「故郷なら言葉が通じる」母親のお骨とともに故郷に戻ってきた父親

<p> 喪中ハガキの多い年齢だ。親を亡くした友人は今年も多い。気になっているのは、かなり高齢になられた恩師だ。去年、年賀状が来なかった小学校時代の先生、奥さまの代筆でかなり状態が悪いと思われる大学時代の先生……。年賀状を書く前に、ご機嫌伺いという名目の生存確認電話をするのもためらわれる。年が明けたら、電話をしてみるかなぁ。そう思いつつ、あっという間にまた1年がたっているのだろう。この数年、こんなことの繰り返し。</p>

「夫にも義父母にも上から目線」ご近所トラブルの火種をまく母に、娘は……

<p> ペット型ロボット「アイボ」に寿命があるらしい。壊れても、もう修理してくれないんだそうだ。10数年ともに暮らし、もはや家族の一員。心の支えにしている人だっているだろうし、そうなることを想定して作っていたんじゃないの? 日本が世界に誇った「ものづくり」ってそんなものだったのか。なんだか悲しい。</p>

「手厚い介護は誰のためなのか?」“高学歴ヘルパー”が抱える懐疑心

<p> 希釈タイプの乳酸菌飲料を継続的に飲んだ高齢者はQOL(生活の質)が向上するという調査結果に興味を持った。毎日自分で希釈することがその要因の1つらしい。希釈タイプの飲料メーカーの調査だから、「希釈する」という行為がミソなのだ。だとすると、焼酎やウイスキーのお湯割りでも効果があるかも。</p>

「老後は弟の病院で世話になるつもり」夫を頼りにする義姉たちに戸惑う医者の嫁

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Photo by osuke WATANABE from Flickr

 仕事関係の人から電話があった。年下の男性なのだが、「すみません。風邪で声が枯れちゃって」と言う。ん? どこかで聞いたセリフ。そうだ、振り込め詐欺だ。怪しい! と身構えたものの、そもそも息子を名乗っているわけでも、お金を要求しているわけでもない。間違いなく、○○社の○○さんでした。失礼しました。振り込め詐欺適齢期(?)に近づいているせいか、過剰反応しすぎ?

<登場人物プロフィール>
牧野 君代(43) 専業主婦。病院長の夫、小学生と中学生の息子2人がいる。中部地方在住。
牧野 隆一(50) 君代さんの夫で医師。ベッド数200床の療養型病院の院長でもある。

■息子のために病院を建設した義父母

通勤の途中で介護する一人息子「自分の親のことだから、妻には負担をかけたくない」

<p> 前回、嗅覚と寿命の関係について書いた。自分の嗅覚に自信がなくなっていた今日この頃であったが、ここのところ冷蔵庫から甚だしい異臭が……。原因は捨て忘れたイカのワタだった。まだだまだ嗅覚は大丈夫ねと喜んだものの、今度は物忘れが気になる。</p>

「夫が亡くなったから、今の幸せがある」母と妹を呼び寄せたシングルマザー

<p> 嗅覚が衰えている高齢者は死亡率が高くなるというアメリカの研究結果が出た。嗅覚を喪失した人は正常な人と比べて5年以内の死亡率が3倍だという。かなり戦慄のデータだと思う。嗅覚の鈍化そのものが死因ではないが、危険のシグナルとして体調管理の指標になるのではないだろうか。炭鉱のカナリアのように。そういう私は、30年以上に及ぶ花粉症のせいか、嗅覚が激しく衰えている(気がする)。そろそろタイムリミットが近いのか?</p>

「娘だと思われてるがそれでいい」高齢者を支えるボランティアの“犬散歩”チーム

<p>福岡出身なので、うどん好きだ。タモリいわく、歯がなくても食べられるのが博多うどん。噛まずに飲める。最近しみじみと博多うどんの優しさが舌に、胸にしみる。「コシのないうどんなんてうどんじゃない」と四国出身者に言われたが、讃岐うどんはまだ若くてとんがっている感じかな。博多うどんには高齢者に優しいマークをつけてやりたい。「柔麺(やわめん)で」と注文すれば、かなりツウです。<br /> </p>

「退職して田舎で母と暮らす」Uターン介護を決心した夫に戸惑う中国人嫁

<p> テニスのルールも知らないというのに、錦織くんの活躍でさすがに注目してしまった全米オープン。ルールはわからないが、テニスにはちょっとだけ親近感がある。テニスをしたこともないのに、テニス肘なのだ。かれこれもう4カ月。治らん。ラケットを持つどころか、フライパンも持てない。笑……ってる場合じゃない。</p>

「老いた親と会話しなくても、そばにいるだけでいい」死期が迫った息子の決断

<p> 広島の土砂災害の被害に遭われた方に心からお見舞いを申し上げたい。山がすぐそばに迫る場所に住むことの危険性をあらためて感じると同時に、東日本大震災後、津波対策として高台移転が進められているが、土砂災害対策は万全なのだろうかと心配になった。海に囲まれ、山が多く平野の少ない日本で、津波からも山崩れからも逃れられる安全な土地なんてどれだけあるというのだろうか。</p>

介護休業で母を看取った女性管理職、「これ以上続いたら仕事は辞めるしかなかった」

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Photo by Yosuke Watanabe from Flickr

 少子高齢化が進む中、若年介護や介護独身、育児と介護の時期が重なるなどという新しい介護の形が顕在化し、その厳しい状況が問題視されている。これらは、離職にもつながることが多い。今後こうしたケースが増えていくと、社会的な損失も大きくなることが予想される。今回は、そんなギリギリのところで踏みとどまった女性管理職の話をお届けしたい。

<登場人物プロフィール>
青山 理恵(49)金融系企業の東北支店長。独身
青山 律子(73)青山さんの実母。神奈川県で1人暮らし

■母の入院、仕事のトラブル……追い込まれていた

 青山さんは大企業の管理職だ。総合職として採用された最初の世代という気負いと責任感もあって、私生活よりも仕事を優先して働いてきた。ここ数年は支店長として、2~3年おきに全国各地を転々としている。