眞子さまの反乱と、小室圭さん「父自殺」報道の意義……週刊文春は“一線”を超えたか

今週の注目記事・第1位
「林文科相が白昼通う“セクシー個室”ヨガ」(「週刊文春」5/3・10号)

同・第2位
「山口達也が女子高生連れ込んでチューした犯行現場-強制わいせつで書類送検」(「フライデー」5/18号)

同・第3位
「『福田次官』は恥を知ったか」(「週刊新潮」5/3・10号)

同・第4位
「白浜保険金殺人『完黙夫』の性的倒錯」(「週刊新潮」5/3・10号)

同・第5位
「エグザイル白濱亜嵐 現地取材『LA禁断愛』と『口止め料300万円』」(「週刊文春」5/3・10号)

同・第6位
「福田会長と山口組元最高幹部」(「週刊文春」5/3・10号)

同・第7位
「欅坂46『紅白昏倒メンバー』熱愛スクープ撮」(「週刊文春」5/3・10号)

同・第8位
「小室母子が見た修羅『父自殺』の真相」(「週刊文春」5/3・10号)
「ご静養を拒む『眞子さま』の反乱」(「週刊新潮」5/3・10号)

同・第9位
「エンゼルス大谷翔平 マル秘プライベートは『ゲーム』『漫画』」(「週刊文春」5/3・10号)

同・第10位
「立憲民主・枝野代表が画策する山尾志桜里“再生計画”」(「週刊文春」5/3・10号)

同・第11位
「なぜ『樹木希林』は全身がん宣告でもピンピンしているのか?」(「週刊新潮」5/3・10号)

同・第12位
「老けない『最強主食』ベスト8」(「週刊文春」5/3・10号)

 まずは文春の「老けない最強の主食」から、ベスト5を紹介しよう。

 1位は発芽玄米、2位は玄米、3位がうるち米(普通の白飯)、4位が生パスタ、5位が食パンだそうだ。

 ちなみに老ける主食のワースト3は、コーンフレーク、うどん、そうめん・冷や麦だそうだ。

 女優の樹木希林が、「全身にがんが出来ている」と告白したのが2013年の3月だった。

 だが5年以上が過ぎても、女優を続け、最近は、自分の関係した映画がロサンゼルスで上映されるため、行ってきたという。

 新潮によれば、彼女が治療を受けているのは鹿児島にあるクリニックで、ここは時間軸の要素も加えた「四次元ピンポイント照射」という放射線治療だが、新潮は以前、疑義を呈していたところである。

 だが、山王病院呼吸器センター長の奥仲哲弥副院長にいわせると、「おそらく樹木さんは、乳がん多臓器に転移はしているものの、ほとんど症状が現れず、検査で見えるくらいまでがん細胞が成長したら、その都度、放射線などで対処し、長期的にがん細胞と共存できているんだと思います」。

 私の周りにもがんになっている友人はいるが、見ていると、がん患者にも運のいい人と悪い人がいる。

 年々、女優としての存在感が増している樹木だから、せいぜい長生きしてもらいたいものだ。

 山尾志桜里の評判は悪いままだそうだ。倉持弁護士と不倫し、その倉持を政策顧問に起用した。

 倉持も、奥さんとは離婚したが、今度は奥さんに手記を書かれ、「(山尾氏は)夫婦の寝室まで上がり込んでいた」といわれる始末。

 不倫はなかったと、無視を続けているが、倉持の元奥さんは、山尾に慰謝料請求をし、謝罪がなければ、裁判を起こして、不倫を証明する証拠を出すといっているようだ。

 だがそんな彼女を、枝野代表は入党させ、表舞台に立たせようと画策しているというのだ。

 党内からも批判が出ているそうである。いくら切れ者でも、民進党崩壊のA級戦犯であり、いまだに倉持と離れない山尾に、有権者の目は厳しい。

 枝野も、他にやることがないからといって、人望のない人間を引き立てる「無理」をしない方がいいと思うのだが。

 さて、エンゼルスの大谷翔平の投打にわたる活躍は、アメリカでも連日話題である。

 そんな大谷の野球以外の素顔を文春が伝えている。ロサンゼルスの住まいは家賃50万円のスリーベッドの邸宅だそうだが、広すぎて寂しいとボヤいているという。

 そんな大谷のパートナーは、日ハム時代でも通訳をしていた水原一平で、彼はもともと北海道出身だが、実家がロスで和食屋をやっているため、英語はネイティブだそうだ。

 運転も大谷のキャッチボールの相手も務める。クルマは運転しないが、大谷が乗るのはヒュンダイのセダン。

 大谷が好きなゲームは『クラッシュ・ロワイヤル』というオンライン対戦もできるものだそうだ。

 それ以外に大谷の楽しみは漫画を読むくらい。あまりにも野球一筋な姿に、少し遊んだらといいたくなるが、それが大谷の強さの秘密なのだろう。

 先日は投球中にマメができて降板したし、28日の試合ではバッターとしてホームランを打ったが、途中で足を軽く捻挫したとかで途中でベンチへ引っ込んでいる。

 過酷なメジャーの試合日程に、疲労が蓄積されて、故障しなければいいがと心配するのだが。

 ところで、4月27日朝、金正恩が板門店の軍事境界線を越えて韓国側に足を踏み入れた瞬間は、テレビを見ていて感慨深いものがあった。

 私は1980年代に、韓国側と北朝鮮側から板門店に行っている、当時としては数少ない日本人である。

 韓国では、数人の外国人ジャーナリストたちと韓国軍のヘリコプターで板門店近くまで飛び、そこから歩いて現地に向かった。

 当時の板門店は、今回テレビで見るような緑の多い場所ではなかったと記憶している。

 両側の建物の上に銃を構えた兵士たちが居並び、緊張感あふれる場所だった。

 北に行ったのは1985年の5月だった。平壌から通訳と数人の北の役人たち、私が泊まっていた招待所の女性たちとで、2台のベンツに乗って板門店に向かった。

 途中、小川の流れている場所で昼食をとり、板門店の少し前で、車のナンバープレートを外した。ナンバーから韓国側に誰が来ているのかを探られないためだと通訳はいっていた。

 北側から見る板門店は、より緊張感があった。その行き帰りを写真に収めたが、日本に帰って現像すると、そのフィルムだけがなくなっていた。

 文在寅大統領と金正恩が笑顔で握手している様子は、人のいいおじさんが久しぶりに会ったチョイ悪な息子と再会したような趣だった。当たり前のことだが、やはり同じ民族なんだということを実感した。

 非核化を含めた南北対話は紆余曲折あるだろうが、日本はもちろんのことアメリカのトランプも忘れてはいけないのは、韓国も北朝鮮も、悲願は南北統一であることだ。

 非核化が大前提だろうが、これからの南北は悲願に向けて動き出そうとするはずだ。そして中国との関係をこれまで以上に緊密にしていくと思う。

 そうなれば、インドシナ半島のように、戦争で多くの命を犠牲にしなくても、時間はかかるだろうが、南北朝鮮が統一すれば、アメリカは手を出せなくなる。

 そうした水面下での話し合いが2人の間でなされる可能性は、私はかなりあると思う。

 トランプがそうした企みを壊そうとするのか、非核化さえ約束すれば、あとは勝手にしろと黙認するのか。私は後者だと思うのだが。

 会談後の夕食には「玉流館」の平壌冷麺が出されるそうだ。私も北朝鮮に滞在している時にここへ行って食べた。洗面器のような大きなボールに、韓国よりやや太めの腰のある冷麺がとてもおいしい。

 昨夜は、冷麺が食べたくなって大久保まで買いに行ったが、残念ながら韓国の冷麺しかなかった。あれを食べるだけのために北朝鮮へもう一度行ってもいいと思っている。

 さて、眞子さんと小室圭さんの近況について、新潮と文春が報じている。新潮は巻頭特集だが、内容は、眞子さんが母親の紀子さんと折り合いが悪く、ゴールデンウイーク中に毎年行かれる栃木県高根沢町にある御料牧場での、皇太子一家たちとの静養に、眞子さんは行かないで、一人で過ごすそうだというお話。

 だが文春のほうはそうではない。ついにやってきたかと、タイトルを見てそう思った。これだけには触れてはいけない。それは週刊誌報道の一線を越えてしまうことになると危惧していたのだが。

「小室家母子が見た修羅『父自殺』の真相」がそれだ。小室家の父親は横浜市役所の職員だった。だが2002年に38歳の若さで亡くなっている。それも自殺で。

 その上、1週間後には義理の父親も自殺しているのだ。

 この「事実」はこれまでも報じられてはいるが、このことを中心に据えた記事はなかったはずだ。

 これはタブーに斬り込むということではない。小室家の尊厳に関わることである。結婚する秋篠宮家と小室家の間で、実はこんなことがありましてと話すことで、何の関わりのない週刊誌が、大声でいい振らすことではないはずだ。

 しかも、読んでみても、なぜ自殺したのかは曖昧なままである。なぜ自殺したのかなど、一緒にいた妻でもわからないものではないか。

 それを第三者が推測でものをいい、週刊誌がさも真実のように書き散らす。

 誰にも隠しておきたい過去の2つや3つはある。秋篠宮眞子さんと結婚する息子の母親だからと、あることないことを書かれる。小室家の母と息子はもちろんのこと、結婚の意志がいまだに固いといわれる眞子さんの心中はいかばかりであろう。

 週刊誌にも武士の情けというものがあってほしい。そうでなければ、週刊誌はいつか大衆からも見放される。

 昨年の『紅白歌合戦』で過呼吸のためにメンバー3人が次々に倒れてしまった欅坂46だが、その一人、志田愛佳(19)は、その後の二周年記念ライブも体調不良で欠席し、握手会にも出ていないという。

 昨年、握手会にナイフを持った男が侵入し、発煙筒を投げたこともあり、精神的ショックを受けていたという。

 その彼女が、欠席した二周年記念ライブの翌日、地元の新潟にいたという。

 その隣には男性がいたそうだ。互いの実家を行き来し、仲良くコンビニで買い物をし、志田は男のところに泊まったそうだ。

 2人は中学校の同級生だそうで、ラブラブなのだそうである。だが文春が、2人は交際している? と声をかけると、「付き合っていないっす」と否定した。この若者、いいところがあるじゃないか。

 アイドルなんて一過性のものだ。そんなに長くできるものじゃない。地元へ帰ってお嫁さんに。そのほうがいいと思うのだが。

 同じ文春から。日本レスリング協会会長に福田富昭(76)という人物がいるそうだ。

 この人、15年に渡り日本のレスリング界に君臨して、ドンといわれているそうである。

 文春によると、福田会長が大学時代に薫陶を受けたのがレスリング協会の会長を務めた故八田一朗で、彼はスパルタの権化といわれたそうだ。

 その八田イズムを継承している最後の弟子で、世界チャンピオンになり、ベンチャービジネスにも身を投じている。

 彼に転機をもたらしたのは、ロッキード事件でロッキード社の対日工作資金の受取人として名前が取りざたされたシグ片山だったという。先を急ごう。

 福田の人脈の一つに、山口組の元最高幹部、大石誉夫という人間がいると文春が書いている。

 大石は田岡一雄に引き立てられ、ゼネコンの仕切りや芸能興行で資金力を誇ったそうである。彼は昨年8月に亡くなったそうだが、福田会長とは頻繁に飲食をともにする仲だったという。

 2人の接点が表面化したきっかけは13年に起こされた民事訴訟だったそうだ。

 よくある清濁併せ呑む人物のようだが、自分が役員定年70歳というのを作ったのに、その年を超えて長期政権になり、今回のパワハラ問題に見られるように、「長期政権による権力集中の歪みの元凶になっているのです」(レスリング協会関係者)。

 権力は腐敗する。その見本のような人ではないかと、文春が追及しているのだが、本人には届かないようである。

 ところで、このところ出版界では、マンガなどの海賊版が掲載された3つのサイトへ、政府がブロッキングを促す緊急対策を決定したことで、批判が起こっていることに触れておきたい。

 インターネット業者がブロッキングを行うには、マンガなどの利用者だけではなく、ユーザーがどのサイトにアクセスしているのかというすべての情報を取得する必要があるため、これが憲法に定められている「通信の秘密」に抵触する恐れがある。

 そのためインターネット業者が、政府の要請にこたえてブロッキングを行うことは犯罪になるから、政府は刑法37条の「緊急避難」にして違法性をなくそうと考えているという。

 これは、政府の言論への介入を許し、言論の自由を狭めるものだと、さまざまなところから批判が出ている。いうまでもないことだが、一番の問題は、マンガを出している大手出版社が、本来自分たちで対策を考え、手を打つべきなのに、何もせず、お上の手に委ねてしまったことである。

 マンガの売り上げはこのところ落ちてきている。そのすべてが、海賊版の横行によるものではないはずだ。守らなければならない言論の自由までもほっぽり出し、お上の助けを求めるなど、言論を扱う出版社が絶対やってはいけないことだ。

 なぜそのようなことをしてしまったのか。大手マンガ出版社である、講談社、小学館、集英社のトップは、会見を開いて説明責任を果たすべきであろう。言論の自由なんかよりも、社の命運を左右するマンガの売り上げを死守することのほうが、われわれにとっては重大だと、本音をいえばいいのだ。

 やはり文春。エグザイルに白濱亜嵐(24)というのがいるそうだ。人気メンバーで、GENERATIONSのリーダでもあるという。

 その白濱が、アメリカのロサンゼルスの飲食店で働く20台前半の女性と親しくなった。だが彼女には結婚したばかりの夫がいた。

 その夫が、妻の携帯電話を見て、妻が白濱と不倫をしていることを知ってしまったため、今年の2月5日に、警察まで出動する激しい夫婦喧嘩を起こして逮捕されてしまったというのだ。

 よくアメリカに来る白濱は、そのたびに彼女をホテルに呼び出し、避妊もせずにSEXをしていたため、彼女は妊娠したらと心配になり、その時の白濱をスマホで撮っていたという。

 その動画を夫が見てしまったのだ。夫は、白濱に謝罪を求める、しないなら日本のマスコミに告発するといい出し、彼女は白濱に連絡を取ったが、謝罪の言葉はなく、あとは事務所と弁護士がやるといって、以後連絡が途絶えたという。

 保釈金や弁護士費用で2万4,000ドルかかると弁護士に伝えたところ、このことを口外しないという書面にサインさせられ、弁護士は3万ドルをキャッシュで払ったという。

 文春は以前、「三代目JSBはレコード大賞を1億円で買った」というスクープを報じたが、ここはなんでも「Money」で片をつける社風らしいと結んでいる。だが、山口ケースもそうだが、有名人に誘われるとすぐに誘いに乗る女性たちにも非があると思うのだが。

 お次は新潮。昨年7月19日に和歌山県内の病院に、前日、白浜海水浴場で「溺れた」という女性が意識不明のままベッドに横たわっていた。

 その女性の夫は妻の顔を「綺麗だよ」といいながらさすり続けていたという。

 だが、今年の4月19日に、和歌山県警捜査1課に、その夫・野田孝史(29)は逮捕されてしまうのである。

 なにやら三浦和義の「ロス疑惑」を彷彿とさせるようだと新潮は書いているが、彼は、妻殺しでは無罪になっているのだ。

 今回は、妻だった志帆さんが溺れたのは、胸くらいしか水位のない浅瀬で、彼女は泳ぎが得意だった。

 司法解剖したら、大津波にでも遭わない限りこれほどの砂がと専門家がいうように、被害者の肺などから大量の砂が出てきたことから、警察も早い段階で「夫の犯行」だと睨んでいたようだ。

 それに、彼女が亡くなる数カ月前に、2社で合計5,000万円の生命保険が掛けられていたことも、妻殺しの動機だったとみられている。

 それに野田には愛人がいた。その愛人は昨年12月に野田の子どもを産んでいるが、野田が別件で逮捕されたのは、その約2週間後だったそうだ。

 福田次官はセクハラ発言を全否定したまま辞任させられたが、懲戒処分ではないので、退職金は新潮によると5,361万9,232円となるそうだ。

 案外少ないような気がするが、ほとぼりが醒めた頃から天下りすれば、1社につき1,000万円にはなるそうだから、余生にカネが困るということはないようだ。

 一方、セクハラを告発したテレ朝の女性記者には、「録音したのは記者倫理に反する」「なぜ自社でやらなかったのか」などという理不尽な非難の声もあると新潮が報じている。

 彼女の知人は、「“ここまでやっても、何も変わらないんじゃないか”という不安に駆られているみたいです」と話している。

 文春によれば、女性記者が福田のセクハラを相談したのは、松原文枝経済部長で、松原は、以前に「報道ステーション」で、「I am not ABE」というフリップを掲げた古賀茂明の盟友的存在だったそうだ。

 だが、早川会長や篠塚報道局長は安倍首相と親しく、官邸から「なんであんな放送をしたんだ」といわれ、松原は経済部長へ異動させられたそうだ。

 その松原も、件の女性記者から福田のセクハラの録音があり、自社で報じたいといわれたが、「政局も絡むのでうちでは難しい。あなたの名前も特定されてしまう」と彼女を諭したそうだが、彼女の意志は固く、新潮へ持ち込んだというのだ。

 福田がセクハラ発言を否定している理由を、文春で福田から聞いた財務省幹部がこう語る。

「彼女も酷いんだよ。もともとスポーツの担当で、あの日だって『野球選手とかと遊んでいた』みたいな話をしていた。ひとしきりそんな話をした後で、『真面目な話をしていいか?』と。音源はそこの部分だけ。会話の全体を聞けば、彼女が嫌がっていたわけではないことが分かるはずだ」

 嫌がっていないのだから、セクハラをしてもいいとでもいうつもりか。呆れ果てたいいわけだと思うが、財務省の人間や麻生大臣などはそう思わないようである。

 さて、4月26日のフジテレビの『とくダネ!』を見ていて、まだこんなことをやっているのかとあ然とした。

「TOKIOの山口達也メンバーを警視庁が強制わいせつ容疑で書類送検した」というニュースの「山口達也メンバー」といういい方だ。

 テレ朝の『モーニングショー』でも同じいい方をしていた。驚いたことに朝日新聞も同様である。

 覚えておいでの方もいるだろう。2001年8月、SMAPの稲垣吾郎が公務執行妨害と道路交通法違反の現行犯で逮捕されたことがあった。

 だがテレビ局は、ジャニーズ事務所側の強い「要請」により、稲垣容疑者ではなく稲垣メンバーなる不可解極まりない呼び方をしたのである。

 私の友人の芸能レポーター・梨元勝(故人)は、当時出ていたテレビ朝日の番組で、稲垣のことはしゃべらないでくれといわれ、激怒して出演拒否をし、その後、テレビから疎まれ、活躍の場をネットへと移すことになった。

 当時はまだジャニーズ事務所の力が強かったが、もはや事務所の威光も下り坂なのに、何でこんなことをまだやっているのか。

 それに、報道の内容も不可解だ。「山口達也(46)が自宅マンションで女子高生に無理やりキスをするなどしたとして」(スポニチ)、警視庁が強制わいせつ容疑で書類送検したという。

 女子高生は友人と2人で山口の部屋を訪れ、被害に遭った女子高生は、逃げて母親に電話をし、母親が来て助け出したそうだ。

 山口と女子高生はNHKの『Rの法則』で知り合ったという。山口に誘われ家に行ったのだろうが、今の女子高生がキスをされたぐらいで逃げ回るとは思えないし、今の時代、「キス」が強制わいせつだとは、警察だって考えないはずだ。

 コトは稲垣の時よりも重大で悪質、それに山口は50近い中年男である。被害者とは示談が成立したそうだが、警視庁捜査1課は書類送検したのだから、山口容疑者ではないのか。

 スポーツ紙などは、事務所側の意向を忖度して、起訴猶予処分になるのではないかと予想し、有名タレントの軽はずみな行動ぐらいで収めようという意図が見え見えだが、その程度で済ませてはいけないこと、いうまでもない。

 その山口達也が、27日に涙の記者会見を行った。

 だが、芸能記者たちは、ジャニーズ事務所へ忖度して、強制わいせつの実態について突っ込むことはなかった。

 始まる前に山口の弁護士が、被害に遭った女子高生の両親からの手紙を読み上げた。その中に「今回娘が被ったことは親としては決して許せるものではありません」という文言があった。キスぐらいでこういう書き方はしない。それなのに、記者たちは故意にそれを無視したのだ。

 週刊誌が合併号に入る時期に、こうした不祥事の会見をやるのは芸能事務所の常とう手段である。新潮、文春なら、「山口達也が女子大生にやった強制わいせつの実態」と銘打ってやるのだろうが、あいにく、次の発売は5月9日である。

 フライデーがこの問題をやっていた。急遽突っ込んだのだろうが、残念ながら新しい情報はなかった。

 昨日の原稿で、「山口メンバー」といういい方はおかしいと書いたが、27日のフジテレビの『とくダネ!』で小倉智昭が、このことに触れ、読売新聞だけが山口容疑者と書いたと紹介し、隣のコメンテーターが、容疑者と書いてもいいと思いますがと重ねた。

 しかし、小倉のなぜメンバーにするのかの説明は、何をいっているのかよくわからないままだった。

 推測するに、視聴者から相当な数の批判の電話やメールが来たのであろう。

 山口も、事件の内容については、警察が捜査中なので答えられないと、財務省の佐川のような答弁をしていた。

 涙を流し、謝罪すれば、そのうちTOKIOのメンバーに復帰できるという甘い考えをしているとすれば、世の中そんな甘くないということを嫌というほど知ることになると思うのだが。

 忖度といえば、私は読んでいなかったのだが、先週号の文春で作家の林真理子が、ビートたけしの独立問題に触れて、新潮は毎週のようにこの問題について特集を組んでいて、たけしの愛人がいろいろと画策しているのではないかと報道している。

 だが真実はどうなのか。「こういう時、週刊文春の見解を聞きたいところであるが、なんかおとなしい。先週もグラビアだけでお茶を濁していた。殿の小説をいただいたので深くは書けないらしい。今回の騒動について、週刊文春ならどう書くか、みんな固唾を飲んで見守っていたはず。それなのに、またまた忖度か、もう財務省のことを非難出来ない、と考えるのは私だけであろうか」と、文春の権力に弱い体質を揶揄していた。

 さらに、今週号では、先週の文春が報じた米山隆一知事の「買春」記事に触れて、買われていた女子大生の彼氏が、知事というのは僕たちのような若者の見本になるべきで、お金のない若い子の弱みに付け込んで快楽を得ていたのは許せないというコメントに対して、「ちゃんちゃらおかしい。今どきの若者がまるで義憤にかられたような口調ではないか。(中略)この若者の怒りの基がよくわからない。怒りのホコ先はもっと彼女に向けるべきではなかろうか。お金がないなら、他の子がやっているようなふつうのバイトをすればいい」と、名門女子大生などと社会的に甘やかされ、売春をし、相手が知事だとわかったら、週刊誌にタレ込む、「こういう行為は最低だと思うし、週刊誌がその受け皿になっているのは本当に情けない」と難じている。文春編集長にとっては耳の痛い身内からの批判であろう。

 今週のトップは文春の「林文科相が白昼通う“セクシー個室”ヨガ」である。

 愛媛県の県職員が柳瀬唯夫首相秘書官(当時)と面会した後に作成した「首相案件文書」の存在が農水省でも発見され、文科省での調査はどうなっているのかという追及を受けた林文科相は「来週の早い段階で」と答弁したのが4月13日。

 週が明け、調査期限が迫っていた16日、午後2時20分ごろ、林は霞が関を離れ、恵比寿の雑居ビルの前に公用車を止めたという。

 議員バッジを外した林が慣れた様子で7階まで上がっていく。そこは文春によれば、「ポジティブスターヨガ(PSY)」というヨガスタジオ。

 PSYを知る業界人にいわせると、ここは普通のヨガではなく、経営者は元AV女優の庄司祐子氏で、インストラクターたちも元グラビアタレントや、元キャバクラ嬢と美人ぞろい。

 女性客は1時間3,000円なのに男は1万1,000円というところにも、この店のポリシーが窺える。

 彼女たち目当ての医者や弁護士も多く、庄司氏は経営者たちの集まりでも、「モデルの子を紹介しますよ」と営業をかけているそうだ。

 テレビでも、お客さんと仲良くなって、付き合ったりするインストラクターもいると発言しているし、芸人から「キャバクラヨガ」だと突っ込まれてもいる。

 ここは、美人インストラクターと1対1でヨガレッスンを受け、続けてタオルで目隠しされて、濃厚なオイルマッサージを受けるそうである。

 庄司氏は、林が通うようになったのは12年の安倍政権発足前後からで、「リンパマッサージは苦手なようなので、ヨガを一時間した後に指圧を一時間。インストラクターの指名は特にありません」と話している。

 文春の直撃に林は、ヨガの経営者がAV女優だったことは知らない、公用車を使ったかどうかは記憶にない、支払いはポケットマネーで払っていると答えている。

 いくら健康のためとはいえ、昼日中、公用車を使ってキャバクラヨガに通うのは、大臣ともあろう者がやってはいけないこと、いうまでもない。

 福田事務次官のセクハラ発言と同様、官僚や政治家たちにモラルの欠如が甚だしい。

 庄司は、文春に対して、いかがわしい店のように書かれたのは心外だと抗議したそうだ。
(文=元木昌彦)

財務省・福田次官の“セクハラ疑惑”──テレ朝女性記者の音声持ち込みは、なぜ「文春」でなく「新潮」だったのか

今週の注目記事・第1位
「セクハラをしらばっくれた『福田次官』の寝言は寝て言え!」(「週刊新潮」4/26号)

同・第2位
「新潟県知事『買春』女子大生の告白」(「週刊文春」4/26号)

同・第3位
「なぜか安倍総理が『上機嫌』の理由」(「週刊現代」5/5・12号)
「テレ朝女性記者は社内でも有名な『反安倍』一派」(同)

同・第4位
「AIが完全予測! これから給料が『下がる仕事』『上がる仕事』」(「週刊現代」5/5・12号)

同・第5位
「『安倍命の官邸にはついていけない』」(「週刊文春」4/26号)

同・第6位
「技能実習生残酷物語」(「ニューズウイーク日本版」4/24号)

同・第7位
「大谷翔平『人生一番の試合』対戦相手の証言」(「週刊文春」4/26号)

同・第8位
「乃木坂46メンバー『お泊り&パワースポットデート』撮」(「週刊文春」4/26号)

同・第9位
「心が折れない『脱獄囚』のサバイバル」(「週刊新潮」4/26号)

同・第10位
「『明治R-1』がTBS系番組でステマ疑惑!」(「週刊文春」4/26号)

同・第11位
「『ポスト安倍』を裁定する地味で鈍重なるキングメーカー」(「週刊ポスト」5/4・11号)

同・第12位
「『白髪染め』は身体に毒です」(「週刊現代」5/5・12号)

同・第13位
「皇室御用達『帝国ホテル』にこだわった『小室圭くん』のポートレート物語」(「週刊新潮」4/26号)

同・第14位
「血圧の教科書」(「週刊現代」5/5・12号)

同・第15位
「錦戸亮が瑛太にボコボコに殴られた午前2時」(「フライデー」5/4号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 ゴールデンウイークが間近だ。28日の土曜日から休めば9連休になる。

 そんなに休んだら、連休明けは使い物にならないと思うが、余計なお世話であろう。

 今週は現代とポストが合併号。さぞやカネをかけ選りすぐった特集やグラビアがあるのだろうと思ったが、現代はまあまあだが、ポストは残念ながら読むものがほとんどない。

 どうしたのだろう。相も変わらずの「100歳生きても大丈夫な『お金戦略』」がトップ。退職した時の手続きや相続対策。

 定年後の正しい怖がり方、震度6強で倒壊危機の有名建築物、最高の大河ドラマを決めよう、平成の終わりに起こること、それに葬式であの人に弔辞を読んでほしいなどなど。

 財務省の福田次官のセクハラなどに触れているのは、ほんのちょっと。

 これでは週刊誌とはいえないのではないか。女性セブンのほうが、よほど週刊誌らしい。

 このところ、現代は脱還暦雑誌を意識しているようだが、ポストは、いったい誰に読ませようというのか。

 100歳まで生きても、相続対策、老後資金と見てくると、高齢者から後期高齢者のための企画が多い。

 この層は、かつて週刊誌をむさぼり読んだ世代だが、もう、週刊誌にも夕刊紙にも手を出さなくなってきているから、読む人の数はどんどん減っているはずである。

 私の編集長時代は、現代よりポストの読者のほうが若かった。現代、文春、新潮はおじさん向けで、ポストがその下の世代をうまく取り入れていた。

 いっそ誌名を還暦ポストとでもしたらどうか。そうして、ニュースものなど全部やめて、健康や株情報、資産防衛術などに特化した記事ばかりにすればいいのではないか。

 今週のポストを見ていてそう考えた。

 さて、フライデーに剣呑な記事が載っている。俳優の瑛太が、ジャニーズ事務所の「関ジャニ∞」の錦戸亮を、深夜の恵比寿の店で、ボコボコに殴ったというのだ。

 2人はNHKの大河ドラマ『西郷どん』でも共演している仲のいい関係だという。

 だがその日は、錦戸がかなり酔い、瑛太に「FUCK」のポーズを見せつけながらからかい始め、瑛太の顔色がさーっと変わり、錦戸を殴り始めたというのだ。

 後日、2人を直撃したが、黙して語らず。人気者同士、何か、侮辱するようなことを錦戸が瑛太に向かっていったのだろうか。

 それにしても、このところのジャニーズ事務所は、トラブル続きである。

 現代には、これから暖かくなる季節は「高血圧治療」にいい季節だから、血圧を下げる工夫をしなさいと、特集を組んでいる。

 私の経験からいわせてもらうと、血圧には歩くのが一番いいようだ。

 私も40代の前半に血圧が200近くあった。クスリを飲んではいたが、なかなか下がらなかった。だが、40代の終わりになって始めたゴルフが効いた。

 私の場合、週に1回以上ゴルフに行っていたから、あっという間に130台まで落ちた。

 以来、最近はゴルフの回数もすっかり少なくなったが、血圧は安定したままである。

 暴飲暴食を止める、ナッツ類を食べる、野菜を多くとるなどは、よくいわれる。

 現代にある、降圧体操と降圧ツボ押しを紹介しておこう。

 降圧体操・力を入れて合掌=合わせた両手を胸の高さ、胸から30センチほど離れた位置に持ってくる。手を押し合わせるように10秒間ギュッと力を入れ、一気に脱力。10秒間は息を止めておく。大胸筋に力を入れる。

 降圧ツボ押し・親指と人差し指の付け根、二股に分かれている部分から人差し指の先のほうへ進み、へこんでいる部分を、親指で押す。5秒間押し、5秒かけて力を抜く。

 おやりになったらいかがだろう。

 このところ、秋篠宮眞子さまとの婚約が延期になった小室圭さんの「警備」の問題が、とやかくいわれるようになった。

 今週も新潮が、圭の出退勤にはSPが帯同し、自宅マンションの前にはポリボックスが置かれ、24時間態勢で警備をしていると報じている。

 そのため今でも20人近くの警官が携わっているから、この費用は月に500万は下らないという。結論が出ないまま再来年までずれ込めば、費用は2億円近くにもなる。

 結婚した眞子さまに支払われる予定の一時金は約1億5,000万円だから、それを上回ってしまうことになると、疑問を呈している。

 また女性セブンでは、この婚約騒動で美智子皇后が秋篠宮紀子さんに不信感を持ってしまったと報じている。

「自由に恋愛を楽しまれても、皇族としての結婚相手選びには、また別の『判断基準』を設けられているわけです。でも眞子さまは小室圭さんとの自由恋愛の延長上に結婚を見出された。
 美智子さまは、本来であれば、そこで一度ストップをかけて見極めるべきは母親である紀子さまの役割だとお考えだったのではないでしょうか」(宮内庁関係者)

 真実はどこにあるのか、私にはわからないが、いずれにしても、ここはもう少し静かにしてあげて、これからの成り行きを見守るべきではないか。

 私はずいぶん昔から白髪染めを使っている。だいたい同じものを使い続けているが、現代によれば、ずいぶん危ない白髪染めがあるという。

 100円ショップ最大手のダイソーで売っていた白髪染め「エバビレーナ白髪タッチ」から、有害物質であるホルムアルデヒドが検出され、ダイソーは商品の回収を発表した。

 ホルムアルデヒドは家具や建材の防腐剤として使われている。

 また、白髪染めに当たり前のように使われているパラフェニレンジアミンは、頭がかぶれたり、発がん性があるというのである。

 これは1991年に世界各国で禁止になっているが、まだ日本ではこの物質が白髪染めに使われているそうである。

 ご同輩、お気をつけあれ。

 唯一のポストの記事を紹介しよう。

 ポスト安倍競争が激しくなってきている。いよいよ支持率が30%台ギリギリのところまで来た。

 いまのところ、ポスト安倍の第1位は石破茂だが、続いて小泉進次郎が上がり、岸田文雄は安倍の下の4位と低迷している。

 総裁選では、石破が1回目の投票で過半数を取ることはないだろうから、2回目にどこと組むのかが勝負になる。

 二階や麻生が、派閥の力を利用して、キングメーカーになりたいのだろうが、意外な派閥がカギを握るというのだ。

 それは党内第三派閥・平成研会長に就任したばかりの竹下亘総務会長だという。

 兄は竹下登だが、地味な存在で、政治的な実績はほとんどない。だが、石破を応援し、岸田にも秋波を送っているそうだ。

 自分は兄のように総理にはなれないが、総裁を決めるキャスティングボードを握り、安倍に一泡吹かせることができるのか。

 注目しておいたほうがいいだろう。

 ところで、時事ドットコムニュース(4月23日付)で、安倍首相と孫正義が米タイム誌の「影響力ある100人」に選ばれたと報じている。

「安倍首相は2014年以来4年ぶりに『指導者』部門で選出。オーストラリアのターンブル首相は選評で『安倍氏の自信に満ちた力強いリーダーシップは日本の経済と先行きへの期待をよみがえらせた』と称賛した。
『巨人』部門で選ばれた孫氏の選評は、ソフトバンクも出資する米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズのコスロシャヒ最高経営責任者(CEO)が寄稿。将来への展望を持ち巨額の投資を続ける孫氏を『社会を加速させる希少な人間の一人』と述べた。
このほか、17人が死亡する銃乱射事件が起きた米南部フロリダ州の高校の生徒らが『先駆者』部門で選ばれた。オバマ前米大統領が選評を寄せ、銃規制を呼び掛けた若者らをたたえた」

