今週の注目記事・第1位
「日産西川社長<激白120分>『ゴーンは日本人をナメていた』」(「週刊文春」3/7号)
同・第2位
「南野陽子、夫の『横領』『暴行』で女優生命ピンチ」(「週刊文春」3/7号)
同・第3位
「黒いマタニティクリニック、母子突然死と謎の中国人」(「週刊文春」3/7号)
同・第4位
「『ビデオをまわしながら高2の私を』田畑毅に未成年淫行疑惑」(「週刊文春」3/7号)
「警察が『安倍官邸』に忖度する『田畑代議士』準強姦捜査の腰砕け」(「週刊新潮」3/7号)
同・第5位
「井岡一翔と谷村奈南『離婚の真相』-前妻を容赦なく切捨て長身モデル美女と」(「フライデー」3/22号)
同・第6位
「この国ではやる気のない社員が7割、無気力な社員が2割4分」(「週刊現代」3/16号)
同・第7位
「<白熱対決>籠池夫妻×森友スクープ記者『安倍さんからのお詫び文書』」(「週刊文春」3/7号)
同・第8位
「政治部記者覆面座談会『ヤバい安倍政権』」(「週刊ポスト」3/15号)
同・第9位
「人気女子アナ30人『フリーになったらこの値段!』」(「週刊ポスト」3/15号)
同・第10位
「視聴率の新女王戦国絵巻-北川景子、広瀬すずがしのぎ削る、渡米・米倉涼子」(「週刊新潮」3/7号)
同・第11位
「『小室圭さん』の『NY州弁護士』挑戦前倒し作戦」(「週刊新潮」3/7号)
同・第12位
「俳優・新井浩文という物語」(「週刊現代」3/16号)
同・第13位
「世界に輸出される史上最大の『反日キャンペーン』」(「週刊新潮」3/7号)
同・第14位
「逃げる『貴乃花』追う『自民党』という参院選の綱引き」(「週刊新潮」3/7号)
同・第15位
「高血圧『新目標値』130に専門医が異議あり!」(「週刊文春」3/7号)
同・第16位
「日本人開発者が語ったCAR-T細胞の真実-1回5000万円でがん消滅」(「フライデー」3/22号)
同・第17位
「市販の花粉症薬で心筋梗塞になる人」(「週刊現代」3/16号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
トランプと金正恩のトップ会談が不調に終わろうと、トランプの経済制裁で中国の経済が悪化し、全人代が大変なことになっていようと、日本の週刊誌はそんなことにはお構いなしだ。
週刊誌を読んでいると、この国にとっての国際問題は「嫌韓」「嫌中」しかないようだと思えてくる。
国内問題で最大のものは花粉症である。私は30年来の由緒正しい花粉症だが、年をとると症状が和らぐものだと思っていたら、そんなことはないようだ。
おまけに現代によると、花粉症薬でクシャミ鼻水が止まるが、心臓まで止まるというのである。
それも私のように、降圧剤を飲んでいる人間はなおさら危ないようだ。花粉症に効く薬には血管を狭くする成分が含まれているのだそうだ。
そうすると当然、血圧が上昇する。となると、狭心症や心筋梗塞になるリスクが増えるということだ。
記事中に血圧を上昇させる花粉症薬がずらっと並んでいる。恐る恐る眺めてみると、あった! 私が長年飲んでいる新コンタック600プラス(グラクソ・スミスクライン・CHJ)である。
私はこの薬を、1年中飲んでいる。花粉だけではなくハウスダストや何やらで、年がら年中クシャミが出るからだ。
もうかれこれ20年ぐらいになるだろうか。以前は「新」はつかなかったが。
花粉症には薬ではなく、ビタミンDがいいそうだ。これには、外部から入ってきたアレルギー物質に対して、害があるかどうか判断するのを助ける働きがあるそうだ。その上、身体のあらゆる粘膜を強くする働きもあるというのである。
Dは、魚の内臓に多く含まれる。よし、今夜はシシャモで一杯といくか。
フライデーに朗報が載っている。日本人が開発したCAR-T細胞療法という最新のがん治療があるそうだ。まだ治療費は1回5,000万円以上と高いが、難治性の急性リンパ性白血病の患者の8割、難治性の悪性リンパ腫の患者の5割が、投与から3カ月以内にがんが消えるというのである。
CAR-T細胞療法というのは、患者から採取したリンパ球に遺伝子操作を行い、がんに対する攻撃力を高めた細胞を大量に培養して、それを患者の身体に点滴で戻すという治療法だそうだ。
