紀子さまが怒髪天を衝く!? 週刊誌がしかける「雅子皇后 vs 紀子妃」の対立構造

 今週の注目記事・第1位
「高田純次ポルシェで当て逃げ『20万でナッシング』音声」(「週刊文春」5/23号)

 同・第2位
「山本里菜アナドヤ顔同棲」(「FLASH」5/28号)

 同・第3位
「千原せいじ<スクープ撮!>『ハヤシライス不倫』」(「週刊文春」5/23号)

 同・第4位
「<令和秘録>『元号に殉じた特命官僚』」(「週刊文春」5/23号)

 同・第5位
「『広瀬すず』をデザイン泥棒にした大人の思惑-大人気ワンピースにそっくり」(「週刊新潮」5/23号)

 同・第6位
「『雅子皇后』と『紀子妃』の冷戦」(「週刊新潮」5/23号)

 同・第7位
「『悠仁さま刃物事件』美智子さまの忠告を秋篠宮は拒絶した」(「週刊文春」5/23号)

 同・第8位
「警察捜査/悠仁さまの机にナイフを置いた男は、どうやって捕まったか」(「週刊現代』6/1号)

 同・第9位
「京都大学『変人教授』たちの面白すぎる研究」(「週刊ポスト」5/31号)

 同・第10位
「松坂大輔『リハビリ中にゴルフ満喫』-右肩を痛め今シーズンはまだ登板ゼロ」(「フライデー」5/31号)

 同・第11位
「ZOZO『前澤社長』が失った『打ち出の小づち』-株の9割が銀行担保!」(「週刊新潮」5/23号)

 同・第12位
「消費税10%『まさかの延期』で『先に買っておくべきもの』『しばらく様子見のもの』」(「週刊ポスト」5/31号)

 同・第13位
「『ジャン・バルジャン』になれなかった14億円横領の『アニータ』夫」(「週刊新潮」5/23号)

 同・第14位
「『リクシル』お家騒動の裏で爪を研ぐ『村上世彰』」(「週刊新潮」5/23号)

 同・第15位
「『ハンドルを握るときは息子を思い出して』<大津事故>園児父の挨拶」(「週刊文春」5/23号)

 同・第16位
「ファーウェイの正体」(「ニューズウイーク日本版」5/21号)

 同・第17位
「安倍裏切りの金正恩『懇願』外交、拉致は後回し、ミサイルに<沈黙>」(「週刊文春」5/23号)

 同・第18位
「ホンダ内紛、社内でいま起きていること-こんな会社に誰がした」(「週刊現代』6/1号)

 同・第19位
「<独占掲載>死を覚悟したショーケン、涙なしには読めない遺書」(「週刊現代』6/1号)

 同・第20位
「フジ新社長『すげなく振った』大女優」(「週刊ポスト」5/31号)

 同・第21位
「暴行、飲酒、『戦争』発言、丸山穂高議員の凄すぎる前科」(「週刊文春」5/23号)

 同・第22位
「父・平尾誠二と過ごした『最後の日々』-娘が明かすパパのもう一つの闘い」(「週刊現代』6/1号)

 同・第23位
「田原俊彦<告白第三弾>『ビッグ発言』とフェアレディZ大破」(「週刊文春」5/23号)

 同・第24位
「和歌山にカジノ誘致するためにジャン・レノが駆り出された-観光客は仰天」(「フライデー」5/31号)

 同・第25位
「訃報には書かれなかった『小池一夫』の借金人生」(「週刊新潮」5/23号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 早速いこう。劇画『子連れ狼』で知られる小池一夫が亡くなった。享年82。小池で思い出すことがある。私が週刊現代の編集長になった時のことだ。

 当時、創刊以来初めてという3億円の赤字を抱えていた。ライバルのポストに比べるとページ数は少なく、広告も入らない。何とか特集のページを確保するために、小池の原作の劇画16ページをなくすことを決断した。

 先輩たちは、現代の功労者だからやめておけと口を揃えたが、担当の編集者と小池に会いに行った。なかなかの偉丈夫で圧迫感はあったが、汗だくになり、連載をやめたいと説得した。

 心よくではないが、頷いてくれた。おかげで毎週4本から5本の特集を入れることができ、部数も上向いた。ゴルフ雑誌や大学で教えたりと、幅広く活躍していた才能あふれる人だったが、ご冥福を祈りたい。

 フライデーに映画『レオン』で有名なジャン・レノが、和歌山県のマグロの解体ショーに姿を現した写真を掲載している。

 彼は、世界的なカジノ経営会社『バリエール』が和歌山にカジノをつくるための人寄せパンダだという。ジャン・レノがルーレットのディーラーをやれば客は喜ぶだろうな。

 元TOKIOの山口達也が頭を丸め、断酒するための治療を受けているようだが、躁と鬱を繰り返す双極性障害と診断され、苦しい日々を送っていると女性誌が報じている。

 頂点を極めた人間が、一度奈落に落ちると精神のバランスを崩すというのは、わかる気がする。文春で連載告白している田原俊彦も、結婚して長女が生まれた時、仕方なく会見を開き、そこで、「何事も隠密にやりたかったんだけど、僕ぐらいビッグになってしまうと、そうはいきません」と発言して、メディアから叩かれて人気が急落してしまった。

 だが、田原は内心はともかく、落ち込むことなく、これからは「ビッグを超えてグレートを目指す」と語っている。ここに山口と田原の違いがあると思う。

 天才ラガーマンだった平尾誠二の人気は亡くなってからも根強い。

 現代は、彼の娘が、平尾の言葉をいくつか紹介している。娘に恋愛に関しては、こんなアドバイスをしていたという。

「相手が何を持っているかは重要じゃない。その人の持っているものが何もなくなったときに、好きでいられるかどうかが大切や。そういう相手と結婚すべきだ」

 15年9月10日未明、平尾は吐血した。検査の結果、肝内胆管癌の可能性が高く、癌はかなり進行していることがわかった。

「闘病中の父は、母やわたしに『迷惑かけてごめん』と決して言いませんでしたが、私の夫には『新婚なのにごめんね』と言葉をかけてくれました。対して夫は、父の病状が厳しいと泣いて話すわたしに、仕事で遅く帰宅して疲れていても『大丈夫だよ』と優しく応えてくれた。子育てにも積極的な良き父親です」

 父・平尾の望むような相手と娘は結婚したようだ。

 丸山穂高という議員の「(国後島の返還は)戦争しないと、どうしようもなくないですか」発言は、どん底まで落ちている議員の質の低さにとどめを刺したといえる。

 維新の会の松井代表は、あわてて議員辞職しろなどといい出したが、あんなものを議員に仕立て上げた責任はどうするのか。

 丸山は、文春によれば、東大経済学部卒で経産省に入った元役人だったが、酒癖、女癖が悪く閑職に追いやられ、仕方なく退職して維新から出馬したそうだ。やれやれこんな議員ばっかりだね。

 さて、フジテレビに新社長が誕生する。

「視聴率争いでは民放キー局の最下位が“定位置”となったフジテレビが、捲土重来を期して新社長人事を固めた。6月下旬の株主総会を経て社長に就任するのは、遠藤龍之介専務(62)。かの芥川賞作家・遠藤周作の長男で、幼稚舎から大学まで慶應で学び、1981年にフジに入社。2005年のライブドアによるニッポン放送への敵対的買収騒動では広報部長としてマスコミ対応を担った人物だ」(NEWSポストセブン5月19日より)

 その遠藤には、作家の檀一雄を父に持つ女優・檀ふみ(64)を袖にしたことがあるという。

「檀自身が『女性セブン』(1977年8月25日号)での小説家・北杜夫との対談で、当時同じ慶大生で、檀が出演した映画『男はつらいよ』の撮影に補佐として参加するなど面識のあった龍之介氏との秘話を明かしている。結婚について尋ねられた檀がこう語るのだ。

 〈遠藤周作さんとも対談してお知り合いだし、一度おはがき出したときに、追伸で“龍之介くんに”って書いて、“ちょっと年増ですけど、もしお声をかけてくだされば、どこへでもついて行きます”って書いておいたのに、龍之介くん、ぜんぜん声かけてくれないの。(笑い)〉

 〈だから、こないだ龍之介くんに会ったとき、どうして私をすげなく振ったのっていったら、だってあれオヤジにきた手紙じゃないかっていうの。くやしい!(笑い)〉」(同)

 ショーケンこと萩原健一もファンでなくとも忘れられない男である。現代で、古くからの友人にいった言葉が彼らしく印象的である。

「もし君が倒れても、病気のおれはすぐに駆けつけることはもうできないんだよ。逆におれに何かあったときに、君が駆けつけて来てくれても、おれは迎えに行くことも、宿を用意することもできないだろう。

 だからまだお互いの加減がいいうちに、さよならしておこう。生きているうちに、このへんでひと区切りをつけようよ」

 萩原は、

「歳をとれば身軽ではいられない。しがらみが増えて重くなり、何をするにしても大げさになる。いちばん関係が良いときに、私のほうからお別れしておいたほうがいい。そう思った。結局、その友人との連絡はそれきりになった」

『ショーケン 最終章』(5月17日に講談社から発売)にそう書いている。
 
 次も現代から。

 自動車メーカーのホンダの内部が揺れているそうだ。

 ホンダが5月8日に発表した2019年3月期決算の売上高は前期比3.4%増加の15兆8886億円、本業の儲けを示す営業利益は12.9%減少の7263億円だったそうだ。

 営業利益率は4.6%と、トヨタ自動車(8.2%)や、安価な軽自動車中心のスズキ(8.4%)の足元にも及ばない。

「その要因は不振の四輪事業にある。ホンダの事業は、四輪、二輪、汎用エンジンや草刈り機などのパワープロダクツ3部門で構成されるが、売上高の最も多い主力の四輪が、’19年1~3月決算で売上高2兆9128億円に対し、営業損益は530億円の赤字に陥ってしまったのだ。今後も収益性が大きく回復する見込みがない」(現代)

 このようなことを元社員が語る。

「ホンダは『末期癌患者』のようなものと言っていい。将来に期待していませんし、30代、40代の若い社員も将来がないと絶望して自発的に転職しています」

 本田宗一郎が聞いたら何というだろう。

「内紛だらけの社内では、不満が渦巻き、空中分解寸前と言っても過言ではない。本田宗一郎が築き上げた『技術のホンダ』に危機が忍び寄っている」(同)

 お次は安倍首相のどうしようもないお話。あれだけ拉致問題が解決しないのであれば、北朝鮮と話し合うことはないといっていたのに、今度は「条件をつけずに金正恩委員長と会う」といいだした。

 プーチン大統領が2島返還をほのめかすと、あっという間に4島返還を引っ込め、それがうまくいかないと、金正恩と会いたいと節操のないことに呆れる。

 佐瀬昌盛防衛大名誉教授のいうように、「在任期間歴代最長も視野に入り、“レガシー”を残したいという功名心が出ている。これは“邪心”というほかありません」

 長くやればいいってもんじゃないだろう。

 ところで、トランプと習近平との関税戦争は本格化し、このままいけば世界経済に大きな影響を与えることは間違いないだろう。

 中でも、「5G戦争」といわれる第5世代移動通信システムの開発で、アメリカより進んでいる中国の牙城を崩せるのかが焦点になるという。

 ニューズウイーク日本版は、中国の「ファーウェイ」は、「5G関連の画期的な技術開発では、どの企業もファーウェイにはかなわない。5Gの通信設備についても、同社は既に低周波数帯(受信可能範囲が広い)と高周波数帯(データ転送が速い)の両方で実証実験を重ねている」と報じている。

 このままいけば、アメリカは情報大国の座を中国に奪われかねないという。ニューズによれば、5Gの標準必須特許の保有件数では、ファーウェイが1554件で、2位のノキアが1427件、サムスンが1316件で、アップルは12件である。

 いくらトランプがファーウェイを排除に動いたとしても、アジアやNATO加盟国、ドイツやイタリアも全面排除には消極的だという。

「21世紀の今、中国は再び過去の栄光を取り戻そうとしているのかもしれない」(ニューズ)

 滋賀県大津市で園児2人がひき殺され、1人が意識不明の重体になった痛ましい事故で、亡くなった園児・伊藤雅宮(がく)ちゃんの葬儀での父親の言葉が感動的だ。

 この事故で、直進していた軽自動車を運転する61歳の女性と、右折車の新立文子容疑者(52)が逮捕され、直進車の運転手は夜に釈放され、「前をよく見ずに右折し、衝突音で初めて対向車に気がついた」と供述した新立は自動車運転処罰法違反容疑で逮捕された。

 雅宮ちゃんの葬儀には入りきれないほどの列席者が集まったそうだ。父親は気丈に振る舞っていたが、母親は遺影を抱えて声を上げて泣いていたという。

 父親は4歳上の姉の手紙を代読した。そこには、

「お別れじゃないよ、私とパパとママの心の中にいるよ。いつもケンカしていたけど、ほんとうは好きだよ」

 と書かれていた。父親は、これだけは世間に伝えたいと、こう語ったという。

「お願いです。私たちのような悲しい思いをする人が減りますように、ハンドルを握る時には雅宮のことを思い出し、安全運転をお願いします」

 殺人事件では2人殺せば、よほどの情状酌量の余地がなければ死刑になるのに、交通事故ではなぜ死刑にならないのか。お前は運転しないからとよくいわれるが、私には不可解でしょうがない。

 私は昔、講談社の子会社のクルマ雑誌を出している会社へ出向させられた時、挨拶の冒頭、「クルマは人殺しの道具だ」といって顰蹙を買った。だが、運転する者は、そのことをいっときでも忘れてはいけないはずだ。私が間違っているのだろうか?

 ところでリクシルのお家騒動に、あの「物言う株主」として名を上げた村上世彰が蠢いていると、新潮が報じている。潮田洋一郎会長兼CEOに、「瀬戸さん(前社長兼CEO)がCEOを辞めた経緯が適切でなかったとすれば、潮田さんが損害賠償で破産に追い込まれる確率は高い」といい放ったという。
 
 そのひと言が潮田が取締役を退くきっかけになったというのである。村上は新潮の質問に、「過去、また現在においても一度も(リクシルの=筆者注)株式の売買をしたことはございません」と答えている。

 だが、儲けが絡まないで村上が動くとは、私には到底思えないのだが。

 同じ新潮に、チリ人妻のアニータに、一説によれば11億円を貢いで、2001年に横領の罪で逮捕された、元青森県住宅供給公社の千田郁司(61)の近況が載っている。

 懲役14年が下され、16年の1月にムショを出てきたという。だが、自分は有名人などと勘違いし、職を世話してくれたところも続かず、古いブランド品に囲まれ、反省もなく横領したカネの返済もしていないそうだ。

 ポストは、消費税値上げを安倍が止めるかもしれないが、「3度目の延期」となれば混乱が起きるのは必至だと見ている。

「景気の落ち込みによる国民生活への悪影響が予想される10%への引き上げに合わせ、政府は今年度予算でポイント還元制度やプレミアム商品券など2兆円を超える経済対策を盛り込んだ。

『ポイント還元事業では、中小小売業者に対してキャッシュレス端末の無料配布を始め、消費税増税分を財源とする幼児教育無償化のために市区町村はシステムの改修を急ピッチで進めている。

 ただでさえ複雑な対応に追い回されているのに、増税延期で現場の仕事に大幅な手戻りが生じる可能性があります。

 そうしたなかで永田町や霞が関、兜町の関係者が注目しているのが、7月1日に日銀が発表する日銀短観です。そこで厳しい経済状況を示す数字が出れば、安倍首相が数日のうちに増税延期かどうかの決断を下すことになるでしょう』」(ポスト)

 ではどうするか。旅行チケットは「早く買え」が「しばらく待て」。住宅の駆け込み買いは慎重に。テレビ・パソコンは「待て」から「先に買え」に。自動車は、「先に買う」も選択肢に。
 
 どちらにしても迷惑なことだ。安倍に選挙で思い知らせてやらなければ、胸の溜飲が下がらない。

 さて、一時は日の出の勢いだったZOZOの前澤友作社長だったが、プライベートブランド事業や割引メンバーシップ事業の失敗で、せっかく所持していたアンディ・ウォーホルやエド・ルシャなどの作品を売り出したと新潮が報じている。

 中には、あと1年は持ちこたえるだろうが、その先は分からないという見方もあるようだ。

 IT企業の寿命は、年ごとに短くなっているようだ。

 フライデーは、右肩の故障で戦列を離れている松坂大輔が、千葉でゴルフをやっていたところを撮り、チームが借金生活なのに、ゴルフをやっている場合かと難じている。

 ゴルフぐらいいいじゃないか。だいぶ肩もよくなってきたようだし、ゴルフだってスポーツなのだから、準備運動みたいなものだろう。

 松坂もドライバーは300ヤード以上飛ばすのだろうが、私が一緒に回って一番驚いたのは、巨人軍の捕手だった森昌彦(後に森祇晶)のパワーだった。

 ティーショットを打った瞬間、OB方向へ飛び出したが、キャディーは声を出すことを忘れ、茫然としていた。プロでも届かないOBゾーンへ打ち込んだのだ。

 野球選手でも、捕手は図抜けて足腰が強い。あれだけのOBを打てると気持ちのいいものだろうと森に聞いたが、返事はなかった。
 
 ポストの面白すぎる京大教授の話が面白い。

 京大のトップである山極寿総長(学長)がまさにそんな存在だという。

 霊長類の研究を専門とする山極総長は、ゴリラの生態を知るため、アフリカの高地で10ヶ月にわたってゴリラと共に生活したことがあるという。

「山極総長が語る。
『僕はいわばゴリラの世界に留学したわけです。ゴリラの群れに入って、ゴリラになりきって1日を過ごす。帰ってきたら飯を作って、その日の記録を英語でタイプして寝る。その繰り返しでした。ゴリラと“ウーッ”“アーッ”と話しているだけだから、人間の言葉を忘れてしまう。
 日本に帰ってきたときには、日本語も読めなくなっていた。鏡もまるで見ていないから、久しぶりに自分の顔を見て、“首が長いし、変な顔だな”と思った。すっかりゴリラになったつもりでいたんですね。帰国して友だちと飲んでいると、『お前さっきからずっと、ウーッ、ウーッて唸っているぞ』と言われる(笑)」

 こういう総長がいれば、変で面白い教授たちが集まってくるのは間違いない。それが、ノーベル賞などを多く受賞する原動力なのだろう。

 次は現代の悠仁襲撃犯逮捕までのいきさつ。

 4月29日、警視庁は建造物侵入などの疑いで、職業不詳、長谷川薫容疑者(56)を逮捕した。

 長谷川容疑者は4月26日に、東京文京区のお茶の水女子大学附属中学の敷地内に侵入して、秋篠宮悠仁さん(12歳)の机の上に、長さ60センチのアルミの棒に繰りつけた2本の果物ナイフを置いたとみられている。

 この捜査には、極左を担当する公安二課の公安刑事たち、そして専門部隊『捜査支援分析センター』、通称SS BCも加わったという。

「SSBCは今年2月に東陽町で起きた『アポ電強盗殺人事件』などで、犯人逮捕に大きく貢献し、注目を浴びた。’09年4月に設置された警視庁刑事部の附置機関であり、現在は約120人の捜査員がいる。防犯カメラなどの画像収集、分析のスペシャリスト集団だ」(現代)

 だが確認ができずに苦労したという。防犯カメラの映像などを見て、交通系のICカードの登録情報を入手し、長谷川が新大阪駅に向かったことを掴む。新大阪駅から南に向かい、大阪市西成区近辺に向かった足取りを防犯カメラなどから確認した。

 防犯カメラには、事件の数日前に周囲をうろつく長谷川容疑者の姿が映っていた。同じ頃に渋谷区の東急ハンズで果物ナイフ、ヘルメット、植木バサミを購入していた記録も入手した。

 長谷川容疑者が入念な犯行計画を練っていたことが伺える。都内の買い物で使用していたクレジットカードがわかると、カード会社に捜査事項照会をかけ、銀行口座、そして登録してる住所が判明。自宅は京都市西京区の集合住宅になっており、京都府警の協力を仰ぎつつ捜査員を派遣した。
 
 数々の状況証拠はあったが、机にナイフを置いた肝心の瞬間は、監視カメラの画像もなく、目撃者もいない。

 容疑を否認されれば窮地に追い込まれる可能性もあった。長谷川容疑者が「中学校に侵入したことは間違いない」と供述したことで、事なきを得た。

 だがこれでもわかるように、捜査に必要だと思えば、その人間に関する情報を当該の企業に照会すると、すぐに出してくるのだ。

 これって一つ間違うとプライバシー侵害になるのではないか。捜査のためなら何でもありではなく、プライバシーを守る必要性を、メディアはもっと報道するべきである。

 お次は文春。長男を刺そうと中学校に侵入した長谷川薫容疑者のために、お茶の水女子大付属中は、連休明けも休校が続き、5月11日には臨時の保護者会が行われ、紀子さんも参加した。週明けの13日からようやく授業が再開された。
 
 秋篠宮は皇嗣になっても警備体制はこれまで通りにしてほしいと望んでいるようだが、長男の警備はそうはいかないのではないか。

 またぞろ、学習院に通っていれば、こんなことにはならなかったという声があるというが、それはともかく、警備体制は早急に再点検されるべきであろう。

 以前から、秋篠宮夫妻は長男を東大に入れたいという希望があるといわれる。秋篠宮は東大総合研究博物館で特別研究員を務めているし、長女も同特任研究員の肩書を持っている。

 長男の昆虫好きは知られているが、最近では「解剖学」にも関心を持っているといわれる。伝えられるところでは、知識欲が旺盛で、昭和史の研究者の半藤一利を招いて昭和史の勉強もしているそうだ。

 秋篠宮は東大の推薦制度を使って東大に入れたいという青写真を持っているそうだが、このままいけば問題はないのではないか。

 だが、これまでの天皇は、父の在り方を見て帝王学を学んできたが、秋篠宮が天皇即位を拒否すれば、皇太子としての準備期間も与えられないまま、悠仁は即位しなければならなくなる。

 文春のいう通り、たしかに秋篠宮家にとって重い課題であることは間違いないだろう。

 このところ秋篠宮家に対する批判が週刊誌に目立つ。新潮は、雅子皇后と紀子妃が「冷戦」状態だと報じ、文春は、長男・悠仁さんに対する「刃物事件」があったのだから、クラスメイトやその保護者、学校に謝罪コメントを出すべきではないかという上皇后の考えに対して、秋篠宮は「悠仁が悪いことをしたのではないのに、なぜ謝罪文を出さなくてはいけないのか」と、これを聞き入れなかったと報じている。

 新潮は以前から紀子妃に対しては厳しい見方をしてきているが、今号では、皇嗣家になって職員の数も増えたのに、相変わらず彼らへの“ご指導”は苛烈を極めているというのだ。

 また、先ごろテレビの某ワイドショーで、小室圭の代理人の弁護士が、「本人は弁護士になるとはいっていない」「彼はいまライフプランを作っている」などと発言し、「眞子さんとの結婚は諦めない」ととれるニュアンスがあったことを知らされて、「まさしく怒髪天を衝くようなご様子でした」(秋篠宮家の事情に通じる関係者)というのである。

 何をそんなに怒るのか、私にはわからないが、眞子さんの結婚問題、佳子さんの母親への反発、悠仁さんの警備や帝王教育のやり方などが重なって、紀子妃の心を欝々とさせているようだ。

 さらに、新潮によると、「雅子さまが皇后となられる日が決まって、妃殿下は内心面白くないのだろう」と、宮廷職員の間では囁かれているというのである。

 雅子妃は男の子に恵まれず、その後も体調を崩し、公務を休むことが多くなった。その間に紀子妃は男の子に恵まれ、雅子妃の不在を埋めるために公務にも邁進してきた。

 一時は、皇太子家よりも秋篠宮家のほうがメディアへの露出も多かった。それが、御代替わりで一転してしまったから、紀子妃の内心穏やかでないというのだが、あまりにも勘繰り過ぎではないか。

 5月22日に、日本赤十字社の名誉総裁として、雅子皇后が初めて「全国赤十字大会」に出席するが、その際、紀子さんたち女性皇族たちが雅子皇后に“つき従う”形で式は進行するという。

「一般出席者の前で皇后さまにお辞儀などの挙措をなさる際、紀子妃殿下の御胸中には、どのような思いが去来するのか……。さぞ複雑であろうと拝察いたします」(宮内庁関係者)

 こうやって、雅子皇后VS.紀子妃の対立が創り上げられていくのだ。怖いね、週刊誌は。

 ところで、幻冬舎の見城徹批判が巻き起こっている。百田の『日本国紀』を批判する作家の文庫を出さないとしたことに、当然ながら作家が怒り、SNSでそのことに抗議した。すると、その作家の本をつくったが、これしか売れなかったと実売部数までツイッターで明らかにしてしまったのだ。

 あまりの愚行に、多くの物書きたちが反発し、見城は謝罪しこれを消したが、騒ぎは大きくなるばかりだ。

 出版社の社長というより、安倍首相とベッタリの“政商”というイメージが強い男だ。

 安倍の威光を借りれば、何をいっても許されると勘違いした結果であろう。

 出版倫理のイロハも知らない人間が、編集者とはこうあるべきだというべきではない。

 新潮45に続いて、保守系出版社が馬脚を現したという図であろう。このダメージは見城にとっても、幻冬舎にとっても大きいと思う。

 人気者にはなりたくないものだ。功成らない名を遂げない私のような日陰者は、週刊誌で有名人たちのゴシップを見るたびに、そう呟いている。
 
 広瀬すず(20)という人気女優がいる。NHK朝ドラの『なつぞら』でも主役を演じ、平均視聴率も20%を超えるそうだ。

 広瀬は女優のほかにも、2年前から某ブランドとコラボしてデザイナーとしても活躍しているという。

 4月には春夏ものとして彼女がデザインしたワンピースを5389円で売り出し、CMを是枝裕和が監督したこともあって品切れ状態だという。

 だが好事魔多し。新潮は、このデザインが『EZUMi』という若手のデザイナー、江角康俊が、やはりこの春夏商品として出したワンピースとそっくりだという声が上がっていると報じている。

 こちらは1着5万円超。何人かのファッションデザイナーに聞いているが、似ていると答えている。私は女性の服などわからないが、見る限りよく似ていると思う。

 ファッションジャーナリストの西山栄子の指摘が的を射ている。江角のワンピースは、「決してどこにもあるというものではなく、これまでありそうだけどなかったもの」だという。

 時系列でみても、江角の作品の発表は、広瀬の作品を発売する8ヵ月前。江角も、新潮にいわれて初めて知ったが、急な話なのでノーコメントにさせてくださいと、ショックを隠せない。広瀬の所属事務所も渋々酷似していることを認めている。

 人間の才能には限りがある。可愛くて演技ができるからといって、服飾デザイナーになれるわけではない。

 広瀬はアレキサンダー・マックイーンのドキュメンタリー映画『マックイーン:モードの反逆児』を見るがいい。27歳という若さで「ジバンシィ(GIVENCHY)」のデザイナーに抜擢され、天才デザイナーとして名声をほしいままにするが、絶頂期に40歳で自ら命を絶ってしまう。ファッションという華やかな裏で、苦悩するマックイーンの姿が胸を打つ。

 さて、毎日新聞は4月1日、WEB上で「新元号『令和』考案者は中西氏か」というスクープを放った。

 高志の国文学館(富山市舟橋南町)の中西進館長も、明言はしないが考案したのが自分であることを否定していない。

 見事なスクープだったが、その情報を取るために、2011年から新元号を追いかけて極秘取材してきた記者たちの地道な努力があったことを、毎日新聞政治部の野口武則が文春で明かしている。

 興味深いのは、次の元号を何にするかという大役を担ったのは、内閣官房副長官補室の肩書を持つ尼子昭彦という人物だったということだ。

 彼は漢籍の専門家で、独立行政法人国立公文書館統括公文書専門官室主任公文書研究官 内閣事務員という長い肩書があり、野口によれば、「元号研究官」だったという。

 多くの元号を選んでもらう学者たちに会いに行っていることはわかったが、杳として彼の所在はわからなかった。
 記者たちが回った学者たちも、尼子が訪ねて来たことを認めた。内閣官房幹部は尼子が書いた雑誌記事を見せると、「とうとう見つけてしまったのか」と呻いたそうだ。

 だが尼子を知る関係者も、「真面目で口数が少なく、同僚と飲みに行くこともなかった。漢籍だけが生き甲斐だった」と語るだけだった。

 60歳の定年直前に公文書館を退官して、内閣官房に「特定問題担当」として再任用され、非常勤で元号担当を続けていたそうだ。

 昨年の秋、取材班はようやく尼子の自宅を探し当てた。だが住んでいたのは別人だった。

 管理人は、18年5月19日、一人暮らしの尼子が出勤しないため、後輩の内閣官房職員が訪ねてきて、亡くなっているのを見つけたという。病死だった。

 平成の30年間、元号一筋で取り組んできた彼は、改元を見ることなく逝ってしまったのである。悲しくもいい話だ。

 文春は千原せいじ(49)という中途半端な人気者のお笑い芸人が、名古屋不倫をしていたと報じている。文春によれば、この女性には夫がいるようだ。

 この記事のオモロイところは、文春に直撃されたせいじがあれこれいいわけをするところだ。

「奥さん、愛してますよ。そりゃそうですよ。でも、やっぱり……ちょっと他のもの食べてみたいとかね。カレーライスばっかりじゃなくて、たまにはハヤシライスやハッシュドビーフも食べたくなるしねぇ」

 これを聞いた文春が付けたタイトルが「ハヤシライス不倫」。彼は「たまたまモテてん」を強調し、「勘違いしたんやなぁ。初めてや。モテたことないのに、モテてしもうたから、どうしていいかわからず有頂天になったんやなぁ……。四十九の男が、みっともない、みっともないでぇ」

 奥さんは怒るかと聞くと、「嫁は機嫌悪なるやろな。うちの奥さん、感情的に怒るタイプじゃないから、手紙がそっと置いてあったりとか……」。そりゃ恐いな~。

 FLASHはTBS・山本里菜アナ(24)が「赤いオープンカー」を乗りこなす須藤元気似のスポーツマンAと栃木県内のアウトレットモールで爆買いしていたと報じている。

「山本アナは2018年、新人ながら、同局の看板バラエティ番組『サンデージャポン』の進行アシスタントに大抜擢された、TBS期待の若手だ」(FLASH)という。

 Aは外資系金融機関に勤めるサラリーマンで、2人は既に同棲生活を送っているそうである。

 山本はメディアの取材に対して報じられたことが事実だと認めた。女子アナって大変だね。

 ところで、これを見てもらいたい。

「オークスは久しぶりにディープインパクトで1着から3着まで独占すると予想する。本命ラヴズオンリーユー、対抗ダノンファンタジー、単穴コントラチェック、△はシェーングランツ、カレンブーケドール。GOODLUCK!」

 先週金曜日に、連載している某ネットで、私がオークスを予想したものだ。

 たった5頭だけだ。結果はご存じだろうか? ラヴズオンリーユーが1着、12番人気のカレンブーケドールが2着に来て、馬連でも2万5140円つけた。

 GⅠでこれほどつくのは珍しいが、令和初の会心の予想だった。

 今週の第1位は文春の高田純次(72)のポルシェで“当て逃げ”の話。私は、テレ朝で朝やる高田の『じゅん散歩』のファンである。地井武男、加山雄三に続いて三代目だが、とぼけた味がなかなかいい。

 元々サラリーマンだったが、1977年に劇団東京乾電池に入団し、ジワジワと人気を上げてきた苦労人のようだ。

 その高田がクルマ好きで、ポルシェ・カイエンなどの高級車を乗り回していることは知られている。その彼が、4月14日、首都高でA(22)が運転するクルマにぶつかったという。その上、そのままスピードを上げて走り去っていこうとしたというのである。

 Aはそのクルマを追いかけた。首都高を出て一般道の赤信号で止まり、ラフな格好で高田がクルマから出てきたという。だが、高田は開口一番「何ですか?」といった。驚いたAが、「このクルマに当たりましたよね」というと、「当たってませんよ」と完全否定した。

 後から駆け付けたAの父親が、高田だと気づく。事故後に病院へ行ったAは、「頸椎と腰椎の捻挫で全治2週間」と診断されている。

 Aに高田は、破損部分は全部直す、今20万円持っているから、これでナッシングにと持ち掛けたという。

 結局、2時間以上経過して、高田は警察に通報した。別れる際、体に異常をきたした場合は、保険で対応できない分は話し合いをしようと、一筆書いて渡したそうだ。だが、後日、代理人の弁護士から、大した事故ではないから治療費は出せないという電話が入った。

 その後、高田に連絡の電話を入れたが出ないという。

 文春の取材に対して、高田のマネージャーの対応もいただけない。

 高田も文春の直撃に、Aの運転が危ないのでひと言いってあげようとした、20万円でナッシングにしてくれなどといっていないと抗弁した。

 だが、Aはスマホで高田とのやりとりを録音していて、そこにはっきりと高田の「ナッシング」という言葉が残っていた。

 文春によると、高田はこの10年ですでに2回も事故を起こしていたという。高田に高齢者ドライバーだという意識があるかを問うと、

「まあ、自分で危ないなと思うことはほとんどないんですけどねえ。(中略)ただ、まあ世間一般で高齢者のアレが多いということで、七十歳以上で、高齢ですから、今後どうするのかってことはありますね」

 といっている。事故を起こしても「テキトー」「無責任」ではファンが離れるぞ。

【巻末付録】

 現代からいこう。「佐藤夢、浪速の井川遥が本誌初登場!-この純潔裸身を見よ」「五輪アスリート美女ヌード&ハプニング-知名度を武器に世界へアピール」

 袋とじは「ロシア新体操の五輪金メダル美女-流出した『全裸で大開脚』動画」。この中では佐藤夢が初々しくていい。

 ポストはいつもながらの、いきなりSEXY「なをん/出口亜梨沙-五月雨に濡れて」

 後半は、「あのグラビアアイドルは現在-90年代を席巻した懐かしのセクシー写真集 松田純、遠野舞子、児島玲子、坂木優子、宮内知美」

 袋とじは「並木塔子の唇で愛する技術-HOW・TO・ORAL・SEX」

 よかったのは「金城優華、B95ちゅらパイ島んちゅSEXY!」だった。なかなか野性味あふれる女性である。「昭和のベストセラー「HOW・TO・SEX」がたかしょー主演で写真集に」

 このところポストのほうがグラビアには力を入れている。今週もポストの圧勝だが、グラビアばかりが目立つようではな……。

(文=元木昌彦)

どうした週刊文春!? 眞子さま&小室圭さん“批判”一転、結婚後押し報道のワケとは

どうした週刊文春!? 眞子さま&小室圭さん批判一転、結婚後押し報道のワケとはの画像1

今週の注目記事・1
「久慈暁子&原樹理『ほぼ同棲生活』-『めざましテレビ』の人気女子アナ」(『フライデー』5/24号)

同・2
「ライザップ『経営危機・倒産』の大ピンチ」(『週刊現代』5/25号)

同・3
「日本の皇室・世界の皇室」(『ニューズウイーク日本版』5/14号)

同・4
「小室さん母の『告白』」(『週刊文春』5/16号)
「『悠仁さまを刺すつもりだった』」襲撃犯<長谷川薫>の正体」(同)

同・5
「令和元年10の裏物語」(『週刊新潮』5/16号)

同・6
「日本中枢のシャブ汚染-東大卒の経産省キャリアが覚醒剤を密輸して逮捕」(『フライデー』5/24号)

同・7
「巨人澤村拓一がひた隠す『泥酔暴行事件』」(『週刊アサヒ芸能』5/16号)

同・8
「『広河隆一の性暴力を妻に打ち明けられた時、僕は・・』被害者の夫が告白」(『週刊文春』5/16号)

同・9
「安倍『8・4衆参ダブル』に立ちはだかる令和おじさん」(『週刊文春』5/16号)「公明党を直撃 参院選クライシスの深層」(『サンデー毎日』5/19号)

同・10
「レオパレス新たな建築基準法違反疑惑の証拠写真」(『週刊文春』5/16号)

同・11
「五輪マンションはやっぱり激安払下げだった」(『週刊文春』5/16号)

同・12
「『野村克也』が語る『孤独との向き合い方』」(『週刊新潮』5/16号)

同・13
「プロにはこんなところまで見えている、これから3年で起きること」(『週刊現代』5/25号)

同・14
「大塚家具和解?父は小誌に『一緒になる事は絶対ない』」(『週刊文春』5/16号)

同・15
「川田将雅を下剋上させた『8つの導火線』」(『週刊アサヒ芸能』5/16号)

同・16
「銀座・赤坂・六本木ほか都心の『ポツンと一軒家』を訪ねてみた」(『週刊現代』5/25号)

同・17
「『内村航平』地に落ちて『東京五輪』メダルはG難度」(『週刊新潮』5/16号)

同・18
「出馬の噂が消えない貴乃花、GW地元回りの自炊生活」(『週刊新潮』5/16号)

同・19
「多くの人は口内炎、たんとせき、そして食道を痛めて、がんになっていく」(『週刊現代』5/25号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 10連休は長すぎた。そのせいだろう、週刊誌も精彩のないことおびただしい。

 中でもポストは論外だが、それは後にして、まずは堀ちえみが発症して、ほおっておいたら舌がんになっていたという現代の口内炎のお話から。

 私もよく口内炎ができる。時には痛くて食べられないこともある。口内炎用のクリームを塗り、飲み薬を飲んで、2、3日すると治るが、またしばらくするとできる。

 どうやら深酒がいけないようだ。だが、ちえみのように舌がんになっているとは、なかなか気づかない。

 3週間も治らなかったらがんを疑い、診てもらった方がいいという。

 さて、内閣府が「景気悪化」を認めた。もちろん、これまでも景気なんかよくはなかった。

 だが、そうなればアベノミクスの失敗を認めることになるから、安倍首相は頑なに認めなかっただけである。

 ではこの時期になぜ認めたのか。巷間囁かれている消費税増税をまたまた延期して、それを大義にして衆参ダブル選挙をやろうというのであろう。

 それも後で論じることにして、参議院選で自民党の目玉と目されているのが貴乃花である。新潮によれば、5月19日に新しい後援会「御縁会」を立ち上げるという。発起人には浜田靖一元防衛相や小渕優子らの名前も並んでいるので、さては出馬のためかと騒がれているようだが、いまのところは連休ものんびり過ごし、近所の商店街で買い物をしているそうだ。

 これが忠臣蔵の大石内蔵助ように、世を欺く仮の姿だとしたら、貴乃花もそうとうな役者だが。

 ところで体操のカリスマ・内村航平(30)がまさかの予選落ちで東京オリンピックへの出場も危うくなってきた。

 ポスト内村と目されている白井健三(22)も絶不調で、五輪でのメダル獲得に暗雲が垂れ込めていると、新潮が報じている。

 内村におんぶにだっこで、後進を育ててこなかったツケが来ているわけだが、体操界も一度どん底へ落ちて、這い上がってこられるかどうか試してみたほうがいいと思う。

 現代の「銀座・赤坂・六本木ほか 都心の『ポツンと一軒家』を訪ねてみた」がおもしろい。銀座のレンガ通りにある木造2階建て約12坪に一人で住む69歳の女性。赤坂のANAホテル近くに住む築50年以上、24坪に住む夫婦。私の家は都心ではないが、築50年以上のボロ家で、木々に埋もれているから、ポツンと一軒家風ではある。家が朽ちるのが早いか、私が朽ちるのが早いか、競争である。

