「ジモティー」「メルカリ」を使いこなす! 収納家具は買わずに0円ゲットで“汚部屋”一掃

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋”を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩004-05】青春時代のCDや手放せない(Kさん・37歳)

今週もまた、Kさんの詰め込み型・汚部屋ビフォーアフターです。今回は、リビングルームに溜まった“コスメ”と“テレビ下収納”を片付けます。第1回でKさんの家庭・経済事情を紹介したように、お金をかけずに変えていきます!

 真っ赤なソファー脇に直置きした、美容品の山! カゴにざっくり放り込んでいるので、モノをどかせばホコリが広がります。「この隙間(20cm)にちょうどよい収納がわからず、ついこのままで……。使いにくく、気分も下がります」とKさん。ただし、収納家具を購入する予算はないので、フリマアプリ“ジモティー”を活用して探すことにしました。

ジモティーで、ぴったりの収納家具を0円ゲット!

 地元の「欲しい人と捨てたい人」をつなげるフリマアプリ“ジモティー”を使って、ソファー脇の隙間収納にぴったりの家具を探しました。無料で手に入る“ジモティー”は、匿名でのメール交換で成立する無料サービス。Kさんの場合、車を出してくれる友人がいるため住んでいるエリアに限定せず広範囲で探すことができました。

 ジモティーのメリットは無料でモノがもらえることですが、一方で汚れがついた状態のことも多く、特に、化粧板製の家具には、手垢やホコリの黒ずみが付着していることも……。そんな時は、メラニンスポンジに重曹入り歯磨き粉を付けてこすり洗いをしてみてください。最後にアルコール除菌水で拭き上げると、中古感も弱まり気分良く使えます。もちろん、自分が渡す側になる場合は、掃除済・欠点カ所などを記すと気持ち良い取り引きができます。

 これまでクライアントも、捨てるモノ(粗大ごみ)に予算をかけられない場合は“ジモティー”を利用して処分しています。もちろん、状態が良く使えるモノに限るのはお約束です。とはいえ、後味の悪い相手に出会うリスクもしばしば……。トラブルを回避するポイントは、メールのやりとりを丁寧に交わせる相手か見極めること!

朝の身支度&ビューティケアを使いやすく収納!

 片付け中に出てきた空き箱や保存容器を使って、小物を立てて収めました。引き出しは、上から見渡せると◎です。もちろん、モノを収納する前の「ぜんぶ出し」と「断捨離」も済みです。例えば、ミニタオルは50枚ありましたが、元の数よりだいぶ減らせました。

 アジアンテイストのテレビ台も、友人から譲ってもらったモノだそう。通気性の良い造りですが、隙間からホコリが侵入します。テレビ台の裏側を覗くと、ホコリがどっさりと溜まっていました。一見キレイだから、見落とすのかも!?

テレビ台が重すぎて動かせない!〜通気性が悪い裏側〜

 テレビ台の床はもちろん、家具の溝までホコリがどっさり!筆者的には見慣れた光景ですが、やはり何かが住み憑きそうな気がしてなりません。家具の裏側も定期的にお掃除できるようにすると、風向きの良い家になります。裏側を気にかける習慣が、家具や家の寿命を延ばします。もちろん、心と体の健康も!

 写真は、テレビ下の引き出しの中身! ぎっしりとDVD、CD、MDが詰まっていました。思い出の手紙や、捨て時を見失った書類も山積みです。テレビ台が重く、引き出しが開けづらい理由はコレでした。まるで、時間が止まっています……。

中古CDを手放して“片付け予算”を作ろう!

 Kさんとの作業中には、BGMをかけていただくようにお願いしました。でも、迷わずスマホから音楽が流すKさん。テレビ下のCDとDVDの山は、90年代にヒットした曲が多く使用頻度も低そうです。とはいえ、音楽と思い出はクロスするため、なかなか捨てにくいモノの一つ。ですが、「中古市場に出して片付けのボックス代にしませんか?」、そう提案させていただきました。高値が付く品はメルカリへ、そうでない品はブックオフへ持っていきました。

 もう振返らない過去を手放した金額は、約5,000円です!

 もう聞かない音楽と観ない映像を手放して、本当に大切なモノだけを残しました。でもこれがゴールではありません。時は変わり、音楽や映像の楽しみ方も変わります。これをスタートに1年以上も手にしていないモノとは、定期的に見直す習慣を持ちましょう。そうでないと、集めたい衝動に駆られ所有欲だけ膨らみます。もっと身軽に、持っているモノを生かしましょう!

[まとめ]
モノよりコトにお金をかける世代が増えたことで、モノの処分に使えるフリマアプリもたくさん出ています。時間や手間はかかりますが、使えるから捨てられない、予算を抑えたい、捻出したいという方には手放しやすくなる方法のひとつです。うまく活用して、回転率の良い生活を取り入れてください。

――次週は、7月1日(月)に更新!

<プロフィール>
伊藤まき(ito maki)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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買ってはいけない! やってはいけない! キッチンが臭くなるNG収納と対策法5つ

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋”を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩004-04】モノが多い家ほど“あるある”NGの宝庫(Kさん・37歳)

 前回では、キッチンに眠っていた不要なモノを手放しました。今回は、必要なモノを戸棚に戻す作業です。収納時に心がけたい「5つのポイント」を交えながら、ビフォーアフター写真でご紹介します。

 ほぼ3食自炊するというKさん。このキッチンは毎日使う場所なので、「5つのポイント」を取り入れながら、快適なキッチンへと変えていきます。

すべての「調理道具」が見渡せる、コンロ下収納へ!

