内村光良『紅白』総合司会“快諾”の裏にあった「イッテQ!疑惑」と「愛娘の存在」

 年末恒例の『NHK紅白歌合戦』で総合司会を務めることになった、ウッチャンナンチャン・内村光良。内村の総合司会は昨年に続いて2度目となるが、その背景には、現在『報道ステーション』(テレビ朝日系)でキャスターを務める、妻・徳永有美と、愛娘の存在があったという。

 昨年、お笑いタレントとしては、1983年のタモリ以来となる総合司会を務めた内村だったが、注目された視聴率は、歴代最低だった2015年の39.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)を0.2ポイント上回る39.4%と、数字だけ見れば、なんとも微妙な結果だった。

 ところが、放送直後のSNSには、一般視聴者から内村の司会を評価する書き込みがあふれ、スタッフも内村の進行ぶりを絶賛。最終的には、制作スタッフが「視聴率は演出の問題だ」との報告書を提出したうえ、打ち上げ時には、上層部の一人が内村サイドに「次の大みそかも空けておいてほしい」と非公式にお願いしたとのウワサまでささやかれていた。

 そうしたこともあって、内村の続投は既定路線とみられていたのだが、内村サイドが多忙を理由に直前まで返事を保留。当初、内村サイドは、彼が司会を務めるバラエティ『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の特番ロケのスケジュールを優先させ、調整がつかない場合には『紅白』の司会を断るつもりだったという。

 しかし、妻の徳永と愛娘が「紅白の司会を続けてほしい」と内村に懇願。家族の訴えを受け、内村は『イッテQ!』を蹴って、紅白の総合司会を受けたというのだ。

 内村サイドには多少の逡巡があったかもしれないが、ちょうどその直後に「週刊文春」(文藝春秋)が『イッテQ!』内のやらせ疑惑を報道。日テレは、やらせこそ否定したものの、疑惑を指摘された祭り企画を当面休止し調査するとして謝罪した。一方、文春側は『イッテQ!』が打ち切りになるような超ド級のスキャンダルをつかんでいて、年内にも第3弾を報じるというウワサもある。

 今後の存続が危ぶまれる『イッテQ!』だが、特番ロケを断った内村としては、結果的に『紅白』の司会を選んで大正解といえるだろう。その背中を押した徳永と愛娘には、ますます頭が上がらなくなりそうだ。

『世界の果てまでイッテQ!』ヤラセ疑惑で打ち切り待ったなし? 今年の“ワースト視聴率”まで急降下!

“やらせ疑惑”に揺れる日本テレビ系の人気バラエティー『世界の果てまでイッテQ!』の打ち切りが、いよいよ現実味を帯びてきてしまったようだ。

 11月8日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、ラオスでの橋祭り企画を“でっち上げ”と報じたが、その当日、同局はやらせを完全否定し、現地コーディネート会社に責任転嫁。ところが、同15日発売の同誌が第2弾としてタイでのカリフラワー祭でのやらせを報じると、同局の態度は一変。お祭り企画の制作過程における不備を認めて謝罪するに至った。

 報道やドキュメンタリー番組とは異なり、バラエティーはある意味フェイクの世界で、大半の視聴者も、それを前提として見ている。しかし、リアルではないことを、リアルであるとして放送すれば、視聴者との信頼関係が損なわれてしまいかねない。

『イッテQ!』は同局ナンバー1の人気番組で、視聴率20%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)超えを果たすこともしばしば。やらせ報道直前の同4日放送回は18.3%をマークしていたが、報道後の同11日は16.6%に降下。謝罪後の同18日も16.5%と伸び悩んだ。1週休みを挟んだ12月2日は、ついに14.0%まで落ち込んだ。同番組の視聴率が15%を割ったのは、昨年9月17日の14.4%以来、実に1年3カ月ぶりの緊急事態で、今年のワースト記録を更新した。

 2日、裏のテレビ朝日系でオンエアされた『M-1グランプリ2018』が17.8%の高視聴率を取り、『イッテQ!』に完勝したが、やらせ疑惑が発生していなければ、さすがにこのような結果には終わっていないだろう。

 今後、放送倫理・番組向上機構(BPO)がどう対応するかにもよるだろうが、このように『イッテQ!』の視聴率自体が、ジリジリ下がっていけば、同局ももはや“打ち切り”の判断をしなければならなくなりそうだ。
(文=田中七男)