 アサ芸が絶好調男・川田将雅の特集を組んでいる。4月28日時点で、重賞7勝を含む58勝でリーディングを独走中。やはり昨夏、イギリスへ修行に出たことがいい結果に結びついている。それに比べ、ルメールのお粗末なこと。先週のNHKマイルCは、単勝1・5倍のグランアレグリアを馬込みに入れたまま動けず、おまけに進路妨害したと降格になって、騎乗停止処分。デムーロも、昨年離婚したことが響いているのか精彩がない。NHKではアドマイヤマーズで勝ったが、これも進路妨害と判定されても仕方がない乗り方だった。

 ルメールはこのところ騎乗が悪いと今月26日まで騎乗停止になったが、そのため彼が乗っていた有力馬がみな乗り代わりになってしまった。

 だが、急遽乗り替わったノームコアに騎乗したレーン騎手は、見事な手綱さばきでヴィクトリアマイルを快勝した。

 レーンという騎手ただ者ではない。まだ25歳の豪州のジョッキーだが、ルメールやデムーロなど目ではない本物の天才だ。

 彼が日本の騎手になったら、年間300勝は固いのではないか。それほど見事な騎乗だが、それにしても日本人騎手の情けなさが目立つ。

 川田だけは頑張っているが、これほど外国人騎手に勝ちまくられて恥ずかしくないのか。

 中央競馬会は、騎手の育成の仕方をもう一度一から考えるべきだ。藤田菜七子のような下手な騎手を大物であるかのようにおだてるのは、本人にもよくない。

 せっかく日本馬が世界的に知られるようになってきたのに、騎手がこのざまでは競馬大国が泣く。

 この分では、オークス、ダービーと、レーンを買っていれば間違いない。

 さて、大塚家具の屋台骨をグラグラと傾けてしまった大塚久美子社長だが、ようやく父親の勝久匠大塚会長と会うには会ったが、突然訪問すると、用意してきた文章を読み上げただけで、そのまま帰ってしまったと文春が報じている。

 ここまで失敗すると、善悪や肉親の情さえもわからなくなるのか。勝久氏ではないが、もう終わったということだろう。

 ここでも前回書いたが、連休前に週刊現代が月3回の刊行に移行するという話を聞いていた。

 理由は、赤字が増え続けるために、少しでも費用を削減するためだそうだが、そうなればもはや週刊誌ではない。

 ここでも、年金や相続問題ばかりをやり続ける現代やポストは、週刊誌をやめて月刊誌にしたらいいと何度も苦言を呈してきた。

 だが、それは、週刊誌の役割である「新聞、テレビにできないことをやる」という原点に立ち返ってもらいたいからであり、大講談社がそんなバカなことをやるまい、そう10連休中は思っていた。

 だが、7日発売の現代を見て、それが事実だったことを知り、現代OBとして愕然とした。

 ポストは5月17・24日合併号で、次回の発売は20日(月曜日)で定価500円。現代は、5月25日号で合併号ではないが500円、次回の発売はポストと同じである。

 私が知る限り平週号のまま2週間売りというのは初めてだろう。おそらく、次号は1週間売りで、その次ぎの号を2週間売りにするのではないか。変則の月3回刊である。

 読者に何の説明もないままなし崩し的なやり方は、おそらく大方の納得を得られないだろう。そうなれば元に戻して知らん顔をする。姑息ではないのか。

 私には愛社精神はこれっぽっちもないが、現代に対する愛情は人に負けないと自負している。

 講談社は昨年度、久々に大きな利益を出したのに、これでは講談社の看板が泣く。それ以上に、現代編集部の浅慮を悲しむ。

 しかし、現代が月三回発売になるという話が、一向に広がらない。ということは、現代がそうなろうと、ポストが月刊誌になろうと、もはや週刊誌に対する関心はほとんどないということなのだろう。

 私にはそっちの方がはるかにショックである。

 その現代の巻頭特集は「これから3年で起きること」。健康保険料の値上げが続く。消費が増えないために小売業やサービス業などは売り上げが振るわず、人員を削減する。その職にあぶれた人たちを大企業が非正規雇用をして、人件費を圧縮し利益を増やすという悪循環が起こる。

 大手銀行が合併してメガバンクができるが、地銀は10年後に約6割が赤字になる。AIの発達で、今後3年から5年で事務職が無くなる。年金支給開始年齢が最終的には70歳に引き上げられる。

 政府が70歳まで定年解雇しないように企業に要求するが、特別な技能もない人間にまともな給料を払うわけはない。プロでなくとも予測できることばかりだと思うのだが。

 しかし、現代のほうが合併号のポストより内容は充実している。ポストは失礼だが、読むものがない。巻頭が「令和時代の『勝ち組老後』『負け組老後』」では、平成を令和と置き換えただけだ。ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長が「数年後、景気は後退。淘汰の時代がやってくる」は、だいぶ前に現代がやっていた。

「女のライバル対決『令和元年』の顔は私!」では、「天海祐希VS.米倉涼子」「広瀬すずVS.広瀬アリス」「小川彩佳VS.徳永有美」などなど。「新天皇・皇后陛下にこれからお目見えできる場所」では、ポストを読みたくなるかな? 私はならない。

 さて、サッチーこと野村沙知代とは何度か2人で食事をした。彼女も亭主の野村克也と同じで酒を呑まないが、食べることは好きだった。

 様々な批判があった女性だが、私には普通のオバアチャンだった。正直にいうと、サッチーは80歳で亡くなった私の母親にそっくりなのだ。呑みながら話を聞いていると、「おふくろ」と思わずいってしまいそうになったことが何度かあった。

 彼女が亡くなって1年以上が経つ。突然彼女にいなくなられた亭主の野村は、「ショックが大きすぎて、なかなか事実を受け入れられなかった」と語っている。

 今回新潮は、「孤独との向き合い方」というタイトルで、野村インタビューをやっているが、今でも家に帰ると、「サッチーがいない家が、ものすごく冷え切っているような感じがする」といっている。

 私から見ても、主導権はサッチーが圧倒的に握っていた。野村は今でも浮気ができないという。「みんなサッチーのお化けが怖いんじゃないですか(笑)」。「女房に先立たれると、男の弱さがわかる」。野村が得意の「ぼやき」を聴く相手がいないのだから「さみしい」だろう。

 酒を呑まなかったから45歳まで現役でやれたと話しているが、田園調布の広い家で、サッチーがすわっていた椅子に腰かけて、テレビの野球中継を見ているとき、酒が呑めたらとは思わないのだろうか。

 あれほど個性の際立った女房が急にいなくなったら、どんな亭主でも喪失感に襲われ、どうしていいか分からなくなるだろう。私にも懐かしい女性である。

 今の野球はつまらないと野村はいう。ONほどの天才は、それ以降出てきていない。巨人が原を監督に戻した意味が分からないとも。

 前回書いたが、東京オリンピック・パラリンピックの選手村(都有地)が、1500億円も値引きされて三井不動産レジデンシャルや三菱地所レジデンス、住友不動産など11社の企業連合に払い下げられたと、文春でノンフィクション作家の清武英利が告発していた。

 そのモデルルームが大型連休初日に公開され、約1000組の見学者が殺到したという。

 安く手に入れたのだから、多少安いのではと期待した向きが多かったようだ。だが、見学者に配布される「予定価格表」は価格部分が空白で、説明は口頭でしか行われなかったという。

 だが取材チームは32組の見学者から話を聞き、販売価格で最も高いのが4LDKの1億3000万円、最安値が2LDKで5400万円であることを突き止めた。

 一見、周辺のマンションより安いようだが、それは、土地代がわずか4%しかないからで、通常のマンションの開発事業の土地代は30~40%だそうだ。

 バカ安い値段で土地を手に入れたのだから、それでなくても儲かるのに、やや周辺マンションより安くした程度のようだ。

 その上、管理・修繕費が月額4万5000円から7万円もかかるという。買うつもりの人は、多くが投資用だそうだから、業者たちには莫大な利益がもたらされること間違いない。

 この森友学園とは比べ物にならない莫大な値引き問題は、都議会はもちろんのこと、国会でも追及されるべきである。

 レオパレス21の本社は私のところから近い中野坂上にある。少し前に、私の家の2軒隣にレオパレスの小さなワンルームマンションが建った。家の出入りに、ここも建築法違反しているのではないかとジロジロ見ているのだが、いまのところ目立った動きはない。

 しかし、多くのレオパレスで違反や耐火性素材で覆うべき穴が放置されたままになっていると、文春が報じている。

 もし1階で火事が起きたとすると、ものの数分で2階に火が達してしまうそうだ。

 文春の取材では、千葉県流山市で「ヌーボグランスペランツァ」シリーズを管理する内藤千照が、「昨年七月にレオパレスの社員五人、流山市役所職員が三人来て検査を行いました」。その際、彼も天井裏を覗いて界壁に隙間があることを確認したそうだ。

 だが届けられた「界壁施工状況判定表」には、社員の一級建築士が「界壁に問題はありません」というところにチェックを入れていた。

 疑問を抱いた内藤は、実際に来た建築士がその場で作成したチェックリストを送るよう要求したところ、そこには「延焼の恐れがある。梁との隙間有り」とあったというのである。

 このような書き換えは常時行われているのだろう。レオパレスが傾くのも時間の問題だと思うが。

 さて、いよいよ安倍首相の最後の賭けである「衆参ダブル選挙」が現実味を帯びてきた。

 改元ご祝儀で内閣の支持率は50%台まで上昇したが、日銀の短観は悪化し続け、景気悪化に歯止めがかからない。

 文春によれば、4月30日に麻生太郎が安倍首相の私邸を訪ね、ダブル選をやれといったという。安倍の側近の荻生田光一幹事長代行に「増税なし」というアドバルーンを上げさせたが、党内からもさほどの反発が起きなかった。野党はまとまらず弱体化するばかり。

 消費税増税をまたまた延期して、それを旗印にすれば現状維持は叶わなくても、改憲派の維新の会を抱き込めば何とかなる。そいう腹積もりであろう。

 文春は、令和オジサン菅官房長官がダブル選には慎重だそうだが、安倍がやるといったら徹底抗戦はしまい。

 サンデー毎日は、創価学会幹部が「衆参ダブル選挙は絶対にノー。参院選にすべてを懸けて動く時に、衆院選などやれないのは明白だ」と話しているが、公明がついてこなくても、今勢いのある維新の会がいるから、抵抗するようなら与党から追い出せばいい、そう安倍は考えているに違いない。

 悲願の改憲へのラストチャンスを安倍が手をこまねいて見ているはずはない。私もダブル選挙はありだと思う。

 ではいつになるのか。文春は、6月28日、29日に大阪でG20が開催されるし、選挙期間はお盆に重ならないようにするのが通例だそうだから、7月5日の会期末解散で、8月4日投票だと見ている。

 ところで自分の妻が、他の男にレイプされていたと打ち明けたら、あなたならどうする?

 文春が少し前に、元写真家の広河隆一(75)が、自分の“名声”を慕って来た女性たち8人に、「写真を教えてあげる」などの甘言を用いてホテルなどに呼び出し、セックスを強要していたことを告発した。

 そのひとりだった妻から、文春の取材を受ける前にすべてを打ち明けられ、「同じような被害を繰り返させないためにも証言する。取材に一緒に来てくれる?」といわれた30代の男性の告白が文春に掲載されている。

 記事が出た後、妻の動揺はますます大きくなり、彼女を一人にさせられないため出張も減らしているという。

「妻の性被害がわだかまりになっていることはありません。(中略)妻に落ち度があったとは思っていませんし、責める気持ちもありません。
 僕らのセックスへの影響はないと思います。あえて言えば、妻のことをより慈しむようにセックスするようになった気がします。大丈夫、自分が汚らわしいなんて思わなくていいんだよ、と思いながら触れ合う感じです」

 怒りがゼロになったわけではなく、今広河に出会ったらぶん殴ってしまうかもしれないと話している。私だったらどうするだろうか。

 アサヒ芸能が、巨人軍ピッチャーの澤村拓一(31)が、4月中旬、新宿区の飲食店が並ぶビルのエレベータ内で、見ず知らずの人の首を絞め上げる暴行を働いたと報じている。

 本人は泥酔状態でまったく覚えていないそうで、被害者が麻布署に被害届を出したが、その後示談が成立した。球団側は何の処分もしなかった。

 澤村は、5年前にも六本木で暴力事件を起こしている。彼が入団した時は騒がれたものだった。がっしりした身体から投げる球は威力があり、バッタバッタと三振の山を築いた。どこでこんなに落ちこぼれてしまったのだろう。

 アサ芸編集部に澤村は回答書を寄せ、その中で「お酒を二度と飲まないという断酒の誓いを立て」、チームの優勝に貢献できるよう精進していくと書いている。いっそ他球団へのトレードを志願し、心機一転、一から始めてみたらいいと思う。才能はある男なのだから。

 フライデーが、経産省のキャリア官僚が、覚せい剤を密輸したとして逮捕された事件を報じている。

 東大工学部を卒業して、現在は製造産業局・自動車課課長補佐の西田哲也容疑者(28)である。

 西田は、アメリカ・ロサンジェルスから国際スピード郵便で取り寄せていた。ファッション誌の袋とじの中に隠していたが、東京税関で発見され、西田が自宅で受け取ったところを逮捕された。

 量がすごい。約22グラムというと500回以上使用できて、末端価格は130万円以上になるそうだ。

 なぜ西田がこれほど大量の覚せい剤を密輸しようとしたのか。販売目的ではなかったのか。だとすれば、霞が関が覚せい剤汚染されているのではないか。これからが本番かもしれない。

 令和へと変わり、皇室報道もひと段落かと思ったが、そうではないようだ。

 新潮は、秋篠宮や眞子&圭問題、雅子皇后の古い話を持ち出し、在庫一掃セールの如きである。

 馬鹿馬鹿しいのは、令和せんべいというのが売り出されたそうだ。その絵柄の中には麻生、石破、小泉進次郎は印刷されているが、なぜか岸田政調会長がいないそうだ。

 これが、岸田の目はなくなったと、永田町雀の間で話題だという。

 新潮も触れているが、女性天皇に対する支持率が高く、愛子天皇の実現性が高くなってきているという。

 今回のお代替わりでも、日本の女性差別が外国のメディアで報じられたが、愛子さんが天皇になればそういう見方も払しょくできるだろう。

 秋篠宮家の長男悠仁(ひさひと)の机の上に刃物2本を置いた長谷川薫容疑者(無職・56)は、「刺すつもりだった」と供述しているという。

 文春によれば、長谷川はお茶ノ水女子大の正門を乗り越えて侵入し、中学校の校門前のインターフォンに「工事の者」と話し、やすやすと教室に入り込んだそうだ。長谷川は京都市内で母親と2人暮らし。

 警視庁捜査一課によれば、「ネットで目にした天皇制反対という思想にかぶれた“ローンウルフ型”のテロリストに近いと見ている」そうだ。

 皇位継承順位第2位の要人への物騒な犯行だけに、警備体制に問題はないのか見直す必要があるだろう。お茶の水中学の元PTA幹部が、保護者は敷地に入るためIDを提示するが、顔写真もなく申請すればだれでも入手できると話している。

 また女性セブンでは宮内庁関係者が、お茶の水は警備に不安があり、万全の警備をするなら学習院にするべきで、秋篠宮夫妻がお茶の水を選んだために「起こるべくして起きた事件」だと、批判を口にしている。

 解せないのは、事件発生当日、悠仁は自宅に戻り、母親の紀子妃と一緒に長野県へスキーに行っていることだ。中学校や警備の人間から事件のことを聞いていなかったようで、翌日、予定を切り上げて帰京したという。現在の宮内庁次長は元警視総監の西村康彦である。彼の責任も問われて当然であろう。

 文春によれば、英国では「王室警護」に、MI6(対外秘密情報部)やMI5(情報局保安部)などが緊密に連携して当たり、王室の子どもたちの学校の行き帰りを厳重に警備しているという。

 秋篠宮は、皇嗣になっても警護は軽くしてくれといっているが、そうもいっていられないかもしれない。

 文春が珍妙な特集を巻頭でやっている。小室圭の母親と親しかった人物に佳代の話をさせているのだが、それが「世間で思われているような、お金に汚い人ではありません」「佳代さんはサバサバした、話していて楽しい人」だったと、彼女を弁護しているのである。

 佳代は、圭が父親を亡くしているので、息子のパパを探すために、複数の男と会い、中には「四億円男」という資産家に、ホテルで食事をしている時、「上に部屋をとってある」といわれたが、その男と本格的に付き合うことはなかったそうである。

 時には、「(デッサンの)ヌードモデルをやってみようと思うの」といったことがあったそうだが、おカネを稼ぎたいというよりも、「純粋に『芸術』に貢献したいといった口ぶりだった」という。

 息子のために父親になってくれる男性を捜したが、カネのために身を任せるようなことはしない、身持ちのいい女性で、芸術に対する鑑賞眼もあるというのである。

 これまで、小室母子を批判的に報じてきた文春だが、前の号あたりから「眞子&圭の結婚」に寛容な誌面へと変容してきているようだ。どうしたのだろうか。

 新潮は相変わらず圭には厳しく、眞子が7月中旬にペルーとボリビアへ訪問する際、帰途、どこかで圭と落ち合うのではないかと疑心暗鬼。だが、なぜ、眞子と圭が会ってはいけないのだろう。彼女は「今も変わらず、小室さんへの思いを募らせておられます」(秋篠宮家の事情に通じる関係者)というのだから、人の恋路を邪魔するのはやめた方がいい。

 ニューズウイーク日本版でも皇室問題をやっている。

 ニューズによれば、昨年4月、イギリスのエリザベス女王が、チャールズ皇太子を自分の後継者にすると表明した。

 しかし、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの後継者ではなく、イギリスと旧植民地など53カ国の英連邦の象徴的なポストだった。

 女王は60年以上務めてきたが、自動的に世襲はされず、最終的な権力は政治家と君主が象徴する国民の手にあるという。

 これは日本にも当てはまるが、イギリスには日本の憲法のような成文憲法はなく、国家の宗教である英国国教会の最高首長をも務める。

 自爆テロで多くの人が亡くなれば、病院に行き負傷者を見舞う。故ダイアナ元妃は、エイズに偏見の強かったときに、患者を抱きしめるなど、数々のタブーを破ってきた。

 これは上皇夫妻がやってきたことと相通じるが、イギリス国王は、北アイルランドとの和平プロセスに関与するなど、極めて大きな“政治的”な役割を果たすこともある。

 これを書いた元英デイリーテレグラフ東京支局長のコリン・ジョイスは、天皇明仁は、人間が高齢になるまで生きる時代になり、自らが生前退位への思いを示唆して、国の閉塞状況を打開したのではないかとみている。

 また時代の変化に適応すべきで、日本の皇室の場合は女性の役割を検討すべきだともいう。

 ジョイスは、「皇室や王室は不変の存在ではない。時代に合わないルールや伝統は捨てることができる。逆に言えば、『伝統』は新たにつくり出すこともできる。(中略)女性が皇位を継承できないことに加えて、日本では女性皇族は結婚によって皇族の身分を離れなければならない。悠仁親王の誕生まで、皇室では9人続けて女子が生まれた。ヨーロッパ人から見ると、彼女たちの身分が保障されないのは不公平というだけでなく、可能性をことごとく無駄にすることだ」という。

 現代の王族や皇室は、立場にふさわしい人間であることを証明し、影響力を人々に活用するべきで、それを怠れば衰退の危機は免れないとジョイスは結ぶ。

 上皇が築いた国民との信頼をより強固にして、影響力を行使し、平和なこの国を守り続けることこそ、新しい天皇に求められていると、私も思う。

 RIZAPというのも呆れた会社である。以前から、入ってくるカネよりもCMへ注ぎ込むカネのほうが多いといわれてきた。

 それでも何とかやってこれたのは、「負ののれん」というやり方で、M&Aをしながら、その差額を利益計上して、業績をいいように見せてきたやり方だった。

 現代は、多数のRIZAP関係者を取材し、この会社の本当の経営状態を示す内部資料や証言を得たという。

 現代は、5月15日に行われる決算発表では「前代未聞の大赤字を発表する」と見ている。

 RIZAPの瀬戸健(41)社長が出てきて、現代のインタビューに答えているが、「膿を出し切ります」「今期以降は必ず黒字化させます」というだけで、具体的に業績をよくする方策は語らない。というより語るべき何ものもないということであろう。

 RIZAPの広告塔を身体を張って務めた、石田えり、エド・はるみ、佐藤仁美なども、株主から批判されるのではないか。こんな自転車操業ならぬF1操業が続くわけはないこと、私でもわかる。

 フライデーが、フジテレビの久慈暁子(24)アナがヤクルトの先発・原樹理(25)と、「ほぼ同棲生活」していると報じている。フライデーDIGITALによれば、

「久慈アナは、ポスト加藤綾子と目される人気アナです。局の期待は大きく、4月からは入社3年目としては異例の『めざまし土曜日』のメインキャスターに抜擢されています。一方の原は、ドラフト1位で’16年にヤクルトへ入団。入団当初はプロの壁にぶち当たりましたが、今季は先発ローテの一角を担っています」(スポーツ紙記者)

 元々、ヤクルトとフジテレビの女子アナとのつながりは長い。古田敦也と中井美穂、石井一久と木佐彩子、最近でもライアン小川と三上真奈など、多くのカップルが生まれているのである。

 久慈アナも、フジの先輩アナから原を紹介されたそうで、付き合いは1年ぐらいではないかという。

「新元号の発表に日本中が沸いた4月1日。番組収録を終えた久慈アナは、夕方4時頃から、出勤ギリギリの2時40分まで原の部屋に滞在。4月2日は原の今シーズン初登板の日だっただけに、”開幕前夜”をどうしても一緒に過ごしたかったのだろう」(同)

 このままゴールインとなるのだろうか。野球界は年上女房がいいといわれるが、1歳年上の原が彼女をうまく御せるのだろうか。いささか心配だ。

【巻末付録】

 ポストからいこう。「宇賀なつみ、女優願望はありません-フリーになった人気アナの素顔」。ヌードではありません。

「永遠の初恋、芦川いづみ-結婚後、スクリーンから姿を消した伝説のヒロイン」。いいね芦川いずみは。泣ける!

「日本全国47都道府県グラドルおっぱい図鑑-北海道・東北・関東」。袋とじ「『週刊ポスト』は女性器をこう報じてきた 女性器、ザ・ヴァギナ・ミュージアム、女性器アート」

「LINA、お色気MAX!-ライザップで『6.5キロ減』の歌姫が魅せた!」

「中島史恵、花びら満開美裸身-51歳を迎える芸能界トップ美熟女がセクシー」

「なをん/REI-令和最初の謎の美女」。やはり西田カメラマンは大胆だ! 

 袋とじ「週刊ポストを輝かせたヌード美神11人揃い踏み! 平塚千瑛、松山まなか、岩本和子、並木塔子、YURI」

 現代は、「写真家・立木義浩『スターがいた風景』-特大号スペシャルグラビア

 立木義浩、大原麗子、小柳ルミ子、夏目雅子、浅野ゆう子」

「男と女のハプニング-2019春・この陽気が人を狂わせる」「女子プロレス界ナンバーワン美女・安納サオリ初めて脱いだ!」

 そして袋とじは「令和のシンデレラ女優藤崎里菜・感激ヘアヌード」

 今週はポストが質量ともに現代を上回った。この情熱を記事にも使ってほしいと思うのは、年寄りの繰り言かね。
(文=元木昌彦)

眞子さま&小室圭さん、やはり結婚へ──“前進”報道の裏に何がある?

今週の注目記事・第1位
「五輪選手村マンション1500億円値引き、小池百合子隠蔽文書を入手」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第2位
「池袋暴走運転、東大卒通産官僚の履歴書」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第3位
「新天皇を悩ませる秋篠宮さま『即位拒否』雅子さまのご体調」(「週刊文春」5/2・9号)
「御代替わり20の謎」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第4位
「春日俊彰が捨てたもうひとりの彼女-結婚美談のウラで冷酷な仕打ちがあった」(「フライデー」5/10・17号)

同・第5位
「ご学友が語る『新天皇』知られざる素顔-コンパで池に落とされた!」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第6位
「『樹木希林」が『週刊新潮」に語った『全身女優』『内田裕也』『死生観』」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第7位
「あなたはこの国にこんなに貢献してきた-どれくらい税金を納めてきたか」(「週刊現代」5/11・18号)

同・第8位
「田原俊彦初告白5時間『ジャニーさんの僕への興味は20代半ばで終わった』」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第9位
「怨恨卒業NGT山口真帆、運営がひた隠す現場録音テープの中身」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第10位
「たけし長男怒りの激白『お父さん、ダサいよ』」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第11位
「木嶋佳苗<獄中結婚>のお相手は「週刊新潮」デスクだった」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第12位
「あの寝坊アナ古谷有美MR.キャッシュレスIT社長と『そうだ、京都へ行こう。』」(「FLASH」5/7・14・21号)

同・第13位
「『羽生結弦』が心酔したオカルト『整体師』追放の舞台裏」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第14位
「新天皇が大ファンだった柏原芳恵が競艇場で歌ったあの曲」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第15位
「中西進先生のリアル万葉ライフ」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第16位
「わいせつ就活<コンプラ最優先>のはずがいまだ調査中」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第17位
「眞子さま、小室さん『未来年表』が見えた」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第18位
「<強制わいせつ>女性官僚の訴えを外務省は二度黙殺した」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第19位
「創価学会の暗闘、原田続投か谷川新会長か、『ポスト池田』の最終戦争」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第20位
「会見で父娘和解を匂わせ大塚久美子社長に父は『でも連絡なし』」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第21位
「『老人ホーム』優・良・不可の実名-全国調査!『不祥事』リスト付き」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第22位
「昭和・平成・令和の『美しい顔』100人を選んで順位を付けた!」(「週刊現代」5/11・18号)

同・第23位
「日本と世界 淫乱女子列伝」(「週刊現代」5/11・18号)

【巻末付録】現代のSEXYグラビア採点!

 平成の終わりというキーワードが喧しい。元号が変わり、新しい天皇になるだけである。

 昭和から平成の時は、喪に服していたということもあるが、今より静かな時の移りであった。

 それでいえば、この原稿も平成最後のものになる。さしたる感慨はないが。

 先夜、衝撃的な話を聞いた。週刊現代が月3回刊行にするというのである。

 理由は、赤字が増え続けるために、少しでも費用を削減するためだという。

 早ければ5月の連休明けからでもやるそうだ。月曜日発売と金曜日発売にすると聞いた。

 そうなればもやは週刊誌ではない。隔週刊誌でもない変則的な雑誌ができることになる。

 この情報を現代編集部に問い質したわけではないので断言はできないが、もしそうなれば、先日催した「週刊現代60周年の祝いの会」で、現代は週刊誌としての役割を終えるということになる。

 いくらなんでもそんなバカな、そう思いたい。今は違うが、かつて現代は講談社の顔だった。

 現代の論調が社の主張だと、そう捉えられていた時期も長くあった。講談社という“お公家さん”的な会社で、現代編集部だけが治外法権の荒くれたちの梁山泊のようだった。

 社内の多くの人間も、この編集部には怖れをなして足を踏み入れなかった。

 私が、ジャニーズ事務所のスキャンダルで女性誌に異動させられた時、女性誌を統括していた局長に、「君はようやくまともな編集部に来ることができたな」と、声をかけられた。

 現代以外の部署は、そういう目でわれわれを見ていたんだと、初めて気づかされた。

 そこを2年で追い払われ、再び月刊だったが現代編集部に戻った時、自分はここの汚れた水が性に合っていたんだと、ホッとしたものであった。

 現場と編集長を含めると10数年週刊現代にいて、切った張ったという日々を過ごしてきた。

 私は、愛社精神はこれっぽっちもないが、現代に対する愛情は人に負けないと自負している。

 私が、今もこのような雑文を書き散らしていられるのも、元現代編集長という肩書のおかげである。

 その現代が、週刊誌でなくなるというのが本当だとしたら、身を切られるように辛い。

 この欄でも、病気、年金、相続ばかりやっているのなら週刊誌である必要はないと、厳しいことをいってきた。

 それは、週刊誌がやらなければいけない本来の役割、「新聞、テレビがやれないこと」をやれということである。

 それができないから、週刊誌をやめますというのでは、あまりにも情けない。

 いくら何でも講談社という出版社が、そんなバカなことをするわけはない。そう思いたいが。

 さて、その現代からいこう。

 現代に、海野弘、永井義男、島崎晋らによる鼎談、「日本と世界 淫乱女子列伝」という特集があるが、その中で、英国の皇室のセックススキャンダルは出るが、日本ではタブーなのはなぜかという問題について、海野がこう話している。

「日本では皇室関係者のセックス・スキャンダルはタブーですが、英国では王室でも許される側面があります。なぜなら、女系を認める伝統があり、いい男を婿に迎えることが重要になるからです。そのためにはいろいろ試すのが当たり前という風潮が、王室にも国民にもあるのでしょう」

 日本も、女系天皇が誕生すれば、セックス・スキャンダルも解禁になるのだろうか。

 同じ現代が、昭和・平成・令和の「美しい顔」100人を選んでいる。

 1位は後藤久美子、2位が宮沢りえ、3位が夏目雅子。4位が広瀬すず、5位が岸恵子だ。

 わが憧れの吉永小百合さまが8位というのは解せないが、山口百恵が20位だからよしとしておこう。

 新潮が、どこでもやっている老人ホームの優劣を実名で紹介している。

 この中で目新しいのは、過去10年分の事件・事故・不祥事を起こした老人ホームをリストアップしているところである。

 殺害、虐待など、こうして見ると驚くほど多くあることがわかる。

 中には不祥事があると名前を変えたりしているところがあるから、要注意であろう。

 こうしたことも含めて、いい老人ホームを選ぶうえで大事なのは「認知症ケアと看取りをきちんとやっているかどうか」という点だそうだ。

 入った途端、倒産してしまうところも多くある。終の棲家となる老人ホーム選びに失敗は許されない。

 文春は、大塚家具の大塚久美子社長が、仲違いしていた父親と会うといいながら、連絡しないと報じているが、その後、2人は会うことになった。

 久美子社長が提携するという中国で約200店を持つ家具販売大手「居然之家(イージーホーム)」は、中国に詳しい友人の話だと、大塚家具の下請けの優秀な家具職人が欲しくて手を差し伸べたのであって、中国に大塚家具が進出する手助けをすることはないと見ている。

 それに「大塚」というのは、彼がいうには、中国語で「大きなお墓」を意味するため、縁起が悪いから、中国人にはアピールしないだろうというのである。

 まだまだ苦境から脱出できないようであるが、父親がどう舵を取るのだろう。

 同じ文春によれば、創価学会が、次の会長が誰になるかで暗闘が続いているという。

 現在の原田稔会長が続投するのか、現在主任副会長の谷川佳樹に取って代わるのか、予断を許さないそうだ。カギを握るのは、ポスト安倍の有力候補といわれる、菅官房長官だという。創価学会、維新の会に強い影響力を持つ菅が、次の首相になる流れになってきているようだが。

 6年半前に在イラン日本大使館の公使室で、駒野欽一イラン大使から強制ワイセツ行為を受けていたと、女性外務官僚が3月に刑事告訴をして、受理された。

 だが、文春によれば、12年の10月下旬に上司の総務参事官に事情報告したのに、「駒野氏のことは忘れてよく休むように」といわれただけだったという。

 今年3月にも、植沢利次ケニア大使(当時)が、セクハラが疑われる行為があったとして、厳重訓戒処分を受け、退職している。

 在外公館では大使は「王様」だから、部下は逆らえない。外務省は個人の問題に矮小化することで、組織を守ろうとすると元外務省主任分析官だった佐藤優がいっている。

 外務省だけではなく、多くの官庁で、新入社員が次々に辞めていくことが話題である。彼らも、入ってみたらヒラメのような上司ばかりで、国のために働こうなどという高邁な理想を持った人間などいないことに気づき、早々に辞めていくのであろう。

 さて、毎度おなじみの眞子&圭の結婚問題だが、文春は、2人が結婚する方向へ舵を切り始めたようだ。

 最大の障害であった圭さんの母親と元婚約者との金銭トラブルだが、元婚約者の代理人が、「本人が協議する気にならない」と話しているのだ。これは推測だが、これまで元婚約者のいっていた話の中に、何やら“不都合”なことがあって、小室側の弁護士と会いたくないのではないか。

 今一つの障害は、結婚後の経済問題だが、圭がめでたく弁護士試験に合格すれば、NYの大手弁護士事務所の初年度の平均年収は1800万円だそうだから、こちらもクリアできる。文春は、2人が結婚するなら2012年秋と読んでいる。

 先に文春が報じた、大林組の幹部リクルーターが就活女子学生を、内定をちらつかせて肉体関係を求めた件だが、いまだに当人には何らの処分も下っていないそうだ。

 社長が新入生たちに向かって、コンプライアンスを最優先していくと挨拶したのに、この体たらくではと、文春が嘆いている。

 今週の現代に、白地に令和の文字が印刷されたものが付録で付いている。私には令和が「零は」と見えて、何やら大きな天変地異が起きて日本がゼロになるように思えて仕方ない。予感が当たらなければいいのだが。

 この元号を考案したといわれる国際日本文化研究センター名誉教授の中西進(89)は、新潮によれば、女子学生にずいぶんとモテたそうだ。

 彼は3度結婚していて、現在の奥さんは30歳ほども離れている品の良い女性だそうだ。万葉集にある恋人同士が交わした相聞歌でも贈ってプロポーズしたのだろうか。

 新天皇の御贔屓は柏原芳恵だったことは有名である。柏原もはや53歳になる。文春に、大阪の競艇場「ボートレース住之江」で歌ったという記事がある。

 競艇場で歌っているのでは、彼女も落ち目の三度笠かと思って読んだら、そうではないようだ。そこではもちろん、新天皇も好きだったといっていた「春なのに」を絶唱したそうだが、最近は、ホテルのディナーショーや地方のお祭りなどに出ていて、集客力も抜群だそうだ。一度新天皇になられたお祝いに、御前で「春なのに」を歌ってあげたらいいのに。

 新潮は羽生結弦の最近の不振は、ケガもあるが、羽生が心酔していた「整体師」が離れてしまったことにもあるのではないかと報じている。

 この整体師は菊地晃(63)で、仙台市内で「寺岡接骨院きくち」を営む一方で、羽生が小学校低学年の時、練習中に足首を捻挫した羽生に、体幹を鍛えろとアドバイスして、羽生や両親に見込まれ、13年から「チーム羽生」に参加したという。

 羽生は、菊地が気を込めたブレスレットを愛用し、彼を信頼していた。

 その菊地が、最近羽生のそばから消えたと話題だそうだ。だが、羽生と何かあったというより、羽生が所属するチームの監督などが、非合理的な指示を出す菊地を疎んじ、羽生ママもそれを諒としたようだ。

 だが、アスリートには菊地のような精神的な師がいるケースは多い。精神的なよりどころを失った羽生のこれからが心配だ。

 古谷有美アナ(31)はTBSの優等生アナだそうだが、最近、寝坊してラジオ番組に遅れたことが話題になったそうだ。

 そんな彼女が、4月6日、京都で放送が終わってから高級ホテルに向かい、「朝食」に男と現れたという。

 この男、投資会社を経て「Origami Pay」というQRコード決済の会社の康井義貴社長(33)だそうだ。

 桜は満開だっただろうが、外国人観光客で混雑してただろうな。フライデーモよくそんなところで見つけたね。

 こっちは本物の美談かもしれない。交際していた3人の男を殺害したとして17年に死刑判決が確定した木嶋佳苗死刑囚(44)と、彼女の手記を載せたことで近しくなった週刊新潮のデスクが、獄中結婚していたと文春が報じたのである。

 この編集者、草なぎ剛似のイケメンで、手記を手掛けた後、死刑が確定した流れの中で「取材者と被取材者の関係を超えて思いが募り」結婚に至ったというのだ。

 木嶋は東京拘置所で2回結婚しているし、ブログで以前、ジャーナリストの青木理が好きだと告白して話題を呼んだ。イケメン好きであることは間違いないが、移り気なことも確かである。この結婚、どこまで続くのか、いらぬ心配をしてしまう。

 文春は、ビートたけしの連載が終わるのを待っていたのだろう。たけしの長男・篤(38)のインタビューを載せている。

 長男が生まれたのは漫才ブームで、『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)が始まった年。だが、父親がいないのは当たり前で、父親のテレビも見ていなかったという。もちろんフライデー襲撃事件も知らない。

 長男は父親と自分には共通点があるという。

「父は子供に対して何も感情を抱かなかったとよく言いますが、それは子供の方も同じこと。他人のことに関心がないという点で、僕と父は性格がすごく似てるなと思うことが多々あるんです」

 父親を他人と突き放すところに、長男の辿ってきた屈折した人生が垣間見える気がする。

 最近、愛人と暮らしている、事務所と喧嘩別れ、次々に弟子たちが離れていくことについて、長男はこう語る。

「父の周りにいる顔ぶれもすっかり変わり、そうした人たちの悪い噂も見聞きするようになった。この状態を放置している父は何を考えているのか。何もできないのでしょうか。心配な報道ばかりだし、ちょっとダサいなって……。正直、格好いい父でい続けて欲しいという気持ちがあります」

 たしかに、最近のたけしを見ていると、「老いてますます耄碌」という山口瞳の言葉がピタリとくる。

 NGT48の山口真帆が卒業したことが話題である。なぜ、被害者である山口が追い出されなければいけないのか、運営会社のAKSには批判が殺到しているそうだ。

 文春によれば、暴行現場に駆け付けた村雲颯香(21)と、山口を襲った2人の男たちがいい争いになった時、村雲が録音していたデータが存在するという。

 実際に聞いた人物は、山口が日頃とは違う厳しい声で犯人を追い詰めるところが録音されているという。

「あのテープにこそ、まだどこにも出ていない核心がある。あれを聴けばいろいろと見えてくる。ここまで問題が大きくなった以上、公開すべきだと思います」(聞いた人物)

 これは第三者委員会にも提出されているそうだが、いまだに公表されていない。

 山口は3月22日、運営会社のAKSの松村取締役が事件について会見している間に、5回ツイッターで投稿して、「なんでうそばっかりつくんでしょうか」「記者会見に出席している3人は、事件が起きてから、保護者説明会、スポンサー、メディア、県と市に、私や警察に事実関係を確認もせずに、私の思い込みのように虚偽の説明をしていました。なんで事件が起きてからも会社の方に傷つけられないといけないんでしょうか」と書き込み、それをもとに質問する記者を使って、松村たちAKS側を追い詰めるという見事な戦術を繰り広げたのである。

 見事だ山口!