 以前のコンロ下には、冷蔵庫脇のラックに入りきれなかった食品ストックなどが詰め込んでありました。そのため、鍋やフライパンはコンロ上に出しっぱなしに……。この状態でも、奥のモノが謎ですし、手前のモノをどかす手間が想像できます。これでは、ストレスを感じますね……。

 コンロ下には、調理道具(鍋、ボウル、ザル)を置きました。モノの住所を作り、奥のモノの存在を「見える化」することがポイントです。まだ少し多いかなと思うところですが、この戸棚に入る量を適量として収めました。

 以前のシンク下には、多数のお皿と保存容器がありました。KさんのA型らしさが感じる丁寧な重ね盛り芸です。でも、目的のモノを手にするまでのストレスが想像できます。排水口も近く、プラスチック容器の臭い移りも心配……。

 左側の上段と下段に分けて、食器類の住所を作りました。手前には普段使いを、奥には来客用を収めます。右側はデッドスペースのため、梅酒と洗剤ストックを置きました。背の高いモノを奥にすれば、「見える化」収納になります。

 以前のシンク下は、調味料が詰め放題! 排水口の周りは湿気が多いので、粉モノ、乾物類を置くのは基本NGです。乾物や食品ストックは調味料ワゴンへ収めて、粉モノは冷蔵庫に入れました。

 古い寸胴型の排水口は、臭い移りや湿気が出やすいといわれています。寝室にあった引き出しケースを移動して、問題をブロックしました。調理ツールは、1カ所にまとめがちですが「1軍」とその他に分けると出し入れが楽になります。

 以前の引き出しの中は、写真のようにゴッチャリ! 実はこれ、モノが多い家ほど“あるある”な入れ方です。このままでは、モノを掘るように探さなければなりません。それに、ゴミクズが溜まりやすく不衛生になりがちです。

 カトラリーケースは、一対型を選んではいけません! 住み替えをしたときに、融通が効かず、汚れが溜まりやすい欠点があります。シンプルなトレーケースなら、仕切りがある、組み合わせができる、洗える、違う場所にも使えるなどのメリットばかり。いずれも、100均で揃えることができるので4個用意しました。衛生的にもパワーアップして、キレイをキープする心も芽生えます。

 以前の、シンク上の上戸棚(シンク側)です。滅多に使わないモノと、隙間に詰め込んだラップ類があります。中には、存在さえ忘れていたモノもありました。すべてのモノを取り出すとき、奥のモノが落下してくる危険ゾーンでした。

 使用頻度の低い、ワイングラス、おちょこ、季節のモノ(ガスコンロ、お茶ボトル)、調理家電(トースター、たこ焼き器)などを「見える化」収納に改善。箱を重ねる時は、重たいモノを下にして2つまでとします。軽めのモノなら、3段目に置いても可です。これで、落下の危険も防止できました。

 以前の、シンク上の上戸棚(コンロ側)です。一般的には、ハンドル付きの収納ボックスをオススメされますが、ムダな隙間があると写真のような状態になります。しかも収納力が少ないため、高さのある収納棚ではもったいない! 筆者的には、空間を使い切るファイルボックスをオススメします。

 上戸棚の下段は、とても出し入れがしやすい場所です。手が届く人に限っては、かがむより手を伸ばすほうが楽です。高さをフル利用できるファイルボックス(100均のモノ)を5個用意して、1グループ1ボックスに収めます。たくさん持っていたラップ類も、今使う量だけにしました。同じグループでも、今使うモノ(1軍)とストック(2軍)に分けると、出し入れが1度で済みます。ちなみに、上戸棚に使用頻度の高いモノを置く時は、軽いモノが鉄則です。

[まとめ]
モノの置き方ひとつで、キッチンの快適さが変わります。よく使う場所だからこそ、ヘビロテするモノだけを置くようにしましょう。同じグループでも、1軍、2軍と使用頻度を分けて収納すると出し入れが簡単になります。キッチンが使いにくいと感じたら、収納を見直すチャンスです!

――次週は、6月24日(月)に更新!

<プロフィール>
伊藤まき(ito maki)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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“汚キッチン”を片付ける5つのポイント! 皿、保存容器や鍋の「要不要」はコレで見極める

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋”を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩004-03】黄ばんだ保存容器が捨てられない(Kさん・37歳)

 前回に引き続き、Kさんの部屋を片付けていきます。いざ片付けようと思っても、ドコから手を付けるべきか迷いますよね? そんな時は、「モノ別」か「場所別」に進めます。

 クローゼットやキッチンのように、毎日使うモノが多い場所ほどスムーズな判断ができます。また、足の踏み場もない家なら、押入れから始めるのもオススメです。そして同じグループのモノを「ぜんぶ出し」して「モノ別」に分けてから「選別」します。

 Kさんのように、整理収納アドバイザーに依頼した場合は「ドコから始めるか」もわかるし「選別」の作業に迷っても答えのヒントが見えます。ですが、1人の作業では、「手放すジャッジ」に迷いが出て手が止まります。それで、片付けられないと諦めてしまうわけです。

「手放すジャッジ」に迷ったら、どうすれば良いの?

 片付けの基本は、1年以上使っていないモノなど「使用頻度」での見極めです。まだ使えるモノや高かったモノ、贈りモノなどの「手放せない壁」にぶつかった時は、世界的な片付けコンサルタント・近藤麻理恵さんの片付けメソッド「ときめき」で考えるとわかりやすいと思います。モノを手に取りときめいたモノを残し、そうでないモノは保留または感謝をして手放すといった方法です。

 とはいえ、「胸キュン」「ときめき」「モノと会話する」などの感性にピンと来ないクール女子も多いはず。まったく謎! という読者には、明暗の法則で検討してみてはいかがでしょうか? モノと向き合うと必ず、ポジティブ(明)とネガティブ(暗)の感情が言葉に出ます。作業中に迷いが出たら、ポジティブな気持ちの宿るモノだけを家に残すことをオススメします。明るいモノだけに囲まれた暮らしは、驚くほど良い効果をもたらしてくれます。

 では実践です! Kさんのキッチンから、多すぎるモノを手放します。

 

 約60コの保存容器が集まりました。まずは、Kさんが不要だと判断できるモノから処分。使いにくいサラダボックス、何かに使えるかもと持っていたジャムビンなどが選ばれました。次に多すぎる量のモノを減らして適量を目指します。それでもKさん「まだ使えるモノ」を手放すのは抵抗がありました。

★保存容器の選び方

保存容器の選別に迷ったなら、「重ねられるタイプ」をオススメします。サイズは、大と小の2サイズのみでOKです。小さなキッチンでも、重ねてコンパクトに収納できます。次に、カレーなどによる保存容器の色うつり、電子レンジによる劣化、場所だけを取るカタチのモノは、ネガティブなので手放していきます。この先は、フリーザーパックで代用すれば収納にもゆとりが出ます。

消耗品のストックも、「無くても困らないモノ」から減らす!