『イッテQ!』のコーディネーターM社 夜の遊び場も手配する「至れり尽くせり」

 今なお波紋を広げ続けている、「週刊文春」(文藝春秋)が報じた『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のヤラセ疑惑。番組内の人気コーナー「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」で紹介されたラオスの「橋祭り」などが、タイのロケーションコーディネート会社・M社が仕込んだものであることが相次いで発覚。当該コーナーが放送休止となり、さらに日本テレビの大久保好男社長が過去に放送された番組についても調査中だと定例会見で報告するに至った。

「日本テレビでは『イッテQ!』以外にも、『ザ!世界仰天ニュース』や2012年まで放送されていた『週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー』でも、M社を使っていた。そういう意味でも、まだまだ余罪が出てくる可能性はあるでしょう」(テレビ局関係者)

 タイに拠点を置くM社は、主に東南アジアでのロケをコーディネートする会社。セットやエキストラの手配も行っているという。

「M社に任せていれば、簡単に海外ロケができるとまでいわれていて、とにかく“手間が省ける”ということで、日本のテレビ局に重宝されているようです」(同)

 また、M社がコーディネートするのは、ロケに関することだけではないという。

「機材を現地で調達してくれたり、撮影スタッフの移動手段も全部手配してくれたりするそうですよ。つまり、最低限の荷物で現地に行っても撮影ができるということ。もちろん、食事や宿泊場所も全部用意してくれるそうで、さらには女性が接待してくれる夜のお店などにも連れて行ってくれるのだとか。日本のスタッフにしてみれば、M社に頼めば、撮影の仕事だけでなく、歓楽の目的も果たしてくれるというわけです」(同)

 海外で撮影する際は、入国審査やビザ申請など、さまざまな手続きが必要となるケースも少なくないが、M社を通せば、スムーズに進むといわれている。

「個人だと入国審査に何時間もかかる場合でも、M社のスタッフにパスポートを渡しておけば一瞬で入国できる、なんてこともあるようですね。現地の警察やらイミグレーションオフィスとも通じているということなのかもしれません」(同)

 それだけ至れり尽くせりなのであれば、M社を使う局が多いのも仕方ないのかもしれない。だが、M社のサービスがいいからといって、ヤラセをしてもいいなんていう論理は通用するはずもない。『イッテQ!』のスタッフは猛省する必要があるだろう。

『イッテQ!』のコーディネーターM社 夜の遊び場も手配する「至れり尽くせり」

 今なお波紋を広げ続けている、「週刊文春」(文藝春秋)が報じた『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のヤラセ疑惑。番組内の人気コーナー「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」で紹介されたラオスの「橋祭り」などが、タイのロケーションコーディネート会社・M社が仕込んだものであることが相次いで発覚。当該コーナーが放送休止となり、さらに日本テレビの大久保好男社長が過去に放送された番組についても調査中だと定例会見で報告するに至った。

「日本テレビでは『イッテQ!』以外にも、『ザ!世界仰天ニュース』や2012年まで放送されていた『週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー』でも、M社を使っていた。そういう意味でも、まだまだ余罪が出てくる可能性はあるでしょう」(テレビ局関係者)

 タイに拠点を置くM社は、主に東南アジアでのロケをコーディネートする会社。セットやエキストラの手配も行っているという。

「M社に任せていれば、簡単に海外ロケができるとまでいわれていて、とにかく“手間が省ける”ということで、日本のテレビ局に重宝されているようです」(同)

 また、M社がコーディネートするのは、ロケに関することだけではないという。

「機材を現地で調達してくれたり、撮影スタッフの移動手段も全部手配してくれたりするそうですよ。つまり、最低限の荷物で現地に行っても撮影ができるということ。もちろん、食事や宿泊場所も全部用意してくれるそうで、さらには女性が接待してくれる夜のお店などにも連れて行ってくれるのだとか。日本のスタッフにしてみれば、M社に頼めば、撮影の仕事だけでなく、歓楽の目的も果たしてくれるというわけです」(同)

 海外で撮影する際は、入国審査やビザ申請など、さまざまな手続きが必要となるケースも少なくないが、M社を通せば、スムーズに進むといわれている。

「個人だと入国審査に何時間もかかる場合でも、M社のスタッフにパスポートを渡しておけば一瞬で入国できる、なんてこともあるようですね。現地の警察やらイミグレーションオフィスとも通じているということなのかもしれません」(同)

