上原多香子、遺族への“慰謝料”は来月時効……逆に“名誉毀損”で200万円請求可能!?

 8月10日発売の「女性セブン」(小学館)で、ヒップホップグループ・ET-KINGのTENNさんが2014年に自死した当時、妻の上原多香子(SPEED)が俳優・阿部力と不倫関係にあったと報じられた。

 「セブン」には、TENNさんの実弟が公表したTENNさんの遺書と、上原が不倫相手の阿部とかわした恋愛感情満載のLINEの内容、上原と阿部の親密さをうかがわせる写真が掲載された。上原の不倫は、家族からしてみれば許されない行為だが、TENNさんが亡くなって3年たってから、遺書やLINE等を公開する行為は、上原に対する名誉毀損にならないのだろうか? また、遺族側がTENNさんの代わりに上原の不貞行為について、慰謝料を請求することは可能なのだろうか? 弁護士に話を聞いた。

 まず、アディーレ法律事務所の吉岡一誠弁護士は、次のように説明する。

「『セブン』の記事の内容は、全体として上原多香子さんが不倫をしたかのように受け取られる記載になっており、これにより上原さんの社会的評価が低下しうると考えられるので、名誉棄損に該当する可能性があります。また、公表された写真やLINEの内容は、上原さんにとって、公にされたくない私生活の事柄であると考えられるので、プライバシー侵害にも該当する可能性があります」

 名誉棄損やプライバシー侵害と認められた場合、上原の精神的苦痛に対する慰謝料額は、数十万~数百万円程度であるという。

「基本的には、名誉棄損またはプライバシー侵害行為の主体は、記事を作成した出版社であり、賠償責任を負うのは出版社になりますが、TENNさんの実弟が提供した遺書や写真、LINEの内容がそのまま掲載されていますし、記事の内容についても了承しているものと考えられるので、TENNさんの実弟も同様に賠償責任を負うことになるでしょう。

 なお、出版社やTENNさんの実弟としては、名誉棄損について、(1)公共の利害に関する事実であること、(2)公益目的であること、(3)真実であること、または真実であると信じたことについて確実な資料・根拠に基づいていると立証することで、責任を免れることが可能であり、プライバシー侵害についても、公表に正当な理由があることなどを立証することで、責任を免れる余地があります」

 また、弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所の中里妃沙子弁護士は、あくまで参考意見とした上で、「遺言の中に、上原さんの評判を落としかねないような事実が記載されていて、義弟がその内容を、遺言を示してマスコミを通して公表したような場合には、義弟に名誉毀損罪が成立します。その場合の慰謝料は、せいぜい200万円が限度です」と述べる。

 では、逆に上原の不貞行為に関して、遺族が慰謝料を請求することはできるのだろうか? 吉岡弁護士によると可能だという。

「TENNさんの遺族は、相続によりTENNさんの慰謝料請求権を承継するため、相続放棄をしていなければ、上原さんやその不貞相手の男性に慰謝料請求をすることが可能です。不貞による慰謝料額の相場は、数十万~300万円程度で、婚姻期間や不貞期間等さまざまな事情から金額が決められます。ただし、裁判上請求が認められるためには、請求をする側が不貞の事実を立証しなければなりません。今回の記事の中で取り上げられていた内容だけでは、肉体関係があったことを立証できない可能性も高く、実際には難しいのではないでしょうか」(吉岡弁護士)

 中里弁護士も、「遺族から上原さんへの慰謝料請求は可能です。とはいえ、時効の壁(3年)がありますので、元夫が上原さんの不貞、および不貞の相手方を知ったときから3年を経過していたら、請求できません」と話す。TENNさんが自殺したのは2014年の9月25日で、遺族がその時に上原の不貞を知ったとすれば、来月、時効の3年を迎えることになる。

 上原は、上演中の舞台が千秋楽を迎える8月18日以降は無期限活動休止に入ると報じられているが、今後、自らの口で事情を説明することがあるのだろうか。

上原多香子、遺族への“慰謝料”は来月時効……逆に“名誉毀損”で200万円請求可能!?

 8月10日発売の「女性セブン」(小学館)で、ヒップホップグループ・ET-KINGのTENNさんが2014年に自死した当時、妻の上原多香子(SPEED)が俳優・阿部力と不倫関係にあったと報じられた。

 「セブン」には、TENNさんの実弟が公表したTENNさんの遺書と、上原が不倫相手の阿部とかわした恋愛感情満載のLINEの内容、上原と阿部の親密さをうかがわせる写真が掲載された。上原の不倫は、家族からしてみれば許されない行為だが、TENNさんが亡くなって3年たってから、遺書やLINE等を公開する行為は、上原に対する名誉毀損にならないのだろうか? また、遺族側がTENNさんの代わりに上原の不貞行為について、慰謝料を請求することは可能なのだろうか? 弁護士に話を聞いた。

 まず、アディーレ法律事務所の吉岡一誠弁護士は、次のように説明する。

「『セブン』の記事の内容は、全体として上原多香子さんが不倫をしたかのように受け取られる記載になっており、これにより上原さんの社会的評価が低下しうると考えられるので、名誉棄損に該当する可能性があります。また、公表された写真やLINEの内容は、上原さんにとって、公にされたくない私生活の事柄であると考えられるので、プライバシー侵害にも該当する可能性があります」

 名誉棄損やプライバシー侵害と認められた場合、上原の精神的苦痛に対する慰謝料額は、数十万~数百万円程度であるという。

「基本的には、名誉棄損またはプライバシー侵害行為の主体は、記事を作成した出版社であり、賠償責任を負うのは出版社になりますが、TENNさんの実弟が提供した遺書や写真、LINEの内容がそのまま掲載されていますし、記事の内容についても了承しているものと考えられるので、TENNさんの実弟も同様に賠償責任を負うことになるでしょう。

 なお、出版社やTENNさんの実弟としては、名誉棄損について、(1)公共の利害に関する事実であること、(2)公益目的であること、(3)真実であること、または真実であると信じたことについて確実な資料・根拠に基づいていると立証することで、責任を免れることが可能であり、プライバシー侵害についても、公表に正当な理由があることなどを立証することで、責任を免れる余地があります」

 また、弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所の中里妃沙子弁護士は、あくまで参考意見とした上で、「遺言の中に、上原さんの評判を落としかねないような事実が記載されていて、義弟がその内容を、遺言を示してマスコミを通して公表したような場合には、義弟に名誉毀損罪が成立します。その場合の慰謝料は、せいぜい200万円が限度です」と述べる。

