『Missデビル』木村佳乃の無駄遣いの理由が明らかになるも、設定に無理がありすぎ!?

 菜々緒が“悪魔”と称される冷徹な人事コンサルタント役を演じるドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)の第8話が2日に放送され、平均視聴率7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.2ポイントダウンとなってしまいました。

(前回までのレビューはこちらから)

 その前回ラスト、自宅で縣雄二(大高洋夫)に襲われた椿眞子(菜々緒)。どうやら眞子は、幼少期に父親が経営していたホテル・アックスが全焼し、その時に契約していた共亜火災保険の偽装により保険金が下りず。それを苦にして父親が自殺した、という過去があるようなのです。

 そして、その偽装に関わったのが、現社長の大沢友晴(船越英一郎)と現人事部長の伊東千紘(木村佳乃)、さらに当時、共亜火災と契約していた調査会社の社長・縣だったのです。

 眞子は彼らの不正を暴き、復讐を遂行するために共亜火災へ潜り込んだ。そして、不正の証拠となる写真を盗み出したために、縣が取り返しに来たというわけだったのです。

 というわけで今回は、眞子が縣に羽交い絞めにされ、喉元にナイフを突きつけられたところからスタートしたのですが、眞子は護身術を使い、あっさり撃退してしまいました。

 その翌日、斉藤博史(Sexy Zone・佐藤勝利)は眞子から、秘書部で新人研修を受けるよう命じられるのですが、そんなことより気になるのは同期の藤堂真冬(白石聖)のこと。真冬は、父・悟が倒れたため介護離職しようとするものの、悟からは退職を反対されて困っているというのです。

 真冬に密かに想いを寄せる博史は、親身になって相談に乗ろうとするのですが、「生ぬるい優しさ、イラっとする」と、逆に怒らせてしまう事態に。

 そんな折、父・修(鶴見辰吾)とケンカして家出した妹・茜(関屋利歩)が突然、会社に姿を現し、博史は驚き慌てます。すると、そこへ通りかかった千紘が、会長・喜多村完治(西田敏行)の部屋へ行くことを提案。そこで喜多村から、子を想う親の気持ちを諭されたため、茜は家に戻ることを決めるのですが、真冬の父親もまた、娘を想ってこそ退職に反対しているのではないかと気づき、博史は真冬のもとへ駆けつけます。

 真冬は博史の説得を聞き入れ、「ちゃんと仕事と向き合ってみる」と心変わり。この件は落着となりました。

 しかし、安心したのも束の間。眞子に呼び出された博史は、修と大沢が懇意であることや、会社ぐるみの陰謀に巻き込まれ、家族にも危険が迫っていることを知らされるのです。

 するとそこへ、ナイフを持った縣が再び登場するのですが、またもや眞子に返り討ちにされ、ハイキックでノックアウトされてしまいます。

 時を同じくして、会長室では喜多村と大沢と千紘の3人が面会。ホテル・アックスの件を含め、犯罪まがいのことをしている大沢を喜多村が咎めるのですが、大沢は逆ギレ。 日頃から喜多村が“社員は家族”を口癖にしているくせに、実の娘を捨てた過去があることを指摘した上で、その娘が千紘だと暴露するのです。千紘が、寝耳に水状態になったところで、今回は終了となりました。

 これまでの放送では、博史が研修先でトラブルに直面し、それを眞子が解決する、というのがお決まりのパターンでした。しかし今回は、真冬の離職問題がメイン。というよりも、眞子の過去の秘密も含め、いっぺんにいろいろな情報を詰め込み過ぎた結果、働き方改革に対して一石投じようとした前回以上に薄っぺらい回となってしまった印象です。

 結局のところ眞子は、修と大沢の関係を伝えたいがため、博史を秘書部へ送り込んだのだと思うのですが、よく大沢が許可したな、と不思議に思いました。大沢はすでに、眞子が復讐のため共亜火災に潜り込んだことに気づいている様子ですから、脇が甘すぎるんじゃないかと感じたのです。それとも、拒否したら怪しく思われると気を遣ったのでしょうかね。

 不用心なのは、縣に二度も命を狙われる失態を犯した眞子も同じです。ハイキックで成敗した後、博史の方を振り向き、「これでわかったでしょう? 明確な危機が迫っているんです」と、博史の家族の身に危険が迫り、用心するようキメ顔で諭すのですが、説得力は微妙。縣にしても、一度負けた相手に正面切って襲い掛かるという学習能力のなさ。なんだか笑えるシーンでした。

 しかし、なんといっても今回、一番の衝撃だったのは、千紘と喜多村の血縁関係の発覚。これまで千紘は、ちょこちょこっと出番がある程度だったので、木村佳乃の無駄遣いではないか、それほど名前の売れていない女優でもいいのでは? と思っていたのですが、こんな秘密があったんですね。ただ、これが物語にどのような影響があるのかよくわからない。とってつけたような設定にも思える。大体、西田敏行の娘が木村佳乃って、ドラマ内の設定とはいえ、かなり無理があるんじゃないですかね……。

 何はともあれ、残すところあと2回。眞子は復讐を遂げることができるのか、注目したいと思います。
(文=大羽鴨乃)

『Missデビル』木村佳乃の無駄遣いの理由が明らかになるも、設定に無理がありすぎ!?