 それだけ至れり尽くせりなのであれば、M社を使う局が多いのも仕方ないのかもしれない。だが、M社のサービスがいいからといって、ヤラセをしてもいいなんていう論理は通用するはずもない。『イッテQ!』のスタッフは猛省する必要があるだろう。

『クレイジージャーニー』が『イッテQ!』ロケ現場に遭遇! あぶり出される「ネタかぶり」問題

 21日放送の『クレイジージャーニー ゴールデンSP』(TBS系)において、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)との思わぬコラボレーションが見られた。番組の常連出演者である丸山ゴンザレスがブラジル・リオデジャネイロを訪れていたところ、『イッテQ!』ロケ中のANZEN漫才・みやぞんと遭遇した。みやぞんは丸山に握手を求めるなど、気さくな振る舞いを見せた。

 このハプニングが用意されたものか、偶然なのかは定かではないが、図らずも「ネタかぶり」問題を浮き彫りにしたともいえるだろう。

「『イッテQ!』も『クレイジージャーニー』も、広い意味で“変わり種の旅”をテーマとするドキュメントバラエティー番組です。世界の変わったスポットや、面白い人物などを取り上げるのですから、どうしてもネタかぶりは生じますね。今回のような同時期に同じ場所のロケを行いバッティングしてしまうことも起こり得るでしょう。さらに、この手の番組は一度使ったテーマを、違う切り口で取り上げるといったことも難しいため、どんどんネタ不足に陥っていきます。結果的に『週刊文春』(文藝春秋)に報じられたような、実質的なやらせに手を染めざるを得ない事情も理解できますね」(業界関係者)

『クレイジージャーニー』は、2015年4月開始で、旅系バラエティーとしては後発にあたる。その分、さまざまな工夫がなされている。

「ひとつは、有名タレントではない人物を起用した点ですね。スラムや裏社会の取材を得意とするジャーナリストの丸山ゴンザレス、『謎の独立国家ソマリランド』(本の雑誌社)などのヒット作で知られる紀行作家の高野秀行、世界の奇妙な場所を取り上げた『奇界遺産』(エクスナレッジ)などで知られる写真家の佐藤健寿などが出演しています。通常のテレビ番組ならば彼らは裏方のブレーンとして関わりますが、それを素のままテレビに出した点がウケたといえるでしょう」(同)

 この手法は『クレイジージャーニー』の専売特許となっており、ほかの番組がやれば即パクリと見なされ叩かれてしまう。旅番組は、ほかのジャンルに比べ制作過程で困難が多そうだ。
(文=平田宏利)

日テレの日曜ゴールデン帯が完全崩壊へ! 山口問題の『鉄腕DASH』、“やらせ疑惑”の『イッテQ!』、『行列』は低調続く……

 まさに独壇場で、我が世の春を謳歌していた、日本テレビの日曜ゴールデン帯が崩壊への道を歩む気配となってきた。

 18日、『ザ!鉄腕!DASH!!』は13.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、山口達也脱退後に再スタートを切った5月13日放送回以降、自己ワーストタイを記録。
“やらせ疑惑”で渦中の『世界の果てまでイッテQ!』は16.5%で、前週(11日)より0.1ポイントダウン。同番組は、この視聴率が取れない時代で20%超えを連発する人気バラエティー。ふだんは18~19%台が定位置で、2週連続16%台は異例の事態。

 後番組となる『行列のできる法律相談所』も12.4%どまりで、前週(同)より1.2ポイント下げ、前の2つの番組の不振に引きずられるように低調な数字となった。

 これが、強力な裏番組の影響を受けたのなら、許容できる面はある。事実、前週(同)、テレビ朝日が午後6時30分からオンエアした『ポツンと一軒家』2時間半スペシャルが15.4%の高視聴率をマークし、『DASH!!』『イッテQ!』の勢いを止めた。だが、18日は『一軒家』も休止で、日テレの視聴率に影響を及ぼすような裏番組がなかっただけに、事態は深刻なのだ。

「TOKIO元メンバー・山口達也の少女への強制わいせつ事件、そして今回の『イッテQ!』のラオスやタイのお祭りでの“やらせ疑惑”、それを暴いた『週刊文春』(文藝春秋)の記事に対する日テレの初動対応ミスと、不祥事が続いています。“やらせ疑惑”報道に対しては、即謝罪すればよかったのですが、当初は否定してしまったため、視聴者の信頼を損なってしまいました。山口がいなくなったことで、『DASH!!』は、かねて課題だったマンネリ化に加え、メンバーがなかなか揃わず、視聴率もジリ貧です。『イッテQ!』は超人気番組なだけに、一気にファンが去ってしまうとは考えられませんが、これまたジリジリ数字が落ちていく可能性も大です。これら2番組の視聴率が下がっていけば、連動するように、『行列』も落ちていき、ドル箱だった同局の日曜ゴールデン・プライム帯は崩壊への一途をたどるかもしれませんね」(テレビ局関係者)