すると一部の白血病や悪性リンパ腫に多く発現する「CD19」という細胞の表面にあるたんぱくを消滅させてしまうそうである。
これを使えば池江璃花子の白血病も治るのではないか。
お次は文春。同誌によると「日本高血圧学会」が5年ぶりにガイドラインを改定するという。
これまでは上が140、下が90だったが、今回は上が130、下が80になるというのである。より厳しくすれば大量に高血圧患者が増えるから、製薬会社の意を受けてではないかと勘ぐってしまうが、そうではないようだ。
こうした厳しくするやり方は世界的なものらしく、厳しくするほうが心臓病の発生率が約25%、総死亡率が約27%低下するそうである。
だが高齢者はこの限りではないようだ。65歳から74歳までの管理目標は140/90未満だそうだから、私はセーフだ。
血圧はストレスがいけないそうだから、少々高くても気楽に生きることが何よりの薬である。
ここで貴乃花の話題を少々。参院選に出るのか出ないのか。新潮によれば、本人は出る気はないというが、知名度で100万票は固いといわれる貴乃花だから、自民党からの「出てくれ」という猛攻が続いているという。
スポーツ議連の座長である遠藤利明元五輪担当相が、数日以内に会うという話があるそうだし、安倍首相や森喜朗とは何度か会っているそうだ。
遠藤本人は、そんなことをいえる立場にないと否定しているが、本音では、他の党から出てもらっては困るから、感触を探る狙いがあるのではないかと、自民党関係者が語っている。
もし50万票とれば比例で2人は引き上げられるというから、100万票なら4人か。安倍自民党は心底欲しいだろうな。
ところで3月1日は、韓国で起きた「3・1独立運動」から100年になった。これについて、新潮で武藤正敏元駐韓大使がこう語っている。
「(大韓帝国初代皇帝の)高宗が亡くなった際に、“彼の息子が日本の皇族と結婚することに抗議して服毒自殺”、あるいは“日本によって毒殺”などの噂が流れました。結果、ナショナリズムが刺激されて『3・1運動』という独立運動が起こったのです。(中略)その後それが朝鮮全土に広がり、200万人もの民衆を巻き込む運動となりました」
日本の外務省は、日韓関係が悪化している中だからと、渡韓を控えるよう警告している。
新潮によれば、100周年を機に記念事業が26も計画されているそうだ。主なものは、「3・1」をユネスコ世界記憶遺産へ登録させることを目指す。伊藤博文を暗殺した安重根の遺骨を発掘すする。3月1日から臨時政府樹立記念日とされる4月11日まで「独立のたいまつ」が全国100カ所を回るそうだ。
いやがうえにも両国で反日、嫌韓の機運が盛り上がってしまうのだろうか。
先日、映画『金子文子と朴烈』を見た。1923年に起きた関東大震災の後、朝鮮人が井戸に毒を入れたなどというデマが流れ、朝鮮人狩りが起こり、多くの朝鮮人が殺された。
暴動が広がるのを恐れた政府は、皇太子暗殺を企てたという大逆罪で朴烈と実質的な妻である金子文子を逮捕し、死刑宣告する(後に恩赦と称して無期刑に)。
反日映画だと一部でいわれたが、内容は、朴と文子の純で激しい恋物語である。拘留中に、睦まじい2人が写った写真が流出し、新聞に掲載される。
この時、この写真を持ち出し、新聞社に持ち込んだのは、私の知人のアナーキストだった父親だった。彼から「朴烈事件」のことはよく聞いていた。文子は刑務所に移送してすぐに自殺(?)してしまうのだが、朴は太平洋戦争が終わるまで生きながらえ、出所して大勢の支持者たちに迎えられたことを、これを見て初めて知った。
不幸な過去を背負った日韓の間の壁は、ベルリンの壁よりも高くて固い。この壁を壊すために何が必要なのかを考えながら、館を後にした。
さて、「強制わいせつ」容疑で逮捕されていた在日コリアン三世の俳優・新井浩文(40)が保釈された。
現代は、彼の生い立ちからの「物語」を特集している。青森県弘前市で生まれ、高校を中退して上京するまでの19年間をここで過ごした。
88才になる祖母がこう新井のことを話している。
「本当にやさしい子なんです。事件のことはいまだに信じられない。自慢の孫です」