 安倍首相が影響がある? 影響といっても悪い方の影響ではないのか。

 さて、R-1という明治乳業が発売しているヨーグルトだが、TBS系番組で、事業者が広告とわからない形で自社の製品を宣伝しているというのである。

 以前から、このR-1は、そうしたイメージが付きまとっている。それに、この番組を作っている制作会社の代表をやっている人間が、納豆を2パック食べるだけで体重が落ちると偽って、結局潰れた『あるある大事典』(日本テレビ系)のチーフ構成作家を務めていた人間だというのである。

 その後、『予約殺到! スゴ腕の専門外来スペシャル』というのを12年から制作し、半年に1回ほどのペースで全国報道されているそうだ。

 これまで10回放送されているが、10回のうち3回で、R-1が紹介されているというのである。

 そこでは、R-1がインフルエンザの予防に効果があるばかりではなく、がん細胞を攻撃するともいっているそうだ。

 専門家はこれを否定している。文春によると、番組でR-1が紹介されると、明治から代理店を通して800万円が支払われるというのだ。

 もちろん、当事者たちは否定しているが、こういう、視聴者にはわからないように、製品や店、レストランを紹介するステルス番組が多いように、私も思う。

 さて、瀬戸内海に浮かぶ小さな島・向島が日本中から注目されている。ここに脱獄囚・平尾龍磨(27)が逃げ込んだというので、警察が1,000人以上で捜索しているそうだが、2週間が経った現時点(4月23日)でも、逮捕に至っていない。

 平尾は、22歳の時、生活費や遊ぶカネ欲しさに121件の窃盗を繰り返し、400万円相当を懐にしたが、13年に逮捕され、懲役5年6カ月の判決が下された。

 新潮によれば、平尾は「塀のない刑務所」として知られる大井造船作業場というところにいた。

 ここでは、造船所の社員と一緒に働き、ヘルメットの色だけで区別している。近くの寮に住んでいるが部屋には鍵がかかっていないし、窓には鉄格子もない。

 いつでも逃げられるが、そこへ入れるのは初犯で模範囚か、身元引受人がいるなどの者に限られるそうだ。

 平尾は模範囚だったのだろう。それに、満期は再来年の1月だったのに、その彼が、なぜ脱走したのか、理由はまだわかっていないようだ。

 捜索がはかどらないのは、島には水が豊富にあり、牛乳なども配達してきて玄関に置いていくそうだから、手に入れようと思えば簡単に入る。

 野菜なども豊富で、山には山菜が生えている。それに、空き家が1,000軒以上もあるから、寝る場所には事欠かない。

 そうした条件が重なり、捜索する側は苦労を強いられているわけだが、これだけの努力をするのなら、なぜ、あと少しムショ暮らしを我慢できなかったのか。

 文春が、久しぶりに乃木坂46の能條愛未(23)の「お泊り&パワースポットデート」を“たった1ページ”でやっている。

 乃木坂は清純派といわれ、昨年刊行された白石麻衣の写真集『パスポート』(講談社)が29万部のベストセラーになった。

 能條は地方アイドルからのたたき上げの一期生。相手は戸谷公人(27)で、ドラマや映画、声優としても活躍しているそうだ。

 10日の夕方、戸谷は能條のマンションへ入って行った。翌日、クルマで東京都西多摩郡檜原村にある神戸岩へと向かう。

 この岩は、天照大神が隠れ、世界が真っ暗になった伝説の舞台・天岩戸を想像させる人気のパワースポットだそうだ。なかなか趣味がいいじゃないか、この2人。

 前回の登板では、マメができたため、2回で降板という不本意な投球だったが、今朝(4月23日)は、スタメンでそれも4番打者として出場した。

 2打席は厳しいコースを責められ三振だったが、3打席目にライト前にクリーンヒットを打った。

 投手としても認められ、バッターとしては開幕早々に4番打者に指名されるという、すごいことをやってのけたのである。

 大谷は2勝目を挙げた試合後の会見で、「人生最高のピッチングは」と聞かれ、「小学生の時」と答えた。

 文春によると、その試合は07年6月3日、リトルリーグ全国大会出場をかけた東北大会の準決勝だったという。

 大谷が11歳か12歳の頃である。水沢リトルでキャプテンを務め、エースで3番。地元の強豪福島リトルと激突した。

 その大一番で、大谷は規定イニングの6イニング全18個のアウトのうち、初回から打者一巡の9者連続を含む、17個の三振を奪ったのだ。

 大谷と投げ合った副キャプテンの丹野啓介はこう証言する。

「当時から大谷選手の球速は百二十キロ以上出ていたはずで、バッターボックスに立つと、体感速度は百五十キロを超えていたように思います」

 確かにリトル野球では、投手とホームベースの間は、正規よりも4メートル40センチ短い。だが、当時の大谷は、ストレートだけではなくスライダーの切れもものすごかったというのだ。

 大谷の「神話」はここから始まったのである。

 さて、外国から「技能実習生」として日本に来て、聞いていたのとは全然違う労働環境と搾取に泣く人たちの実態を描いたルポには、安田浩一による優れたノンフィクション『差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書)がある。その中に、

「岐阜の縫製工場で働いていた6名の中国人女性実習生は、あの晩、私に向かって『人間じゃないみたいでしょう』と訴えた。
 朝7時から夜10時まで、ずっとミシンを踏み続けた。休日は月に1日のみ。夜間外出も外泊も禁止されていた。
 毎月の基本給は5万円。生活費として現金支給されるのは1万5,000円。残業手当は時給300円だった」(アマゾンの内容紹介から)

 今週のニューズウイーク日本版が、安田峰俊のルポで、現代の奴隷制である実習生たちの惨状を紹介している。

 17年6月末時点で、中国やベトナムからの若者たちの数は約25万人になる。

 少し前までは中国人が国籍別人数の第1位だったが、ベトナム人が1位だそうだ。だが、現在も約8万人の中国人実習生が日本国内にいる。

 日本政府の建前は、「技術移転を通じた開発途上国への国際協力」を謳っているが、実際は、外国人を低賃金で働かせるためにあるのだ。

 中国でも、ブローカーから、日本で3年働けば約510万円稼げるといわれ、借金をしてブローカーに約78万円払って実習生を志望しても、日本にあるのはほとんどが単純な肉体労働である。

 その上、安い時給、それさえ払われないケースが多くある。女子にはセクハラ行為も日常茶飯事であり、「自分たちは中国にいても日本でも食い物にされる」と嘆く若者が多くいる。

 中には大ケガを負って、仕事に復帰することさえできない者もいる。

 職場を逃げ出し、不法就労者になる者も後を絶たない。

 こんな実態を知っているのに、日本政府は何も手を打たないのだ。

 中国からの実習生が少なくなったのは、中国のほうの賃金がよくなり、日本にまで来なくてもよくなったからである。

 やがて、ベトナムを含めた東南アジアの人たちも、国の賃銀が上がれば、日本へ出稼ぎに来る人の数は大きく減るに違いない。

 労働力不足で、東北大震災や熊本地震の被災地の復興が思うようにはかどらない。オリンピック会場の工事の遅れも目立つ。

 介護する人たちも人手不足で、外国からの労働力の助けを借りなくてはいけないのに、壁は高いままである。

 こんな状態が続けば、日本の国力は落ちる一方である。しかし、政府も厚労省も何も手を打たない。

 こんな国が、世界から尊敬されることなど絶対ない。

 後に触れるが、女性記者へのセクハラ発言で辞任した福田事務次官問題だが、文春がさすがだと思うのは、まだメディアではどこのだれかを特定できていないときに、取材時点で、新潮の情報源はテレビ朝日の女性記者だと知っていたことである。

 財務省担当記者の話として、「福田氏がお気に入りだったのが、フジテレビとテレビ朝日の女性記者。(中略)ただ、音源の出元については『酔っぱらって覚えていないんだよ』とボヤきつつ、『フジは違う』と言ってました」とし、「最終的に福田氏は、上司の麻生氏や官邸の杉田氏に、テレ朝の女性記者の名前を挙げた」(文春)と、特定していたのだ。

 やるじゃないか文春は。

 現代は、トップで、AIが仕事を奪う時代がすぐそこまで来ているが、それによって消えていく仕事、消えないにしても給料が下がる仕事と、AIがいくら賢くなっても、人間でなくてはできない仕事のため、給料が上がる仕事があるというのである。

 なくなる代表は、医療や銀行、生保など、これまでは優れた人間でないとできないといわれていた分野が、実は、AIの得意分野で、お払い箱になるという皮肉である。

 下がる仕事の1位から10位までをあげておく。1位から歯科医、保険ショップファイナンシャルプランナー、税理士、高速道路の保守・点検、獣医師、生保営業、大工、建築現場監督、インフラエンジニア、システムエンジニア。

 加計学園の獣医学部の前途はますます厳しいようだ。

 逆に給料が上がる仕事のベスト10。

 第1位はなんと縫製工である。アパレル業界は大量生産から少量生産へ移行し、技術力の高い縫製工は、これから需要が増えていくというのである。

 2位以下は、病院の調理員、病院の介護職員、歯科助手、損保事務職、倉庫事務職、水産加工員、警備事務職、調剤事務、診療所の介護職員。

 介護のできる人間がこれからもっと必要とされ、給料も上がっていくことは間違いない。

 先を見通せる人なら、こうした、人間にしかできない仕事に就くことを一生の仕事にしていくだろう。

 現代で、安倍首相が、トランプ大統領との首脳会談の成果なしでも、上機嫌だったと報じている。

 福田財務省事務次官のセクハラ発言や、米山新潟県知事の「買春」疑惑報道などで、森友学園や加計学園問題への関心が薄れた。これでゴールデンウイークに入れば、明ければ国民はみな忘れてくれる、そう思ったのではないか。

 甘すぎるというしかない。

 麻生辞任の声が大きくなり、結局、どこかで辞任しなければ収まらない。麻生を野に放てば、ポスト安倍で動いてくるのは目に見えている。

 支持率も落ちるばかりだ。上がる要素などどこにもない。それをよくわかっているのは、実は妻の昭恵かもしれない。

 今週の第2位。湘南高校から東大法学部、大蔵省に入ったのは福田淳一財務省事務次官だが、そんな経歴がかすんで見えるほど、この男の経歴はすごかった。

 灘高から東大医学部に進み、医師免許を取得しながら司法試験に合格。卒業後はハーバード大学付属マサチューセッツ総合病院で研究員を務めていた。

 こんなピカピカの経歴の男は、その後、医師の派遣業を行う会社を立ち上げた。この男がこれまでの人生で味わった挫折は、国政選挙に4回も出て落選したことと、50の歳になるまで独身だったことだろうか。

 だが、この米山隆(50)に転機が訪れる。16年9月、現職の新潟県知事だった泉田裕彦が、突然、知事選出馬を辞退したのだ。

 泉田は、地元の柏崎刈羽原発の再稼働に「NOT GO」の立場だったが、米山はもともと原発推進派だった。

 だが、選挙時にその矛盾を突かれると、「全く事故収束の目途がつかない現状を見て、私は意見を変えました」と主張し、知事選に勝利してしまうのである。

 知事になってからの米山の評判は、そう悪いものではなかったようだ。

 だが、彼は「ハッピーメール」という出会い系サイトで複数の女性、その多くは女子大生たちと連絡を取り合い、「買春」していたことが、文春の取材で明らかになったのだ。

 文春で、米山知事が出会い系サイトで知り合った都内の名門大学に通うA子(22)が、こう話している。

「もちろん、最初からお互い援助交際が目的。その日、新宿の『紀伊國屋書店』で待ち合わせ、ラブホテルに行きました。
 エッチはコンドーム付きで三万円だった。彼はお金を持っていそうな雰囲気だったし、『こういうこと(援助交際)に慣れているんだろうな』と感じました」

 米山がA子と初めて関係を持ったのは16年4月。それ以後、米山から求愛メールが届くようになり、月に1回ぐらいの間隔で関係を持ったという。

 彼女には、「今度知事選に出る」という話までしていたそうだ。

 だが、その中の一人のB子との間に深刻なトラブルを抱えていたというのだ。

 B子と知り合ったのは15年9月。知事に当選した時には、彼女からの祝福メールをもらっている。

 だが、B子と交際していた相手が、彼女と米山との関係を知ってしまうのだ。ネットで調べ、新潟県知事だということを知る。

 彼は米山に対して、援助交際をとがめるメールを送信すると、援助交際の事実を認めて、次のように送信してきたという。

「若い方には分からないでしょうが、僕のようなおじさんに付き合ってくれる人は、中々いません。それは、ずいぶんつらい事です。だからといって、自分のしたことですから、ご批判は受けます」

 その後、彼のメールアドレスに米山の代理人を名乗る弁護士からメールが届き、直接本人とやり取りすることは不可能になった。

 彼は、金が目的ではなく、自分のしたことを胸に当てて考え、進退を自ら判断してほしい、金のない若い子の弱みに付け込み快楽を得ていたという、買春の常習者であった責任をどう果たすのかを問いたかったというのだ。

 米山は、文春の取材に、「ハッピーメール」というサイトは知っている、A子もB子も交際していたことは認めている。特にB子は好きだったといい、

「当選後、B子さんから『おめでとう』と連絡が来たときは、もう恋人気分さ。彼女は(生活が)大変だろうから、そういうこと(金銭的援助)もするし、僕は彼女のことを好きだったし、彼女からしたら気前の良いおじさんと思っていたのかもしれないけど、彼女から好意も感じていたよ。彼女を傷つけたことはないしね」

 要は「私は独身だし、出会い系だが恋愛関係だった」といいたいのだろう。

 これだけの頭脳を持ちながら、なぜこんなことで躓いてしまったのだろう。

 文春によれば、彼には妻も恋人はおろか、盟友と呼べる側近もいないという。

 知事になったことで、人生の大目的を果たした気持ちになった時、ふと寂しさが忍び込み、それを埋めるために手っ取り早い女を求めてしまったのだろうか。

 人生の大目的だった官僚のトップになり、そこから次の目的を見失い、近寄ってくるメディアの女性記者を相手にセクハラを繰り返していた福田淳一にも通じる、エリートゆえのひ弱さが垣間見える気がする。

 メディアの取材に、米山隆の母親がいった言葉を捧げよう。

「バカっていってやりました」

 今週も堂々の第1位に輝いたのは、新潮のセクハラ報道である。

 週刊誌の持っているパワーを見せつけた1週間だった。

 新潮がスクープした福田淳一財務事務次官(58)のセクハラ発言報道を、本人は当初、すべてを真っ向から否定していた。

 すると、新潮は待ってましたとばかりに、福田と女性記者とのやりとりの音源を、女性記者の発言部分だけを消して公表したのだ。

 これで彼の進退は窮まったと誰もが思ったのだが、財務省は16日、福田から聞き取りをしたとして、「女性が接客をする店では、女性と言葉遊びを楽しむようなことはあるが、女性記者とそんなやりとりをしたことはない」と、あたかも、情報源がでっち上げたのではないかといいたげな「聴取結果」を発表し、福田本人は新潮社に対して訴訟を準備していると、逆に恫喝してきたのである。

 さらに、財務省は同省の記者クラブに加盟している各社に対して、「セクハラ被害に遭った記者は名乗り出てほしい」と呼びかけた。今週の新潮で政治部デスクがいっているように、

「財務省は、手をあげることなんてないだろうと高を括っているのです」

 麻生財務相も、発言が事実ならアウトだがといいながら、優秀な福田次官を更迭する考えはないといい切った。

 だが同じ16日の産経新聞朝刊は「福田財務次官 更迭へ」と一面で報じていたのだ。

 文春がこの間の事情をこう解説している。当初、福田次官を買っていた安倍首相も、新潮の記事を読んで、「“安倍晋三は面白いけど、税はどうしようもない。キスしたい”って、支離滅裂だ。ほんとにくだらない会話をして、許せないね。もう麻生さんに任せるよ」と突き放したという。

 安倍は更迭する考えだったから、産経がスクープできたのだ。だが、麻生と財務省が、森友学園の文書改竄問題についての調査が出れば誰かに責任を取らせる必要がある、それには任期が迫っている福田を辞めさせるのが得策だといい募り、官邸も渋々承知したというのである。

 だが、4月18日、突如、福田次官は「辞任する」といい出すのである。

 財務次官が引責辞任するのは1998年の旧大蔵省時代の「ノーパンしゃぶしゃぶ接待汚職事件」以来、20年ぶりだという。

 さらに事態は動いた。19日未明にテレビ朝日が緊急会見を開き、新潮へ音源を持ち込んだのは自社の女性記者であると発表したのである。

 この女性記者は以前、福田次官からセクハラ被害を受けていると上司に相談していたが、本人が特定されることで2次被害のおそれがあることなどを理由に、「報道は難しい」といわれていたそうだ。

 そのため女性記者は「セクハラ被害が黙認され続けてしまうのではないか」という思いから新潮編集部に連絡して取材を受け、録音した一部も提供したそうだ。

 テレビ朝日の報道局長は、取材活動で得た情報を第三者に渡したことについて、「報道機関として不適切な行為であり、当社として遺憾に思っている」といったが、これは明らかにおかしい。

 新潮が、今週号の「『なぜ自社で報道できないのか』の疑問に答える」の中で、「セクハラに反発したりすれば、その女性記者が所属する社は財務省から嫌がらせをされて“特オチ”が待っている。そうなると同僚にも迷惑がかかります」(財務省を担当するデスク)と書いているように、特オチすれば地方の支局へ飛ばされることもあるからだ。

 しかし、自社の社員が取材先からセクハラを受けているのに、何もできなかった彼女の上司たちこそ、報道機関にいる人間として「不適切」だといわざるを得ない。

 文春のように、多くのメディアは、この女性記者がテレビ朝日の人間だとわかっていたに違いない。

 福田が新潮報道を全否定していた時点で、テレビ朝日側がこのことを公表していれば、福田は二度と世間に顔向けが出来ないほどの大恥をかいて、辞任に追い込まれたはずである。

 ところで、なぜ彼女は文春ではなく新潮へこのネタを持ち込んだのだろう。

 新潮に知り合いがいたとすればわかるが、そうでないとすれば、女性読者が半数を占めるという文春のほうが、セクハラには敏感だと思うのだが。

 私なりに考えてみると新潮を選んだ理由は3つあると思う。テレビ朝日は朝日新聞系列であるから、長年、朝日批判を売り物にしている文春は嫌だったのではないか。

 新潮はしばらく前に元TBSワシントン支局長にレイプされたと顔と実名を出して訴えている伊藤詩織のことを大きく取り上げている。

 いま一つは、この頃は安倍首相批判もやっている文春だが、先の元TBSワシントン支局長を最初に起用したのも文春だし、編集長も常々、安倍首相とは親しいと公言しているから、情報が流れることを危惧したのではないか。

 福田次官更迭で、麻生財務相の辞任も避けられないだろう。

 20年前の、ノーパンしゃぶしゃぶ事件では、大蔵省が解体された。今回、財務省はどうなるのだろうか。

 ところで安倍首相が妻の昭恵と柳瀬唯夫元首相秘書官を連れての「疑惑からのアメリカ逃避行」は大失敗に終わったようだ。朝日新聞DIGITAL(4月19日09時33分)はこう報じている。

「初日の17日の会談は北朝鮮の核・ミサイル問題に時間を費やしたが、2日目は通商問題に的を絞って意見交換した。トランプ氏は、18日の首脳会談前のワーキングランチ冒頭から『米国は非常に多額の対日貿易赤字を抱えている。それを取り除き、できれば近い将来、均等にしたい』と首相にクギを刺した。安倍首相が『自由で公正な』貿易と語ったのに対し、トランプ氏は『互恵』という観点も大事だと強調し、米国にとっても利益のある貿易でなければならないと強調してみせた」

 TPPへの復帰も拒否され、鉄鋼・アルミ製品への関税適用も外されることはなかった。

 結局、トランプとゴルフをやっただけに終わったのでは、下がり続けている支持率を止めることはできない。

 ここでNEWSポストセブン(4月19日)の、財務省の担当に美人記者が多い理由を紹介しよう。

「報道各社にとって、“霞が関の中枢”である財務省への取材は超重要。それだけに、エース級の記者がしのぎを削っている。
『超堅物の官僚からスクープ情報を取るのは至難の業。そこでテレビ各局は、少しでも印象をよくするためなのか、たまたまなのか、選りすぐりの美人記者を財務省の記者クラブに送り込んでいます。もちろん外見だけでなく、財務官僚と渡り合えるだけの頭脳も必須です』(全国紙記者)
(中略)
『福田さんはお酒が弱くて、酔って記憶がないなんてことはたまにあるそうです。記事には日頃からセクハラを連発することで有名だったと書かれていましたし、担当の女性記者は呼び出されるたびにビクビクしていたんでしょうね…』(前出・全国紙記者)
 小さい時から神童と呼ばれ、東大をトップに近い成績で卒業したスーパーエリートの財務官僚は、ちょっと変わった人ばかり。そんなオジサンたちを相手にしなきゃいけないのだから、彼女たちの苦労は推して知るべし。若手の財務官僚が言う。
『省内でも、“あの記者は目を引く”と評判になる人がいつも何人かいます。最近では、テレビ朝日の進優子記者は女子アナと見紛うような美形ですし、フジテレビの石井梨奈恵記者は上智大学から仏パリ政治学院に留学した経験のある才媛。NHKの山田奈々さんは突っ込んだ取材をする優秀な記者だと評判です。ぼくたち若手はほとんど相手にされませんが、一癖も二癖もある幹部たちから直接、携帯で呼び出されるのを見るとホントに大変そうです』」

 しかし、福田財務次官は、辞任を表明しても、まだ、セクハラ発言はしていないと抗弁している。見苦しい。

「字面を事実であるという前提にすれば、これはセクハラ。でも、本人は前段も状況も違うといっているので、ハラスメントの実態があったかどうかをまず究明する必要がある」

 参院経済産業委員会で、福田氏の行為をセクハラとして認定すべきではないかと問われた財務省の矢野康治官房長はこう答え、セクハラと認定することを避けた。

 もしや、福田次官は、あの録音はテレビ朝日の女性記者とのpillow talk(睦言)だったとでもいうつもりなのか。

 ベットの上での会話なのだから、「胸触っていい?」「手しばっていい?」という言葉を挟んでもセクハラではないと主張したいのだろうか。

 魚は頭から腐る。安倍首相が嘘をつくから、元秘書官も財務省のトップも、元国税庁長官も平気で嘘をついて恥じることがない。麻生財務相、菅官房長官も含めて、すべての「膿」を出し切り、一掃しなくては、この体質は変わらない。

【巻末付録】

 合併号だからさぞかし力作が多いのだろうと期待したが、意外や意外。

 まずはポストから。まずはライザップで変身したという演技派女優「佐藤仁美 ほんとうのわたし」「写真家・秋山庄太郎と美しき女優たち」。大原麗子がいい。

 袋とじは「逆立ち美人はパンティで勝負!」。やはり袋とじは「英国BBCが報じた『女性のための女性器ガイド』。まあ期待するほどのものではない。

「相澤仁美、再び」。これは西田幸樹の「なをん」の13回。「一般女性24人『美しき全裸撮影会』」「美女×水着×」。そしてまた袋とじ「伝説のAV女優大名鑑」とまあ、盛りだくさんではあるが、どれもそこそこ。

 現代にいく。SEXYではないが袋とじで「ゴールデンウイークに旅先で使える ご愛読感謝『お楽しみクーポン券』」というのがある。アイデアではあるが。

 袋とじは「巨乳だらけの『脱衣運動会』開幕!」。どんなものか、買って見てください。

 またまた「わが青春の女優たち」。やはり袋とじで「国民的女優の『濡れ場ヌード』宮地真緒」。そして今週号の一番の売りは国民栄誉賞を受賞した「元なでしこ」の「丸山桂里奈 衝撃のコスプレ七変化」である。

 私はまったく知らないが、彼女、テレビのバラエティによく出ていて、SEXの話などしているそうだ。

 知らないで見るとどこのキャバレーのお姉ちゃんかと思う。まあ、サッカーよりも、こういうことがしたかったんだろうね。

 一見の価値は少しあるが、まあ、見なくても……。

 というわけで、今週は引き分け。
(文=元木昌彦)

関ジャニ∞・渋谷すばるの脱退は“事務所崩落”の前兆か? テレビ局の「ジャニーズ離れ」が始まる!?

今週の注目記事・第1位
「ろくでもない『財務事務次官』のセクハラ音源」(「週刊新潮」4/19号)

同・第2位
「ジャニーズ事務所大激震/渋谷すばる『関ジャニ∞』脱退へ-何が起きたのか」(「フライデー」4/27号)

同・第3位
「フジテレビなぜだ! 最後の砦『プライムニュース』に2大醜聞」(「週刊文春」4/19号)

同・第4位
「『みなさまの声』より『官邸の声』という『NHK報道局長』」(「週刊新潮」4/19号)

同・第5位
「『順天堂大学』隠ぺいのカルテ」(「週刊新潮」4/19号)

同・第6位
「『捏造の首相』安倍晋三」(「週刊文春」4/19号)

同・第7位
「浅田舞・ワンオクTaka『深夜個室スパ&お泊り』(「週刊文春」4/19号)

同・第8位
「野村克則、日テレ美人Dとバンキシャ不倫-サッチー亡くなってわずか4カ月」(「フライデー」4/27号)

同・第9位
「『GINZA SIX』のワンフロアをまるごとお買い上げ250億円!お弁当屋さんの正体」(「週刊現代」4/28号)

同・第10位
「ハリル電撃解任を仕掛けた『更迭直訴状』と『リエージュの夜闘』全真相」(「週刊ポスト」4/27号)

同・第11位
「囲碁依田紀基元名人妻が『お金返して!』」(「週刊文春」4/19号)

同・第12位
「たけしに森社長を斬らせた『側女』の正体」(「週刊新潮」4/19号)

同・第13位
「『夜と霧』が鋼のメンタルを作った『村田諒太』の読書力」(「週刊新潮」4/19号)

同・第14位
「19歳巡査 元高校球児の意外な『素顔』」(「週刊現代」4/28号)

同・第15位
「それでも女人禁制を貫く伝統スポットの主張を聞いてみた」(「週刊ポスト」4/27号)

同・第16位
「実名で発表!『会社番付』」(「週刊現代」4/28号)

同・第17位
「寿命は『体温』で決まる」(「週刊現代」4/28号)

同・第18位
「その痛みの先にある厄介な病気」(「週刊ポスト」4/27号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は数が多いから、さっそくいこう。

 まずはポストの健康ものから。痛みが病気の前触れということは昔から知られている。

 ポストによれば、腰や背中のビリビリ痛むのは膵臓がんや十二指腸潰瘍を疑えという。肩をギュッと締め付ける痛みは心筋梗塞や狭心症、足の裏のジンジンした痺れは、脳梗塞、間欠性跛行、閉塞性動脈硬化症を疑えという。

 だが、痛みが出るくらいなら、症状が相当進んでいるということだから、検査してもらっても、いい結果が出ることはないだろう。

 同じ健康もの特集。現代は寿命は体温で決まるといっている。私の平温は少し高くて、だいたい36度6~7分である。

 だが、平熱は低い方が長生きするというのだ。体温が高いのは、たくさんの燃料をどんどん使って走っている機関車のようなもので、大量のススが出てくるが、これが人間では活性化炭素に当たり、DNAを傷つけたり、疾患のリスクを高めているそうだ。

 105歳まで生きた日野原重明さんは、起床時には35度あるかないかだといっていたという。

 高い人は、食事制限をしてカロリーを少なくするといいそうだが、そこまでやっても、110歳まで生きるわけじゃないだろうからな。

 お次は現代のいい会社の「番付」特集。指標に使ったのは、「年度株価推移」で、スプリングキャピタルに協力してもらって作成したという。

 2017年度の株価推移を計算して、上昇率、下落率の高い方から選んだという。ということは、株を上場していない出版やメディアは入ってこないということか。

 ワーストの1位はユニチカ、2位は日本ガイシ、3位が日本ハムになっているが、出版、新聞などが入ってきたら、ダントツのワースト1位になるのではないか。

 トップ3は、東海カーボン、資生堂、昭和電工。東海は鉄スクラップを溶かす電炉で使われる「黒鉛電極」という製品を作っているところだそうだが、中国で、ものすごく売れているという。

 ここは昨年冬のボーナスが前年比で約1.5倍になったそうだ。うらやましいことだ。

 さて、土俵に女を上げない相撲界のしきたりが女性差別ではないかと話題になっているが、ポストによれば、淡路島北部の山間にある石上神社には、舟木石神座と呼ばれる磐座があり、ここは女人禁制。

 石川県の石仏山は潔界山といわれ、14歳以上の女性は立ち入り禁止である。

 女人禁制とされる修験道発祥の地、奈良県の大峰山には、99年に性差別反対を訴える女性たちが強行登山して話題になった。

 だが、こうした伝統を守ることは大事だというところが多いようだ。

 大相撲も、確かに、女性総理が誕生したら、女人禁制を守るのか、一時的な措置として認めるのか、難しい判断になることは間違いない。

 いっても詮無いが、こうしたことを今のうちに相撲協会は考えておく必要があるはずだ。

 滋賀県警・彦根署で起きた19歳の巡査が、41歳の巡査部長を拳銃で射殺した事件には驚いた。

 アメリカではよくあるのだろうが、日本で起きるとは……。現代は、この未成年の巡査の顔写真と実名を出している。

 その理由として、「法治国家にあるまじき事態の深刻さに鑑み、未成年ではあるが、容疑者の写真と実名」を出すことにしたというのである。

 この是非はひとまず置くとして、彼は、高校球児で、3年連続で県の大会に出場しているという。

 真面目で、大学で野球をやったらどうかと監督からも進学を進められたが、「自分は警察官になる」という意志が強く、「交番や生活安全課で働き、市民の身近な存在になりたい」といっていたそうである。

 勤務態度も真面目で、問題ない人間がなぜ? 動機はわからないままだが、相当な行き違いがあったのであろう。

 実名や写真を出すことについてだが、読む限り、すごい凶悪犯というわけでもないようだから、私だったら出さないだろうと思う。

 ところで昨夜、WBAミドル級王者決定戦があり、村田諒太(32=帝拳)が同級6位のエマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)を8回TKOで下して初の防衛戦に成功した。

 だが、私が見た限り、あまり褒められた内容ではなかった。

 初防衛の相手には、テレビ局側の意向もあって、勝てる相手を選ぶというのは常識である。

 今回のブランダムラは、年も38だし、対戦成績も29戦して27勝2敗でKOは5回だけ。しかも村田より背が低い。

 明らかに噛ませ犬として選ばれたのであろう。その相手に、8回まで粘られた。

 それもガードを開けて、殴り放題。こんなことをもっとパンチ力のある相手とやったら、必ず打ち込まれること間違いない。

 村田は試合後、秋にはラスベガスで2度目の防衛戦をやった後に、最強の王者、ゲンナジー・ゴロフキンに挑戦したいと語った。

 だが、ゴロフキンの強さは何度も見ているが半端ではない。38戦のうち33がKO勝ち。拳がコンクリの塊のようで、軽く当たっただけでも効くといわれる。

 いまのままでは、いくら最盛期を過ぎようとしているゴロフキンでも勝てはしないだろう。

 しっかりガードを固めることと、パンチ力をもっとつけることだ。そう焦ることはない。

 村田は、これまでのボクサーとは一味違って、魅力的な男である。

 何しろ、愛読書がニーチェやオイゲン・ヘリゲルなどの哲学書で、印象に残ったのが、ユダヤ人の心理学者で、奇跡的に強制収容所から生還したヴィクトール・フランクルの書いた『夜と霧』だというのだから。

 昨日の「皐月賞」は大荒れだったが、ビートたけしの名付けたキタノコマンドールは、最後にいい脚で伸びて来て5着に入った。

 これで「ダービー」が楽しみになったが、たけしと「北野オフィス」森社長とのトラブルは、まだ収まらない。

 今週の新潮では、再び森社長側に立ち、オフィス北野の社員とたけし軍団とのやりとりを公開して、いかに軍団が居丈高で威圧的だったかを批判している。

 その上、たけしと一緒に暮らしている50代前半の愛人の過去も明らかにし、再び、彼女にたけしは洗脳されているのだ、彼女が軍団を嫌っているのだという主張を繰り返している。

 森社長が、一応騒動の終息宣言を発表し、たけしと再び手を携えていくことで合意したようだが、火種はくすぶり続けているようだ。

 数日前に会った、この件に詳しい映画関係者は、たけしは森社長を絶対許さないだろうから、そのうち森を追い出し、軍団とともにオフィス北野へ戻るつもりだと話していた。

 表に出ていない漆黒の闇が、2人の間にはあるようだ。

 さて、囲碁や将棋指しには、変わった人が多いようだ。だが文春で報じている依田紀基元囲碁名人のような人間は珍しいのではないか。

 依田は九段で、タイトル獲得35期を誇る囲碁界の超大物で、無頼派だという。妻も、4段の原幸子。

 いい時は年収1億円もあったというが、無類の酒好きで博打好き。子どもの学費ために貯めていたカネまでも持ち出し、多額の借金をつくって、妻子を顧みないと、妻が告白している。

 私も、無頼派の将棋指したちと付き合った。酒に博打に女と三拍子そろったツワモノもいたが、最低限の妻子の面倒は見ていた。

 だが依田は、文春に対して、「僕は天に向かって恥じるようなやましい事は何もしていません。ただ、やり方はまずいところがあったなとは思います」と答えている。

 妻を泣かせ、子どもたちから詰られるようなことをしておいて、恥じるところはないとよくいえたものである。

 こういうのを「人間失格」というのであろう。

 サッカー日本代表監督・ハリルホジッチの突然の解任は、主力選手たちが、ハリルのやり方に危機感を覚え、話し合おうとしたが、ハリルがこれを拒否したことがきっかけになったとポストが報じている。

 本田や香川がその中心らしいが、その背景には、代表選手の魅力がなくなり、スポンサー離れがあり、サッカー協会側は危機感を抱いていたそうだ。

 それにしても遅すぎるのではないか。ポストによれば、現行の38チーム制となった98年のフランスW杯以降、W杯イヤーに監督を代えた国は、すべてグループリーグで敗退しているという。