 では、逆に上原の不貞行為に関して、遺族が慰謝料を請求することはできるのだろうか? 吉岡弁護士によると可能だという。

「TENNさんの遺族は、相続によりTENNさんの慰謝料請求権を承継するため、相続放棄をしていなければ、上原さんやその不貞相手の男性に慰謝料請求をすることが可能です。不貞による慰謝料額の相場は、数十万~300万円程度で、婚姻期間や不貞期間等さまざまな事情から金額が決められます。ただし、裁判上請求が認められるためには、請求をする側が不貞の事実を立証しなければなりません。今回の記事の中で取り上げられていた内容だけでは、肉体関係があったことを立証できない可能性も高く、実際には難しいのではないでしょうか」(吉岡弁護士)

 中里弁護士も、「遺族から上原さんへの慰謝料請求は可能です。とはいえ、時効の壁(3年)がありますので、元夫が上原さんの不貞、および不貞の相手方を知ったときから3年を経過していたら、請求できません」と話す。TENNさんが自殺したのは2014年の9月25日で、遺族がその時に上原の不貞を知ったとすれば、来月、時効の3年を迎えることになる。

 上原は、上演中の舞台が千秋楽を迎える8月18日以降は無期限活動休止に入ると報じられているが、今後、自らの口で事情を説明することがあるのだろうか。

上原多香子はスルー、宮迫博之は許される――ワイドショーによる不倫報道の不公平

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 菊川怜の『とくダネ!』(フジテレビ系)キャスター降板が発表された。結婚を番組で発表したにもかかわらず、その後、夫の隠し子スキャンダルに対して“情報番組のキャスター”として対応できたとはいえない菊川。その後も番組で他著名人などの結婚ネタが話題になるたび、気まずい雰囲気を醸し出していた。降板もいたしかたないか。

第377回(8/10~15発売号より)
1位「上原多香子 『致命的な破倫の果てに』」(「女性セブン」8月24・31日合併号)
2位「斉藤由貴も!? 不倫脳ってあるんだぁ」(「女性セブン」8月24・31日合併号)
3位「宮沢りえ 森田剛 ついに隣の家で“夫婦”生活スタート」(「女性セブン」8月24・31日合併号)
※「女性自身」「週刊女性」は合併号休み

 不倫、不倫、不倫、である。今井絵理子、斉藤由貴、宮迫博之、田中哲司、渡辺謙————。

 そんな中、またしも衝撃の不倫劇が。それは「女性セブン」がスクープした上原多香子の不倫だ。しかも今回のケースは通常とは事情がかなり異なる。上原の夫は2014年に自死しているからだ。しかも、この自殺の原因が妻である上原の不倫にあると疑われ、その証拠となる遺書も存在する。それを夫だったTENNさんの実弟が告発。しかもTENNさんは“子どもが望めない”事情があり、しかし上原は、浮気相手とLINEで子どもを望む会話をしていた。かなり深刻だ。

 すでにネットでは上原に対するバッシングが展開されているが、それはあいも変わらず“女性が浮気した”ことに対する男たちの怒りで満ちあふれたもの。しかし、自死の原因は妻の裏切りだけだったのか。実弟など遺族の怒りはもっともだが、それ以外にも複雑でいろんな事情があったのではないか。赤の他人が自分たちのことは棚に上げ、“女の浮気は許さない!”と気勢を上げるのは醜悪でしかない。はぁ〜。

 だが、この上原報道に対し、不倫大好きなはずの芸能マスコミ、特にワイドショーはほとんどスルーしている。上原が強面芸能プロ・ライジング所属という面もあるだろう。また、「自殺」という深刻でナーバスな問題に踏み込まざるを得ないから腰が引けた面もあるだろう。現在の情報番組、ワイドショーのコメンテーターは芸人だらけで、ポロリと不謹慎なことでも言われたら大変だ、という制作側の危惧もあったのかもしれない。

 だが、そう考えると数多ある不倫騒動と今回の報道の落差は、あまりにも激しいし、不公平だ。矢口真里、ベッキーはいじり放題、罵倒し放題で芸能界休業にまで追いやった。しかし、今話題の宮迫は堂々と『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)に出演する予定だ。どうやらマスコミ的、いや世間的に、不倫が“許される人”と“許されない人”がいるようだ。いや、もう1つ“なかったこと”になるケースも。

 “許されない人”の多くが弱小事務所の主に女性だ。そして“許される人”はレポーターたちを煙に巻き、キャラ的にも糾弾されない大御所おじさまなど。また“なかったこと”になるのは、ジャニーズやバーニングを筆頭とした“マスコミタブー事務所”に所属している大物タレントやアイドル。さらに宮迫不倫で判明したが、ワイドショーコメンテーターのお仲間も“許される人”に入るらしい。

 時に「許さない!」と怒り、時に「夫婦の問題だから」と理解を示す。ダブルやトリプルなスタンダードが存在するのがワイドショーの不倫報道だ。しかもワイドショーが芸人だらけになって、その不公平感は、さらに広がったと思う。仲間を守る、そしてタブーには決して触れない(自分たちや所属事務所がタブーだったりもするし)。だからと言って政治風刺もしないし、社会的話題、ニュースをまともに斬ることもできない。はぁ〜〜。

 そんな芸能マスコミ不倫事情だが、「セブン」には、もう1つ不倫記事が。それが“不倫脳”についての特集。キャーー!! 何それ!?

 記事によると不倫は1度すると繰り返すもので、そういった人は「不倫脳」を持っているらしい。その“脳”は2つの特徴があり、その1つは「喜びや悲しみ、怒りなどの感情を形成する『大脳辺縁系』が活発な一方で、感情や性欲を抑える脳内物質『セロトニン』の分泌が少ない」こと。もう1つは「脳の中枢部分の『側坐核』」から出るドーパミンに関係するらしい。

 セロトニンが少ないと理性で感情が抑えられず、いろんな人と恋に落ちやすい。また不倫というリスクと興味を同時に感じると「側坐核」から快楽をもたらすドーパミンが出る。だから「不倫脳」を持った人は不倫をやめられない――。

 すごいな、脳。すごいな「セブン」。本当か!? しかも脳は成人するとほとんど変化しない。つまり、「不倫脳」を持った人は不倫を繰り返すということ。ってことは、不倫はあくまで “脳”のせいで、倫理観とか道徳意識とか関係なく、自分の社会的立場や周囲の影響などを考慮できないのも、当たり前ってことか。

 ぜひ、この“不倫脳”問題をワイドショーで議論してほしい。

 宮沢りえとV6森田剛が順調な交際ぶりを見せているらしい。隠す様子もなくデートを繰り返し、路上ハグも。さらに森田はりえの自宅の“目と鼻の先”のマンションにお引越し。2人の交際はジャニーズ事務所も黙認(もしくは宮沢が大物なので歓迎とさえ伝えられる)らしいし、このまま大人の関係はしばらく続くんだろうな。森田が入籍にこだわらなければ、だが。

