃げた女房に未練があるのだろうか、貴乃花(46)側から出ていると思われる前のカミさん・河野景子(54)へのバッシングが激しい。

 スポニチと並んで親・貴乃花メディアの週刊文春が、景子と長男の優一(23)が「異様な母子密着」だという特集を組んでいる。

 別れた妻のほうは、自分が主催する話し方教室「言葉のアカデミー」で、「私たちはそれぞれが幸せな道を選択してこういう形になりました」と語り、受講生やスタッフの涙を誘ったそうだ。古巣のフジテレビなどは、彼女の復帰に向けて交渉をしているという。

 その一方で、元夫のほうは、現在無職で、当てにしていた相撲協会からの退職金と功労金は合わせても2,000万円程度しか出ないようだ。その上、元弟子の貴ノ岩が付け人を殴るという暴力沙汰が公になり、引退に追い込まれてしまった。泣きっ面に蜂とはこのことだろう。

 対照的な元夫婦だが、文春によれば、景子が貴乃花と初めて会った時、横綱になっていなかったため、彼女は歯牙にもかけなかったという。

 だが、横綱に昇進が決まると、彼女は急接近し、貴乃花の部屋に泊まっていくようになったという。

 結婚し、貴乃花が引退して貴乃花部屋をつくると、彼女は「相撲協会理事長夫人という未来図を描いていた」(相撲部屋の関係者)そうだ。その夢は叶わないどころか、相撲界からも引退してしまったことで、彼女は夫に“見切り”をつけたのではないのか。

 長男を巡る「子育て」でも考えを異にしていたようだ。花田家に近い関係者は、母親と息子の愛情が非常に強く、父親が間にまったく入れない「一卵性母子」だったという。

 長男・優一は青山学院の幼稚園から小中学校を経て、15歳でアメリカ留学する。その後、靴職人を目指してイタリアのフィレンツェに渡るが、最低でも10年以上の下積みを要する世界なのに、たった3年に満たない修業期間で「靴職人」と名乗った。

 優一の親友が、何をやっても長続きしないと語っているが、母親はそんな長男でも全面的に支援していたそうだ。

 貴乃花は、長男がNBAの選手になりたいといっていた時、「お前が本当にバスケットボールの選手になりたいんだったら、勉強なんてしなくていい。毎日バスケをしていろ。その覚悟がないなら勉強しろ」といっていたという。

 母親が甘やかせた結果か、長男は靴づくりより芸能活動を優先させ、結婚しているのに女と遊び歩き、事務所をクビになり、わずか1年あまりで離婚してしまうのである。

 三田佳子の息子の例を出すまでもなく、親の存在が大きければ大きいほど、息子は親の呪縛から逃れようとあがき反抗するが、それを過ぎると、今度は親の七光を使って生きやすい道を選ぶようになる。

 貴乃花家には2人の娘がいて、現在は留学中だそうだ。娘たちの親権は貴乃花がもっているといわれるが、どんな娘に育っているのか、知りたいものである。

 山口百恵という「伝説の歌手」の家でも、一人前になれない息子のために、お母さんは大変だと、同じ文春が報じている。

 百恵には2人の息子がいる。祐太朗(34)と貴大(33)で、上は歌手、下は俳優だそうだ。弟のほうは映画やドラマで仕事がコンスタントにあるが、兄貴のほうはデビューから10年も経つのに、ヒット曲はゼロ。

 今年の8月に出したアルバムには、百恵が宇崎竜童・阿木燿子夫妻に頼んだ新曲が入っている。ライブでは彼女のヒット曲、「さようならの向こう側」や「いい日旅立ち」などをも歌っているそうだ。

 自宅にはカラオケ設備があり、百恵が長男に歌唱指導をしているという。母親もつらいんだ。

 さて、貴乃花の元弟子・貴景勝は、初場所で大関取りに挑む。彼の父親のリッチぶりや、母親が「綺麗すぎる」と話題になったが、新潮によれば、貴が2歳から中1まで過ごした西宮区苦楽園にある90坪の家は、登記を見ると、1度は競売開始決定になり、父親が社長を務める会社が所有してきた芦屋市内のビルも国や兵庫県などに何度も差し押さえられた挙句、2014年に公売にかけられているというのだ。

 父親は、幼い頃に父を亡くし、高卒で社会に出たが、インスタントラーメンを2食に分けて食べたこともあるという。

 その後、武富士に就職し、最年少支店長になり、パチンコ店勤務を経て不動産産業に転身。

 しかし、買えば上がると調子に乗って買いまくっているうちにバブルが弾けてしまった。やがて税金を払うのもままならなくなったという。

「とは言っても、あの時期、差し押さえを食らうのは、不動産屋の宿命みたいなものでした。夜逃げをしたり、首を吊ったりした人もいましたから、自分はまだマシな方です」(父親の佐藤一哉氏)

 美人妻は会社の事務員だったそうだ。どん底を味わった貴は、精神的に強いのかもしれない。

 文春に、かるた永世クイーンといわれる渡辺令恵(ふみえ)さん(54)と、将棋のプロ棋士・渡辺正和五段(32)の結婚披露宴が開かれたが、結局、新郎は欠席し、そのまま式は進められたと報じている。

 理由はどうやら、2人が喧嘩したからだそうだが、それにしても年上の奥さんにひどいことをするものだ。

 同じ文春から。「紅白に出てほしい歌手、出てほしくない歌手」という企画ものがある。出てほしい歌手のベスト5は、1位からC&K、西城秀樹、米津玄師、沢田研二、中島みゆき。

 出てほしくない歌手の上位5人は、上から、和田アキ子、AKB48、嵐、BTS、TWICEだそうだ。どうでもいいが、横文字の歌手が多くなってきた。私もぺンネームをM&Mにでもすると、もう少し物書きとして売れるかな。

 札幌で大変な爆発事故を起こした不動産仲介業者「アパマンショップ」だが、謝罪したのは店舗を運営する子会社の社長で、APAMAN株式会社の大村浩次社長(53)は雲隠れしたままだ。

 大村は、地元不動産屋に入社した後、1999年に会社を立ち上げた。当時としては画期的だったインターネットを活用した不動産情報サービスをして、たちまち全国区になったそうだ。

 現在、総資産は文春の調べでは、約32億円になるという。だがワンマンで、社員を怒鳴りつけ、1年で150人以上が辞めた時もあったという。

 さらに、社員を強制的に自民党員に加入させることもしているそうだ。これは当然ながら、思想良心、集会結社の自由を侵していること間違いない。

 あれだけの事故を起こしておきながら、出てきて謝れないような人間のいる企業が、この先生き残れるはずはない。

 先週も触れたが、南青山に児童相談所をつくるという港区に、住民が反対している騒動が、ワイドショーなどで取り上げられ、話題である。

 新潮によると、この南青山の反対する人たちの選民意識と差別感情を見てとった一部の人が、これを「南ア」問題といっているそうである。

 反対の理由は、地価が下がる、児相は裁判所や警察のようなもの、子どもが逃げて暴力事件が増えるなどさまざまだが、中にはスーパーの値段が高いから住むのが大変だという、同情しているかのような妙な理由もあるようだ。

 私も書いたが、ここで生まれて育った70代の女性も、「この地域だってもともとはこれほどお店が沢山あったわけではありませんし、私たちに言わせれば、この一帯はどんなに偉そうなことを言っても他所から来た人たちばかりですから」といっている。

 爪に火を灯して働いて、やっと移ってきたのに、児相なんぞができて、ブランド店が他へ移り、地価が下がったらどうしてくれるの、それが本音なのであろう。

 南青山に事務所を持つ大宅映子氏のいい分は正論である。

「児童相談所は、困っている子供たちを救うための場所。それを忌み嫌うことはおかしなことですよ。(中略)南青山には虐待なんか一件もないと思っているのかしら。見たくないのか、見えていないだけでしょう」

 さて、こちらは、父と娘の話である。キムタクの次女にモデルで作曲もすると評判のKoki,(15)という子がいる。

 何しろ、デビューがファッション誌「エル・ジャポン」だったことで、一躍、名が知られ、ブルガリやシャネルとタイアップする派手なデビューだった。

 これをお膳立てしたのは、母親の工藤静香で、事務所も工藤の個人事務所に所属しているそうだ。

 だが、こうして母親が、亭主の名前をバックに、派手なステージママぶりを発揮することに、ネットなどでは批判が多いようだが、家庭内でも、貴乃花の家と同様、否、それ以上、夫婦の間で葛藤があるようだ。

 それに、「静香の母親は近所に住んでいますが、木村の両親とはあまり連絡を取っておらず、疎遠になっています」と、木村家をよく知る人物が語っている。

 長女と次女と工藤との会話は、家では日本語を使わずフランス語か英語だそうだ。だが、キムタクがご帰還になると、水を打ったように静かになるという。どこの家でもある光景だが、キムタクという天下の二枚目がと思うと笑える。

 キムタクは、渡辺謙や真田広之のように、ハリウッド進出を考えているというが、長女には国内の学校で音楽を学ばせ、デビューさせたいという静香の方針のため、アメリカ移住を断念したそうである。

 キムタクも46歳。冒頭、家の近くだろう、2匹の犬を散歩させているキムタクの姿を描写している。家庭で孤立し、昔のように視聴率も稼げなくなったキムタクの“悲哀”がわかるような気がする。

 今週のハレンチ人間は、女癖の悪さで名高いといわれる、福井照自民党衆議院議員(65)で、この間まで内閣特命担当大臣をやっていた御仁だ。

 不倫の相手は、外務省国際協力局地球規模課題総括課の岡垣さとみだという。

 ともに既婚者だから、いわゆるW不倫である。文春に目撃されたのは、12月22日。

 広島県福山駅でハイヤーに乗り、瀬戸内海に停泊しているラグジュアリー客船に乗り込み、宮島沖・大三島沖錨泊3日間、1人50万から100万円の極上の旅を満喫したという。

 男も男だが、こういう“先生”と不倫しようという女の気持ちがわからない。

 福井氏の奥さんは、こうしたことに諦めきっているのか、文春から伝えられても、「そうですか」と呟いただけだったそうだ。

 女の亭主は、この記事を読んで、何と思うのだろう。

 新潮では、貴ノ岩(28)のインタビューをしている。モンゴル出身の彼は、昨年11月に日馬富士の暴行を受け、「頭蓋骨骨折」というケガを負った。その結果、日馬富士は引退するが、その被害者だった貴ノ岩が、冬巡業中の12月5日、付け人の顔面を素手で殴打したことが判明し、自身が引退に追い込まれてしまったのだ。

 貴ノ岩は、引退は協会からの圧力ではなく、自分で決めたという。「責任を取らなきゃあかんな」という気持ちになったそうだが、「正直メディアの報道もキツかった。テレビとネット、両方です。報道のされ方があまりに強くて、それで気持ちが切れてしまったという面はあります」と話している。

 それに、日馬富士騒動で、相撲を取れない時期が長く、そうした相撲の取れない生活に戻るのが嫌だという気持ちも強かったそうだ。

 モンゴルで家族が非難されるのがつらい、モンゴルで誤解されたくないという思いも強く、家族と相談して決めたそうである。

 だが、元師匠の貴乃花がテレビで、「貴ノ岩とは10年どんな状況でも会わない」と発言したことが、ショックだったようだ。

「高校生で日本に出てきて、貴乃花部屋に入って一生懸命頑張ってきました。だからこそ、貴乃花親方には“最後まで見届けてほしかった”というのが正直な想いだし、親方が協会から去ったときは心細く感じました。テレビでのコメントを見て、複雑な気持ちにもなりました。断髪式には貴乃花親方にも来てほしい」

 貴乃花もここまでいわれれば、行かないわけにはいかないだろうと思うが、さてどうする。

 巷間いわれているプロレスへの転身は、「やるつもりはない」、「まずはモンゴルに一度帰って、支えになってくれた家族とゆっくりしたい」と語っている。

 モンゴル嫌いの貴乃花が唯一迎えたモンゴル出身の弟子だったが、自業自得とはいえ、故郷に錦を飾れず、無念の帰還となってしまった。

 このところ秋篠宮へのバッシングというべきものが目立つ。今週の新潮も、大嘗祭をできるだけの身の丈に合った儀式にすればという発言などを、天皇陛下も心配していらっしゃるのではないかと“忖度”している。

 大嘗祭を身の丈にというわりには、住まいを赤坂東邸と併せて一体的に活用するための増改築には、3年間で実に33億円、それを公費で賄われるというのは釈然としないと、宮内庁関係者にいわせている。

 また紀子さんが、職員に厳しく当たることを取り上げている。そこから、悠仁さんが、何かに負けると機嫌を損ねるのは、将来天皇になるための教育がされているのかと、話は広がっていく。

 雅子妃バッシングが一段落したと思ったら、今度は秋篠宮家バッシングか。余計なお世話だと思うがね。

 貴乃花が文春に10時間も語ったという。どうという内容ではないが、ドラ息子の優一への厳しいいい方は、傾聴に値する。

 貴乃花は、息子の芸能活動には一貫して反対だったという。だが、妻だった景子は、甘やかし、無条件にサポートしてきたそうだ。

「職人を語る以上、チャラチャラと表に出ている暇があったら、靴を作って土台をしっかり築くべき。まずは一流の職人になるのが先ですよ。タレントになりたいのなら、中途半端に靴職人の肩書を使っちゃいけない。本当の職人さんに対して失礼です。
 自分に力がないのに、親の名前でメシを喰おうとしているのが現状です。今はチヤホヤされるかもしれないけど、世の中はそんなに甘くない。我が子ながら、恥ずかしくないのかと思います。
 私の靴ですか? もちろん作らせていません。百年早いですよ」

 政界出馬ははっきり否定した。元力士たちのセカンドキャリアを支援する人材派遣のプロダクションを立ち上げたそうだ。

 相撲関連の商材を扱う会社もつくり、後世に残るような相撲の絵本をつくりたいそうだ。

 それに花が好きだから花屋もやってみたいという。

 ホロッとさせるのは、母親にも兄貴にも会いたくないが、「叶うのなら、親父にもう一度だけ、会ってみたいですね」という一言。

「私はずっと、親父の分け身だと思って生きてきました。親父の存在だけが支えでした」

 初代貴ノ花は、小兵ながら大関を張り、相撲にも自分にも厳しかったようだ。その血が次男にも受け継がれているのだろう。

 意外にも、貴乃花は、土俵を下り、相撲界を離れてからが面白いのかもしれない。

 今週の第1位はこれだ。

 私は、広河隆一というフォトジャーナリストを知っている。パレスチナ人の苦難やチェルノブイリ原発事故、薬害エイズ事件で被害者側に立って、写真を撮り、原稿を書き続けてきた。

 土門拳賞など数々の賞を受賞しているし、3・11以降の福島の子どもたちの保養事業にも力を入れているそうだ。

 彼がこの間まで出し続けていた「DAYS JAPAN」という月刊報道写真誌は、もともとは講談社が同名の月刊誌を出していたのだが、ある「事件」が起きて休刊してしまったのを、彼が「もったいない」と、引き継いだ形でやり続けてきたのだ。

 彼も75歳だそうだ。こんな形で、晩節を汚すようになるとは思わなかった。

 文春で、ライターの田村栄治という朝日新聞にいた人が、広河の「性暴力」を告発している。

 彼は、「DAYS JAPAN」で10数年間、毎月1回、編集を手伝ってきたという。

 内容が丸ごと事実ならば、残念だが、彼はフォトジャーナリストを続けていく資格はない。

 被害女性は「DAYS JAPAN」で仕事をしたい、広河という高名な写真家に教えてもらいたいという若い女性たちである。

 それをいいことに、自分の性欲を満たすために、彼女たちを押し倒し、SEXしたというのである。

 11年前の杏子さん(仮名)のケース。都内の大学生だった彼女はフォトジャーナリスト志望で、「DAYS JAPAN」でデータ整理などのアルバイトを始めた。

 1、2カ月後、「君は写真が下手だから、教えてあげよう」と広河にいわれた。指定された京王プラザホテルへ行くと、電話で、「部屋にあがってきて」と指示される。

 彼女は「人権を大事にする偉大なジャーナリスト」と広河を信頼していたという。

 だが、その信頼はあっという間に崩されてしまう。

 部屋に入るなりベッドへ連れていかれ、恐怖で何もいえない、抗えないままSEXされてしまったというのである。

 だが、彼女は、このままで諦めてはだめだ、フォトジャーナリズムを学べるのはここだけだと、仕事を続けた。

 だが、また呼び出され、歌舞伎町のホテルへ連れこまれてしまう。

 ある時は、編集部で2人きりになった時、背後から抱かれ、トイレに連れ込まれそうになったという。

 それを機に、彼女はそこを辞めた。

 同じように、ジャーナリストを目指してやってくる女性を次々に毒牙にかけていたようだ。

 そうしたことが元で、身体が変調をきたし、うつになってしまった女性もいる。

 繰り返し、求めに応じてSEXしたのだから、性暴力とはいえないのではないかという疑問に、齋藤梓目白大専任講師は、当事者に上下関係がある場合、上位の日との誘いを下位の人が断ることは、その世界での生活を失うなどのリスクがあり、難しい。

 一度関係を持つと、断ることがさらに難しくなる。性暴力被害者は、自分を責める気持ちが強く、PTSDや抑うつ感が長期にわたって続く傾向があるから、人生への影響が非常に深刻な被害だという。

 共通するのは、そうしたSEXを強要した彼女のヌードを写真に撮っていることだ。

 田村氏は、そうした女性がほかにも4人いるという。

 広河氏は、田村氏に、出入りしていた女性たちと性的関係を持ったことは「いろんな形である」と認めている。

 しかし、望まない人間を無理やりホテルに連れてはいかないという。

 広河という著名なフォトジャーナリストであるという立場を利用して、性行為やヌード撮影をしたのではないかという問いには、「(女性たちは)僕に魅力を感じたり憧れたりしたのであって、僕は職を利用したつもりはない」。

 女性たちは傷ついているという問いには、「僕のせいじゃないでしょ」。

 人間の尊厳をカメラに写し取ってきたジャーナリストが、彼女たちへの一欠けらの謝罪の言葉もない。

 残念というより、やりきれない思いでいっぱいになる。

【巻末付録】

 今週の現代。ポストはヌードグラビアだけ新年合併号という雰囲気がある。

 できれば、この万分の一でも、記事に注力してくれたらなと思うのだが。

 まずはポストから。「矢田亜希子、白肌の色香-新春特別撮り下ろし」「河合奈保子の『別冊近代映画』が一冊まるごと甦る!!」。

 袋とじは「女性器アーティストが『極秘来日』-日本人女性の秘部を撮った」。やはり袋とじ「奇跡の美熟女・岩本和子が雑誌の上で動き出す!-袋とじAR」。

「8330人の女性器写真は語る/日本人女性外性器の構造と機能の全貌」。これはプレゼント企画だな。「週刊ポスト『眼福ヘアヌードカレンダー2019』」「あの大女優が脱いだ!-スクープ撮り下ろし写真がデジタル写真集で復活!」。

 デジタルではヌードが強いようだ。なかなかの品揃えだ、覗いてみたら。

 現代にいこう。

「女優という人生/竹下景子のすべて-青春時代を思い出すと彼女の顔が」。やはり竹下はいい。とくに、『北の国から』がよかった。

 袋とじは「細川ふみえ、独占ヌード完全初公開-社会現象になったヘアヌードから9年」。

 袋とじではないが「女優・内田有紀の世界へようこそ-色香を増す彼女が5年ぶりのグラビアに」がいい。大人になったものだ。今度はヘア・ヌードで見たいな。

 袋とじ「2019、あなたの初夢週刊現代が叶えましょう-着物でアーレー」。

 グラビアは頑張っている。その努力に頭が下がる。質量ともに互角だ。そこで今週は引き分けにする。
(文=元木昌彦)

眞子さま・小室圭さん“破談”のXデーは来年2月24日か? 美智子皇后の「根深い不快感」

今週の注目記事・第1位
「森友スクープ記者はなぜNHKを辞めたのか」(「週刊文春」12/20号)

同・第2位
「大島由香里アナ離婚決意 フィギュア小塚崇彦“羽生芸人”と女性ホテル連れ込み」(「週刊文春」12/20号)

同・第3位
「ロッテ井口監督 元ミス沖縄と裏切りの不倫入籍」(「週刊文春」12/20号)

同・第4位
「逆襲の『カルロス・ゴーン』」(「週刊新潮」12/20号)
「ゴーンVS.日産『リオ極秘資料を奪え』」(「週刊文春」12/20号)

同・第5位
「山口組抗争最大の謎を解く/中野太郎「宅見射殺」の真相を明かした」(「フライデー」12/28号)

同・第6位
「『NHK』が放置する中核子会社の赤字付け替え疑惑」(「週刊新潮」12/20号)

同・第7位
「豊洲『ターレ』事故で死亡者第1号となった女性の系譜」(「週刊新潮」12/20号)

同・第8位
「貴乃花部屋は恐怖と暴力に支配されていた-貴ノ岩が付け人殴って引退」(「フライデー」12/28号)

同・第9位
「『上沼恵美子』は『どれだけの人』か」(「週刊新潮」12/20号)

同・第10位
「ハウステンボス女帝のパワハラ地獄」(「週刊文春」12/20号)

同・第11位
「『2月までに結論を』破談を急ぐ『美智子さま』ご決断の刻限」(「週刊新潮」12/20号)

同・第12位
「米中衝突 ファーウェイご令嬢CFO(46)を待ち受ける禁固30年」(「週刊文春」12/20号)

同・第13位
「マクロン主義はそれでも生き残る」(「ニューズウイーク日本版」12/18号)

同・第14位
「経済負担が際立っても『紀平梨花』を育てたサラリーマン家庭」(「週刊新潮」12/20号)

同・第15位
「男でミソをつける女子ゴルフ界に嘆息『イ・ボミ』お前もか!?」(「週刊新潮」12/20号)

同・第16位
「セカンドオピニオンはなぜダメなのか」(「週刊現代」12/29号)

 今週はポストがお休み(12月20日発売)なので、たまには現代をじっくり読んでみよう。

 巻頭のグラビアは「冬の富山を味わう」。かに鍋がうまそうだ。モノクログラビアは「さようならの向こう側 2018」。今年亡くなった有名人たちへの哀惜グラビア。西城秀樹、大杉漣、星野仙一、野中広務、桂歌丸、津川雅彦、さくらももこ、西部邁、樹木希林などなど。

 私は劇団四季の浅利慶太さんが逝ってしまったことが、一番残念である。来年は誰がこのグラビアを飾るのだろう。アンケート調査をしてみたらいいのに。冗談だが。

 巻頭特集は毎度毎度の「死んだら必要な書類36」。これが第1部で第2部が「印鑑のありか・暗証番号教えてくれないまま逝った老親」。切実な話だが、月曜日からこんなの読みたくないね。

 次が、渋谷のハロウィンで、軽トラを横転させた15人が逮捕されたが、その連中を特定した警視庁の「ご苦労」と、割り出すのに力を発揮した監視カメラ(防犯カメラ)の凄さを褒めたたえている特集。

 そのうち、中国のように、国民全員の顔写真を登録させ、顔認証で、どこにいても一瞬で把握される時代になるのだろう。

 自由よりも安全が大事だと、世界中の人たちが思い始めたというのだが、本当にそうだろうか。

 現代も書いているように、どこにいても「監視」され、やがて自分の家の中にいても、カメラに覗かれるようになる。そうなれば、プライバシーだ、自由だなどと寝言をいう国民を、国家は一顧だにしなくなるどころか、逮捕して牢屋にぶち込む。

 今という時代は、大きな「岐路」に差し掛かっているはずだが、メディアは沈黙したままだ。

 現代やポストのような週刊誌は、そうしたことを目指す権力者にとっては都合のいいメディアだろう。政治も理不尽な事件も、国民間の不平等も扱わず、相続と病気のことだけにしか関心のない週刊誌は。

 まあ、年金問題は政治に根深く関わっているが、概ね、両誌の論調は、年金をいつからもらうのが得かどうかということだから、政治を変え、年金をわれわれ一人一人にどう取り戻すかという話にはならない。

 国家にとって安心、安全なメディアということになる。

 伝説の銀行支店長たちという短期連載を始めた。私は、政府と銀行、生保は信用するなという考えだから、こうした特集は素通りする。

 コラム、連載小説などには触れない。特別読み物としてノンフィクション作家の森功氏による「あなたの土地を狙う地面師たち」がある。

 彼は、五反田の医療法人「青葉会」の土地を使って、アパグループを騙したとして逮捕された宮田康徳被告と連絡を取り、地面師事件に関する情報提供を受けてきたという。

 森氏の活躍には頭が下がる。忙しいだろうに、高倉健の再婚相手のことを調べて本にしたり、森友学園問題を追いかけたり、私の主催のゴルフコンペにも参加してくれたり、事件と聞けば飛んでいく。

 お次は特別企画「1960年~1970年代 青春フォークソング隠れた名曲100」。この中で私の一番思いが深いのは、三上寛の「小便だらけの湖」だ。

 こんなものが歌になるんだ。衝撃だった。中でも三上の「夢は夜ひらく」は最高だったな。今でも時々聞いているが、こんな泣かせる歌はない。今晩も聴こうか。

 現代、ポストの定番。「死ぬまでSEX」の変型版で、NHKの「チコちゃん」に聞いてみたという企画。

 たとえば、「なぜ男の人は女の人の裸を見るとうれしいの?」「なぜセックスが終わるとすぐ眠くなるの?」「なぜ女の人のアソコはびちょびちょになるの?」。

 このぐらいだったらNHKでもできるかも。「なぜ大人になると『陰毛』が生えてくるの?」。やってみたらNHKさん?

 最後の医療大特集は「セカンドオピニオンはなぜダメなのか」と「すべての死に至る病は『のど』から始まる」。セカンドオピニオンは注目記事でやっているから省く。

 のどでいうと、喉頭がんと咽頭がんがどう違うのかに触れている。これって意外と難しい。

 喉頭とはのど仏などがある器官で、下部は気管とつながっているから、がんを発症して声を失うのはこっち。

 咽頭は、鼻の奥から食道にかけての食べ物が通る10センチの管のこと。下部は食道とつながっていて、この咽頭の下部に腫瘍ができるのを下咽頭がんという。

 食事中にむせたり、胸やけがする、飲み込むのが辛いという「のど力」の低下は死に至る病の始まりだそうだ。

 むせたり胸やけは毎度のことだが、もしかすると? 先週は、3日ほど、調子が悪くて酒を呑まないことがあった。

 社会人になってよほどひどい風邪などを引かなければ、酒を控えたことなどない。これって何かの兆候かな?

 こんなことを週の初めに心配するのは、カラダにいいわけはない。

 グラビアに移ろう。

「徳江かな、清純派NUDY-ファースト写真集が好評発売中」。まだ20歳だそうだ。何が悲しくて、裸になるのか。お前の母さんは泣いているぞ。そんな文句が昔ありましたな。

 袋とじは「60歳からの愛とSEX-『anan』人気企画を週刊現代風にアレンジ」。今度は「70歳からの愛とSEX」をやっておくれ。

 私は、巻末のグラビア「人に教えたくなる店 私のベスト3」のファンである。好きな店、贔屓の店を紹介すると、その人の人間性が出る。

 今回、フリーアナウンサーの登坂淳一氏が紹介するのは、麻布十番にある「あじと 本店」。まあ居酒屋ですね。私も前に行ったことがある。雰囲気は悪くないが、やはり私は「あべちゃん」がベストですな。

 というわけで、この内容で460円。あなたは買いますか?

 さて、今週の注目記事、まずは現代から。セカンドオピニオンという言葉は定着した。がんと診断されると、多くの人は2人目の医者を求めて、別の病院を訪ねる。

 だが、そこには落とし穴があるというのだ。第一、セカンドオピニオンを、自分の都合のいいことをいってくれる、安心させてくれる医者探しと誤解しているというのは、順天堂大学医学部病理・腫瘍学の樋野興夫教授だ。

「セカンドオピニオンの基本的な目的は、ファーストオピニオンの『補完』です。もちろん最初の医者の診断が明らかに間違っている場合は、違う治療を提案しますが、本来は『その治療法で大丈夫ですよ』と、患者さんを安心させてあげるのがセカンドオピニオンの大きな役割です」

 それに、現代いわく、セカンドオピニオンを転院と勘違いしている人が多いが、セカンドオピニオン外来では、基本的に再検査はしない。

 元の主治医から送られてきた診断結果や所見診断を基に判断するだけ。

 保険がきかない自由診療だし、時間をとられるので面倒だと思っている医者も多いそうだ。

 また、患者を自分の所へ来させようとして、いい加減なこという医者もいるという。

 セカンドオピニオン必ずしも正しくはない。そう考えて診てもらった方がいいそうだ。納得である。

 すい星のように現れたフィギュアの紀平梨花だが、それに比べて、最近絶不調なのが女子ゴルファーのイ・ボミ(30)である。今季の獲得賞金は約869万円。賞金女王に2年連続で輝いた彼女だが、このところ精彩がない。

 彼女は韓国の俳優、イ・ワンと恋仲で、恋愛をすると女子ゴルファーはダメになる典型なのだろうか。可愛いのにな~。

 だが、凄い16歳がまた現れたものである。紀平梨花があっという間にフィギュアスケートのGPファイナルで、あのザギトワを破り頂点に立ってしまった。

 どんな凄いスケート一家から出てきたのかと思ったら、新潮によれば、父親は普通のサラリーマンで、奥さんはデパートでパートタイムの仕事をしていたという。

 その上、3年前には自宅を売却して、学校とリンクに通いやすい場所に転居したそうだ。

 テニスの大坂なおみは、その後苦しんでいるようだが、この子は、どうなるのだろう。楽しみである。

 さて、フランスではマクロン大統領が打ち出した燃料税導入が発端となり、「黄色いベスト運動」が吹き荒れている。

 彼の富裕層ばかり優遇する政策に、地方の低賃金労働者たちが立ちあがって、パリは燃え上がり、マクロンもついに、燃料税の引き上げは来年いっぱい行わないといわざるを得なくなった。

 だが、この運動は、マクロンの支持率を低下させてはいるが、倒すところまではいかないだろうと、ニューズウイーク日本版が特集している。

 なぜなら、運動を主導する人々は、右派とも左派とも距離を置いていて、支持率が上昇した政党はないからだという。

 また、「マクロンは、多くの有権者が弱いEUを求めるなかで、強いEUを模索している。ナショナリズムが台頭するなかで、多国間主義を断固として支持し、反移民主義を認めようとしない」マクロンは、リベラルな普遍主義と保守的なナショナリズムのどちらでもない中道が示される可能性があるとして、彼は生き残ると見ている。

 それにしても、同じように富裕層や大企業優先の政策をとる日本で、こうした運動が起きないのはなぜなのだろう。

 ところで、ファーウェイという企業を、孟晩舟・最高財務責任者が逮捕されて、初めて知った。

 カナダで逮捕されたことで、株価が世界的に下落したことでも、この企業の力がわかる。

 携帯電話基地局整備ではシェア世界一だそうだが、彼女の父親がやっていた時は小さな代理店だったという。

 日本との縁も深いそうだ。東日本大震災が起きた時、彼女の会社は残ることを決め、エンジニアたちは防護服に身を包み、通信設備の修理のために福島へ入ったそうだ。

 文春によれば、アメリカのイラン制裁に反した取引をしたという容疑だそうだが、アメリカに引き渡されれば、禁固30年ということもあり得るという。

 そうなれば中国政府が黙っていないだろうが、こういうものはえてして「ディール(取引)」に使われることが多い。

 トランプ大統領は、何を取引にしようかと思案しているに違いないと思う。

 また眞子さんの話だが、すぐ終わるから我慢して。新潮はトップの特集で、美智子皇后が、秋篠宮眞子さんと小室圭さんの「破談」の決断を、来年2月24日に国立劇場で予定されている政府主催のご在位三十周年記念式典を一つの節目として、答えを出すと見ている。

 なぜ、これが節目なのか、読んでもよくわからないが、要は、美智子皇后は、小室圭という男が、5年もの長きにわたって眞子さんと交際していたのに、この間、いわれているような事実を隠したまま、不実な対応をしてきたことに強い不快感を抱いているということのようである。

 前にも書いたが、圭さんが今度一時帰国した時、どういう行動を取るかで、すべては決まるということは間違いないであろう。

 長崎県佐世保市にある「ハウステンボス」は、一時経営破たんしたが、旅行代理店HISの澤田秀雄社長の力でV字回復した。

 だが、そこで、沢田社長の威を借りて「顧問」という肩書なのに、社員たちをパワハラ地獄にしているSという女性がいると、文春が報じている。

 内部書類によると、この8年で退職した従業員はゆうに1,000人を超えるという。社長代理のA氏は、度重なるパワハラによって精神を患い、現在は出社不能の状態で自宅にいるそうだ。

 そのために、マンパワーが不足し、重大事故につながりかねないバンジージャンプのワイヤーが切れたりということが、毎日のように起きているというのである。

 これが事実なら由々しきことである。

 ところでカラオケで一番好きな歌を挙げろといわれたら、私は「大阪ラプソディー」をあげる。1976年に海原千里万里という美人漫才コンビが歌って大ヒットした。

 昔は酒に酔うと、ノンフィクション・ライターのIさんと肩を組んで、よく歌ったものだった。懐かしい。

 そのコンビの片割れが上沼恵美子(63)というタレントになって、関西で「毒舌の女王」といわれていることは知っていた。往年の可愛らしさは面影すらもなくなり、きつい関西弁を話すオバちゃんである。

 そのオバちゃんを巡って騒動が起きているという。ネットではよく知られている話だから、概略だけを紹介する。漫才界のレコ大といわれる『M-1グランプリ』が12月2日に放送された。上沼は審査員の一人だった。

 番組終了後、とろサーモンの久保田かずのぶとスーパーマラドーナの武智が、酔った勢いもあって、上沼を「クソみたいなやつ」「更年期障害」と発言し、それをインスタで配信して大騒ぎになった。

 悪口はこっそりいうのが楽しいのに、バカなことをしたものだ。新潮によれば、上沼の亭主は関西テレビの元常務で、上沼は和田アキ子など及びもつかない大物だそうだ。

 ネットは炎上し、ワイドショーは連日、この「事件」を取り上げて久保田と武智の非をあげつらっている。

 これも新潮によるとだが、上沼がひと言いえば、タレントやお笑い芸人、番組のADまで、その人間の人生が終わるほどの絶大な力を持っているというのである。

 アサヒ芸能によれば、上沼がテレビ局入りする時は、番組関係者がお迎えし、エレベーターは待機状態にして、廊下ですれ違う局員は頭を下げ、まさに大名行列のようだと、プロダクション関係者が話す。また、暴言を吐いた2人は、3年は干されるか、最悪、お笑い界追放もあると在阪テレビ局関係者が明かしている。

 そんなバカなと私は思う。みのもんたの騒動の時もいわれたが、そのようにつけ上がらせてしまうのは、テレビ局側の責任大である。

 上沼も、いい年なんだから、笑って済ませる度量があってほしいものである。

 付き人を殴ったことで引退をした貴ノ岩だが、来年2月に引退式をやるそうだ。

 フライデーは、貴ノ岩がほかにも暴力をふるっていたと、相撲協会関係者が話している。
17年5月、同じモンゴル出身で他の部屋の力士を自宅に呼びつけ、態度が気に食わないと殴り倒したというのである。

 相撲とは、土俵に上がってやる喧嘩のようなものだから、気が弱くてはつとまらない。自然と気が荒くなるのだろうが、元貴乃花部屋は特に弟子に厳しかったという。

 シゴキが日常茶飯になっていたという証言もある。そんな体質に嫌気がさして、妻の景子さんは離婚したのではないかという見方がある。

 それに、貴ノ岩とは今後10年は会わないといっているが、「元師匠としての責任を放棄しているとしか見えません」(やくみつる氏)という声もある。

 相撲取に、暴力はいけないといっても、聞く耳は持たないだろうな。

 さて、新潮によれば、豊洲で小型運搬車「ターレ」事故で、死者が出ていたそうだ。11月15日、あちこちで「買い回り」していた70代の女性が、カーブで荷台から振り落とされ、頭などに重傷を負って、1か月後に死亡したという。