 こちらも「いつか使えるから」と買い溜めたストック品がごっそり。 なかには、無料の粗品など自分で選んでいないモノ(ネガティブ)も含まれていました。1度使ったきりのクッキング用ペーパーやアク取りシートなども、捨てにくいモノのひとつです。目安としては、代用が利くモノ、必要なときに100均で揃えられるモノは「なくても困らないモノ」です。

★消耗品ストックの選び方

必要なときに100均で揃えられるモノ、代用が利くモノ(アク取りシートはアルミホイルでもOK)を減らしました。次に、グループ別に分けて収納ボックスに入る「制限量」を持ちます。溢れたモノは、ストックボックスを用意してほかの消耗品と一緒にまとめて別の場所へ置きました。

 調理道具の多くは、使っていなくても「まだ使えるモノ」なので手放しにくいモノです。まずは、使いやすいモノと使にいくいモノ(ネガティブ)に分けてもらいました。次に、同じ役割とサイズのモノ(琺瑯とテフロン加工の両手鍋)は、使いやすい方を選んでもらいます。どうしても決められないときは、保留ボックスへ入れて置き場所を変えます。1年以上、箱から出さなければ手放す決意が強まります。

★調理道具の選び方

狭いキッチンなら、入れ子式の調理道具がオススメです。ほかに、ひとつで何役も叶う深型フライパン(例えば、レミパン)のような万能タイプを選ぶのもポイントです。卵焼き器やサラダスピナーなど、使用頻度も低くひとつの目的でしか使わないモノは他で代用ができるかを考えていきます。

お皿も使いやすいモノを優先に選びます。2枚買ったのに1枚しかないお皿、重ならない形状のお皿、プリントが禿げたお皿(ネガティブ)も手放しました。和風のデザインが多かったので、半端なモノを手放すことができました。

★お皿の選び方

洋服と同じで、テーブルコーデしやすいデザインを選ぶと食卓もハッピーになります。形状が複雑(四角、仕切り付きなど)なデザインよりプレーンなほうが使いまわしもできます。全てのお皿を並べるとテイストが把握できて、どのお皿が“浮く”のかも一目瞭然に!

同じ役割のモノは「1軍」に絞る!

 6個あった栓抜きは1つに。3個のシャモジも1つに。使わないコースターは4枚に厳選など、同じモノを集めて1個〜定数に絞ります。お箸も組み合わせを確認して、劣化したモノ(ネガティブ)を処分。いつか使えるかもと増えたプラスチック類も手放したい対象です。

★カトラリー類の選び方

同じ役割を持つモノは、「使いやすいモノ」が見極めポイントです。無料の箸やスプーンの保管は、適量を決めて残しても可ですが、なるべくなら手放します。また引き出しに入りきれない、来客用やストック類は他の箱へまとめるのも◎。調理時の出し入れがよりスムーズになります。

[まとめ]
どんなに小さなモノでも、モノに対する気持ちを丁寧に考えることが大切です。家中のモノを減らすことができたとき、自分の思い込みや見栄、執着心などの感情も手放すことができます。

――次週は、6月17日(月)に更新!

<プロフィール>
伊藤まき(ito maki)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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☆☆☆収納のお悩み[何歳でもOK!お住まいどこでもOK!]大募集!☆☆☆

片付けのちょっとした“お悩み”に、収納ライターの伊藤まきさんが、目からウロコの解決方法を提案します! アナタの部屋の「困っている場所」の写真を撮って「お悩み詳細」のコメントを添えて、下記よりご応募ください。

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やってはいけない「オシャレ収納」! キッチンが“黒カビ”パラダイスになるNG例

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋”を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩004-03】キッチンのおしゃれ収納が裏目に(Kさん・37歳)

 前回に引き続き、Kさんのキッチンを片付けていきますす。今回も、目に届かない“裏側”を一掃して「汚れにくいキッチン」へと改善していきます。

 部屋をスッキリしたい! と思ったら、片付けだけでは終われません。生活がしやすくて、居心地の良い空間にするには掃除が必要です。Kさんのキッチンを見渡すと、掃除をちゃんとしていると感じました。写真からも、見える範囲は問題ナシですが、扉を開ければモノが窮屈そうに詰め込まれています。また、コンロや調味料の“裏側”を覗くと、知りたくない現実が潜んでいました……。

汚れの巣窟! 「やってはいけない」ディスプレイ収納

 キッチンシンクやコンロ周りに、頻繁に使う調味料や調理ツールを置くのはとても便利です。使いたい道具をワンアクションで出し入れできて、狭いキッチンでも収納力を確保できます。でもちょっと待って! このディスプレイ収納は、「定期的なお手入れ」ができて「大きなキッチン」を持つ人だけに限る収納法です。すべての道具を丁寧に扱う習慣がないと、油とホコリでベッタベタになります。また、ひとつ置くと雪だるま式に増えるのも要注意です。

 シンク上にあるモノを撤去すると、写真のように“黒カビ”が繁殖していました。Kさんのお部屋は、湿気がこもりやすく築年数も古いため入居当時からほぼこの状態に近かったそう。とはいえ、この空間で深呼吸をするのはためらいます。油で汚れたタイルを中性洗剤で洗ってから、片栗粉+塩素系漂白剤でカビ取りパックをしました。

掃除が苦手な人ほど、「直置き禁止」で楽になる!

 シンク上に並べた調味料は、可動式のワゴンに移動して「直置き禁止」にしました。モノの直置きが多いほど、どかしながら掃除をする手間が増えます。しかも、ホコリをかぶったまま油で固着されるので頑固な汚れと化します。掃除が苦手なら、「直置き」を避けるに限ります。

 [Before]で使っていた小物入れも、塩素系漂白剤に漬け置き除菌しました。スポンジやタワシは「空中収納」にすることで、水切れも良くなります。水回りに水滴を残さないように、サッと空拭きできる作業台が理想です。最終的に、空間が広いほど掃除をする回数と手間が激減します。

 「ガスコンロは、入居前からコレでした。汚れが落としにくかったので、10年分の焦げが溜まっています」とKさん。わかっていたけど、現実に向き合えない……。コンロの五徳はもちろん、ガス栓やタイルまで油がギットリとこびりついていました。ここまで増えると、やる気が失われるのは当然です。

 でも、片付けは「再起動」のような人生イベントです。この先のストレスを無くしてスッキリするために、どうか1日だけ気合を入れて挑みましょう。

ガスコンロ下は、恐怖の黒焦げ現場に!?

 恐る恐る、コンロを持ち上げると!? 真っ黒な焦げ跡、青カビ、白カビ、謎の残骸が蓄積されていました。Kさんに限らず、賃貸物件に住む人は「そこまで掃除する必要がない」と考えます。とはいえ、この状態では、座敷わらしも真っ青です。家の空気の流れは、健康面でも大切なので一掃します!