上原多香子はスルー、宮迫博之は許される――ワイドショーによる不倫報道の不公平

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 菊川怜の『とくダネ!』(フジテレビ系)キャスター降板が発表された。結婚を番組で発表したにもかかわらず、その後、夫の隠し子スキャンダルに対して“情報番組のキャスター”として対応できたとはいえない菊川。その後も番組で他著名人などの結婚ネタが話題になるたび、気まずい雰囲気を醸し出していた。降板もいたしかたないか。

第377回(8/10~15発売号より)
1位「上原多香子 『致命的な破倫の果てに』」(「女性セブン」8月24・31日合併号)
2位「斉藤由貴も!? 不倫脳ってあるんだぁ」(「女性セブン」8月24・31日合併号)
3位「宮沢りえ 森田剛 ついに隣の家で“夫婦”生活スタート」(「女性セブン」8月24・31日合併号)
※「女性自身」「週刊女性」は合併号休み

 不倫、不倫、不倫、である。今井絵理子、斉藤由貴、宮迫博之、田中哲司、渡辺謙————。

 そんな中、またしも衝撃の不倫劇が。それは「女性セブン」がスクープした上原多香子の不倫だ。しかも今回のケースは通常とは事情がかなり異なる。上原の夫は2014年に自死しているからだ。しかも、この自殺の原因が妻である上原の不倫にあると疑われ、その証拠となる遺書も存在する。それを夫だったTENNさんの実弟が告発。しかもTENNさんは“子どもが望めない”事情があり、しかし上原は、浮気相手とLINEで子どもを望む会話をしていた。かなり深刻だ。

 すでにネットでは上原に対するバッシングが展開されているが、それはあいも変わらず“女性が浮気した”ことに対する男たちの怒りで満ちあふれたもの。しかし、自死の原因は妻の裏切りだけだったのか。実弟など遺族の怒りはもっともだが、それ以外にも複雑でいろんな事情があったのではないか。赤の他人が自分たちのことは棚に上げ、“女の浮気は許さない!”と気勢を上げるのは醜悪でしかない。はぁ〜。

 だが、この上原報道に対し、不倫大好きなはずの芸能マスコミ、特にワイドショーはほとんどスルーしている。上原が強面芸能プロ・ライジング所属という面もあるだろう。また、「自殺」という深刻でナーバスな問題に踏み込まざるを得ないから腰が引けた面もあるだろう。現在の情報番組、ワイドショーのコメンテーターは芸人だらけで、ポロリと不謹慎なことでも言われたら大変だ、という制作側の危惧もあったのかもしれない。

 だが、そう考えると数多ある不倫騒動と今回の報道の落差は、あまりにも激しいし、不公平だ。矢口真里、ベッキーはいじり放題、罵倒し放題で芸能界休業にまで追いやった。しかし、今話題の宮迫は堂々と『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)に出演する予定だ。どうやらマスコミ的、いや世間的に、不倫が“許される人”と“許されない人”がいるようだ。いや、もう1つ“なかったこと”になるケースも。

 “許されない人”の多くが弱小事務所の主に女性だ。そして“許される人”はレポーターたちを煙に巻き、キャラ的にも糾弾されない大御所おじさまなど。また“なかったこと”になるのは、ジャニーズやバーニングを筆頭とした“マスコミタブー事務所”に所属している大物タレントやアイドル。さらに宮迫不倫で判明したが、ワイドショーコメンテーターのお仲間も“許される人”に入るらしい。

 時に「許さない!」と怒り、時に「夫婦の問題だから」と理解を示す。ダブルやトリプルなスタンダードが存在するのがワイドショーの不倫報道だ。しかもワイドショーが芸人だらけになって、その不公平感は、さらに広がったと思う。仲間を守る、そしてタブーには決して触れない(自分たちや所属事務所がタブーだったりもするし)。だからと言って政治風刺もしないし、社会的話題、ニュースをまともに斬ることもできない。はぁ〜〜。

 そんな芸能マスコミ不倫事情だが、「セブン」には、もう1つ不倫記事が。それが“不倫脳”についての特集。キャーー!! 何それ!?

 記事によると不倫は1度すると繰り返すもので、そういった人は「不倫脳」を持っているらしい。その“脳”は2つの特徴があり、その1つは「喜びや悲しみ、怒りなどの感情を形成する『大脳辺縁系』が活発な一方で、感情や性欲を抑える脳内物質『セロトニン』の分泌が少ない」こと。もう1つは「脳の中枢部分の『側坐核』」から出るドーパミンに関係するらしい。

 セロトニンが少ないと理性で感情が抑えられず、いろんな人と恋に落ちやすい。また不倫というリスクと興味を同時に感じると「側坐核」から快楽をもたらすドーパミンが出る。だから「不倫脳」を持った人は不倫をやめられない――。

 すごいな、脳。すごいな「セブン」。本当か!? しかも脳は成人するとほとんど変化しない。つまり、「不倫脳」を持った人は不倫を繰り返すということ。ってことは、不倫はあくまで “脳”のせいで、倫理観とか道徳意識とか関係なく、自分の社会的立場や周囲の影響などを考慮できないのも、当たり前ってことか。

 ぜひ、この“不倫脳”問題をワイドショーで議論してほしい。

 宮沢りえとV6森田剛が順調な交際ぶりを見せているらしい。隠す様子もなくデートを繰り返し、路上ハグも。さらに森田はりえの自宅の“目と鼻の先”のマンションにお引越し。2人の交際はジャニーズ事務所も黙認(もしくは宮沢が大物なので歓迎とさえ伝えられる)らしいし、このまま大人の関係はしばらく続くんだろうな。森田が入籍にこだわらなければ、だが。

“不倫略奪婚”で大バッシング! 今は「おしどり夫婦」と評判の意外なカップル

 斉藤由貴や雨上がり決死隊・宮迫博之の不倫疑惑など、昨年あたりから続く芸能界の不倫報道が今もって後を絶たない。だが、不倫関係が悲劇を生むばかりでもないことを証明しているカップルたちもいる。今は「おしどり夫婦」と思われていても、実はかつて不倫略奪から結婚に至ったというケースが少なくないのだ。

「先日、愛娘の15歳の誕生日の写真をインスタグラムにアップし話題となった布袋寅泰・今井美樹夫妻。1996年、布袋が今井に楽曲を提供したことから不倫関係になり、99年に結婚しました。交際がスタートした時、布袋は歌手の山下久美子と結婚していて、しかも山下と今井は親友関係でした。元々、布袋の大ファンだった今井が、布袋目当てで山下に近づいたといわれています。今井と布袋が愛人関係にあったときも、それを知らなかった山下は『布袋に愛人ができたかもしれない』と今井に相談していました。結局、布袋と山下は別居し97年に離婚。布袋と今井の結婚は、世間から『略奪婚』と大きくバッシングされました」(芸能ライター)

