横綱・白鵬の“三本締め”が角界で波紋!“正統派の横綱相撲”を繰り広げ「みんなハッピーなら」擁護の声も……

 3月24日に行われた大相撲春場所の千秋楽で自身42回目の優勝を全勝で決めた白鵬。その白鵬が優勝後に行った振る舞いが物議を醸しているという。

 この日、白鵬は優勝後のインタビューの際に「私、大阪で初めてきて、入門も大阪で、そして平成最後(の優勝は)は大阪っていうのは、本当に嬉しいです」と縁ある大阪で平成最後となる優勝を飾れたことに対しての嬉しさを吐露。その後、昨年の10月に右膝の手術を行ったことに触れ、「病院の皆さん、部屋、親方はじめ、そして家族。本当の皆の支えがあってこの優勝があると思います」と、周囲への感謝を口にした。さらに、夏場所からは次の元号になることをインタビュアーに聞かれると「平成13年から入門し、平成に育ててもらいました。(中略)約9年前に、名古屋場所後に天皇陛下から手紙を頂いたことが、この平成の大きな思い出だと思います」と平成の思い出を語った。

 問題となったのはその後。白鵬が観客に「この後、支度部屋で後援者の皆様で万歳をやると思いますが、平成最後なんで、皆さんと三本で締めたいと思います。よろしいでしょうか?」と呼びかけ、「大相撲発展の祈念、そして記念しまして」と掛け声をかけた後に三本締めを行ったのだ。この白鵬が取った行動について、横綱審議委員会は25日に定例会合を開き、問題視する声明を発表。相撲協会の芝田山広報部長は、理事会で議論することを示唆するなど、角界で波紋が広がっている。

 この三本締めについて、ネット上では「オールドファンにしてみたら許せない行為」「祝ってもらう側が率先してやるもんじゃないだろ」「稀勢の里がずっと連勝していたとして、平成最後の場所だったとして……三本締めはしないだろうな」と、否定的な意見が多く噴出。しかし、「白鵬のこういうところも好きだな」「お客さん喜んでるんだし、いいんじゃないの」「今日の渾身の一番見てたら、何も言えんぞ」と白鵬を擁護する声もあり、賛否両論の状態となっている。

「白鵬は、2017年九州場所の優勝の際にも、同じように万歳三唱を行い、物議を醸したことがあります。あの時は当時横綱であった日馬富士の貴ノ岩に対する暴行問題に角界が揺れていた時期であった事や、白鵬もその当事者の一人であったことから、批判一色となりましたね。今回、賛否両論になっているというのは、そうしたネガティブな要素が少なかったという事が大きいんじゃないでしょうか」(スポーツライター) 

 また、今回の騒動で白鵬への注目が集まっているのは、千秋楽の取組の内容が関わっている部分もあるという。

「今回の千秋楽で白鵬は、鶴竜との横綱同士の対戦で1分以上にわたる白熱の取組を披露しました。近年の白鵬は、少し前に問題になったように立ち合いの変化やかち上げなど、横綱が行うにふさわしくないとされる取り組みも目立っていたんですね。特に2016年の春場所の千秋楽では、日馬富士相手に立ち合いの変化で勝ったことから大ブーイングを浴び、優勝後のインタビューで謝罪を行ったことなどが知られています。その点、今回の千秋楽の相撲はまさに正統派の横綱相撲という勝ち方でしたからね。ネット上のコメントにもある通り、皆がハッピーになった上での三本締めですから、個人的にはいいんじゃないかなと」(同)

 スポーツでありながらも神事でもあるとされる相撲。そうした性質を持つ競技の中では、今回の白鵬のような行動が是非を問われてしまうことは避けられないのかもしれない。とはいえ、スポーツの側面で言えば、その戦歴からも唯一無二とも言える活躍を白鵬が見せていることに疑いの余地はないだろう。今後も、偉大な横綱としてその実力を発揮し続けて欲しいものである。