 ガスコンロ周りは、タイルとステンレスなので特別な洗剤を用意する必要はありません。まず、熱湯と中性洗剤で溶かして固まった油を柔らかくしてブラッシング。頑固な黒焦げの固まりは、ステーキナイフで削ぎ落とします。なかなか落ちない場合は、重曹もしくはオキシクリーンを溶かしたぬるま湯をキッチンペーパーに浸して放置します。汚れが頑固なら、クレンザーとタワシを使ったこすり洗いも王道です。傷がつかない程度で終わりにしましたが、もっと落としたいなら紙やすりが最終兵器となります。

「アルミシート」のひと手間で汚れをブロック!

 コンロ下をキレイにした後は、100均のアルミシート(今回はアルミホイルで代用)を敷いて汚れを防止します。また、油ハネガードをしたら、定期的な交換も忘れずに! 例え賃貸でも、退去時の掃除が不要です。このアルミシートは、収納棚や冷蔵庫などに幅広く活用できます。

 Kさん宅のキッチンの“裏側”を掃除して、シンク上にモノを「直置きしない」ルールを持ちました。また、キッチンペーパーやタワシ類も「空中収納」して、「モノの住所」を固定化します。これで、「汚れにくいキッチン」へと変わりました。余白の面積が広いほどに、ホコリや水アカを1度で拭えます。

[まとめ]
 換気扇周りに調理ツールを吊るすフックが人気です。吊るし収納グッズは、100均でも人気で多数の種類が揃いますが、手入れが苦手な人にはオススメしません。まずは、扉内に収める量を自分の適量とすること。吊るす収納が良いとばかりにモノが増えるのも、散らかる原因になります。モノの直置きは、3つまで! など自分ルールを作って、キレイをキープしましょう。

――次週は、6月10日(月)に更新!

<プロフィール>
伊藤まき(ito maki)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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やってはいけない「オシャレ収納」! キッチンが“黒カビ”パラダイスになるNG例

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋”を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩004-03】キッチンのおしゃれ収納が裏目に(Kさん・37歳)

 前回に引き続き、Kさんのキッチンを片付けていきますす。今回も、目に届かない“裏側”を一掃して「汚れにくいキッチン」へと改善していきます。

 部屋をスッキリしたい! と思ったら、片付けだけでは終われません。生活がしやすくて、居心地の良い空間にするには掃除が必要です。Kさんのキッチンを見渡すと、掃除をちゃんとしていると感じました。写真からも、見える範囲は問題ナシですが、扉を開ければモノが窮屈そうに詰め込まれています。また、コンロや調味料の“裏側”を覗くと、知りたくない現実が潜んでいました……。

汚れの巣窟! 「やってはいけない」ディスプレイ収納

 キッチンシンクやコンロ周りに、頻繁に使う調味料や調理ツールを置くのはとても便利です。使いたい道具をワンアクションで出し入れできて、狭いキッチンでも収納力を確保できます。でもちょっと待って! このディスプレイ収納は、「定期的なお手入れ」ができて「大きなキッチン」を持つ人だけに限る収納法です。すべての道具を丁寧に扱う習慣がないと、油とホコリでベッタベタになります。また、ひとつ置くと雪だるま式に増えるのも要注意です。

 シンク上にあるモノを撤去すると、写真のように“黒カビ”が繁殖していました。Kさんのお部屋は、湿気がこもりやすく築年数も古いため入居当時からほぼこの状態に近かったそう。とはいえ、この空間で深呼吸をするのはためらいます。油で汚れたタイルを中性洗剤で洗ってから、片栗粉+塩素系漂白剤でカビ取りパックをしました。

掃除が苦手な人ほど、「直置き禁止」で楽になる!

 シンク上に並べた調味料は、可動式のワゴンに移動して「直置き禁止」にしました。モノの直置きが多いほど、どかしながら掃除をする手間が増えます。しかも、ホコリをかぶったまま油で固着されるので頑固な汚れと化します。掃除が苦手なら、「直置き」を避けるに限ります。

 [Before]で使っていた小物入れも、塩素系漂白剤に漬け置き除菌しました。スポンジやタワシは「空中収納」にすることで、水切れも良くなります。水回りに水滴を残さないように、サッと空拭きできる作業台が理想です。最終的に、空間が広いほど掃除をする回数と手間が激減します。

 「ガスコンロは、入居前からコレでした。汚れが落としにくかったので、10年分の焦げが溜まっています」とKさん。わかっていたけど、現実に向き合えない……。コンロの五徳はもちろん、ガス栓やタイルまで油がギットリとこびりついていました。ここまで増えると、やる気が失われるのは当然です。

 でも、片付けは「再起動」のような人生イベントです。この先のストレスを無くしてスッキリするために、どうか1日だけ気合を入れて挑みましょう。

ガスコンロ下は、恐怖の黒焦げ現場に!?

 恐る恐る、コンロを持ち上げると!? 真っ黒な焦げ跡、青カビ、白カビ、謎の残骸が蓄積されていました。Kさんに限らず、賃貸物件に住む人は「そこまで掃除する必要がない」と考えます。とはいえ、この状態では、座敷わらしも真っ青です。家の空気の流れは、健康面でも大切なので一掃します!

 ガスコンロ周りは、タイルとステンレスなので特別な洗剤を用意する必要はありません。まず、熱湯と中性洗剤で溶かして固まった油を柔らかくしてブラッシング。頑固な黒焦げの固まりは、ステーキナイフで削ぎ落とします。なかなか落ちない場合は、重曹もしくはオキシクリーンを溶かしたぬるま湯をキッチンペーパーに浸して放置します。汚れが頑固なら、クレンザーとタワシを使ったこすり洗いも王道です。傷がつかない程度で終わりにしましたが、もっと落としたいなら紙やすりが最終兵器となります。

「アルミシート」のひと手間で汚れをブロック!

 コンロ下をキレイにした後は、100均のアルミシート(今回はアルミホイルで代用)を敷いて汚れを防止します。また、油ハネガードをしたら、定期的な交換も忘れずに! 例え賃貸でも、退去時の掃除が不要です。このアルミシートは、収納棚や冷蔵庫などに幅広く活用できます。

 Kさん宅のキッチンの“裏側”を掃除して、シンク上にモノを「直置きしない」ルールを持ちました。また、キッチンペーパーやタワシ類も「空中収納」して、「モノの住所」を固定化します。これで、「汚れにくいキッチン」へと変わりました。余白の面積が広いほどに、ホコリや水アカを1度で拭えます。

[まとめ]
 換気扇周りに調理ツールを吊るすフックが人気です。吊るし収納グッズは、100均でも人気で多数の種類が揃いますが、手入れが苦手な人にはオススメしません。まずは、扉内に収める量を自分の適量とすること。吊るす収納が良いとばかりにモノが増えるのも、散らかる原因になります。モノの直置きは、3つまで! など自分ルールを作って、キレイをキープしましょう。

――次週は、6月10日(月)に更新!