 それに、ハリルを代えて西野朗を監督にしたが、とてもW杯を闘える体制ではない。いっそのこと辞退して、4年後に備えたらどうか。

 銀座の松坂屋跡にできた「GINZA SIX」は、私も時々覗くが、個性的な店が多いような気がする。

 その「GINZA SIX」の8階ワンフロアを「お弁当屋さん」が買ったと現代が報じている。

 この買い占め料金は250億円だそうだ。とてつもない金額を出して買ったのは、持ち帰り弁当店の「ほっともっと」(国内2,748店)や定食屋「やよい軒」(554店)をチェーン展開しているプレナスの社長、塩井辰男(54)だそうだ。

 業界トップだというが、よくそんなカネがあったものだ。現代によれば、銀行から240億円を借り入れしているそうだが、4月の決算発表では、経常利益は31%減だという。

 入れ替わりの激しい業界でやっていくのは大変だろう。もっとも、ここを売れば、何十億かの利益が出るそうだから、心配いらないか。

 フライデーが、野村克也元監督の息子でヤクルトの二軍コーチの野村克則(44)が、こともあろうに日テレのディレクターで、巨人担当の20代後半の女性と不倫関係にあると報じている。

 私も出席したが、克則は、01年に有紀子と豪華な結婚式を挙げている。彼女は姑のサッチーこと野村沙知代と仲が良く、「日本一勇気のある嫁」といわれたこともある。

 2人は夕食を取って、そのあとシティホテルに入った。

 フライデーの直撃に、ノラリクラリと交わした克則だが、父親は何といったのか。

「彼は彼の人生、楽しんだらいいんじゃない」

 それで、記者が帰ろうとすると、「俺、独身だけど、誰か紹介してくれ」と宣ったそうだ。やはりこの父親、タダものではない。

 浅田舞(29)といえば、浅田真央の姉貴で、妹と違ってなかなかの発展家であるようだ。今回文春が報じたのは、森進一・昌子の間に生まれたロック界の大スターTaka(29)との深夜個室スパ&お泊りだ。

 舞には結婚したいという思いはあるようだが、Takaのほうは「結婚できるんだったら、とっくにしてます」とインスタの動画でいっているそうだから、この恋、成就とはいかないようだ。

 さて、「捏造の宰相」(文春)安倍晋三も進退窮まったようだ。森友学園との国有地払い下げについての公文書を改ざんしていたことだけでも大変なのに、イラクへ派遣していた自衛隊PKO部隊の日報が、当時の稲田大臣が「ない」と答弁していたものが次々に見つかり、政府に都合の悪いものを隠蔽していたことが明るみに出てしまった。

 その上、愛媛県の中村時広知事が、愛媛県職員が加計学園の獣医学部新設の件で東京へ出張して、当時の柳瀬唯夫首席秘書官と面談した際、柳瀬が「本件は首相案件となっている」と発言したと、職員の報告メモにあったと、会見を開いて発表したのである。

「安倍官邸に都合の悪い文書は破棄もしくは非開示、さらには隠蔽、改ざんされる」(文春)

 民主主義の根幹である、公文書の情報公開を通して国民が権力をチェックするという機能を、この政権は奪って恥じることがない。片山善博が「世界」5月号で、「これまでの安倍政権を振り返ってみると、こうした民主主義における権力の腐敗防止装置が一つ一つ取り外されていることに気付かされる」と批判し、重要法案でも数の倫理で最初から結論が決まっているため「国会が無力化」されてしまっていると指摘している。

 こうした状態に危機感を覚えた心ある官僚や、地方自治体の首長たちが反乱を起こし、安倍政権へ「ノー」を突きつけているのだ。もはや死に体になった安倍首相は、早ければトランプ米大統領との首脳会談を終えた後、退陣するのではないだろうか。

 現代も、安倍は6月に退陣すると読んでいるようだ。どちらにしても支持率が30%を切りそうな政権では、長持ちするわけがない。

 先週も紹介した順天堂大学の「新生児取り違え事件」だが、50年前に取り違えられた小林義之(仮名・51)が、新潮に告白することを決意した。

 そして、順天堂大学もホームページに、こういうことがあったことを認める「お知らせ」を出したが、「50年以上経過後にお知らせすることによって、現在の平穏な生活を乱し、取り返しのつかないことになるのではないかと考え、お知らせしないことといたしました」と書いたため、小林は、「誠意がないばかりか、偽りが多い」から、私が話すしかないと心を決めたという。

 彼が順天堂側と話し合ったのは16年の3月3日。その対応はひどく、彼と母親に一度も頭を下げなかったそうだ。

 母親は彼が小学校に入る時、血液検査で、この子は自分の子ではないと知ったそうだ。

 彼女は順天堂に何度も行き、取り違えがあったのではないかと相談したのに、「だったら訴えろ」と追い返されたという。

 彼女は亭主から「浮気した」と詰られ、離婚されてしまった。

 3月3日にようやく「どうやら事実だ」と告げられたが、順天堂側は公表はしないと決めてしまった。

 それは先の「お知らせ」にもあった理由だが、小林は「本当の親が知りたい。それだけなんです。知る怖さはあるけど、知らないでいるほうが幸せだなんてことは絶対にない。(中略)母だって本当の子供に会いたいはずです。私は最後の親孝行に、母の本当の息子も探したいんです」。

 新潮は、こうしたケースにあった人たちに聞いて回っているが、知らない方がよかったと思ったことはないと答えている。

 久しぶりに新潮の力の入った記事を読ませてもらった。順天堂側は、これに答えなくてはいけないはずだ。

 文春が、皆様の声より官邸の声を優先するNHK報道局長がいると報じている。この御仁、政治部出身の小池英夫局長。

 NHKの報道局幹部が「小池さんの官邸への忖度が問題視されているんです。朝の『おはよう日本』や夜の『ニュース7』、『ニュースウオッチ9』といった番組のニュースが、小池さんの横槍で別のモノに変えられてしまうんですから」と嘆いている。

 彼が直接やりとりしているのは、安倍の懐刀で影の総理と呼ばれる今井尚哉秘書官だという。

「森友絡みだと、安倍昭恵夫人の“いい土地なので前に進めてください”との発言が文書から消されたと昼に報じてたのに、ニュース7では局長の指示で昭恵発言がばっさり削られた。自殺した近畿財務局職員が残したメモのスクープも、トップニュースに持ってこないよう圧がかかりました」(NHK職員)

 まだこんなことをやっているのか、NHKは。安倍政権はもうすぐ終わる。時代の空気が読めなくては、ジャーナリスト失格といってもいいだろう。

 財務省事務次官のセクハラ発言が話題になっているが、当然ながらセクハラは財務省だけではない。

 文春が、フジテレビが社運をかけて始めた報道番組『プライム』の中でも、旗艦番組と位置付けられる『イブニング』ニュースのメインキャスター、反町理(53)に、社内外の女性を巡るパワハラ疑惑が浮上し、社内で極秘調査が行われていると報じている。

 反町キャスターは官邸キャップや政治部長など、政治部が長い。現在30代のA子は、官邸キャップだった時代に反町に狙われたという。

 休日にドライブデートに誘われ、断れずについていくと、夜景の見えるバーに誘われた。それを断ると、政治部記者で共有するメモが、彼女にだけ届かない、一斉メールで「A子は全然政治がわかっていない」と罵倒された。

 2人目のB子も政治部で似たようなパワハラの被害に遭っていたそうだ。

 文春は2人に話を聞いた。A子は「ご協力できることがあればよいのですが、さすがに私もまだ社員なので……」、B子は「私は立場上話せないです。だけど記事が出るんだったら頑張ってください、と思います。正直……」。

 それ以外にも、約6年前に、番組スタッフのC子の彼氏がフジテレビの正面玄関で、「反町出て来い!」と大声を出し、警官が出動する騒ぎがあったそうだ。

 BSフジの『プライムニュース』のメインキャスターに就任した松山俊行(49)の元愛人が、彼が結婚しているのを隠して、私と付き合っていたと告白している。

 フジテレビは呪われているとしか思えない。視聴率は低迷する、キャスターたちにスキャンダルが続出する。早くお祓いでもしてもらったほうがいいのでは。

 フライデーが「関ジャニ∞」の人気者、渋谷すばるが脱退するというスクープをものにした。なんでも、ボーカリストとして独り立ちしたいというのだ。

「嵐」に次ぐ人気グループだけに、もし脱退されたらと、ジャニーズ事務所は大騒ぎだそうだ。

 こちらもSMAP解散以後、ツキが落ちてきているようである。

 デイリースポーツ(4月16日付)がこう伝えている。

「渋谷が『海外を拠点に生活していきたいので、事務所を辞めたい』と意志を事務所に伝えたのは今年の2月15日。今年8月からCDデビュー15年目に入るタイミングでの事態にメンバー、スタッフは戸惑いを隠せず、説得のためメンバー全員で2回協議した。
 4月上旬まで話し合いは続き、4月10日を最終的な話し合いの期限に設定したが、結果的に『海外で音楽を学びたい』という思いに変わりはなく、他のメンバー6人も受け入れた。
 脱退と退所を漠然と考え始めたのは『35歳を過ぎたぐらいから。人生半分ぐらい来たのかなとぼんやり考え始めたのが最初』だといい、意志が固まったのは『今年の1月あたり』だと振り返った。脱退後は海外で、音楽の学校に通うことを考えており、『英語を取得したい』という思いから英語圏での活動を想定しているという。事務所やグループに在籍しながらそうした活動はできないのかとの質問に『自分だけの責任でどこまでやれるかということに今後の人生をかけてみたいということです』と言い切った。また、こうした質問はメンバーからの説得でもぶつけられたが、渋谷の意志は変わらなかった。また、バラエティー番組の出演を嫌ったという点には『責任を持って否定させていただきます』と笑顔で語った」

 もはや、ジャニーズ事務所の天下ではなくなった。事務所にペコペコへつらっていたテレビ局はどうするのだろう。

 一斉にジャニーズ事務所離れをするのだろうか。

 今週の第1位は財務省のトップ、事務次官のセクハラ発言をスクープした新潮の記事だ。

 だが、財務省はいつからこんなろくでもない役所になってしまったのか。新潮の「財務事務次官のセクハラ音源」を読みながらそう考えた。

 福田淳一次官は、1982年に東大法学部を卒業して大蔵省へ入っている。同じ入省年度には、森友学園問題で追及されている迫田英典、佐川宣寿がおり、98年に大蔵省汚職で逮捕された榊原隆(証券局総務課課長補佐・当時)もいる。

 榊原は、大蔵・財務の歴史を通じて、戦後、唯一逮捕されたキャリア職員である。明らかに人材のいない年であったようだ。

 新潮によると、福田は入省時点ではトップの評価を受けていなかったという。だが、よくいわれるように、次官になるのは、バリバリ仕事をやる人間ではなく、仕事はそつなくこなすが目立たない、マイナス点のつかない平々凡々とした人間が漁夫の利を得ることが多い。

 この福田氏、麻雀で培った動物的な勝負感で、危機を察知し回避して生き残ってきた人物のようである。

 だが困ったことに、この福田なる人物、取材に来る女性記者に対してセクハラ的言動がひどくて、「被害者の会ができるんじゃないですか」(財務省職員)といわれているのだ。

 大手紙の記者は、彼氏はいるのかと聞かれ、いると答えると、どれくらいセックスをしているのかといわれた。

 テレビ局の記者は、深夜に電話があって、ネチネチ過去の男のことを聞かれた。別の大手紙の記者は、キスしていい? は当たり前で、ホテルへ行こうといわれた記者もいると話す。

 呆れ果てた言動だが、女性の側も我慢ばかりはしていない。財務省担当の30代の女性記者が、福田に呼び出され、彼の自宅近くのバーでのやりとりを「録音」していたのである。一部を紹介しよう。

記者 財務省と森友学園、どうなんですかね。

福田 今日ね、今日ね……抱きしめていい?

記者 ダメですよ。

福田 いいじゃん。(中略)

記者 福田さんは引責辞任はないですよね?

福田 もちろんやめないよ。だから浮気しようね。

記者 今回の森友案件で、一番大変だったことってなんですか?

福田 いろいろ大変だったけど、これからがうんこだから。胸触っていい?

記者 ダメですよ。

福田 手しばっていい?

記者 そういうことホントやめてください。

 セクハラ発言が接続語のように用いられ、ついには、

「キスしたいんですけど。すごく好きになっちゃったんだけど……おっぱい触らせて。綺麗だ、綺麗だ、綺麗だ」

 と、畳みかける。新潮は、4月9日、福田が愛犬と家を出てきたところを直撃している。

 記者が、夜な夜な女性と飲んでいる時に、「おっぱい触っていい?」「キスしたい」などと発言していると聞くが、と問うと、

福田 何を失礼なことを言っているんだ。誰がそんなことを言っているんだよ!

 記者は何度も、仮に証言や証拠が出て来たらどうしますか? と問いつめ、それが出て来たら責任を取るのかと迫る。

福田 ないものは責任取りようがないだろう。ないんだから。ないんだって、ないんだって言ってるだろう! いい加減にしろよ、ホントに。

 この報道について聞かれた麻生財務相は、明らかにセクハラ発言だといいながら、処分はしないといい張った。

 だが一聞は百読にしかず。デジタル版の「デイリー新潮」で音声を流したから、ワイドショーなども含めて、このセクハラ音声が日本中に流れたのである。

 毎日新聞も4月14日の「社説」でこう書いた。

「安倍政権が掲げる『すべての女性が輝く社会づくり』に、泥を塗るような疑惑ではないか。
 財務省の福田淳一事務次官が女性記者にセクハラ発言を繰り返していたと、週刊新潮が報じた。森友問題に関し質問する記者に、『浮気しよう』『触っていい?』などと露骨な性的表現を度々使ったという。被害者は複数いるとも伝えられる。
 麻生氏の国会での答弁によると、福田氏は『私的な立場でいろいろな相手と会話し、一つ一つのやりとりは定かではない』と釈明したという。果たしてそうだろうか。(中略)
 記者が福田氏と会って話すのは、それが仕事だからだ。政治家を除けば省内で最高位の事務次官に取材するのは私的なやりとりではない。
 麻生氏は記者会見で『(週刊誌の記事には)いつ、誰がということを一切書いていないし、合成して作っている可能性も十分にあり得る』と疑問を投げかけた。しかし、だからこそ、徹底した調査が必要なのではないか。麻生氏は一方で、『(報道が)事実ならセクハラという意味でアウト』とも述べているのである」

 財務省もこう発表したと、朝日新聞DIGITAL(4月16日13時33分)が報じている。

「財務省は16日、福田氏からの聞き取り調査の結果を発表した。福田氏は『女性記者との間でこのようなやりとりをしたことはない』と事実関係を否定している。辞任しない考えも示した。財務省は外部の弁護士に委託し、調査を続ける方針も発表。記者クラブの加盟各社に対し、各社の女性記者の調査への協力を要請した」

 麻生や福田は恥の上塗りをしているということがわからない。

 福田は、これは事実無根の記事であるとして、新潮を提訴する準備を進めていると語っている。

 だが、こうしたセクハラのやりとり、この記者だけではないことは記事を読めばわかる。さらなる証言を新潮は次号で発表するに違いない。

 また、女性記者が名乗り出るかもしれない。そうなれば、福田も麻生も同罪である。

 引き際が潔くないのは、安倍と似ている。「不徳の致すところ」といって、さっさと辞めたほうが身のためだと思うのだが、この発言の真贋問題、どちらのいい分が正しいのか、まだまだ余震は続きそうである。

【巻末付録】

 今週は、現代の袋とじ、「解散翌年に撮影された門外不出の写真を独占入手! ピンク・レディ MIE 24歳の秘蔵ヌード」に尽きる。

 私もMIEのファンだった。彼女のセクシー&ボイッシュな魅力に魅せられて、テレビを見ていた。

 この写真集、露出度はさほどではないが、発売されたときは飛んで買いに行ったものだった。

 彼女のバストトップが透けて見えるのに、ドキドキしたものである。

 月日はあっという間に過ぎ、彼女も還暦になるという。

 7月6日には、東京目黒の「BLUES ALLEY JAPAN」でライブをやるそうである。

 これは見に行かなくてはなるまい。

 ポストの袋とじは「一般女性100人のヘアヌード」。これは25年前に五味彬という写真家が撮影し、発表された写真集で『Yellows 2.0』と名付けられた。

 確かにこれがヘア・ヌードのきっかけになった。私もこれを見て、すごいものが出たと思ったものだった。

 五味は、ヘアの処理をこうしたといっている。

「印刷過程でモザイクを入れるのも野暮ったくて不本意なので、自分でプリントした写真のヘア部分に白いポスターカラーを塗り、粗いスクラッチのような処理を施しました」

 あの時代に、こういうものが出版されたことに驚き、感激したものだ。

 まさにヘアに歴史ありだ。だが今週は現代のMIEが最高。現代の勝ちだ。
(文=元木昌彦)

眞子さまと“婚約延期”の小室圭さん、警護に使われる税金は「年間6,000万円」!

今週の注目記事・第1位
「<福島復興の顔>東電元副社長<懺悔告白>-被災地運動家と関係を持ったら」(「週刊文春」4/12号)

同・第2位
「『裏切り者』にされた『森社長』の悲痛な反論5時間-独立問題裏の裏」(「週刊新潮」4/12号)
「ビートたけし テレビじゃ言えない『独立話』」(「週刊ポスト」4/20号)

同・第3位
「未公開資料が明かす金正恩の笑えない『個人情報』」(「週刊文春」4/12号)
「電撃訪中で米中を引き裂く金正恩」(「ニューズウイーク日本版」4/10号)

同・第4位
「安倍政権『テレビ制圧計画』」(「週刊文春」4/12号)

同・第5位
「『麻生財務相』が政治資金2400万円を費やした美貌の女」(「週刊新潮」4/12号)

同・第6位
「『順天堂大学』はカネで被害者の口を封じた!-新生児取り違え事件」(「週刊新潮」4/12号)

同・第7位
「山尾志桜里<禁断愛>倉持弁護士が元妻に送った冷酷な文書」(「週刊文春」4/12号)

同・第8位
「上原浩治の東京『ひとり暮らし』-球速130km台でも打者を打ち取る男」(「フライデー」4/20号)

同・第9位
「小泉進次郎 36歳にもなって『貯金ゼロ』?」(「週刊現代」4/21号)

同・第10位
「大谷翔平の『凄さ』とは何か」(「週刊現代」4/21号)

同・第11位
「借金400万円の小室圭さんに毎月税金500万円が遣われている」(「週刊現代」4/21号)
「『秋篠宮家』に前借りを打診した『小室家』-眞子さま危ういご結婚の内幕」(「週刊新潮」4/12号)

同・第12位
「話題の『かかと落し』こんなに簡単でこんなに効く!!」(「週刊ポスト」4/20号)

同・第13位
「寝る前のノンアルコール・ビールでひどい『いびき』が治った!」(「週刊現代」4/21号)

同・第14位
「お疲れ様! 有働由美子アナ NHK理事の座を捨てた『女の意地』」(「週刊現代」4/21号)

同・第15位
「森泉と結婚したパートナーの『意外な職業』」(「フライデー」4/20号)

同・第16位
「65歳からの『楽しい仕事』」(「週刊現代」4/21号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 私事で恐縮だが、4月5日の夕方、わが家の老犬モエが亡くなった。あと17日で18歳の誕生日を迎える予定だったが、1月末ごろから歩行が困難になり、3月には寝たきりになったが、食欲は旺盛で、時々は犬用歩行器でヨタヨタ歩いていた。

 床ずれがひどく、毎日、クスリを塗りテープを貼ってやるのだが、痛々しくて、哀れだった。癲癇の持病があり、大きな手術を2度受けているから、長生きしたほうであろう。

 寝ていたことが多かったので、うっすらと目を開けて横たわっている姿は、生きている時と同じように見える。このまま剥製にしてもらおうかと、半ば本気でカミさんにいって、2人で泣いている。寂しいが、喪失感はまだ薄い。しかし、愛犬の不在は己の時間を失うことだといった歌人がいたが、しばらくすると激しい「ペットロス」になる予感がする。

 昨日の朝まで家に寝かしておき、今日(4月9日)の朝、中野・哲学堂の近くの寺で荼毘に付した。

 形があるうちは、どこかで生きている気がしていたが、骨になってしまうと、ついにいなくなってしまったんだという虚しさが押し寄せてきてやりきれない。

 今年はバカ早かった桜の開花だが、来年は例年並みだと、命日には桜が満開か散り始めになる。寂しいが、モエ、ありがとう、さようなら。

 歌人・永田和宏の『人生の節目で読んでほしい短歌』(NHK出版新書)に、愛犬を失った悲しみを歌った歌がある。

「愚かなるこのあたまよと幾度撫でしわが手の下にいまは亡きがら」(河野愛子)

「椅子を見る いつでも不在肘掛けに鼻面のせる犬を欲りけり」(佐藤南壬子)

 まずは現代の、65歳からでも働ける仕事という特集から。

 65歳から楽しく働けて、おカネがもらえるなら、こんなうれしいことはないが、見てみると、草野球の審判、運転代行、ペットシッター、作文の添削、エキストラ、飲食店の覆面調査、左官、大工、塗装、剪定などで、私にできるのはペットシッターか作文の添削ぐらいだろうが、やはり、なかなか難しいようである。

 フライデーに、服飾デザイナーの森英恵の孫でタレントの森泉(35)が、できちゃった婚した相手は、40代半ばの一般男性だというが、この男性は有名なお寺の金持ちの僧侶だと報じている。

 フライデーによれば、この僧侶のいるお寺は、中野にある室町時代から続く名刹だという。

 私の家からも近い中野坂上にある中野長者の寺・成願寺のことのようだ。

 開基である鈴木九郎は紀州出身で室町時代に当地にやってきた商人で、商売が成功して財を成し「中野長者」と呼ばれたそうだ。幕末には新撰組の近藤勇と彼の家族がここに身を寄せていたといわれるそうである。

 さて、NHKの顔といわれていた有働アナが、NHKのエリートの座を捨てて、フリーになったのには、少し驚いた。

 理事になり、もしかすると、NHKの会長にもという声があっただけに、どうしたのであろう。

 もちろん、フリーになれば1,500万円といわれる年収よりはるかに多く稼げることは間違いないが。

 現代によると、有働は、国谷裕子のやっていた『クローズアップ現代』の後釜になりたかったのに、それが叶わなかったことから、辞めることにしたという。

 彼女はジャーナリスト志向が強く、これからは現場に出て、取材をしていくそうだ。

 だが、元NHKの先輩、池上彰が、そう簡単にジャーナリストといってほしくないと苦言を呈していたが。

 まあ、彼女のことだからなんでもこなせるのだろうが、多少の苦労はあるかもしれない。

 私は、カミさんにいわせると、寝ている時のいびきがすごいというのだが、カミさんもすごいのだが、自分では気づかない。

 いびきの悩みを抱えている人は多いそうだが、現代によると、寝る前にノンアルコール・ビールを飲むと、睡眠が改善され、深い眠りにつくことによって、いびきの症状が治まってくるという。

 その理由は、ビールに入っているホップには鎮静効果、リラックス効果があるからだという。

 寝酒をアルコールの入っているものではなく、ノンアルコールにするか。ダメ元で、やってみても損はないだろう。

 以前、サッカー協会の元会長の川渕三郎氏がテレビに出ていて、ゴルフのうまい秘訣を語っていた。

 80を超えているのに、ドライバーの飛距離は確か250ヤードぐらいだそうだ。

 運動は? と聞かれて、かかとを上げて降ろすのを、時間がある時は毎日やっているというのだ。確か200回ぐらいしているといっていたのではないか。

 今週のポストに、そのかかと落しを毎日30回やれば、糖尿病の予防や改善になり、認知症や動脈硬化の予防効果も期待できるとレポートしている。

 さらに高血圧の対策としても期待できるというのだから驚く。これは、第二の心臓といわれるふくらはぎを鍛え、血液の回りをよくするからだというのである。

 そんなことでとは思うが、これもカネはかからず、時間もそうかかるわけではないから、試してみてもいいのではないか。さっそく始めてみよう。

 またぞろ、新潮は、小室圭さんの母親が、元婚約者が返せといっている400万円超を、秋篠宮家に貸してくれと頼んだと報じている。

 これはすでに女性誌が報じているから、二番煎じである。それに、どうやって裏を取ったのだろう。

 新潮によれば、小室圭さんは何度か秋篠宮家に行ってはいるが、周囲は決して2人きりにはしないという。

 それは、眞子さんの留学中に、圭さんがイギリスを訪ね、「お二人は現地でいっそう親密になられた」(宮内庁関係者)からだという。意味深ないい方である。

 現代は、小室圭さんには毎日SPがついて、家の周囲はもちろんのこと、圭さんの仕事の行き帰りも付きっ切りだが、そのために使われている税金は、年間6,000万円を優に超えるという。

 元はといえば、圭さんの母親が元婚約者に“借りた”400万円を返さないため、婚約が延期になったのだから、税金を使うのはおかしくないかといっている。

 だが、まだ破談が決まったわけでもないのだから、こうした警備は必要なのだろうし、小室圭さん側が頼んだことでもあるまい。

 こういうのを論っていると、圭という男はけしからんと、おかしな人間が出てくるかもしれない。今は静かに見守る。それが大人の対応というものであろう。

 ところでロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が大変なことになっている。投手として2連勝したのもすごいが、打者としても3試合連続ホームラン、マルチヒットと、アメリカのスポーツ界でも、ベーブ・ルースの再来だと大騒ぎである。

 投手としては160キロの速球を中心に、ある程度はやれるという見方は多かったが、打の方でこれほど活躍すると見ていた日本の評論家はいなかったのではないか。

 それも、オープン戦では振るわず、開幕直前に、右足を上げるフォームを止め、すり足にしたというのだ。

 そうするとボールは見やすくはなるが、当然ながら飛距離は落ちるはずだが、大谷の場合はそうはならない。

 文春で、ジャーナリストの鷲田康が、現地で取材している放送関係者の言葉を紹介している。

「いまチームで一番飛ばすのは明らかに大谷です。メジャーを代表するスラッガーのマイク・トラウト外野手やアルバート・プホルス内野手よりも飛距離が出る。特に左中間の打球の伸びにはトラウトも驚愕の声を挙げたほどでした」

 オープン戦の結果にも動じないで、大谷の開幕メジャーを主導したビリー・エプラーGMは、あらゆる方向から検討して、よくない傾向は出ていなかったからだといい、メジャーでの成功に自信を見せているという。

 漫画のようだというと怒る向きもあるかもしれないが、五味康祐の小説『スポーツマン一刀斎』をも彷彿とさせる、大谷の活躍である。

 現代では、メジャーリーグ解説者の小早川毅彦が、シーズン中盤には疲れが出て、不振に陥ることもあるだろうが、二刀流を貫いてほしいといっている。

 これからの大谷に一番心配されるのは、疲れによる故障である。今は気が張り詰め、結果も出しているからいいだろうが、初めてのメジャーリーグでの二刀流は、精神的にも肉体的にも、疲労を蓄積していくこと間違いない。

 それを忠告してくれる人間が近くにいるのだろうか。心配である。

 さて、小泉進次郎ももうすぐ議員生活10年になる。現在36歳。将来の総理間違いなしといわれる小泉だが、以外にも、彼が公開した資産は「ゼロ」だった。

 彼は、銀座のクラブや赤坂の料亭など使わず、会合はいつも居酒屋で、それも割り勘。

 彼が贈るものは、横須賀海軍カレーのカレー味の柿ピーだそうだ。

 それは、カネがないからではない。相手に気を使わせない心配りからだそうだ。

 だが独身で、大した贅沢もしないのに、資産ゼロというのはどうしてなのか?

 彼が持つ3つの政治資金管理団体の16年分の収支報告書を見ると、収入合計は8,522万円。

 歳費や文書通信費を入れると、1億を超えるのだが、普通預金にすれば、公開する義務はないからだそうだ。

 したがって、応援のために地方へ行っても全部自腹で、カネに困ることはないという。

 浮いたウワサもこの頃聞かない小泉進次郎だが、あまりクリーンだと、他の議員たちから煙たがられて、あいつとは一緒にやりたくないと思われるかもしれない。

 政治の世界は常に、魚心あれば水心だからだ。

 古巣・巨人に10年ぶりに戻ってきた上原浩治(43)は、独り暮らしだとフライデーが報じている。

 11年に米国東部のメリーランド州ボルチモアに買った一軒家に、夫人と12歳になる息子を残しての単身赴任。

 息子はアメリカの生活に慣れているから、自分の都合で家族を振り回してはイカンと、寂しいお一人様だそうだ。

 昨年までの年俸総額は約82億円。だが、ほとんど外に出ず、巨人時代に購入したマンション暮らしで、専属トレーナーとトレーニングに励んでいるという。

 唯一の贅沢が、登板後に自宅で一人飲む1本の缶ビールだそうだ。巨人の若手たちが見習うべきは、投球術もさることながら、こうした生活態度であろう。

 さて、山尾志桜里衆院議員との不倫を報じられた倉持麟太郎弁護士は、すでに離婚していたことは先週書いた。

 離婚した奥さんが、山尾議員を相手取って慰謝料請求の訴訟を起こしたといわれるが、先週、文春に話をした彼女に、第三者へ口外しないとの誓約書を書かなければ、長男との面会を見合わせるといってきたと文春が報じている。

「二週間も子供には会えていません。二歳の長男は突然母親と会えなくなり、状況がわからず、とても不安を感じているはず。(中略)山尾さんは、子を持つ母親として、私の気持ちが分からないのでしょうか」

 どちらの主張が正しいのか、私にはわからないが、この悲痛な叫びを無視するようでは、議員としても人間としても疑問符が付くこと、間違いないと思う。

 ところで、映画や小説には、生まれたばかりの2人の赤ん坊が、病院の手違いで、違う親に引き取られて育ち、長じてからそのことがわかって起きる悲劇がよく描かれる。

 だが新潮によれば、こうしたことはそれほど希なことではないそうだ。

 たとえば、13年には、1953年に取り違えられたことが分かった男性が、2億5,000万円の賠償を求めて病院を提訴し、3,800万円の賠償金を手にしている。

 新潮によれば、名門の順天堂大学医学部付属順天堂医院でも、半世紀ほど前に、取り違え事故が起きているのだが、そのことを病院側は隠しているというのだ。

 それは都内に住んでいる男性で、DNA鑑定をしたら、育てられた親との間には親子の可能性が0%だったという。

 そのため、病院側に確認を求めて来て、病院側も取り違えがあったことを認めているそうである。

 件の男性は、母親から「血がつながっていないかもしれない」と告げられ、DNA鑑定をしたのだそうだ。

 順天堂の関係者は、病院側もそのことを認めているのに、公表しない理由をこう語る。

「その男性は順天堂医院を訪れて、本当の親に会いたいと訴えたのですが、順天堂側はそれを拒んだのです。しかも、“取り違えられたもう一方は平穏に暮らしている可能性が高いのに、それを壊してはいけない”というのがその理由です。
 そして、男性に金銭での解決を提案し、和解金を支払う代わりに、取り違えがあったことを一切口外せず、もう一方の相手を探さないことを約束させた。
 最終的に男性は押し切られてしまった格好です」

 新潮は、その男性を探し出し、インタビューしているが、事実関係は認めたものの、それ以上はしゃべれないという。

 病院側は、「個別案件についてのご照会には応じていない」としている。

 2人の人間の人生を“狂わせてしまった”病院側の責任は、金銭で償えるものではない。事実を公表して、2度とこういうことの起きないよう、どうすればいいのかを、医療関係者は考えなくてはいけないはずだ。

 同じ新潮に、麻生財務相が頻繁に通う六本木の会員制サロン『ボヴァリー』の美貌の女、雀部(ささべ)敏子ママの姿をとらえた写真をグラビアに載せている。

 何しろ、麻生は、16年までの3年間で、この店に2,416万円も支払っているというのだから、ただの仲ではないのではないか。

 写真で見る限り、やや容色に衰えが見えるが、70代のじいさんにはちょうどいい女性なのだろう。

 安倍首相が、またまたふざけたことをいい始めた。放送法4条、中立公正であることというのをなくし、ネット事業者などがテレビ局の放送設備を利用してコンテンツを流せるようにするというのである。

 これには、安倍ベッタリの読売新聞ナベツネも大反対しているそうだ。文春によれば、もっと自分のいうことを聞く「御用テレビ」をつくりたいという思いからだそうだが、バカバカしくて批判する気にもならない。

 だが、万が一、秋に三選されれば、官邸の安倍親衛隊を顎で使い、何がなんでもやってくる可能性、なしとはしない。

 中国を訪問して習近平主席と面談した金正恩が、習近平の話すことをメモしている映像が流れたが、これは、北朝鮮では流れなかった。いったい何をメモしていたのだろう。

「トランプ米大統領と会談したことのある習が、米朝首脳会談における注意点を指南した可能性がある。ビジネスマンであるトランプの口八丁手八丁の交渉術に騙されるな、と」(日朝外交筋=文春)

 どちらにしても、世界の孤児、嫌われ者と思われていた金正恩が、習近平を相手に互角に話をし、時折見せるはにかんだような笑顔が、意外にかわいい奴じゃないかという印象を世界にアピールした外交術は、並々ならぬものがある。

 ニューズウイーク日本版は、金正恩は、「中国の国家主席と対等に会談できる立場にあると感じられるまで6年間、訪問を控えてきた」と見ている。

 さらに、「金は人気取りも巧みな指導者だ。国内の視察や訪中の際に夫人の李雪主を伴なって現れる。そんな北の指導者は、金が初めてだ。2月の平昌冬季五輪では、金王朝の一員として初めて訪韓した妹の金与正がアイドル並みの注目を集めた」。

 そうした手腕を駆使しながら、金は、米中の利害対立を巧みに利用し、「米中対立が先鋭化すれば、両国は北朝鮮を味方に付けようとするかもしれない。そうなれば、非核化はおのずと後回しになる」と見ている。

 何もできず、ただ手をこまねいている安倍首相とは、大きな違いである。国内だけではなく、国際的にも評価が下落している安倍政権をこのまま続けては、取り返しのつかないことになる。

 新潮で、ビートたけしやたけし軍団の連中から「裏切り者」と罵声を浴びている、「オフィス北野」の森昌行社長(65)が告白している。

 今回のビートたけしの独立騒動も、当初は、愛人と作った事務所へ移る身勝手なたけしへの批判が出たが、その後、森社長を含めたオフィスのスタッフの高給や、やる気のなさがたけしや軍団の連中から次々に指弾された。

 森は、このままでは自分が私利私欲のために会社をいいように使ったということが真相だとなってしまう。それは事実と異なると思い、話すことを決めたという。

 森は、たけしの知らないところで、筆頭株主になっていたという批判に対して、これは26年も前の話で、当然たけしにも報告した。それが証拠に、たけしの妻も「主人が知らないわけないでしょ」といっていたという。