 また、先月31日に東京でフリーライブを行い、1万人を集客して話題となったロックバンド・GLAYのボーカル・TERUは一般女性と93年に結婚し二児をもうけていたが、2000年に離婚。現妻であるPUFFYの大貫亜美と不倫愛の末、02年に再婚した。

「TERUと大貫は98年の番組共演がきっかけで知り合いました。当時、TERUは『音楽活動に専念したい』という理由で家族とは別居中。その後、大貫の猛アタックで交際が始まりましたが、『大貫と交際するために別居したのではないか?』ともうわさされていました。TERUとの離婚が決まったとき、前妻は心労で入院したと報じられ、大貫は幼い子どものいる家庭を壊して略奪婚したと激しくバッシングされました。今年で結婚15年目となる2人ですが、16年のPUFFYデビュー20周年にはTERUが祝福の言葉をSNSにアップしたりと、今でも仲は良さそうですね」(同)

 フジテレビの10月期の月9ドラマで主演を務める篠原涼子は、05年にベテラン俳優の市村正親と結婚したが、これも不倫からの略奪婚だ。

「歳の差24歳と大きく報道された2人の出会いは、01年に舞台『ハムレット』で恋人役を演じたことがきっかけでした。市村は当時、ミュージカル女優の八重沢真美と婚姻関係にあったので篠原は当然不倫相手。市村と八重沢は21年間結婚生活を続けていましたが、子どもをもうけなかったことが夫婦の間に溝を作った原因ともいわれています。その後、篠原と市村は2人の子どもに恵まれました。14年に市村が胃ガンを患ったときも、15年に右膝の半月板損傷で手術をした際にも篠原は献身的に支え、夫婦仲の良さをうかがわせています」(同)

 先日、ライブツアーがスタートし、その激太りと丸刈りで別人のようだと話題になった歌手・沢田研二と女優の田中裕子も、不倫愛から結婚に至っている。

「82年に公開された映画『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』で共演したことをきっかけに熱愛が始まった2人ですが、当時、沢田は7歳年上の双子デュオ、ザ・ピーナッツの伊藤エミと結婚し、息子をもうけていました。沢田は田中との交際中に伊藤と息子を残して家出し、翌87年に正式に離婚が成立しました。沢田が伊藤に支払った慰謝料は、当時の芸能人カップル最高額の18億円にものぼります。その後、再婚に向けた沢田と田中でしたが、沢田のファンクラブ解散トラブルや公演中の怪我などのアクシデントにより状況は進展せず。結局、再婚したのは89年、交際開始から8年後のことでした。今年で結婚28年目となる2人ですが、横浜市内の自宅周辺では仲むつまじい姿を時々目撃されています。沢田は現在、デビュー50周年記念ライブで全国を回る多忙な日々、そんな沢田を献身的に支える田中は、まさに理想のおしどり夫婦といえるでしょう」(同)

 自宅連れ込み不倫であれほど騒がれた矢口真里も、お相手だった梅田賢三と再婚間近と報じられている。現在、不倫騒動の渦中にある芸能人も「おしどり夫婦」になりゆく可能性があるのだろうか。

斉藤由貴は不倫でなく“セカンドパートナー”!? 謎の擁護を展開する「女性自身」

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 広島原爆投下から72年。今年も原爆被害に対し、さまざまな角度から報道が行われ、7月には国連で核兵器禁止条約が採択されてもいる。しかし被爆国である日本は、この交渉にさえ参加せず、これに反対したままだ。だが安倍晋三首相は8月6日に行われた広島の式典挨拶で「『核兵器のない世界』の実現に向けた歩みを着実に前に進める努力を、絶え間なく積み重ねていく」と平然と語る。これが欺瞞でなくて何なのだろう。

第376回(8/3~8発売号より)
1位「斉藤由貴 家事しない理解もない夫へ“反逆”の不倫!」(「女性自身」8月22・29日合併号)
参照「セックスレスになってからが本当の夫婦」(「女性セブン」8月17日号)
2位「福山雅治の『吹石一恵妻失格』の声! 脱『亭主関白』夫婦のリアル」(「女性セブン」8月17日号)
3位「岡本圭人 『断りやすくしてくれた』スマートお誘い手口」(「週刊女性」8月22・29日合併号)

 かつて魔性の女と言われた斉藤由貴の24年ぶり、3度目の不倫騒動が勃発した。これは先週の「週刊文春」(文藝春秋)のスクープだったが、しかし宮根誠司や坂上忍などによる斉藤への擁護発言が話題になるなど、さすがの“魔性の女”ぶりを見せている。そんな中、「女性自身」もまた、斉藤への不可解な“擁護”をぶち上げた。

 記事では再ブレークした斉藤の演技を賞賛する一方、斉藤の夫に対して大いなる“疑念”の目を向けている。以前、斉藤が「自身」のインタビューを受けた際、夫が皿も洗わないし、家事もしない、考えかたも全く違う、そして家庭に波風が立っていると話したことを指摘。また激太りでバッシングされ、その後ダイエットに成功しても、夫の反応は満足できるものではなかったのではと“推測”する。さらに不倫騒動が勃発した日、夫と2人の子どもたちは、近所のファミレスで何事もなかったかのように、笑顔で一家団欒をしていたという。

 要するに、すでに夫婦関係が破綻していたことを強調したいようなのだ。「自身」にしては珍しい不倫芸能人擁護。もちろんベッキー騒動のように、不倫を一方的に攻撃し、追い詰めるよりはよっぽどマシだし、女性週刊誌として女性の味方に立つのは、ある意味正しい。

 だが驚くのが記事は、斉藤と不倫相手である医師の関係が“セカンドパートナー”だとしていることだ。「自身」では、この言葉の定義や詳細は説明されていないが、奇しくも、先週3日発売の「セブン」で、セカンドパートナーについてこう言及している。

「セカンドパートナーは肉体関係を持ちません。(略)長年連れ添ったファーストパートナーには“家族”なのでドキドキすることはありません。でもセカンドパートナーは“恋人”なので、胸が躍ります」(『友達以上、不倫未満』(朝日新書)著者・秋山謙一郎さん)