 菜々緒が“悪魔”と称される冷徹な人事コンサルタント役を演じるドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)の第8話が2日に放送され、平均視聴率7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.2ポイントダウンとなってしまいました。

(前回までのレビューはこちらから)

 その前回ラスト、自宅で縣雄二(大高洋夫)に襲われた椿眞子(菜々緒)。どうやら眞子は、幼少期に父親が経営していたホテル・アックスが全焼し、その時に契約していた共亜火災保険の偽装により保険金が下りず。それを苦にして父親が自殺した、という過去があるようなのです。

 そして、その偽装に関わったのが、現社長の大沢友晴(船越英一郎)と現人事部長の伊東千紘(木村佳乃)、さらに当時、共亜火災と契約していた調査会社の社長・縣だったのです。

 眞子は彼らの不正を暴き、復讐を遂行するために共亜火災へ潜り込んだ。そして、不正の証拠となる写真を盗み出したために、縣が取り返しに来たというわけだったのです。

 というわけで今回は、眞子が縣に羽交い絞めにされ、喉元にナイフを突きつけられたところからスタートしたのですが、眞子は護身術を使い、あっさり撃退してしまいました。

 その翌日、斉藤博史(Sexy Zone・佐藤勝利)は眞子から、秘書部で新人研修を受けるよう命じられるのですが、そんなことより気になるのは同期の藤堂真冬(白石聖)のこと。真冬は、父・悟が倒れたため介護離職しようとするものの、悟からは退職を反対されて困っているというのです。

 真冬に密かに想いを寄せる博史は、親身になって相談に乗ろうとするのですが、「生ぬるい優しさ、イラっとする」と、逆に怒らせてしまう事態に。

 そんな折、父・修(鶴見辰吾)とケンカして家出した妹・茜(関屋利歩)が突然、会社に姿を現し、博史は驚き慌てます。すると、そこへ通りかかった千紘が、会長・喜多村完治(西田敏行)の部屋へ行くことを提案。そこで喜多村から、子を想う親の気持ちを諭されたため、茜は家に戻ることを決めるのですが、真冬の父親もまた、娘を想ってこそ退職に反対しているのではないかと気づき、博史は真冬のもとへ駆けつけます。

 真冬は博史の説得を聞き入れ、「ちゃんと仕事と向き合ってみる」と心変わり。この件は落着となりました。

 しかし、安心したのも束の間。眞子に呼び出された博史は、修と大沢が懇意であることや、会社ぐるみの陰謀に巻き込まれ、家族にも危険が迫っていることを知らされるのです。

 するとそこへ、ナイフを持った縣が再び登場するのですが、またもや眞子に返り討ちにされ、ハイキックでノックアウトされてしまいます。

 時を同じくして、会長室では喜多村と大沢と千紘の3人が面会。ホテル・アックスの件を含め、犯罪まがいのことをしている大沢を喜多村が咎めるのですが、大沢は逆ギレ。 日頃から喜多村が“社員は家族”を口癖にしているくせに、実の娘を捨てた過去があることを指摘した上で、その娘が千紘だと暴露するのです。千紘が、寝耳に水状態になったところで、今回は終了となりました。

 これまでの放送では、博史が研修先でトラブルに直面し、それを眞子が解決する、というのがお決まりのパターンでした。しかし今回は、真冬の離職問題がメイン。というよりも、眞子の過去の秘密も含め、いっぺんにいろいろな情報を詰め込み過ぎた結果、働き方改革に対して一石投じようとした前回以上に薄っぺらい回となってしまった印象です。

 結局のところ眞子は、修と大沢の関係を伝えたいがため、博史を秘書部へ送り込んだのだと思うのですが、よく大沢が許可したな、と不思議に思いました。大沢はすでに、眞子が復讐のため共亜火災に潜り込んだことに気づいている様子ですから、脇が甘すぎるんじゃないかと感じたのです。それとも、拒否したら怪しく思われると気を遣ったのでしょうかね。

 不用心なのは、縣に二度も命を狙われる失態を犯した眞子も同じです。ハイキックで成敗した後、博史の方を振り向き、「これでわかったでしょう? 明確な危機が迫っているんです」と、博史の家族の身に危険が迫り、用心するようキメ顔で諭すのですが、説得力は微妙。縣にしても、一度負けた相手に正面切って襲い掛かるという学習能力のなさ。なんだか笑えるシーンでした。

 しかし、なんといっても今回、一番の衝撃だったのは、千紘と喜多村の血縁関係の発覚。これまで千紘は、ちょこちょこっと出番がある程度だったので、木村佳乃の無駄遣いではないか、それほど名前の売れていない女優でもいいのでは? と思っていたのですが、こんな秘密があったんですね。ただ、これが物語にどのような影響があるのかよくわからない。とってつけたような設定にも思える。大体、西田敏行の娘が木村佳乃って、ドラマ内の設定とはいえ、かなり無理があるんじゃないですかね……。

 何はともあれ、残すところあと2回。眞子は復讐を遂げることができるのか、注目したいと思います。
(文=大羽鴨乃)

Sexy Zone・佐藤勝利、中島健人への本心バレて「恥ずっ!!」と大照れ! ファンは「最高」

 Sexy Zoneが週替わりでパーソナリティを務めるラジオ『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)。6月4~7日放送では、中島健人と佐藤勝利が出演した。7日には心理テストに挑戦し、その結果に佐藤が大照れする様子が放送された。

 「やってみてゾーン」のコーナーに届いた、心理テストをやってみてほしいというリクエスト。テスト内容は、相手に自分を1~9の数字で表してもらうというもので、本当は異性に行うテストだが、2人にやってみてほしいというのだ。

 メッセージを読み上げた中島は、「すいません、僕、正直答え見ちゃってるんで」とのことで、佐藤が中島をイメージして数字を選ぶことに。「これ結構むずいな……」という佐藤が「俺、決めた! 発表します。ケンティは……“8番”です」と回答。それを聞いた中島は思わず奇妙な声を上げ、これに佐藤はマズい予感がしたのか、「違うのよ! これね、イメージでなんかHappy的な“8”。あと、これちょっと強引でしたけど、末広がりとかね。なんか幸せなイメージなの」と、“中島=Happy”というイメージから選んだものだと、あらかじめ言い訳を展開。

 すると中島は、「答えを発表します。あなたは僕のことを……“大好き”」と発表。佐藤はしばらく無言になった後、「まじで? 9は何? 9は?」と質問し「ドキドキ。これは恋だね」と返され、「え? これは1の方が(好きの度合いが)低いってこと?」と再度確認したのだった。

 しかし、1は「賢い」であり、恋愛とはまったく別の結果とわかると「恥ずっ! 恥っず!!」と大照れ。対する中島は、「あなたは、8番を私に選びましたが“大好き”!」と繰り返し、思わぬ告白に大喜びしていたのだった。