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片付けのちょっとした“お悩み”に、収納ライターの伊藤まきさんが、目からウロコの解決方法を提案します! アナタの部屋の「困っている場所」の写真を撮って「お悩み詳細」のコメントを添えて、下記よりご応募ください。

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ダイソーとIKEAで解決! 片付けの天敵「買い溜め癖」「特売大好き」を治す6つの方法

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋”を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩004-02】食材ストックの買い溜めで荒廃(Kさん・37歳)

 前回に引き続き、Kさんの汚部屋です。まずは、お悩みスポット「食材ストックコーナー」から始めました。

 冷蔵庫の横には、スチールラックが2つ。どちらも友人から譲ってもらったモノだそう。ひとり暮らしの適量を考えると、ラック一つで十分なので、半分に減らすことを目標にしました。大きな収納スペースに「モノの住所」を決めていないと「詰め放題」となり「雪だるま式」にモノが増えます。片付け後のリバウンドを防ぐためにも、「空間の制限」を持ち「モノの住所」を作ります。

 ちなみに、モノが多い家ほど家具の“裏側”がミステリーになりがちです。人はきっと、「表面的に見えなければOK!」と「裏側が知りたくてたまらない!」というタイプとで分かれるのかもしれません。KさんはA型で「細かい点が気になる几帳面」でしたが、「見えなければ気にならない」という面もありました。

 ずっと“裏側”を見てみぬフリをしているとどうなるでしょう? 体調をこじらせる“菌”は、床面や家具などの重たい場所に沈みます。部屋の通気性を考えないと、あらゆるモノの劣化が早くなります。このスチールラックもやはり、サビが固まって高さ調節ができませんでした。

 ラック内のモノを「ぜんぶ出し」した写真です。中には、キッチンに関係ないスリッパや自転車グッズもあります。モノを種類別に分けてから、「必要・不要・保留」の3つに選別してもらいます。片付けにかかる時間は、この判断の速さによって決まります。Kさんは「使えるモノは使いたい」ため、ちょっぴり苦戦しました。

片付けない日にも実践! 「食材ストック」は食べて減らす!

 

 ビフォー写真に戻ります。キッチンのあちこちに散らばる主食を集めると、日本米、タイ米、穀米、パスタ、うどん、そば、シリアル、インスタント麺とありました。Kさんの「使い切りたい」という気持ちを大切に、食材ストックを「食べて減らす」ミッションをお願いしました。

 Kさんの努力もあって、約1カ月後には半分以下まで減りました。賞味期限切れなど、処分するタイミングがわかりやすい食材はいいのですが、そうでないものの場合は「家にストックしておくと安心」という理由や、「買ったはいいけど、食べる気が失せた」などのから、減らすことが困難になりがちです。でも、都心で暮らす人は「食材ストック」の買い溜めは不要です。限られた空間を圧迫し、お金の無駄が増えるだけです。実は、「無くても困らないモノ」でもあり、必要なら24時間営業の店が冷蔵庫代わりになるからです。

食材が多すぎる人必見「買い溜め癖」を断つ6つの方法!

 実は筆者も「食材ストック」が多すぎる「特売大好き人間」でした。特に、異国に行った場合、日本の半額以下で現地の食材が購入できるので“トランク満タン”になるまで買い溜めしていました。その結果、多くの「食品ロス」を作り、自己嫌悪に陥ったのです。そこで実践したのが「食材の買い溜め癖を断つ」6つの心得です。

【1】収納空間の制限を持つ
……食材をストックする空間を作り、制限を持ちます。

【2】お買い得に飛びつかない
……買う予定のないモノに飛びつく癖があることを自覚します。

【3】異国食材に惑わされない
……よく食べる習慣がない人には、作る意欲が湧きにくいものです。

【4】成分表示を読む習慣を持つ
……おいしくなかった加工品には、理由が潜んでいます。同成分のものをチェックしましょう。(例えば筆者は、増粘多糖類やアミノ酸調味料が苦手だと判明しました)

【5】使い切ってから次を買う
……食材に限らず「消耗品」は、この習慣を持つよう意識すること。

【6】ミーハー心を認める
……新製品に飛びつくタイプだと認めると、自制心が宿ります。

 食材を買い込んでは「食品ロス」を繰り返す人は、結果と理由を考えてみましょう。これは、洋服や雑貨を買いすぎる人も同じです。例えば、異国のワンピースを買っても日本では着る場所がなくて、タンスの肥やしになるケースなどがあてはまります。モノが増える理由の前には、「考えないで買う癖」も潜んでいます。

 キャスター付きのラックを残して、もう1つはジモティ(フリマアプリ)を利用して手放しました。粗大ゴミなら数百円かかるモノも、必要な方へ譲れば0円で済みます。また、ほかの部屋から出た不用品を手放して得たお金でイケアのキッチンワゴン(4,999円/税込/ライター調べ)とダイソーの白い収納ボックス(合計1,700円/税抜)を購入しました。

家の中に「風の通り道」を作って、通気性アップ!

 イケアワゴンには、調味料、ビン類、缶類をまとめました。どちらも可動型なので、ずっと見ないフリをしていた“裏側”も、掃除がしやすくなりました。通気性が良くなったのはもちろん、在庫量の見通しも抜群です!

ビフォーアフター比較! 暗さが消えてスッキリ!

 食材は全てフタ付きのボックスへ入れて、「モノの住所」を作りました。面が整ったので、色の散らかりとモノの影による暗さが消えたのがわかると思います。これまでスムーズにできなかった、お茶を入れるスペースもできたので全ての作業にムダがなくなります。次回は、「キッチン小物の断捨離」です!

――次週は、6月3日(月)に更新!

<プロフィール>
伊藤まき(ito maki)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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☆☆☆収納のお悩み[何歳でもOK!お住まいどこでもOK!]大募集!☆☆☆

片付けのちょっとした“お悩み”に、収納ライターの伊藤まきさんが、目からウロコの解決方法を提案します! アナタの部屋の「困っている場所」の写真を撮って「お悩み詳細」のコメントを添えて、下記よりご応募ください。

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汚部屋に至る心理を紐解く……「家族の思い出」「友人の愛」を詰め込んだアラサー女性

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋”を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩004】多すぎるモノは記憶と友情の証し……(Kさん・37歳)

 お久しぶりの連載企画『30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター』がはじまります! 第4回目のクライアントは、東京の中野区に住む女性Kさん(37歳)。家賃8万円の1DKアパートに10年ほど住む、バリキャリお姉さんです。

 1枚の写真に「思い出にとらわれず、スッキリしたい」という言葉を添え応募してくれました。彼女が抱える、片付けられない問題とは……?