拘留中は弁護士をしている孫が、新井の面倒を見てくれたという。
新井の母親は医療事務の資格を取り病院に勤めていたが、今は外資系の保険会社で営業をしているそうだ。
だが、新井の父親のことになると表情を曇らせた。かなり前から一緒には住んでいなかったようだ。
そんな母親と妹と暮らしていた新井は、内気で家にこもりマンガを読んだりゲームをしたりしていたそうだが、小学校4年生から始めた卓球には熱心に取り組み、高校時代は全国大会にも出場したという。
だが、高3になり、日本映画学校(現・日本映画大学)へ進学したかったが、遅刻や欠席が多かったため、教師が推薦を断り、それをきっかけに中退してしまう。
彼も、自分が在日コリアンだとは同級生にもいわなかったそうだ。
鬱屈を抱えながら上京した新井は、屋台で知り合った映画プロデューサーの荒戸源次郎(故人)と知り合い、女優の大楠道代の付き人になり、映画界へ足を踏み入れるのだ。
だが、天性のものなのだろう、あっという間に俳優として売れっ子になっていく。
2001年に窪塚洋介主演の映画『GO』で、在日コリアンの役をやると、05年には『ゲルマニウムの夜』で早くも単独主演を果たし、以来、テレビドラマに映画にと、陰のある役を演じ続けたのである。
今回の事件で俳優生命が危ぶまれるが、新井を応援する俳優たちが多くいて、心配してくれているそうだ。
現代は、「もう、俳優としては再起不能だろう」というが、私はそうは思わない。
人を殺したわけではない。小さなとはいわないが、この事件で彼のすべてを葬ってしまうのはかわいそうだ。
何年間か雌伏して、個性派俳優として戻ってくればいい。私はそう思う。
先週、アカデミー賞作品賞を獲った『グリーンブック』を観た。グリーンブックとは、黒人が泊まれるホテルが掲載されている小雑誌である。
1962年ニューヨーク。有名な黒人のピアニスト、ドン・シャーリーがクラブで用心棒として働いているイタリア人・トニー・リップを運転手として雇う。
バンド仲間と人種差別が激しい南部を、リップの運転で演奏旅行する。何かというと暴力を振うリップと衝突するシャーリーとのやりとりが見どころ。
あまりに激しい人種差別を目の当たりにしたリップが、なぜシャーリーが南部を選んだのかに気づき、2人は次第に友情を築いていくハートウォーミングな実話をもとにした映画である。
ラスト近くで、演奏するはずだった黒人差別の激しい高級ホテルをキャンセルし、街場の酒場で、地元のジャズメンたちと楽しそうに演奏するシャーリー、それを満足そうに見つめるリップの姿。泣けるぜ。
先週も触れたが、今回のアカデミー賞は黒人への人種差別問題をテーマにした作品が多く取り上げられている。
この映画のようなひどい人種差別は少なくなったが、いまだに南部を中心に差別主義は残る。
翻って、日本では韓国や在日コリアンへのヘイトスピーチが鳴りやまず、より大きくなっている。
付和雷同して韓国人へヘイトスピーチをしている連中は、この映画を観たらいい。差別している人間たちの愚かさと、それに立ち向かい、毅然として揺るがないシャーリーのどちらが人間として上等か。
さて、眞子&圭の結婚の行方もまだ道半ばである。新潮は今週も、小室圭が前倒しでNY州の弁護士試験を受けるそうだが、なかなか難しいのではと疑問を呈し、天皇陛下のご在位30年を祝う茶会でも、眞子さんと秋篠宮さんが目を合わせなかったと報じている。
いい加減に、どこの誰ともわからない関係者を動員しての憶測報道は止めたほうがいい。
新潮によれば、視聴率女王に君臨している米倉涼子(43)だが、今年の夏はアメリカに渡り、ミュージカル『シカゴ』に出演し、その後も日本で凱旋公演をするため、ドラマの世界を留守にするそうだ。
そこで、その間隙をぬって、ポスト米倉の座を誰が奪うのか注目されているというのである。
一番手は北川景子だそうだが、彼女も32歳で、本人は妊活を望んでいるそうだから、露出は少なくなるという。
それ以外では、吉高由里子(30)や広瀬すず(20)、綾瀬はるか(33)の名が上がるが、みな帯に短したすきに長し。
まだまだ米倉の時代が続きそうである。だが彼女、43歳にもなるんだね、ご苦労様。
ポストによれば、女子アナの世界も大きな変動がありそうだという。
