下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
本日発売の「週刊新潮」(新潮社)で茂木敏充大臣の“手帳無料配布”の追撃記事が。前回の「新潮」記事を事実無根としていた茂木大臣の“嘘”を暴いたものだが、首相や大臣が嘘をつくのは、もはや“普通”のことらしい。3年前、法務大臣だった松島みどり氏がうちわを無料配布して辞任したが、それが “まとも”だったと思えるほど、嘘と腐敗が蔓延している。
第378回(8/16~22発売号より)
1位「今井絵理子 長男が『パパ』と呼ぶ“育ての父親”は声を詰まらせて『あの子は強いから大丈夫…』」(「週刊女性」9月5日号)
2位「上原多香子 自殺夫遺族再憤激!『“死後離婚”で新恋人と“妊娠”再婚を!』」(「女性自身」9月5日号)
3位「紗栄子 富豪恋人との破局を決めた『屈辱の仕打ち』!」(「女性自身」9月5日号)
※「女性セブン」は合併号休み
なんとも妙というか、不自然というか、わざとらしい記事である。
不倫スキャンダルに見舞われた参議院議員の今井絵理子。そんな今井の“元彼”を「週刊女性」が直撃している。しかもこの元彼、半同棲が報じられた、献身的に今井を支えていた沖縄の同級生ではなく、今までメディアで報じられたことのない“お初”の人物だ。
現在40代で、フィリピン在住の映像クリエーター氏という“元彼”は、今井が離婚した07年から交際をスタートさせ、8年にわたり同棲していたという。今井の息子もまた、元彼を父親のように慕っていたらしい。
記事にはそんな今井と息子、元彼の3人の関係が、周辺の関係者の証言によって詳細に描かれている。いかに元彼が今井とその息子に対し献身的だったか、という視点で。
だが、この記事は“元彼”自身の告白ではない。「週女」はこの元彼を追いフリピンまで行ったようだが、しかし元彼は「お話しできるようなことはあまりない」と記者に答えている。そのため、記事は“芸能プロ関係者”“芸能プロマネージャー”“今井家の知人”などの第三者による匿名証言で構成されているのだが、しかし不思議なことに記事後半になると、元彼のこんなコメントが飛び出すのだ。
「(今井とは)たしかにいちばん長い付き合いでした」「ただ、フラれて別れたのではありません」「(息子に対し)遠くから見守りたい」
まさに“いい人”コメントだが、どう考えても不自然でしょ。そもそも「週女」がわざわざフィリピンまで行って、どうでもいい元彼の本人コメントだけで帰ってきたとは思えない。記事にちりばめられた“第三者証言”は元彼自身の“告白”なんじゃない? 本人が詳細を語ると約束していたから、わざわざフィリピンまで行った、その出張費用を出すことが可能になったのでは?
しかも記事には、元彼の「まさかフィリピンにまで来るとは思っていませんでした」という、なんどもわざとらしいコメントと、元彼のフィリピンの事務所写真までが掲載されているのだ。さらに、この元彼、実は記事では実名で登場する。普通なら元彼は一般人だから、配慮して仮名なのに――。
まあ、いろんな事情があるんだろうけど。そもそも「週女」がフィリピン出張、取材に行ったこと自体が、すごいことだと思う。それが一番の驚きだった。
そして、お次も元SPEEDのネタ。こちらも不倫疑惑が浮上している上原多香子だ。幼くしてトップグループになり国民的人気を誇った彼女たちが、20年のときを経て、こんなスキャンダラスに取り上げられるとは、誰が想像しただろう。あの時、彼女たちはあんなに光り輝いていたのに(涙)。
ともあれ、夫・TENNさんの自殺の陰に、妻である上原の不倫疑惑があったという「女性セブン」(8月10日発売号)のスクープは衝撃だった。それを受けて今週の「女性自身」も後追い記事を出したというわけだが、そこには、いろいろと新情報が。
例えば、TENNさんは自分が原因で子どもができないことを上原に責められたとか、自死した数カ月後に遺族が上原に3~4000万円の損害請求をしたとか、現在交際中の演出家・コウカズヤは、TENNさんの自死が上原の不倫にあることを承知しているとか――。さらに仰天なのが、上原妊娠説だ。
「じつは7月上旬に、“妊娠”の兆候が出て、産婦人科にも通ったそうです」(上原の知人のコメント)
すごいな、「自身」! だが個人的に最も驚いたのがこの情報。
「彼女は阿部(当時の浮気相手とされる阿部力)と密会する際に、SPEED元メンバーで仲がよかった今井絵理子(33)の協力を得ていたという。TENNさんに“今井と会う”と告げて、出かけていたのだ」
ひゃーー!! こんなところで今井がまた登場! しかも不倫の偽装工作だって。SPEEDの絆はいまだに強いってことだけは、よくわかった。
紗栄子と大富豪「ZOZOTOWN」前澤友作社長の破局の理由を「自身」が報じている。それが“周囲(セレブ界)からの卑劣な仕打ち”だという。前澤社長を“お殿様のようにあがめたてる”取り巻きたちが、陰口や悪い評判を流す。それに耐え切れず――。本当すごいなセレブ。日本にもそんな世界があるのか。でも、エセ・セレブって感じ。セコイもの。