 ちなみに、今回の心理テストの答えは1=賢い、2=クセがある、3=ただの友達、4=ちょっと気になる、5=信じてる、6=冷たい、7=さっぱりしてる。8=大好き、9=ドキドキ・これは恋だね、という結果になっている。

 心理テストをする前には、「これ前、勝利君とやりましたよね? 心理テスト。やってかなりいい感じの」(中島)「そうそう、ヤバイ恋愛関係みたいな(結果だった)」と話していた2人。

 それだけに、今回再び「大好き」な結果に終わり、ファンは「勝利くん、最高だな」「すでに8の答えを知ってる健人くんが、ニヤニヤデレデレして、うれしくて仕方ないのを隠せてなかった」「仲良しな、けんしょり最高だった!スタッフさんありがとう!!」と大興奮だったようだ。
(華山いの)

『Missデビル』は、まるでB級戦隊モノ? 残業アジトにショッカー社員、美女監禁……

 菜々緒が“悪魔”と称される冷徹な人事コンサルタント役を演じるドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)の第7話が26日に放送され、平均視聴率7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から1.5ポイントダウンとなってしまいました。

(前回までのレビューはこちらから)

 今回、斉藤博史(Sexy Zone・佐藤勝利)が椿眞子(菜々緒)から新人研修へ赴くよう命じられたのは、CFD(クライアント・ファースト・ディビジョン)。この部署は、結成わずか1年ながら、営業・契約・顧客サービスを一本化し、大きな業績を上げているエリート軍団なのです。

 さっそくCFDへ足を運んだ博史は、リーダーの甘露路慶治(袴田吉彦)を筆頭に、先輩社員たちの熱血ぶりを見て圧倒されてしまいます。その一方、膨大な仕事をこなしながらも、全員が定時退社していることに違和感を覚えるのでした。

 そんな中、博史の教育係・里中純(永岡佑)が突然倒れ、入院することに。里中は肝臓と腎臓に持病を抱えているものの通院せず、奥さんによれば残業続きとのこと。さらに、里中は目を覚ました途端、「PJ150をやらなければならないんだ!」と、何やら定時後にも業務を行っていることをニオわす発言をしたため、博史は、CFDがどこかに残業するための基地をもっているのではないかと疑いを抱きます。

 残業アジトを見つけだすため、博史は部署内を盗聴。その結果、CFDが社長室の予算で6,000万円もするPCサーバーを購入していることが発覚します。その送付先が、つまりは彼らの隠れ家ということで、博史はサーバーを梱包する木箱の中に入り、アジトに潜入捜査するよう眞子から命じられます。

 トロイの木馬作戦でなんとかアジトに潜入することに成功した博史。そこで目にしたのは、猛烈な仕事ぶりをみせる社員たちと、CFDを胡散臭いと考え潜入したものの捕らえられ、縄で縛られてしまった人事部長・伊東千紘(木村佳乃)の姿でした。

 一方、会社内で甘露路に残業アジトの存在を問い詰めた眞子も、不意打ちを食らって気絶させられ、アジトに連れ込まれて千紘と一緒に拘束されてしまいます。

 ここで甘露路は、最近世の中を賑わす働き方改革への不満の想いを吐露し、身を粉にして働くことこそが会社や国の発展につながると長広舌。そして、PJ150とは、10年後に創業150周年を迎える共亜火災が、業界トップであるためのプロジェクトなのだということを明かします。

 甘露路が滔々と演説する間、こっそり縄抜けに成功した眞子は、得意のハイキックを社員どもに浴びせまくり撃破。CFDを壊滅させ、一件落着となったのでした。

 しかし、安心したのも束の間。自宅へ戻った眞子は、こっそり忍び込んでいた謎の男に襲われ、首にナイフを突きつけられたところで今回は終了となりました。

 さて感想ですが、今回、里中が病院のベッドで突如として「PJ150をやらなければならないんだ!」と、狂気に満ちた表情でセリフを吐いた瞬間、嫌な予感がしました。というのも、このドラマではこれまで、一見ノーマルな人物が突然ヒステリックな演技を始めると、その後にムチャクチャな展開が待ち構えていたからです。

 で、やっぱりといいますか、その後はB級戦隊モノのような酷い流れに。残業アジトはまるで悪の組織の秘密基地のようで、そこで働くCFDの社員たちはさながらショッカーといったところ。まるで、と書きましたが、眞子と千紘を鉄パイプで撲殺しようとしてましたから、こいつらは本当に悪者でした。

 そんな罪を犯してまで秘密を守ろうとするPJ150とは一体何なのかというと、要は“24時間働けますか”のコピーが躍った時代に憧れを抱く甘露路が、それを再現するべく設立した組織だったのです。

 このドラマはいわゆるお仕事モノですから、昨今、国を挙げて取り組まれている働き方改革がテーマに組み込まれることは当然といえば当然。その切り口も多々あることでしょう。今回のようにアンチテーゼを投げかけるのもアリだとは思いますけど、それを訴える方法は他になかったんですかね。

 奇抜な展開のせいでメッセージ性が完全に希薄化。というより、ほぼコントを見ているようでした。甘露路が、「エジソンは、アインシュタインは、マハトマ・ガンジーは、土日は休ませてくれと、自分の都合で早退したいと言いましたか? いいや、言っていない。彼らが寝る間も惜しんで必死に働いたからこそ、今の豊かさが、人類の進歩があるんです」と熱く語ったシーンはウケ狙いにしか思えず、実際に笑ってしまいました。ちなみにアインシュタインは、1日10時間以上の睡眠をとるロングスリーパーだったという説があるみたいですね。

 何はともあれドラマは終盤へ突入。どうやら眞子は、幼少期に起きた火事が原因で共亜火災に対し恨みを抱いているらしく、今回ラストに登場した謎の男はその辺りの事情を握っている様子。クライマックスに向けて盛り上がっていくことを期待したいと思います。
(文=大羽鴨乃)