TBSでは椿原慶子アナが退職するそうだし、テレ朝は宇賀なつみと小川彩佳アナが辞める。
小川は、TBSの『NEWS23』に移り、雨宮塔子は降板するといわれる。
ポストが入手したという某広告代理店が作成した「年間ギャラ調査表」によれば、有働由美子が最高で2億円。高島彩が1億8,000万、滝川クリステルと夏目三久が1億5,000万、加藤綾子、膳場貴子が1億円だそうだ。
小川彩佳はフリーになれば1億円、宇賀なつみは6,000万円、NHKの桑子真帆は1億5,000万になるという。垂涎とはこのことをいうのだ。
わたしゃ500万でもいいからどこかないかね。
同じポストに政治部記者覆面座談会というのがある。
覆面だから相当な裏話があるかと思ったが、大した話はない。
二階幹事長が「安倍の四選はある」と仄めかしたのは、安倍の求心力が衰えては、自分の権力基盤も危ういと考えたから。
総裁選で争った石破茂のことを安倍は、オフレコでは、「石破が党を出たいというなら出ていけばいい、除名してもいいんだ」と口走った。
安倍は、消費税値上げを止めたいらしいなどなど。
この中でも、菅官房長官と東京新聞の望月衣塑子記者とのバトルに触れている。
菅の意向で、官邸報道室が内閣記者会に対して、「事実を踏まえた質問をするよう」要請したことで、新聞労連などが抗議声明を出すなど騒ぎになっている。
私にいわせれば馬鹿馬鹿しい騒ぎである。もともと、森友学園や加計学園問題で、何も質問しない菅の会見に望月記者が乗り込み、記者ならば聞くのが当たり前の質問をしたことから始まった。
政治部の連中がやらなければいけないことを、社会部の記者がしただけのことだ。
以前ここでも書いたが、望月記者のいうように、「記者として当然のことをしたのに、これほど騒がれるのはおかしい」のだ。
だいたい菅程度の人間に何もいえない、嫌なことはもっと聞けない内閣記者会など解散してしまえばいい。
新聞社は、新人の記者たちに何を教えているのか。オレたちは権力におもねるのではなく、国民の知る権利にこたえるために存在するのだと教育していないのだろう。
第一、そういえる先輩、幹部が、新聞社にもテレビ局にもいないからだ。
新人には肝試しをさせるべきだ。前科三犯のヤクザの前で、1対1で、「お前はこれまでで一番感じた体位はどんなものか」と質問させろ。
菅の顔が怖くなくなる。政治家なんぞに怯えているのでは記者とはいえない。
「安倍さんは私を嘘つき呼ばわりしていましたが、あなた自身が嘘つきではないのか。森友事件も統計不正も総理大臣が嘘をついている。そのことは、何より子どもたちの教育にとって大きなマイナスだと、そう思います」
これは文春でNHKを辞めた相澤冬樹と話している森友学園前理事長の籠池泰典の言葉である。
3月6日に、補助金を巡る詐欺などの罪で起訴された籠池夫妻の初公判が開かれる。
籠池は、裁判では「国策捜査だったんだということを懸命に訴えていく」と語っているが、裁判の過程で、安倍昭恵との“親密”な関係も明らかにされるはずだ。
現代によると、世論調査などを手掛ける米ギャラップ社が世界の企業を調査したところ、日本では「やる気のない社員」が7割、「周囲に不満をまき散らしている無気力な社員」が2割4分で、「熱意にあふれる社員」はわずか6%しかいないそうである。
調査した139カ国の中で最下位クラス、日本よりも熱意にあふれる社員が少ないのは、ブータン、イタリア、パキスタンぐらいしかいないという。
こんなことで驚くことはない。熱意にあふれる社員がゼロではなく6%もいるのだからいいではないかと、私は思う。
全員がやる気があって熱意がある企業なんて、宗教団体じゃないんだから、気持ち悪いよ。
どの編集長もそう思っているだろうが、部員が30人いれば、仕事を任せられる人間は2割もいればいい。
8割は、そいつらの足を引っ張らないようにしていてくれれば、雑誌はつつがなく出せる。
私がいた頃も、若い奴で「編集長になりたくない」というのが、いっぱいいた。何でかと聞くと、給料はそれほど上がらないのに、責任は重くなり、間違うと名誉棄損で訴えられ、逮捕されるかもしれないから嫌だというのである。