 私は今でも田原俊彦という名前を見ると身構えてしまう。田原が近藤真彦や野村義男らと「たのきんトリオ」を組んで絶頂の頃、彼らの事務所の社長、ジャニー喜多川の性癖について週刊現代で取り上げたことがあった。

 記事が出てから大騒ぎになり、私は現代から女性誌にすっ飛ばされた。その田原も58歳。文春で、これまでの人生を振り返っている。

 事務所から渡される給与が月額20万円から、辞める時でも30万円程度だったこと。退職金は100万円。メリー喜多川副社長とはよく口論していたこと。

 辞めると電話した時、ジャニー喜多川社長は「いいんじゃない? トシ」と答え、引き止めなかった。その頃は田原からSMAPへと彼の関心は移っていたそうだ。

 やはり、事務所を離れると仕事が激減した。だが田原は、「今でも、田原俊彦がジャニーさんの最高傑作だったと断言できます」といっている。

 還暦間近で「僕は“ジ・アイドル”」だといい切る。この自信がすごい。

 現代も合併号だが、やや誌面が変わったように思う。相続問題は息切れしたのか、今週は「60歳まで働いていた人は、どれだけ税金を納めてきたのか」というのが巻頭特集である。

 いいところに目をつけたと思う。私もサラリーマンだったから、会社にいる間は給料から天引きされていて、どれぐらい税金を払っていたのか、気にもしなかった。

 だが、こうして見ると、大変な額をむしり取られていたと愕然とする。

 所得税は、平均的な一人当たりの総額は1787・6万円になる。所得税収入は09年度の12・9兆円から17年度には18・9兆円にまで増額している。

 住民税は、生涯収入が3億2000万円の場合、1699・1万円を負担している。

 このように、われわれ国民が多額の税金を払っているのに、使われ方はずさんで、会計検査院が17年度に「ムダ遣い」だと指摘した税金は総額で1156億9880万円になるというが、こんなものでは済まないはずだ。

 現代が所得税や保険料、自動車税、酒税などを合わせると、生涯で1億1442.7万円にもなるそうである。

 現代のいうように、国はわれわれに感謝しないとバチが当たる。

 樹木希林ブームが続いている。現代も、別冊『おとなの週刊現代 樹木希林さんが教えてくれたこと』を出した。

 樹木はなぜか新潮には、「お宅は面白い週刊誌だから」と、忙しいときもインタビューに答えてくれたそうだ。

 新潮は、これまでのインタビューの断片をまとめて掲載している。いつものように、内田裕也との結婚生活を樹木流にアレンジして語っているが、私は、樹木と内田の夫婦生活の内実は、相当深刻だったのではなかったかと思っている。

 この中でも、ろっ骨を折られたり、数知れない女癖の悪さで、女性から訴えられ、逮捕されたりもしている。

 家庭内DV、女癖、結婚以来一銭ももらったことはないという結婚生活が、樹木を鍛え、諦め達観したかのような樹木的人生観や死生観を形作ってきたのであろう。

 そういう意味では、内田という稀有な悪夫が、樹木希林というたぐいまれな女優を作ったともいえる。樹木が映画で見せる背中の寂しさは演技ではなかった、そう思っている。

 同じ新潮に、新天皇の知られざる素顔というのがある。学習院大学の学生食堂の前に、かつては汚い小さな池があったという。

 皇太子は音楽部に所属していたそうで、入部すると男子学生はビールを一気飲みして、好きな女性の名前を呼んで、先輩に池に突き落とされるという“儀式”があった。

 皇太子は「やる」といった。そばにいた侍従も「どうぞどうぞ」というので、先輩が思い切り突き飛ばしたそうだ。だが皇太子が好きな女性の名をいう前だったので、聞きそこなったと後輩の女性が話している。

 部の仲間が休日に御所に伺って、テニスをしたりクラブハウスでカラオケを歌ったりしたそうである。皇太子は柏原芳恵の大ファンで、グッズ鉛筆を使っていたという。

 カラオケでは柏原ではなく、佳山明生の「氷雨」を好んで歌ったそうだ。

 オードリーの春日俊彰(40)が、11年交際していた彼女にようやく結婚を承諾してもらったという話が美談になり、春日の好感度は“爆上がり”していた。

 ところが、フライデーは、春日は結婚発表の直前まで、テレビ局内のカフェで働く女性とたびたび飲み歩き、自宅に泊めていたと報じたのである。

 お笑い芸人の間でも「あの子は師匠のオンナやから」(中川パラダイス)、芸能関係者も「二人に肉体関係があったことは、言い逃れなんてできませんよ」といい切る。

 春日も、彼女を家に泊めたことは認めていて、所属事務所側も「とんだ大バカ変態野郎ですね。クミさん(春日の妻)には口もきいてもらえないみたいです」とボロクソだ。

 ところで「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」と、4月21日付の朝日新聞朝刊が報じた秋篠宮のこの発言が物議を醸している。

 この舌足らずの発言を、新潮は、秋篠宮は自分が天皇を継ぐことになるのなら、できるだけ早くやりたいと考えているとし、自分の代は短くてもいいから、早く悠仁に継がせたいという思いが出ていると見ている。

 しかし、兄が新天皇になる直前に、弟が皇位を早く譲ってほしいと急かせるような発言をするだろうか。もしそうだとしたら、新潮は令和時代の「壬申の乱(天智天皇の弟の大海人皇子と天皇の長子である大友皇子が皇位継承をめぐって起こした内乱=デジタル大辞泉より)」になるかもしれないと危惧している。

 文春は、秋篠宮の発言の真意は「自分は天皇になるつもりはない」というもので、皇位継承順位第一位の秋篠宮が即位をしないためには、皇室典範の改正や特例法の制定が必要となるから、皇嗣になって同様の発言をすると、政治的な発言だと批判を浴びかねない。そのためギリギリのタイミングで自分の考えを朝日に書かせたのではないかと、河西秀哉名古屋大学大学院准教授の見解を掲載している。

 しかし、これが秋篠宮の即位拒否だとすれば、今後も退位が繰り返され、短期間での退位や新天皇の即位拒否が繰り返され、天皇が空位になる可能性もあるという、保守派の八木秀次麗澤大教授のような意見もある。

 文春は先週号で、皇太子が秋篠宮に対して、「もっと大きな志を持ってほしい」「(新天皇となる)自分の思いを理解してほしい」と知人に漏らしていたと報じたが、秋篠宮に皇嗣としての自覚があるのかと問うている。

 たとえば、5月4日には新しい天皇皇后と秋篠宮夫妻が初めて国民と対面する一般参賀が行われるが、秋篠宮は2日か3日にしてほしいと希望していたそうだ。

 4日に、彼と親しいタイの新国王の戴冠式があり、それに出席したいと望んでいたからだという。結局、タイ側が、外国から賓客を招かないことになって事なきを得たそうだが。

 私は、自由奔放な秋篠宮らしいと思うのだが、皇室にいる人間たちはそうとは考えないようだ。

 文春に、87歳で車を運転して、東池袋の大通りで8人の通行人を引き倒し、2人の母子を死亡させた、旧通産官僚の飯塚幸三についての記事がある。

 この男、通産省に入り、技術畑を歩み、約3000人の研究者を抱える工業技術院長になった。

 どんなに位人臣を極めても、晩年がこれでは、それまでの輝かしい人生が泡となって消えてしまった。

 2年前に受けた免許更新では、認知機能検査で問題はないと判定されていたという。だが、昨年あたりから弱って来て、年が明けてからは、バックで車庫入れする際に、何度も失敗して妻から指示を受けていたそうだ。私も年を取ってきて分かるが、高齢者の体調は日替わりである。いつも万全というわけにはいかないのだ。

 私は、自分が運転しないこともあるが、後期高齢者がハンドルを握るのには反対である。

 現在のように、簡単な認知機能検査で免許を更新させるのではなく、原則、後期高齢者には免許を更新させない。だが、例外的に認知機能も身体も衰えがなく、健常者と認めることができた人間だけを更新させたらいい。

 さて、合併号というのは、その雑誌の真の力が出ることは間違いない。やはり文春の充実ぶりが目立つ。

 中でも、ノンフィクション作家の清武英利を起用して、五輪選手村を閉幕後にマンションとして一般分譲される都有地が、1500億円も値引きされて三井不動産レジデンシャルや三菱地所レジデンス、住友不動産など11社の企業連合に払い下げられたことをスクープした記事は圧巻である。

 4月23日に開発業者から選手村マンションの販売価格が発表された。価格帯は5000万円から1億円を超えるものまであり、入居開始は23年3月。

 これまでも、この取引に疑問を持った住民団体や報道機関が情報開示請求をしたが、都は肝心のところを黒塗りした「のり弁資料」しか出してこなかった。

 だが、それに強い疑問を感じた選手村事業関係者が、極秘の「調査報告書」の原本の写しを提供してくれたというのである。

 それによると、「五つの街区から成る選手村の地価は、十三・四ヘクタールで計百二十九億六千万円(1㎡あたり九万六千八百円)と結論づけた。東京二十三区内には、土壌汚染地でもこれほど安い土地はない」(文春)

 10分の1から20分の1の安値で11社連合の手に渡ったのである。

 調査報告書は、3つのマンションの分析結果を示しているが、たとえば、三菱地所レジデンスが日本水産から購入した「ザ・パークハウス晴海タワーズディアロレジデンス」は、1㎡当たりの価格は約186万円で、約19倍になる。

 こんなバカげたことがなぜ行われたのか。森友学園の国有地払い下げ事件と同じ構図である。

 清武の分析によれば、調査報告書が提出されたときは、舛添都知事の公私混同問題で、彼が辞めて都知事選の真っ最中だったから、混乱に紛れて選手村整備を進めてきた都議会のドンといわれ大手不動産業者と親しい内田茂都議(当時)と、その側近の都市整備局長と五輪準備局技官を兼務していた安井順一(当時)が、この報告書を通してしまったのではないかと見ている。

 文春は、この件について小池百合子都知事に、「あまりに不透明ではないか?」と声をかけているが、無言だった。

 17年8月に、企業連合に適正な土地売買代金を請求するよう都知事に求める住民訴訟が起きており、住民側は「実際の選手村用地の不動産価格は1611億1800万円」だという鑑定結果を東京地裁に提出している。

 この通りなら1500億円近い値引きが行われたことになり、森友学園どころの話ではない。

 都民の一人として、心の底から怒りが湧いてきている。安倍政権も小池都政も、同じ穴の狢である。(文中敬称略)

【巻末付録】

 今週は現代だけだが、合併号というのにまったく気合が入っていない。グラビアを見たくて買うのなら、やめといたほうがいいと思う。

「『美しい顔』の女たち-本誌を飾った女優から、美の変遷を読み解く 岡田奈々、有馬稲子、橋本環奈、綾瀬はるか、夏目雅子、浅丘ルリ子、あべ静江、多岐川裕美、三田佳子、山本陽子など」。名前はあるがただそれだけだ。

「<お宝袋とじ>もう二度と見られない!彼女が水着だったころ 石田ゆり子、宮崎あおい、米倉涼子、松嶋菜々子、浜崎あゆみ」。こちらもほぼ同じ。

 現代が週刊誌ではない道を模索していることは、このグラビアを見てもよくわかる。

 ヘア・ヌードも事件も、スクープもない週刊誌なんて、何とかのないコーヒーよりも味気ない。
(文=元木昌彦)

今週の注目記事・第1位
「五輪選手村マンション1500億円値引き、小池百合子隠蔽文書を入手」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第2位
「池袋暴走運転、東大卒通産官僚の履歴書」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第3位
「新天皇を悩ませる秋篠宮さま『即位拒否』雅子さまのご体調」(「週刊文春」5/2・9号)
「御代替わり20の謎」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第4位
「春日俊彰が捨てたもうひとりの彼女-結婚美談のウラで冷酷な仕打ちがあった」(「フライデー」5/10・17号)

同・第5位
「ご学友が語る『新天皇』知られざる素顔-コンパで池に落とされた!」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第6位
「『樹木希林」が『週刊新潮」に語った『全身女優』『内田裕也』『死生観』」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第7位
「あなたはこの国にこんなに貢献してきた-どれくらい税金を納めてきたか」(「週刊現代」5/11・18号)

同・第8位
「田原俊彦初告白5時間『ジャニーさんの僕への興味は20代半ばで終わった』」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第9位
「怨恨卒業NGT山口真帆、運営がひた隠す現場録音テープの中身」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第10位
「たけし長男怒りの激白『お父さん、ダサいよ』」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第11位
「木嶋佳苗<獄中結婚>のお相手は「週刊新潮」デスクだった」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第12位
「あの寝坊アナ古谷有美MR.キャッシュレスIT社長と『そうだ、京都へ行こう。』」(「FLASH」5/7・14・21号)

同・第13位
「『羽生結弦』が心酔したオカルト『整体師』追放の舞台裏」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第14位
「新天皇が大ファンだった柏原芳恵が競艇場で歌ったあの曲」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第15位
「中西進先生のリアル万葉ライフ」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第16位
「わいせつ就活<コンプラ最優先>のはずがいまだ調査中」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第17位
「眞子さま、小室さん『未来年表』が見えた」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第18位
「<強制わいせつ>女性官僚の訴えを外務省は二度黙殺した」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第19位
「創価学会の暗闘、原田続投か谷川新会長か、『ポスト池田』の最終戦争」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第20位
「会見で父娘和解を匂わせ大塚久美子社長に父は『でも連絡なし』」(「週刊文春」5/2・9号)

同・第21位
「『老人ホーム』優・良・不可の実名-全国調査!『不祥事』リスト付き」(「週刊新潮」5/2・9号)

同・第22位
「昭和・平成・令和の『美しい顔』100人を選んで順位を付けた!」(「週刊現代」5/11・18号)

同・第23位
「日本と世界 淫乱女子列伝」(「週刊現代」5/11・18号)

【巻末付録】現代のSEXYグラビア採点!

 平成の終わりというキーワードが喧しい。元号が変わり、新しい天皇になるだけである。

 昭和から平成の時は、喪に服していたということもあるが、今より静かな時の移りであった。

 それでいえば、この原稿も平成最後のものになる。さしたる感慨はないが。

 先夜、衝撃的な話を聞いた。週刊現代が月3回刊行にするというのである。

 理由は、赤字が増え続けるために、少しでも費用を削減するためだという。

 早ければ5月の連休明けからでもやるそうだ。月曜日発売と金曜日発売にすると聞いた。

 そうなればもやは週刊誌ではない。隔週刊誌でもない変則的な雑誌ができることになる。

 この情報を現代編集部に問い質したわけではないので断言はできないが、もしそうなれば、先日催した「週刊現代60周年の祝いの会」で、現代は週刊誌としての役割を終えるということになる。

 いくらなんでもそんなバカな、そう思いたい。今は違うが、かつて現代は講談社の顔だった。

 現代の論調が社の主張だと、そう捉えられていた時期も長くあった。講談社という“お公家さん”的な会社で、現代編集部だけが治外法権の荒くれたちの梁山泊のようだった。

 社内の多くの人間も、この編集部には怖れをなして足を踏み入れなかった。

 私が、ジャニーズ事務所のスキャンダルで女性誌に異動させられた時、女性誌を統括していた局長に、「君はようやくまともな編集部に来ることができたな」と、声をかけられた。

 現代以外の部署は、そういう目でわれわれを見ていたんだと、初めて気づかされた。

 そこを2年で追い払われ、再び月刊だったが現代編集部に戻った時、自分はここの汚れた水が性に合っていたんだと、ホッとしたものであった。

 現場と編集長を含めると10数年週刊現代にいて、切った張ったという日々を過ごしてきた。

 私は、愛社精神はこれっぽっちもないが、現代に対する愛情は人に負けないと自負している。

 私が、今もこのような雑文を書き散らしていられるのも、元現代編集長という肩書のおかげである。

 その現代が、週刊誌でなくなるというのが本当だとしたら、身を切られるように辛い。

 この欄でも、病気、年金、相続ばかりやっているのなら週刊誌である必要はないと、厳しいことをいってきた。

 それは、週刊誌がやらなければいけない本来の役割、「新聞、テレビがやれないこと」をやれということである。

 それができないから、週刊誌をやめますというのでは、あまりにも情けない。

 いくら何でも講談社という出版社が、そんなバカなことをするわけはない。そう思いたいが。

 さて、その現代からいこう。

 現代に、海野弘、永井義男、島崎晋らによる鼎談、「日本と世界 淫乱女子列伝」という特集があるが、その中で、英国の皇室のセックススキャンダルは出るが、日本ではタブーなのはなぜかという問題について、海野がこう話している。

「日本では皇室関係者のセックス・スキャンダルはタブーですが、英国では王室でも許される側面があります。なぜなら、女系を認める伝統があり、いい男を婿に迎えることが重要になるからです。そのためにはいろいろ試すのが当たり前という風潮が、王室にも国民にもあるのでしょう」

 日本も、女系天皇が誕生すれば、セックス・スキャンダルも解禁になるのだろうか。

 同じ現代が、昭和・平成・令和の「美しい顔」100人を選んでいる。

 1位は後藤久美子、2位が宮沢りえ、3位が夏目雅子。4位が広瀬すず、5位が岸恵子だ。

 わが憧れの吉永小百合さまが8位というのは解せないが、山口百恵が20位だからよしとしておこう。

 新潮が、どこでもやっている老人ホームの優劣を実名で紹介している。

 この中で目新しいのは、過去10年分の事件・事故・不祥事を起こした老人ホームをリストアップしているところである。

 殺害、虐待など、こうして見ると驚くほど多くあることがわかる。

 中には不祥事があると名前を変えたりしているところがあるから、要注意であろう。

 こうしたことも含めて、いい老人ホームを選ぶうえで大事なのは「認知症ケアと看取りをきちんとやっているかどうか」という点だそうだ。

 入った途端、倒産してしまうところも多くある。終の棲家となる老人ホーム選びに失敗は許されない。

 文春は、大塚家具の大塚久美子社長が、仲違いしていた父親と会うといいながら、連絡しないと報じているが、その後、2人は会うことになった。

 久美子社長が提携するという中国で約200店を持つ家具販売大手「居然之家(イージーホーム)」は、中国に詳しい友人の話だと、大塚家具の下請けの優秀な家具職人が欲しくて手を差し伸べたのであって、中国に大塚家具が進出する手助けをすることはないと見ている。

 それに「大塚」というのは、彼がいうには、中国語で「大きなお墓」を意味するため、縁起が悪いから、中国人にはアピールしないだろうというのである。

 まだまだ苦境から脱出できないようであるが、父親がどう舵を取るのだろう。

 同じ文春によれば、創価学会が、次の会長が誰になるかで暗闘が続いているという。

 現在の原田稔会長が続投するのか、現在主任副会長の谷川佳樹に取って代わるのか、予断を許さないそうだ。カギを握るのは、ポスト安倍の有力候補といわれる、菅官房長官だという。創価学会、維新の会に強い影響力を持つ菅が、次の首相になる流れになってきているようだが。

 6年半前に在イラン日本大使館の公使室で、駒野欽一イラン大使から強制ワイセツ行為を受けていたと、女性外務官僚が3月に刑事告訴をして、受理された。

 だが、文春によれば、12年の10月下旬に上司の総務参事官に事情報告したのに、「駒野氏のことは忘れてよく休むように」といわれただけだったという。

 今年3月にも、植沢利次ケニア大使(当時)が、セクハラが疑われる行為があったとして、厳重訓戒処分を受け、退職している。

 在外公館では大使は「王様」だから、部下は逆らえない。外務省は個人の問題に矮小化することで、組織を守ろうとすると元外務省主任分析官だった佐藤優がいっている。

 外務省だけではなく、多くの官庁で、新入社員が次々に辞めていくことが話題である。彼らも、入ってみたらヒラメのような上司ばかりで、国のために働こうなどという高邁な理想を持った人間などいないことに気づき、早々に辞めていくのであろう。

 さて、毎度おなじみの眞子&圭の結婚問題だが、文春は、2人が結婚する方向へ舵を切り始めたようだ。

 最大の障害であった圭さんの母親と元婚約者との金銭トラブルだが、元婚約者の代理人が、「本人が協議する気にならない」と話しているのだ。これは推測だが、これまで元婚約者のいっていた話の中に、何やら“不都合”なことがあって、小室側の弁護士と会いたくないのではないか。

 今一つの障害は、結婚後の経済問題だが、圭がめでたく弁護士試験に合格すれば、NYの大手弁護士事務所の初年度の平均年収は1800万円だそうだから、こちらもクリアできる。文春は、2人が結婚するなら2012年秋と読んでいる。

 先に文春が報じた、大林組の幹部リクルーターが就活女子学生を、内定をちらつかせて肉体関係を求めた件だが、いまだに当人には何らの処分も下っていないそうだ。

 社長が新入生たちに向かって、コンプライアンスを最優先していくと挨拶したのに、この体たらくではと、文春が嘆いている。

 今週の現代に、白地に令和の文字が印刷されたものが付録で付いている。私には令和が「零は」と見えて、何やら大きな天変地異が起きて日本がゼロになるように思えて仕方ない。予感が当たらなければいいのだが。

 この元号を考案したといわれる国際日本文化研究センター名誉教授の中西進(89)は、新潮によれば、女子学生にずいぶんとモテたそうだ。

 彼は3度結婚していて、現在の奥さんは30歳ほども離れている品の良い女性だそうだ。万葉集にある恋人同士が交わした相聞歌でも贈ってプロポーズしたのだろうか。

 新天皇の御贔屓は柏原芳恵だったことは有名である。柏原もはや53歳になる。文春に、大阪の競艇場「ボートレース住之江」で歌ったという記事がある。

 競艇場で歌っているのでは、彼女も落ち目の三度笠かと思って読んだら、そうではないようだ。そこではもちろん、新天皇も好きだったといっていた「春なのに」を絶唱したそうだが、最近は、ホテルのディナーショーや地方のお祭りなどに出ていて、集客力も抜群だそうだ。一度新天皇になられたお祝いに、御前で「春なのに」を歌ってあげたらいいのに。

 新潮は羽生結弦の最近の不振は、ケガもあるが、羽生が心酔していた「整体師」が離れてしまったことにもあるのではないかと報じている。

 この整体師は菊地晃(63)で、仙台市内で「寺岡接骨院きくち」を営む一方で、羽生が小学校低学年の時、練習中に足首を捻挫した羽生に、体幹を鍛えろとアドバイスして、羽生や両親に見込まれ、13年から「チーム羽生」に参加したという。

 羽生は、菊地が気を込めたブレスレットを愛用し、彼を信頼していた。

 その菊地が、最近羽生のそばから消えたと話題だそうだ。だが、羽生と何かあったというより、羽生が所属するチームの監督などが、非合理的な指示を出す菊地を疎んじ、羽生ママもそれを諒としたようだ。

 だが、アスリートには菊地のような精神的な師がいるケースは多い。精神的なよりどころを失った羽生のこれからが心配だ。

 古谷有美アナ(31)はTBSの優等生アナだそうだが、最近、寝坊してラジオ番組に遅れたことが話題になったそうだ。

 そんな彼女が、4月6日、京都で放送が終わってから高級ホテルに向かい、「朝食」に男と現れたという。

 この男、投資会社を経て「Origami Pay」というQRコード決済の会社の康井義貴社長(33)だそうだ。

 桜は満開だっただろうが、外国人観光客で混雑してただろうな。フライデーモよくそんなところで見つけたね。

 こっちは本物の美談かもしれない。交際していた3人の男を殺害したとして17年に死刑判決が確定した木嶋佳苗死刑囚(44)と、彼女の手記を載せたことで近しくなった週刊新潮のデスクが、獄中結婚していたと文春が報じたのである。

 この編集者、草なぎ剛似のイケメンで、手記を手掛けた後、死刑が確定した流れの中で「取材者と被取材者の関係を超えて思いが募り」結婚に至ったというのだ。

 木嶋は東京拘置所で2回結婚しているし、ブログで以前、ジャーナリストの青木理が好きだと告白して話題を呼んだ。イケメン好きであることは間違いないが、移り気なことも確かである。この結婚、どこまで続くのか、いらぬ心配をしてしまう。

 文春は、ビートたけしの連載が終わるのを待っていたのだろう。たけしの長男・篤(38)のインタビューを載せている。

 長男が生まれたのは漫才ブームで、『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)が始まった年。だが、父親がいないのは当たり前で、父親のテレビも見ていなかったという。もちろんフライデー襲撃事件も知らない。

 長男は父親と自分には共通点があるという。

「父は子供に対して何も感情を抱かなかったとよく言いますが、それは子供の方も同じこと。他人のことに関心がないという点で、僕と父は性格がすごく似てるなと思うことが多々あるんです」

 父親を他人と突き放すところに、長男の辿ってきた屈折した人生が垣間見える気がする。

 最近、愛人と暮らしている、事務所と喧嘩別れ、次々に弟子たちが離れていくことについて、長男はこう語る。

「父の周りにいる顔ぶれもすっかり変わり、そうした人たちの悪い噂も見聞きするようになった。この状態を放置している父は何を考えているのか。何もできないのでしょうか。心配な報道ばかりだし、ちょっとダサいなって……。正直、格好いい父でい続けて欲しいという気持ちがあります」

 たしかに、最近のたけしを見ていると、「老いてますます耄碌」という山口瞳の言葉がピタリとくる。

 NGT48の山口真帆が卒業したことが話題である。なぜ、被害者である山口が追い出されなければいけないのか、運営会社のAKSには批判が殺到しているそうだ。

 文春によれば、暴行現場に駆け付けた村雲颯香(21)と、山口を襲った2人の男たちがいい争いになった時、村雲が録音していたデータが存在するという。

 実際に聞いた人物は、山口が日頃とは違う厳しい声で犯人を追い詰めるところが録音されているという。

「あのテープにこそ、まだどこにも出ていない核心がある。あれを聴けばいろいろと見えてくる。ここまで問題が大きくなった以上、公開すべきだと思います」(聞いた人物)

 これは第三者委員会にも提出されているそうだが、いまだに公表されていない。

 山口は3月22日、運営会社のAKSの松村取締役が事件について会見している間に、5回ツイッターで投稿して、「なんでうそばっかりつくんでしょうか」「記者会見に出席している3人は、事件が起きてから、保護者説明会、スポンサー、メディア、県と市に、私や警察に事実関係を確認もせずに、私の思い込みのように虚偽の説明をしていました。なんで事件が起きてからも会社の方に傷つけられないといけないんでしょうか」と書き込み、それをもとに質問する記者を使って、松村たちAKS側を追い詰めるという見事な戦術を繰り広げたのである。

 見事だ山口!

 私は今でも田原俊彦という名前を見ると身構えてしまう。田原が近藤真彦や野村義男らと「たのきんトリオ」を組んで絶頂の頃、彼らの事務所の社長、ジャニー喜多川の性癖について週刊現代で取り上げたことがあった。

 記事が出てから大騒ぎになり、私は現代から女性誌にすっ飛ばされた。その田原も58歳。文春で、これまでの人生を振り返っている。

 事務所から渡される給与が月額20万円から、辞める時でも30万円程度だったこと。退職金は100万円。メリー喜多川副社長とはよく口論していたこと。

 辞めると電話した時、ジャニー喜多川社長は「いいんじゃない? トシ」と答え、引き止めなかった。その頃は田原からSMAPへと彼の関心は移っていたそうだ。

 やはり、事務所を離れると仕事が激減した。だが田原は、「今でも、田原俊彦がジャニーさんの最高傑作だったと断言できます」といっている。

 還暦間近で「僕は“ジ・アイドル”」だといい切る。この自信がすごい。

 現代も合併号だが、やや誌面が変わったように思う。相続問題は息切れしたのか、今週は「60歳まで働いていた人は、どれだけ税金を納めてきたのか」というのが巻頭特集である。

 いいところに目をつけたと思う。私もサラリーマンだったから、会社にいる間は給料から天引きされていて、どれぐらい税金を払っていたのか、気にもしなかった。

 だが、こうして見ると、大変な額をむしり取られていたと愕然とする。

 所得税は、平均的な一人当たりの総額は1787・6万円になる。所得税収入は09年度の12・9兆円から17年度には18・9兆円にまで増額している。

 住民税は、生涯収入が3億2000万円の場合、1699・1万円を負担している。

 このように、われわれ国民が多額の税金を払っているのに、使われ方はずさんで、会計検査院が17年度に「ムダ遣い」だと指摘した税金は総額で1156億9880万円になるというが、こんなものでは済まないはずだ。

 現代が所得税や保険料、自動車税、酒税などを合わせると、生涯で1億1442.7万円にもなるそうである。

 現代のいうように、国はわれわれに感謝しないとバチが当たる。

 樹木希林ブームが続いている。現代も、別冊『おとなの週刊現代 樹木希林さんが教えてくれたこと』を出した。

 樹木はなぜか新潮には、「お宅は面白い週刊誌だから」と、忙しいときもインタビューに答えてくれたそうだ。

 新潮は、これまでのインタビューの断片をまとめて掲載している。いつものように、内田裕也との結婚生活を樹木流にアレンジして語っているが、私は、樹木と内田の夫婦生活の内実は、相当深刻だったのではなかったかと思っている。

 この中でも、ろっ骨を折られたり、数知れない女癖の悪さで、女性から訴えられ、逮捕されたりもしている。

 家庭内DV、女癖、結婚以来一銭ももらったことはないという結婚生活が、樹木を鍛え、諦め達観したかのような樹木的人生観や死生観を形作ってきたのであろう。

 そういう意味では、内田という稀有な悪夫が、樹木希林というたぐいまれな女優を作ったともいえる。樹木が映画で見せる背中の寂しさは演技ではなかった、そう思っている。

 同じ新潮に、新天皇の知られざる素顔というのがある。学習院大学の学生食堂の前に、かつては汚い小さな池があったという。

 皇太子は音楽部に所属していたそうで、入部すると男子学生はビールを一気飲みして、好きな女性の名前を呼んで、先輩に池に突き落とされるという“儀式”があった。

 皇太子は「やる」といった。そばにいた侍従も「どうぞどうぞ」というので、先輩が思い切り突き飛ばしたそうだ。だが皇太子が好きな女性の名をいう前だったので、聞きそこなったと後輩の女性が話している。

 部の仲間が休日に御所に伺って、テニスをしたりクラブハウスでカラオケを歌ったりしたそうである。皇太子は柏原芳恵の大ファンで、グッズ鉛筆を使っていたという。

 カラオケでは柏原ではなく、佳山明生の「氷雨」を好んで歌ったそうだ。

 オードリーの春日俊彰(40)が、11年交際していた彼女にようやく結婚を承諾してもらったという話が美談になり、春日の好感度は“爆上がり”していた。

 ところが、フライデーは、春日は結婚発表の直前まで、テレビ局内のカフェで働く女性とたびたび飲み歩き、自宅に泊めていたと報じたのである。

 お笑い芸人の間でも「あの子は師匠のオンナやから」(中川パラダイス)、芸能関係者も「二人に肉体関係があったことは、言い逃れなんてできませんよ」といい切る。

 春日も、彼女を家に泊めたことは認めていて、所属事務所側も「とんだ大バカ変態野郎ですね。クミさん(春日の妻)には口もきいてもらえないみたいです」とボロクソだ。

 ところで「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」と、4月21日付の朝日新聞朝刊が報じた秋篠宮のこの発言が物議を醸している。

 この舌足らずの発言を、新潮は、秋篠宮は自分が天皇を継ぐことになるのなら、できるだけ早くやりたいと考えているとし、自分の代は短くてもいいから、早く悠仁に継がせたいという思いが出ていると見ている。

 しかし、兄が新天皇になる直前に、弟が皇位を早く譲ってほしいと急かせるような発言をするだろうか。もしそうだとしたら、新潮は令和時代の「壬申の乱(天智天皇の弟の大海人皇子と天皇の長子である大友皇子が皇位継承をめぐって起こした内乱=デジタル大辞泉より)」になるかもしれないと危惧している。

 文春は、秋篠宮の発言の真意は「自分は天皇になるつもりはない」というもので、皇位継承順位第一位の秋篠宮が即位をしないためには、皇室典範の改正や特例法の制定が必要となるから、皇嗣になって同様の発言をすると、政治的な発言だと批判を浴びかねない。そのためギリギリのタイミングで自分の考えを朝日に書かせたのではないかと、河西秀哉名古屋大学大学院准教授の見解を掲載している。

 しかし、これが秋篠宮の即位拒否だとすれば、今後も退位が繰り返され、短期間での退位や新天皇の即位拒否が繰り返され、天皇が空位になる可能性もあるという、保守派の八木秀次麗澤大教授のような意見もある。

 文春は先週号で、皇太子が秋篠宮に対して、「もっと大きな志を持ってほしい」「(新天皇となる)自分の思いを理解してほしい」と知人に漏らしていたと報じたが、秋篠宮に皇嗣としての自覚があるのかと問うている。

 たとえば、5月4日には新しい天皇皇后と秋篠宮夫妻が初めて国民と対面する一般参賀が行われるが、秋篠宮は2日か3日にしてほしいと希望していたそうだ。

 4日に、彼と親しいタイの新国王の戴冠式があり、それに出席したいと望んでいたからだという。結局、タイ側が、外国から賓客を招かないことになって事なきを得たそうだが。

 私は、自由奔放な秋篠宮らしいと思うのだが、皇室にいる人間たちはそうとは考えないようだ。

 文春に、87歳で車を運転して、東池袋の大通りで8人の通行人を引き倒し、2人の母子を死亡させた、旧通産官僚の飯塚幸三についての記事がある。

 この男、通産省に入り、技術畑を歩み、約3000人の研究者を抱える工業技術院長になった。

 どんなに位人臣を極めても、晩年がこれでは、それまでの輝かしい人生が泡となって消えてしまった。

 2年前に受けた免許更新では、認知機能検査で問題はないと判定されていたという。だが、昨年あたりから弱って来て、年が明けてからは、バックで車庫入れする際に、何度も失敗して妻から指示を受けていたそうだ。私も年を取ってきて分かるが、高齢者の体調は日替わりである。いつも万全というわけにはいかないのだ。

 私は、自分が運転しないこともあるが、後期高齢者がハンドルを握るのには反対である。

 現在のように、簡単な認知機能検査で免許を更新させるのではなく、原則、後期高齢者には免許を更新させない。だが、例外的に認知機能も身体も衰えがなく、健常者と認めることができた人間だけを更新させたらいい。

 さて、合併号というのは、その雑誌の真の力が出ることは間違いない。やはり文春の充実ぶりが目立つ。

 中でも、ノンフィクション作家の清武英利を起用して、五輪選手村を閉幕後にマンションとして一般分譲される都有地が、1500億円も値引きされて三井不動産レジデンシャルや三菱地所レジデンス、住友不動産など11社の企業連合に払い下げられたことをスクープした記事は圧巻である。

 4月23日に開発業者から選手村マンションの販売価格が発表された。価格帯は5000万円から1億円を超えるものまであり、入居開始は23年3月。

 これまでも、この取引に疑問を持った住民団体や報道機関が情報開示請求をしたが、都は肝心のところを黒塗りした「のり弁資料」しか出してこなかった。

 だが、それに強い疑問を感じた選手村事業関係者が、極秘の「調査報告書」の原本の写しを提供してくれたというのである。

 それによると、「五つの街区から成る選手村の地価は、十三・四ヘクタールで計百二十九億六千万円(1㎡あたり九万六千八百円)と結論づけた。東京二十三区内には、土壌汚染地でもこれほど安い土地はない」(文春)

 10分の1から20分の1の安値で11社連合の手に渡ったのである。

 調査報告書は、3つのマンションの分析結果を示しているが、たとえば、三菱地所レジデンスが日本水産から購入した「ザ・パークハウス晴海タワーズディアロレジデンス」は、1㎡当たりの価格は約186万円で、約19倍になる。

 こんなバカげたことがなぜ行われたのか。森友学園の国有地払い下げ事件と同じ構図である。

 清武の分析によれば、調査報告書が提出されたときは、舛添都知事の公私混同問題で、彼が辞めて都知事選の真っ最中だったから、混乱に紛れて選手村整備を進めてきた都議会のドンといわれ大手不動産業者と親しい内田茂都議(当時)と、その側近の都市整備局長と五輪準備局技官を兼務していた安井順一(当時)が、この報告書を通してしまったのではないかと見ている。

 文春は、この件について小池百合子都知事に、「あまりに不透明ではないか?」と声をかけているが、無言だった。

 17年8月に、企業連合に適正な土地売買代金を請求するよう都知事に求める住民訴訟が起きており、住民側は「実際の選手村用地の不動産価格は1611億1800万円」だという鑑定結果を東京地裁に提出している。

 この通りなら1500億円近い値引きが行われたことになり、森友学園どころの話ではない。

 都民の一人として、心の底から怒りが湧いてきている。安倍政権も小池都政も、同じ穴の狢である。(文中敬称略)

【巻末付録】

 今週は現代だけだが、合併号というのにまったく気合が入っていない。グラビアを見たくて買うのなら、やめといたほうがいいと思う。

「『美しい顔』の女たち-本誌を飾った女優から、美の変遷を読み解く 岡田奈々、有馬稲子、橋本環奈、綾瀬はるか、夏目雅子、浅丘ルリ子、あべ静江、多岐川裕美、三田佳子、山本陽子など」。名前はあるがただそれだけだ。

「<お宝袋とじ>もう二度と見られない!彼女が水着だったころ 石田ゆり子、宮崎あおい、米倉涼子、松嶋菜々子、浜崎あゆみ」。こちらもほぼ同じ。

 現代が週刊誌ではない道を模索していることは、このグラビアを見てもよくわかる。

 ヘア・ヌードも事件も、スクープもない週刊誌なんて、何とかのないコーヒーよりも味気ない。
(文=元木昌彦)

皇太子が秋篠宮への不満を吐露!? 何がなんでも叩きたい週刊誌、秋篠宮一家へのバッシング止まらず……

今週の注目記事
第1位「父親から性被害という12歳長女に裁判長がトンデモ尋問」(「週刊新潮」4/25号)

同・第2位「被害モデル告発『パリコレ』に枕営業を強要した資生堂G」(「週刊文春」4/25号)

同・第3位「博多大吉&赤江珠緒、芝生のベッドで寄り添う-白昼デートをスクープ撮」(「フライデー」5/3号)

同・第4位「ヤミ金借金1・2億円を東レ社長に取り立てた副大臣、弁護士法違反の疑い」(「週刊文春」4/25号)

同・第5位「NHK『ニュース7』上原光紀アナ身長2メートル男と尻揉みデート」(「FLASH」4/30号)

同・第6位「『キャッシュレス』のバスには乗らない」(「週刊新潮」4/25号)

同・第7位「皇太子さまが漏らされた秋篠宮さまへの憂慮『抗不安薬』『千鳥足』」(「週刊文春」4/25号)

同・第8位「『上野千鶴子』は是か非か-『東大にも性差別』と祝辞」(「週刊新潮」4/25号)

同・第9位「『勝った勝った』と大はしゃぎでも『韓国』の断末魔」(「週刊新潮」4/25号)

同・第10位「『雅子新皇后』の試練は『トランプ』おもてなし」(「週刊新潮」4/25号)

同・第11位「世界を変えるブロックチェーン起業」(「ニューズウイーク日本版」4/23号)

同・第12位「小沢一郎『わが平成政界秘録』」(「週刊ポスト」5/3・10号)

同・第13位「『耳が遠い』が一番危ない、認知症予防最新研究」(「週刊文春」4/25号)

同・第14位「『5年後の重病』を見つける最新医療検査」(「週刊ポスト」5/3・10号)

同・第15位「北朝鮮で『世界初現地妻』SEXビジネスを発見」(「週刊アサヒ芸能」4/25号)

同・第16位「安倍政権に亀裂を走らす『令和元年政変』の火種」(「週刊ポスト」5/3・10号)

同・第17位「SMAP再結成匂わせ中居正広の二枚舌」(「週刊文春」4/25号)