 心配が現実になった。築地は狭いからスピードは出せなかったが、豊洲は制限速度8キロでも、15キロ以上でビュンビュン飛ばしているというのだ。

 それに、ターレは一人乗りで、荷台に人を乗せて走るのは禁止されている。亡くなった女性は都内を中心に展開している中華料理店のオーナーの姉で、普段はアメリカにいることが多かったそうだ。こうした事故がこれからも起こりうる。いわんこっちゃない。

 作家・百田尚樹の『日本国紀』(幻冬舎)が、間違いとコピペだらけだと大変な批判を受けている。私は未読だし、読もうとも思わないが、彼の作家としての資質は、やしきたかじんの最後の妻のことを書いた『殉愛』(幻冬舎)を読めばわかる。

 妻の側の話を真に受けて一方的に書いたため、たかじんの長女や元マネジャーから訴えられ、次々に敗訴している。

 対照的な本を紹介しよう。元朝日新聞記者の角幡唯介は、冒険とは「脱システム」だと喝破し、北極圏最北の村・シオラパルクから、4か月も太陽が顔を出さない極夜の地を旅することで、われわれに教えてくれた。

 それは『極夜行』(文藝春秋)としてまとめられ、本屋大賞第1回ノンフィクション賞を受賞する。ここ10年で最高のノンフィクションだと思う。ぜひご一読を。

 お次はNHKの話題。新潮では、NHKの中核会社が赤字を付け替えているのではないかという疑惑を報じている。

 NHKの子会社であるグローバルメディアサービス(GMS)が、2020年の東京オリンピックに向けて何かいい企画はないかと某制作会社に依頼した。

 そこでネット版のスポーツ百科事典というものを提案し、それでいこうとなったという。だが、GMS内でNHK本体と結びつきが強いスポーツ部門が反対したらしく、担当者から「今の名目では経費が払いにくい」といわれた。その後も、みずほ銀行へ事業をプレゼンする資料を作ってほしいなどといわれ、簡単な資料を作ったが、それに対してGMSから多額のカネが振り込まれたという。

 結局、この事業は16年12月に、採算が取れないと頓挫してしまう。制作会社側に支払われた約1300万円は、「特別な事情で発生した『特別損金』として決算書に計上すべきもの」(丸森一寛日大大学院准教授)、または「制作会社への寄付金」(同)としなければならないはずだが、16年度、17年度の決算書を見ても計上されていないというのである。
MGS側は付け替えや見積書の改ざんを行ったことはないと回答しているし、指導監督責任を負うNHK本体は他人事だそうだ。

 フライデーに、山口組中野会元会長の中野太郎氏(82)が、97年8月に「新神戸オリエンタルランドホテル」のラウンジで、山口組の宅見勝若頭が射殺された事件の真相を明かしている。

 中野氏に宅見殺しを頼んできたのは、山口組五代目・渡邉芳則組長だった。組長がナンバー2の若頭を殺せと、何度もいってきたそうだ。もう病気で、長いことはないといっても、聞き入れなかったという。なぜそこまで憎んだのだろうか。

 中野氏は、五代目は宅見から「五代目にしてやった」といわれるのが、堪らなかったそうだ。それに、宅見若頭は経済ヤクザといわれたように、バブル時代に不動産などに手を出し、圧倒的な資金力をもっていた。

 悩んだ中野氏は、副会長らに相談した。彼らが作戦を立て、ついにその日が来る。「宅見射殺の第一報を聞いたのは、事件後すぐだった」と話しているから、直接指示はしなかったのだろう。

 宅見若頭といえば、最近、西城秀樹の姉を愛人にしてたということが明らかになり、話題を呼んだ。

 ゴーン容疑者の起訴、再逮捕が10日に決まり、20日までは拘留が延長された。年内に保釈されるかどうかは微妙だが、ここへきて「ゴーンの逆襲」という見出しが多くなってきた。

 新潮によれば、ブラジル、フランス、レバノンの大使館関係者と面会を重ね、好きなコントラクトブリッジの本を読んだり、アインシュタイン、レオナルド・ダ・ヴィンチの本を差し入れてもらって読んでいるという。

 新潮は、この日産によるクーデターが起きたのは、4年前にフランスで「フロランジュ法」ができたことだと、東京地検関係者が話している。この法律は、企業の株を2年間保有すると議決権が2倍になるというもので、フランス政府はルノーの株を15%持っているから、これによって30%相当の議決権を得た。

 そこでフランス政府は、ゴーンがルノーのCEOを続投する条件として、日産との経営統合を実行するよう求めたというのだ。

 また、ゴーン逮捕に「司法取引」が適用されたと先の地検関係者が認めている。だが、ゴーン側も、実娘に証拠隠滅工作を指示したり、ルノーのイラン人副社長にも、フランス大使館経由で指示を出しているという。

 ゴーンが暴露本を書くという話もあるそうだ。その中で、西川社長などゴーンチルドレンたちの「不正」を明らかにしようとしているというのである。

 企業法務に詳しい郷原信朗弁護士は、先送り報酬は日産の取締役会にも諮られていなかったため、特捜部の筋書き通りに「支払いは確定していた」ことを立証するのは容易ではないと見ている。

 文春も、再逮捕したのは15年から17年の3年間にも虚偽記載があるとしたからだが、西川社長は16年11月からCEOを務めているから、虚偽記載のあった有報作成の最終責任者である。OBからも「西川も辞めるべきだ」という声が上がっているという。

 文春は、意外な人物の10日夜の行動を目撃している。森本宏特捜部長の姿が、クリスマスムードに包まれた表参道の和食ダイニングにあったというのだ。

 旧知の記者たちと宴席を設け、上機嫌で白ワインを呑み、こんなことをいっていたそうだ。

「(人質司法への批判に)海外へ行ったりしたら、捕まえようがないわな。領事や弁護士も面会するし、実質的な取り調べは一日二、三時間。大変なんだよ」

 まだ、楽観できるほど容疑が固まったわけではないのに、記者たちにべらべらしゃべるのは、特捜部のトップとしてはいかがなものか。自信のなさの裏返しなのではないかと、心配になる。

 千葉ロッテの監督・井口資仁(44)が、昨年9月に行われた彼の引退試合に、すでに離婚していた元妻を連れて来ていたと、文春が報じている。

 20年近く連れ添った糟糠の妻で、井口がメジャーリーグに移籍からも、内助の功を発揮してきたという。

 だが、結婚18年目を迎えた14年ごろ、沖縄の飲食店でアルバイトしていた18歳年下の女性と知り合い、不倫関係に陥る。翌年、その子は「ミス沖縄」に選ばれた。

 その不貞行為を妻が知るところとなり、3人が火花を散らす修羅場になった。そこで井口は、「僕は結婚するつもりだ。君は僕の今後の出世にとって足を引っ張る存在でしかない」といい放ち、離婚届にサインするよう求めたという。

 今年10月に井口はこっそり、彼女を「極秘入籍」させたそうだ。

 男というのは身勝手な生き物だが、自著に、「家族を幸せにできなければ、野球選手としてのどんな成功を意味はなくなる」書いたようだから、まずいのではないかね。

 私は、自慢じゃないが、そんなこと書いたこともいったこともないぞ。

 同じ文春。小塚崇彦(29)はフィギュア界のサラブレッドといわれていたそうだ。祖父は名古屋にスケート文化を築き、父親は全日本を3連覇し、グルノーブル五輪にも出場した。

 小塚も、バンクーバー五輪代表、世界選手権銀メダリストという経歴で、フィギュア人気を支えてきた。

 フジテレビの大島由香里アナ(34)は、そんな小塚に憧れ、交際を始め、16年2月に入籍した。17年に長女を出産し、それを機にフジテレビを退社して、小塚の実家がある名古屋市内のマンションに移った。

 だが、14年にソチ五輪代表を小塚が落選して、「何かタガが外れてしまった」(スポーツ記者)そうだ。それからは、夜遊びを覚え、酒と女に溺れるようになったと、フィギュア関係者が話す。

 12月9日未明、紀平梨花がフィギュアスケートのGPファイナルで最高得点を出した試合を解説していた小塚は、放送後、タクシーに乗り込み、横浜へ向かったという。途中で、羽生結弦の物真似芸人(そんなのがいるんだ!)羽生ゆずれない(23)を拾い、横浜中華街裏のクラブへ行く。

 1時間後、年配の男と2人は、若い女性2人と合流。タクシーで「ヨコハマ グランドインターコンチネンタル ホテル」へ。

 その日の午後2時に、小塚は「としまえん」でイベントがあったが、3回転ジャンプに見事に失敗してしまう。

 小塚は文春に、ホテルに女性を同伴したと聞かれ、「部屋に入って話をして。(中略)客観的に見れば、間違いなくそういう(不貞行為をした)ふうにとられてしまうシチュエーション。(中略)もうちょっと考えれば良かったなと思っています」。奥様以外の女性関係はあるかと聞かれ、「それは、関係ゼロでございます」。

 このような夫に、妻は、「離婚も決意しているようです」(大島の友人)。「結婚は人生の墓場」というケースがここにもあった。

 ところで書店が激減しているが、生き残りをかけた新しい試みも始まっている。朝日新聞(11月11日付)によると、1990年代の終わりに2万3000店ほどあった書店は、2018年には1万2026店にまで減少したが、実数はもっと少ないといわれるそうだ。

「東京・六本木の青山ブックセンターの跡地で11日、入場料1500円を支払う書店『文喫(ぶんきつ)』が開店した。出版不況のなか、本の販売以外の新たなビジネスモデルを探ろうと入場料制を導入。付加価値のある空間を目指すという。
店を手がける出版取次大手の日本出版販売(日販)によると、国内初の試みで、料金は美術展や映画と同じ価格帯を意識した。書店としては中規模の約460平方メートルの売り場に約3万冊が並ぶが、マイナーな本が品ぞろえの中心なのが特徴。(中略)約90席を備える店内の喫茶室では、ひきたてのコーヒーと煎茶が飲み放題。パソコンを持ち込める電源つきの作業机、靴を脱いで本を読める小上がりなどもある」(朝日)

 中国では「シェア書店」というのがいくつもできているそうだ。書店と図書館のコラボで、読者は書店で図書カードを提示して本を借りることができる。

 その本を図書館が引き取るのである。これによって図書館の蔵書が豊かになり、書店は販売促進ができ、読者は無料で新しい本が読める。

 もちろん借りられる冊数には制限があるが、書店にはカフェが併設され、その売り上げも期待できる。日本とは事情が違うかもしれないが、面白い試みである。

 今週の第1位はこの記事。今年の8月、大阪報道部で森友学園問題で数々のスクープを放った相澤冬樹記者がNHKを離れた。

 その相澤氏が、NHKを辞めた理由を書いている。彼は、森友学園に国有地が不当に安く売却されたという情報を追い、名誉会長に安倍昭恵夫人が就任していたという原稿を書くが、デスクの判断でこの部分が削られてしまう。

 8億円の値引きも、放送は関西のみ。相澤は、「NHKの森友報道は忖度で始まった」と書く。

 さらに彼は、売却交渉の過程で、近畿財務局側が、学園にいくらまで出せるか聞きだしていたというスクープをものにするが、なかなか放送OKが出ない。

 最後は、「大阪地検特捜部もこの情報を把握して捜査している」と付け足して、ようやく、夜の『ニュース7』で報じられた。

 この報道に、NHKの報道部門を束ねる小池英夫報道局長は激怒し、大阪放送局の相澤氏の上司、A報道部長に電話をしてきて、「私は聞いていない。なぜ出したんだ」と電話口で吠えたそうだ。

 そして、「将来はないと思え」と、A部長を通じて相澤氏に通告したというのである。
安倍首相は、「森友学園問題に、もし私や妻が関係していたら、総理も議員も辞める」と発言したのが去年の2月17日。

 今年3月、朝日新聞が「財務省が公文書書き換え」というスクープを放つ。新しいネタを追っていた相澤は、昨年2月に、森友学園側に、「トラック何千台もゴミを搬出したことにして欲しい」と電話をかけていたことを掴む。

 これを夜の『クローズアップ現代+』でやろうとするが紆余曲折があり、『クロ現』ではやれずに、『ニュース7』で最後に短く、『ウオッチ9』では分厚く報じられたという。

 そして5月14日、A部長から「次の異動で考査部へ異動」が告げられ、辞める決心を固める。

 相澤氏は、文書改ざんに関わり、3月7日に自ら命を絶った近畿財務局の上席国有財産管理官・Bさんのことがずっと頭に残っているという。

「森友事件は森友学園の問題ではない。国と大阪府の事件だ。国の最高責任者は安倍首相、大阪府の最高責任者は松井一郎府知事。二人は説明責任を果たしたと言えるだろうか。(中略)私がNHKを辞めた最大の目的は、この残された謎を全て解明することだ」

 彼は今、大坂日日新聞に籍を置いている。これからの取材に期待したい。

 先日、ノンフィクション作家の後藤正治氏が『拗ね者たらん 本田靖春 人と作品』(講談社)を上梓した。

 本田靖春は、ノンフィクション作家として優れた仕事をしただけではなく、周囲の編集者たちから、これほど愛された人はいない。

 本田の著作を丁寧に読み込み、彼と親交のあった編集者たちに取材し、ノンフィクションの巨星の作品と人となりを描いている。

 私も編集者の一人として、本田との思い出を語っている。これを読むと、ノンフィクションとは何か、書く人間は、どういう視点を持たなければいけないのか、よくわかる。
本田は、あまりジャーナリズムについて真っ向から語ることは、そう多くはなかったが、『体験的新聞紙学』の中にこんな一節がある。

「記者における『言論の自由』は、いい立てるものではない。日常の中で、つねに、反覆して、自分の生身に問わなければならないものだ」

 生身に点が打ってある。この言葉を相澤氏に捧げたい。
(文=元木昌彦)

眞子さま&小室圭さんの“スキャンダル報道”止まず……週刊誌はなぜ「別れさせたい」のか?

今週の注目記事・第1位
「『松野頼久』別居の『美人妻』に『柔道家・小川直也』は寝技をかけたか」(「週刊新潮」12/13号)

同・第2位
「『カルロス・ゴーン』未だ解けない七つの謎」(「週刊新潮」12/13号)
「ゴーンと日銀審議委員 政井貴子『緊迫の60分』」(「週刊文春」12/13号)

同・第3位
「ASKA(60) 前妻は『絶対許さない』愛人(41)とニンニク注射」(「週刊文春」12/13号)

同・第4位
「出世したからバラされた 農水事務次官が女性部下へ『粘着メール&キモい電話』」(「フライデー」12/21号)

同・第5位
「小室圭さん急接近 NY女傑弁護士の正体」「秋篠宮さまご覚悟『私が言うしかない』」(「週刊文春」12/13号)

同・第6位
「大地震でエレベータに閉じ込められた時に『尿意・便意』を催したらどうしたらいいのか」(「週刊現代」12/22号)

同・第7位
「宮内庁の解剖」(「週刊ポスト」12/21号)

同・第8位
「トヨタ自動車2019年1月1日付人事を読む」(「週刊現代」12/22号)

同・第9位
「QUEEN やっぱり愛してる!」(「AERA」12/17号)

同・第10位
「何に使った『二階幹事長』自民党からの『機密費』14億円」(「週刊新潮」12/13号)

同・第11位
「日本人初『NBAドラフト』の『八村塁』は何十億円稼ぐ!?」(「週刊新潮」12/13号)

同・第12位
「『浅田美代子』『杉本彩』告発の『ピースワンコ』が摘発された!」(「週刊新潮」12/13号)

同・第13位
「ソフトバンク上場でも銀行が固唾を呑む『孫正義』の有利子負債13兆円」(「週刊新潮」12/13号)

同・第14位
「片山さつき『茂木大臣の方が』怪気炎と公選法違反疑惑」(「週刊文春」12/13号)

同・第15位
「大量退所 ジャニーズJr.『なぜ僕たちは事務所を辞めるのか』」(「週刊文春」12/13号)

同・第16位
「川口、江藤、大竹……35億丸を待ち受ける巨人の天国と地獄」(「週刊文春」12/13号)

同・第17位
「講演は年3000万円『河野景子』の陰で『貴乃花』は無収入」(「週刊新潮」12/13号)

同・第18位
「JRAがルールを変えても勝たせたい客寄せパンダ『藤田菜七子』」(「週刊新潮」12/13号)

同・第19位
「頑張れ! 外国人労働者 その日本語の使い方はとても斬新です」(「週刊現代」12/22号)

番外
「ミステリーベスト10 2018年」(「週刊文春」12/13号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 ポストや現代の目次を見ると、その週が暗くなる。だって、「医者はなぜ『がんで死にたい』と言うのか」「『夫婦で老人ホームに入りたい』だったら5つのルールを守りましょう」「男の『便秘』『頻尿』あぁ恐い」(ポスト)、「『安心して、さよなら』の手続き」「多剤服用はこんなに怖い」「愛するペットのために私はこんな準備をした」(現代)。

 こんな特集を週の初めに読まされたら、落ち込まない人はそうはいないだろう。

 ポストで読みたいと思ったのは「宮内庁の解剖」とグラビアの「佐川女子」くらい。

 現代では「大地震でエレベータに閉じ込められた時に『尿意・便意』を催したらどうしたらいいのか」と「トヨタ自動車2019年1月1日付人事を読む」「頑張れ! 外国人労働者 その日本語の使い方はとても斬新です」ぐらいか。

 まずは番外から。文春恒例の2018年「ミステリーベスト10」の発表。ミステリー好きとしては楽しみな企画だが、このところハズレが多く、ガッカリすることが多い。

 去年、国内ベスト1に選ばれた『屍人荘の殺人』(今村昌弘=東京創元社)は、ゾンビが出てきた時点で本を閉じた。今年はどうか。

 国内の1位から5位までは、『沈黙のパレード』(東野圭吾=文藝春秋)、『それまでの明日』(原寮=早川書房)、『ベルリンは晴れているか』(深緑野分=筑摩書房)、『雪の階』(奥泉光=中央公論新社)、『火のないところに煙は』(芦沢央=新潮社)。

 私は、『それまで~』と、7位の『宝島』(真藤順丈=講談社)、9位の『凶犬の眼』(柚月裕子=KADOKAWA)を読んでいる。『それまで』は、期待していたハードボイルド色も薄く、ストーリーも意外性なし。私のお勧めは『凶犬』かな。東野圭吾は読むのが怖い。これほど書き続けて、まだ傑作が書けるのか。そんな不安があるのだ。

 海外は、予想通り『カササギ殺人事件』(アンソニー・ホロヴィッツ)、『そしてミランダを殺す』(ピーター・スワンソン)、『乗客ナンバー23の消失』(セバスチャン・フィツェック)、『IQ』(ジョー・イデ)、『監禁面接』(ピエール・ルメートル)。

 私は、『カササギ』と『ミランダ』、『許されざる者』(レイフ・GW・ペーション)を読んでいる。『カササギ』は、アガサ・クリスティ調の懐かしいミステリーではある。

 前後半で、ガラッと変わるところなど、意外性もあり、構成力にも優れている。だが、肝心の「核心」が、私にはどうもピンとこない。犯人当てというミステリーを読む最大の楽しみが、私には感じられなかった。

 冒頭部分はやや冗長だが、『ミランダ』は、十分楽しめたし、『許されざる者』もおすすめ。今度は、『数字を一つ思い浮かべろ』を読もうと思っている。

 ここには入らなかったが、12月5日に発売になった『大統領失踪』(早川書房)を読み始めたが、なかなかいい。

 元大統領のビル・クリントンが構想を書き、『1番目に死がありき』(角川文庫)などのベストセラーを数多く書いているジェイムズ・パタースンがまとめたミステリーだ。

 初っ端から、弾劾される大統領のシーンで始まる。これは模擬テストだが、なかなか真に迫っている。

 アメリカは、Netflixなどのドラマも、大統領が主人公のものが多く、どれも面白い。

 これはクリントンが原案を書いているのだから、ホワイトハウスの内部が生き生きと描かれ、ストーリーのテンポもいい。

 もともとミステリー好きだったクリントンが、満を持して書いたそうだ。上下巻だが、楽しみである。

 本を読むのが一番安い娯楽だ。それは今の時代でも変わらない。映画もシニア料金は1,100円だから、本と映画があれば、退屈することはない。

「移民法」が通ってしまったから、来年4月からは、より多くの外国人労働者を街のあちこちで見かけることになる。

 現代が、ちょっと斜っかいに、この問題を見ている。読み書きができる外国人は多いようだが、やはり会話が難しいようだ。

「ボクは、危険が、いっぱいありマス」「早く子どもができたいデス」「あなた臭いよ? 大丈夫?」「おちちはございますか?」

 これらの奇妙な日本語の本当の意味は、「ボクは、経験が、いっぱいあります」「早く子どもを持ちたいデス」「この料理は独特な香りがしますが、大丈夫ですか?」「父親はいますか?」だが、日本人でも難しい。

 放送プロデューサーのデープ・スペクターでも、福岡空港で「東京行きですか?」と聞かれて、「いや、雪は降っていないはずですよ」と答えたという。

 われわれも外国へ行って片言の英語を使うとき、おかしな表現をすることがままある。

 それを笑うのではなく、日本語の種類が増えた、そう思わないと、うまくやっていくことはできないだろう。

 ところで藤田菜七子(21)人気がすごい。先週は文春のカラーページ「原色美女図鑑」に登場した。何しろ、JRAが彼女一人のためにルールを変えてしまったのだから。

 騎手は、勝利を重ねるごとに斤量が増えていく。100勝すると、それ以降はゼロになるのだが、これを来年3月から、女性騎手は、101勝後もマイナス2キロのアドバンテージを得られるようにしたのである。

 JRAは、女性騎手の騎乗機会の拡大を図るためだといっているが、現在、中央競馬で対象になるのは藤田ただ一人である。

 騎手にしては美形で、騎乗技術もそこそこ。これからは、人気者になりたいアイドルたちが、騎手を目指す時代になるのかもしれない。

 だが、外国人ジョッキーに歯が立たない日本人の男どもにこそ、3キロぐらいのハンデをあげるべきだと思うのだが。

 9日のメインレース「阪神JF」でも、勝ったのはC・デムーロ騎乗のダノンファンタジーだった。やや強引な騎乗だったが、技術だけではない、ここぞというときのとっさの判断が、とても素晴らしい。

 今年の年末は、ルメールが、武豊の1年間の最多勝利数212勝を抜けるかどうかが、大きな楽しみである。私はギリギリ達成できると思うのだが。

 ところで12月5日、貴ノ岩が付け人を殴ったことが発覚した。この春にも貴公俊が付け人を殴り問題になった。

 元貴乃花部屋の弟子教育に問題があったのではないかという声が、相撲協会から上がってきそうである。

 せっかく貴景勝が優勝して、さすが貴乃花のガチンコ相撲はすごいという評判が出ていたのに、残念なことである。

 貴乃花は離婚後、無収入で大変だが、元妻・河野景子のほうは、1回60万円を超える講演が年に50本もあり、別れてからますます忙しいと新潮が報じている。

 なんでも貴乃花には住宅ローンもあり、「3億円近い借金が残っていてもおかしくはない」(新潮)そうだ。

 それに留学している娘2人の教育費もある。唯一アテにできるのは協会からの退職金と功労金だが、それも3,000万円から4,000万円程度だそうだから、焼け石に水。

 やっぱり、参議院選に出るしか道はないのかもしれない。

 お次もスポーツの話題。広島の主軸だった丸佳浩(29)が、巨人に移籍することが決まった。だが、文春によると、FAで巨人に移籍した選手は24人いるが、平均5年ほどで引退しているという。

 カネにあかして他球団のFA宣言した選手を獲りまくっている原巨人だが、また同じ失敗を繰り返すのではないか。

 先週のポストで元巨人監督の堀内恒夫氏が、「これは補強とはいえない」と手厳しく批判している。

 その典型が、来季は捕手だらけになるという補強の仕方。阿部慎之助を捕手に戻し、大城もいるし、宇佐美もいる。そこに炭谷まで1億5,000万円も払って獲得した。

 堀内氏はもっと補強すべきところがあるという。私も同感だが、菅野しかいない投手陣の補強をなぜしないのか。謎である。

 ジャニーズ事務所に異変が起きていると文春が報じた。ここには100名近いデビュー組がいるが、一方で、バックダンサーなどを務めるデビュー予備軍の約300名のジュニアがいるそうだ。

 そのジュニアの中で、1~2の人気を誇る「Love-tune」というグループの7人が、事務所を離脱すると発表したのだ。

 ジャニーズ事務所は、SMAPのように、移籍したり独立したりするタレント防止のため、契約書を交わそうとしたところ、彼らはサインを保留したという。すると、事務所側の対応が激変したそうである。

 ジュリー社長はこの件で会ってもくれなかったという。結果、7人は退所を公表することを希望して、事務所を出たというのだ。

 ジュニアといっても、20代後半の者も少なくないそうだ。これから大量離脱が始まるのかもしれない。

 文春は、片山さつき大臣を連続追及しているが、よくもまあ出てくるものだと感心する。今回は、2016年6月16日に名古屋市大須で、片山が愛知県事務所を開いた。その事務所は彼女のスポンサー所有のビルの一部屋だったが、賃料を記載していないというのである。

 文春のいうように片山氏は「スキャンダル創生担当大臣」という肩書にしたらいい。

 さて、12月6日に発生したソフトバンク携帯の大規模通信障害は、現代という時代がいかにシステムに依存し、それが脆弱であるかを知らしめてくれた。

 友人と待ち合わせたのに会えない、アイドルのコンサートに紙のチケットがなくて入れないぐらいなら「ソフトバンクのバカヤロー」と笑っていられるが、実はもっと深刻な事態が起きていたのではないのか。

 12月19日にはソフトバンクグループの「ソフトバンク(旧名ソフトバンクモバイ)」の東証1部上場がある。新潮によれば、これで調達できる額は約2兆6,000億円に上ると見られているという。スウェーデンやインドネシアの国家予算に匹敵する13兆円という莫大な借金を抱えるソフトバンクグループの孫正義社長にとっては、この上場にケチがつけば死活問題になりかねない。

 経済ジャーナリストの町田徹氏は、「孫さんは“あくなき膨張主義”で事業を拡大してきましたが、ここに来てダイエーの末期に似た危うさを感じます」といっている。

 このトラブルが孫時代の終わりの始まりになる。そんな予感がしてならない。

 新潮が少し前に、広島県から、殺処分対象になったワンコをすべて引き取り、里親に渡すNPO「ピースワンコ・ジャパン」が、ワンコたちを劣悪な環境で飼っていること、多くのワンコが死んでいることを報じた。

 そこが、先月20日に、広島県警に書類送検されていたというのである。県警に近い関係者は、「怠慢な広島県が主犯でピースワンコが共犯」だと話している。ワンコを食い物にしているNPOは、私も許せない。

 世界最高峰といわれる米バスケットボールリーグ(NBA)に、日本人の大器が入るそうだ。

 ベナン人民共和国の父と日本人の母親の間に生まれた八村塁(20)がそれだ。富山県に生まれ、バスケの強豪・宮城の名成高校へ進学し、全国高校選抜優勝大会で3連覇を成し遂げている。

 米国でプレーするために、英語の勉強を猛烈にして、現在はアメリカのゴンザガ大学の3年生。全米の大学の強豪が集うトーナメントで、優勝候補のデューク大学を撃破し、優勝した。八村はその中心選手としてMVPを獲得したという。

 203センチ、102キロでフォワード。来年6月のドラフトで、上位指名が確実といわれているそうだ。スター選手ともなれば年棒10億円超の世界。日本人初のNBAスーパースターが誕生するか、楽しみである。

 新潮が、二階俊博幹事長が昨年、14億円もの「機密費」を使っていたことが、政治資金収支報告書が公開されたことでわかったと報じている。

 このカネは、政策活動費として議員個人に支出された場合、その使い道を公開する義務がないそうだ。

 昨年10月の解散総選挙の際、5億円が幹事長に支出されているが、これは、選挙に出る候補者たちに配ったのではないかと、推測している。こうしたカネが二階の力の源泉のようだ。

 私は、「QUEEN」というバンドに興味を持ったことはなかった。一度もじっくり聞いたことはない。

 ボーカリストのフレディ・マーキュリーが中心で、彼は晩年、エイズに感染して発症し、1991年、私の誕生日の日、11月24日に45歳の若さで亡くなった。

 彼の人生を、歌と共に描いた伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』が、口コミで広がり、大ヒットしている。

 先週、私も見たが、ラストでマーキュリーが歌う『ボヘミアン・ラプソディ』がとてもいい。

「ママ~」と絶唱する姿が次第に涙で霞んでくる。曲自体は、長くて、意味不明なところが多くあるが、「ママ~」というのは、映画館を出てからも耳に残る。

 彼らは、日本が好きで、日本からの土産を部屋に飾っていたそうだ。

 改めて、アルバムを聞いてみた。『ボヘミアン・ラプソディ』は訳詞をいくつか読んでみたが、よくわからない。私の好みではないが、もう少し生きていたら、エイズから生還できたかもしれない。

 だがプレスリーが42歳。やりつくして燃え尽きたというべきなのだろう。

 現代は、トヨタ自動車が来年1月1日から、人事を大幅に変える「意図」を探っている。

 社長以下の執行役員を55人から23人に大幅に減らすそうである。

 これから来る大変革期に備えて、意思決定の迅速化を図るということのようだ。

 だが、その裏には、トヨタは工場の効率はいいのに、大卒エリートホワイトカラーの生産性が低いと常々いわれてきたそうだ。

 そうした背景には、当然ながら、莫大な資金力にものをいわせて、この業界に殴り込んできている、アマゾンやGoogleに対抗するために、研究費を絞り出すことが喫緊の課題だからであろう。

 世界のガリバーでも、ちょっと隙を見せれば二流メーカーに落ち込んでしまう。日産を他山の石として、トヨタの新たな人事制度がどう動くのか、注目ではある。

 秋篠宮が誕生日記者会見で、来年11月14日に行われる「大嘗祭」は「内廷費で賄うべきだ」と発言したことが話題である。

 宮内庁にはいったが、聞く耳もたなかったと手厳しく批判し、山本信一郎宮内庁長官は、「申し訳ない」と謝罪した。

 これに対して、賛否はあるが、相当な覚悟でこれについて述べたことは間違いない。
 しかし、宮内庁という組織はよくわからない。宮内庁が独特なのは、他の官庁の公務員は国民全体の奉仕者なのに対して、宮内庁職員は天皇家という家に仕える皇室の官吏だから、意識の持ち方が違うそうだ。

 また出世のルールも独特で、公務員試験をパスして採用されたプロパーの職員が、係長や侍従長、東宮大夫など最高幹部に出世することは絶対ないという。

 歴代宮内庁長官は戦前の内務省の流れをくむ総務省、厚労省、国土交通省、警察庁の4省庁の事務次官経験者が順番に就任するそうだ。

 こうしたことが、宮内庁をよくわからない、下々と隔絶しているのではないかと、批判されるゆえんであろう。

 今週一番切実に読んだのは、現代のエレベーターに閉じ込められた時、尿意や便意をどうするかという記事である。

 肛門や膣に力を入れたりする運動を、急にその中でやっても間に合わないだろう。

 どうするか? 恥ずかしがらずに周囲の人間に伝えるしかないという。

 なんだ、と思うだろうが、それしかないのだ。そういう場合のために「携帯トイレ」があればいいのだが、そうでない場合は、エレベーターの中に、最近は、「備蓄ボックス」が置いてあるところがあるそうだ。

 高齢者用のイスにも備蓄ボックスが設置されているそうだ。排せつ物から出るアンモニアは、体調に影響を与えるから、袋をきつく縛っておくといいそうだ。

 こうした目に遭いたくはないが、地震はいつ起こらないとも限らない。こうした準備と、心の準備はしておかなくてはいけない。

 文春は、この忙しい時期に、またまた小室圭の話題がトップである。冒頭は、彼がいかに真面目に授業に取り組んでいるかという報告。

 続いて、先日の秋篠宮の発言が、「お言葉の端々から怒り」がにじみ出ていたと宮内庁関係者に語らせ、圭に、本当に眞子と結婚する意志があるのかと改めて問うたのだとしている。

 この記事の新味は、小室家とわずか数キロの距離にあるところに、Yという、昔、小室家で暮らしていたという人物が登場したことである。

 小室母子が今でも信頼を寄せているY氏は彫金師だそうで、文春の取材に、「借金問題というが、本当は贈与じゃないのか」「小室さんに取材をするのは、やめてあげた方が良い」と話したそうだ。

 至極真っ当な意見だと思うが、なおも文春は、「渡米後も圭さんとスカイプで頻繁に話している」(皇室記者)眞子さんのことや、圭さんが信頼している、現在ロスに在住している国際弁護士・立川珠里亜氏が、テレビの電話取材に「彼は彼女のために立派に弁護士になろうと思っているし(略)人様に何も言われないように、立派に彼女を迎え入れようとしているんじゃないですか?」「彼女は彼の本質が好きなんですよ」と答えたことを、「皇族に対して“彼女”と呼ぶ態度には、違和感を覚えざるを得ません」と、皇室ジャーナリストにいわせている。

 私も、圭さんは、どこかの時点で会見を開き、眞子さんとの結婚について話すべきだとは思う。

 だが、このような、重箱の隅を突いてなんとか2人を別れさせようとしている週刊誌に、何をいっても無駄のような気もする。秋篠宮さん、こういう記事は読まないほうが、心の健康のためにもいいと思いますよ。

 フライデーは、今年7月に農水事務次官に就任した末松広行氏(59)が、部下の女性にハラスメントをしていたと報じている。

 大量のメールを送ったり、電話を繰り返して、食事に誘っていたというのだ。それも必ず勤務時間外で、時には深夜の2時3時だったりしたこともあったそうだ。

「仕事の打ち合わせがあるから今すぐ来い」といわれ、彼女は逆らえなかった。だが、そうしたハラスメントで、彼女は、休職寸前まで追い込まれ、人事部に相談したが、何ら手を打ってはくれなかった。

 結局、そうした行為は「末松さんがA子に飽きるまで続きました」(彼女から相談を受けていた親しい同僚)。フライデーの直撃に末松氏は、「全くない」と答えている。

 残念ながら、この話は03年ごろのことである。たしかに、ハラスメントを受けた側の心の傷が癒えることはないのだろう。だからこそ、事務次官というトップになったのを機に、こうした話が蒸し返されたのではないか。

 こうした人間は、同じようなことを、別の人間にもやっていた可能性が高いと思うのだが。フライデーは取材でそれを掘り起こし、証言の裏を取り、再び本人にぶつける。そうした執念深い取材を期待したい。

 ところで酒井法子、清原和博、ASKA。みな覚せい剤で逮捕された人たちだが、清原はやや覚せい剤の後遺症で悩んでいるようだが、のりピーは歌手活動が好調の様だし、ASKAは、5年ぶりにツアーを再開したそうだから、順調に回復しているのだろう。

 文春は、ASKAの今を追っている。ASKAは歌だけではなく、インターハイに出たこともある剣道に力を入れ、今年8月には四段に合格したそうだ。

 だが、彼を支えてきた奥さんと離婚し、愛娘でミュージシャンの宮崎薫(29)も、父親のために2年以上も歌手活動休止を余儀なくされたという。

 ASKAのために人生を狂わされた人たちがいる一方、彼と一緒に逮捕された愛人(41)とは半同棲生活を送り、彼女と結婚すると周囲に話しているという。

 主治医も、ASKAの体調に太鼓判を押しているそうだ。だが、文春で国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦医師のいうように、

「(覚せい剤=筆者注)依存症は別名『忘れる病気』ともいわれ、喉元を過ぎてそのことを忘れ、薬物と遭遇するライフスタイルに戻ってしまいがちです」

 挫折したヒーローやヒロインが復活すると、そのカネを目当てに再び売人たちが寄ってくるかもしれない。そのとき、彼ら3人を守って盾になる人間がいるのだろうか。

 さて、カルロス・ゴーン日産会長逮捕から、かなり日が経つが、聞こえてくるのは、「検察はゴーンを有罪にできるのか」という疑問の声のようだ。

 逮捕容疑は、2010年度から5年間に約100億円の報酬があったのに、有価証券報告書には半分の約50億円しかなかったと虚偽記載した「金融商品取引法違反」だ。

 新潮は、次の第二幕が上がり、直近の3年間でも同様に30億円をごまかしていた容疑で再逮捕される見込みだと書いていたが、10日になってその予言通り、ゴーンとグレゴリー・ケリーは再逮捕された。