「俺は岸に負けた」Sexy Zone・佐藤勝利、親友の岸優太デビューに“泣きそう”な思い吐露

 King&Princeの“初代”リーダーを務め、天然&イジられキャラで知られている岸優太。そんな彼の“親友”であり先輩でもあるSexy Zone・佐藤勝利が、自身のラジオ番組でKing&Princeのデビューを感慨深げに祝福した。

 5月23日発売の1stシングル「シンデレラガール」が、初日に31.8万枚を売り上げ大ヒットを記録するなど、華々しいデビューを飾ったKing&Prince。メンバーの岩橋玄樹&神宮寺勇太は、Sexy Zoneの派生ユニット・Sexy Boyzとして一時期活動したほか、Sexy Zoneのバックに付いていたメンバーも多く存在している。中でも、岸はプライベートでも佐藤をはじめSexy Zoneメンバーと親交が深く、5月25日放送のラジオ番組『VICTORY ROADS』(bayfm)では、その佐藤が友人として現在の心境を語った。

 番組では、ルーレットで曲を決める「今日この瞬間に聞きたいジャニーズセレクト」コーナーにおいて、「キンプリが出たらスゴいじゃん」と、つぶやいた佐藤。実際に、ルーレットでKing&Princeに決まると、「これは俺の引き(の強さ)とかじゃないわ。きっと、キンプリの引きだわ~」とグループの強運を羨ましがり、「ホントにキンプリが出るって、俺ちょっと悔しいもんねー! (曲を)流せることに対してはね、もちろん流したいんだけど。引きが強いな~。俺は岸に負けたっていうことになるんだよね」とボヤきまで。

 佐藤としては「キンプリが当たったらいいな~」と前置きした上で、ほかのグループに決まった時に「イジりたかった」そうだが、どうやら工作なしで引き当てたようで、

「まぁでも、キンプリはスゴく素敵なグループだし、大事な友達ですし。キンプリの引きの強さはいいね。カッコいいね! (中略)本当にデビューおめでとう! これは本当におめでたいよ。本当に良かった! 岸がデビューするとか、泣けるからね! “シンデレラストーリー”ですよ! ……ちょっと違うなぁ(笑)。(曲名と)かけようと思ったんだけど、違うなぁ」

と、デビュー曲「シンデレラガール」に合わせて岸への思いを表現。曲が終わった後、佐藤は「PM11時 間近のにぎわう街並みに まだサヨナラ言うには全然早すぎるのに」というAメロが岸の歌声から始まる点に触れ、

「いろいろ思い出すのよね。岸とケンカしたな、とか(笑)。そんなずっと仲良い岸くんがね、デビュー。岸くんだけではないけどね、もちろん。岸くんが(自分と)仲良いから、いろんな話があるから、しゃべっちゃってますけど。まぁ、あいつが死ぬほど頑張ってるのを見ちゃってるから……。なんかね、泣きそうですね。あいつホント頑張るのよね。いやぁ、ちょっと泣きそうだわ。やめよう、もう」

と、話しているうちに感情が込み上げてきた佐藤は、最後に「ぜひ頑張ってほしいなと思います。僕も応援します」と、ラジオを通じてKing&Princeにエールを送った。

 佐藤といえば、2013年に岸が初めてKinKi Kids・堂本光一主演のミュージカル『Endless SHOCK』に出演した際には3回も観劇して“おかわりSHOCK”を体験したことを「WiNK UP」(ワニブックス)13年6月号で告白。「岸を語ろうとするとたぶん WiNK UP 1冊分くらい必要になっちゃうよ(笑)?」と岸愛を豪語し、次の号でも岸がいかに一生懸命振り付けを覚えていたかを証言するなど、「岸語り」を続けた。

 佐藤は岸だけでなく、神宮寺&岩橋に加えてTravis Japan・宮近海斗と交流があり、彼らはひとくくりで「Guy's勝利」とも呼ばれていた。14年に行われた佐藤のソロコンサートには永瀬廉&平野紫耀がゲストで参加した回もあり、King&Princeのほとんどのメンバーと活動を共にした経験があるだけに、門出がひときわうれしいのだろう。

 今後、夏の音楽特番や年末の『ジャニーズカウントダウンライブ』で、Sexy ZoneとKing&Princeのコラボレーションに期待したい。

『Missデビル』視聴率大幅アップ! 菜々緒、篠田麻里子を“引き立て役”に「超絶スタイル」アピール大成功!

 悪女女優の代表格・菜々緒が“悪魔”と称される冷徹な人事コンサルタント役を演じるドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)の第6話が19日に放送され、平均視聴率9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から2.1ポイントの大幅アップとなりました。

(前回までのレビューはこちらから)

 今回、斉藤博史(Sexy Zone・佐藤勝利)が椿眞子(菜々緒)から新人研修へ赴くよう命じられたのは、宣伝広報部。いつものようにリストラ対象者を探せ、という裏ミッションはなく、ただ「勉強、頑張ってください」とだけ言われ、送り出されます。

 その宣伝広報部では現在、部長の寺田(湯江タケユキ)が音頭をとり、社内で取り入れている「子育て支援制度」を対外向けに積極的にPR中。秋に産休を取得予定の吉武唯香(篠田麻里子)がワーキングマザーのモデルケースとなり、テレビ局の密着取材を受けているのです。

 寺田は吉武の体を気遣い、業務の負担を少なくするよう取り計らうのですが、それが行き過ぎているため、課長の湊(坂本三佳)をはじめとする女性社員たちからは不満の声が噴出。これが吉武のストレスになり、ある日、彼女は貧血で倒れてしまいます。

 ギスギスした空気を感じ取った博史は、寺田をリストラするよう眞子に直訴するのですが、眞子はこれを撥ねつけて宣伝広報部へと向かいます。そして、吉武に面と向かい、旦那の収入だけでも十分に生活できることを指摘。自主退職するよう勧めるのです。