【巻末付録】ポストのSEXグラビアを採点する!【告知!】もあります。

 早速いこう。文春にどうということのない中居正広の記事が載っている。

 最近中居は、さかんにSMAPを再結成したいといっているそうだ。

 だが、文春によれば、中居は今年9月の契約更改も、ジャニーズ事務所に居残ることを決め、事務所の方にも伝えているという。

 それがファンの耳に入ると、批判されるのは間違いないので、それを恐れて、再結成などと、思ってもいないことを吹聴しているのだという。

 どっちでもいいと思うのだが。

 さて、衆院沖縄3区と大阪12区の補欠選挙で自民党新顔が敗れた。沖縄は当然だが、大阪が維新の会に敗れたのは、安倍政権にとってはショックだったはずだ。

 元号が変わると、政権が崩壊するといわれるが、それが現実味を帯びてきたということだろう。

 ポストは、今年安倍政権崩壊の火種は5つあると見ている。夏の参院選はまさかの大敗というが、これだけ大臣たちが次々に放言、失言で辞めさせられていくのでは、負けることはもう避けられないだろう。

 大敗かどうかは、野党がどういう戦略をとるかにかかっている。

 安倍が破れかぶれで衆参ダブルをやって大敗すれば、石破茂の乱が起こると見ているが、どうだろう。石破にそれだけの覚悟があるだろうか。

 憲法改正をめぐって公明党が連立を離脱する? 与党ボケした公明党にそんなことができるだろうか。

 安倍首相は、消費税率を5%に引き下げるというサプライズを考えているというのだが、そんなことをすれば麻生副総理は辞任するだろうからできはしまい。

 結局、何をやろうとしても、レイムダックになった安倍首相は、何一つできずに任期切れを待つか、最初の時のように、突然辞任するしか手はないようだ。

 ところでアサヒ芸能に凄いことが載っている。北朝鮮が現地妻ビジネスを始めたというのである。

 北朝鮮とビジネスをしている中国人起業家が、今年になってから、北朝鮮当局のお達しで、ビジネスなどで北朝鮮に長期滞在する外国人男性と北朝鮮の女性が結婚できるようになったというのだ。

 もちろん結婚しても、外へは連れ出せないから、現地妻という形になるのか。希望する外国人男性は北朝鮮側の機関に申請するのだが、このとき、米ドルで5万ドル(約550万円)を払う。

 するとリストが100人分送られてきて、好みの女性を10人に絞り、お見合いするというのである。結婚が決まると、彼女には毎月600ドル(約6万6000円)を払わなくてはいけないそうだ。

 経済制裁で困った北朝鮮が、女性を使って外貨を稼ごうと考えたというのだが、これを読んでも、真偽のほどは分からない。

 ポストお得意の最新医療もの。大腸がんの検査では、Cologicという検査をすれば、がんの先駆状態を判別できるという。

 体内にある将来のがん細胞を尿が光って4段階で知らせてくれるのがNoahという検査。

 ステージ0でも、5年後の発症リスクが血液採決で調べられるCantect検査。

 血管の垢を超音波で計測して、脳と心臓の詰まり具合がわかる頸動脈エコーなど。

 私が一番受けたいのは、脳内のボケを招くアミロイドβをカラー画像化して早期発見してくれるアミロイドPETだ。

 これが早期に分かれば、改善することも可能だという。だが、費用は60万円。認知症もカネ次第ということか。

 こちらは文春の健康特集。今週は、耳が遠いと認知症の発症リスクは2倍になるというお話。

 私も難聴だから、これはよく分かる。カミさんからは「補聴器をつけなさい」といわれる。

 会話中に聞き返すことが多い。体温計の音がわからない。テレビの音量が大きいと、何度も注意される。相手のいったことが分からないときは笑ってごまかす。

 おまけに糖尿病だから、100%認知症になる、否、もうなっているのであろう。困ったものだ。

 ポストはなぜか小沢一郎が好きだ。大昔、小沢が「剛腕」などといわれていた時、現代は小沢批判を毎週のようにやっていたが、ポストはその小沢を引っ張り出して、現代への反論をやらせていた。

 今週は、もはや力も知恵も枯渇しているであろう小沢に、平成時代の秘話を語らせている。

 だが、残念ながら、彼の話の中に秘話らしいものはない。

 唯一、私が初めて聞いたのは、平成という新しい元号を、竹下登総理、小渕恵三官房長官、それに小沢一郎の3人で最終的に決めたということである。

 その時はすでに2案に絞られていたという。「平成」と「化成」のどちらかで、「3人とも化けるより、平らかになるほうがよかろう」と意見が一致し、平成にしたそうだ。

 それからは、われわれが知っていることの繰り返しで、新味はない。

 今、小沢一郎に期待されているのは、参院選で野党をまとめて統一候補を立て、何とか安倍自民に一矢を報いてほしいというものだろう。

 もっといえば、石破茂や小泉進次郎を口説いて、自民党を脱藩して新党をつくらせて欲しいものだと思うが、今の小沢一郎では無理だろうな。

 私はブロックチェーンがどんなものかいまだに分からない。ニューズウイーク日本版によれば、サトシ・ナカモトと名乗る謎の人物が発明した仮想通貨「ビットコイン」に使われる技術としてできたのだそうだ。

 ニューズによれば、ナカモトの偉大なのは仮想通貨を発明したことではなく、「個人情報の作成・変更履歴を保管するハッキング不能な分散型台帳システム」、ブロックチェーンを考えたことだという。

 何しろ、毎年、脆弱なサーバーがハッカーに攻撃され、何十億という個人情報が流出している。そのハッカー被害を食い止めることができるようになるそうだ。

 ニューズは、この技術を使って、タイ北西部の難民キャンプで暮らす少数民族カレンの人たちのデジタルIDを作るプロジェクトを紹介している。

 ルーベン・ヘックは、勤務先のドイツ銀行からアメリカに転勤した時、アメリカでの信用履歴がないため、アパートもクレジットカードも携帯電話も申し込めなかった。その後、銀行を退職し、ブロックチェーン企業に転職して、自己主導型IDネットワークを開発した。

 これを本人であることの証明のみに使い、履歴自体はデジタルウォレットにオフラインで保存しておく。ここには、診療記録や学歴・職歴、クレジットカード、社会保障番号などが入っている。

 こうしておけば、どこへ行っても、どの個人情報を相手に提供するのかは、自分でコントロールできる。

 こうしたものを難民ひとりひとりにつくる。虹彩などの生体認証を使うことで情報を守り、今後彼らがどこへ行こうとも、自分のアイデンティティを失うことはない。

 だが、プロジェクトを手掛ける側によからぬ意図があった場合は、悪用され、深刻な危機を招く危険があるとニューズは指摘している。

 さて、これまで何かと批判してきた皇太子と雅子さんに、週刊誌の論調が変わってきたようである。

「いまだご体調の波はあるものの、雅子さまはお出ましの機会が増えています」(皇室担当記者)。「『令和』の時代の天皇としての自覚のもと、体調を整え、家族の結束も深め、万全の体制を整えつつあるように見える皇太子さま」(文春)と、万歳三唱の体なのである。

 新潮も、雅子さんは、「14年10月、オランダ国王夫妻の来日にあたり、11年ぶりとなる宮中晩餐会へのご出席」「昨年秋には、恒例の園遊会で15年ぶりに全行程にご参加なさり」「平成最後となった元日の『新年祝賀会の儀』にも、実に16年ぶりに出席」と、何度も“ぶり”を強調して、「新皇后となられる日が近づくにつれ、おのずとご覚悟が定まってきたのは間違いありません」(宮内庁担当記者)と、こちらも万歳三唱である。

 だが、その新皇后にとって試練となるのが、5月26日から2泊3日の予定で「国賓」として来日するトランプ米大統領だというのだ。

 国賓ともなれば、宮中晩餐会を催さなくてはいけない。そこで、英語に堪能な雅子皇后が、トランプの野卑なジョークや態度に、どこまで笑みを絶やさず過ごすことができるかと心配するのである。

 また、そこで頑張り過ぎると、年内にも国賓として招かれるかもしれない習近平主席との晩餐会を欠席するわけにはいかなくなると、いらぬ心配までするのだ。

 いいではないか、新しい時代の皇后には、彼女らしい賓客への寓し方があっても。そうした雅子新皇后を、温かく見守ってあげるのが、日本国民の有り方だと思うのだが。

 このところの日韓関係は最悪だが、新潮によれば、経済も最悪だそうだ。韓国経済を牽引するサムソン電子の19年第1四半期の営業利益が、前年同期比で60.4%も減ったそうだ。

 今年2月の国税収入も12兆1000億ウォン(約1兆2000億円)で、前年同月から1兆3000億ウォン減った。

 15~29歳の青年層の失業率も厳しく、公務員試験準備中やアルバイトを含めた「体感失業率」は25.1%にもなるそうだ。

 その結果、文在寅大統領の支持率が、就任当初は84%もあったのが、41%まで落ちてきているという。だから韓国はダメなんだといいたいのだろうが、日本の安倍政権も負けず劣らず惨憺たるものである。

 文春のコラム「新聞不信」は、4月14日付の毎日新聞の「首相の面談記録『不存在』」は「政権の本質を突いたスクープ」だと称賛している。

 毎日は、安倍と省庁の幹部が面談した際の説明資料や議事録の1年分を首相官邸に情報公開請求したら、その回答全てが「不存在」だったというのである。

 森友学園、加計学園問題で、首相や首相周辺の人間が発言した議事録が出てきて、安倍政権は追い込まれた。

そうはさせまいと、省庁幹部との記録は残さない、1年未満で廃棄すると、安倍が命じたのであろう。

「首相が歴史を軽んじている証左でもある」(新聞不信氏)。この国は腐り続けている。

 先夜、映画『記者たち 衝撃と畏怖の真実』を見た。9・11後、ブッシュ政権は「イラクのフセインは大量破壊兵器を所有している」という理由で、イラク戦争を始めた。

 これは捏造された情報だったが、大手メディアもブッシュの嘘を暴くどころか迎合してしまった。

 だが唯一、中堅新聞社「ナイト・リッダー」だけは、地道な取材を積み重ね、確かな証拠に裏打ちされた「真実」を探り当て、傘下の新聞社からは掲載を拒否され、政治家から恫喝を受けながらも、報道を続けた。実話である。

 自ら出演もしているロブ・ライナー監督は、この映画を撮った動機をこういっている。

「もし私たち国民が真実を知ることが許されなければ、民主主義は存続しない」

 安倍首相は、この映画を見るべきだ。そして彼自らが民主主義を踏みにじっていることを知るべきだ。

 さて、上野千鶴子東大名誉教授が入学式で述べた「祝辞」が波紋を呼んでいる。

 新潮がこのことを報じているが、上野がいいたかったことは、このことであろう。

「これまであなたたちが過ごしてきた学校は、タテマエ平等の社会でした。偏差値競争に男女差別はありません。ですが、大学に入る時点ですでに隠れた性差別が始まっています。社会に出れば、もっとあからさまな性差別が横行しています。東京大学もまた、残念ながらその例のひとつです」

 東大の女子入学者の比率が長期にわたって2割の壁を超えていないそうだ。上智大学や早稲田大学などは女子大化しているのに、なぜなのか?

 ジェンダー研究の第一人者だけあって、類を見ない画期的な祝辞になっていると思う。

 これに対して批判もあるというが、そんなことは問題ではない。問題は、いまだにマスコミといわれる業種で、女性差別がまかり通っていることである。

 新聞、テレビ、出版は、女性の役職者の数を公表すべきだ。あからさまな性差別が行われていないのなら、できるはずだと思うが。

 ところで秋篠宮家に対するバッシングが止まらない。紀子さんの職員への厳しすぎる対応、2人の娘に対する教育への疑問などに始まり、長男・悠仁さんへの帝王教育が疎かになっているのではと皇后が危惧しているという“情報”までが週刊誌で報じられている。

 今週は、文春が、皇太子が秋篠宮に対して、「もっと大きな志を持ってほしい」「(新天皇になる)自分の思いを理解してほしい」と、複雑な思いを近しい知人に明かしていたと報じている。

 文春によれば、昨年のGWに、皇太子と秋篠宮が静養先の御料牧場で、2人だけで酒を飲んだ際、「秋篠宮さまは最後には、相当お酒が回られてしまわれたと伺いました。眞子さまの問題もあり、父親としてやりきれない思いがあったのかもしれません」(秋篠宮家関係者)

 皇嗣家として、自分を支えてくれなくてはいけない弟がこの状態ではと、さも皇太子が心配しているといわんばかりの書き方である。

 さらに秋篠宮が、「5月以降も、警備の人員は増やさないで欲しい」という意向を示したことを、「六月にはご夫妻でポーランドとフィンランド訪問が検討されています。(中略)秋篠宮さまは民間機で渡航される予定です。ですが、皇位継承順位一位の秋篠宮さまに万一のことがあれば、相手国にも迷惑がかかる。そのため、皇嗣としてのご自覚をお持ちなのかという懸念の声が上がっているのです」(同)

 政府専用機で行かなくてもいいのではないかと、下々は考えてしまうのだが、貴いお方の周辺は、そうは考えないようである。

 矛先は2人の娘にも向けられる。ある女性皇族が、眞子さんや佳子さんの言葉遣いを指して苦言を呈したというのだ。

「皇族の集まりでは『ご機嫌よろしゅう』から始まり、丁寧な言葉遣いでお話しされるものですが、お二人はそうした場でも、一般女性と同じようなくだけた言葉遣いをなさるのだそうです」(ベテラン記者)

「ご機嫌よろしゅう」などという言葉は死語になっていたと思っていたのだが、どうやらまだ遣っている人が現存していたようである。

 さらには、秋篠宮が昔から「自分はうつだから」といっていて、以前から抗不安薬を服用しているという“噂”を持ち出し、様々なプレッシャーが秋篠宮を襲い、秋篠宮からかつての自由を謳歌する姿が失われていると、心配そうなフリをする。大きなお世話であろう。

 さて、PayPay、R PAY、LINE PAYだと喧しい。政府は、2025年までにキャッシュレス決済を40%(現在は20%程度だといわれる)にまで高めるといい出している。

 10月の消費税率引き上げから9か月間限定で、中小店舗でキャッシュレス決裁した場合は5%、コンビニなどフランチャイズ店舗では2%を消費税に還元すると決めた。

 昨年12月に100億円キャンペーンをやったソフトバンクとヤフーのペイペイ、20%還元キャンペーンをやっているLINEペイなどはQRコードでの決済だ。

 政府やそれにベッタリの企業がやることには必ず裏がある。それもおいしい話だったら絶対乗ってはいけない。

そんなやり方では、個人情報だけではなく、銀行口座やクレジットカードの暗証番号が簡単に盗まれ、被害者が続出するに違いない。

 そう思っていたら援軍来たる。新潮が、「キャッシュレスのバスには乗らない」という特集を組んだのだ。

 いろいろ書いてあるが、要約すれば、使いにくくて、「ペイペイは一度チャージしたお金を銀行口座に戻せず、LINEペイは手数料が216円かかります。また、放置すると、ペイペイは最後の利用から2年、LINEペイも5年でチャージしたお金が消滅します」(経済ジャーナリストの荻原博子)と、業者が儲かるようにできているのだ。

 新潮がまとめてくれた、各種の「ペイ」サービスのデメリットを書いておこう。

 利用者がQRコードを読み取るとき、金額も自分で入れる。間違えて200円を20000円と入れ間違えたらどうするんだ!

 銀行口座やクレジットカードの登録が煩雑。QRコードは盗撮されるリスクがあるという。電波状況が悪い場所では使えない。地震や災害でも起きたら使えないのでは、本当に困ったときには役に立たない。

 残高不足の時は不足分を現金やクレジットカードで支払いにくいそうだ。

 今のバカ者じゃない若者たちは、それでなくとも携帯に全情報を入れて持ち歩いている。

 指紋認証やパスワードを入れないと使えないようにはできるが、毎回やるのは面倒だから、落したり盗まれたら、情報は簡単に流出してしまう。

 情報漏えいのリスクを考えると、現金のほうがはるかに安全安心なのだ。もっとも、ペイペイが、カネがなくなるとそっちの懐からチャージしてくれるというなら話は別だが。

 お次はFLASH。4月からNHK『ニュース7』のサブキャスターに抜擢された上原光紀アナ(28)が、4月5日の22時、表参道で身長2m以上もある大男と歩いていたそうだ。

「男は合流するやいなや、彼女の頭をワシャワシャと撫でまわす。すると彼女はたまらず笑顔に。後ろから見ていると、男の大きな手のひらが彼女のお尻へ……。円を描くように3回揉むと、そのまま腰に手を回し、身を寄せ合いながら2人は歩き出した」(FLASH)

 この男、慶應大学時代の2年先輩で、3人制バスケットボールチーム「TOKYO DIME」の岩下達郎(30)だという。

 上原は直撃に、「お友だちです」と答えているが、なかなかいい雰囲気のようである。

 文春が、ヤミ金の借金を東レの社長に「返せ」と電話してきた、弁護士法に違反している副大臣がいると報じている。

 東レは、受注していたバングラデシュでの水処理装置の販売がとん挫したため、在庫を抱えてしまった。そこで東レの営業部長(当時)が、都内のコンサル会社に、破格の条件を提示して、買い取ってくれと頼み、そこも話に乗ったという。

 だが、コンサル会社は総額5億6千万円の資金調達に困っていた。そこへ飛び込みで融資を持ちかけてきたのがLというコンサル会社だったという。

 東レも連帯保証する形で話はまとまったが、融資額は2億4千万円、貸借期間は2か月、月利は10%という法外なものだった。

 それも契約書を交わした当日、Lは、4千万円の金利返済を求めてきたというのである。

 件のコンサル会社は、7月21日に1億2千万円を返済、残金を振り込もうとした矢先の8月9日の夜、元営業部長から、秋元司国交副大臣(47)が日覺昭廣社長に電話をかけてきて、「L社の案件に関して、資金が返済されていない。東レ側が連帯保証しているでしょう。借主が返せないのなら連帯保証人が返すべきではないか」といったと伝えられたというのだ。

 これが事実なら、弁護士法に違反する呆れ果てた行為だが、このLという会社は、資金主の関連会社が17年10月に株価操作事件で代表取締役が逮捕されているし、警察や証券取引等監視委員会は、Lを含む企業グループを反市場勢力と捉えているそうだ。

 昨年大晦日に行われた、メイウェザーの格闘技イベントで、プレゼンターとして秋元が登場したが、あれにはL社グループが深く関わっていると文春はいっている。

 これらが事実だとしたら、秋元の議員辞職は免れまい。

 東レ側は、元営業部長の独断でやったものだと、警視庁に告訴状を出しているが、水処理事業は日覺社長が統括してきたので、組織ぐるみだったのかどうかが焦点になっているという。

 フライデーが報じているスクープが事実なら、NHKは大慌てだろう。

 NHKの朝の顔、博多大吉(48)と、朝日放送出身でフリーアナウンサーの赤江珠緒(44)が、青山の公園で、お花見をしながら、芝生に仲良く寝っ転がっている姿をフライデーが掲載している。

 フライデーによると、その日の4日前にも、六本木あたりを歩いていた2人が目撃されているという。

 ともに結婚しているから「W不倫」という気配が漂うが、もしそうなら博多は朝の顔失格となるだろう。要注目である。

 文春が、資生堂の33歳の社員が、「君をCMや広告に使いたい」といって、モデルになりたい女性を篭絡し、肉体関係を強いていたと報じている。

 その他にも、甘言を用いて、グラビアアイドルにエレベーターの中で、キスをしたり、胸や股間を触ったという。

 ワイドの1本で、さして長い記事ではないが、これらが事実なら、資生堂の名が廃る重大事であろう。

 グラビアアイドルの所属している芸能事務所の社長は、被害を受けた女性は、精神的に大きなショックを受けているといい、これ以上被害者を出さないために、法的措置も考えているといっている。

 資生堂側は同名の社員がグループ会社にいることを認め、「事実関係を確認している」と答えているが、何よりイメージが大切な企業だから、密かにクビにして知らん顔をするなど、絶対やってはいけない。

 文春の続報を待ちたい。

 先週の新潮が、名古屋地裁支部の鵜飼祐充裁判長は「抵抗不能ではない」と、19歳の娘を無理やり犯した父親に無罪をいい渡したと報じた。

 新潮によれば、ここは6人家族で、被害者は長女で、弟が3人いるという。彼女は小学生の頃から父親に殴られたり蹴られたりしていたが、中学2年になったころから頻繁に胸などを触りだし、その挙句に、性交を始めるようになった。

 高校を卒業するまでは週に1,2回、専門学校に通い始めると週に3,4回に増えていった。

 ようやくの思いで父親を訴え、父親は「準強制性交等罪」で起訴されるのだが、裁判官は、中学2年の時から性的虐待を受け続けてきたのに、罪に問われた2年前の事件では、自分から服を脱いだこと、周囲から父親の車に乗るなと助言されていたのに乗ってホテルに連れていかれたことなどから、「抵抗しようと思えばできたのではないか」として無罪判決を出したのである。

 今週の新潮は、12歳の長女に対する性的暴行などの罪に問われた父親に、静岡地裁の伊東顕裁判長(62)が、無罪をいい渡したと報じている。

 これもワイドの1本で短い記事だが、内容は重い。これを今週の第1位にする。

 判決は3月28日。社会部記者がこう話す。

「2年前、当時12歳だった長女に淫らな行為をしたとして、父親が強姦と児童買春・児童ポルノ禁止法違反の罪に問われていたのです。長女は、2年間にわたって自宅で週3回ほど乱暴されたと主張しましたが、訴えが退けられた格好です」

 新潮によると裁判長は彼女に、こんなことを聞いたというのである。

「ちんちんを入れてくると、どうして嫌なの?」

 彼女はこう答えた。

「分かんないけど、嫌だ」

 検察の関係者はこう批判する。

「彼女は軽度の知的障害で、架空の被害を訴えるほどの性的知識はなく虚偽の供述もできません。父親からは性的被害のみならずDVもありました。そのうえ、裁判長から咎められるような尋問をされれば、明確な証言などできないでしょう」

 伊東裁判長は、判決理由をこういったと、先の記者がいう。

「自宅が狭かったことから、“ほかの家族が被告に気づかなかったのはあまりに不自然”として証言の信用性が認められなかった。強姦も、“犯罪行為を裏づける的確な証拠がない”。一方、携帯に児童ポルノ動画をダウンロードしていた罪では罰金10万円でした」

 新潮の直撃に、伊東裁判長はこう答えている。

「判決を見てください。裁判官はね、判決で語っていますから。それ以上は弁解しない」

 名古屋地裁支部の鵜飼祐充裁判長は、抵抗しないほうが悪いといわんばかりで、父親に無罪判決を出した。

 このケースも、娘の証言が信用できないと、切り捨て、父親を無罪にした。

 こうした常識に反した判決が続いて出るのは、裁判官の能力のせいなのか、近親相姦など大したことではないという空気が、世間に流れているからなのか。

 昔は、近親相姦というのは、おぞましい、人間ではなく獣の様だと忌み嫌われたものである。

 それが、世間の常識だと思っていた。だが、この頃は、犯される方が悪い、男に隙を見せた女にも非があるといういい方が、おかしい、常識を外れていると批判されないようである。

 性被害に遭う女性を「彼女は頭が悪いから」とバカにする男が増えているともいわれる。

 この2人の裁判官だけの問題ではない。今の世の中にまん延している女性蔑視、男の下に女を置くことをあたり前と考えるふざけた風潮は、法の番人の脳みそも確実におかしくしているといわざるを得ない。

 この国の立法も行政も、司法さえも腐敗してきている。その兆候が、こうした判決に見てとれると思うのだが。(文中敬称略)

【巻末付録】

 今週は現代がお休み。ポストだけだが、ボリュームはある。まずは「米倉涼子、いくつになってもいい女-トップ女優の『優雅な色香』」、袋とじは「奇跡の43歳、岩本和子『初夜交合』動画-デジタル写真集が大ヒット」「岡田奈々、青春の坂道-17歳の時に発売された写真集が電子書籍で甦る!」

 後半は、袋とじ「世代別人気女優10人女性器測定会-美人女医・丹羽咲江医師が監修」

「日活ロマンポルノあの女優たちの現在 日活ロマンポルノ、谷ナオミ、原悦子、田中真理、鹿沼絵里」

 袋とじ「特別復刻たかしょーの『HOW・TO・SEX』」「なをん/東野佑美-デカメロンと呼ばないで」「10連休はスマホ&パソコンでヌード美女ざんまい! AV女優・吉高寧々、市川まさみ、田川えな、沙和子」

 これだけ集めたのは、実にご苦労さんである。グラビアは500円の価値あり。これで記事がもう少し充実していればと思うのは、ないものねだりか。

 

【告知!】

4月の「ノンフィクションの醍醐味」は週刊現代次長で中国問題の専門家、近藤大介さんに来てもらいます。

彼は中国関連の本を講談社も含めて20冊以上出しています。奥さんは中国人で、中国語、英語、韓国語に堪能です。

現在、中国、北朝鮮情報に関しては第一人者だと思います。

テーマは「習近平の中国のこれから」

(日時と場所)
4月26日、金曜日 午後7時から、カフェ・ミヤマ 高田馬場駅前店2号室 東京都新宿区高田馬場2-17-4 菊月ビル地下1階 電話は03-5292-5772

(地下鉄東西線・高田馬場駅から濡れずに行けます)

「ゼロメガ」の名前で取ってあります。初参加の方は、直接おいでになるか私にメールをください。

m.mo1to2ki3@gmail.com

(席料)コーヒー代として1000円

よろしくお願いします。

(文=元木昌彦)

“愛子天皇”待望論が浮上中……? 雅子さまvs紀子さまの仁義なき抗争が勃発か

今週の注目記事・第1位
「テレ朝『朝まで生テレビ!』MCアナ 同僚夫は知らない“禁断の職場愛”」(「週刊ポスト」4/26号)

同・第2位
「『すしざんまい』新入社員研修でセクハラやり放題-被害女性が涙の告発」(「フライデー」4/26号)

同・第3位
「娘を性のはけ口にした父が無罪というバカ判決『裁判長』」(「週刊新潮」4/18号)

同・第4位
「『セレブ病院』破綻は『理事長夫人』の過ぎたるシャネル」(「週刊新潮」4/18号)

同・第5位
「『身分をわきまえろ。何様か』内紛リクシル潮田会長の“パワハラ”メール」(「週刊文春」4/18号)

同・第6位
「母親が1億円騙し取っても被害者には忖度しない『塚田一郎国交副大臣』」(「週刊新潮」4/18号)

同・第7位
「美智子さまご成婚決断の全内幕」(「週刊文春」4/18号)

同・第8位
「ジェフ・ベゾス 離婚で妻に4兆円 真面目に働くのがアホらしくなる」(「週刊現代」4/27・5/4号)

同・第9位
「暴走検察の上等な生け贄『ゴーン』は有罪か無罪か」(「週刊新潮」4/18号)

同・第10位
「賠償金は静岡おでんで返済 ピエール瀧は1年後に復帰する!」(「週刊文春」4/18号)

同・第11位
「安倍官邸『最終決断』菅義偉『令和の変』が始まった」(「週刊文春」4/18号)

同・第12位
「『たけしさんとの噂も…』宮沢りえ 貴乃花一家への『和解』手紙」(「週刊文春」4/18号)

同・第13位
「『秋篠宮家』が『私』を優先して『愛子天皇』待望論」(「週刊新潮」4/18号)

同・第14位
「『私もファンと…』NGT“緊急学級会”でメンバーが涙の懺悔」(「週刊文春」4/18号)

同・第15位
「平成の天皇 あなたが知らないこと」(「週刊現代」4/27・5/4号)

同・第16位
「薬で認知症は治らない」(「週刊文春」4/18号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週から変則発売になる。ポストは平常号だが、現代は合併号。合併号は500円と決定したらしいが、それだけの価値があるのか。やや疑問ではあるが。

 さて文春からいこう。

 薬では認知症は治らないという記事がある。なんでも、6年後の2025年には、65歳以上の5人に1人が認知症になると見込まれているそうだ。

 だが、フランス当局が昨年8月から、アルツハイマー型の治療薬として日本でも使われている、ドネペジル、ガランタミン、リバスチグミン、メマンチンという4種類の抗認知症薬を医療保険の対象外にしたというのである。

 はっきりいえば、これらの薬は効かないというのだ。私のような、認知症寸前の人間には、まだ薬があることがわずかな救いだったのに。

 この記事中に「認知症になりやすい人」というチェックリストが載っている。私はこの中で、「耳が聞こえづらい」「人付き合いがよくない」「血圧が高い」「糖尿病」「運動習慣がない」「歩幅が狭い」など、12項目中6項目も当てはまる。

 その上、抗認知症薬は、比較的穏やかな人にはよく効く傾向があるそうだ。私の様に、始終カッカしている人間には効かないそうである。神も仏もないな。

 お次は現代の平成の天皇についての記事。

 政治学者の白井聡と毎日新聞編集委員兼論説委員の伊藤智永が、語り合っている。

 平成の天皇は、安倍政権と対峙しながら、天皇の役割は何かということをずっと考えてきたという。

 伊藤は最近、『「平成の天皇」論』(現代新書)を出した。

白井 伊藤さんが天皇皇后の『同士結婚』として描かれているところで、あれは感動的ですね。
伊藤 今上天皇は美智子様さまへのプロポーズで『君を幸せにする』といった甘い言葉は決して口にせず、『僕は公人としての義務を常に最優先するが、あなたに協力してほしい』と説得し、美智子さまは『私が応えるしかない』と覚悟を決めた。二人で新たな象徴像を創っていくんだと誓い合った結婚でした。
昨年の誕生日会見では、『国民の一人であった皇后が、私の人生の旅に加わり』と、ここにも『旅』という言葉を使っています。
今上天皇の旅は、天皇在位30年間ではなく、二人の結婚60年という長きにわたるものだったと考えるべきです。(中略)
伊藤 お二人の意思が明確に見えたのが、昨年の明治維新150年を祝う政府の記念式典に、皇室からどなたも参加しなかったことです。
宮内庁は『招かれなかったので』と発表しましたが、招いても難しいと政府関係者もわかっていたのでしょう。
今上天皇にとって、明治以降の近代は戦争をしてしまったことで、明らかに反省すべき時代であり、『平成が戦争のない時代でよかった』というお言葉も、心からのものだったと強く感じます。
白井 それにしても、『令和』は『平成の天皇』の課した高いハードルを越えられるでしょうか。
民主主義の天皇制とは、放っておけば滅ぶものだ、という厳しい認識が平成の天皇を支えた。皇室典範改正や女性宮家といった具体的問題以上に重要な最も本質的な事柄がいま問われています。
伊藤 私たちは平成の天皇皇后が創った象徴像を当たり前と思っているけど、こんな二人はもう二度と現れないでしょう。皇太子と雅子さまは平成とまったく違う令和のスタイルを創るしかない」

 戦争のない時代を、次の世代が引き継いでいくこと、いうまでもないことである。

 だが、そのためにも、次の天皇には、その意志を明確にして、国民にも伝えてほしいものである。

 文春は、新潟を中心に活動してきたNGT48のメンバー、山口真帆(23)が、昨年12月に男性2人に暴行される騒動が発生したが、その混乱が、運営会社のお粗末な対応で、なかなか収拾がつかないと報じている。

 だがついに、チームを解散して、新たに全メンバーを1期生と研究生に分けて再スタートを切ることを発表したのである。

 事件で、ファンもスポンサーも離れたため、新たにつくることで、内部のゴタゴタを覆い隠し、新生NGTとしたいのだろうが、小手先だけの一時しのぎではないか。

 元々のAKB48商法に陰りが出ているし、触れられるアイドルという危ういやり方が、数々の不祥事を起こしてきたのだ。

 責任者の秋元康が表に出てきて、こうしたやり方には無理があったと説明するべきではないか。おいしいところだけを分捕り、不祥事が出て来たら逃げ隠れするのでは、天才の名が泣くと思うのだが。

 さて、ここへきて、女性宮家創設を含めた安定的な皇位継承の検討を、御代替わり後に、それほど時間をおかないで検討すると、菅官房長官がいい出した。

 もともと小泉純一郎首相のときに、「皇室典範に関する有識者会議」が設置され、「女性天皇、女系天皇の容認と、皇位は第一子を優先する」という報告書が作成されたのだ。

 だが、紀子さんが悠仁さんを出産したことや、安倍首相がこうした考えを否定したことから、立ち消えになっていた。

 しかし、将来、悠仁さんが結婚しても、かりに女の子しかできなかったらどうするのか。差し迫る危機に対応するには、女性天皇容認という措置しかないという声が、澎湃と沸き上がっているというのである。

 こうした背景には、先の、秋篠宮家の帝王教育への不安が皇后にあるというのである。

「大いに物議をかもした佳子さまの文書回答にも心を痛めておられるのです。今後、“このようなご一家に、将来の皇統が引き継げるのか”といった議論が起きないとも限らない。となれば、制度云々は別にして、愛子さまを待ち望む声が世間から沸き起こっても、何ら不思議ではありません」

 こう新潮は宮内庁関係者の話を載せ、さらに、

「06年9月の悠仁さまご誕生は、ただ単に皇統が守られたというだけではなく『愛子天皇』が実現せずに終わったことを意味する出来事でもありました。
 男の子に恵まれなかった東宮家にとって最大の“あてつけ”となったわけで、その瞬間、雅子妃殿下から紀子妃殿下が“皇位を簒奪した”とも言えます。
 それが将来、女性天皇が認められるようなことになれば大逆転。今度は反対の事態が生じる」

 自らが生み育てた悠仁さんから、皇統が連綿と続いていくと考えている紀子さんにとって、穏やかではいられないだろうというのである。

 天皇・皇后が退位した後、今度は雅子妃と紀子妃の「女の戦い」が始まるかもしれないのだ。

 文春の伝説のプロデューサー・酒井政利の連載がおもしろい。今回は宮沢りえで、貴乃花との婚約&破局がメインだが、その前に、宮沢は、ビートたけしに“ホの字”だったといっている。

 なんであんな男がと、私は思うが、女心は分からないものである。りえママの光子が、たけしに「この子と付き合ってよ」と迫ったという。だが、たけしはその話には乗らず、帰ってしまうと、りえは涙顔になったそうだ。

 貴乃花と付き合い出したが、酒井が一緒に食事をしたとき、「どこかままごとのようで、家庭を築くような匂いはまるでない。(中略)結婚に発展するとは思えなかった」そうだ。

 だが、あっという間に婚約発表をしてしまう。だが、これまでもいわれてきたように、破局の理由は、貴乃花の母親が、結婚したら芸能界の仕事を一切辞めてもらうといい、りえも仕事を辞めてお嫁さんになりたいと考えたが、りえママが大反対したからだ。

 宮沢りえが結婚して相撲部屋の女将さんになっていれば、女優としての宮沢は誕生していなかったことになるが、映画や舞台にとって、大きな損失になっていただろう。

 どのみち、2人が結婚生活を続けられたとは思わないが、結果的にはその方がよかったのではないか。

 月曜日の朝は、4時までマスターズを見てしまった。

 11年ぶりのマスターズ優勝を目指すタイガー・ウッズが、最終日の中盤で首位のモリナリに追いつき、そこから緊迫した試合が繰り広げられ、まさに手に汗握るとはこのことであった。

 女性問題、致命的な腰痛、クラブも振れないどん底から這い上がり、昨年秋に1勝を挙げ、奇跡の復活といわれた。

 だが、まさかこんなに早くメジャータイトルを手に入れるとは、予想もしていなかった。

 マスターズの初日、テレビで見るタイガーの表情が、非常に静かなのに気がついた。まさに淡々と、確実に自分のプレーに集中していた。

 自信とは違う、悟りを開いたかのような表情に見えた。もしかすると優勝するのではないか、そう思わせる何かがそこにはあった。

 失敗してもいつものように怒りを表さず、ロングパットを決めても、小さく拳を握るだけだった。

 そのタイガーに怖れを抱いたのか、首位のモリナリが突然崩れた。

 最終18番ホールでは、無理をせず、ボギーで上がればいいと思い定めたかのように、パターが外れても動揺を見せなかった。

 しかし、ウイニングパットを入れた瞬間、喜びを爆発させた。

 天に両手を突き上げ、雄たけびを上げた。

 駆け寄ってきた小さな息子を抱き上げた時、こみ上げるものがあったに違いない。

 まさにこのマスターズは、タイガーのためのマスターズであった。

 ヤンキース戦の行われていたヤンキーススタジアムでは、タイガー勝利の瞬間、ファンが歓声を上げたという。

 見事な、スポーツ史上もっとも偉大な復活劇であった。

 あれほどのスキャンダルを起こしたタイガーを、アメリカのファンは暖かく見守り、勝利を祝福した。我々も見習いたいものである。

 今日寝る前に、もう一度、最終日の試合を見てみようと思う。タイガーおめでとう!