 それはそうだろう。これはたけしや軍団のいい分がおかしい。

 自分の役員報酬1億円が高いといわれるが、自分はやることをやってきたので、法外に高いとは思わない。

 新人でも年収500万、少し経てば800万円ももらえるというのは高すぎるといわれるが、森は、この業界はいつ何が起きるかわからないから、経営がうまくいき、黒字が出ている時は従業員への給与や賞与はなるべく多くする。それが従業員のモチベーションにつながるはずだという。

 これについては、たけしや軍団側が、仕事しない奴が高給をもらいすぎる、たけし以外に売れっ子を育てられなかったではないかといっているが、こっちの方が正論ではないか。

 昨年9月の決算で500万円程の赤字を計上したが、これは、映画『アウトレイジ 最終章』の製作費が出て行ったが、映画の売り上げが入ってくるのは半年ほど後になるので、自然に解消される。これは森のいう通りであろう。

 驚くのは、昨年4月からたけしの愛人の事務所へすべて振り込むようになった時、事務所とたけしの取り分が「3対7」だったのを「2・5対7・5」にするように要求され、呑むしかなかったと語っていることだ。

 その後、さらに「1対9」にするよういってきたそうだ。これはいくらなんでもやりすぎだと思う。

 オフィス北野の売り上げの8割を占めていたたけしが独立して、規模を縮小しながら、どう会社を存続させていくかというときに、軍団が、森は汚い、不正があると騒ぎ立てて、何が解決するのか、会社や彼らにどんなメリットがあるのか、理解できかねるともいっている。

 森は「たけしさん、軍団とは30年間一緒にやってきました。なぜ私ひとりを悪者にし、しかも誰も得をしないこのタイミングで公然と私の批判を展開したのか。底知れぬ虚しさを覚えます」と心の内を吐露している。

 だが、森が責められるべきは、たけしの一枚看板でしかやってこなかったことだろう。売れっ子もいつかはいなくなる。小泉今日子やローラのように、いくら手塩にかけても独立してしまうタレントもいる。

 いつかは必ず来るその日に備えていなかった。経営者としては甘かったといわれても致し方ないだろう。

 私は、立川談志さんが、弟がやっていた事務所から離れて息子のところへ移った経緯をつぶさに見ている。

 その事務所の稼ぎ頭がいなくなれば、小さな事務所は潰れてしまうが、そこには立川志らくという売れっ子がいたから、何とか存続できた。その志らくも今は離れてナベプロに所属しているが、これまで培ってきた落語家とのつながりで、細々だが頑張っている。

 こうした森のいい分に、ポストでたけしが、北野オフィスの幹部連中がたけし軍団に仕事をとってこれるかというと、難しいだろうとバッサリ。

 30年間オイラにおんぶにだっこして、そういう努力をして来なかったのだから。そういうやり方が気に入らないから、たけしは出たので、それ以外の理由はないといい切っている。

 なんとか存続していくことが決まった北野オフィスだが、これからも茨の道のようだ。

 さて、今週の第1位は、文春の東電副社長の不倫スキャンダル。

 福島復興の顔だった東電副社長の石崎芳行氏(64)が懺悔告白している。

 石崎は、慶應大学を出て東電に入社、福島第二原発所長や副社長を経て、13年1月に初代代表に就任していたが、3月28日に辞表を提出している。

 辞めた理由は、福島に住む50代の独身女性とのトラブルだったというのだ。そのA子さんは、福島や東京を拠点に、被災地支援の活動を行う活動家で、たびたびマスコミにも取り上げられ、復興に尽力した団体に授与される「日本復興の光大賞」を受賞している。

 2人の出会いは15年7月。しばらくすると、石崎から頻繁にメールが来るようになったが、そこにはハートマークやキスマークの絵文字が付いていたと、A子は文春に話している。

 翌16年2月に「食事でもどうか」と誘われ、その席で、「好きなタイプだ」と告げられたという。始めて肉体関係を結んだのは、その年の4月。だが彼女は同意の上ではないと話す。

「『やめてください』『私は被災者、あなたは加害者の代表ですよ。覚悟はあるんですか』と抵抗しました。しかし彼は合気道の経験者で腕力があり、最後は観念してしまったのです」

 その後、月に1回程度の逢瀬を重ねるが、1年半後の17年夏に突然、石崎と連絡が取れなくなったというのだ。そして10月28日に、石崎から「個人的なお付き合いは致さないと心に誓いました」という一方的な連絡があったという。

 2人は昨年暮れから弁護士を立てて和解交渉を始めているという。A子はそれを通じて、石崎の誠意のない対応に怒りが募り、文春へ告発したというのである。

 東電の副社長が、被災地の女性と懇ろになり、しかも都合が悪くなると一方的に別れたというのでは、辞職も致し方ないと思うが、文春がインタビューしてみると、石崎氏のいい分は彼女とは相当違っていたそうだ。

 静かな口調で、彼女の被災地支援活動のことについては以前から知っていた。好きなタイプだとかいったことはないが、ハートマークなどは、彼女のメールにもあったため、つい悪乗りしてしまった。

 また、彼女は金銭的に困っていて、1,000万円の借金がある、私に対する賠償を東電に認めるよう指示してほしいなどといってきたという。

 そこで彼は、電力の業界団体が発行する『電気新聞』の企画で、彼女に講演してもらって、原稿料を100万円出してもらうよう依頼したりしたそうだ。

 肉体関係を結んだのは合意の上だったが、彼女のマンションで風呂から出てきたところをA子に隠し撮りをされ、関係が悪化すると、その写真を送りつけてきたという。

 その後も、A子からの求めに応じて、彼女が出した小雑誌を福島の企業や電事連に購入してくれるよう要請したり、自分でも200万程の身銭を切って渡した。

 だが彼女は、FaceBookに石崎の社宅の写真をアップし、「私の好きな人が住んでいるところです」と書き込んだりしたので、彼は恐怖を感じて「ストーキング行為をお止めください」とメールすると、彼女が激怒したそうだ。

 彼女から、別れるのは「和解、協議、訴訟の手段がある」「文春やフライデーに待ったをかけられる」などとメールしてきて、口止め料や精神的慰謝料として5,000万円で手を打ちましょうといってきたというのである。

 A子は、取材を受けたのは、「東電の姿勢や石崎の被災地に関わる姿勢を世に問うてほしかったから」で、これをただの初老の男と中年女の不倫の話で終わらせては困ると主張する。

 石崎は、会津出身のお袋から「生き恥を晒してでも闘え」と励まされたとうっすら涙を浮かべ、「本当に情けない話で、すみません」と頭を下げたという。

 東電の副社長と、被災地支援をする活動家との、身の程を忘れた痴話喧嘩は、どんなにいい繕っても「ゲスの極み」というしかない。石崎氏は、東電からの退職金を全額被災地に寄付したらどうか。

【巻末付録】

 今週も取り立てて紹介するようなSEXYグラビアはない。

 現代は、「石岡真衣、決意の初裸身-『日テレジェニック』が脱いだ!」。ちょっと見、綾瀬はるか風の顔がいい。「あさいあみ、『霊長類史上、最高のカラダ』に偽りなし」。袋とじは「アン・シネ、感動のビキニ姿を初公開!-ファースト写真集が5.23発売」。それにしても女子プロゴルファーは、かわいい子が増えてきた。もう、日本の男子プロの試合を見るのはいなくなるんじゃないか。

 ポストも「美人ゴルファー大図鑑」というのをやっている。そのほかには「小田飛鳥 滴るヘア 濡れるヘア」「ビーチで、ベッドで…わちみなみ」。袋とじは「日本一ヌード女優決定戦」と銘打って、AV界のアカデミー賞にノミネートされた売り上げトップ20人の女神たちを紹介。

 まあ、どっちもどっちもで、今週も引き分けのココロだ。
(文=元木昌彦)

眞子さまと“婚約延期”の小室圭さん、警護に使われる税金は「年間6,000万円」!

今週の注目記事・第1位
「<福島復興の顔>東電元副社長<懺悔告白>-被災地運動家と関係を持ったら」(「週刊文春」4/12号)

同・第2位
「『裏切り者』にされた『森社長』の悲痛な反論5時間-独立問題裏の裏」(「週刊新潮」4/12号)
「ビートたけし テレビじゃ言えない『独立話』」(「週刊ポスト」4/20号)

同・第3位
「未公開資料が明かす金正恩の笑えない『個人情報』」(「週刊文春」4/12号)
「電撃訪中で米中を引き裂く金正恩」(「ニューズウイーク日本版」4/10号)

同・第4位
「安倍政権『テレビ制圧計画』」(「週刊文春」4/12号)

同・第5位
「『麻生財務相』が政治資金2400万円を費やした美貌の女」(「週刊新潮」4/12号)

同・第6位
「『順天堂大学』はカネで被害者の口を封じた!-新生児取り違え事件」(「週刊新潮」4/12号)

同・第7位
「山尾志桜里<禁断愛>倉持弁護士が元妻に送った冷酷な文書」(「週刊文春」4/12号)

同・第8位
「上原浩治の東京『ひとり暮らし』-球速130km台でも打者を打ち取る男」(「フライデー」4/20号)

同・第9位
「小泉進次郎 36歳にもなって『貯金ゼロ』?」(「週刊現代」4/21号)

同・第10位
「大谷翔平の『凄さ』とは何か」(「週刊現代」4/21号)

同・第11位
「借金400万円の小室圭さんに毎月税金500万円が遣われている」(「週刊現代」4/21号)
「『秋篠宮家』に前借りを打診した『小室家』-眞子さま危ういご結婚の内幕」(「週刊新潮」4/12号)

同・第12位
「話題の『かかと落し』こんなに簡単でこんなに効く!!」(「週刊ポスト」4/20号)

同・第13位
「寝る前のノンアルコール・ビールでひどい『いびき』が治った!」(「週刊現代」4/21号)

同・第14位
「お疲れ様! 有働由美子アナ NHK理事の座を捨てた『女の意地』」(「週刊現代」4/21号)

同・第15位
「森泉と結婚したパートナーの『意外な職業』」(「フライデー」4/20号)

同・第16位
「65歳からの『楽しい仕事』」(「週刊現代」4/21号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 私事で恐縮だが、4月5日の夕方、わが家の老犬モエが亡くなった。あと17日で18歳の誕生日を迎える予定だったが、1月末ごろから歩行が困難になり、3月には寝たきりになったが、食欲は旺盛で、時々は犬用歩行器でヨタヨタ歩いていた。

 床ずれがひどく、毎日、クスリを塗りテープを貼ってやるのだが、痛々しくて、哀れだった。癲癇の持病があり、大きな手術を2度受けているから、長生きしたほうであろう。

 寝ていたことが多かったので、うっすらと目を開けて横たわっている姿は、生きている時と同じように見える。このまま剥製にしてもらおうかと、半ば本気でカミさんにいって、2人で泣いている。寂しいが、喪失感はまだ薄い。しかし、愛犬の不在は己の時間を失うことだといった歌人がいたが、しばらくすると激しい「ペットロス」になる予感がする。

 昨日の朝まで家に寝かしておき、今日(4月9日)の朝、中野・哲学堂の近くの寺で荼毘に付した。

 形があるうちは、どこかで生きている気がしていたが、骨になってしまうと、ついにいなくなってしまったんだという虚しさが押し寄せてきてやりきれない。

 今年はバカ早かった桜の開花だが、来年は例年並みだと、命日には桜が満開か散り始めになる。寂しいが、モエ、ありがとう、さようなら。

 歌人・永田和宏の『人生の節目で読んでほしい短歌』(NHK出版新書)に、愛犬を失った悲しみを歌った歌がある。

「愚かなるこのあたまよと幾度撫でしわが手の下にいまは亡きがら」(河野愛子)

「椅子を見る いつでも不在肘掛けに鼻面のせる犬を欲りけり」(佐藤南壬子)

 まずは現代の、65歳からでも働ける仕事という特集から。

 65歳から楽しく働けて、おカネがもらえるなら、こんなうれしいことはないが、見てみると、草野球の審判、運転代行、ペットシッター、作文の添削、エキストラ、飲食店の覆面調査、左官、大工、塗装、剪定などで、私にできるのはペットシッターか作文の添削ぐらいだろうが、やはり、なかなか難しいようである。

 フライデーに、服飾デザイナーの森英恵の孫でタレントの森泉(35)が、できちゃった婚した相手は、40代半ばの一般男性だというが、この男性は有名なお寺の金持ちの僧侶だと報じている。

 フライデーによれば、この僧侶のいるお寺は、中野にある室町時代から続く名刹だという。

 私の家からも近い中野坂上にある中野長者の寺・成願寺のことのようだ。

 開基である鈴木九郎は紀州出身で室町時代に当地にやってきた商人で、商売が成功して財を成し「中野長者」と呼ばれたそうだ。幕末には新撰組の近藤勇と彼の家族がここに身を寄せていたといわれるそうである。

 さて、NHKの顔といわれていた有働アナが、NHKのエリートの座を捨てて、フリーになったのには、少し驚いた。

 理事になり、もしかすると、NHKの会長にもという声があっただけに、どうしたのであろう。

 もちろん、フリーになれば1,500万円といわれる年収よりはるかに多く稼げることは間違いないが。

 現代によると、有働は、国谷裕子のやっていた『クローズアップ現代』の後釜になりたかったのに、それが叶わなかったことから、辞めることにしたという。

 彼女はジャーナリスト志向が強く、これからは現場に出て、取材をしていくそうだ。

 だが、元NHKの先輩、池上彰が、そう簡単にジャーナリストといってほしくないと苦言を呈していたが。

 まあ、彼女のことだからなんでもこなせるのだろうが、多少の苦労はあるかもしれない。

 私は、カミさんにいわせると、寝ている時のいびきがすごいというのだが、カミさんもすごいのだが、自分では気づかない。

 いびきの悩みを抱えている人は多いそうだが、現代によると、寝る前にノンアルコール・ビールを飲むと、睡眠が改善され、深い眠りにつくことによって、いびきの症状が治まってくるという。

 その理由は、ビールに入っているホップには鎮静効果、リラックス効果があるからだという。

 寝酒をアルコールの入っているものではなく、ノンアルコールにするか。ダメ元で、やってみても損はないだろう。

 以前、サッカー協会の元会長の川渕三郎氏がテレビに出ていて、ゴルフのうまい秘訣を語っていた。

 80を超えているのに、ドライバーの飛距離は確か250ヤードぐらいだそうだ。

 運動は? と聞かれて、かかとを上げて降ろすのを、時間がある時は毎日やっているというのだ。確か200回ぐらいしているといっていたのではないか。

 今週のポストに、そのかかと落しを毎日30回やれば、糖尿病の予防や改善になり、認知症や動脈硬化の予防効果も期待できるとレポートしている。

 さらに高血圧の対策としても期待できるというのだから驚く。これは、第二の心臓といわれるふくらはぎを鍛え、血液の回りをよくするからだというのである。

 そんなことでとは思うが、これもカネはかからず、時間もそうかかるわけではないから、試してみてもいいのではないか。さっそく始めてみよう。

 またぞろ、新潮は、小室圭さんの母親が、元婚約者が返せといっている400万円超を、秋篠宮家に貸してくれと頼んだと報じている。

 これはすでに女性誌が報じているから、二番煎じである。それに、どうやって裏を取ったのだろう。

 新潮によれば、小室圭さんは何度か秋篠宮家に行ってはいるが、周囲は決して2人きりにはしないという。

 それは、眞子さんの留学中に、圭さんがイギリスを訪ね、「お二人は現地でいっそう親密になられた」(宮内庁関係者)からだという。意味深ないい方である。

 現代は、小室圭さんには毎日SPがついて、家の周囲はもちろんのこと、圭さんの仕事の行き帰りも付きっ切りだが、そのために使われている税金は、年間6,000万円を優に超えるという。

 元はといえば、圭さんの母親が元婚約者に“借りた”400万円を返さないため、婚約が延期になったのだから、税金を使うのはおかしくないかといっている。

 だが、まだ破談が決まったわけでもないのだから、こうした警備は必要なのだろうし、小室圭さん側が頼んだことでもあるまい。

 こういうのを論っていると、圭という男はけしからんと、おかしな人間が出てくるかもしれない。今は静かに見守る。それが大人の対応というものであろう。

 ところでロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が大変なことになっている。投手として2連勝したのもすごいが、打者としても3試合連続ホームラン、マルチヒットと、アメリカのスポーツ界でも、ベーブ・ルースの再来だと大騒ぎである。

 投手としては160キロの速球を中心に、ある程度はやれるという見方は多かったが、打の方でこれほど活躍すると見ていた日本の評論家はいなかったのではないか。

 それも、オープン戦では振るわず、開幕直前に、右足を上げるフォームを止め、すり足にしたというのだ。

 そうするとボールは見やすくはなるが、当然ながら飛距離は落ちるはずだが、大谷の場合はそうはならない。

 文春で、ジャーナリストの鷲田康が、現地で取材している放送関係者の言葉を紹介している。

「いまチームで一番飛ばすのは明らかに大谷です。メジャーを代表するスラッガーのマイク・トラウト外野手やアルバート・プホルス内野手よりも飛距離が出る。特に左中間の打球の伸びにはトラウトも驚愕の声を挙げたほどでした」

 オープン戦の結果にも動じないで、大谷の開幕メジャーを主導したビリー・エプラーGMは、あらゆる方向から検討して、よくない傾向は出ていなかったからだといい、メジャーでの成功に自信を見せているという。

 漫画のようだというと怒る向きもあるかもしれないが、五味康祐の小説『スポーツマン一刀斎』をも彷彿とさせる、大谷の活躍である。

 現代では、メジャーリーグ解説者の小早川毅彦が、シーズン中盤には疲れが出て、不振に陥ることもあるだろうが、二刀流を貫いてほしいといっている。

 これからの大谷に一番心配されるのは、疲れによる故障である。今は気が張り詰め、結果も出しているからいいだろうが、初めてのメジャーリーグでの二刀流は、精神的にも肉体的にも、疲労を蓄積していくこと間違いない。

 それを忠告してくれる人間が近くにいるのだろうか。心配である。

 さて、小泉進次郎ももうすぐ議員生活10年になる。現在36歳。将来の総理間違いなしといわれる小泉だが、以外にも、彼が公開した資産は「ゼロ」だった。

 彼は、銀座のクラブや赤坂の料亭など使わず、会合はいつも居酒屋で、それも割り勘。

 彼が贈るものは、横須賀海軍カレーのカレー味の柿ピーだそうだ。

 それは、カネがないからではない。相手に気を使わせない心配りからだそうだ。

 だが独身で、大した贅沢もしないのに、資産ゼロというのはどうしてなのか?

 彼が持つ3つの政治資金管理団体の16年分の収支報告書を見ると、収入合計は8,522万円。

 歳費や文書通信費を入れると、1億を超えるのだが、普通預金にすれば、公開する義務はないからだそうだ。

 したがって、応援のために地方へ行っても全部自腹で、カネに困ることはないという。

 浮いたウワサもこの頃聞かない小泉進次郎だが、あまりクリーンだと、他の議員たちから煙たがられて、あいつとは一緒にやりたくないと思われるかもしれない。

 政治の世界は常に、魚心あれば水心だからだ。

 古巣・巨人に10年ぶりに戻ってきた上原浩治(43)は、独り暮らしだとフライデーが報じている。

 11年に米国東部のメリーランド州ボルチモアに買った一軒家に、夫人と12歳になる息子を残しての単身赴任。

 息子はアメリカの生活に慣れているから、自分の都合で家族を振り回してはイカンと、寂しいお一人様だそうだ。

 昨年までの年俸総額は約82億円。だが、ほとんど外に出ず、巨人時代に購入したマンション暮らしで、専属トレーナーとトレーニングに励んでいるという。

 唯一の贅沢が、登板後に自宅で一人飲む1本の缶ビールだそうだ。巨人の若手たちが見習うべきは、投球術もさることながら、こうした生活態度であろう。

 さて、山尾志桜里衆院議員との不倫を報じられた倉持麟太郎弁護士は、すでに離婚していたことは先週書いた。

 離婚した奥さんが、山尾議員を相手取って慰謝料請求の訴訟を起こしたといわれるが、先週、文春に話をした彼女に、第三者へ口外しないとの誓約書を書かなければ、長男との面会を見合わせるといってきたと文春が報じている。

「二週間も子供には会えていません。二歳の長男は突然母親と会えなくなり、状況がわからず、とても不安を感じているはず。(中略)山尾さんは、子を持つ母親として、私の気持ちが分からないのでしょうか」

 どちらの主張が正しいのか、私にはわからないが、この悲痛な叫びを無視するようでは、議員としても人間としても疑問符が付くこと、間違いないと思う。

 ところで、映画や小説には、生まれたばかりの2人の赤ん坊が、病院の手違いで、違う親に引き取られて育ち、長じてからそのことがわかって起きる悲劇がよく描かれる。

 だが新潮によれば、こうしたことはそれほど希なことではないそうだ。

 たとえば、13年には、1953年に取り違えられたことが分かった男性が、2億5,000万円の賠償を求めて病院を提訴し、3,800万円の賠償金を手にしている。

 新潮によれば、名門の順天堂大学医学部付属順天堂医院でも、半世紀ほど前に、取り違え事故が起きているのだが、そのことを病院側は隠しているというのだ。

 それは都内に住んでいる男性で、DNA鑑定をしたら、育てられた親との間には親子の可能性が0%だったという。

 そのため、病院側に確認を求めて来て、病院側も取り違えがあったことを認めているそうである。

 件の男性は、母親から「血がつながっていないかもしれない」と告げられ、DNA鑑定をしたのだそうだ。

 順天堂の関係者は、病院側もそのことを認めているのに、公表しない理由をこう語る。

「その男性は順天堂医院を訪れて、本当の親に会いたいと訴えたのですが、順天堂側はそれを拒んだのです。しかも、“取り違えられたもう一方は平穏に暮らしている可能性が高いのに、それを壊してはいけない”というのがその理由です。
 そして、男性に金銭での解決を提案し、和解金を支払う代わりに、取り違えがあったことを一切口外せず、もう一方の相手を探さないことを約束させた。
 最終的に男性は押し切られてしまった格好です」

 新潮は、その男性を探し出し、インタビューしているが、事実関係は認めたものの、それ以上はしゃべれないという。

 病院側は、「個別案件についてのご照会には応じていない」としている。

 2人の人間の人生を“狂わせてしまった”病院側の責任は、金銭で償えるものではない。事実を公表して、2度とこういうことの起きないよう、どうすればいいのかを、医療関係者は考えなくてはいけないはずだ。

 同じ新潮に、麻生財務相が頻繁に通う六本木の会員制サロン『ボヴァリー』の美貌の女、雀部(ささべ)敏子ママの姿をとらえた写真をグラビアに載せている。

 何しろ、麻生は、16年までの3年間で、この店に2,416万円も支払っているというのだから、ただの仲ではないのではないか。

 写真で見る限り、やや容色に衰えが見えるが、70代のじいさんにはちょうどいい女性なのだろう。

 安倍首相が、またまたふざけたことをいい始めた。放送法4条、中立公正であることというのをなくし、ネット事業者などがテレビ局の放送設備を利用してコンテンツを流せるようにするというのである。

 これには、安倍ベッタリの読売新聞ナベツネも大反対しているそうだ。文春によれば、もっと自分のいうことを聞く「御用テレビ」をつくりたいという思いからだそうだが、バカバカしくて批判する気にもならない。

 だが、万が一、秋に三選されれば、官邸の安倍親衛隊を顎で使い、何がなんでもやってくる可能性、なしとはしない。

 中国を訪問して習近平主席と面談した金正恩が、習近平の話すことをメモしている映像が流れたが、これは、北朝鮮では流れなかった。いったい何をメモしていたのだろう。

「トランプ米大統領と会談したことのある習が、米朝首脳会談における注意点を指南した可能性がある。ビジネスマンであるトランプの口八丁手八丁の交渉術に騙されるな、と」(日朝外交筋=文春)

 どちらにしても、世界の孤児、嫌われ者と思われていた金正恩が、習近平を相手に互角に話をし、時折見せるはにかんだような笑顔が、意外にかわいい奴じゃないかという印象を世界にアピールした外交術は、並々ならぬものがある。

 ニューズウイーク日本版は、金正恩は、「中国の国家主席と対等に会談できる立場にあると感じられるまで6年間、訪問を控えてきた」と見ている。

 さらに、「金は人気取りも巧みな指導者だ。国内の視察や訪中の際に夫人の李雪主を伴なって現れる。そんな北の指導者は、金が初めてだ。2月の平昌冬季五輪では、金王朝の一員として初めて訪韓した妹の金与正がアイドル並みの注目を集めた」。

 そうした手腕を駆使しながら、金は、米中の利害対立を巧みに利用し、「米中対立が先鋭化すれば、両国は北朝鮮を味方に付けようとするかもしれない。そうなれば、非核化はおのずと後回しになる」と見ている。

 何もできず、ただ手をこまねいている安倍首相とは、大きな違いである。国内だけではなく、国際的にも評価が下落している安倍政権をこのまま続けては、取り返しのつかないことになる。

 新潮で、ビートたけしやたけし軍団の連中から「裏切り者」と罵声を浴びている、「オフィス北野」の森昌行社長(65)が告白している。

 今回のビートたけしの独立騒動も、当初は、愛人と作った事務所へ移る身勝手なたけしへの批判が出たが、その後、森社長を含めたオフィスのスタッフの高給や、やる気のなさがたけしや軍団の連中から次々に指弾された。

 森は、このままでは自分が私利私欲のために会社をいいように使ったということが真相だとなってしまう。それは事実と異なると思い、話すことを決めたという。

 森は、たけしの知らないところで、筆頭株主になっていたという批判に対して、これは26年も前の話で、当然たけしにも報告した。それが証拠に、たけしの妻も「主人が知らないわけないでしょ」といっていたという。

 それはそうだろう。これはたけしや軍団のいい分がおかしい。

 自分の役員報酬1億円が高いといわれるが、自分はやることをやってきたので、法外に高いとは思わない。

 新人でも年収500万、少し経てば800万円ももらえるというのは高すぎるといわれるが、森は、この業界はいつ何が起きるかわからないから、経営がうまくいき、黒字が出ている時は従業員への給与や賞与はなるべく多くする。それが従業員のモチベーションにつながるはずだという。

 これについては、たけしや軍団側が、仕事しない奴が高給をもらいすぎる、たけし以外に売れっ子を育てられなかったではないかといっているが、こっちの方が正論ではないか。

 昨年9月の決算で500万円程の赤字を計上したが、これは、映画『アウトレイジ 最終章』の製作費が出て行ったが、映画の売り上げが入ってくるのは半年ほど後になるので、自然に解消される。これは森のいう通りであろう。

 驚くのは、昨年4月からたけしの愛人の事務所へすべて振り込むようになった時、事務所とたけしの取り分が「3対7」だったのを「2・5対7・5」にするように要求され、呑むしかなかったと語っていることだ。

 その後、さらに「1対9」にするよういってきたそうだ。これはいくらなんでもやりすぎだと思う。

 オフィス北野の売り上げの8割を占めていたたけしが独立して、規模を縮小しながら、どう会社を存続させていくかというときに、軍団が、森は汚い、不正があると騒ぎ立てて、何が解決するのか、会社や彼らにどんなメリットがあるのか、理解できかねるともいっている。

 森は「たけしさん、軍団とは30年間一緒にやってきました。なぜ私ひとりを悪者にし、しかも誰も得をしないこのタイミングで公然と私の批判を展開したのか。底知れぬ虚しさを覚えます」と心の内を吐露している。

 だが、森が責められるべきは、たけしの一枚看板でしかやってこなかったことだろう。売れっ子もいつかはいなくなる。小泉今日子やローラのように、いくら手塩にかけても独立してしまうタレントもいる。

 いつかは必ず来るその日に備えていなかった。経営者としては甘かったといわれても致し方ないだろう。

 私は、立川談志さんが、弟がやっていた事務所から離れて息子のところへ移った経緯をつぶさに見ている。

 その事務所の稼ぎ頭がいなくなれば、小さな事務所は潰れてしまうが、そこには立川志らくという売れっ子がいたから、何とか存続できた。その志らくも今は離れてナベプロに所属しているが、これまで培ってきた落語家とのつながりで、細々だが頑張っている。

 こうした森のいい分に、ポストでたけしが、北野オフィスの幹部連中がたけし軍団に仕事をとってこれるかというと、難しいだろうとバッサリ。

 30年間オイラにおんぶにだっこして、そういう努力をして来なかったのだから。そういうやり方が気に入らないから、たけしは出たので、それ以外の理由はないといい切っている。

 なんとか存続していくことが決まった北野オフィスだが、これからも茨の道のようだ。

 さて、今週の第1位は、文春の東電副社長の不倫スキャンダル。

 福島復興の顔だった東電副社長の石崎芳行氏(64)が懺悔告白している。

 石崎は、慶應大学を出て東電に入社、福島第二原発所長や副社長を経て、13年1月に初代代表に就任していたが、3月28日に辞表を提出している。

 辞めた理由は、福島に住む50代の独身女性とのトラブルだったというのだ。そのA子さんは、福島や東京を拠点に、被災地支援の活動を行う活動家で、たびたびマスコミにも取り上げられ、復興に尽力した団体に授与される「日本復興の光大賞」を受賞している。

 2人の出会いは15年7月。しばらくすると、石崎から頻繁にメールが来るようになったが、そこにはハートマークやキスマークの絵文字が付いていたと、A子は文春に話している。

 翌16年2月に「食事でもどうか」と誘われ、その席で、「好きなタイプだ」と告げられたという。始めて肉体関係を結んだのは、その年の4月。だが彼女は同意の上ではないと話す。

「『やめてください』『私は被災者、あなたは加害者の代表ですよ。覚悟はあるんですか』と抵抗しました。しかし彼は合気道の経験者で腕力があり、最後は観念してしまったのです」

 その後、月に1回程度の逢瀬を重ねるが、1年半後の17年夏に突然、石崎と連絡が取れなくなったというのだ。そして10月28日に、石崎から「個人的なお付き合いは致さないと心に誓いました」という一方的な連絡があったという。

 2人は昨年暮れから弁護士を立てて和解交渉を始めているという。A子はそれを通じて、石崎の誠意のない対応に怒りが募り、文春へ告発したというのである。

 東電の副社長が、被災地の女性と懇ろになり、しかも都合が悪くなると一方的に別れたというのでは、辞職も致し方ないと思うが、文春がインタビューしてみると、石崎氏のいい分は彼女とは相当違っていたそうだ。

 静かな口調で、彼女の被災地支援活動のことについては以前から知っていた。好きなタイプだとかいったことはないが、ハートマークなどは、彼女のメールにもあったため、つい悪乗りしてしまった。

 また、彼女は金銭的に困っていて、1,000万円の借金がある、私に対する賠償を東電に認めるよう指示してほしいなどといってきたという。

 そこで彼は、電力の業界団体が発行する『電気新聞』の企画で、彼女に講演してもらって、原稿料を100万円出してもらうよう依頼したりしたそうだ。

 肉体関係を結んだのは合意の上だったが、彼女のマンションで風呂から出てきたところをA子に隠し撮りをされ、関係が悪化すると、その写真を送りつけてきたという。

 その後も、A子からの求めに応じて、彼女が出した小雑誌を福島の企業や電事連に購入してくれるよう要請したり、自分でも200万程の身銭を切って渡した。

 だが彼女は、FaceBookに石崎の社宅の写真をアップし、「私の好きな人が住んでいるところです」と書き込んだりしたので、彼は恐怖を感じて「ストーキング行為をお止めください」とメールすると、彼女が激怒したそうだ。

 彼女から、別れるのは「和解、協議、訴訟の手段がある」「文春やフライデーに待ったをかけられる」などとメールしてきて、口止め料や精神的慰謝料として5,000万円で手を打ちましょうといってきたというのである。

 A子は、取材を受けたのは、「東電の姿勢や石崎の被災地に関わる姿勢を世に問うてほしかったから」で、これをただの初老の男と中年女の不倫の話で終わらせては困ると主張する。

 石崎は、会津出身のお袋から「生き恥を晒してでも闘え」と励まされたとうっすら涙を浮かべ、「本当に情けない話で、すみません」と頭を下げたという。

 東電の副社長と、被災地支援をする活動家との、身の程を忘れた痴話喧嘩は、どんなにいい繕っても「ゲスの極み」というしかない。石崎氏は、東電からの退職金を全額被災地に寄付したらどうか。

【巻末付録】

 今週も取り立てて紹介するようなSEXYグラビアはない。

 現代は、「石岡真衣、決意の初裸身-『日テレジェニック』が脱いだ!」。ちょっと見、綾瀬はるか風の顔がいい。「あさいあみ、『霊長類史上、最高のカラダ』に偽りなし」。袋とじは「アン・シネ、感動のビキニ姿を初公開!-ファースト写真集が5.23発売」。それにしても女子プロゴルファーは、かわいい子が増えてきた。もう、日本の男子プロの試合を見るのはいなくなるんじゃないか。

 ポストも「美人ゴルファー大図鑑」というのをやっている。そのほかには「小田飛鳥 滴るヘア 濡れるヘア」「ビーチで、ベッドで…わちみなみ」。袋とじは「日本一ヌード女優決定戦」と銘打って、AV界のアカデミー賞にノミネートされた売り上げトップ20人の女神たちを紹介。

 まあ、どっちもどっちもで、今週も引き分けのココロだ。
(文=元木昌彦)

眞子さまとの縁談“暗礁”の小室圭さん、いまだに「SP付き通勤」も「周囲は誰も気づかない……」

今週の注目記事・第1位
「安倍を悩ませる母・洋子と妻・昭恵の『嫁姑戦争』」(「週刊現代」4/14号)
「安倍政権『暗黒支配』と昭恵夫人の嘘を暴く」(「週刊文春」4/5号)
「散り際の『安倍昭恵』」(「週刊新潮」4/5号)

同・第2位
「安倍官邸に牙剥く『女性特捜部長』」(「週刊ポスト」4/13号)

同・第3位
「安倍『死なばもろとも5月解散』に自民党が怯えている」(「週刊ポスト」4/13号)

同・第4位
「『石破茂』元幹事長が吼えた!『<安倍加憲案>は禍根を残す』」(「週刊新潮」4/5号)

同・第5位
「安倍親衛隊の恥ずかしすぎる素顔」(「週刊文春」4/5号)