 これまで、他局がまるで太刀打ちできなかった『イッテQ!』だが、『一軒家』という強力な裏番組が出現し、逆転されてしまう可能性も十分で、“やらせ疑惑”の代償は高いものになりそうだ。
(文=田中七男)

『イッテQ!』問題は“謝罪テロップ”で一件落着!? 日テレ内では「日産のおかげ」と安堵広がる

「お詫びのテロップを流したことで、日テレとしては一件落着と考えているようですよ。実際、放送翌日には日産のカルロス・ゴーン会長の件もあって、この件に関する報道も落ち着きましたからね。日テレ内には『日産のおかげだね』という声が飛び交ってました」(バラエティスタッフ)

「週刊文春」(文藝春秋)の報道から始まった『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のヤラセ疑惑。放送開始当初からの人気企画「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」で、実際には存在しない祭りがあったという内容だっただけに、どうしてもメイン出演者の宮川大輔をクローズアップした報道が多かった。

「大輔さんも『なんで俺が悪いみたいになってんねん!?』と怒り心頭でした。オンエアでも普段からディレクターにもキレてる様子が出てますが、それはあくまで芸人として面白くなればという演技。今回は、祭りがあるか、ないかという根本的なところの話ですから、『何を信じたらええねん!』と周囲に当たり散らしていたそうです」(芸能事務所関係者)

 一方で司会者のウッチャンナンチャン・内村光良の責任を問う声もあったが……。

「さすがに彼はそこまで関係してないですからね。それよりも、今は平成最後の紅白の総合司会のことで頭がいっぱいのようで、会う人会う人に『平成最後だから、NHKも張り切ってて、打合せが多くて困ってる』と愚痴をこぼしてましたよ。今の内村さんには『イッテQ!』より紅白の方が大変みたいですよ」(スポーツ紙記者)

 どちらも国民的人気番組だけに、司会者のプレッシャーは半端ないようだ。

NHKが『イッテQ!』のやらせ問題を非難!? 定例会見の発言に「おまえが言うな」とツッコミ続出

 11月21日に行われたNHKの定例会見で、木田幸紀放送総局長が『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の“やらせ問題”について言及。やらせに否定的な立場を取っていたものの、世間からは「NHKが言えることなの?」とのツッコミが続出している。

 問題になっているのは『世界の果てまでイッテQ!』の“祭り企画”に浮上したやらせ疑惑。同企画では世界中の祭りに宮川大輔が参加するのだが、ラオスの「橋祭り」について「週刊文春」(文藝春秋)が“作られた祭り”だったと指摘した。他にも様々な祭りに“でっち上げ疑惑”が浮上し、番組が冒頭で謝罪をする事態まで発展。日本テレビは、同企画の休止を発表している。

 こうした一連の騒動を受けて、定例会見では“やらせと演出の境界線”について質問が。これに木田放送総局長は「他局の番組についてはコメントしない」としたうえで、「例えば人間が空を飛ぶとか、完全に違う世界のものとしてわざと作っているものと分かっているものは誇張した方法も取る」「しかし紛らわしいものについては、過度な演出に走らないように気をつけている」と返答。また「NHKでは(実在しないものが)実在しているかのような表現は現に謹んでいる」とも語っていた。

「その他木田放送総局長は、“祭り”の協力者に謝礼が支払われていた件についても『ありえない』とバッサリ。“やらせ”についてかなり厳しい態度をとっています。しかしネット上では、『NHKの方がイッテQなんかよりもっとヤバいことやってるような……』『完全に自分たちのことを棚上げにしてる』『“他局の番組についてコメントしない”って言ってるけど、本当にコメントしなければ良かったのに』といった厳しい声が。確かに過去の事例を振り返ると、このようなツッコミがされてしまうのも頷けます」(芸能ライター)

 最近では11月19日放送の報道番組『NHKニュース7』が物議を醸している。この日の放送では日産自動車の代表取締役会長であるカルロス・ゴーンの逮捕を伝え、「日産自動車の社員」にインタビュー。しかし翌日の放送では、日産自動車の社員ではなく「別の会社に勤めている方」だと訂正された。