 写真からは、食品ストックの山、レジ袋の山、タオルの山が見えます。ひとり暮らしにしては、多すぎる量ですね。まずは、住人の紹介を兼ねながら部屋全体を覗いてみましょう!

 玄関を開けると、スチールラックが2つ。ひとりでは多すぎるモノが、ひたすら詰め込んでありました。隙間を見つけては、置いたモノなども目立ちます。とりあえず見えなければ美的と考えて、カーテンで目隠しをしていました。

飛び散る油コーティングでベッタベタのキッチン!

 塩がいっぱいありますが、集めているとか? 「友だちからの旅土産です。お酒と塩が定番で、居酒屋かってぐらい(笑)」とKさん。奥に見える、3本の歯ブラシも友だちが使ったモノだそう。

 ダイニングキッチンの奥には、赤いソファがありました。壁との隙間20cmに何が良いかわからぬまま、コスメが山積みになってしまったそう。「お金をかけてまで、収納家具を増やしたくないので……。でも何とかしたいです」とKさん。

 よく見ると、部屋全体のインテリアがバラバラです。好みの統一性が見えない件を問うと、「この赤いソファだけ、自分で選んで買ったモノです」とニッコリ。ここでもまた、友だちからの愛の気配が感じられます。

ソファ下に、「捨てられない過去の思い出」がどっさり

 ソファの下からは、ジャニーズやJリーグに夢中になっていた思い出コレクションが登場! 袋の中には、丁寧に集めた新聞紙の切り抜きがどっさり! 今では入手困難の選手サインも大切に持っていました。でも、こういった昭和グッズって、実家に置きっぱなしがほとんどでは? 実はKさん、若くして大変な苦労をされていました。

 「母が入院したので、実家をたたみました。3人兄弟の末っ子ですが、私しか親の世話をできる時間を作れません。そのため、会社の出社日数を減らして、親の介護や書類関係の手続き、実家の片付けまで一人で済ませました。これでもかなりの量を手放したのですが、まだ使える生活雑貨や思い出品が手放せなくて……」と、昭和感漂うモノが多い理由を明かしてくれました。

捨てられない思い出とスッキリ暮らしたい

 寝室にも、昭和の名残がありました。部屋の中央に、古い鏡台があります。こちらは、Kさんのお母さんが大切にしていた家具で、プロによる補修がされていました。友だちから譲り受けた壁面収納には、衣類や帽子が山積みです。床に直置きしたモノも多いので、掃除をするにも大変そう。でも比較的、散らかりも少なく掃除を怠っている様子はありません。見える部分は、きちんとしているのです。

 押入れを開けると、家族の思い出と捨てられないモノがギッシリ詰め込まれていました。ほかにも、来客のために用意している布団が目立ちます。もちろん、Kさんの私物も多めですが、それ以上に、「人の想いを気遣うモノ」に溢れていました。これは、捨てにくいですよね……。

お金をかけずに、「使えるモノは最後まで使い切る」

 シングルマザーとして3人の子どもを育てた母を尊敬しているとKさん。母の教えどおり、「使えるモノは最後まで使い切る」という精神が受け継がれています。そのため、筆者の手も止まるほど懐かしい宝の山が出てきました!

片付けの壁とは?「お金をかけない片付け法」に挑戦!

 さてここで、いきなりの問題です! 手っ取り早く、部屋をスッキリと美しくするには何が必要だと思いますか?

 答えは、「大量に捨てる」「買い揃える」「人力」が多いほど簡単に終わります。

 でも一般的には、これが一番難しい! しかも、相当な予算が必要になります。サイゾーウーマンの企画は、継続できるリアルを追求しているので“材料費”だけは個人負担(平均1万円前後)でお願いしています。Kさんは、営業の仕事で海外主張までこなすバリキャリさんですが、勤務日数を減らしているため収入が3割減だそう。部屋の中には、お母さんの病院の領収書の山も出てきました。

 これらの理由から、「お金をかけない片付け法」で挑戦!  次回より、「捨てられないモノの保管方法」、「贈りモノの捨て方」、「ジモティ活用法」などを交えて「悟り部屋」へと片付けていきます。

――次週は、「共有スペース・本棚編」は、5月27日(月)に更新!

<プロフィール>
伊藤まき(ito maki)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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汚部屋に至る心理を紐解く……「家族の思い出」「友人の愛」を詰め込んだアラサー女性

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋”を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩004】多すぎるモノは記憶と友情の証し……(Kさん・37歳)

 お久しぶりの連載企画『30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター』がはじまります! 第4回目のクライアントは、東京の中野区に住む女性Kさん(37歳)。家賃8万円の1DKアパートに10年ほど住む、バリキャリお姉さんです。

 1枚の写真に「思い出にとらわれず、スッキリしたい」という言葉を添え応募してくれました。彼女が抱える、片付けられない問題とは……?

 写真からは、食品ストックの山、レジ袋の山、タオルの山が見えます。ひとり暮らしにしては、多すぎる量ですね。まずは、住人の紹介を兼ねながら部屋全体を覗いてみましょう!

 玄関を開けると、スチールラックが2つ。ひとりでは多すぎるモノが、ひたすら詰め込んでありました。隙間を見つけては、置いたモノなども目立ちます。とりあえず見えなければ美的と考えて、カーテンで目隠しをしていました。

飛び散る油コーティングでベッタベタのキッチン!