同・第6位
「元たけし軍団Aが明かしたまるで『アウトレイジ』だった分裂抗争-事務所独立」(「フライデー」4/13号)

同・第7位「小室圭さんの電車通勤-SPが厳重警戒するけどもはや誰も気付かない」(「フライデー」4/13号)

同・第8位
「森友国会自民仕切り役石井議員が参院職員と『アーンして』不倫」(「週刊文春」4/5号)

同・第9位
「<米で初の死亡事故>770兆円市場に暗雲」(「週刊文春」4/5号)

同・第10位
「札束でオバマを招聘した教祖・深見東州の金脈人脈」(「週刊新潮」4/5号)

同・第11位
「國松長官狙撃事件の封印を解こう-刑事が渾身のノンフィクションを上梓」(「フライデー」4/13号)

同・第12位
「新消される年金をあなたが取り返す方法」(「週刊ポスト」4/13号)

同・第13位
「今なら治る『がん』まだ治らない『がん』」(「週刊現代」4/14号)

同・第14位
「ボルトン復活に恐怖せよ」(「ニューズウイーク日本版」4/3号)

同・第15位
「金正恩が習近平に漏らした『弱音』」(「週刊現代」4/14号)

同・第16位
「MAKIDAI、同棲中の恋人と結婚へ-20代銀座で働く女性」(「フライデー」4/13号)

同・第17位
「暴力団に用心棒代を暴露された『北島三郎』の『兄弟仁義』」(「週刊新潮」4/5号)

同・第18位
「女性と目が合っただけで“現行犯逮捕”!? 『触らない痴漢』検挙に要注意」(「週刊ポスト」4/13号)

同・第19
位「衝撃の新証拠!糖質制限で『老ける』『寿命が縮まる』」(「週刊新潮」4/5号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週も引き続き「安倍昭恵ウイーク」である。他に目新しい記事はないようだ。

 このところ毎回いっているようで恐縮だが、現代とポストは、完全に高齢者・健康雑誌に衣替えしたようだ。

 だが、まだ40代半ば(週刊現代の場合)の編集長に、高齢者の体調や知りたいことがわかるはずはない。

 こうした雑誌にするなら、編集長も編集部員も全員60代にするべきである。高齢者は「若者」を経験してきているが、壮年・中年の人間は、高齢者が何を悩み、何に苦しんでいるかなど、切実に知るわけはないのだから。

 講談社は61歳が定年だから、再雇用して、高齢者の、高齢者による、高齢者のための週刊誌をつくればいい。

 早くしないと、他誌がやってしまうぞ。

 新潮や文春は、両誌ともに左トップは「糖質制限で『老ける』『寿命が縮まる』」「定年後の安心マネー管理術」と、これも健康雑誌になった現代、ポストがやってきたことの焼き直しである。新潮の記事を紹介する。

「糖質摂取をカットすると、脳や筋肉の活動を維持するため、体内でケトン体という代謝物が生成される。ケトン体は脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪が分解される形で生成されるため、体重減少に繋がる」(新潮)わけだが、このメカニズムそのものに老化を促進する要因があるのではないかと、指摘しているのが、愛知みずほ大学の佐藤学長で、ケトン体が多くなると血液が酸性に傾き、骨や筋肉など体全体の細胞を弱め、さび付かせることになるというのだ。

 まあ、何事も過ぎるというのはいけないということのようだ。

 満員電車の中で、隣にいる女性の腕にうっかり触ろうでもしたなら、「痴漢ですよ」と騒がれ、サラリーマン人生を暗転させること間違いない。

 触らなかったことを「証明」するぐらい難しいことはない。

 だが、ポストによると、これからは、触ったかどうかではなく、女性側が不快に思ったかどうかで、痴漢容疑をかけられ、検挙されることもあり得るというのである。

 そんなバカな! そう思うが、東京や大阪の迷惑防止条例は、「卑猥な言動」も禁止されているから、あり得ないことではないそうだ。

 満員電車では、両手を上にあげて、目を瞑っていなければいけないようだ。いやはや……。

 北島三郎が、ある裁判の中で、元暴力団幹部との長年の交際が暴露されてしまったと、新潮が報じているが、今さらではないか。

 新潮は、このことで、馬主登録審査基準の「暴力団、暴力団員と親交がある認められる者、または過去に親交があったと認められる者」は、登録を取り消されることがあるから、キタサンブラックなどの名馬を所有している北島が、馬主でいられなくなるのではないかと、いらぬおせっかいをしている。

 馬主の実態は、暴力団員でも、女房の名義にしたりして、馬主席にデーンと座っている人間もいるといわれているのだ。

 北島と暴力団員との付き合いは「天下御免」で、多くが知っていることである。そのために馬主を完全排除していたら、馬主の成り手がいなくなってしまう。必要悪とでもいうのだろうか。

 次はフライデーから。「EXILE」のMAKIDAIという42歳のモテ男が、腰まであるロングヘアが特徴的な安田美沙子似の美女と同棲していて、結婚するようだと報じている。

 MAKIDAIは3月末をもって7年続いた『ZIP!』(日本テレビ系)の火曜パーソナリティを卒業して、今後はアメリカを拠点にDJユニット「PKCZ」の一員として活動することになったそうだ。

 彼女も一緒に渡米して、サポートするといわれているそうである。MAKIDAIの所属事務所も、「しっかりと、良いお付き合いをさせていただいております!」と答えているから、ゴールインは近いのだろう。

 ところで証人喚問を終えてハイヤーに乗り込んだ佐川宣寿氏をフライデーが追いかけた。首都高速を爆走して、一周したかと思えば、再び国会前に戻った。

 その後、港区のホテルへ入って行ったという。これから佐川氏はどう動くのだろうか。フライデーよ、しっかり見張ってくれ。

 3月29日の夕方、静岡県立大学グローバル地域センターがやっている社会人教育のセミナーにいってきた。

 週刊現代時代の仲間である軍事評論家・小川和久氏に頼まれて年に1回やっている。今回は「週刊誌の不倫・皇室報道」について1時間半ほど話をした。

 不倫報道に対する世間の受け止め方が、少し変わってきた。小室哲哉と女性看護士との不倫を文春が報じ、それに対してTwitterで「クソ文春」などと口汚く罵るなど、批判が巻き起こった背景について語った。

 いま一つは、秋篠宮眞子さんと小室圭さんの婚約が延期されたきっかけになった、圭さんの母親の元婚約者の品格を疑うような言質を、裏も取らずにそのまま垂れ流す週刊誌のやり方はおかしい。美智子妃バッシングを週刊誌が続けて、彼女が失語症になってしまったときの二の舞、最悪は中央公論社の社長の家人が殺傷された「風流夢譚事件」になるかもしれないと危惧している、と話した。

 100人ぐらいの聴衆のほとんどは高齢者である。話し終わり、質疑応答に入って、少し驚いた質問が出た。紳士然とした人物が、「週刊誌は報道するときに中立公正ということを考えないのか」と聞いてきたのだ。

 今時、新聞だって中立公正など建前にすぎない空念仏のようなもので、ましてや週刊誌などは、私も含めて、そんなことを考えたことはない。だが、地方都市といっては失礼だが、東京から離れた所に住んでいる人の中には、ジャーナリズムは中立公正であるべきだと考えている人がいるのだと、妙に感心したものだった。

 現代で、近藤大介編集次長が、金正恩が習近平主席と会って、弱音を漏らしたとレポートしている。

 突然の訪問で、金正恩の意図がどこにあるのか、新聞なども真意を測りかねているが、近藤氏は、中国が独自にしている経済制裁を解除してほしい、トランプ大統領を説得して、国連の経済制裁も解除してほしい、来月から種まきの時節なので、化学肥料の援助をしてほしいと、弱音を吐き、懇願したのではないかと推測している。

 近藤氏は、これから画策しているのは、プーチンロシア大統領との早期の首脳会談だという。

 習近平とプーチンを後ろ盾にして、トランプと会談しようというのは、金正恩の弱音からか、それとも別の思惑があるのか。

 じっくり見極める必要があること、いうまでもない。

 だが、事はそう簡単にはいくまい。トランプは金正恩からの申し入れを即断したが、彼に、金と会ってどんな話をするのかについてのビジョンも戦略も定まっていない。

 それに、トランプの周りにはウルトラタカ派ばかりが集まり、中でも国家安全保障を担当する大統領補佐官のジョン・ボルトン元国連大使に「恐怖せよ」とニューズウイーク日本版が警鐘乱打している。

 その前に、マクマスターを解任して後任に指名したマイク・ポンペオCIA長官もタカ派だが、それを凌ぐというのである。

「ボルトンは北朝鮮への先制攻撃、イランとの核合意の破棄とイラン爆撃を繰り返して主張してきた。共和党内のより伝統的なタカ派は『力による平和』をモットーとするが、ボルトンの場合は『戦争による体制転換』が信条。アメリカの敵は壊滅すべし、と考えている」(ニューズ)

 彼にはネオコンの一部に認められる倫理的な情熱もない。何しろ、ブッシュ政権で国連大使に指名されたが、ボルトンは国連の存在自体を否定し、国際法という概念にも反対し、国際法の正当性をわずかでも認めることは大きな過ちだと公言していたという。

 ボルトンの任務は、各省トップたちと外交、軍事政策のさまざまな選択肢を話し合い、それぞれの違いを熟考し、大統領に提案することだが、「ボルトンはその仕事に全くもって向いていない」(同)。

 ボルトンはトランプの邪悪な側面を刺激して北朝鮮やイランへの威嚇や脅しを現実のものにするのではないか、というのだ。

 ボルトンとポンペオが指名承認を待っている間に、「トランプは実に『トランプらしく』なりつつある。それが意味するところを考えれば、恐怖と不安に襲われるのは当然だろう」(同)。

 4月に安倍首相はトランプと首脳会談をする予定らしいが、以前のトランプとは全く違っているかもしれないのだ。

 健康雑誌・現代は、このところの医学の進歩で、5年生存率が伸びてきていると特集している。

 確かに、検査技術の進歩と、特効薬が続々出てきたため、肺がんや前立腺がんなどは、かなりよくなってきてはいるが、口腔・咽頭がんなどは、ステージIVでわかっても、16.5%→12.6%へと短くなっているし、肝・肝内胆管も4.0%→3.5%、すい臓がんは伸びたといっても、1.1%→1.3%と、まだまだ厳しい数字である。

 ところで閑話休題。第24回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の受賞作が決まった。

 毎日新聞(3月29日付)によると、大賞に「『豊田真由子』その女代議士、凶暴につき 及び豊田真由子衆院議員に関する一連の報道」(「週刊新潮」6月29日号)と「眞子さま嫁ぎ先の“義母”が抱える400万円超の“借金トラブル”」(「週刊女性」12月26日号)が選ばれた。

 スクープ賞は「被害女性が告発!『警視庁刑事部長』が握り潰した『安倍総理』ベッタリ記者の『準強姦(ごうかん)逮捕状』及び山口敬之元TBS記者に関する一連の報道」(「週刊新潮」5月18日号)、「自死した夫の弟が衝撃の告白 上原多香子『致命的な破倫の果てに』」(「女性セブン」8月24日・31日号)、「山尾志桜里 イケメン弁護士と『お泊まり禁断愛』」(「週刊文春」9月14日号)。

 話題賞は「一連の加計問題追及」(筆者・森功「文芸春秋」5、7、8、9月号)、作品賞は「小池百合子研究 父の業を背負いて」(筆者・石井妙子「新潮45」1月号)、「一発屋芸人列伝」(筆者・髭男爵山田ルイ53世「新潮45」1~12月号)。

 写真賞は「嵐・櫻井翔と『恋人』テレ朝女子アナ・小川彩佳 熱愛追跡11日間の全写真」(「週刊ポスト」3月10日号)、「元SPEED『今井絵理子参議院議員』の略奪不倫及び橋本健神戸市議に関する一連の報道」(「週刊新潮」8月3日号)。

 この賞は、編集者の有志たちによって運営されている賞で、今年は113人が投票したそうだ。

 この中に週刊現代もフライデーも入っていないのは、寂しいことである。

 私は、自分の年金がどれぐらいあるのかを知らない。カミさんがすべてを管理しているからだが、悪名高い日本年金機構は、今度は、「約130万人の年金が不当に削られていて」、それをこっそりHPにアップしていたと、ポストが報じている。

 毎年8月から9月上旬にかけて、年金受給者に送られてくる「扶養親族等申告書」を書き間違える人が多く、2月分の年金に過少支給が大量に発生したのだ。

 この書き方は難解で、高齢者では理解できなくなっているという。ポストによれば、意図的にやったのではないかと難じている。

 これだけではなく、安倍首相第二次政権以降、年金を削ることには熱心だが、年金受給者の悲鳴には安倍は冷淡である。

 ポストには、詳しい書き方が載っているから、お困りの方は、買って読むといい。

 フライデーは、警察庁長官だった國松孝次氏を狙撃した犯人を追いかけていた捜査一課の元刑事、原雄一氏が、捜査の内幕を描いた話題の本『宿命 捜査一課元刑事の23年』(講談社)を紹介し、原氏のインタビューを掲載している。

 この事件はオウム真理教の犯行だと、ずっといわれてきたが、彼は、テロリスト・中村泰こそが犯人だと確信しているという。

 中村は、武蔵野市の警察官殺害や名古屋の現金輸送車襲撃など、数々の犯行を重ねてきた。

 原氏は、清瀬市で起きた警察官殺害事件を端緒に彼を調べ上げ、取り調べの中で「自分が狙撃事件の犯人だ」という自供まで引き出しているのだ。

 だが、中村は逮捕されなかった。

「ハナからこの一件がオウムの犯行だと決め、それ以外の可能性を潰してしまった警察庁公安部の判断が原因です。(原氏は刑事部に所属。長官狙撃事件は公安部が捜査を主導していた)」

 朝日新聞阪神支局襲撃事件でも、刑事と公安の仲の悪さが、捜査の障害になったと、元朝日新聞記者の樋田毅氏が『記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実』(岩波書店)の中で書いているが、そんな縄張り争いで、真犯人を取り逃がしたとしたら、どう責任を取るのか。

 ところで、先日オバマ前大統領が日本に来ていて、安倍首相と「すきやばし次郎」で昼を一緒にしているところがテレビで流れた。

 どうしてオバマがいま? そう思ったが、新潮によると、宗教法人「ワールドメイト」の深見東州教祖が金主だという。

「世界オピニオン・リーダーズ・サミット」と称されたイベントに出席し、大統領時代の思い出や退任後の生活を語ったという。

 1時間ほど話して、新潮によると、彼のギャラは40万ドルだそうである。これは大統領の1年間の報酬と同じだという。

 ここは、ブレア元英国首相やクリントン元米国大統領などをゲストに招いているそうだ。

 深見という人物、あまり評判はよくないが、信者から集める会費やお布施は年間110億円にもなるそうだ。いつの時代も、正直に生きている者がバカを見る。それにしても、オバマともあろうものが、カネに困っているわけでもないだろうに、なぜ来たのだろう。

 さて、夢の自動運転車がもうすぐ世界中を走り回ることになるかのように、各メディアで報じられているが、3月18日、夜10時ごろ、アリゾナ州テンピで、米配車サービス大手のウーバー・テクノロジーの自動運転車が、歩道のない場所を横断しようとしていた女性にぶつかり、死亡させる事故が起きた。

 時速は65キロで、クルマは減速しなかったのだ。

 夜間で、自転車を押していた女性を人間と判別できなかったか、カメラの視認性が低かった可能性もあるという。

 ウーバー社の技術に問題があるのではと指摘した新聞もある。この重大事故によって、自動運転車の安全性への疑問が起きて、事故の原因が何だったのかが解明されるまでは、しばらくこの技術は停滞するかもしれないと、文春が報じている。

 次も文春。参院予算委員会の筆頭理事として「森友国会」を仕切っている石井準一参議院議員が、「参議院事務職のA子さんと不倫関係にある」(自民党関係者)ことを察知した文春は、2人が食事をした後、ホテルへ入って行くところをバッチリ捉えている。

 親分が、野党の攻撃にたじたじとしているというのに、子分どもは、そんなこと知ったことじゃねぇと勝手放題のようである。

 さて、眞子さんとの婚約が延期になった小室圭さんだが、今も屈強なSPが1人ついて、都内の弁護士事務所の行き帰り、ずっと一緒だそうだ。

 フライデーは、圭さんが出勤するときにぴったり張り付き、行動を見ていたが、マスクをしたり、メガネをかけたりしているわけでもないのに、周囲の人間は彼の存在にまったく気づかなかったそうだ。

 以前より元気がなくなったようで、満員電車の中では、携帯を取り出すわけでも、読書をするわけでもなく、「一点を見つめたまま、無表情で電車に揺られている」(フライデー)。

 ビートたけしの事務所からの独立問題が騒ぎになっているが、フライデーによれば、なんで飛び出したのかといえば、「ズバリ、カネと裏切りです」と元たけし軍団のメンバーA氏がいっている。

 たけしは、テレビやCM、映画などで年間20億円近く稼いでいるというが、それなのに「オフィス北野」は赤字だったそうだ。

 そこでたけしは、「社員と芸人の収入の資料を出せ」と迫ったという。するとマネジャーは新人でも年収500万円。2~3年で800万円になり、10年を越えれば1,000万円。主任ともなると2,300万円で、森昌行社長に至っては1億円近いというので、たけし殿様はビックリ。

 それなのに井手らっきょの年収は100万円くらい。井手がかわいそうじゃねぇかと殿が切れたそうだ。

 たけしがいなくなれば、事務所はやっていけない。社員とは契約を結び直して、新たに提示された月給は15万円だったそうで、社員は続々と退社しているそうだ。

 独立したたけしは、レギュラー番組はすべて継続、映画も撮っていくそうだ。

 エンゼルスの大谷翔平が開幕第1戦で、見事なバットさばきを見せたが、第4戦では、ピッチャーとしてマウンドに上がった。

 やはりこの男、タダものではない。ホームランは打たれたものの、6回3安打3失点で初勝利を手にした。

 92球で6三振1四球。最速は100マイル(約161キロ)。大谷なら、ベーブ・ルースがつくった1915年の記録、投手として18勝8敗、防御率2.44。打者として打率.315、4本塁打、20打点を超えるかもしれないと夢を抱かせてくれる。

 このところ、安倍親衛隊の連中の評判が極めて悪い。

 和田政宗参院議員が太田充理財局長に「安倍政権を貶めるために意図的に変な答弁をしているのか」と詰問して批判されたり、前川喜平前文科省事務次官を呼んだ学校に対して、文科省に調査しろと命じた赤池誠章参院議員、池田佳隆衆院議員など、恥ずかしすぎる言動が多くみられるが、結局は、安倍首相の考えを忖度して、引き上げてもらおうとしているので、「親衛隊の跳梁跋扈は安倍首相自身が生み出している」(政治部デスク)のだと批判している。

 新潮誌上では、安倍のライバル一番手である石破茂元幹事長が、安倍のいっている「憲法九条の加憲案」は禍根を残すと批判している。

 彼がいうのは、憲法九条2項を残したままでは、日本の抑止力は1ミリも向上しないのに、「安倍総裁は、『今回の“加憲案”なら今までと何も変わりません』と言って国民を安心させようとしています。でも、私は逆に『何も変わらなくていいんですか』と聞きたい。何も変わらないのなら、どうしてそんなに急いで改憲する必要があるのか」と難じている。

 メディアと世論に追い詰められている安倍首相だが、なんとかこの窮地から抜け出し、岸信介おじいちゃんの悲願だった、憲法改正をやるために三選を成し遂げようと、5月に解散・総選挙へ打って出るのではないかと、ポストが報じている。

 そんなバカなこととは思うが、普通の神経ではない安倍のことだから、まったくあり得ない話ではないのだろう。

 退陣に追い込むためには、安倍昭恵の証人喚問を、野党だけではなく、自民党の中からも声を上げていく必要がある。

 それができなければ、この男、佐川の証人喚問が終わった後、いけしゃあしゃあと「あとは国民の皆様が判断することだ」といい放ったように、外国へ逃げてしばらく戻らず、ほとぼりの冷めるのを待つ気なのかもしれない。

 佐川の証人喚問で、安倍官邸の指示で文書が書き換えられた可能性が明確になってきたが、大阪地検特捜部の動きがどうなるのか気になる。

 ポストによれば、その指揮を執るのは、酒豪としても知られ、初の女性特捜部長になった山本真千子氏だという。

 独身で化粧気はなく、赤ちょうちんで呑むのが好きな女性検事で、文書改ざん事件をどう解明していくのか気になるが、そこへ、さらなる援軍が来たというのである。

 リニア事件捜査が一段落した東京地検特捜部が、大阪地検特捜部と合同で、財務省本省へ強制捜査に入るという情報が流れているというのだ。

 さらに、財務省サイドから、「文書改竄にあたって、官邸と財務省本省の間で書き換えと文面の調整が行われていた。窓口となったのは双方の中堅キャリアだった」という不穏な情報が流れ出したという。

 山本特捜部長が、この事件を解明してくれれば、「女性活躍社会」を提唱している安倍首相の期待にも答えることになる。

 頑張っていただこうじゃないか。

 さて、佐川宣寿前財務省理財局長の証人喚問をテレビで見ていてこう考えた。

 なんの根拠も示さず、安倍首相、昭恵夫人の関与はなかったといい切るまでには、官邸と佐川氏との間で、激しやり取りがあったに違いないと。

 佐川氏は、安倍親衛隊の一人である丸川珠代議員の「安倍首相や昭恵夫人の関与はなかったのですね」という問いかけに、反射的に「ございませんでした」と答えることで、早々に「佐川は全力で2人を守るつもりだ」というイメージをつくりあげた。

 このひと言は、佐川の残りの人生を安倍たちが保証することと引き換えだったに違いない。彼は、安倍に対して「口約束ではなく、一筆書いてくれ」と要求したのではないか。

 官僚として歩んできた彼の人生を自らが否定し、人間としてもそしりを免れない発言をするからには、それぐらいの取引はあったはずだと、佐川氏の表情や目の動き、答弁の仕方を見ていてそう思った。

 これで禊は済んだとしたかった安倍首相だが、次の日の各紙の論調は「問題の深さをいっそう印象づけた」(朝日新聞)「佐川氏の不自然な証言がむしろ疑念を深めた」(毎日新聞)「改ざんなどの指示の有無や背景など核心部分の究明にはつながらなかった」(読売新聞)という見方が大勢だった。

 今週の週刊誌も、ややヒステリックではないかと思えるほど、安倍昭恵に対する雑言が並んでいる。

「安倍政権『暗黒支配』と昭恵夫人の嘘を暴く」(週刊文春)「安倍昭恵を引きずり出せ!」(アサヒ芸能)「散り際の『安倍昭恵』」(週刊新潮)「安倍を悩ませる母・洋子と妻・昭恵の『嫁姑戦争』」(週刊現代)。

 これらをまとめて第1位にした。だが、新しい事実や昭恵の仮面を剥ぎ取るような内容ではないのが残念だが。

 新潮は、安倍家のゴッドマザー・洋子さんが、昭恵が居酒屋「UZU」を開店するときに、「離婚させられないか」と、安倍家と親交のある濱岡博司元山口新聞東京支局長にいったと書いている。また、森友学園問題が露見した昨年2月には、「ずっと我慢してきたものの、痺れを切らした洋子さんが昭恵ちゃんを直接、叱りつけたんです。“あなたのことで晋三が総理の座を追われるようなことがあったら、私は絶対あなたを許しません”と。(中略)以来、昭恵ちゃんは今まで以上に家に寄りつかなくなったそうです」(濱岡氏)。

 晋三・昭恵の馴れ初めやアッキーの飲みっぷりの「酔狂伝説」、反原発の活動家や元暴力団、大麻犯罪者との交友、スピリチュアル好きなどを挙げて、「もはやファーストレディならぬワーストレディと呼んでも差し支えあるまい」としている。

 文春は、昭恵の居酒屋を巡って訴訟沙汰のトラブルが起こっていることや、一時彼女が入れあげていた反原発活動家の飯田哲也氏に「彼女の根っこにあるのは無責任ということ。(反原発の活動も)あまり深く考えずにやっていたのでしょう。森友問題と同じです」といわせている。

 また、佐川氏の国会での事実と異なる答弁は、政策秘書官や財務省出身の事務秘書官とすり合わせているはずで、その過程で決算文書の改ざんが行われていたはず。そのキーマンが安倍の政務秘書官を務める経産省出身の今井直哉氏だと見ている。

 証人喚問では、今井氏と「森友問題で話をしたことはない」としていたが、今井と佐川は82年入省の同期で、佐川は通産省の同期会にもよく出席していて、2人は親しい間柄だと経産省OBが話している。

 現代には、3月29日朝、東京・渋谷区の「富ヶ谷ハイム」301号室で、安倍と89歳になる母の洋子が、2人だけで朝食をとるシーンが出てくる。

 階下の201号室には、昭恵の姿はない。都内のホテルに宿泊しているという。

 佐川喚問が始まる10日前、洋子が安倍にこういったという。

「テレビで昭恵さんが愛知で講演している様子をやってましたよ。なんでやめさせられなかったんですか! あなたの足を引っ張っているだけじゃないですか!」

 あまりの剣幕に、安倍は俯くしかなかったという。

 このように、昭恵は安倍の手に負えなくなっているようだ。

 30%台前半まで落ち込んだ内閣支持率が、佐川喚問後にさらに落ち込めば、昭恵喚問よりも先に安倍政権が崩壊する。そうなれば後々まで「アッキード事件」として語り継がれることになるだろう。

【巻末付録】

 このところ文春の誌面に「やつれ」が見える。編集長や編集者たちの熱気が誌面から立ち上って来ないのだ。

 次号で、新谷学編集長が交代しても、私は驚かない。何かが文春内部で起きている。

 同じように、現代とポストのSEXYグラビアも、おざなり感がプンプン匂う。

 現代は「新進女優 大谷麻衣×篠山紀信 ヴァージン・ヌード」「高木里代子 慶大卒 美人ピアニスト『手ブラ』でセッション!」。

 袋とじは「春マン開! 『得した気になる』ヌード」。これを見て得した気になる読者がいるのだろうか。これで430円は高いんじゃない?

 ポストは、「性の新潮流レポート 緊縛の世界」「眼福グラビア 純白の奇跡 男が憧れる清純美女の三角地帯」。

 袋とじは「全裸美女と巡る全国 ゴージャスラブホテル」。この中では、やはり緊縛かな。着物姿の女性が後ろ手に縛られている姿に、やはり男は弱いもの。

 何度もいうが、もはやエロやSEXYグラビアで部数を稼ぐ時代ではない。同じカネを使うなら、エロでなくていいから、もっと斬新なアイデアを出して、あっといわせてもらいたいものだ。

 大いなるマンネリと惰性だけでやっているグラビアとは早くおさらばしたほうがいい。

 というわけで今週も引き分け。
(文=元木昌彦)

貴乃花親方が心酔する“オカルト教団”のトンデモ度「人間は今から5億年前、月から移住してきた」

今週の注目記事・第1位
「ビートたけし テレビじゃ言えない『独立話』」(「週刊ポスト」4/6号)
「小説『ゴンちゃん、またね。』」(「週刊文春」3/29号)
「『殿ご乱心』の声も上がる電撃独立の舞台裏」(「週刊新潮」3/29号)

同・第2位
「政治部記者50人緊急アンケート『結局、安倍総理は辞めるのか』」(「週刊現代」4/7号)
「アベ政権強制終了へ/安倍昭恵さん、夫・晋三との別離を語ったオフレコメモ」(「フライデー」4/6号)
「『森友改ざん』の『アベゲート』」(「週刊新潮」3/29号)
「安倍夫妻の罪と罰」(「週刊文春」3/29号)

同・第3位
「あっという間に『株安デフレ』に逆戻り」(「週刊現代」4/7号)

同・第4位
「“最後の(?)花見”に伝説のキャバ嬢」(「週刊ポスト」4/6号)

同・第5位
「グルコサミン『ひざ痛』に効果なし」(「週刊現代」4/7号)

同・第6位
「『山尾志桜里さん、夫と息子を返して』-倉持弁護士元妻<慟哭手記>」(「週刊文春」3/29号)

同・第7位
「岸田文雄山口組幹部との『親密写真』」が流出」(「フライデー」4/6号)

同・第8位
「警視庁23歳の美人巡査 ヤクザに惚れて、すべてを失うまで」(「週刊現代」4/7号)

同・第9位
「<ノーベル賞>根岸さん妻<交通事故死>の謎」(「週刊文春」3/29号)

同・第10位
「谷岡学長の『裏の顔』と栄の『汚れたカネ』」(「週刊文春」3/29号)

同・第11位
「13階段に足をかけた『オウム死刑囚』13人の罪と罰/麻原彰晃他」(「週刊新潮」3/29号)

同・第12位
「貴乃花親方を操る『オカルト教祖』の正体」(「週刊アサヒ芸能」3/29号)

同・第13位「年間3万人もいる『孤独死』の検証-北島三郎の次男、大原麗子、飯島愛」(「週刊新潮」3/29号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 東京の桜は満開。毎年ながらこの時期は忙しくてしょうがない。東京中の桜を見て、酒を飲んでと、疲れるが、今年もまた桜を観られたという喜びがあるから、老骨に鞭打って走り回っている。

 桜は満開だが、週刊誌は満開とはいかないようだ。今週は、安倍と昭恵問題より、ビートたけしの独立問題が誌面を賑わせている。

 文春では、80枚の小説まで発表して、なんだかたけしウイークの感がある。

 それについては後で触れるとして、まずは新潮の孤独死の記事からいこう。

 日本における孤独死は年間3万人にもなるという。

 3月に、北島三郎の次男が51歳の若さで孤独死した。1昨年の10月には平幹二朗(享年82)が浴槽で倒れて亡くなっていた。

 大原麗子(享年62)、飯島愛(享年36)も孤独死している。

 最近では、住人に孤独死されると、場合によってはリフォームに300万円以上かかるため、大家を対象にした、孤独死保険というのまで売り出され、急成長しているそうだ。

 連れ合いに亡くなられ、一人で住んでいる人間は、何かの時に託せる友人を持つべきだというが、東京砂漠に住んでいる高齢者には、なかなか難しいことなのかもしれない。

 せいぜい、連れ合いを大事にして、長生きしてもらうしかないのだろう。

 相撲協会と対決姿勢を強め、貴ノ岩が暴行被害を受けた事件について日本相撲協会の対応に問題があったと、内閣府の公益認定等委員会に告発状を出していた貴乃花親方だが、それを取り下げることを検討していると、スポーツ報知が報じている。

 貴公俊(たかよしとし)が付け人の序二段力士を暴行した問題が起き、「自分の弟子のことで、これだけ協会に多大なご迷惑をおかけしたのは事実ですので。私は一兵卒で精進していくという気持ちに新たになってます」と殊勝に語ったという。

 その貴乃花だが、アサヒ芸能が「貴乃花親方を操る『オカルト教祖』の正体」という特集をやっている。

 京都に総本山を置く宗教法人「庚申会」がそれだ。大阪場所中、貴乃花部屋が宿舎にしている。

 貴乃花は11年ほど前からこの宿舎を使っているそうで、代表を務める辻元公俊氏(65)は、彼の最大の理解者といわれているそうだ。

 この辻元氏が2006年に出した本『2012年人類の終焉 太陽からの啓示』(ブックマン社)に、貴乃花が顔写真付きで「先生のお考えの深さには、脱帽です」と推薦文を寄せている。

 だが、アサ芸によると、目を疑う珍説のオンパレードだという。「進化論は大ウソだ! ヒトはサルから進化したのではない」「人間は今から5億年前、月から移住してきた」。

 辻元氏によれば、貴乃花は日馬富士を引退させる気はなかったそうだ。

「貴乃花自身は、日馬富士には数場所休場してしっかり反省させて、それから復帰すればええと思とったからね」

 しかし、協会は、日馬富士を切り捨てて話を終わりにしようとしたから、貴乃花も内閣府に相談するまでになったのだという。

 どちらにしても、貴乃花の「たった一人の反乱」が、腰砕けになってしまったのは間違いないようだ。

 新潮が、オウム事件で死刑判決を受けた13人のうち7名が、3月14日に、東京拘置所から、仙台、名古屋、広島などへ移送された「真相」について報じている。

「オウムの場合、死刑囚の移送はそのまま、執行の準備が整ったことを意味する。いつ頃Xデーが来るのか、どの社も取材に追われています」(司法担当デスク)

 麻原彰晃死刑囚は東京拘置所だが、「東京拘置所には刑場がひとつしかなく、執行は2人が限界です。そのため、まとまった数を同時に執行するには、予め他の拘置所に分散しておかないといけないのです」(同)

 まさか、全員一度に執行するわけではないだろうが、麻原の執行は明日行われてもおかしくないという。

「来年は、5月に新天皇への代替わりが行われるなど“慶事の年”。平成の事件は平成で終わらせる、という観点から考えても、13人の執行は今年中に終わらせるのが常識的ではないでしょうか」(司法に詳しいジャーナリスト)

 とうとう麻原は何も語らないまま、オウム事件は全容が明らかにならず、彼らは消えていくのだ。

 戦後最大のテロ事件は、まだまだ解明されなくてはならない「真相」があるはずだが。

 さて、伊調馨と栄和人日本レスリング協会強化本部長とのパワハラ騒動は、伊調の母校の至学館大学の谷岡郁子学長が飛び入りしたことで、さらにややこしくなってきた。

 この学長、文春によれば、大阪商大などを経営する谷岡学園のお嬢様として育ってきたが、自分でも書いているように、恵まれ過ぎて育ってきたため、「できすぎて鼻持ちならない嫌味な子どもでもあった」ようだ。

 ある日、上級生からラブレターをもらったところ、「翌日、郁子はその男の子に、『あなたの通信簿と顔を鏡に映してらっしゃい』と、ピシャリと振ってしまう」。その片鱗はまだまだ十分におありになると見受けたが。