 さて、菅官房長官の評価がうなぎ登りである。

 忖度発言で謝罪はしたが、辞任を嫌がった塚田一郎国交副大臣は今夏の参院選で改選を迎える。

 辞任はしないことを安倍首相も承知していたが、その塚田の首を取ったのは菅だったと、文春が報じている。

 菅は、辞任しないなら公認差し替えも辞さないという構えを取り、押し切ったという。麻生太郎の元秘書だった塚田が、辞任の件を麻生に報告すると、激怒したそうである。

 これまでも安倍を間に、何度も菅と麻生はいがみ合ってきた。だが、麻生の地元の福岡県知事選で麻生が擁立した候補が惨敗したことが象徴するように、このところ麻生の劣勢が顕著になってきたと文春は伝えている。

 一方の菅は、「令和」オジサンとして顔を売り、北海道知事選、大阪、神奈川の知事選でも、自身に近い候補が勝利して、ポスト安倍の有力候補に浮上してきたというのである。

 毎朝のウォーキングと朝晩100回の腹筋を欠かさない。あれだけ反対していた消費税増税を容認するようになってきたのも、安倍にやらせれば次の内閣では上げずに済むと考えたからではないかとささやかれているそうだ。

 たしかに岸田文雄では疑似安倍政権にしかならない。党内に人気がない石破茂が総理の座を目指すのなら、自民党を出て新党をつくるしか手がないだろう。

 暗い、上から目線、言論封殺姿勢が目立つ菅だが、今のところ本命視されるのはわかる。だが、昔から「神輿は軽い方がいい」といわれる。後藤田正晴や野中広務のような一家言ある人間は煙たがられる。この2人ほど強烈な個性があるわけではないが、菅も、今の軽すぎる議員連中にとっては、神輿としてはやや重いのではないだろうか。

 私は、菅の目はないと思うのだが。

 コカイン使用容疑で逮捕されたピエール瀧が、4月4日に保釈金400万円で保釈された。

 瀧は、世田谷に地下1階、地上2階建ての自宅があるが、CMやテレビドラマなどの違約金は、相当な額になるといわれている。

 だが、文春によれば、中目黒に静岡おでんBARを経営しており、経営は順調で、自宅近くに2号店を出す準備をしているそうだ。

 それに「芸能界には薬物での謹慎は一年、という暗黙の了解」(芸能関係者)があるという。勝新太郎、長渕剛、槇原敬之もそうだったから、テレビは無理だが、舞台などで仕事が回ってくるといわれているそうである。

 だが彼は、若いときから薬物に溺れていたから、抜け出すためには強い意志が要求されるはずだ。薬物に甘すぎる芸能界が、その意志を挫くことにならないか。

 先週のFLASHに、久しぶりに乙武洋匡(43)の近況が載っていた。それも20歳下のザギトワ似の美女と同居し、新宿御苑でお花見を楽しんでいたというのだ。

 彼女は日本人の父とチェコの母を持つハーフで、6カ国語が堪能な23歳の女子大生。なんともうらやましい話ではないか。今度は、彼女以外の女性と“浮気”しないようにね。

 さて、カルロス・ゴーン容疑者の4度目の逮捕に対して、大新聞を除いて、大方は批判的なようだ。

 4月9日、弘中惇一郎弁護士らが会見し、その中でゴーンが、「私は無実だ」「事件は日産経営陣による陰謀だ」と訴えるビデオを流した。

 日本が好きだ、日産を愛していると語るゴーンは、長期間の拘留でやややつれたものの、激することなく淡々としていた。

 新潮では、元特捜検事の郷原信郎と公認会計士の細野祐二が対談し、ゴーンの容疑事実について話し合っている。

 ほとんどの容疑について否定し、検察のリーク報道に対しても、メディア側が真偽を確認したうえで報じているとは思われないと批判している。

 だが、そうではあっても、細野は、「僕は無罪について楽観していません。公判では、虚偽記載や特別背任について、『ゴーンさんは裏でこんなことを言ってたんですよ、こうだったんです』って膨大な調書が出るわけですよね。その調書を証拠採用するわけじゃないですか、裁判所は。それだけの膨大な証拠をすべて否定して、『無罪です』というのは裁判所にとって至難の業です」。

 したがって弁護側は、犯意があったか否かで争うのではなく、国民世論に訴え、それをバックにして、争うべきだというのである。今のところ、国内世論も、世界のメディアの論調も、東京地検特捜部はやり過ぎだという声が多いようだが、どうなるのだろう。

 さて、アマゾンのジェフ・ベゾスが不倫の代償として、妻のマッケンジーに4兆円の慰謝料を払ったことが話題である。

 4兆円というのがどのぐらいのものか、貧乏人である私など想像もつかない。

 現代は、このことについて報じている。

「もちろん、マッケンジーからすれば、当然の権利だという気持ちもあるかもしれない。プリンストン大学を好成績で卒業後、’92年にニューヨークのヘッジファンドに入社したマッケンジーは、そこでジェフ・ベゾスと出会う。
交際3ヶ月で婚約すると、翌年には結婚した。アマゾンが創業する’94年には夫婦でシアトルに移り住む。
マッケンジーは会計士として会社を支え、書籍の発送作業の手伝いさえ行っていた」(現代)

 糟糠の妻ということになるのか? たしかにこの頃は、アマゾンがどうなるかはわからなかった。

「創業期には、どこの馬の骨ともわからない会社であったことは事実だ。そこから二人三脚で会社を伸ばしていったのだ」(同)

 だがマッケンジーには別の顔があるという。

「マッケンジーは、小説家としての顔も持つ。カズオ・イシグロや村上春樹と同じエージェントと契約し、米国の一流出版社から何冊もの小説を出版し、評論家からは高い評価を受けている」(同)

 これだけの慰謝料を払ったからといって、ベゾスがその力を減じることはないという。

 それは、低賃金と租税回避というやり方でやっているからだ。

「富はベゾスに集中していきます。15兆円近い個人資産を蓄えながら、世界中のアマゾンの現場労働者の多くは低賃金労働に苦しんでいます。米国では時給12ドル程度だったのが、なんとか15ドルまで上がった。
しかし日本のアマゾンでは、物流倉庫で働く労働者の時給はいまだに1000円程度。過酷な労働環境で激しいプレッシャーの中で働いているのです」(横田増生)

 また横田はこう語る。

「たとえば米アマゾン本社のレポートによれば、日本での売上高は、’14年に約8700億円のはずが、同期のアマゾンの日本法人の決算公告を見ると売上高は約900億円。課された法人税は11億円だけだったのです。
米国で納税してるという理屈ですが、世界各地のタックスヘイブン(租税回避地)に子会社を置き、そこで巧みに租税回避をしているのです」

 そういえば、アマゾンがプライム会員の料金を値上げするそうだ。慰謝料をそれで取り返そうというのか。

 さて、ミッチーブームの再来である。退位の日が近付いているからではあるが、美智子皇后の写真を目にすることが多い。

 文春では、朝日新聞記者が、美智子さんの「ご成婚を決断した日」の回顧を綴り、新潮では、秋篠宮家の結婚問題について、美智子さんの気持ちを忖度する特集を組んでいる。

 文春では、当時27歳だった佐伯晋(88)元朝日記者が、正田家の両親に見込まれ、1985年、24日後に「世紀の婚約発表」を控えた11月3日に、美智子さん本人から聞いた皇太子への思いをこう記している。

 場所は、箱根・富士屋ホテルのロビーの片隅。意を決したように美智子さんはこう話し始めた。

「こんなことを言っていいかどうかと思いますが、ひとつだけ分かっておいていただきたいの……。もし、私がどんな方とご一緒になることになっても、それはその方自身が、地位とか身分一切を別にして、本当に私の結婚の理想に当てはまる方だからということです。私はこれまで私なりに結婚の理想や、理想の男性像というものを持ってきました。その理想を他の条件に目がくれて曲げたのでは決してない……」

 最初に宮内庁から話があった時、正田家は辞退している。その後も、父親や兄は強く反対していたという。平民の娘が皇室に嫁ぐ。苦労が目に見えていたからであろう。

 だが、最後に美智子さん自身が決断し、皇太子との結婚を受け入れたのである。

 数々の非常識な暴言を吐き顰蹙を買っていた桜田義孝五輪相がようやく更迭された。やはり忖度発言で国交副大臣を更迭された塚田一郎参院議員らを見ていると、腹が立つより、情けなくて涙が出てくる。

 政治家になるからバカになるのではない。バカが政治家になるのだ、つくづくそう思う。

 桜田はこれまで何度も週刊誌で取り上げられたが、今週は新潮が、塚田の実母について報じている。

 彼女は常喜(とき・88)といい、東京でバーなどに勤め、その後、故郷の新潟でバーやクラブを9軒も経営していたという。その頃、新潟県知事に当選した塚田十一郎と不倫関係になり、生まれたのが一郎だそうだ。

 塚田の先妻が亡くなると正妻になったが、亭主が金銭スキャンダルで辞任し、その後参議院議員になるが、74年に落選。その間に常喜の水商売のほうも傾き、夫婦が抱えた借金は20億円にも膨らんだといわれたそうである。

 それ以後、カネに困った常喜は、誰彼かまわず借金をするようになり、被害総額は1億円を超えるのではないかと、被害者の一人が話している。

 知り合いからカネを借り続けても「被害者には忖度しない」し、息子の一郎も母親の借金の尻拭いをせず、「厄介者として他人の間をたらい回しにし、最後は施設に捨てるように閉じ込めてしまう」(母親をよく知る新潟県長岡市の会社経営者)というのである。

 自身のHPには「暖かさ溢れる社会の実現を」と謳っているそうだが、被害者の一人が、「実母の不始末さえ処理できない人に、政治家を名乗る資格があるのでしょうか」と憤っている。政治家である前に人間として失格である。

 次はLIXILの話。ここでは、昨秋に、瀬戸欣哉CEO(当時)の退任が突如発表されて以降、内紛が続いていると、文春が報じている。

「この退任を巡っては、過程を疑問視する声が方々から上がり、弁護士らによる調査委員会が作られた。3月下旬には、英米の機関投資家4社が共同で、後を継いだ潮田CEOの解任を目的とする臨時株主総会を求める書面を送っている。さらに4月5日には、瀬戸前CEOが緊急記者会見を行い、『自分が戻ることで、この会社を正しい道に導くことができる』と、6月の株主総会で、自身を含む8人を取締役にするよう株主提案をすることを発表するなど、波紋が広がり続けている」(文春デジタルより)

 潮田CEOというのは、旧トステムを創業した健次郎の長男で、東大経済学部を卒業後、シカゴ大学院でMBAを取得したそうだ。

 だが、文春によれば、人を見る目がないそうである。それに、潮田CEOが全社員に送ったメールの草稿に、激しく瀬戸を非難する文言があったので、修正を進言した広報部のAに対して、「(社員としての)分をわきまえなさい。何様か」「(人事担当役員に)身の振り方を相談しなさい」という苛烈なメールを送ったというのである。

 パワハラやコンプライアンスに詳しい弁護士によると、このようなメールをトップが一社員に送ると、パワハラに該当する可能性が高いそうだ。

 潮田CEOは、創業家出身とはいえ、持ち株比率は約3%しかないという。英米の機関投資家4社が、潮田の解任を目的とする臨時株主総会を求める書面を出しているそうだから、この勝負、先は見えたようだが。

 私は、東京ハートセンター(東京・品川区)という病院は知らないが、心臓外科の第一人者といわれた故・榊原什東京女子医大教授の愛弟子の遠藤真弘理事長が、2005年に開設した病院で、有名人たちがかかりつけにしているセレブ御用達の病院らしい。

 この人気病院が、経営危機にあると新潮が報じている。医療会社に対しての支払いが滞り、今年3月からは、医師や看護師など全従業員への給料がストップしてしまったというのである。

 これほどセレブ達が集う病院が傾いたのはなぜか? 遠藤理事長の15歳年下の妻(62)のブランド好きのためだというのである。

 病院経営の素人なのに、経理を一手に握り、不明朗な支出を続けてきたそうだ。それが発覚したのは、グループ病院の「さいたま記念病院」の財務内容が調査されたことからだという。

 この病院は、ハートセンターが小学館の子会社とタッグを組み買収したそうだ。理事として名を連ねている小学館の子会社の人間が調査を始めると、夫人が別の銀行口座を勝手につくって、病院の資金を私的に流用していたのが判明したというのだ。

 新潮によると、病院経営というのは、利益率は3%程度で、思われているほど儲かるものではないそうだ。

 病院の中では、遠藤夫妻を排除し、経営を立て直す動きが出てきているようだが、患者たちに影響は出ないのか、心配である。

 ところで、先週の金曜日に、目白の椿山荘で「週刊現代60周年感謝の会」が開かれた。

 歴代の編集長も来てくれというので、出かけていったが、会場はさながら、私の頃の週刊現代の同窓会のようであった。

 久しぶりに会った野間社長も元気で、「何かと大変ですね」というと、「そうなんですよ」といいながらも、楽しそうだった。

 講談社は、昨年度は20億円程の利益を出しているからか、週現の鈴木編集長を始め、編集部員も明るかった。

 何かひと言いえといわれたので、壇上で、「相続特集が受けているのはいいが、どうも最近の週刊誌は全体に視野狭窄気味だ。世の中にはもっと面白い、もっと楽しいことがいっぱいあるのに、週刊誌にはそうした記事が載っていない」といった。

 もっと辛辣なことをいわれるのかと思ってましたと、現代の連中はほっとした顔をしていた。

 俺だって、現代OBだから、心では応援しているのだ。そういっておいた。でも、招いておいて5000円も取るなんて、ひどいじゃないか。

 4時からで、すきっ腹だったから、少し酔いが回ったので、オフィスに戻り、少し寝て、原稿を書いた。70周年は、出席できるだろうか。

 さすが新潮というべきである。4月4日に報じられた、「娘乱暴 父に無罪判決」という見出しに、驚いたのは私だけではないだろう。

 だが、このことを取り上げたメディアはほとんどない。

 名古屋地裁支部の鵜飼祐充裁判長は「抵抗不能ではない」と、19歳の娘を無理やり犯した父親に無罪をいい渡したというのである。

 新潮によれば、ここは6人家族で、被害者は長女で、弟が3人いるという。彼女は小学生の頃から父親に殴られたり蹴られたりしていたが、中学2年になったころから頻繁に胸などを触りだし、その挙句に、性交を始めるようになったというのだ。

 高校を卒業するまでは週に1、2回、専門学校に通い始めると週に3、4回に増えていった。

 彼女も抵抗したり、弟と一緒に寝るなどしたが、すきを見て彼女を襲い、殴る蹴るの暴行を働き、犯し続けたという。

 母親は、見ているだけで何もしなかったそうだ。呆れ果てる鬼畜顔負けの親だが、彼女は、警察に訴えて、大黒柱の父親が逮捕されたら一家が生活できなくなるなどと考え、外に助けを求めることができなかったという。

 ようやく父親を訴え、「準強制性交等罪」で起訴されるのだが、裁判官は、中学2年の時から性的虐待を受け続けてきたのに、罪に問われた2年前の事件では、自分から服を脱いだことや周囲から父親の車に乗るなと助言されていたのに、乗ってホテルに連れていかれたことなどから、「抵抗しようと思えばできたのではないか」として無罪判決を出したのである。

 自分の娘を強姦することはまごうことなき犯罪である。服を脱ごうが、ホテルへ行こうが、そんなことは些末なことである。

 この判決を見て、オレも娘とSEXしてみようかと考えるバカな親が出て来たら、鵜飼裁判長はどう責任を取るのか。最近で一番腹の立つ事件である。

 次はフライデーから。すしざんまいという寿司チェーンがある。ここは正月の初セリの時だけ有名になる。そこの木村清(66)という社長が、マグロをバカ高い値段で競り落とすからである。

 そこに入社して、研修を受けた女子社員が、上司から悪質なセクハラを受けていたと告発している。

 新入社員の研修を担当していたSという課長から、胸を鷲掴みにされたり、後ろから抱きつかれ、ウエストラインや胸を撫でられたり、膝の上に座れと命令されたというのである。

 この女性、目は隠してあるが、ふくよかで、ふるいつきたくなる美人というわけではないようだ。そのためか、Sは、「チビ」「デブ」と侮辱したともいうのである。

 寿司職人になりたいという夢を叶えるために入社した彼女だが、出社しようとすると頭痛や吐き気がするようになり、病院で「適応障害」と診断され、退社せざるを得なくなってしまった。

 彼女は弁護士と相談し、会社に抗議すると、「慰謝料として50万円を支払う」という回答が届いただけで、謝罪の言葉はなかったそうだ。

 フライデーが木村社長を直撃すると、「突然おかしいだろ! 広報を通せ!」と激昂した。そのときの写真が掲載されているが、ヤクザみたいにおっかない。これがこの人の地なのだろう。

 こんな人間が上にいる寿司屋で寿司は喰いたくないな。そう思わせただけでも、女子社員の告発は大きな意味があったというべきであろう。

 さて今週の第1位は、ポストの記事である。ポストは時々だが、面白いスクープをやる。

 今週は、田原総一朗の司会で長く続いているテレビ朝日の『朝まで生テレビ!』で、MCを務めている看板女性アナのスキャンダルである。

 村上祐子(40)で、アナウンス部から異動して現在は政治部の敏腕記者である。

 村上は、06年に同じ局の8歳年上のアナウンサーN(48)と結婚して、仲睦まじく暮らしていると見られていたという。

 テレ朝は、報道ができる女性アナが次々に退社していき、彼女には「報道の顔」になってほしいという期待があるそうだ。

 だが、東大法学部出身で弁護士資格を持つNは、アナウンス部から法務部へ異動している。

 その後、村上も政治部へ異動したことで、夫婦の間にすきま風が吹いてしまったのかもしれない。

 4月初旬の青山霊園を、仲睦まじく桜を愛でながら歩むカップルがいた。女性は村上だが、男性はNではなかった。

 男性はNHK政治部で野党番を務めるA記者で、政治ニュースにもたびたび登場するそうだ。村上より10歳近く年下だという。

 夜になって、買い物袋を抱えた2人は、Aの住んでいる「超高級マンション」へ入っていったそうである。

 翌朝、Aは国会へ、村上もマンションから出てきた。

 テレ朝関係者がいうには、政治部に異動して間もなく、村上は別居して、Aと同居しているというが、離婚したという話は聞いていないという。

 2人はポストの取材に、プライベートのことなので答えられないとしている。次回の『朝生』は、不倫と政治についてというテーマでやったらいい。

 もはやいい大人だから、お咎めはないのだろうが、けじめはハッキリつけたほうがいいな、村上さん。
(文中敬称略)

【巻末付録】

 ポストから。「全裸ナース&メガネ美人60人-ヘアヌード乱れ咲き」。看護婦にメガネが多いのは事実なのだろう。患者にとっては天使のように見えるものだ。

「平成最後の愛人・和久井雅子-<ラスト>グラビアインタビュー」「春のパイ祭り/Gカップ乳ヒロイン3人娘」。パイの実物大「春のパイ祭り/恋するおっぱい、それが恋乳-筧ジュン衝撃AVデビュー」

 現代は「あの女優ヌードを憶えていますか-『GORO』『平凡パンチ』『スコラ』アン=マーグレット、デヴィ夫人、ブリジット・バルドー」。懐かしいね。

 これも懐かしい「麻生祐未、美のこころ-ページをめくるたび、その美しさの虜になる」。なかなかいいじゃないか。熟女になってもまだまだ魅せる。

「川島海荷、約2年半、日本テレビ『ZIP!』のMCを務めた25歳」。袋とじは「ベストセラー『妻のトリセツ』に学ぶ-人妻のトリセツ<取扱説明書>」

 合併号のわりには、さほど力が入っていないが、現代の方が、やや優勢というところか。
(文=元木昌彦)

佳子さまのHIPHOPダンスは「皇族にふさわしくない」? 母・紀子さまのイライラ募る……

今週の注目記事・第1位
「安倍政権VS.平成皇室『令和』暗闘ドキュメント」(「週刊文春」4/11号)
「新元号報じられない20の謎」(「週刊新潮」4/11号)

同・第2位
「飯田HD<婿社長>『二人の愛人』写真」(「週刊文春」4/11号)

同・第3位
「長谷工(建設現場所長)が新築マンションに盗撮カメラを設置していた」(「フライデー」4/19号)

同・第4位
「漫画『コブラ』巨匠が逃れられない在宅ケアの性-要介護4でも一夫多妻生活」(「週刊新潮」4/11号)

同・第5位
「佳子さま紀子さま、ダンスで「母娘断絶」」(「週刊文春」4/11号)

同・第6位
「日産自動車『社外取締役』『指名委員会』ちゃんちゃらおかしい」(「週刊現代」4/20号)

同・第7位
「強姦新人社員を生んだ住友商事リクルーター制度」(「フライデー」4/19号)

同・第8位
「星稜林監督が小誌に怒りの激白『習志野は20回サインを盗んだ』」(「週刊文春」4/11号)
「『星稜VS.習志野』サイン盗みに蓋をする粉飾『高野連』」(「週刊新潮」4/11号)

同・第9位
「ウォール街を動揺させる逆イールドの不吉度」(「ニューズウイーク日本版」4/9号)

同・第10位
「『菅義偉内閣』の“閣僚名簿”が出回っている!」(「週刊ポスト」4/19号)

同・第11位
「『雅子皇后シフト』を急ぐ宮内庁「オク」の内幕」(「週刊ポスト」4/19号)

同・第12位
「88歳イーストウッドのバランス感覚」(「AERA」4/15号)

同・第13位
「簡単な手続きで『戻ってくる』『もらえる』お金」(「週刊現代」4/20号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 早速いこう。現代とポストの差は、今週の巻頭特集を見れば明らかだ。

 ポストは、「税理士も社労士もプロはみんな『年金繰り上げ』が常識」。年金は繰り上げてもらえという主張は以前からやっている。ミミタコというのはこのことだろう。

 まだ現代の、4月から始まった新制度で「戻ってくる」「もらえる」お金の特集の方が、ちょっと読んでみようかなという気にさせる。

 だが、現代のほうも、リフォームしたら最大30万円相当の「次世代住宅ポイント制度」が6月から始まる。耐震リフォームすると費用の10%、最大25万円を所得から控除される。家を新築する、リフォームすると最大35万ポイントをもらえて、健康関連商品などに交換できる。

 長年使っていない空き家を解体したいときは、費用の一部を自治体が負担してくれるなど、これまで何度もやってきた繰り返しである。

 だが、こういうものは相続問題と同じで、今週の記事を切ってスクラップしておけば、何かの時に役に立つかもしれない。

 何度もいうが、私の家は築50年を超え、震度5強の地震にも耐えられないかもしれない。

 解体して、どこかへ引っ越そうと思うが、その費用がない。どこぞで、この費用の半額でも出してくれるところはないものか。

 こうした悩みを抱えているのは、私だけではないはずだ。現代さん、お願い!

 クリント・イーストウッドの最新作『運び屋』を少し前に見た。麻薬カルテルの連中から預かったブツをおんぼろトラックで届ける90歳の老人を演じている。

 実年齢は88歳だから、映画の主人公と似通った年だが、実物は未だにカッコよく、背筋がピンとしている。

 だが、主人公のアールは、かなりくたびれていて、歩き方もぎこちない。これを演技力というのだろう。

 コミカルで笑わせるのだが、10年前の『グラン・トリノ』のような、弱者をいたぶる卑劣な若者への怒りというものは、強烈には出てこない。

 AERAによれば、イーストウッドの演じている老人は、トランプ大統領を支持している「忘れられた人々」を描くものでもあるという。

 そういわれれば、そうと思えないことはないが、映画を見る限り、そうした人々を彼がどう思っているのか、明確には伝わって来ない。

 イーストウッドには、高倉健でできなかった、老いたマフィアの一匹狼が追い詰められて、最後の戦に出て、壮絶な死を遂げるような映画を撮ってもらいたいと思うのだが。

 さて、平成もあとわずかになってきた。皇太子が令和天皇になる日が刻々と近づいて来ているが、メディアが心配しているのは、雅子新皇后の体調である。

 そうしたことを含めて、雅子妃が皇后になる時のために、日常のお世話をする「オク」といわれる侍従長を誰にするかで、いろいろな憶測が飛び交っていると、ポストが報じている。

 現在の東宮大夫として仕えている小野田展丈氏がそのまま昇格するといわれているが、彼は現在71歳だから、11月の大嘗祭などの即位に伴う儀式が一段落したところで、退任になるのではと見ている。

 その後任としてささやかれているのが、佐々江賢一郎元駐米大使だという。彼は雅子妃が外務省に勤務している時の直属の上司で、雅子さんが皇太子妃に内定した時、「重要な力が剥ぎ取られる思い」といって、彼女がいなくなるのを惜しんだ人でもある。

 彼を据えることで、雅子皇后には、得意の語学力を生かして、皇室外交の主役を務めてもらおうという狙いがあるというのである。

 どちらにしても、雅子妃にかつてのような生き生きとした表情が戻ることを祈りたい。

 同じポストから。新しい元号を発表した菅官房長官に、次の総理という期待が増しているというのだ。

 ポストによれば、令和という元号を発表する時には、冷静に見える菅でも、かなり緊張したという。

 だが、安倍の記者会見よりもはるかに存在力を見せつけた菅は、連休明けにも訪米し、アメリカ政府の要人たちとも会う予定だといわれているそうである。

 菅の弱点は、アメリカを含めた要人とのパイプがないことだったが、この訪米を機に、そちらへも力を入れていくという。

 現在、菅を囲むグループには「韋駄天の会」と「ガネーシャの会」というのがあり、その勢力はかなりの数に上るそうである。

 では、菅政権が実現すれば、誰が次のリーダーになるのだろう。ポストによれば、河野太郎と小泉進次郎だという。

 また女性議員の中では、小渕優子元経済産業大臣を菅は買っているそうだ。また、元維新の会の橋下徹を民間人として閣僚に起用するともいわれているという。

 暗い、上から目線、話下手の菅官房長官が、ポスト安倍の総理になれば、日本中がさらに暗くなることだけは間違いないと思うのだが。

 ニューズウイーク日本版に気になる記事がある。

 アメリカの国債市場で11年ぶりに「逆イールド現象」が起きたというのだ。このニュースはアメリカの金融業界を大きく動揺させているそうである。

 逆イールド現象というのは、長期金利が短期金利を下回ることだという。なぜこれが注目されているのか? 1955年以降、アメリカの景気後退のほとんどは、逆イールド現象が発生した後から起きているというのである。

 サンフランシスコ連銀によると、過去60年で、この現象が起きて2年以内に景気後退局面に入らなかったのは、たった1度しかないそうだ。

 だが、この関係を指摘した教授がいうには、この現象が3カ月以上続いたときに、初めて景気後退のシグナルになるので、まだパニックになることはないというが、不気味な予兆ではある。

 さて、たいして盛り上がらなかった春の甲子園大会だが、東邦(愛知)が習志野(千葉)を6-0で下して大会最多、5度目の優勝を果たした。

 それも平成元年(1989年)の61回大会以来30年ぶりで、東邦は平成最初と最後の優勝校となったのである。

 だが、別の意味で、習志野高校は注目を集めていた。新潮によれば、べスト8をかけて習志野は、強豪星稜と対戦して3-1で勝利を収めた。

 しかし星稜の林監督が、「習志野がサインを盗んでいる。証拠があると激怒した」と、翌日のスポーツ紙が報じたのだ。

 問題になったのは4回表の習志野の攻撃の時だった。1死2塁で、星稜の捕手が球審に、2塁ランナーの動きがおかしいと指摘した。

 その後、同点に追いつかれ、なおも2死満塁の場面で、今度は星稜の林監督が「セカンドランナー!!」と声を荒げた。

 これを受けて審判4人が協議したが、2塁ランナーに「紛らわしい動きはしないように」と注意するだけで試合を続行したのである。

 怒りを抑えきれない林監督は、試合後に習志野の小林監督に猛抗議したという。

 私も高校時代に甲子園を目指した人間の一人だが、サインを盗むというのは、それほど悪いことなのだろうか。

 たしかに、走者やベースコーチが、捕手のサインを見て打者にコースを教えることは、現在は禁止されている。

 だが、昔はプロ野球でも、外野席から捕手のサインを盗み見て、ベンチに教えているという疑惑が何度も指摘されたことがあった。だがこれも野球の楽しみの一つだし、サインがわかったから必ず打てるとは限らない。

 新潮のいうように、高校野球が商業主義に走り過ぎる現在、高校生たちを虐待していると批判される過密スケジュールや、炎天下の試合などを再考するほうが先である。

 ところで、就活中の女子学生に、入社させると持ち掛けて、SEXを強要するケースが相次いでいる。

 どうしても入社したいという学生の気持ちを利用して、欲望を果たそうという輩が多くいて、そのうちのごく僅かなケースが事件になったり、社内で問題になったりするだけであろう。

 今度のケースは、住友商事の三好琢也容疑者(24)。慶應大学を出て入社したばかりの社員である。

 ここはどんな新人教育をやっているのか。三好は、3月1日にOB訪問のために上京したA子さんと、同僚の3人で居酒屋に行き、一気飲みさせ、泊まっているホテルに送って行き、カードキーを盗み、部屋に入って彼女を強姦したという。

 おそらく、「自分はリクルーターで、面接用の評価マニュアルを持っている」などと持ち掛け、信用させたのだろう。

 こうしたことが多発するのは、「OB訪問アプリ」などを使って、見ず知らずの人間に会うからである。

 それまでのOB訪問は、学校の教授や、知り合いを頼ってOBに会うため、OBのほうも下手なことをすればまずいという意識が働くはずだ。

 だが今は、出会い系サイトのようなものだから、あわよくばと思っている人間にとっては、おいしいカモが来たと考え、何とかものにしようと企む輩がいるのは間違いない。

 この三好も、大学時代から女に手が早く、自分でツイッターに「性獣、三好」と書くぐらい、性欲丸出しの男だったと、大学の先輩が語っている。

 だが、女子学生の方にも落ち度がある。いくら入社したいからといって、誘われて酒を呑まされ、カードを盗まれたのを気づかないほど泥酔するのは、酷なようだが自覚が足りないといわざるを得ない。

 渡る世間は鬼ばかり。これが社会の常識である。必要以上に怯えることはないが、初対面でやたらなれなれしくする男は、下心があると用心するに越したことはない。

 先週の金曜日に神戸で取材があったので、終わってから京都に行って泊まり、翌日、桜を見に嵐山へ行ってみた。

 まださくらは8分咲きだが、渡月橋の周辺は見事な桜が競い合い、春爛漫とはこういうことをいうのだと、見とれた。

 だが、桜の数より多いのは、中国人を含めた観光客である。渡月橋はさながら満員電車のようだった。

 京都にはそこここに着物のレンタルがあり、派手なピンク色の着物を着た女性たちが、大股で歩いている。

 その手には、アイスや饅頭、トウモロコシが握られ、食べ終わればどこへでも投げ捨てていく。

 私も京都には何度も来ているが、これほどの人間を見るのは初めてである。だが意外なことに、そば屋や和食の店などは、思ったほど混んでいない。

 少し前までは、爆買いなどといわれたが、今来ている中国人は、その頃とは様変わりしているのだろう。

 タクシーの運転手に、「観光客が多くて、忙しくてしょうがないのでは」というと、「それよりも混雑していて、目的地に着くのに時間がかかって、儲かりません」というのだ。

 夜の高瀬川は桜の名所だが、夜中になってもすごい人で、ゆっくり散策などしていられない。

 観光立国などと囃し立て、受け入れ態勢もないまま、中国や東南アジアからツアーの観光客を招いても、迷惑するのは地元の人間と、われわれのような京都の風情を楽しみたい人間である。

 調べてみたらいい。外国人観光客が増えて、市内の飲食店の売り上げがどれぐらい伸びたのかを。

 桜や、枯山水の庭を巡る楽しみがなくなれば、国内の観光客は減っていくに違いない。

 何とかのグルメという番組で取り上げられた店が、放映直後は満員になるが、しばらくたつと、そうした連中もいなくなり常連客も来なくなる。中には潰れてしまうところもあるそうだ。

 来てはいけないというわけにはいかないが、何らかの策を講じないと、「そうだ京都へ行こう」とならなくなる。

 それに、観光寺のあくどさだ。仁和寺へ行ってみた。そこは3種類のチケットを売っていて、桜だけ、寺の中に入れる、館内にある宝物殿に入れるとに分かれている。

 私は、御室桜にしか興味がないので、桜だけを見られる券だけ買ったが、何のことはない、今年はほとんどまだ蕾で、一本しか咲いていなかった。

 それなら、まだ桜には早いですよといってくれればいいのにと、腹が立ってすぐに引き上げた。

 今度来るときは、真冬の京都にしよう。そう思いながら新幹線に乗って帰ってきた。

 東京の中野の桜並木は、今が盛りであった。

 現代は、社外取締役や指名委員会など、日産が外部の人間を入れて、ゴーンのような人間を出さないようにしようといっているが、ちゃんちゃらおかしいと書いている。

 日産の社外取締役は3人だが、元カーレーサーの井原慶子、今一人は元経産省の豊田正和、今一人がルノー出身のドゥザンだそうである。

 これでは、社内で何が起きているのか、どういう問題があるのかなど、分かるはずはない。

 単なるアリバイ作りといわれても仕方あるまい。

 先日、丹羽宇一郎元伊藤忠会長、元中国大使と会い、話を聞いた。彼も、いくつもの社外取締役をやったが、とても他人様の会社のことなどわからないし、こういうものはやめた方がいいといっていた。

 日産も、ゴーン体制でヌクヌク生きてきた連中が偉くなり、そうした人間は、ゴーンがどんなことをやっているのか知っていたはずなのに、何もいえなかった。

 ましてや社外の人間が口を出せることなどない。

 丹羽さんは、トップに立つ人間は「会計」の勉強をするべきだという。社を運営していくのも、社のどこかがおかしくなっているのかも、会計がわかれば見えてくる。

 今のトップたちは、会計がわからない人間が多すぎる。たしかにそうだと思う。

 そのカルロス・ゴーン日産自動車前会長が4月4日朝、会社法違反(特別背任)容疑で東京地検特捜部に再逮捕された。「中東オマーンの日産販売代理店に送金した約5億6300万円の日産資金を自らに還流させて、日産に損害を与えた疑い」だと朝日新聞DIGITAL(4月4日16時30分)が伝えている。

 逮捕の直前、ゴーンは「私は無実」だが、「私は90%の確率でこれから逮捕されるだろう」と、仏民放ニュース局LCIのインタビューに答え、「自身が『外国で恐ろしい状況に巻き込まれている』、『仏市民としての私の権利が擁護されるよう、仏政府に訴えたい』」(朝日新聞DIGITAL4月4日19時05分より)と語ったという。

 何やら、東京地検特捜部とゴーン側の「面子合戦」の様相を呈してきたようだ。

 お次は「佳子の乱」である。今週の文春は、ダンス練習に打ち込みHIPHOPダンスが得意な佳子さんに、そうしたダンスは皇族にふさわしくないという考えを持っている母親・紀子さんが強く反対して、以来、眞子さんの結婚問題もあり、「母娘断絶状態」だそうである。

 母親の意に背く姉妹、そのイライラを出入りの人間たちにぶつける紀子さんの間で、苦悩しているのが秋篠宮さんという構図になる。これからどうなるのか予断は許さないようである。

 次は新潮から。私は『コブラ』という漫画を読んだことはないが、週刊ジャンプで1978年から84年まで連載され、全世界での発行部数は5000万部を超えるというから、凄い。

 それを書いたのは手塚治虫のアシスタントをしていた寺沢武一(64)だが、98年に人間ドックで悪性脳腫瘍が見つかり、手術の後遺症で左半身が麻痺して、現在は車椅子生活を余儀なくされているそうだ。

 まだ若いのに可哀想だと思うが、この御仁、性的欲求は半端ではないようなのだ。

 寺沢からアシスタントをしてくれと頼まれた葵正美(仮名)の話によると、漫画を描くどころではなく、失禁した体の世話や食事の世話などで、忙殺されたという。

 それだけではない。週に何回か愛人が訪ねてきて、彼女が来るから部屋に入るなといわれ、SEXの後の処理までやらされるようになったというのだ。

 彼女が来ないときには、テンガという自慰のための器具を使って行為に及ぶのだが、その器具を開封するのも彼女の役目だったそうだ。

 介護のために体を密着させると、彼女のズボンに手を入れ性器に触ろうとする。陰部を洗浄した後は、毎回舐めてくれといってくるそうだ。

 これ以上は書くに忍びない。アシスタントの仕事などほとんどなく、まるでセックスボランティアのようなものである。

 介護ジャーナリストの小山朝子は「高齢になると前頭葉が老化して、性欲が制御しにくくなることもある」という。老人ホームなどで、看護士や隣の部屋の女性に襲い掛かる高齢者も珍しくはないらしい。私もそうなったら、どうしたらいいのだろう。考えるだけで憂鬱になる。

 フライデーから。長谷工といえば分譲マンション建設最大手だが、フライデーによると、ここが建設中だった神奈川県川崎市内に建設していたマンション「アクアブリーズ川崎」で、盗撮事件が起きていたというのである。

 30代の女性作業員が共用トイレを使った時、周囲をベニヤ板で囲い、テープで貼ってあるが、そのテープにドリルで開けたような穴が等間隔で並んでいたのに目が止まった。

 そこでテープを剥がすと、縦横2cmほどの小型のカメラが出てきたというのである。カメラは稼働中だった。

 彼女は、所長にいいに行くと、預かっておく、処分するといい、持って行ってしまったのだ。

 彼女はSDカードを預かっていたので、見てみると、他の女性3人も盗撮されていた。

 所長にカメラを返して欲しいというと、捨てたと言い張るので、警察を呼んだそうだ。

 その後、所長は警察に自首したが、おかしいのは長谷工側のその後の処理である。

 所長は諭旨解雇にしたが、女性たちには、動画は削除したから、世の中にいわないでくれと、公表せず、隠蔽してしまったというのである。

 フライデーに対して長谷工側は、事実関係は認めたが、詳細については回答しなかったという。

 件の女性は、精神的ショックで体調を壊しているそうだ。

 長谷工さん、これはダメでしょう。

 ところで、男はいくつになっても女を追いかけるものだが、この人は、その中でも特別かもしれない。

「飯田グループホールディングス」は、売上高約1.3兆円を誇り、不動産業界第2位の大企業である。

 少し前に、ここの森和彦会長と歌手の華原朋美の「親密デート」がフライデーに報じられたが、今度は西河洋一代表取締役社長(55)が愛人2人と一緒に、西河の奥さんから、夫と2人の愛人によって著しい精神的苦痛を被ったとして、1億1000万円の損害賠償請求訴訟を起こされていると、文春が報じているのである。

 飯田HDの創業者は、飯田一男だが、彼が亡くなったため、彼の次女と結婚した西河が社長に就任したのだ。

 妻の父親の会社を引き継いだのだから、彼女に頭が上がらないのではないかと思うが、そうではないようだ。

 銀座の高級クラブの女性や別の女性と、熱海の別荘やラブホテルで、逢瀬を楽しいでいたという。

 だが、そのことは妻の知るところとなり、夫婦仲が冷え込んでしまった。妻は別居し、離婚を決意したそうである。

 文春の直撃に、西河社長は、「別邸等において、アトピーの治療用のクリームを女性たちに塗ってもらっていただけであり、女性たちとの間で不貞行為には及んでない」という何ともはやの回答を寄せ、妻も「支離滅裂」だと漏らしたそうだ。

 今年の株主総会では、森和彦会長ともども、相当厳しく責任を追及されるのではないか。こういうのを身から出た錆という。

 今週の第1位は、新元号「令和」にまつわる動きを追った新潮と文春の記事。

 令和の出典は漢書からではなく国書・万葉集から選んだという。

 安倍首相は、菅だけに美味し所を取られてたまるかと、首相会見を開き、SMAPの『世界に一つだけの花』まで出して延々と令和の由来を語った。その後もテレビを渡り歩き、この機会を自分の功績をアピールする場にしてしまったのである。

 安倍は、この元号には「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ、という意味が込められている」と話しているが、この2字のどこからそんなことが読み取れるのだろうか。

 同じ名前をつけている人は多いそうだ。新潮で、杉並区に住む山岸令和(72)さんの読み方は「のりかず」。軍人だった父親が易者につけてもらったそうで、「私の名前には“命令に従って和をもたらす”という意味が込められています」といっている。

「令」という漢字は、ネットの「漢字/漢和/語源辞典」によると、

「成り立ち 会意文字です(亼+卩)。『頭上に頂く冠の象形』と『ひざまずく人』の象形から、人がひざまずいて神意を聞く事を意味し、そこから、『命ずる・いいつける』を意味する『令』という漢字が成り立ちました」

 安倍の「安」を入れ込むのではないかという憶測があったが、さすがにそれはまずいと考えたのだろう。外国メディアの一部からは、「右傾化」の象徴だという報道もある。

 厳密には、漢書の中にこの言葉があるというから、純粋な国書からではないようだが、関係が冷え切っている中国に、今回の安倍首相の国粋主義的なやり方が、攻撃材料を与えることにはならないか。

 平成は、内外が安定して天地共に平和になるという意味があった。令和という文字からは、政治家や官僚たちが、われわれ民を跪かせ、平和は与えられるものではなく、銃をもって奪い取るものだと命じる姿が浮かぶ。杞憂に終わればいいのだが。

 新潮によれば、竹下内閣が「平成」と改元した後、消費税導入とリクルート事件で退陣に追い込まれた。昭和に改元した時は若槻礼次郎首相だったが、大蔵大臣の失言がきっかけで昭和恐慌が起き、内閣は総辞職に追い込まれている。

 大正の時も、西園寺公望内閣は、制定5カ月後に崩壊している。今回も5カ月後には消費税増税が待っている。公明党は早くから消費税はやるべきだという態度を表明しているから、「消費税増税を延期する」ことを大義に、参院選とのダブル選挙は甚だやりにくくなったはずだ。

 その安倍が、最後の思いを込めたのが、この元号選びではなかったのか。

 これほど中国離れを意識した安倍首相だが、この元号は中国ではどう受け止められたのだろう。

 文春オンライン(4月4日)で安田峰俊氏がこう書いている。

「今回、特に中国のメディアで注目されたのが、令和の元号が『脱中国化』のメッセージを持っているか否かという話題だった。人民日報傘下の大手紙『環球時報』が、元号の発表直後に『脱中国化』をいったん報じてから、『万葉集』の詩歌にも中国古典の影響が見られることや、令和の典拠が『万葉集』内の漢文で書かれた個所だったことを指摘して『中国の痕跡を消し去ることはできなかった』と見出しを修正して記事を差し替えたのが代表的だ」

 やはり漢字の本家だけある。安倍は、日本の書からとれば、中国色を排することができる、自分を支持してくれる日本会議なども認めてくれると考えたのだろうが、中国側にとってみれば、古いものから引っ張ってくれば、必ず漢字の痕跡は残っているはずだと今一度調べたら、やはりそうだったということであろう。

 私にはどちらでもいいが、今大事なのは、脱中国ではなく、距離を置きながらも中国と付き合っていく、対話外交こそが求められているのではないか。

 岩波書店が「万葉集」特需で沸いているそうだ。いいことだ。温故知新。古の賢人たちが教えてくれている。百田直樹氏のものではなく、今一度、真っ当な日本史を日本人は勉強し直す必要があるはずだ。

【巻末付録】

 今週は両誌ともに手抜きグラビアといってもいいかもしれない。現代は、「山崎真実が帰ってきた」。2004年のミスマガジンだそうだ。

 袋とじは、アメリカの「PLAYBOY」の表紙を飾って、プレイメイトに就任した渡辺万美の「プレイメイト・ヌード」。たしかに日本人離れした肢体である。NHKの朝ドラ『あまちゃん』に出ている時は知らないが、すごい迫力のあるボディを持つ女性が出てきたものである。

 ポストから。巻頭には「フレッシュスター誕生 外崎梨香 なでたいカラダ」。後半の袋とじは「世界が認めた愛人エロス 中丸シオン 美麗ヘアヌード」。化粧のせいかバタ臭い(古いね!)日本人離れした女性である。ロシアや中国で活躍しているというのがわかる。

 「河中あい 彼女が下着にきがえたら」。こちらは日本人男性好みの女性だ。というわけで、今週は引き分けだな。
(文=元木昌彦)

眞子さま・小室圭さん問題で「佳子さまの乱!」堂々“メディア批判”に週刊誌はどう答える?