 ゴーンは、退任後に日産からコンサルタント料や競合他社へ再就職しないための契約料名目などで、年10億円ずつ、トータル80億円を受け取ろうとしていたが、金商法では、将来の報酬でも、受取額が確定した段階で開示しなければいけないという。

 ゴーン側は、「受け取ることは未確定だから記載義務はない」と否認している。だが、退任後の報酬の支払いは確定していたという「雇用契約書」なる文書が存在し、長らく秘書室長を務め、2年前に三菱自動車に移った大沼敏明理事が、司法取引に応じて、その文書を特捜部に提出したと新潮は報じている。

 11月6日の朝日新聞も、退任後に支払うと、日産側とゴーンが結んだ合意文書を特捜部は入手し、この書面には、ケリー前代表取締役と西川広人社長兼CEOの署名があると報じている。

 その他にも、個人投資で損をした17億円を日産に転嫁した、姉に年間約1,120万円のコンサルタント料を払わせていた、レバノン、フランスなどの不動産を買わせ、個人の邸宅として使用していたなどの疑惑があるが、元東京地検特捜部副部長で弁護士の若狭勝氏は、こうした「特別背任」を立件するのは難しいと語っている。

 レバノンなどの豪邸も、年に一度でも商談やパーティをしていれば、業務上必要だったということができるし、姉へのコンサルタント料についても、業務について全く相談していなかったと立証するのは、ハードルが高いという。

 17億円損失については、公訴時効を過ぎている。そうなると、形式犯である金商法しか立件できないことになり、巻き起こっている欧米メディアからの検察批判がより大きくなることも考えられる。

 しかし、先週の現代で元東京地検特捜部長の石川達紘氏は、「ゴーン氏は、いろんなところで日産のカネを使っているんだから、問題があることは間違いない。有価証券報告書の虚偽記載についても、起訴は難しいという意見が出ているようだけれど、問題がある以上、検察は徹底的にやっていくしかない」と檄を飛ばす。

 だが、検察内部からも「逮捕は勇み足だったのではないか」という弱音が漏れ始めているそうだ。

 日産関係者も、ゴーン氏が逮捕され、いろいろな事実が明らかになっても「これほどまで検察が決定的な証拠を押さえていないなんて、びっくりだ」と嘆息しているそうである。

 新潮に戻ると、有罪無罪、どちらに転んでも、ゴーンの「100億円の老後」は安泰らしい。もし、退任後の報酬80億円が確定したもので、有価証券報告書に記載しなかったことで有罪になるとしたら、日産はその前提に従い「契約」を実行しなければならないし、無罪になれば大手を振ってカネをもらってフランスかブラジルへ帰るだろう。

 文春は、17億円を日産へつけ回した問題や、パリやレバノンの豪邸がゴーンの私邸として使われていたなどで、特捜部は「特別背任」でいくのではないかと見ているようだ。

 私は、ゴーン側が、特捜部のマスコミへのリークは「国家公務員法違反」ではないかと激怒しているという新潮の報道が気になる。

 警察や検察は、自分たちの有利になるようメディアを利用する。こんな悪いヤツは逮捕されて当たり前、有罪にすべきだという世論を作り出し、起訴&有罪に持っていくのは常とう手段である。

 少なくとも、否認し続ける容疑者は拘置し続ける「人質司法」を、今回のケースでやってはいけないこと、いうまでもない。

 今週の第1位はこれだ。売り家と唐様で書く三代目。昔から祖父さん、父親が築いてきた財産を、孫が道楽で喰い潰すというのが相場だ。政治家しかりである。

 安倍晋三、松野頼久(58)などは、その典型だと、私は思う。松野氏の父親・頼三氏には何度か会ったことがある。労働・農林大臣を歴任し、永田町の策士、ご意見番などといわれた。元海軍士官だけあって眼光鋭く、相手を射すくめるような物言いをした。

 だが、息子の頼久氏は、幼稚舎から慶應大学を出て、衆議院議員を6期務めたが、政治家らしくない「ワイシャツのボタンを常に二つも三つも開けたホスト風の姿」(新潮)が印象に残るぐらいだ。

 それも昨年の総選挙で落選し、ただの人になってしまった。その頼久氏の名前が久々、新潮のトップ記事に載った。

 彼の再婚した4歳年下の“美魔女風”妻が、柔道王、暴走王、ハッスル王として知られる、小川直也(50)と「W不倫」しているというのである。頼久氏の心境、察するに余り有る。

 この妻も再婚で、高級スーパーで買い物中に、彼女が松野氏に一目惚れして「逆ナンパ結婚」したそうだ。亭主好みのミニスカートにハイヒールで選挙応援をして、地元で話題になったというから、似たもの夫婦の様だ。

 2人の娘をもうけ、次女は2016年にミス日本グランプリに輝き、芸能界デビューを果たしている。

 だが、彼女は以前、「代議士じゃなくなったら離婚する」といっていたそうだ。だからか、落選してから夫婦仲はよくないらしく、現在は別居状態だという。

 主のいない渋谷区松濤の豪邸に、小川の姿がちょくちょく見られるというのである。小川にも糟糠の妻がいる。

 ちなみに、小川はバルセロナ五輪の銀メダリストで、1997年にはアントニオ猪木に弟子入りしてプロレスに転身、そこでも成功を収めている。新潮によると、「3、2、1、ハッスル、ハッスル」という決め台詞が流行語になり、当時の安倍幹事長が真似ていたそうである。

 11月上旬のとある日、小川と彼女は、彼女の運転する白いベンツを駆って、所沢の焼肉屋でデートをし、再び松濤の家に戻り、小川が出てきたのは2時間半後で、日付は変わっていたそうだ。

 11月中旬には、彼女が小川の自宅とは別に道場兼自宅として使っている茅ヶ崎に出向き、朝帰りしていた。

 新潮は「茅ケ崎で一夜を共に過ごしていましたね」と小川を直撃すると、小川は「覚えてないです。記憶にないです。全然、不倫なんて仲じゃないんで」と答えている。

 不倫相手の松野の妻を直撃すると、長女が、「2人は共通の趣味があってよく会っているが、『吉方取り』といって、北とか南、西へ行ってご飯を食べると運気がアップするために、方々へ行っている」と答えている。

 だが、新潮のいうとおり、「互いに家庭を持つ身の男女が、ふたりきりで頻繁に会うこと自体、両者の家庭に『吉』をもたらすとは思い難い」。最後は亭主の松野氏を直撃。

 離婚を話し合っているかについては、「私的なことなので」と否定はしないが、小川とのことは「いや、全く知りません」と答えている。

 頼久氏、父親から受け継いだファミリー企業を持ち、グループで2億以上の売上があり、別荘、自宅、別宅と資産家ゆえ、離婚も簡単ではないようだ。

【巻末付録】

 今週の見どころはポストの「宅配美女図鑑 『佐川女子』をお届けします」だな。営業職だけでなく、セールスドライバーの佐藤美姫さんなんかいいぞ。埼玉県に会いに行くかな。これでヘア・ヌードがあれば、ヤマトから佐川に移そう。この写真集、小学館から発売されるそうだ。売れるぞ、これ!

「あの頃のわたし/かとうれいこ-ハイレグを着こなす清純派」「エロ本黄金時代/エロ本が一番盛り上がっていた時代に私たちはそこにいた」。

 袋とじは「六九人のゆ、美熟女温泉へようこそ-ヘアヌード美女と混浴してみませんか?川島なお美、杉浦幸、脊山麻理子、青木りん、五月みどり」「『ご支援ヌード』の女神たち-撮影資金をありがとうございました」。

 現代は、「『週刊現代』を飾った女優たち2018-本誌でしか見られない珠玉のカット 松坂慶子、深田恭子、羽田美智子、吉岡里帆、浜辺美波」。袋とじは「『週刊現代』を飾った女優たち2018-スクープヌードセレク 山咲千里、あさいあみ、脊山麻理子」

 今週は佐川女子のポストの勝ち!!
(文=元木昌彦)

国民的歌手・谷村新司の晩年を狂わせた「息子のトイレ盗撮」と「スピリチュアル人間」の闇

今週の注目記事・第1位
「谷村新司(69)息子 トイレ盗撮で家族離散の哀歌」(「週刊文春」11/29号)

同・第2位
「強欲ゴーンVS.日産『離婚訴訟費用まで』」(「週刊文春」11/29号)
「『カルロス・ゴーン』の『酒』と『女』と『社食ラーメン』」(「週刊新潮」11/29号)
「カルロス・ゴーンをぶった斬れ! 西川社長『極秘告発部隊』の236日」(「週刊現代」12/8号)
「日産経営陣は『独裁者ゴーン』とこう戦った」(「週刊ポスト」11/7号)

同・第3位
「『プーチン』の寝技に誘い込まれた『安倍総理』」(「週刊新潮」11/29号)
「国後、択捉を失った『安倍ファースト』外交の罪」(「週刊文春」11/29号)
「『北方領土は“2島”でいい』もはや安倍首相は歴史に“名前”を残したいだけだ」(「週刊ポスト」12/7号)

同・第4位
「安倍内閣が処分したい『片山さつき』から『ダイオキシン』」(「週刊新潮」11/29号)
「『片山さつき“国税口利き”現場を私は見た』」(「週刊文春」11/29号)

同・第5位
「ちょいワル雑誌名物編集長(67)の“極悪”倒産」(「週刊文春」11/29号)

同・第6位
「東京五輪を襲う中国ダークウェブ」(「ニューズウイーク日本版」11/27号)

同・第7位
「しゃぶしゃぶ鍋に顔を突っ込む『芸能プロ社長』凄絶パワハラの証拠動画」(「週刊新潮」11/29号)

同・第8位
「中国製の器具を使ってニッポンは金メダルゼロ」(「フライデー」12/7号

同・第9位
「ライザップ『瀬戸社長』慙愧を語る」(「週刊新潮」11/29号)

同・第10位
「東京医科歯科大『学内乱倫トラブル』」(「週刊ポスト」12/7号)

同・第11位
「新垣結衣『AIアダルト乱行動画』」(「週刊アサヒ芸能」11/29号)

同・第12位
「『体にいい酒』『体に悪い酒』知らなかった本当のこと」(「週刊ポスト」12/7号)

同・第13位
「桑子真帆アナ 2度目の紅白総合司会は『ポスト有働』の“実技試験”!?」(「週刊ポスト」12/7号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 先週は、カルロス・ゴーン逮捕のニュースで持ちきりだったが、残念ながら、週刊誌にはタイミングが悪く、「突っ込んだ」だけで、新情報はなかった。

 週明けの現代、ポストはどうかと見たが、どちらも巻頭は「主治医を信じてるけれど、別の医者の『別の意見』も聞いてみる」(ポスト)、「平成が終わる日」(現代)。おいおい、お前たちは週刊誌じゃないのか。いつやってもいい暇ネタをトップにもってくる、その神経が私には理解できない。

 編集者は時代に敏感でなければいけない。そう私は教わってきたし、教えてきたつもりだが。愚痴はいうまい嘆くまい。気を取り直していくぞ!

 NHKの『ニュースウオッチ9』の桑子という女子アナは、なかなかいい。『報道ステーション』の女性アナより、自然体だし、時々、視聴者を睨みつけるような眼がまたいい。

 ポストによると、今年も紅白歌合戦の総合司会をやるそうだ。この司会を有働由美子もやって、NHKの顔になった。今回、桑子が上手く仕切れば、ポスト有働は彼女に決まりだそうだ。

 私にはどうでもいい話だが、NHKの顔だったはずの有働が、日本テレビの夜の顔になろうと頑張ってはいるが、視聴者からはあまり好感を持って受け入れられていないようである。

 やはりNHKと民放は、何かが違うようだ。桑子アナはNHKを出ないで、『ニュースウオッチ9』のメインキャスターになってもらいたい。

 これからは忘年会シーズンだという。サラリーマンでなくなってだいぶ経つから、そういう感覚はなくなったが、これからは燗酒がうまくなるシーズンではある。

 ポストは、これまでいわれてきている酒に対する考え方に、異論を唱えている。なかでも、休肝日はいらないという。これは読まなくては。

 休肝日があることで、その日以外はたらふく飲むことがいけないのはわかるが、大量に飲む、禁酒、大量に飲むというよりは、毎日飲む方が健康的だというのだ。

 理由はよくわからないが、休肝日が必要ないということだけ覚えておこう。

 とりあえずビールとは、皆で飲むときの定番だが、これは理に適っているそうだ。空腹時に強い度数の酒を飲むと、内臓に負担がかかるという。またビールに含まれている炭酸ガスは、胃液の分泌を促進するから、消化を助け、食欲増進にもなるそうだ。

 晩酌より昼飲みのほうがいい。ダラダラ飲んだほうがいい。ビールは痛風に悪いというのは「心配し過ぎ」だといろいろあるが、考えすぎて酒をまずくするより、何も考えずに飲んだほうが、心の健康にはいいということである。今夜も飲もうぜ、ご同輩!

 新垣結衣が3P乱交している! パソコンの画面を見ていて「驚愕する」人が続出しているとアサ芸が報じている。

 なんでも、インターネットの動画サイト「F」に1分余りの動画が2本アップされていて、タイトルには「本気で感じてしまう新垣結衣」「アヘ顔晒す新垣結衣」とついているそうだ。

 ITジャーナリストの井上トシユキ氏によると、

「それは『ディープフェイク』と呼ばれるAI(人工知能)で精巧に作られた動画です。狙いをつけた人物のデータを集めてAIに学習させ、もともと存在する動画の顔だけを有名人にすげ替えて、あたかも自然に見えるよう合成しています」

 その他にも広瀬すず、吉岡里帆、吉田羊などもあるそうだ。

 名誉棄損で訴えられることもあると思うが、とりあえず、吉永小百合はないだろうか。なかったら私用に作ってもらえないだろうか。もちろん使う顔は「夢千代日記」の頃のものがいいな。

 これからは、こうしたAVが主流になるのかもしれない。本人たちには迷惑だろうが。

 ポストによれば、婚約中の女性歯科医が、職場の先輩歯科医と関係を持ったことを恨み、男がその歯科医を切りつけるという事件が昨年5月に起きた。

 その病院が東京医科歯科大だったが、またも男女のトラブルを同大学が抱えているというのである。

 今度は、ボート部の現役学生と、そのコーチの妻が「不倫関係」に陥り、コーチは、その学生を訴えると息巻いているというのである。

 当該の学生は、そういう関係にあったことは認めるが、慰謝料は払えないので、弁護士と相談させてもらっているという。

 このコーチは、大学側にもこのことを話したそうだが、原田和幸弁護士によると、これは犯罪ではなく、プライベートなことだから、不倫された側が大学や会社に通告するというのは、名誉棄損に当たる可能性があるそうだ。

 ゴキブリではないが、1つ見つかると、何匹もいるのと同じように、同大学には「不倫体質」のようなものがあるのかもしれない。

 一度、虫干しをしたほうがいいのではないか。

 ところで、日曜日の話題は、貴景勝の優勝と、3歳牝馬・アーモンドアイの「ジャパンカップ」ぶっちぎり勝利であった。

 貴乃花部屋を潰し、力士たちは涙ながらに部屋を移った。その一人、貴景勝が賜杯を手にしたのだから、皮肉なものである。

 賞状を渡す八角理事長の顔が歪んで見えたのは、私の錯覚だろうか。横綱のいない場所ではあったが、貴景勝のガチンコ相撲は、貴乃花の恨みが乗り移ったような凄みがあった。

 この勢いで行けば、ケガさえしなければ大関は狙える。

 今や日本競馬界の顔になったのは3歳牝馬・アーモンドアイである。1番人気でオッズは1.5倍。

 相手は、超はつかないが、どれもG1を勝った実力馬がそろった。もしかすると惜敗もあるかなとレースを見ていた。スタートは互角に出て、逃げるキセキの4番手。4コーナーを周ると、インからじわじわ上がっていってキセキの直後につけて坂を上がる。

 キセキの川田が懸命にムチを入れるのを横目で見ながら、並んでかわす。3番手以降は懸命に追いかけるが、差は開く一方だった。

 最後は馬なりでキセキに1馬身半の差をつけゴールイン。楽々勝ったことにも驚いたが、タイムが表示されてどよめきが起きた。

 何と2分20秒6のレコードタイムである。競って来る馬がいたらどこまで記録を伸ばしたか。秋華賞ではなく、凱旋門賞に出ていたら、そう思わせる走りを見せてくれた。

 史上最強牝馬という称号は、史上最強馬と変わった。平成の終わりに、とてつもない馬が出てきたものだ。

 このまま日本に置いておくのはもったいない。年明けから、フランスへでも連れていって、向こうで何戦かやらせて、凱旋門賞に挑戦してほしいものである。

 さて、案の定というか、RIZAPグループの経営危機が発覚し、同社の株は2日続けてストップ安になってしまった。無理もない、2019年3月期通期の業績予想は、純損益が70億円の赤字、営業損益は32億円の赤字に転落すると、瀬戸健社長(40)が発表したのだから。

 これまでは、本業よりも、M&Aを繰り返して成長してきたのを、カルビー会長からRIZAPに転じてきた松本晃代表取締役が、M&A自体を全て止めるべきだと進言したのだ。

 瀬戸社長は新潮で、「買収した企業が増えるにつれ、買収先への経営人材の派遣などが手薄になったのは間違いない。そこは素直に反省しなければならないと思っております」と語り、「今回の件でご迷惑をおかけした皆様の信頼回復に向けて不退転の覚悟で構造改革を行う」と決意を述べている。

 役員報酬も営業利益が230億円を越えるまで自主返納するという。だが、売上よりもCM放映料のほうが多いのではないかといわれるRIZAPが、自転車操業を一度止めたら、転倒することにならないのだろうか。

 フライデーで、体操の白井健三(22)の父親・勝晃氏が、中国の器機は危険だと告発している。

 先月25日からドーハ(カタール)で行われた体操世界選手権で、3連覇がかかっていた白井は床運動で銀、内村航平(29)も鉄棒で銀、前回優勝の団体では銅に終わった。

 その原因が、中国のメーカー「泰山」にあるというのである。過剰に硬いのに、まるで反発がない。勝晃氏がこう話す。

「健三は幼少期からトランポリンでジャンプをしていた影響で、演技中に踵が床に着かないクセがついた。(中略)ただその反面、ウサイン・ボルト並みの数値と認定された、並みはずれた跳躍力にも繋がっています。(中略)ただ今回、H難度の『シライ3』を繰り出していたら、選手生命が危ぶまれる可能性すらあった。健三の『心が折られるような器具だった』という発言には、本当に胸が痛みました」

 得をするのは、この器具を使い慣れていた中国選手だけだった。スポーツライターの小林信也氏はこう指摘する。

「今のスポーツ界では、国の政治力や商業的な要素が強くなりすぎている。その結果、“アスリートファースト”の精神が弱まり、選手たちが十分なパフォーマンスを発揮できない状況になっている」

 東京五輪では、このメーカーの器具を使わないことが決定したそうである。

 ワイドショーで、芸能プロの社長に、首をつかまれ煮えたぎった鍋の中に顔を漬けられる動画が、流された。これは新潮が提供した動画だが、もはやパワハラという次元ではなく、殺人未遂ではないのか。

 起きたのは2015年12月。加害者の社長は当時25歳、被害者の従業員は23歳だった。社長から「面白いことをやれ」といわれたが何もできないので、一気飲みをさせられ、挙句に、鍋に顔を突っ込めといわれたというのだ。

 この従業員、火傷は1カ月程度で治ったそうだが、損害賠償は要求していなかった。今回、新潮に話したことで、提訴するというのだが、遅すぎないか。

 渋谷区内で事務所を構え、若年層に人気の女性タレントや元モデルなどが所属していたらしいが、新潮の取材後、そこからいなくなったそうだ。

 次は東京五輪の話。中国政府系のハッカーが、ここをめがけて攻撃してくるとニューズウイーク日本版が報じている。

 中国のハッカーが、技術力に定評のあるロシアのサーバー攻撃ツールを購入し、その額は約1年余りで3億ドルにもなるといわれているそうだ。中国は00年に、「ネット・フォース」といわれるサイバー攻撃部隊を創設しているが、その予算は150万ドルだったという。

 そうした攻撃に対して、日本の対応は非常にお粗末である。ニューズもこう指摘している。

「日本の不安要素は多い。パソコンを使ったことがないと認めているサイバーセキュリティ担当大臣が、関連法案や対策案をほとんど理解すらできないという事実だけではない(この大臣は五輪担当でもある)。日本にはダークウェブに仮想エージェントを送り込める情報機関もない」

 安倍首相は、本気で東京五輪を成功させようと思っているのだろうか。

 雑誌界の話題を一つ。01年に主婦と生活社が創刊した「LEON」は、ちょいワルオヤジというコンセプトが受け一世を風靡した、そうだ。

 これを立ち上げた編集長の岸田一郎氏は、一躍名物編集者として脚光を浴びた。主婦生を離れた岸田氏が、旅行代理店のH.I.S.などから出資を受けて創刊したのが「GG」(ゴールデンジェネレーションズの略)だった。コンセプトは「ちょいワルオヤジの余生快楽誌」。だが、時代は変わってしまっていた。

 下流老人が増え、老後破産がたびたびニュースになる中で、贅沢志向の雑誌は苦しいだろうと、私は見ていたが、案の定、創刊時から赤字を続けてきた「GG」は、総額1億3,000万円を超える負債を残して、10月16日、突然休刊が発表された。

 印刷所はもちろん、編集プロダクション、執筆者たちへの原稿料の未払いが、業界内では大きな問題になっている。

 文春によれば、編集部員からは、岸田氏の部下に対する激しいパワハラ、色あせていた岸田ブランド、クライアントたちからは「あいつがいる限り広告は出さない」といわれたなどという怨嗟の声が上がっているそうである。

 それに、休刊前の9月に、「俺は疲れたわ、後は任せた」と、さっさと編集長を退任し、取締役も退任していたというのである。

 制作スタッフの一人は、「岸田さんは自分も被害者だと思っているようですが、編集長として雑誌を主導してきたのは事実」だと難じている。

 確かに、「GG」を出す会社を立ち上げ、取締役になり、編集長としてやりたい放題やって、倒産する前に逃げ出したのでは、無責任というそしりを受けても致し方ないだろう。

 どんなに優秀なワンマン編集長でも、一人で雑誌は作れない。編集長の意を汲んで動いてくれるスタッフが、最低でも2、3人は必要である。

 それなのに、パワハラで部員が次々辞めていったというから、そもそも編集部の体を成していなかったのだろう。岸田氏に資金を提供した一人、ベンチャーの草分けともいうべき西和彦氏が、こういっている。

「名物編集長も老いてしまったということじゃないですか。肉体的にではなく、編集者としての精神性でしょう」

 私も70歳の男だけに限定にした雑誌を創刊しようと考えている。だが、自分でもびっくりするほどの記憶力や気力の衰えは、昔のように「見る前に跳べ」というわけにはいかない。

 私も、雑誌作りに失敗すれば、結局、あいつはヘア・ヌードだけしかできなかったなと、いわれるだろうな。

 新潮いわく「安倍内閣の産業廃棄物」状態になっている片山さつき地方創成大臣だが、今回は静岡県御前崎市で、片山大臣が誘致に尽力した産廃処分場が大騒動を巻き起こしているというのだ。

 登場するのが御前崎市の阿南澄男市議で、片山の秘書の肩書も持っている。彼が昨年11月、産廃処分場を誘致する文書を地元で配り、住民はそれで初めて知ったという。

 大手産廃業者の「大栄環境」(神戸市)が処分場を建設するのは、地区住民の「財産区」といわれる場所で、市長が選任する7人の管理会が利用法を決定することになっているのだが、7人のうち4人が阿南市議の息がかかるっているそうで、賛成多数で決めてしまったというのである。

 現地で反対運動を展開するメンバーが、その処分場にはC型肝炎やエイズなどの治療に使われた医療廃棄物まで県外から持ち込まれるというので、住民は不安を募らせていると話している。

 阿南市議は原田昇左右元建設相の秘書を務めていた。浜岡原発利権などを受け継ぎ、建設業者は彼のいいなりだそうだ。この処分場には4年間にわたって市が補助金1億円を支給することも決まった。阿南市議のファミリー企業が施設の保守点検を請け負うというから、住民無視のやりたい放題である。

 新潮によれば、当然ながら片山大臣にも、それ相応の見返りがあるという。処分場が排出する焼却灰を再処理する会社と関連会社から、片山が代表を務める政党支部が、16年の収支報告書によると100万円の寄付を受けているそうだ。

 片山大臣は新潮に対して、阿南市議がやったことで、私は知らないというが、「大栄環境」の金子文雄社長は、阿南市議から片山大臣を紹介されたといっているし、片山のパーティ券を買ったことも認めている。

 文春では、片山の後援会の役員だった人間が、国税に口利きをした現場を見たと、話している。身内からも造反の火の手が上がり、片山大臣の厚化粧で隠されていたウソが次々に暴かれていく。

 さて、安倍首相が「1956年の日ソ共同宣言を基礎として、プーチンと平和条約交渉を加速させる」と発言したことが、さまざまな批判や憶測を呼んでいる。

 共同宣言を原点だとすると、条約を結んだとしても、北方領土四島返還ではなく、歯舞、色丹の二島しか返還されないことになる。

 この問題に詳しい鈴木宗男氏は、「大きな前進だ」と評価しているが、「四島返還を自ら放棄した」(木村汎北海道大学名誉教授)という批判も多い。

 これでは保守層を基盤にしてきた安倍首相は、反発を喰うのではないのかと思うのだが、そうではないという見方も多いようだ。

 四島一括返還は裏切られたが、やはり安倍だから二島返還ができたではないかと受け入れ、大きな打撃にはならないというのである。

 私は、参議院選の前に、なんでもいいからぶち上げようという安倍首相の焦りを感じてならない。これまで犬猿の仲だった中国・習近平主席にすり寄り、トランプ、プーチンの愛玩動物と化している安倍は、とても日本ファーストと考えているとは思えない。首相の座にしがみつき、あわよくば4期目も目指そうとするのは、いったいなんのためなのか。目的を見失ったため、移民法改正もそうだが、場当たりとしか思えないものを出して、国民の目をごまかしていく手法しか取れない、私はそう見ている。

 ポストは、安倍首相が、2島返還でもいいやと考えるようになったのは、残り少ない任期で、4島返還にこだわれば、平和条約を締結するのは難しい、拉致問題も、全員帰国は難しいから、北朝鮮側から内々でいってきている2人を帰国させることで妥協しようとしていると見ている。

 それは、そうすれば平和条約を締結した北朝鮮との間にある拉致問題を“解決”し、国交正常化をした首相として、歴史に名が残ると考えているからだと指摘する。

 もはや、何もできなくなった安倍首相は、どんな形でもいいから、歴史に名をとどめたいという「願望」だけで、首相の椅子にしがみついているというのだ。まあ、そんなところが本音なのだろうが、まずいのは交渉相手にそれを見透かされていることである。

 さて、ゴーン逮捕は朝日新聞のスクープであった。衝撃という言葉がこれほどふさわしいニュースはなかった。

 だが、文春、新潮にとっては最悪のタイミングだった。だが、ニュース週刊誌の底力を見せてもらった気がした。11月21日(水)の新聞広告のことである。

 文春は「強欲ゴーンVS.日産『離婚訴訟費用まで』」、新潮は「200億円荒稼ぎ!『カルロス・ゴーン』の『酒』と『女』と『社食ラーメン』」と右トップに特筆大書してあるではないか。

 ゴーン逮捕の一報が流れたのは19日、月曜日の夕方であった。今週は金曜日が祝日のため、両誌の発売は1日早い21日である。したがって、ほぼ校了という段階で、この衝撃的なニュースが編集部に飛び込んできたはずだ。

 私にも経験があるが、これを入れるか入れないか、瞬時の判断を編集長は求められる。入れるとなれば、即刻取材を開始し、まとめ原稿を印刷所に入れて、校了するのは深夜になる。酒も呑めない。これが辛いのだ。

 今は、もっとスピーディなのだろうが、取材する時間は今も昔も同じである。しかも、文春はこれを巻頭に持ってきた(新潮は後半)。失礼だが、内容は両誌とも新味はない。文春は以前、独占告白させたゴーンの前妻・リタ・ゴーンさんの電話インタビューだけが、新情報といえるだろう。彼女はこういっている。

「おカネに関しては、カルロスは正しいことをしたことがありません。高額な所得を隠すために、色々なことをしていた。今回の逮捕は、彼のような人間には当然の結果だと思います。彼の弁護士から『俺は(税金などについて)魔法を使える』と自慢されたこともある。カルロスはお金(ママ)に関する感覚がおかしい。(中略)日本での逮捕を機に、フランスでも何か出てくるでしょう。あの国は税や所得関連の不正を探すのが得意だから」

 かなり冷たいいい方だが、離婚に当たってそうとうゴタゴタし、その後も、2人の間のことをべらべらしゃべったことで、ゴーンがレバノンの裁判所に、高額な賠償金を払うよう求めたことなどが、尾を引いているのであろう。

 世界第2位の自動車産業のトップ、レバノンの英雄、ブラジルでは大統領候補ともいわれていたという「大物」の逮捕は、これからどう推移していくのだろう。

 今回は6月から始まった日本版「司法取引」で、日産内部の人間たちが捜査に協力したと報じられている。これについて東洋経済オンライン(11月21日)で田上嘉一弁護士がこう書いている。

「司法取引によって免責されるのはあくまで刑事責任にすぎない。前述の取締役の善管注意義務違反(過少申告の事実を知りながら作成に協力した)に基づく責任などは、司法取引によっても免れるわけでない。いかにゴーンに権限が集中していたとはいえ、これだけの報酬差額が生じていたにもかかわらず、不正を見抜けなかった、もしくは見過ごしていたのだとすれば、企業のガバナンスとして大きな支障があることは間違いなく、他の経営陣も何らかの責任追及は免れないのではないだろうか」

 ルノーに吸収される話が進んでいたため、それを是としない日産幹部たちのクーデターという見方もあるが、捜査が進めば、西川広人日産社長を含めた幹部たちも無傷ではいられないはずだ。

 ゴーンショックは、フランス政府まで巻き込んで国際問題に発展すること必至である。

 現代、ポストは、十分に取材する時間があったにもかかわらず、誌面にこれはと思う情報はない。

 取材力が落ちているのか、この事件の何について読者が知りたがっているのかを把握してないのではないか。

 この事件は、日仏関係にも大きな影響を及ぼすとともに、日本の自動車産業がどう生き残るのかの試金石になるはずだ。

 ぜひ、いいノンフィクション・ライターをつけて、総力取材をすべきだと思う。新聞とは違う、斬新な切り口で連載し、まとめて本にすべきだ。

 今週の第1位は、ゴーンショックがなければ、もっと話題になっていたはずの文春の記事に贈る。

 歌手の谷村新司(69)の息子(40)の「トイレ盗撮」騒動である。

 冒頭、谷村が謝るシーンで始まる。

「原因を作ったのは崇(仮名)だし、それでどれだけの人に迷惑をかけているのか。こんなことを二回もして。一回目ももちろんそうだけど二回目をやった時は何を考えているんだ、と思った。死に物狂いで働け、と言っていたのに……」

 事務所関係者たちが固唾を飲んで見守っている前で、谷村は「親としてやるせない。本当に申し訳ありません」。そう口にすると、涙を浮かべながら頭を垂れたという。

 これは文春が目撃したのではなく、事務所の人間が文春に話したものである。

 いまさら谷村の歌手としての凄さを、縷々述べても致し方ないだろう。歌手としてだけではなく、日本と中国の友好にも長年尽力してきた。今年北京で開かれた日中平和友好条約40周年を祝う式典でも「昴」を歌い、名門・上海音楽学院の名誉教授でもあり、中国では絶大な人気を誇るそうだ。

 家の外では暖かい風が吹いていても、家の中はこのところ冷たい嵐が吹き荒れていたという。

 谷村には、無名の頃、彼を助けてくれた妻のほかに、歌手の長女(38)と自称アートディレクターの長男がいる。

 02年に谷村は個人事務所「ダオ」を設立し、妻が代表取締役、谷村、息子、娘が取締役に入っている。谷村はこれまでも折に触れて、家族への思いを語ってきた。

 だが、3年ほど前と今年の春、ある事件が起きて家族はバラバラになったという。谷村の息子が、事務所の女子トイレにカメラを設置して、女性スタッフのことを密かに撮影していたことが発覚したのである。

 それを被害女性の知るところとなり、彼女は「こんな事務所では働けない」と大問題になった。当然だろう。

 谷村が内々で収めるべく、スタッフを説得し、彼女も我慢してくれることになったというのだ。だが、これで一件落着ではなかった。

 谷村は、息子を有名私立校に入れてエスカレーター式に大学までいかせ、卒業してからも事務所に入れて、仕事も与えてきた。

 同じ高層マンションに部屋まで持たせ、甘やかし続けてきた息子が自立などできるはずはなかったのだ。

 息子を事務所から退社させ、盗撮事件についてはかん口令を敷き、息子夫婦を京都へ移り住むようにしたそうだ。だが、経緯を知らなかった妻は、後で事実を知らされ、苦しみぬいた末に、子どもへの影響を考えて離婚に踏み切ったというのだ。今年7月のことだった。

 その際、谷村は、「不愉快な思いをさせてしまった」と詫び、子どものために月々50万円を生活費として払うといったという。

 だが、後日、谷村はこの約束を反故にしてしまったそうだ。彼女は2人の子どもを抱え、元夫から送られてくる月数万円の養育費では生活できず、働いているという。

 このほかにも、谷村の事務所に名を連ねているスピリチュアルな力のあるという人間に、谷村は「先生」と心酔している話もあるが、ここは割愛。

 家の顔と外の顔の違いのある谷村に、娘は反発し、昨年2月に結婚したが、以後、音信不通だという。文春の直撃に谷村は、こう答える。

 長男の盗撮事件については、「お話しすることは何もありません」。家族が一家離散状態にあることについては、「ええ、それは自由にお考えいただいて、はい」。

 今、病に臥せっている長嶋茂雄の家もそうだったが、国民的歌手とまでいわれる谷村の家も、外からは窺い知れない「修羅」を抱えていたようである。

【巻末付録】

 ポストから。巻頭から西田幸樹の「なおん。」今回は「すっぴんNUDE 小阪有花」。ミスマガジンのグランプリに輝いたこともある元人気グラドルが、7年ぶりに脱いだそうだ。ヘア・ヌードはないが、30越えでも綺麗なカラダである。

 後半は「湯めぐりエロス 仲村美海」「美熟女温泉へいらっしゃい」。私の好みは仲村美海。張りのあるボディは、新鮮なエロスを感じさせる。

 現代は、「写真家・池谷朗が愛した女優たち」で、岡田奈々、叶和貴子、大場久美子など。やはり叶はいいね。

 袋とじは「これがいま一番美しいカラダだ 永岡怜子 神が宿るヘアヌード」。

 永岡はなかなか野性味のある女性だ。こんな女性に挑まれたら、今の草食男は、引いてしまうのではないだろうか。

 というわけで、今週はともに決め技なしで、引き分けだな。
(文=元木昌彦)

眞子さま結婚問題、週刊誌の「小室圭さん叩き」が止まらない! 2人の本心は……

今週の注目記事・第1位
「『イッテQ!』手越祐也カリフラワー『祭り』にもデッチ上げ証言」(「週刊文春」11/22号)

同・第2位
「片山さつき スキャンダルが止まらない」(「週刊文春」11/22号)
「『片山さつき』と『産業廃棄物』」(「週刊新潮」11/22号)

同・第3位
「後藤田正純(49)衆院議員が結婚詐欺で訴えられた」(「週刊文春」11/22号)

