完璧すぎて非存在説まで浮上! 最新版「芦田愛菜」の仕上がり方

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『ファーストコンサート ~ウィンターワンダーランド~』/NAYUTAWAVE RECORDS

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎追加装備は「色気」
 映画の番宣で『バイキング』(フジテレビ系)に登場した芦田愛菜さん。髪をかき上げる艶っぽいしぐさがオプションで追加され、アップグレード。しかし体はすごく小さい。現在9歳、小学4年生とのことだが、「ギリギリ」な印象。何がギリギリなのか。口に出しては言えないが、国民全員で共有している感じが強い。しかしこのコ、バラエティでの立ち回り方や受け答え方がまた更に完璧になってる。「○○知ってる?」「○○したことある?」という質問に、否定で答える時、ただ「知りません」「ありません」ではなく「本屋さんで見たことはありますけど、読んだことはないです」「友達がやってるのは見たことありますけど、私はないです」と、必ず「肯定」のワンクッションを入れるんである。受けた相手が話を膨らませやすいよう、ちゃんと調整。話に下ネタが出てきた時のいなし方、流し方も見事だし。何かどんどん「生ける都市伝説」と化してる気が。芦田愛菜って本当に存在するんだろうか。そんな感覚すら湧いてくる。ケタが違うな。

“ハコちゃん”こと岩下尚史、その芸能界イチの品格に見合うテレビ番組とは?

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『いっぷく!』(TBS系)公式サイトより

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◎「粋」「品」「艶」の男
 橋田壽賀子センセイをお招きした回の『ぴったんこカンカン』(TBS系)。ロケ先で出る食べ物を次々と平らげる88歳・橋田先生の健啖家ぶりはなかなか見ごたえがあったが。もう1つ見事だったのは、ハコちゃんこと岩下尚史の箸の使い方である。トークをしながら一瞬食事を中断する際も、滑らかに両手を使い正しく美しく上げ下げ。「粋」「品」「艶」みたいなことの修練、判断、伝達において、この人の右に出る人間は芸能界にはいないと思う。何か『いっぷく!』レギュラーでTBSのお抱えみたいな状況になってしまったが、もっと各局で広く汎用して欲しい。『徹子の部屋』(テレビ朝日系)みたいな1on1で、品に欠けるタレントを慇懃無礼にもてなし、欠点をあぶり出すトーク番組とかやらないかな。花だらけのセット組んで。通販番組なんかもいいかも。お墨付き感がすごくて、注文の電話鳴りっぱなしかもしれない。「螺鈿細工の重箱」とか、無意味に高価なブツがいっぱい捌けそうだ。あと、山田五郎と一緒に何かやってもらいたいな。文豪の話でも、昔の花街の話でも、昭和の鯔背についてでも、街角散歩でも何でもいい。このコンビなら何やってもそれなりの話が聞けると思う。あと、王道だけど『タモリ倶楽部』(同)にももっと登場を。とにかく、今の彼を取り巻く状態は何か「宝の持ち腐れ」な感じがしてならない。まずは『いっぷく!』のゲストの相手を彼一人にさせるところから始めてみてほしい。そして最後は安住アナの花嫁になってほしい。それは無理か。

嫌悪感でタレントを連帯させる、「ビッグダディ」という装置の使い途

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林下清志オフィシャルブログより

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◎芳本美代子似というよりも
 ビッグダディ、再婚。いやー。社交辞令程度の「おめでとう」も感知されないって、すごい。テレビ画面に映るタレントみんなで、ビッグダディに対する「嫌悪感」を共有し、ぶつけることで画ヅラが成立してる。不快感をあらわにし、プロレス的に対立の構図を演じてみせる江角マキコ、「どーでもいい」という感情を直に表さず、歪曲させたいちびりを繰り返す小藪一豊、マジメに答えるビッグダディが冷笑されることを見越して、「んなこと聞いてどうすんだ」という質問をぶつけてみせるEXILE・TAKAHIRO。「ビッグダディってどこで服買ってるんですか?」とか、意外とTAKAHIROが一番底意地悪かったりして。そして当のビッグダディは……。自宅でディレクターとカメラ越しに話す時の尊大なテンションは意地でも崩さないんだけど、周囲との温度差は肌で感じて常にビクビク。これは典型的ないじめられっこの生体反応であるな。肉食魚の水槽に入ってるエサ用の金魚みたい。