 塩がいっぱいありますが、集めているとか? 「友だちからの旅土産です。お酒と塩が定番で、居酒屋かってぐらい(笑)」とKさん。奥に見える、3本の歯ブラシも友だちが使ったモノだそう。

 ダイニングキッチンの奥には、赤いソファがありました。壁との隙間20cmに何が良いかわからぬまま、コスメが山積みになってしまったそう。「お金をかけてまで、収納家具を増やしたくないので……。でも何とかしたいです」とKさん。

 よく見ると、部屋全体のインテリアがバラバラです。好みの統一性が見えない件を問うと、「この赤いソファだけ、自分で選んで買ったモノです」とニッコリ。ここでもまた、友だちからの愛の気配が感じられます。

ソファ下に、「捨てられない過去の思い出」がどっさり

 ソファの下からは、ジャニーズやJリーグに夢中になっていた思い出コレクションが登場! 袋の中には、丁寧に集めた新聞紙の切り抜きがどっさり! 今では入手困難の選手サインも大切に持っていました。でも、こういった昭和グッズって、実家に置きっぱなしがほとんどでは? 実はKさん、若くして大変な苦労をされていました。

 「母が入院したので、実家をたたみました。3人兄弟の末っ子ですが、私しか親の世話をできる時間を作れません。そのため、会社の出社日数を減らして、親の介護や書類関係の手続き、実家の片付けまで一人で済ませました。これでもかなりの量を手放したのですが、まだ使える生活雑貨や思い出品が手放せなくて……」と、昭和感漂うモノが多い理由を明かしてくれました。

捨てられない思い出とスッキリ暮らしたい

 寝室にも、昭和の名残がありました。部屋の中央に、古い鏡台があります。こちらは、Kさんのお母さんが大切にしていた家具で、プロによる補修がされていました。友だちから譲り受けた壁面収納には、衣類や帽子が山積みです。床に直置きしたモノも多いので、掃除をするにも大変そう。でも比較的、散らかりも少なく掃除を怠っている様子はありません。見える部分は、きちんとしているのです。

 押入れを開けると、家族の思い出と捨てられないモノがギッシリ詰め込まれていました。ほかにも、来客のために用意している布団が目立ちます。もちろん、Kさんの私物も多めですが、それ以上に、「人の想いを気遣うモノ」に溢れていました。これは、捨てにくいですよね……。

お金をかけずに、「使えるモノは最後まで使い切る」

 シングルマザーとして3人の子どもを育てた母を尊敬しているとKさん。母の教えどおり、「使えるモノは最後まで使い切る」という精神が受け継がれています。そのため、筆者の手も止まるほど懐かしい宝の山が出てきました!

片付けの壁とは?「お金をかけない片付け法」に挑戦!

 さてここで、いきなりの問題です! 手っ取り早く、部屋をスッキリと美しくするには何が必要だと思いますか?

 答えは、「大量に捨てる」「買い揃える」「人力」が多いほど簡単に終わります。

 でも一般的には、これが一番難しい! しかも、相当な予算が必要になります。サイゾーウーマンの企画は、継続できるリアルを追求しているので“材料費”だけは個人負担(平均1万円前後)でお願いしています。Kさんは、営業の仕事で海外主張までこなすバリキャリさんですが、勤務日数を減らしているため収入が3割減だそう。部屋の中には、お母さんの病院の領収書の山も出てきました。

 これらの理由から、「お金をかけない片付け法」で挑戦!  次回より、「捨てられないモノの保管方法」、「贈りモノの捨て方」、「ジモティ活用法」などを交えて「悟り部屋」へと片付けていきます。

――次週は、「共有スペース・本棚編」は、5月27日(月)に更新!

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【断捨離ビフォー&アフター】サイゾーウーマンの「無法地帯」が劇的スッキリ! 大量の本を片付けるコツ

「戸棚の中がグチャグチャ」「クローゼットがすぐ散らかる」「デッドスペースを活用したい」「トイレに収納がない」など、 “片付かない”ちょっとした悩みはありませんか? 収納ライターの伊藤まきが、イライラする“収納の悩み”を“簡単で安く”解決するコツを提案します!

■今週の相談者>>>サイゾーウーマン編集部のNさん[第3回(全3)]

 引き続き(1回目2回目)、サイゾーウーマン編集部の片付けです。最終話の今回は、編集部が共有する「本棚の整理」です。家庭に置き換えると、リビングの本棚と同じ内容になるので散らかりグセがある家にもオススメです。

誰も片付けない? みんなの本棚は“ルール無し”の無法地帯!

 写真は、サイゾーウーマン編集部専用の本棚です。ご覧のように、本の種類、サイズ、鮮度を完全に無視して散らかり放題です。しかも、誰も気にかけなかった悲しさが漂います。

 本棚は、「詰め放題の空間」ではありません。限られたスペースだからこそ、余裕を持った「7割収納」と「定期的な見直し」が必須です。

 サイゾーウーマン編集部の場合、本棚はオフィス内の一角にあります。家庭に置き換えれば、リビングにある本棚と同じです。つまり、押入れ以上に活躍するモノが置かれるべき「1軍スポット」と考えます。

 まずは、本棚の基本的なルールです。編集部のように限られた共有スペースは、鮮度が命です。つまり、新しい本が増えるたび、古い本を見直して更新する必要があります。本棚から省く本(書類)は、[4つの選択]を基準に見直しましょう。

[1] 処分(資源ごみ)する 
(読み終えた古い本なら、使い切ったモノとなります)

[2] 保管(DATA化)する
(趣味や思い出の本など、すぐに読まない本は押入れなどに保管する)

[3] リサイクル
(鮮度が早いうちに転売するほど、売値が高くなります)

[4] 個人の場所へ
(溢れた私物は、個人の部屋・自宅へ持ち帰ること)

 みんなが使う共有棚を整理するときは、「こうなった結果」を分析して「困っていることはないか」「どんなふうに使いたいか」を考えます。

 Nさんによると、4年ぐらい一度も片付けをしたことがない。新刊が常に入荷するので、溢れた本が山積みになる。編集部で共有する使用頻度の高いモノ(本)は、1割もないだろうとのこと。「こうなった結果」がよくわかる内容です。

「困っていることはないか」という点では、Nさんのデスク周りに山積みになった本の置き場がないことでした。家庭なら、食卓テーブルの上に山積みになった紙モノと同じです。最新の紙モノを置くスペースを、本棚に設ければ部屋中の散らかりも防止できます。

これらの情報から、本棚の取り出しやすい(かがまない姿勢で取れる)上段を、編集スタッフ4人の私物を保管する“個人エリア”に変更することに決めました。

 本棚の掃除を兼ねて、「ぜんぶ出し」で作業を進めます。サイゾーウーマン編集部のように、グループごと(サイズ別、著者別、ジャンル別、発行月別)に本を分けていなかった場合は、出しながら分類すると良いでしょう。長年蓄積した、棚の汚れも落としてスッキリです!