同・第4位
「靴をつくらない靴職人 花田優一が芸能事務所をクビになった理由」(「フライデー」11/30号)

同・第5位
「『テレ朝』が原爆バンザイ『BTS』排除の論理」(「週刊新潮」11/22号)

同・第6位
「『海を汚さないで』発信でも『ローラ』はプラスチックで生きている」(「週刊新潮」11/22号)

同・第7位
「小室圭さん卑猥ポーズ写真の波紋と秋篠宮さま『五つの宿題』」(「週刊文春」11/22号)
「小室圭さん(27)宮邸招き入れ事件! 眞子さま(27) 皇后美智子さま(84)『厳重警告』」(「女性セブン」12/6号)

同・第8位
「『オレはカーペンター』汗だく桜井義孝が直撃に『訴えてやる』」(「週刊文春」11/22号)

同・第9位
「ビートたけし『人生最後の夢』破れる」(「フライデー」11/30号)

同・第10位
「ビートたけし『21世紀毒談特別版』バラエティ番組論」(「週刊ポスト」11/30号)
同・第11位「男はなぜ深田恭子と不倫したくなるのだろう?」(「週刊ポスト」11/30号)

同・第12位
「『時効』になる前に気がつくべきカネ」(「週刊現代」12/1号)

同・第13位
「『降圧剤』と『肺がん』」(「週刊ポスト」11/30号)

同・第14位
「九兵衛VSオークラ テナント料をめぐる『3年戦争』の行方」(「週刊ポスト」11/30号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は日テレ『イッテQ』の話題で持ち切りで、他に目ぼしい話題はないようだ。

 その週刊誌界に衝撃が走っている。ABCが2108年1月から6月までの雑誌販売部数を発表したのだ。

 主だった週刊誌が軒並み部数を落としているのは予想されたことだが、想定外のひどさである。

 週刊文春は週刊誌1位の座を守ったが、33万5,656部で、前年同期比で90.13%の落ち込みである。これは前任者の新谷編集長がいた頃だから、次々にスクープを発信しても、部数の下落に歯止めはかけられなかった。

 2位は週刊新潮。ここだけは前年同期比で101.64%と唯一部数を伸ばし25万1,403部。一時の低迷期から少し上向いてきたのかもしれない。

 その次に異変が起きた。3位に週刊ポストが入ったのである。21万1,336部で前年同期比97.24%。

 そのポストの軍門に下ったのが週刊現代だ。何しろ前年同期比で79.15%。実に20%を超える部数減である。発行部数は20万9,025部まで落ち込んだ。

 ポストと並んで、老人健康雑誌に特化した誌面づくりを推し進めてきたが、ポストにはその効果が出たが、現代はポストに食われ、部数を急降下させてしまった。

 週刊誌全体でも楽観できる状態ではないが、特に現代は深刻である。

 フライデーは9万2,112部で前年同期比73.06%、週刊プレイボーイが7万9,675部で前年同期比は92.01%、週刊朝日が7万7451部で前年同期比は94.26%。

 かつては国民雑誌といわれた文藝春秋も部数減が止まらず、23万8,288部で前年同期比が96.54%。

 目ぼしい雑誌で前年同期比100%越えは、ハルメクとレタスクラブで、ともに113%で、ハルメクは17万5,972部、レタスクラブは16万6,654部。ともに50代60代がターゲットのオバサン雑誌であるが、この層へ向けた雑誌が好調である。

 今一つ目立つのは、宝島のファッション誌が好調なことであろう。市場占有率が27%で、8年連続でトップのシェアを誇る。ABCに加盟している雑誌の実売合計が142万5,100部と、39の出版社の中でトップである。

 ブランド物のトートーバッグなどを欲しい購読者が多いのだろうが、今やこうした付録をつけない雑誌は勝負にならないだけに、宝島商法は今のところ好調のようだ。

 では本題に入ろう。

 ホテルオークラといえば帝国ホテルと並んで、日本を代表する老舗ホテルである。

 しばらく改装で本館を休んでいたが、来年9月には開業するという。

 それを前にして、オークラ側と激しいバトルを繰り広げているのが寿司店「九兵衛」だと、ポストが報じている。

 新しくオープンする新ホテルには入れず、別棟のアーケードに入れといわれたそうで、「高級店の格を著しく貶められた」と訴えたというのだ。

 新しいホテルには、政治家御用達の「山里」がある。それに、その隣にオープンする寿司屋は、九兵衛で修業した人間だという。

 つまり、弟子の寿司のほうがいいと、オークラ側が判断したということになる。

 九兵衛側の怒りも分からないではないが、私は、まあ、順当な判断ではないかなと思うのだが。

 銀座の「九兵衛」本店に行けば分かるが、大店で、いくつもの小部屋があり、そこのカウンターで寿司を食べさせる。

 つまり何人もの寿司職人がいるのである。すきやばし次郎を出すまでもなく、本当にうまい寿司を握れる職人は、そうはいない。

 次郎では、彼の寿司は食べたいが、他の人間のは嫌だという客が多くいる。昔は、私も少しツテがあったので、何とか次郎さんの前に座らせてくれと頼んでくる友人がいた。

「九兵衛」は本店以外にもいくつかのホテルに出店しているから、次郎さんクラスとはいわないが、腕のいい職人を相当数抱えていなければいけないはずだが、それは無理というものであろう。

 座って、軽く酒を飲んで一通り寿司を食べて3万円というのは、私にいわせれば「べらぼう」である。

 いい寿司屋でも、握れるのは一人か二人。これが常識である。この際、「九兵衛」側も、考え直すときではないか。私はそう思う。

 さて、ポストの医療特集から。私は長い間、降圧剤を飲み続けている。

 それもあってか、上は130、下は70ぐらいで安定している。だがポストによると、降圧剤を飲み続けていると、肺がんになる確率が上がるというのである。

 当該の降圧剤は「アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬」で、カナダの研究グループが1995年から2015年までに約100万人の追跡調査をしたところ、同じ降圧剤のARBを服用した患者より、肺がんの発生率が14%高かったそうだ。

 ACEとは、現代によれば、イミダプリル、エナラプリル、ペリンドプリルをいうらしい。

 私のは違うようだが、これを飲むと「コホコホ」と軽い咳が出るそうだ。これは誤嚥性肺炎の予防にもなるそうだが、肺がん細胞の増殖を促す働きもあるそうだ。

 薬は効果があればあるほど、副作用も強いといわれる。参考にしたほうがいいのだろう。

 さて、現代で唯一、読んでみたのが、時効になる前に気づいておくべきカネについての特集。

 私の母親の死後、困ったのは、銀行の貸金庫を簡単に開けられなかったことだった。

 そのために、戸籍を取ったりと、煩雑なことをやらなくてはいけない。

 現代がいうように、銀行口座には時効がある。来年1月からの「休眠預金等活用法」によって、10年以上が経過した口座は「休眠口座」とみなされ、預金保険機構に移管される。

 郵便貯金のうち、定額・定期・積立預金は満期後20年と2カ月で、債権が消滅するそうだ。

 これでは、親が預けていて、ずっと引き出さなければ、死後に判明しても「時効」という恐れはある。

 それ以外にも、生命保険などの民間保険は、本人が死んでから3年経つと時効だという。

 生命保険会社などは、時効が近いですよなどと教えてはくれない。畳の下や本の間に隠してあったとすれば、見つけるのは困難である。

 こうして16年度だけでも、68億円の郵便貯金が時効を迎え、国庫に入れられているという。

 もう一度、遺品や家の中を探してみると、お宝が出て来るかもしれない。

 

 深田恭子という女優がいる。深キョンといわれるが、彼女も今や36歳。女真っ盛りである。

 ポストによれば、医療脱毛専門院「リゼクリニック」が男女531人を対象に行った「不倫してみたい有名人」で、深田が1位になったというのである。

 2位に新垣結衣、有村架純、3位に綾瀬はるか、4位に北川景子、5位に石原さとみだったという。

 男女を調査したのなら、なぜ男の俳優が出てこないのだろう。不思議だが、そこはおいておいて、なぜ、アラフォー間近の深田が、不倫相手にいいのだろう。

 アイドル評論家の中森明夫氏は、こう解説する。

「顔はあどけなさが残る少女のようだけど、ボディは大人の女性。ふくよかな二の腕のフェロモンと、はちきれんばかりのバストに母性を感じます。主役級で活躍する30代の女優で水着の写真集を出すなんて唯一無二、破格の存在です」

 深田は30代半ばだから、癒しやロマンに満たされる不倫相手に映るから、という見方もあるが、理由はどうでもいいから、彼女と不倫してみたいものではある。

 やはりポストで、ビートたけしが、文春が連続で報じている日テレの『イッテQ』についてしゃべっている。

 型どおり、バラエティ番組で、本当かやらせかを目くじら立てるほうがおかしいと話す。

 それに、『イッテQ』は、そもそも存在しない祭りを無理やり仕立て上げる必要なんてなかったんじゃないか、それに、本当に実在しそうな祭りに仕立てるという発想が、スケールが小さくてつまらないとも話す。

 そこから今のテレビ批判になる。テレビが恥じるべきは「マンネリ」と「二番煎じ」だが、そうした新しい発想が出てこない。

 それは、テレビの現場がコンプライアンスなどでがんじがらめになっていて、規制だらけのテレビでは、いいたいこともいえない。

 それに比べれば、ネットのテレビは、タブーも少なく企画も斬新だから、地上波が勝てなくなってきているという。

 後で、この問題については詳しく論じるが、バラエティといえども、事実でないものをでっち上げてはいけないこと、いうまでもない。

 お次はそのビートたけしと愛人のお話。たけしが「オフィス北野」を飛び出して独立したが、以来、いいことがないという。

 愛人が事務所を取り仕切り、軍団の芸人たちを叱責するから、彼らとの間に軋轢が生じている。先ごろ芸能活動休止を発表した水道橋博士も、彼女のパワハラで参ってしまったことが背景にあるというのだ。

 また、これまでたけしの給料は妻と長男の事務所に振り込まれていたが、愛人が管理するようになってから、妻のほうへカネが入らなくなり、一時は離婚に応じてもいいとしていた妻の態度が硬化してしまったそうだ。

 さらに、東京五輪の記録映画の監督に就任することがたけしの「人生最後の夢」だったのに、河瀨直美に決まってしまったことが大誤算だったそうである。

 私にいわせれば、もともと無理筋の話だったと思う。なんの理由もなく銃を乱射するだけの映画しか撮らない監督に、ベルリン五輪を撮ったレニ・リーフェンシュタールのような記録映画が撮れるわけないもの。

 在庫一掃内閣といわれているが、酷い人間たちを集めたものである。その中でも桜田義孝五輪相の失言は、酷いを通り越して、もはや芸術の域といってもいいのではないか。

 五輪の関連予算を1,500円、蓮舫議員をレンポウ。この御仁、サイバーセキュリティー担当の大臣を兼務しているのに、パソコンは使ったことがないという始末。

 文春によれば、桜田氏は高校卒業後、昼間は大工の仕事をして明治大学の夜間に通っていたそうだ。

 その後、25歳の時に桜田建設を創業し、千葉県議から衆議院議員になった。時に「オレはカーペンターだから」というそうだが、今のままでは、大工さんたちから「一緒にするな」と叱られるはずだ。

 ところで、11月22日あたりといわれる秋篠宮の誕生日会見が注目されている。今回、記者たちが事前に提出した質問の中に、「眞子さんの結婚問題」が入っているからだ。

 そのために、このところ小室母子へのバッシングが再び激しい。文春は、先週掲載した「チャライ圭さん」写真がワイセツ過ぎるとの批判が出ていると特集している。

 まさにマッチポンプというしかない記事作りだが、一応、紹介しよう。「英国王室であればこの写真が出た時点でアウトです」というのは、ジャーナリストの多賀幹子氏。

 この写真とは、圭さんが大学生時代、六本木で行われたクラブイベントで撮られた一葉。

 カメラに向かって、口元で裏返したピースサインをし、指の間から舌を覗かせている。これに対してネットで「下品」「発情していると勘違いされる」という書き込みが溢れたという。

「欧米では手を裏向きにしたピースサインは暗に女性器を指し、その間から舌を出すのはオーラルセックスを意味します」と、ご丁寧に米国在住のジャーナリストが解説している。

 そして例によって、宮内庁関係者がこういう。

「秋篠宮夫妻は、ほぼすべての週刊誌に目を通されています。小室さんの写真もご覧になり、ショックを受けられているでしょう」

 重ねて、先の多賀氏が、「『なぜこんなポーズをする小室さんを選んでしまったのか』と、眞子さまや秋篠宮さまにまで批判が波及しかねないのです」と付け加える。

 あとはお決まりの、小室家の警備にかかる費用の問題や、400万円を返さない話。そして、こうしたいくつもの宿題をクリアしない限り、結婚問題は進展しないと結ぶ。

 女性セブンは、もっとすごい。圭さんがアメリカに旅立つ直前の8月上旬、眞子さんを訪ねて来たが、その際、天皇皇后や東宮御所の来賓などが使う格式の高い門を、眞子さんが自ら警備に頼み、圭さんの乗った車を通らせたというのである。

 その事が美智子皇后の知るところとなり、眞子さんの誕生日に御所で昼食を共にされたとき、「厳重警告」をしたというのである。

 実際は、物事には手続きがあって、その一つ一つを丁寧にこなしていくことが大事だという話をしたそうだ。それが見出しになると「厳重警告」となる。

 ということで、なんとかこの結婚を破談にしたい週刊誌が、次々に禁じ手を繰り出して、秋篠宮に会見で「この話はなかったことにする」といわせたいようである。

 だが、どれを読んでも、眞子さんの「本心」がどうなのか、触れているところはない。それは、彼女の心は揺らいでいないからだと、私は考える。

 ローラという女性、ロスを拠点にしているそうだが、このところ「プラスチックを減らそう」ということを自分のインスタで発信しているという。

 この問題、確かに深刻なものだが、新潮は、彼女のいっていることとやっていることの間に大きな矛盾があると、噛みついている。

 というのも、彼女がモデルとして活躍しているファッション業界は、海洋汚染の「元凶」だからだ。「アメリカの慈善基金団体が昨年発表した報告書によれば、ファッション産業は年間50万トン以上のプラスチック製マイクロファイバー繊維を海に廃棄しているとされる。これはペットボトル500億本を上回る量に相当する」(新潮)。

 付け焼刃は剥げやすいということか、ローラちゃん。

 韓国の最高裁が下した「徴用工へ賠償金を払え」の波紋は、ますます広がっている。

 嫌韓派は、ここぞとばかりに「国交断絶しろ」と声高に叫ぶ者までいる。だが、日本の主要な貿易取引国である韓国を排除することなどできはしない。

 そこで今度は八つ当たりすることになる。今や全米トップの韓流スターである「BTS(防弾少年団)」が、以前、原爆を皮肉るTシャツを身に着けていたことが問題になり、テレビ朝日の看板音楽番組『ミュージックステーション』に出演予定だったのに、テレ朝は「出演を見送る」と表明したのである。

 このTシャツは、彼らのファンからの贈り物だったそうだ。それを着て、ワールドツアーなどをしていたため、徐々に炎上してきて、ここで爆発したということのようだ。

 この「BTS」というグループ、すごい人気だ。韓国語で歌っているのに、今年、韓国人歌手として初めてビルボードのアルバム部門で1位を2度獲得したという。

 坂本九の「SUKIYAKI」が1位になったのと匹敵するほどのことだそうだ。

 このグループを締め出したことで、「日韓のぎこちなさを強調する」と、世界各国のメディアが伝え、韓国メディアや与野党も「日本の偏狭な文化相対主義と自己中心的歴史認識に深刻な遺憾を表す」と表明しているそうである。

 原爆がどれほど日本人にとってセンシティブな問題であるのかが、韓国をはじめとして、多くの国に分かっていないことが、このような、日本側から見れば「非常識」なことが起こる要因になっているはずだ。

 さらに世界の人々を理解不能にしているのが、あれだけの原発事故を起こしておきながら、再稼働するという政治家や電力会社のやり方であろう。「BTS」を日本に招いて、「原爆投下の悲劇を繰り返してはいけない」といってもらえばよかったのに。

 フライデーによれば、貴乃花の息子・花田優一が芸能事務所を首になっていたそうだ。彼の本業は靴職人だが、タレント活動のほうにばかり熱心で、それも、妻を裏切り他の女性と「密会」していたところをフライデーされたりと、素行の悪さに事務所も呆れ、契約解除されてしまったという。

 靴職人のほうはどうかというと、20万円もの高額なおカネを受け取りながら、一向に靴をつくらず、客たちからの苦情が殺到しているそうだ。

 これって、父親譲りか母親譲りか?

 今週のとんでもないワースト1議員は後藤田正純衆院議員(49)である。カミソリといわれた後藤田正晴元官房長官を大叔父に持つ、政界のサラブレッド。

 04年には女優の水野真紀(48)と結婚している。だがこの御仁、酒と特に女にだらしないようだ。

 大震災が起きた11年6月に、クラブで泥酔し、銀座ホステスを人目もはばからずに抱き寄せ、身体中をまさぐる姿がフライデーに載った。

 妻から「いい加減にしなさい」といわれ、議員宿舎も引き払って、妻の住む田園調布の豪邸で、「マスオさん状態」だそうだ。

 だがこんなことでは懲りなかった。17年8月にフェイスブックで知り合った実業家の女性とホテルで会い、男女の関係を結んだそうだ。

 その後も、将来総理になるから一緒にいて、遊びで付き合うつもりはない、一生大事にするなどといって、ズルズル関係を続けていたという。

 昨年のクリスマスイヴにも、都内のホテルで会い、プレゼントを交換し合ったそうだ。

 それが、今年3月頃から後藤田のほうから疎遠になり、その後は、メッセージを送っても「既読」にならなくなった。

 そこで、この女性、弁護士を頼み、9月3日に内容証明便で後藤田氏の事務所へ申入書を送ったのである。

 彼女の意図はこうだという。金銭目的ではない。あなたは何のために政治家になったのか。女性は自己満足のための道具に過ぎないのかを問いたいそうだ。

 そして二度と他の女性が同じような目に遭わないように、後藤田という男の人間性を広く知ってもらいたいためだというのである。

 妻の水野は、今度はどう出るのか。お互い弁護士をつけて、決着は司法の場になるそうだ。

「オレの苦労も分からないで」と、自党の議員たちの呆れ果てた愚行に、安倍首相は内心穏やかではないだろう。

 頭の中は来夏の参院選をどう切り抜けるかでいっぱいなのに、どいつもこいつも頼りにならんという憤りからか、または焦りからか、突然、プーチンロシア大統領と会談して、「日ロ平和条約を3年以内に締結する」ことで合意したと発表した。

 その上、これまでの4島返還ではなく、歯舞、色丹の2島返還でいいとまでいい出したようだ。この大転換は、何を意味するのか。それとも殿ご乱心なのだろうか。

 さて、今週もこの人の話題が出ない日はない。片山さつき地方創生担当大臣の「政治とカネ」のスキャンダルが止まらない。

 事務所費の架空計上疑惑、無償でカレンダーを配っていた公職選挙法違反疑惑、自著の出版の際、顔写真や名前が記された特大看板を設置した疑惑(出版社側が設置したという片山氏の説明に、出版社側は否定)、開催した集会の会費総額180万円不記載と、まさに「疑惑のデパート」である。

 文春で連載をしている、元小泉純一郎首相の首席秘書官・飯島勲氏も、「収支の出入りの総額まで訂正するようじゃ、政治資金の管理体制は言語道断と言わざるを得ないぜ」と厳しく批判している。

 さらに今週の新潮は、片山氏の資金管理団体とは別の「山桜会」という後援会組織の会長が、「過去に、暴力団と手を組み、仙台市近郊にあった『竹の内産廃』という産業廃棄物処分場を乗っ取り、大騒動を引き起こしていた」(新潮)と報じている。

 乗っ取った「竹の内産廃」には、遠方からもゴミを捨てるトラックが列をなし、廃棄が禁じられている注射器などの医療廃棄物までが捨てられるようになった。そのために地域住民から、水が黒い、臭いがひどいという苦情が多く寄せられたという。

 県の調査では、致死量を大幅に上回る硫化水素ガスが検出され、ついには、宮城県警が社長などを廃棄物処理法違反で逮捕したそうである。

 会社は解散したが、本当の主役である先の会長や、暴力団の総長は逮捕されなかった。

 だが、汚臭の広がりを防ぐために、排水溝を設置するよう計17回も措置命令を出したが、聞き入れず、県が撤去など行政代執行にかかった費用は7億円にも達するという。

 当該の会長が経営する大阪支店の一部を片山に提供し、女性秘書がそこを足場に、支援者周りなどをしているそうだ。だが、片山のどの収支報告書を見ても、会長に家賃を払っている記載はないという。

 新潮はこう問う。彼女はかつて自民党の環境部会長を務め、産廃業界と政界のパイプ役となる「産業・資源循環議員連盟」の事務総長の立場にあるのに、「暴力団と一緒に乗っ取った産廃で周囲の住民に被害を及ぼすような人物を後援会のトップに据え、平然としていられるものなのか」。

 新潮は、彼女自身が安倍内閣の「産業廃棄物になってしまったかのようである」と指摘している。やや厳しすぎるとは思うが、困ったものである。

 さて今週も第1位は文春の日テレ『イッテQ』騒動。ついに日テレに謝罪させたのである。

「ヤラセは事実や真剣勝負に見せながら、演技や作為によるものをいう。捏造とは、事実でないことを偽って事実だと伝えること」

 日本テレビでNNNドキュメントやニュースキャスターをやり、現在は法政大教授の水島宏明氏は『内側から見たテレビ やらせ・捏造・情報操作の構造』(朝日新書)で、こう定義している。

 これでいうと、先週の文春が報じた、日テレ『イッテQ』の「ラオスの橋祭り」は、ヤラセではなく捏造である。

 文春は今週も、昨年2月12日に放送された2時間特番『宮川手越2人で挑む奇祭カリフラワー祭り』が捏造だったと報じている。

 タイの首都バンコクからクルマで6時間かかる避暑地の村で、「カリフラワーの収穫を祝う祭りが年に一度開かれる」として、村人たちが二人三脚で泥沼を駆け抜け、20キロのカリフラワーを収穫するスピードを競った。

 宮川大輔と手越祐也がタッグを組んで参加した番組は、同番組の視聴率歴代7位の22.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したという。

 だが、この村の村長は、テレビ番組のコーディネーターを夫に持つ地元住民から、「日本のテレビ局の撮影があり、スポーツ交流大会が行われる」としか聞いていないと、文春に話している。

 当日会場になったカリフラワー畑を所有する地主の1人も、「あのゲームは、あの時が最初で最後」だと証言する。ここでも優勝者や参加者には、賞金やマウンテンバイクなどの賞品が出たそうだ。

 しかも、現地当局への撮影許可申請には「野菜の収穫競争」として届を出していることを、文春側は確認している。

 先週は、「現地からの提案を受けて成立したもので、番組サイドで企画したり、参加者に賞金を渡した事実はない」と、下請けの責任にして疑惑を否定した日テレ側も、今回は、文春発売前に、「番組の意向でコーディネート会社が主催者になったイベントとして開催したケースがあった」「開催費用や賞金などが支払われていることもあった」と認め、「確認が不十分なまま放送に至ったことについて、当社に責任がある」と謝罪した。

 しょせんバラエティ番組なのだから、ヤラセやウソがあったっていいじゃないか。擁護する声があるのは理解できる。だが、この番組は自らドキュメンタリーバラエティと銘打ち、モットーは「ウソとヤラセの完全排除」を謳っているのである。

 また文春は、日テレの情報・制作局長の加藤幸二郎氏のこういう発言を取り上げている。

「番組の人格で『イッテQ』は笑いをやっているけれども、相手に対して失礼なことをしているという人格がないから、許してもらえていると思う」

 ない祭りをでっち上げて、ラオスやタイの国民を笑いものにすることが「失礼」なことだとは考えないのだろうか。

 文春は、MCの内村光良や宮川大輔にはやや同情気味だが、彼らが何も知らなかったはずはないし、高額なギャラが支払われているのだから、責任はあると私は考える。

 この件で、視聴者の見る目が変わってくるはずだ。これからは、どこにヤラセやでっち上げがあるのかを探す楽みが加わり、演者がどんなに命がけであろうと、感情移入できないだろう。

 先の水島氏は本の中で、「放送に登場した告発者や被害者、あるいは客などが偽物だったという“不適切な取材”がなぜか日本テレビの番組ばかりに集中している印象だ」と書いている。

 フジテレビに追いつき追い越せと、テレビ界のトップに立っために、視聴率さえ取れれば何でもあり、という空気が現場にあるのではないか。一度、立ち止まって考えたほうがいい。

 11月15日、日テレの大久保好男社長が謝罪し、祭り企画を当面休止することを発表したから、番組自体は当分続けるようだ。

 フライデーは、「効率化を図るため、プロデューサーら幹部同席のチェックは極力、最小限にとどめる。各コーナーの担当チームが持ち寄った資料等にサッと目を通し、後は制作会社や放送作家、ディレクターらに詳細を詰めさせるのだそうです」と、チェック機能が甘かったことを指摘している。

 話しているのはフジテレビ関係者。この際、水に落ちた日テレを徹底的に叩けと、各局挙ってヤラセだ捏造だと批判しているが、私にいわせれば天に唾するようなものではあるが。

 NESWポストセブン(11月15日)は、『イッテQ』のすべての祭りを検証したが、そのうち11の祭りが存在を確認できなかったと報じている。そのうちの7つがタイ近郊だったという。これが意味するところは明らかだろう。

 11月18日、『イッテQ』は冒頭、「番組をご覧のみなさまへ」というお詫び風のものを出した。

 そこに「これまで大規模なフェスティバルからスポーツ大会、イベント、コンテスト愛好家が集う小さなゲームまでさまざまな催しを『祭り』と名付けて扱ってきました。しかし一部の『祭り』において、開催実績や開催経緯などの説明に誤りがありました」と書かれている。

 これは、いかにも苦しいいい訳である。最初の文春に対する日テレ側の反論に「祭り」ではなく「催し」と書いてあったが、このコーナーは「祭り」を紹介するものであったはずだ。

 なんとしても番組は続けたいという局側の苦しすぎるいい訳である。番組が始まると、出演者たちが大声で元気を装っていたが、カラ元気であろう。

 その証拠に、先週、今週と、視聴率は16%程度だそうだ。ヤラセは致し方ないが、捏造はいかん。早くも視聴者離れが出てきたと、私は思う。

【巻末付録】

 現代から。「久松郁実、グラドル界No.1美女-3年ぶりの写真集で魅せた!」「ロシアの妖精・トゥクタミシェワ-妖艶ハプニングをカラー連続撮!」。

 袋とじは「素人投稿ヌードの世界-なぜ見せるのか、なぜ見てもらいたいのか」。

 ポストは「岸明日香、おっぱいは裏切らない-グラビア界のトップアイドル」「梅田彩佳、下着を脱いだら……手ブラ、Tバックで魅せた大人セクシー」。

 今週を見る限り、両誌とも脱ヘア・ヌードへと舵を切ったのではないかと思われる。単に、いいヘア・ヌード写真がなかっただけかもしれないが、何か、週刊プレイボーのようである。

 この路線で行くことはいいとは思うが、部数低迷の折柄、あっという間に元に戻る。私はそう見ているのだが。

 というわけで、今週は評価する何物もない。よって引き分け。
(文=元木昌彦)

眞子さま&小室圭さんが“マンハッタンで逢引き”? 「駆け落ち」の可能性は……

今週の注目記事・1
「錦織圭、渋谷に現る-全英オープンでジョコビッチに惜敗したわずか2日後に」(「フライデー」8/3号)

同・2
「日本政府に見捨てられた『公安スパイ』の肉声」(「週刊現代」8/4号)

同・3
「『最後の愛人』宅にブラ『タモリ』の遊び方」(「週刊新潮」7/26号)

同・4
「小室圭さんは『夢追い人なの』美智子さまのお嘆きと眞子さまのNY行き」(「週刊文春」7/26号)

同・5
「安倍チルドレンが美人前議員に『進次郎狂い』『くたばれよ』ストーカーメール1日200通」(「週刊文春」7/26号)

同・6
「いつも安全地帯 小泉進次郎 総裁選直前にインドに逃亡計画」(「週刊文春」7/26号)

同・7
「国技・大相撲が死んだ平成最後の夏」(「週刊ポスト」8/3号)

同・8
「裏口入学 東京医大 臼井前理事長の『3億円』資産形成術」(「週刊文春」7/26号)

同・9
「『添加物』なし! 食べるなら安心の『国産食品』はこれだ!!」(「週刊新潮」7/26号)

同・10
「『西日本豪雨』暴虐の爪痕」(「週刊新潮」7/26号)

同・11
「ダマされ老人になってはいけない」(「週刊現代」8/4号)

同・12
「セブン-イレブン『100円生ビール』はなぜ泡と消えてしまったのか」(「週刊ポスト」8/3号)

同・13
「400年伝統『阿波踊り』を中止に追い込む阿保ども」(「週刊新潮」7/26号)

同・14
「藤田菜々子『エージェント消滅』謎事件」(「アサヒ芸能」7/26号)

同・15
「男性高齢者が長生きできる街」(「週刊文春」7/26号)

同・16
「安倍政権5人の卑怯者」(「週刊文春」7/26号)

同・17
「『醜聞巨人軍』“選手差別”の40年史」(「週刊ポスト」8/3号)

同・18
「『ペットを遺して死ねない』問題」(「週刊現代」8/4号)

同・19
「94歳・外山滋比古100歳までの『お金の整理学』」(「週刊ポスト」8/3号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 お暑うございます。生きているだけで疲れるのに、猛暑と今朝まで続いた全英オープンゴルフを連ちゃんで見ていたために、ボーツとしながらこの原稿を書いている。

 頭がチホーになっているからではないが、今週は、数は多いがこれといって選ぶような記事がほとんどない。

 後でも触れるが、新潮のタモリの「不倫」の記事は大ニュースだろうと思うが、新潮らしくない記事の作り方である。

 よって今週は順位なしとする。

 早速いこう。ポストで、94歳になる外山滋比古氏が、「貯蓄ばかりじゃなくて投資に挑戦しないと!」と、挑発している。

 外山の『思考の整理学』は超ロングセラー、累計225万部だという。さぞかしおカネの使い道に困っているから、投資でもというのかと思ったら、彼は65年ほど前から投資を始め、現在でも90銘柄の株を持っているという。

 彼の株に対する考え方は、「株は売買するものではなく、インフレ対策の貯蓄」だそうである。

 それに、定年後はじっくりシミュレーションを重ねることが大事だと説く。

 新聞の株式欄をチエックして、これだと思った株を買ったつもりで3カ月、長くて1年、その銘柄を買ったら得したのか損をしたのか見て、そうした練習を重ねてから、株を買うといいという。

 ちなみに外山氏がもっている株は、日産、トヨタ、NTTドコモなど優良株だそうである。

 頭の体操としてはいいかもしれないが、さほど値上がりの期待できない株を買って、10年も塩漬けにしておくほどの余裕は、こちとらにはない。

 外山先生、3万円程の投資で、300万円になるようないい銘柄を教えておくんなさい。すぐに買いますから。

 さて、愛犬がなくなって3カ月以上が経つが、まだペットロスが鎮まらない。

 また子犬でも飼ってみたいとは思うが、この歳になると、愛犬に見送られることになるから、そうもいかない。

 毎日、亡くなった愛犬の写真を見ながら思案している。

 現代によれば、飼い主がいなくなれば、最悪、遺されたペットは殺処分になってしまうそうである。

 かといって、子どもたちに引き取ってもらおうと思っても、ペットを飼えるようなマンションには住んでいないから、これもダメ。

 現代によれば「ペット信託」というのがあり、そこなら希望すれば、行政書士が信託監督人となって、ペットの飼育が適切に行われているかどうかをチェックしてもらう契約もできるという。

 だが当然ながらそれなりのおカネが要る。犬ならば年間平均で10~20万円の飼育料のほかに、病気になった時の医療費もいる。

 5年生きると考えた場合、50万~100万円が最低でも必要だという。

 それでも、自分がいなくなった後、愛犬や愛猫が幸せに暮らせるという保証はないように思う。

 やっぱり新しく飼うのは難しいようである。いっそのこと、超老犬をもらってきて、死ぬときは一緒にお棺に入れてもらうというのはどうだろう。

 だが、その犬だって、私と一緒に死にたいとは思っていないだろうから、可哀想だな。

 さて、ポストが、巨人軍のスキャンダル40年史をやっている。

 先日、2軍の投手と捕手がカラオケ店で真っ裸で騒いでいたのを動画で撮り、SNSで知人らに公開していることが発覚したり、やはり2軍の外野手がロッカー荒らしをして逮捕されるなど、不祥事続発で、老川オーナーが引責辞任した。

 だが、ポストによれば、2軍の選手の不祥事でオーナーが辞任するのはおかしいのではないかとささやかれているという。

 実は、その辞任と同じ日に、キャプテンの坂本勇人が登録抹消された。左わき腹を痛めたということで、復帰までに1カ月はかかるそうだ。

 だが、どうやら「全裸動画」の現場に坂本もいて、バカ騒ぎが起こる前に帰っていたというのだが、「厳重注意」されていたという。

 坂本もなんらかの形で関わっていて、オーナー辞任に関連して、坂本の行動が蒸し返されないように、「避難」させたのではないか。そう見ているベテラン記者がいるそうである。

 こうした選手差別は、巨人軍の中ではずっと続いてきたと、ポストは過去の例を持ち出して難じている。

 親子2代の由緒正しい巨人ファンの私としては、そうしたことは何度かあったとは思うが、やはりレギュラー選手と2軍の選手とでは「違い」があって当然ではないかと考える。

 力の世界では、こうしたことが往々にして起こる。それを認めないで、ただ差別だと批判するのは、私には納得できない。

 17億ともいわれる借金をした桑田真澄に、巨人軍がその借金を肩代わりしたのは事実だが、桑田が巨人のエースでなかったら、そんなことをするはずはない。

 こうしたことは巨人だけに限ったことではないが、巨人はあり余るカネを使って、札束で顔をひっぱたき、有力選手を引き抜いてきたことは間違いない。

 それができなくなった結果が、現在の体たらくである。もはや巨人は球界の落ちこぼれになった。因果応報というやつであろう。

 西日本豪雨が来る7月5日の夜、「赤坂自民亭」に参加して安倍首相と酒を飲んでいた岸田政調会長、小野寺防衛大臣、その会の写真を撮ってSNSでばらまいた西村官房副長官など、けしからぬ輩ばかりである。

 治水計画などの見直しの陣頭指揮をとらなければいけない公明党の石井国交相は、カジノ法案の審議に熱心で、14日に広島県を視察した際、被災者から、「スコップ持ってきて、一軒の家でも行ってみろ! どれだけしんどいか、臭いか、酷いか」と迫られたという。

 一方、11日から外遊をして、日本から逃げ出そうとしていた安倍首相は、被災地視察の際、「股関節周囲炎」になり、「半端ない痛み」だといいながら、視察を切り上げてしまった。

 このところ、地方議員を招いた昼食会を安倍首相が頻繁にやっているのは、総裁選の対抗馬となる石破茂氏に対する意識の表れだそうだ。

 何かと自分を批判する石破氏を「許せない」と名指ししているそうだが、名指しされた石破氏は、

「一国の総理なんだから、もっとやることがあるんじゃないの。時間とかテーマを決めて徹底的にディベートするとか。石破が強いところを潰して歩くとか、つまんないことをしてどうすんだよ」

 と意気軒高に語る。そう思うのなら、さっさと総裁選に立候補すると宣言したらいいのに。

 ところで、浅利慶太さんが亡くなった。享年85。

 私が血気盛んな頃、この世の中にオレが敵わないヤツはいないと思っていた。だが、浅利さんに会って、この人だけには敵わないと思った。

 演出家としての才能や新劇をカネが稼げる巨大劇団に育て上げた手腕はよく知られている。だが、私が浅利さんが凄いと思ったのは、人心掌握術とでもいおうか、聞いている者を彼の中に引き込んでしまう魔力を持っていたことである。