 これに対して吉武は呆然とし、寺田は「おいおい、何を言ってるんだ」とばかりに憤慨。そんな中、吉武が密着取材を受けたニュース番組の生放送が開始されるのですが、途中から突然、画面が共亜火災で隠し撮りされた映像に切り替わります。そこには、退職を願い出た吉武に対して産休を強要したり、吉武に余計な仕事を回さぬよう湊を叱りつける寺田の様子がバッチリ映っているのです。

 これが眞子の仕業だと勘づいた寺田は逆ギレ。眞子に襲い掛かるのですが、カウンターのハイキックを食らいノックダウンされてしまいます。そして、吉武は当初の願い通り退職することになり、一件落着となったのでした。

 さて感想。これまでの放送では、新入社員に軍隊ばりのハードな研修を強いるなど、時代錯誤感が漂う設定が少なくなかったのですが、今回はマタニティー・ハラスメントが題材。今までに比べて現代的なテーマが取り扱われた回となりました。メディアを賑わす社会問題を安易に主軸に置いただけ、という感は否めなかったのですが、それはさておき、目を惹く演技を見せたのは寺田役の湯江タケユキでした。

 前半部分での、部署内のピリピリした空気を読めない感じや、テレビ映りを気にする能天気さは、見ていて思わず笑ってしまうおかしさがありました。吉武が貧血で倒れた後、他の女性社員たちに向かって、「彼女のストレスの原因は、君たちが1番わかってるだろ!」と憤慨するシーンがあったのですが、「お前だろ!」とツッコミを入れた視聴者は少なくなかったのではないでしょうか。

 決して身近にいて欲しくはないけれど、傍から見る分には楽しめる。眞子に化けの皮が剥がされるまで、寺田はそんなキャラクターでした。それだけに、結局は何もかも点数稼ぎのためだったという事実はちょっと残念。愛すべき鈍感野郎のまま他部署への異動なりなんなりの処分が下される展開にして欲しかったです。

 その寺田に対して見事なハイキックを決めた眞子役の菜々緒に関しては、前回あたりから良い意味で悪ふざけができるようになってきた感じがします。“人事の悪魔”と称される、非現実味の強い眞子のキャラクターづくりを楽しんでいるようです。

 例えば、眞子はアメリカ帰りのスーパーキャリアウーマンという設定で、それを意識して初回から厚化粧を施しているのですが、回を追うごとに濃さが増しているように思える。メイク室で、「もっと盛ってしまえ」と悪ノリする姿が目に浮かぶようです。

 また、お得意のハイキックに関しても、今回は寺田が宙を舞い床に倒れるという派手な演出で、もはやコントのよう。このお仕置きタイム、毎回ラストに用意されていますが、眞子には治外法権が適用されているんですかね。普通だったら暴行罪で捕まりますよ。

 強さを見せる一方、セクシーな衣装に身を包んでのお色気アピールも忘れません。そのスタイルの良さは超絶的で、今回、AKB48時代にビジュアル担当だった篠田麻里子がゲスト出演しましたが、まったく比べ物にならない。篠田はセリフも少なく、菜々緒の引き立て役としてオファーされたのかと勘繰ってしまいました。

 そんな眞子は、どうやら共亜火災への復讐を企て潜入したようで、まだまだミステリアスな部分が多い。菜々緒のキャラづくりにも注目しつつ、次週からの展開を楽しみに待ちたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

『Missデビル』社長を殺そうとした新入社員を放し飼い&人質事件発生で社内は無法地帯化……

 9頭身のスーパースタイルを誇る菜々緒が、“悪魔”と称される冷徹な人事コンサルタント役を演じるドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)の第5話が12日に放送され、平均視聴率7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.4ポイントアップとなりました。

(前回までのレビューはこちらから)

 その前回ラスト、共亜火災保険の新入社員・南雲陽一(前田航基)が、社長の大沢友晴(船越英一郎)をナイフで襲う、という事件が発生。その背景には、南雲が幼少期、父親が営む工場が全焼した際に共亜火災から保険金が下りず、その結果として倒産に至った経緯があることが発覚します。

 そして、その時の調査担当者が大沢だった。つまり南雲は、大沢を逆恨みし、復讐するために入社したのです。

 会社側は再調査を行うのですが、やはり共亜火災には非がなかったことが判明。しかし、社のイメージダウンを考慮し、南雲には何も処分を与えず雇用継続することを決定。これに対して南雲は、このまま会社に留まっていいものなのかどうか悩んでしまうのです。

 一方、人材活用ラボに所属する斉藤博史(Sexy Zone・佐藤勝利)は、上司の椿眞子(菜々緒)から、審査部で新人研修を受けつつ、同部部長・瀬登広幸(小林隆)をリストラする理由を探ってくるよう言い渡されます。

 しかし、瀬登は温厚な性格で部下からの信頼が篤く、仕事も人一倍こなす。リストラする理由なんて見当たりません。それに加えて博史は、南雲のことが気になって仕事に集中できないのです。

 それを見かねた眞子は、瀬登と博史を召集。瀬戸が暴力団と接触し、不正な取引をしていた証拠写真を突きつけ、「あなたにはこの会社を辞める権利があります」と、自主退職を迫ります。

 追い詰められた瀬登は逆上し、博史にナイフを突きつけて人質にとってしまうのですが、眞子はいたって冷静。瀬登にペンを投げつけ、ひるんだところへすかさずハイキックをお見舞いし、一件落着してしまいます。

 命の危険にさらされたものの、気の良い博史は、瀬登が退職後にどうしているか気になり、家を訪れます。すると意外にも、瀬登は晴れやかな表情。実は狭心症を患い、働き続けていれば命が危なかったこと、会社から離れたことで「狭い場所ばかり見てた」ことに気づいたというのです。

 瀬登の姿に触発された博史は、その足で南雲のもとへ。そして、「あなたにはこの会社を辞める権利があります」と、眞子の真似をして退社を促し、南雲がこれを呑んだところで今回は終了となりました。

 さて感想。前回ラスト、それまで陽気なキャラクターとして登場していた南雲が、突如として殺人未遂を犯すという雑な展開を迎えましたが、今回も粗だらけで酷かったです。いくら社のイメージを損ないたくないとはいえ、南雲に対して何のお咎めもなしなんてあり得ません。大沢からしてみれば、自分の命を狙う殺し屋を放し飼いにするようなものなんですよ。