今週の注目記事・第1位
「『佳子さま』炎上で問われる『秋篠宮家』の家庭教育」(「週刊新潮」4/4号)「奔放プリンセス佳子さまの乱全内幕」(「週刊文春」4/4号)

同・第2位
「ローラ『親密な夜』を撮った」(「FLASH」4/5号)
「ローラ『東京セレブ』デート」(「フライデー」4/12号)

同・第3位
「カルロス・ゴーン『神話への報酬』」(「週刊ポスト」4/12号)

同・第4位
「LIXIL『潮田くん、君は間違っている』」(「週刊現代」4/13号)

同・第5位
「NGT48AKS女社長が荒れさせた保護者会」(「週刊文春」4/4号)

同・第6位
「留学生が告白『東京福祉大はタコ部屋だった』」(「週刊文春」4/4号)

同・第7位
「イチローはどこで自分には『人望がない』と感じたのか」(「週刊現代」4/13号)
「イチロー父<独占告白>『引退します』試合前、そう言うと」(「週刊文春」4/4号)

同・第8位
「日本史上最高のIQ188 太田三砂貴くんは幸せになれるか」(「週刊現代」4/13号)

同・第9位
「厚労省泥酔課長の酒癖と女癖」(「週刊文春」4/4号)

同・第10位
「GACKT<違法営業疑惑>音声」(「週刊文春」4/4号)

同・第11位
「小池百合子<延命予算>が酷すぎる」(「週刊文春」4/4号)

同・第12位
「65歳以上を狙う『詐欺の子』たち」(「週刊現代」4/13号)

同・第13位
「老人ホーム倒産、ほぼ全財産喪失」(「週刊現代」4/13号)

同・第14位
「脚本家・倉本聰『ショーケンは天才だった』」(「週刊現代」4/13号)

同・第15位
「大塚家具久美子社長を救った中国人社長が助成金1・3億円不正受給」(「週刊文春」4/4号)

同・第16位
「アイドルを作った男/『私は出たくない』紅白を拒んだ南沙織」(「週刊文春」4/4号)

同・第17位
「元コーチから指導料未納の証文が届いた大坂なおみ不徳の父」(「週刊新潮」4/4号)

同・第18位
「死ぬまでSEX死ぬほどSEX イケる女性器、イケるセックス」(「週刊ポスト」4/12号)

同・第19位
「『平成の大横綱』の称号は誰の手に」(「週刊新潮」4/4号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 火曜日から日曜日まで、ハワイのマウイ島へ行ってきた。オアフ島は日本人観光客で一杯だったが、マウイでは日本人も中国人も見かけなかった。

 春休みなのか、子ども連れの白人が多かった。マウイはBig Islandと呼ばれるハワイ島の次に大きな島だが、鄙びた、昔のハワイはこうだったんだろうなと思わせる古い街並みや、レストランが多く残っている。

 滞在はたった丸4日間だから、忙しいだろうといわれるが、そんなことはない。行は6時間と少しでオアフ着。飛行機を乗り継いでマウイ島に着いたのが昼頃。

 リゾートのホテルのチェックインは午後4時。それまで浜辺に出て海を眺めていると、日本の時間とは違う“時間”が流れ始める。

 持っていった本など1冊も開くことなく、浜辺を散歩して、疲れたらプールサイドのバーでマイタイを飲む。

 夜は、スーパーで買って来たステーキ用の安い肉を、外にあるバーベキュー用の器機で焼き、ワインを飲みながら星空を眺める。

 ただそれだけの繰り返しであるが、これが何ともいえず心地いい。

 ハワイはどこにいても風が気持ちいい。これほどの風は、これまでいくつか行ったどこの国の風とも違うと思う。

 食べるものにやや難がある(味付けが濃く、ボリュームがあり過ぎる=新潮にいわせれば、超高カロリーの肥満、高血圧、糖尿病へ一直線)が、日本から持っていった醤油、ソース、タバスコで補うことができる。

 2年ぶりのハワイだが、前回も書いたが、日光浴をしている男女でKindleを読んでいるのを見かけない。

 少し前は、多くの観光客がKindleを読んでいたが、やはり、まだまだ文庫本やペーパーバックを超える手軽さ、読みやすさがKindleにはないからだ。

 ハワイの物価は東京と比べても高いとは思うが、風はただである。これと安いステーキ肉があれば、私にとっては「極楽浄土」。そのうえ、はち切れそうな若い水着美人たちを眺められるのだ。

 もっとも、隣にいるカミさんに見つかると、夜のステーキにありつけなくなるから用心しながらだが。

 さて、口明けは新潮から。白鵬が42回目の優勝で平成最後の大相撲を締めくくったが、新潮は、それが痛く気に入らないらしく、平成の大横綱は誰なのかと、6人の評論家やジャーナリストに選ばせている。

 第1位は貴乃花、3位が武蔵丸というのは私も納得だが、2位に稀勢の里というのは首を傾げる。

 白鵬の64連勝を阻止したことが評価されているようだが、横綱としての評価となると、目ぼしいものはない。

 私は、1位貴乃花、2位白鵬だと思うが、読者諸兄はどうだろう。

 このところポストも現代も、SEX記事がおとなしくなってきていたと思っていたが、今週は両誌ともにページを取って、力の入れようはハンパではない。

 特にポストは、現代の相続路線には対抗できず、歯医者ものの記事をやっていたが、内容はなかなかだったと思うが、読者はあまり食いつかなかったのではないか。

 今週も巻頭は「年金は『早くもらったほうがいい』これだけの理由」というお馴染みの話だが、もう聞き飽きたと思うのは、私だけだろうか。

 今回のSEX特集は、産婦人科医たちが教えるというのがミソ。これまでもやってきてはいるが、今回は気合が入っているように思う。

 たとえば、産婦人科医・高橋怜奈先生が教える『“中イキ”は早く動かしちゃダメですよ』。産婦人科医・丹羽咲江先生のアドバイス『吹きやすい体位があるんです』。膣トレーナー・西村理沙先生は知っています『“締まり”は体位でこんなに変わるのよ』などなど。

 やることはみなほとんど同じなのに、こうして見ると、なにやらムズムズとコーフンしてくるというのは、人間っておかしなものですね。

 話はガラッと変わる。テニスの大坂なおみが苦しんでいる。

 このままでは1位から陥落は時間の問題。新コーチとの間に何か問題でもあるのか?

 新潮は、そうではなく、子どもの頃、なおみにテニスを教えた元コーチから、指導料を払えと請求されていることが、相当プレッシャーになっているのではないかという。

 なおみは意外にプレッシャーに弱いそうだ。こうしたトラブルが起きた場合、父親のフランソワが対処するべきなのだが、元コーチとの間で契約書を交わしており、サインもしているというのである。

 新潮がいうように、大坂の名前が広がり始めているタイミングで、元コーチらに心づけを渡していれば、このような騒ぎにはならなかったのであろう。

 大坂のことだから、また強さを見せてくれるだろうが、心にはかなり大きな傷を残したかもしれない。

 さて、南沙織という歌手がいた。写真家の篠山紀信と結婚して子どもをもうけたが、まだまだ往時の美しさを残している。

 彼女には思い出がある。私のカミさんの弟は、若いころから沙織の大ファンだった。

 彼が結婚式を挙げる時、何としてでも、南沙織に出てもらいたくて、彼女の家を探し出し、「出席して頂けないか」という手紙を渡しにいったのである。

 一ファンの願いなど聞くわけはないと、私も思っていたのだが、南は出席してくれたのである。

 花嫁よりも目立つ凛とした美しさに、会場のほとんどの視線は彼女に釘付けになった。

 彼女への手紙の中に、彼女の心を打つ言葉があり、それが響いたのだろう。いわゆるアイドルらしくない彼女の生き方が、弟の結婚披露宴に来た人間の心に長く残ったことは間違いない。

 文春で、多くのアイドルを送り出した名プロデューサー酒井政利が、南について話している。

 沖縄出身の南は、持って生まれた音感を生かし、あっという間にアイドルの頂点に登り詰めたが、NHKの紅白歌合戦に出るのを嫌がったそうだ。

 紅白に出てしまえば、芸能界から引退できなくなる。早く沖縄に帰りたい、そう考えていたそうだ。

 そんな彼女が、引退しますと酒井に打ち明けた時は、同時に篠山と結婚することを決めた後だったそうである。

 大塚家具の大塚久美子社長は、会社を傾け、倒産するところまで追いつめられてしまった。

 もはやこれまでと思っていたところ、日中間の電子取引サービスを手掛けるハイラインズというところが、救いの手を差し伸べてくれた。

 やれやれだが、久美子社長の経営手腕のなさは万人が知るところなのだから、頃合いを見て、辞任させるのではないのか。

 文春によると、このハイラインズという会社の陳海波社長(46)は、かつて自分のつくった会社に助成金を厚労省から1億3000万円も受け取っていたのに、これが不正だったことが発覚し、全部返却させられた過去があったそうである。

 陳社長は、過去の話だし、全部返還しているのだから問題ないと主張しているが、久美子社長、あなたは美人だから、今度は男で失敗しないよう気をつけたほうがいい。

 ショーケンこと萩原健一が亡くなった。享年68。フライデーとも取材を巡って立ち回りをしたり、数々の女優と浮名を流したりと、ジェットコースターのような人生だった。

 現代で、脚本家の倉本聰が、演技力や器用さにおいては一種の天才でしたと語っている。

『前略おふくろ様』の撮影が始まる前、彼は銀座の料理屋で修業して、撮影が始まるころには包丁さばきがプロ級になっていたし、『ガラスの知恵の輪』の時には、ピエロに扮してパントマイムをやるシーンがあったが、普通なら2年かけて習得するところを、たった2ヶ月で覚えてしまったという。

 私は一度も会ったことはないが、一度酒を呑んでみたい男だった。

 ところで新元号が決まった。「令和(れいわ)」。出典は漢書からではなく万葉集からだという。

「万葉集にある和歌「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」(書き下し文)から二文字をとった」(朝日新聞DIGITAL/4月1日11時58分より)

「令」という漢字は、ネットの「漢字/漢和/語源辞典」によると、

「成り立ち 会意文字です(亼+卩)。『頭上に頂く冠の象形』と『ひざまずく人』の象形から、人がひざまずいて神意を聞く事を意味し、そこから、『命ずる・いいつける』を意味する『令』という漢字が成り立ちました」

 ややホッとした。噂の域を出なかったが、安倍晋三首相が、自分の一字「安」を押し込むのではないという風聞が流れていたからだ。

 何も後世に残るもののない安倍にとって、自分の一字を入れ込めば、歴史に残ることになる。だが、われわれ国民は、元号を書くたびに安倍のことを思い出すのではやりきれない。

 令和は何か冷たい感じがするが、慣れていけばいいのだろう。

 さて、やっと入った老人ホームが倒産したらどうなるのだろう。

 考えたくもないが、現代によると、昨年12月に大磯・二宮で特養老人ホームを運営していた社福法人が倒産しているし、3年連続で100件を超えているそうだ。

 老人ホームでは入居率8割、特養老人ホームでは9割を超えないと赤字といわれるそうである。

 では安全な老人ホームを見分けるにはどうしたらいいのか。介護・暮らしジャーナリストの太田差恵子は、入居者が8割以上、勤務歴が長い職員が多いこと、それに新規オープンしたところは内容が不明なので、慎重にという。

 同じ現代が、65歳以上を狙うオレオレ詐欺の連中は、日に日に進化していると報じている。

 連中の中には、大学生はもちろんのこと、中学、高校生まで加わっているケースもあるという。

 さらに、カモにするターゲットが一目でわかる「カモリスト」というのがあるそうだ。

 名簿屋という人間がいて、「関東在住の65歳以上のデータを500件ほしい」というと、500件×100円ですぐに提供してくれる。

 中には1件1000円のデータもあり、そこには、家族構成や学歴まで記載してあるという。

 さらに1件1万円もあるそうだ。これには、その高齢者がどれぐらい資産を持っているのかまで書いてあるのではないだろうか。

 今の時期は、「改元詐欺」というのが一番危ないそうである。

 ある日、「全国銀行協会」と記された封筒が届く。中には、「5月1日からの改元による銀行法改正に伴い、全金融機関のキャッシュカードが、不正操作防止機能が付いたカードへ変更となりました」。

 封筒には、「キャッシュカード変更申請書」と書かれた書類が入っていて、銀行名や口座番号、暗証番号まで記入する欄まであり、今使用しているキャッシュカードを同封して返却するようにと書いてあるそうだ。

 これならオレも騙されそうだな。くわばらくわばら……。

 文春はまた今週も小池都知事が、自分が延命するためにどんどん予算をバラまいている実態を報じている。

 中でも、18年度補正予算に盛り込まれた公立小中学校体育館に冷暖房を設置するという、公明党の要望を、財務局が査定ゼロにしたのに、小池都知事の査定で、約99億円も付けたというのである。

 小池にとって公明党は命綱のようなもの。だからなんでもいうことを聞く。こんなことばかりやっていて、都民はほったらかしでは、再選は絶対にない。

 さて、GACKTというタレントがいる。私から見れば、普通のタレントだが、やれ味の違いがわかる、何でもよく知っているなどと、一味違った大物タレントのように扱っているテレビ局があるという。

 だがこの男、文春によれば、仮想通貨業者のブラックスターが手がけている仮想通貨「スピンドル」の広告塔になり、今買えばめちゃめちゃ儲かるといい、50億円以上を集めたそうである。

 しかもこのブラックスターは、仮想通貨の売買・交換などを行う金融庁への登録をしていないそうだ。

 購入した者の中には、大損したのもいるそうだが、GACKTらは上場直後、約7000万円も売り抜けていたというのである。

 これって詐欺じゃないのか? ゆめゆめ騙されないように。

 韓国の空港で泥酔した挙句、「アイ・ヘイト・コリアン」と怒鳴り、空港職員らに殴りかかった厚生労働省の武田康祐賃金課長(47)には呆れた。

 それも、文春によれば、国家公務員が海外渡航する際には事前に届け出が必要なのだが、それもしていなかったというのである。

 日韓関係が最悪の中、このような愚行を働けばどうなるか、この男には分からなかったらしい。

 厚労省も調査して厳正に対処するといっているから、処分の成り行きに注目しよう。

 ところで太田三砂貴という24歳の男性がいるそうだ。この人何とIQが、日本で一番高い188もあるというのである。

 東大生の平均が120といわれるそうだ。何しろ現代によれば、幼稚園児の時に、ひらがなのブロックや幾何学模様のメダルに夢中で、「世の中の美しい形には、ある一定の比率」、つまり黄金比に気づいたという。

 ピアノやヴァイオリンも習わずに弾け、交響曲まで作曲してしまう。

 こんな人間なら、東大か何かに入り、一生が保証されていると思うのだが、そうではないと現代はレポートしている。

 まず、高卒の両親は、教育方針から大学には行かせなかった。

 それに、今の東大の入試は暗記が主だが、彼は暗記が苦手なのだそうだ。

 今は、学位を取るために、地方国公立大学を目指して浪人中だという。

 何ともおかしな話だが、やはり親の都合で、高いIQを持ちながら、大学を出なかったため、その後の人生に苦しんでいる人もいる。

 日本という社会は、大学さえ出ていれば、高卒の優秀な人間に出世で負けることはそうそうない。おかしいじゃないか。学校など行かなくても才能があり、人類のために大きな仕事をした人間はたくさんいる。

 かえって大学にいるのは無駄だと考え、自分のやりたいことをやり、それで名を成したほうがいいのに、日本のやり方はそうなっていない。

 これでは、真の天才は出てこない。そう思う。

 イチローの引退は日本中を沸かせたが、一人だけ蚊帳の外にいたのがイチローの父親、鈴木宣之(76)であった。

 文春によれば、東京ドームに見に行き、試合の直前、イチローの妻の弓子夫人が来て、「お義父さん、今日試合が終わったら引退します」と告げたという。

 彼は、チチローといわれ、文字通り精魂込めてイチローを育て上げた。

 一卵性双生児のように仲の良かった時期もあったが、弓子と結婚するのに大反対したため、以来疎遠になったという。

 だがそのイチローも、引退を発表してから変わってきたそうだ。

 弓子夫人から、「ゴルフを一緒にやりたいといっています」と伝えられ、近々、やる予定だそうだ。

 現代は、会見でイチローが「僕は人望がないから監督は無理」だといったことにこだわり、本当にそうか検証している。

 イチロー、野茂英雄、長谷川滋利、田口荘などの教え子をメジャーに挑戦させた名伯楽・仰木彬監督は、大酒のみで女性関係も派手だったが、人望はあった。

 イチローはそういうタイプではないが、スポーツジャーナリストの二宮清純のいうように、「監督に向いているかどうかは、選手本人にはわからないことだ」。オレ流の落合博満だって、監督で4回も優勝している。

 イチローの監督姿も見てみたいものである。

 ところで、東京福祉大学というのはひどいところだ。昨年1年間で受け入れた約2700人の研究生のうち、約700人が姿を消してしまったというのだから。

 初め聞いたときは、この700人が集団自殺でもしたのかと思った。

 そうではなく、この大学にいても日本でいい職に就けることなどないと、集団で逃げてしまったそうだ。

 学生を収容するために、コンビニの2階や、銭湯まで借りあげていたという。

 なにしろ、大学の創設者で事務総長を務めた中島恒雄は、08年に女性職員への強制ワイセツで実刑判決を受けたが、収監中にも、「留学生をたくさん取れ」と指示していたそうだ。

 入れてしまえば、後はどうなろうと知ったことはない。こんなところへ入れられた留学生たちが哀れである。

 NGT48の山口真帆(23)が、アイドルたちを食い物にしている連中に暴行された事件は、一向に収まる気配がない。

 その理由の最大のものは、運営会社のASKの無責任極まる対応のためだが、第三者委員会の調査報告書が出たのにもかかわらず、その説明を父兄にしている間にも、山口は「何で嘘ばかりつくのでしょうか」とツイッターで反論していた。

 嘘で塗り固めて事態を収めようという運営側と、それに納得しない少女たち。メディアも企業も、ここから離れていっている。

 こんな商法を生み出した元凶の秋元康は、陰に隠れて出てこない。これこそが、この商法のいかがわしさを物語っていると思う。

 LIXILというのは、イナックスとトステムというのが統合してできたそうだ。今やグループ全体で社員6万人の大企業だ。

 だが、去年から、CEOの潮田洋一郎(65)のワンマンぶりが目に余り、瀬戸欣哉CEOの職を独断で解き、自らがその席に座ってしまったのだ。

 今年の5月には、臨時株主総会を開き、潮田の解任決議を行うといわれているそうである。

 現代で、イナックスの創業者の三男で、会長も務めた伊奈輝三(81)が、潮田を批判している。

 昨年10月以降、株価は2割近くも値を下げているという。それにこうした騒動に嫌気をさした従業員たちが次々に辞めていっているそうである。

 由々しき事態のようだが、伊奈は、会社は社会のもので創業者一族のものではない。潮田も、自分の為ではなく会社のためにやっているのだと思うが、株主や周囲の人ときちんとやっていってほしいと話す。

 当然の言葉だが、残念ながら迫力に欠ける。こうした“いい人”ばかりだから、会社が混迷しても、直言できる人材が出てこないのだろう。危うし! LIXIL。

 やはり混迷する日産自動車のカルロス・ゴーン問題だが、副社長や共同会長としてゴーン体制を支えた小林至(77)が、ポストで、なぜ救世主が独裁者に変わったのか話している。

 小林は、現在の西川社長の知らない当時の内情を知る立場だが、内容に見るべきものはない。

 ゴーンは非常時に強い。在任期間が長すぎて、矩を超え、日本人を甘く見るようになった。この危機を乗り越えるために西川と団結して頑張ってほしいなどなど。

 今彼が語らなくてはならないのは、ゴーンのことより、なぜ日産が一人の人間に蹂躙されるようになってしまったのか、日産のどこに間違いがあったのかであるはずだ。

 このような会社が、再び立ちあがれるのか、心配である。

 さて、ローラ(28)の華麗な交友を、FLASHとフライデーがともに掲載している。

 FLASHの方は凄いぞ。場所はビバリーヒルズの路上。

 相手は、映画『戦場のピアニスト』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディ(45)である。

 一緒にいるだけで絵になる。彼は親日家で、女好きでも知られているという。ローラ危うし!

 フライデーのほうは、IT企業のおっさんと、一緒にスッポンを食べたというのである。

 どうやらこのおっさん、ローラのパトロンではないかというのだが、どちらにしても、ローラほどの女に群がる男は、世界中にいるということだ。私にとっては悲しい現実だが……。

 さて今週の第1位は、文春、新潮ともにやっている「佳子の乱」である。

 私も、佳子さんの出した文書を見て、すごいことをいったものだと感涙にむせんだ。

 皇室の歴史の中で、これほど勇気ある発言をしたのは、私が知る限り、皇太子の雅子妃に対する宮内庁や報道への反論以外は知らない。

 国際基督教大学(ICU)の卒業式に出席した佳子さんは、大学構内で記者団の写真撮影に応じ、「充実した学生生活を送ることができ、感謝しています」と述べたという。

 朝日新聞DIGITAL・3月22日16時30分によると、

「佳子さまは卒業にあたり、宮内記者会の質問に文書で回答し、『一つの分野を集中的に学んだ経験も、幅広く学んだ経験もこれからの仕事に活(い)かすことができれば』と記した。
 佳子さまは文書で、延期となっている姉・眞子さまと小室圭さんとの結婚についての質問にも答えた。『私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています』とし、『姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい』と記した。
 眞子さまについては『いつでも私の味方でいてくれました』と振り返り、『いつもありがとうと思っています』と感謝した。
 また『姉の件に限らず、以前から私が感じていたことですが、メディア等の情報を受け止める際に、情報の信頼性や情報発信の意図などをよく考えることが大切だと思っています』と言及。『今回の件を通して、情報があふれる社会においてしっかりと考えることの大切さを改めて感じています』と述べた。過熱する報道などを念頭に置いた発言とみられる。
 一方、自らの結婚は『遅過ぎずできれば良い』とし、相手がいるかどうかについては『今後も含めお答えするつもりはございません』とした」

 姉の眞子さんの小室圭との結婚問題に踏み込み、お姉さんは一途に思っているのだから、その意思を尊重してといい切ったのである。

 それに加えて、これについての一連の報道に対しても、嘘か誠か分からない報じ方に、自分でしっかりと考えることが大切だと、報道への疑問をハッキリと述べたのである。

 さあ、この報道の対象は週刊誌であろう。この佳子発言に、週刊誌はどう答えるのか、答えないのか。

 文春で皇室記者が、「まさかここまではっきり仰るなんて……」とあ然としている。

 文春によれば、佳子さんと両親との仲は、秋篠宮が手をあげることもあったそうで、以前からしっくりいっていなかったという。

 だがそうであっても、娘としては、父親がこの結婚に前向きでないのに、それに反旗を翻すのは相当な覚悟がいったこと、間違いない。

 文春は、この文章は秋篠宮夫妻は事前に目を通しているはずだが、子どもの自主性を尊重してきた手前、手を入れるようなことはしなかったという。

 文春の全体のトーンは、それほど厳しいものではない。だがこのままではと考えたのだろう。

 皇室ジャーナリストの山下晋司にこういわせている。

「皇族は『国民とともに歩む』存在であり、ご結婚には公的な側面が絡んでくるのも事実です。例えば、結婚に伴なって国庫から一億円以上の『一時金』が支給されます。佳子内親王殿下は、そのことについてはどのようなお考えなのか、気になりました」

 小さいことを気にするものだ。佳子さんなら、それだったら私はもらいません、そういうだろう。

 俺たちの税金を小室圭なんかにやりたくないなどと、国民の多くがいうだろうか。

 それに結婚は庶民にとっても公なものである。皇室だけが特別ではないと思う。

 新潮はどうか。こちらは凄い。何しろ、どこのニュースサイトかは知らないが、「国民のことをまるで考えていない思慮の浅い言葉でした。悠仁様は、大丈夫なのか」という、批判が多く寄せられているというのである。

 そして、「その文言を読む限り、皇族というお立場を理解なさっていないとの指摘は止むを得まい」と切り捨てるのだ。

 これはご両親への宣戦布告で、学習院へ行っていれば違っていたのにと、秋篠宮家の教育方針にも疑問を呈するのである。

 こうした娘たちの反乱に、父親である秋篠宮は、このところやせて、心ここにあらずという態だという。

 この佳子さんの反乱の次は、眞子さんの反乱も起こるに違いない。姉妹の「自由をわれらの手に」という闘争の火ぶたが切られ、さらに広がるのではないか。

 めでたく眞子さんと小室圭さんの結婚がまとまった時、週刊誌はその同じ筆で何と書くのだろう。(文中敬称略)

【巻末付録】

 まずは現代から。「出口亜梨沙、Gの衝撃-関西で大ブレイク中の『巨乳すぎるリポーター』」。こんなレポーターなら取材されてみたいね。

 袋とじは「60歳からの『愛とSEX』/秘密の習い事」。女性誌『anan』の物真似だが、ここまでやると、現代のオリジナルといってもいいのではないか。難をいえば、もっと写真を大きく使ってくれないかな。

 ポストは、「私がエッチな写真を投稿する理由-人気グラドルたちの仁義なきインスタ戦争」

「ハワイでパンツを脱がされちゃいました・・元東北放送アナウンサー・薄井しお里」「シリーズあの頃のわたし/釈由美子-最新撮り下ろし&貴重写真集復刻」
最後は「乱れて、揺れる!日本一美しい全裸騎乗位SEX-3人の女優が魅せた!」。釈由美子がやはりいいね。

 今週は、どちらも決め手に欠けると思う。よって引き分け。
(文=元木昌彦)

眞子さま、小室圭さんの次は紀子さまが標的に! 週刊誌の皇室叩きが止まらない!?

今週の注目記事・1位
「悠仁さま東大計画で支度が始まった高下駄-成績は中ぐらいでも紀子さま悲願」(「週刊新潮」3/28号)
「眞子さまを傷つけた紀子さまのお言葉」(「週刊文春」3/28号)

同・2位
「冤罪だった『滋賀・呼吸器外し』事件」(「週刊現代」4/6号)

同・3位
「『放射能測定マップ』が教えるあなたの町のセシウム汚染度」(「週刊現代」4/6号)

同・4位
「2019年防衛大卒業式で大量の任官拒否が出た-卒業生約1割が民間へ」(「フライデー」4/5号)

同・5位
「大林組派遣社員が『私を採った部長も強引に・・』」(「週刊文春」3/28号)

同・6位
「『人工透析』と『尊厳死』-治療再開の意思に病院は応じず・・・」(「週刊新潮」3/28号)

同・7位
「不倫男性を直撃『僕はDV夫から後藤真希を救うつもりだった』」(「週刊文春」3/28号)

同・8位
「青学入試口利き<子供騙し>反論に新証拠を突きつける!」(「週刊文春」3/28号)

同・9位
「内田裕也『樹木希林との<壮絶>夫婦ゲンカ』」(「週刊文春」3/28号)

同・10位
「吉永小百合という人生」(「週刊現代」4/6号)

同・11位
「『東証1部』から脱落する企業」(「週刊ポスト」4/5号)

同・12位
「食べてはいけない『外食チェーン』第3弾-超高カロリーメニュー」(「週刊新潮」3/28号)

同・13位
「亀梨和也は金髪白人美女が好き-深田恭子との破局乗り越え深夜六本木デート」(「フライデー」4/5号)

同・14位
「嵐・二宮<匂わせ彼女>が宣言『2020年に結婚する』」(「週刊文春」3/28号)

同・15位
「『母子密着』とエゴサーチが羽生結弦を創った」(「週刊文春」3/28号)

同・16位
「イチローが20年で殖やした30億円の財テク術」(「週刊新潮」3/28号)

同・17位
「コカイン事件で新聞テレビが報じない『ピエール瀧』裏の裏」(「週刊新潮」3/28号)

同・18位
「片山さつきは私の目の前で100万円を要求した」(「週刊文春」3/28号)

同・19位
「アポ電強盗殺人『妹を自殺に追い込んだ』22歳主犯の鬼畜人生」(「週刊文春」3/28号)

同・20位
「小池百合子690億円『血税乱費』の大罪」(「週刊文春」3/28号)

同・21位
「貴乃花・我が相撲道/『<絶縁>の母へ』」(「週刊文春」3/28号)

同・22位
「『南野陽子』夫が隠す『振り込め詐欺ドン』と裏人脈」(「週刊新潮」3/28号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週の週刊現代は60周年特大号で定価は500円。ポストは450円だから、よほどの増ページかスクープネタでも入っていなければ読者は満足しないはずだ。

 だが、いつもと同じ巻頭特集は「やってはいけない『家を売って老後の資金に』は大間違い」と、老人向け特集である。

 私が編集長でいたのは、もう20年以上前になる。表紙も誌名も変わってはいないが、別の雑誌の様だ。

 もはや昔日の現代の面影を見つけだすことはできないほど変容してしまった。これでは週刊誌の棚に置かず、壮快や健康といった雑誌の横に置いた方が売れるはずだ。

 昔なら、滋賀で起きた冤罪事件や、放射能測定マップなどはもっと大きく扱われていただろうと思うが、今週は小さくて見落とすところだった。

 週刊誌は世につれ、世は週刊誌につれてという時代が、確かにあった。いまの高齢化した読者は、そんなものより健康や相続に関心があるのだといわれれば、そうかもしれないと思うしかないが、一抹の寂しさを禁じ得ない。

 ではポストはどうか。こちらはもっと切ない。読むものがほとんどないのだ。ここの編集者たちは、世の中にはもっと面白いことや、読者に知らせなければいけないことがあることを知らないのだろうか。

 両誌の編集者たちにいいたい。もっと外に出て、目的などなくていいからうろついてみたまえ。

 映画、演劇、オペラ、歌舞伎を見るのもよし、落語を聞くのもいいだろう。ディズニーランドで遊ぶのもいい。

 行く先を決めず、来た電車に乗って、あてもない時間を過ごすのもいい。新宿、渋谷、池袋のベンチで一日通行人を眺めているのもいいだろう。

 会社にいる時間は一日2時間。あとはスマホなんて持ち歩かず、日がな、永井荷風のように東京中を歩いてみたまえ。

 SNSで汚れきった頭が少しきれいになるまで歩き続け、疲れたら場末の一膳めし屋でサバ煮定食でも食べながら、日本のこれからでも考えてみることだ。

 月曜日から、怒りを爆発させてしまったが、このままいけば現代、ポストの余命は、団塊世代がいなくなるあと5年か10年だろうと思うから、今のうちに苦言を呈しておく。

 さて、では他の週刊誌はどうかといえば、こちらも威張れたものではない。そこで今週は、順位なしとする。

 まずは文春が先週報じた南野陽子の4歳年下の亭主の横領&暴行疑惑だが、今度は新潮が、彼は、振り込め詐欺のドンといわれ、水資源や金山開発の投資詐欺などで、総額160億円を騙し取ったとして逮捕された男とも、通じていたと報じている。

 南野は、「私はまったくわからない」というばかりだが、自分の亭主のこともわからないのでは、一人前の夫婦とはいえまい。

 同じ文春から。貴乃花の文春の連載も10回になった。今回は、父親と母親の離婚と、兄の相撲界からの引退について。

 母親の藤田憲子(71)や兄と、和解をして会おうと思っていると話している。これを聞いて、母親、兄はどう思うのだろう。何やら、こんなしおらしいことをいい出したのは、参議院選へ出馬の下心からか?

 やはり文春に、小池都知事のやっていることは血税の無駄遣いで、すでに690億円も乱費しているという記事がある。

 利用者14人しかいないベビーシッター事業に72億円、五輪ロゴの変更に44億円、趣味で始めた風呂敷事業に6億円などなど。

 彼女のいっていること、やっていることは、その場限りの思い付きでしかないこと、都民の多くはわかっている。

 任期一杯やらずに、早く身を引いたほうがいい。それは安倍首相も同じだが。

 東京・江東区のマンションで、高齢女性が3人組に殺された「アポ電強盗殺人事件」の犯人は、現場のマンションから神奈川方面へ走り去った軽自動車を、防犯カメラの「リレー捜査」で、あっという間に逮捕された。

 3人ともに20代で、主犯は長野県出身の須江拓貴容疑者(22)と見られているという。

 父親はバイク屋をやっていて羽振りはよかったが、須江が14歳の時に父親が乗用車にはねられて死亡してから、タガが外れたようになったという。

 父親の保険金が7~8,000万手に入り、暴走族に出入りするようになるが、先輩たちにタカラれて、あっという間にカネはなくなったらしい。

 妹がキャバクラで稼いできたカネをパクり、ついに妹は、練炭自殺をしてしまったそうである。

 付き合う女からもカネをむしり取り、殴る蹴るの暴力を振い、逮捕されているという。

 22歳のガキが、カネ欲しさにアポ電強盗を企み、ついには殺しまでしてしまう。救いようのない連中のようである。

 こいつらと比べるのは失礼だろうが、片山さつきという政治家も、相当な人間のようである。

 文春は、彼女の元政策秘書、磯脇賢二が、片山のこれまで報じられた疑惑について話しているが、彼はこれまで報じられた口利き疑惑について、自分も関与していたり、その現場を見ていたと証言している。

 こうした事実を突きつけられて、これでも片山は逃げおおせると思っているのだろうか。ちなみに、片山の代理人はあの「無罪請負人」弘中惇一郎弁護士である。

 ところでコカイン所持で逮捕された俳優・ピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者(51)が出演した映画『麻雀放浪記2020』が、予定通り4月5日に公開されることが決まった。

 当然だし、映画はヒットするのではないか。

 私は、ピエールがやっていたテクノユニット「電気グルーヴ」というのを知らなかったのでYouTubeで聴いてみた。いいね! クスリが欲しくなるのはチョッピリわかるな。

 新潮は、20年ほど前、ドイツ・ベルリンで開催されたテクノミュージックの祭典「ラブパレード」に参加した女性が、クラブで会った男から、エクスタシーというMDMA(違法薬物)をもらった話を書いている。

 その男が「電気グルーヴ」のメンバーだったというのである。だが、それがピエールかどうかは書いていない。どうやら、別の人間のようだが。

 彼女からドラッグの話を聞いたジャーナリストが、そのほかの人間にも取材して集めた情報を04年に警視庁へ提供したが、動かなかったそうである。

 新潮によると、今度の事件で麻薬取締部の後塵を拝した警視庁組対5課は、巻き返しを図るべく、「ドラマで主演を張ることも少なくない30代の演技派女優、時代劇からSF大作までこなすベテラン俳優」などが標的になっていると、社会部記者が話している。

 芸能界とクスリの結びつきは長い。私も現役編集者時代には、大物歌手や俳優が覚せい剤をやっているという情報をもとに、追いかけたことがあった。

 一網打尽という言葉があるが、芸能界に覚せい剤などが流れるルートはそれほど多くないはずだ。一人逮捕できれば芋づる式に次々逮捕される。

 2009年に酒井法子が逮捕されて以来、ここ10年足らずでASKA、清原和博、ピエール瀧はコカインだが、大物が次々と逮捕されるのは、闇ルートが警察につかまれたのではないか。

 今も、標的たちの行動確認を慎重に続けているはずだから、次なる大物芸能人が逮捕されるのも近いのではないかと思う。

 さて、スポーツ選手の引退会見で、これほど感動させられたのは、誰以来だろう。私が後楽園球場で聴いた長嶋茂雄の「巨人軍は永遠です」は、昭和を代表する名言である。

 3月20日の深夜から始まったイチローの会見での発言は、間違いなく平成を代表するものになるに違いない。

 記者のボケた質問にツッコミを入れながら、イチローは野球を通じて体得した己の人生を存分に語った。テレビを見ながらメモしたものだから、正確ではないかもしれないが、こんな言葉が耳に残った。

「成功という言葉は嫌いだ」「50までやると思っていたから、ここまで続けてこられた」「これまでを振り返って? こんなもんかなぁ」「監督? 絶対無理。僕には人望がない。それぐらい自分でもわかる」「勝つということは大変なこと」「少しずつ積み重ねていくことでしか自分を成長させられない」。

 中でも、いい歳をして、こんな言葉に胸を熱くした。

「何でもいい、やりたいと思ったことがあれば、それに向かって進めばいい」

「アメリカに渡って、初めて外国人となって知ったことがある。それはこれからの人生で大切なものになる」

 スポーツ紙ではほとんど取り上げられないイチ節の中にこそ、聴くべき内容があったと思う。

 イチローの家族は妻と年老いた老犬「一弓」。「18歳になる老犬の懸命に生きる姿が、僕を支えてくれた」。私も、昨年4月に老犬を亡くしている。彼女も18歳になる数日前まで、必死に生きた。声も出せなかったのに、亡くなる直前、別れを告げるように高らかに吠え、カミさんの腕の中で息絶えた。

 アメリカでの野球人生を共に生きた老犬との日々を、イチローは生涯忘れることはないだろう。イチローの野球人生のすべてが1時間20分に凝縮された、素晴らしい会見だった。

 新潮によると、イチローはマリナーズと「引退後払い」という契約を結んでいるそうで、これが30億円を超すといわれるそうである。

 そのほか、メジャーに10年以上在籍していると、62歳から生涯、年金1,110万円が出るそうだ。

 まあ、これだけの働きをした人間なんだから、もっともらってもいいと思う。

 さて、フィギアスケート界のレジェンドになりつつあるのは羽生結弦(24)である。五輪を2連覇し、現在は母親と2人でカナダのトロントに暮らしているという。

 文春は今号が60周年記念特大号だが、彼についての記事と後半のグラビアページで特集を組んでいる。文春によれば、姉が通うスケート教室にくっついてきた羽生に、コーチが「やってみたら」というと、いきなりリンクの中に入って、そのままダッシュして、転んでもまた立って走っていたという。

 天性の運動神経を持っていたが練習は嫌いだった。だが母親が、羽生の手作りの衣装を「すっごいカッコいい! 王子様みたい」とほめると、その気になって練習したという。

 音楽を感じながら身体を使って伝える能力は目を見張るものがあったそうだ。それに大変なナルシスト。

「練習の仕方を見ていると、勝つためにトレーニングをしているという気迫をひしひしと感じました」と、ライバルだったハビエル・フェルナンデスが話している。

 先輩スケーターの中村健人が、こんなことをいっている。

「練習が終わった後、『一緒にオリンピックへ行こうね!』と言ってくれたんです。でもそのときの僕は、自分の置かれている状況も実力もある程度わかっていて、弱気だったんですよね。『行けるように頑張るよ』と返したんです」

 その時靴のエッジを拭く羽生の手が止まったという。

「健人君、先輩ですけどちょっと言わせてください。『行けるように頑張る』って言ってる人は行けないです。僕は行くために頑張ってます。メダルを取るために頑張ってます」といって、帰って行ったという。イチローの考えと通じるところがあるように思う。

 失礼だが、羽生が引退するとき、どんなことを話すのか、今から楽しみである。

 文春は、嵐の二宮和也(35)が、一緒に暮らしている元フリーアナウンサーの伊藤綾子(38)と、2020年には結婚すると報じている。フライデーも、KAT-TUNの亀梨和也(33)が深田恭子との破局を乗り越え、金髪美女と六本木デートをしていたと報じている。

 30も半ばになる男たちが、事務所が結婚するのを許さないからといって、唯々諾々と従ってきたことの方がおかしい。人生は1回しかないのだ、どんどん結婚してどんどん別れろ!