 “肉体関係はない”。それがセカンドパートナーのある意味“条件”らしい。だとしたら「自身」は斉藤と医師の関係を、“男女関係ではない”とさえ主張していることになる。

 すごいな「自身」。なぜここまで擁護する? それにしても今後、不倫芸能人たちの釈明に“セカンドパートナー”という主張が増えたりして。

 女の敵は女って現実なのか!? 福山雅治・吹石一恵夫妻ネタ。第一子から3カ月後、吹石が無事仕事に復帰し、7月には新CMのイベントにも登場した。ところが、これに対しバッシングが起こっているという。しかも女性からの批判らしい。記事には「お金に困っているわけでもないのに」「妻としては失格です」「仕事をしないことがましゃの妻の仕事」などという主婦からの声が紹介される。

 女性って、主婦って、ファンって怖い、と思ってしまう激しいコメントだが、しかし、こうして吹石を非難する匿名コメントには“出典”がない。編集部に寄せられた声? ネットから拾った? まったく不明だ。

 記事では福山の妻の仕事に対する理解ぶりも語られるが、しかし全体的には “家庭を守り子育てするのは女性”といったトーンが強く滲み出るものだ。

 育児と家事の女性への押し付けを、どうにか打破しようと多くの女性たちが頑張っているのに、しかも“女性”週刊誌なのに、「セブン」の目線はバリバリの男そのもの。女の足を引っ張るのは“女”じゃなく女性週刊誌か。男性週刊誌などは “女の敵は女”という物語が大好きだが、これって「セブン」ではなく同じ小学館の「週刊ポスト」の男性記者が書いたんじゃない? 「ポスト」って“女の敵は女”が大好きな筆頭週刊誌だし。

 そんな疑念さえも持つ記事。ついでに、吹石へのバッシングコメントも編集部の創作だったりして。

 通常、告発記事には告発者による何らかの動機があるものだが、「週刊女性」に“岡本圭人と一夜を共にした”と告白した女性にはそれがない。岡本は女性に無理強いもせず、スマートな対応をし、もちろん合意もあった。しかも3年前の出来事。単なる自慢(ちなみに岡本の裸の寝顔という“サービスショット”付きです)?!

豊田真由子よりもひどい!? “暴言女王”佐藤ゆかりの恋多き議員人生と永田町の評判

 8月3日に新しい安倍内閣(「第3次安倍第3次改造内閣」と言います)の顔ぶれが発表されました。安倍さんは、これで人気を回復したいようですが、果たしてどうなりますかね。特に目新しい人事はなかったように思いますし、改憲論議もトーンダウンしてしまいました。

■「このハゲーッ!」の豊田議員は、まだ自民党現職

 それにしても、ついこの間まで安倍人気は盤石と思われていたのに、これほどまでに支持率が落ちてしまうとは、誰も予想していませんでした。森友・加計学園や稲田朋美前防衛相の問題もありますが、やっぱり「このハゲーッ!」の豊田真由子衆議院議員(埼玉4区)の騒動から、メディアも一斉に安倍政権批判に転向した印象があります。

 豊田議員は、自分の記事が掲載された「週刊新潮」(新潮社)の発売日に自民党へ離党届を提出、「入院・療養中」とのお話でしたが、その後はどうされているのでしょうか? 調べてみると、なんと今も「自民党衆議院議員」でした。

 それでも、なぜか自民党・埼玉県連のサイトからは名前が削除されています。これは、7月20日に各支部への政党交付金の分配があったからかな、と思っています。報道後まったく姿を見せておらず、公務についている気配がない豊田議員にも政党交付金が渡されている可能性があり、そのことを批判されたくないのでしょう。でも、雲隠れしたままの豊田議員にも、税金からお給料が出ているはずなのです。

 豊田議員が離党しないことについては、秘書たちも「おかしいなあ」と言っています。「ハゲ」と呼ばれた豊田議員の元政策秘書は、すでに埼玉県警に被害届を提出して受理されていますから、傷害罪などで逮捕・起訴される可能性もあります。刑事事件が絡んでいるので、一般的には自民党から除名か、あるいは議員辞職でもおかしくない話です。

 自民党は、豊田議員を離党させてしまうと、次の選挙で自民党が議席を取れないことを恐れているようです。でも、地元だって、もう豊田議員を応援したくないと思いますが、どうなんでしょうか? そんなこともわからない自民党は、本当に不思議ですね。

 ところで、「ポスト豊田真由子」と自民党内でいわれているのが、大阪11区の佐藤ゆかり衆議議員です。以前から大勢の前で怒鳴ることで有名です。地元では、秘書が豊田事務所並みにしょっちゅう替わっていることでも知られ、「どうせこの秘書に陳情しても、来月には替わってるんでしょ」と、商工会などからは相手にされていないという話もあります。

 最近でも、地元・大阪府交野市のお祭りに来賓として呼ばれた際に、「あいさつの順番が気に入らない」と、主催者テントの中で怒鳴っていたそうです。佐藤議員の元秘書たちの話では、「手(暴力)が出ないだけで、それ以外は豊田真由子そっくり」だとか。現職の秘書がICレコーダーを購入したらしいと聞いたので、佐藤議員の怒声が証拠として公開されるのかどうか、気になりますね。

 そもそも佐藤議員は、選挙区も岐阜、東京、大阪と、どんどん替えていて、大阪の選挙区内での政治資金をめぐるトラブルなどがあったことは、報道でご存じの方も多いと思います。また、地元の自民党関係者が決めた事務所の場所について「気に入らない」とダメ出しをしたり、集会に遅刻したりなどもしょっちゅうで、党内の評判は最悪のようです。

 それでも、「小泉チルドレン」としてデビューした“美人エコノミスト”で、知名度があるので、今までは当選できたんですね。でも、これからはわかりません。先日は、次期衆院選の11区公認候補を佐藤議員とは別の人物に代えるよう、枚方・交野両市選出の自民党所属の地方議員たちが求めていると報じられました。

 今後の選挙のために二階俊博幹事長率いる二階派入りを切望しているようですが、「来る者は拒まず」といわれる二階派も、さすがに佐藤議員は断ったとのウワサです。二階幹事長のアポイントを取るため、ストーカーのようにしつこく事務所へ電話をかけたり、幹事長が会議に入る前に直接話しかけようとして、周囲の議員に止められたりと、エピソードには事欠きません。

 佐藤議員と豊田議員に違いがあるとすれば、それは「恋愛」です。佐藤議員は、なかなかの“恋多き女性”というか、「オンナの武器」を使って国会議員を続けているといわれています。選挙区をたびたび替えるのも、そういうことなのかもしれません。

 初出馬した2005年には、郵政民営化に反対した野田聖子候補の対抗馬(岐阜1区)として注目を浴びました。小泉純一郎首相の放った「刺客」ですね。この時の「お相手」は、大手マスコミ幹部といわれ、「不倫メールを500通も送っていた」という怪文書が永田町に出回り、「週刊文春」(文藝春秋)が報道しています。メールは、不倫相手の奥様が公開されたとのお話でした。佐藤議員は、「選挙妨害」として全面否定しましたが、選挙区では落選して、比例でなんとか復活当選しています。