 片付けのプロが、「ぜんぶ出し」を徹底しているのは圧倒的に「手放す量が増える」からです。すべての本の量と向き合って、視覚的に「放置していた状態」を反省すると、手放す決心が固くなります。

 見直すときは、「いつか読むかも」「とりあえず保管」「せっかく集めたし」というマイナスの気持ちを持つモノ(本)は、1軍ではありません。Nさんには本当に必要なモノだけを残してもらいました。

 本棚に「モノの住所」を作ったことで、モノの存在が一発で把握できるようになりました。上段は個人の私物を置くエリアに。下段は、編集部が共有する資料のエリアへ。天板には、献本ボックス(本棚に戻す前に、ジャッジすれば山積み防止に)を配置しました。

 また、Nさんが管理していた「編集部の共有家電」もボックスの中に入れて、定位置を決めました。このように、置く場所を型でなぞれば“使用中”であることが明確になります。Nさんも、スタッフからの「カードリーダー貸してください」という声がけに解放されることでしょう。

 共有家電の置き方は、家庭でも役立ちます。みんなで使う文房具なども「定位置」を「徹底管理」することで、元に戻す習慣が義務付けられます。この効果は素晴らしく、「アレどこ?」と聞かれるストレスがなくなります。次に、紛失による無駄使いを防ぐことができます。最後に、探す時間が0分になるので、自由な時間(毎日の10分は、1週間で70分に!)が増えます。

 オフィスの本棚は、みんなが使う空間です。いつも最新の情報に触れられるように、更新していきましょう!

[Nさんの感想]
本棚の「ぜんぶ出し」、引き出しの「ぜんぶ出し」は疲れましたが、こんなにも不要なモノを溜め込んでいたのかと目が覚めました。クリーンになった編集部を見た総務の方が「ほかの編集部もやってほしい!」と言っていたので、いまは社内イチ美しい編集部だと思います! 

 物の定位置が決まっていると、散らかしようがないんですね。片付け後も苦労なく「キレイ」をキープできるとはうれしい誤算でした!

――次週は、「共有スペース・本棚編」は、5月20日(月)に更新!

<プロフィール>
伊藤まき(ito maki)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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ダイソーと空き箱でズバリ解決! サイゾーウーマンの汚デスク片付け実践【ビフォー&アフター】

「戸棚の中がグチャグチャ」「クローゼットがすぐ散らかる」「デッドスペースを活用したい」「トイレに収納がない」など、 “片付かない”ちょっとした悩みはありませんか? 収納ライターの伊藤まきが、イライラする“収納の悩み”を“簡単で安く”解決するコツを提案します!

■今週の相談者>>>サイゾーウーマン編集部のNさん[第2回(全3)]

 ひきつづき、サイゾーウーマン編集部のNさんのデスク周りです。前回は、デスクの上を整えました。今回は、ゴチャゴチャしている「デスクの下」と「引き出しの中」をBefore→Afterでご紹介します。

デスク下のコードがゴチャゴチャで、通勤バッグを置く場所がない!

 デスク下を覗くと……。コードが絡まり、足元が凸凹しています。足を伸ばすたびに、コードを踏むので不快なんだそう。通勤バッグを置く場所もないので、隣席のエリアまではみ出しています。

 デスク下に散らかるコード類は、結束バンドでまとめました。次に、ダイソーのカラーBOX対応ストレージボックス(200円/税抜)を用意して通勤バッグを収納。簡単組み立て式なので、会社に持ち込むのも軽々です。お金をかけたくない人は、プリント用紙の空き箱(B4やA3)やダンボールを使ってください。ほか、ステンレス製のデスクなら10Kg対応のマグネットフックもオススメです。

浅い引き出しは「お菓子の空き箱」で仕切るとスッキリ!

 会社には、お菓子の差し入れなど“空き箱”がたくさんあります。浅めの引き出しは、小さな箱を組み合わせて「モノの住所」を作ります。箱のサイズが大きい場合は、角をカッターで切り落としてください。工作が得意なら、ダンボールをカットして作ってもOK。上から見渡せる「仕切り」を作るのが狙いです。

 家庭の引き出しを整理するなら、100均の「仕切りボックス」がオススメです。モノのサイズや量に合わせて、板の位置を変えられるセパレートタイプです。一体型のトレーは、融通が効かないので選びません。

【Before】モノの居場所が迷子の状態

【After】上から見て“一目瞭然”であること!

 デスク1段目には、使用頻度の高い仕事道具(手前)と私物(奥)を収納しました。仕事内容によっては、重要書類や文房具を配置なども◎。空き箱が無駄なく活用されて、モノの存在がはっきりしました。

▼▼【Before】掘り出しながら探すのは、タイムロスです▼▼

▼▼【After】サイズに合わない箱も角を切り落とせば◎▼▼

 デスク2段目には、予備と保管を収めました。通常の2段目は、これより深めが多いので、名刺や小型家電などを収めます。手前によく使うモノを置くのは、引き出し整理の共通ルールです。

▼▼【Before】深い引き出しに「重ね置き」はNGです▼▼

▼▼【After】仕切りを作り「タテ保管」がルール▼▼

 デスク3段目には、私物と保管資料を収めました。これからの企業は、ペーパーレス化を推奨していくため、イラストなどの生原稿を除いた資料は、デジタル保管にしました。ペーパーレス化が徹底できれば、通勤バッグを入れても良い場所です。

 名刺の整理法は、「受け取った時系列順」で保管します。1年連絡しなければ、「名前の五十音順」か「会社の取引先順」で振り分け保管します。この時、受け取り年号を記入しておくと便利です。これからは、デジタル式が理想だといわれますが、自分にあった方法がベストです。アナログ式なら、ファイル保管よりボックス整理のほうが処分しやすいのでオススメです。ちなみに筆者は、1年スパンで処分しています(PCにメールDATAが保管できるため)。

【デスク完成】個人のエリアからハミ出さないルール!

▼▼【Before】隣席のエリアまで侵入していました▼▼

▼▼【After】個人管理もチークワークのマナー▼▼

 Nさんのデスク周りのビフォーアフターが完成です!片付ける前は、隣席のエリアまで山積みの資料がハミ出る寸前でした。必要なモノだけを残したデスクに変わり、仕事もサクサクと進めそうです!

【まとめ】
オフィスのデスクは、個人のスペースですが共用スペース(目にする)でもあります。他人の領域までモノが散らかると、ムダなストレスや喧嘩が増えます。これは家庭も同じで、共用スペース(リビング、トイレ、風呂)に個人の私物ばかりが占領すると良い結果が望めません。みんなが気持ちよく仕事できるように、個人の私物も整理整頓をしましょう!

――次週は、「共有スペース・本棚編」は、5月13日(月)に更新!

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