 新潮の「食べてはいけない 外食チェーン」、今回はカロリー編。外で食べることの多い私には、見るだけで恐ろしくなる数字が並んでいる。

 ココスのフォアグラチキンステーキ丼、1181kcal、ガストの肉盛り!チーズINプレートガーリックソース1286kcal、極めつけはCoCo壱番屋のポーク三昧カレー1849kcalである。

 体重60キロの人が1000kcalを消費するためには、足歩なら333分、ランニングなら136分、水泳なら133分続けないといけないそうである。

 もちろん回転ずしなども10貫食べれば800kcalオーバー。酒を呑むときは、肴は冷ややっこと御新香、あたりめにするか。

 文春でビートたけしの実録小説『ゴルフの悪魔』が始まった。出て来る人物が実名というところがミソだが、それ以外はなにもない。なぜこんなものを載せたのだろう?

 唯一のポストの記事。我々貧乏人には何の関係もない話だが、東京証券取引所が、市場再編を議論しているという。

 プレミアム市場、スタンダード市場、新興企業向けのエントリー市場に分けようというものだそうだ。

 そして上位市場への昇格基準も厳格化しようとしているとポストが報じている。

 なぜそのようなことをするのか? 一流企業が多すぎるからだという。

 だから、時価総額1000億円以上に絞り、ここに上場された企業だけが「一流」だとするというのである。

 そうなると、1000億円に満たない「コメダホールディングス」「グンゼ」「モスフードサービス」「テレビ東京ホールディングス」「ワタミ」などが、そこから弾き出されてしまうそうだ。

 いいんじゃないかな。これまでが緩すぎたのだから、一流とはいえない企業までが、一部上場だからうちは一流でございなどと嘯いていた。

 一流とは、カネだけではなく、品位も備えていなくてはいけない。そうなると、ほとんどの企業はふるい落とされることになると思うが。

 お次は現代の吉永小百合特集。グラビアでデビューから60年とあるが、写真は若いときのものばかりである。

 今の吉永をなぜ出さないのか。美しく年を取っている、われらが団塊世代の美熟女代表だ。

 水着姿でもいけるはずだが、なぜ、オファーしないのか。といっても、なぜか小百合は現代嫌いである。

 私は熱烈なサユリストだから、私のせいではない。今の夢は、小百合と1時間でいいから酒でも呑みながら話がしてみたい。

 それにしても、はるかに年上の亭主は頑張っているね。失礼ないい方になるが、憎まれっ子、世にはばかるとはこのことだろうな。

 生きるロックンローラー、内田裕也が亡くなった。享年79。スポーツ紙などは見開きにデカデカと内田の特集を組んだ。

 これも樹木希林の亭主という勲章のおかげではないかと、私のようなひねくれ者は考えてしまう。

 文春は、内田と樹木の壮絶な夫婦ゲンカを取り上げている。夜中に樹木の家のドアを開け、「コノヤロー、出て来い!」と叫び、樹木は鉄パイプを後ろに隠して対峙する。

 何しろ、結婚していた45年間のうち、一緒にいたのは数十日だという。それでも内田が離婚届を出したが、樹木は頑として応じようとしなかったそうだ。

 内田の盟友だったミュージシャンの白竜は、ハワイのアラモアナショッピングセンターで買い物をしていた2人を見かけ、樹木は内田を支え、内田も樹木には頭が上がらなかったのではなかったかと話している。

 樹木が黒柳徹子の『徹子の部屋』(テレビ朝日系=2010年9月)に出た時、内田についてこう語ったそうだ。

「あのー本当にすべてが好きですね。もし、この次生まれてくることがあったらお互いに用心しながら出会わないようにしたいと思うわねえ、という感じです」

 あの世で樹木は内田と再び出会い、また結婚生活を始めるのだろうか。今度はうまくやれよ! そういってやりたいね。

 青山学院初等部への「お受験口利き疑惑」を報じたのも文春だが、こちらも青学側は、法的手段を取ると息巻いているそうだ。

 今回は、当該の、子どもを入れるために理事長などを接待した人間が、高級フレンチの領収書など、すべて証拠があると示し、反論している。

 青学は内部調査委員会が調べ、報告を出すとしているが、「青学の常任理事が委員長を務める内部調査では、公正な結論など出ない」(青学元幹部)そうである。

 これも先週、文春が報じたゴマキこと後藤真希の不倫問題だが、後藤の亭主が不倫相手の男性を訴え、裁判になっている。

 その中で、後藤は、肉体関係があったことを認めてはいるが、拒んだが断り切れず、行為に及んでしまったと、まるで被害者のようなことをいっているそうだ。

 だが、不倫相手は、後藤が亭主の激しいDVから逃れたいと訴え、彼女を救うつもりだった、裁判所でいっていることは彼女の本心ではないと、文春に訴えている。

 さて、この裁判の行方、どうなるのだろう。

 日本は人工透析大国といわれているそうだ。全国で約32万5000人が透析を受け、昔は保険がきかなかったが、現在はきくため、医療費は年間1兆5500億円になるという。

 腎臓病患者にとっては「命綱」だが、東京の公立福生病院で、患者に「透析を止めますか」と聞き、患者は「透析中止」を選び、透析を止めたため、患者は亡くなったと報じられている。

 そのような患者が他にもいたことが明らかになって、「悪魔の医師」「自殺ほう助」ではないかという批判が起こっている。

 先週のポストは、この病院の判断は間違っていないと、腎臓移植の名医、万波誠医師にいわせていた。

「複雑な経緯もあるから、第三者が軽々しく言うことはできないが」と前置きして、「透析が嫌な患者はいくらでもいる。なんでもかんでも透析をするというのはおかしい。患者の意思を尊重して、透析をやめたい人はやめる。強制する必要はないと思う」

 透析は人間の体にいいものではないし、しんどい。

「人間らしく生きるためには、腎臓移植の方がいいが、ドナーが少ないから最初から諦めている人が多い。(中略)諸外国では移植手術の件数がどんどん増えている。しかし、日本では透析患者ばかり増え、移植の数は10年前とほとんど変わっていない。理由は行政のシステムや法整備の違いとしか言いようがない。外国ではドナーを増やし、移植を推進しているが、日本は『透析でいいじゃないか』で止まり、患者は『死ぬよりいい』と我慢させられている。中には透析の苦しみから逃れるために、海外に行って移植手術を受ける人がかなりいる。これが現実です」

 今週の新潮は、この病院の院長にインタビューして、こう語らせている。

「1分1秒でも、どういう形であるにしろ生きながらえるのが善で、1分1秒でも命が短いことは悪だというシンプルなものではないと、私は思います」

 苦しみながら生きることは是ではない? という問いに、

「それは患者ご本人が決めないとしょうがないこと。他人様が、苦しんでも生きるのが正義だなんて言うものではないでしょう」

 そして、「今回の件で、命についての議論が深まると思います。命の根本に関わるものすごく難しい問題です」と語っている。

 この院長は、確たる考えがあって、こうした措置をとっていたことが窺える。

 新潮は、透析には血液透析と腹膜透析の2種類があり、血液透析は週3回程度、4~5時間透析器に繋がれ、終えた後は激しい疲労感が残るが、腹膜透析の方は自宅ででき、透析液と専用の機械さえ持っていけば海外旅行もできるし、そこから血液透析に移行することもできるという。

 だが日本では血液透析が97%を占める。なぜ、腹膜透析にしないのか?

 新潮によれば、透析患者は病院にとって年500万円を確保できる「長期安定財源」だからだそうだ。患者の医療費負担も少なく、国庫からカネを引き出せる病院にとっておいしい話だからだ。そのために患者は死ぬまで長時間ベッドに括りつけられる。

 私も糖尿病だから、これから透析を受けることになるかもしれない。苦しいのは嫌だな。

 透析をやめることはけしからんと一方的に批判するだけではなく、腎臓移植を増やすにはどうしたらいいのか、当面、腹膜透析を多くするべきではないのか、そういう問題提起をすることもメディアの役割であるはずだ。さらに安楽死の問題について国民的議論が必要な時が来ているとも思う。

 文春が報じた大林組の「わいせつ就活」問題だが、今度は元派遣社員の女性が、「私も数年前に派遣社員として働いていましたが、採用の面接官だった上司と入社後に関係を持ち、ずっと悩み続けていた」と告白している。

 この男、現在は部長で、将来の役員といわれているというのである。彼女は、社内のハラスメント相談窓口に2度連絡を試みたそうだが、担当者から名前を聞かれ、「いったらどうなるのか?」といったところ、「相手に伝える可能性がある」といわれたので、相談できなかったという。当然だ。

 大林というゼネコンも、一人前の企業とはいえないようだ。

 フライデーは、防衛大学校では3月17日に卒業式が開かれたが、478人の卒業生のうち1割を超える49人が「任官拒否」したと報じている。湾岸戦争を巡る自衛隊派遣論議があった91年には、94人の任官拒否が出たが、それ以来最多だという。

 防衛大学校では月給とボーナスが出る。それなのに自衛隊に行かずに民間企業に行くというのは、少なからず勇気がいる。

 フライデーによれば、背景には危険地域へ派遣されるという安倍政権への不安があるというのだが、安倍にとってはショックだろうな。

 さて、3・11も過ぎ、東北を除くと、日本には原発事故などなかったかのような空気が蔓延している。

 チェルノブイリ原発事故並みの大事故なのに、彼の国の方がより深刻に対処していると思われるほど、この国の為政者も、東電も、多くの民も無責任極まりない。

 今ではほとんどの週刊誌も扱わなくなったこの重大問題を、現代が久しぶりに取り上げている。

 ただし、扱いは驚くほど小さいが。

 自分たちの暮らす町が、どれだけ汚染されているのか知りたい、そいう思いで全国31の市民測定室のネットワークからなる、「みんなのデータサイト」が、14年10月に「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」を始動した。

 延べ4000人の市民が無償で、原発事故後に、国が放射線量の測定対象として指定した17都県、3400地点の土壌を採取し、測定、マップ化した。

 国は、航空機モリタリングで空間線量を測定し、そこから推定したものを汚染度として発表しているが、これはあくまでも推定値だから精度は高くないという。

 数値を見る指標となるのが2800Bq/kgという値だそうだ。チェルノブイリ原発事故の5年後に、汚染のひどい地区で、住民に避難する権利や補償を与える基準が。測定単位に換算するとこの値になるという。

 これを超えるところが首都圏にも多くある。栃木県北部、茨城県南部、千葉北西部などがそうだ。

 栃木県那須郡那須町豊原乙では今も、20310Bq/kgもある。葛飾区立石6丁目では1660 Bq/kg、世田谷区弦巻、北区豊島5丁目遊び場、新宿区神楽河岸で400~500Bq/kgもある。

 こうしたマップはネットにあるのだろうな。こうしたものを見て、日々、二度と原発事故を起こしてはいけない、そう心に刻むのだ。

 同じ現代に、13年に滋賀県・湖東記念病院で入院患者の人工呼吸器のチューブを外し、窒息死させたとして逮捕され、自白もあり、懲役12年の判決が下った元看護助手・西山美香さん(39)の事件で、当時、新聞がどう報じたのかを検証している。

 彼女は、一貫して無罪を主張していて再審請求が最高裁で認められたのである。

 死亡した患者は、慢性の呼吸不全で、入院した当初から意識がなく、自然死した可能性が高いという証拠が見つかったのである。

 各紙は、社説などで、捜査のやり方や、自白を強要したことを難じ、西山さんに同情する言説を振りまいたが、現代は、お前たちは彼女が逮捕された当時、警察や検察のいうがままに、彼女が犯人だといい続けたではないかと、新聞の反省のない、ご都合主義の報じ方を、口を極めて難じている。

 現代のいうとおり、各紙の「自白をしたのだから犯人に違いない」という書き方は、今更反省しても手遅れというしかない。西山さんに土下座して詫びるべきだろう。

 だが、では週刊誌はどうだったのだろう。あまり大きく取り扱わなかったかもしれないが、冤罪の可能性を指摘したところはあったのか。

 こうしたメディアを検証する記事をやる場合、自分たちはどうだったのかという視点を入れなければ、説得力のあるものにはならない。

 自分たちは小さなマスゴミだから許して下さいよ、では通らない。

 自分の手も汚れていたが、それでもなお、新聞の方がひどいといわなければ、読者の心には響かない。いかがだろうか。

 今週の1番手は、いつもながらの眞子&圭問題である。今週はそこから踏み込んで、秋篠宮家の内部にまで確執が広がっているというのだ。

 週刊誌が皇室バッシングを好きなのは、売れるからである。

 かつては美智子皇后が皇太子妃の時代、嫁姑の確執があった、女官たちからいじめを受けたなどと書きたてた。

 雅子妃についても心無い報道が溢れ、皇太子がそのことを批判する事態にまでなった。

 今度のターゲットは秋篠宮紀子さんのようだ。これまでも紀子さんが秋篠宮家に仕える人間たちに厳しく接していることが報じられたが、長女の眞子さんと小室圭との結婚問題が起きてからは、秋篠宮との夫婦関係や、眞子さん、佳子さんとの母子関係について、あれこれ詮索する報道が多くなっている。

 今週の文春は、秋篠宮の誕生日会見の紀子さんの発言を、眞子さんが怒り、「お父さまとは話をしてもいいけれど、お母さまとは話をしたくない」という気持ちになり、母子の間に会話がなくなったと報じている。

 記者団から、眞子さんの近況を聞かれ、秋篠宮が「最近はそれほど娘と話す機会がないので、よく分かりませんけれども」と答え、それを引き継いで紀子さんが、昨年暮れから長女の体調が優れないことが多く、大丈夫だろうかと心配していると話した。
母親として当然の言葉だと思うが、秋篠宮家周辺の人間によると、紀子さんは、ここで私も娘と話をしていないので分からないというと、皇后さまから「母親として何をやっているのか」と叱られることを恐れて、話をすり替え、保身に走ったと、眞子さんが思ったからだというのである。

 そのために、紀子さんは娘に何かいいたいことがあっても、直接話ができず、人を介して伝えているというのだ。同じように、次女の佳子さんも、姉とは仲がいいが、両親との会話は減っているそうである。

 長女が、結婚問題で週刊誌という“世間”から心無い報道をされ、傷ついているのを見て心配しない親はいないはずだと思う。

 さらに新潮では、先日、お茶の水女子大付属小学校を卒業し、4月から同じ付属の中学校へ進学する悠仁さんについても、紀子さんがゆくゆくは東大に入れようと計画していると報じている。

 何やら悪いことを企んでいるような書き方だが、いいではないか。紀子さんの父親も弟も東大出で、秋篠宮も東京大学総合研究博物館で特招研究員をしているから、東大とは浅からぬ縁がある。

 だが、新潮によると、一般入試で東大を受験して、もし失敗したら大きな挫折体験になってしまうから、推薦入試という制度を使って入れようとしているのではないかと匂わせるのである。

 それも倍率が低い農学部(教養学部は7.33倍、文学部は3.27倍、農学部は1.67倍)ではないかとまで推測している。

 ここで新潮は、悠仁さんの卒業文集を持ち出し、父親と似て植物や昆虫に興味があるから、「水面下ながら東大への、そして農学部への道は舗装されつつあるようだ」(新潮)と、毎度おなじみの牽強付会的結論を導き出す。

 一度皇族方は会見でも開いて、これまでの週刊誌報道に対する率直な意見をいってみたらどうだろうか。何もいえないことをいいことに、どこの誰ともわからない関係者たちに、家庭内のプライバシーを吹聴させるのは、いい加減にしたらと思うのは、私だけではないはずだ。

 ICUを卒業した次女の佳子さんが、報道陣へ発表した文書で、珍しく、はっきりと姉の眞子さんと圭さんの結婚を応援していること、マスコミ報道のおかしさを率直に述べている。

「姉が結婚に関する儀式を延期していることについてですが、私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています。
また、姉の件に限らず、以前から私が感じていたことですが、メディア等の情報を受け止める際に、情報の信頼性や情報発信の意図などをよく考えることが大切だと思っています。今回の件を通して、情報があふれる社会においてしっかりと考えることの大切さを改めて感じています」

 皇室の若い人は、自分の意見をきちっと持ち、中傷マスコミに対してもしっかりした考えがあるということである。

 揣摩臆測で、ないことないことばかりを書き続けると、痛いしっぺ返しを食らうことになるはずだ。

【巻末付録】

 現代「竹内由恵-「報道ステーション」キャスターが初グラビアに挑戦」。私の好みでいえば、彼女はいいとは思えない。男性の噂が多いからではない。金曜日だけとはいっても、やはりスポーツ以外の分野では素人。説得力がない。

 袋とじは「雑誌グラビア・ヌード史-あの感動をもう一度 野平ゆき、山口いづみ、太地喜和子、麻田奈美、辺見マリ」。これもこんなものかというだけである。

 ポストは意外に力が入っている。巻頭には「園都、汗だくの女-週4で通う筋金入りの<サウナー>がビキニで・・・」と、袋とじ「佐々木あき、さよならヘアヌード-支援者426人から763万円を集めた写真集」

 後半の袋とじは「たかしょー渾身の全裸一文字メッセージ「さよなら○○○○」。「BJJ(美熟女)スター誕生総選挙-あなたが一番好きな美熟女さんは誰?」
そして「妻の名は塔子-帰ってきた!大ヒットにつき第2弾デジタル写真集発売!」。やはり妻の名は塔子はいいね。

 今週は、50円安い平週号ながらポストの圧勝だ。
(一部敬称略/文=元木昌彦)

眞子さまご成婚に影を落とす小室圭さん母は「失踪?」「蒸発?」週刊誌が追う

今週の注目記事・第1位
「青山学院理事長の小学校『300万円』入学口利きを告発する」(「週刊文春」3/21号)

同・第2位
「『ホテルで関係を・・』後藤真希不倫<告発文書>」(「週刊文春」3/21号)

同・第3位
「ゴーン凄腕弁護士3人衆への賛否両論」(「週刊文春」3/21号)
「『ゴーン』保釈生活-やりたい放題に裁判所も驚愕!」(「週刊新潮」3/21号)

同・第4位
「大島優子『初めての熱愛写真』-イケメン長身米国人と手つなぎデート撮った」(「フライデー」3/29号)

同・第5位
「小宮悦子120分インタビュー」(「週刊ポスト」3/29号)

同・第6位
「『アルツハイマー』と『歯』の怖い関係-『脳寿命』チェックリスト付き」(「週刊新潮」3/21号)

同・第7位
「間違いだらけの歯医者選び」(「週刊ポスト」3/29号)

同・第8位
「4人死亡東京福生病院の『透析中止判断』は間違っていない」(「週刊ポスト」3/29号)

同・第9位
「珍名・難読名字の深~いお話」(「週刊現代」3/30号)

同・第10位
「夫の死後まで考えて準備した樹木希林らしい『死後の手続き』」(「週刊現代」3/30号)

同・第11位
「被害女性社員に『なぜ断らなかった』大林組人事部長180分詰問音声」(「週刊文春」3/21号)

同・第12位
「『美智子皇后』を苛立たせた『小室圭さん』母上の沙汰無し」(「週刊新潮」3/21号)

同・第13位
「食べてはいけない『外食チェーン』第2弾-塩分非開示メニューを独自調査」(「週刊新潮」3/21号)

同・第14位
「ピエール瀧『真夜中は別の顔』」-コカイン使用で逮捕」(「フライデー」3/29号)

同・第15位
「『錦戸脱退に触れるな』ジャニーズ必死のマスコミ工作」(「週刊文春」3/21号)

同・第16位
「佳子さまお忍び『旅立ちダンス』」(「FLASH」3/26号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 まずはFLASHから。秋篠宮佳子さんの生き生きとしたダンス姿を写した写真を掲載している。これは必見だ。

 彼女は3月22日にICUの卒業式を迎える。24歳の彼女が今一番打ち込んでいるのがダンスだと、少し前の女性自身が報じていた。

 FLASHは、彼女が通っているダンススクール主催の公演、留学前の2017年、18年の9月と12月のDVDを手に入れたそうだ。

 総勢20人のセンターで踊る姿、楽曲を口ずさみながらHIPHOPを踊る姿は、眞子さんにはない熱気が伝わってくる。

 眞子さんも妹と一緒にジャズダンスでもやったらいいのに。立川談志や樹木希林の言葉ではないが、「人生成り行き」、くよくよしていても仕方がない。時にはパーッと踊りなはれ、歌いなはれ!

 さて、関ジャニ∞の錦戸亮がグループから脱退すると、先週の文春が報じたため、ジャニーズ事務所は、テレビはもちろん、週刊誌にまで「記事にしないでほしい」と通達したという。

 だが、事務所の神通力も力を失いつつあり、今度は週刊女性が、脱退するのは錦戸だけではない、心無いファンの迷惑行為で嫌気がさしている大倉忠義も考えていると報じたのである。

 どうやら今夏のドーム公演が、6人で行う最後のツアーになるようだ。

 ところで個性的な顔と演技で人気があった俳優・ピエール瀧(51)がコカイン使用容疑で逮捕された。

 フライデーは、2007年に路上で、某女と熱烈なキスをしている写真を掲載している。

 20代の頃から薬物に手を出していたと報じられているが、新井浩文や彼のような個性的な俳優が、不祥事で姿を消していくのは残念だ。

 お子様ランチのような俳優・女優ばかりでは、大人のドラマは成り立たないはずだ。といっても、原作自体がお子様ランチ向けのものばかりだからいたしかたないか。

 売れっ子俳優だったため、NHKの『いだてん』や封切り直前の映画『麻雀放浪記 2020』などがお蔵入りになる、損害賠償は10億は下らないなど、いつもの大騒ぎが起きている。

 殺人犯ならともかく、なぜ、瀧の出ているシーンがあるから放送できないとなるのか。彼の活躍ぶりを追いかけたドキュメンタリーではないのだ。ドラマや映画の中の人物を、瀧が演じているのだ。中には、容疑者の顔など見たくないという人間もいるかもしれないが、それはごく少数だろう。

 私は『麻雀放浪記 2020』は見に行きたいと思っている。

 新潮の「食べてはいけない外食チェーン」第2弾。外食は塩分を摂り過ぎるというのは、当たり前すぎて、あまり考えてこなかったが、牛丼一杯で一日の食塩摂取量を超えてしまうという「事実」には考えさせられる。

 今週は、とんかつ、うどん、定食屋チェーン、ケンタッキー、サブウェイ、マクドナルドなどのハンバーガーチェーンの塩分を出している。

 ロースカツ丼が5.7g、カレーそば7.2g、チキン南蛮とエビフライの定食7.0gなど、ぞっとしてくる塩分の多さである。

 意外なのは、マックのハンバーガー1.4g、モスバーガー2.2g、骨なしケンタッキー1ピースが1.9gなど、ファストフードの方が塩分控えめなのだ。

 マックのフライポテト(M)は0.8gである。これは、ポテトを揚げてから最後に塩をかけるから、塩辛さを感じるので、意外に塩分は少ないというのだ。

 塩分を取りたいが心配な向きには、食べる直前に塩を振りかけるのがよさそうだ。

 お次は、また眞子&圭問題である。新潮によれば、美智子皇后までが最近、「小室さんのお母様は、いまどこにいらっしゃるの。なぜ、誰も把握できていないのかしら」と、しきりに側近に訊ねていると報じている。

 たしかに、小室圭の動向は伝えられるが、母親の佳代がどうしているのかは、ほとんど報じられない。勤務先の洋菓子店も長らく休んでいるようで、「蒸発」「失踪」などという物騒な言葉も飛び交っているのである。

 そこで新潮が、小室一家が住んでいる自宅周辺を聞き込みしたところ、住民がこう話している。

「圭さんが渡米後も、引き続き自宅に住み続けています。職場を休んでいるのは、外に出て騒がれたくないからで、同居する80代のお父さんに食材などの買い物を頼み、本人はひたすら自宅に引き籠っているのです」

 よかったと思うが、週刊誌にあることないことを書かれて、たぶんうつ状態なのではないのだろうか。心配である。

 先週文春が報じた、大林組のリクルーターが就職希望の女子大生に対して、内定を餌に肉体関係を何度も結んでいた件で、新入社員の斉藤絵美(24・仮名)が、ハラスメント問題を担当する古瀬耕司人事部長と女性の人事課長に事情聴取されていた。

 だが、古瀬たちからは、「なぜ、断れなかったのか」「彼氏に対して、申し訳なさとか逃げ出したいとは思わなかったんですか」「どっちが分が悪いと追っていったら、高橋さん(加害者=筆者注)の方がよほど分が悪い」「(会社にレイプがいるみたいなことをいうのは=筆者注)今後のあなたにとって損をすることが多いと思いますよ」と、まるで彼女が悪いといいわんばかりで、「典型的なセカンドレイプです」(新村響子弁護士)

 最後まで彼らから、「つらい思いをさせて悪かった」という言葉はなかった。彼女はこのやりとりを録音していて、文春デジタルで聴くことができる。

 今やまさに相続ブームといっていいかもしれない。

 現代がこの問題に目をつけ、毎週、相続問題についての特集をやって、部数を伸ばしている。

 遅れてはならじと、他の週刊誌もワイドショーも追随して、相続無くしては夜も日も明けないようだ。

 現代は今週、樹木希林の見事な「死後の手続き」をやっているが、これはここで紹介した女性セブンの焼き直しである。

 樹木は、亡くなるまでに相続を終えていた。不動産の名義変更、二次相続で多額の相続税を取られないよう、亭主の内田裕也には一切、不動産はやらず、子どもへ全て相続させ、孫へも生前贈与をしていた。

 内田には、生きていけるだけの現金を渡していたという。内田もそれで納得していたのだろう。

 その内田が、樹木の後を追うように3月17日、肺炎のため東京都内の病院で死去した。享年79。

 何回かの離婚の危機があったが、樹木は別れるつもりはなかったといっていたし、内田もその気はなかったのであろう。

 妻唱夫随。内田がロックシンガーとしてどれほどのものかは、私は知らないが、樹木希林という見事な女を妻にしたことが人生最大の仕事であった。

 あの世でもまた激しい喧嘩をするのだろうか。合掌。

 古館伊知郎は、『報道ステーション』(テレビ朝日系)を離れてからパッとしなかったが、NHKの『ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!』で、ようやく彼の話芸を活かせる番組が見つかったようである。

 私はたまに見るだけだが、見始めると見続けてしまう。「鬼」という名字がある。先祖は朝鮮出兵の時、鬼のように強かったと豊臣秀吉から、そう名乗れといわれた武将が先祖だそうだ。

「毒島(ぶすじま)」という名字がある。群馬県桐生市に多い名字で、その由来はトリカブトの別名である「附子(ぶす)」とされているようだ。

 トリカブトは漢方の生薬としても使われる薬草で、その薬の製造に関わっていた人たちが、この名字を名乗ったそうである。

「目」という名字もある。これは「さっか」と読むそうだ。由来は1000年以上も昔にさかのぼる。奈良時代に設けられた官職に由来し、事務や文書の作成などの行政全般を司っていた。すべてに目を通していたことから「目」の字が当てられたという。

 私の「元木」という名字は四国に多いと聞いたことがあるが、私の家は四国とのつながりはない。

 変わった名字の由来をテーマにする番組はこれまでも多くあったが、これは古館の話芸で、面白く見せていると思う。

 ところで、権利者の許可なくネットに上げられたと知りながら漫画、写真、論文などをダウンロードすることを違法とする著作権法改正案を、自民党が通常国会への提出を見送ることを決めた。

 まだ自民党にも“正気”の人間がいたということか。こんなものが通れば、こうした週刊誌批評もできなくなるかもしれないと心配していただけに、ひと安心ではある。だが、権力者にとって都合のいいこの法改正を諦めるとは思えない。まだまだ要注意である。

 さて、日本は人工透析大国といわれ、全国で約32万5,000人が透析を受け、昔は保険がきかなかったが、現在はきくため、医療費は年間1兆5,500億円になるという。

 腎臓病患者にとっては「命綱」だが、東京の福生病院で、患者に「透析を止めますか」と聞き、患者は「透析中止」を選び、透析を止めたため、患者は亡くなった。

 そういう患者が4人いたことが明らかになって、「悪魔の医師」「自殺ほう助」ではないかという批判が起こっている。

 だがポストは、この判断は間違っていないと、腎臓移植の名医、万波誠医師にいわせている。万波医師はこういう。

「複雑な経緯もあるから、第三者が軽々しく言うことはできないが」と前置きして、「透析が嫌な患者はいくらでもいる。なんでもかんでも透析をするというのはおかしい。患者の意思を尊重して、透析をやめたい人はやめる。強制する必要はないと思う」

 透析は人間の体にいいものではないし、しんどい。

「人間らしく生きるためには、腎臓移植の方がいいが、ドナーが少ないから最初から諦めている人が多い。(中略)諸外国では移植手術の件数がどんどん増えている。しかし、日本では透析患者ばかり増え、移植の数は10年前とほとんど変わっていない。理由は行政のシステムや法整備の違いとしか言いようがない。外国ではドナーを増やし、移植を推進しているが、日本は『透析でいいじゃないか』で止まり、患者は『死ぬよりいい』と我慢させられている。中には透析の苦しみから逃れるために、海外に行って移植手術を受ける人がかなりいる。これが現実です」

 私も糖尿病だから、これから透析を受けることになるかもしれない。苦しいのは嫌だな。

 透析をやめることはけしからんと批判するだけではなく、こうした移植を増やし、患者の苦痛を和らげる(死なしてはいけないとは思うが)治療を考えることもメディアの役割である。

 同じポストに、歯医者選びを間違ってはいけないという特集がある。

 私も、歯の治療だけではなく、愕関節炎で、痛みで口が大きく開けられないのだが、かかりつけの歯医者ではいつまでたっても治らないので、大学病院の口腔外科に行き始めた。

 歯医者は星の数ほどあるが、いい医者、頼りになる歯医者を見つけるのはなかなか至難である。

 ましてや、堀ちえみで有名になったが、舌がんは、一般の歯医者では見つけにくいし、確定判断はできないそうだ。

「舌の一部が白く変色して浅い潰瘍になり、痛みが1カ月以上も続く」ようなら、がんの可能性が高いので、耳鼻咽喉科や口腔外科を受診したほうがいいそうである。

 新潮では、歯とアルツハイマーの関係について特集をしている。ここのところいわれ始めているが、これは、歯周病が出す毒素によって歯肉などの炎症が起きると、血液中に炎症物質「サイトカイン」が流れ込み、これは脳にたどり着くと、「アミロイドβ」というたんぱく質が脳の中で増え、これが記憶を司る「海馬」を中心に少しずつ溜まって、それに圧迫される形で脳細胞が死滅し、記憶力が低下していくというのである。

 歯磨きは15分。それに歯間ブラシと、「オイルプリング」といって、オリーブオイルなどを口に含み、クチュクチュとやるといいそうだ。今晩からやるか!

 ポストは懐かしい女子アナを登場させている。小宮悦子、60歳。悦ちゃんももう還暦か。

 小宮と久米宏のテレ朝『ニュースステーション』は視聴率が20%もあるお化け番組であった。

 久米にいろいろ教えられ、その日の衣装に合わせてボールペンまで変えたという。

 彼女が、今の報道番組について、こう批判している。

「いまは国内外で重大ニュースが目白押しです。泥沼の中東情勢や揺れるEUに、トランプ政権、朝鮮半島情勢とロシアの領土問題。
 日本でも森友・加計学園問題から統計改ざん、ゴーン事件と数え切れないほどあります。
 それぞれツッコミどころが満載なのに、各局横並びで、問題の本質がいまいち分からない。
 全ての事象には原因と結果があります。誰がなぜ、どうやったのか。もっと掘り下げてほしい。
 当時の『ニュースステーション』が厚労省の統計改ざん問題を報じたなら、数式を出して、どこをいじったのかを解説するでしょう。
 少なくとも私や久米さん、『ニュースステーション』のみんなは、強いものに抗っていくのも仕事のうち、そこに醍醐味があることを自覚していました」

 彼女に指摘されるほど、今の『報道ステーション』を含めたニュース番組の報道姿勢には首を傾げることが多い。

 だいたい、テレ朝のトップが政権と近いのでは、首を覚悟しない限り、政権批判だけではなく、おかしいことをおかしいといえるMCやアナなど育つわけはない。

 3月16日の「LITERA」によれば、『報道ステーション』で、硬派な取材で存在感を見せていた平石直之アナが、小川アナと同じように、AbemaTVに出されると報じている。

 富永アナも精彩を欠くなか、お前もかである。もはや報道のテレ朝などと恥ずかしくていえないだろう。

 NHKはもとより、民放も国営放送化していくのだろう。この平成という時代は、新聞もだが、特に、テレビがジャーナリズム性を失っていったと記憶されるだろう。困ったものだ。

 さて、フライデーが、AKB48を国民的アイドルにした功労者である大島優子(30)がイケメン長身アメリカ人と「熱愛」していると報じている。

 2人は大島の自宅マンションで同棲生活をしているという。しかも、大島の父親と3人で寿司屋へ行ったり、彼がロサンジェルスへ戻る時、大島の代わりに飛行場まで送りに行っているのである。

 父親公認の仲ということのようだ。見物は2人が並んだ写真だ。大島が小さすぎるのだろうか、男の二の腕ぐらいに彼女の頭がある超凸凹カップルである。

 大島がAKBを卒業して、17年の夏から1年間アメリカ留学した時に知り合ったようだ。

 カルロス・ゴーンが釈放されて以来、そのうっ憤を晴らすかのように、毎日のように出歩き、豪華な食事をしていることが様々なメディアで報じられている。

 新潮によれば、3月10日には、港区麻布台にある「東京アメリカンクラブ」に妻と赴き、そこでフランス人の記者の取材を受けていたようだという。

 だが、ゴーンが釈放されたのは、出入り口に監視カメラを付けたり、日産幹部ら事件関係者とは会わない、メールの送受信やインターネットへの接続が出来ない携帯電話を使用するなど、約10項目の厳しい保釈条件が付いていたからだが、どうやら「証拠隠滅を阻止するチェックはきかず、ノーズロ状態」(新潮)だそうである。

 渋谷のラブホ街にほど近い、築40年を超える狭い一室が彼の「制限住居」だが、その出入り口にある監視カメラは、同じマンションの住人にいわせると、「いつでも取り外しができますし、都合の悪いものが写らないようにレンズの向きも簡単に変えることができます」という代物。

 おまけに、近々、セレブなマンションへ引っ越すといわれているようだ。

 舐められた東京地検特捜部は、ゴーンだけではなく、関わりのある約40人をフルマークしているようだ。

 ゴーンを“演出”しているのは弘中惇一郎ら3人の弁護士たちだが、文春によれば、森本宏特捜部長は、弘中よりも「(警戒すべきは)弘中というより高野だな」といっているそうだ。

 高野隆弁護士は、2月にも、男性医師が女性患者にわいせつ行為をしたとされた事件で、女性のせん妄に基づく幻覚だったと主張して、無罪判決を勝ち取っている。

 文春は、こうした最強の弁護団への報酬は5億円といわれているとし、さらにアメリカの法律事務所にも弁護を依頼しているそうだから、着手金だけでも4億円になるのではないかと見ている。

 これでもしゴーンが無罪になったら、地獄の沙汰も無罪を勝ち取るのもカネ次第ということになるのだろうか。

 ゴマキこと後藤真希は33歳だというが、顔だけ見ているとほれぼれするいい女である。

 彼女は13歳で「モーニング娘。」に加入。その時出した「LOVEマシーン」は160万枚の大ヒットになった。

 02年にグループを卒業後、12年までソロで活動していた。だが、07年に弟が窃盗で逮捕され、10年には母親が転落死するなど、プライベートでは苦難続きだった。

 文春によると、14年に建設現場で働く弟の友人だった3歳年下のAと結婚。2児の母親になりママタレとして再ブレークしている。

 ようやく普通の幸福を手に入れたと思われていたゴマキだったが、その幸せも彼女自身の「不倫」で、手からこぼれ落ちそうだというのだ。

 彼女の夫Aが、妻の不倫相手B(28)を相手取って330万円の損害賠償を請求する民事訴訟を起こしているのである。

 ゴマキは陳述書で、Bと肉体関係があったことは認めている。だが、Bにいわせれば、彼女は亭主からDVやモラルハラスメントを日常的に受けていて、離婚したいという意思を自分に伝えていたため、権利侵害行為はないと主張しているという。

 Bは準備書面で、「真希によれば、原告(A)の自己中心的な態度、過度の束縛、性行為の強要に苦しんでいたが、芸能界にいるため、誰にも相談できずに精神的に追い詰められていた」といっているそうだ。

 証拠として提出されたBとゴマキとのLINEのやりとりの中には、離婚しようとAに伝えたところ、「人間じゃないだの、狂っているだの、罵られまくって、だったら人間辞めてやるから待ってなよってなって。あちこちアザができて。もう無理だったのよ」というくだりがある。