 昔、女を口説く術を教えてもらったことがある。ものにしたい女とBarのカウンターに座るときは、必ず左隣に座わること。酒が入ってきたら、女の左の腿に右手を軽く起き、彼女の眼をじっとのぞき込め。

 長身のイケメンで凄腕の演出家、話はすこぶる上手い。しかも“女の園”にいた浅利さんは百発百中だったのだろう。私は何度か試したが、成功したことはない。

 政治が好きな人だった。浅利さんと2人だけで「河野洋平を総理にする会」をつくり、何度か3人で食事をした。

 だが、周りに人材を置かない人だった。できる人間は数多いたが、みな遠ざけられた。

 音楽評論家の安倍寧さんは学生時代からの親友である。ときには喧嘩して別れることがあったが、私が使者になって、仲直りさせたこともあった。仲はいいが、時としてこじれ、収拾不能になることもある。

 2014年に「劇団四季」を離れ、女優で奥さんの野村玲子さんと事務所をつくった。訃報では触れられていないが、浅利さんに「認知症」の症状が出て、四季の運営に支障が出ていると週刊誌に報じられたことがきっかけだった。

 リークしたのは、私は、安倍さんかもしれないと思っている。以前書いたが、参宮橋の浅利事務所へ稽古を見に行った時、浅利さんは私のことがわからなかった。

 ショックだったが、斑ボケだったのだろう。浅利さんは文章もうまい人だった。だが、著述集はあるが、彼が自ら書いたものは極めて少ない。

 もう一度会って、昔話をしたかった。残念です浅利さん。ありがとうございました。

 私はいまさら長生きなどしたくはないが、「男性高齢者が長生きできる街」などというタイトルを見つけると、つい読んでしまうのは、まだこの世に未練があるということだろうか。

 文春によると、男の平均寿命が長い市区町村ベスト5は、神奈川県横浜市青葉区が83.3歳、次いで同県川崎市麻生区、東京都世田谷区、神奈川県横浜市都筑区、滋賀県草津市と続く。

 こうしたところは比較的裕福な人たちが住み、緑が多く、地域コミュニティが活性化していて、ボランティアなどを通じて人と接し、孤独を感じないそうだ。

 今さらとは思うが、地域の盆踊りにでも顔を出してみるか。

 お次は競馬の話題。藤田菜々子(20)がJRA通算30勝を達成したと競馬ファンの中では騒ぎになっている。

 だが、彼女はジョッキーとしての腕が評価されているのではなく、女性ジョッキーには珍しい美形なためである。福島競馬場でチャリティーオークションが行われ、彼女の着たジャージーに12万5,000円の値がついた。

 菜々子フィーバーはすごいが、好事魔多し。彼女のエージェントであった中村剛士氏から、契約を打ち切られてしまったとアサヒ芸能は伝えている。

 今の競馬は、エージェントが騎手と馬主の間を取り持つシステム。中村は戸崎圭太や内田博幸などのトップジョッキーのエージェントである。

 だが、中村氏がスポーツ紙のインタビューで、菜々子には馬主や関係者に対する礼儀などを厳しく指導していると話したところ、「地方騎手崩れのゴミエージェントが偉そうなことをいうな」などの誹謗や暴言がネットで飛び交い、これ以上炎上すれば菜々子や他の騎手にも迷惑がかかると、自ら降りたのではないかといわれているそうだ。

 そうなれば当然のこと、騎乗馬も減り、女性騎手初のG1騎乗という夢も遠のいてしまいかねない。しばらくは根本調教師と本人が騎乗依頼を受けていくことになるそうだが、菜々子に初のトラブル発生で、菜々子だけが注目される夏競馬になる。

 競馬といえば、ポストで連載していた角居勝彦調教師が飲酒運転で逮捕された。前回は角居調教師が出ていたが、今週は「当分の間休載します」という断りが入っている。

 検出されたアルコールはそれほど多くなかったようだが、一罰百戒であろう。調教師は競馬界では絶大な力を持っている。自重しなくてはいけないのに、バカなことをやってくれたものである。

 さて、徳島市の阿波踊りが8月12日から開催されるが、最大の見所である「総踊り」が中止になってしまったと、新潮が報じている。

 徳島市観光協会と地元紙の徳島新聞が共催していたのだが、4億円超の赤字を巡って内紛が起き、そこに徳島新聞と親しい現市長が介入して、とうとう最大の目玉を中止という事態になってしまったそうである。

 阿保が何人集まっても阿保だということか。同じ阿保なら何も考えずに踊っていればいいのに。

 ポストが、セブン-イレブンがキリンHDと提携して始めようとしていた「コンビニで生ビール100円」というビジネスが、販売開始を予定していた7月17日の朝になって突如、試験販売中止が発表された原因を探っている。

 確かに、コンビニでコーヒーと同じ100円で生ビールが飲めるというのは、ノンベエには朗報ではある。

 4時か5時から始まる「ハッピーアワー」を待っていなくても、いつでも飲め、しかもつまみはいくらでもあるとなれば、かなりの売り上げが期待できると踏んだのは間違いない。

 だが、調達・購買業務コンサルタントの坂口孝則氏がいうように、未成年飲酒や飲酒運転のリスクが増える、未成年かどうかを確認できるのかどうか、クルマで来ているかどうかを判断できない、もしそこで飲んだ人間が事故を起こしたら、コンビニの責任にもなるなど、リスクが大きすぎる。

 そうしたことをクリアできるのかどうか。私は難しいと思う。コーヒーと同じ感覚で、ビールを売るというのは、セブンやキリンの売り上げに陰りが出ているからではないか。

 やるのなら、きちっと店舗をつくり、そこでビールとつまみを売ったらいい。

 コンビニの横に「角打ち」をつくり、安く、手軽に楽しめる「千ベロ」は人気になるはずだ。

 やるならそのくらいの覚悟でやらないといけない。

 現代から。巻頭特集は「銀行に騙されるな」。銀行で自分のカネを引き出すだけで108円も手数料を取られる。

 新生銀行は10月以降、一般的な銀行利用者によるATMからの現金引き出しには「常時」108円の手数料を取ると発表した。

 週に2回現金を引き出すとすると、年間1万円以上が手数料で消えていく。

「銀行を信用するな」は親父の遺言だが、日銀が実施したマイナス金利政策で、金利の利ザヤで稼げなくなった銀行は、そうした手数料と、儲かりもしない投資信託を顧客に売りつけることで儲けるしかなくなってきた。

 現代によると、6月29日に金融庁が明かしたデータで、国内29の銀行窓口で投信を買った客のうち、46%にのぼる人が、運用損益がマイナスになっていることが明らかになった。

 それに、銀行が薦める投信は、販売手数料や運用管理手数料が高く、仮に1,000万円を投資すると、のっけから30万円の販売手数料を取られ、毎年15万円が手数料として消えていくことになるという。

 初年度に4.55%の高い利益が出てようやくトントンになる計算だ。アホらしい。

 その上これからは、決済もスマホ決済が普及するため、銀行が稼げる分野がじり貧になるそうである。

 それに物を買ったり、電車に乗るだけでポイントがつくカードがたくさんできているので、そうしたものを使うことでポイントを貯め、ショッピングなどに利用することができる。

 中国では、物乞いでも「おカネをちょうだい」といいながら、スマホをかざしてくるというほどの「キャッシュレス時代」が到来しているようだが、これからはほとんど現金を持ち歩かなくていい時代が来るというのだ。

 だが私は懐疑的である。そんなことをすれば、ハッカーたちに狙われ、知らないうちに多額のカネが盗まれることになるはずだ。

 3連休でスマホを使わず、開いてみたら銀行預金から数百万円が消えていた。そんな時代になるに違いない。安心できるのはタンス貯金しかないのでは。

 200人以上の死者を出した西日本豪雨が残した爪痕は、大きく深い。そこへ40度近くにもなる猛暑が重なり、被災者の人たちの疲労、心労はいかばかりであろう。

 新潮によれば、マダニの大量発生や、土の中に生息しているレジオネラ菌やネズミの尿から排出されるレプトスピラ症などの感染症の広がりが心配されるという。

 ボランティアを装った「火事場泥棒」も横行し、被害が多発しているそうだ。気になるのは被害を受けた家屋の再建だが、公的支援が受けられたとしても、基礎支援金プラス加算支援金の最高額が300万円では、どうにもならないだろう。

 オールリスク型の火災保険に入っていれば、新築価格の30%以上の損害を被れば、テレビや家具まで補償されるそうだ。だが、古い火災保険では、特約で付けなくてはいけないため、契約内容をすぐに見直したほうがいいそうである。

 鉄道も大きな被害を受け、コアストーンという重さ数トンもある石が建物や道をふさいでいる。こうした復旧には時間と莫大なカネがかかる。

 政治家たちがどれだけ被災者たちに寄り添えるのかが気になるが、期待できないだろうな。

 新潮は今週も「食べるなら安心の国産食品」特集をやっている。今回は子どもも好きなレトルトカレーやハンバーグ、ご飯ものやピザなど。

 カレーといえば、長い歴史を持つボンカレーだが、中でも「THEボンカレー 厳選素材のこだわり本格製法」、もうやんカレーの「もうやんカレーポーク」、石井食品の「チキンハンバーグ」「おべんとうクンミートボール」などが上がっている。

 私がよく買う、セブンプレミアムの「ライスバーガー炙り焼肉」「手延ばし長時間発酵のもちもち生地マルゲリータ」「北海道じゃがいものフライドポテト」もある。

 このところカミさんとは家庭内別居中だから、外食ばかりである。こうしたレトルトを買ってきてオフィスで食べたいのだが、あいにくガスを引いていないし、電子レンジもない。

 別居状態が半永久的に続くとすると、Amazonで電子レンジの安いのでも買うか。

 ところで文科省の佐野太元局長が受託収賄容疑で逮捕され、医学部入試の暗部が明らかになろうとしている。

 佐野の息子を合格させた東京医科大は、これまでも卒業生たちによる「裏口入学リスト」なるものを受け入れてきたようだが、そこのドンである臼井正彦前理事長(77)は、これまで都内の一等地の不動産を次々に購入してきたと、文春が報じている。

 不動産だけでも5億円以上の資産を手にしているというのである。さらに85年に、母、妻、子どもたちを役員にした同族会社をつくり、同社が扱う眼内レンズを、臼井の関わりの深い病院に卸し、約10年で2億円以上の手数料を得ていたそうだ。

 また臼井は、銀座のママや女医とも深い仲にあるが、彼の権力を怖れて学内で意見する人間などいなかったという。

 安倍を怖れて、官僚たちが文書改ざんまでしてしまう。田中理事長を怖れて、いうがままになっていた日大と、その構図はみな同じである。

 権力などという不確かであいまいなものを認めてしまうのは、その方がその周りの人間たちにとって都合がいいからである。

 そんなものは屁ひとつで吹っ飛ぶ。東京医科大、日大、安倍政権も同じである。残念なのは、進次郎のようにいいっ放しの人間はいるが、安倍に向けて屁をひる人間がいないことである。

 大相撲名古屋場所は関脇・御嶽海(25)=出羽海部屋=が初優勝した。だが、横綱も新大関の栃ノ心も休場している、盛り上がりに欠けた場所であった。

 稀勢の里はもともと期待していなかったからいいが、白鵬や鶴竜の突然の休場は不可解であった。

 白鵬などは、3日目に琴奨菊をすくい投げで倒して「調子がいい」といっていたのに、4日目からいきなり休場。

 鶴竜も2日連続で金星を進呈して、いきなりの休場。ポストによれば、白鵬は20年の東京オリンピックまでやるために、ガチンコ力士とやりたくないので「回避した」、鶴竜も、これ以上黒星を重ねると力士生命が短くなるとの「打算」が働いたのではないかと見ている。

 いくら横綱といえども、そんな理由でしょっちゅう休場していたのでは、大相撲の看板が泣く。

 こうした連中のやりたい放題に対して、親方連中もものをいえない。こんな大相撲など死んだも同然だとポストはいうが、私もまったく同感である。

 今場所は、チケットを買っていたお客が騒いでもおかしくなかった。カネ返せである。

 身勝手な横綱、何も手を打てない親方衆、それに文句をいわないお客が、大相撲を草相撲並みにしてしまったのだと、私は思っているのだが。

 このところ寝不足である。木曜日の夜から「全英オープンゴルフ」を見ていたせいだ。

 それもタイガー・ウッズが10年ぶりのメジャー優勝に手の届くところまで来たのだから、寝るわけにはいかない。

 一時はトップに立ち、悲願達成かと思われたが、残念ながらあと一歩足りなかった。

 だが、確実に往年のタイガーに戻りつつある。心配なのは、42歳という年齢が、最後の最後で体力と気力を奪ってしまうということがある。

 あと1勝で80勝。偉業達成までがんばれ! 4日間のギャラリーは17万人だそうで、新記録。これもタイガー効果であろう。

 スーパースターとは、いるだけで様になるタイガーのような人間をいうのである。ゴルフががぜんおもしろくなってきた。

 小泉進次郎という政治家は親父・小泉純一郎にそっくりである。有言不実行の人だ。短い刺激的なフレーズで聴く者を一瞬惹きつけるが、そのほとんどはいいっ放しである。

 今回も、参議院の定数を6増やす党利党略法案に対して、「国民をなめてはいけない」などと批判的だったのに、採決では賛成票を投じた。

 野党議員からブーイングが起こるのは当然である。国民をなめているのは安倍首相と同じではないか。

 文春は、「小泉はいつも安全地帯にいて、総裁選直前にはインドへ逃亡する」計画だと報じている。

「モリカケ疑惑が浮上する度に『平成政治史に残る大事件だ』と安倍首相を口撃してきた進次郎氏。疑惑解明に特化した審議の場を設けるべき、と主張して、国会改革案の一つに、特別調査会の設置を掲げてきた。ところが、超党派議連でまとめた提言には、同会設置は盛り込まれず、党首討論の夜間開設や国会のペーパーレス化など、表層的な提言が目立つ」(文春)

 総裁選では、石破茂を支持して、安倍批判をぶち上げるのかと思ったら、8月上旬から4人の衆議院議員とインド旅行するというのだ。

 安倍一強体制の中で、批判的なことをチョッピリいえば、メディアが挙って取り上げてくれるという計算が鼻につく。まさに「平成の新・いうだけ番長」(同)である。

 そんな小泉に「女を取られた」という妄想を抱き、破廉恥メールやDV沙汰を起こしていたアホな元議員がいると、同じ文春が報じている。

 その名は、あの中川俊直氏(48)である。昨年4月に愛人とハワイで「重婚ウエディング」を挙げたと新潮に報じられ、その後、件の愛人とトラブルを起こして警察沙汰になり、「ストーカー登録」されてしまった。悪名高き安倍チルドレンの象徴といってもいい男である。

 昨年の衆院選では自民党公認が得られず出馬を断念した。

 そんな中川と、昨年3月にフライデーに「真夜中の密会」を撮られた相手は、料理研究家から14年末の衆院選で初当選したが、去年10月の選挙で落選してしまった前川恵氏(42)である。前川は男女関係はないと否定している。

 15年11月ごろから、前川が電話に出られなかったことに端を発して、中川のメール攻撃が始まったという。

「シカトするな! ナマイキだ」「謝り方を知らない」から始まり、16年10月には、前川が小泉進次郎とイベントで一緒になったことに腹を立て、「死ねよ! 死ね。進次郎狂いのきちがい。明日も進次郎の為に司会をやれ! 死ねよ! バカ」。その後、前川は、中川に突き飛ばされて壁に頭をぶつけてもいるそうだ。

 こんなことをやられても警察沙汰にしないのは、前川の方にも後ろめたいところがあるのだろうと、私は邪推してしまうが。

 記事を読む限り、中川のような人間を政治家などにしては絶対いけない。そんな男と袖すり合った女もホメられたものではない。

 注目されていた芥川賞は18日に発表になり、盗作騒動にまで広がった北条裕子の『美しい顔』は受賞しなかった。

 当然といえる結果だが、これで終わってはいけない。中でも、このような不完全な小説を世に出してしまった編集者と出版社の責任は、「過失」の一言で済ますことはできないはずだ。

 せっかく「フィクションとは何か」という大テーマが、久々俎上に上がったのだから、大いに論議を深めていくべきだと思うのだが。

 さて、小室圭さんのニューヨーク留学が話題を呼んでいる。

 ことのいきさつは以前書いた。大学側が奨学金を出してくれるため、3年間に2,000万近くにもなる学費が奨学金(返済の義務なし)で免除されるという「特別待遇」である。

 そのため「圭さんが眞子さんとの関係を大学側に話し、名門好きな大学側がそれを受け入れたのではないか」と、取り沙汰されていた。

 そこに大学側が、公式HPに「日本のプリンセス眞子の婚約者である小室圭が本校に通学する」と掲載したものだから、「やはりそうだった」と喧しくなった。

 宮内庁は早速「日本の皇族では伝統的に『納采の儀』を経て婚約となるので、現時点では小室は婚約者ではない」と発表した。

 喜んだ週刊誌は、小室圭の留学に疑義ありと再び圭さんバッシングに火が点いたのである。

 文春は、そんな圭さんのことを美智子皇后は嘆いていると報じている。

 7月上旬に美智子皇后は知人にこう漏らしたというのだ。

「あの方は夢追い人なの。でもその夢は完成しない。不完全なもの」

 何やら新派大悲劇(古いね~)のようなセリフだが、こうも付け加えたと知人はいうのである。

「皇后さまは『夢は人生の志として大事なものだけど、あくまでも成し遂げられる可能性と努力があってこそのものよ』とも仰っていました」

 皇后さまにこう申しては不敬と存じますが、夢というものは成し遂げられないものなのではないでしょうか。夢が実現してしまえばそれは夢ではない。その次の夢を追いかけて果てしない道を歩き始める。とくに男にはそんなロマンを追い求める志向が強いように思われます。

 それに、圭さんの今回のチャレンジは、実力に裏打ちされたもので、決して成し遂げられないものではないと思いますが。失礼をお許しいただきたい。

 週刊誌のいらぬおせっかいは、今回の眞子さんのブラジル訪問にまで及ぶ。日本人移民百十周年を記念して、ブラジル政府から招待されたものだが、帰国の途に就く途中の29日にニューヨークに1泊する。

 その日は文春によると、圭さんが学生生活の準備を始める日だそうだ。さては、2人は示し合わせて「マンハッタンで逢引き」ではないのかと邪推するのである。

 だが、文春でさえも、眞子さんの圭さんに対する強い思いは変わらず、「秋篠宮ご夫妻から色々なお話をされても、眞子さまは、小室さんの話にしか耳を傾けられないようです」と宮内庁関係者が話している。

 以前からいっているが、婚約延期以降の週刊誌の報道は行き過ぎていると、私は思っている。

 これも無責任ないい方になるが、いっそのこと、ニューヨークで落ち合い、2人で駆け落ちでもしたらどうか。21世紀版「王冠をかけた恋」というわけではないが、週刊誌を読みながら、そんな妄想を抱いてしまう私は、どうしようもないバカ者なんでしょうな。

 新潮の「タモリの最後の愛人」という記事は読んでいて不思議な感じがした。

 話はいたってシンプルだ。タモリは私と同じ1945年(昭和20年)生まれだから72歳。不思議に浮いた話はこれまでなかったが、表に出なかっただけだろう。

 そのタモリが53歳の売れっ子脚本家・中園ミホ(59)とデキているというのである。私は、タモリという男の「芸」はあまり好きではない。というより、昔のパンツいっちょで演るイグアナや四カ国語麻雀は笑えたが、それ以降のタモリはどこが面白いのか、私にはわからない。

 話がそれたが、タモリは『笑っていいとも!』終了後も、NHKの『ブラタモリ』などで視聴率を稼ぎ、新潮によれば約2億2,500万円の年収があるそうだ(これは高額納税者が公表されていた03年のことだが)。

 彼が福岡で保険の外交員を務めていた時代に結婚した2歳年上の妻がいる。子どもはいないようだ。

 中園の方は、広告会社でコピーライターをやっていて、占い師などを経て脚本家に。今では米倉涼子の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)やNHK大河ドラマ『西郷どん』などを手掛ける脚本家。33歳の時に未婚の母になっているそうである。

 新潮は、品川の住宅街で、中園のマンションから出てくるタモリの姿を撮り、タイトル横に掲載している。季節は夏には遠かったそうだが、短コートに大きなマスクと帽子はやや異様な感じがする。

 タモリのモットーは「仕事とセックスは家庭に持ち込まない」。中園は「婦人公論」(2018年7月10日号)で「今も恋愛中ですよ」と話している。

 還暦間近の女と古希を越えた男との道ならぬ恋。普通なら新潮は2人を直撃して、大人のいい分をたっぷり聞くはずなのに、何もない。

 2人が完黙したからだろうか? それともどこからか圧力がかかったのだろうか。新潮らしくない記事である。

 現代で、ジャーナリストの桜坂拳太朗氏が、中国で逮捕され、懲役を科されている日本人は、公安調査庁から依頼され、スパイ活動に従事していた人たちだが、逮捕されると公安調査庁は何も面倒を見ない、それはおかしいと告発している。

 私は、このことが事実かどうか、判断する何物もないが、もしこれが事実なら、大新聞でもきっちり取り上げ、政府にどうなっているのかと問うべき大問題であるはずだ。

 M氏は2015年5月にスパイ容疑で逮捕され、今月13日に遼寧省の丹東市中級人民法院で懲役5年の実刑判決を受けた。

 M氏は母親が在日朝鮮人で、帰還事業で北朝鮮に渡り、家族で北朝鮮から脱北してきた日本人。

 彼は朝鮮語が堪能なため、中朝国境地帯に頻繁に行き、日本の報道関係者に情報提供するようになった。

 そこへ公安調査庁が接触し、月額15万円の謝礼で、北朝鮮の内部情報を取ってくれと依頼したという。

 公安調査庁と犬猿の仲にある警視庁公安部外事第二課の捜査員はこう話す。

 公安調査庁のやり方は乱暴すぎる。協力者をカネで買って国外に送り込んで、リスクの高いことをやらせるが、護衛要員もつけず、拘束されたときのマニュアルを叩きこむこともしない。リスク管理ができていないというのである。

 M氏は突然遼寧省で失踪した。中国国家安全部に身柄を拘束されたのである。

 拘置所では手ひどい暴行を受けると、かつて公安調査庁の仕事をして拘束されたことがある人間が語っている。

 その人間は、都営住宅に住み、妻とは離婚し、身体を壊し、生活保護を受けているそうだ。

「でもあいつら(公安調査庁=筆者注)のやり方は許せない。微々たる金で私に危険な仕事をやらせたのに、私を助けようともしなかった。(中略)人生がむちゃくちゃになったのに、何の補償もない。私は損害賠償の訴訟を起こすつもりだ」

 今回のM氏のケースも、生き延びるために看守らに賄賂を渡しているという。そのカネは家族から送られてくるカネだそうである。

 日本政府は2カ月に1度、領事が面会に行く程度。こうした公安調査庁のエージェント(協力者)で、中国当局に身柄を拘束されている人間は、13年以降でも20人以上になると、日本政府関係者が話している。

 これが事実なら由々しき問題である。トランプ大統領なら、すぐにでも声明を発表して、我が国に送り返せというであろう。

 安倍首相は、拉致問題だけでなく、こうした人道上の問題を調査し、中国との話し合いを始めるべきだと思うが、そのような兆しは見られない。

 メディアには、この事件の真実を取材し、国民に知らせる義務があるはずだ。

 最後はフライデーに出ている錦織圭(28)のちょっといい話。ウインブルドンで8強入りした錦織だが、お約束通りにジョコビッチに敗れてしまった。

 さぞかし傷心だろうと思うと、さにあらず。2日後の夜には渋谷の古びた鶏料理屋のカウンターで、あの噂の彼女とラブラブだったというのである。

 観月あこ(26)と、「シメの雑炊を二人で分け合ったりしてさ、付き合いたてのカップルみたいにラブラブでしたよ」(その店の男性客)。

 錦織が壁にぶち当たったため「あこは下げマン」などと揶揄されたが、今回の8強入りで復活の手ごたえを得たのだろう、2人は店を出てぶらぶらと歩き、送迎のクルマに乗って帰還したそうだ。

 これで“天敵”ジョコビッチが引退してくれたら、万々歳だろう。

【巻末付録】

 ポストは以前からいっているように、ヘア・ヌード路線からは引いていくようだ。今週も「豪州が公認掲載した『女性器20人』」というタイトルはあるが、これは2ページの活版。

 SEXYグラビアは「なをん 奇跡の42歳*岩本和子*夏の夜の夢」と「フラワー・メグ 刹那の妖艶」の2本。

 岩本和子はやはり熟女だけあって、なかなかいやらしくていい。

 現代のほうは、「京佳 夢見る『童顔Fカップ』」、「アイフルCMで『あの子、誰?』と話題に 彩川ひなの 魅惑のお姉さん」、「昭和が香る『初ヌード』朝比奈祐未」、W杯で日本が負けたらお尻を出すと宣言したという、元なでしこリーグの選手「丸山桂里奈」のお尻が袋とじ。

 今週は現代の方が気合が入っている。3打差で現代の勝ち!
(文=元木昌彦)

「何カップ?」と聞きながら突然胸を……プロ野球・巨人の“破廉恥トレーナー”と球団の無責任ぶり

今週の注目記事・第1位
「バカ親文科省局長の異常な愛情」(「週刊文春」7/19号)

同・第2位
「坂本弁護士一家殺害犯6時間告白テープ妻、娘、愛人は今・・・麻原女たちの骨肉の争い」(「週刊文春」7/19号)
「『劇画宗教』30年の総括/『俗物教祖』がエリートを心服させた洗脳技巧」(「週刊新潮」7/19号)

同・第3位
「横浜点滴殺人『黒い看護師』を<20人殺し>に駆り立てた潔癖症とイジメ」(「週刊文春」7/19号)

同・第4位
「私にエッチなマッサージをした巨人専属トレーナーを許さない-ワイセツ事件」(「フライデー」7/27号)

同・第5位
「安倍政権中枢へのカジノ『脱法献金』リスト」(「週刊文春」7/19号)

同・第6位
「添加物なし!『国産食品』リスト/『加工肉』を食べるならコレ!」(「週刊新潮」7/19号)

同・第7位
「死者・行方不明者200人!『西日本大豪雨』の教訓」(「週刊新潮」7/19号)

同・第8位
「紀州のドン・ファンは本当はいくら持っていたの?-全財産の明細が明らかに」(「フライデー」7/27号)

同・第9位
「認知症を防ぐ睡眠術」(「週刊文春」7/19号)

同・第10位
「大塚家具銀座本店の家賃が払えない『かぐや姫』の都落ち」(「週刊新潮」7/19号)

同・第11位
「水道民営化衝撃の正体」(「サンデー毎日」7/29号)

同・第12位
「5大商社の給与と人徹底研究」(「AERA」7/23号)

同・第13位
「日本社会に急増する『75歳以上』と寛大な気持ちで付き合う方法」(「週刊プレイボーイ」7/31号)

 今週は現代とポストが合併号でお休み。サッカーW杯はフランスの勝利で終わり、なんだか気の抜けた感じだ。

 今週はゴルフのほうではTHE OPENといわれる英国オープンの開幕。タイガー・ウッズが松山英樹と同じ組で回るそうだ。

 どちらもあと一歩足りないゴルフが続いている。PGAのゴルフツアーは早くも終盤戦。2人が優勝に絡む、そんなシーンを見せてもらいたいものである。

 さて、久しぶりに週プレを取り上げよう。週刊誌が老齢化したとはいっても、この雑誌の読者はまだまだ40台前後か。

 今週は、急増している「75歳以上」の後期高齢者と、どう寛容に付き合ったらいいのかという特集を組んでいる。

 私がこの欄でよくいっているように、人間は歳を取るとおっとりしていく、鷹揚になる人もたまにはいるが、ほとんどの老人は「暴走老人」になり、短気になるのだ。

 自分の体が思うように動かない、自分の思った事がすぐにできない、他人は年寄りだからと馬鹿にしていると思い込む。そういった諸々への不満や怒りが、すぐに感情となって噴き出してしまうのである。

 月に1000人の認知症患者を診るという長谷川嘉哉氏はこういう。

「私は認知症の予防段階から、初期、中期、末期、看取りまでのすべての現場に立ち会い、段階に応じた対策を考えてきました。そんな日々の中で実感するのが、『人は年齢を重ねていくと前頭葉の働きが衰え、感情を抑制しにくくなっていく』という現実です。
 一方、キレる高齢者などのニュースを見ていて思うのは、MCI(軽度認知障害)によるものではないかということです。
 MCIの人は、多少の物忘れなどはあるものの、日常生活に目立った支障が出ることは少ない。そのため医師の診断を受けていないケースも多いんです」

 そうか前頭葉が衰えているのか。親がこんなふうになったら要注意だそうだ。

「突然キレる」「同じ昔の話を繰り返す」「電話で話していると、いきなり『あんただれだったっけ?』」「待てなくなる」「家が荒れ放題」「財布がパンパン」「味覚がおかしくなる」「被害妄想になる」などがあれば、気をつけたほうがいいそうだ。

 認知症の初期によくあるのが、カネがない、カネを盗まれたといい出すことだ。うちの親父も、財布をひもで結んで首から掛けていた。

 だが、しょっちゅうそれを忘れて、財布がない、カネが盗まれたとぶつぶついっていた。

 それと、野球をテレビで観るのが好きだったが、70代の終わりごろから、テレビに映っている観客が俺のことを見て笑っている、バカにしてやがると怒り出し、以来、野球中継を観なくなってしまった。

 ここにもあるが、歳を取ってから異常に性欲が亢進するというケースがあるようだ。

「男性週刊誌では『死ぬまでセックス』的な特集が定期的に掲載されていますよね。前頭葉機能の低下は、理性のコントロールという欲望を制御する力も弱めます。性欲は枯れず、理性のコントロールが下がると、『異常性欲』という形で認知症の症状が出てきます。
 それまで理性的だった高齢者がセクハラ行為を働いたり、公の場で自慰行為をしたり、何十年も性交渉のなかった妻を押し倒したり、という事例は私も見てきました。
(対処法は)抗認知症薬の中には異常性欲に効果がある薬もあるので、投薬治療を行います。ちなみに、異常性欲は男性だけの症状ではありません。訪問診療の際、私の股間を触ろうとするおばあさんもいます。逃げながらやんわり拒絶すると、『触りたいんだから触らせてよ!』と」(長谷川氏)

 それにしてもこのタイトルが気に入らないな。寛容に付き合うとはどういういい草だ。こちとら年寄りだって、バカ者じゃない、若者と寛容に付き合っているつもりだがね。

 お次はAERAへいこう。業績は絶好調らしい総合商社だが、東大生や京大生には人気が落ちつつあると特集している。

 総合商社の給与と平均年齢を見てみよう。

 三菱商事の平均年収は1541万円と、やはりナンバー1。平均年齢は42.7歳。三井物産は1420万円、42.1歳。

 伊藤忠商事は1461万円で41.6歳。住友商事は1304万円42.7歳。丸紅は1322万円で41.6歳。

 やはり給与は高いが、エリートたちにとっては魅力が薄れてきているという。

「新卒向けのリクルーティングサイト『外資就活ドットコム』を運営するハウテレビジョンが出した『東大・京大生の志望企業ランキング』だ。同サイトへの登録者約1万人が、登録時に回答した『志望先企業』をランキング化。その結果、2018年卒業の東大・京大生が選んだ志望企業のトップはマッキンゼー・アンド・カンパニー。2位はボストン コンサルティング グループ、3位はゴールドマン・サックスと、トップスリーは『外コン』や、『外銀』と呼ばれる外資系投資銀行が占めた。
 一方で5大商社は、18年卒は最大手の三菱商事が4位、三井物産が7位、伊藤忠商事は14位。住友商事と丸紅がともに15位を下回る圏外。さらに19年卒業予定を見ると、三井物産と伊藤忠商事が圏外に消え、三菱商事も4位から6位へと順位を落とした。20年卒業予定も圏内は三菱商事だけで、しかも順位を8位にまで落としている」(AERA)

 ハウテレビジョンの音成洋介社長によれば、東大・京大生の総合商社離れはここ数年の傾向だそうである。

 背景には、超実力主義のプロフェッショナル型組織の志向があるという。

 採用コンサルタントの谷出正直氏は、

「例えば、総合商社は配属先を選べず、その配属先や社内政治によってその後のキャリアが決まる。
 10年近い長い下積み生活もある。こうした働き方が今の若者、とくに自分の人生やキャリアを選べる側にいる東大生や京大生の価値観と一致しなくなってきている。しかも、終身雇用が崩れ転職が前提となりつつあることを見据えると、日本企業に入社することをリスクとも感じている」

 昔は銀行や商社に入れば、一生安泰だった時代があった。今は銀行は淘汰され、商社もこのままいけば、先は明るくない。

 それなら早いうちにキャリアをつけて、世界へ羽ばたこうとする気持ちも分からぬではない。

 ところで東大が落語の世界にまで進出していることをご存じだろうか。

「兄貴たちはバカだから東大に行ったが、オレは利口だから将棋指しになった」。常々こう言っていたのは米長邦雄永世棋聖である。

 落語の世界も以前は「学問なんざぁ邪魔だ」という空気が色濃くあった。だが、最近、大学出の落語家も珍しくなくなってきている。そしてついに東大出が出現したのである。

 春風亭昇太さん(38)は岡山大学に3年までいて、一念発起、一浪して東大経済学部、それも産業集積論を学ぶ。その傍ら落語研究会で落語力を研鑽。1日16時間稽古して学生落語の最高峰「策伝大賞」を受賞した。

 28歳の時、『東大生に最も向かない職業』(祥伝社)に就こうと春風亭昇太師匠の門を叩き、弟子入りする。現在は二つ目で、真打ちは目の前である。

 しかし、私が気になるのは、演者の学歴が高くなると、庶民の娯楽である落語の質が変わってくるのではないかということだ。

 客の方が高校出で、落語家の方が学士様では、なんだか堅苦しくなりそうな気がするのだが。

 ところで、先のニューズウイーク日本版で、世界の人口が100億人になる日がそう遠くないと特集を組んでいた。

 中国では建国100周年を祝う頃には、高齢者が5億人になるそうだ。

 人口がこれ以上増えると、真っ先に不足するのが水である。早くも「水戦争」が世界中で起こっている。

 こう暑いと、水を飲まないではいられないが、そのうち、ペットボトルが1本500円なんて時代が来るそうである。

 そこに麻生なる人物が、13年4月にアメリカのワシントンでこうぶち上げたというのだ。

「(日本の)水道は全て国営もしくは市営、町営でできていて、こういったものを全て民営化します」

 すると、水メジャーといわれる海外の水道事業大手や国内の総合商社から、問い合わせが殺到したと、サンデー毎日が報じている。

 サッカーW杯で浮き立っていた7月5日に、衆院本会議で「水道法改正案」が可決したのである。

 麻生がいっていた、水道事業の民営化である。

 南米ボリビアの都市コチャバンバで民営化したことがあった。しかし、2000年、水道料金が3~4倍に跳ね上がったことに市民が反発し、大規模な抗議運動に発展したという。

 国連開発計画の報告書によれば、都市機能が4日にわたって麻痺して6人が死亡した。料金値上げを強行したのは、公営水道を買収した英国ロンドンに本社がある民間企業。コチャバンバ以外でもフィリピンや南アフリカなどでも水道事業の民営化をしたところ、サービス低下や料金高騰が起きたという。