横綱・白鵬の“三本締め”が角界で波紋!“正統派の横綱相撲”を繰り広げ「みんなハッピーなら」擁護の声も……

 3月24日に行われた大相撲春場所の千秋楽で自身42回目の優勝を全勝で決めた白鵬。その白鵬が優勝後に行った振る舞いが物議を醸しているという。

 この日、白鵬は優勝後のインタビューの際に「私、大阪で初めてきて、入門も大阪で、そして平成最後(の優勝は)は大阪っていうのは、本当に嬉しいです」と縁ある大阪で平成最後となる優勝を飾れたことに対しての嬉しさを吐露。その後、昨年の10月に右膝の手術を行ったことに触れ、「病院の皆さん、部屋、親方はじめ、そして家族。本当の皆の支えがあってこの優勝があると思います」と、周囲への感謝を口にした。さらに、夏場所からは次の元号になることをインタビュアーに聞かれると「平成13年から入門し、平成に育ててもらいました。(中略)約9年前に、名古屋場所後に天皇陛下から手紙を頂いたことが、この平成の大きな思い出だと思います」と平成の思い出を語った。

 問題となったのはその後。白鵬が観客に「この後、支度部屋で後援者の皆様で万歳をやると思いますが、平成最後なんで、皆さんと三本で締めたいと思います。よろしいでしょうか?」と呼びかけ、「大相撲発展の祈念、そして記念しまして」と掛け声をかけた後に三本締めを行ったのだ。この白鵬が取った行動について、横綱審議委員会は25日に定例会合を開き、問題視する声明を発表。相撲協会の芝田山広報部長は、理事会で議論することを示唆するなど、角界で波紋が広がっている。

 この三本締めについて、ネット上では「オールドファンにしてみたら許せない行為」「祝ってもらう側が率先してやるもんじゃないだろ」「稀勢の里がずっと連勝していたとして、平成最後の場所だったとして……三本締めはしないだろうな」と、否定的な意見が多く噴出。しかし、「白鵬のこういうところも好きだな」「お客さん喜んでるんだし、いいんじゃないの」「今日の渾身の一番見てたら、何も言えんぞ」と白鵬を擁護する声もあり、賛否両論の状態となっている。

「白鵬は、2017年九州場所の優勝の際にも、同じように万歳三唱を行い、物議を醸したことがあります。あの時は当時横綱であった日馬富士の貴ノ岩に対する暴行問題に角界が揺れていた時期であった事や、白鵬もその当事者の一人であったことから、批判一色となりましたね。今回、賛否両論になっているというのは、そうしたネガティブな要素が少なかったという事が大きいんじゃないでしょうか」(スポーツライター) 

 また、今回の騒動で白鵬への注目が集まっているのは、千秋楽の取組の内容が関わっている部分もあるという。

「今回の千秋楽で白鵬は、鶴竜との横綱同士の対戦で1分以上にわたる白熱の取組を披露しました。近年の白鵬は、少し前に問題になったように立ち合いの変化やかち上げなど、横綱が行うにふさわしくないとされる取り組みも目立っていたんですね。特に2016年の春場所の千秋楽では、日馬富士相手に立ち合いの変化で勝ったことから大ブーイングを浴び、優勝後のインタビューで謝罪を行ったことなどが知られています。その点、今回の千秋楽の相撲はまさに正統派の横綱相撲という勝ち方でしたからね。ネット上のコメントにもある通り、皆がハッピーになった上での三本締めですから、個人的にはいいんじゃないかなと」(同)

 スポーツでありながらも神事でもあるとされる相撲。そうした性質を持つ競技の中では、今回の白鵬のような行動が是非を問われてしまうことは避けられないのかもしれない。とはいえ、スポーツの側面で言えば、その戦歴からも唯一無二とも言える活躍を白鵬が見せていることに疑いの余地はないだろう。今後も、偉大な横綱としてその実力を発揮し続けて欲しいものである。