 このパワハラ問題、これからどう進展していくのだろう。

 ノーベル化学賞受賞者の根岸英一さん(82)が、交通事故を起こして、重いパーキンソン病を患っていた妻のすみれさん(80)が亡くなってしまった。

 文春で、ジャーナリストの飯塚真紀子氏が現地取材をしているが、どうやらこの事故、単純なものではないようだ。

 2人は、自宅から遠く離れた、ターミナルが1つしかないロックフォード空港に行く途中、道に迷い、ごみ処分場の側溝に車がはまり、動けなくなってしまった。

 そこで厳寒の中、根岸さんが助けを求めるために歩いているところを保護されたといわれている。

 だが、地元の保安局の警部補は、この広大な処分場へは直角に2度曲がらないと入れないし、これまで入り込んだのは、酔っぱらいが1人いるだけだという。

 保安局側のプレスリリースには「事件性なし」と書かれてはいるが、警部補にいわせると、銃で撃たれたり、ナイフで刺されたなど、明らかに事件であるケース以外はみな「事件性なし」と発表するので、今回のケースがどうかは、検視結果などの薬物検査を行って、結果が出てからでないとわからないようだ。

 なぜ、猛烈な寒さの中、処分場へ入って行ったのか、携帯電話を使わなかったのはなぜか、などの「疑問」が残るというが、気になる事故ではある。

 現代が、警視庁新宿署の美人巡査が、イケメンの暴力団員に一目ぼれして、情を通じ、捜査情報を漏らしていたことがバレて、クビになったと報じている。

 この女性の父親も警視庁の生活安全部生活経済課の現職の警部で、期待されていたそうだが、17年の夏に取調室で会った住吉会三次団体の32歳の独身組員にぞっこんになり、肉体関係だけではなく、捜査情報やカネまで巻き上げられていたそうだ。

 この男の弟が別件で逮捕されたとき、「俺の兄貴はヤクザで、その女は刑事だ」としゃべってしまい、ことが明るみに出たという。

 親としてはやり切れない思いだろうな。

 ところで、フライデーが、3月2日に開かれた自民党衆議院議員の「新春賀詞交歓会」で、岸田文雄政調会長が、その筋の人らしい人間と握手を交わしている写真を載せている。

 この人物、矢野康夫氏(本名は若野康夫)といって、かつては山口組の武闘派組織「中野会」の元副会長だという。

 現在はキックボクシングの代表理事をしているらしいが、大阪府警関係者にいわせると、今でも「現役」という認識だという。

 岸田氏は、この人物と面識はなく、たまたま写真を一緒に撮っただけなのだろうが、フライデーのいうように、「こんな写真が流出しては、暴力団の『シノギ』の材料として利用されかねない。この間の悪さ、どうやら総理に必要な『運』は持ち合わせてはいないようだ」。確かに、運も実力のうちである。

 さて、運といえば、不倫報道が出たため厳しい選挙を勝ち抜いて永田町に戻ってきた山尾志桜里議員は、運のいいほうなのか。

 不倫相手といわれる倉持弁護士は、去年、離婚していたようだが、これまで沈黙を守っていた元妻が、文春で手記を発表した。以下は文春オンラインからの引用。

「昨年『週刊文春』9月7日発売号が報じた山尾志桜里衆院議員(43)と倉持麟太郎弁護士(35)のW不倫疑惑。この不倫疑惑が原因で、昨年11月末に倉持夫妻は離婚。夫妻は2015年4月に結婚し、同年に長男が誕生していた。
 これまで沈黙を保ってきた倉持氏の元妻・A子さん(34)が、自らの胸中を初めて手記に綴った。
手記は次のように始まる。
〈この半年は、私にとって地獄のような日々でした。本当に思い出すのも辛いことばかりです。あの日から半年が経ち、やっと健康状態が回復してきました。今回、全てを明かそうと思ったのは、私の中でまだ解決していない問題が多く残されているからです。
その中でも私がいちばん深く傷ついたのが、山尾さんが私たち夫婦の寝室にまで上がり込んでいたことでした――〉
 A子さんの手記には、山尾氏が倉持氏の自宅マンションを訪れた直後、部屋に残されていた“異変”や、倉持氏の弁明などが赤裸々に記されている。
 山尾氏に改めて倉持夫妻の離婚などについて尋ねたが、答えることはなかった。倉持氏は『(離婚についての)経過及び内容等については第三者に口外、開示又は漏洩しないことを約しており、回答は差し控える』と答えた」

 スポニチANNEXの3月26日付でも、彼女はインタビューを受けている。

「元夫人によれば、倉持氏とは夫婦円満だったが、不倫疑惑報道の翌10月に倉持氏から不意打ちのように離婚を切り出された。『離婚をずっと模索していた』と告げられたものの『模索していたとは感じていなかった。夫婦関係が破綻していたということも一切ない』と話した。
 元夫人は、離婚を招いた原因が山尾氏にあるとして、慰謝料の支払いを求める内容証明郵便を代理人を通じて今週中に送付する意向だ」

 山尾議員は国会で質問に立ったが、かつての冴えは見られなかった。

 憲法改正について語る前に、2人の関係についてはっきり説明しなければ、有権者はもちろん、国民も、彼女の言葉に耳を傾けはしないだろう。

 それなりの才能を持っている女性だと思うから、けじめは早くつけたほうがいい。

 以前からいわれていることだが、サプリメントではナンバー1の売り上げがあるグルコサミンだが、効果のほどはほとんどないといわれている。

 現代が、グルコサミン関連のサプリが次々に市場から消えていると報じている。

 千葉大学の山本啓一名誉教授がこういい切る。

「科学的に考えれば、グルコサミンを経口摂取して、軟骨が磨り減りにくくなるなんてことは断じてありません」

 10年にBMJという世界的に権威のある専門誌に掲載された論文で、「グルコサミンは、どんな患者に対しても効果がないことが医学的に証明されたのです」(唐木英明東大名誉教授)。

 ここまで明言されては、グルコサミンを飲む人は激減するはずだ。

 私も昔は飲んでいたが、だいぶ前から止めている。

 4月21日に安倍首相は新宿御苑で「桜を見る会」を催すそうだ。

 もう、八重桜にも遅すぎるのではないかと思うが、まあ、彼の最後の花見の会になるのは間違いないようだ。

 ポストによれば、その会に、名古屋の老舗キャバクラに在籍していて、2日で1億円を売り上げたことがあるという伝説のキャバ嬢が招かれているというのだ。

 どうして招かれたのかは、本人もよくわからないようで、友人から誘われ、住所を教えたら招待状が届いたというのである。

 まあ、何千人も呼ぶのだろうから、彼女の様に少し変わった職業の人がいてもいいと思う。

 それにしても、安倍は何といって挨拶するのだろう。

「散る桜 残る桜も散る桜」

 こういったらカッコいいのだが。

 さて「トランプ米政権の保護主義政策が世界の金融市場を直撃した。23日の東京株式市場では、米国市場の株価急落を受け、日経平均株価が一時1000円以上も急落し、終値は前日より974円13銭(4・51%)安い2万0617円86銭と年初来安値に。東京外国為替市場では円高が進んだ」(朝日新聞3月24日付)。

 2万円割れは目前である。安倍首相は、官邸の株価のボードを見て、青い顔をしているに違いない。

 現代によれば、このところの株安に、黒田日銀総裁は莫大な資金を投入して買い支えているが、それももはや限界だと報じている。

 GDPの算出方法を変更してまで大きく見せようとしていたのに、次々にアベノミクスの化けの皮が剥がれ、森友の文書改ざんだけではなく、日本経済の実態も改ざんして、国民をだまし続けてきたのだ。

 このままでは、日本経済はどん底まで落ち込み、破たんするのも時間の問題かもしれない。

 何しろ、アメリカの関税引き上げに、中国が本気で怒り、米中経済戦争が没発するかもしれない。

 その余波は日本にも及び、あれだけトランプと親しいと誇示していたのに、日本を例外にしてくれはしなかった。

 トランプは、中間選挙で大敗するのを怖れ、国民の目をそらせるために中国とロシアとの経済戦争を仕掛け、最悪の場合、戦争にまで発展する危険を冒すつもりなのだろう。

 安倍は、国内はもちろん、外交でも失点を重ねて、なす術がない。

 ポストのタイトルのように、「安倍総理、あなたは終わった」ようだ。

 こんなことを書いたのは誰だろう?

「私は安倍政権は『バカ発見器』だと思っているのです。今まで常識的な文化人、知識人を装っている人たちが仮面をかなぐり捨て、メディアに露出してでたらめな安倍批判を繰り広げて『実は私はこんなにバカなんです』とカミングアウトしている」

 こう安倍首相にいったと、新潮45(2月号)に誇らしげに書いたのは産経新聞阿比留瑠比論説委員である。

 それから、わずか2カ月。どちらがバカだったか、彼に聞いてみたいものである。

 27日に行われる佐川喚問が終われば、次は安倍昭恵を国会へ呼べとなるだろうが、それは絶対避けたい安倍首相は離婚を考えているとフライデーが報じている。

 フライデーによれば、安倍のアドバイザーであるナベツネ(渡邊恒雄読売新聞主筆)が、安倍と会食しているとき、「昭恵と離婚しろ。日本国のことをもっと考えろ」と進言したというのだ。

 自民党関係者は、その続きがあると話す。

「後日、安倍さんが母・洋子さんに、『ツネさんに離婚しろと言われちゃったよ』と苦笑いしながら報告したそうです。すると、洋子さんは『昭恵さんをここへ呼びなさい』と気色ばんだ。その時、たまたま昭恵さんも家にいたんだそうですが、気配を察知したのか逃げてしまったそうです」

 火のないところに煙は立たない。これだけ離婚情報が出てくるということは、どこかに火元があるに違いない。

 森友学園問題で、佐川宣寿前国税庁長官が3月27日に証人喚問される。

 どうせ、佐川は、「訴追される可能性があるので、お答えは差し控えたいと思う」を連発することだろう。

「官邸もそれを見越していて、杉田さん(和博内閣官房副長官)は“こちらにとっては都合がよい”とオフレコで漏らしています」(政治部デスク=新潮)

 なぜなら、来年度予算案が29日に自然成立するからだ。そうなれば、またぞろダンマリを決め込めば、30%台すれすれまで急落した内閣支持率も戻ってくると読んでいるからであろう。

 だが、そう目論んでいても、安倍を吹っ飛ばす爆弾は数多あるというのが、新潮、文春の見方だ。

 その一つが、3月7日に自殺した近畿財務局の男性職員が残していた「遺書」である。

「NHKが19時からの全国ニュースで遺書の内容を報じた。具体的には、〈決裁文書の調書の部分が詳しすぎると言われ上司に書き直させられた〉〈勝手にやったのではなく財務省からの指示があった〉〈このままでは自分1人の責任にされてしまう、冷たい〉などの言葉が並んでいたというのだ」(新潮)

 いま一つは、いまだに責任をとらない麻生財務相への風当たりが、自民党内からも激しくなっていることだ。

 クライマックスは、佐川氏の逮捕になる。大阪地検特捜部は、「喚問から10日後までに1回目の事情聴取。更に間隔を開けて2回目の聴取がある。そのあとに近畿財務局や佐川の自宅をガサ入れし、逮捕に踏み切るでしょう」(在阪の司法キャップ)。

 大阪高検の検事長に、イトマン事件などに関わったやり手の上野友慈氏がなったことも、大阪地検のやる気を引き出しているそうだ。

 そして最大の安倍にとっての爆弾は、妻の昭恵であること間違いない。何しろ文春によれば、行きつけのバーの常連客から「首相夫人という立場では本当は言えないことがあるのでは」と問われ、「うん、ある」と答えたという。

 籠池夫妻を含めて、昭恵のお友だちから1年間で、5人の逮捕者が出ている。それにもかかわらず、昭恵は常々、「私には首相夫人という立場がある。何かやろうとする時は利用していいよ」といっているのだ。

 森友学園や加計学園問題が起きても、首相側近といえども、直接事情を聞くことはできない。安倍を通じて聞くことになるが、その安倍でさえ、「昭恵には怖くて聞けない」とこぼしているという。

 安倍ベッタリの産経新聞でさえ、3月21日付で、田北真樹子記者が「昭恵氏の不適切な言動は、政府・与党内だけでなく安倍首相を支持する層にも疑問符を広げ、政権の足を引っ張りつつある。首相夫人に対して大変僭越ながら、ここは行動を自粛なさってはいかがだろうか」と書かざるを得なくなっているのだ。

 ポスト安倍に、小泉進次郎以外に人材がいないことも確かだが、秋の総裁選に安倍が出られないということも確かなようだ。

 今週の現代が、政治部記者50人に「緊急アンケート」をとり、安倍は辞めるのか、辞めないのか聞いている。

 私は、こういう企画には首を傾げざるを得ない。もやは、安倍が辞めるのかどうかではなく、辞めさせなくてはいけないのだ。

 これだけウソをつき続け、国民をだまし続けてきた人間を、われわれのリーダーと認めることはできない。

 もし、安倍が辞めず、秋の総裁選で三選を勝ち取ったら、それは日本人が安倍という魔物に負けたことを意味するのだ。

 記者の中で、朝日新聞の30代の記者が聞き捨てならないことをいっている。

「6月に国会が閉じれば、森友問題は過去の話に」なるというのだ。ふざけるなである。

 あれだけ安倍にバカにされ嫌味をいわれたのに、ようやく改ざん問題をスクープして一矢を報いたのに、バカなことをいうのでない、と、私は腹を立てている。

 記者の7割が三選はないといっている。当然であろう。後はどういう形で、安倍にとどめを刺すか。メディアの真価が問われている。

 今週の第1位は、ビートたけしの独立問題と、文春で発表した小説をどう評価するのか、それらをまとめて1位にした。

 私はテレビに出ているビートたけしが嫌いだ。第一、耳が悪いから、あの滑舌の悪いしゃべりのほとんどを聞き取ることができない。

 時には、ボリュームを上げて聞いてもみるが、特段、面白いことも、ユニークな切り口があるわけでもない。

 そんなたけしを、テレビ局が珍重する理由が私にはわからない。彼の映画もずいぶんと見た。処女作『その男、凶暴につき』(1989年)は面白かった。何の理由もなく人を撃ち殺す“不条理”さが新鮮だった。

 先日公開された『アウトレイジ 最終章』まで何本か見たが、一部を除いて感心したものはない。

 俳優としても多くの映画やテレビドラマに出演しているが、04年に封切られた梁石日原作の『血と骨』(崔洋一監督)で演じた、暴力の権化のような在日朝鮮人役は、凄まじくよかった。

 だが、私は、彼のよさは書くことにあるのではないかと思っていた。ポストの連載は語りだが、毎週読んでいるし、だいぶ昔に『あのひと』(新潮文庫)も読んだことがある。

 最近出した恋愛小説『アナログ』(新潮社)は未読だが、今週、文春で80枚を書き下ろした『ゴンちゃん、またね。』は、さっそく読んでみた。

 ソープランドや歯科医の待合室に置いてある雑誌で、インタビューのまとめをしている小説家志望の男と、ゴンという柴犬の触れ合いを、飾りのない文章で描いた中編である。

 よほど犬が好きだと見える。今度、独立して個人事務所を開いたが、それが「T.Nゴン」という。

 物語というには起伏がないが、インタビュー相手が「マサイ族になった元厚生省事務次官」「暴力団からオカマになった親分」など、たけし独特の黒い笑いや、彼の舞台裏を入れ込みながら、読ませる。

 私の家にいる寝たきり老犬も柴とラブの雑種(ゴンは血統書付き)だから、主人公のゴンに対する思い入れはよくわかる。

 小説についてはこれくらいにしよう。彼が71歳になって、所属プロダクション「オフィス北野」から独立して愛人と事務所を構えたことが話題である。

 彼には元漫才師の妻・幹子さん(67)がいるが、堂々と愛人と事務所を作るということの意味するところは、「愛人の居場所を用意してやった」ということになるようだ。

 資産100億ともいわれるたけしだから、妻とカネで揉めることはないのだろう。

 新潮によれば、この愛人とは、世田谷にある一戸建ての豪邸で一緒に暮らしているそうだ。

 愛人は横井喜代子さん(仮名)といい、50歳代前半で、もともとは銀座のホステスをしていたという。

 だが、漫才結成当時からたけしを知る元テレ朝の皇(すめらぎ)達也氏は「このままだと、たけしの才能がその女性のせいで潰されてしまう」と心配しているようだ。

 それに、独立前後から、カネに恬淡としていたたけしが、「オフィス北野の社員がもらっている給料の額や、会社の株のこと」を気にするようになってきたという。

 皇氏は、これまでおカネのことや、描いた絵についても、たかだか芸人が描いた絵なんて売るもんじゃないといっていたのに、そうなったのは愛人にマインドコントロールされているからだ、「一刻も早くマインドコントロールを脱して、元のたけしに戻って欲しい」というのだ。

 いいではないか、たけしももうすぐ後期高齢者である。愛人と「終活」を始めようとしているのではないのだろうか。うらやましいとは思わないが、たけしらしいといえば彼らしい、人生のしまい方ではないか。

 私が気になるのは、フライデー編集部が襲撃されるきっかけになった時の彼の愛人は、当時は女子大生だったと思う。彼女との間には子どももいたはずだが、彼女はどうしているのだろうか。

 ポストで、たけしは今度の騒動についてしゃべっている。

 それによると、今度の独立は、オフィス北野への不満が溜まりに溜まってきたということのようだ。

「正直なところ、スタッフやら軍団以外のタレントも増えて、そっちがブクブク膨らんでいって、一方で肝心の軍団のメンバーが食えなくてヒーヒー言ってる状況があった。結局、オイラがジャンジャン稼いできても、そいう本来大事にしたいところが上手くいってない感じが続いていたんだよ。
 本当ならマネージャーやらスタッフはそういうタレントたちに仕事を持ってきて、それぞれが自立していかなきゃいけない。
 それがスジだろう。なのに結局オイラに依存したままで、売れっ子をほとんど作れなかった。そいう地道な仕事をしないで遊んでるヤツラを食わせるためにオイラが70過ぎてガンガン働いてる状態ってのは、とても健全な組織とはいえねェよ」

 愛人については、「昔と違ってすっかりポコチンも勃たなくなったオイラにとっちゃ、その人を『愛人』なんて言われること自体が不本意だ。もちろん向こうはオイラのことを好きなんだとは思うけど、そんな風にレッテル貼りされちゃたまんない」。

 たけしによれば、彼女はカネ目当てではなく、ホテル業界のスーパーバイザーとしてビックリするような大金が動く契約を取って来たりしているから、「オイラの持ってるカネなんて、その人にとっちゃ眼中にないと思うね」と、庇っている。

 年間10億稼ぐたけしほど彼女は稼いではいないと思うが、どうやらたけしはこの愛人にホの字のようだ。

 ポコチンが勃とうが勃つまいが、愛人であることは間違いないが、相当入れ込んでいること間違いない。

 まあ、仲良くやっておくれ。

【巻末付録】

 ポストから。「女はなぜ乳首を隠したがるのか?」。私は乳首にはほとんど興味はない。

 お次は三和出版というところから出ていた「PHOTO MAGAZINE KARAMI」という写真集から袋とじ「KARAMIの女神たち」。「再びブーム到来の予感 彼女がハイレグにきがえたら」。

 現代は、「浅川梨奈 フレッシュSEXY」「仁支川峰子 貫録の女優ヌード」。袋とじは「お尻好きの皆さん、これは事件です! 人気グラドル 倉持由香」。100cmナマ尻を大開放だそうだ。

 残念ながら、これはというものはない。このところ両誌ともに力が入っていないSEXYグラビアだが、いいものがないなら無理してやることはあるまい。

 2、3週やらずに、読者に飢餓感を持たせて、ドカーンとやる方が、売り上げにも好結果が出るように思うが、いかがだろう。

 というわけで今週は引き分け。
(文=元木昌彦)

世論は安倍より石破へ……?「森友」改ざん問題で支持率急落の安倍政権は“死に体”か

今週の注目記事・第1位
「『森友ゲート』これが真相だ!/安倍夫妻の犯罪」(「週刊文春」3/22号)
「森友改ざんの爆心/財務省が削除した『特殊性』は『安倍昭恵』歓喜の涙」(「週刊新潮」3/22号)

同・第2位
「『森友』政局、これからを読む/安倍総理と昭恵夫人、結婚31年目の決断」(「週刊現代」3/31号)
「『アッキーの政変』全ドラマ/財務省の文書改ざんがバレて安倍総理の選択は」(「フライデー」3/30号)

同・第3位
「財務省改ざん 不都合な真実」(「サンデー毎日」4/1号)

同・第4位
「第二次安倍政権以降に起きた『自殺&不審死』リスト」(「フライデー」3/30号)

同・第5位
「ジャニーズ子会社社長が社内で首吊り自殺していた!」(「週刊文春」3/22号)

同・第6位
「『高橋由美子さん、あなたが家庭を壊した』実業家妻が悲痛告白」(「週刊文春」3/22号)

同・第7位
「栄のセクハラ・パワハラ『決定的証言』」(「週刊文春」3/22号)
「『伊調馨』黒い従兄弟-『黒塗り告発状』は栄恐喝の材料だった」(「週刊新潮」3/22号)

同・第8位
「『西部邁』入水を嘱託殺人と疑った捜査一課」(「週刊新潮」3/22号)

同・第9位
「北朝鮮の軟化は制裁の成果か、時間稼ぎか」(「ニューズウイーク日本版」3/20号)

同・第10位
「天才・ビートたけし71歳の選択-事務所独立、愛人とともに終活へ」(「週刊現代」3/31号)

同・第11位
「『すい臓がん』を生き抜く術-星野仙一、千代の富士の命を奪ったがんの王様」(「週刊新潮」3/22号)

同・第12位
「ハレンチ『福井照大臣』に『#MeToo』の嵐」(「週刊新潮」3/22号)

同・第13位
「藤田菜七子ただ今24勝G1目前に妬みやっかみの馬声」(「週刊新潮」3/22号)

同・第14位
「血液サラサラ、血管を若く!老けない『最強油』」(「週刊文春」3/22号)

 今週はポストがお休み。そこで【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ! もお休み。

 日本中が森友問題で騒然としている。後で触れるが、安倍内閣の支持率が30%前半にまで落ち、安倍内閣総辞職もあり得る状況になってきた。

 大相撲の方も、貴乃花部屋の十両・貴公俊(たかよしとし)による暴行問題が起きて、貴乃花親方危うしである。

 朝日新聞DIGITAL(3月19日)はこう伝えている。

「目撃した関係者によると、現場はエディオンアリーナ大阪の東支度部屋。午後3時ごろ、十両の取組が進むなかで起きた。
 普通、力士は自分の取組の2番前の仕切りの間に土俵下の控えに座る。この日は、貴公俊の2番前で兄弟子の貴ノ岩が土俵に上がっていたが、貴公俊はなかなか入場しなかった。異変に気づいた呼び出しが急きょ東の支度部屋に向かい、貴公俊を呼んだという。慌てて控えに向かった貴公俊。取組では大翔鵬に敗れ、3勝5敗となった。その後、支度部屋に戻った後に付け人に暴力を振るったとみられる。
 目撃した力士は『5、6発、顔を殴っていた。顔から血が出ていた』。別の力士は『付け人の顔か口から血がだらだら出ていた。支度部屋のトイレで血も吐いていた。(暴行を)止める人はいなかった』と証言した。『土俵下に行かなければいけない時に付け人が伝えなかった。それで怒ったようだ』と語った。支度部屋の入り口近くには暴行の際に落ちたとみられる10滴近い血痕が残っていた」

 貴乃花親方は、メディアの取材に対して「深刻ですね。これだけ厳しく暴力はいけないと言ってきているので。貴公俊には改めて厳しく指導していきます。深刻です。絶対にしてはいけないと厳しく育ててきたつもりでこういうことが起こった」(朝日新聞DIGITAL3月19日より)。

 貴公俊は休場させるそうだが、暴力を否定している部屋の力士が起こした暴力行為は、協会と対立している貴乃花にはショックであろう。親の心子知らずである。

 さて、文春はこのところ「老けない」シリーズをやっているが、今週は老けない油である。

 油は老化を防ぐための最も有効な食品だそうで、アンチエイジングのためには、質のいい油を1日に大さじ2~3杯摂るといいそうだ。

 私はオリーブオイルをパンに付けて食べるのが好きだが、老けない食用油のベスト5は、1位が菜種油、以下順にエゴマ油、アマニ油、ひまわり油、オリーブオイルだという。開栓したら1カ月で使い切ることが大事。

 美人騎手・藤田菜々子(20)が3年目の今年で通算24勝を挙げ(3月16日時点)、G1に騎乗できる31勝に手が届くところまで来た。

 新潮によると、彼女への妬みややっかみが聞こえてくるというが、負けん気の彼女は、そんなことは歯牙にもかけていないそうだ。

 女性騎手は、逃げ馬はそこそこ乗れても追い込むのは苦手だったが、彼女のいいところは、追わせても男の騎手と遜色ないところだろう。

 今年は無理だが、来年の桜花賞やオークスで、大外から追い込んでくる藤田の雄姿を見たいものである。

 新潮は「エロがスーツを着て歩いている」(新潮)福井照沖縄・北方大臣のセクハラ第2弾をやっている。車に乗っている時、アラサーの女性の服の中へいきなり手を入れ、胸を触ったそうだが、呆れ果てるしかない。

 ところで、すい臓がんは「がんの王様」というらしい。すい臓がんが偉いのではなく、発見しにくく、発見したときは手遅れなことが多いため、10年生存率が5.1%しかないからだ。

 ちなみに胃がんと大腸がんは7割近い。坂東三津五郎、千代の富士、葉室麟、星野仙一も、みなこのすい臓がんに斃れている。

 自覚症状もほとんどないから始末が悪い。だが、週刊ポストによると、最新の超音波内視鏡検査をやると早く発見でき、5年生存率が3倍になっているという。

 超音波は、都立駒込病院と広島のJA尾道総合病院にあって、大体1万4,000円から1万7,000円ほどでできるそうだ。

 私は、ビートたけしが天才だなどとは思わないが、彼が71歳になって、所属プロダクションから独立して、愛人と事務所を構えるというのは、なかなかやるものだと感心している。

 新会社の名称は「T.Nゴン」というらしい。現代によれば、愛犬の名前だという。

 彼がいた「オフィス北野」というのは、もともと彼が作った事務所だから、離れるについてはどうということはないだろう。

 だが、彼には元漫才師の妻・幹子さん(67)がいる。堂々と愛人と事務所を作るということは、「愛人の居場所を用意してやった」ということになるようだが、お互い理解の上なのだろう。

 たけしの愛人といえば、フライデー編集部が襲われるきっかけになった愛人は、当時は大学生だったと思うが、彼女との間には子どもがいたはずだ。

 多くの愛人をつくり、大した揉め事を起こしていないのは、子どもの認知や多額の手切れ金を払っているからだろう。

 たけしは自分から、納税額は10億円といっているから、1億や2億の手切れ金は、なんともないのだろうが。

 そして、終の棲家として、元舞台俳優で18歳年下の愛人と「終活」を始めようとしているのではないかと、現代は見ているようだ。

 うらやましいとは思わないが、たけしらしいといえば彼らしい、人生のしまい方である。

 さて、Twitterでアメリカを動かしているトランプ米大統領だが、金正恩との首脳会談を即刻受け入れたかと思ったら、またまたTwitterで、ティラーソン国務長官の解任を宣告し、後任にトランプの「熱狂的な擁護者」であるポンペオ中央情報局(CIA)長官を指名した。

 もはや、金正恩も呆れる暴走ぶりである。ニューズウイーク日本版は、米朝会談について、こう危惧している。

「トランプ政権にとって、本格的な外交交渉は初体験だ。しかも人材が不足している。国務省の北朝鮮担当特別代表だったジョセフ・ユンは前触れもなく辞任した。核問題をめぐる6カ国協議でアメリカの次席代表を務めたこともあり、次期中韓米国大使の本命とされていたビクター・チャは、土壇場になって候補から外された」

 金正恩は、米韓軍事演習を受け入れ、核放棄にまで言及している。また、ニューズウイークによれば、韓国特使との夕食会で、金は南北統一についても口にしたという。

 金正恩の思惑が、経済制裁をなんとか緩和してもらいたい、核装備を完全に終えるまでの時間稼ぎというところにあったとしても、北の対話姿勢によって、アメリカは中国を説得して追加制裁を打ち出すのが難しくなったし、そもそも対話を望むといったのはトランプだから、「もしこのチャンスを逃したら、追加の経済制裁をしたくても国際社会の同意は得られないだろう」と見ている。

 金正恩の外交手腕は、安倍はもちろんのこと、トランプよりも上なのではないか。

 思想家・西部邁(享年78)が自裁死して2カ月近くたつが、彼の自死をほう助した人物がいるとして、警視庁捜査一課が極秘調査をしていると、新潮が報じている。

 現場は、東急東横線田園調布駅から近い多摩川河川敷の川べり。西部氏は、末梢神経痛で手が不自由だったのに、遺体は直径3センチぐらいのワイヤーのような頑丈なロープにつながれ、流されないようになっていたというのである。

 彼には長男と長女がいた。彼らではなく、遺族以外の第三者が手伝ったのではないかと、警察は見ているという。

「死に方は生き方だ」と常々いっていた西部氏だが、死に方にも完璧を求めたようだ。

 ところで、文春が火をつけた女子レスリングの伊調馨たちによる「栄監督のパワハラ問題」は、内閣府の公益等認定委員会の聞き取り調査が始まったが、どうも先行き不透明なようである。

 新潮は、文春とは真逆の論調で、この告発の裏には伊調の従兄弟がいて、この男には黒い噂があり、今回も、いっていることはデタラメばかりだと報じている。

 栄監督や日本レスリング協会のいい分では、説得力がないが、今回は、至学館大学の谷岡郁子学長が出てきて、伊調側のいい分に反論している。これがなかなか説得力があるのだ。

「馨には、栄監督が吉田沙保里ばかりを依怙贔屓するという思い違いがあるのかもしれない」として、吉田がリオ五輪でビジネスクラスに乗り、馨はエコノミーだといっているが、JOCの規定では、トップアスリートであってもエコノミーの交通費しか出ない。

 吉田は自腹でアップグレード分を支払っている。「決して、不公平に扱ったわけではありません。馨もそれはわかっているはずなのに」という。

 東京五輪については、「これまで馨は、“東京五輪は白紙”と繰り返してきました。その上、昨年暮れには、所属先のALSOKの契約更新でも専属選手契約から社員契約に切り替え、教育・訓練部から広報部に異動になっている。協会内では誰も、5連覇を目指しているとは思っていなかった。だいたい馨は現在、選手登録もしておらず、栄監督にしても練習の邪魔をしようがありません」。

 この学長、3月15日に同大で記者会見を開き、「週刊文春など一連の報じられたパワハラなどの内容は事実と異なるとの認識を示し、『重大な人権侵害』として、栄氏側が訴訟の準備をしていることを明かした」(日刊スポーツより)。

 文春は、栄氏はパワハラだけでなくセクハラでも有名だとして、何人かの至学館出身の女性たちが、栄から受けた暴力行為や、セクハラを証言している。

 何しろ、栄氏は、「二メートル以内に近づくと子供ができる」といわれるそうで、教え子と結婚して離婚し、08年には19歳年下の教え子と再婚しているそうだ。

 また、伊調のコーチをしている田名部氏と彼女の親密過ぎる仲については、週刊現代でも報じている。

 この騒動、栄監督派は、レスリング協会と至学館、新潮、伊調派は田名部氏、元日本体育大学レスリング部監督の安達巧氏、弁護士、文春となっているようである。

 数では栄派が多いようだ。これからどう広がっていくのか、まだまだ予断を許さないようだが、どう転んでも、どちらも傷つくのは間違いない。

 至学館大学の学長・谷岡郁子氏が、栄監督は蚤の心臓(いい方は正確ではないが)でパワハラなんかできない、馨は東京五輪に出ると表明していないから選手ではないと、まくし立てたことが話題なっている。

 ワイドショーを見ていて思い出した。あのオバさん、昔、小沢一郎を学校へ呼んだり、選挙に出たりした悪ふざけが好きな人ではないか。この会見を見た多くの視聴者は、ほとんどが伊調馨に同情しただろうと思う。彼女の意図に反して大失敗の会見だったこと、間違いない。

 3月5日に発売された女性自身がV6の森田剛と女優の宮沢りえのデート&キス写真を掲載していたが、その2人が結婚するという。

 恋多き女・りえが再婚か。彼女ももう44歳。年貢の収めどきではあるが。

 高橋由美子という女優がいる。1989年に「二十世紀最後の正統派アイドル」といってデビューした。こちらも44歳だが、まだ独身らしい。

 その彼女が、都内で和食居酒屋を経営している40代前半の男と「不倫中」だと文春が報じている。

 2人は飲んだ後、歌舞伎町のラブホへいそいそと入って行く姿を撮られている。男が高橋のファンだそうで、去年の2月に飲み屋で知り合って意気投合したそうだ。

 だがこの男、妻子と夕食を食べている時に、「由美子さんのことが好き過ぎるんだ」と告白し、その後、「離婚してくれ」といいだしたそうだ。

 それも、離婚理由が妻の「飲酒による暴力、家事、育児の放棄」というので、妻は怒り心頭。文春にタレ込んだということのようだ。

 文春は、3月8日の夜、新宿ゴールデン街ではしご酒をして、さあ、これからラブホへと勇んでいる2人に声をかけたというのだから、人が悪い。

 高橋は、ラブホへ行ったのを目撃したといわれ、「で、それがお付き合いしていることになりますか?」と反撃。「本当かどうかはちょっと私もヤブサカではありませんので、肯定も否定もしないです」と答えているが、こんなとき「ヤブサカ」を使うかね。

 その後、高橋は、所属事務所を通じてマスコミ各社にFAXを送り、「軽率過ぎた行動は非難されて然るべき」と謝罪している。

 ジャニーズ事務所子会社の社長が、ジャニーズJr.がYouTubeで公式チャンネルを立ち上げると発表した日(3月5日)に、ジャニーズ事務所の関連会社が入居しているビルで首つり自殺をしていたと、文春が報じている。

 伊坪寛氏、享年62。05年にジャニーズ事務所に入り、著作権管理のエキスパートだったという。机の上に退職届と遺書が残されていた。事務所側は、社員たちへの説明はまだしていないそうだ。