 今回の新嫁ゲットによりエサ金状態での展示はしばらく続く模様だが。「芳本美代子似」というこの新嫁。芳本美代子っていうより、ディズニーアニメ『美女と野獣』の時計のキャラ(コグスワースっていうらしい)にすごく似てる。コグスワースのグラビアは、いくら何でもないと願いたいが。やるのか。それとも連れ子の女の子(18歳)でもう契約済みか。たとえマイナスの感情でも、反応する人間が一定層いる限り、首の皮一枚でビッグダディビジネスは続く。

 最初は「消耗戦」だと思っていたが、今はもう一つ進んで「臨床実験」の段階に入った気がする。ビッグダディ騒動後、日本人の体質が若干変わってたりしそうで、ちょっと怖いな。化学調味料に対する耐性が強くなってたり。

「極潤」CMで山下智久が体現した、“現代のヒモ男”像とは?

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肌研スペシャルサイトより

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◎「送り出す」男を熱演
 女性向けの化粧品のCMに出てる男性タレントって、ちょっとヒモっぽい要素が濃く見えがちな傾向があるが。「極潤」のオールインワンゲルのCMに出てる山下智久は、濃いなー要素が。女1人に朝支度させ、朝日を背に「行ってらっしゃい」と送り出す。もう完全にそのもの。また「オールインワン」ってのがね。化粧水、美容液、乳液、クリーム、下地等の要素がこれ1本で。お手入れする間も惜しんで働いてねってか。DV気味だったり金をギャンブルにつぎ込んだりする昔日のヒモと違い、山下が体現しているのは、女のコに楽しく働いてもらって、お互いwin‐winという、新時代のヒモか。ジゴロほど手馴れてもおらず、竿氏ってほど腹も据わってない。ただ、本能の赴くままに。ボーン・トゥ・ビー・ヒモ。軽快だなぁ。そして料理の腕前がよさそう。

『バイキング』という名の泥船にみる、フジテレビの燃え尽き症候群

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『バイキング』(フジテレビ系)公式サイトより

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◎ならば本葬は……
 いい生前葬だったな。『笑っていいとも!』(フジテレビ系)最終回。大御所芸人も大集結。誰が誰に話しかけただの話しかけなかっただの、どんなリアクションをしただのしないだの、目を合わせただの合わせなかっただの。一秒一秒全てが伝説。これをきっかけに、今後お互いを活性剤として、スペシャル番組の目玉に招きあったりするんだろうな。転機は商機と。

 しかし、こんなエクスペンタブルズみたいな集合かけられるんですよウチの局は! と胸を張るフジテレビであるが。そのすぐ後によく平気で『バイキング』を始められたなぁ。『いいとも』最終回、あれはタモリではなく、フジテレビの生前葬ということだったのかもしれない。お疲れさんでした。

小栗旬の桃太郎が牽引する、『まんが日本昔ばなし』スタイリッシュ化への期待

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ペプシオフィシャルサイトより

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◎市原悦子は続投で
 小栗旬のペプシの桃太郎のCM。かっくいー。私は『プリシラ』みたいなキジが好き。ちょうど『まんが日本昔ばなし』(MBS)もDVD化してることだし、どうだろう、この機にどんどんタイアップでシリーズ制作していくっていうのは。スタイリッシュなエロスまぶしい『耳なし芳一』とか見たいな。『カチカチ山』なんかもう『ソドムの市』ぐらいカルトに振り切って。『わらしべ長者』はロックに『フォーリング・ダウン』っぽく。『一寸法師』は『キックアス』みたいに爽快に。『コブ取りじいさん』は、『バスケットケース』系のB級ホラー感全開で。そして最後はしっぽり『シックスセンス』風の『鳥取の布団ばなし』で泣きたいなぁ。何かDVD全巻買っちゃいそうになるな。実は本当にタイアップなのかもしれん。

織田裕二、バイク事故! 不謹慎ながらも気にせざるを得なかったアノこと

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久々に出てきてそれかよ、UZ!