 これが事実なら、ゴマキはAと別れると思われたが、そうではなかったようだ。

 後藤は自分のブログを更新して、「私の未熟で軽率な行いにより生涯を誓った夫を深く傷つけ、妻として母として、またこのような立場でありながら自覚が足りず、信頼を裏切る事となりました。後悔の思いとともに深く反省しております」と書き、夫の許しをもらって関係を修復したとしている。

 夫婦というのは不思議なものである。ゴマキのいい分を丸ごと信じ込み、結婚まで考えたBがチョッピリ哀れである。

 今週の第1位は、文春が報じている青山学院大学初等部の裏口入学の話だ。

 だいぶ昔になるが、慶應幼稚舎の合格率がやたらと高い塾が話題になったことがあった。

 月謝もバカ高いが、カネに糸目をつけず、自分の子どもを入れたい親が門前市を成した。だが、そこはお受験教育ばかりではなく、幼稚舎の先生に高額な付け届けをしろ、1,000万円を慶應に寄付しなさいなどと指示され、その通りにしたのに合格しなかった親たちが怒って新聞に話し、大きな社会問題になったことがあった。

 だが、こうした子どもを溺愛する親バカたちからカネをむしり取ろうとする輩は、いつの時代でも必ずいるのである。

 今週の文春は、慶應大学、学習院と並ぶ「お受験御三家」の青山学院初等部にも、同様のことがあったと報じている。

 冒頭、都内のイタリアンレストランを借り切って行われた青山学院・堀田宣彌(のぶみつ)理事長の再任と、山本与志春の院長昇格のお祝いの会で、両氏や校友会副会長、俳優の高橋克典らが一緒に写っている記念写真が紹介される。

 そこには、この会を開いた会社経営者の鎌田雄一(仮名・50代)夫妻と、青学アドバイザーの肩書を持つ竹石爾(ちかし)もいる。

 この鎌田が、わが子を何としてでも初等部へ入れたい当人で、彼がかねてから昵懇にしていた知人を通して、青学校友会の人間を紹介され、その後、アドバイザーの竹石を知ることになったのが17年の4月頃だったという。

 竹石は、04年から14年まで青学の常務理事や常任監事をしていて、学内に部屋を持っているため、「それほど力のある人が協力してくれるなら全面的に頼るべきだと思ったのです」(鎌田)

 文春によれば、竹石は堀田理事長の名前を再三出しながら、17年秋から受験本番までの約1年間、鎌田にあれこれ便宜を図ってくれたそうである。

 昨年1月には、竹石と校友会の人間が連れ立って鎌田を推薦するために、堀田理事長のもとを訪れ、彼の子どもAの「推薦状」を渡したという。

 後日、竹石から、「A君は青学の“トップ推薦”になった」といわれる。もちろん、鎌田が理事長や院長を何度も会食に誘い、大相撲の枡席にも招待したことが功を奏したこと、いうまでもない。

 鎌田が付けていた支払いの記録によると、17年から18年にかけて、理事長たちの会食に費やした金額は100万円を超えたそうだ。

 さらに青学には合計で300万円寄付している。だがその後竹石が、合格した暁には青学に3000万円寄付するようにと話していると伝え聞き、試験の1カ月前になると、竹石は「青学ではなく私を支持してほしい」といいだしたそうだ。

 だが、昨年の11月6日にあった結果発表で、子どもは「不合格」になってしまうのである。

 ここまでしたのになぜ? これが事実なら、青学の内規というよりも、どこの学校の内規にも違反していることは明らかである。

 文春の直撃に竹内はどう答えるのか。彼は、自分はアドバイスをしただけ、推薦はしたが初等部には一切いってない、そして「こんなケース、どの学校でもいっぱいあるでしょう。慶應でも早稲田でも、『お金でどうした』とか。青学はまだいい方だと思いますよ」といい放った。

 堀田理事長は、鎌田とは1回会ったことは認めたが、「理事長に再任された祝の会へ行ったら、鎌田もいたので名刺を交わした」だけだといい繕う。

 鎌田が寄付したことについては、「勝手に寄付したんでしょう」、竹石から推薦状を受け取っていたことは、「見たこともない」と突っぱねたが、その後、受け取ったが見ていないと「回答を奇妙に変化させた」(文春)そうだ。

 山本院長は、推薦状は受け取っても初等部には渡さずに、こういう方の紹介があったと伝えるだけだが、「ボーダーラインで(並んだ二人の)どっちがいいか分からない時に、(推薦を)使ってくださいということでお願いしている」と、話している。

 要は、彼らが推薦した子どものほうが優遇されるということである。寄付や会食接待についても認め、寄付は返す、接待分は自分のポケットマネーから返すと、動揺が言葉に出てしまっている。

 青学は、鎌田が、一連の経緯を記し学校側の見解を問う内容証明に対して、内部調査委員会を立ち上げ、3月28日までに調査結果をまとめるそうだが、この告発が事実なら、理事長、院長の辞職は避けられないはずだ。

【巻末付録】

 もうすぐ春ですね~。今週末には桜の開花宣言が出るようだが、暖かくなるにつれて、現代、ポストのグラビアもやや春めいてきたような気がする。

 まずは現代から。「安座間美優、パーフェクトSEXY-一流ファッション誌で専属モデル」。「Oggi」(オジイと読むのか?)のモデルだそうだが、いいね~。

「久松郁実、グラビア歴5年の最高傑作-ハワイで撮影された極上ボディ」。こちらもハッとするほどいい子だ。ヘア・ヌードを見せてくれたらもっといいのに。

 袋とじは「女優・永岡怜子、息を呑む全裸SEXシーン-神に愛された身体」。なかなか粒ぞろいのSEXYショットに、クラクラしてきた。

 ポストは、「前代未聞の総力大特集・岩本和子大解剖-奇跡の43歳、ハダカの履歴書」という大特集。

 彼女、43歳だそうだが、熟れた色気が堪らない。袋とじでも「岩本和子、ヘアヌード七変化-和子さんが乱れて、濡れて」、「山崎真実、白銀ヌーディ-人気女優が北の大地ですべてを晒した!」。こちらは健康な色気。

 よくわからないのが「パチンコ&パチスロ美女ライター、ビキニでフィーバー」という企画。まあ、そこそこ美人ぞろいだから許すか。

 今週もSEXY度は伯仲しているが、私の好みでいうと現代の女性たちだな。というわけで今週は現代に軍配だ。
(文中敬称略/文=元木昌彦)

【告知】
読者の皆様へ
「ノンフィクションの醍醐味」3月の講演会のお知らせです。
今月のゲストは元講談社随一のノンフィクション編集者の加藤晴之さんです。
加藤さんはフライデー、週刊現代の編集長も歴任し、大相撲の八百長問題を仕掛け、大きな話題を呼びました。
200万部のベストセラー『海賊とよばれた男』(百田尚樹)や講談社ノンフィクション賞を受賞した『告白 あるPKO隊員の死』などを手がけています。
3月22日(金曜日)7時から9時まで。
【場所】カフェ・ミヤマ 高田馬場駅前店2号室(電話03-5292-5772) 
東京都新宿区高田馬場2-17-4 菊月ビル地下1階
(地下鉄東西線の高田馬場駅から3秒。濡れずに行けます)
「ゼロメガ」の部屋です。直接会場へおいで下さい。
私のメールアドレスはm.mo1to2ki3@gmail.comです。
【会費】 コーヒー代として1000円
よろしくお願いします。

眞子さま&小室圭さん狂想曲は続く……「結婚させるべき」「させないべき」週刊誌の論調は?

今週の注目記事・第1位
「就活女子大生の私を弄んだ大林組幹部」(「週刊文春」3/14号)

同・第2位
「『安倍総理』の野望が透けた『新元号』の舞台裏」(「週刊新潮」3/14号)

同・第3位
「『梅宮辰夫』芸能界への遺言-6度目の『がん闘病』『人工透析』を初告白」(「週刊新潮」3/14号)

同・第4位
「命まで取られる『アポ電強盗』の撃退術」(「週刊新潮」3/14号)「『アポ電強盗』犯人グループの正体」(「週刊文春」3/14号)

同・第5位
「24時間営業で不便が生じた『コンビニ』紛争の明日」(「週刊新潮」3/14号)

同・第6位
「韓国ファクトチェック」(「ニューズウイーク日本版」3/12号)

同・第7位
「小室さん金欠ピンチと眞子さまを独り占めした元女性大臣」(「週刊文春」3/14号)
「眞子さまと小室さん 結婚させるべき、させないべき」(「週刊現代」3/23号)

同・第8位
「関ジャニ∞・錦戸亮<脱退>で関ジャニ崩壊危機」(「週刊文春」3/14号)

同・第9位
「親戚に財産を奪われないための『死後の手続き』『事前の準備』」(「週刊現代」3/23号)

同・第10位
「食べてはいけない『外食チェーン』-胃がん、脳卒中リスクが増大!!」(「週刊新潮」3/14号)

同・第11位
「『島根王国』再興の切り札は後継『DAIGO』」(「週刊新潮」3/14号)

同・第12位
「『まんぷく』安藤百福の即席麺『発明』は嘘だ」(「FLASH」3/19号)

同・第13位
「なりもの ヤフー・井上雅博伝」(「週刊現代」3/23号)

同・第14位
「茶会欠席だけではなかった『雅子妃』新皇后に不安材料」(「週刊新潮」3/14号)

同・第15位
「47都道府県 セックス県民SHOW」(「週刊ポスト」3/22号)

同・第16位
「『大坂なおみ』指導経験ゼロの新コーチについた疑問符」(「週刊新潮」3/14号)

同・第17位
清く正しく/宝塚男優トップ有力・松岡修造長女の熱さと硬さが凄い」(「週刊文春」3/14号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 8年前の今日の午後2時過ぎ、私は中国の北京にいた。買ったばかりのiPadを開き、朝日新聞DIGITALを見ていた。

 東北地方に大きな地震があったと第1報が流れた。中国要人と会ってから、再びiPadを開いたら震度7強になっていた。

 急いでホテルに戻り、部屋のテレビをつけた。津波が船や家屋、ビルまでも飲みこんでいく映像が流れ、茫然と立ちすくんだ。

 電話はつながらない。iPadからメールでカミさんに「大丈夫か」と送った。幸い、すぐに「こちらは大丈夫」だという返事が来た。

 翌日の夜、東京に戻って、福島第一原発が地震による津波で破壊され、大量の放射能が漏れて広がったことを知った。

 大震災から20日後に福島にクルマで入った。眼にする光景は、私の想像をはるかに超えていた。

 しかし、いまだに東日本の復興は遅々として進まず、第一原発の廃炉化も日暮れて道遠しである。

 関東大震災が起きた時でさえも、日本人は力強く復興してきた。日本中が焦土と化した敗戦からも立ちあがり、ジャパン・アズ・ナンバーワンといわれるまでになった。

 だが、阪神淡路大震災に続いて起きた東日本大震災からの復興は、なぜ遅れているのか。

 日本人が大自然災害の前に立ちあがる気力を失ってしまったからなのか。政治家や役人が無能だからか。

 一つだけいえることは、この大災害が原発事故を引き起こしたからだ。自然に壊されたなら、また元に戻せばいい。

 だが原発事故による放射能災害は可視化しにくい。故郷には以前と変わらない家があり、庭があり、田畑がある。

 匂いも痛みも感じないが、そこに人は住めない。政府は、放射能を除染したから故郷へ帰ってもいいというが、これまでやってきたことを思えば、その言葉を信じることはできない。

 まして子どもを抱えた親は、この子の将来を思えば、躊躇するのは当然である。

 あれだけの原発事故を起こしたにもかかわらず、政府は原発を止めることなく全国にある原発を再稼働させるという。

 自然災害には慣れている日本人も、放射能という見えない敵との闘い方を知らない。

 このままいけば、必ず原発事故が再び起こる。営々として積み上げてきた生活が根底から覆される。

 そうした“無力感”が、復興を遅らせているのである。安倍という政治家が一強といわれ、直期政権を続けていられるのは、日本中にまん延するあきらめにも似た無力感からであろう。

 どれほど安倍が嘘をつき、デタラメをやっても、日本人は怒らなくなった。

 どうせ、誰がやっても、何も変わりはしない。もうすぐ東京にも関東大震災並みの大地震が起きるのは間違いない。

 日本中に大地震が起こり、原発事故が誘発され、日本は沈没するのだ。明日のことを考えるのはよそう。8年前に起きた原発事故が、日本人から明日を考え、立ちあがる力を奪ってしまったのである。

 もう一度、日本人を立ちあがらせるためには「原発をなくす」と政治家が宣言することだ。

 さて、話はガラッと変わる。人気タレント松岡修造(51)の長女・恵(19)が宝塚音楽学校を卒業したという。

 なかなかの美形だ。芸名は「稀惺(きしょう)かずと」で、男役である。

 無遅刻・無欠勤で特別皆勤賞を受賞した頑張り屋で、トップスターへの期待が高まっているそうである。

 イケメンコーチを突然切った大坂なおみの新コーチに、セリーナ・ウイリアムズら世界のトップランカーのヒッティングパートナーを務めたジャーメーン・ジェンキンス(34)が決まった。

 コーチとしての実力は未知数だが、ヒッティングパートナーというのは、練習で次戦の対戦相手の得意な球を打ってあげるなど、高度なテクニックが要求されるそうだから、そう心配はないというのだが。

 大坂は、BNPパリバ・オープンに出場し、クリスティナ・ムラデノビッチ(フランス)を6-3、6-4で危なげなく下した。新コーチ効果が出たのだろうか。

 ところでポストが心配だ。現代は相続についての連載や、それをまとめた増刊号の売れ行きがいいらしい。

 だが、ポストは現代ほど相続問題に特化できず、かといって文春、新潮のようなスクープ路線も難しいだろう。中途半端な誌面作りで精彩がない。

 今週も、読むところはほとんどない。編集部が迷っているのが誌面に出ている。

 今週紹介するのはこの1本だけ。それも先週の焼き直し記事である。

 相模ゴム工業が20~60代の男女14000人を対象に調査した「県民のセックス」である。浮気率のトップは埼玉県だと先週紹介したが、コンドームの使用率でもトップになった。当たり前か。

 これと矛盾する結果もある。結婚・交際相手以外とのセックス回数で、トップは福島県だが、最も少ないのは埼玉県なのだ。浮気率は多いのに、セックス回数は少ない。どういうこと?

 セックス満足度のトップは宮崎県。オナニーの回数の一番多いのは秋田県。結婚・交際相手とのセックス回数が最も多いのは鹿児島県だ。

 これは何となくわかる気がする。

 今までの経験人数が一番多いのも、初体験の年齢が一番低く19.6867歳なのも沖縄県である。これもわかるな!

 次は新潮から。このところまた体調に不安が窺えるのが雅子妃だそうである。2月25日と26日に行われた天皇皇后両陛下主催の茶会を欠席したが、次の日の青年海外協力隊との接見も、皇太子一人で出席したそうだ。

 これから天皇即位の式典が続くが、雅子妃の回復が早いことを祈ろう。

 さて、2017年の4月24日から、カリフォルニア州で、年代物のヴィンテージカーを持ち込み、田舎道を1600キロ走る「カリフォルニア・ミッレ・ミリア」が行われた。

 そこに1939年型の白いジャガーで出場した日本人がいた。だが、時速100キロを超える速度で走っていたジャガーが突然斜めによれ、ハイウェイから飛び出し、大木に正面衝突してしまった。

 亡くなったのは、毎年そのレースに出場してきた井上雅博、60歳だった。井上は元ヤフージャパンの社長だった。井上は、孫正義から社長に命ぜられ、創業から2年足らずの97年11月にジャスダックに株式を公開し、99年には株式時価総額が1兆円を突破し、翌年は1株当たり1億6,000万円という高値を付けた。

 井上の総資産は1,000億円を超えるといわれるそうである。だが、そんな井上だが、莫大な財産をひけらかすようなことはせず、ヤフーの社員も、ビジネス関係者も、素顔の井上について知るものはほとんどいないという。

 その井上の「数奇な生涯」を追うノンフィクションが現代で始まった。筆者はノンフィクション・ライターの森功。

 彼は、ソフトバンクやヤフーの関係者を取材するだけではなく、アメリカの現地取材もして、骨太のノンフィクションにするようだ。

 先日、森に会ったら、「おもしろいものになりますよ」といっていた。期待しよう。

 横山秀夫の『ノースライト』(新潮社)を一気に読んだ。おもしろい。

 今回の主人公は一級建築士。ミステリー性は弱いが、その代わり建築、ブルーノ・タウト、男同士の確執、夫婦の物語を軸に、横山の小説の世界にぐいぐい引き込まれる。

 しかも読後感がいい。今年のベスト10上位に入る傑作である。

 ピエール・ルメートルの『天国でまた会おう』(早川書房)もいい。これもミステリーというより、戦争に翻弄された2人の男の人生ドラマ。

 全く緩むことなく、次から次へと繰り出す物語の展開は、見事というしかない。久しぶりに読書の楽しみを十分に味わえた2冊である。

 NHKの朝ドラ『まんぷく』は高視聴率を保ったまま大団円を迎えそうである。だが、ここへきて、日清食品の「チキンラーメン」は安藤百福の発明ではなかったとFLASHが噛みついた。

 同誌によると、安藤は20歳前後までを台湾で過ごしている。南部では戦前から揚げ麺をチキンのスープで食べる文化があり、戦後は、食糧難だった日本にも輸入されていたという。

 在日華僑のひとり張國文は、歯科技工士として日本に渡り、大阪阿倍野で中華料理店を経営しながら、即席麺「長寿麺」をつくり上げたそうだ。これが1958年の春だった。

 日清食品の社史によると、「チキンラーメン」を発売したのは同じ年の8月。

 長寿麺は50年代に始まった南極観測隊でも採用され、59年に発売された雑誌には、「ヒマラヤ越冬隊 南極越冬隊御採用」という広告が掲載されている。

 張は58年12月に「味付乾麺の製法」で特許を出願し、安藤側は翌年1月に「即席ラーメンの製造法」で出願しているという。

 さらに、張の特許が認められる直前に、日清食品は張の特許を2千300万円(現在の貨幣価値でいうと3億円程になるそうだ)で買い取っているのである。

 誌面には、その際の契約書が載っている。もちろん日清食品側は、長寿麺とチキンラーメンとは別物だと主張している。

 東洋大学の藤本貴之教授は、「NHKの連続テレビ小説で扱われた企業のイメージアップは計り知れません。フィクションであるにもかかわらず、エピソードが独り歩きするケースも少なくない。(中略)個人的には、公共放送のNHKが、視聴率がいいという理由だけで、実在の創業者がモデルのドラマを多発するべきではない」と話している。

 私も、この意見には同意する。

 ところで竹下登という政治家がいたことを覚えておいでか。島根県の造り酒屋の出で、田中角栄と袂を分かち経世会を立ち上げ、ドンとして君臨した時代があった。

 だがその後を継いだ竹下亘が食道がんにかかり、跡目を誰にするかに注目が集まっていると新潮が報じている。

 先の登の次女と元毎日新聞の竹下番記者との間に生まれた次男がタレントのDAIGO(40)で、妻は北川景子(32)である。

 知名度はあるが、本人も周囲も、その可能性はないといっている。だが、島根王国の復活という大義が立てば、DAIGOより、北川景子を出馬させれば当選間違いないだろう。

 先ほども触れたが、週刊現代別冊、年寄りのではない『おとなの週刊現代 死後の手続きはこんなに大変です』(980円)が売れているようだ。発売後、すぐに増刷したそうである。

 新潮の「食べてはいけない」シリーズもなかなか好調のようだ。今週は「外食チェーン」の塩分が高いという特集。

 ここでも何度か書いているが、私は牛丼の「すき家」フリークである。普段は牛丼の並みだが、懐が温かいと奮発して牛すき焼き丼・二倍盛とビールを飲むのが至福の時間である。

 新潮によると、この「二倍盛」というのは食塩が7.4gもあるそうだ。厚労省の「日本人の食事摂取基準」(2015年版)によると、男女ともに一日当たりの塩分の必要量は1.5gだから、5日分の塩分を1回の食事で摂ってしまうことになる。

 塩分過多→高血圧→脳出血や脳梗塞のリスクが高まるというのは、私にもわかる。これから牛丼は10日に1回にしなくては。

 どこもかしこも相続相続。現代が火をつけ、今週は第12弾である。

 もうやることはないのではと思っていたら、今週は「30年ぶりに会った甥がカネを要求」という特集である。

 なるほど、相続というのは兄弟姉妹はもちろんのこと、義父や義母、甥っ子や姪っ子、いとこばかりか、状況によっては最大で、はとこの6親等まで関与することになるそうである。

 私の時もそうだったが、遠くにいる甥や姪などは相続対象とは考えなかったし、何もいってこなかったからいいが、要求されたら困ったことになったかもしれない。

 このぶんだと、まだまだ続けるのだろうな。

 文春が、「関ジャニの人気者、錦戸亮がグループの解散を強硬に主張し、自分は脱退するといっている」と報じている。

 昨年、同メンバーの渋谷すばるが「音楽活動の追求」を理由に脱退したことがきっかけだったという。

 SMAPが解散し、嵐も来年末で活動を休止する。嵐に続く60万人超のファンクラブ会員を持つ関ジャニが解散となれば、ジャニーズ事務所の将来はない。

 お次はまたまた眞子&圭問題である。困ったことが発覚した。小室圭が7月にニューヨーク州の司法試験を受けるという情報が流れ、それに合格すれば晴れて弁護士になれると思っていたのだが、文春の調べによると、事実は違うようだ。

 小室圭は現在、奨学金をもらってLLMコースに通っている。このコースは5月で修了し、その後JD(法務博士)コースに進むが、そこには同じような奨学金はないそうである。

 出てもLLMよりかなり減額されるという。さらにLLMコースを修了して、一足飛びにNY州の弁護士試験を受けるには事前審査があり、法学部を卒業していない圭は、7月に受けられる資格はないというのである。

 圭の弁護士の上芝も、「受験資格はないと認識している。予定通りJDに進学する」と認めているのである。そうなると、受験できるのは今から3年後以降となるのだろう。

 眞子&圭のいばらの道はまだまだ続くということになりそうである。

 現代は、この結婚問題について、何人かに意見を聞いている。小説家の山本一力は、「常識的に考えて、自分の娘が400万円もの借金トラブルを抱えた男を家に連れてきて、すんなりと結婚を認める親がどこにいますか」と、否定的だ。

「説明を求められた事柄に明確な答えを出さず、『勉強する』という名目で海を渡った小室さんの行動は、『常識に欠ける』と見られても仕方ないでしょう」と、評論家の八幡和郎も批判的だ。

 漫画家の小林よしのりは、先日サンデー毎日に載ったコメントと同じ「肯定派」である。

 2人にカネがないことを心配するが、ジャーナリストの田原総一朗は「貧乏でも幸せになることはできる」と話す。

 ジャーナリストの大谷昭宏も「今の小室さんを国民が敬愛の念を持って迎えられるかといえば、疑問が残ります」と否定派だ。

 最後に作家の藤田宜永は、こう話す。

「それでもなお、二人の気持ちを尊重するべきだ。(中略)もちろん。お二人に『世の中、そんなに甘くはありませんよ』と言いたい人の気持ちはわかる。でも、経験してみないとわからないこともあるじゃないですか。細かいことは言わず、『大変だろうけど、上手くいってほしいな』と願うのが、大人の態度ではないかな」

 この意見、秋篠宮家はどう聞くのだろう。

 ところで『FACTFULNESS』(日経BP)という本が話題を呼んでいる。これはデータや事実に基づき、世界を読み解く習慣というような意味で、著者のハンス・ロスリングがつくった言葉である。

 著者は、どんなに立派な人でも、彼が出した13の質問に全問はおろか、正解率は平均で7%程度で、チンパンジーより劣っているという。

 たとえば、「世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったのでしょう?」という質問。Aは約2倍になった。Bはあまり変わっていない。Cは半分になった。

「世界中の1歳児の中で、なんらかの病気に対して予防接種を受けている子供はどれくらいいるでしょう?」。Aは20%。Bは50%。Cは80%。

「世界の平均寿命は現在およそ何歳でしょう?」。Aは50歳。Bは60歳。Cは70歳。

 2017年に14カ国、1万2000人に行ったオンライン調査では、地球温暖化の質問を除くと、正解数は12問中たったの2問だったという。

 先ほどの質問の正解は、C→C→Cである。

 著者は、確実に世界は豊かに、良い方向へ進んでいるのに、出されたデータを正確に把握していない人がなぜこれほど多いのかと疑問を投げかける。

 詳しくは本を読んでもらうとして、ニューズウイーク日本版に日本人の韓国理解のファクトチェックという特集があるが、これも面白い。

 日本では、韓国は日本が重要な貿易相手国だから、これ以上反日を強めるのなら、対韓国貿易を減らしてしまえという“暴論”がまかり通る。

 しかし、韓国の貿易相手国は中国が圧倒的で、次がアメリカ、日本はわずか8%程度しかない。

 韓国経済は日本と比べて脆弱だといわれるが、通貨危機を克服して以来、経常収支は黒字が続いている。2012年以降はGDPに対する経常収支の割合が、日本を上回り続けているのだ。

 軍事力も韓国は貧弱? 2017年の軍事費は日本の9割になり、ドイツに肉薄しているのである。

 大卒の給料は323万円、外国に住む韓国人は中国に次いで多い743万人で、そのうちの3分の1以上が北米で暮らしている。

 キャッシュレス比率は96%。慰安婦と徴用工問題にばかりこだわり続けると、近々、経済でも追い抜かれてしまう日が来るかもしれないのだ。

 さて、コンビニの最大手、セブン-イレブンの24時間営業に関心が集まっている。

 セブン大阪南小阪店のオーナーの松本実敏が、人手不足と妻をがんで亡くしたため、本部に伝えたうえで、朝6時から深夜1時までと営業時間を短縮した。

 だが、本部から契約違反だといわれ、契約解除と賠償金1700万円を払うよういわれたことに端を発し、24時間も開けている必要があるのかという論争が起きたのである。

 そこから、コンビニは本部だけが儲かる仕組みで、毎日夫婦で12時間以上働いても、ロイヤリティや保険料、税金を引かれると、手取りは20万から30万円程にしかならないという「オーナー残酷物語」へと発展していった。

 セブンというのは、以前も、売れ残った弁当を値引きして売りたいというオーナーの声を認めず、全部廃棄しろと指示していたことが問題になり、結局、世論に推されてセブン側が値引きを認めざるを得なくなるという“失態”があった。

 今度も、世論に推されて、「3月中旬から直営店舗で短時間営業の実験を始める」(セブン広報)といわざるを得なくなった。

 店名通り「7時から11時まで」、遅くとも12時までやればいいと思う。今年の正月も、元日だけではなく3が日休むデパートや飲食店が増えてきたが、不都合なことはそれほどない。

 そのうち、Amazonに頼むと、2、3時間で家まで届けてくれるサービスが始まるだろう。日本で一番の3K職場であるコンビニから働き方改革を始めるべきである。

 アポ電なる妖怪が跋扈している。今年1月から、渋谷区初台で90代の夫と80代の妻を縛ったうえで、現金2000万円と宝石などを奪った。

 3人組の男が渋谷区笹塚の一軒家に押し入り、80代の夫と70代の妻を縛り、現金400万円を奪った。

 そして2月28日、江東区のマンションに住む80歳の女性が殺されてしまった。これらの事件に共通するのは、事前にアポ電があったことだ。

 犯行予兆電話、アポ電がかかってきたという通報は、昨年だけで3万4658件と、前年より8747件も増えているという。

 振り込め詐欺の件数は減ってきているが、詐欺師たちは稼がなくてはいけないため、手口が凶悪化してきているのではないかと、新潮で犯罪ジャーナリストの小川泰平が指摘している。

 アポ電があっても、電話に出ない、現金をいくら家に置いているかを分からせないことが重要だが、詐欺師の手口はますます巧妙になっているという。

 例えば、特殊詐欺だとわかる電話をかけてきて、撃退したと得意になっていると、別の人物から、「警察ですが、先ほど変な電話がありませんでしたか」と電話してきて、ついカネを家に置いているとしゃべってしまう。

 電話がかかると、「この電話の通話内容は防犯のため会話内容を自動録音いたします」などとアナウンスが流れる迷惑電話防止機能のついた固定電話を設置するのがいいそうだ。

 ところで、私は梅宮辰夫という俳優が好きではない。『不良番長』や『前略おふくろ様』は見ていない。『仁義なき戦い』は見ているが、菅原文太や松方弘樹の存在感と比べると影が薄い。

 料理は玄人はだしで、『料理の鉄人』にも出演しているし、たしか梅宮の名前を付けた漬物を買って食べたことがある。

 その梅宮が、81年の人生で、6度もがんになり闘ってきたことを、新潮を読んで初めて知った。まだ30代半ばだった頃に睾丸がんにかかり、それが左の肺に転移した。それから30年ほどの期間を経て、今度は初期の胃がん、次は十二指腸乳頭部がんで11時間に及ぶ大手術をしたという。

 昨年夏には前立腺がん、今年1月には尿管がんになっているそうだ。尿管の手術では腎臓も一緒に摘出したので、これからは1日おきに4時間の人工透析受けなくてはいけないという。

 長い間がんと闘ってきた梅宮は、「若い頃にがんを患ったことに感謝すべき」だといっている。それは、「80歳を過ぎてから初めてがんを宣告された患者さんは、精神的にかなり落ち込むと思います。たとえ体力に自信があっても、がんと戦うための気力を保つのは至難の業」だからだというのである。

 彼は、がんだとわかったら、「踏み潰してやる」という気負いはなるべく持たず、信頼のおける医者の説明に耳を傾けて覚悟を決めたら、すべてを委ねるのがいいという。

 彼の父親が医者だったこともあって、医療に任せ、「もしもの時にはそれが自分の『寿命』だと受け入れた方がいい」ともいう。

 梅宮はここで芸能界批判もしている。自分がテレビに出なくなったのは、「理由はハッキリしています。単純にいまの芸能界が心底、面白くないからです」。一般人と同じような奴ばかりが跋扈して、圧倒的な存在感のある俳優がいなくなってきたからだが、そういう意味では昭和の香りを残した数少ない俳優の一人である。

 新元号が4月1日に発表される。新潮によれば、元号案を検討する際に留意すべき6つの条件があるという。

「国民の理想としてふさわしい意味」「漢字2字」「書きやすい」「読みやすい」「過去の元号やおくり名(追号)で未使用」「俗用されていない」ということだそうだ。

 官邸では早くも絞り込みが始まっているといわれるが、今回の元号には安倍首相の意向が色濃く反映されるのではないかといわれているそうである。

 その一番大きなものは、これまで、最初の元号である大化から現在の平成までのうちで、出典が確認できるものは77あり、すべてが中国の古典(漢籍)からだが、これを安倍は、「新元号は日本で書かれた書物をもとにしたい」といっているのである。

 だが、「国書からよい意味を持つ漢字を抜き出すのは容易ではありませんでした。当時、国文学では『源氏物語』『徒然草』『枕草子』などが研究対象となることが多かったのですが、宮中の日常や恋愛、あるいは随想から有用な文字を選ぶのは非常に難しい。また企業名や商品名などで、国書出典の漢語の方が日本で俗用されている可能性が高いから大変です。俗用が後から判明すれば、皇室の尊厳にも傷がつきかねません」と、昭和天皇ご不例のさなか、極秘で元号選定準備を進めていた、当時の内閣内政審議室長だった的場順三が語っている。

 もし、国書由来の元号が誕生すれば、1400年近い中で初めてであり、「文字通り総理は歴史に名を残すことになる」(官邸関係者)そうだが、何もレガシーがつくれなかった安倍首相が、自分の名を残すために元号を決めるとすれば、天皇陛下はもちろんのこと、国民への背信行為といえよう。あってはならないことである。

 さて、文春で多くの若い女性に「性暴力」をふるっていたことを告発された「DAYSJAPAN」元編集長で写真家の広河隆一(75)が、「創」に手記を寄せている。そこにこういう記述がある。

「誰にも会わない新年を迎えていた時、鏡に映る自分の顔を見て、その醜さにぎょっとした。他人から自分がどう見えているか、思い知った瞬間だった。(中略)鏡に映る年取った男が、若い娘を口説き落とそうと一生懸命になる姿は、想像するだに不気味で、同時に悲しい姿だった。(中略)さらにそのとき、私の立場や力が、他人からはどう見えているのかも、考え始めた。
 そしてそれは同時に、男である私にとって『性暴力』という問題が少しずつ見え始めた瞬間でもあった」

 これに対して、各方面から批判が上がっているそうだ。中には「これはセカンドレイプではないのか」というものもあるという。

 批判もわかるが、性暴力を働いた人間が、何を考えているのかを知ること、読者に知らせることは、メディアの重要な役割の一つである。

 篠田編集長の作る「創」は、これまでも、宮崎勤など凶悪犯の手記を多く掲載してきた。

 こうしたものを載せることなどまかりならんというのでは、言論弾圧と同じである。

 そんなことをしていれば、こうした貴重な雑誌を失うことになる。

 まずは広河のいい分を聞き、聞き終わってから、反論、論破すればいい。

 これをきっかけに、別の戦場カメラマンのセクハラやウソが、ネットに出回っているそうだ。

 だが、戦場カメラマンがみな高貴な志をもって仕事をしているわけではない。有名になりたい、カネを稼ぎたい、女にもてたい、そう考えながら、ベトナム戦争を取材したり、イラク戦争に従軍したカメラマンは多くいたはずだ。

 人間とはそういうものだ。そこから物事を考えていかないと、説得力のある批判は出来まい。

 今週の1位も、そうした人間の話を文春が取り上げている。

 スーパーゼネコントップの大林組で、OB訪問をしてきた女子大生を自宅に連れ込み、わいせつ行為を働いたとして、2月18日に社員の宗村港容疑者(27)が逮捕された。

 だが、就職を熱望する女子大生を甘い餌で誘い、こうした非道なことをしているのは、宗村だけではないと、文春は新入社員の斉藤絵美(24=仮名)の告発を掲載している。

 彼女が就活をしていたのは2年前。大学で土木を学び、スーパーゼネコンへの就職が希望だった。就職情報サイト「マイナビ」を通じて大林組にエントリーすると、大学のOBでリクルーターという男から電話があり、ホテルメトロポリタン仙台の喫茶店で会ったそうだ。

 出された名刺には「○○工事事務所所長 高橋修一(仮名)」とあり、54歳、長年リクルーターとして大学のセミナーに出ていたと話した。

 その日は食事をおごってもらって別れた。その後採用試験を受け、一次試験を通過し、役員面接を受ける目前に、高橋から電話があり、「もう内定が決まったようなものだから、お祝いしよう」といってきたそうだ。

 斉藤は指定校推薦制度で受けていたから、「リクルーターの印象で合否が左右される」といわれているため、誘いを受けたという。その際、「会うときは私服で来て」と要求したそうだ。違和感を抱いたが、その通りにして有名な焼肉屋へと向かった。

 個室で並んで座り、高橋は「本部にいっておいた」「これで落すことはないから」といい、飲めない酒を勧められて酔いが回ってきた彼女を口説き始めたそうである。

 気がついたら高橋が泊まっているホテルの部屋に入っていて、「最初は戸惑ったのですが、ずいぶん酔っていたこともあり、受け入れてしまった……。避妊はされませんでした」(斉藤)。

 同僚がいうには、高橋は土木技術に関する特許取得を主導するなど実績を積み上げ、次期支店長候補といわれているそうだ。

 内定はもらった彼女だが、入社までにも3、4回ラブホなどで関係を持ったという。誘いを断ると内定を取り消されるのではないかという不安を抱えていて、断れなかったそうだ。

 入社してからは、高橋とは勤務地が違い、一度も会っていないが、社内で関係がバレているのではと心配になったことがあり、LINEメールを送ると、こんなメールが返ってきた。

「変な噂は社内ではマイナスなので、バレないようにシラを切って下さいね」

 文春の取材に高橋は、肉体関係について否定することはなかったが、「本人がいない前では話せない」といい、「斉藤さんが意図的に私を貶めようとしている」と語っている。

 大林組のコーポレート・コミュニケーション室は、本件については社内で事実関係を確認中だとし、事実だった場合は厳重に処分すると答えている。

 だが、回答した翌日、斉藤は人事部から呼び出され、人事部長から「高橋には妻子がいて、役職もある。失うものが多いんだ」「お世話になった会社ではなく、なぜ文春に話すのか。相談窓口があるだろう」と何度も問い詰められたそうである。

「女性が働きやすい会社」を標榜する企業の実態は、いまだにお家大事、男性社員中心の旧態然たる体質が残ったままなのだ。

 ここまで告発した彼女が、この会社に居続けることはかなり難しいのではないか。文春は、これを掲載した以上、彼女のこれからを見続け、彼女が不利益を被らないよう、支えていく義務があると思う。

【巻末付録】

 ポストからいこう。巻頭は「大人の修学旅行/壇蜜が驚嘆した『奇想の系譜』」。これは壇蜜が裸で案内するのではない。「『沼』を持つ女優-出演作品が相次ぐ<正統派最旬美女>白石聖」は1ページ。

 巻末は、「超難問!おとなの『ヌード間違いさがし』」。袋とじは「幻の国民的アイドル、奇跡のヘアヌード AV女優・夢見照うた」。何が悲しくてAVに。「七菜乃×大塚咲、ヌード撮り合いっこ-写真展に先駆けて初公開」。「葉加瀬マイ(見納めミラクルボディ)-トップグラドルの引退グラビア」。葉加瀬は女優業に専念するそうだ。残念だ。

 現代は、巻頭で「女子ゴルフ開幕記念/松田鈴英、美しき挑戦者」。昨年は新人ながら賞金ランキング11位だった。なかなかの美形。現代は、アスリートを脱がすのがうまいから、そのうちヘア・ヌードを楽しみにしよう。

 後半は、「奥山かずさ、ランジェリー姿の戦隊ヒロイン-鍛えられた肉体美を見よ!」「奈月セナ、軌跡の美脚-長身Gカップで人気沸騰」。

 袋とじは「渡辺万美、激しく、美しい『濡れ場&自慰』ヌード」この中では渡辺万美がいい。今週は珍しく両誌ともに力が入っていた。いい勝負で、引き分けだな。
(文中敬称略/文=元木昌彦)

【告知】
読者の皆様へ
「ノンフィクションの醍醐味」3月の会のお知らせです。
今月のゲストは元講談社随一のノンフィクション編集者の加藤晴之さんです。
加藤さんはフライデー、週刊現代の編集長も歴任し、大相撲の八百長問題を仕掛け、大きな話題を呼びました。
200万部のベストセラー『海賊とよばれた男』(百田尚樹)や講談社ノンフィクション賞を受賞した『告白 あるPKO隊員の死』などを手がけています。
3月22日(金曜日)7時から9時まで。
【場所】カフェ・ミヤマ 高田馬場駅前店2号室(電話03-5292-5772) 
東京都新宿区高田馬場2-17-4 菊月ビル地下1階
(地下鉄東西線の高田馬場駅から3秒。濡れずに行けます)
「ゼロメガ」の部屋です。直接会場へおいで下さい。
【会費】 コーヒー代として1,000円
よろしくお願いします。