 で、会社のこの決定に対して南雲は、「飼い殺しもいいとこだよ。未来ゼロ」と頭を抱えるのですが、社長室でナイフを振り回す狂気を演じた人間が何をほざくのかと唖然としてしまいました。すべて覚悟の上で襲ったんじゃなかったんですかね。未来を憂う資格なんてないと思うのですが。そもそも、復讐するだけのために、わざわざ入社する必要があったのでしょうか。

 南雲事件だけでも衝撃的でしたが、今回はさらに意味不明な展開が上乗せされました。瀬登による博史人質事件です。

 まず疑問だったのが、瀬登いわく「ずいぶん前」に起こした暴力団との不正取り引きの証拠写真を、共亜火災につい最近雇われたばかりの眞子が持っていた点。さらに、眞子がこの証拠を突きつけ、瀬登に退職を迫った時の、「やめてください。ひどいじゃないですか」という、眞子に向けた博史のセリフもワケがわかりませんでした。

 博史としては、仕事人間の瀬登から生き甲斐を奪わないで欲しい、という意味で放った一言だったようですが、すでに瀬登が不正を犯したことを認めた後でのこのセリフは明らかにおかしい。

 さらに滑稽だったのは、博史が人質にとられてからの瀬登と眞子のセリフの応酬。「俺から仕事を奪わないでくれよ」と訴えた瀬登に対して眞子は、「ダメに決まってます」と、冷静沈着に答えたんですね。

 すると瀬登は泣きそうになりながら、「悪魔!」と吐き捨てたのですが、これがまるで、デパートで子供が玩具をねだり、「余計なものは買いません」「ケチ!」とやり合う親子のような雰囲気だったため、緊迫したシーンのはずがコントのようになってしまっていました。

 殺人未遂が立て続けに2件起こり、社内は無法地帯化。このドラマは一体、どこへ向かうのでしょうか。強引に軌道修正してくるのか、あるいはさらにとんでもない展開が待ち受けているのか。怖いもの見たさで、次回を待ちたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

『Missデビル』菜々緒のお仕置きハイキックのマンネリ化&衝撃の“クソ展開”で、視聴率下落は必至か?

「悪女を演じたら右に出るものはいない」といわれる菜々緒が、“悪魔”と称される冷徹な人事コンサルタント役を演じるドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)の第4話が5日に放送され、平均視聴率6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から2.0ポイントの大幅ダウンとなってしまいました。

(前回までのレビューはこちらから)

 前回までは、リストラ候補探しのため各部署で新人研修を行っていた斉藤博史(Sexy Zone・佐藤勝利)ですが、今回、椿眞子(菜々緒)から命じられたミッションは、総務部にいる中山花憐(筧美和子)という女性と恋に落ちろ、というものでした。

 ワケのわからない指令に戸惑いつつ総務部に向かった博史は、花憐がぶりっ子キャラのため部内でかなり浮いていることに気づきます。花憐のことを白い目で見ている女性社員の中には、博史がほのかに恋心を寄せる同期の藤堂真冬(白石聖)もいるため、何となく居心地の悪さも感じるのです。

 肝心のミッションはというと、博史は花憐から「かわいい」と言われ、気に入られるのですが、どうやら花憐には“Kちゃん”なる本命の彼氏がいる様子。そしてある日、花憐と総務部の課長・梨木(水橋研二)が一緒に退社する姿を目撃し、Kちゃん=課長のKなのではないかと推測して尾行を開始します。

 しかし、梨木が向かった先はおかまバー。いつの間にか花憐は姿を消し、博史は女装した梨木たちにかわいがられて身動きが取れなくなってしまいます。

 それと同じ頃、人事部長の伊東千紘(木村佳乃)が眞子を尾行。実は共亜火災保険ではここ最近、社内の極秘情報がライバル会社のユニオンセイフティ社にリークされていることが発覚。眞子がニューヨークで働いていた頃、そのユニオンセイフティ社と接点があったため、産業スパイなのではないかと調査に乗り出したのです。

 そして千紘は、ホテルで眞子が大物投資家と接触する姿を目撃。クロと判断して詰め寄るのですが、眞子は悪びれた様子もなく、「ついて来い」とばかりにホテルから出て歩き始めます。

 眞子が向かった先には、ベンチに並んで腰掛け夜景を楽しむ花憐と、営業企画部の“かっちゃん”こと高木繁克の姿が。Kちゃんとは、高木のことだったのです。そして、千紘が追う産業スパイも、この高木。眞子は、ユニオンセイフティ社から「かっちゃん」名義へ送金された証拠をつきつけ、懲戒解雇を言い渡します。

 これに逆上した高木が襲いかかってきたところをカウンターのお仕置きハイキックでノックアウト。お決まりのパターンに飽き飽きして、ここで筆者は睡魔に襲われ始めました。正確にいえば前半部分から退屈で仕方なかったです。

 今回、眞子が博史に言い渡したミッションの意図もイマイチよくわからない。眞子は、送金記録を入手した時点では、かっちゃんが高木とは気づいていなかったはず。だとするならば、高木と花憐の関係も浮かび上がってはこない。それなのになぜ、博史を花憐に近づけたのか……。

 そんなモヤモヤを抱きつつ、ぼんやりと画面を見ていたら、衝撃の結末が訪れました。博史の同期・南雲陽一(前田航基)が、社長の大沢友晴(船越英一郎)をナイフで襲うという暴挙に出たのです!