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◎唯一無二の男・UZ
 織田裕二、バイク事故!! 織田ちゃん、大丈夫!? と心配するフリをしながら、みんなの興味はもう「オカマ掘られたのか否か」にしかありませんね。ケガは軽かった。それはよかった。でも、掘られてなかった。なんだ掘られてなかったのか。つまんないの。事故のニュースで、ケガの有無や程度よりも、ぶつかったその「方向」が注目されるっていうのは、織田ちゃん以外じゃ考えられないベクトルである。そのオンリーワン、みんな嫌いじゃないぞ。頑張れ織田ちゃん! 何を。

楽しんごが整体院を新オープン、思わず目を疑ってしまう“警察要マーク”メニューとは?

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『楽しんごDVD みんなの疲れを癒しんご』/よしもとアール・アンド・シー

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◎いわくつきの整体院オープン
 赤坂にプロデュースした整体院をこの春オープンさせるという楽しんご。前より荒っぽい手技になりそうな気が。

 メニューは整体に加え、ブラジリアンワックスなんつうのもあるそうな。そして目を疑ったのは「睾丸マッサージ(価格未定)」。睾丸て。丸出しかな、タオルかけるのかな。それより何より「睾丸マッサージ」というメニューをハナから挙げてるのがすごい。「肚くくってます」の意志表明か。今度は暴力じゃないことで警察のお世話になりそうな予感が。って案外はやったりして睾丸マッサージ。行った人、感想教えて。

木嶋佳苗ブログで気づいた、彼女が「デブス」と罵倒されるよりもつらいこと

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『木嶋佳苗 法廷証言』(宝島社)

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◎佳苗が戻ってきた!
 予想を裏切らない内容の木嶋佳苗ブログ。何か彼女の脳内に構築されている自己イメージが、実にしゅんでる感じである。マンガ『WORST』(秋田書店)なんかにも言及したりして、「反響」も織り込み済みの鼻息の荒さ。「そのうち私が取り上げる本が話題になって、書店にコーナーができたり、作者からお礼が来たりしたらどうしよう(はぁと)」と本気で思ってるフシがある。

 「デブス」と自分を否定する者を「私の価値をわからない下等な人間」と見下すことで、精神の均衡を保ってきた彼女。否定されることは何らつらくない。一番つらいのは自己主張できないこと。それは彼女にとって、死刑になるよりつらいに違いない。執行までずっとブログを続けようとする彼女と、あの手この手で禁じようとする上とのせめぎ合いで、きっとまた訴訟とかになるんだろうな。灰になるまで生涯木嶋佳苗宣言!

 それはもうわかった。脳内イメージはわかったから、今知りたいのは、その脳が構築されたプロセスだ。何を積み重ね、何から目を背け、何にすがった結果その思考回路に至ったのか。そのプロセスを知りたい。全盛期の山岸凉子のマンガで。

「ショート16位発進」浅田真央と日本国民を苦しめる、罪深き我々の“国民性”

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『浅田真央 そして、その瞬間へ』(学研マーケティング)

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎日本が沈みきった1日
 まさかこんなことになるとは思わんかった。浅田真央・ショート16位発進。じゅじゅじゅ、16位て……。今見終わったけど、お通夜か。日本国内の沈み込みぶりたるや、ちょっと尋常じゃない感じである。やるだけやっての負けではなく、完全に「自滅」ってところがこたえるというか。あまりな低順位に、得意な「ドンマイドンマイ!」すら繰り出せず、気持ちの逃げ場が確保できない。これが韓国だったら、ストレートに袋叩きになるところだろうが、日本はそうじゃないから。笑顔で健闘を心から称え、失望はなるたけ奥に飲み込む。結果、真綿で彼女の首を絞めるような、重苦しい空気だけが残るのである。ああ国民性。

 しかし、お通夜か。国会の国旗が半旗になりそうな勢いである。ワケわからんが、ちょっと黙とうしてみた。そうでもしないと、浅田真央の気持ちになっていろいろ考えて眠れなくなっちゃうからさぁ。あーあ。もう、この数分のためにあんなに頑張ってきたのに、あれは何だったんだろ。ここで終わるのかぁ。今日もあるけど。頑張らなきゃいけないけど。でもこういう終わり方なのかぁ。あー……。黙とう!!