イタリアと同程度というのがいい。この特集の中でも、かつてソニーの井深大が、「仕事の報酬は仕事である」といったと出てくる。こんなこと、今の若い者にいってごらん。
仕事もホメ言葉もいらないから、カネをくれというに決まっている。また、熱意などというものは長続きしない。
そんなあやふやなものに頼っては、仕事もいい雑誌もできはしない。
日本的組織がダメになってきたのは、そうしたことをわけもなく求めるアホな上司が多いからではないか。
「熱意を持って取り組め」「やる気がない者は去れ」などといえたのは、年功序列、終身雇用が完備していたからこそであった。
政治から経済までガタガタになってきたこの国で、これまでの「一億火の玉」のようなやり方は通用しない。
やる奴はやる。やらない奴はやらない。それでも仕事を続けていけるような組織づくりが求められてる。
いいじゃないか、いい加減。「のんびり行こうよオレたちは~」というCMソングが昔あったな。今こそブータンやイタリアに学ぶ時だ。そう私は思う。
さて、トランプと金正恩の首脳会談が大失敗に終わったが、この結果は会談前から予想されていたことだった。
この首脳会談より、アメリカ中の注目を集めたのは、トランプの元顧問弁護士マイケル・コーエンが連邦下院の委員会で行う宣誓証言のほうだった。彼は、トランプの不倫相手のポルノ女優へ口止め料を払ったことや大統領選中にロシアとビジネス取引していたこと、民主党全国委員会のメール漏えいについてもトランプは承知していたと証言した。
コーエンはトランプを「人種差別主義者」「詐欺師」「いかさま」と呼んだという。
なんとしてでも、全米の目を外へそらさなくてはと考えたトランプが企んだ「窮余の一策」が米朝会談だったのだ。トランプにとって、会談の成果など二の次だったはずである。
トランプは金正恩が制裁の全面的解除をいい出したため、会談は不成功に終わったといったが、北朝鮮の外相が深夜に会見を開き、「我々が要求したのは全面的な制裁の解除ではなく、一部の解除だった」(朝日新聞DIGITAL/3月1日04時00分)とバラしてしまった。「嘘」は安倍とトランプの得意技である。
お次はフライデーから。3階級を制覇した元ボクシング世界王者の井岡一翔(28)は、歌手の谷村奈南(31)と結婚生活わずか1年半で、昨年11月に離婚している。
その井岡が、30代の元モデルと同棲しているというのである。しかも、彼女は妊娠中だそうだ。予定は今夏だという。
おせっかいな話だが、もしかすると谷村と別れる前から付き合っていたのではないか。離婚が成立する前に妊娠していたのではないかという「疑問」が湧いてくる。
事務所の答えは、谷村とは4月から別居していて、井岡は離婚する準備を整えていた。子どもができたとわかったのは、大みそかの世界タイトルマッチの前だという。まあ、お幸せに。
先週、新潮が被害女性の告白を掲載し、準強姦罪で訴えられた田畑毅自民党衆議院議員だが、なんとか離党で済ませたいと本人も二階派も考えていたようだ。
だが、今週の文春が、田畑が日銀を辞めて行政書士時代に、当時16歳の女子高生を事務所に連れ込み、貯めこんでいた大人のオモチャを見せ、力任せに覆いかぶさり、無理やり犯す姿を、ハンディカムで撮影していたというさらなる“悪事”を暴露したのである。
8年前のことだが、さすがに進退窮まった田畑は、文春が出る前日に議員辞職願を衆院に提出した。
この男の趣味のセックス自撮りが、動かぬ証拠となったというのは、因果応報ということだろう。
新潮は、この件を捜査中の愛知県警が、田畑が二階派だから二階幹事長に忖度して“腰砕け”になりそうだと報じているが、議員でなくなれば会期中の不逮捕特権もなくなるから、遠慮会釈なくやるのではないか。
あくどいということでは、文春が追及している埼玉県日高市の「太田マタニティクリニック」も引けを取らないようである。
今回文春は、切迫流産で入院していた妊婦が、シャワー室で心肺停止状態で発見され、そのまま母子ともに息を引き取ったケース。
長年不妊治療に取り組み、ようやく授かった赤ちゃんだったが、破水後、長時間たっても陣痛が起こらないため太田クリニックへ転院してきたが、胎児の心肺が急低下し、緊急の帝王切開をしたが、命こそ取りとめたが、植物状態になってしまったケースだ。