 その後、09年に小杉隆・元文部科学大臣(東京5区)の後任として出馬し、「小杉先生へ色仕掛けをしたのだろう」と当時はウワサされていましたが、この時は落選しています。

 翌10年夏には参議院選挙に鞍替えして、比例代表で出馬して当選。当時の自民党選挙対策局長だった河村建夫議員に泣きついたといわれていました。

 そして、参議院の任期を残しながら、14年には井脇ノブ子元議員の不出馬で空白区となった大阪11区へ再び鞍替え。この時も同じく、河村議員が後見人となって11区の公認をもらったといわれています。このように、選挙区と秘書がどんどん替わっているので、どうしても「女の武器を使って生き延びてきている」とか言われてしまうんですね。

 そして、今回の新内閣のメンバーの中にも佐藤議員の「元カレ」がいると、永田町で話題になっています。すでに終わった関係とはいえ、バッチリ不倫で、当時から秘書たちはみんな知っていました。週刊誌はその頃の写真を押さえていると聞いていますから、そのうち報道される可能性もあります。その大臣が現在進行形で行っている「リアルな不倫事情」と合わせて、元カノである佐藤議員も脚光を浴びるかもしれません。ちなみに今回入閣したある大臣の弟も、かつて佐藤議員の「不倫相手」と報道されています。

 不倫なんかなんとも思わず、「悪名は無名に勝る」というのが永田町の常識ですし、議員本人たちは知名度が高まって、割とご満悦かもしれません。でも、地元の有権者たちは、そうは思いませんよね、きっと。

 まだまだ猛暑が続きます。みなさまご自愛くださいますよう。以前サイゾーウーマンで連載していたコラムが書籍『国会女子の忖度日記: 議員秘書は、今日もイバラの道をゆく』(徳間書店)になりました。お手に取っていただければ幸いです。
(神澤志万)

今井絵理子、「自己顕示欲は相当」「国会議員の適正ナシ」不倫相手・橋本市議への永田町の悪評

 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 7月27日は、政治関係者のいろいろなニュースが飛び込んできて、“ちらされて”しまった報道がたくさんあった残念な1日でした。「ちらされる」というのは、たぶん永田町用語ですかね。意味としては、「ビッグニュースが多くて、衝撃が分散されてしまった」とか「メインのニュースに時間が取られてしまい、「その他」のニュースが扱ってももらえず、せっかく時間をかけて準備して記者会見までやったのにムダだった」とか、ちょっと残念な印象で使います。

 26日には、2025年万博の大阪誘致を目指す超党派の国会議員連盟が府内で初会合を開いたのに、ちっとも注目されませんでした。

■ 永田町ではすでに浮いていた存在

 朝一番のニュースは、今井絵理子参議院議員の「ロマンス」でした。実は、自民党の秘書の会合では、半年くらい前から「今井議員が“関西の議員”とお付き合いをしているらしい」という話はよく出ていました。でも、特に関心を持つ秘書たちは少なかったです。

 「ふーん、だから出馬時に話題になった『例の同棲していた彼』とは別れたわけね……」くらいの反応でした なぜなら秘書たちにとって、今井議員とは正直「いてもいなくてもいい存在」という位置づけだったからです。抜群の知名度と、聴覚障害児をシングルマザーとして苦労して育てているという美談しか売りがないですからね。なので、まさかそれを自から壊すようなことはしないだろう、と思っていたのです。

 確かに知名度は高いので、都議会議員選挙の応援要請はたくさんあったようですが、自民党もそれほど頼りにしていたわけでもなさそうです。なんと今井議員は、親しい議員たちに「都議選の応援、大変。正直、めんどー」などと言っていたそうで、それが自民党の幹部たちにも聞こえてたんですね。当然、長老たちはお怒りです。

  今井議員に限らず、党本部がすべてお膳立てしてくれた選挙を戦った方たちは、黙って党本部の指示に従って、他候補の応援などに走り回るのが「永田町の掟」なのです。今井議員は、この掟に従わず自分勝手なので、党内では以前から浮いていたようです。不倫は、そういう寂しさもあったのかもしれません。

 さて、お相手とされる橋本健神戸市議会議員とは、どんな方なのでしょうか? 実は、地元の有権者の評判はとっても良かったのです。2015年の神戸市議会議員選挙では6,604票を獲得、神戸市中央区選挙区でトップ当選しています。爽やかなルックスと、わかりやすい言葉で有権者に訴える演説スタイルが支持されたのでしょう。

 外見がいい人は、選挙では本当に得をするものです。現在3期目(11年目)で、07年に初当選した時から、同僚議員たちには「俺は国政を目指す。国会議員こそ俺に適している」と公言していたそうですから、自己顕示欲は相当だったと思われます。今井議員も、近いうちに彼が同僚国会議員になれると信じていたのかもしれません。

  でも、いくら層が厚い自民党とはいえ、3期目でもまだ市議会議員ということは、「国会議員としての適性はない」と自民党県連から判断されていたのだと思われます。さらに同僚議員によると、橋本議員はすでに自民党内で離党やむなしという雰囲気に追い詰められているとか。不倫報道のせいかどうかは不明ですが、急に政務活動費の返還を求められたり、踏んだり蹴ったりのようです。いつまで彼が持ちこたえるかですね。

■不倫よりも重い「罪」

 いいか悪いかは別にして、永田町の不倫は目立ちます。身近な例で言うと、ベテラン政策秘書と新人秘書がそういう関係になったという話はよく聞きます。 

 最近だと、中川俊直議員の重婚ウェディングや前川恵議員との不倫騒動もありますが、今回の件で思い出されるのは、船田元議員と元アナウンサーで元参議院議員の畑恵さんの、不倫の末の結婚ですかね。

 そして、秘書たちは往々にしてこのような不倫のお手伝いをさせられてしまうこともあります。今回の「手つなぎ新幹線」のチケットも秘書が用意しているハズです。なぜなら、航空券を含めチケットを多忙な国会議員自らが買うことはほとんどなく、たいていはJTB国会内支店で秘書が申し込みをして購入するからです。

 この騒動で、今井事務所のドアは閉じたままなので、秘書に真相を聞くことはできませんでしたが、不倫旅行のためのチケットを用意させられたのだとしたら、秘書が気の毒ですよね。でも、女性秘書など永田町の住人たちの怒りを買ったポイントは、実はそこではありませんでした。