 結果、15年までに世界235の民営水道事業が再公営化されているそうである。

 よく中国が、日本のきれいな水が出る場所を買い漁っているといわれる。水はさらに不足し、日本でも水戦争が起きるかもしれない。

 アホな安倍政権では、そうしたことへの危機感が微塵も感じられない。

 政権を変えて、早急に手を打つべきは、いうまでもない。

 さて、親子げんかだけが有名になった大塚家具だが、銀座本店の家賃が払えず、大塚久美子社長(50)が都落ち寸前だと新潮が報じている。

 3月に、大塚家具は貸主の三井不動産を相手に、月額9600万円の家賃を7600万円に値下げするよう求める確認訴訟を起こしているそうだ。

 すると、三井側は、1億320万円への引き上げを求めて反訴したという。

 泣きっ面にハチか。大塚家具の17年の決算は対前年比17.7%減のマイナス72億5900万円。単純計算では毎月4億円が失われているという。

 久美子社長が復帰した直後は110億円あった現金も減り続け、今やキャッシュは10億円程度だそうだ。

 60%オフのポスターが貼られた店内には、客より店員の数の方が多いそうである。

 だが都落ちしても、業績が回復するとはとても思えない。久美子社長の経営手腕とはこの程度のものだったようだ。

 文春は、睡眠が認知症に深く関わっていると報じている。

 睡眠不足は肥満や高血圧などのリスクを高めるといわれていたが、認知症もそうだというのである。

 アルツハイマー型の認知症の人の脳には、老人斑と呼ばれるシミのような者が多くみられる。これはアミロイドβと呼ばれるたんぱく質が蓄積されることで形成されるが、徹夜した翌朝はこれが増えていることが明らかになったという。

 睡眠時間は60代で正味7時間、70代で正味6時間。なるべく夜の11時から朝6時ぐらいまで寝て、それ以外の時間は寝ないか、30分程度の昼寝がいいそうだ。

 さて、紀州のドン・ファンの49日法要が行われたとフライデーが伝えている。

 フライデーは、野崎氏が本当はどれぐらいカネを持っていたかを試算している。

 口座に預けてあるのが7億円近く。株も同じぐらい。常々持ち歩いていた「ドン・ファンの埋蔵金」が2億から3億円。

 貴金属やシャガールなどの絵画は、しめて4億円から5億円。田辺市内に持つ豪邸や不動産もある。

 これらが10億円程度か。しめて総額は30億円は下らないだろうというのがフライデーの皮算用である。

 そういえば、先週の某夜、新宿の「猫目」というバーで私の隣に座った女性がいた。もはや酔眼朦朧の私がハッとするような派手な女だった。

 なんとなくバーの女性とのやりとりを聞いていると、あの紀州のドン・ファンと結婚した若妻と同じマンションだというのである。

 マンションの入り口に週刊誌の記者やカメラマンが待ち構えていて、当人と間違えられて困ると話しながら、まんざらではない様子。

 私は若妻の顔は、マスクをしている写真しか見ていないが、似ているような感じがする。

 隣の女性も、高級クラブに所属し、紀州のドン・ファンのような男たちと夜な夜なデートしているといわれても違和感のない、かなりケバイ感じの訳あり女性のように見えた(失礼)。

 隣のサイゾーの大編集長はさすがだ。彼女に、マンションはどこか、若妻のことを聞かせてほしいと声をかけていた。

 その後2人の話がどうなったかは朧である。

 ところで西日本を襲った大豪雨の死者は200人を超えた。映像を見ていると、西日本一帯が津波に襲われたかのようである。

 何しろ、高知県馬路村に降り注いだ3日間の雨の量は1091.5ミリだという。ここはゆずで有名な村だ。ここでつくられたポン酢は香りがよく、何にかけてもおいしい。ゆずはどうなったのであろう。

 私が住んでいる首都圏は、今回の豪雨の被害はなかったが、他人事ではない。新潮によれば、1時間100ミリの雨が3~4時間続いても、インフラに支障は出ないが、河川の氾濫で大きな被害が出るという。

 東京都江戸川区の土屋信行土木部長は「一番危険なのは荒川」だといっている。

「明治43年の水害を受け、水路を分けるために人工的に作られたのが現在の荒川で、墨田区、江戸川区、江東区といった海抜0メートル地帯が荒川沿いにあり、海抜マイナス5メートル地帯もここに集中しています」

 新潮によると、関東・東北豪雨の被害総額は2896億円だったから、西日本豪雨はその3~4倍になり、豪雨前に戻すには2兆円を要することになるのではないかと試算している。

 同じ新潮がキャンペーンを続けている「食べてはいけない国産食品」だが、先週と今週、文春に批判されたからではないだろうが、今週は「添加物なし!『国産食品』リスト」と、食べてもいいものをリストアップしてきた。

 私も以前から、食べてはいけない食品は山のようにあるのだから、これなら安心という食品を紹介すべきだと思っていた。

 早速ページを開いてみた。私はウインナー、ハム、ベーコンが大好きだが、なかなか安心できるものが見つからなかった。それは当然だった。何しろソルビン酸などなし、味覚を破壊するタンパク加水分解物などなし、タール系着色料なしは、新潮によればたった1社しかないというのだから。

「大多摩ハム」という福生市にある70人余りの会社だ。パンは、食パンのほとんどはトランス脂肪酸の含有量はゼロだという。そのほかの菓子パン類も、アンパン(山崎製パン)、くるみあんぱん(フジパン)、My Bagel(敷島製パン)など、安全なものがズラリと並んでいる。

 調味料は、私が愛してやまないブルドックソースの塩分50%カット、ウースターソース、ハナマルキの無添加田舎みそ、ミッカンのポン酢、ハウス食品のタコのガリシア風炒めなどは、使ってもいいそうだ。このリストを持って、これから買い物に行こう。

 さて、ギャンブル依存症を激増させるカジノ法案が成立すれば、海外でカジノを運営している企業が、日本に手を伸ばしてくることは間違いない。

 それがわかっていながら、そうした企業にパーティ券を購入してもらったりしている議員が無数にいると、文春が報じている。

 そのリストをアメリカの司法当局が入手して、日本の捜査機関い照会してきたそうだ。そこには麻生太郎、西村康稔、荻生田光一、細田博之、野田聖子などの名前があった。

 リストを作ったのはアメリカの大手カジノ業者「シーザーズ・エンターテインメント」のアドバイザーで、日本参入に向けたロビー活動をしていた人物だという。

 神戸学院大学の上脇博之教授がこう指摘している。パーティ券購入に規定はないが、立法趣旨からいえば寄付と同じ、道義的、政治的には大きな問題だとし、

「場合によってはロビイスト側も名義貸しで違法となる可能性もありますし、政治家側も実際にお金を出したのが外国のカジノ企業だと知っていれば違法になりえます」

 何兆円のカネが動くカジノ利権に群がる政治屋ども。必ず、その利権を巡って贈収賄事件が起こるに違いない。

 法案をろくに審議しないまま成立させ、政治屋や業者に対する罰則をきめ細かくつくらないのでは、日本のカジノは外国よりも質の悪い悪の温床になる。

 まったく関係ない話だが、昨日(7月16日)、夜テレビを見ていたら、講談社の古賀義章さんが出ていた。

 彼は私がフライデーの編集長の時に編集部員だった。明治大学出の面白い男で、仕事もできた。私が仲人でもある。

 週刊現代でも一緒で、彼は雲仙普賢岳やオウムのアジトなどの写真を撮り、写真集にもなっている。

 私が講談社を離れてから、彼が事務所まで来てくれて、インドで仕事をしたいと熱く話してくれた。

 学生時代、インドに魅入られ、インドと講談社を結ぶ何かを考えているという。

 やがて、彼が、巨人の星のインド版をつくると聞いた。野球をインドで熱狂的なファンのいるクリケットに変えてやるが、スポンサーやテレビ局との交渉など、難問は山ほどあったが、一つ一つ解決して、放映へとこぎつけた。

 今では子どもたちが、このアニメを見てクリケット選手になりたいというぐらいの、人気番組になっているようである。

 そんな苦労話を、古賀はにこやかな顔で話していた。彼も50を超えて、白いものが増えたが、いい顔になった。

 こうしてみると、私の周りには人材がいたなと、改めて思わせてくれた。講談社とインドの懸け橋になった男。さらなる飛躍を!

 さて、かつての栄光は全く消えてしまった巨人軍だが、弱くなっただけではなく、泥棒やセクハラの宝庫にもなってしまったようだ。

 柿沢貴裕(23)は、同僚選手たちのユニフォームなどを盗んだとして逮捕された。年収が500万円しかないのに、マスタングやコルベットなどの高級アメ車を乗り回していては、カネがなくなるのは当たり前だ。

 先日は一軍選手たちが「全裸パーティ」を開き、そのバカ騒ぎぶりを動画で撮ってSNSにアップしていたという、前代未聞のバカぶりがフライデーで暴露された。

 今週のフライデーは、巨人の二軍のトレーナーだった半田剛(31)が、知り合った美容サロンの女経営者に「マッサージをしてあげる」といって近づき、マッサージをしながら、「身体硬いね。正常位しなさ過ぎだよ」などと語りかけ、別の日には、「何カップ?」と聞きながら突然胸を揉んだという。

 彼女は謝罪を要求したが、らちが明かず、巨人に問い合わせても、所属している治療院に聞いてほしいというだけ。思い余った彼女は、6月26日に渋谷署に被害届を提出し受理されたそうだ。

 フライデーが改めてこの件で巨人に取材すると、「当球団の委託業務とは関係ない行為でトラブルを起こしたため、当球団の求めで6月に交代しました」と答えたという。

 巨人のトレーナーの名刺を渡して、ふざけた行為に及んだのだから、もう少し当事者意識を持った返答をするべきであろう。

 それとも、次から次へと起こる不祥事に、個別に対応ができなくなったのか。

 ところで、2016年9月に起きた横浜市・大口病院の点滴殺人事件は、当初から久保木愛弓看護師の犯行ではないかと疑われていたが、物証に乏しく、「神奈川県警史上最大の難事件」といわれてきた。

 文春で、捜査関係者がこう語っている。

「聴取した関係者は百人以上に及ぶ。医療器具や着衣などありとあらゆるものに関して、指紋だけでなくDNA鑑定を実施した。界面活性剤による殺人はもちろん前例がないため、致死量の検証なども専門家と綿密に進めていました」

 そうして久保木容疑者の服からだけ検出された界面活性剤が決め手になった。西川惣蔵さん(88)や八巻信雄さん(88)さんだけではなく、彼女が勤務していた4階病棟では約3カ月の間に48人が死亡している。

 久保木は「他の入院患者の体内にも消毒液を入れた。20人ぐらいにやった」と供述しているそうだから、彼女が手を下した被害者はまだまだ増えそうである。

 犯行の動機については、「(患者の)容態が急変するのを見るのが嫌だった」(文春)といっているそうだが、そんな女がなぜ看護師になったのだろう。

 さて、文春が新谷学編集長から加藤晃彦編集長にバトンタッチ。新谷氏は文春の歴史の中でも一時代を画す「新谷文春」をつくりあげた。

 数々のスクープもそうだが、そうした記事をパッケージにしてテレビのワイドショーなどに売るというビジネスモデルをつくりあげたことも、評価されていい。

 残念ながら、あれだけ注目を集める誌面をつくりながら、部数減には歯止めがかからなかったようだ。

 新谷編集長がいっていたように、ITを駆使して文春というブランドの販路を広げていくことが、次の編集長にも求められるだろう。

 新谷編集長、お疲れ様でした。

 前任の編集長がやりたい放題やった後を受け継ぐ人は大変だろう。私も勝手気ままな編集長を5年半もやったから、次の編集長は相当苦労したようだ。加藤文春をどうつくり上げていくのか、じっくりお手並みを拝見しよう。

 ところで今週の特集記事は、私と関わりのあるものが多い。といっても、私の知り合いが逮捕されたというのではないが、懐かしい名前が出てきて、往時を思い出した。

 文春に「坂本弁護士一家殺害犯6時間告白テープ初公開」というのがある。今回死刑が執行された7人には入らなかったが、岡崎一明死刑囚が逮捕前にした告白を録音したテープを、ノンフィクション・ライターの武田頼政氏が書き起こしている。

 これは、私が編集長だった95年、当時現代の記者だった武田氏に取材してもらって、巻頭特集として掲載したものである。

 当時、オウム真理教の被害者たちの守護神として、オウム批判の急先鋒だった坂本堤弁護士一家が忽然として消えてしまった。オウムの仕業ではないかという見方は根強かったが、遺留品も少なく、坂本氏、妻、そして幼い子どもの行方は杳として知れなかった。

 粘り強い取材で定評があった武田氏は、当時オウムから脱退して山口県宇部市に住んでいた岡崎に会いに通い、岡崎から信頼を寄せられるようになっていた。

 この記事にあるように、電話で突然、「わしもその場にいたんじゃ」と打ち明けた。

 岡崎の話によると、村井秀夫(95年に刺殺された)、新實智光(今回死刑執行)、早川紀代秀(同)らと、深夜、坂本弁護士宅に侵入して、3人をポア(殺害)した。

 だが岡崎は、「自分はあくまでも見張り兼運転手役だった」(文春)と、殺人には関与していなかったと、当時は主張していた。

 遺体を乗せた車を運転して、子どもは長野県、奥さんは新潟県、坂本氏は富山県に埋めたといっている。そう武田氏から聞いた私は、実際にそのルートを通って現場へ行ってみてくれと、指示したことを記憶している。

 岡崎は仮名にしたが、この手記が掲載された現代は評判になり、よく売れた。しかし、当時、テレビのワイドショーなどに出ていたコメンテーターの中には、あんな手記はデタラメだ、だから週刊誌は信用できないなど、批判する声もあった。

 そこで私は、これを1週で終わらせてはいけない。この事件の真相が解明されたとき、やはり現代の記事は正しかったと思ってもらえるようにと、編集部編として『坂本弁護士一家殺害事件』というブックレットを出した。

 先ほどAmazonを覗いたら、これが180円で売られていた。

 その後、岡崎は神奈川県警と警視庁の合同捜査本部に逮捕された。武田氏によると、岡崎は供述調書でこう述べているという。

「私は、坂本弁護士の背後から、右手を前首に回して、確かパジャマみたいな寝間着の左の奥襟を掴んで締めました」

 と、自分も実行犯だったと自白している。麻原オウムが、狂気の道を突き進むきっかけになった事件だけに、私にとっても思い出深い、そして武田氏のいっているように、彼らの死刑が執行されても、決して風化させてはならない事件である。

 文春は、麻原の遺骨の引き取りを巡って、妻や娘たちの争いが起きていると報じている。骨肉の争いなどどちらでもいいが、大きな疑問がある。麻原が死刑執行間際に「(遺体は)四女に」と漏らしたというが、そうした判断ができ、話せるのなら、なぜ、生かしておいて事件の全容を解明する努力をしなかったのか。メディアはここを追及すべきである。

 オウム事件は週刊誌の独壇場だったといっていい。とくに麻原や幹部たちが逮捕されてからは、警察や検察からは情報が出てこないため、独自の情報をどうとるか、週刊誌の現場は戦場であった。懐かしいといってはいけないのだろうが。

 ところで角居勝彦調教師というのが飲酒運転で逮捕された。

「草津署によると、角居容疑者は6日午前0時5分ごろ、草津市西渋川1丁目の県道を酒気を帯びて乗用車を運転した疑いがある。交差点で出合い頭にトラックと衝突し、呼気1リットルあたり0・18ミリグラムのアルコールが検出されたという」(朝日新聞7月6日付より)

 角居は5度の最多賞金獲得や最多勝利など、2008年から7年連続してJRA賞を受賞している。通算693勝(7月5日現在)は歴代7位で、日本ダービーを勝った名牝ウオッカ、日本馬初の世界最高賞金ドバイ・ワールドカップを制したヴィクトワールピサを管理していた。

 この角居って、ポストで連載「感性の法則」をしている調教師だよね。先週の合併号で「休載」しなかった理由は?

 酒を飲んで事故って、現行犯逮捕。JRAは彼を調教停止処分にしたが、ポストは連載を続けるつもりだろうか。まずいと思うのだが。

 さて、今週の第1位は文春のこの記事だ。

 文科省の事務次官間違いなしといわれていたエリート官僚が、受託収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕された。

 佐野太(58)、科学技術・学術政策局長だった。肩書だけを聞くと、なぜ事務次官候補だったのかという疑問が湧く。

 新潮で文科省担当記者がこう解説する。この役所は旧科技庁系の人数を1とすると、旧文部系は3と圧倒的に多いが、官房長や次官はたすきがけでポストに就くから、同期にライバルがいない佐野は、3年したら次官になってもおかしくなかったというのだ。

 今回逮捕されたのは、文春によると、「東京医科大学に対し、文科省の私立大学支援事業の対象校に選定することの見返りに、次男を大学入試で合格させてもらったというものでした」(検察担当記者)。問題になった、独自の取り組みをする大学へ助成金を支給するという制度は、選ばれると、年間2000万から3000万の補助金が最大5年間にわたって受けられるというものである。

 16年に東京医科大は選考から漏れているが、17年は選ばれている。ちなみに16年は加計学園系列の千葉科学大と岡山理科大学、17年には日本大学も選ばれているという。何やら、きな臭いが。

 医大には裏口入学があるという噂はよく聞くが、東京医科大はどうなのか。ここは偏差値66・5、医師国家試験の合格率96・4%という、全国の医学部のなかで6位だというから、なかなかの狭き門である。

 それに、1次試験はマークシートだから点数の操作がしにくいようだ。したがって「加点」が行われるのは2次試験だという。

 この大学には、どこでもいるように臼井正彦理事長というドンがいる。眼科医だが、どこかの首相のように、理事長職は2期4年までというのを自分から変更して、居座り続けていた。

 2次試験の委員会には理事長は出ないが、ランク付けをした「指示書」を子飼いの学長に渡し、これとこれは加点するように命じていたそうだ。

 臼井は、一人入れば1本だと嘯いていたという。1本は1000万円だそうだ。定員は75人だが、過去には20人以上の裏口入学を受け入れたこともあると同大学の関係者が話している。

 毎年、受験生の得点の一覧表が学内の教授会に配られるが、今年はなぜか一覧表に得点が記載されていなかったと、別の関係者が語る。

「一次試験の採点で、機械によって自動的に弾かれた佐野氏の息子さんを無理やり通過させたため、得点が発表できなかったのではないかといわれています。(中略)今回さらなる一線を越えてしまったと感じます」

 呆れ果てるしかないが、肝心の佐野の次男は、安倍首相の出身校、あの成蹊高校を昨年卒業している。しかも今年1月のセンター試験の直前に、家族でセブ島へ出かけていたそうである。親父に、勉強しなくても入れるといわれていたとしか思えない。

 その佐野容疑者だが、早稲田大学大学院理工学研究科を終了後に旧科技庁に入庁。出世ポストの総務課長を経て官房長というコースは、前川喜平前次官と同じ。

 山梨県出身の佐野は、県知事になろうと狙っていたといわれる。官から政界へ華麗な転身をと考えていたのかもしれない。

 それは、彼の妻の影響ではないか。彼女は文部大臣を務めた小杉隆の長女だという。ここで私の思い出につながる。

 小杉氏と知り合ったのは、彼が自民党都議から、河野洋平たちが自民党を脱藩してつくった新自由クラブに移り、国政に打って出ようというときであった。

 ピカピカの青年政治家だったが、困った問題を抱えていた。ある女性と不倫をしていて、それを週刊誌に嗅ぎつけられたというのである。

 週刊誌というのは私のことだ。すると、有名劇団の演出家から、新自由クラブのお歴々たちが次々に出て来て、小杉は将来必ず大物になる逸材だから、勘弁してくれというのである。

 まだ30そこそこの若造にとっては、こんな面白いことはない。第一、まだ議員にもならない人間ではバリューに欠けて、週刊誌ネタにはなりにくい。

 結局、党の幹部が、責任を持って別れさせると一筆を書き、それなりのものを払い、けりをつけた。その小杉氏が文部大臣になったのだから政治の世界は分からない。

 だが、文春や新潮が報じているように、小杉氏の奥さんが架空の投資話を持ち掛けて約9000万円を騙し取ったとして、詐欺で逮捕されてしまったのだ。

 そのために小杉氏は政界を引退せざるを得なくなる。その小杉の娘の亭主が、収賄容疑で逮捕される。因果は巡るというのだろうか。

 臼井理事長と学長は辞任したが、守屋武昌元防衛次官が逮捕されたときのように、特捜部は家族ぐるみで大学から接待を受けていたのではないかと見て、奥さんの事情聴取もおこなっているようだ。

 現代はタイトルを「収賄で逮捕の文科省エリート 一番のバカは『親父』か『息子』か『大学』か」としているが、みんなバカである。

 だが一つだけ同情する点がある。「バカな子供ほど親はかわいい」のである。
(文=元木昌彦)

眞子さま縁談どうなる……? 小室圭さん“留学”報道で「文春」と「新潮」が真っ二つ!

今週の注目記事・第1位
「『小室哲哉は許せない』KEIKO 親族怒りの告発」(「週刊文春」7/12号)

同・第2位
「テレビCM『すまいーだ』の飯田GHDの会長(73)華原朋美の不倫愛に溺れる」(「フライデー」7/20号)

同・第3位
「秋篠宮ご夫妻も愕然 小室圭さん裏切りのマンハッタン留学」(「週刊文春」7/12号)
「『小室圭くん』が米国留学3年の勝算」(「週刊新潮」7/12号)

同・第4位
「『大人たちは金集め』安倍昭恵夫人と怪しい新興宗教」(「週刊文春」7/12号)

同・第5位
「『佐川不起訴』の『女特捜部長』がはるばる『函館地検トップ』」(「週刊新潮」7/12号)

同・第6位
「ライザップ 株主総会で社長がバラした『リバウンド率が高いタレント』誰だ?」(「週刊ポスト」7/20・27号)

同・第7位
「愛犬・愛猫の『命の値段は60万円』この判決は妥当か、不当か」(「週刊ポスト」7/20・27号)

同・第8位
「内田正人日大前監督の『雲隠れ姿』」(「FLASH」7/24・31号)

同・第9位
「元祖・天才棋士が『うつ病』と向き合った1年間」(「週刊現代」7/21・28号)

同・第10位
「1080円で選手に質問 ケイスケ・ホンダの新ビジネス」(「週刊文春」7/12号)

同・第11位
「収賄で逮捕の文科省エリート 一番のバカは『親父』か『息子』か『大学』か」(「週刊現代」7/21・28号)

同・第12位
「病床の朝日新聞社主をめぐる親族と後見人の『介護対立』」(「週刊ポスト」7/20・27号)

同・第13位
「座布団十枚! “死亡ネタ”でも大爆笑桂歌丸は『生まれ変わっても落語家』」(「週刊文春」7/12号)

同・第14位
「『紀州のドン・ファン』事件の迷宮! 金庫から消えた3億円」(「週刊新潮」7/12号)

同・第15位
「『新型ワクチン』で『高血圧』治療ができる!」(「週刊新潮」7/12号)

同・第16位
「金正恩3兆円を狙う『女エージェント』」(「週刊文春」7/12号)

同・第17位
「日本の『インフルエンサー』100人」(「週刊現代」7/21・28号)

同・第18位
「2018年上半期『ヒンシュク大賞』」(「週刊ポスト」7/20・27号)

同・第19位
「定年後から『100歳』まで お金の未来年表」(「週刊ポスト」7/20・27号)

同・第20位
「主演映画の明暗が分かれた『真木よう子』と『沢尻エリカ』」(「週刊新潮」7/12号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は現代とポストとFLASHが合併号。なぜこんな時期にと思うが、1週出さなければ、紙代も印刷代もいらないという消極的な理由ではないのか。

 まあ、雑誌が売れない時代だから、仕方ないか。

 まずは新潮から。私は、沢尻エリカと真木よう子という女優が好きになれない。2人でいて楽しい女性だとは、到底思えないからである(相手も嫌がるだろうが)。

 安藤サクラという女優も苦手だったが、是枝裕和監督の『万引き家族』で、貧弱なリリー・フランキーとのSEXシーンで、彼女の迫力満点な真っ裸を見て以来、いいじゃないかと思えるようになった。あの子をよがらせるのは大変だろうが。

 その沢尻と真木主演の映画が公開されたが、明暗が分かれたと新潮が報じている。真木の『焼肉ドラゴン』は公開2日間で第7位。ちなみに第1位は『万引き家族』。

 一方の沢尻の『猫は抱くもの』はベスト10にも入らなかった。映画評論家の北川れい子氏は「沢尻さんはただ可愛く撮られようとしているだけで、大衆を引きつけるような女優にはなっていません」と手厳しい。綺麗なだけでは長持ちしないよ、沢尻さん。

 さて未来年表流行りである。今週のポストは、定年後から100歳までの「お金の未来年表」が巻頭大特集。

 失礼だが、これまでやっていたことのまとめとしか思えない。確かに100歳まで生きれば「生涯年金収入1億円」にはなるのだろう。

 それを担保にカネを借りることができることもわかる。子どもに遺産は残さないが借金も残さないで綺麗に死んでいけというのもわかる。

 だが、70歳をちょいと超えた今でさえ、身体のあちこちは痛く、記憶力は日増しに衰え、カミさんとは家庭内別居状態である。

 あと数年で認知症か腰痛で、家から出られず歩けなくなるのだろう。100歳まで元気で好きなものをたらふく食べられ、外を気ままに歩き、少しのオシャレでもできれば長生きもいいが、そうできるのは1,000人のうち10人か20人ではないのか。

 一日一期。明日あると思うな。これが高齢者の生きる道である。大きな借金してまで生きたくはない。そう考えている身にとって、この特集は無用である。悪いけど。

 ポストでやっているビートたけしの連載は時々面白いものがある。

 半年ごとにやる「ヒンシュク大賞」も楽しみにしているのだが、今回はネタがいっぱいあるのに、なぜかつまらない。

 何でかな~? それはたけし自身が「ヒンシュク」の対象になっているのに、それには答えていないからである。

 芸人なら、自分のスキャンダルをネタにするぐらいの度量がないと。そう思うのだ。

 この上半期は、日大アメフト部、栄和人監督、貴乃花、福田惇一財務次官、加計孝太郎、TOKIOの山口達也、小室哲哉など、ヒンシュクどころか人間失格のような連中が目白押しだった。

 だが、あまり冴えた斬り込みはなく、ヒンシュク大賞が栄監督というのもいただけない。

 中で唯一よかったのは、佐川宣寿前国税庁官についてのくだりだ。

「まァ、佐川にとっちゃ、ヒンシュクならぬソンタク大賞グランプリは安倍晋三・昭恵夫妻だろうな。あの人たちの尻ぬぐいってのは間違いないわけでさ。今頃、“オレの天下り余生をどうしてくれるんだ!”って歯ぎしりしてるだろうよ」

 毒舌のないたけしなんて、何とかのないコーヒーみたいなものだ。

 現代の「日本のインフルエンサー100人」を読み始めたが、初っ端から堀江貴文の名前が出たところで読むのを止めた。

 彼が、時代の変化に対応できる柔軟性と先見性があるとは、とても思えない。宇宙ロケットに入れ込んでいるといっても、カネはクラウドファンディングで集めているようだし、先日も打ち上げに失敗した。

 彼は自分のSNSで客を集めたいために、いろいろなことに手を出してはいるが、しょせんは見世物小屋のおやじ程度だと、私は思っている。

 日本を変える経営者というのがあるが、特にIT企業家は、これから20年先にどうなったかで判断するべきである。

 研究者の中には山中伸弥も入っているから、人類の幸福に寄与する人間がこの中から出てくるとは思う。

 若者のカリスマというのは、私が知っているのは渡辺直美しかいない。彼女はなかなかいいセンスを持っている女性だとは思うが、若者でなくなった時どうなるのか。見ていたいと思わせるものはある。

 中にYouTuberなる人間たちがいるが、あと5年か10年したら、YouTubeそのものが様変わりしているに違いない。ブロガーとて同じこと。

 ITなんぞ、まだまだ発展途上の未熟なツール。これがどう変わっていくのかで、新しいインフルエンサーが出ては消え、出ては消えていくことだろう。

 今一番必要なインフルエンサーは、この不確実な時代をどうとらえ、どう対処すれば日本をいい方向へ変えられるのかを提示してくれる思想家、文学者なのではないか。

 いつの時代もそういう人がいた。だが、いま見渡しても、それらしき人が絶滅した。そういう意味では、水先案内人なき時代といってもいいだろう。そうでなければ、安倍のような人間がのさばっていられるはずがない。

 文春は、安倍首相に韓国の「親北議員」を紹介し、金正恩との話し合いが成功すれば、日本から払われる3兆円ともいわれる支援金を狙っている「女エージェント」がいると、いわくありげな記事を掲載している。

 内容に注目するべきものはほとんどないが、懐かしい名前が出ていた。エージェントのAというのは日本人で、都内でコンサルタント会社をやっているというのだが、その後ろ盾というより愛人が、韓国の朴東宣(85)だというのである。

 70年代に韓国政府(朴正煕政権)の意を受けてアメリカで議員たちに巨額な資金を提供して、大きな話題になった「コリアゲート事件」の中心人物だ。

 私たちのような古い編集者には忘れられない名前である。朴がまだ健在で、何やら蠢いているというが、Aが文春のインタビューで話しているように、朴は保守派で、今の文在寅大統領とは距離が遠いはずだから、日朝会談で重要な役割ができるわけはない。

 新潮へいこう。高血圧は薬である程度コントロールできるようになった。だが、毎日飲まなくてはいけない煩わしさがある。

 新潮によると、毎日きちんと飲む人は半分ぐらいしかいないという。

 だがその煩わしさから解放してくれる画期的なワクチンが、もうすぐできるというのである。

 大阪大学大学院臨床遺伝子治療学の森下竜一教授は、1回の注射で1年ほど効果のある高血圧DNAワクチンを実用化すべく取り組んでいる。

 5年後の2023年から24年頃にはというから、期待してもいいようだ。

 オウム真理教元代表の麻原彰晃(松本智津夫)死刑囚(63)の死刑が執行された。他にも6人の元幹部の執行が行われたという。

 地下鉄サリン事件が起こり、麻原やほかの幹部たちが逮捕されたのは1995年であった。日本史上まれに見る大きなテロ事件だったが、麻原はほとんど語らずに死刑判決が確定した。

 唯一といってもいいが、麻原の肉声が残っているのは、私が週刊現代編集長のときに公開した「麻原の自白調書」である。

 警察と検察の2通の調書があったが、そこで麻原が饒舌に語っているのは、自分は無罪、弟子たちが勝手にやったことという、身勝手な自己弁護だった。

 麻原の調書はないといい続けていた検察は赤っ恥を書き、私を目の敵にして講談社を脅しあげ、調書のコピーを奪い取った。

 あれだけの大事件なのに、麻原だけが知る真相は闇に葬られたままである。元号が変わる前に執行したかったといわれているが、なぜそれほどまでに急ぐ必要があったのか。

 多くの謎を残した。昭和の下山事件と同じように、平成のオウム事件といわれるであろう。

 謎といえば、紀州のドン・ファン怪死事件も解決の糸口さえ見えてこない。殺された野崎氏は、カネを銀行には預けず、いくつものスーツケースの中に詰め込み、自分の留守の間は、知り合いに預けていたそうだ。

 だが、頑丈な金庫の中も空っぽだったし、カネの入ったスーツケースも見つかってはいないようだ。新潮で捜査関係者がこう語る。

「遺産目当ての犯行という見方だけでなく、隠し金を奪うのが目的だったのではないかとの疑いが出てくると、捜査も別の取り組み方をしなければならない。隠し金の存在、さらには金庫からそれを頻繁に移動させていた事実を知る人物全員が重要参考人として捜査線上に浮上することになります」

 面白いといっては故人になんだが、面白くなってきた。

 桂歌丸が亡くなった。享年81。病の宝庫のような人だった。文春によれば、十数年前に肺気腫を患い、もともとメニエール病や腰痛もあり、入退院を繰り返してきた。

 晩年は車いすで移動し、高座に上がっても鼻から酸素吸入チューブをつけたままだった。

 落語家としても不遇の時代が長かった。同時代には立川談志、古今亭志ん朝、三遊亭圓楽などがいて、線の細い歌丸は、その連中の陰に隠れてしまっていた。

 だが、「落語家は死ぬ時がゴールだから」といっていたという。日本テレビの『笑点』の司会になり、独特のとぼけた味が芸になり、病を自らネタにすることで、晩年は歌丸を見に行く客が殺到した。

 生前、こう口にしていたそうだ。

「生きている間は苦しい思いをしろ、目をつぶったときに楽になるから」

 名人上手ではないが、いい落語家さんであった。今晩は歌丸の落語を聞いて寝ようか。

 朝日新聞は社主家との確執が長い間あった。村山龍平氏が1879年に朝日新聞を創立し、かつては村山家が株の3分の2を持っていた。

 現在の社主は村山美知子氏で御年97歳。現在は要介護5で歩行困難、認知症も進んでいるという。

 だがポストによると、彼女が雇った介護スタッフに介護され、一時は笑ったり歌ったりできたという。

 村山社主は倒れる寸前、財産管理を藤木克尚税理士と身上監護を吉田途男医師に担ってくれるよう依頼したそうだ。いわゆる「成年後見人」である。

 だが吉田氏が、昨年9月に介護スタッフを全員解雇し、村山氏に刺激を与えない「見守り」が徹底されたという。

 介護スタッフたちは、これを不服として神戸地裁に不当解雇だと訴えたそうだ。

 後見人として、また医師としての見地から、社主の健康維持を最優先にしたということのようだが、そうして、ただ生きているだけの状態にしておくのがいいのだろうかという疑問は湧く。

 だが、もはや村山氏は、何らかの意思を表明できる状態にはないようだ。

 ポストのいうように、これから21万人(17年末)といわれる後見人制度の利用者のうちで、こうしたトラブルが増えていくのだろう。

 さて、文科省の事務次官候補だった、科学技術・学術政策局長の佐野太(58)が、受託収賄容疑で逮捕された。

 それも息子を、東京医科大学へ不正入学させたというのである。佐野は政界へのパイプを持ち、あわよくば官界から政界に出ようという野心を持った男だったと現代が報じている。

 息子も、自分のキャリアにふさわしい医大へ入れたかったのだろうか。

 医大というのは、裏口でカネを積めば入学できるシステムがあるようだ。ある有名大学の医学部元教授が、中には1億円出す親もいたと話している。

 東京医科大学は臼井正彦理事長というのが長年トップに居座り続けている。出来の悪い息子を入れてもらう代わりに、「私立大学研究ブランディング事業」への選定を依頼していたという。

 文科省の役人が息子を入れるために、監督すべき相手からの頼みを聞いてやる。これがバレなければ、ひょっとすると文科省次官になっていたかもしれない。

 財務省だけではなく、役人は腐りきっている。この事件、これだけで終わらせてはいけない。もっと根が深いはずだから。

 W杯で男を上げたといえば、一番は本田圭佑であろうか。ロートル、役立たずといわれていたのに、本番では随所に見せ場を作り、さすが本田との声しきりである。

 この人物、ビジネス感覚も相当なもので、以前、彼のオーデコロンというのを買ったことがある。さほどいいものではなかったが、嗅覚は相当なものだ。

 今回も、本田は新メディア「REALQアスリートβ」なるものを立ち上げたそうだ。

 読者が1,080円で参加権を購入して、選手に質問などを送信する。そこから選ばれたトップ3の質問を、選手にランキング形式で提示し、それに答えてもらうというのだそうである。

 彼は以前から、ニュースを得るのにタダというのはおかしいという考えだったという。

 ファンと選手を結び付け、それをカネにしようというのだ。サッカーファンなら喜びそうではある。

 本田ももう歳だから、次の人生を考えなくてはいけない。中田英寿のような第二の人生を思い描いているのだろうか。

 さて、先崎学九段という棋士を覚えておいでだろうか。現在48歳で、羽生世代といわれる中で最も早く、11歳で奨励会に入会し、米長邦男に師事した。

 14年には九段に昇段している。その彼が、16年に起きた将棋界の「ソフト不正使用疑惑事件」で対応に追われ、気がついたら、うつ病になっていたというのである。

 眠れない、疲れが取れない、落ち込む。やがて将棋が指せないようになる。

 そして自殺願望が強く出て来て、ホームに立つのが怖くなったという。

 昨年7月に慶応病院精神・神経科に入院。家族や友人の力もあり、今では概ね回復しているという。

 だが、将棋の感性が戻らないというのだ。彼が、うつ病になってしまった人にいいたいという。

「運が悪かったと思って、半年から1年で必ず治るからその間、ちょっとつらいけど、だらだらと頑張って時間を稼いでくださいということです。(中略)うつ病は半年ぐらい経つと、人間の自然免疫で治っていくのだそうです。だからうつ病に悩んでいる人には死なないようにしましょうと言いたいですね。死なないでください」