 今回が初見だという方に説明しますと、この南雲君、第1話冒頭の入社式では陽気なキャラクターとして登場。男女の仲良しグループを描いた青春ドラマに必ずいるような、ぽっちゃり系の3枚目キャラなんですね。

 けれどその初回、眞子による地獄の新人研修を苦にして、飛び降り自殺を図ったんです。幸い、木がクッションになり一命を取り留め、すぐに復帰。営業部に配属されることになったのですが、何事もなかったかのようにまた陽キャラに戻った時は驚きました。

 そして今回、保険の新商品をプレゼンするため、大沢と2人きりになった途端、鼻息荒くなり様子が豹変。どうやら南雲君、大沢に何らかの復讐心を抱いて入社したらしく、ナイフを取り出すと、「怖気づくな」と自分を奮い立たせてから大沢に襲い掛かったのですが、前田航基の演技がうまいだけにメチャクチャ怖い。

 結局、大沢の手を軽く切りつけたところで、駆け付けた眞子にハイキックを食らい殺人未遂に終わったのですが、もう南雲のキャラクターがワケわからない。多重人格を疑いたくなるぐらいです。ストーリーに意外な展開をもたらそうと必死なあまり、南雲を都合よく動かしすぎではないでしょうか。あまりにムチャクチャなクソ展開に、すっかり目が覚めてしまいました。

 次回、南雲が大沢を襲った動機が明かされると思うのですが、納得いくものなのでしょうか。どうも、行き当たりばったりで用意したシーンにしか思えません。このままだと視聴率下落が続いてしまいそうですが、とりあえず次週の放送を待ちたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

『Missデビル』の狙いは『ドクターX』路線? 菜々緒のお仕置きハイキック、今週も炸裂!

 9頭身を誇る絶世の美女・菜々緒が、“悪魔”と称される冷徹な人事コンサルタント役を演じるドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)の第3話が28日に放送され、平均視聴率8.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.7ポイントアップとなりました。

前回までのレビューはこちらから

 共亜火災保険の人材活用ラボという部署に所属された新入社員・斉藤博史(Sexy Zone・佐藤勝利)は、上司の椿眞子(菜々緒)に命じられ、前回から対外的には新人研修というカタチで、リストラ候補探しのため各部署を回ることに。今回は、損害サービス部の“お荷物”を探すよう指令を受けます。

 同部署では、部長の尾上(おかやまはじめ)が音頭を取り、働き方改革を推進中なのですが、尾上は口先ばかりでロクにスケジュール調整をせず、仕事は部下に丸投げ状態。また、若手社員の吉田(前田公輝)は、パワハラで訴えるとほのめかし、上司からの命令をはねつける。その結果、中間管理職である課長の簑島(金子貴俊)が割を食い、大幅な残業を強いられてしまっているのです。

 このままでは簑島がつぶれてしまう。危機感を募らせた博史は、楽な仕事ばかりを選ぶ吉田をリストラ候補に挙げ、眞子に訴えます。

 しかし眞子は、このリストラ案を却下。簑島に同情を寄せるあまり、吉田を色眼鏡で見ていると指摘するのです。

 もしやと簑島の自殺を懸念した博史は、退社後、簑島を尾行することに。すると案の定、簑島は歩道橋の上で立ち止まり、今にも飛び降りそうな気配。博史は慌てて止めようとするのですが、その時ちょうど、吉田がすぐ近くを通りかかります。

 実は簑島は、吉田を襲うために待ち伏せていたのです。吉田の背後から近づき、ナイフを振りかざす。と、そこへ、眞子の美脚が画面外から現れ、簑島の襲撃を阻止。突然の登場に驚く吉田と博史をヨソに、眞子は簑島にハイキックを食らわせ、ノックアウトしてしまいます。

 眞子と博史はそのまま、簑島を人材活用ラボへ連行。そこで眞子は、簑島が営業部に所属していた当時、成績を上げるために契約書を不正に書き換えていたことを指摘し、退職を迫ります。

 その一方で眞子は、吉田へのお仕置きも忘れません。吉田がSNSの裏アカウントを用いて書き込んでいる、会社への誹謗中傷メッセージや経費のチョロまかし暴露投稿を、社内中のパソコンに一斉配信してしまうのです。

 その後の顛末は明かされませんでしたが、恐らく何らかの懲罰は下されたことでしょう。一方、簑島はというと、以前から夢だった料理の世界へ飛び込み、苦労しつつも充実した日々を送る結果オーライな幕引きとなりました。

 さて感想ですが、精神的に追い詰められた社員に退職を迫り、明らかに言動に問題のある社員を眞子が裏で成敗、という展開は、前回とまったく同じでした。

 その前回からなんとなく、このドラマが目指しているのは、米倉涼子・主演の大ヒットシリーズ『ドクターX』(テレビ朝日系)路線なのではないかと思っていたのですが、今回の放送でますますそう感じるようになりました。

『ドクターX』で米倉が演じるのは、海外で豊富な経験を積んだフリーランスの天才外科医・大門未知子役。毎回、抜群のスタイルを見せびらかすようなミニスカート&ハイヒール姿で登場し、自分の利害のみを優先する大学病院の教授たちと対立しては、正義のメスでぎゃふんといわせるという水戸黄門的な勧善懲悪ストーリーに終始するんですね。

 一方の眞子も、アメリカで輝かしいキャリアを積んだフリーの人事コンサルタントという設定で、毎回セクシーな衣装で登場。悪を成敗するのがオチという点も似通っています。

 また、眞子は誰かに反論された際、「おだまり!」と吠えるのが口癖になっていますが、これは未知子が意に沿わない仕事を押し付けられた時の「いたしません」や、困難なオペに対しての「私、失敗しないので」などのように、我の強いキャラクターを表す決めセリフとして定着させたい、という脚本家の意図が薄っすら感じられます。

 さらに付け加えると、大学病院の院長役として出演し、未知子と口論を繰り広げる西田敏行が、『Missデビル』では共亜火災保険の会長として登場。眞子とは対立しているわけではありませんが、会長室で向き合うサマは、院長室で未知子と対峙するシーンを彷彿とさせるのです。

 ただ、眞子以外のキャラが弱いため、魑魅魍魎が巣くう大学病院内部を描いた『ドクターX』にはとても敵わない。佐藤勝利の演技がダイコンなだけに、新人研修で各部署を渡り歩く流れにも見応えがありません。

 しかし今回、眞子が何らかの復讐心を抱き、共亜火災保険に潜り込んだことをほのめかす場面があったため、その背景次第では今後、面白い展開になっていくかもしれません。平均視聴率20%を超えるようなモンスタードラマになることを期待しつつ、次回を楽しみにしたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

『モンテ・クリスト』『Missデビル』……GW中に一気見したい、ジャニタレ出演ドラマはコレだ!