 「客室に備え付けのガウンで、ボサボサの頭で部屋を出てエレベーターに乗るなんて、議員とか公人とか以前の問題!」「人としてダメダメ」ということです。報道後は、永田町の秘書仲間たちはその話でもちきりです。「関係ないのに、陳情者に叱られた」という秘書もいました。

 ホテルには、「ガウンのまま廊下に出ないでください」とか、注意書きもあるはずですけどね。永田町の掟では、「自己責任の不倫」よりも、ガウンで廊下に出るほうが罪は重いのです。

 不倫が割り切った「大人の関係」ではいられず、のめりこんでしまうこともあります。今井議員は、のめりこんじゃったんでしょうね。でも、相手が格下の市議とは微妙としか言いようがありません。

 会見で今井議員が「離婚していなかったとは知りませんでした。結婚歴はあるけど、今は独身だと聞いていたので好意を持ちましたが、騙されていたことがわかりましたので、今後一切、橋本市議とは会いません!」と宣言すれば、少しは政治家として評価が上がったのではないかと思います。

 でも、本気だったというウワサもありますね。あくまで報道の情報ですが、参議院の自民党会派の公用車が、今井議員が借りている千代田区三番町のマンションへお迎えもしていたようですから、都内の宿舎として、そのマンションを自民党本部へ届けていたのだと思います。

 参議院の議員宿舎は、同じ千代田区の麹町と紀尾井町にあります。希望すれば、その宿舎を利用することもできたのに、すぐ近くの三番町の賃貸マンションにするなんて、「お金だけはあったのですね」と秘書たちからは冷ややかに見られています。さすがに議員宿舎では、お相手を招き入れることなどできませんから、彼女の本気度がうかがえると思います。

 いずれにせよ、この件で自民党は今井議員に辞職はさせないでしょうが、ますます居場所はなくなるでしょうね。

 世間には「こんな騒ぎを起こしているのに、なぜ辞職させないのか」という声もありますが、もともと永田町では不倫程度では辞職させません。せっかく選挙で勝たせたのですから、これからも「人寄せパンダ」として働いてもらうつもりです。過去に不倫で辞めたのは「イクメン議員」こと宮崎謙介さんくらいですが、党に相談せずに辞意を公表してしまったので、本当に大騒ぎでした。

 今井議員はこれに懲りて、党本部の命令を聞く議員にならざるを得ないと思います。
(神澤志万)

今井絵理子、「自己顕示欲は相当」「国会議員の適正ナシ」不倫相手・橋本市議への永田町の悪評

 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 7月27日は、政治関係者のいろいろなニュースが飛び込んできて、“ちらされて”しまった報道がたくさんあった残念な1日でした。「ちらされる」というのは、たぶん永田町用語ですかね。意味としては、「ビッグニュースが多くて、衝撃が分散されてしまった」とか「メインのニュースに時間が取られてしまい、「その他」のニュースが扱ってももらえず、せっかく時間をかけて準備して記者会見までやったのにムダだった」とか、ちょっと残念な印象で使います。

 26日には、2025年万博の大阪誘致を目指す超党派の国会議員連盟が府内で初会合を開いたのに、ちっとも注目されませんでした。

■ 永田町ではすでに浮いていた存在

 朝一番のニュースは、今井絵理子参議院議員の「ロマンス」でした。実は、自民党の秘書の会合では、半年くらい前から「今井議員が“関西の議員”とお付き合いをしているらしい」という話はよく出ていました。でも、特に関心を持つ秘書たちは少なかったです。

 「ふーん、だから出馬時に話題になった『例の同棲していた彼』とは別れたわけね……」くらいの反応でした なぜなら秘書たちにとって、今井議員とは正直「いてもいなくてもいい存在」という位置づけだったからです。抜群の知名度と、聴覚障害児をシングルマザーとして苦労して育てているという美談しか売りがないですからね。なので、まさかそれを自から壊すようなことはしないだろう、と思っていたのです。

 確かに知名度は高いので、都議会議員選挙の応援要請はたくさんあったようですが、自民党もそれほど頼りにしていたわけでもなさそうです。なんと今井議員は、親しい議員たちに「都議選の応援、大変。正直、めんどー」などと言っていたそうで、それが自民党の幹部たちにも聞こえてたんですね。当然、長老たちはお怒りです。

  今井議員に限らず、党本部がすべてお膳立てしてくれた選挙を戦った方たちは、黙って党本部の指示に従って、他候補の応援などに走り回るのが「永田町の掟」なのです。今井議員は、この掟に従わず自分勝手なので、党内では以前から浮いていたようです。不倫は、そういう寂しさもあったのかもしれません。

 さて、お相手とされる橋本健神戸市議会議員とは、どんな方なのでしょうか? 実は、地元の有権者の評判はとっても良かったのです。2015年の神戸市議会議員選挙では6,604票を獲得、神戸市中央区選挙区でトップ当選しています。爽やかなルックスと、わかりやすい言葉で有権者に訴える演説スタイルが支持されたのでしょう。

 外見がいい人は、選挙では本当に得をするものです。現在3期目(11年目)で、07年に初当選した時から、同僚議員たちには「俺は国政を目指す。国会議員こそ俺に適している」と公言していたそうですから、自己顕示欲は相当だったと思われます。今井議員も、近いうちに彼が同僚国会議員になれると信じていたのかもしれません。

  でも、いくら層が厚い自民党とはいえ、3期目でもまだ市議会議員ということは、「国会議員としての適性はない」と自民党県連から判断されていたのだと思われます。さらに同僚議員によると、橋本議員はすでに自民党内で離党やむなしという雰囲気に追い詰められているとか。不倫報道のせいかどうかは不明ですが、急に政務活動費の返還を求められたり、踏んだり蹴ったりのようです。いつまで彼が持ちこたえるかですね。

■不倫よりも重い「罪」

 いいか悪いかは別にして、永田町の不倫は目立ちます。身近な例で言うと、ベテラン政策秘書と新人秘書がそういう関係になったという話はよく聞きます。 

 最近だと、中川俊直議員の重婚ウェディングや前川恵議員との不倫騒動もありますが、今回の件で思い出されるのは、船田元議員と元アナウンサーで元参議院議員の畑恵さんの、不倫の末の結婚ですかね。

 そして、秘書たちは往々にしてこのような不倫のお手伝いをさせられてしまうこともあります。今回の「手つなぎ新幹線」のチケットも秘書が用意しているハズです。なぜなら、航空券を含めチケットを多忙な国会議員自らが買うことはほとんどなく、たいていはJTB国会内支店で秘書が申し込みをして購入するからです。