 私の周りにもうつ病の人間はいる。だが残念ながら完治したというのは聞いていない。やっかいな病だが、死んではいけない。

 ところで芥川賞の候補、それも本命とされていた北条裕子の『美しい顔』(「群像」6月号)に「盗作疑惑」が持ち上がっている。

 石井光太のノンフィクション『遺体』(新潮文庫)や、被災者の体験記をまとめた金菱清編『3・11 慟哭の記録』(新曜社)などを参考にしたが、それを巻末に参考文献として入れなかったのである。

 講談社は詫びを出したが、その程度のことでは収まりそうになかった。そこで講談社は、社のHP上で、この小説を無料で全文読めるようにしたのである。早速読んでみた。

 かなりの分量である。作品についての評は私の任ではないので、読後の印象だけにとどめる。東北大震災を被害者側、17歳の娘の視点で描いている。自分たちを消費するためだけに来ているメディアへの批判や、かけがえのない者を失い、残された者たちがそのことをどう乗り越えていかなければならないかなど、なかなかの筆力で一気に読ませる。

 毎回、芥川賞受賞作は読んでいるが、ほとんどのものは途中で放り出してしまう。その程度の昨今の芥川賞であるから、この作品が賞を取ってもおかしくはない。

 だが、東北出身でもなく、被災地を取材したわけでもない筆者がこれを書けたのは、先に挙げたノンフィクションだけではなく、多くの他人の著作を参考にしたのは間違いない。

 そういう意味で責められるべきは、それをチェックできずに、しかも参考文献さえ示さなかった担当編集者である。小説の最後にお詫びと参考文献が載っている。

 見逃せないのは、この言葉である。「編集部の過失により」。過失ではない。編集者が未熟だったのだ。怠慢だったのだ。群像といえば、講談社編集者の憧れだった。多くの作家を輩出してきたが、素晴らしい編集者も育ててきた。そうした文藝編集者が劣化した証左である。作家は編集者によって育てられる。だが編集者の質が落ちた出版社にいい作家はこない。

 日大アメフト部の監督だった内田正人氏が雲隠れしてだいぶになる。FLASHは、自宅へ戻ってきた内田氏を激写している。

 内田に話しかけると、「やめてくんないか──」の一言だったそうだが、奥さんが家から飛び出してきて、記者にタックルを仕掛け、ビデオカメラを振り払おうとしたそうだ。

 今後は、田中英寿理事長の影響力の及ぶ会社への出向や再雇用があるのではないかという。

 田中理事長は、7月下旬に第三者委員会の最終報告が出ると、いつたん辞職し、自分の息のかかった人間を据え、再び返り咲きを狙うのではと日大関係者は見ているようだ。

 これを機に、日大は田中体制を変え、生まれ変わらなければいけないはずだ。日大の職員や学生がそれをできるか。そうでなくては日大を目指す人間は激減するはずだ。

 私は、4月に愛犬に死なれ、いまだにペットロスが激しい。老衰だから大往生なのだが、もっと生きていてほしかった、もっと可愛がっておけばと、思い出しては泣いている。

 これが、獣医師の診断ミスで死んだとなれば、飼い主はどうするのだろう。

 ポストで、8歳の秋田犬を医師の診断ミスで失った福岡在住の女性が、180万円の損害賠償を求めた裁判で、福岡地裁が出した判断は、慰謝料40万円、治療費として15万円、葬儀費用3万8,000円だった。

 ペットは、生後6カ月くらいまでは財産価値があるが、それ以上になると、血統書のある犬猫でも、法律上は「モノ扱い」なのだそうだ。

 いくら獣医師がバカで、診断を誤ろうとも「殺犬・猫罪」に問われることはないという。

 飼い主としては承服しがたいが、そうなっているそうである。遠くの孫より近くのペット。

 なまじの人間よりなんぼか可愛いペットがモノ扱い? ふざけるなである。

 ライザップという会社がある。売上よりCM代の方が多いのではといわれる不思議な会社だが、芸能人たちのダイエット前とダイエット後を出し、効果のほどを声高に謳っている。

 この会社の社長が、リバウンドする率は、タレントの方が高いと認めたとポストが報じた。

 一般会員のリバウンド率は7%だが、タレントはそれより高い。天野ひろゆき、森永卓郎、赤井英和などは、最近はやや膨らみ始めているようだ。

 それはそうだろ。ある程度太っていた方が健康だという考え方もある。それにあの苦しい食事制限にいつまでも耐えられるはずはない。

 新潮は、森友学園を巡る財務省の文書改ざん問題などを捜査していた東京地検特捜部長が、函館地検のトップに「栄転」したと報じている。

 佐川宣寿前財務省理財局長ら38人に対する告発を受けて捜査していたが、結果は、官邸の顔色を伺って、「全員不起訴」にしてしまった。

 この女性の名は山本真千子(54)。

「検察審議会に不起訴不服の申し立てが出ている以上、事後処理の面からも、山本さんはあと半年ほど大阪に残るべきでした」(若狭勝氏)

 安倍の嘘を暴いてくれるのではと儚い期待をかけた私がバカだった。日本に三権分立などない。そのいい見本である。

 安倍昭恵は、やはり怪しい女である。文春とフライデーがともに、親しく付き合っている新興宗教の女性が、金儲けのために昭恵を利用しているのではないかと報じている。

 文春によれば、昭恵が発起人を務める「世界こどもサミット」というのがあるそうだ。今年2月には第2回の東京大会が有楽町で開かれた。

 このサミットの事務局が置かれているのは、サロン「コミュニティ舘 湊」で、代表の菅沼奏香という人物が、昭恵が大好きなスピリチュアル系なのだ。

 このサミットに登場するのは、生まれる前の記憶を持つ子どもや8カ国語を独習したという子どもたちだそうだ。

 菅沼と島田由香という2人が、このサロンを拠点に布教活動を始めているという。

「二人が広めようとしているのは、縄文時代の生き方を理想とする『KAMIスタイル』という教えです。福島氏(島田のこと=筆者注)によれば、病気は人間の我欲が生み出した代物。宇宙の法則に則って生きていれば病気にはならない、というのです」(現役スタッフ)

 何を信じようと勝手だが、こうした宗教が怪しいか怪しくないかは、どれだけ寄付を取るかでわかる。

 受講料は、フライデーによれば2時間で300万円、人によっては1,000万円を請求された人もいるそうだ。

 能天気な昭恵は、こどもサミットでこういっているという。「大人たちは何をしているかというとお金集め」。こうした彼女の言動が、菅沼の相棒の島田にこういわせるのだ。

 信者の中には300万円の返還を求めている人もいるがと問われ、

「わずか三百万円じゃない! 一千万円くださる人もいるのに。うちは返すという条件は一切入れていない。(三百万円は)私個人の収入ではありません」

 昭恵との交友を前面に出し、信者を集め、その中から被害者が出るようになれば、反社会的なカルト宗教になり、世間から批判が出たり警察沙汰にもなるかもしれない。

「そういった団体に昭恵夫人が深く関わることは、非常に危険です」(宗教学者の島田裕巳氏)

 バカは死ななきゃ……ということですかな。

 先週紹介したように、秋篠宮眞子さんと“婚約延期中”の小室圭さんが米国へ留学すると、スクープしたのは女性セブンである。

 その後、各紙が、アメリカのニューヨーク州にあるフォーダム大学のロースクールに3年間通って弁護士資格を取得する予定だと報じた。

 今週の新潮と文春がともに巻頭で、この3年間の不在は眞子さんとの婚約を自然消滅させるためではないのか、いや、在学中の2人の結婚はあり得ると、異なった見方の特集を組んでいる。

 新潮は圭さんに厳しい。まず、この大学はコロンビア大、ニューヨーク大と共に「NYの3大ロースクール」と並び称されるほどで、合格率31.7%という狭き門だという。

 それに合格したのだから圭さんの実力はなかなかのものではあるが、新潮は、アメリカの大学は皇室や王室に対して憧れを抱いているから、自己紹介文に「私はロイヤルファミリーのプリンセスと婚約している」と書いた可能性があるのではと新聞記者に邪推させている。その上、入ってからも勉強が大変なようだ。

「一日のスケジュールは、授業が大体4~6時間。その後遅くまで次回の予習。それが8時間ほどかかるので、合計で12時間以上、机に向かうことになります」(同大学で学んだ吉田大助弁護士)

 卒業できれば次は司法試験。吉田弁護士がいうには、合格率は7割程度だが、外国の留学生だと言葉の問題があり、4割ぐらいに下がるそうである。

 新潮が問題にするのは留学費用のこと。年間授業料はおよそ5万9,500ドル(約660万円)だから3年間で2,000万円。奨学金をもらったとしても生活費がかかる。

 母親の元婚約者と400万円もの金銭トラブルを抱えているのに、大丈夫なのかと老婆心をのぞかせる。

 圭さんは弁護士資格を取って、眞子さんと添い遂げようと考えているようだが、秋篠宮家の考え方は違うという。

「秋篠宮家にとっては“自然消滅となれば大いに結構”というお立場です。物理的のみならず心理的にも距離が広がり、お二人が別々の道を歩み始めれば御の字、というわけです」(宮内庁関係者)

 文春はどうか。留学の話は秋篠宮家には寝耳に水だったという。眞子さんが知っていたのかどうかには触れていない。

 文春によれば、あのトランプ(18歳から2年間)や俳優のデンゼル・ワシントンも通っていたそうだ。文春も学費や生活費を含めると3年間で2,900万円ぐらいかかると計算するが、それを助けるのが、圭さんが勤める奥野法律事務所の奥野善彦氏(82)だそうである。

 奥野氏は圭さんのことをすごく買っていて、

「学費については、小室君が優秀で大学からの奨学金で免除されたそうですから、私たちの方は、生活費だけ支援しようと思っています」(奥野氏)

 資格を取ったら、この事務所に戻ってくると圭さんはいっているようである。

 奥野氏以外にもICU時代に留学したときに知り合った米国在住の先輩がいるそうで、相談に乗っているようである。

 また奥野氏は、「結婚は学生でもできます。一時帰国するのか、その辺はお二人で十分に語り合って決断されたのではないかと思います」と、眞子さんの同意があったのではないかと仄めかす。

 文春に語っている「宮内庁関係者」もこう語る。

「眞子さまも、最初は驚かれたはずです。でも留学が決まった後も、ご結婚に対して強い意志は変わらず、秋篠宮夫妻も、眞子さまの立場を尊重されるお考えに変わりはないと見られます」

 新潮とは180度違う見方をしているようである。両誌を読んで感じるのは、こうだ。圭さんの学力、英語力は相当なもののようだ。留学は日本から逃げ出すという意図ではなく、以前から決めていた。眞子さんにも話し、同意を得ていたようだ。

 3年後、アメリカから白馬に乗った王子様が帰還し、眞子さんに正々堂々と結婚を申し込む。そうあってほしいものだ。

 さて、今では歌手というよりスキャンダルで名前が出ることが多い華原朋美(43)だが、今度の相手は東証1部上場で、昨年度の売上高1兆3,300億円を誇る大手戸建分譲会社、飯田GHD(グループホールディングス)の代表取締役会長・森和彦氏だとフライデーが報じている。

 この御仁、御年73歳。歳の差、実に30歳。チョッピリうらやましいね。

 6月中旬の夜、高級ステーキ店での食事を終えた2人は黒塗りの送迎車・マイバッハに乗り込んで、新宿区内の華原が暮らす高級マンションへと向かった。

 マンション前で降りた2人はエントランスへと消えていった。森氏がそこを出てきたのは3時間後の夜11時半だったという。

 森氏は結婚しているから「不倫」ということになる。きっかけは華原の出ている番組のスポンサーが森の会社で、同社のCMソングも華原が歌い、昨年行われた華原の全国ツアーのスポンサーにもなっている。これも森の一存で決定したそうである。

 だが、一流企業の会長が不倫では、社内はもちろん株主からも批判が出ること間違いない。

 森氏はフライデーに対して、代理人の弁護士を通じて、華原とは会社ぐるみで付き合っていると弁解したうえで、「誤解を招く形になってしまったのは不徳の致すところ」と官僚のような返答をしている。

 華原は極度の恋愛体質で、かつて男にフラれたときは、精神安定剤を大量に飲み急性薬物中毒で救急搬送された過去もある。華原の呪いが森の会社に降りかかるかも?

 今週の第1位はこれで決まり。

 文春のグラビアに、マスクをしているが、紀ノ国屋の袋を持ち、にこやかに笑っている女性が載っている。キャプションに「私は元気です by KEIKO」とある。

 あれ~、彼女(45)って11年に、くも膜下出血を発症してリハビリ中で、芸能活動を休止し、音楽には興味を示さず、小学校4年生の漢字ドリルをやるレベル程度にしか戻っていないはずじゃなかったの?

 文春で不倫を報じられ、会見を開いて、涙ながらに引退と妻の介護の大変さを語っていた小室哲哉(59)がいっていたことと、ぜんぜん違うじゃん。

 この会見後、一部の識者といわれるバカどもが文春批判を繰り広げた。文春はそれ以降、「予断なく検証取材を重ねた」という。

 結果、小室のいうことは真っ赤な嘘だったことが、親族並びにKEIKO本人が立証してくれたというのである。

 その上、これからは妻と向き合って生きていくといっていた小室だが、会見後一度も、妻が暮らしている実家の大分県・臼杵市に行っていないそうだ。親族Aさんがこう話す。

「小室さんの会見以降、桂子(KEIKOの本名=筆者注)についてご心配の声もいただきますが、桂子はおかげさまでいたって元気なんです。ひとりでよく買い物に出かけるし、地元の体操クラブにも通っています。このあいだも先生から上級クラスに誘われたほどです」

 地元の音楽関係者も、KEIKOは仲間とよくカラオケボックスに行き、マーク・パンサーのラップまでやるそうだ。

 では、夫の小室はどうしているのか。5月中旬、妻と暮らしていたマンションを引き払い、別の高級マンションへ引っ越したが、妻には知らせていないという。

 そのマンションには相変わらず、にんにく注射の看護師が出入りし、泊まっていくそうである。

 東京の音楽関係者は、「小室は、A子さんとの再婚を本気で考えているようです」と話す。

 また、会見で突然引退を表明したようだが、実は、昨年末に所属事務所に引退の意向を伝えていたそうだ。

 小室もグラビアページに登場している。ラフな格好にサングラスと野球帽といういでたちで、近所の弁当屋のメニューをじっと見ている図である。今でも年収2億円あるといわれる還暦間近の男のしょぼくれた姿が見事に映し出されている。

 小室がテレビカメラの前で平気で嘘をついたのは、いま日本中を覆っている「嘘つきは安倍晋三の始まり」という空気を見習ったからではあるまいか。

【巻末付録】

 今週は合併号だから、さすがに両誌とも質量ともに豊富である。

 まずは現代から。袋とじの巻頭は、「水曜日のカンパネラ コムアイ ありのままの私」。女優の二階堂ふみが撮ったそうだ。コムアイというのはよく知らないが、若者のカリスマだという。ボーイッシュでかわいい子だ。女が女を撮るといやらしさは薄まる。だが、いい写真だ。

 後半の袋とじは「あの女優の『濡れ場』シーン ベスト50」。ナンバー1は大島渚の『愛のコリーダ』。そうかな?

「突然、引退してしまった『あなた』へ」。石川秀美、木之内みどり、能勢慶子など。「ミス・インターナショナルがグラビア界に参戦! 奈月セナ」。今一つの袋とじは「巨乳だらけの『脱衣』水泳大会」。なんだかよくわからん。

 ポストは、初っ端から私の好きな綾瀬はるかできた。「麗しき女 綾瀬はるか」。彼女は目がいい。横になって見つめられると胸苦しくなってくる。

 袋とじは「映画になった『女性器写真家』の数奇な運命」。別に袋とじにする必要はないんじゃないか。

 後半の袋とじは「富士出版の伝説 久保千代子さんの現在」。富士出版の広告にでてくる「三十路の女」である。2000年に写真集を出した頃は34歳。ということは?

 今は知りたくない。この頃の彼女がいいのだ。

 もう一つの袋とじは「奇跡の42歳 岩本和子」。これはいい! 42歳といえば熟れ頃、食べ頃だね。

「櫻井淳子『純心』」「三上悠亜 セックスの履歴書」「あべみほ 世界基準の全裸美脚ヌード」。あべみほが私の好み。「柔らかグラドルビキニ大開脚」。イヤー盛りだくさんですな。

 というわけで、ヌードではないが綾瀬はるかを出したポストが、質量ともに現代を圧倒した合併号だった。
(文=元木昌彦)

眞子さま結婚延期問題に風雲急! 小室圭さんの“海外勤務”は事実上の「破談傷心旅行」か

今週の注目記事・第1位
「『安倍昭恵さんを慰める会』を主催する女性経営者の打算」(「週刊文春」7/5号)

同・第2位
「角界一の色男『勢』がガチンコで接吻した『美人ゴルファー』」(「週刊新潮」7/5号)

同・第3位
「両家会談の最終局面小室圭さん『海外勤務へ!』」(「女性セブン」7/12号)

同・第4位
「早稲田大学の変身」(「週刊現代」7/14号)

同・第5位
「『新聞の信頼度ランキング』の衝撃 朝日は最下位!」(「週刊ポスト」7/13号)

同・第6位
「不思議な内閣支持率 そんな気はないのに回復中」(「週刊現代」7/14号)

同・第7位
「田原総一朗 ギロン堂」(「週刊朝日」7/13号)

同・第8位
「紀州のドン・ファン野崎幸助氏怪死事件 捜査線上に浮かんだ『真犯人』」(「フライデー」7/13号)

同・第9位
「『週刊新潮』食べてはいけない『国産食品』は本当に食べてはいけないのか?」(「週刊文春」7/5号)

同・第10位
「高級デートクラブ いくら出せば、どんな女に会えるのか」(「週刊現代」7/14号)

同・第11位
「来年の公務激増が案じられる『雅子妃』ぎっくり腰の根源」(「週刊新潮」7/5号)

同・第12位
「『中学のマドンナ』が闇を綴った『朱美日記』」(「週刊新潮」7/5号)

同・第13位
「ATM手数料で損しない銀行」(「週刊朝日」7/13号)

同・第14位
「今日から始める『玄米食』」(「週刊ポスト」7/13号)

同・第15位
「金メダル製造機『栄監督』を破壊した『伊調馨』の秘め事」(「週刊新潮」7/5号)

同・第16位
「『好きなアナ』『嫌いなアナ』2018」(「週刊文春」7/5号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 ロシアW杯で、ドーハの悲劇がまた起こってしまった。

 強豪ベルギーを相手に2点リードしていた。追いつかれはしたが同点で、誰もがPK戦になると思っていた。アディショナルタイムが切れる寸前、ベルギーのシュートが決まって、まさかの敗退。

 ロストフナドヌーの悲劇として長く語り継がれるであろう。

 大会直前の監督交代。ほとんどが30歳を超えるというおじさんチーム。あまり期待が大きくなかったのが幸いしたのだろうか。

 初戦、コロンビアを破っての大殊勲。ポーランド戦ではブーイングを浴びたが、結果オーライ。

 16強入りして初戦の相手がベルギーでは、日本代表チームの命運もここまでと思っていた。だが、2点先取するという驚きの展開で、終始ベルギーを圧倒していた。

 正直いって、ここまで日本がやれるとは思っていなかった。最後は、部屋でニッポンチャチャチャを叫んでいる自分がいた。よくやったニッポン! お疲れさん!

 文春恒例の「好きなアナ嫌いなアナ」に変化が出たという。好きなベスト3は1位は水卜麻美で変わらないが、2位に加藤綾子(3位)を押しのけて有働由美子が4位から急上昇したというのである。私にはどっちでもいいがね。

 新潮で、“嫌われ郁子”と名高い志学館大の谷岡学長が、栄和人監督を切った理由と、伊調馨と田名部力コーチとの“仲”を語っている。

 やはり解任のきっかけはFLASHで報じられたキャバ嬢とのご乱行と、その後に開いた保護者会での栄の謝罪態度に、業を煮やして切ったというのである。

 だが彼女は、栄を追い込んだ伊調と田名部が「2人だけの世界をつくってしまっていたこと」で、栄は協会の上層部からも「2人のスキャンダルが表沙汰にならないようにしろ」と釘を刺され、なんかしなくてはという思いが強くなり、それがパワハラ発言につながったといいたかったようである。

 谷岡は、伊調たちが栄という「金メダル製造機を粉々に破壊した」ため、日本のレスリングは東京五輪でメダルを獲得できないともいいたいようである。どこまでも悪いのは伊調たち、栄はかえって被害者という考えは変えないようだ。

 読みながら、この女性は、自分のやることはすべて正しい、これまでも間違うことなどなかった、そう考えられる“幸せな人生”を送っているのだろうと思った。お目出度い人だ。

 さて、私はどうも玄米食が苦手だ。パサパサして匂いも好きになれない。

 だがポストによると、ひと手間かけると見違えるように美味しくなり、ダイエットにもいいというのだ。

 それに「茶色い炭水化物」を摂取している人は心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病での死亡率が低いといわれるそうだ。

 玄米を3時間から1晩水に浸しておいてから炊くと、もっちりした炊きあがりになるという。

 また玄米を炒ってから炊けば、ぬか臭さも抜けるそうだ。一度炊いた玄米に1合当たり50ccの水を入れてもう一度炊くと、食感がみずみずしくなるという。

 玄米は表面が皮でガードされているため酸化しにくく、保温すると余分な水分が抜けて美味しくなるというのだ。

 今宵、やられたらいかがだろうか。

 私は、ATMで自分の預金を引き出すとき、時間外だと取られる手数料が気に入らない。

 なるべく時間内にと思うのだが、私の使っている三井住友銀行とみずほ銀行は、ともに18時で終わってしまう。

 朝日によれば、新生銀行は提携コンビニから引き出す際も24時間、365日手数料は無料だったのが、10月7日以降、一定の預金残高がないと手数料を有料にするそうだ。

 ゆうちょ銀行、イオン銀行は24時間、365日手数料は無料。三菱UFJ銀行は平日は21時まで無料でやっている。

 三菱と三井住友はATMの共同利用を検討し始めたというから、三井も21時まで無料になるのだろうか。そうでないと三菱に変えてしまおうと考えている。

 さて、何度読んでもわからない記事というものが時々ある。今週、新潮と文春で取り上げている「弟を自殺したと見せかけて殺した姉の偽装殺人事件」がそれである。

 今年3月に、大阪・堺市の住宅で、建設会社社長の足立聖光さん(40)がトイレで死亡しているのが見つかった。

 密閉して練炭を燃やし、遺書もあったため、当初は自殺とみられていたが、聖光さんの妻と会社の番頭が、姉の朱美が怪しいと強く主張し、捜査が始まったという。

 そこで遺書のいい回しがおかしい、遺体から睡眠薬が検出されたが、それは朱美が使っていた薬と同じ、トイレはボンドで目張りされていたが、別室からボンドのチューブが見つかったなど不審な点があり、朱美が容疑者として浮かび上がった。6月20日に「自殺偽装」で朱美は逮捕されるのである。

 家族関係が複雑なようだ。父母が創業した会社があり、弟はここで研鑽を積み、独立して成功していた。姉の朱美は会社を継いでいたが、経営状態はよくなかったらしい。

 その父親は過度の低血糖状態で倒れて意識が戻らないままだというが、これも朱美が関与しているのではないかと疑われているようだ。聖光さんが死んで1カ月が過ぎようとした頃、彼の妻と番頭との仲を中傷するビラがまかれる。聖光さんのガレージのクルマや自転車に赤い塗料が塗られていた。

 朱美は美人で中学校の頃はマドンナといわれていたが、スポーツも勉強もできたという。

 だが、朱美のPCからは、聖光さんの遺書のデータが見つかり、自分の犯行をカモフラージュするためか、朱美日記なるものを自筆で書き、息子に託していたそうだ。

 この事件の不可思議なところは、捜査関係者もいっているように、動機の解明はお手上げなことである。なぜこんなに綿密に弟を偽装殺人し、父親が倒れたのも朱美がやったとすれば、何が目的だったのか。

 受け継いだ父親の会社は経営が思わしくないが、さりとて、弟を殺しても、彼の会社が自分のものになるわけではないようだ。朱美は黙秘を続け、弁護士には「私やっていない」と訴えているそうだ。

 ところで、早稲田大学の渡部直己教授がセクハラで辞任したという記事が朝日新聞(6月28日付)に出た。

「文芸評論家として知られる早稲田大学文学学術院の渡部直己(わたなべなおみ)教授(66)から、セクハラやパワハラ被害を受けたとして、元大学院生の女性(27)が早大側に被害を申し立てたことが分かった。早大は調査委員会を設置し、『事実確認を踏まえ、厳正に対処する』としている。渡部氏は辞表を提出した。
申立書によると、女性は2016年4月に現代文芸コースに入学。昨年4月、指導教員だった渡部氏から指導の名目で呼び出され、大学近くの店に2人での食事に連れ出された。その席で『俺の女にしてやる』などと言われた。それ以外の場面でも、足元をじろじろ見られ、頭や肩を触られるなどしたという」

 これはプレジデントオンラインのスクープで、連載でこの問題を追及している。他のメディアの記事を掲載するときは、少なくとも最初に報じたところを明記するのがジャーナリズムのイロハである。

 こんなセクハラ事例はどこの大学でもあるはずだ。これから象牙の塔のセクハラ問題が噴出する気がする。

 ノンフィクションにとって、うれしいニュース。集英社がノンフィクション編集部を新設したそうだ。マンガで儲けたカネを儲からないノンフィクションに還元する。期待したい。

 お次は新潮の雅子妃についての記事。6月9日に結婚25周年を迎えた皇太子夫妻だが、その直後から、雅子妃が腰に痛みを感じるようになり、どうやらそれはぎっくり腰だというのである。

 そこから新潮は、ぎっくり腰は生活のリズムが不規則になると出やすいと話を振り、雅子妃の「昼夜逆転」のライフスタイルが関係しているのではないかと心配しているフリをする。

 現在でも「お出ましのない日」には、お昼前に起きて、午前11時ごろ朝食。したがって昼ご飯は夕刻を過ぎるから、皇太子や愛子さんの夕食時間と重なることもあるという。

 そうだったら一緒に夕ご飯を食べればいいだけだと思うのだが、そこには触れていない。

 夕食は深夜1時ごろになることもあるそうだ。ストレスや不規則な生活、深夜の過食が、ぎっくり腰の要因を十分に満たしているではないかというのである。

 確かにそうした深夜型では、公務に差しさわりがあるだろうが、彼女ももう50を超えたのだから、そうしたことを含めて自分で考え、行動するはずだ。他人がとやかくいう話ではない。

 紀州のドン・ファンの怪死事件で、女性を紹介してくれる高級クラブが注目を浴びているが、現代が、いくら払えば、どんな女性を紹介してくれるのかを調べている。

 高級になると登録するためには審査があるそうだ。申し込みをするメールを送ると、ホテルで若い男に面接されるという。

 クラブ側は、1回目のデートを仲介するが、デート後にSEXをするかどうかは、お互いが話して決めろというのである。

 ノーマル、ゴールド、プラチナ、ブラックと分かれていて、男の入会金は下から3万円、5万円、10万円、30万円だという。

 希望のコースを選び、年齢、職業、年収、自分のプロフィールなどを書いて提出し、通過すると専用のウェブサイトのURLが送られてくる。

 ここに掲載されている女性一覧の中から選んでデートのオファーをするそうだ。クラブの紹介料は3万円から15万円程度。

 女性と会ってお茶を飲んだだけでも、交通費として5,000円から1万円を払う。ホテルへ行けば、ブラックコースだと15万円程度を相手に払う。

 金額によっては、トップモデルや美人アスリートも紹介してくれるという。紀州のドン・ファンはカネに糸目をつけなかったから、そうした特上の女性たちを紹介してもらったのであろう。

 やはり相当なカネが自由にならないと難しいようだ。1回3万円の鶯谷のソープで我慢するしかないようだ、私は。

 新潮が連続追及している「食べてはいけない国産食品」特集に文春が噛みついた。

「新潮さんのロジックの不備を指摘するべきです。不慣れな人たちが記事を編集しているから粗はいっぱいある。消費者の不安を煽っていますよ」

 こう冒頭で語っているのは、何のことはない、新潮に何度もコメントを寄せ、添加物や化学調味料の危険性を指摘している加工食品ジャーナリストの中戸川貢なのだ。

 また、内閣府の食品安全委員会は5月17日、新潮の記事に対して「(新潮が=筆者注)引用したのは評価書のごく一部で、結論部分を引用していないため結果として正しくありませんでした」という記事を、公式フェイスブックとブログにアップしたという。

 たとえば、ハムやソーセージなどの加工肉に用いられる亜硝酸Naとソルビン酸、リン酸塩の「相乗毒性」については、先の食品安全委の「食品健康影響評価書」を根拠としているが、これはこの3つを混ぜて、90℃で1時間湯せんしたという特別な条件下での実験で、体内で90℃に達することはあり得ないという。

 過剰に摂取すると成人病や腎臓疾患を引き起こすと書いているリン酸塩だが、一日の耐用上限に達するためには、小さなソーセージを67本、一般的なハムなら51枚食べなければ達しないそうだ。

 よって文春は、新潮が主張する危険な食品には「エビデンス」がないものが少なくないと批判している。

 私はそうは思わない。もちろんいかがわしい加工食品のオーソリティーなどと名乗って不安を煽るだけの人間もいるが、レトルト食品やインスタントラーメン、長期保存ができる加工食品などが、身体にいいわけはない。

 食べないに越したことはないが、“安い、簡単”に負けてしまうこともあるのが人間である。こうしたやや行き過ぎた警鐘も、われわれに「こうしたモノの安全というのは保障されていないのだ」ということを思い起こさせてくれるという意味では、やる意義があると思う。

 ところで芥川賞の候補、それも大本命とされている北条裕子の『美しい顔』(『群像』6月号)に「盗作疑惑」が持ち上がっている。

 石井光太のノンフィクション『遺体』(新潮文庫)や、被災者の体験記をまとめた金菱清編『3・11 慟哭の記録』(新曜社)などを参考にしたようである。

 講談社は「参考文献の一覧をつけていなかった」と詫びているが、その程度のことでは収まりそうにない。

 作家がノンフィクションなどを読んでインスピレーションを湧かせるということはよくあることだろうが、その文章をパクることがあってはならないこと、イロハのイである。

 文章が上手い、ストーリー展開がいい、内容的に優れているというのは、他人が書いた文章や考え方を、そのままでは使わないという前提がなければ成り立たない。

 ましてや純文学の登竜門といわれる芥川賞では、この書き手が個性的な才能をどれぐらいもっているかが、評価になるはずである。

 北条裕子は候補を辞退するしかないだろう。それと同じ程度か、もっと罪が重いのは担当の編集者である。

 盗用の有無のチェックなどは、もっとも初歩的な編集の基本である。私はまだ未読だが、この作家が本物であれば、次の作品を書いて世に問えばいい。

 さて、紀州のドン・ファン怪死事件の捜査のほうは難航しているようである。フライデーは、捜査は若妻と家政婦から、さらに「過去の愛人」に広げ始めたと報じている。

 一人はかつての愛人・真美(仮名・40代)。彼女は野崎氏が結婚してくれというので、「前の男と別れるから2000万円ちょうだい」といってカネをせしめたが、結局、結婚してくれなかったため、野崎氏から返還を求める訴訟を起こされている。

 焦った真美は、一転「結婚する」といい出し、昨年5月にトラック2台分の私物を送りつけてきた。その中に覚せい剤の注射針が見つかっていたというのだ。

 さらにもう一人、ドン・ファンとしては珍しく10年に渡って愛人にしてきた菜々という女性にも、捜査の眼を向けているという。

 彼女へのお手当ては10万円、若い妻には100万円。それに嫉妬したのではないかというのだが、やや動機が弱い気がする。

 その菜々がこんなことをいったという。「亡くなる2週間くらい前、社長から電話があったんです。内容は『シャブやってるんや』というもの」だったというのである。

 彼女はいつもの冗談だったと思うというが、若い妻とSEXできずに悩み、覚せい剤にまで手を出していたということもあり得ないことではないとは思うのだが。

 以下の文章はプレジデントオンラインに、私が書いた文章である。

「12月に京都・清水寺で発表される今年の漢字は「嘘」に決定した。
それ以外にないと、私は思っている。これに似た漢字「偽」が選ばれたのが、年金偽装問題が起きた2017年であった。これは第一次安倍政権の時だ。
安倍晋三という政治家をひと言で表す漢字に「嘘」ほど適切な言葉はない。(中略)
妻・昭恵が親しくしていた森友学園理事長の国有地購入に便宜を図ったこと。安倍の腹心の友である加計学園理事長の進めていた獣医学部新設に安倍自らが便宜を図ったことは、事実であることはほぼ100%間違いないのに、安倍夫婦は嘘をつき続け、しらを切りとおしている。
最高権力者がついた嘘を、周りが寄ってたかって糊塗しようと、官房長官や大臣、秘書官、官僚たちまでが嘘に嘘を重ねてきているのである。異常というしかない。
集団思考の研究で有名なアーヴィング・ジャニスは、大統領とその側近がいかに優秀であっても、集団になると馬鹿げた意思決定をしてしまうことがあると、ベトナム戦争時のトンキン湾事件やウォーターゲート事件を例に出して分析している。
まして優秀ではない権力者が保身のために嘘をつけば、つじつまを合わせるために、官僚たちが文書を改竄するという犯罪的行為にまで手を染めてしまうのである。
愛媛県の中村時広知事は5月11日の記者会見でいみじくもこう指摘した。
『真実ではないこと、偽りのこと。極論でいえば、嘘というものは、それを発言した人にとどまることなく、第三者、他人をまきこんでいく』
困ったことに、嘘も百万遍いい続ければ嘘ではなくなるという空気、「安倍症候群」とでもいうべきものが日本中を覆い尽くしているのだ」

 そして最後に、

「これほど下劣な安倍政権を国民の4割近くがまだ支持しているということが、私には信じられない。あまりの安倍の言動の異常さに慣らされ、日本人の多くは善悪の判断ができなくなってしまった。そう思うしかない」

 同じようなことを、朝日で田原総一朗が書いている。

「重い責任のある人物たちが堂々と嘘を言い、それがまかり通っている。なぜ、日本はこんな国になってしまったのか」

 安倍や加計孝太郎、麻生太郎などが嘘をつき、何の責任も取らない。

「それでいて、朝日新聞をはじめ、どの新聞社の世論調査でも、安倍内閣の支持率は、何と上昇している。少なからぬ国民が安倍内閣を是認しているのである。これは一体どういうことなのか。私は困惑している」

 誰の考えることも同じである。嘘で固めた内閣など早く潰さなければいけない。

 現代は、新聞の世論調査は「RDD方式」というもので、これはコンピューターがランダムに発生させた電話番号にダイアルし、オペレーターか機械音声によってアンケートをとる。

 日経の調査で支持率52%と出たのは、一度わからないと回答しても、「あなたのお気持ちに近いのはどちらですか」と重ねて聞くため、支持と不支持が高めに出る傾向があるそうだ。

 昔は有権者名簿を持って面接訪問していたが、これだと全国で3,000のサンプルをとるのに3,500万円ぐらいかかる。

 今の方法でやるとコストは20分の1程度に抑えられるそうだ。

 こんないい加減な調査で、一喜一憂しても仕方ないようだ。

 さて、朝日新聞の信用度が低いという調査が、英国オックスフォード大学ロイター・ジャーナリズム研究所が毎年行っている国際的なメディア調査レポートで発表され、波紋を呼んでいる。

 1位が日経、2位が地方紙、3位が読売新聞、4位が産経新聞、5位が毎日新聞で、その下の第6位である。

 なぜなのかと、私は不思議に思うが、どうやら安倍に代表されるような右派からの声高な批判が、不信につながっているというのである。

 ポストは、今や朝日がスクープしても、世論は動かなくなっているという。部数低下のために影響力という点でもなくなってきているのに、いまだに朝日新聞というブランドにしがみついていると批判する。