 ワイドショーも見る限りでは、この自殺について報じたところはないようだ。いつまで、ジャニーズ事務所の顔色ばかり見て、委縮しているのかね。

 ところで、吉永小百合の『北の桜守』(滝田洋二郎監督)を見て泣いた。作品に感動して泣いたのではない。

 映画は、樺太で終戦を迎えた小百合たち一家が、ソ連軍の侵攻に追われて命からがら北海道・網走へとたどり着き、長男と2人で戦後を生きていくという物語である。

 ソ連軍に怯える彼女たちの状況は劇中劇で暗示されるが、残念ながら、あの時代の恐怖と悲劇を描くことに成功していない、凡庸な映画である。

 私は、映画を見ながら彼女の73年(私と同じ昭和20年生まれ)の幸薄かった人生を思って涙を流したのだ。

 今度の作品は彼女の120作目の映画だが、小百合ほど、作品に恵まれず、監督に恵まれず、父母にも、恋人にも、亭主にも恵まれなかった女優は珍しいと思う。

 いまだに彼女の代表作は『キューポラのある街』(昭和37年公開・浦山桐郎監督)しかなく、もう1本挙げるとすれば『夢千代日記』(昭和56年)だろうが、これはNHKのテレビドラマである(映画化したが失敗)。

 私のような熱烈サユリストたちも小百合も、もうすぐ後期高齢者になる。いまだアイドルから脱することができない「悲劇の女優」の姿は、戦後の日本がたどってきた「大人になれない国」と二重写しになり、なおさら哀れを誘うのである。

 さて、フライデーによれば、第二次安倍政権が出来てから、財務省近畿財務局の職員だけではなく、「自殺&不審死」した人間がこんなにいるとリストアップしている。

 13年1月に消費者庁審議官が自宅マンションから飛び降り自殺。4月には内閣情報調査室内閣参事官が自宅で練炭自殺。14年1月には内閣府のキャリア職員が北九州沖の海底から遺体で発見。15年7月には、内閣府情報保全監察室の参事官が、屋久島で転落死。

 これらがすべて、安倍政権と関わりがあるのではないだろうが、松本清張の『点と線』のように、思わぬつながりが出てくるかもしれない。誰か調べてみたら。

 ここからは、森友学園と安倍総理、昭恵について、各誌の論調を見ていこう。

 サンデー毎日で、倉重篤郎が、今回の森友学園問題では、財務省の責任をとやかくいうのではなく「ちっぽけな脇役の責任問題よりも、主役の責任論に斬り込むべきではないか」として、改ざん文書からは、少なくとも昭恵の関与は読み取れるのだから、「安倍政権はほぼアウトである」。国会と国民を1年間もだまし続けてきた、民主主義の根幹に抵触する問題を見逃してはいけないという。

 だが政権与党は強力で、いまだに麻生財務相の辞任にすら届いていない。そこで、

「政権与党といえども、一つだけ弱いものがある。それは国民世論の動向だ。内閣支持率という数字として表れる。当面選挙がないということからすれば、ここからは世論と政権との綱引きが政局の軸になろう。(中略)
 この忖度政治を打倒できるのか否か。政権VS.世論・メディアとの闘いが始まった。ある意味、日本の民主主義の正念場でもある」

 という。いくら安倍が独断専行しても下がらなかった政権支持率が、ようやく危険水域へと落ちてきている。朝日新聞(3月19日付)は、こう報じている。

「内閣支持率の変化をみると、前回2月の調査では『支持する』の方が多かった男性も、今回は『支持する』38%(2月調査50%)、『支持しない』46%(同35%)と、支持・不支持が逆転。女性は前回調査では支持・不支持が拮抗(きっこう)していたが、今回は『支持する』25%(同37%)、『支持しない』51%(同38%)とその差は広がった。
 年代別に先月と今月の支持率を比較すると、18~29歳は54%→34%▽40代は46%→33%▽50代は43%→30%と、とくに若年・中年層の支持率下落が激しい。
 無党派層でも、『支持する』12%(2月調査22%)、『支持しない』58%(同46%)と、支持・不支持の差は拡大している」

 毎日新聞の調査でも33%と急落している。

 それに伴って、安倍よりも石破を支持するという世論が出てきているのだ。

 サン毎は、キーマンは二階幹事長で、それに参院のドンといわれた青木幹雄が動き出し、安倍を切り捨てるときが来ると見ている。

 3月25日に開かれる「自民党大会」がどうなるか。現代で、角谷浩一が、今のめんどくさい時期は、二階や青木たちが、石破に任せようというのではないかと見ている。

 私も、以前から書いているように、森友学園や加計学園問題はわかりやすい。どんなに政治に疎い人間やお茶の間の主婦にも、誰がウソをいっているのか、誰が悪いのかが、すぐに判断できる。

 私と妻は関与していないと安倍が百万遍唱えようと、何いっているんだ白状しろと、大多数の国民が思っているのだ。

 こうなったら、安倍には、逃げる手は一つしかない。

 現代は、「結婚31年目の決断」として、安倍は離婚を考えていると見ている。

 同誌によれば、昭恵は現在、都内の高級ホテルに「隔離」されているというのだ。

 安倍とは毎晩、電話で話しているというが、嫁姑問題もあり、事実上の別居状態で、関係は冷えてきているそうだ。

 フライデーも同様に見ている。フライデーは、今回の森友文書改ざん事件について、「アッキーの政変」と名付けている。

 中に、「安倍総理周辺では、森友学園問題が取り沙汰されてから何度も浮上した『離婚』という選択肢も囁かれています」(自民党関係者)と報じている。

 私も、それがいまの安倍にとって、一番いい逃げ道だと思う。「妻が勝手にやったことで、私は関与していない」。姑さんも喜ぶことだろう。

 こんな騒ぎでも、麻生財務大臣は、夜な夜な西麻布の会員制のバーで飲んだくれているという。

 フライデーは、ストレス解消のために税金でバーに通うのか、と批判しているが、麻生のために弁護しておくと、彼は税金なんぞ使わずとも、カネは有り余るほど持っているはず。それになんたって学習院大卒でござんすよ。

 そんなはしたないことをやるわけがありませんやねぇ、麻生さん。

 今週の1位は、やはり、森友学園問題を追っている文春と新潮の記事に贈る。

 森友文書の書き換えを行っていた近畿財務局職員A氏が自殺したのは、朝日新聞のスクープが出た数日後の3月7日だった。享年54。彼は岡山県生まれで、高校を卒業後に国鉄に入社したと、新潮が報じている。

 一時は立命館大学の夜間部に通っていた。87年に当時の中曽根康弘総理が、財界からの強い要請を受けて推し進めた「国鉄解体」に遭い、大蔵省に転籍している。

 以後、近畿財務局に勤務し、主に管財部で国有財産の管理に当たっていたという。

「趣味は書道で、展示会に出展するほど熱心でした」と、A氏の友人が語っている。

 親族が「(A氏の)様子がおかしいのに気が付いたのは、昨年の八月でした」と話す。いつもは明るいのに、その時は暗い声で、心療内科に通っている、うつの反応が出ているが、クスリが合わず夜も眠れないとこぼしていたという。

 A氏は「月に100時間を超える残業が続いていた。それも何カ月も」と訴え、そして「常識を壊されるようなことがあった……」といっていたそうだ。

 朝日新聞の森友学園報道によって、不可解な土地取引問題が明らかになったのは昨年2月。

「改ざんが行われていたのもちょうどこの時期に当たると見られている」(新潮)

 秋頃から休職し、復職への道筋を辿っていたように見えたが、自宅のマンションの部屋で自殺してしまうのである。

 遺書には森友問題を巡る一連の対応が彼を追い込み、それを招いた上司への怨嗟の声が書かれていて、奥さんが財務省に激怒していると、自民党関係者が話している。

 親族は、「正義感が強いので、もし間違ったことをやらされそうになったら、絶対に抵抗しようとしたんじゃないのかな。実直な人間からしたら(文書を改ざんすることは=筆者注)とても許されることじゃないことをやらざるをえなかったのではないか」と、A氏の心の内を慮る。

 こうした“事件”が起こると、必ず自殺者が出る。それも上司から押し付けられ、反発してはいるが、仕方なく従ってしまった、実直で一本気な人間が多い。

 大蔵省が解体されたきっかけになった「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」でも、自殺者が出ている。今回の文書改ざん事件でも、財務省を解体せよという声が上がっているようだ。

 このスクープは、先週書いたように、「大阪地検の検事で反安倍分子」(新潮)、「官邸は、朝日報道の根拠が捜査資料との見方を強めていた」(文春)と、大阪地検から流れたとみて間違いないようである。

 改ざんされた箇所は200以上。連日、ワイドショーや報道番組では、これを巡ってさまざまな議論が交わされているが、私にはイマイチピンとこない。

 この改ざん文書が示していることは、ただ一つである。安倍総理の妻の昭恵が、この取引に「深く関わっていた」ということであり、それの痕跡を隠そうとして組織的に改ざんが行われたのである。

 その背景には、検察も含めて、官邸が人事を一手に掌握したことにより、「その結果、公務員は公僕であるより、安倍官邸の下僕となり、政権の意向を忖度するようになる。(中略)森友文書問題が深刻なのは、それが省益などの次元ではなく、安倍首相夫妻を守るために行われていたということです」(政治部デスク=文春)。

 国税庁長官をクビになった佐川宣寿氏は証人喚問されることが決まったようだが、新潮によれば、佐川は刑事責任を問われることになるかもしれない。

 公用文書等毀損罪は懲役3カ月以上7年以下。公文書変造罪と虚偽公文書作成罪は懲役1年以上10年以下だそうである。

 昭恵に取材を申し込んだ文春に対して、彼女から「私がお話しすることはほんとうにないです。私も真実を知りたいです」というメールが返ってきたという。

 彼女にではなく、総理夫人という「肩書」に小役人たちは脅え、犯罪行為にまで手を染めることも辞さないという世の非常識を、この女はわからないのだ。

 安倍は、昨年2月17日の衆院予算委員会で、森友学園の国有地払い下げに「私や妻が関係していたということになれば、これはもうまさに総理大臣も国会議員も辞めるということははっきり申し上げておきたい」と答弁している(この議事録は現在閲覧できないらしい)。

 注意していただきたいが、この中に「直接」という文言はない。もはや彼の妻がこの件に関わっていたことは100%間違いないのだから、安倍はうじうじと総理の座にしがみついていないで、早く辞めたほうがいい。

 この問題で、憲法改正どころではなくなってしまったし、財務省がいくら消費税増税をやりたくても、世論が許さないだろう。

 三選確実と見られていた秋の総裁選だが、文春、新潮ともに、岸田政調会長が動き出し、石破元幹事長も精力的に地方を回っているから、安倍には勝ち目がなくなってきたと見ているようだ。

 キングメーカーを目指している麻生は、安倍・菅官房長官と距離を置き、岸田を担ぐのではないか。

 石破は、今度300票から405票に増えた地方票と小泉進次郎を取り込み、決選投票では2、3位連合で、安倍をひっくり返すのではないか。

 どちらにしても、安倍政権が「死に体」になったことだけは間違いない。
(文=元木昌彦)

国民栄誉賞は「いらないオマケ」? ボクシング世界王者・村田諒太が、羽生結弦の“政治利用”をブッタ斬り!

今週の注目記事・第1位
「『森友公文書』改ざん疑惑、安倍首相は財務省に責任転嫁」(「週刊文春」3/15号)
「朝日新聞と安倍政権、どちらかが死ぬ-決定的証拠を出せないまま泥沼の闘い」(「週刊現代」3/24号)

同・第2位
「羽生結弦の国民栄誉賞に咬みついた村田諒太」(「週刊新潮」3/15号)

同・第3位
「沖縄・北方新大臣『ハレンチ』秘録」(「週刊文春」3/15号)
「愛人の『赤坂芸者』がぶちまけた『沖縄・北方担当相』のカネと女」(「週刊新潮」3/15号)

同・第4位
「伊調馨告発第2弾『パワハラかどうか加害者が決めるのはおかしい』」(「週刊文春」3/15号)
「『私は伊調従兄弟に謀られた』-パワハラ騒動に『栄和人』が反論!」(「週刊新潮」3/15号)
「<パワハラ>被害者伊調馨と42歳コーチ、レスリング場での親密指導」(「週刊現代」3/24号)

同・第5位
「小室家『一卵性母子』のナゾ-3・11直後に避難先の九州からヘルプ」(「週刊文春」3/15号)
「眞子さまの心はどこにある? みんなが心配してる小室圭さんと元カノの関係」(「フライデー」3/23号)

同・第6位
「メジャーでもすべらない『大谷翔平』の『すべるボール』が笑えない」(「週刊新潮」3/15号)

同・第7位
「『電子大麻』製造現場撮った-麻薬大国ニッポン、危険ドラッグ超えるヤバさ」(「フライデー」3/23号)

同・第8位
「三顧の礼に報いない高梨沙羅の非礼なる日体大卒業」(「週刊新潮」3/15号)

同・第9位
「いま絶対に受けておくべき最新・医療検査のすべて-これで寿命を延ばせ」(「週刊ポスト」3/23・30号)

同・第10位
「本誌広告を黒く塗り潰した、大新聞の『表現の不自由』」(「週刊新潮」3/15号)

同・第11位
「AIが弾き出した全国30エリア『震度4以上』警戒MAP」(「週刊ポスト」3/23・30号)

同・第12位
「腰・ひざの痛みが一瞬で消えた! 医者が教える最強の『消痛術』」(「週刊現代」3/24号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週はポストが合併号。こんな時期に合併号を出すというのは、前から決まっていたことなのだろうが、週刊誌としてはいかがなものだろう。

 世の中の動きが速すぎて、もはや週刊誌のサイクルでは追い付かない。朝日新聞の森友に関する公文書が書き換えられていたという大スクープだが、慌てた安倍官邸が、佐川国税庁長官の首を斬り、麻生財務大臣の責任問題にまで発展していった。

 韓国の使節団が北朝鮮へ行って金正恩に会ったと思ったら、それを受けて、トランプ大統領が、金正恩との首脳会談を受け入れると発表した。

 週刊現代の近藤編集委員が、トランプは「ディール」が好きだからといっていたが、まさしく、ここが取引きの絶好のタイミングだと思ったトランプは即決断し、政権幹部と安倍たちを大慌てさせた。

 こうした動きを追うには、週刊誌では不可能だ。これからは電子版に紙の記事をそのまま載せるのではなく、紙と電子の2本立てでいくべきである。

 もちろん、ともに有料でいいと思う。または、以前からいっているように、週に2冊出すということも考えたほうがいい。

 ダイナミックに動いている「時代」を切り取るには、週刊、月刊では、情報が遅すぎて読むに堪えない。大至急、手を打つべきだと思うのだが。

 さて、以前にも書いたが、年初から脊椎管狭窄症で、右足に激痛が走り、2カ月近く歩くことができなかった。

 おかげで、ようやく歩けるようにはなったが、右足が弱っていて、階段で転びそうになる。

 現代に、腰やひざの痛みが一瞬で消える「消痛術」という特集がある。私も何冊かそうした本を買って読んでみたが、共通しているのは「背骨の曲がり」をどう矯正するかということである。

 背を曲げた状態が長時間続くことで、腰に負担がかかり、痛みにつながると、お茶ノ水整形外科リハビリテーションクリニックの銅治英雄院長が、現代で話している。

 私が読んだ本に、床に寝て、足を椅子にのせ、10分程度じっとしているという「体操」がある。

 なんだこれはと思うが、確かに、背筋を伸ばして寝るということが、日常ではなかなかない。

 パソコンで原稿を書いている時は「猫背」のまま、長時間座ったまま。こうした姿勢を直すのが、腰やひざに痛みが来ないようにする一番いい方法のようだ。

 この頃は「上を向いて歩こう」を心がけてはいるが、猫背、首を突き出して歩く癖はなかなか治りそうにない。困ったものだ。

 次はポストが好きなMEGA地震予測。村井俊治東大名誉教授は、予測の精度を上げるために、今度はAIを導入したそうだ。

 そして震度5以上の地震が起きる「レベル5」のゾーンは、「東北から北関東の太平洋側地域」と出た。

 青森県の一部に、岩手県、宮城県、福島県、栃木県、茨城県の全域が含まれるそうだ。

 昨日は東日本大震災から7年。いまだ東北の各地の復興は進んではいない。そこへまた大きな地震が来たら? 考えたくないが、いつ来てもおかしくない大地震に備えておくことを忘れてはいけない。

 わがボロ家は、震度5以上だった3・11の地震にも耐えたが、そのためによりボロ家化が進んだ。地震対策には家を建て替えることこそ喫緊の課題だが、先立つものがない。

 どうしたものかと、夜寝るとき考えている。だが、すぐに眠ってしまうのは、根っから楽天的な性分なのだろう。

 新潮の先週号で、「『昭和天皇』のピンク映画」という新聞広告が、朝日、読売、毎日、日経で、昭和天皇というタイトルと顔写真が黒塗りにされたことに対して、「過剰な自主規制」「表現の自由の扱いが乱暴」と、今号で批判している。

 黒塗りにしなかった新聞の中に、産経新聞と東京新聞があったそうだ。論調を異にする2紙がそのまま載せたというのは興味深い。

 ところで、フロリダで行われていたPGAゴルフツアーで、タイガー・ウッズが甦った。1打差の2位だったが、往年のタイガーを彷彿とさせる大技、小技が随所にみられ、大ギャラリーから歓声が何度も上がった。

 最終日はパットに苦しみ、スコアは伸びなかったが、有数の難コースを攻略して、優勝かと思わせた健闘は、来月始まるマスターズに期待を持たせるに十分だった。

 私が見るに、こうした状態が続けば、失っていた自信が戻ってくるはずだ。まだ時折、俯いて、自信のなさそうな素振りをする。

 ツアー80勝目を、マスターズで達成する。そんな歴史的瞬間を見てみたい。

 ポストにばかりケチをつけているようだが、今週の巻頭特集の「最新医療検査」は、大事な情報ではあるが、週刊誌としてはいかがなものだろう。

 こうした特集は後半に持ってきて、巻頭はもっと時代と切り結ぶものをやってもらいたいと思うのだが。

 それがポストにはできる。そう思っている。

 と、ぶつぶついいながら読んでみた。すい臓がんというのは見つけにくいがんである。

 発見した時はすでに手遅れということが多いことで知られる。だが、超音波内視鏡検査でやると、発見が早くなり、5年生存率が3倍になるというのである。

 この特集のいいのは、こうした最新の検査を受けられる病院と費用が一覧になっていることだ。

 超音波は、都立駒込病院と広島のJA尾道総合病院にある。大体1万4,000円から1万7,000円ほどかかる。

 また5ccの血液で胃がん他8種類のがんに罹患しているかどうかが分かる「AICS」というのがある。これは三井記念病院総合健診センターと鳥取県の西伯病院にある。費用は2万5,000円から1万9,000円ぐらい。

 がんは、自覚症状が出た時は、相当進行しているといわれる。なんでもないときに受けるといいのだろうが、なかなかその気にならない。

 心配な方は、ポストを買って、そうした最新機器のある近くの、といってもそう多くはないが、病院に行ってみられたらいかがだろう。

 スキーのジャンプで銅メダルを取った高梨沙羅の評判が、彼女が在籍する日本体育大学でよくないと、新潮が報じている。

 大学にはほとんど顔を見せず海外で練習していた彼女に、「他の学生に示しがつかない」という声は以前からあったという。

 その上、彼女が五輪後に書いた手記には、日体大や恩師への感謝の言葉がどこにも見当たらなかった。

 大学の広告塔としての役割を期待して、特別に優遇してやったのになんだ、というわけである。金を期待していたのに……という気持ちもあるのだろうな。沙羅ちゃんはつらいよ!

 フライデーが、電子たばこならぬ、電子大麻が広がっていると報じている。

 誌面には電子大麻の製造現場の写真があり、製造方法まで書かれている。ここまで書く必要があるのだろうか。

 これなら、喫煙所やクラブで吸っていてもまったくわからないそうだ。大麻とたばこでは、匂いが違うような気がするのだが。

 末端価格は約3万5,000円で、1週間ぐらいもつという。これに使うリーフは、余りものだそうで、業者はぼろ儲けしているそうだ。

 だが、ハッシュ・オイル(濃縮大麻)は、大麻の薬理成分が多く、それだけ危険性が高い。使い方を間違えれば死に至ることもあるという。困ったものが流行り出したものだ。

 新潮にエンゼルスの大谷翔平が「滑るボール」に手こずっているという話が載っている。

 確かに、テレビで見たが、かなりのボールがすっぽ抜けて、打者の頭上を越えてしまっていた。

 在米メジャー担当記者がこういっている。

「メジャーリーグのボールは表面の革の材質の関係で、日本に比べて滑るのです。加えて、試合が行われたアリゾナはガラガラヘビが出るような乾燥地帯。このメジャー特有の『滑るボール』に対応できていないのは明らかでした」

 滑らないようにコントロールを重視すると投球フォームが小さくなり、スピードが落ちてしまうそうだ。

 二刀流の一方の打者としても、まだ結果を出せてはいない。素晴らしい素質を持った選手だけに、周囲の期待が大きすぎるのも気になる。1年間は、ゆっくりメジャーの野球に慣れるという気持ちでできればいいのだが。

 次は眞子さんと圭さんのその後について、フライデーと文春から。

 私は、この2人の婚約延期に関する週刊誌報道に批判的だが、そういう見方が少ないのか、この件での取材が最近多い。

 考え方の基本は、第三者があれこれいうのではなく、2人が決めることである。それを、眞子さんにふさわしくない、圭さんの母親がどうのこうのと、第三者が「不確かな情報」に基づいていうものではない。

 今週の現代も、元婚約者のいい分だけに基づいて、圭の母親を批判をしている。

 元婚約者によれば、母親の佳代さんは、結婚を前提に、お互いの総収入を等しく分けることにしてと、彼にメールを送ってきた。

 その上、事実婚を知られると、亡くなった夫の年金がなくなってしまうから、注意してくれ。彼の生命保険の受取人が娘になっていたのを、自分にしてくれともメールしてきた。

 メールは残っているようだから、こうしたやり取りはあったのだろうが、これは私信である。それもお互いが結婚しようとしている時期に、やり取りをしていたものだ。

 そうした私的なやり取りを、週刊誌で暴露するというのは、この男の品性を疑う。

 文春は、こうした元婚約者の告発には批判の声がないわけではない、としながら、この元婚約者が告発に至った経緯を書いている。

 彼は秋田県出身で、高校卒業後、上京してスイスの高級腕時店で修業したという。その後、フランス系のメーカーで、万年筆などの修理の仕事をしていた。

 だが昨年6月、パリの本社から解雇契約の打ち切りをいい渡されてしまったそうだ。住まいのローンが残っていたため、新しいアパートに引っ越し、クルマも手放した。

 その時、彼女に貸した400万円が手元にあればと思いながら暮らしていた。仲のいい友人と飲んでいた時に、そのことを話すと、「それはひどい!」と憤り、その友人から女性誌(週刊女性)に話が伝わったというのである。

 そうして現代と同様のおカネを無心するメールを示し、返済のために宮内庁のおカネは使ってほしくない、それは税金だからと話し、「圭くんは若い。本人が働いて稼いだお金で返せるはずです。少額ずつでも良いから、せめて『返す意思がある』ことは示してほしい」という。

 耳障りのいい言葉だが、事実関係が、これまでとは違うところがある。元婚約者がカネを返して欲しいという手紙を送ったのは、たしか13年頃だったはずである。

 また、最初に報じた週刊女性でも触れているが、彼は借用書を一枚も取っていないし、小室圭さんの母親は、「贈与されたもの」だと主張している。

 この男性のいうことが100%事実ならば、彼女の側にモラルの問題はあるかもしれないが、訴訟を起こすことはできないはずだ。

 4~5年前に起きたことを、去年のことにすり替え、結婚話が進行している最中に、週刊誌に小室家に不利な情報を流し、私信であるメールまで公開するやり口は、褒められたものではない。

 そしてついには、圭さんには付き合っていた彼女がいたということまで暴露するのである。

 フライデーによれば、その男性はこう語っている。

「(眞子さまとは別の)彼女の話が出たのは、圭くんがアメリカ留学に行った’12年9月の少し前だったと思います。圭くんと母親の佳代さん、そして私の3人で食事を終え、お茶をしていた時。佳代さんがふと、『圭ちゃん、あのお嬢さんとは、最近どうなの?』と切り出したんです」

 あのお嬢さんとは、誰もが知っている有名飲食店の娘さんで、聞かれた圭さんは「仲良くしてるよ」と答えたというのである。

 そして、「いまになってみると、もしかしたら、眞子さまと飲食店の令嬢の交際期間が、重なっていたのかもしれません」と、意味ありげに付け加えるのだ。

 よせばいいのにフライデーは、その令嬢の知人を探し出し、こういわせている。

「圭さんはICU時代に、留学を希望する学生向けの予備校で彼女(元カノ)と出会ったみたいです。交際期間がかぶっていたのかどうかは僕にもわかりませんが、かなり関係がこじれた末に別れた、という話は聞いています」

 フライデーは御為ごかしに、結婚が延期された眞子さんは、すっかりふさぎ込んでいるというが、「“元カノ”の存在が、さらなる心労の種にならなければいいが」と結んでいる。

 恋愛に悩んでいる女性の前で、拡声器をもって「あんたの彼氏には元カノがいたぞ!」と叫んでいるのと同じだ。眞子さんだって、お前になんかいわれたくないと思うはずだ。

 同様のことは女性セブン(3/22号)でも、小室家の知人の話として出ている。

 可愛さ余って憎さ百倍という諺がある。結婚しようと思ったこともある女性に裏切られたという恨み辛みから、週刊誌にベラベラしゃべっているのだろうが、大人としての常識に欠けるところがある人間だと思わざるを得ない。

 また、週刊誌側が男性の示した私信メールを、ためらいもなく誌面に載せるというのも、私には解せない。

 どうだろう、陰に隠れて2人の恋路を邪魔するのではなく、元婚約者は、顔を出し実名で週刊誌に告白をすべきだと思う。

 ポストで、ビートたけしも、眞子さんと圭さんについての報道は、「一線を越えている」といっている。

 さて、国民栄誉賞の女子レスリング・伊調馨が告発した(彼女は告発文書には関わっていないといっている)元コーチ・栄和人氏のパワハラ問題だが、今週は文春が第2弾をやれば、新潮は、栄側のいい分を取り上げ、あの告発の裏には、恐喝や美人局の常習犯である、伊調の従兄弟がいて、それに謀られたと、文春と真っ向から対立した誌面作りである。

 どちらのいい分に理があるのだろうか。読み比べるのも週刊誌の楽しみである。

 まずは文春から。この伊調の告発に、栄氏はもちろん日本レスリング協会、伊調の練習場所になっていた警視庁側も、そんな事実はないと否定している。

 文春では、伊調の姉で銀メダリストの千春、告発状にA氏、B氏とある、コーチの田名部氏、バルセロナ五輪代表の安達巧氏が名前を出して語っている。

 安達氏の経歴は、鹿児島高校から日体大を経て、協会のナショナルコーチなども務めている。栄氏にとって高校、大学の後輩だ。

 告発の内容は先週と同じなので、安達氏のコメントを紹介しておく。

「今回の告発は、栄さんへの個人的な感情からではありません。以前から田名部コーチからパワハラについて相談を受けていました。かなり悩みましたが、いつかは誰かが告発しなくてはいけないことです。二年後の東京五輪に向けて、伊調が練習を再開するには今がギリギリのタイミング。彼女自身、東京五輪に出場したい気持ちがあるからこそ、文春さんの取材に応じたのではないでしょうか」

 2人の、協会や警視庁が調査する前からパワハラを否定するのはおかしいといういい分には理があると思う。

 さて新潮はどうか。栄氏は「不徳の致すところ。パワハラをしたという心当たりはないが、彼女の受け止め方もある」としおらしい。

 だが、この告発の裏に、伊調の従兄弟と称するI・Tという男と栄氏とのいざこざがあったと、栄氏はいうのだ。

 それは3年ほど前、看護師支援団体が、あるトラブルでその男と関わり、そこが行うイベントに、栄監督を呼んできてやる、ついては栄氏のギャラも含めて100万円という契約を結んだ。

 その後、栄氏のギャラとして別途50万円を出せといってきて、用意できなかったため、栄氏に直接頼んだらノーギャラで出演してくれたという。

 しかし、そのことでIが栄氏を逆恨みしたのではないかというのである。Iは、そのほかにも反社との付き合いがあり、警視庁に恐喝容疑で逮捕されたことがあったという。

 ここまでは、Iという男が、今回のことを仕掛けたというには根拠が薄弱である。だが、Iは、アスリートが使う筋肉サポーターを販売しているという。

 現在、女子レスリングは至学館一強体制だが、男子レスリングの方では断然、日大が強い。

「知り合った日大OBに栄さんの追い落としの協力を頼んだはずです。現に、Iさんは以前から、告発文に登場する田名部コーチと一緒にいるところを目撃されていました」(Iの知人)

 至学館と日大の勢力争いが背景にあるというのである。先の安達氏も日大出身ではある。

 さらに日本レスリング協会の幹部は、栄氏が伊調や田名部に厳しい言葉をかけなければならなかったのは、「2人は、練習場でいちゃいちゃとまるで恋人同士のように振る舞っていた」ため、神聖なマットを汚すような選手になってしまった伊調のことを思い、それがスキャンダルとして報じられないよう、2人の間にくさびを打ち込もうとしたのだ、親心からだというのである。

 今回の告発を、I氏の栄氏への恨み、コーチとの間を割かれた伊調の腹いせだと、低次元なものに落とし込もうという栄、協会側のやり方は、私には見苦しいように思える。

 だが、至学館と日大の覇権争いという見方は、興味深い。

 どちらにしても、伊調側にも栄、協会側にも与しない、客観的な第三者機関が聞き取り調査をし、それを公表すればいい。

 私は、いまのところ伊調側に理があるように思うのだが。

 文春と新潮は、2月27日に、江崎氏の後任として沖縄・北方担当相に就任した福井照代議士(64)の下半身問題を大きく取り上げている。

 このセンセイ、灘高、東大、旧建設省とエリートコースを歩み、政界に転身したのが00年。その後いろいろあったが、高知県を地盤として連続7期当選してきた。

 さっそく、就任会見で「色丹(しこたん)島」を「シャコタン島」と読み間違えたのはご愛敬だとしても、地元の有権者の間でも「あの人の大臣はないだろう」といわれてきた人物だったというのだ。

 なぜなら、奥さんから地元高知入りを禁止されているほどの女好きだからである。文春が確認すると、衆院選の届け出住所は自宅のある世田谷区になっている。

 新潮は、元赤坂芸者が、料亭の帰りに家まで送ってもらったら、水だけ飲ませてくれと部屋に入り、瞬く間に真っ裸になって彼女のベッドに入ってしまったと告白している。

 その後も昼夜を問わず何度も尋ねてきた。その後、「新人議員の勉強会を始めたい」というのでマンションの手配をしてやり、応接セットや電話まで引いてやった。

 だが、その部屋の家賃は不動産屋サイドに支払わせ、部屋は、勉強会など開かずに、セカンドハウスのようにして、別の愛人や妻が出入りしていたというのだ。

 彼女が、「ニュースを観て、腸が煮えくり返る思いが甦ってきました。あんな男が大臣だなんて」と憤っているが、その気持ちがわかる。

 初当選の頃には、高知市内の借りていたマンションで、彼の愛人が自殺未遂をはかり、消防車が駆け付ける大騒ぎになったこともあった。

 それ以外にも、福井の後援会「新アジア再生連合」幹事長を名乗るコンサルタント業者が、福井の名を利用して専業主婦らに事業への出資を持ちかけたが、結局できずにカネも返さなかった。そこで、被害者たちが、その男と福井を相手に損害賠償訴訟を起こしている。

 その男の敗訴は確定したが、福井は「意志を通じていたと推認することはできない」として、賠償責任は認められなかったそうだが。

 とまあ、大臣にするときの身体検査をどうして通ったのかと思わざるを得ない「スキャンダルの宝庫」のような人物なのだ。

 新潮によれば、二階派は「問題議員製造工場」といわれるほど、多くの問題議員を輩出してきた。たとえば宮崎謙介、中川郁子、今村雅弘などなど枚挙にいとまがない。

 これだけ見ても、安倍政権がなぜこれほど長く続いているのか、不思議を通り越して、平成最大の謎といってもいいだろう。

 はたまた国民がよほどバカなのかである。

 第2位には、羽生結弦の国民栄誉賞にプロボクシングの村田諒太が咬みついたという記事をあげる。短い記事だが、村田のいい分は正論である。

 東京新聞の2月26日に、村田はこう書いた。

「レスリング女子4連覇の伊調馨選手を除くリオデジャネイロ五輪で出た多くの金メダリストには与えず、目立つ結果となった今回の2人(小平奈緒にも贈るといわれていた=筆者注)に検討するのは、五輪の価値とは競技レベル(競技人口、普及率等)ではなく、企業や政治的に広告としての価値があるかどうかなのかと考えさせられる、いらないオマケのついた平昌五輪でした」

 よくぞいった村田である。そう、政治家たちのためのショーと化した国民栄誉賞など「いらないオマケ」なのだ。羽生はそんなものがなくとも光り輝いている。いっそイチローのように、現役の間はいらないといったらどうか。

 盗塁王の福本豊は、国民栄誉賞をくれるといわれたとき、「立ちションもできんようになる」といって断ったという。

 政治屋が自分たちの都合で出す栄誉賞など、みんな辞退したらいい。それに、この賞にはおカネが付かないそうだ。100万円相当の腕時計など、私は欲しいが、彼らは喜びはしないだろう。

 今週の第1位は、朝日新聞の大スクープについての記事である。これは威信と名誉と存立を賭けた朝日新聞VS.安倍首相の「最終戦争」である。

 3月3日、朝日が朝刊一面で「森本文書、財務省が書き換えか 『特例』などの文言消える」とスクープした。

 森友学園問題が発覚した昨年2月以降に、近畿財務局の管材部門が局内の決済を受けるために作った文書が「改ざん」されていたというのである。

 文春で朝日新聞関係者がこう語る。

「契約当時の文書には、学園との取引は『特例的な内容になる』『本件の特殊性』との表現があったが、開示された文書にはない。また、『学園の提案に応じて鑑定評価を行い』『価格提示を行う』との記載も消えています」

 この報道が事実であれば財務省解体&安倍政権崩壊、万が一事実でなかったならば朝日新聞の信用は失墜し、社長らの首が飛ぶのは間違いない。

 文春によれば、安倍首相はこれを読んで「また、朝日か。これも捏造じゃないのか」と強がっていたという。

 また杉田和博官房副長官はオフレコで「決済の過程で上司が部下の文書を書き変えることはよくあることだ」といい放ったそうだが、ふざけた話である。

 だが、森友問題では数々のスクープをものにしてきた朝日新聞ではあるが、慰安婦報道謝罪以来、紙面は凡庸になり、今国会でも、安倍首相から報道姿勢を“口撃”され、Twitterでも「哀れ、惨めないい訳」などといわれ続けてきただけに、今回の報道が万が一誤報にでもなれば致命傷になるのは間違いない。

 先の朝日関係者によれば、今回は二重三重にチェックされ、保秘は徹底されて編集幹部やデスクも、3月1日の会議で初めて原稿を見せられたという。

「情報源を守るために紙面で書けることは本当に限られていました。ギリギリまで書き方を詰めていたため、最終版のみ一面トップで展開することになった」

 同日、安倍ベッタリの渡辺恒雄主筆が率いる読売新聞一面トップは「羽生選手 国民栄誉賞」だった。

 だが、安倍は、この改ざん問題が事実であっても、またぞろ官僚たちに詰め腹を切らせれば、一気に問題が片付くと考えていたようだ。

 予想通りに、国税庁長官に栄転させた佐川宣寿前財務省理財局長をクビにした。だが、この件の担当者が自殺していたことや、書き換えられた中に「安倍昭恵」の名前もあったという報道までがあった。

 今回は身内である自民や公明からも、財務省に対して、資料の調査と関係者の聞き取りを行えという強い要求が出てきたのである。

 6日に行われた自民党の副幹事長会議の席で、小泉進次郎は「今までの問題とは質が違う。与党としての自浄能力も試されている」と言及した。

 監督責任が問われる麻生財務相は、自身の関与について、「俺が指示することは全くない」と語っている。しかし、麻生の辞任はやむをえないという空気が広がっている。

 だが、党内第二派閥を率いる麻生派を敵に回せば、秋の総裁選を乗り切れない。安倍は確実に追い詰められている。

 私が推測するに、朝日新聞は件の文書を入手している。それも入手先は大阪地検関係者からであろう。

 今月末から、S・スピルバーグ監督の映画『ペンタゴン・ペーパーズ』が公開される。アメリカの歴代政権が、ベトナム戦争についてウソをつき続けてきたことを告発した機密文書を巡り、時のニクソン政権は、それを報じたら逮捕するという恫喝に対して、敢然と立ち向かったワシントン・ポストの女性社主の覚悟と決断を描いた映画である。

 同じ年に日本では「沖縄密約」をスクープした西山事件が起きるが、あえなく日本の大新聞は、政権の仕掛けた罠にはまり、言論の自由や国民の知る権利を置き去りにして退散してしまったのである。

 現在、アメリカと同様、言論の自由が崖っぷちに立たされている日本の報道機関だが、今回の朝日の大スクープが、安倍政権を追い込めていることは間違いない。

 それに昭恵の関与が明確になった今、彼女の証人喚問は避けられないはずだ。安倍は、この件で私と妻が関与していたとすれば、総理も議員も辞めるといい切っていたのだ。

 安倍にベッタリだった読売や産経新聞も、この件に関しては論調を一つにして、言論で安倍政権を倒すという覚悟をしてもらいたい。

 安倍が尊敬する岸信介同様、メディアと世論に押されて辞任をせざるを得なくなる。まだまだ日本の言論機関も捨てたものではないという底力を見せてほしい。今ここで!