 嵐・二宮和也主演のドラマ『ブラックペアン』、King&Prince平野紫耀出演『花のち晴れ~花男 Next Season~』(いずれもTBS系)など、今期もジャニーズアイドルが出演する話題のドラマがめじろ押しだ。ジャニーズアイドルが出演している作品は気になるが、そのすべてを網羅するのはなかなか難しい……。そんな人のために、ゴールデンウィーク中に一気見したいジャニーズアイドル出演ドラマを3作ピックアップし、誰がどんな役を演じているか、また今後の見どころなどを徹底解説! お気に入りの作品を見つけて、今期もジャニーズアイドル出演作を盛り上げよう!

■関ジャニ∞大倉忠義出演 『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』(フジテレビ系)

 フランスの作家であるアレクサンドル・デュマ・ペールの『モンテ・クリスト伯』を原作にした、“復讐”がテーマの本作。大倉演じる南条幸男は、主人公の柴門暖(ディーン・フジオカ)の婚約者だった目黒すみれ(山本美月)に横恋慕し、その嫉妬から柴門を無実の罪に陥れる男。柴門の最大の復讐の標的となる、“最重要人物”である。

 売れない役者である南条は、愛する女性や仕事の出世を手にした柴門に対し醜い憎悪の念を抱いているのだが、大倉はそんな野心に満ち溢れた泥臭い役どころを熱演。柴門に従順なふりをしながら、腹の中にドス黒い感情を持つ南条の恐るべき二面性を、表情豊かに演じて役柄に説得力を持たせている。

 そんな大倉の演技に、ネット上では「大倉忠義の役が最高すぎる。こういうクズっていうか、性格が悪い役をずっとやってほしかった」「顔がキレイだから悪い男の役が似合うのよね~!」と、大倉の“ヒール役”にハマる人が回を追うごとに増えている。5月3日に放送される第3話では、「モンテ・クリスト・真海」と改名し世界屈指の投資家となった柴門が、すみれと南条の娘・南条明日花(鎌田恵怜奈)に接近。一方、南条も有名な俳優となり、すみれも著名な料理研究家になる、といった展開に。ここから一体どんな“復讐”が待ち受けているのか目が離せない。

■Sexy Zone佐藤勝利出演 『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)

 菜々緒演じる型破りな人事コンサルタント・椿眞子が会社の闇を暴き出す、「オフィス・エンターテインメント」がテーマのオリジナルストーリー。佐藤が演じるのは、老舗の損害保険会社「共亜火災保険」の新入社員・斉藤博史。家族に愛されて育った心優しい青年だが、椿に気に入られたことで、彼女が室長を務める「人材活用ラボ」に配属される。斉藤は各話ごとに営業部や損害サービス部、総務部などさまざまな部署に出向き、「秘密裏でリストラ要員を選ぶ」という非常につらい仕事を任され、右往左往してしまう。

 椿の無茶苦茶な指示に時に恐怖を覚え、反発しながらも、任務を懸命にこなす斉藤。“新入社員”という役どころをフレッシュに演じている佐藤の好演には、共演の俳優・和田正人も自身のTwitterで「佐藤勝利のコミカルさが回を増すごとにパワーアップしとる。くそー! 勝利ぃ~負けへんぞー!!」とコメントするほどだ。そんな姿にファンも「とにかく菜々緒さんにこき使われる勝利くんがかわいくてヤバイ!」「年齢的にもハマり役だし、なにより勝利くんの演技がすごくいい!」と引きこまれているようだ。

 5月5日放送の第4話では、以前よりファンの間で話題になっていた佐藤の“かわいすぎる女装”が披露されると、ドラマ公式インスタグラムにて告知されている。写真には「博史の双子の妹登場!?」とのコメントが添えられているのだが、一体どんな形で佐藤の女装姿が登場するのだろうか。

■ジャニーズJr.内ユニット「Travis Japan」宮近海斗出演 『特捜9』(テレビ朝日系)

 今期放送のドラマの中でトップの視聴率を誇る『特捜9』で宮近が演じるのは、新人鑑識課員の佐久間朗。寺尾聰や吹越満らベテラン俳優に囲まれる中、フレッシュな魅力を放っている。第1話の登場シーンでは、羽田美智子演じる“特捜9”の紅一点・小宮山志保に「イケメンくん」と呼びかけられ、さわやかな笑顔で自己紹介する場面が話題を呼んでいた。さらに第2話では、特捜班の部屋に行って指紋採取の結果を報告、第3話では“特捜9”メンバーの依頼で粉々に壊れた建築模型の復元を成功させ真相究明に貢献するなど、重要な場面で出番を増やしている印象だ。

 同作は宮近の大先輩であるV6井ノ原快彦が主演しているが、現場では良好な関係を築いているよう。宮近は雑誌のインタビューなどで、井ノ原から「お茶、飲む?」などと話しかけてもらったことを、うれしそうに報告していた。大御所俳優が多い現場の中で、井ノ原の協力を得ながら撮影に臨んでいる宮近の様子が伝わってくるエピソードだ。ドラマ本編で2人の仲のいい掛け合いが見られるかも、注目ポイントのひとつといえるだろう。

 人気ドラマシリーズへのレギュラー出演を喜ぶファンは多く、「毎回ちょこちょこ出てくれるし、役が印象的だからお茶の間にファンが増えそうでうれしい!」「宮近くんが『特捜9』に出る日が来るなんて! 爪あと残せるといいな~」と、今後の活躍への期待も寄せられている。また、宮近は『花のち晴れ~花男 Next Season~』の第1・2話にも出演しており、今期は2本のドラマでその活躍が見られた。Jr.の中でも今後“役者”として成長していく可能性を秘めている宮近に期待したい。