当然備えているべきAED(電気ショックを与え、機能を喪失した心臓を正常なリズムに戻す装置)がなかったり、院長が不在だったために起きた「事故」ではなかったかというのである。
これを読む限り、このクリニックは真っ黒である。早く真相究明しないと、さらなる犠牲者が出る恐れがある。
ところで南野陽子(51)には一度だけ会ったことがある。まだ20代の頃だったが、美人というより活発なオネエチャンという印象だった。
その南野は、1984年に主演したドラマ『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』で一躍スターになり、歌手としても活躍した。
恋多き女でもある。当時の少年隊の東山紀之とは熱愛だったが、ジャニーズ事務所の猛反対で破局する。
その後は、文春によれば、ヤクルトの池山隆寛や古田敦也など数多くの男と浮名を流すが、長続きはしなかったという。
その南野が2010年に出会ったのが、IT関連企業社長を名乗っていたXだった。交際わずか半年でスピード婚する。だが結婚早々から、Xが結婚前に住んでいたマンションの家賃を滞納していたことや、エステなどの事業を営む会社から4億8,000万円を騙し取ったなどのスキャンダルが報じられる。
結婚4年後には、銀座のクラブのママを愛人にし、子どもを産ませたが、認知を拒否して泥沼の裁判に発展した。
そして今回、文春が報じたのは、銀座で開業していたクリニックが、事務長に据えていたXが1億8,000万円を騙し取った、告訴するというケースである。
これだけではない。埼玉県内にある病院(現在は閉院)の元医師が、事務局長として勤務していたXに、口座から約1,170万円も黙って引き出されていたと告訴して、現在係争中だという。
それ以外にも銀座の病院の従業員に暴力を振った件で、罰金刑が下っているそうだ。南野も、亭主が知人から1億8,000万円を借りる時、作成された証書には、連帯保証人となっている医療法人の株主として南野の本名が記載されているから、こうした金銭トラブルと無関係とはいえないと文春は指摘する。
文春が彼女を直撃すると、事務所から「私の知る限り、夫にやましいことはありません」と返してきたそうである。
ここに書かれていることが事実なら、Xというのは相当あくどい人間のようだが、妻が知らないということは考えにくいが。
今週の第1位は文春の西川廣人日産社長のインタビューである。西川は「ゴーンは日本人をナメていた」といっている。
ゴーン元日産会長の逮捕以来、インタビューに答えていなかった西川廣人社長兼CEO(65)が、文春に120分間“激白”している。
日経新聞も同日に西川のインタビューを掲載しているから、西川社長側に思惑があって、新聞1紙、週刊誌1誌を選んだのであろう。
内容はひとことでいえば「丸ごと自己弁護」である。いくつかあげよう。冒頭に紹介したように、西川は、「日本への敬意があれば、あんな不正ができるはずはありません」と前置きして、ゴーンは日本をナメていたと難じている。
最後にゴーンと会ったのは昨年9月下旬で、ルノーとの経営統合について話し合ったが平行線に終わったとし、「彼の不正を知ることになったのは、そう言い合っていた矢先のことでした。まさに青天の霹靂だったんです」と、自分が何も知らされていなかったかのように話している。
内部通報をきっかけに社員の何人かが調査を行い、その結果が西川に報告された。最初の感想は「何なんだ、これは」というものだった、「とにかくワケが分からなかった」というのだ。このような重大事を、彼に知らせないで社内で密かに動いたというのは有り得ないと思う。もしそうだとしたら、よほど西川は社内の信頼がなかったのであろう。
「私はまさか自分のボスが裏でこんな重大な不正行為をしているとは、思いもよらなかった」「私はゴーン氏と個人的に親しいわけではありません。(中略)今回の事件で高級マンション暮らしが取り上げられるまで、どこに住んでいるかも知りませんでした」
その一方で、ゴーンとは問題意識を共有していたから、「ゴーン氏のほうは私のことを、たぶん『日本人のボスとしても、外国人のボスとしても務まる男だ』と見ていたのでしょう」と、自己顕示することは忘れない。