 だが、このところの森友学園や加計学園問題を次々スクープしているのは朝日新聞だし、安倍政権と互角に渡り合い、安倍批判をしているのも同紙である。

 日経のような大企業や政権ベッタリの新聞が信用されていると思うのは、この調査を担当した人間の誤りである。

 オックスフォードやニューヨークタイムズといったブランドに目を奪われてしまうのが、日本のメディアの一番いけないところである。

 私は、朝日新聞が日本では一番信用のおける新聞であると思う。

 昨夜(7月2日)、早稲田大学近くの「志乃ぶ」というおでん屋で、『新・日本の階級社会』(講談社現代新書)を書いた橋本健二早稲田大学教授と痛飲した。

 橋本教授は、居酒屋にも詳しく、東京だけでなく、全国の居酒屋事情にも詳しい。

 飲んでいる時、現代を渡し、早稲田批判をやっていますねと水を向けた。橋本教授は、これについてではなく、先にあった総長選に触れ、安倍と親しい候補はダメだとツイッターなどで呟いたら、その候補は落ちたと話してくれた。

 現代によると、授業料や補助金をリスキーな海外の未公開金融商品に約1億ドルも投資することを決定したそうだが、経営の立て直しをやらずに一攫千金を狙うのでは、早稲田の将来も知れたものである。

 今は慶應と早稲田に受かると、相当な確率で慶應へ行ってしまうそうだが、イメージの薄くなった早稲田に魅力がないことは確かであろう。

 やや驚いたのは、「ワセ女」はあまりいい印象がないが、このところ「ワセ女」のイメージが様変わりして、女子大生向けのファッション誌の読者モデルに登場するのは「ワセ女」が多く、2015年は119人で、青山学院の117人を抜いたそうである。

 ちなみに慶應は44人で第10位。87年度には16%しかいなかった女子学生が、17年度には37%になっている。

 このままいけば早稲田も女子大になるはずだ。そのほうがいいかもしれないとOBは思うのだ。

 さて、女性セブンのスクープである。秋篠宮眞子さんとの結婚が延期になっている小室圭さんだが、6月10日に母親と圭さんが秋篠宮邸を訪れていた。

 そこで秋篠宮夫妻、眞子さんと「両家会談」が行われたというのだ。

 そこでの話し合いは平行線だったようだが、圭さんの身の上に変化が起きているというのである。

「小室さんに海外での仕事を世話するという話が上がっているんです。小室さんが“海外勤務”をせざるを得なくなったということが、結婚できない理由になるのではないか、ということです」(宮内庁関係者)

 破談ではなく別々の道を歩むということになると、この人間は見ているようだ。

 6月29日の朝日新聞DIGITALが「米国で弁護士資格を取得するため、8月ごろから3年間の予定で渡米することが28日、関係者への取材でわかった」と報じた。

「関係者によると、小室さんは今年春、勤務先の法律事務所に渡米の希望を申し出た。すでに米国での通学先は決まっており、現在の事務所に籍を残し、21年に帰国後、再び勤務する予定という」(同)

 外国で傷心を癒せということか。それとも、弁護士資格を取って、晴れて眞子さんとの結婚を認めてもらおうという覚悟なのだろうか。後者であってほしいと思うが。

 相撲取と女子ゴルファーのカップルというのは珍しいのではないか。新潮のグラビアに角界一の色男といわれている前頭二枚目の勢(31)が、早朝、二夜を過ごした彼女がクルマで帰るのを見送りにきて、車内に顔を入れて熱い「チュー」をしている決定的瞬間が載っている。

 彼女は沖縄出身の比嘉真美子(24)。ツアーでの優勝回数は4回。今年は賞金ランク3位と気を吐いている。

 ある女子プロを介して知り合い、2年程前から付き合っているそうだ。新潮によると比嘉は大の相撲好きで、勢はゴルフ大好きで、ベストスコアが77というから大したものである。

 新潮の取材に勢は多くを語らないが、比嘉は、「ずっと見てたんですか! マジ!? 恥ずかしい……」と照れながらも交際を認め、お互い忙しいから会うだけで精一杯、結婚の話は何ともいえないといいながら、「まだ相撲界のこと、無知な部分が多いですし」と、前向きなようだ。

 日本人力士では最高の身長194センチ、2年前には関脇まで張った人気力士と、身長差30センチ超のゴルファーとの華燭の典は近いのかもしれない。

 今週の第1位は、久々の昭恵登場である。安倍昭恵という女性は不思議な人だ。森友学園問題で籠池理事長(当時)に国有地払い下げの便宜を図ってあげたことは明々白々なのに、メディアから批判を受けても意に介さず、「いじめられている」と認識しているようだ。

 また、他人から「あなたは変態コレクターだ」といわれたことを、自ら講演で話してしまう。その彼女の変態コレクションに保育サービス業大手「ポピンズ」の中村紀子会長(69)なる人物が加わったと文春が報じている。

 6月2日、山口県下関市の割烹旅館「春帆楼」に昭恵が6人ほどのSPを従えて入っていった。「帝の間」で待っていたのが先の中村と森まさこ参院議員(53)だった。

 3月に開催された「ポピンズ」の30周年パーティで、昭恵は乾杯の音頭をとっていたそうだ。この日は中村が音頭をとり「昭恵さんを慰める会」を名目に、3万円コースのふぐを食らい、たらふく飲む会だったという。

 文春によれば、第二次安倍内閣発足後に中村と昭恵は親しくなり、毎月のように飲んでいるそうだ。

 中村には当時、ぜひとも安倍首相に近づく必要があったというのである。中村はテレビ朝日にアナウンサーとして入社し、結婚、出産を経て退社した。

 87年に娘をベビーシッターに預けて苦労した経験から、富裕層向けのベビーシッター業を始めた。その後、保育施設運営に乗り出そうとしたが、厚労省の岩盤規制にぶち当たったという。

 一方の安倍首相のほうは、アベノミクス新三本の矢として「待機児童解消加速化プラン」を打ち出す。そこで中村は安倍に近づき、岩盤規制を打ち破ろうと画策する。

 女性経営者の交流団体(JAFE)を再始動させ、13年12月の発会式に安倍を呼ぶことに成功する。16年4月にはJAFEのセミナーで昭恵が講演している。

 中村の目論みは、認可保育園の場合、職員は全員保育士資格を持っていなければならないのだが、この規制を緩和して、保育士不足で進まなかった保育施設の増設を進め、国や自治体から手厚い補助金給付を受けられないかというものだ。

 そこで中村が頼りにしたのが加計学園獣医学部設立問題でも出てきた「官邸主導の国家戦略特区制度の活用」(文春)だった。

 要は、保育士の代わりに幼稚園教諭や小学校教諭の資格を持つ人間も認めてほしいというものである。だが厚労省関係者はこう疑問を呈している。

「中村さんの主張は、自分が運営する保育所増設のために、規制緩和して欲しいと主張しているようなもので、保育の質の確保は二の次に見えます。陳情にも来られましたが、厚労省相手では埒が明かないから、政治の力を頼りに内閣府で特区提案をしたのでしょう」

 結果からいえば、中村の望み通りに16年から規制が緩和されたのである。そのおかげで「ポピンズ」は120施設を増設し、全国で220カ所の保育施設を運営し、約70億円だった売上を17年度には約140億円に増やしているという。

 その収入の半分が国や自治体からの補助金によるものだが、文春の調べによれば、国は保育所の経営実態調査などから人件費を70%と想定して補助金を支給しているのだが、「ポピンズ」運営の認可保育所の保育士人件費率は平均50%(16年度)程度しかないそうである。

 中村の経営の私物化についてはここで触れないが、文春がいう通り「国家戦略特区には莫大な公金が投入される。首相夫人が規制緩和のメリットを享受する利害関係者と“お友だち”付き合いをしていては、その選定過程に疑念が生じることは加計学園の例からも明らかだ」。昭恵には人間として大事な何かが欠落している。そう思わざるを得ない。

【巻末付録】

 現代から。「独占撮り下ろし 平塚千瑛 ザ・ヌード」。巨匠・篠山紀信が惚れこんだという、今最もそそられる身体だそうだ。

 お乳はやや垂れ気味だが、身体全体の表情がいい子である。

 袋とじは、「銀座老舗クラブ ル・ジャルダン 現役ホステス『SEXY』カタログ」。この店へいった記憶はない。銀座のホステスというのは、薄暗い照明の下で見るのがいい。お天道様に当たると魅力は半減する。

 ポストは、「ニッポンのセックスシンボル115人」。第1位は壇蜜だそうだ。袋とじは、「自分史上最高に気持ちよかったSEX」。新人女優たち6人が出演したAVを出して、彼女たちが気持ちよさを語っている。

 西田幸樹による「なをん お尻なら好きにしてください。竹内渉」。やはりこのカメラマンが撮るといやらしくていい。

 というわけで、今週はポストのやや優勢勝ちかな。
(文=元木昌彦)

眞子さま・小室圭さん“結婚問題”が、佳子さまの英国留学帰国で動く?「あまりいい印象は持っていなかった」説も

今週の注目記事・1
「ドン・ファン妻を操るイケメン弁護士とタカリ記者」(「週刊文春」6/28号)
「ドン・ファンしか触れない『金庫の中身』がカラだった!」(「週刊ポスト」7/6号)
「『紀州のドン・ファン』一族の親族会議」(「週刊現代」7/7号)

同・2
「安倍昭恵夫人独演会『私は変態コレクター』」(「週刊文春」6/28号)

同・3
「10年以内に『巨大地震』が来る場所」(「週刊現代」7/7号)

同・4
「天災と人災に揺れた『大阪大地震』」(「週刊新潮」6/28号)

同・5
「下重暁子『夫婦はしょせん他人。期待するから腹も立つ』」(「週刊現代」7/7号)

同・6
「食べてはいけない『国産食品』実名リスト」(「週刊新潮」6/28号)

同・7
「シンゾー・アベは220兆円のATMか」(「週刊文春」6/28号)

同・8
「キャバクラ豪遊栄和人監督を更迭 谷岡学長掌返しの理由」(「週刊文春」6/28号)

同・9
「元NHKアナが出廷 泥沼の『W不倫』訴訟」(「週刊現代」7/7号)

同・10
「名医はこんな『健康食品』『サプリ』を使っている」(「週刊現代」7/7号)

同・11
「副作用が新たに見つかったあの有名薬 全実名リスト」(「週刊ポスト」7/6号)

同・12
「『照明上手な家』で元気になる」(「週刊文春」6/28号)

同・13
「新幹線のぞみに飛び込んだ52歳介護士の“動機”」(「週刊文春」6/28号)

同・14
「『蓮池薫さん』『ヘギョンちゃんが言わされた「横田めぐみさん死亡」は嘘だ』」(「週刊新潮」6/28号)

同・15
「デリケートだった『眞子さま・小室母子』の秘密会談」(「週刊新潮」6/28号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は各誌目玉記事がない。そこで順位なしにする。

 まずは新潮から。秋篠宮佳子さん(26)が英国留学を終えて帰国した。皇室一のフォトジェニックの帰還に、待ってましたとばかり、週刊誌のグラビアページに佳子さんの笑顔が溢れている。

 ことのほか仲のいい姉の眞子さんも、うれしさを隠せないようだ。そこで「あの問題がどうなるのか」、週刊誌の関心はそこにある。

 佳子さんは、小室圭さんと初めて会ったときから、あまりいい印象を持っていなかった、「うーん、どうかな?」(文春・宮内庁関係者)。

「眞子さまにとっても、小室さんとの関係を見直し、お気持ちを振り切られるいい機会になるはずです」(新潮・事情を知る関係者)

 どうやら、佳子さんも小室圭との婚約は破棄したほうがいいという考えのようだ、というのである。ほんとかな? でも佳子さんて、かわいいね。

 お次も新潮。16年前に北朝鮮から帰って来て、現在は新潟産業大学で准教授を務めている蓮池薫氏(60)が、横田めぐみさんの生死について新潮で発言している。

 蓮池氏は、87年から94年までめぐみさんと同じ平壌郊外・太陽里の招待所で暮らしていて、娘のヘギョンちゃんとも親しかった。めぐみさんは病院に入るためそこを去ったが、ヘギョンちゃんはそこに一定期間いたし、帰国する間際まで断続的にヘギョンちゃんと交流があったから、もしめぐみさんが亡くなっていれば、ヘギョンちゃんは自分に話したはずだというのである。

 安倍首相が3選を有利にしようと日朝会談に前のめりがだが、彼が懸念していることは、これまで北朝鮮が提示してきた8人死亡、4人未入国という報告書を覆す確証がない状態で訪朝すべきではない、被害者返還のメドもつかないままの訪朝は断じて避けるべきだと、苦言を呈する。

 めぐみさんの父親の滋さんは認知症が進み、体調も思わしくないようだ。早い決着が望まれるが、拙速はいけない。

 新幹線がご難続きだ。6月14日、博多発東京行きの山陽新幹線「のぞみ176号」が博多から小倉間を走行中、ドンという音とともにボンネットに人が接触した。

 小倉駅に到着した時、駅員がこれを発見したが、なぜか報告せず、小倉駅を出た新幹線とすれ違った別の運転手が発見、指令室に連絡して、新下関駅でようやく運行を止めた。

 JR西日本が点検を行い、破損した先頭部のカバー内に腕など遺体の一部らしきものを発見した。

 接触場所には男性の両足や衣服が発見された。高架下に設置された点検用梯子を上り、線路内に侵入したと思われる。

 現場付近にあった軽乗用車には身分証明書が残されていた。福岡県直方市在住の52歳の介護士で、家族間のトラブルで悩んでいたといわれる。

 4万人の乗客が影響を受けているので、賠償金は8,000万円以上になるそうである。どんな事情があったのかわからないが、迷惑な話である。

 だが、こんなに簡単に新幹線の線路内に入り込めるというのでは、テロリストに狙われたら大変なことになる。

 東京五輪前に対策を考えなくてはならないはずだが、難しいようだ。

 文春の「照明上手な家で元気になる」という特集が面白い。概ね日本人は日中に浴びる「光」が足りないそうだ。

 そのために認知機能障害やうつ、糖尿病、高血圧、夜間頻尿、肥満など、さまざまなリスクが高まる危険があるという。

 光を浴びないことで認知症になるとは知らなかった。中でも、光には七色混じっていて、その中でも波長の短い青い光が、とりわけ目の奥に届きにくくなるそうだ。そうすると、健康が損なわれるというのである。

 また日中、光を浴びないと睡眠ホルモン・メラトニンが十分に分泌されないので、不眠や頻尿になるという。

 それと同時に、夜はなるべく明かりを強くしないで、寝るときは暗くして寝ることが大事だという。

 真っ暗にした部屋で寝ていた人に比べ、豆電球ほどの約9ルクスの明かりで寝てた人は、肥満の割合が約1.9倍も多いそうだ。

 原稿など書いている場合ではない。外に出て神田川のあたりを散歩しに行こう。さっき買った豆大福と冷えたペリエを持って。

 このところポストと現代は、薬の話の特集が多い。だが、これを読んでいると、何を飲んでいいのかわからなくなるし、先週の現代の「名医が飲んでいる薬」ならまだいいが、サプリとなると、広告費をもらえばいいのにと思う。

 これほどサプリの名前を出してやれば、宣伝効果抜群で、発売元は大喜びであろう。どうもそのあたりが気にかかるのだが。

 ポストは、有名な薬にも、発売後に副作用が見つかると、その旨を説明したものを同封しなくてはいけないのだが、それが徹底されていないと報じている。

 たとえば、私もよく飲んでいるロキソニンは、口、手足のしびれ、蕁麻疹、冷や汗が初期症状で、次第に脈が弱くなり、急激に血圧が低下し、放置するとチアノーゼ反応が出たり、意識を失う場合があるという。

 大変な副作用だ。私は長年飲んでいるが、そうした症状は出たことがない。

 これも飲んでいる糖尿病の薬ジャヌビアは、身体にアザができたり、出血が止まらなくなる。ケガをしていないのに出血したり全身に赤い水膨れができるそうである。

 確かに重篤な副作用があり、体力や免疫力が低下している高齢者が飲むと危険なようだ。

 そうならば医者なり薬剤師が注意を喚起するべきであるが、市販薬の多くは何の説明もないまま購入できてしまう。

 だが、ポストが書いているように、「医薬品はリスクを上回る利益がある場合に使用される」のだから、あまり神経質になる必要がどれだけあるのかという疑問もある。

 こうした特集を読んで、必要以上に神経質になる人間もいるだろう。知らぬが仏という諺もあるように、生半可に知り過ぎると、かえって健康を害するのではないかと心配になる。

 現代は、医者が使用している健康食品やサプリを、実名をあげて紹介している。

 たとえば、血液をサラサラにするナットウキナーゼは「エヌケイシーピー」(大和薬品)「ナチュラルスーパーキナーゼII」(日本生物科学研究所)、DHA・EPAは「大正DHA・EPA」(大正製薬)「きなり」(さくらの森)「コスモDHA500」(ダイトー水産)というようにである。

 ここでもグルコサミンやコンドロイチンは、医者たちは「効果がない」と考えているから、一つも出ていないが、ほかの健康食品やサプリでも、はっきりした効能がわかっていないものも多くあるはずだ。

 それにサントリーのセサミンなどは大宣伝しているが、効能はともかく高い! 高すぎる! こうした特集に、私は懐疑的である。よってこれ以上紹介はしない。

 現代のコラムに、NHKの元アナウンサー村上信夫氏(64)が、氏とW不倫の関係にあった50代女性の夫から、不倫の慰謝料1,000万円を払えと訴えられて、裁判になっているという記事がある。

 村上は『おはよう日本』や『ニュース7』などの司会をやり、エグゼクティブアナウンサーにまでなった。

 12年にNHKを退局してフリーになり、今も現役で頑張っている。現代によると、村上と不倫相手のA子が出会ったのは16年7月だという。

 夫婦関係に悩んでいるA子の相談に乗るうちに男女の仲になってしまったそうだ。

 法廷で村上も不倫の事実は認めている。老いらくの恋が高い代償を払うことになりそうだ。

 ところでパワハラ問題で逃げ回っていた栄和人氏が遅まきながら6月17日、会見を開き、しおらしく伊調馨と田名部力コーチに謝罪した。

 その後は谷岡郁子学長らと全日本選手権を観覧席で談笑しながら見ていたという。

 だが、数日後の17日、その志学館大学の谷岡学長自らが、栄氏を解任すると発表したのだ。

 いったい何があったのか。謝罪会見の夜、FLASHが、東京・錦糸町でキャバクラ譲と鉄板焼き屋で食事をし、そのキャバ嬢の店で、一本数万円のシャンパンを開けてどんちゃん騒ぎをしていたことをスクープしていたのを知り、発売前に切り捨てたのである。

 現役の選手たちは、試合の前に計量があるため、前の日はろくに食事も摂れない。それを監督ともあろう者が、キャバ嬢と遊びほうけるとはと、谷岡は激怒したのであろう。

 しかし至学館の栄の元教え子は、「そもそも監督を増長させたのは学長です」と、同じ穴の狢であることを指摘している。栄を切るならお前も学長を辞任したらどうかという声はOBだけではなく、学内からも澎湃と沸き上がっているようだ。

 さて今日は寝不足の方も多いことだろう。私もサッカーW杯の日本とセネガル戦を見て、寝たのは2時半を過ぎていた。

 今朝のワイドショーでは、各地のサポーターたちの大騒ぎを放送していた。確かに点を取られては取り返すスリリングな展開は、前評判が悪かっただけに、日本選手の頑張りが目立つ試合だった。

 中でも本田圭佑には「消えてくれ!」という批判まであり、セネガル戦後には、「本田さん勘弁して」というサポータからの詫びもあった。

 私は、そうした気分とは程遠いところから試合を観戦していた。日本が負けるところを見たかったのである。

 嫌いなのだ。日本を応援しない奴は非国民というような全体主義の空気に染まるのが。

 なでしこジャパンという女子サッカーの時も、毎回見ていたが、それは負けるところをこの目で見たかったからであった。

 普段はJリーグのサッカーなど見ない人間が、世界という舞台に出るといきなり日の丸を背負って、ニッポンチャチャチャとなる。

 こうした神経が私には理解できない。日本の実力など知れたもの。いつどうやって負けるかを楽しみにしている人間が一人ぐらいいてもいいだろう。

 28日のポーランド戦も、日本が負けるシーンを見るために起きていたいと思っている。

 さて、トランプと金正恩の首脳会談の評価は、「勝者は間違いなく金正恩だ」(ニューズウイーク日本版)と定まりつつあるようだ。

 後ろ盾に習近平とプーチン、文在寅まで自分の支援者にした金正恩に、トランプもしてやられたということである。

 そんな動きに大慌てしているのが安倍首相だ。会見でトランプが拉致問題を金に話したといい、金側は、拉致問題は解決済みといわなかったと報じられると、これこそ国民にモリ・カケ問題を忘れさせる好機だと、日朝会談に前のめりになってしまった。

 金正恩に会えたはいいが、残念ながらその人たちは今はもういないといわれたら、どうするつもりなのだろう。物事は、トランプのように拙速では事を仕損じるのだ。

 トランプには北朝鮮の非核化を監視するためのカネは日本と韓国が出せといわれてしまった。

 文春によると、「非核化プロセスへの経済負担は一兆五千億円とも二兆円とも言われていますが、その後の平和維持を考えたら北朝鮮への経済援助は不可欠になる。それらをトータルした朝鮮半島の平和維持費用は十年間で二兆ドル(約二百二十兆円)かかる、という試算があります」(ワシントン特派員)。

 さらに防衛費をGDPの約1%からNATO諸国並みの2%に倍増しろ、アメリカから戦闘機や空母を買えと要求されているのである。

 日本はアメリカのATMでしかないのだ。トランプのポチ安倍は、それに異を唱えることもできない。

 早く安倍を引きずり降ろさないと、国民の懐はすっからかんになり、今以上の借金大国になること間違いない。

 新潮が連載している「食べてはいけない国産食品実名リスト」は、新潮いわく「大反響を巻き起こしている」ようだが、今週はカップラーメンにいかに多くの塩が使われているかという特集である。

 食塩に関しては、15年に厚労省が出した「食事摂取基準」というのがある。男性は一日8グラム未満、女性は7グラム未満である。

 だがこの表を見てぞっとする。堂々の第1位に輝いたエースコックの「一度は食べたい名店の味PREMIUM ど・みそ 特みそこってりらーめん」の「食塩相当量」はなんと9.9グラムである。

 2位も堂々エースコックの「みんなのテレビ×スーパーカップ1.5倍 森本稀哲考案 濃厚煮干醤油ラーメン」が8.6グラム。

 でも、最下位にあるサンヨー食品の「サッポロ一番 カップスターしょうゆ」だって5.1グラムもある。

 高血圧などで塩分を制限されている私のような者は、カップはもちろん、ラーメンを食べてはいけないということである。わかっちゃいるけどね。

 プレジデントオンラインが、渡部直己という文芸評論家で早稲田大学文学学術院教授が、教え子に「オレの女になれ」といったと、学内で大きな問題になっていると報じている。

 しかも「被害女性が早稲田大学のハラスメント防止室に提出した『苦情申立書』によると、女性は渡部直己教授からハラスメントを受けた後、コースの主任だった男性教授に相談を持ちかけたが、『現代文芸コースがつぶされてしまうかもしれないので、口外しないでほしい』と口止めを受けた」というのである。

 渡部のセクハラは以前から有名だったが、それを知っていながら、早稲田大学は「早大の女性教員によると、このコース主任だった男性教授とは別の男性教員も、この問題を事前に把握し、周囲に口止めを求めていたことがわかった」と、もみ消しを図っていたというのである。

 呆れ果てた話だが、プレジデントの取材に渡部はこう答えている。

「――発言は、男女関係になってほしい、という意図だったのか。
『そうではない。付き合ってくれという意味じゃないでしょうか。付き合うというか、卒業してもこうやって指導できたらいいということ』
――付き合うと指導は別のことでは。
『教師として不適格かもしれないが、相手が生徒であることをすぐ忘れてしまう。過去にそういう事例があったかは学校に説明します』
――今回の行為を問題だと考えているのか。
『教師としての資格はない。学校の処分を待って、身を処したい』」

 渡部は60代半ば。いい年をしてとは思うが、学内の悪質なセクハラは、取材すればまだまだいろいろなケースが出てくるはずだ。

 私は下重暁子という女が嫌いだ。一度、競馬場ですれ違っただけだが、あんたは何者? 私のそばにお寄りでないよ! というオーラが充満していた。

『家族という病』という本も読んだ。いっていることは概ねわかるが、こういう女性とはひと時でも一緒にいたくないと心底思った。

 今82歳になるそうだ。その彼女が、講談社のα新書から『夫婦という他人』というのを出した。

 そこで現代が、提灯インタビューを掲載している。そこで下重はこういっている。

「私には45年も共同生活をするつれあい(夫)がいますが、お互い、自分のために何かしてほしいと相手に期待したことなんて一度もありません。
 約束したわけではないけれど、それぞれのすることに干渉しないのです。そもそもお互いのこともよく知らない(笑)。
 じゃ、なんで結婚したかっていうと、二人で暮らしたほうが一緒にお酒を飲むのにも便利だから、それだけですよ。(中略)
 そもそも、夫婦関係って自立しながらも適度な距離を保った『平行線』であることが望ましい。周りから『結婚しているのかしていないのかわからない』と思われるくらいがカッコイイと思っています」

 この言葉を批判したくて引用したのではない。こんな当たり前のことをわざわざ偉そうにとうとうと述べる神経が、私には理解しがたいのだ。

 夫婦は他人。そんなことはあんたにいわれるまでもなく、嫌というほど実生活で経験している。

 彼女や曽野綾子などという女性と、どうしたら長年一つ屋根の下で暮らせるのか、私にはその方がよっぽど不思議で興味がある。

 長年暮らしてきたつれあいに(三浦朱門氏は亡くなってしまったが)、下重という他人との同居生活でも書かせてみたら、その方がよっぽど面白いと思うのだが。

 佐藤愛子、林真理子、こうした女性と暮らせる男を私は尊敬する。

 閑話休題。6月18日朝、大阪を襲った震度6弱の地震は阪神淡路大震災ほどではなかったが、死者と多くのケガ人を出した。

 新潮は、阪神大震災の教訓は生きたのかを検証している。一番心配なのは、熊本地震の時のように、今回が本震ではなく「前震」ではないのかということだ。

 東京大学地震研究所の酒井慎一准教授は、「今度の地震は、有馬・高槻断層帯の付近が震源だと見られていますね。仮にそうだとすると、近くを通る上町断層帯などに活動が伝わり、その断層帯を震源とした本震が、これから発生する恐れがないとは言えません」と、不気味な予測をしている。

 火災は7件起きたが、大阪ガスによると、87年から10年かけて、各家庭に「マイコンメーター」を設置しているので、震度5程度でガスが止まるようになっているそうである。

 日本一の高層ビル「あべのハルカス」の揺れはどうだったのか。最新技術を取り入れた耐震構造になっているため、物も落ちず、「クルーズ船に乗って、『揺れているなあ~』っていう程度」(37階の事務所にいた女性)だったようだ。

 しかし、エレベーターが全部止まってしまったので、上の階の人は階段を上ったそうだ。

 今回の地震は、これから30年以内に必ず起こるといわれている「南海トラフ地震」の前触れではないかという声も多いという。

 6月7日に土木学会が弾き出した被害の額は途方もないものであった。地震と津波によって被る経済的損失は20年の長期に渡り、総額は1,410兆円を下らないというのである。

 日本沈没が現実になる日が来る。そのことをしっかり頭の中に入れて、政治をどう変えていくのか、東京一極集中型をどう変えていくのか、難問を一つづつ解決していかなければならないはずである。

 現代は、今回の大阪を含めて、西日本で直下型地震が連続して起きていることに注目する。16年4月に熊本地震、10月に鳥取県中部地震、18年4月に島根県西部地震、そして今回。

 これを「南海トラフ地震」の前兆であると立命館大学の高橋学教授も主張する。

「私は、30年以内どころか、2020年までに起こるのではないかと考えています。ユーラシアプレートの端の端である紀伊半島まで動き始めているのは、重大な前兆です」

 災害や事故は、常に最悪のシナリオを考えて対処しておかなくてはいけないことは、福島第一原発事故で思い知ったはずである。

 何もしない国に対して、われわれが働きかけ、動かさない限り、現状は変えられない。ましてや未来を変えることなど、今のお粗末な政治屋たちにできるはずはない。

 ところで朝日新聞6月21日付で、出版界の取次制度について触れている。

「配送コストの上昇に苦しむ出版取り次ぎ大手4社が、出版社に追加負担を求め始めた。出版物の売り上げは一般に出版社(著者含む)70%、書店20%、取り次ぎ10%の割合で分配されてきた。だが最大手の日販は最大で4ポイント程度、増やすことを出版社に要求。全国津々浦々へ大量の本を一斉に届けてきた出版文化が岐路に立つ。(中略)
 雑誌については、出版社は取引金額の0.55%を『運賃協力金』として負担してきたが、日販はこれも0.85%、トーハンは最大1%程度まで引き上げることを打診しているという。
 配送コストの負担が重くなった背景には、物流の人手不足に加え雑誌不況の影響がある。雑誌が売れた時代には、連日の発売日に合わせて大量の雑誌を一斉に全国の書店に届ける際、『ついでに』送ることで書籍の配送コストを吸収してきた。だが2年前に書籍の売り上げが雑誌を逆転。出版流通の仕組みが機能しなくなり始めた。
 配送コストの上昇は取り次ぎの経営を直撃。日販は今年3月期決算で、創業以来初めて取次業で5億6千万円の赤字を出した。トーハンも5年ぶりの赤字になった。取り次ぎの要求に応じれば、年間1億~2億円の追加負担が生じる大手出版社もあるという」

 取次が潰れれば日本の出版界は壊滅する。日本型出版流通の形がもはや限界にきていることは周知の事実である。

 これを見ないふりをしてきた大手出版社も、こうなっては根本から本の流通をどうするのか、考えないわけにはいかない。

 ついに来るとこまで来た。これを切り抜ける術はもはやない。そう私は考えているのだが。

 森友学園の国有地取引をめぐり、会計検査院が追加検査を行っている。国会に提出した中間報告では、「改ざんした決裁文書を検査院に提出した財務省の行為は、会計検査院法に違反すると明言」(朝日新聞6月21日付)している。

 財務省の調査報告書によると、交渉記録には安倍昭恵の名前が14回も登場する。昭恵の関与は明確だが、ご当人はそんなことをとっくに忘れたかのように、6月14日、スピリチュアル界では有名な三宅マリ氏と産婦人科医の池川明氏のトークショーにサプライズゲストとして登壇して、こんなことをしゃべっていたと文春が報じている。

「フェイスブック等にも、私いっぱい批判を書かれたりしました。(中略)『無視しなさい』って主人にも言われるんですけど、私はどうしてそんなに会ったこともない私のことを批判してくるんだろう。すごく不思議で」

 批判する人間にも返事を返すという。近所の人間からも批判され、ストーカーみたいだと怖かった人間がいたが、やりとりをしているうちにわかり合えたそうだ。その人間が一連の森友学園問題が起きている時に絵本を自宅に届けてくれたという。

「やはり彼もいじめられた経験が過去にあったみたいなんですけれど、私が批判されていじめられて見えるのを彼はすごくわかってくれて、かわいそうに思ったみたい」

 森友学園問題に関与していたことを批判されたのに、彼女は「いじめ」を受けたと捉えているようだ。「いまだに反省していない何よりの証拠だろう」(文春)。

 彼女は自分のことを、ある若い男性から「変態コレクター」と呼ばれたことも明かしている。変態とは籠池森友学園前理事長のような人を指すらしい。

 6月19日に加計孝太郎理事長が急きょ開いた記者会見はひどかった。だがそれにも増して情けなく思ったのが、記者たちの質問だった。2時間前、それも地元の記者しか入れないというふざけた会見だったとしても、核心を突く質問が皆無だったのは、この国のメディアの劣化もさらけ出してしまった。

 加計の部下が事を前に進めるために総理の名前を出した、申し訳ないで済む話ではない。加計も教育者の端くれならば、責任をとって理事長を辞任するのが当然である。自分の学校の生徒が、「嘘つきは加計の始まり」と詰られてもいいのか。そう問うべきであったはずだ。

 腹が立って東京新聞の望月衣塑子さんへメールしたら、こんな返事が返ってきた。

「ドンファンの彼女にはあんなに張り付くのに、かけはなんで張り付かないのとよく言われます。本当にそう思います。マスコミがもっと勇気を持たないといかんですね」

 さてそろそろ食傷気味の紀州のドン・ファン怪死事件だが、予想に反して、警察の捜査は難航しているようである。

 警察は、野崎氏の会社をガサ入れして、経理の帳簿や野崎氏しか開けられない金庫の中身(封筒しかなかったようだが)を持っていったそうである。

 若い妻と家政婦だけではなく、第三者の犯行の可能性も探っているのだろうか。

 文春は、野崎氏と親しく、本のゴーストライターもやっていたフライデーの記者が、野崎氏からかなりのカネをもらっていたと報じている。

 野崎氏の葬儀を取り仕切り、取材に来る女性記者に「何が知りたいの? ホテルはどこ? 今からの飲みに行く?」など、セクハラのような言葉をかけていたともいう。

 最初は件の記者に頼っていた若妻も、自分を利用しようとしていると不信感を持ち、遠ざけるようになったというのである。

 それはさておき、野崎氏の会社の従業員が警察から「解決には1~2年はかかりそうだ」と聞いたと話している。

 現代は、妻が弁護士をつけて、プライバシーよりも遺産相続を早くしたがっていると報じている。

 野崎氏の従兄弟がこう話している。

「この段階であの妻が弁護士をつけて遺産の話をするのは、焦っている証や。夫の幸助さんが亡くなってまだ1カ月も経ってないんやで……。普通では考えられんわ。しかも第一発見者やろ。もしあの妻が犯人なら遺産相続の権利は無効になる」

 野崎氏は「異母兄姉」だそうで、上の兄姉とは母親が違うため、兄姉とは疎遠だったという。

 野崎氏の父親が死んだとき、母親はかなりのへそくりを可愛がっていた幸助氏にやり、それを元手にして金貸しをやって大金を稼いだそうで、親族の中にも複雑な思いがあるようだ。

 警察は、債権者のファイルも持っていって、恨みを持っていた人間も洗い出すつもりのようだが、長期戦は必至のようである。

 どうやら他殺には間違いがないようだが、覚せい剤で死に至るまでには非常な苦しみがあるという。

 七転八倒したことは間違いないのだろうが、不思議なのは、発見されたときはソファに座っていて、死後硬直が始まっていたということである。

 苦しんだ末に死んだのならば、自分で座るわけはない。誰かが床に倒れている野崎氏を抱え上げて、座らせたのだろうか。

 どちらにしても、妻と家政婦のほかに、もう一人誰かがいたことは間違いないようである。

 下手な推理小説よりも複雑な事件のようだ。

【巻末付録】

 現代からいこう。「独占官能撮り下ろし 『ポスト壇蜜』のWヒロインを初公開 行平あい佳 杉山未央」。壇蜜のような不思議な色気を持った女性は、いそうでいないものだ。この2人もいい子だが、そうした雰囲気はない。

「極上Hカップ・ヘアヌード 渡辺万美」。たしかにデカい! 袋とじは「過激すぎて封印された未公開カットを厳選 杉本彩 『花と蛇』秘蔵フォトBOOK」。団鬼六のこの小説は、官能小説の最高峰といってもいいだろう。

 これまでも何度か映画化されてきた。杉本彩の作品も悪くはないが、官能度という点ではさほどのものではない。だが、迫力のある肢体ではある。

 ポストは、「水も滴るイイ女」。西村知美、高木澪、キューティ鈴木などが「濡れている」。

 袋とじは「セクシービデオの世界」。限りなくAVに近いのだが、本番はないギリギリの官能の世界とある。

 わかるような気がするが、あまりじらさんと……といいたくなりますな。

 今週はやや企画力で上回ったポストに軍配をあげようか。
(文=元木昌彦)