【巻末付録】

 このところ、SEXYグラビアに両誌、見るべきものがない。現代は、「岡田奈々、二十歳の素顔-AKB48新センター、STU48初代キャプテン」「『モグラ女子』大集合!-大好評!『フライデーホワイト』から厳選」。モグラとは、モデルとグラビアアイドルの両方で活躍している女の子だという。

 袋とじは「松本まりか『あざと可愛い』過激ショット-話題の連ドラ出演中の女優」。この子のことはまったく知らないが、写真はなかなかいい。

 ポストは合併号だから、相当いいものをやってくるに違いない。そう思っていたのだが……。

 巻頭は「地方局美人アナと浸かる『ご当地の名湯』」。地方局のアナウンサーを風呂に入れて写真を撮る。

 考えただけでもご苦労なことである。ただただご苦労様というしかない。

 次は「アグネス・ラム、色あせぬ初恋の記憶-こんなアグネス見たことない!!」。

 袋とじは「揺れるバスト100センチサミット『B7』-豊満グラドル7人が語り合う!」。これはQRコードを使ってアクセスすると、オッパイ動画が見られるという仕掛けだが、スマホを使えない、使わない高齢者はどうするのかね。

 IT格差を助長していないのか、ポストは?

「死ぬまで死ぬほどSEX/観て、読んで、聴ける究極のアダルトビデオ」もQRコードでアクセスすると、彼女たちが朗読する官能小説が聞けるというのだが。

 次の袋とじ「現役グラドル4人の『野球拳』動画-負けたら全裸!」もQRコードもの。

「伝説の海外ポルノ女優図鑑/裸の先駆者が残した艶めかしくも鮮やかな記憶」
「山本みどり、封印されたヘアヌード」
「美しき女優たち・奇跡の瞬間-大人の色香をとらえた貴重な未公開カット」
「西田幸樹『なをん。』/竹内佳菜子君が、はじまる」
「春爛漫!さくらヌード祭り-あなたはどのサクラがお好きですか?◆AV女優・桜樹ルイ、桜空もも、紗倉まな、佐倉絆」

 量は目いっぱいある。これでQRコードとやらにアクセスできればお買い得なのだろうが、あいにく、IT下流老人なので。まあ、これだけ手間暇かけてやってくれたのだから、ポストに軍配を上げよう。
(文=元木昌彦)

紀子さまと眞子さまが“完全断絶”……週刊誌の「小室家バッシング」が止まらない!

今週の注目記事・第1位
「女子レスリング伊調馨『悲痛告白』」(「週刊文春」3/8号)

同・第2位
「“捏造”中毒の『厚労省』は受動喫煙データもインチキだった」(「週刊新潮」3/8号)

同・第3位
「『明治大の運動部出身』が使えない」(「週刊現代」3/17号)

同・第4位
「今年の『阿波おどり』は中止らしい」(「週刊現代」3/17号)

同・第5位
「『菊池彩花』が『村民栄誉賞』をもらえない『村八分』騒動」(「週刊新潮」3/8号)

同・第6位
「『小室圭くん』を『眞子さま』に背伸びさせた『ICU』の高すぎる学費」(「週刊新潮」3/8号)

同・第7位
「紀子さまが激怒した小室圭さん母からのメール」(「週刊現代」3/17号)

同・第8位
「民泊バラバラ遺体事件 容疑者が『JAY』を名乗るまで」(「週刊ポスト」3/16号)

同・第9位
「人妻を自宅に泊める『長浜市長』の『公的愛人支援』」(「週刊新潮」3/8号)

同・第10位
「『大杉漣』はどうすれば助かったか」(「週刊新潮」3/8号)
「『突然死』前兆と予防」(「週刊文春」3/8号)

同・第11位
「積水ハウス“追放”会長初激白『正義が殺された』」(「週刊文春」3/8号)

同・第12位
「『昭和天皇』のピンク映画」(「週刊新潮」3/8号)

同・第13位
「リスク100%『仮想通貨』への招待状」(「週刊新潮」3/8号)

同・第14位
「貴乃花&貴ノ岩『極秘決起パーティ』反撃の狼煙」(「週刊ポスト」3/16号)

同・第15位
「日本人が踊らされている『ウソをつく統計』」(「週刊ポスト」3/16号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週はフライデーが合併号でお休み。なぜこの時期にとは思うが、編集長が交代したので、少し考える時間を取るためだろうか。

 元週刊現代の編集長がフライデーでどう腕を振るうか、楽しみにしておこう。

 ポストは編集長が変わったせいか、2ページ記事が多い。ページも減り、3ページ、4ページの特集がやれなくなったという事情はわかるが、ページ数に合わせて内容も薄い気がしてならない。

 さて、そのポストが、統計はウソをつくという特集をやっている。よくあるテーマだが、紹介しておこう。

 年金100年安心は、本当は老人も女性も皆働くことが前提なのだ。消費税率は諸外国よりも低いといわれるが、本当は、その税がどれだけ国民に還元されているかという比率でいうと、スウェーデンが43.6%、フランスが45.5%なのに、日本は30.8%で、はるかに低い。

 アベノミクスでベア実施企業が2ケタになったというが、正確には、一時金で賃金アップも含む数字。

 大学生の就職率が97.6%とよくいうが、そのカラクリは、就活を諦めた学生は除外しているからだ。

 シニアの交通事故が多いように思うが、それは高齢ドライバーが増えてきたからだ、などなど、安倍首相や官僚たちが振り回す統計にはウソが多いため、気をつけたほうがいい。

 同じポスト。2月26日の夕方、大阪郊外のシティホテルで、貴乃花部屋の若手力士を囲む会が開かれたという。

 貴ノ岩なども一緒で、300人ほどの招待客の前で、貴乃花親方が理事から外れたことで、「これから俺は何でもできますよ」と語ったというのだ。

 春場所後に理事長選挙があるが、何か仕掛けるつもりなのだろうか。

 だが、貴乃花一門激励会という一門の会には欠席したというから、貴乃花を支援してきた親方衆の間にも亀裂があるようだ。

 そこを狙って八角理事長は、理事長選挙は選挙にならないよう画策しているというのである。

 貴乃花劣勢のようだが、不祥事続きの相撲界に対して世間の眼は冷たく、貴乃花への期待が高まり、何かが起きるかもしれないそうだ。

 だが、大相撲改革を叫ぶだけで、なんら具体的な策を示していない貴乃花に期待するのは、私は、荷が重いと思うのだが。

 私は仮想通貨については無知だが、知ろうとも買ってみようとも思わない。

 新潮は、そんな「リスク100%」の仮想通貨について大特集を組んでいるが、これを担当した編集者も、「犯罪のツールにもなり得る仮想通貨。リスクに満ち満ちた招待状を受け取るか否かは、あなた次第だ」と投げやりである。

 確かに「億り人」といわれるのはいるらしい。都内の20代、妻子持ちのケースはこうだ。

「いま現在持っている仮想通貨は、含み益で4億円超」だという。「その他に現金化したものも2億円あります」。

 この男性、高卒で会社員になったものの、キャバクラ通いで800万円の借金を作った。ところが不動産投資が当たって退社し、不動産業を始めたという。

「仮想通貨を始めたのは、昨年1月。友人が怪しい仮想通貨セミナーに誘われ、興味を持った。まず500万円でビットコインを、次に500万円で別のコインを買いました。100種類以上に手を出して一番当たったのはADKというコイン。短期間で80倍に上がり、これだけで億の利益です」

 この若者、昔はベンツが好きだったが、いつでも買えると思うと興味がなくなったという。キャバクラに4,000万円持って行って使おうとしたが、会計はわずか70万円だった。

 昔からこの手の金儲け話セミナーには、こういう輩が壇上で、「僕でもできるのだから、皆さんもやってみませんか」と大声で吠えるのが「お決まり」であった。

 私は、こういう記事を読んでも、やろうなどとこれっぽっちも思わない。第一、悔しいがカネがない。10億円持っていたら、10万円ぐらいコインを買ってみてもいいがね。

 新潮が発売になる前日の夜、新宿のはずれにあるBar「猫目」で朝日新聞の人間と一緒になった。

 彼が「明日の新潮の広告はトップが黒塗りになるようですよ」といった。

 何かあったの? 「昭和天皇のピンク映画」というタイトルの「昭和天皇」のところを、社内の広告規定にひっかかるので、削るか黒塗りにするか新潮に申し入れ、黒塗りになったそうです。読売や毎日も同じになるようです。

 映画版『風流夢譚』なのかと思ったが、内容は知らないらしい。

 そういえば、現役編集長のときによく朝日と広告の文言で揉めた。当時は「セックス」がダメで「SEX」ならいいという。なぜなら英語は子どもが読めないから。そんなバカバカしいことを思い出した。

 確かに3月1日の朝日の新潮の広告は「昭和天皇」が黒塗りで、「のピンク映画」とある。さっそく読んでみた。

 簡単に記すと、ピンク映画の老舗「大蔵映画」の子会社で、四大ピンク映画の巨匠の一人といわれる監督が作ったそうだ。あらすじは「モデルがない某国の象徴としての王は、長年神として崇められていたが、敗戦を機に霊長類宣言をし、打ちひしがれた生活苦にあえぐ国民と直にお話をする為に巡行していた」というもの。

 象徴、敗戦、霊長類宣言など、昭和天皇をモデルにしているのは明らかだ。映画の脚本には「朕、人妻と密会す」と記されているそうだ。

 映画には、マッカーサー風な外人、ローマの休日風のシーンなどがあるという。

 この映画、映倫の審査も通り、試写会まで行われたが、劇場の支配人が「これはマズイだろう」と判断し、延期にして、監督も了承し「申し訳なかった」と謝罪しているそうだ。

「大蔵映画」の現社長である大倉満彦氏は、この映画の存在を知らなかったというのだ。

 新潮は、戦後作られた「不敬映画」を5本挙げているが、原一男の『ゆきゆきて、神軍』や渡辺謙一の『天皇と軍隊』のような、昭和天皇の戦争責任を問っている良質のドキュメンタリーまで入れているのはおかしい。

 ピンク映画だからというのではないが、この監督が、なぜこれを撮るのかという意図も、問題意識もないキワモノ映画である。これを巻頭で取り上げる新潮側の意図も、私にはわからない。

 朝日新聞といえば、先日、『記者襲撃』(岩波書店)を上梓した元朝日新聞記者・樋田毅氏と会った。

 これは、1987年5月3日、午後8時15分ごろ、朝日の阪神支局を目だし帽を被った男が散弾銃を持って侵入し、小尻知博記者を射殺し、犬飼兵衛記者に重傷を負わせて逃走した「赤報隊」事件の犯人を、30年に渡って取材し続けた記録である。

 樋田氏は当時、阪神支局にいたが、当日は体調が悪く、自宅で仕事をしていた。もし、支局にいたら小尻記者ではなく自分が撃たれていたかもしれない。そうしたやりきれない思いがいまも抜けないという。

 事件直後から、樋田氏を含め、この事件の犯人を追うための専従班が作られた。小尻記者の無念と、言論テロを許してはならないという思いを刻み込み、執念の取材を続ける姿には、朝日の記者魂を見せつけられた。

 犯人は、朝日に厳しい批判をしていた新右翼グループか、当時、朝日ジャーナルを中心に「霊感商法」などへの痛烈な批判を繰り広げていた宗教団体の中にいるに違いない。そこまでは絞り込んだ。

 だがどちらも、朝日新聞記者だと名乗ると敵意をむき出しにし、玄関払いされることもたびたび。

 右翼にシンパシーを持つ公安が捜査の邪魔をしたり、朝日の人間なんか殺されて当たり前だといい放つ教団の人間にも臆せず、一人ひとり追い詰めていく。

 その中で、教団の幹部からカネをもらっている編集委員がいることや、教団の広報の幹部たちと密かに会って「手打」と思われる会食をしていた、朝日の幹部たちのことも明らかになる。

 警察が9人に絞り込んだ新右翼の人間には、私がよく知る人物もいる。だが、犯人を絞り込めず、15年の公訴時効を迎えてしまうのである。

 だが、樋田氏は「自分の記者人生を賭けた使命」だと思い定めて、時効後も赤報隊を追い続けている。

 私は樋田氏に、これは朝日新聞を辞めなくては書けなかったですねというと、樋田氏は無言で頷いた。30年の執念と無念がぎっしり詰まった、いま読んでおくべき良質なノンフィクションである。

 積水ハウスという会社がある。ここでもお家騒動が起きたらしい。文春が報じている。

 社長、会長を20年もやった和田勇氏が、阿部俊則社長を退任させようとしたら、逆に辞めさせられてしまったそうだ。

 事の発端は、昨年6月に、同社が東京・五反田の元旅館の土地取引を巡り、63億円を「地面師」から詐取されてしまった。その責任を追及しようとした和田だったが、社長側の取締役たちが「責任を阿部に押し付けようとしている」と反逆して、和田の方が追い込まれ、辞任させられたというのである。

 住んでいる家から追い出され、車も部屋も取り上げられてしまった。

 OBによると、60億円といったら住戸一戸当たりの純利益を一例に考えると、3,000万円の家を2,000戸売ってやっと出る利益だという。

 そのことを考えれば決済を行った経営側が許される話ではなく、和田追い落としに回った役員の中には、この稟議に関わった者もいるという。

「要は和田さんに対し『自分たちが生き残るためにあなたが死んでください』と言っているようなもの」(OB)

 この騒動、お互いが責任をなすり合ったために起きたようだが、OBがいうように、和田が「自分も辞めるから社長も辞めよう」と喧嘩両成敗にすれば、ここまでこじれなかったのではないか。

 大杉漣の突然死に触発されて、文春と新潮が「突然死にならないために」という特集を組んでいる。

 大杉漣は60すぎても好きなサッカーをやり、腰痛はあったが、たばこは10年くらい前にやめていたそうだ。

 なくなる少し前の『大杉漣の漣ぽっ』(BSフジ)鎌倉編を見たが、寒空でも元気で、いつもの軽妙な語り口も同じだった。

 死因とされるのは急性心不全のようだが、その原因はいろいろあって、こうすれば防げるという「妙案」はないようだ。

 冠動脈に血栓が詰まって起きる心筋梗塞は、高脂血症、高血圧、糖尿病、喫煙習慣、歯周病が原因するといわれるそうだ。

 私は糖尿だが、血圧は上が130で、下が70だから、まあまあか。たばこは昔から吸わないが、大杉漣のように10年前に吸っていると、血管が細くなっているため、その後やめても元には戻らないそうだ。

 彼は、タクシーで病院へ連れて行かれたが、救急車のほうが適切に処置してくれる病院へ運んでくれるので、いいそうだ。

 急激な温度変化や、酒を飲むと脱水気味になるので、水分補給をして寝るようにする。

 もしや、と心配な人は、冠動脈CTを撮れば危険度がわかるそうだ。保険がきくから5,000円か1万円でできるというから、すぐに行くといい。

 お次は新潮の不倫に溺れる市長のお話。

 近江の国、今の滋賀県長浜市は、豊臣秀吉が名付け親となった城下町である。織田信長の一家臣だった秀吉が一国一城の城主になったのが「長浜城」で、出世城といわれているそうだ。

 新しい城主である藤井勇治市長(68)が、人妻との情事に溺れているというのだ。

 2月25日に市長選があり、自民・公明・民進の推薦を受けて3選を果たした。だが新潮によると、告示を控えた1月31日から2月13日までの約2週間で、計4回にわたって40代の女性と逢瀬を重ねていたというのである。

 ちなみに市長センセイは離婚していて今は独身だが、女性の方は別居していて離婚協議中だそうだが、まだ離婚はしてない。

 このセンセイ、自分の肝いりで昨年7月にオープンした複合施設の飲食店の責任者として、彼女を抜擢したというのである。子育て支援ならぬ愛人支援には熱心なようだ。

 このセンセイは市民との交流会と称する「座ぶとん会」を年間約130回も開催しているが、参加者に男が多いとすぐ帰るというそうだ。

 女性の参加者とは手を握ったり、背中を撫でたり、時には行きつけの旅館に誘うというのだから、女を漁るためにやっているのではないかという批判も当然ある。

 新潮が直撃すると、「その女性のことは知らない。私には関係ない、関係ない。関係ないんだッ。新潮さん無礼だろうッ」と、一目散に逃げだしたそうである。

 公私混同している市長では、とても「今太閤」にはなれないと新潮が結んでいるが、困ったものだ。

 ポストが、日本人女性を誘って殺し、遺体をバラバラにした事件で、アメリカ人のバイラクタル・エフゲニー・パシリエビチ容疑者(26)を逮捕した。

 彼は複数回日本へ来ては、出会い系のマッチングアプリで日本人女性に次々に声をかけ、SEXしていたようだ。

 それに、宿泊に際してパスポートの提示が必要のない無許可・無認定の「ヤミ民泊」を転々としていたから、「捜査当局が足取りを追うのを困難にさせる狙いがあったのかもしれない」(社会部デスク)そうだ。

 だが、殺害された女性の携帯のGPSが、容疑者の滞在する施設付近で途切れていたために、捜査が動き、逮捕に至ったそうだ。

 携帯に溺れる者は、携帯で身を亡ぼすということであろう。

 ここからは、秋篠宮眞子さんと小室圭さんについて2本紹介する。

 私は、このことに対する週刊誌報道に批判的だが、そういう見方が少ないのか、この件での取材が最近多い。

 考え方の基本は、第三者があれこれいうのではなく、2人が決めることである。それを、眞子さんにふさわしくない、圭さんの母親がどうのこうのと、第三者が「不確かな情報」に基づいていうものではない。

 今週の現代も、元婚約者のいい分だけに基づいて、圭の母親批判をしている。

 元婚約者によれば、母親の佳代さんは、結婚を前提に、お互いの総収入を等しく分けることにしてと、彼にメールをしている。

 その上、事実婚を知られると、亡くなった夫の年金がなくなってしまうから、注意してくれ。彼の生命保険の受取人が娘になっていたのを、自分にしてくれともメールしている。

 メールは残っているようだから、こうしたやり取りはあったのだろうが、これは私信である。それもお互いが結婚しようとしている時期に、やり取りをしていたのだ。

 そうした私的なやり取りを、週刊誌で暴露するというのは、この男の品性を疑う。

 現代によれば、秋篠宮紀子さんが「この方は、週刊誌にいつまでこのような発言を繰り返すのでしょうか。眞子の名誉も傷つきかねないでしょう!」と怒っていったという。

 これだけのことをべらべら週刊誌にしゃべるのなら、顔と実名を出してやるべきだと思う。

 もう1本、新潮の特集から。新潮は、元婚約者から400万円以上のカネを借り、それを返済しろ、あれは贈与だというトラブルを抱えている家庭に、「将来のお世継ぎのお姉さまとなる内親王が嫁いで来られるといった状況は、およそ好ましくあるまい」と、手厳しい。

 だが、夫に早く死なれ、女手一つで息子を育てる厳しさは、私にもわからないではない。彼女が懸命に生きてきた中で、一つ二つ過去のトラブルが暴かれたからといって、息子の結婚が破談になるというのはいかがなものだろうか。

 これからは、皇室の女性と結婚しようという男など、ほとんどいなくなってしまうのではないだろうか。

 新潮はさらに、厳しい財政状況なのに、息子を都内のインターナショナルスクール一貫校へ通わせ、早慶上智よりも入学金の高いICUへ入れたことも批判する。

 ここは交通の便が悪いため、ほとんどの学生が寮に入るが、入寮時には5万6,000円、寮費は年間で約50万円もするというのだから、母親は大変だったろう。

 息子は、さらにUCLAに留学しているから、1年間で最低でも200万円ほどの留学費用がかかるそうである。

 母親は、息子を最高の学校へ通わせたいという強い意思があり、カネがかかる高校、大学へ入れたことで、今回のような金銭トラブルを起こしてしまったのかもしれない。だが、それを一方的に非難できるのだろうか、私にはできない。

「小室家側が現状を打破するため、借金問題の解決や小室さんの年収アップなどの方策を考えねばならないはずですが、そうした動きは一向に見えません」(秋篠宮家に通じる人物)

 圭さんは、国際弁護士を目指してパラリーガル職についているが、一橋大学大学院にも通っているそうだ。彼は勉強が好きな学者肌なのではないか。

 秋篠宮紀子さんの父親も学者だったはずだから、その生活の苦労を彼女は知っているのだろう。女性セブンによれば、紀子さんと眞子さんは家にいても口をきかないそうである。

 生活力のなさそうな男を好きになった娘を心配する母親。どこの家でもある風景だ。だが、最後は娘の思いを受け入れ、折れるのは母親の方である。

 さて、平昌五輪で史上最多のメダル13個を獲ったメダリストたちが帰国した。

 彼らの地元では大掛かりな歓迎行事が行われ、さぞ、盛り上がっていることだろうが、中には、スピードスケートの団体競技、パシュートで金メダルを獲った菊池彩花(30)のように、親の問題で、村八分にされかねないという気の毒な話もあると、新潮が報じている。

 彼女の村は、長野県南相木村という、甲武信ヶ岳の麓に位置する人口1,000人ほどの村で、近い将来、消滅の危機が指摘されているそうだ。

 そうした小さな村で、菊池と2人の妹が五輪に出場したのだから、奇跡の村といってもいいのに、村人一丸となって応援したかというと、そうではないようだ。

 中島則保村長は、功労賞や村民栄誉賞みたいなものを考えていると話すが、村民の一人は、内心とは違うといっている。

 それは、前の村長が菊池の父親で、その父親が、同じ学校の後輩で役場で働いていた中島を社会福祉協議会へ飛ばしたというのである。

 中島はその後、職場を辞めて、15年に村長選に立候補して、菊池の父親に勝利したため、いまだに犬猿の仲だというのだ。

 そんな大人同士のいがみ合いの犠牲になるとしたら、菊池はなんのために頑張ったのだろうと思うことであろう。

 現代は、去年、徳島県の阿波おどりが深刻な内紛を抱え、中止になるかもしれないと報じた。

 去年はなんとかやれたが、今年は中止になる公算が高いというのだ。それは運営を行っている徳島市観光協会に赤字が積み重なっていて、積もり積もって4億円超になっているという。

 そこで徳島市は、借金を清算しろと迫り、観光協会は追い込まれているそうである。

 現代によれば、これは地元の徳島新聞が市長と組んで、協会を排除して、阿波おどり利権を独占しようとしているのではないかというのだ。

 しかし、阿波おどりの開催中、沿道に設置される桟敷席(観客席)の資材は観光協会が保有しているから、徳島新聞と市が改めて用意しようとしたら、巨額な資金が必要だそうだ。

 全国一といってもいい有名な阿波おどりが、こんな泥仕合で中止になるとしたら、日本中の笑いものになるだろう。

 また、地方は新聞の力がまだまだ大きく、その土地のテレビ局や不動産を抑えて、我が物顔に振る舞うところがある。

 メディアが、そうした利権を独占しようとするのを許してはいけないし、メディア側もそうしたことは控えるべきである。

 この話題は、ワイドショーも取り上げていたから、これからどうなるのか、注目である。

 ところで、現代が明治大学の運動部出身者は使えないという大特集をやっている。

 先日、明治の学生が私のオフィスに来た。この春に3年生になるという感じのいい青年だった。

 メディアに関心があるというので、1時間ばかり話をしたが、よく本も読んでいるし、勉強もしているようだ。

 今からでいいから、紙の新聞を毎日読んだほうがいいといってあげた。ネットのニュースは大事なニュースでも、芸能人の不倫の記事と同じ扱いである。

 自分で、今知っておかなければいけない重要なニュースを、探し出すのは至難である。

 紙の新聞を読むことで、それがわかり、それを積み重ねることで、ニュースへの感性が養われる。

 そんな話をした。明治大学は就職のいいことで昔から知られる。バンカラで武骨だが、いい学生が多いと思う。

 講談社にも多くの明治卒がいるが、個性のある面白い人間が多い。

 だが現代によれば、明治の運動部出身者の評判がすこぶる良くないというのだ。

 例えば、野球部出身者は、三井住友銀行、電通、JR東日本、NHKなど一流企業へ入っている。

 だが大手ゼネコンの人事担当者は、野球部のエースを採用したが、エース扱いをしてくれないからと、わずか1年で辞めてしまったという。

 それは、昔は辛い練習で先輩からしごかれ、上下関係も鍛えられてきたが、いまはそうしたしごきは姿を消し、今の体育会系はサークル化しているからだという。

 返事はいいが、自分から何もしない。自分で考えない。視野が狭く広く関心を持つこともしないから、他人と世間話ができない。

 責任を押し付けられることを嫌がるなど、明治はというが、どこの大学卒でも同じだと思うがね。

 それに、明治も3割は女子学生だし、早稲田、慶應なども女子大化してきている。

 もはや、バンカラも質実剛健も死語になりつつあるのだ。明治の運動部だけが使えないのではない。

 私は、昔から、バカな男より、よくできる女のほうが役に立つといっていた。いまやそれが証明されつつあるようだ。

 さて、安倍首相がなんとしてでも成立させたかった、働き方改革関連法案に盛り込む予定の裁量労働制の対象拡大について、「全面削除する」と1日の予算委員会で表明した。

 安倍が追い込まれたのは、厚労省が出したデータがあまりにも杜撰なためだったが、新潮が、厚労省は「捏造中毒」で、受動喫煙データもインチキだと告発している。

 厚労省は、「禁煙原理主義」で、東京五輪へ向けて室内全面禁煙を実現しようとしているそうだ。

 間もなく提出される法案では、客席面積が100平方メートル以下の既存店では例外的に喫煙を認めるという、厚労省としては不満足な内容だ。

 だが、全面禁煙を目指す厚労省は、受動喫煙についての啓蒙をHPでやっている。だが、たばこの害を強調するために、空気中のニコチン濃度を「あり得ないもの」(厚労省関係者)にしているというのである。

「同一条件下(中略)で室内のニコチン濃度を測定したところ、紙巻きたばこ(1000~2420マイクログラム/平米)に比べ、加熱式たばこ(26~257マイクログラム/平米)」

 新潮によれば、これほどの数値は存在し得ないという。WHOの外部組織で、権威のある国際がん研究機関(IARC)がまとめたものでは、「さまざまな室内環境での空気中のニコチン濃度は『0・3~30マイクログラム/平米』となっている」(新潮)。

 1000~2420という数値は、「窓を閉め切った4畳半ほどのとても狭い空間に10人の喫煙者を詰め込み、一斉にたばこを吸ってもらいでもしないと出てこないでしょう」(秋山幸雄・元産業医科大学准教授)。

 厚労省の担当部署である健康局健康課に、新潮が問い合わせたところ、「それどころではない」といわれ、質問内容をFAXで送ると、「(FAXが)席から遠いので」と、回答してこなかったという。

 上からの要求にはデータを捏造してでも出すくせに、メディアの取材には応じない。こんな役所に、われわれの生存権を任せておいていいのだろうか。

 今週の第1位はこれ。女子レスリングで史上初の五輪4連覇を成し遂げ、国民栄誉賞を授与された伊調馨(33)が、恩師・栄和人強化本部長(57)から「陰湿なパワハラ」を受けていたことを内閣府の公益認定等委員会に告発していたと、文春が報じて大騒ぎになっている。

 告発理由は3つある。一つは伊調が師事するコーチに対する不当な圧力。二つ目は伊調の男子合宿への参加禁止。三つ目は伊調がリオ五輪まで練習拠点としていた警視庁レスリングクラブへの出禁処分だ。

 伊調が東京五輪へ向けて練習しなければいけないのに、練習する場を奪い取っているのは、「明らかに伊調馨のオリンピック五連覇を阻止するという策動」だという記述がある。

 国民栄誉賞受賞者を、いくら憎み合っても、恩師が邪魔できるのだろうか。

 栄は、スキンヘッドがトレードマークで、これまで吉田沙保里をはじめ6人の金メダリストを輩出している名コーチである。

 だがレスリング協会で絶大な影響力を持った栄は、10年ごろから伊調への嫌がらせを始めたそうだ。

 五輪2連覇した後、09年に伊調は栄の許を離れる決心をし、東京の1Kのアパートで独り暮らしをしながら、男子選手たちと練習をするようになる。

 だが、栄は男子と練習することに批判的で、その上、コーチとしての自分が否定されたと思ったのであろう。

 第二の恩師は田名部力(46)というアテネ五輪で銅メダルを獲得した人間。伊調に、組手などの技術をイチから教え込んだという。

 だが栄は田名部に、今後は伊調のコーチをするなといい放ったそうだ。

 4連覇後に、伊調は警視庁レスリング部への出入りを禁じられ、田名部も警視庁のコーチを外されてしまったのである。

 伊調は文春のインタビューに答えて、

「田名部コーチがああいう状況なので、また(誰かに)ご迷惑をかけるんじゃないかと思ってしまいます。それに現役を続けるとなると、栄体制の元でやるしかないので、また色んなことを我慢しながらやっていくとなると……。朝練とか午後練も練習環境がしっかり整わないと、なかなか腹をくくれない部分があります」

 文春の直撃に栄は、「東京五輪に出たければ出ればいいだけの話」「なんで俺が一選手に悩まされなきゃいけないのか」と嘯いている。

 伊調の方も、「そういう体制は変えていきたいですよね。だから(試合で)勝つしかないというか……、栄監督に勝つには。(内閣府の告発状について)聞き取り調査があれば受けようと思います。そこで真実をお話しできれば」と、決意は固い。

 コーチの中には、コーチした選手が活躍すると、自分も同じように偉くなったと錯覚する人間がいる。この栄というのはその典型なのであろう。

 ここまで決意して出した告発状を、内閣府は無視し続けているというが、これだけの選手の選手生命を賭けた一途な訴えを取り上げなければ、国民が許さないはずだ。

 栄監督が伊調馨にパワハラをしていたという告発後、様相が変わってきたようである。

 栄監督はそうしたことはないと否定し、日本レスリング協会も「伊調選手の練習環境を不当に妨げ、制限した事実はない」という見解を発表したが、協会も事実関係を調べるといいだした。

 だが、伊調側の弁護士は、当事者である協会が調べるのに反対している。当然であろう。

 告発状を受け取った内閣府も事実関係を調べる意向を示したそうだ。

 伊調は、告発状には一切関わっていないとコメントを出したが、「しかるべき機関から正式に問い合わせがあった場合はご説明することも検討したい」といっている。

 女子レスリングという「伏魔殿」で、何が行われていたのか。告発状を出した人間は、伊調だけではない女子選手へのパワハラや、もしかするとセクハラ問題も浮上するかもしれないと、私は思っている。

 東京五輪まで時間がない中、メダルの金城湯池である女子レスリング界に起きた醜聞が、どういう結着を見るのか予断を許さない。

【巻末付録】

 現代から。「徳江かな Amazonランキング1位、初DVDが異例のロングヒット中!」「ドラマ『逃げ恥』でブレイク! 真野恵里菜 最旬女優の純白ランジェリー」。袋とじは「あさいあみ&永岡怜子 息を呑む『ド迫力ヌード』対決!」。

 この中では「徳江かな」がなかなかいい。ヘアはないがそそる肢体である。

 ポストにいこう。巻頭から「田中道子 私史上最高SEXY」。これすごくいい。ヘアはないが迫力のあるセクシーダイナマイト。

 後半は「金髪セクシー水着美女大集合!」「川崎あや 透けるハイレグの挑発」。袋とじは「幻のヌードダイアリー」。こんな手帳見たことがないが、昔はみんなが持っていたのかね。

 というわけで今週は、「田中道子」で決まり。ポストの勝ち!
(文=元木昌彦)