「NHKでは過去にも様々な番組で“やらかし”をしています。例えば同曲は『ゴーストライター問題』で世間を騒がせた佐村河内守を、ドキュメンタリー番組で本人が作曲を行っているかのような内容で特集。視聴者から厳しい意見が寄せられ、『おはよう日本』などの番組で謝罪。さらにこの件に関する『調査報告書』をまとめ、公開していました」(同)

 意図的な“誇張”はなくても、間違った情報を伝えてしまうケースは数多く存在する。これはNHKや日本テレビに限らず、業界全体の課題なのかもしれない。

『イッテQ!』終了確実の“超ド級情報”を「文春」が仕込み済み?

 嵐の前の静けさなのか?

『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の「祭り企画」で、実際にはない祭りをでっち上げた疑いがあると「週刊文春」(文藝春秋)が報じた問題について、18日の放送では「一部の『祭り』において開催実績や開催経緯などの説明に誤りがありました」との謝罪テロップが表示され、当面の間、同企画は休止することが発表された。

 11月8日、15日発売号と2週にわたってやらせ疑惑を報じた文春だったが、21日発売号には追撃記事は見当たらない。しかしスポーツ紙デスクは、こう語る。

「番組自体はこのまま継続されるようですが、『文春』は番組の息の根が止まるような超ド級のスクープを温めているというウワサがあるんです。考えられるとしたら、出川哲朗の『はじめてのおつかい』シリーズか、イモトアヤコの『珍獣ハンター』『登山部』シリーズあたりではないか。まず、『おつかい』に出てくる外国人たちが全員エキストラという可能性はありそう。あんなに怪しい東洋人がウロウロしていたら、普通はポリスが駆け付けてくるはず。『珍獣~』も、いかにも危険動物のように見せかけていますが、実は毒がない安全な状態にしてあったという可能性は十分ある。もしやらせがあったとして、番組的に一番ダメージが大きいのが、花形企画の『登山』でしょう。ヘリを使っていたと暴露されたら、イモトはタレント生命を絶たれてもおかしくない。そればかりか、日本テレビの大久保好男社長は、同番組について『やらせやでっち上げの意識はなかった』と否定していますから、番組終了や社長辞任といった事態にまで及ぶのは必至です。年末の合併号あたりで、何かが飛び出るかもしれません」

 関係者は、しばらく首筋が寒いだろう。

『イッテQ!』即打ち切りにならなかったワケは「ストック多いため」だった?

『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)が番組存続の危機に立たされている。「週刊文春」(文藝春秋)が、ラオスにおける橋祭りの捏造疑惑を報じ、当初は否定するも、続報としてタイのカリフラワー祭りにも同様の疑惑が報じられると一転して、当該企画の当面の中止を発表した。19日の放送では番組冒頭、視聴者への謝罪テロップも流れた。

 ただ、今のところ番組の打ち切りはないようだ。過去に同様の問題を起こした番組としては、納豆に大きなダイエット効果があると虚偽の事実を報じた『発掘!あるある大事典II』、実際の内容とはかけ離れた対決を放送した『ほこ×たて』(ともにフジテレビ系)が即座に打ち切られている。放送局の違いがあるとはいえ、なぜ『イッテQ!』は即打ち切りとならないのだろうか。

「『イッテQ!』が即刻打ち切りとならないのは、20%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)近い視聴率を獲得する人気コンテンツのためでしょう。さらに放送時間の日曜夜8時はNHKの大河ドラマのほか人気番組がひしめく視聴率激戦区です。日テレ的には今『イッテQ!』を失うのは得策ではないと考えているのかもしれません。さらに、ヤラセ疑惑が発覚したのはあくまで1コーナーであり、番組全体は『ガチ』であるとの主張も不可能ではありません」(業界関係者)

 さらに『イッテQ!』を打ちきれない理由はほかにもある。

「未放送ロケのストックも相当にあるものと思われます。今、打ち切りとなった場合には、すべてお蔵入りとなってしまいます。少なくともストック分の消化が終わったのちに、番組打ち切り論が出てくるかもしれません。ある程度、時間があれば次番組の準備も可能です。タイミング的には来年の4月改編で終了の可能性などがあり得るでしょう」(同)

 これまでの報道を見る限り、『イッテQ!』のやらせが「2件のみ」の可能性は限りなく低い。今後の続報次第ではさらなるピンチを迎えそうだ。
(文=平田宏利)