 この騒動で、今井事務所のドアは閉じたままなので、秘書に真相を聞くことはできませんでしたが、不倫旅行のためのチケットを用意させられたのだとしたら、秘書が気の毒ですよね。でも、女性秘書など永田町の住人たちの怒りを買ったポイントは、実はそこではありませんでした。

 「客室に備え付けのガウンで、ボサボサの頭で部屋を出てエレベーターに乗るなんて、議員とか公人とか以前の問題!」「人としてダメダメ」ということです。報道後は、永田町の秘書仲間たちはその話でもちきりです。「関係ないのに、陳情者に叱られた」という秘書もいました。

 ホテルには、「ガウンのまま廊下に出ないでください」とか、注意書きもあるはずですけどね。永田町の掟では、「自己責任の不倫」よりも、ガウンで廊下に出るほうが罪は重いのです。

 不倫が割り切った「大人の関係」ではいられず、のめりこんでしまうこともあります。今井議員は、のめりこんじゃったんでしょうね。でも、相手が格下の市議とは微妙としか言いようがありません。

 会見で今井議員が「離婚していなかったとは知りませんでした。結婚歴はあるけど、今は独身だと聞いていたので好意を持ちましたが、騙されていたことがわかりましたので、今後一切、橋本市議とは会いません!」と宣言すれば、少しは政治家として評価が上がったのではないかと思います。

 でも、本気だったというウワサもありますね。あくまで報道の情報ですが、参議院の自民党会派の公用車が、今井議員が借りている千代田区三番町のマンションへお迎えもしていたようですから、都内の宿舎として、そのマンションを自民党本部へ届けていたのだと思います。

 参議院の議員宿舎は、同じ千代田区の麹町と紀尾井町にあります。希望すれば、その宿舎を利用することもできたのに、すぐ近くの三番町の賃貸マンションにするなんて、「お金だけはあったのですね」と秘書たちからは冷ややかに見られています。さすがに議員宿舎では、お相手を招き入れることなどできませんから、彼女の本気度がうかがえると思います。

 いずれにせよ、この件で自民党は今井議員に辞職はさせないでしょうが、ますます居場所はなくなるでしょうね。

 世間には「こんな騒ぎを起こしているのに、なぜ辞職させないのか」という声もありますが、もともと永田町では不倫程度では辞職させません。せっかく選挙で勝たせたのですから、これからも「人寄せパンダ」として働いてもらうつもりです。過去に不倫で辞めたのは「イクメン議員」こと宮崎謙介さんくらいですが、党に相談せずに辞意を公表してしまったので、本当に大騒ぎでした。

 今井議員はこれに懲りて、党本部の命令を聞く議員にならざるを得ないと思います。
(神澤志万)

今井絵理子の不倫、妻への慰謝料は最高300万円!  「離婚調停中」の見極めラインは?

 「週刊新潮」(新潮社)で不倫疑惑を報じられた今井絵理子参議院議員。同誌によると不倫相手の橋本健・神戸市議は、妻と離婚調停中で4~5年前から別居中だったという。これについて『とくダネ』(フジテレビ系)コメンテーターの古市憲寿氏は、7月27日の放送で「(離婚調停と別居が)もしも本当なら、不倫とはいえ5年間も関係がないなら、一線を越えていてもいんじゃないかなと思うんですけれどね」とコメント。また、同日に会見した橋本市議自身も、不貞行為を否定した上で、今井との関係を「不法行為には該当しないという認識」だったと話している。

 一般的には、5年も別居していれば、結婚生活が破綻していると考えられるが、橋本市議の妻は今井を訴えることが可能なのだろうか? アディーレ法律事務所の鮫島玲央弁護士に聞いた。

「前提として、すでに婚姻関係が破綻している既婚者と肉体関係を持ったとしても、不法行為とはなりません。なぜならば、婚姻関係が破綻している場合、夫婦において保護されるべき『婚姻共同生活の維持』という利益が存在しないからです」と鮫島弁護士は述べる。そして、婚姻関係が破綻しているかの判断は、婚姻関係が完全に破壊され、修復の可能性があるか否かによって判断されるという。

「この判断にあたっては、婚姻期間や夫婦の不和の期間、夫婦の離婚意思等のさまざまな事情が総合的に考慮されます。一般的には、別居をしているということは、婚姻生活を継続する意思がないとして、婚姻関係の破綻が認定される方向に働く事情にはなりますが、別居しているという事実だけで、必ずしも婚姻関係が破綻していると認定されるとは限りません」

 例えば、離婚を前提としないで、夫婦が互いに距離を置いて冷静になるために別居をしていた場合では、婚姻関係の破綻が認定されなかったという裁判例もあるそうだ。

「今回のケースですと、夫婦の離婚意思が明確ではあるが、夫婦間で離婚協議や離婚調停で話がまとまらず別居していたという事情であれば、婚姻関係が破綻していると認定される可能性も十分あると考えられます。かといって、橋本市議の妻が、今井氏を訴えることは自由ですし、すでに述べたとおり、婚姻関係の破綻はさまざまな事情を考慮して判断されますので、必ずしも、橋本市議の妻の請求が認められないとも限りません」

 橋本市議の妻は「新潮」の取材に対し、「百歩譲って私たちが離婚に近づいているにしても、今の段階ではダメですよね」と話している。仮に、妻が今井に慰謝料請求した場合、金額はどのくらいになるのだろうか?

「一般的には、不貞慰謝料は、婚姻期間、不貞期間、不貞回数、婚姻関係が円満であったか、幼い子がいるか等の事情を、総合的に考慮して判断しますが、不貞が原因で離婚に至った等で婚姻関係が破綻したと認定されれば、100万円から300万円という額が相場といわれています。

 今回のケースでは、橋本市議と妻の双方に離婚意思があり、別居しているといった事情なのであれば、婚姻関係がすでに破綻しているとして、慰謝料請求が認められない可能性もあります。仮に、請求が認められたとしても、相場よりも低い額しか認められない可能性もあります」

 ところで、「新潮」に掲載されていた、2人が新幹線車内で手をつないでいる写真や、同宿したという記事は不倫の証拠になるのだろうか?

「どちらも、証拠にはなります。手をつないでいる事実や、同宿した事実は、肉体関係を直接証明する証拠ではないですが、肉体関係があったと推認させる証拠にはなります。ただ、証拠としての価値が高いかどうかというと、文章だけではなく、写真の方が証拠価値は高いでしょう。また、一般的には、手をつないでいることを示す証拠よりも、同宿したことを示す証拠の方が、より強く肉体関係の存在を推認できるため、証拠としての価値は高いと思われます」

 次から次と報道される各界の“不倫”だが、「不法行為」がないからといって問題にならないとは限らない。その影響力を考えれば、政治家や芸能人は、もう少し慎重な行動をとったほうがいいのではないだろうか。