ゴーンが約2兆円の有利子負債を抱えていた日産をV字快復させたことについても、「実際の改革を成し遂げたのは、工場、開発、販売……その前線に立つ従業員、それぞれの仕事の現場の力であり、一人のリーダーの力ではない」と斬り捨てる。
ゴーン・チルドレンの最右翼といわれ、僕(しもべ)のようにゴーンに付き従ってきた自分のことを棚に上げ、これからのルノーと日産とのアライアンスについても、自分がルノーの新会長と話し合い、「(自分なら=筆者注)良い方向に進化させることができる」と語る。
今回の件で日産の輝きが失われてはならない、より磨きをかけなくてはいけない、「それが、今の私に課せられた使命だと思っています」と、まるで自分に責任などないといわんばかりである。
世界(岩波書店)3月号で、会計評論家の細野祐二が「日産ゴーン事件の研究」を寄稿している。ここで細野は、有価証券報告書虚偽記載罪など、ゴーンが起訴されている罪状の一つ一つを検証している。
ここで詳しく紹介する紙幅はないが、ゴーンが先送りした50億円の報酬を、「手にする蓋然性は極めて低かったと判断すべき」だとし、この虚偽記載は根拠がないとしている。
また、会社私物化についても、海外の高額マンションは日産が購入したものだし、それをゴーンが専属的に使用していたということに過ぎない。そこには損失が発生していないから会計上の役員報酬とはならないそうである。
特別背任も、ゴーンが故意にやったことで日産の財産上の損害が認定できなくてはならないが、それはなかったから犯罪事実は成立しないとしている。
さらに、二回目の有価証券報告書虚偽記載罪では、報告書の代表者名は「西川廣人」と記載されれているから、「本件二回目の有価証券報告書虚偽記載罪が成立するとすれば、その主犯は西川廣人現社長になるはずで、ゴーン元会長はその共犯者あるいは幇助犯ということになる。特捜検察は、今回第二回目の逮捕において、正犯容疑者を逮捕することなく共犯あるいは幇助犯容疑者だけを逮捕した」と指摘する。
だが、特捜検察は、ゴーン容疑者の逮捕容疑のほぼ全てを日産の内部情報に依存しているから、検察と西川は共存関係にあるために、西川を逮捕できない。
「特捜検察は、一民間自動車会社の内紛に刑事司法をもって介入したばかりに、愁霜烈日たるべき法の正義を自ら歪めてしまった」と批判している。
私には会計法など全く分からないから、細野のいうことの三分の一も理解できないが、少なくとも、西川社長のいい分よりは利があると思うのだが。
【巻末付録】
もはや現代、ポストともにヘア・ヌードグラビアからは手を引きたいと考えているのだろう。
惰性でやっているようにしか見えない。そうならば早くすっぱりやめたらどうか。そう思うが、そうなるとデジタル版の写真集がつくれない。誌面から消してデジタルだけにして、雑誌を買った人間がそれを見られるようにすればいいと思うのだが。
とにかく今週は、まず現代から。
「女優・大原優乃、人気ドラマ「3年A組」に出演中」「藤崎里菜、凄いヌード-説明不要、見ればわかる」、撮影は西田幸樹である。
袋とじは「物語のあるSEXをあなたに/昼下がりのスナックで・・・」。いつもの物語のあるSEXシリーズ。
ポストは、いつもながらの“いきなり”「なをん/岡元あつこ、鼓草」。ページをあけるとコレだからね、ビックリ!
薄い袋とじは「あやみ旬果、浅草ロック座ストリップ動画-おっぴろげ映像におったまげ!」。
後半の袋とじは「美女11人のおっぱい当てクイズ-原寸大おっぱい生写真プレゼント」。
「日本人のSEXを変えたアレ/1989~1999年 女性誌『an・an』、SEX特集、ダイヤルQ2、イメクラ」
これも袋とじ「脊山さん!ここまでやっちゃうの?!-『大人のハダカ』披露 元日本テレビアナウンサー・脊山麻理子」。お次は「シン・モグラ四天王、砂浜のキャットウォーク 松川菜々花、遠山茜子、みうらうみ、黒木麗奈」。シン・モグラとはモデル+グラドルのことだそうな。
偉大なるマンネリ企画の勝者は? ポストのほうがやや気合が入っているから、ポストの勝ち。
(文中敬称略/文=元木昌彦)